JP2009120899A - 耐サワー性能に優れた鋼管用鋼およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】(1)C、Mn、Si、P、S、Ti、Al、Ca、N及びO、並びに必要に応じてCr、Ni、Cu、Mo、V、B及びNbの一種以上を所定量含有し、残部がFe及び不純物からなる鋼であって、鋼中介在物がCa、Al、O及びSを主成分とし、介在物中のCaO含有率が30〜80%、かつ、鋼中N含有率(ppm)と介在物中のCaO含有率(%)との比が下記(1)式を、介在物中のCaS含有率(%)が下記(2)式を満足する耐サワー性能に優れた鋼管用鋼である。
0.28≦[N]/(%CaO)≦2.0・・・・(1)、 (%CaS)≦25%・・・・(2)
(2)鋼中N含有率(ppm)と溶鋼中へのCa添加量WCA(kg/t)との比が下記(3)式を満足するようにCaを添加する前記(1)の鋼管用鋼の製造方法である。200≦[N]/WCA≦857・・(3)
【選択図】図3
Description
第一は、耐サワー性能の不安定性への対処である。すなわち、高強度鋼を対象とした技術では、炭窒化物の分散やCa系介在物の組成制御が行われ、これによりHICの発生を低位に抑制できるものの、一部でHICが発生する場合があった。そして、第二の課題は、Ca処理条件の厳格化にも拘わらず、HICの発生を完全に抑止することが難しかったことへの対応である。従来の技術は、主としてCa処理の条件を適正化することに主眼が置かれていたが、高強度鋼においては、Ca処理の条件を厳格に管理しても、なおHICの発生を完全に抑止することが難しいという問題があった。
(%CaS)≦25% ・・・・(2)
ここで、[N]は鋼中のNの質量含有率(ppm)を、(%CaO)は介在物中のCaOの質量含有率(%)を、そして(%CaS)は介在物中のCaSの質量含有率(%)を、それぞれ表す。
(a)質量%で、Cr:1%以下、Mo:1%以下、Nb:0.1%以下およびV:0.3%以下、
(b)質量%で、Ni:0.3%以下およびCu:0.4%以下、
(c)質量%で、B:0.002%以下。
200≦[N]/WCA≦857 ・・・・(3)
ここで、[N]は鋼中のNの質量含有率(ppm)を、WCAは溶鋼中へのCa添加量(kg/t−溶鋼)を表す。
工程1:大気圧下において取鍋内溶鋼にCaO系フラックスを添加する工程
工程2:前記工程1の後に大気圧下において取鍋内溶鋼中に攪拌ガスを吹き込むことにより該溶鋼および前記CaOフラックスを攪拌するとともに、溶鋼に酸化性ガスを供給し、酸化性ガスと溶鋼との反応により生成した酸化物をCaO系フラックスと混合する工程
工程3:前記酸化性ガスの供給を停止し、大気圧下の前記取鍋内溶鋼中に攪拌ガスを吹き込むことにより脱硫および介在物除去を行う工程
工程4:前記工程3の後に前記取鍋内溶鋼をRH真空脱ガス装置を用いて処理するに際し、RH真空槽内に酸化性ガスを供給して溶鋼温度を上昇させ、引き続き酸化性ガスの供給を停止した後に、RH真空脱ガス処理装置内における溶鋼の環流を継続して該溶鋼中の介在物を除去する工程
工程5:前記工程4の後に、前記取鍋内溶鋼に金属CaまたはCa合金を添加する工程
1−1.鋼管用鋼の成分組成
前述のとおり、従来、鋼の清浄性の改善およびCa系介在物の形態制御、またはこれらに加えて炭窒化物の分散析出による強度の上昇を図っても、耐サワー性能が不安定となる原因については不明な部分が多く存在した。この事実は、Ca系介在物やMnS、CaSといった酸硫化物もしくは硫化物、または粗大なTiN以外の原因により耐サワー性能が低下する場合のあることを示唆している。
Cは、鋼の強度を向上させる作用を有し、不可欠な成分元素である。C含有率が0.03%未満では、十分な鋼の強度が得られず、他方、その含有率が0.4%を超えて高くなると、硬度が高くなりすぎ、鋼の割れ感受性が高くなるので、HICの発生を十分抑制することができなくなる。そこで、C含有率の適正範囲を0.03〜0.4%とした。C含有率の好ましい範囲は、0.05〜0.25%である。
