JP2016032973A - 車両の組立作業用治具 - Google Patents

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浩司 下村
Koji Shimomura
浩司 下村
哲宏 片岡
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哲宏 片岡
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Abstract

【課題】車体と、車輪懸架用のサスペンションメンバとを互いに組み付ける場合における車両の組立作業が容易にできるようにし、かつ、車両の組立作業が安価に達成できるようにする。
【解決手段】車両1は、車体2の下面側に締結具21により締結されるサスペンションメンバ22と、車体2に形成され、車体2をこの車体2以外の部位に固縛させるための固縛具を挿通可能とさせる開口45と、サスペンションメンバ22に形成される他の開口46とを備える。車両1についての組立作業用治具は、各開口45,46にそれぞれ嵌入、離脱可能とされ、互いに固着された一対の嵌入突起50,51を有している。各開口45,46への各嵌入突起50,51の嵌入により、車体2に対しサスペンションメンバ22が吊り下げ状に仮止め可能とされる。仮止め状態のままで車体2へのサスペンションメンバ22の締結具21による締結が可能とされる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車体と、車輪懸架用のサスペンションメンバとを互いに組み付ける場合における車両の組立作業が容易にできるようにする車両の組立作業用治具に関するものである。
車両の前部構造には、従来、車体の下面側に締結具による締結可能とされるサスペンションメンバと、このサスペンションメンバに上、下揺動可能に枢支される左右一対のロアアームとを備えたものが多く見られる(例えば、特許文献1)。
また、通常、上記各ロアアームの揺動端部にはそれぞれステアリングナックルが支持され、これら各ステアリングナックルと車体との間に緩衝器が架設される。そして、上記ステアリングナックルに前車輪が支持されるようになっている。
上記車両の組立作業は、例えば、次のように行われる。
即ち、まず、作業面上の所定高さに車体を位置させる。一方、上記サスペンションメンバに、それぞれ左右一対のロアアーム、ステアリングナックル、および緩衝器を組み付けて組み立て体を形成する。次に、上記車体の下方域を作業空間として、上記車体の下面側に上記組み立て体のサスペンションメンバを締結具により締結するが、この締結に際しては、予め、上記車体の下面側に上記サスペンションメンバを精度よく位置決めすることが要求される。そして、このような精度のよい位置決め状態で、上記サスペンションメンバを上記車体の下面側に締結具により締結すれば、この締結は円滑かつ迅速にできる。その後は、上記組み立て体の各ステアリングナックルにそれぞれ前車輪を支持させる等の作業が行われる。
特開2011−93348号公報
ところで、上記したように、車両の組立作業時に車体の下面側に対し上記組み立て体のサスペンションメンバを締結具により締結する場合、車体の下面側に上記サスペンションメンバを精度よく位置決めすることが要求されるが、上記組み立て体は、上記サスペンションメンバの他に、それぞれ左右一対のステアリングナックルや緩衝器を有していて、全体的には形状や質量が大きく、しかも構造が複雑なものであり、このため、上記したように車体の下面側にサスペンションメンバを精度よく位置決めする、という作業は容易でなく、よって、その分、上記車両の組立作業は煩雑になりがちである。
そこで、上記車両の組立作業において、車体の下面側にサスペンションメンバを位置決めさせることに先立ち、上記車体にサスペンションメンバを仮止めする治具を設け、この仮止めにより、上記した精度のよい位置決めが容易にできるようにし、もって、上記組立作業が容易にできるようにすることが考えられる。しかし、このような治具を単に設けると、上記組立作業のコストが高価になるおそれが生じて好ましくない。
