JP2006306330A - シフトレバー装置の組付け構造及び組付け方法 - Google Patents

シフトレバー装置の組付け構造及び組付け方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 コンソールに対するシフトレバー装置の相対位置に位置ずれが生じるのを極力抑制することのできるシフトレバー装置の組付け構造及び組付け方法を提供する。
【解決手段】 車両のボディには、インストルメントパネル10が組み付けられている。コンソール15は、カバー部15aの前端部がフレーム部材25を介してインストルメントパネル10に固定されてフロアパネル17に組み付けられている。また、シフトレバー装置22は、ケース本体21の前端部が金属部材32及びフレーム部材25を介してインストルメントパネル10に固定されてフロアパネル17に組み付けられている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、シフトレバー装置の組付け構造及び組付け方法に関する。
車室内において、運転席と助手席との間には、車両前後方向に延びるコンソールが配設されている。コンソールは、その前端部がインストルメントパネルの補強部材に固定されて、車両のフロアパネル上に組み付けられている。また、コンソールの上面には係合部としてのゲート溝が開口され、ゲート溝からは、運転者がギアの切替操作を行うためのシフトレバーが突出されている。シフトレバー装置は、シフトレバーをコンソールのゲート溝に係合させて、車両のフロアパネル上に組み付けられている。
通常、コンソールを組み付ける際には、その位置決めをインストルメントパネルの固定位置を基準に実施するようにしている。それに対して、シフトレバー装置を組み付ける際には、同装置が変速装置に駆動連結される等の理由から、その位置決めを同フロアパネルに予め設けられた締結孔の孔位置を基準に実施するのが一般的である。このような事情により、コンソールとシフトレバー装置とがそれぞれフロアパネル上に組付けられた状態にあっては、それらの相対位置に位置ずれが生じることによって、コンソールがゲート溝においてシフトレバーと干渉するおそれがあった。よって、そうした場合の対処方法として、例えば、図7及び図8に示される構成が従来より採用されている。
図7に示される構成では、コンソール100の上面101に開口されるゲート溝102についてその溝幅dを大きく形成することによって、ゲート溝102においてコンソール100とシフトレバー103との隙間を充分確保するようにしている。同構成を採用すれば、コンソール100に対するシフトレバー装置104の相対位置に位置ずれが生じたとしても、ゲート溝102においてコンソール100とシフトレバー103とが干渉しないようにすることができる。
また、図8に示される構成では、シフトレバー装置110のケース本体111の上面112にゲート溝113が開口され、コンソール114の上面115に係合部としての四角孔116が開口され、四角孔116においてケース本体111とコンソール114との間に四角枠状のベゼル117を介装するようにしている。同構成を採用すれば、四角孔116においてケース本体111とコンソール114とが干渉しないように設定された隙間Eをベゼル117によって吸収することができる。なお、こうしたベゼルを利用することによって、コンソールと、フロアパネル上に組み付けられるA/Tインジケータとの相対位置の位置ずれに対処する構成が特許文献1に記載されている。
実開平6−83447号公報
ところが、図7に示される構成では、ゲート溝102の溝幅dが大きく形成されることによって、シフトレバー103の操作時にそのシフト位置が運転者にとって識別し難くなることや、ゲート溝102の形状についてその見栄えが損なわれるといった問題がある。また、図8に示される構成では、コンソール114に対するシフトレバー装置110の相対位置とは無関係にゲート溝113の溝幅が設定されるためその形状については見栄えを良くすることはできるものの、ベゼル117が外部に露出されている分、同ゲート溝113周辺での見栄えが損なわれるといった問題がある。従って、上記各従来構成を採用したとしても、コンソール100,114に対するシフトレバー装置104,110の相対位置に位置ずれが生じる以上、ゲート溝102やゲート溝113周辺の外観品質の低下は避けられず、根本的な解決には至っていないのが実情である。