Mnも鋼の強度を向上させる不可欠な元素である。Mn含有率が0.1%未満では、十分な鋼の強度が得られない。他方、その含有率が2%を超えて高くなると、MnSの生成を抑止することが困難になると同時に、成分偏析が顕著となる。そこで、Mn含有率の適正範囲を0.1〜2%とした。含有率の好ましい範囲は、1.2〜1.8%である。
Siは、脱酸元素として作用するのみならず、鋼中のTiの活量およびCaの活量に影響を与える元素である。このため、Si含有率が0.01%未満では、Caの活量を上昇させることができず、一方、その含有率が1%を超えて高くなると、Tiの活量を増加させすぎて、TiNの生成を抑制することができなくなる。したがって、Si含有率の適正範囲は、0.01〜1%である。含有率の好ましい範囲は、0.1〜0.5%である。
Pは、鋼中で偏析し、偏析部において鋼の硬度を上昇させるので、割れ感受性を高める元素である。したがって、その含有率は0.015%以下とする必要がある。他方、P含有率を0.005%未満にまで低減させるには精錬コストの上昇を招くため、経済性の面からその含有率は0.005%以上とすることが好ましい。
Sは、耐HIC鋼において問題となる硫化物系介在物の構成元素であることから、その含有率は低いことが好ましい。S含有率が0.002%を超えて高くなると、Caの添加を行った場合に、介在物中のCaSの含有率が高くなり、後述する介在物中のCaO含有率とN含有率との関係を満足させることが難しくなる。したがって、S含有率は0.002%以下とする必要がある。その含有率の好ましい範囲は0.001%以下である。
Tiは、鋼中においてTiNとして析出し、鋼の靭性を向上させる作用を有する元素である。しかし、Tiの過度の添加は、析出するTiNの粗大化を招く。したがって、Ti含有率は、0.2%以下とする必要がある。靭性を確保する観点から、その含有率は0.005%以上とすることが好ましい。上記の理由から、Ti含有率は0.005%以上とすることが好ましく、かつ、0.2%以下とする必要がある。
Alは、強い脱酸作用を有する元素であり、鋼の低酸素化のために重要な元素である。その含有率が0.005%未満では、脱酸作用が不十分であり、介在物量を十分に低減することはできない。他方、Al含有率が0.1%を超えて高くなると、脱酸効果が飽和することに加えて、硫化物の生成を促進させる結果となる。そこで、Al含有率の適正範囲は、0.005〜0.1%とした。その含有率の好ましい範囲は、0.008〜0.04%である。
Caは、硫化物介在物の改質およびアルミナ介在物の球状化に有効な作用を有する元素である。Ca含有率が0.0005%未満では、これらの効果を得ることができず、MnSやアルミナクラスターに起因するHICの発生を抑制することはできない。他方、その含有率が0.0035%を超えて高くなると、CaSクラスターが生成する場合がある。そこで、Ca含有率の適正範囲を0.0005〜0.0035%とした。その含有率の好ましい範囲は、0.0008〜0.002%である。
Nは、粗大なTiNを構成する元素であるため、その含有率は低いことが好ましい。N含有率が0.01%を超えて高くなると、TiNの生成温度が高くなり、精錬温度または鋳造温度に近くなるため、TiNの粗大化を抑止することができなくなる。そこで、N含有率の適正範囲を0.01%以下とした。他方、経済性の観点からは、その含有率は0.0015%以上とすることが好ましい。また、靱性を特に向上させるには、その含有率は0.005%以下とすることが好ましい。
O含有率は、酸化物系介在物中に含有される酸素を含めた全酸素含有率(T.[O])を意味し、介在物量の尺度となる濃度である。その含有率が0.002%を超えて高いと、介在物量が多くなりすぎて、高強度鋼においてHICの発生を抑制することは困難となる。O含有率は低いほど酸化物系介在物は少なくなるが、後述する介在物中のCaO含有率と鋼中のN含有率との関係を容易に満足させるには、その含有率を0.0003〜0.0015%の範囲とすることが好ましい。
