JP2009233775A - 吊り型ロボット - Google Patents

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Abstract

【課題】走行レールに対する支柱の設置位置の変更を可能とすると共に、支柱の位置変更の作業を行う際の安全性を確保する。
【解決手段】支柱上に水平に設けられた支持プレート3に走行レール4を取付ける。走行レール4の上面部に、径小な第1円筒部14と径大な第2円筒部15とを一体に備える取付部7を設ける。支持プレート3の先端部に上面から見て円弧状の立下り壁部3aを介して薄肉な被取付部16を設ける。被取付部16に、取付部7の第1円筒部14が開口部から矢印A方向に水平に挿入されるU字状切込み部16aを形成する。第1円筒部14がU字状切込み部16aの奥部まで挿入された状態で、被取付部16の先端部のU字状切込み部16aの開口部両側部分に、第2円筒部15の投影面から露出した一定長さの露出端部16b,16bが生ずる。
【選択図】図1

Description

本発明は、一対の支柱の支持プレートの先端部同士間に掛け渡されるように取付けられる直線状の走行レールと、この走行レールに吊り下げられた状態で当該走行レールに沿って移動可能に設けられるロボット本体とを備える吊り型ロボットに関する。
工場設備において組立等の作業を行うロボットとして、例えば特許文献1に開示された吊り型ロボットが知られている。この吊り型ロボットは、工場の床上に設置される2本の支柱の上端部間に、走行レールを掛け渡すように設け、その走行レールにロボット本体(ロボットアーム)を吊り下げ状態に支持させ、ロボット本体が走行レールに沿って往復移動しながら作業を行うように構成されている。
特開昭63−68382号公報
ところで、上記の吊り型ロボットにおいては、走行レールを架設するための支柱は、走行レールの取付方向が一つしかなく、走行レールを配設したい位置に対して、支柱を設置する位置は固定的に決まってくる。そのため、工場等の現場において、例えば設備のレイアウト等に合せて、走行レールの配設位置に対する支柱の設置位置を変更したいといった要望があっても、対応することはできなかった。
そこで、本発明者は、走行レールに設けられる取付部を、支柱の上端に設けられる支持プレートに対し任意の取付方向から取付可能な構成とすることにより、走行レールに対する支柱の設置位置を変更可能にすることを考えた。しかし、走行レールに対する支柱の設置位置を変更する際には、支柱に対する走行レールの固定が一旦外されることになるため、走行レールの落下等の虞が考えられ、その際の作業者の安全性を確保することが重要となる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、走行レールに対する支柱の設置位置の変更を可能としたものであって、支柱の位置変更の作業を行う際の安全性を確保することができる吊り型ロボットを提供するにある。
上記目的を達成するために、本発明の吊り型ロボットは、ロボット本体が吊り下げ状態に設けられる走行レールを、一対の支柱の支持プレートの先端部同士間に掛け渡すように取付けるものにあって、支持プレートの先端部に、U字状切込み部を設けると共に、走行レールに、U字状切込み部の開口部から挿入されることにより嵌合する第1円筒部と、この第1円筒部の上部に位置し支持プレートのU字状切込み部の周囲部上面に係止される径大な第2円筒部とを有する取付部を設け、その取付部を、第1円筒部がU字状切込み部の奥部まで挿入された状態で支持プレートに固定されるように構成すると共に、その状態では、支持プレートの先端部のU字状切込み部の開口部両側の部分が、第2円筒部の投影面から露出するように構成したところに特徴を有する(請求項1の発明)。
これによれば、走行レールは、取付部が支柱の支持プレートに固定されることにより、下方への抜止め状態に取付けられる。このとき、走行レールの取付部(第1円筒部)が円形であり、U字状切込み部の奥部に挿入された状態で固定されるので、取付部に対し、U字状切込み部の開口部つまり支持プレートがどの方向を向いていても、取付部を支持プレートに支持させることができる。このため、走行レールの配設位置に対して、支柱の設置位置を、第1円筒部の中心軸部分を中心として回転方向に変更することが可能となる。
