JP2009238332A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009238332A
JP2009238332A JP2008084442A JP2008084442A JP2009238332A JP 2009238332 A JP2009238332 A JP 2009238332A JP 2008084442 A JP2008084442 A JP 2008084442A JP 2008084442 A JP2008084442 A JP 2008084442A JP 2009238332 A JP2009238332 A JP 2009238332A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
read
bit line
mos transistor
column
layer metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008084442A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Arai
浩二 新居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Technology Corp
Original Assignee
Renesas Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Technology Corp filed Critical Renesas Technology Corp
Priority to JP2008084442A priority Critical patent/JP2009238332A/ja
Priority to US12/403,715 priority patent/US7969811B2/en
Publication of JP2009238332A publication Critical patent/JP2009238332A/ja
Priority to US13/111,422 priority patent/US8305836B2/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
    • G11C11/40Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
    • G11C11/41Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming static cells with positive feedback, i.e. cells not needing refreshing or charge regeneration, e.g. bistable multivibrator or Schmitt trigger
    • G11C11/412Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming static cells with positive feedback, i.e. cells not needing refreshing or charge regeneration, e.g. bistable multivibrator or Schmitt trigger using field-effect transistors only
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/18Bit line organisation; Bit line lay-out
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C8/00Arrangements for selecting an address in a digital store
    • G11C8/06Address interface arrangements, e.g. address buffers
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C8/00Arrangements for selecting an address in a digital store
    • G11C8/10Decoders
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C8/00Arrangements for selecting an address in a digital store
    • G11C8/14Word line organisation; Word line lay-out
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C8/00Arrangements for selecting an address in a digital store
    • G11C8/16Multiple access memory array, e.g. addressing one storage element via at least two independent addressing line groups
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having at least one potential-jump barrier or surface barrier; including integrated passive circuit elements with at least one potential-jump barrier or surface barrier
    • H01L27/0203Particular design considerations for integrated circuits
    • H01L27/0207Geometrical layout of the components, e.g. computer aided design; custom LSI, semi-custom LSI, standard cell technique
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B10/00Static random access memory [SRAM] devices
    • H10B10/12Static random access memory [SRAM] devices comprising a MOSFET load element