この発明は、こうした従来の実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、コンソールに対するシフトレバー装置の相対位置に位置ずれが生じるのを極力抑制することのできるシフトレバー装置の組付け構造及び組付け方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、車両のボディにインストルメントパネルが固定され、前記インストルメントパネルにコンソールが一体化され、シフトレバー装置がその一部を前記コンソールに設けられた係合部に係合させて前記車両のフロアパネル上に組み付けられるシフトレバー装置の組付け構造であって、前記シフトレバー装置についてそのケース本体を前記インストルメントパネルに固定してなることを要旨とする。
同構成によれば、コンソール及びシフトレバー装置はいずれもインストルメントパネルに固定されるため、それらの位置決めを、インストルメントパネルの固定位置を基準として実施することが可能になる。これにより、コンソールに対するシフトレバー装置の相対位置に位置ずれが生じるのを極力抑制することができるようになる。なお、シフトレバー装置の組付け構造として、請求項2に記載されるように、前記シフトレバー装置はそのシフトレバーを前記係合部に係合させてなる、といった構成を採用することができる。また、請求項3に記載されるように、前記シフトレバー装置は前記ケース本体を前記係合部に係合させてなる、といった構成を採用することもできる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の発明において、前記シフトレバー装置は前記インストルメントパネルの補強部材に固定されるとともに、前記補強部材について前記シフトレバー装置に固定される部位を車両後方に向かって延びるように形成してなることを要旨とする。
同構成によれば、インストルメントパネルと、それよりも車両後方に配設されるシフトレバー装置とを繋ぐ部位が、同インストルメントパネルの補強部材によって形成されている。これにより、インストルメントパネルとシフトレバー装置とを繋ぐ部位の強度を高くすることができ、コンソールに対するシフトレバー装置の相対位置に位置ずれが生じるのを一層好適に抑制することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の発明において、前記シフトレバー装置は、前記フロアパネルとの相対位置誤差を許容する相対位置許容手段を備えることを要旨とする。
同構成によれば、フロアパネルに対する相対位置に位置ずれが生じていたとしても、シフトレバー装置をインストルメントパネルに固定させてフロアパネル上に組付けることが可能になる。この相対位置許容手段としては、請求項6に記載されるように、前記相対位置許容手段は、前記シフトレバー装置を前記フロアパネルに締結するための締結ネジと、前記ケース本体の底部に設けられ前記締結ネジが挿通される締結孔と備え、前記締結孔の孔径を前記締結ネジの軸部よりも大径に形成してなる、といった構成を採用することができる。
請求項7に記載の発明は、車両のフロアパネル上に組み付けられるシフトレバー装置の組付け方法であって、前記車両のボディにインストルメントパネルを固定し、前記インストルメントパネルにシフトレバー装置のケース本体を固定し、コンソールに設けられた係合部に前記シフトレバー装置の一部を係合させるようにして、前記インストルメントパネル及び前記フロアパネルに同コンソールを組み付けることを要旨とする。
同構成によれば、シフトレバー装置のケース本体とコンソールとをインストルメントパネルに固定してフロアパネル上に組み付けるようにしているため、それらの位置決めを、インストルメントパネルの固定位置を基準として実施することが可能になる。これにより、コンソールに対するシフトレバー装置の相対位置に位置ずれが生じるのを極力抑制することができるようになる。
以下、本発明のシフトレバー装置の組付け構造を具体化した一実施形態について図1〜図4を参照して説明する。
図1に示されるように、車室内において、車両前方には、インストルメントパネル10がその長手方向を車幅方向に向けて配設されている。このインストルメントパネル10の内側には、補強部材としてのリーンフォースバー12が車幅方向に延びるように設けられている。インストルメントパネル10は、リーンフォースバー12の両端部が車両のボディ11に固定されることにより車室内の前端部に組み付けられている。