ここで、取付部の第1円筒部が、支持プレートのU字状切込み部に差込まれただけの固定されていない状態で、支持プレートひいては支柱を相対的に回転させることにより、支柱の位置変更が可能となるのであるが、その際に、取付部(第1円筒部)がU字状切込み部の奥部から開口部側にずれ動くことがあると、取付部が支持プレートから外れて走行レールの落下に至る虞が生ずる。このとき、取付部の第1円筒部がU字状切込み部の奥部まで挿入されている状態では、支持プレートの先端部のU字状切込み部の開口部両側の部分が第2円筒部から露出しているが、第1円筒部がU字状切込み部の奥部から開口部側にずれ移動した際には、その露出部分が第2円筒部によって隠れてしまうことになる。
従って、作業者が、支持プレートの先端部のU字状切込み部の開口部両側の露出部分を視認できていれば、取付部が支持プレートから外れる虞のない安全な状態であり、その部分が第2円筒部によって隠れて視認できなくなると、取付部が支持プレートから外れる虞があると容易に判断でき、危険回避のための対処を取ることができる。この結果、支柱の位置変更の作業を行う際の安全性を確保することができる。
また、本発明においては、前記支持プレートの先端部の露出部分の上面に、前記第1円筒部が前記U字状切込み部の奥部まで挿入された状態で、前記第2円筒部の外周に位置される抜止め用の突出部を設けることができる(請求項2の発明)。
これによれば、取付部の固定を外して支柱の位置変更の作業を行う際に、抜止め用の突出部によって、第1円筒部がU字状切込み部の奥部から開口部側にずれ動くことを抑制することができ、安全性をより高めることができる。この場合、支持プレートの先端部のU字状切込み部の開口部両側の部分は、走行レールと支柱との取付剛性には関与しない部分であるので、構造の大幅な設計変更などを伴わずに、抜止め用の突出部を容易に付加することが可能となる。
以下、本発明を具体化した一実施例について、図1ないし図4を参照しながら説明する。まず、図3及び図4を参照しながら、本実施例に係る吊り型ロボット1の全体構成について述べる。尚、以下、前後左右といった方向を述べる際には、図4に示す向きで、その手前側を前方として説明する。
この吊り型ロボット1は、大まかに言って、工場設備の設置台(或いは床)F上に垂直に立上るように設置される左右一対の支柱2,2と、これら支柱2,2の上端部に夫々設けられた支持プレート3,3の先端部(前端部)同士間に掛け渡されるように取付けられ左右方向に直線状に延びる走行レール4と、この走行レール4に吊り下げられた状態で該走行レール4に沿って移動されるロボット本体5とを備える。
前記支柱2は、例えば、上下方向に長い角筒状に構成され、図3に示すように、その下端部のフランジ部が、設置台Fにボルト締めにより固定されている。この支柱2の上端部には、一方向(図3,図4では前方)に水平に延びる矩形板状をなす支持プレート3が、その基端部にてボルト締めにより固着されている。このとき、支柱2の上端部の左右の側面部には、支持プレート3の基端部との間にかけて夫々補強板6が取付けられている。支持プレート3の先端部には、前記走行レール4の上面部に設けられる取付部7が取付け固定されるようになっているのであるが、この取付構造の詳細については後述する。
前記走行レール4は、図2にも一部示すように、全体として横長な矩形箱状をなし、上記のように支持プレート3,3の先端部(前端部)同士間に左右方向に延びて取付けられている。図3に示すように、この走行レール4には、移動体8が該走行レール4に沿って直線移動可能に設けられていると共に、その移動体8を自在に移動させるための駆動機構が設けられている。詳しく図示はしないが、前記駆動機構は、走行レール4の右端部に配設されたモータ9(図4参照)や図示しないボールねじ機構などから構成されている。