本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、本発明の目的は、車体と、車輪懸架用のサスペンションメンバとを互いに組み付ける場合における車両の組立作業が容易にできるようにし、かつ、この車両の組立作業が安価に達成できるようにすることである。
請求項1の発明は、車体2の下面側に締結具21により締結されるサスペンションメンバ22と、車体2に形成され、車体2をこの車体2以外の部位に固縛させるための固縛具を挿通可能とさせる開口45と、上記サスペンションメンバ22に形成される他の開口46とを備えた車両についての組立作業用治具であって、
上記各開口45,46にそれぞれ嵌入、離脱可能とされ、互いに固着された一対の嵌入突起50,51を有し、上記各開口45,46への各嵌入突起50,51の嵌入により、上記車体2に対し上記サスペンションメンバ22を吊り下げ状に仮止め可能にし、かつ、この仮止め状態のままで上記車体2への上記サスペンションメンバ22の上記締結具21による締結を可能にするようにしたことを特徴とする車両の組立作業用治具である。
なお、この項において、上記各用語に付記した符号や図面番号は、本発明の技術的範囲を後述の「実施例」の項や図面の内容に限定解釈するものではない。
本発明による効果は、次の如くである。
請求項1の発明は、車体の下面側に締結具により締結されるサスペンションメンバと、車体に形成され、車体をこの車体以外の部位に固縛させるための固縛具を挿通可能とさせる開口と、上記サスペンションメンバに形成される他の開口とを備えた車両についての組立作業用治具であって、
上記各開口にそれぞれ嵌入、離脱可能とされ、互いに固着された一対の嵌入突起を有し、上記各開口への各嵌入突起の嵌入により、上記車体に対し上記サスペンションメンバを吊り下げ状に仮止め可能にし、かつ、この仮止め状態のままで上記車体への上記サスペンションメンバの上記締結具による締結を可能にするようにしており、次の効果が生じる。
即ち、車体と、サスペンションメンバとを互いに組み付ける組立作業をする場合には、上記車体にサスペンションメンバを締結具により締結する以前に、まず、上記各開口同士が車両の幅方向、前後方向、かつ、上下方向で互いに近傍に位置するよう、上記車体とサスペンションメンバとを所望の相対位置に位置させる。
次に、上記各開口にそれぞれ上記治具の嵌入突起を嵌入し、上記車体を上昇させる。すると、この車体に対し上記サスペンションメンバは上記治具により吊り下げ状に仮止めされる。この仮止め状態では、上記車体に対する車両の幅方向、および/もしくは前後方向での上記サスペンションメンバの移動は、このサスペンションメンバへのわずかな外力の付与により容易にできる。
よって、上記車体に対する上記サスペンションメンバの所望方向への移動により、上記車体に対するサスペンションメンバの精度のよい位置決めが容易にでき、かつ、この精度のよい位置決め状態の維持も容易にできる。この結果、上記車体へのサスペンションメンバの上記締結具による締結が円滑かつ迅速にでき、つまり、車両の組立作業が容易にできることとなる。
また、上記したように車体に対しサスペンションメンバを仮止めするための上記治具は、その一部として、車体に形成された車体固縛用の開口を利用したのであり、よって、その分、上記車両の組立作業は安価に達成可能とされる。
図2のI-I線矢視拡大図である。 車体前部の平面簡略図である。 車体前部の斜視展開図である。
本発明の車両の組立作業用治具に関し車体と、車輪懸架用のサスペンションメンバとを互いに組み付ける場合における車両の組立作業が容易にできるようにし、かつ、この車両の組立作業が安価に達成できるようにする、という目的を実現するため、本発明を実施するための形態は、次の如くである。
即ち、車両は、車体の下面側に締結具により締結されるサスペンションメンバと、車体に形成され、車体をこの車体以外の部位に固縛させるための固縛具を挿通可能とさせる開口と、上記サスペンションメンバに形成される他の開口とを備えている。