Crは、鋼の強度を向上させる作用を有する元素である。含有させることによりその効果を得たい場合には、0.005%以上を含有させることにより、上記の効果を得ることができる。しかし、その含有率が1%を超えて高くなると、溶接部の靭性が低下する。したがって、Crを含有させる場合は、その含有率は1%以下の範囲とするのがよい。また、Cr含有率は0.005%以上とすることが好ましい。
Moも、鋼の強度を向上させる作用を有する元素である。その効果を得たい場合には、0.01%以上を含有させることにより上記の効果を得ることができる。しかし、その含有率が1%を超えて高くなると、溶接性を悪化させる。したがって、含有させる場合には、1%以下の範囲で含有させるのがよい。また、その含有率は0.01%以上の範囲とすることが好ましい。
Nbは、鋼組織を細粒化することにより靭性を向上させる効果を有する元素である。0.003%以上を含有させることによりその効果を得ることができる。しかし、その含有率が0.1%を超えて高くなると、溶接部の靭性を低下させる。したがって、Nbを含有させる場合は、0.1%以下の範囲で含有させるのがよい。また、その含有率は0.003%以上とすることが好ましい。
Vも、鋼組織を細粒化することにより靭性を向上させる効果を有する元素である。Vを0.01%以上を含有させることによりその効果を得ることができる。しかし、その含有率が0.3%を超えて高くなると、溶接部の靭性を低下させる。したがって、Vを含有させる場合は、0.3%以下の範囲で含有させるのがよい。また、その含有率は0.01%以上とすることが好ましい。
Niは、硫化水素環境下において、鋼中への水素の侵入を抑制する作用を有する。その効果を得たい場合には、Niを0.1%以上含有させることにより上記の効果を得ることができる。しかし、その含有率が0.3%を超えて高くなると、水素侵入抑制効果が飽和するため、Niを含有させる場合は、その含有率を0.3%以下とするのがよい。また、その含有率は0.1%以上の範囲とすることが好ましい。
Cuも、Niと同様に、硫化水素環境下において、鋼中への水素の侵入を抑制する作用を有する。その効果を得たい場合には、Cuを0.1%以上含有させることにより上記の効果を得ることができる。しかし、その含有率が0.4%を超えて高くなると、高温で融解し、結晶粒界の強度を低下させるため、Cuを含有させる場合には、その含有率を0.4%以下とするのがよい。また、その含有率は0.1%以上の範囲とすることが好ましい。
Bは、鋼の焼入れ性を向上させる効果を有する元素である。その効果を得たい場合には、Bを0.0001%以上含有させることにより上記の効果を得ることができる。しかし、その含有率が0.002%を超えて高くなると、鋼の熱間加工性が低下するため、Bを含有させるときは、その含有率を0.002%以下とするのがよい。また、その含有率は0.0001%以上の範囲とすることが好ましい。
介在物組成をCa−Al−O−S系を主体とし、介在物中CaO含有率を30〜80%と限定した理由について説明する。
溶鋼200kgを溶解して、上記の成分組成の範囲内に調整した後、鋳型内に出鋼し、鋼塊を得た。得られた鋼塊から試験片を切り出し、鋼中介在物を詳細に観察した。その結果、前記特許文献6にて述べたように、Ca添加により、粗大なTiNは減少し、Ca−Al−O系介在物の周辺にTiNが生成していることが観察された。また、Caを添加しない場合には、粗大なTiN介在物が多数生成し、同時にMnSも生成していることが確認された。
割れ面積率(CRA)=(試験片に発生したHICの面積の合計値/試験片の対象面積)×100(%) ・・・・(4)
(%CaS)≦25% ・・・・(2)
