JP5549079B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に、SRAM(スタティック・ランダムアクセスメモリ)を内蔵した半導体集積回路に関し、特に、各メモリセルに、データの書き込み及び読み出しが可能な第1のポートと、データの読み出し専用の第2のポートとが設けられたデュアルポートSRAMを内蔵した半導体集積回路に関する。
複数のアドレスに対して読み書きのアクセスが可能なマルチポートSRAMの一種として、各メモリセルに2つのポートが設けられたデュアルポートSRAMが知られている。しかしながら、一般的なデュアルポートSRAMにおいては、2つのポートを介して同一のメモリセルに対して同時に読み書きを行うことはできない。従って、一般的なデュアルポートSRAMは、CPUからSRAMにデータを書き込み、SRAMからデータを読み出して表示パネルに画像を表示させる液晶ドライバ等に使用するには、使用方法に制限が生じるので不向きである。そのため、2つのポートを介して同一のメモリセルに対して同時に読み書きが可能なデュアルポートSRAMも開発されている。
2つのポートを介して同一のメモリセルに対して同時に読み書きを行うために、1つのメモリセルに含まれている2つのストアノードの内の片方のストアノードの電位をMOSトランジスタのゲートで受けて読み出し専用ポートを設けることが行われている。そのような構成は、いわゆる「片持ち型デュアルポートSRAM」と呼ばれている。しかしながら、大容量のメモリに対して高速読み出し動作を要求する場合には、従来の片持ち型デュアルポートSRAMでは特性面で問題があった。
関連する技術として、特許文献1には、メモリセルより読み出されたデータが誤検出することなく、データ読み出し線とデータ書き込み線との容量カップリングを低減させることを目的とした半導体装置が開示されている。この半導体装置は、列方向に沿って配列された複数のメモリセルと、行方向に沿って延び、前記複数のメモリセルの中から任意の2つを非同期で選択可能な複数のワード線と、前記列方向に沿って延びて前記複数のメモリセルに共用され、選択された一つのメモリセルに接続される第1のデータ線と、前記列方向に沿って延びて前記複数のメモリセルに共用され、選択された他の一つのメモリセルに接続される第2のデータ線とを有し、前記第1のデータ線と前記第2のデータ線とが、層間絶縁膜を介して互いに異なる層に形成されていることを特徴とする。
また、特許文献2には、メモリセル面積を増大させることなく、配線間のカップリングノイズを低減することを目的とする半導体記憶装置が開示されている。この半導体記憶装置は、マルチポートメモリを有する半導体記憶装置であって、複数のメモリセルと、複数の第1のワード線と、複数の第2のワード線とを備えている。複数のメモリセルは、行列状に配置されている。複数の第1のワード線の各々は、各行に対応して配置され、メモリセルに接続され、かつ、第1のポートからのアクセス時に第1のポートからのアドレス信号にしたがって選択される。複数の第2のワード線の各々は、各行に対応して配置され、メモリセルに接続され、かつ、第2のポートからのアクセス時に前記第2のポートからのアドレス信号にしたがって選択される。複数の第1のワード線の各々と複数の第2のワード線の各々とが平面レイアウトにおいて交互に配置されている。
さらに、特許文献3には、読み出し速度を早くすることを目的とする半導体記憶装置が開示されている。この半導体記憶装置は、共通の第1のビット線対と共通の第2のビット線対と複数のワード線の間に設けられ、個々に対応する該ワード線が選択されて活性化したときに該第1のビット線対又は第2のビット線対にそれぞれ接続される複数のメモリセルを備え、前記活性化したワード線に接続された前記メモリセルに対して、前記第1又は第2のビット線対を介してデータの書き込み及び読み出しを行う半導体記憶装置であって、前記第1のビット線対と第2のビット線対との内のいずれか一方が鎖交部分を有し、前記複数のメモリセルの内の一部において書き込みデータ又は読み出しデータのレベルが反転する構成とし、前記複数のワード線のレベルに基づいて前記メモリセルに書き込むデータを予め反転させる書き込み反転手段、又は、該メモリセルから読み出したデータのレベルを反転させる読み出し反転手段を設けたことを特徴とする。
しかしながら、特許文献1−3には、2つのポートを介して同一のメモリセルに対して同時に読み書きが可能なデュアルポートSRAMにおいて、データの読み出し速度を改善することは開示されていない。
特開2002−158295号公報(第3頁、図2、図5) 特開2004−335535号公報(第3頁、図2) 特開平9−7373号公報(第2頁、図1)
そこで、上記の点に鑑み、本発明は、2つのポートを介して同一のメモリセルに対して同時に読み書きが可能なデュアルポートSRAMを内蔵した半導体集積回路において、データの読み出し速度を改善することを目的とする。さらに、本発明は、そのような半導体集積回路において、メモリセル等のレイアウト面積を低減することを目的とする。