そして、上記車両についての組立作業用治具は、上記各開口にそれぞれ嵌入、離脱可能とされ、互いに固着された一対の嵌入突起を有している。上記各開口への各嵌入突起の嵌入により、上記車体に対し上記サスペンションメンバは吊り下げ状に仮止め可能とされる。また、この仮止め状態のままで上記車体への上記サスペンションメンバの上記締結具による締結が可能とされる。
本発明をより詳細に説明するために、その実施例を添付の図に従って説明する。
図において、符号1は、自動車で例示される車両であり、矢印Frは、この車両1の進行方向の前方を示している。また、下記する左右とは、上記前方に向かっての車両1の幅方向をいうものとする。
車両1の車体2の前部は、板金製で、大きい剛性を有する骨格部材3と、この骨格部材3に支持される車体本体(ボデー)4とを備えている。
上記骨格部材3は、車体2の下部を構成し、それぞれ車両1の前後方向に延びる左右一対のサイドメンバ7,7と、車両1の幅方向に延び、上記左右サイドメンバ7,7を互いに結合する不図示のクロスメンバと、それぞれ上下方向に延び、車体2の前部における各サイドメンバ7の後部に支持される左右一対のフロントピラー8,8と、上記各サイドメンバ7よりも上方で、上記各フロントピラー8の上下方向の中途部から前方に向かって突設される左右一対のエプロンメンバ9,9とを備えている。
前記車体本体4は、車体2の前部の左右各側部において、上記サイドメンバ7とエプロンメンバ9とに架設されるサスペンションタワー12と、車両1の幅方向に延び、上記左右フロントピラー8,8に架設されるダッシュパネル13とを備えている。このダッシュパネル13の後方における車体2の内部が車室14とされ、上記左右サイドメンバ7,7、左右エプロンメンバ9,9、左右サスペンションタワー12,21、およびダッシュパネル13により囲まれる空間がエンジンルーム15とされる。
車体2の前部に左右一対の前車輪18,18を懸架するフロントサスペンション19が設けられる。このフロントサスペンション19は、上記エンジンルーム15の後部、かつ、上記左右サイドメンバ7,7よりも下側に配置されると共に、左右各側部が車体2の下面側である上記サイドメンバ7,7の下面側に締結具21により締結されるサスペンションメンバ22と、このサスペンションメンバ22の左右各側部にそれぞれ前、後枢支具23,24により上下に揺動可能に枢支される左右一対のロアアーム25,25と、これら各ロアアーム25の揺動端部にそれぞれ支持されるステアリングナックル26と、これら各ステアリングナックル26と上記各サスペンションタワー12との間にそれぞれ架設される不図示の緩衝器とを備え、上記各ステアリングナックル26に前車輪18が着脱可能に支持される。
上記サスペンションメンバ22は、板金製で、上記サイドメンバ7,7よりも下側に配置され、車両1の前後方向、かつ、幅方向に延びる中空閉断面構造のサスペンションメンバ本体30と、このサスペンションメンバ本体30の前端部の左右各側部からそれぞれ上方に向かって突設される左右一対の前ブラケット31,31と、上記サスペンションメンバ本体30の後端部の左右各側部からそれぞれ後方に向かって突設される左右一対の後ブラケット32,32とを有している。
前記締結具21は、上記各前ブラケット31の突出端部を各サイドメンバ7の前部下面側に締結する前締結具21aと、上記各後ブラケット32の突出端部を各サイドメンバ7の後部下面側に締結する後締結具21bと、上記サスペンションメンバ本体30の後端部の左右各側部を各サイドメンバ7の前後方向の中央部分における下面側に締結する中間締結具21cとを有している。この中間締結具21cは、上記後枢支具24を構成する締結具と兼用される。
上記締結具21の前、後、中間締結具21a〜21cは、それぞれ上記各サイドメンバ7に固着されるナット35と、上記サスペンションメンバ22の各部をその下方から上方に貫通して上記各サイドメンバ7の上記各ナット35に螺合されるボルト36とを有している。