Abstract

【課題】安定した読出しが可能で、かつ列方向に高集積化された半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】第1および第2の読出用ワード線RWL1(i),RWL2(i)は、隣接する2つの行を1組とし、各組ごとに設けられる。第1〜第4の読出用ビット線RBL1A(j),RBL1B(j),RBL2A(j),RBL2B(j)は、列ごとに設けられる。第1および第2の読出用ワード線RWL1(j),RWL2(j)の各々は、対応の組のメモリセルと接続する。第1および第3の読出用ビット線RBL1A(j),RBL2A(j)の各々は、対応の列のメモリセルのうち、各組の一方の行のメモリセルと接続する。第2および第4の読出用ビット線RBL1B(j),RBL2B(j)の各々は、対応の列のメモリセルのうち、各組の他方の行のメモリセルと接続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体記憶装置に関し、特に半導体記憶装置の高集積化技術に関する。
従来から、高集積化のためのSRAM(Static Random Access Memory)のレイアウト構造が提案されている(たとえば、特許文献1および特許文献2を参照)。これら特許文献1および特許文献2におけるSRAMセルは、6個のトランジスタからなるため、微細化に伴うトランジスタのばらつきにより、読出し時に、ハイレベルにプリチャージされたビット線を通じてメモリセルにデータが書込まれてしまうことがあり、安定して読出しができない場合がある。
これに対して、8個のトランジスタからなる2ポートSRAMセルが開示されている(たとえば、特許文献3および特許文献4を参照)。
特開平9−270468号公報 特開平10−178110号公報 特開2002−237539号公報 特開2002−043441号公報
しかしながら、特許文献3および特許文献4におけるSRAMセルは、ある程度は高集積化されているものの、十分であるとはいえない。特に列方向に高集積化されていないため、ビット線の長さが長くなり、メモリセルからのデータの読出しおよびメモリセルへのデータの書込みが低速で、かつ高電力を要する。また、特許文献3および特許文献4における8個のトランジスタからなるSRAMセルは、読出しの安定性も十分であるとはいえない。
それゆえに、本発明の目的は、安定した読出しが可能で、かつ列方向に高集積化された半導体記憶装置を提供することである。
本発明の一実施例の半導体記憶装置によれば、行列上に配置された複数のメモリセルを有するメモリセルアレイと、隣接する2つの行を1組とし、各組ごとに設けられる第1および第2の読出用ワード線と、列ごとに設けられる、第1〜第4の読出用ビット線とを備える。第1および第2の読出用ワード線の各々は、対応の組のメモリセルと接続する。第1および第3の読出用ビット線の各々は、対応の列のメモリセルのうち、各組の一方の行のメモリセルと接続する。第2および第4の読出用ビット線の各々は、対応の列のメモリセルのうち、各組の他方の行のメモリセルと接続する。
本発明の半導体記憶装置によれば、安定した読出しが可能で、かつ列方向に高集積化することができる。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
本発明の実施形態は、10個のトランジスタを含み、1個の書込用ポートおよび2個の読出用ポートを備え、メモリセルからのデータの読出前に、ビット線対をプリチャージするタイプの半導体記憶装置に関する。
図1は、第1の実施形態に係る半導体記憶装置の概略構成を表わすブロック図である。
図1を参照して、この半導体記憶装置は、書込用アドレスバッファ14と、第1読出用アドレスバッファ34と、第2読出用アドレスバッファ36と、書込用行デコーダ10と、第1読出用行デコーダ30と、第2読出用行デコーダ32と、書込用列デコーダ18と、第1読出用列デコーダ38と、第2読出用列デコーダ40と、入力回路24と、第1出力回路42と、第2出力回路44と、メモリセルアレイ82と、プリチャージ回路99を備える。
メモリセルアレイ82は、行列上に配置された複数個のSRAMセルを有する。行数をn、列数をmとし、書込ドライバWRおよびセンスアンプSAに最も近い行の番号を0とし、最も遠い行の番号を(n−1)とし、第1読出用行デコーダ30に最も近い列の番号を0とし、最も遠い行の番号を(m−1)としたときに、第i行第j列のSRAMセルをMC(i,j)と記すことにする。ここで、隣接する2つの行は、1組とする。すなわち、行の番号が0,1の2つの行を第0組、行の番号が2,3の2つの行を第1組とし、行の番号が(n−2),(n−1)の2つの行を第((n−2)/2)組とする。
第j列に対して、正相および逆相の書込用ビット線対WBL(j),/WBL(j)が設けられる。第j列のメモリセルMC(*,j)は、正相および逆相の書込用ビット線対WBL(j),/WBL(j)と接続する(*は0〜(n−1))。
第j列に対して、第1の読出用ビット線RBL1A(j)と、第2の読出用ビット線RBL1B(j)と、第3の読出用ビット線RBL2A(j)と、第4の読出用ビット線RBL2B(j)とが設けられる。偶数行の第j列のメモリセルMC(e,j)は、第1の読出用ビット線RBL1A(j)および第3の読出用ビット線RBL2A(j)と接続する(eは偶数)。奇数行の第j列のメモリセルMC(o,j)は、第2の読出用ビット線RBL1B(j)および第4の読出用ビット線RBL2B(j)と接続する(oは奇数)。
第i行に対して、書込用ワード線WWL(i)が設けられる。第i行のメモリセルMC(i,*)は、書込用ワード線WWL(i)と接続する(*は0〜(m−1))。
第i組に対して、第1の読出用ワード線RWL1(i)と、第2の読出用ワード線RWL2(i)が設けられる。第i組のメモリセルはMC(2×i,*),MC(2×i+1,*)は、第1の読出用ワード線RWL1(i)と、第2の読出用ワード線RWL2(i)と接続する(*は0〜(m−1))。
書込用アドレスバッファ14は、正相の書込イネーブル信号WEがアサートされている場合に、外部から入力される書込アドレスW_ADDのうち行を指定するアドレスの部分を書込用行デコーダ10に出力し、列を指定するアドレスの部分を書込用列デコーダ18に出力する。
第1読出用アドレスバッファ34は、逆相の書込イネーブル信号/WEがアサートされている場合に、外部から入力される第1読出アドレスR1_ADDのうちの行アドレスの組を指定するアドレスの部分(行アドレスの最下位ビットを除くビット)を第1読出用行デコーダ30に出力し、第1読出アドレスR1_ADDのうちの行アドレスの組内の行を指定するアドレスの部分(行アドレスの最下位ビットR1[0])を第1セレクタMUX1へ出力し、第1読出アドレスR1_ADDのうち列を指定するアドレスの部分を第1読出用列デコーダ38に出力する。
第2読出用アドレスバッファ36は、逆相の書込イネーブル信号/WEがアサートされている場合に、外部から入力される第2読出アドレスR2_ADDのうちの行アドレスの組を指定するアドレスの部分(行アドレスの最下位ビットを除くビット)を第2読出用行デコーダ32に出力し、第2読出アドレスR2_ADDのうちの行アドレスの組内の行を指定するアドレスの部分(行アドレスの最下位ビットR2[0])を第2セレクタMUX2へ出力し、第2読出アドレスR2_ADDのうち列を指定するアドレスの部分を第2読出用列デコーダ40に出力する。
書込用行デコーダ10は、書込用アドレスバッファ14からの書込アドレスW_ADDのうちの行アドレスに従って、書込用ワード線WWL(i)(i=0〜(n−1))のいずれか1つを活性化する。
第1読出用行デコーダ30は、第1読出用アドレスバッファ34からの第1読出アドレスR1_ADDのうちの行アドレスの組を指定するアドレスに従って、第1の読出用ワード線RWL1(i)(i=0〜((n−2)/2)のいずれか1つを活性化する。
第2読出用行デコーダ32は、第2読出用アドレスバッファ36からの第2読出アドレスR2_ADDのうちの行アドレスの組を指定するアドレスに従って、第2の読出用ワード線RWL2(i)(i=0〜((n−2)/2)のいずれか1つを活性化する。
書込用列デコーダ18は、書込用アドレスバッファ14からの書込アドレスW_ADDのうちの列アドレスに従って、列を選択して、選択した列の書込ドライバWRを入力回路24に選択させる。
第1読出用列デコーダ38は、第1読出用アドレスバッファ34からの第1読出アドレスR1_ADDのうちの列アドレスに従って、列を選択して、第1出力回路42に対して、選択した列の第1センスアンプSA1の出力信号を選択させる。
第2読出用列デコーダ40は、第2読出用アドレスバッファ36からの第2読出アドレスR2_ADDのうちの列アドレスに従って、列を選択して、第2出力回路44に対して、選択した列の第2センスアンプSA2の出力信号を選択させる。
第j列に対して、第1セレクタMUX1(j)が設けられる。第1セレクタMUX1(j)には、第1の読出用ビット線RBL1A(j)と第2の読出用ビット線RBL1B(j)とが接続する。第1セレクタMUX1(j)は、第1読出用アドレスバッファ34からの第1読出アドレスR1_ADDのうちの行アドレスの組内の行を指定するアドレスR1[0]に従って、接続されている第1の読出用ビット線RBL1A(j)と第2の読出用ビット線RBL1B(j)のいずれか1つを選択し、選択したビット線の信号を第1センスアンプSA1(j)へ出力する。また、第j列に対して、第2セレクタMUX2(j)が設けられる。第2セレクタMUX2(j)には、第3の読出用ビット線RBL2A(j)と第4の読出用ビット線RBL2B(j)とが接続する。第2セレクタMUX2(j)は、第2読出用アドレスバッファ36からの第2読出アドレスR2_ADDのうちの行アドレスの組内の行を指定するアドレスR2[0]に従って、接続されている第3の読出用ビット線RBL2A(j)と第4の読出用ビット線RBL2B(j)のいずれか1つを選択し、選択したビット線の信号を第2センスアンプSA2(j)へ出力する。
第j列に対して、第1センスアンプSA1(j)が設けられる。第1センスアンプSA1(j)は、第1セレクタMUX1(j)から送られるデータを増幅して、第1出力回路42へ送る。また、第j列に対して、第2センスアンプSA2(j)が設けられる。第2センスアンプSA2(j)は、第2セレクタMUX2(j)から送られるデータを増幅して、第2出力回路44へ送る。
第j列に対して、書込ドライバWR(j)が設けられる。書込ドライバWR(j)は、入力回路24から書込データを受けて、接続される正相の書込用ビット線WBL(j)へ書込データに応じたハイまたはロウレベルのデータを出力し、接続される逆相の書込用ビット線/WBL(j)へ書込データに応じたハイまたはロウレベルの反転データを出力する。
入力回路24は、外部から入力された書込データDIを書込用列デコーダ18で指定される列の書込ドライバWRへ出力する。
第1出力回路42は、m個の列の第1センスアンプSA1からのデータを受けて、第1読出用列デコーダ38で指定される列の第1センスアンプSA1からのデータを選択して、外部へ第1読出データDO1として出力する。
第2出力回路44は、m個の列の第2センスアンプSA2からのデータを受けて、第2読出用列デコーダ40で指定される列の第2センスアンプSA2からのデータを選択して、外部へ第2読出データDO2として出力する。
プリチャージ回路99は、メモリセルMCからのデータの読出前に、第1の読出用ビット線RBL1A(j)と第2の読出用ビット線RBL1B(j)と第3の読出用ビット線RBL2A(j)と第4の読出用ビット線RBL2B(j)(j=0〜(m−1)のすべて)とをハイレベルにプリチャージする。
(メモリセルの構成)
図2は、図1におけるメモリセルMC(0,0)の構成を示した回路図である。
図2を参照して、メモリセルMC(0,0)は、PチャネルMOSトランジスタP00,P01と、NチャネルMOSトランジスタN00,N01,N02,N03,N04,N05,N06,N07とを含む。
メモリセルMC(0,0)は、行方向に沿って延在する書込用ワード線WWL(0)、第1の読出用ワード線RWL1(0)、第2の読出用ワード線RWL2(0)と接続する。また、メモリセルMC(0,0)は、列方向に沿って延在する書込用ビット線対WBL(0),/WBL(0)、第1の読出用ビット線RBL1A(0)、第3の読出用ビット線RBL2A(0)と接続する。
PチャネルMOSトランジスタP00は、電源ノードVDDと記憶ノードB0との間に接続されゲートが記憶ノードA0に接続される。NチャネルMOSトランジスタN00は、記憶ノードB0と接地ノードVSSとの間に接続されゲートが記憶ノードA0に接続される。PチャネルMOSトランジスタP00とNチャネルMOSトランジスタN00は、第1のCMOSインバータを構成する。
PチャネルMOSトランジスタP01は、電源ノードVDDと記憶ノードA0との間に接続されゲートが記憶ノードB0に接続される。NチャネルMOSトランジスタN01は、記憶ノードA0と接地ノードVSSとの間に接続されゲートが記憶ノードB0に接続される。PチャネルMOSトランジスタP01とNチャネルMOSトランジスタN01は、第2のCMOSインバータを構成する。
第1のCMOSインバータの入力である記憶ノードB0と、第2のCMOSインバータの出力とが接続する。第2のCMOSインバータの入力である記憶ノードA0と、第1のCMOSインバータの出力とが接続する。
NチャネルMOSトランジスタN02は、記憶ノードB0と正相の書込用ビット線WBL(0)との間に接続されゲートに書込用ワード線WWL(0)が接続される。NチャネルMOSトランジスタN03は、記憶ノードA0と逆相の書込用ビット線/WBL(0)との間に接続されゲートに書込用ワード線WWL(0)が接続される。
NチャネルMOSトランジスタN04およびN05は、接地ノードVSSと第1の読出用ビット線RBL1A(0)との間に直列に接続され、ゲートにそれぞれ記憶ノードA0、第1の読出用ワード線RWL1(0)が接続される。NチャネルMOSトランジスタN06およびN07は、接地ノードVSSと第3の読出用ビット線RBL2A(0)との間に直列に接続され、ゲートにそれぞれ記憶ノードA0、第2の読出用ワード線RWL2(0)とが接続される。
第1の読出用ワード線RWL1(0)がハイレベルに活性化されると、NチャネルMOSトランジスタN05がオンとなる。記憶ノードA0がハイレベルのときには、NチャネルMOSトランジスタN05がオンであり、第1の読出用ビット線RBL1A(0)に接地電位(ロウレベルの電位)が送られる。一方、記憶ノードA0がロウレベルのときには、NチャネルMOSトランジスタN05がオフであり、第1の読出用ビット線RBL1A(0)はプリチャージされたハイレベルを維持する。これによって、第1の読出用ビット線RBL1A(0)にメモリセルMC(0,0)に記憶されたデータが読出される。
同様に、第2の読出用ワード線RWL2(0)がハイレベルに活性化されると、NチャネルMOSトランジスタN07がオンとなる。記憶ノードA0がハイレベルのときには、NチャネルMOSトランジスタN07がオンであり、第3の読出用ビット線RBL2A(0)に接地電位(ロウレベルの電位)が送られる。一方、記憶ノードA0がロウレベルのときには、NチャネルMOSトランジスタN07がオフであり、第3の読出用ビット線RBL2A(0)はプリチャージされたハイレベルを維持する。これによって、第3の読出用ビット線RBL2A(0)にメモリセルMC(0,0)に記憶されたデータが読出される。
なお図1における他のメモリセルは、対応する第1の読出用ワード線、第2の読出用ワード線、書込用ワード線、書込用ビット線対、第1の読出用ビット線、第2の読出用ビット線、第3の読出用ビット線、第4の読出用ビット線が接続される点が異なるが内部の回路構成は同様であるので説明は繰返さない。
(メモリセルの実装例−下層レイヤ)
図3は、第1の実施形態におけるメモリセルアレイのウェル、拡散領域、ポリシリコン、コンタクトホール、第1層金属配線、および第1ビアホールを含む下層のレイヤの配置を示した平面図である。
図3に示されるように、メモリセル2ビット分、すなわちメモリセルMC(0,0)とこれにY方向(列方向)に隣接するメモリセルMC(1,0)が示されている。なお、図3においてコンタクトホールCT、多結晶シリコン(ポリシリコン)PO、拡散領域DFの一つを代表として符号を付してある。
メモリセルMC(0,0)およびMC(1,0)では、X方向中央部分にNウェルNW101が形成され、その内部にPチャネルMOSトランジスタが形成される。そのNウェルNW101の両側にはPウェルPW101,PW102が配置され、PウェルPW101,PW102の内部にはNチャネルMOSトランジスタが形成される。ここで、ウェルNW101,PW101,PW102は同じ列内の他のすべてのメモリセルのウェルと連続する。つまり、ウェルNW101,PW101,PW102は、ビット線と同様に、Y軸方向に延在する。
より詳細に説明すると、半導体基板の表面に、メモリセルMC(0,0)、MC(1,0)に対して1つのNウェルNW101とそのNウェルNW101を挟む2つのPウェルPW101,PW102が形成されている。また、メモリセルMC(0,0)とメモリセルMC(1,0)とは、メモリセル境界BDERに対して略対称に配置されている。
(メモリセルMC(0,0)について)
以下では、メモリセルMC(0,0)内の配置について説明する。
PチャネルMOSトランジスタP00,P01はNウェルNW101内に形成されている。またNチャネルMOSトランジスタN01,N03はPウェルPW101内に形成されており、NチャネルMOSトランジスタN00,N02,N04,N05,N06,N07はPウェルPW102内に配置されている。
PチャネルMOSトランジスタP00は、1対のP型拡散領域FL106,FL107よりなるソースおよびドレインとこれらの間に配置されるポリシリコンで形成されたゲートとを有している。P型拡散領域FL107は、コンタクトホールCT、第1層金属配線MA106、および第1ビアホールVA105を介して上層レイヤに電気的に接続され、上層レイヤにおいて電源線VDDに電気的に接続される。P型拡散領域FL106は、コンタクトホールCT、第1層金属配線MA107、およびコンタクトホールCTを介してN型拡散領域FL109に電気的に接続される。また、PチャネルMOSトランジスタP00のゲートは、NチャネルMOSトランジスタN00,N06,N04のゲートと共通するポリシリコンPOで形成される。このポリシリコンPOは、コンタクトホールCTを介してP型拡散領域FL105と電気的に接続し、さらに、第1層金属配線MA103とコンタクトホールCTを介してN型拡散領域FL102に電気的に接続される。