以上の課題を解決するため、本発明の第1の観点に係る半導体集積回路は、複数のメモリセルが複数の行及び複数の列に配置されたメモリセルアレイを含むSRAMを内蔵した半導体集積回路であって、各々のメモリセルが、第1のストアノードに出力端子が接続され、第2のストアノードに入力端子が接続された第1のインバータと、第2のストアノードに出力端子が接続され、第1のストアノードに入力端子が接続された第2のインバータと、第1のビット線対の内の一方のビット線と第1のストアノードとの間にソース・ドレイン経路が接続され、第1のワード線にゲートが接続された第1のNチャネルトランジスタ、及び、第1のビット線対の内の他方のビット線と第2のストアノードとの間にソース・ドレイン経路が接続され、第1のワード線にゲートが接続された第2のNチャネルトランジスタによって構成される書き込み/読み出しポートと、電源電位にソースが接続され、第1のストアノードにゲートが接続された第1のPチャネルトランジスタ、及び、第2のビット線対の内の一方のビット線と第1のPチャネルトランジスタのドレインとの間にソース・ドレイン経路が接続され、第2のワード線にゲートが接続された第2のPチャネルトランジスタ、及び、電源電位にソースが接続され、第2のストアノードにゲートが接続された第3のPチャネルトランジスタ、及び、第2のビット線対の内の他方のビット線と第3のPチャネルトランジスタのドレインとの間にソース・ドレイン経路が接続され、第2のワード線にゲートが接続された第4のPチャネルトランジスタによって構成される読み出しポートとを具備し、メモリセルアレイの列方向に隣接する第1のメモリセル及び第2のメモリセルにおいて、第1のビット線対の内の一方のビット線と第1のNチャネルトランジスタのソース又はドレインとを接続するコンタクトが共用されていると共に、第1のビット線対の内の他方のビット線と第2のNチャネルトランジスタのソース又はドレインとを接続するコンタクトが共用されており、メモリセルアレイの列方向に隣接する第2のメモリセル及び第3のメモリセルにおいて、第2のビット線対の内の一方のビット線と第2のPチャネルトランジスタのソース又はドレインとを接続するコンタクトが共用されていると共に、第2のビット線対の内の他方のビット線と第4のPチャネルトランジスタのソース又はドレインとを接続するコンタクトが共用されており、第1及び第2のインバータが、第5のPチャネルトランジスタ及び第6のPチャネルトランジスタをそれぞれ含み、メモリセルアレイの行方向に隣接する2つのメモリセルにおいて、一方のメモリセルにおける第1のPチャネルトランジスタのソース及び第6のPチャネルトランジスタのソースと、他方のメモリセルにおける第3のPチャネルトランジスタのソース及び第5のPチャネルトランジスタのソースとが、電源電位に接続された共通の不純物拡散領域を用いて構成されている
また、本発明の第2の観点に係る半導体集積回路は、複数のメモリセルが複数の行及び複数の列に配置されたメモリセルアレイを含むSRAMを内蔵した半導体集積回路であって、各々のメモリセルが、第1のストアノードに出力端子が接続され、第2のストアノードに入力端子が接続された第1のインバータと、第2のストアノードに出力端子が接続され、第1のストアノードに入力端子が接続された第2のインバータと、第1のビット線対の内の一方のビット線と第1のストアノードとの間にソース・ドレイン経路が接続され、第1のワード線にゲートが接続された第1のNチャネルトランジスタ、及び、第1のビット線対の内の他方のビット線と第2のストアノードとの間にソース・ドレイン経路が接続され、第1のワード線にゲートが接続された第2のNチャネルトランジスタによって構成される書き込み/読み出しポートと、電源電位にソースが接続され、第1のストアノードにゲートが接続された第1のPチャネルトランジスタ、及び、第2のビット線対の内の一方のビット線と第1のPチャネルトランジスタのドレインとの間にソース・ドレイン経路が接続され、第2のワード線にゲートが接続された第2のPチャネルトランジスタ、及び、電源電位にソースが接続され、第2のストアノードにゲートが接続された第3のPチャネルトランジスタ、及び、第2のビット線対の内の他方のビット線と第3のPチャネルトランジスタのドレインとの間にソース・ドレイン経路が接続され、第2のワード線にゲートが接続された第4のPチャネルトランジスタによって構成される読み出しポートとを具備し、半導体基板において各行のメモリセルが配置される領域に、メモリセルアレイの行方向に連続するPウエル及びNウエルが平行して形成されており、Pウエルに形成された第1及び第2のNチャネルトランジスタのゲートがメモリセルアレイの行方向に延在すると共に、Nウエルに形成された第2及び第4のPチャネルトランジスタのゲートがメモリセルアレイの行方向に延在することにより、複数の列のメモリセルにおいて、第1のワード線と第1及び第2のNチャネルトランジスタのゲートとを電気的に接続するコンタクト、及び、第2のワード線と第2及び第4のPチャネルトランジスタのゲートとを電気的に接続するコンタクトが存在しない。
ここで、メモリセルアレイの列方向に隣接する第1のメモリセル及び第2のメモリセルにおいて、第1のビット線対の内の一方のビット線と第1のNチャネルトランジスタのソース又はドレインとを接続するコンタクトが共用されると共に、第1のビット線対の内の他方のビット線と第2のNチャネルトランジスタのソース又はドレインとを接続するコンタクトが共用され、メモリセルアレイの列方向に隣接する第2のメモリセル及び第3のメモリセルにおいて、第2のビット線対の内の一方のビット線と第2のPチャネルトランジスタのソース又はドレインとを接続するコンタクトが共用されると共に、第2のビット線対の内の他方のビット線と第4のPチャネルトランジスタのソース又はドレインとを接続するコンタクトが共用されることが望ましい。
また、メモリセルアレイの列方向に隣接する第1のメモリセル及び第2のメモリセルにおいて、Pウエルが共用され、メモリセルアレイの列方向に隣接する第2のメモリセル及び第3のメモリセルにおいて、Nウエルが共用されることが望ましい。
さらに、第1のビット線対が、第1のメタル配線層に形成され、第2のビット線対が、第1のメタル配線層とは異なる第2のメタル配線層に形成されるようにしても良い。その場合に、第2のメタル配線層が、第1のメタル配線層よりも下層に位置することが望ましい。また、第2のメタル配線層に形成されている第2のビット線対の少なくとも一部が、第1のメタル配線層に形成されている第1のビット線対よりも内側に配置されることが望ましい。