前記のとおり、介在物の成分組成と鋼中N含有率とのバランスの適正化を図ることにより、従来技術以上にHICの発生を抑制することができる。そこで、さらに、上記の介在物をより簡便に得る方法について説明する。本発明では、介在物中のCaO含有率は、Caの添加量により制御する。また、鋼中N含有率と介在物中のCaO含有率とのバランスを調整する必要があるため、Ca添加量と鋼中N含有率とをバランスさせる必要がある。
請求項4に係る発明は、鋼管用鋼の製造工程を規定した発明である。下記に、各工程の限定理由について説明する。本発明では、鋼中のN含有率が低く、かつ安定しているほど、介在物の制御性が向上し、請求項1に係る鋼管用鋼の製造が容易となる。また、鋼中N含有率が低く、かつ安定しているほど、Ca添加量を低減することができ、製造コストを改善することができると同時に、処理毎のCa添加量の変動を低下することができる。さらに、溶鋼中の介在物量が低位に安定するほど、上記の効果が一層大きくなる。加えて、溶鋼中S含有率が低いほど、請求項1で規定された(2)式の関係を満足しやすくなる。
工程1:大気圧下において取鍋内溶鋼にCaO系フラックスを添加する工程
工程2:前記工程1の後に大気圧下において取鍋内溶鋼中に攪拌ガスを吹き込むことにより該溶鋼および前記CaOフラックスを攪拌するとともに、溶鋼に酸化性ガスを供給し、酸化性ガスと溶鋼との反応により生成した酸化物をCaO系フラックスと混合する工程
工程3:前記酸化性ガスの供給を停止し、大気圧下の前記取鍋内溶鋼中に攪拌ガスを吹き込むことにより脱硫および介在物除去を行う工程
工程4:前記工程3の後に前記取鍋内溶鋼をRH真空脱ガス装置を用いて処理するに際し、RH真空槽内に酸化性ガスを供給して溶鋼温度を上昇させ、引き続き酸化性ガスの供給を停止した後に、RH真空脱ガス処理装置内における溶鋼の環流を継続して該溶鋼中の介在物を除去する工程
工程5:前記工程4の後に、前記取鍋内溶鋼に金属CaまたはCa合金を添加する工程
工程1では、脱硫を進行させるため、大気圧下において溶鋼にCaO系フラックスを添加する。ここで、CaOを大気圧下にて添加する理由は、次工程において酸化精錬を行うので、工程1において精錬コストを上昇させる減圧下でのCaO添加を行う必要がないからである。AlはCaO系フラックスの添加前に溶鋼に供給しておくことを基本とするが、CaO系フラックスの添加と同時であってもよい。CaO処理の最初期に添加することにより、脱硫効率を向上させる他に、空気からの吸窒をスラグにより抑制することができる。
次に、工程2において、大気圧下の取鍋溶鋼中に不活性ガスを吹き込むことにより溶鋼および添加されたフラックスを攪拌するとともに、溶鋼に酸化性ガスを供給し、酸化性ガスと溶鋼との反応により生成した酸化物をCaO系フラックスに混合させる。この処理は、溶鋼中のAlと酸素とを反応させ、生成したAl2O3成分を利用することによりスラグの成分組成を制御し、またスラグの溶融を促進させるためのものである。ここで、不活性ガスを吹き込む理由は、溶鋼への酸化性ガスの吸収を円滑に進行させるためである。不活性ガスの吹き込みを行わずに、酸化性ガスのみを供給すると、酸化性ガスと溶鋼表面の衝突領域のみにおいて酸化反応が進行し、Al2O3の均一分散が阻害されるからである。
そこで、前記工程2の後に、工程3において、酸化性ガスの供給を停止し、大気圧下で溶鋼中に攪拌ガスを吹き込むことにより、脱硫および介在物の除去処理を行う。この処理により、脱硫余力を有するスラグによるさらなる脱硫と、不要な残留介在物の除去を図る。ここでいう「脱硫余力」とは、スラグの成分組成により支配されるサルファイドキャパシティー、すなわち「脱硫能」を意味する。このサルファイドキャパシティーは、スラグ中にFeOやMnOなどの低級酸化物が存在すると低下する。したがって、脱硫力を最大限に発揮するためには、スラグ成分組成の制御を行い、低級酸化物の濃度を低減する必要がある。