前記ロボット本体5は、図3に示すように、前記移動体8の下面部に連結されたベース10、水平方向に延びその基端側が前記ベース10の下面に垂直軸を中心に旋回可能に取付けられたアーム11、このアーム11の先端面に上下動可能に取付けられた昇降体12、この昇降体12の下面側に垂直軸を中心に同軸回転可能に取付けられた手首部13を備えて構成されている。また、手首部13には、図示しないチャック等のハンドツールが着脱可能に取付けられるようになっている。
この場合、図示はしないが、前記アーム11は、ベース10内に設けられたモータ及び回転伝達機構により水平方向に回転(旋回)され、前記昇降体12は、アーム11に設けられたモータ及びラック−ピニオン機構によってアーム11の先端にて上下移動され、前記手首部13は、昇降体12に設けられたモータによって同軸回転される。前記移動体8の走行レール4に沿う移動(モータ9)、及び前記ロボット本体5の動作(各軸のモータ)、並びにハンドツールの動作は、図示しないロボットコントローラにより制御される。これにより、吊り型ロボット1による、例えば自動車用部品の組立作業などが行われるようになっている。
さて、前記支持プレート3に対する走行レール4の取付構造について、図1及び図2も参照して説明する。本実施例では、走行レール4の取付構造は、左右の支持プレート3部分において同等(対称的)な構成とされており、図1及び図2では、左側に位置する支持プレート3及び走行レール4の取付部分を代表させて示している。
まず、前記走行レール4の上面部には、この場合図4で左右の両端部に位置して、取付部7が夫々設けられている。図1(a)及び図2に示すように、この取付部7は、走行レール4の上面部に固着された径小な第1円筒部14と、この第1円筒部14の上面に同軸に設けられた径大な第2円筒部15とを一体的に備えて構成されている。これら第1円筒部14及び第2円筒部15は共に薄形円板状をなし、そのうち第2円筒部15の直径寸法は、走行レール4の幅寸法と同等又は若干大きく構成されている。第1円筒部14の直径寸法は、第2円筒部15の直径寸法の半分より若干大きくされている。また、第2円筒部15の外周部には、例えば90度間隔で4個のボルト締め用の段付き孔15aが形成されている。
これに対し、前記支持プレート3の先端部は、次のように構成されている。即ち、図1(b)及び図2等に示すように、支持プレート3の先端部には、立下り壁部(段差部)3aを介して、基端部側の約半分程度の厚みとされた薄肉な被取付部16が設けられている。このとき、支持プレート3の厚肉部分と被取付部16との境界となる立下り壁部3aは、上面から見て、前記取付部7の第2円筒部15の外周に沿うようなほぼ半円形の円弧状をなしている。前記被取付部16の厚み寸法は、前記第1円筒部14の厚み寸法より僅かだけ小さく構成され、また、立下り壁部3aの高さ(厚み)寸法は、前記第2円筒部15の厚み寸法とほぼ等しく構成されている。
そして、前記被取付部16には、支持プレート3の先端辺で開口するU字状切込み部16aが形成されている。このU字状切込み部16aは、前記取付部7の第1円筒部14が、開口部から矢印A方向に水平に挿入されることにより嵌合するものであり、その幅寸法が、前記第1円筒部の直径寸法に対応して(僅かに大きくされて)いる。このU字状切込み部16aの切込み深さ(奥行)寸法は、第1円筒部14がU字状切込み部16aの奥部まで挿入された取付部7の取付け状態で、被取付部16の先端部の、U字状切込み部16aの開口部両側部分に、前記第2円筒部15の投影面(載置される領域)から露出した一定長さの露出端部16b,16bが生ずる寸法とされている。
これにて、取付部7の第1円筒部14を、被取付部16のU字状切込み部16aに対し、矢印A方向に該U字状切込み部16aの奥部まで挿入した嵌合状態とすることにより、第2円筒部15の下面が、被取付部16の上面(U字状切込み部16aの周囲部の上面)に載置され、下方への抜止め状態に係止されるようになる。また、この状態では、第2円筒部15の外周のうち奥部側が、立下り壁部3aに接するように配置される。