以上において、第2のビット線対が、Nウエルの上層に位置するメタル配線層の所定の領域において立体的にクロスしてることが望ましい。
また、メモリセルアレイが配置された第1の領域に隣接する第2の領域に、複数のメモリセルの読み出しポートを介してデータの読み出しを行う読み出し回路が配置され、第2の領域に隣接する第3の領域に、複数のメモリセルの書き込み/読み出しポートを介してデータの書き込み及び読み出しを行う書き込み/読み出し回路が配置され、第1のビット線対が、読み出し回路の上層を通過して、書き込み/読み出し回路に接続されるようにしても良い。さらに、上記のSRAMが、選択されたメモリセルアレイの読み出しポートから出力される相補的な信号を差動増幅することによりデータの読み出しを行う読み出し回路をさらに含むようにしても良い。
本発明の第1又は第2の観点によれば、第1のストアノードに第1のPチャネルトランジスタのゲートを接続し、第2のビット線対の内の一方のビット線と第1のPチャネルトランジスタのドレインとの間に第2のPチャネルトランジスタを接続すると共に、第2のストアノードに第3のPチャネルトランジスタのゲートを接続し、第2のビット線対の内の他方のビット線と第3のPチャネルトランジスタのドレインとの間に第4のPチャネルトランジスタを接続して読み出しポートを構成することにより、書き込み/読み出しポートを介して書き込み中のメモリセルに対しても、読み出しポートを介して第1及び第2のストアノードのレベルを差動増幅して読み取り動作を行うことが可能となるので、データの読み出し速度を改善することができる。
また、隣接する2つのメモリセルにおいて、ビット線とトランジスタのソース又はドレインとを接続するコンタクトを共用したり、Pウエル及びNウエルを共用したりすることにより、メモリセル等のレイアウト面積を低減することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照符号を付して、説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係る半導体集積回路に内蔵されているデュアルポートSRAMの構成を示すブロック図である。このデュアルポートSRAMは、複数のメモリセルが配置された少なくとも1列のメモリセルアレイを含んでいる。図1には、第1列におけるN個のメモリセルMC〜MCが示されている。各メモリセルは、書き込み及び読み出し用の第1ポートと、読み出し専用の第2ポートとを有している。
図1に示すように、デュアルポートSRAMは、複数のメモリセルMC、MC、・・・と、第1ポート用デコーダ10と、第2ポート用デコーダ20と、第1ポート用書き込み/読み出し回路30と、第2ポート用読み出し回路40と、第1ポート用書き込み/読み出し回路30の制御を行う制御回路50と、第2ポート用読み出し回路40の制御を行う制御回路60と、I/O回路70とを含んでいる。
第1列におけるN個のメモリセルMC〜MCは、第1ポート用デコーダ10の出力側に設けられたN本のワード線WL1にそれぞれ接続されると共に、第2ポート用デコーダ20の出力側に設けられたN本のワード線WL2にそれぞれ接続されている。
メモリセルMC〜MCの両側には、第1ポート用の第1のビット線対を構成するビット線BLL1及びBLR1と、第2ポート用の第2のビット線対を構成するビット線BLL2及びBLR2とが平行に配置され、それらのビット線は、メモリセルMC〜MCの各々に接続されている。また、ビット線BLL1及びBLR1は、第1ポート用書き込み/読み出し回路30に接続されており、ビット線BLL2及びBLR2は、第2ポート用読み出し回路40に接続されている。
第1ポート用デコーダ10は、入力された第1のアドレスを解読し、N本のワード線WL1の内の第1のアドレスに対応する1本のみを活性化して、第1のアドレスによって指定されたメモリセルの第1ポートを有効にする。第1ポート用書き込み/読み出し回路30は、第1のアドレスによって指定されたメモリセルにデータ(書き込みデータ)を書き込み、第1のアドレスによって指定されたメモリセルから出力される差動信号を増幅して論理レベルの信号(読み出しデータ)を出力する。
第2ポート用デコーダ20は、入力された第2のアドレスを解読し、N本のワード線WL2の内の第2のアドレスに対応する1本のみを活性化して、第2のアドレスによって指定されたメモリセルの第2ポートを有効にする。第2ポート用読み出し回路40は、第2のアドレスによって指定されたメモリセルから出力される差動信号を増幅して論理レベルの信号(読み出しデータ)を出力する。
第1ポート用書き込み/読み出し回路30は、第1のバスラインを介してI/O回路70に接続されており、第2ポート用読み出し回路40は、第2のバスラインを介してI/O回路70に接続されている。I/O回路70は、外部回路から入力される書き込みデータを第1ポート用書き込み/読み出し回路30に出力すると共に、第1ポート用書き込み/読み出し回路30又は第2ポート用読み出し回路40から入力される読み出しデータを外部回路に出力する。
図2は、図1に示すデュアルポートSRAMに含まれているメモリセル及びその周辺部の構成を示す回路図である。図2においては、2つのメモリセルMC及びMCが示されている。メモリセルMCは、第1のインバータを構成するPチャネルMOSトランジスタQP11及びNチャネルMOSトランジスタQN11と、第2のインバータを構成するPチャネルMOSトランジスタQP12及びNチャネルMOSトランジスタQN12と、第1ポートを構成するNチャネルMOSトランジスタQN13及びQN14と、第2ポートを構成するPチャネルMOSトランジスタQP13〜QP16とを含んでいる。