次に、工程4を実施する。前記工程1〜工程3においては、大気圧下において取鍋内溶鋼を処理するが、この処理の後に、取鍋をRH式真空脱ガス処理装置(以下、「RH装置」とも記し、RH装置による処理を「RH処理」とも記す)に移送し、RH処理において溶鋼に酸化性ガスを供給して溶鋼温度を上昇させ、さらに、その後、RH装置内において溶鋼を環流させる。この工程を経ることにより、さらに脱硫率と清浄度を高めることができる。
最後に、工程5において、溶鋼にCaを添加する。工程1〜4の処理により溶鋼中S、N含有率は低位に安定し、かつ清浄度も高くなっているため、工程5においてCaを添加することにより、請求項1または2に記載の鋼管用鋼を安定的に製造することができる。この場合、Ca添加量は、請求項3において規定される(3)式の関係を満たす範囲の添加量とすることがさらに好ましい。
本発明者らは以下の試験を行い、請求項4に係る発明の有効性を確認した。試験には、表1に示される成分組成を有する250トン(t)の溶鋼を用い、下記に概要を示す試験1〜試験6の試験を行った。
試験E2:工程1、2、4および5のみを実施
試験E3:工程2の後に工程2、3、4および5を順に実施
試験E4:工程4の後に工程1、2、3および5を順に実施
試験E5:工程4および5のみを実施
試験E6:請求項4のとおり実施
本発明においては、請求項1に記載の鋼成分にCaを添加することにより、鋼中の非金属介在物をCa−Al−O−S系介在物とする。介在物はCaO−CaS−Al2O3を主体とし、この介在物の表面にTi、Nbなどからなる炭窒化物を生成させる。この炭窒化物は、Ca−Al−O系介在物の表面に膜状に生成する他、表面に部分的に生成する場合のいずれでもよい。また、表面に生成する炭窒化物の含有率は特に規定されない。また、成分偏析により介在物の表面にMnSが生成する場合もあるが、これもHICには特に影響を及ぼさない。
本発明では、精錬工程中に介在物の組成を把握する必要がなく、Caの添加前に迅速分析を行って鋼中N含有率を測定し、その測定結果と前記(3)式とからCaの添加量を決定すればよい。ここで、(3)式中のWCAは添加される金属Ca純分の質量原単位、すなわち、溶鋼1t当たりに添加されるCa含有剤中のCa純分の質量(kg/t−溶鋼)である。
本発明の方法は、前記のとおり、溶鋼を下記の工程1〜工程5により処理する極低硫高清浄鋼の溶製方法である。すなわち、工程1:大気圧下において取鍋内溶鋼にCaO系フラックスを添加する、工程2:工程1の後に大気圧下において取鍋内溶鋼中に攪拌ガスを吹き込むことにより溶鋼およびCaOフラックスを攪拌するとともに、溶鋼に酸化性ガスを供給し、酸化性ガスと溶鋼との反応により生成した酸化物をCaO系フラックスと混合する、工程3:酸化性ガスの供給を停止し、大気圧下の取鍋内溶鋼中に攪拌ガスを吹き込むことにより脱硫および介在物除去を行う、工程4:前記工程3の後に前記取鍋内溶鋼をRH真空脱ガス装置を用いて処理するに際し、RH真空槽内に酸化性ガスを供給して溶鋼温度を上昇させ、引き続き酸化性ガスの供給を停止した後に、RH真空脱ガス処理装置内における溶鋼の環流を継続して該溶鋼中の介在物を除去する、および工程5:前記工程4の後に、前記取鍋内溶鋼に金属CaまたはCa合金を添加する、の各工程により処理する極低硫高清浄鋼の溶製方法である。
3−1−1.CaO系フラックスの添加時期、添加方法および添加量
本工程では、転炉吹錬の終了後に出鋼され、取鍋内に収容された溶鋼の上部に、溶鋼脱硫処理に用いるCaO系フラックスのうちの一部または全部を添加する。目標温度および目標Al含有率、および目標S含有率に応じて、Al添加量および酸化性ガス供給量が決定されるので、それに応じた量のCaO系フラックスを添加する。CaO系フラックスは、所定量を一括して添加してもよいし、また、分割添加してもよい。
Alの添加により、後の工程における溶鋼昇熱のための発熱源およびAl2O3源が供給される。Alは、溶鋼中の酸素やスラグ中の酸化鉄を還元して、最終的にはスラグ中のAl2O3となり、スラグの融点を低下させて、溶鋼の脱硫および清浄化に有効に作用する。
