JPH07227793A - ツール保持機構 - Google Patents

ツール保持機構

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Publication number
JPH07227793A
JPH07227793A JP1974594A JP1974594A JPH07227793A JP H07227793 A JPH07227793 A JP H07227793A JP 1974594 A JP1974594 A JP 1974594A JP 1974594 A JP1974594 A JP 1974594A JP H07227793 A JPH07227793 A JP H07227793A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
adapter
support plate
supporting plate
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1974594A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Tamaki
宏明 玉木
Jun Otsuka
潤 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH07227793A publication Critical patent/JPH07227793A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 支持プレート6bに一側縁を切り欠いてツー
ル支持口を形成し、ツールアダプタ4の周側面にツール
支持口の縁部7aに係合する断面コ字状の溝部8を設
け、支持プレート6bの適当位置に位置決め穴を設け、
ツールアダプタに支持プレート6bの位置決め穴に係合
離脱可能なボールプランジャ10を設けた。 【効果】 ツールが偏荷重を有する形状をなす場合にお
いても支持プレートに対してツールを安定保持すること
ができ、一つのツールスタンドによって複数種類のツー
ルを安定して保持することができ、ボールプランジャに
より支持プレートに対してツールを確実に位置決めする
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、組み立て作業等におい
てロボットに装着して使用するツールを不使用時に保持
するためのツール保持機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、生産ライン等において使用するロ
ボットは、各作業に適したツール(ハンド)をアームの
先端に着脱自在に装着しており、作業の種目の変更に伴
ってツールを取り替えている。ツールの取り替えに際し
ては、使用しなくなったツールをツールスタンドで保持
し、別途のツールスタンドで保持していた他のツールを
装着する。このとき、ツールがツールスタンドに対して
正確に位置決めされていないとツールとアームとの接合
を適確に行うことができなかった。
【0003】このため、ツールスタンドに位置決めピン
を突設するとともに、ツールのツールプレートに位置決
めピンに嵌合する係合孔を設け、位置決めピンと係合孔
との嵌合によってツールをツールスタンドに位置決めし
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、組立用ツール
は一つのツールによって複数種類の作業が行えるように
多機能であることが求められ、どうしても形状が大きく
なって偏荷重がかかる構造となる。このため、従来のよ
うに、ツールスタンドに設けた位置決めピンによってツ
ールを位置決めする構造では、偏荷重が位置決めピンに
作用し、ピンの変形ないしは損傷を招く問題があるの
で、各ツール毎に専用のツールスタンドを設ける必要が
あった。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、一つ
のツールスタンドによって複数種類のツールを安定して
保持することができるツール保持機構を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のツール保持機構は、ツールスタンドの支持
プレートに一側縁を切り欠いてツール支持口を形成し、
この支持プレートのツール支持口に対して面方向に沿っ
て出し入れ自在なツールアダプタをツールに装着し、ツ
ールアダプタの周側面にツール支持口の縁部に係合する
断面コ字状の溝部を設け、支持プレートの適当位置に位
置決め穴を設け、ツールアダプタに支持プレートの位置
決め穴に係合離脱可能なボールプランジャを設けた構成
としたものである。
【0007】
【作用】上記した構成により、ツールスタンドにおいて
ツールを保持するときには、ツールアダプタの溝部にツ
ール支持口の縁部を係合させながら支持プレートのツー
ル支持口の適当位置までツールを挿入する。このとき、
ツールアダプタの溝部は、その両内側面を支持プレート
の表裏面に対向させてツール支持口の縁部を抱き込むこ
とによって、ツールが支持プレートの表裏方向において
ツール支持口から抜け落ちることを阻止するとともに、
ツールが偏荷重を有する形状をなす場合においても支持
プレートに対してツールを安定保持することができ、一
つのツールスタンドによって複数種類のツールを安定し
て保持することができる。また、ツール支持口の適当位
置において、支持プレートの位置決め穴にツールアダプ
タのボールプランジャが係合することによって、支持プ
レートに対してツールを確実に位置決めすることができ
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1〜図8において、ロボット1は、そのアー
ム2の先端部2aを三次元空間の一定範囲内において任
意の位置に移動させることができる。アーム2の先端部
2aには、自動交換装置3およびツールアダプタ4を介
してツール5を装着している。ツール5は対象作業に応
じて種々の構成をなし、その形状は必ずしも対象形をな
さず偏荷重が生じる場合もある。また、アーム2が届く
距離の範囲内に位置してツールスタンド6を配してい
る。
【0009】ツールスタンド6は支柱部6aと支持プレ
ート6bからなり、支持プレート6bには、その一側縁
を切り欠いてツール支持口7を形成しており、ツール支
持口7の縁部7aは開口部側に向けて薄く形成してい
る。
【0010】自動交換装置3は、アーム2の先端部2a
に装着するマスタ・プレート3aとツール5の側に装着
するツール・プレート3bからなり、マスタ・プレート