第1のインバータは、第1のストアノードN1に出力端子が接続されており、第2のストアノードN2に入力端子が接続されている。また、第2のインバータは、第2のストアノードN2に出力端子が接続されており、第1のストアノードN1に入力端子が接続されている。第1及び第2のインバータは、電源電位VDD及びVSSが供給されて動作する。電源電位VSSは、接地電位としても良い。
トランジスタQN13のソース・ドレイン経路は、ビット線BLL1と第1のストアノードN1との間に接続されており、トランジスタQN13のゲートは、ワード線WL1に接続されている。また、トランジスタQN14のソース・ドレイン経路は、ビット線BLR1と第2のストアノードN2との間に接続されており、トランジスタQN14のゲートは、ワード線WL1に接続されている。
トランジスタQP13のソースは、電源電位VDDに接続されており、トランジスタQP13のゲートは、第2のストアノードN2に接続されている。トランジスタQP14のソース・ドレイン経路は、ビット線BLL2とトランジスタQP13のドレインとの間に接続されており、トランジスタQP14のゲートは、ワード線WL2に接続されている。
また、トランジスタQP15のソースは、電源電位VDDに接続されており、トランジスタQP15のゲートは、第1のストアノードN1に接続されている。トランジスタQP16のソース・ドレイン経路は、ビット線BLR2とトランジスタQP15のドレインとの間に接続されており、トランジスタQP16のゲートは、ワード線WL2に接続されている。
同様に、メモリセルMCは、第1のインバータを構成するPチャネルMOSトランジスタQP21及びNチャネルMOSトランジスタQN21と、第2のインバータを構成するPチャネルMOSトランジスタQP22及びNチャネルMOSトランジスタQN22と、第1ポートを構成するNチャネルMOSトランジスタQN23及びQN24と、第2ポートを構成するPチャネルMOSトランジスタQP23〜QP26とを含んでいる。
トランジスタQN23のソース・ドレイン経路は、ビット線BLL1と第1のストアノードN1との間に接続されており、トランジスタQN23のゲートは、ワード線WL1に接続されている。また、トランジスタQN24のソース・ドレイン経路は、ビット線BLR1と第2のストアノードN2との間に接続されており、トランジスタQN24のゲートは、ワード線WL1に接続されている。
トランジスタQP23のソースは、電源電位VDDに接続されており、トランジスタQP23のゲートは、第2のストアノードN2に接続されている。トランジスタQP24のソース・ドレイン経路は、ビット線BLL2とトランジスタQP23のドレインとの間に接続されており、トランジスタQP24のゲートは、ワード線WL2に接続されている。
また、トランジスタQP25のソースは、電源電位VDDに接続されており、トランジスタQP25のゲートは、第1のストアノードN1に接続されている。トランジスタQP26のソース・ドレイン経路は、ビット線BLR2とトランジスタQP25のドレインとの間に接続されており、トランジスタQP26のゲートは、ワード線WL2に接続されている。
次に、図1及び図2を参照しながら、メモリセルへのデータの書き込み動作について説明する。
第1ポートを介してメモリセルMCにデータを書き込む際には、第1ポート用書き込み/読み出し回路30から、例えば、ビット線BLL1にハイレベルの信号が供給され、ビット線BLR1にローレベルの信号が供給される。また、第1ポート用デコーダ10から、メモリセルMCのワード線WL1にハイレベルの信号が供給され、トランジスタQN13及びQN14がオン状態となる。これにより、ストアノードN1がビット線BLL1と同じハイレベルとなり、ストアノードN2がビット線BLR1と同じローレベルとなる。第1及び第2のインバータがこの状態を維持することにより、メモリセルMCに1ビットのデータが保持される。
次に、メモリセルからのデータの読み出し動作について説明する。
第1ポートを介してメモリセルMCからデータを読み出す際には、第1ポート用デコーダ10から、メモリセルMCのワード線WL1にハイレベルの信号が供給され、トランジスタQN13及びQN14がオン状態となる。これにより、ビット線BLL1がストアノードN1のレベルと同一となり、ビット線BLR1がストアノードN2のレベルと同一となる。第1ポート用書き込み/読み出し回路30が、ビット線BLL1及びBLR1のレベルを差動増幅することにより、メモリセルMCに保持されている1ビットのデータが読み出される。
第2ポートを介してメモリセルMCからデータを読み出す際には、第2ポート用デコーダ20から、メモリセルMCのワード線WL2にローレベルの信号が供給され、トランジスタQP14及びQP16がオン状態となる。トランジスタQP13は、ストアノードN2のレベルを反転してドレインから出力し、トランジスタQP14を介してビット線BLL2に供給する。また、トランジスタQP15は、ストアノードN1のレベルを反転してドレインから出力し、トランジスタQP16を介してビット線BLR2に供給する。第2ポート用読み出し回路40が、ビット線BLL2及びBLR2のレベルを差動増幅することにより、メモリセルMCに保持されている1ビットのデータが読み出される。