上記エンジンルーム15の前部に、車両1の走行駆動用エンジン39が配置される。このエンジン39は、上記左右サイドメンバ7,7の上面側にエンジンマウント40により締結されて支持される。上記エンジン39の後部と上記サスペンションメンバ22とはトルクロッド41により互いに連結される。この連結により、上記左右サイドメンバ7,7へのエンジン39の支持強度が向上させられる。
上記サスペンションメンバ本体30後端部の上方近傍、かつ、上記各サイドメンバ7の外側方近傍における上記ダッシュパネル13の前面に左右一対の金属製棒材44,44が固着される。これら棒材44,44は、それぞれ車両1の側面視(図1)でU字形状に屈曲され、その両端部が上記ダッシュパネル13に固着される。これらダッシュパネル13と棒材44との間に車両1の幅方向に貫通する開口45が形成される。例えば、カーキャリアにより車両1を搬送する際、この車両1を上記カーキャリアに固縛させるためのワイヤーやフックなど固縛具が上記各開口45に挿通可能とされる。
上記各開口45の下方近傍における上記サスペンションメンバ22の各部分に、車両1の幅方向に貫通する他の開口46が形成される。具体的には、これら各他の開口46は上記サスペンションメンバ本体30の後端部の左右各側部と上記各後ブラケット32との間に形成される。
上記車体2と、前車輪18懸架用のサスペンションメンバ22とを互いに組み付ける組立作業に用いられる左右一対の治具48,48が設けられる。これら各治具48は、車両1の幅方向で上記各開口45,46にそれぞれ嵌入、離脱可能とされ、連結部49により互いに一体的に固着された一対の嵌入突起50,51を有している。上記各治具48の連結部49、および各嵌入突起50,51は一本の断面円形の棒材をU字形状に屈曲することにより形成される。上記各嵌入突起50,51は互いにほぼ平行に延びているが、上記連結部49からの突出寸法は互いに相違させられている。
そして、上記各開口45,46に上記各嵌入突起50,51を嵌入させた場合(図1,2中実線)、詳図しないが、上記車体2の各サイドメンバ7に対し上記サスペンションメンバ22は吊り下げ状に仮止め可能とされる。この仮止め状態では、上記各サイドメンバ7に対し上記サスペンションメンバ22はわずかに前後、かつ、上下移動が可能とされる。また、この仮止め状態のままで、上記各サイドメンバ7へのサスペンションメンバ22の上記締結具21による締結が可能とされる。
上記構成の車両1において、車体2の各サイドメンバ7と、サスペンションメンバ22、およびエンジン39とを互いに組み付ける組立作業は、次のように行われる。
即ち、上記車体2の各サイドメンバ7に対し、上記サスペンションメンバ22を締結具21により締結したり、上記エンジン39をエンジンマウント40により締結したりする以前に、まず、不図示の作業面上の所定高さに車体2を位置させ、これら作業面と車体2との間に空間を形成する。一方、上記サスペンションメンバ22に、それぞれ前枢支具23により左右一対のロアアーム25を組み付けると共に、上記サスペンションメンバ22に上記トルクロッド41を介しエンジン39を組み付ける。
次に、上記サスペンションメンバ22、各ロアアーム25、トルクロッド41、およびエンジン39を上記車体2の前方から後方移動させる。そして、この際、上記左右それぞれ一対の各開口45,46同士が車両1の幅方向、前後方向、かつ、上下方向で互いに近傍に位置するよう、上記車体2下方の空間に上記サスペンションメンバ22、および各ロアアーム25を位置させる。また、この状態で、上記車体2の外側方から、上記各ロアアーム25にそれぞれ左右一対のステアリングナックル26、および緩衝器を組み付ける。これにより、上記各サイドメンバ7に対し、サスペンションメンバ22の前部はそれぞれ左右一対のロアアーム25、ステアリングナックル26、および緩衝器により、ある狭い範囲で相対移動可能に連結される。一方、上記車体2の上方から各サイドメンバ7に上記エンジン39をエンジンマウント40により締結して支持させる。
