JP2007190631A - 自動車のドア建付治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】
ドアが治具本体へのぶつかりを防止し、治具の取り外しを容易とした自動車のドア建付治具を提供する。
【解決手段】
フロントピラーとセンタピラー間に位置決めする横杆2の前端と後端に固定された前端治具位置決めピン4及び後端治具位置決めピン6と、横杆2の長手方向に間隔を置いて設けられ、ドアインナパネルに開けられている複数の基準穴にセットする複数の基準ピン10a10bと、横杆2の前方及び後方部位に設けられ、ドアインナパネルに吸着する前方治具振れ止めマグネット8a、8bと横杆2の後方部位に設けられ、車体に吸着する後方治具振れ止めマグネット8c、8dとからなり、前端治具位置決めピン4及び後端治具位置決めピン6は横杆2の長手方向軸線に対し平面内で直交する軸線で設けられ、前端治具位置決めピン4はフロントピラーに設けられたU字状の位置決め基準穴に差し込むようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車組立てラインにおいてドアをボディーに取付けるためのドア建付治具に関するものである。
自動車組立てラインにおいてドアをボディーに取付けるためドア建付は、ドアヒンジをボディー側に先に位置決め固着し、これにドアをセンタリング用ボルトによってドアの位置を出すようにしてドア取付けを行うようにしたドア建付治具が特開平8−39364号で提供されている。
このものは、横杆と、この横杆の前端に結合され縦杆とからなるL字状の治具本体において、前記縦杆にドアヒンジを車幅方向、高さ方向及び前後方向に位置決め保持する上下一対のヒンジセットブロックと、上下方向及び前後方向の調整が可能であり、フロントピラーの基準穴に係合する前方位置決めピンと、治具固定用クランプとを備え、前記横杆の後端には上下方向及び前後方向の調整が可能であり、センタピラーの基準穴に係合する後方位置決めピンとを備えた構造である。
しかしながら、上記構造のドア建付治具では、治具全体が大きくて重く、特に治具の前側に位置決め駒が集中しているため、重量バランスが悪く、バランサーなどで吊り下げて使用しており、作業工数が掛かることから、作業員はこの治具を使って長時間作業すると疲労する。また、ボデーに対しヒンジを位置決めする治具であるから、建付精度のバラツキが大きいという問題を有している。さらに、全開したドアが自重により閉まろうとするので、ドアに治具をぶつける恐れがあり、ドア建付後に治具の取り外しが容易ではなかった。
特開平8−39364公報
本発明は、このような点に鑑みて、軽量化を図り、治具重量バランスの改善と、建付バラツキを抑え、ドアが治具本体へのぶつかりを防止し、治具の取り外しを容易とした自動車のドア建付治具を提供することを目的とする。
本発明は、この目的を達成するために、請求項1に記載の通り、車体のフロントピラーとセンタピラー間におけるサイドシェルと平行に位置決めされる横杆と、この横杆の前端と後端に固定されており車体に差し込まれる前端治具位置決めピン及び後端治具位置決めピンと、前記横杆の長手方向に間隔を置いて設けられており、ドアインナパネルに開けられている複数の基準穴にセットする複数の基準ピンと、前記横杆の前方部位に設けられており前記ドアインナパネルに吸着する前方治具振れ止めマグネットと前記横杆の後方部位に設けられており車体に吸着する後方治具振れ止めマグネットとからなり、前記前端治具位置決めピン及び後端治具位置決めピンは前記横杆の長手方向軸線に対し平面内で直交する軸線で設けられ、前記前端治具位置決めピンは前記フロントピラーに設けらたU字状に切り欠いた位置決め基準穴に差し込まれることを特徴とするものである。
本発明によれば、構造が簡素化され軽量化が図れ、治具本体の重心が中央部になるためバランスがよくなり、持ち運びやセット作業が容易になり建付作業性を向上する。また、ボデーに対しドアを位置決めした状態で建付できるので高精度のドア建付が得られる。さらに、治具はドアにセットされているため、ドアが治具へのぶつかりを防止し、ドア建付後に治具はドアからの取り外しを容易にしているという効果を有している。