図3は、図1に示すデュアルポートSRAMに含まれている第1ポート用書き込み/読み出し回路の構成を示す回路図である。図3に示すように、第1ポート用書き込み/読み出し回路30は、第1列第1ポート選択信号がハイレベルに活性化されたときにオン状態となるNチャネルMOSトランジスタQN1及びQN2と、第1のバスラインから供給される書き込みデータを反転するインバータ31と、書き込み制御信号に同期して書き込みデータをラッチしてビット線BLL1に供給するラッチ回路32と、書き込み制御信号に同期して反転書き込みデータをラッチしてビット線BLR1に出力するラッチ回路33とを含んでいる。
また、第1ポート用書き込み/読み出し回路30は、第1列第1ポート選択信号がハイレベルに活性化されたときにオン状態となるNチャネルMOSトランジスタQN3及びQN4と、PチャネルMOSトランジスタQP1〜QP2及びNチャネルMOSトランジスタQN5〜QN7によって構成される差動アンプ(センスアンプ)とを含んでいる。このセンスアンプは、読み出し制御信号がハイレベルに活性化されたときに動作し、ビット線BLL1及びBLR1のレベルを差動増幅することにより読み出しデータを生成して、生成された読み出しデータを第1のバスラインに出力する。
図4は、図1に示すデュアルポートSRAMに含まれている第2ポート用読み出し回路の構成を示す回路図である。図4に示すように、第2ポート用読み出し回路40は、第2ポート用プリチャージ制御信号がゲートに印加されてビット線BLL2及びBLR2を電源電位VSSにプリチャージするNチャネルMOSトランジスタQN8a及びQN8bと、第1列第2ポート選択信号がローレベルに活性化されたときにオン状態となるPチャネルMOSトランジスタQP3及びQP4と、PチャネルMOSトランジスタQP5〜QP7及びNチャネルMOSトランジスタQN9〜QN10によって構成される差動アンプ(センスアンプ)とを含んでいる。このセンスアンプは、読み出し制御信号がローレベルに活性化されたときに動作し、ビット線BLL2及びBLR2のレベルを差動増幅することにより読み出しデータを生成して、生成された読み出しデータを第2のバスラインに出力する。
本実施形態によれば、読み出し専用の第2ポートから相補的な信号をビット線BLL2及びBLR2に出力し、その相補的な信号を動作速度の速い差動アンプで差動増幅することにより、データの高速な読み出し動作が可能となる。メモリセルの構造上、第2ポートからのデータの読み出しは、ビット線BLL2及びBLR2を電源電位VSSにプリチャージした後、ワード線WL2を選択することにより行われる。このような構造において差動動作を行うために、PチャネルMOSトランジスタQP6及びQP7でビット線BLL2及びBLR2からの相補的な信号を受ける構成を用いて、センスアンプを実現することができる。従来は、1本のビット線からの信号をインバータ等によって増幅していたが、本実施形態におけるように差動アンプを用いる方が、速度特性において優れている。
次に、本発明の一実施形態に係る半導体集積回路に内蔵されているデュアルポートSRAMのレイアウトについて説明する。図5〜図9は、図2に示すメモリセル及びその周辺部のレイアウトを示す図である。図5は、不純物拡散領域とポリシリコン層のレイアウトを示す図であり、図6は、第1層目のメタル配線層のレイアウトを示す図であり、図7は、第2層目のメタル配線層のレイアウトを示す図であり、図8は、第3層目のメタル配線層のレイアウトを示す図であり、図9は、第4層目のメタル配線層のレイアウトを示す図である。図5〜図9において、正方形内に×印が表されたマークは、層間絶縁膜に形成されるビアホール内に充填されるコンタクト(上層又は下層と電気的に接続するための導電材料)の位置を示している。また、メモリセルMC及びMCのレイアウト領域が破線で示されており、以下、同様のレイアウトが繰り返される。
図5を参照すると、半導体基板内には、Nウエル及びPウエルが形成されており、半導体基板上には、ゲート絶縁膜を介して、複数のトランジスタのゲート電極を含むポリシリコン層が形成されている。Nウエル内において、PチャネルMOSトランジスタQP11〜QP26のゲート電極の両側に、それぞれのトランジスタのソース及びドレインとなるP型の不純物拡散領域が形成されている。また、Pウエル内において、NチャネルMOSトランジスタQN11〜QN24のゲート電極の両側に、それぞれのトランジスタのソース及びドレインとなるN型の不純物拡散領域が形成されている。
ここで、メモリセルアレイの列方向に隣接する2つのメモリセルMC及びMCにおいて、NチャネルMOSトランジスタQN11〜QN24の不純物拡散領域が形成されるPウエルが共用されており、メモリセルアレイの列方向に隣接する2つのメモリセルMC及びMC(メモリセルMCと同様のレイアウト)において、PチャネルMOSトランジスタQP11〜QP26の不純物拡散領域が形成されるNウエルが共用されている。これにより、メモリセルのレイアウト面積を低減することができる。
図6〜図9に示すように、ポリシリコン層が形成された半導体基板上には、それぞれ層間絶縁膜を介して、第1層目のメタル配線層〜第4層目のメタル配線層が形成されている。図7に示す第2層目の配線層には、ワード線WL1及びWL2が形成されている。図8に示す第3層目のメタル配線層には、第2ポート用の第2のビット線対を構成するビット線BLL2及びBLR2が形成されている。図9に示す第4層目のメタル配線層には、第1ポート用の第1のビット線対を構成するビット線BLL1及びBLR1が形成されている。
ここで、トランジスタQN13及びQN23のソース又はドレインを、ビット線BLL2及びBLR2の間を通してビット線BLL1に中継すると共に、トランジスタQN14及びQN24のソース又はドレインを、ビット線BLL2及びBLR2の間を通してビット線BLR1に中継するために、図7に示す第2層目の配線層において、2つのL字状パターンが形成されている。一方、トランジスタQP14及びQP24のソース又はドレインは、直上に設けられたビアホール内のコンタクト及び配線パターンを介してビット線BLL2に中継されると共に、トランジスタQP16及びQP26のソース又はドレインは、直上に設けられたビアホール内のコンタクト及び配線パターンを介してビット線BLR2に中継されている。