次に、作業者は、車体2の外側方から、上記左右それぞれ一対の各開口45,46にそれぞれ上記治具48の嵌入突起50,51を嵌入する。そして、上記車体2を上記した作業面上の所定高さから上昇させる。すると、この車体2の各サイドメンバ7に対し、上記サスペンションメンバ22は上記治具48により吊り下げ状に仮止めされる。この仮止め状態では、上記車体2の各サイドメンバ7に対する車両1の幅方向、および/もしくは前後方向での上記サスペンションメンバ22の移動は、このサスペンションメンバ22へのわずかな外力の付与により容易にできる。
よって、上記車体2の各サイドメンバ7に対する上記サスペンションメンバ22の所望方向への移動により、上記各サイドメンバ7に対するサスペンションメンバ22の精度のよい位置決めが容易にでき、かつ、この精度のよい位置決め状態の維持も容易にできる。この結果、上記各サイドメンバ7へのサスペンションメンバ22の上記締結具21による締結や、この際の上記後枢支具24による上記サスペンションメンバ22への各ロアアーム25の枢支が円滑かつ迅速にでき、つまり、車両1の組立作業が容易にできることとなる。
上記の場合、上記各サイドメンバ7へのサスペンションメンバ22の締結作業は、上記各サイドメンバ7に吊り下げられたサスペンションメンバ22の下方の空間を作業空間としてすることができる。
また、上記した車両1の組立作業において、上記サスペンションメンバ22、各ロアアーム25、トルクロッド41、およびエンジン39を車体2の前方から後方移動させて、この車体2下方の空間に上記サスペンションメンバ22、および各ロアアーム25を位置させるとき、上記車体2下方の空間の上下方向の寸法は上記サスペンションメンバ22、および各ロアアーム25の全体的な上下方向の寸法よりもわずかに大きい寸法だけで足りる。
このため、上記車体2の上記作業面上での所定高さは低く抑制できることから、上記した車体2の各サイドメンバ7へのエンジン39の締結、各ロアアーム25へのステアリングナックル26と緩衝器との組み付け、および各開口45,46への治具48の各嵌入突起50,51の嵌入に係る各作業は、上記車体2の所定高さを低く抑制できる分、より容易にできる。よって、この点でも車両1の組立作業が、より容易にできる。
また、上記したように車体2の各サイドメンバ7に対しサスペンションメンバ22を仮止めするための上記治具48は、その一部として、車体2に形成された車体2固縛用の開口45を利用したのであり、よって、その分、上記車両1の組立作業は安価に達成可能とされる。
なお、上記したサスペンションメンバ22における開口46は、このサスペンションメンバ22の形成時に設定されたものであるが、別途に形成するようにしてもよい。
1 車両
2 車体
3 骨格部材
4 車体本体
7 サイドメンバ
18 前車輪
19 フロントサスペンション
21 締結具
22 サスペンションメンバ
23 枢支具
24 枢支具
25 ロアアーム
30 サスペンションメンバ本体
31 前ブラケット
32 後ブラケット
35 ナット
36 ボルト
39 エンジン
44 棒材
45 開口
46 開口
48 治具
49 連結部
50 嵌入突起
51 嵌入突起

Claims (1)

  1. 車体の下面側に締結具により締結されるサスペンションメンバと、車体に形成され、車体をこの車体以外の部位に固縛させるための固縛具を挿通可能とさせる開口と、上記サスペンションメンバに形成される他の開口とを備えた車両についての組立作業用治具であって、
    上記各開口にそれぞれ嵌入、離脱可能とされ、互いに固着された一対の嵌入突起を有し、上記各開口への各嵌入突起の嵌入により、上記車体に対し上記サスペンションメンバを吊り下げ状に仮止め可能にし、かつ、この仮止め状態のままで上記車体への上記サスペンションメンバの上記締結具による締結を可能にするようにしたことを特徴とする車両の組立作業用治具。
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