さらに、前記被取付部16の上面部には、図1(b)でU字状切込み部16aの左右及び後部に位置して、3個のねじ穴(ボルト穴)16cが形成されている。これらねじ穴16cは、前記取付部7の第2円筒部15の段付き孔15aに対応した位置、つまり、上記した第1円筒部14をU字状切込み部16aの奥部まで挿入した嵌合状態で、第2円筒部15の4個の段付き孔15aのうち3個がラップする位置に形成されている。そして、その状態で、例えば六角穴付きボルトからなる3本のボルト17を、段付き孔15aを通してねじ穴16cにねじ込むことにより、取付部7(走行レール4)が、支持プレート3の先端部(被取付部16)に固定されるようになるのである。
次に、上記構成の作用について述べる。今、一対の支柱2が、例えば図3、図4(実線)に示すように、設置台F上に、支持プレート3を共に前方を向けた状態で左右に位置して設置されているとする。この一対の支柱2に対し、走行レール4(ひいてはロボット本体5)を取付けるには、走行レール4を持上げてその上面の各取付部7を、各支持プレート3の先端部の被取付部16の前方に位置させ、左右で同時に、第1円筒部14を夫々U字状切込み部16aに対して前方から水平(矢印A方向)に差込んでいくようにする。
第1円筒部14をU字状切込み部16aの奥部まで挿入すると、被取付部16の上面に位置される第2円筒部15の段付き孔15aのうち3個が、被取付部16の3個のねじ穴16cに夫々ラップするようになり、それらの位置合せ状態で、図1(a),図2に示すように、ボルト17によるボルト締めを行う。左右の取付部7について同様にボルト締めを行うことにより、走行レール4は、図3、図4に示すように、両支持プレート3の被取付部16間に掛け渡された状態に取付け固定されるのである。
この固定状態では、図1(a)及び図2に示すように、被取付部16のうちU字状切込み部16aの開口部両側部分の露出端部16b,16bが、第2円筒部15の投影面(第2円筒部15が載置されている領域)から露出するようになっている。また、第2円筒部15の外周部のうち奥側のほぼ半周部分が、円弧状をなす立下り壁部3aに対して、ほぼ隙間なく接触し、これと共に、第2円筒部15の上面が、支持プレート3の上面(立下り壁部3aよりも奥側)とほぼ面一状態となっている。
さて、本実施例では、上記した取付構造により、支柱2(支持プレート3)の設置位置が、走行レール4の配設位置に対し、取付部7の中心(第1円筒部14の中心)の垂直軸を中心として、90度間隔で、回転方向に変更可能とされる。即ち、走行レール4の取付部7(第1円筒部14)が円形であり、U字状切込み部16aの奥部に挿入された状態で固定されるので、取付部7に対し、U字状切込み部16aの開口部つまり被取付部16(支持プレート3)がどの方向を向いていても、取付部7を被取付部16に支持させることが可能となる。
一例をあげると、例えば、図4に想像線で示すように、左側の支柱2(及び支持プレート3)を、上から見て90度だけ反時計回り方向に回転させ、走行レール4の左側位置(支持プレート3が右方に延びる位置)に位置変更することができる。この位置変更の作業は、以下のようにして行うことができる。即ち、まず作業者は、支柱2の下部の設置台Fに対する固定を一旦外すと共に、ボルト17を外して取付部7の被取付部16に対する固定を解くようにする。
この状態では、U字状切込み部16aに第1円筒部14が差込まれているものの、走行レール4に対して支持プレート3及び支柱2の移動(水平方向の回転移動)が可能となるので、作業者は、走行レール4(取付部7)をその位置に保持しておいたまま、支持プレート3及び支柱2を90度だけ回転移動させる。そして、新たな位置で支柱2の下部を設置台Fに固定(ボルト締め)する。これと共に、第2円筒部15の段付き孔15aのうち3個が、やはり90度変位した被取付部16の3個のねじ穴16cに夫々ラップするようになるので、それらの位置合せ状態で、ボルト17によるボルト締めを行うことにより、再び取付け固定することができる。