このように、第1のビット線対と第2のビット線対とが異なるメタル配線層に形成されていることにより、メモリセルのレイアウト面積を小さくすることができる。ここで、第2のビット線対が形成されている第3層目のメタル配線層は、第1のビット線対が形成されている第4層目のメタル配線層よりも下層に位置している。また、図8及び図9に示すように、第3層目のメタル配線層に形成されている第2のビット線対の少なくとも一部が、第4層目のメタル配線層に形成されている第1のビット線対よりも内側に配置されている。これらにより、第2のビット線対を構成するビット線BLL2及びBLR2が、第2ポートから最短距離で第2ポート用読み出し回路40(図4)に接続されて、ビット線BLL2及びBLR2の配線容量が最適化されるので、第2ポートを利用した高速読み取り速度を可能とすることができる。
再び図5を参照すると、メモリセルMCに含まれているトランジスタQN13のソース又はドレイン(ビット線BLL1に接続される方)と、メモリセルアレイの列方向に隣接するメモリセルMCに含まれているトランジスタQN23のソース又はドレイン(ビット線BLL1に接続される方)とが、共通の不純物拡散領域を用いて構成されるので、1つのトランジスタ当りに負荷されるソース又はドレイン容量が約半分となり、高速動作が可能になる。また、メモリセルMCに含まれているトランジスタQN14のソース又はドレイン(ビット線BLR1に接続される方)と、メモリセルアレイの列方向に隣接するメモリセルMCに含まれているトランジスタQN24のソース又はドレイン(ビット線BLR1に接続される方)とが、共通の不純物拡散領域を用いて構成される。
これにより、メモリセルアレイの列方向に隣接する2つのメモリセルMC及びMCにおいて、第1のビット線対の内の一方のビット線BLL1とトランジスタQN13及びQN23のソース又はドレインとを接続するコンタクトが共用されると共に、第1のビット線対の内の他方のビット線BLR1とトランジスタQN14及びQN24のソース又はドレインとを接続するコンタクトが共用されて、メモリセルのレイアウト面積が低減される。
さらに、メモリセルMCに含まれているトランジスタQP24のソース又はドレイン(ビット線BLL2に接続される方)と、メモリセルアレイの列方向に隣接するメモリセルMC(メモリセルMCと同様のレイアウト)に含まれているトランジスタQP14のソース又はドレイン(ビット線BLL2に接続される方)とが、共通の不純物拡散領域を用いて構成される。また、メモリセルMCに含まれているトランジスタQP26のソース又はドレイン(ビット線BLR2に接続される方)と、メモリセルアレイの列方向に隣接するメモリセルMCに含まれているトランジスタQP16のソース又はドレイン(ビット線BLR2に接続される方)とが、共通の不純物拡散領域を用いて構成される。
これにより、メモリセルアレイの列方向に隣接する2つのメモリセルMC及びMCにおいて、第2のビット線対の内の一方のビット線BLL2とトランジスタQP24及びQP14のソース又はドレインとを接続するコンタクトが共用されると共に、第2のビット線対の内の他方のビット線BLR2とトランジスタQP26及びQP16のソース又はドレインとを接続するコンタクトが共用されて、メモリセルのレイアウト面積が低減される。
加えて、メモリセルMCにおいて、トランジスタQP11のソースとトランジスタQP13のソースとが、共通の不純物拡散領域を用いて構成されており、トランジスタQP12のソースとトランジスタQP15のソースとが、共通の不純物拡散領域を用いて構成されている。また、メモリセルMCにおいて、トランジスタQP21のソースとトランジスタQP23のソースとが、共通の不純物拡散領域を用いて構成されており、トランジスタQP22のソースとトランジスタQP25のソースとが、共通の不純物拡散領域を用いて構成されている。
図1に示すように、第2ポート用の第2のビット線対を構成するビット線BLL2とビット線BLR2とは、メモリセルアレイの1列において隣接する2つのメモリセルの間(好ましくは、1列のほぼ中央)でクロス(交差)している。これにより、第1ポートと第2ポートとの間のクロストークノイズを低減することができる。図1には、第1列におけるN個のメモリセルMC〜MCが示されている。ここでは、Nが偶数であるとして、N/2番目のメモリセルMCN/2と(N/2+1)番目のメモリセルMCN/2+1との間で、ビット線BLL2とビット線BLR2とがクロスしている。
図10は、メタル配線層においてビット線がクロスするレイアウトを示す図である。図10に示すように、メモリセルMCN/2及びMCN/2+1のPチャネルMOSトランジスタの不純物拡散領域が形成されているNウエルの上層に位置する第3層目のメタル配線層の所定の領域(クロス領域)において、ビット線BLL2の配線パターン81が途切れ、ビット線BLR2の配線パターン82が図中右側から左側にシフトしている。また、途切れた後のビット線BLL2の配線パターン83は、図中右側に形成される。配線パターン81と配線パターン83とは、例えば、第2層目又は第4層目のメタル配線層において電気的に接続される。このようにして、ビット線BLL2とビット線BLR2とが立体的にクロスしている。