以下本発明を実施するための最良の形態について図面に基づいて説明する。図1において、1は治具本体であり、横杆2と、この横杆2の前端と後端に車体に差し込まれる前端治具位置決めピン4と後端治具位置決めピン6とが設けられている。前記の前端治具位置決めピン4は横杆2の前端に固定したブラケット3に横杆2の長手方向の軸線に対し平面内で直交する軸線で突設している。また、後端位置決めピン6は横杆2の後端に固定したブラケット5に横杆2の長手方向の軸線対し平面内で直交する軸線で直交する方向に突設している。
前記前端治具位置決めピン4と後端治具位置決めピン6との間の横杆2に一対の基準ピン10a、10bが横杆2の長手方向に間隔を置いて設けられている。この一対の基準ピン10a、10bは車体12の前後方向Lと高さ方向Hに位置調整可能としている。この基準ピン10a、10bは車体12に組み付けられるドア14のドアインナパネル14aに明けられている複数の基準穴にセットされる向きで突設されている。
前記基準ピン10a、10bの車体12の前後方向Lと高さ方向Hに位置調整手段はブラケット9a、9bの下端部の下面と側面とを横杆2に固定したL字状の基準ピン調整用ブラケット11a、11bに高さ方向調整用シムと前後方向調整用シムを介して保持し、ボルトでブラケット9a、9bを締め付け固定するようにした構造である。
前記横杆2の前方部位には前記ドアインナパネル14aに吸着する前方治具振れ止めマグネット8a、8bと前記横杆2の後方部位には車体吸着する後方治具振れ止めマグネット8c、8dが設けれらている。
前記前方治具振れ止めマグネット8a、8bは横杆2とクロスして横杆2に固定されているプレート7aの上下端部に前記基準ピン10a、10bの突出方向と同じ向きでボルトにより出入り調整可能に設けられている。また、前記後方治具振れ止めマグネット8c、8dは横杆2とクロスして横杆2に固定されているプレート7bの上下端部に前記前方治具振れ止めマグネット8a、8bの向きとは反対方向の向きで固定されている。
一方、図2及び図3で示すように、フロントピラー18のオープニングフランジ19に前端治具位置決めピン4を差し込むための横向きU字状に切り欠いた位置決め基準穴20が設けられている。
上記の構造よりなる本発明のドア建付治具を用いたドアの組み付け手順について説明する。先ず、車体12に組み付けるドア14に予め上下一対のヒンジ13をセンタボルトで締め付ける。
治具本体1は図4で示すように車体12にサイドシェル17と平行にセットする。この治具本体1の車体へのセットは、フロントピラー18のオープニングフランジ19に開けた基準穴20に横杆2の前端治具位置決めピン4を差し込み、センタピラー21に開けた基準穴び横杆2の後端位置決めピン6を差し込む。この横杆2の後端位置決めピン6をセンタピラー20に明けた基準穴に差し込んだときには後方治具振れ止めマグネット8c、8dがセンタピラー20に吸着して車体12に対し治具本体1がしっかり固定される。
次いで、ドア14を治具本体1の基準ピン10a、10bにセットする。すなわち、図5で示すように、ドアインナパネル14aに明けられている複数の基準穴を治具本体1の基準ピン10a、10bに差し込みセットする。このとき、ドアインナパネル14aが前方治具振れ止めマグネット8a、8bに吸着する。これにより、前記横杆2の前端治具位置決めピン4、横杆2の後端位置決めピン6及び後方治具振れ止めマグネット8c、8dによって車体12に対ししっかり固定された治具本体1にドア14は基準ピン10a、10b及び前方治具振れ止めマグネット8a、8bにより安定して車体12に組み付けられ、ヒンジ13をノーマルボルトにより車体12に締め付け、その後、ドア14を開いて治具本体1を車体12より取り外す。尚、基準ピン10a、10bにドア14をセットしたときに前方治具振れ止めマグネット8a、8bがドアインナパネル14aに当接しなかったり、当接し過ぎの場合は、前方治具振れ止めマグネット8a、8bが取り付けられているボルトにより出入りして適正位置に調整する。