車室内において、その中央には、コンソール15がその長手方向を車両前後方向に向けて配設されている。このコンソール15は、カバー部15aとその後方にボックス部15bとを備え、これらを一体成形することにより形成されている。コンソール15は、その前端部をインストルメントパネル10の中央下端縁に連接させて車両のフロアパネル17上の所定位置に組み付けられている。
コンソール15とフロアパネル17との間には、シフトレバー20と、ケース本体21とを備えたシフトレバー装置22が配設されている。コンソール15は、シフトレバー装置22をその上方から覆い被せるようにし、かつ、コンソール15の上面に開口されたゲート溝19に同装置22のシフトレバー20を係合させるようにしてフロアパネル17上の所定位置に組み付けられている。
先ず、コンソール15の組付け構造について図1〜図3を参照して説明する。
図1及び図2に示されるように、インストルメントパネル10において、その中央下端縁にはコンソール15を連接させる部分が車両後方に向けて開口されている。この開口部24付近には、インストルメントパネル10のリーンフォースバー12から下方に延出された一対のフレーム部材25が配設されている。各フレーム部材25は、リーンフォースバー12と同じくインストルメントパネル10の補強部材を構成するもので、それらの先端部が、フロアパネル17の中央に突出形成されたフロアトンネル18の両側面にネジ締結されている。
図3に示されるように、各フレーム部材25には、コンソール15の前端部をネジ締結するための締結孔26がそれぞれ設けられている。一方、コンソール15において、カバー部15aの両側壁27には、各フレーム部材25の締結孔26と対応する位置に締結孔28がそれぞれ設けられている。コンソール15は、両側壁27の前端部がフレーム部材25にネジ締結されることによって、インストルメントパネル10の中央下端縁に連設される、即ち、インストルメントパネル10に対して一体化されるように構成されている。
また、図2及び図3に示されるように、ボックス部15bの底壁16には、コンソール15をフロアトンネル18の上面にネジ締結するための締結孔30が2個設けられている。コンソール15は、カバー部15aの前端部がフレーム部材25に固定されることにより、インストルメントパネル10の固定位置を基準とした位置決めが行われる。この場合、フレーム部材25は、インストルメントパネル10の固定位置を基準にコンソール15の位置決めを実施するための位置決め部材として機能する。そして、そうした位置決めが行われたうえで、コンソール15は、ボックス部15bの底壁16がフロアトンネル18の上面にネジ締結されることにより、フロアパネル17上の所定位置に組み付けられるようになっている。
次に、シフトレバー装置22の組付け構造について図2〜図4を参照して説明する。
図2及び図3に示されるように、各フレーム部材25には、車両後方に向かって延びる長四角板状の金属部材32がそれぞれ溶着されている。各金属部材32は、フレーム部材25に溶着される側の端部(車両前方側端部)が略直角に折曲されている。また、各金属部材32は、シフトレバー装置22に固定される側の端部(車両後方側端部)に締結孔44を有している。各金属部材32は、前記各フレーム部材25と同様に、インストルメントパネル10の補強部材を構成するものである。
シフトレバー装置22のケース本体21は、大きくは平板状の固定部35と、その上部に箱状の本体部36とを備えて構成されている。本体部36の上面には、コンソール15のゲート溝19と略同一形状をなす溝37が開口され、同溝37からシフトレバー20が上方に向けて突出されている。また、固定部35には、その前端縁から一対のアーム部38が車両前方に向かって延びるように形成されている。各アーム部38の先端部には締結孔39が設けられ、これら締結孔39に、各金属部材32の後端部がそれぞれネジ締結されるようになっている。即ち、シフトレバー装置22は、上記金属部材32を介しケース本体21の前端部が各フレーム部材25にネジ締結されることによって、インストルメントパネル10に対して一体化されるように構成されている。