ここで、上記の位置変更の作業中に、支持プレート3の被取付部16に対する取付部7の固定が一時的に解かれて、取付部7の第1円筒部14がU字状切込み部16aに差込まれただけの状態とされる。このため、取付部7(第1円筒部14)がU字状切込み部16aの奥部から開口部側にずれ動くことがあり、ひいては、第2円筒部15の被取付部16に対する係止が外れて、走行レール4の落下などにつながる虞がある。
ところがこのとき、第1円筒部14がU字状切込み部16aの奥部まで挿入されている安全な(取付部7のずれ動きのない)状態では、被取付部16の露出端部16bが第2円筒部15に隠されることなく露出されており、これに対し、取付部7がU字状切込み部16aの奥部から開口部側にずれ移動した際には、露出端部16bが第2円筒部15によって隠れてしまうことになる。また、同様に、第1円筒部14がU字状切込み部16aの奥部まで挿入されている状態では、第2円筒部15の外周部と立下り壁部3aとの間の隙間がほとんどない状態となるが、取付部7がずれ移動した際には、第2円筒部15と立下り壁部3aとの間の隙間が大きく開くようになる。
従って、作業者が、支持プレート3の先端部に位置する露出端部16bを視認できていれば、取付部7が被取付部16から外れる虞のない安全な状態であり、その部分が第2円筒部15によって隠れて視認できなくなると、取付部7が被取付部16から外れる虞があると容易に判断でき、危険回避のための対処を取ることができる。本実施例では、作業者が、第2円筒部15の外周部と立下り壁部3aとの間の隙間を見ることによっても、取付部7が被取付部16から外れる虞があるかどうかを容易に判断することができる。
これにより、作業者は、支持プレート3の先端部の露出端部16b(あるいは第2円筒部15と立下り壁部3aとの間の隙間)を注意しながら見ることにより、走行レール4の配設位置に対する支柱2(支持プレート3)の設置位置の変更の作業を十分に安全に行うことができるのである。尚、支柱2(支持プレート3)の設置位置の変更については、左右の支柱2,2の夫々について任意に行うことが可能であり、様々なパターンとすることが可能である。
このように本実施例の吊り型ロボット1によれば、走行レール4の配設位置に対する支柱2(支持プレート3)の設置位置の変更を可能とすることができ、例えば、工場内の設備のレイアウト等に合せて走行レール4の配設位置に対する支柱2の設置位置を変更したいといった要望に対応することができる。そして、支柱2の位置変更の作業を行う際に、支持プレート3(被取付部16)に対する取付部7の固定が一旦外される事情があっても、作業者の安全性を確保することができるという優れた効果を得ることができる。
図5は、本発明の他の実施例を示すものであり、上記一実施例と異なる点は、支持プレート3の先端部の被取付部21の構成にある。即ち、この実施例でも、被取付部21には、U字状切込み部21aが形成され、そのU字状切込み部21aの開口部両側部分に、第2円筒部15の投影面(固定状態での第2円筒部15の載置領域)から露出する一定長さの露出端部21b,21bが設けられる。また、被取付部21には、やはり3個のねじ穴21cが設けられる。
このとき、前記被取付部21のうち露出端部21b,21bは、図5(b)に示すように、第2円筒部15が載置される部分(投影面)よりも若干だけ上方に凸となるよう(厚みが上方に大きくなる段差状)に構成されている。従って、本実施例では、露出端部21b,21bの上面全体が、第1円筒部14が前記U字状切込み部21aの奥部まで挿入された状態で、第2円筒部15の外周に位置される抜止め用の突出部とされている。尚、この突出部(露出端部21b)は、第1円筒部14をU字状切込み部21aに挿入する際の支障にならない程度の高さ寸法で形成されることは勿論である。
この構成によれば、取付部7の固定を外して支柱2の位置変更の作業を行う際に、抜止め用の突出部(露出端部21b)が第2円筒部15の外周を係止することによって、第1円筒部14がU字状切込み部21aの奥部から開口部側にずれ動くことを抑制することができ、安全性をより高めることができる。この場合、支持プレート3の先端部の被取付部21の露出端部21b、21b部分は、走行レール4と支柱2との取付剛性には関与しない部分であるので、構造の大幅な設計変更などを伴わずに、抜止め用の突出部を容易に付加することが可能となる。