PチャネルMOSトランジスタP01は、1対のP型拡散領域FL104,FL105よりなるソースおよびドレインとこれらの間に配置されるポリシリコンで形成されたゲートとを有している。P型拡散領域FL104は、コンタクトホールCT、第1層金属配線MA105、および第1ビアホールVA104を介して上層レイヤに電気的に接続され、上層レイヤにおいて電源線VDDに電気的に接続される。P型拡散領域FL105は、コンタクトホールCT、第1層金属配線MA103、およびコンタクトホールCTを介してN型拡散領域FL102に電気的に接続される。PチャネルMOSトランジスタP01のゲートは、NチャネルMOSトランジスタN01と共通するポリシリコンPOで形成される。このポリシリコンPOは、コンタクトホールCT、第1層金属配線MA107、コンタクトホールCTを介してN型拡散領域FL109に電気的に接続する。
NチャネルMOSトランジスタN00は、1対のN型拡散領域FL109,FL110よりなるソースおよびドレインとこれらの間に配置されるポリシリコンで形成されたゲートとを有している。N型拡散領域FL110は、コンタクトホールCT、第1層金属配線MA109、および第1ビアホールVA107を介して上層レイヤに電気的に接続され、上層レイヤにおいて接地線VSSに電気的に接続される。
NチャネルMOSトランジスタN01は、1対のN型拡散領域FL101,FL102よりなるソースおよびドレインとこれらの間に配置されるポリシリコンで形成されたゲートとを有している。N型拡散領域FL101は、コンタクトホールCT、第1層金属配線MA104、および第1ビアホールVA102を介して上層レイヤに電気的に接続され、上層レイヤにおいて接地線VSSに電気的に接続される。
NチャネルMOSトランジスタN02は、1対のN型拡散領域FL108,FL109よりなるソースおよびドレインとこれらの間に配置されるポリシリコンで形成されたゲートとを有している。N型拡散領域FL108は、コンタクトホールCT、第1層金属配線MA108、および第1ビアホールVA106を介して上層レイヤに電気的に接続され、上層レイヤにおいて書込用ビット線WBL(0)に電気的に接続される。
NチャネルMOSトランジスタN03は、1対のN型拡散領域FL102,FL103よりなるソースおよびドレインとこれらの間に配置されるポリシリコンで形成されたゲートとを有している。N型拡散領域FL103は、コンタクトホールCT、第1層金属配線MA102、および第1ビアホールVA103を介して上層レイヤに電気的に接続され、上層レイヤにおいて書込用ビット線/WBL(0)に電気的に接続される。また、NチャネルMOSトランジスタN03のゲートを形成するポリシリコンは、コンタクトホールCT、第1層金属配線MA101および第1ビアホールVA101を介して上層レイヤに電気的に接続され、上層レイヤにおいて書込用ワード線WWL(0)に電気的に接続する。
NチャネルMOSトランジスタN04は、1対のN型拡散領域FL115,FL116よりなるソースおよびドレインとこれらの間に配置されるポリシリコンで形成されたゲートとを有している。N型拡散領域FL116は、コンタクトホールCT、第1層金属配線MA109、および第1ビアホールVA107を介して上層レイヤに電気的に接続され、上層レイヤにおいて接地線VSSに電気的に接続される。
NチャネルMOSトランジスタN05は、1対のN型拡散領域FL114,FL115よりなるソースおよびドレインとこれらの間に配置されるポリシリコンで形成されたゲートとを有している。N型拡散領域FL114は、コンタクトホールCT、第1層金属配線MA113、および第1ビアホールVA111を介して上層レイヤに電気的に接続され、上層レイヤにおいて第1の読出用ビット線RBL1A(0)に電気的に接続される。NチャネルMOSトランジスタN05のゲートは、コンタクトホールCT、第1層金属配線MA114、および第1ビアホールVA112を介して、上層レイヤに電気的に接続され、上層レイヤにおいて、第1の読出用ワード線RWL1(0)に電気的に接続される。
NチャネルMOSトランジスタN06は、1対のN型拡散領域FL112,FL113よりなるソースおよびドレインとこれらの間に配置されるポリシリコンで形成されたゲートとを有している。N型拡散領域FL113は、コンタクトホールCT、第1層金属配線MA109、および第1ビアホールVA107を介して上層レイヤに電気的に接続され、上層レイヤにおいて接地線VSSに電気的に接続される。
NチャネルMOSトランジスタN07は、1対のN型拡散領域FL111,FL112よりなるソースおよびドレインとこれらの間に配置されるポリシリコンで形成されたゲートとを有している。N型拡散領域FL111は、コンタクトホールCT、第1層金属配線MA112、および第1ビアホールVA110を介して上層レイヤに電気的に接続され、上層レイヤにおいて第3の読出用ビット線RBL2A(0)に電気的に接続される。NチャネルMOSトランジスタN07のゲートは、コンタクトホールCT、第1層金属配線MA111、および第1ビアホールVA109を介して、上層レイヤに電気的に接続され、上層レイヤにおいて、第2の読出用ワード線RWL2(0)に電気的に接続される。
(メモリセルMC(1,0)について)
メモリセルMC(1,0)は、メモリセルMC(0,0)に対して、基本的にメモリセル境界BDERに対して対称に配置されている。しかし、メモリセルMC(0,0)が、第1の読出用ビット線RBL1A(0)および第3の読出用ビット線RBL2A(0)と接続するのに対して、メモリセルMC(1,0)が、第2の読出用ビット線RBL1B(0)および第4の読出用ビット線RBL2B(0)と接続することから、以下の点で、メモリセルMC(1,0)は、メモリセルMC(0,0)と相違する。
NチャネルMOSトランジスタN05を形成するN型拡散領域FL114は、コンタクトホールCT、第1層金属配線MA116、および第1ビアホールVA114を介して上層レイヤに電気的に接続され、上層レイヤにおいて第2の読出用ビット線RBL1B(0)に電気的に接続される。また、第1層金属配線MA116には、第1の読出用ビット線RBL1A(0)に電気的に接続するための第1ビアホールが存在しない。
NチャネルMOSトランジスタN07を形成するN型拡散領域FL111は、コンタクトホールCT、第1層金属配線MA115、および第1ビアホールVA113を介して上層レイヤに電気的に接続され、上層レイヤにおいて第4の読出用ビット線RBL2B(0)に電気的に接続される。また、第1層金属配線MA115には、第1の読出用ビット線RBL1A(0)に電気的に接続するための第1ビアホールが存在しない。
なお、図3において、メモリセル境界BDERに跨って配置される拡散領域、コンタクトホール、第1層金属配線、第1ビアホールは、メモリセルMC(0,0)およびメモリセルMC(1,0)において共有されている。
(メモリセルの実装例−上層レイヤ)
図4は、第1の実施形態における第1ビアホール、第2層金属配線、第2ビアホール、および第3層金属配線を含む上層のレイヤの配置を示した平面図である。
図4に示されるように、メモリセル2ビット分、すなわちメモリセルMC(0,0)とこれにY方向に隣接するメモリセルMC(1,0)が示されている。なお、図4において、第2ビアホールVBが代表的な部分に符号が付されている。
メモリセルMC(0,0)およびMC(1,0)では、Y軸方向に沿って第2層金属配線が配置されており、X軸方向に沿って第3層金属配線が配置されている。第2層金属配線と、その下層にある図3に示した第1層金属配線とは、第1ビアホールVAを介して電気的に接続する。第2層金属配線と、その上層にある第3層金属配線とは第2ビアホールVBを介して接続する。第2層金属配線のうちのいくつかのものは、同じ列内の他のすべてのメモリセルと連続しY軸方向に延在し、他のいくつかのものは、1つのメモリセルまたはY方向で隣接する2つのメモリセル内に限定して存在し、同じ列内の他のメモリセルの第2層金属配線と分断されている。第3層金属配線は、同じ行内の他のすべてのメモリセルと連続し、X軸方向に延在する。
第2層金属配線MB101(0および1),MB102,MB103,MB104,MB105,MB106,MB107(0および1),MB108,MB109,MB110,MB111,MB112がX軸の正方向に向かって順番に配置される。
また、メモリセルMC(0,0)内で、第3層金属配線MC101、MC102がY軸方向の下から順番に配置され、メモリセルMC(1,0)内で、第3層金属配線MC103、MC104がY軸の正方向へ向かって順番に配置される。
第3層金属配線MC101は、X軸方向に延在する書込用ワード線WWL(0)である。第3層金属配線MC102は、X軸方向に延在する第1の読出用ワード線RWL1(0)である。第3層金属配線MC103は、X軸方向に延在する書込用ワード線WWL(1)である。第3層金属配線MC104は、X軸方向に延在する第2の読出用ワード線RWL2(0)である。
第2層金属配線MB102は、Y軸方向に延在する接地線VSSである。第2層金属配線MB102は、メモリセルMC(0,0)内で、第1ビアホールVA102を介して下層のレイヤに電気的に接続し、下層のレイヤにおいて図3の第1層金属配線MA104と電気的に接続する。第2層金属配線MB102は、メモリセルMC(1,0)内でも、同様に、第1ビアホールVA102とメモリセル境界BDERを介して対象な位置にある第1ビアホールを介して下層のレイヤに電気的に接続する。これにより、接地線VSSが、NチャネルMOSトランジスタN01を構成する拡散領域FL101に電気的に接続する。
第2層金属配線MB103は、Y軸方向に延在する書込用ビット線/WBL(0)である。第2層金属配線MB103は、メモリセル境界BDERを跨いで配置される第1ビアホールVA103を介して下層のレイヤに電気的に接続し、下層のレイヤにおいて図3の第1層金属配線MA102と電気的に接続する。これにより、書込用ビット線/WBL(0)が、NチャネルMOSトランジスタN03を構成する拡散領域FL103に電気的に接続する。
第2層金属配線MB104は、Y軸方向に延在する電源線VDDである。第2層金属配線MB104は、メモリセルMC(0,0)内で、第1ビアホールVA104を介して下層のレイヤに電気的に接続し、下層のレイヤにおいて図3の第1層金属配線MA105と電気的に接続する。第2層金属配線MB104は、メモリセルMC(1,0)内でも、同様に、第1ビアホールVA104とメモリセル境界BDERを介して対象な位置にある第1ビアホールを介して下層のレイヤに電気的に接続する。また、第2層金属配線MB104は、メモリセル境界BDERを跨いで配置される第1ビアホールVA105を介して下層のレイヤに電気的に接続し、下層のレイヤにおいて図3の第1層金属配線MA106と電気的に接続する。これにより、電源線VDDが、PチャネルMOSトランジスタP01を構成する拡散領域FL104およびPチャネルMOSトランジスタP00を構成する拡散領域FL107と接続する。
第2層金属配線MB105は、Y軸方向に延在する書込用ビット線WBL(0)である。第2層金属配線MB105は、第メモリセルMC(0,0)内で、第1ビアホールVA106を介して下層のレイヤに電気的に接続し、下層のレイヤにおいて図3の第1層金属配線MA108と電気的に接続する。また、第2層金属配線MB105は、メモリセルMC(1,0)内でも、同様に、第1ビアホールVA106とメモリセル境界BDERを介して対象な位置にある第1ビアホールを介して下層のレイヤに電気的に接続する。これにより、書込用ビット線WBL(0)が、NチャネルMOSトランジスタN02を構成する拡散領域FL108に電気的に接続する。
第2層金属配線MB106は、Y軸方向に延在する接地線VSSである。第2層金属配線MB106は、メモリセル境界BDERを跨いで配置される第1ビアホールVA107を介して下層のレイヤに電気的に接続し、下層のレイヤにおいて図3の第1層金属配線MA109と電気的に接続する。これにより、接地線VSSが、NチャネルMOSトランジスタN00を構成する拡散領域FL110に電気的に接続する。
第2層金属配線MB109は、Y軸方向に延在する第4の読出用ビット線RBL2B(0)である。第2層金属配線MB109は、メモリセルMC(1,0)内で、第1ビアホールVA113を介して下層のレイヤに電気的に接続し、下層のレイヤにおいて図3の第1層金属配線MA115と電気的に接続する。これにより、第4の読出用ビット線RBL2B(0)が、メモリセルMC(1,0)内のNチャネルMOSトランジスタN07を構成する拡散領域FL111に電気的に接続する。
第2層金属配線MB110は、Y軸方向に延在する第3の読出用ビット線RBL2A(0)である。第2層金属配線MB110は、メモリセルMC(0,0)内で、第1ビアホールVA110を介して下層のレイヤに電気的に接続し、下層のレイヤにおいて図3の第1層金属配線MA112と電気的に接続する。これにより、第3の読出用ビット線RBL2A(0)が、メモリセルMC(0,0)内のNチャネルMOSトランジスタN07を構成する拡散領域FL111に電気的に接続する。
第2層金属配線MB111は、Y軸方向に延在する第2の読出用ビット線RBL1B(0)である。第2層金属配線MB111は、メモリセルMC(1,0)内で、第1ビアホールVA114を介して下層のレイヤに電気的に接続し、下層のレイヤにおいて図3の第1層金属配線MA116と電気的に接続する。これにより、第2の読出用ビット線RBL1B(0)が、メモリセルMC(1,0)内のNチャネルMOSトランジスタN05を構成する拡散領域FL114に電気的に接続する。
第2層金属配線MB112は、Y軸方向に延在する第1の読出用ビット線RBL1A(0)である。第2層金属配線MB112は、メモリセルMC(0,0)内で、第1ビアホールVA111を介して下層のレイヤに電気的に接続し、下層のレイヤにおいて図3の第1層金属配線MA113と電気的に接続する。これにより、第1の読出用ビット線RBL1A(0)が、メモリセルMC(0,0)内のNチャネルMOSトランジスタN05を構成する拡散領域FL114に電気的に接続する。
第2層金属配線MB101(0)は、メモリセルMC(0,0)内でのみ存在する。第2層金属配線MB101(0)は、第1ビアホールVA101を介して下層のレイヤに電気的に接続し、下層のレイヤにおいて図3の第1層金属配線MA101と電気的に接続する。また、第2層金属配線MB101(0)は、第2ビアホールVBを介して書込用ワード線WWL(0)である第3層金属配線MC101と電気的に接続する。第2層金属配線MB101(0)によって、書込用ワード線WWL(0)とNチャネルMOSトランジスタN03のポリシリコンゲートとが電気的に接続する。第2層金属配線MB101(1)は、メモリセルMC(1,0)内でのみ存在し、第2層金属配線MB101(0)と同様の機能を有する。
第2層金属配線MB107(0)は、メモリセルMC(0,0)内でのみ存在する。第2層金属配線MB107(0)は、第1ビアホールVA108を介して下層のレイヤに電気的に接続し、下層のレイヤにおいて図3の第1層金属配線MA110と電気的に接続する。また、第2層金属配線MB107(0)は、第2ビアホールVBを介して書込用ワード線WWL(0)である第3層金属配線MC101と電気的に接続する。第2層金属配線MB107(0)によって、書込用ワード線WWL(0)とNチャネルMOSトランジスタN02のポリシリコンとが電気的に接続する。第2層金属配線MB107(1)は、メモリセルMC(1,0)内でのみ存在し、第2層金属配線MB107(0)と同様の機能を有する。
第2層金属配線MB108は、メモリセルMC(0,0)およびY方向に隣接するMC(1,0)内でのみ存在する。第2層金属配線MB108は、メモリセルMC(0,0)内で、第1ビアホールVA109を介して下層のレイヤに電気的に接続し、下層のレイヤにおいて図3の第1層金属配線MA111と電気的に接続する。また、第2層金属配線MB108は、メモリセルMC(1,0)内でも、同様に、第1ビアホールVA109とメモリセル境界BDERを介して対象な位置にある第1ビアホールを介して下層のレイヤに電気的に接続する。また、第2層金属配線MB108は、メモリセルMC(1,0)内の第2ビアホールVBを介して第2の読出用ワード線RWL2(0)である第3層金属配線MC104と電気的に接続する。第2層金属配線MB108によって、メモリセルMC(0,0)およびメモリセルMC(1,0)内のNチャネルMOSトランジスタN07のポリシリコンゲートが、第2の読出用ワード線RWL2(0)に共通に電気的に接続される。
第2層金属配線MB113は、メモリセルMC(0,0)およびY方向に隣接するMC(1,0)内でのみ存在する。第2層金属配線MB113は、メモリセルMC(0,0)内で、第1ビアホールVA112を介して下層のレイヤに電気的に接続し、下層のレイヤにおいて図3の第1層金属配線MA114と電気的に接続する。また、第2層金属配線MB113は、メモリセルMC(1,0)内でも、同様に、第1ビアホールVA112とメモリセル境界BDERを介して対象な位置にある第1ビアホールを介して下層のレイヤに電気的に接続する。また、第2層金属配線MB113は、メモリセルMC(0,0)内の第2ビアホールVBを介して第1の読出用ワード線RWL1(0)である第3層金属配線MC102と電気的に接続する。第2層金属配線MB113によって、メモリセルMC(0,0)およびメモリセルMC(1,0)内のNチャネルMOSトランジスタN05のポリシリコンゲートが、第1の読出用ワード線RWL1(0)に共通に電気的に接続される。
(本発明の実施形態のメモリセルのレイアウトの特徴)
次に、本発明の実施形態のメモリセルのレイアウトの特徴について説明する。
(1) メモリセルのレイアウトが横長となり、ビット線の長さを短くできるので、メモリセルからのデータの読出しおよびメモリセルへのデータの書込みを高速かつ低電力で行なうことができる。
(2) メモリセルのすべてのトランジスタのゲートの向きが同一であり、トランジスタN03,P00,N00,N06,N04が一直線上に並び、トランジスタN01,P01,N02,N07,N05が一直線上に並んでいるため、リソグラフィーが容易となり、製造ばらつきを防止することができる。
(3) 上下に隣接するメモリセルで、第1の読出用ワード線RWL1と第2の読出用ワード線RWL2とを共有し、かつ上下に隣接するメモリセルの偶数行のメモリセルは、第1の読出用ビット線RBL1Aおよび第3の読出用ビット線RBL2Aと接続し、奇数行のメモリセルは、第2の読出用ビット線RBL1Bおよび第4の読出用ビット線RBL2Bと接続する。これにより、ワード線方向(X軸方向、行方向)の配線数を減らすことができ、ビット線方向(Y軸方向、列方向)の長さを小さくすることができる。また、ビット線方向の長さを一定とした場合には、配線ピッチを広くとることができるので、ワード線間のカップリングノイズを低減できる。
(4) 書込用ビット線WBLまたは/WBLと、読出用ビット線RBL1A、RBL1B、RBL2AまたはRBL2Bの間に接地線VSSが同じ配線層で配線されているので、これらの間にシールドが形成され、カップリングノイズを低減できる。