ビット線のクロスがNウエルの上層において行われる理由は、第2ポートが、直列に接続された2組のPチャネルMOSトランジスタによって構成されるので、図7に示すように、Nウエルの上層における配線パターンがPウエルの上層における配線パターンよりもシンプルだからである。なお、上記クロス領域の下層に位置するポリシリコン層に、メモリセル領域における配線パターンと同様のダミーパターンを設けることにより、メタル配線層に凹凸が生じることが防止される。
図11は、図1に示すデュアルポートSRAM全体のレイアウトを示す図である。図11に示すように、第1のレイアウト領域91に、メモリセルアレイが配置されており、第1のレイアウト領域91に隣接する第2のレイアウト領域92に、複数のメモリセルの第2ポートを介してデータの読み出しを行う第2ポート用読み出し回路が配置されている。また、第2のレイアウト領域92に隣接する第3のレイアウト領域93に、複数のメモリセルの第1ポートを介してデータの書き込み及び読み出しを行う第1ポート用書き込み/読み出し回路が配置されており、第3のレイアウト領域93に隣接する第4のレイアウト領域94に、第1ポート用デコーダ、第2ポート用デコーダ、及び、I/O回路が配置されている。
本実施形態においては、第1のレイアウト領域91に配置されたメモリセルアレイに含まれている複数のメモリセルから引き出される第1のビット線対を構成するビット線BLL1及びBLR1が第4層目のメタル配線層に形成されるので(図10参照)、それらのビット線BLL1及びBLR1が、第2のレイアウト領域92に配置された第2ポート用読み出し回路の上層を通過して、第3のレイアウト領域93に配置された第1ポート用書き込み/読み出し回路に接続されている。このようなレイアウトを行うことにより、メモリセルアレイと第2ポート用読み出し回路との間の距離を短くして、データの読み出し速度を改善することが可能となる。
本発明の一実施形態におけるデュアルポートSRAMを示すブロック図。 図1に示すデュアルポートSRAMのメモリセルの構成を示す回路図。 図1に示す第1ポート用書き込み/読み出し回路の構成を示す回路図。 図1に示す第2ポート用読み出し回路の構成を示す回路図。 不純物拡散領域とポリシリコン層のレイアウトを示す図。 第1層目のメタル配線層のレイアウトを示す図。 第2層目のメタル配線層のレイアウトを示す図。 第3層目のメタル配線層のレイアウトを示す図。 第4層目のメタル配線層のレイアウトを示す図。 メタル配線層においてビット線がクロスするレイアウトを示す図。 図1に示すデュアルポートSRAM全体のレイアウトを示す図。
10 第1ポート用デコーダ、 20 第2ポート用デコーダ、 30 第1ポート用書き込み/読み出し回路、 31 インバータ、 32、33 ラッチ回路、 40 第2ポート用読み出し回路、 50、60 制御回路、 70 I/O回路、 81〜83 配線パターン、 91〜94 レイアウト領域、 MC〜MC メモリセル、 WL1、WL2 ワード線、 BLL1、BLR1、BLL2、BLR2 ビット線、 QP1〜QP26 PチャネルMOSトランジスタ、 QN1〜QN24 NチャネルMOSトランジスタ

Claims (10)

  1. 複数のメモリセルが複数の行及び複数の列に配置されたメモリセルアレイを含むSRAMを内蔵した半導体集積回路であって、各々のメモリセルが、
    第1のストアノードに出力端子が接続され、第2のストアノードに入力端子が接続された第1のインバータと、
    前記第2のストアノードに出力端子が接続され、前記第1のストアノードに入力端子が接続された第2のインバータと、
    第1のビット線対の内の一方のビット線と前記第1のストアノードとの間にソース・ドレイン経路が接続され、第1のワード線にゲートが接続された第1のNチャネルトランジスタ、及び、前記第1のビット線対の内の他方のビット線と前記第2のストアノードとの間にソース・ドレイン経路が接続され、前記第1のワード線にゲートが接続された第2のNチャネルトランジスタによって構成される書き込み/読み出しポートと、
    電源電位にソースが接続され、前記第1のストアノードにゲートが接続された第1のPチャネルトランジスタ、及び、第2のビット線対の内の一方のビット線と前記第1のPチャネルトランジスタのドレインとの間にソース・ドレイン経路が接続され、第2のワード線にゲートが接続された第2のPチャネルトランジスタ、及び、電源電位にソースが接続され、前記第2のストアノードにゲートが接続された第3のPチャネルトランジスタ、及び、前記第2のビット線対の内の他方のビット線と前記第3のPチャネルトランジスタのドレインとの間にソース・ドレイン経路が接続され、前記第2のワード線にゲートが接続された第4のPチャネルトランジスタによって構成される読み出しポートと、
    を具備し、
    前記メモリセルアレイの列方向に隣接する第1のメモリセル及び第2のメモリセルにおいて、前記第1のビット線対の内の前記一方のビット線と前記第1のNチャネルトランジスタのソース又はドレインとを接続するコンタクトが共用されていると共に、前記第1のビット線対の内の前記他方のビット線と前記第2のNチャネルトランジスタのソース又はドレインとを接続するコンタクトが共用されており、
    前記メモリセルアレイの列方向に隣接する第2のメモリセル及び第3のメモリセルにおいて、前記第2のビット線対の内の前記一方のビット線と前記第2のPチャネルトランジスタのソース又はドレインとを接続するコンタクトが共用されていると共に、前記第2のビット線対の内の前記他方のビット線と前記第4のPチャネルトランジスタのソース又はドレインとを接続するコンタクトが共用されており、