尚、被取付部の露出端部に設けられる抜止め用の突出部としては、様々な変形が考えられる。例えば、露出端部の上面に、ピンのような突起が固定的に設けられていても良い。また、突出部として、露出端部の上面において上下動可能であり通常時はばねにより上方に付勢される爪を設けることもできる。この場合、第1円筒部14のU字状切込み部への挿入時には、その爪が第2円筒部15の下面によって押されて下方に押し込まれ、第2円筒部15が通過した後に、その爪が露出端部の上面から突出して第2円筒部15の外周に位置されるようになる。
そして、上記各実施例では、支柱2(支持プレート3)を90度ピッチで回転方向に位置変更可能としたが、例えば、第2円筒部15に形成される段付き孔15aを90度間隔で4個設けることに代えて、孔の配置ピッチをより細かく(孔の個数を多く)すれば、支柱の設置位置の変更をより多様に行うことができる。被取付部側に設けられるねじ穴についても、配置(ピッチ)や個数を変更することができる。
その他、本発明は上記した各実施例に限定されるものではなく、例えば、支持プレート3については、立下り壁部3aを設けずに、基端から先端まで全体的に均一な厚み寸法の板から構成しても良く、この場合、第2円筒部15が支持プレート3の上面に載置される形態となる。また、走行レール4やロボット本体5等の具体的な構成についても、様々な変形が可能であるなど、本発明は要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得るものである。
本発明の一実施例を示すもので、走行レールの取付状態の支持プレートの先端部の平面図(a)及び走行レールが取付けられていない状態の支持プレートの先端部の平面図(b) 図1(a)のII−II線に沿う縦断側面図 吊り型ロボットの外観を示す斜視図 吊り型ロボットの平面図 本発明の他の実施例を示すもので、支持プレートの先端部の平面図(a)及び縦断側面図(b)
符号の説明
図面中、1は吊り型ロボット、2は支柱、3は支持プレート、3aは立下り壁部、4は走行レール、5はロボット本体、7は取付部、14は第1円筒部、15は第2円筒部、16,21は被取付部、16a,21aはU字状切込み部、16bは露出端部、21bは露出端部(突出部)を示す。

Claims (2)

  1. 一方向に延びる支持プレートを有する一対の支柱と、
    これら一対の支柱の支持プレートの先端部同士間に掛け渡されるように取付けられる直線状の走行レールと、
    この走行レールに吊り下げられた状態で当該走行レールに沿って移動可能に設けられるロボット本体とを備える吊り型ロボットであって、
    前記支持プレートの先端部には、U字状切込み部が設けられていると共に、前記走行レールには、前記U字状切込み部の開口部から挿入されることにより嵌合する第1円筒部と、この第1円筒部の上部に位置し前記支持プレートのU字状切込み部の周囲部上面に係止される径大な第2円筒部とを有する取付部が設けられており、
    前記走行レールの取付部は、前記第1円筒部が前記U字状切込み部の奥部まで挿入された状態で前記支持プレートに固定されるように構成されていると共に、その状態では、前記支持プレートの先端部の前記U字状切込み部の開口部両側の部分が、前記第2円筒部の投影面から露出するように構成されていることを特徴とする吊り型ロボット。
  2. 前記支持プレートの先端部の露出部分の上面には、前記第1円筒部が前記U字状切込み部の奥部まで挿入された状態で、前記第2円筒部の外周に位置される抜止め用の突出部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の吊り型ロボット。
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