[第2の実施形態]
本発明の実施形態は、10個のトランジスタを含み、1個の書込用ポートおよび1個の読出用ポートを備え、メモリセルからのデータの読出前にビット線対をプリチャージしないタイプの半導体記憶装置に関する。
図5は、第2の実施形態に係る半導体記憶装置の概略構成を表わすブロック図である。
図5を参照して、この半導体記憶装置は、書込用アドレスバッファ14と、読出用アドレスバッファ16と、書込用行デコーダ10と、読出用行デコーダ12と、書込用列デコーダ18と、読出用列デコーダ20と、入力回路24と、出力回路22と、メモリセルアレイ84を備える。
メモリセルアレイ84は、行列上に配置された複数個のSRAMセルを有する。行数をn、列数をmとし、書込ドライバおよびセンスアンプに最も近い行の番号を0とし、最も遠い行の番号を(n−1)とし、読出用行デコーダ12に最も近い列の番号を0とし、最も遠い行の番号を(m−1)としたときに、第i行第j列のSRAMセルをMC(i,j)と記すことにする。ここで、隣接する2つの行は、1組とする。すなわち、行の番号が0,1の2つの行を第0組、行の番号が2,3の2つの行を第1組とし、行の番号が(n−2),(n−1)の2つの行を第((n−2)/2)組とする。
第j列に対して、正相および逆相の書込用ビット線対WBL(j),/WBL(j)が設けられる。第j列のメモリセルMC(*,j)は、正相および逆相の書込用ビット線対WBL(j),/WBL(j)と接続する(*は0〜(n−1))。
第j列に対して、第1の読出用ビット線RBLA(j)と、第2の読出用ビット線RBLB(j)とが設けられる。偶数行の第j列のメモリセルMC(e,j)は、第1の読出用ビット線RBLA(j)と接続する(eは偶数)。奇数行の第j列のメモリセルMC(o,j)は、第2の読出用ビット線RBLB(j)と接続する(oは奇数)。
第i行に対して、書込用ワード線WWL(i)が設けられる。第i行のメモリセルMC(i,*)は、書込用ワード線WWL(i)と接続する(*は0〜(m−1))。
第i組に対して、正相および逆相の読出用ワード線RWL(i),/RWL(i)が設けられる。第i組のメモリセルはMC(2×i,*),MC(2×i+1,*)は、正相および逆相の読出用ワード線RWL(i),/RWL(i)と接続する(*は0〜(m−1))。
書込用アドレスバッファ14は、正相の書込イネーブル信号WEがアサートされている場合に、外部から入力される書込アドレスW_ADDのうち行を指定するアドレスの部分を書込用行デコーダ10に出力し、列を指定するアドレスの部分を書込用列デコーダ18に出力する。
読出用アドレスバッファ16は、逆相の書込イネーブル信号/WEがアサートされている場合に、外部から入力される読出アドレスR_ADDのうちの行アドレスの組を指定するアドレスの部分(行アドレスの最下位ビットを除くビット)を読出用行デコーダ12に出力し、読出アドレスR_ADDのうちの行アドレスの組内の行を指定するアドレスの部分(行アドレスの最下位ビットR[0])をセレクタMUXへ出力し、読出アドレスR_ADDのうち列を指定するアドレスの部分を読出用列デコーダ20に出力する。
書込用行デコーダ10は、書込用アドレスバッファ14からの書込アドレスW_ADDのうちの行アドレスに従って、書込用ワード線WWL(i)(i=0〜(n−1))のいずれか1つを活性化する。
読出用行デコーダ12は、読出用アドレスバッファ16からの読出アドレスR_ADDのうちの行アドレスの組を指定するアドレスに従って、正相の読出用ワード線RWL(i)(i=0〜((n−2)/2)のいずれか1つを活性化し、それと逆相の読出用ワード線/RWL(i)を非活性化する。
書込用列デコーダ18は、書込用アドレスバッファ14からの書込アドレスW_ADDのうちの列アドレスに従って、列を選択して、選択した列の書込ドライバWRを入力回路24に選択させる。
読出用列デコーダ20は、読出用アドレスバッファ16からの読出アドレスR_ADDのうちの列アドレスに従って、列を選択して、選択した列のセレクタMUXの出力信号を出力回路22に選択させる。
第j列に対して、セレクタMUX(j)が設けられる。セレクタMUX(j)には、第1の読出用ビット線RBLA(j)と第2の読出用ビット線RBLB(j)とが接続する。セレクタMUX(j)は、読出用アドレスバッファ16からの読出アドレスR_ADDのうちの行アドレスの組内の行を指定するアドレスR[0]に従って、接続されている第1の読出用ビット線RBLA(j)と第2の読出用ビット線RBLB(j)のいずれか1つを選択し、選択したビット線の信号をセンスアンプSA(j)へ出力する。
第j列に対して、センスアンプSA(j)が設けられる。センスアンプSA(j)は、セレクタMUX(j)から送られるデータを増幅して、出力回路22へ送る。
第j列に対して、書込ドライバWR(j)が設けられる。書込ドライバWR(j)は、入力回路24から書込データを受けて、接続される正相の書込用ビット線WBL(j)へ書込データに応じたハイまたはロウレベルのデータを出力し、接続される逆相の書込用ビット線/WBL(j)へ書込データに応じたハイまたはロウレベルの反転データを出力する。
入力回路24は、外部から入力された書込データDIを書込用列デコーダ18で指定される列の書込ドライバWRへ出力する。
出力回路22は、m個の列のセンスアンプSAからのデータを受けて、読出用列デコーダ20で指定される列のセンスアンプSAからのデータを選択して、外部へ読出データDOとして出力する。
(メモリセルの構成)
図6は、図5におけるメモリセルMC(0,0)の構成を示した回路図である。
図6を参照して、メモリセルMC(0,0)は、PチャネルMOSトランジスタP10,P11,P12,P13と、NチャネルMOSトランジスタN10,N11,N12,N13,N14,N15とを含む。
また、メモリセルMC(0,0)は、行方向に沿って延在する書込用ワード線WWL(0)、読出用ワード線対RWL(0),/RWL(0)と接続する。また、メモリセルMC(0,0)は、列方向に沿って延在する書込用ビット線対WBL(0),/WBL(0)、および第1の読出用ビット線RBLA(0)と接続する。
PチャネルMOSトランジスタP10は、電源ノードVDDと記憶ノードB0との間に接続されゲートが記憶ノードA0に接続される。NチャネルMOSトランジスタN10は、記憶ノードB0と接地ノードVSSとの間に接続されゲートが記憶ノードA0に接続される。PチャネルMOSトランジスタP10とNチャネルMOSトランジスタN10は、第1のCMOSインバータを構成する。
PチャネルMOSトランジスタP11は、電源ノードVDDと記憶ノードA0との間に接続されゲートが記憶ノードB0に接続される。NチャネルMOSトランジスタN11は、記憶ノードA0と接地ノードVSSとの間に接続されゲートが記憶ノードB0に接続される。PチャネルMOSトランジスタP11とNチャネルMOSトランジスタN11は、第2のCMOSインバータを構成する。
第1のCMOSインバータの入力である記憶ノードB0と、第2のCMOSインバータの出力とが接続する。第2のCMOSインバータの入力である記憶ノードA0と、第1のCMOSインバータの出力とが接続する。
NチャネルMOSトランジスタN12は、記憶ノードB0と正相の書込用ビット線WBL(0)との間に接続されゲートに書込用ワード線WWL(0)が接続される。NチャネルMOSトランジスタN13は、記憶ノードA0と逆相の書込用ビット線/WBL(0)との間に接続されゲートに書込用ワード線WWL(0)が接続される。
PチャネルMOSトランジスタP12は、電源ノードVDDとノードC0との間に接続されゲートが記憶ノードA0に接続される。NチャネルMOSトランジスタN14は、ノードC0と接地ノードVSSとの間に接続されゲートが記憶ノードA0に接続される。PチャネルMOSトランジスタP12とNチャネルMOSトランジスタN14は、第3のCMOSインバータを構成する。第3のCMOSインバータの出力は、記憶ノードA0に接続される。
PチャネルMOSトランジスタP13は、第3のCMOSインバータの入力であるノードC0と第1の読出用ビット線RBLA(0)との間に接続されゲートが逆相の読出用ワード線/RWL(0)に接続される。NチャネルMOSトランジスタN15は、第3のCMOSインバータの入力であるノードC0と第1の読出用ビット線RBLA(0)との間に接続されゲートが正相の読出用ワード線RWL(0)に接続される。PチャネルMOSトランジスタP13とNチャネルMOSトランジスタN15とは、トランスファゲートを構成する。
なお図5における他のメモリセルは、対応する読出用ワード線対、書込用ワード線、書込用ビット線対、第1の読出用ビット線、第2の読出用ビット線が接続される点が異なるが内部の回路構成は同様であるので説明は繰返さない。
(メモリセルの実装例−下層レイヤ)
図7は、第2の実施形態におけるメモリセルアレイのウェル、拡散領域、ポリシリコン、コンタクトホール、第1層金属配線、および第1ビアホールを含む下層のレイヤの配置を示した平面図である。
図7に示されるように、メモリセル2ビット分、すなわちメモリセルMC(0,0)とこれにY方向に隣接するメモリセルMC(1,0)が示されている。なお、図7においてコンタクトホールCT、多結晶シリコン(ポリシリコン)PO、拡散領域DFの一つを代表として符号を付してある。
メモリセルMC(0,0)およびMC(1,0)では、半導体基板の表面に、X軸の正方向に順番に、PウェルPW201、NウェルNW201、PウェルPW202、NウェルNW202が形成される。PウェルPW201,PW202の内部にはNチャネルMOSトランジスタが形成される。NウェルNW201,NW202の内部にはPチャネルMOSトランジスタが形成される。
ここで、ウェルNW201,NW202,PW201,PW202は同じ列内の他のすべてのメモリセルのウェルと連続する。つまり、ウェルNW201,NW202,PW201,PW202は、ビット線と同様に、Y軸方向に延在する。メモリセルMC(0,0)とメモリセルMC(1,0)とは、基本的にメモリセル境界BDERに対して対称に配置されている。
図7において、PウェルPW201およびウェルNW201内の配置は、図3の第1の実施形態におけるPウェルPW101およびウェルNW101内の配置と同一であるので、説明を繰返さない。
(メモリセルMC(0,0)について)
以下では、メモリセルMC(0,0)内の配置について説明する。
NチャネルMOSトランジスタN10,N12,N14,N15は、PウェルPW202内に配置され、PチャネルMOSトランジスタP12,P13は、NウェルNW202内に配置される。
NチャネルMOSトランジスタN10,N12に関する配置も、図7の配置と同様であるので説明を繰返さない。
NチャネルMOSトランジスタN14は、1対のN型拡散領域FL213,FL212よりなるソースおよびドレインとこれらの間に配置されるポリシリコンで形成されたゲートとを有している。N型拡散領域FL213は、コンタクトホールCT、第1層金属配線MA209、および第1ビアホールVA207を介して上層レイヤに電気的に接続され、上層レイヤにおいて接地線VSSに電気的に接続される。N型拡散領域FL212は、コンタクトホールCT、第1層金属配線MA212、およびコンタクトホールCTを介してP型拡散領域FL215に電気的に接続される。また、NチャネルMOSトランジスタN14のゲートは、NチャネルMOSトランジスタN10,N14、PチャネルMOSトランジスタP10,P12のゲートと共通するポリシリコンPOで形成される。このポリシリコンPOは、コンタクトホールCTを介してP型拡散領域FL205と電気的に接続し、さらに、第1層金属配線MA203とコンタクトホールCTを介してN型拡散領域FL202に電気的に接続される。
NチャネルMOSトランジスタN15は、1対のN型拡散領域FL211,FL212よりなるソースおよびドレインとこれらの間に配置されるポリシリコンで形成されたゲートとを有している。N型拡散領域FL211は、コンタクトホールCT、第1層金属配線MA213、および第1ビアホールVA211を介して上層レイヤに接続され、上層レイヤにおいて第1の読出用ビット線RBLA(0)に電気的に接続される。また、N型拡散領域FL211は、コンタクトホールCT、第1層金属配線MA213、およびコンタクトホールCTを介してP型拡散領域FL214に電気的に接続する。NチャネルMOSトランジスタN15のゲートは、コンタクトホールCT、第1層金属配線MA211、および第1ビアホールVA209を介して、上層レイヤに電気的に接続され、上層レイヤにおいて、読出用ワード線RWL(0)に電気的に接続される。
PチャネルMOSトランジスタP12は、1対のP型拡散領域FL216,FL215よりなるソースおよびドレインとこれらの間に配置されるポリシリコンで形成されたゲートとを有している。P型拡散領域FL216は、コンタクトホールCT、第1層金属配線MA214、および第1ビアホールVA216を介して上層レイヤに電気的に接続され、上層レイヤにおいて電源線VDDに電気的に接続される。
PチャネルMOSトランジスタP13は、1対のP型拡散領域FL214,FL215よりなるソースおよびドレインとこれらの間に配置されるポリシリコンで形成されたゲートとを有している。PチャネルMOSトランジスタP13のゲートは、コンタクトホールCT、第1層金属配線MA212、および第1ビアホールVA212を介して、上層レイヤに電気的に接続され、上層レイヤにおいて、読出用ワード線/RWL(0)に電気的に接続される。
(メモリセルMC(1,0)について)
メモリセルMC(1,0)は、メモリセルMC(0,0)に対して、基本的にメモリセル境界BDERに対して対称に配置されている。しかし、メモリセルMC(0,0)が、第1の読出用ビット線RBLA(0)と接続するのに対して、メモリセルMC(1,0)が、第2の読出用ビット線RBLB(0)と接続することから、以下の点で、メモリセルMC(1,0)は、メモリセルMC(0,0)と相違する。
NチャネルMOSトランジスタN15を形成するN型拡散領域FL211は、コンタクトホールCT、第1層金属配線MA216、および第1ビアホールVA213を介して上層レイヤに電気的に接続され、上層レイヤにおいて第2の読出用ビット線RBLB(0)に電気的に接続される。また、第1層金属配線MA216には、第1の読出用ビット線RBLA(0)に電気的に接続するための第1ビアホールが存在しない。
なお、図7において、メモリセル境界BDERに跨って配置される拡散領域、コンタクトホール、第1層金属配線、第1ビアホールは、メモリセルMC(0,0)およびメモリセルMC(1,0)において共有されている。
(メモリセルの実装例−上層レイヤ)
図8は、第2の実施形態における第1ビアホール、第2層金属配線、第2ビアホール、および第3層金属配線を含む上層のレイヤの配置を示した平面図である。
図8に示されるように、メモリセル2ビット分、すなわちメモリセルMC(0,0)とこれにY方向に隣接するメモリセルMC(1,0)が示されている。なお、図8において、第2ビアホールVBが代表的な部分に符号が付されている。
図8の配置が、図4の第1の実施形態の配置と相違する点は、以下である。
図8では、メモリセルMC(0,0)内に、図4の第1の読出用ワード線RWL1(0)に代えて、読出用ワード線RWL(0)が配置される。また、メモリセルMC(1,0)内に、図4の第2の読出用ワード線RWL2(0)に代えて、読出用ワード線/RWL(0)が配置される。
これにより、第2層金属配線MB208は、第2ビアホールVBを介して読出用ワード線RWL(0)と電気的に接続する。第2層金属配線MB208によって、メモリセルMC(0,0)およびメモリセルMC(1,0)内のNチャネルMOSトランジスタN15のポリシリコンゲートが、読出用ワード線RWL(0)に共通に電気的に接続される。
また、第2層金属配線MB212は、第2ビアホールVBを介して読出用ワード線/RWL(0)と電気的に接続する。第2層金属配線MB212によって、メモリセルMC(0,0)およびメモリセルMC(1,0)内のPチャネルMOSトランジスタP13のポリシリコンゲートが、読出用ワード線/RWL(0)に共通に電気的に接続される。
また、図8では、図4の第4の読出用ビット線RBL2B(0)(MB109)、第3の読出用ビット線RBL2A(0)(MB110)、第1の読出用ビット線REL1B(0)(MB111)、第2の読出用ビット線RBL1A(0)(MB112)に代えて、第2層金属配線MB209,MB210,MB211がX軸の正方向へ順番に配置される。
第2層金属配線MB209は、Y軸方向に延在する第2の読出用ビット線RBLB(0)である。第2層金属配線MB209は、メモリセルMC(1,0)内で、第1ビアホールVA213を介して下層のレイヤに電気的に接続し、下層のレイヤにおいて図7の第1層金属配線MA216と電気的に接続する。これにより、第2の読出用ビット線RBLB(0)が、メモリセルMC(1,0)内のNチャネルMOSトランジスタN15を構成する拡散領域FL211に電気的に接続する。
第2層金属配線MB210は、Y軸方向に延在する電源線VDDである。第2層金属配線MB210は、メモリセル境界BDERを跨いで配置される第1ビアホールVA210を介して下層のレイヤに電気的に接続し、下層のレイヤにおいて図7の第1層金属配線MA214と電気的に接続する。これにより、電源線VDDが、PチャネルMOSトランジスタP12を構成する拡散領域FL216に電気的に接続する。
第2層金属配線MB211は、Y軸方向に延在する第1の読出用ビット線RBLA(0)である。第2層金属配線MB211は、メモリセルMC(0,0)内で、第1ビアホールVA211を介して下層のレイヤに電気的に接続し、下層のレイヤにおいて図7の第1層金属配線MA213と電気的に接続する。これにより、第1の読出用ビット線RBLA(0)が、メモリセルMC(0,0)内のPチャネルMOSトランジスタP13を構成する拡散領域FL214に電気的に接続する。
(本発明の実施形態のメモリセルのレイアウトの特徴)
次に、本発明の実施形態のメモリセルのレイアウトの特徴について説明する。
(1) メモリセルのレイアウトが横長となり、ビット線の長さを短くできるので、メモリセルからのデータの読出しおよびメモリセルへのデータの書込みを高速かつ低電力で行なうことができる。
(2) メモリセルのすべてのトランジスタのゲートの向きが同一であり、トランジスタN13,P10,N10,N14,P12が一直線上に並び、トランジスタN11,P11,N12,N15,P13が一直線上に並んでいるため、リソグラフィーが容易となり、製造ばらつきを防止することができる。