また、固定部35の前後方向各端部には、シフトレバー装置22をフロアトンネル18の上面にネジ締結するための締結孔40がそれぞれ一対ずつ設けられている。シフトレバー装置22は、ケース本体21の前端部が各金属部材32に固定されることにより、インストルメントパネル10の固定位置を基準とした位置決めが行われる。この場合、各フレーム部材25及び各金属部材32は、インストルメントパネル10の固定位置を基準にシフトレバー装置22の位置決めを実施する位置決め部材として機能する。そして、そうした位置決めが行われたうえで、シフトレバー装置22は、ケース本体21がフロアトンネル18の上面にネジ締結されることにより、フロアパネル17上の所定位置に組み付けられるようになっている。
また、フロアトンネル18には、シフトレバー装置22の固定部35の締結孔40に対応して4つの締結孔42が設けられている。そして、図4に示されるように、フロアトンネル18の締結孔42はこれに挿通される締結ネジ43の軸部43aとほぼ同径に形成される一方、固定部35の締結孔40はフロアトンネル18の締結孔42よりも大径に、即ち、締結ネジ43の軸部43aよりも大径に形成されている。これにより、シフトレバー装置22は、フロアパネル17に対する相対位置に位置ずれが生じていたとしても、ケース本体21の前端部をインストルメントパネル10に固定させた状態で同フロアパネル17上に組付けられるようになっている。即ち、本実施形態のシフトレバー装置22にあっては、フロアパネル17に対する同装置22の相対位置誤差を許容する相対位置許容手段が、固定部35の締結孔40とこれに挿通される締結ネジ43とにより構成されている。
次に、シフトレバー装置22の組付け方法を図1及び図3を参照して説明する。
まず、図1及び図3に示されるように、インストルメントパネル10を車室内前端部の所定位置に配置し、リーンフォースバー12の両端部を車両のボディ11の両側部にネジ締結する。そして、リーンフォースバー12より下方に延出された各フレーム部材25をフロアトンネル18の両側面に締結ネジ41により締結する。こうして、インストルメントパネル10は、リーンフォースバー12やフレーム部材25等の補強部材が車両のボディ11やフロアトンネル18等にネジ締結されることによって車室内前端部の所定位置に組み付けられるようになる。
次に、シフトレバー装置22をフロアパネル17上に配置し、同装置22の位置決めを実施した後に、ケース本体21をフロアトンネル18の上面にネジ締結する。その際、先ず、各アーム部38の締結孔39と、各金属部材32の先端部に設けられた締結孔44とを一致させ、各アーム部38と各金属部材32とを締結ネジ45を用いて締結する。これにより、シフトレバー装置22は、ケース本体21の前端部が各金属部材32を介しフレーム部材25に固定される。こうして、シフトレバー装置22は、インストルメントパネル10に対して一体化されるようになる。
続いて、固定部35の締結孔40と、フロアトンネル18に設けられた締結孔42とを一致させ、ケース本体21をフロアトンネル18の上面に締結ネジ43を用いて締結する。こうして、シフトレバー装置22は、ケース本体21の前端部がインストルメントパネル10に固定されることによって、同インストルメントパネル10の固定位置を基準とした位置決めが実施される。そして、そうした位置決めが実施されたうえで、シフトレバー装置22は、ケース本体21がフロアトンネル18の上面にネジ締結されてフロアパネル17上の所定位置に組み付けられる。
次に、シフトレバー装置22の上方から覆い被せるようにし、かつ、シフトレバー20をゲート溝19に係合させるようにして、コンソール15をフロアパネル17上の所定位置に配置する。その際、シフトレバー20は、その把持部20aが予め取外された状態でコンソール15のゲート溝19に係合される。そして、シフトレバー20をゲート溝19に係合させた後に、その先端部に把持部20aを装着する。
続いて、カバー部15aの両側壁27に設けられた締結孔28と、各フレーム部材25の締結孔26とを一致させ、カバー部15aの前端部を各フレーム部材25に締結ネジ46により締結する。これにより、コンソール15は、カバー部15aの前端部がフレーム部材25に固定される。こうして、コンソール15は、インストルメントパネル10に対して一体化されるとともに、シフトレバー装置22とも一体化されるようになる。