工程2では、工程1においてCaO系フラックスを添加された大気圧下の取鍋内溶鋼に、攪拌ガスを吹き込むことにより溶鋼およびCaO系フラックスを攪拌するとともに、溶鋼に酸化性ガスを供給し、酸化性ガスと溶鋼との反応により生成するAl2O3などの酸化物をCaO系フラックスと混合する。
工程2において溶鋼に酸化性ガスを供給するのは、溶鋼成分と酸化性ガスとの反応により生じる酸化発熱反応を利用して溶鋼の加熱または温度低下の抑制を図るとともに、Al2O3を生成させてスラグの成分組成制御を行うためである。この酸化性ガスとしては、溶鋼中の元素を酸化させる能力を有する前記の種類のガスを用いることができる。
工程2における酸化性ガスの供給量は、純酸素換算量で0.4Nm3/t以上とすることが好ましく、1.2Nm3/t以上とすることがさらに好ましい。この酸素供給量は、Alを酸化させて、溶鋼の温度維持や温度上昇のための熱源を得るために好ましい酸素供給量であるとともに、工程1において添加したCaO源のスラグ化促進のためにも好ましい供給量である。上記の酸素供給量とすることにより、スラグ形成のための好適量のAl2O3が生成されて、スラグ成分組成の制御性が一段と良好になり、溶鋼の脱硫および清浄化作用がさらに一層向上する。
工程2における攪拌方法としては、溶鋼に浸漬したランスを通して溶鋼中に攪拌ガスを導入する方法、取鍋の底部に設置したポーラスプラグから攪拌ガスを導入する方法などがあるが、溶鋼に浸漬したランスを介して溶鋼中に攪拌ガスを導入するのが好ましい。その理由は、取鍋底部に設置したポーラスプラグから攪拌ガスを導入する方法などの場合には、十分な流量のガスを導入することが難いために、スラグとAl2O3との混合が不十分となり、その結果、極低硫鋼の溶製が困難となる場合があるからである。
工程3では、上吹きランスなどを使用した酸化性ガスの供給を停止するとともに、大気圧下において取鍋内溶鋼に浸漬したランスなどを介して、攪拌ガスの吹込みによる溶鋼およびスラグの攪拌を継続し、脱硫および介在物の除去を行う。
酸化性ガスの供給停止後における攪拌ガスの吹き込み時間は4分以上とすることが好ましく、20分以下とすることがさらに好ましい。また、攪拌ガスの吹込量は0.0035〜0.02Nm3/(min・t)の範囲とすることが好ましい。上記の条件で攪拌を継続することが極低硫高清浄鋼を溶製する上で好ましい理由を下記に説明する。
工程3による処理終了後におけるスラグ成分組成は、CaOとAl2O3との質量含有率の比(以下、「CaO/Al2O3」とも記す)を0.9〜2.5とし、同スラグ中のFeOおよびMnOの質量含有率の合計(以下、「FeO+MnO」とも記す)を8%以下とすることが好ましい。スラグ成分組成をCaO:45〜60%、Al2O3:33〜46%、CaO/Al2O3≧1.3、および(FeO+MnO)≦4%の範囲とすればさらに好ましい。特に好適な範囲は、CaO:50〜60%、Al2O3:33〜40%、CaO/Al2O3≧1.5、および(FeO+MnO)≦1%である。これにより、清浄性の向上に加え、介在物成分組成の制御精度がさらに安定化する。
工程3の処理を終了することにより、溶鋼中S含有率が10ppm以下であるとともにT.[O]が30ppm以下である極低硫高清浄鋼が製造される。工程3終了時の温度は1590〜1665℃程度である。
また、取鍋内の溶鋼に螢石(CaF2)を添加しなくとも、極低硫域までの脱硫および鋼の清浄化作用を確保できることから、螢石は使用しないことが好ましい。螢石は、近年、資源枯渇化により入手が困難であるとともに、環境問題への配慮により使用が制約される傾向にあることから、螢石の使用を要しない本発明の方法は、環境対応型の鋼の溶製方法としても好適である。