(3) 上下に隣接するメモリセルで、読出用ワード線対RWL,/RWLとを共有し、かつ上下に隣接するメモリセルの偶数行のメモリセルは、第1の読出用ビット線RBLAと接続し、奇数行のメモリセルは、第2の読出用ビット線RBLBと接続する。これにより、ワード線方向(X軸方向、行方向)の配線数を減らすことができ、ビット線方向(Y軸方向、列方向)の長さを小さくすることができる。また、ビット線方向の長さを一定とした場合には、配線ピッチを広くとることができるので、ワード線間のカップリングノイズを低減できる。
(4) 書込用ビット線WBLまたは/WBLと、第1の読出用ビット線RBLAまたは第2の読出用ビット線RBLBの間に少なくとも接地線VSSが同じ配線層で配線されているので、これらの間にシールドが形成され、カップリングノイズを低減できる。
(5) 第1の読出用ビット線RBLAと第2の読出用ビット線RBLBの間に電源線VDDが同じ配線層で配線されているので、これらの間にシールドが形成され、カップリングノイズを低減できる。
(6) 読出バッファ回路をCMOSインバータとトランスファゲートで構成するので、高速かつ安定した読出しが可能である。
[第3の実施形態]
本発明の実施形態は、第2の実施形態におけるメモリセルの実装例(上層および下層)の変形例に関するものである。
(メモリセルの実装例−下層レイヤ)
図9は、第3の実施形態におけるメモリセルアレイのウェル、拡散領域、ポリシリコン、コンタクトホール、第1層金属配線、および第1ビアホールを含む下層のレイヤの配置を示した平面図である。
図9に示されるように、メモリセル2ビット分、すなわちメモリセルMC(0,0)とこれにY方向に隣接するメモリセルMC(1,0)が示されている。なお、図3においてコンタクトホールCT、多結晶シリコン(ポリシリコン)PO、拡散領域DFの一つを代表として符号を付してある。
メモリセルMC(0,0)およびMC(1,0)では、半導体基板の表面に、X軸の正方向に順番に、PウェルPW301、NウェルNW301、PウェルPW302、NウェルNW302が形成される。PウェルPW301,PW302の内部にはNチャネルMOSトランジスタが形成される。NウェルNW301,NW302の内部にはPチャネルMOSトランジスタが形成される。
ここで、ウェルNW301,NW302,PW301,PW302は同じ列内の他のすべてのメモリセルのウェルと連続する。つまり、ウェルNW301,NW302,PW301,PW302は、ビット線と同様に、Y軸方向に延在する。メモリセルMC(0,0)とメモリセルMC(1,0)とは、基本的にメモリセル境界BDERに対して対称に配置されている。
(メモリセルMC(0,0)について)
以下では、メモリセルMC(0,0)内の配置について説明する。
PチャネルMOSトランジスタP10,P11はNウェルNW301内に形成されている。またNチャネルMOSトランジスタN11,N12,N13はPウェルPW301内に形成されている。NチャネルMOSトランジスタN10,N14,N15はPウェルPW302内に形成されている。PチャネルMOSトランジスタP12,P13はNウェルNW302内に形成されている。
PチャネルMOSトランジスタP10は、1対のP型拡散領域FL308,FL309よりなるソースおよびドレインとこれらの間に配置されるポリシリコンで形成されたゲートとを有している。P型拡散領域FL309は、コンタクトホールCT、第1層金属配線MA307、および第1ビアホールVA306を介して上層レイヤに電気的に接続され、上層レイヤにおいて電源線VDDに電気的に接続される。P型拡散領域FL308は、コンタクトホールCT、第1層金属配線MA308、およびコンタクトホールCTを介してN型拡散領域FL310に電気的に接続される。また、P型拡散領域FL308は、コンタクトホールCTおよび第1層金属配線MA308を介してPチャネルMOSトランジスタP11およびNチャネルMOSトランジスタN11のポリシリコンゲートと電気的に接続し、さらにコンタクトホールCTを介してN型拡散領域FL301に電気的に接続する。また、PチャネルMOSトランジスタP10のゲートは、NチャネルMOSトランジスタN10,N14、PチャネルMOSトランジスタP10のゲートと共通するポリシリコンPOで形成される。このポリシリコンPOは、コンタクトホールCTを介してP型拡散領域FL307と電気的に接続し、さらに、第1層金属配線MA304とコンタクトホールCTを介してN型拡散領域FL304に電気的に接続される。
PチャネルMOSトランジスタP11は、1対のP型拡散領域FL306,FL307よりなるソースおよびドレインとこれらの間に配置されるポリシリコンで形成されたゲートとを有している。P型拡散領域FL306は、コンタクトホールCT、第1層金属配線MA306、および第1ビアホールVA305を介して上層レイヤに電気的に接続され、上層レイヤにおいて電源線VDDに電気的に接続される。
NチャネルMOSトランジスタN12は、1対のN型拡散領域FL301,FL302よりなるソースおよびドレインとこれらの間に配置されるポリシリコンで形成されたゲートとを有している。N型拡散領域FL302は、コンタクトホールCT、第1層金属配線MA302、および第1ビアホールVA302を介して上層レイヤに電気的に接続され、上層レイヤにおいて書込用ビット線/WBL(0)に電気的に接続される。NチャネルMOSトランジスタN12のゲートは、NチャネルMOSトランジスタN13のゲートと共通するポリシリコンPOで形成される。このポリシリコンPOは、コンタクトホールCT、第1層金属配線MA301および第1ビアホールVA301を介して書込用ワード線WWL(0)に電気的に接続される。
NチャネルMOSトランジスタN13は、1対のN型拡散領域FL304,FL305よりなるソースおよびドレインとこれらの間に配置されるポリシリコンで形成されたゲートとを有している。N型拡散領域FL305は、コンタクトホールCT、第1層金属配線MA303、および第1ビアホールVA304を介して上層レイヤに電気的に接続され、上層レイヤにおいて書込用ビット線WBL(0)に電気的に接続される。
NチャネルMOSトランジスタN11は、1対のN型拡散領域FL303,FL304よりなるソースおよびドレインとこれらの間に配置されるポリシリコンで形成されたゲートとを有している。N型拡散領域FL303は、コンタクトホールCT、第1層金属配線MA305、および第1ビアホールVA303を介して上層レイヤに電気的に接続され、上層レイヤにおいて電源線VDDに電気的に接続される。
NチャネルMOSトランジスタN10は、1対のN型拡散領域FL310,FL311よりなるソースおよびドレインとこれらの間に配置されるポリシリコンで形成されたゲートとを有している。N型拡散領域FL310は、コンタクトホールCT、第1層金属配線MA309、およびコンタクトホールCTを介してN型拡散領域FL314に電気的に接続される。また、N型拡散領域FL310は、コンタクトホールCT、第1層金属配線MA309、および第1ビアホールVA309を介して上層レイヤに電気的に接続され、上層レイヤにおいて接地線VSSに電気的に接続される。
NチャネルMOSトランジスタN14は、1対のN型拡散領域FL313,FL314よりなるソースおよびドレインとこれらの間に配置されるポリシリコンで形成されたゲートとを有している。N型拡散領域FL313は、コンタクトホールCT、第1層金属配線MA311、およびコンタクトホールCTを介してP型拡散領域FL316に電気的に接続する。
NチャネルMOSトランジスタN15は、1対のN型拡散領域FL312,FL313よりなるソースおよびドレインとこれらの間に配置されるポリシリコンで形成されたゲートとを有している。N型拡散領域FL312は、コンタクトホールCT、第1層金属配線MA312、およびコンタクトホールCTを介してP型拡散領域FL315に電気的に接続する。また、N型拡散領域FL312は、コンタクトホールCT、第1層金属配線MA312、および第1ビアホールVA310を介して上層レイヤに電気的に接続され、上層レイヤにおいて第1の読出用ビット線RBLA(0)に電気的に接続される。NチャネルMOSトランジスタN15のポリシリコンゲートは、コンタクトホールCT、第1層金属配線MA310および第1ビアホールVA308を介して読出用ワード線RWL(0)に電気的に接続される。
PチャネルMOSトランジスタP12は、1対のN型拡散領域FL316,FL317よりなるソースおよびドレインとこれらの間に配置されるポリシリコンで形成されたゲートとを有している。P型拡散領域FL317は、コンタクトホールCT、第1層金属配線MA313、および第1ビアホールVA309を介して上層レイヤに電気的に接続され、上層レイヤにおいて電源線VDDに電気的に接続される。
PチャネルMOSトランジスタP13は、1対のN型拡散領域FL315,FL316よりなるソースおよびドレインとこれらの間に配置されるポリシリコンで形成されたゲートとを有している。PチャネルMOSトランジスタP13のポリシリコンゲートは、コンタクトホールCT、第1層金属配線MA314および第1ビアホールVA311を介して読出用ワード線/RWL(0)に電気的に接続される。
(メモリセルMC(1,0)について)
メモリセルMC(1,0)は、メモリセルMC(0,0)に対して、基本的にメモリセル境界BDERに対して対称に配置されている。しかし、メモリセルMC(0,0)が、第1の読出用ビット線RBLA(0)と接続するのに対して、メモリセルMC(1,0)が、第2の読出用ビット線RBLB(0)と接続することから、以下の点で、メモリセルMC(1,0)は、メモリセルMC(0,0)と相違する。
NチャネルMOSトランジスタN15を形成するN型拡散領域FL312は、コンタクトホールCT、第1層金属配線MA315、および第1ビアホールVA312を介して上層レイヤに電気的に接続され、上層レイヤにおいて第2の読出用ビット線RBLB(0)に電気的に接続される。また、第1層金属配線MA315には、第1の読出用ビット線RBLA(0)に電気的に接続するための第1ビアホールが存在しない。
なお、図9において、メモリセル境界BDERに跨って配置される拡散領域、コンタクトホール、第1層金属配線、第1ビアホールは、メモリセルMC(0,0)およびメモリセルMC(1,0)において共有されている。
(メモリセルの実装例−上層レイヤ)
図10は、第3の実施形態における第1ビアホール、第2層金属配線、第2ビアホール、および第3層金属配線を含む上層のレイヤの配置を示した平面図である。
図10に示されるように、メモリセル2ビット分、すなわちメモリセルMC(0,0)とこれにY方向に隣接するメモリセルMC(1,0)が示されている。なお、図10において、第2ビアホールVBが代表的な部分に符号が付されている。
メモリセルMC(0,0)およびMC(1,0)では、Y軸方向に沿って第2層金属配線が配置されており、X軸方向に沿って第3層金属配線が配置されている。第2層金属配線と、その下層にある図9に示した第1層金属配線とは、第1ビアホールVAを介して電気的に接続する。第2層金属配線と、その上層にある第3層金属配線とは第2ビアホールVBを介して電気的に接続する。第2層金属配線のうちのいくつかのものは、同じ列内の他のすべてのメモリセルと連続しY軸方向に延在し、他のいくつかのものは、1つのメモリセルまたはY方向に隣接する2つのメモリセル内に限定して存在し、同じ列内の他のメモリセルの第2層金属配線と分断されている。第3層金属配線は、同じ行内の他のすべてのメモリセルと連続し、X軸方向に延在する。
第2層金属配線MB301(0および1),MB302,MB303,MB304,MB305,MB306,MB307(0および1),MB308,MB309,MB310,MB111がX軸の正方向に向かって順番に配置される。
また、メモリセルMC(0,0)内で、第3層金属配線MC301、MC302がY軸方向の下から順番に配置され、メモリセルMC(1,0)内で、第3層金属配線MC303、MC304がY軸の正方向へ向かって順番に配置される。
第3層金属配線MC301は、X軸方向に延在する書込用ワード線WWL(0)である。第3層金属配線MC302は、X軸方向に延在する読出用ワード線RWL(0)である。第3層金属配線MC303は、X軸方向に延在する書込用ワード線WWL(1)である。第3層金属配線MC304は、X軸方向に延在する読出用ワード線/RWL(0)である。
第2層金属配線MB302は、Y軸方向に延在する書込用ビット線/WBL(0)である。第2層金属配線MB302は、メモリセル境界BDERを跨いで配置される第1ビアホールVA302を介して下層のレイヤに電気的に接続し、下層のレイヤにおいて図9の第1層金属配線MA302と電気的に接続する。これにより、書込用ビット線/WBL(0)が、NチャネルMOSトランジスタN12を構成する拡散領域FL302に電気的に接続する。
第2層金属配線MB303は、Y軸方向に延在する接地線VSSである。第2層金属配線MB303は、メモリセルMC(0,0)内で、第1ビアホールVA303を介して下層のレイヤに電気的に接続し、下層のレイヤにおいて図9の第1層金属配線MA305と電気的に接続する。第2層金属配線MB303は、メモリセルMC(1,0)内でも、同様に、第1ビアホールVA303とメモリセル境界BDERを介して対象な位置にある第1ビアホールを介して下層のレイヤに電気的に接続する。これにより、接地線VSSが、NチャネルMOSトランジスタN11を構成する拡散領域FL303に電気的に接続する。
第2層金属配線MB304は、Y軸方向に延在する書込用ビット線WBL(0)である。第2層金属配線MB304は、メモリセル境界BDERを跨いで配置される第1ビアホールVA304を介して下層のレイヤに電気的に接続し、下層のレイヤにおいて図9の第1層金属配線MA303と電気的に接続する。これにより、書込用ビット線WBL(0)が、NチャネルMOSトランジスタN13を構成する拡散領域FL305に電気的に接続する。
第2層金属配線MB305は、Y軸方向に延在する電源線VDDである。第2層金属配線MB104は、メモリセルMC(0,0)内で、第1ビアホールVA305を介して下層のレイヤに電気的に接続し、下層のレイヤにおいて図9の第1層金属配線MA306と電気的に接続する。第2層金属配線MB305は、メモリセルMC(1,0)内でも、同様に、第1ビアホールVA305とメモリセル境界BDERを介して対象な位置にある第1ビアホールを介して下層のレイヤに電気的に接続する。また、第2層金属配線MB305は、メモリセル境界BDERを跨いで配置される第1ビアホールVA306を介して下層のレイヤに電気的に接続し、下層のレイヤにおいて図9の第1層金属配線MA307と電気的に接続する。これにより、電源線VDDが、PチャネルMOSトランジスタP11を構成する拡散領域FL306およびPチャネルMOSトランジスタP10を構成する拡散領域FL309と電気的に接続する。
第2層金属配線MB306は、Y軸方向に延在する接地線VSSである。第2層金属配線MB306は、メモリセル境界BDERを跨いで配置される第1ビアホールVA307を介して下層のレイヤに電気的に接続し、下層のレイヤにおいて図9の第1層金属配線MA309と電気的に接続する。これにより、接地線VSSが、NチャネルMOSトランジスタN10を構成する拡散領域FL311に電気的に接続する。
第2層金属配線MB309は、Y軸方向に延在する接地線VSSである。第2層金属配線MB309は、メモリセル境界BDERを跨いで配置される第1ビアホールVA309を介して下層のレイヤに電気的に接続し、下層のレイヤにおいて図9の第1層金属配線MA313と電気的に接続する。これにより、接地線VSSが、PチャネルMOSトランジスタP12構成する拡散領域FL317に電気的に接続する。
第2層金属配線MB308は、Y軸方向に延在する第2の読出用ビット線RBLB(0)である。第2層金属配線MB308は、メモリセルMC(1,0)内で、第1ビアホールVA312を介して下層のレイヤに電気的に接続し、下層のレイヤにおいて図9の第1層金属配線MA315と電気的に接続する。これにより、第2の読出用ビット線RBLB(0)が、メモリセルMC(1,0)内のNチャネルMOSトランジスタN15を構成する拡散領域FL312に電気的に接続する。
第2層金属配線MB310は、Y軸方向に延在する第1の読出用ビット線RBLA(0)である。第2層金属配線MB310は、メモリセルMC(0,0)内で、第1ビアホールVA310を介して下層のレイヤに電気的に接続し、下層のレイヤにおいて図9の第1層金属配線MA312と電気的に接続する。これにより、第1の読出用ビット線RBLA(0)が、メモリセルMC(0,0)内のNチャネルMOSトランジスタN15を構成する拡散領域FL312およびPチャネルMOSトランジスタP13を構成する拡散領域FL315に電気的に接続する。
第2層金属配線MB301(0)は、メモリセルMC(0,0)内でのみ存在する。第2層金属配線MB301(0)は、第1ビアホールVA301を介して下層のレイヤに電気的に接続し、下層のレイヤにおいて図9の第1層金属配線MA301と電気的に接続する。また、第2層金属配線MB301(0)は、第2ビアホールVBを介して書込用ワード線WWL(0)である第3層金属配線MC301と電気的に接続する。第2層金属配線MB301(0)によって、書込用ワード線WWL(0)とNチャネルMOSトランジスタN13のポリシリコンゲートとが電気的に接続する。第2層金属配線MB301(1)は、メモリセルMC(1,0)内でのみ存在し、第2層金属配線MB301(0)と同様の機能を有する。
第2層金属配線MB307は、メモリセルMC(0,0)およびY方向に隣接するMC(1,0)内でのみ存在する。第2層金属配線MB307は、メモリセルMC(0,0)内で、第1ビアホールVA308を介して下層のレイヤに電気的に接続し、下層のレイヤにおいて図9の第1層金属配線MA310と電気的に接続する。また、第2層金属配線MB307は、メモリセルMC(1,0)内でも、同様に、第1ビアホールVA308とメモリセル境界BDERを介して対象な位置にある第1ビアホールを介して下層のレイヤに電気的に接続する。また、第2層金属配線MB307は、メモリセルMC(1,0)内の第2ビアホールVBを介して読出用ワード線RWL(0)である第3層金属配線MC303と電気的に接続する。第2層金属配線MB307によって、メモリセルMC(0,0)およびメモリセルMC(1,0)内のNチャネルMOSトランジスタN15のポリシリコンゲートが、読出用ワード線RWL(0)に電気的に接続される。
第2層金属配線MB311は、メモリセルMC(0,0)およびY方向に隣接するMC(1,0)内でのみ存在する。第2層金属配線MB311は、メモリセルMC(0,0)内で、第1ビアホールVA311を介して下層のレイヤに電気的に接続し、下層のレイヤにおいて図9の第1層金属配線MA314と電気的に接続する。また、第2層金属配線MB311は、メモリセルMC(1,0)内でも、同様に、第1ビアホールVA311とメモリセル境界BDERを介して対象な位置にある第1ビアホールを介して下層のレイヤに電気的に接続する。また、第2層金属配線MB311は、メモリセルMC(0,0)内の第2ビアホールVBを介して読出用ワード線/RWL(0)である第3層金属配線MC304に電気的に接続する。第2層金属配線MB311によって、メモリセルMC(0,0)およびメモリセルMC(1,0)内のNチャネルMOSトランジスタP13のポリシリコンゲートが、読出用ワード線/RWL(0)に共通に電気的に接続される。