最後に、ボックス部15bの締結孔30と、フロアトンネル18に設けられた締結孔47とを一致させ、ボックス部15bをフロアトンネル18の上面に締結ネジ49により締結する。こうして、コンソール15は、カバー部15aの前端部がインストルメントパネル10に固定されることによって、同インストルメントパネル10の固定位置を基準とした位置決めが実施される。そして、そうした位置決めが実施されたうえで、コンソール15は、ボックス部15bがフロアトンネル18の上面にネジ締結されてフロアパネル17上の所定位置に組み付けられる。このようにすることで、コンソール15の組付け位置に対する相対位置に位置ずれを極力生じさせることなく、シフトレバー装置22をフロアパネル17上に組み付けることが可能になる。
本実施形態によれば以下のような効果を得ることができる。
(1)シフトレバー装置22及びコンソール15は、それらの前端部がインストルメントパネル10に固定されてフロアパネル17に組み付けられている。このように、コンソール15及びシフトレバー装置22をインストルメントパネル10に固定してフロアパネル17に組付けることによって、それらの位置決めを、インストルメントパネル10の固定位置を基準に実施することが可能になる。これにより、コンソール15に対するシフトレバー装置22の相対位置に位置ずれが生じるのを極力抑制することができるようになる。従って、コンソール15の上面に開口されるゲート溝19の溝幅を大きくする必要が無くなるため、シフトレバー20の操作時にそのシフト位置を識別し易くなり、また、ゲート溝19の形状についてその見栄えが損なわれるのを防止することもできる。
(2)各フレーム部材25には、車両後方に向かって延びる金属部材32がそれぞれ溶着され、これら金属部材32の端部に、シフトレバー装置22のケース本体21の前端部がネジ締結されるようになっている。この場合、インストルメントパネル10と、それよりも車両後方に配設されるシフトレバー装置22とを繋ぐ部位が、インストルメントパネル10の補強部材の一部を構成する金属部材32によって形成されている。これにより、インストルメントパネル10とシフトレバー装置22とを繋ぐ部位の強度を高くすることができる。よって、コンソール15に対するシフトレバー装置22の相対位置に位置ずれが生じるのを一層好適に抑制することができる。
(3)シフトレバー装置22にあっては、フロアパネル17に対する同装置22の相対位置誤差を許容する相対位置許容手段が備えられている。これにより、フロアパネル17に対する相対位置、即ち、フロアトンネル18に形成された締結孔42の孔位置に対して位置ずれが生じていたとしても、シフトレバー装置22をインストルメントパネル10に固定させてフロアパネル17上に組み付けることが可能になる。
なお、本実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・本実施形態において、ケース本体21の固定部35にアーム部38が設けられていたが、これを省略し、図5に示されるように、各フレーム部材25に溶着された金属部材32を固定部35の前端部に直接ネジ締結するように変更してもよい。
・本実施形態において、各フレーム部材25には金属部材32が溶着されていたが、これを省略し、固定部35のアーム部38を各フレーム部材25に直接ネジ締結するように変更してもよい。
・また、各フレーム部材25に溶着された金属部材32及び固定部35に設けられたアーム部38をいずれも省略し、ケース本体21の固定部35を各フレーム部材25に直接ネジ締結するように変更してもよい。
・本実施形態において、各フレーム部材25と金属部材32とが別部材としてそれぞれ形成されていたが、これらを一体形成することにより図6に示すような位置決め部材50を採用するようにしてもよい。
・本実施形態において、シフトレバー20をコンソール15のゲート溝19に係合させる構成に適用されていたが、シフトレバー装置110のケース本体111をコンソール15の四角孔116に係合させる構成(図8参照)に適用することもできる。同構成に適用する場合には、四角孔116にてコンソール114とケース本体111との干渉を防ぐための隙間Eを極力小さくすることができ、ひいては、この隙間Eを吸収するためのベゼル117を省略することも可能になる。