3aとツール・プレート3bが着脱自在な構造をなして
いる。ツールアダプタ4はツール・プレート3bとツー
ル5の間に介装したもので、支持プレート6bのツール
支持口7に対して面方向に沿って出し入れ自在な形状を
なしている。ツールアダプタ4は周縁部に上下一対の鍔
部4a,4bを有し、双方の鍔部4a,4bの間にツー
ル支持口7の縁部7aに係合する断面コ字状の溝部8を
設けている。
【0011】支持プレート6bの適当位置には位置決め
穴9を設けており、ツールアダプタ4の下方の鍔部4b
には支持プレート6bの位置決め穴9に係合離脱可能な
ボールプランジャ10を設けている。
【0012】以下、上記構成における作用を説明する。
ツールスタンド6においてツール5を保持するときに
は、図3に示すように、ロボット1はアーム2を操作し
てツール5をツールスタンド6の支持プレート6bのツ
ール支持口7の前方に垂直方向に懸垂支持する。さら
に、ツールアダプタ4の溝部8にツール支持口7の縁部
7aを係合させながら支持プレート6bのツール支持口
7の適当位置までツール5を挿入する。
【0013】このとき、ツールアダプタ4の溝部8は、
ツール支持口7の縁部7aが開口部側に向けて薄い形状
をなしているので、支持プレート6bに速やかに係合す
る。また、ツールアダプタ4は、上下の鍔部4a,4b
の両内側面を支持プレート6bの表裏面に対向させてツ
ール支持口7の縁部7aを抱き込むことによって、ツー
ル5が支持プレート6bの表裏方向においてツール支持
口7から抜け落ちることを阻止するとともに、ツール5
が偏荷重を有する形状をなす場合においても支持プレー
ト6bに対してツール5を安定保持する。
【0014】また、ツール支持口7の適当位置におい
て、支持プレート6bの位置決め穴9にツールアダプタ
4のボールプランジャ10が係合することによって、支
持プレート6bに対してツール5を確実に位置決めする
ことができる。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ツー
ルアダプタの溝部にツール支持口の縁部を係合させなが
ら支持プレートでツールを保持するので、ツールが偏荷
重を有する形状をなす場合においても支持プレートに対
してツールを安定保持することができ、一つのツールス
タンドによって複数種類のツールを安定して保持するこ
とができる。また、支持プレートの位置決め穴にボール
プランジャが係合することによって、支持プレートに対
してツールを確実に位置決めすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すツール保持機構の全体
構成図である。
【図2】同実施例におけるツール保持機構の拡大図であ
る。
【図3】同実施例におけるツール保持機構の動作を説明
する拡大図である。
【図4】同実施例におけるツールアダプタの平面図であ
る。
【図5】同実施例におけるツールアダプタの正面図であ
る。
【図6】同実施例におけるツールスタンドの平面図であ
る。
【図7】同実施例におけるツールスタンドの正面図であ
る。
【図8】図6のA−A矢視図である。
【符号の説明】
1 ロボット 2 アーム 3 自動交換装置 4 ツールアダプタ 5 ツール 6 ツールスタンド 7 ツール支持口 7a 縁部 8 溝部 9 位置決め穴 10 ボールプランジャ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ツールスタンドの支持プレートに一側縁
    を切り欠いてツール支持口を形成し、この支持プレート
    のツール支持口に対して面方向に沿って出し入れ自在な
    ツールアダプタをツールに装着し、ツールアダプタの周
    側面にツール支持口の縁部に係合する断面コ字状の溝部
    を設け、支持プレートの適当位置に位置決め穴を設け、
    ツールアダプタに支持プレートの位置決め穴に係合離脱
    可能なボールプランジャを設けたことを特徴とするツー
    ル保持機構。
JP1974594A 1994-02-17 1994-02-17 ツール保持機構 Pending JPH07227793A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1974594A JPH07227793A (ja) 1994-02-17 1994-02-17 ツール保持機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1974594A JPH07227793A (ja) 1994-02-17 1994-02-17 ツール保持機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07227793A true JPH07227793A (ja) 1995-08-29

Family

ID=12007880

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1974594A Pending JPH07227793A (ja) 1994-02-17 1994-02-17 ツール保持機構

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JP (1) JPH07227793A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009233775A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Denso Wave Inc 吊り型ロボット
CN102275167A (zh) * 2010-06-11 2011-12-14 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 夹持装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009233775A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Denso Wave Inc 吊り型ロボット
JP4553025B2 (ja) * 2008-03-26 2010-09-29 株式会社デンソーウェーブ 吊り型ロボット
CN102275167A (zh) * 2010-06-11 2011-12-14 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 夹持装置

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