(本発明の実施形態のメモリセルのレイアウトの特徴)
次に、本発明の実施形態のメモリセルのレイアウトの特徴について説明する。
本発明の実施形態は、第2の実施形態と同様に、第2の実施形態で説明した(1)、(3)、(5)、(6)の特徴を有する。さらに、本発明の実施形態は、次の特徴を有する。
(2)′ メモリセルのすべてのトランジスタのゲートの向きが同一であり、トランジスタN12,N13,P10,N10,N14,P12が一直線上に並び、トランジスタN11,P11,N15,P13が一直線上に並んでいるため、リソグラフィーが容易となり、製造ばらつきを防止することができる。
(4)′ 書込用ビット線WBLまたは/WBLと、第1の読出用ビット線RBLAまたは第2の読出用ビット線RBLBの間に電源線VDDおよび接地線VSSが同じ配線層で配線されているので、これらの間にシールドが形成され、カップリングノイズを低減できる。
[第4の実施形態]
本発明の実施形態は、第2の実施形態におけるSRAMセル内部の構造の変形例に関するものである。
(メモリセルの構成)
図11は、図5におけるメモリセルMC(0,0)の別の構成を示した回路図である。
図11を参照して、メモリセルMC(0,0)は、PチャネルMOSトランジスタP20,P21,P22,P23と、NチャネルMOSトランジスタN20,N21,N22,N23,N24,N25とを含む。
また、メモリセルMC(0,0)は、行方向に沿って延在する書込用ワード線WWL(0)、読出用ワード線対RWL(0),/RWL(0)と接続する。また、メモリセルMC(0,0)は、列方向に沿って延在する書込用ビット線対WBL(0),/WBL(0)、および第1の読出用ビット線RBLA(0)と接続する。
PチャネルMOSトランジスタP20は、電源ノードVDDと記憶ノードB0との間に接続されゲートが記憶ノードA0に接続される。NチャネルMOSトランジスタN20は、記憶ノードB0と接地ノードVSSとの間に接続されゲートが記憶ノードA0に接続される。PチャネルMOSトランジスタP20とNチャネルMOSトランジスタN20は、第1のCMOSインバータを構成する。
PチャネルMOSトランジスタP21は、電源ノードVDDと記憶ノードA0との間に接続されゲートが記憶ノードB0に接続される。NチャネルMOSトランジスタN21は、記憶ノードA0と接地ノードVSSとの間に接続されゲートが記憶ノードB0に接続される。PチャネルMOSトランジスタP21とNチャネルMOSトランジスタN21は、第2のCMOSインバータを構成する。
第1のCMOSインバータの入力である記憶ノードB0と、第2のCMOSインバータの出力とが接続する。第2のCMOSインバータの入力である記憶ノードA0と、第1のCMOSインバータの出力とが接続する。
NチャネルMOSトランジスタN22は、記憶ノードB0と正相の書込用ビット線WBL(0)との間に接続されゲートに書込用ワード線WWL(0)が接続される。NチャネルMOSトランジスタN23は、記憶ノードA0と逆相の書込用ビット線/WBL(0)との間に接続されゲートに書込用ワード線WWL(0)が接続される。
電源ノードVDDと接地ノードVSSとの間に直列に接続されたPチャネルMOSトランジスタP22,P23、NチャネルMOSトランジスタN25,N24は、トライステートインバータを構成する。
トライステートインバータの入力であるノードC0は、第1の読出用ビット線RBLA(0)と接続する。トライステートインバータの出力は、記憶ノードA0と接続する。
PチャネルMOSトランジスタP23のゲートは、逆相の読出用ワード線/RWL(0)と接続する。NチャネルMOSトランジスタN25のゲートは、正相の読出用ワード線RWL(0)と接続する。
(リーク電流低減効果)
本発明の実施形態の読出バッファ回路は、トライステートインバータ回路で構成されるので、電源VDDから接地ノードVSSへ流れるリーク電流を低減効果に優れている。
図6の第2の実施形態の回路構成の場合には、電源VDDと接地ノードVSSとが、トランジスタP12とトランジスタN14とは介して接続されており、どちからのオフ状態で定まるリーク電流が流れる。
これに対して、本発明の実施形態の図11の回路構成の場合には、電源VDDと接地ノードVSSとが、トランジスタP22およびP23と、トランジスタN24およびN25を介して接続されるために、リーク電流が低減される。このことは、一般にスタック効果によるリーク電流低減手法と呼ばれる。スタンバイ状態を例にして説明すると、スタンバイ状態では、トランジスタP23とN25はいずれもオフ状態である。トランジスタP22とN24は、メモリセル内部の保持データによってどちらか一方がオンとなり、他方がオフとなる。たとえば、記憶ノードA0にハイのデータが保持されている場合には、トランジスタN24がオンとなり、トランジスタP22がオフとなる。トランジスタP22とトランジスタP23がともにオフであることから、直列接続されたトランジスタP22とP23の中間ノードが中間電位となる。このため、トランジスタP23には基板バイアス効果が働き、そのドレインとソース間のリーク電流が通常のオフ状態よりも更に減少する。したがって、電源VDDから接地ノードVSSの間に流れるリーク電流が減少する。
なお図11における他のメモリセルは、対応する読出用ワード線、書込用ワード線、書込用ビット線対、読出用ビット線が接続される点が異なるが内部の回路構成は同様であるので説明は繰返さない。たとえば、第i行第j列のメモリセルMC(i,j)は、書込用ビット線対WBL(i),/WBL(i)を含む。
また、メモリセルMC(i,j)は、iが奇数の場合には、第2の読出用ビット線RBLB(j)、読出し用ワード線対RWL((i−1)/2),/RWL((i−1)/2)を含み、iが偶数の場合には、第1の読出用ビット線RBLA(j)、読出し用ワード線対RWL(i/2),/RWL(i/2)を含む。
(メモリセルの実装例−下層レイヤ)
図12は、第4の実施形態におけるメモリセルアレイのウェル、拡散領域、ポリシリコン、コンタクトホール、第1層金属配線、および第1ビアホールを含む下層のレイヤの配置を示した平面図である。
図12の配置が、図7の第2の実施形態の配置と相違する点は、以下である。
すなわち、図7の第2の実施形態では、NチャネルMOSトランジスタN14およびN15を構成するN型拡散領域FL212にコンタクトホールCTが配置され、PチャネルMOSトランジスタP12およびP13を構成するP型拡散領域FL215にコンタクトホールCTが配置され、これらのコンタクトホールCTが、第1層金属配線MA212を介して電気的に接続されていた。これによって、第2の実施形態では、PチャネルMOSトランジスタP13がNチャネルMOSトランジスタN14と接続し、かつPチャネルMOSトランジスタP12がNチャネルMOSトランジスタN15と接続した。
これに対して、図12の第4の実施形態では、NチャネルMOSトランジスタN24およびN25を構成するN型拡散領域FL412にコンタクトホールCTが配置されず、PチャネルMOSトランジスタP22およびP23を構成するP型拡散領域FL415にコンタクトホールCTが配置されない。コンタクトホールCTが存在しないので、コンタクトホールの接続のための第1層金属配線も存在しない。その結果、第4の実施形態では、PチャネルMOSトランジスタP23がNチャネルMOSトランジスタN24と接続せず、かつPチャネルMOSトランジスタP22がNチャネルMOSトランジスタN25と接続しない。
(メモリセルの実装例−上層レイヤ)
図13は、第4の実施形態における第1ビアホール、第2層金属配線、第2ビアホール、および第3層金属配線を含む上層のレイヤの配置を示した平面図である。
第4の実施形態における上層レイヤの配置は、図8に示す第2の実施形態における上層レイヤの配置と同様であるため、説明を繰返さない。
(図6の回路とのレイアウト上の相違点)
本発明の実施形態の回路のレイアウトと、第2の実施形態の回路のレイアウトとは、コンタクトと金属配線の一部が異なるのみであり、レイアウトサイズも同一である。したがって、実装品のチップレイアウト設計の後半において、第2の実施形態の回路から第4の実施形態の回路へ、またはその逆へ容易に変更することができる。たとえば、実負荷検証にてSRAMのアクセスタイムが十分に速ければ、リーク電流を低減するために、本発明の実施形態の回路を採用するのが望ましい。また、その逆に、SRAMのアクセスタイムが遅い場合には、タイミングエラーを回避するために、第2の実施形態の回路を採用するのが望ましい。
(本発明の実施形態のメモリセルのレイアウトの特徴)
次に、本発明の実施形態のメモリセルのレイアウトの特徴について説明する。
(1) メモリセルのレイアウトが横長となり、ビット線の長さを短くできるので、メモリセルからのデータの読出しおよびメモリセルへのデータの書込みを高速かつ低電力で行なうことができる。
(2) メモリセルのすべてのトランジスタのゲートの向きが同一であり、トランジスタN23,P20,N20,N24,P22が一直線上に並び、トランジスタN21,P21,N22,N25,P23が一直線上に並んでいるため、リソグラフィーが容易となり、製造ばらつきを防止することができる。
(3) 上下に隣接するメモリセルで、読出用ワード線対RWL,/RWLとを共有し、かつ上下に隣接するメモリセルの偶数行のメモリセルは、第1の読出用ビット線RBLAと接続し、奇数行のメモリセルは、第2の読出用ビット線RBLBと接続する。これにより、ワード線方向(X軸方向、行方向)の配線数を減らすことができ、ビット線方向(Y軸方向、列方向)の長さを小さくすることができる。また、ビット線方向の長さを一定とした場合には、配線ピッチを広くとることができるので、ワード線間のカップリングノイズを低減できる。
(4) 書込用ビット線WBLまたは/WBLと、第1の読出用ビット線RBLAまたは第2の読出用ビット線RBLBの間に少なくとも接地線VSSが同じ配線層で配線されているので、これらの間にシールドが形成され、カップリングノイズを低減できる。
(5) 第1の読出用ビット線RBLAと第2の読出用ビット線RBLBの間に電源線VDDが同じ配線層で配線されているので、これらの間にシールドが形成され、カップリングノイズを低減できる。
(6) 読出バッファ回路をトライステートインバータで構成するので、リーク電流の低減効果が大きい。
[第5の実施形態]
本発明の実施形態は、第4の実施形態におけるメモリセルの実装例(上層および下層)の変形例に関するものである。
(メモリセルの実装例−下層レイヤ)
図14は、第5の実施形態におけるメモリセルアレイのウェル、拡散領域、ポリシリコン、コンタクトホール、第1層金属配線、および第1ビアホールを含む下層のレイヤの配置を示した平面図である。
図14の配置が、図9の第3の実施形態の配置と相違する点は、以下である。
すなわち、図9の第3の実施形態では、NチャネルMOSトランジスタN14およびN15を構成するN型拡散領域FL313にコンタクトホールCTが配置され、PチャネルMOSトランジスタP12およびP13を構成するP型拡散領域FL316にコンタクトホールCTが配置され、これらのコンタクトホールCTが、第1層金属配線MA311を介して電気的に接続されていた。これによって、第3の実施形態では、PチャネルMOSトランジスタP13がNチャネルMOSトランジスタN14と接続し、かつPチャネルMOSトランジスタP12がNチャネルMOSトランジスタN15と接続した。
これに対して、図14の第5の実施形態では、NチャネルMOSトランジスタN24およびN25を構成するN型拡散領域FL513にコンタクトホールCTが配置されず、PチャネルMOSトランジスタP22およびP23を構成するP型拡散領域FL516にコンタクトホールCTが配置されない。コンタクトホールCTが存在しないので、コンタクトホールの接続のための第1層金属配線も存在しない。その結果、第5の実施形態では、PチャネルMOSトランジスタP23がNチャネルMOSトランジスタN24と接続せず、かつPチャネルMOSトランジスタP22がNチャネルMOSトランジスタN25と接続しない。
(メモリセルの実装例−上層レイヤ)
図15は、第5の実施形態における第1ビアホール、第2層金属配線、第2ビアホール、および第3層金属配線を含む上層のレイヤの配置を示した平面図である。
第5の実施形態における上層レイヤの配置は、図10に示す第3の実施形態における上層レイヤの配置と同様であるため、説明を繰返さない。
(本発明の実施形態のメモリセルのレイアウトの特徴)
次に、本発明の実施形態のメモリセルのレイアウトの特徴について説明する。
本発明の実施形態は、第4の実施形態と同様に、第4の実施形態で説明した(1)、(3)、(5)、(6)の特徴を有する。さらに、本発明の実施形態は、次の特徴を有する。
(2)′ メモリセルのすべてのトランジスタのゲートの向きが同一であり、トランジスタN22,N23,P20,N20,M24,P22が一直線上に並び、トランジスタN21,P21,N25,P23が一直線上に並んでいるため、リソグラフィーが容易となり、製造ばらつきを防止することができる。
(4)′ 書込用ビット線WBLまたは/WBLと、第1の読出用ビット線RBLAまたは第2の読出用ビット線RBLBの間に電源線VDDおよび接地線VSSが同じ配線層で配線されているので、これらの間にシールドが形成され、カップリングノイズを低減できる。
[参考]
第2の実施形態との比較のため、Y方向で隣接するメモリセルの間で、読出用ワード線対RWL,/RWLを共有しなかった場合(参考例)について説明する。
図16は、参考例の第1ビアホール、第2層金属配線、第2ビアホール、および第3層金属配線を含む上層のレイヤの配置を示した平面図である。
図16を参照して、この例においても、トランスジスタの配置は、図8の第2の実施形態と同様である。しかし、1行についき、ワード線を3本(WWL,RWL,/RWL)配線する必要がある。その結果、参考例では、第2の実施形態で説明したような、ビット線方向(Y軸方向、列方向)の長さを小さくすることができるという効果、または、ビット線方向の長さを一定とした場合には、配線ピッチを広くとり、ワード線間のカップリングノイズを低減できるという効果が得られない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
第1の実施形態に係る半導体記憶装置の概略構成を表わすブロック図である。 図1におけるメモリセルMC(0,0)の構成を示した回路図である。 第1の実施形態におけるメモリセルアレイのウェル、拡散領域、ポリシリコン、コンタクトホール、第1層金属配線、および第1ビアホールを含む下層のレイヤの配置を示した平面図である。 第1の実施形態における第1ビアホール、第2層金属配線、第2ビアホール、および第3層金属配線を含む上層のレイヤの配置を示した平面図である。 第2の実施形態に係る半導体記憶装置の概略構成を表わすブロック図である。 図5におけるメモリセルMC(0,0)の構成を示した回路図である。 第2の実施形態におけるメモリセルアレイのウェル、拡散領域、ポリシリコン、コンタクトホール、第1層金属配線、および第1ビアホールを含む下層のレイヤの配置を示した平面図である。 第2の実施形態における第1ビアホール、第2層金属配線、第2ビアホール、および第3層金属配線を含む上層のレイヤの配置を示した平面図である。 第3の実施形態におけるメモリセルアレイのウェル、拡散領域、ポリシリコン、コンタクトホール、第1層金属配線、および第1ビアホールを含む下層のレイヤの配置を示した平面図である。 第3の実施形態における第1ビアホール、第2層金属配線、第2ビアホール、および第3層金属配線を含む上層のレイヤの配置を示した平面図である。 図5におけるメモリセルMC(0,0)の別の構成を示した回路図である。 第4の実施形態におけるメモリセルアレイのウェル、拡散領域、ポリシリコン、コンタクトホール、第1層金属配線、および第1ビアホールを含む下層のレイヤの配置を示した平面図である。 第4の実施形態における第1ビアホール、第2層金属配線、第2ビアホール、および第3層金属配線を含む上層のレイヤの配置を示した平面図である。 第5の実施形態におけるメモリセルアレイのウェル、拡散領域、ポリシリコン、コンタクトホール、第1層金属配線、および第1ビアホールを含む下層のレイヤの配置を示した平面図である。 第5の実施形態における第1ビアホール、第2層金属配線、第2ビアホール、および第3層金属配線を含む上層のレイヤの配置を示した平面図である。 参考例の第1ビアホール、第2層金属配線、第2ビアホール、および第3層金属配線を含む上層のレイヤの配置を示した平面図である。
符号の説明
10 書込用行デコーダ、12 読出用行デコーダ、14 書込用アドレスバッファ、16 読出用アドレスバッファ、18 書込用列デコーダ、20 読出用列デコーダ、22 出力回路、24 入力回路、30 第1読出用行デコーダ、32 第2読出用行デコーダ、34 第1読出用アドレスバッファ、36 第2読出用アドレスバッファ、38 第1読出用列デコーダ、40 第2読出用列デコーダ、42 第1出力回路、44 第2出力回路、82,84 メモリセルアレイ、MC(0,0)〜MC(n−1,m−1) メモリセル、MUX(0)〜MUX(m−1) セレクタ、MUX1(0)〜MUX1(m−1) 第1セレクタ、MUX2(0)〜MUX2(m−1) 第2セレクタ、WR(0)〜WR(m−1) 書込ドライバ、SA(0)〜SA(m−1) センスアンプ、SA1(0)〜SA1(m−1) 第1センスアンプ、SA2(0)〜SA2(m−1) 第2センスアンプ、WWL(0)〜WWL(n−1) 書込用ワード線、WBL(0)〜WBL(m−1),/WBL(0)〜/WBL(m−1) 書込用ビット線、RBLA(0)〜RBLA(m−1),RBLB(0)〜RBLB(m−1),RBL1A(0)〜RBL1A(m−1),RBL1B(0)〜RBL1B(m−1),RBL2A(0)〜RBL2A(m−1),RBL2B(0)〜RBL2B(m−1) 読出用ビット線、RWL1(0)〜RWL1((n−2)/2),RWL2(0)〜RWL2((n−2)/2),RWL(0)〜RWL((n−2)/2),/RWL(0)〜/RWL((n−2)/2) 読出用ワード線、P00,P01,P10,P11,P12,P13,P20,P21,P22,P23 PチャネルMOSトランジスタ、N00,N01,N02,N03,N04,N05,N06,N10,N11,N12,N13,N14,N15,N20,N21,N22,N23,N24,N25 NチャネルMOSトランジスタ。