    前記第1及び第2のインバータが、第5のPチャネルトランジスタ及び第6のPチャネルトランジスタをそれぞれ含み、前記メモリセルアレイの行方向に隣接する2つのメモリセルにおいて、一方のメモリセルにおける前記第1のPチャネルトランジスタのソース及び前記第6のPチャネルトランジスタのソースと、他方のメモリセルにおける前記第3のPチャネルトランジスタのソース及び前記第5のPチャネルトランジスタのソースとが、電源電位に接続された共通の不純物拡散領域を用いて構成されている、
    半導体集積回路。
  2. 複数のメモリセルが複数の行及び複数の列に配置されたメモリセルアレイを含むSRAMを内蔵した半導体集積回路であって、各々のメモリセルが、
    第1のストアノードに出力端子が接続され、第2のストアノードに入力端子が接続された第1のインバータと、
    前記第2のストアノードに出力端子が接続され、前記第1のストアノードに入力端子が接続された第2のインバータと、
    第1のビット線対の内の一方のビット線と前記第1のストアノードとの間にソース・ドレイン経路が接続され、第1のワード線にゲートが接続された第1のNチャネルトランジスタ、及び、前記第1のビット線対の内の他方のビット線と前記第2のストアノードとの間にソース・ドレイン経路が接続され、前記第1のワード線にゲートが接続された第2のNチャネルトランジスタによって構成される書き込み/読み出しポートと、
    電源電位にソースが接続され、前記第1のストアノードにゲートが接続された第1のPチャネルトランジスタ、及び、第2のビット線対の内の一方のビット線と前記第1のPチャネルトランジスタのドレインとの間にソース・ドレイン経路が接続され、第2のワード線にゲートが接続された第2のPチャネルトランジスタ、及び、電源電位にソースが接続され、前記第2のストアノードにゲートが接続された第3のPチャネルトランジスタ、及び、前記第2のビット線対の内の他方のビット線と前記第3のPチャネルトランジスタのドレインとの間にソース・ドレイン経路が接続され、前記第2のワード線にゲートが接続された第4のPチャネルトランジスタによって構成される読み出しポートと、
    を具備し、半導体基板において各行のメモリセルが配置される領域に、前記メモリセルアレイの行方向に連続するPウエル及びNウエルが平行して形成されており、前記Pウエルに形成された前記第1及び第2のNチャネルトランジスタのゲートが前記メモリセルアレイの行方向に延在すると共に、前記Nウエルに形成された前記第2及び第4のPチャネルトランジスタのゲートが前記メモリセルアレイの行方向に延在することにより、複数の列のメモリセルにおいて、前記第1のワード線と前記第1及び第2のNチャネルトランジスタのゲートとを電気的に接続するコンタクト、及び、前記第2のワード線と前記第2及び第4のPチャネルトランジスタのゲートとを電気的に接続するコンタクトが存在しない、半導体集積回路。
  3. 前記メモリセルアレイの列方向に隣接する第1のメモリセル及び第2のメモリセルにおいて、前記第1のビット線対の内の前記一方のビット線と前記第1のNチャネルトランジスタのソース又はドレインとを接続するコンタクトが共用されていると共に、前記第1のビット線対の内の前記他方のビット線と前記第2のNチャネルトランジスタのソース又はドレインとを接続するコンタクトが共用されており、
    前記メモリセルアレイの列方向に隣接する第2のメモリセル及び第3のメモリセルにおいて、前記第2のビット線対の内の前記一方のビット線と前記第2のPチャネルトランジスタのソース又はドレインとを接続するコンタクトが共用されていると共に、前記第2のビット線対の内の前記他方のビット線と前記第4のPチャネルトランジスタのソース又はドレインとを接続するコンタクトが共用されている、
    請求項記載の半導体集積回路。
  4. 前記メモリセルアレイの列方向に隣接する第1のメモリセル及び第2のメモリセルにおいて、Pウエルが共用されており、
    前記メモリセルアレイの列方向に隣接する第2のメモリセル及び第3のメモリセルにおいて、Nウエルが共用されている、
    請求項1〜3のいずれか1項記載の半導体集積回路。
  5. 前記第1のビット線対が、第1のメタル配線層に形成されており、前記第2のビット線対が、前記第1のメタル配線層とは異なる第2のメタル配線層に形成されている、請求項1〜のいずれか1項記載の半導体集積回路。
  6. 前記第2のメタル配線層が、前記第1のメタル配線層よりも下層に位置する、請求項記載の半導体集積回路。
  7. 前記第2のメタル配線層に形成されている前記第2のビット線対の少なくとも一部が、前記第1のメタル配線層に形成されている前記第1のビット線対よりも内側に配置されている、請求項又は記載の半導体集積回路。
  8. 前記第2のビット線対が、Nウエルの上層に位置するメタル配線層の所定の領域において立体的にクロスしている、請求項1〜のいずれか1項記載の半導体集積回路。
  9. 前記メモリセルアレイが配置された第1の領域に隣接する第2の領域に、前記複数のメモリセルの読み出しポートを介してデータの読み出しを行う読み出し回路が配置されており、
    前記第2の領域に隣接する第3の領域に、前記複数のメモリセルの書き込み/読み出しポートを介してデータの書き込み及び読み出しを行う書き込み/読み出し回路が配置されており、
    前記第1のビット線対が、前記読み出し回路の上層を通過して、前記書き込み/読み出し回路に接続されている、
    請求項1〜のいずれか1項記載の半導体集積回路。
  10. 前記SRAMが、選択されたメモリセルアレイの読み出しポートから出力される相補的な信号を差動増幅することによりデータの読み出しを行う読み出し回路をさらに含む、請求項1〜8のいずれか1項記載の半導体集積回路。
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