・本実施形態において、シフトレバー装置22にはフロアパネル17との相対位置誤差を許容する相対位置許容手段が備えられていたが、これを省略してもよい。この場合であっても、シフトレバー装置22及びコンソール15をいずれもインストルメントパネル10に固定しフロアパネル17に組み付けることが可能なため、シフトレバー装置22とコンソール15との相対位置に誤差が生じるのを極力抑制することができる。
・本実施形態において、シフトレバー装置22は固定部35の締結孔40とこれに上方から挿通される締結ネジ43とによりシフトレバー装置22の相対位置許容手段が構成されていたが、これ以外の構成を採用してもよい。具体的には、フロアトンネル18の上面から締結ネジ43の軸部43aを上方に突出させ、固定部35の締結孔40とこれに下方から挿通される締結ネジ43とにより上記相対位置許容手段を構成するように変更してもよい。
本実施形態におけるシフトレバー装置及びその周辺部材の位置関係を示す概略斜視図。 同じくシフトレバー装置の組付け構造を示す斜視図。 同じくシフトレバー装置の組付け方法を示す分解斜視図。 同じくシフトレバー装置の相対位置許容手段を示す拡大断面図。 変形例のシフトレバー装置の組付け構造を示す斜視図。 変形例のシフトレバー装置の組付け構造を示す斜視図。 (a)は従来のシフトレバー装置の組付け構造を示す断面図、(b)は同じくシフトレバー装置のシフトレバー付近を車室内から見た場合の斜視図。 (a)は従来のシフトレバー装置の組付け構造を示す断面図、(b)は同じくシフトレバー装置のシフトレバー付近を車室内から見た場合の斜視図。
符号の説明
10…インストルメントパネル、11…ボディ、15…コンソール、17…フロアパネル、19…ゲート溝(係合部)、20…シフトレバー、21…ケース本体、22…シフトレバー装置、25…フレーム部材(補強部材)、32…金属部材(補強部材)、40…締結孔、43…締結ネジ、43a…軸部。

Claims (7)

  1. 車両のボディにインストルメントパネルが固定され、前記インストルメントパネルにコンソールが一体化され、シフトレバー装置がその一部を前記コンソールに設けられた係合部に係合させて前記車両のフロアパネル上に組み付けられるシフトレバー装置の組付け構造であって、
    前記シフトレバー装置についてそのケース本体を前記インストルメントパネルに固定してなる
    ことを特徴とするシフトレバー装置の組付け構造。
  2. 請求項1記載のシフトレバー装置の組付け構造において、
    前記シフトレバー装置はそのシフトレバーを前記係合部に係合させてなる
    ことを特徴とするシフトレバー装置の組付け構造。
  3. 請求項1記載のシフトレバー装置の組付け構造において、
    前記シフトレバー装置は前記ケース本体を前記係合部に係合させてなる
    ことを特徴とするシフトレバー装置の組付け構造。
  4. 請求項1〜3のうちいずれか1項に記載のシフトレバー装置の組付け構造において、
    前記シフトレバー装置は前記インストルメントパネルの補強部材に固定されるとともに、前記補強部材について前記シフトレバー装置に固定される部位を車両後方に向かって延びるように形成してなる
    ことを特徴とするシフトレバー装置の組付け構造。
  5. 請求項1〜4のうちいずれか1項に記載のシフトレバー装置の組付け構造において、
    前記シフトレバー装置は、前記フロアパネルとの相対位置誤差を許容する相対位置許容手段を備える
    ことを特徴とするシフトレバー装置の組付け構造。
  6. 請求項5記載のシフトレバー装置の組付け構造において、
    前記相対位置許容手段は、前記シフトレバー装置を前記フロアパネルに締結するための締結ネジと、前記ケース本体の底部に設けられ前記締結ネジが挿通される締結孔と備え、前記締結孔の孔径を前記締結ネジの軸部よりも大径に形成してなる
    ことを特徴とするシフトレバー装置の組付け構造。
  7. 車両のフロアパネル上に組み付けられるシフトレバー装置の組付け方法であって、
    前記車両のボディにインストルメントパネルを固定し、
    前記インストルメントパネルにシフトレバー装置のケース本体を固定し、
    コンソールに設けられた係合部に前記シフトレバー装置の一部を係合させるようにして、前記インストルメントパネル及び前記フロアパネルに同コンソールを組み付ける
    ことを特徴とするシフトレバー装置の組付け方法。
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