Claims (21)

  1. 行列上に配置された複数のメモリセルを有するメモリセルアレイと、
    隣接する2つの行を1組とし、各組ごとに設けられる第1および第2の読出用ワード線と、
    列ごとに設けられる、第1〜第4の読出用ビット線とを備え、
    前記第1および第2の読出用ワード線の各々は、対応の組のメモリセルと接続し、
    前記第1および第3の読出用ビット線の各々は、対応の列のメモリセルのうち、各組の一方の行のメモリセルと接続し、前記第2および第4の読出用ビット線の各々は、対応の列のメモリセルのうち、各組の他方の行のメモリセルと接続する、半導体記憶装置。
  2. 前記半導体記憶装置は、さらに、
    第1の読出アドレスのうち組を指定するアドレスに基づいて、前記第1の読出用ワード線の活性化を制御する第1の読出用行デコーダと、
    第2の読出アドレスのうち組を指定するアドレスに基づいて、前記第2の読出用ワード線の活性化を制御する第2の読出用行デコーダと、
    列ごとに設けられ、前記第1の読出用ビット線および前記第2の読出用ビット線が接続される第1のセレクタと、
    列ごとに設けられ、前記第3の読出用ビット線および前記第4の読出用ビット線が接続される第2のセレクタと、
    前記第1の読出アドレスのうち列を指定するアドレスに基づいて、すべての列の第1のセレクタのうちいずれの出力信号を選択すべきかを制御する第1の読出用列デコーダと、
    前記第2の読出アドレスのうち列を指定するアドレスに基づいて、すべての列の第2のセレクタのうちいずれの出力信号を選択すべきかを制御する第2の読出用列デコーダとを備え、
    前記第1のセレクタは、前記第1の読出アドレスのうち、組内の行を指定するアドレスに基づいて、前記第1の読出用ビット線および前記第2の読出用ビット線のうち、いずれかのビット線の信号を選択して出力し、
    前記第2のセレクタは、前記第2の読出アドレスのうち、組内の行を指定するアドレスに基づいて、前記第3の読出用ビット線および前記第4の読出用ビット線のうち、いずれかのビット線の信号を選択して出力する、請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 前記半導体記憶装置は、さらに、
    前記メモリセルからのデータの読出前に、前記第1〜第4の読出用ビット線をプリチャージするプリチャージ回路を備える、請求項2記載の半導体記憶装置。
  4. 前記半導体記憶装置は、さらに、
    行ごとに設けられる書込用ワード線と、
    列ごとに設けられる正相および逆相の書込用ビット線対とを備え、
    前記書込用ワード線の各々は、対応の行のメモリセルと接続し、
    前記書込用ビット線対の各々は、対応の列のメモリセルと接続する、請求項3記載の半導体記憶装置。
  5. 前記メモリセルは、
    第1導電型の第1のMOSトランジスタと第2導電型の第2のMOSトランジスタからなる第1のCMOSインバータと、
    第1導電型の第3のMOSトランジスタと第2導電型の第4のMOSトランジスタからなる第2のCMOSインバータとを備え、
    前記第1のCMOSインバータの入力端子である第1の記憶端子は、前記第2のCMOSインバータの出力端子と接続し、
    前記第2のCMOSインバータの入力端子である第2の記憶端子は、前記第1のCMOSインバータの出力端子と接続し、
    前記メモリセルは、さらに、
    前記逆相の書込用ビット線と前記第2の記憶端子との間に接続され、かつその制御電極に前記書込用ワード線が接続される、第2導電型の第5のMOSトランジスタと、
    前記正相の書込用ビット線と前記第1の記憶端子との間に接続され、かつその制御電極に前記書込用ワード線が接続される、第2導電型の第6のMOSトランジスタと、
    前記第1または第2の読出用ビット線と、接地ノードとの間に直列に接続される第2導電型の第7のMOSトランジスタおよび第2導電型の第8のMOSトランジスタと、
    前記第3または第4の読出用ビット線と、接地ノードとの間に直列に接続される第2導電型の第9のMOSトランジスタおよび第2導電型の第10のMOSトランジスタとを備え、
    前記第7のMOSトランジスタの制御電極は、前記第1の読出用ワード線と接続し、
    前記第9のMOSトランジスタの制御電極は、前記第2の読出用ワード線と接続し、
    前記第8および第10のMOSトランジスタの制御電極は、前記第2の記憶端子と接続する、請求項4記載の半導体記憶装置。
  6. 前記半導体記憶装置は、前記第1〜第10のMOSトランジスタのいずれかとコンタクトホールを介して接続する第1層金属配線を含み、
    前記書込用ビット線対は、前記第1層金属配線よりも上層の第2層金属配線で列方向に配線され、
    前記第1〜第4の読出用ビット線は、前記第2層金属配線で列方向に配線される、請求項5記載の半導体記憶装置。
  7. 各列内に、前記列に対応する前記第1〜第4の読出用ビット線が列方向に配線され、
    各列内に、前記列に対応する書込用ビット線対が列方向に配線される、請求項6記載の半導体記憶装置。
  8. 前記半導体記憶装置は、さらに、
    前記第2層金属配線で列方向に配線される電源線および接地線を備え、
    前記書込用ビット線対のいずれかと、前記第1〜第4の読出用ビット線のいずれかの間に、前記接地線が、または、前記接地線と前記電源線が配置される、請求項7記載の半導体記憶装置。
  9. 前記書込用ワード線が、前記第2層金属配線よりも上層の第3層金属配線で行方向に配線され、
    前記第1および第2の読出用ワード線が、前記第3層金属配線で行方向に配線される、請求項6記載の半導体記憶装置。
  10. 各行内には、前記行に対応する前記書込用ワード線が行方向に配線され、
    各組内の一方の行には、前記組に対応する前記第1の読出用ワード線が行方向に配線され、各組内の他方の行には、前記組に対応する前記第2の読出用ワード線が行方向に配線される、請求項9記載の半導体記憶装置。
  11. 行列上に配置された複数のメモリセルを有するメモリセルアレイと、
    隣接する2つの行を1組とし、各組ごとに設けられる正相および逆相の読出用ワード線対と、
    列ごとに設けられる、第1の読出用ビット線と第2の読出用ビット線とを備え、
    前記読出用ワード線対の各々は、対応の組のメモリセルと接続し、
    前記第1の読出用ビット線は、対応の列のメモリセルのうち、各組の一方の行のメモリセルと接続し、前記第2の読出用ビット線は、対応の列のメモリセルのうち、各組の他方の行のメモリセルと接続する、半導体記憶装置。
  12. 前記半導体記憶装置は、さらに、
    読出アドレスのうち組を指定するアドレスに基づいて、前記読出用ワード線対の活性化を制御する読出用行デコーダと、
    列ごとに設けられ、前記第1の読出用ビット線および前記第2の読出用ビット線が接続されるセレクタと、
    読出アドレスのうち列を指定するアドレスに基づいて、すべての列のセレクタのうちいずれの出力信号を選択すべきかを制御する読出用列デコーダとを備え、
    前記セレクタは、前記読出アドレスのうち、組内の行を指定するアドレスに基づいて、前記第1の読出用ビット線および前記第2の読出用ビット線のうち、いずれかのビット線の信号を選択して出力する、請求項11記載の半導体記憶装置。
  13. 前記半導体記憶装置は、さらに、
    行ごとに設けられる書込用ワード線と、
    列ごとに設けられる正相および逆相の書込用ビット線対とを備え、
    前記書込用ワード線の各々は、対応の行のメモリセルと接続し、
    前記書込用ビット線対の各々は、対応の列のメモリセルと接続する、請求項12記載の半導体記憶装置。
  14. 前記メモリセルは、
    第1導電型の第1のMOSトランジスタと第2導電型の第2のMOSトランジスタからなる第1のCMOSインバータと、
    第1導電型の第3のMOSトランジスタと第2導電型の第4のMOSトランジスタからなる第2のCMOSインバータと、
    前記第1のCMOSインバータの入力端子である第1の記憶端子は、前記第2のCMOSインバータの出力端子と接続し、
    前記第2のCMOSインバータの入力端子である第2の記憶端子は、前記第1のCMOSインバータの出力端子と接続し、
    前記メモリセルは、さらに、
    前記逆相の書込用ビット線と前記第2の記憶端子との間に接続され、かつその制御電極に前記書込用ワード線が接続される、第2導電型の第5のMOSトランジスタと、
    前記正相の書込用ビット線と前記第1の記憶端子との間に接続され、かつその制御電極に前記書込用ワード線が接続される、第2導電型の第6のMOSトランジスタと、
    第1導電型の第7のMOSトランジスタと第2導電型の第8のMOSトランジスタからなる第3のCMOSインバータと、
    第1導電型の第9のMOSトランジスタと第2導電型の第10のMOSトランジスタからなるトランスファゲートとを備え、
    前記第3のCMOSインバータの出力端子は、前記第2の記憶端子と接続し、
    前記トランスファゲートは、前記第1または第2の読出用ビット線と、前記第3のCMOSインバータの入力との間に接続され、かつその制御電極の一方に正相の読出用ワード線が接続され、他方に逆相の読出用ワード線が接続される、請求項13記載の半導体記憶装置。
  15. 前記メモリセルは、
    第1導電型の第1のMOSトランジスタと第2導電型の第2のMOSトランジスタからなる第1のCMOSインバータと、
    第1導電型の第3のMOSトランジスタと第2導電型の第4のMOSトランジスタからなる第2のCMOSインバータと、
    前記第1のCMOSインバータの入力端子である第1の記憶端子は、前記第2のCMOSインバータの出力端子と接続し、
    前記第2のCMOSインバータの入力端子である第2の記憶端子は、前記第1のCMOSインバータの出力端子と接続し、
    前記メモリセルは、さらに、
    前記逆相の書込用ビット線と前記第2の記憶端子との間に接続され、かつその制御電極に前記書込用ワード線が接続される、第2導電型の第5のMOSトランジスタと、
    前記正相の書込用ビット線と前記第1の記憶端子との間に接続され、かつその制御電極に前記書込用ワード線が接続される、第2導電型の第6のMOSトランジスタと、
    電源ノードと接地ノードとの間に直列に接続された第1導電型の第7のMOSトランジスタ、第1導電型の第8のMOSトランジスタ、第2導電型の第9のMOSトランジスタ、第2導電型の第10のMOSトランジスタからなるトライステートインバータとを備え、
    前記トライステートインバータの入力は、前記第1または第2の読出用ビット線と接続し、
    前記トライステートインバータの出力は、前記第2の記憶端子と接続し、
    前記第8のMOSトランジスタの制御電極は、前記逆相の読出用ワード線と接続し、
    前記第9のMOSトランジスタの制御電極は、前記正相の読出用ワード線と接続する、請求項13記載の半導体記憶装置。
  16. 前記半導体記憶装置は、前記第1〜第10のMOSトランジスタのいずれかとコンタクトホールを介して接続する第1層金属配線を含み、
    前記書込用ビット線対は、前記第1層金属配線よりも上層の第2層金属配線で列方向に配線され、
    前記第1および第2の読出用ビット線は、前記第2層金属配線で列方向に配線される、請求項14または15記載の半導体記憶装置。
  17. 各列内に、前記列に対応する前記第1および第2の読出用ビット線が列方向に配線され、
    各列内に、前記列に対応する前記書込用ビット線対が行方向に配線される、請求項16記載の半導体記憶装置。
  18. 前記半導体記憶装置は、さらに、
    前記第2層金属配線で列方向に配線される電源線および接地線を備え、
    前記書込用ビット線対のいずれかと、前記第1または前記第2の読出用ビット線のいずれかの間に、前記電源線および前記接地線が配置される、請求項17記載の半導体記憶装置。
  19. 前記半導体記憶装置は、さらに、
    前記第2層金属配線で列方向に配線される電源線を備え、
    前記第1の読出用ビット線と前記第2の読出用ビット線の間に、前記電源線が配置される、請求項17記載の半導体記憶装置。
  20. 前記書込用ワード線が、前記第2層金属配線よりも上層の第3層金属配線で行方向に配線され、
    前記読出用ワード線対が、前記第3層金属配線で行方向に配線される、請求項16記載の半導体記憶装置。
  21. 各行内には、前記行に対応する前記書込用ワード線が行方向に配線され、
    各組内の一方の行には、前記組に対応する前記正相の読出用ワード線が行方向に配線され、各組内の他方の行には、前記組に対応する前記逆相の読出用ワード線が行方向に配線される、請求項20記載の半導体記憶装置。
JP2008084442A 2008-03-27 2008-03-27 半導体記憶装置 Pending JP2009238332A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008084442A JP2009238332A (ja) 2008-03-27 2008-03-27 半導体記憶装置
US12/403,715 US7969811B2 (en) 2008-03-27 2009-03-13 Semiconductor memory device highly integrated in direction of columns
US13/111,422 US8305836B2 (en) 2008-03-27 2011-05-19 Semiconductor memory device highly integrated in direction of columns