そこで、ドア建付の精度調整は、すなわち、ドア14の前後方向Lの調整については、前後方向調整用シム15bを増減し、高さ方向Hの調整については、高さ方向調整用シム15aを増減する。尚、ドア14の差し込み調整(W方向調整)は通常通り、リテーナで調整する。
上記ドア14の建付け作業完了後の治具本体1の取り出し作業について説明する。図5で示すドア14の建付け作業完了時点の状態から図6で示すようにドア14を開ける。このドア14を開けるドア回転軌跡上でがセンタピラー21に開けた基準穴から後端治具位置決めピン6が抜けるため、ドアインナパネル14aに前方治具振れ止めマグネット8a、8b及び基準ピン10a、10bにより取り付けられている治具本体1はドア14と一体で持ち出される。
そして、ドア14と一体で持ち出された治具本体1を図7で示すように、ドアインナパネル14aから引き離すことによりフロントピラー18のオープニングフランジ19に設けられている横向きU字状に切り欠いた位置決め基準穴20に差し込まれている前端治具位置決めピン4が位置決め基準穴20から外れ、前方治具振れ止めマグネット8a、8b及び基準ピン10a、10bもドアインナパネル14aから外れて治具本体1は容易に取り出されるのである。
このように本発明は、本発明における特徴は、前記のようにドア14の建付け作業完了後にドア14を開いて治具本体1の取り出しにおいて、治具本体1はドア14と一体で持ち出されるため、ドア14から外すだけで取り出すことができ、従来のようにドアを避けながら治具本体を車体から取り外すことがなくなり、取り出し作業の際に全開したドアが自重で閉じ方向に回動してドアに治具本体を当ててしまうことがもなくなる、従って、容易、かつ迅速な治具1の取り出しが得られ作業時間が短縮する利点を有している。
また、本発明は、部品点数が少数で構成され構造が簡単で軽量であり、治具本体の重心が中央部になるためバランスがよくなり、治具本体の持ち運びやセット作業が容易で建付作業性を向上し、ボデーに対しドアを位置決めした状態で建付できるので高精度のドア建付が得られるという利点を有している自動車のドア建付治具を低コストで提供することができる。
本発明による自動車のドア建付治具の斜視図 治具本体をセットするフロントピラー部の斜視図 図2のA部詳細図 治具本体を車体にセットした状態の側面図 図4のB−B矢視断面図 ドア開き開始時の断面図 開いたドアから治具本体を取り外した状態の断面図
符号の説明
1 治具本体
2 横杆
3 ブラケット
4 前端治具位置決めピン
5 ブラケット
6 後端位置決めピン
7a プレート
7b プレート
8a 前方治具振れ止めマグネット
8b 前方治具振れ止めマグネット
8c 後方治具振れ止めマグネット
8d 後方治具振れ止めマグネット
9a ブラケット
9b ブラケット
10a 基準ピン
10b 基準ピン
11a 基準ピン調整用ブラケット
11b 基準ピン調整用ブラケット
12 車体
13 ヒンジ
14 ドア
14a ドアインナパネル
17 サイドシェル
18 フロントピラー
19 オープニングフランジ
20 位置決め基準穴
21 センタピラー

Claims (1)

  1. 車体のフロントピラーとセンタピラー間におけるサイドシェルと平行に位置決めされる横杆と、この横杆の前端と後端に固定されており車体に差し込まれる前端治具位置決めピン及び後端治具位置決めピンと、前記横杆の長手方向に間隔を置いて設けられており、ドアインナパネルに開けられている複数の基準穴にセットする複数の基準ピンと、前記横杆の前方部位に設けられており前記ドアインナパネルに吸着する前方治具振れ止めマグネットと前記横杆の後方部位に設けられており車体に吸着する後方治具振れ止めマグネットとからなり、前記前端治具位置決めピン及び後端治具位置決めピンは前記横杆の長手方向軸線に対し平面内で直交する軸線で設けられ、前記前端治具位置決めピンは前記フロントピラーに設けらたU字状に切り欠いた位置決め基準穴に差し込まれることを特徴とする自動車のドア建付治具。
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