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008084442A JP2009238332A (ja) 2008-03-27 2008-03-27 半導体記憶装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009238332A true JP2009238332A (ja) 2009-10-15

Family

ID=41116948

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008084442A Pending JP2009238332A (ja) 2008-03-27 2008-03-27 半導体記憶装置

Country Status (2)

Country Link
US (2) US7969811B2 (ja)
JP (1) JP2009238332A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010086643A (ja) * 2008-10-03 2010-04-15 Toshiba Corp 半導体記憶装置
JP2011134839A (ja) * 2009-12-24 2011-07-07 Renesas Electronics Corp 半導体装置
WO2011145245A1 (ja) * 2010-05-21 2011-11-24 パナソニック株式会社 半導体記憶装置
US9515076B2 (en) 2013-08-06 2016-12-06 Renesas Electronics Corporation Semiconductor integrated circuit device
JP2018508991A (ja) * 2015-02-12 2018-03-29 クアルコム,インコーポレイテッド 3ポートのビットセルのための金属層

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009238332A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Renesas Technology Corp 半導体記憶装置
US8976573B2 (en) * 2012-04-13 2015-03-10 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Apparatus for SRAM cells
US8929153B1 (en) * 2013-08-23 2015-01-06 Qualcomm Incorporated Memory with multiple word line design
US9001611B1 (en) * 2013-11-01 2015-04-07 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Three-dimensional two port register file
US9449667B2 (en) * 2014-03-31 2016-09-20 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Memory circuit having shared word line
US9368443B1 (en) * 2015-01-20 2016-06-14 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Memory metal scheme
US9607685B2 (en) * 2015-07-30 2017-03-28 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Memory array with strap cells
US9659635B1 (en) * 2016-01-29 2017-05-23 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Memory array with bit-lines connected to different sub-arrays through jumper structures
US10128253B2 (en) 2016-01-29 2018-11-13 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Two-port SRAM structure
CN112216323A (zh) * 2017-09-04 2021-01-12 华为技术有限公司 一种存储单元和静态随机存储器
US11170292B2 (en) * 2017-09-21 2021-11-09 The Trustees Of Columbia University In The City Of New York Static random-access memory for deep neural networks
US10867641B2 (en) * 2018-09-14 2020-12-15 Toshiba Memory Corporation Data latch circuit and semiconductor memory device
TWI820090B (zh) * 2018-09-14 2023-11-01 日商鎧俠股份有限公司 半導體記憶裝置
US20220415378A1 (en) * 2021-06-25 2022-12-29 Advanced Micro Devices, Inc. Split read port latch array bit cell
US20220415377A1 (en) * 2021-06-25 2022-12-29 Advanced Micro Devices, Inc. Dual read port latch array bitcell

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63308783A (ja) * 1987-06-11 1988-12-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 記憶装置
JPH03105788A (ja) * 1989-09-19 1991-05-02 Fujitsu Ltd 半導体記憶装置
JPH03137893A (ja) * 1989-10-23 1991-06-12 Nec Corp レジスタ回路
JPH04163790A (ja) * 1990-10-29 1992-06-09 Nec Corp 半導体スタチックメモリ
JPH04205787A (ja) * 1990-11-29 1992-07-27 Seiko Epson Corp マルチポートメモリ
JPH05282869A (ja) * 1992-03-31 1993-10-29 Nec Corp 半導体記憶装置
JPH06162774A (ja) * 1992-11-24 1994-06-10 Mitsubishi Electric Corp マルチポートram
JP2001312888A (ja) * 2000-04-28 2001-11-09 Texas Instr Japan Ltd 半導体記憶装置
JP2007059026A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Renesas Technology Corp 半導体装置
JP2007213699A (ja) * 2006-02-09 2007-08-23 Toshiba Corp 半導体記憶装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3824343B2 (ja) 1996-03-29 2006-09-20 富士通株式会社 半導体装置
JP3523762B2 (ja) 1996-12-19 2004-04-26 株式会社東芝 半導体記憶装置
JP4885365B2 (ja) 2000-05-16 2012-02-29 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置
KR100380347B1 (ko) * 2000-11-21 2003-04-11 삼성전자주식회사 반도체 메모리 장치 및 이 장치의 데이터 리드 방법
TW522546B (en) 2000-12-06 2003-03-01 Mitsubishi Electric Corp Semiconductor memory
JP4236903B2 (ja) * 2002-10-29 2009-03-11 Necエレクトロニクス株式会社 半導体記憶装置及びその制御方法
JP4914034B2 (ja) * 2005-06-28 2012-04-11 セイコーエプソン株式会社 半導体集積回路
JP4911508B2 (ja) * 2007-03-30 2012-04-04 ルネサスエレクトロニクス株式会社 不揮発性半導体記憶装置及びその動作方法
US7646648B2 (en) * 2007-12-03 2010-01-12 International Business Machines Corporation Apparatus and method for implementing memory array device with built in computational capability
JP2009238332A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Renesas Technology Corp 半導体記憶装置

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63308783A (ja) * 1987-06-11 1988-12-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 記憶装置
JPH03105788A (ja) * 1989-09-19 1991-05-02 Fujitsu Ltd 半導体記憶装置
JPH03137893A (ja) * 1989-10-23 1991-06-12 Nec Corp レジスタ回路
JPH04163790A (ja) * 1990-10-29 1992-06-09 Nec Corp 半導体スタチックメモリ
JPH04205787A (ja) * 1990-11-29 1992-07-27 Seiko Epson Corp マルチポートメモリ
JPH05282869A (ja) * 1992-03-31 1993-10-29 Nec Corp 半導体記憶装置
JPH06162774A (ja) * 1992-11-24 1994-06-10 Mitsubishi Electric Corp マルチポートram
JP2001312888A (ja) * 2000-04-28 2001-11-09 Texas Instr Japan Ltd 半導体記憶装置
JP2007059026A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Renesas Technology Corp 半導体装置
JP2007213699A (ja) * 2006-02-09 2007-08-23 Toshiba Corp 半導体記憶装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010086643A (ja) * 2008-10-03 2010-04-15 Toshiba Corp 半導体記憶装置
JP2011134839A (ja) * 2009-12-24 2011-07-07 Renesas Electronics Corp 半導体装置
WO2011145245A1 (ja) * 2010-05-21 2011-11-24 パナソニック株式会社 半導体記憶装置
US8665637B2 (en) 2010-05-21 2014-03-04 Panasonic Corporation Semiconductor memory
US9515076B2 (en) 2013-08-06 2016-12-06 Renesas Electronics Corporation Semiconductor integrated circuit device
JPWO2015019411A1 (ja) * 2013-08-06 2017-03-02 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体集積回路装置
US9711512B2 (en) 2013-08-06 2017-07-18 Renesas Electronics Corporation Semiconductor integrated circuit device
US9972629B2 (en) 2013-08-06 2018-05-15 Renesas Electronics Corporation Semiconductor integrated circuit device
JP2018508991A (ja) * 2015-02-12 2018-03-29 クアルコム,インコーポレイテッド 3ポートのビットセルのための金属層

Also Published As

Publication number Publication date
US8305836B2 (en) 2012-11-06
US20110216615A1 (en) 2011-09-08
US20090244950A1 (en) 2009-10-01
US7969811B2 (en) 2011-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009238332A (ja) 半導体記憶装置
US8934287B2 (en) Multiple-port SRAM device
US7440350B2 (en) Semiconductor integrated circuit device
JP5146695B2 (ja) 半導体記憶装置
US20040037139A1 (en) Semiconductor memory
US20020048210A1 (en) Semiconductor memory device having hierarchical word line structure
US7123504B2 (en) Semiconductor integrated circuit device having static random access memory mounted thereon
US7259977B2 (en) Semiconductor device having hierarchized bit lines
KR20160096001A (ko) 다중-포트 sram 소자
JP2005025859A (ja) 半導体記憶装置
TWI771090B (zh) 記憶體裝置、記憶體輸入/輸出以及形成記憶體裝置的方法
US7541655B2 (en) Semiconductor device and wiring method for semiconductor device
US8107278B2 (en) Semiconductor storage device
JP7054012B2 (ja) 半導体記憶回路、半導体記憶装置及びデータ検出方法
KR100855055B1 (ko) 반도체기억장치
JP5549079B2 (ja) 半導体集積回路
JP2007058957A (ja) 半導体記憶装置
US6458644B1 (en) Data bus architecture for integrated circuit devices having embedded dynamic random access memory (DRAM) with a large aspect ratio providing reduced capacitance and power requirements
US8929154B2 (en) Layout of memory cells
JP3579068B2 (ja) 論理回路
US7747914B2 (en) Memory diagnosis test circuit and test method using the same
JP2003257184A (ja) 半導体記憶装置
JPH04238191A (ja) 半導体記憶装置
JP2008065863A (ja) 半導体記憶装置
JP2002334581A (ja) マルチポートsramセル及びそれを有する半導体集積回路

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100602

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120807

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120914

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130108