工程4は、「復硫」を抑止して極低S含有率を維持しつつ温度補償を行うこと、およびさらに清浄度を向上させるために行う工程である。このためには、RH装置を用いる必要がある。RH処理は、真空槽の底部に設けた2本の浸漬管を取鍋内溶鋼に浸漬し、これら浸漬管を通じて取鍋内溶鋼を環流させるため、スラグの攪拌が弱く、スラグの巻き込みが少ない状態で、介在物の分離処理が可能であることから、より一層の高清浄化を図ることができる。また、スラグ−溶鋼間の反応速度も小さいため、RH装置を用いて昇熱処理を施しても復硫を抑制できる。
また、酸化性ガスの供給量は、昇温後の目標溶鋼温度に応じて適宜決定すればよい。
工程5は、工程4の後に、取鍋内溶鋼に金属CaまたはCa合金を添加する工程である。Ca添加の好適な条件については前述したとおりである。Caの添加時期は工程4の後であればよいが、好ましくは、工程4における環流時間は10分以上、好ましくは15分以上である。一方、環流時間が長いほど介在物量が低減されるが、環流時間が30分を超えて長くなると効果が飽和すると同時に、溶鋼温度が過剰に低下する場合があるため好ましくない。
予め、必要に応じて溶銑脱硫および溶銑脱燐処理を行った溶銑を、250トン(t)規模の上底吹き転炉に装入し、溶鉄中C含有率が0.03〜0.2%になるまで粗脱炭吹錬を行い、終点温度を1630〜1690℃として粗脱炭溶鋼を取鍋に出鋼し、出鋼時に各種脱酸剤および合金を添加して取鍋内溶鋼成分を、C:0.03〜0.35%、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.1〜2%、P:0.005〜0.013%、S:27〜28ppm、sol.Al:0.005〜0.1%、T.[O]:50〜150ppmとした。
請求項4に記載の製造方法にしたがって、鋼管用鋼を製造した。工程1として、大気圧下での出鋼時に、取鍋内溶鋼に8kg/tの生石灰を一括して添加した。また、この出鋼中に400kgの金属Alを一括して添加した。
請求項4に記載の工程1、工程3および工程5の処理を行うことにより下記の方法で溶鋼を溶製した。
前記1−1.および1−2.にて述べた方法により溶製した溶鋼を連続鋳造機により鋳造し、スラブを製造した。
割れ面積率(CRA)=(試験片に発生したHICの面積の合計値/試験片の対象面積)×100(%) ・・・・(4)
Claims (4)
- 質量%で、C:0.03〜0.4%、Mn:0.1〜2%、Si:0.01〜1%、P:0.015%以下、S:0.002%以下、Ti:0.2%以下、Al:0.005〜0.1%、Ca:0.0005〜0.0035%、N:0.01%以下、O(酸素):0.002%以下を含有し、残部がFeおよび不純物からなる鋼において、鋼中非金属介在物がCa、Al、OおよびSを主成分とし、介在物中のCaO含有率が30〜80%、かつ、鋼中のN含有率と介在物中のCaO含有率との比が下記(1)式により表される関係を満足するとともに、介在物中のCaS含有率が下記(2)式により表される関係を満足することを特徴とする耐サワー性能に優れた鋼管用鋼。
0.28≦[N]/(%CaO)≦2.0 ・・・・(1)
(%CaS)≦25% ・・・・(2)
ここで、[N]は鋼中のNの質量含有率(ppm)を、(%CaO)は介在物中のCaOの質量含有率(%)を、そして(%CaS)は介在物中のCaSの質量含有率(%)を、それぞれ表す。 - Feの一部に替えて、下記の(a)〜(c)の群の1つ以上の群から選んだ1種以上の成分元素を含有することを特徴とする請求項1に記載の耐サワー性能に優れた鋼管用鋼。
(a)質量%で、Cr:1%以下、Mo:1%以下、Nb:0.1%以下およびV:0.3%以下、
(b)質量%で、Ni:0.3%以下およびCu:0.4%以下、
(c)質量%で、B:0.002%以下。 - 溶鋼中にCaを添加するに際し、鋼中のN含有率と溶鋼中へのCa添加量との比が下記(3)式により表される関係を満足するようにCaを添加することを特徴とする請求項1または2に記載の耐サワー性能に優れた鋼管用鋼の製造方法。
200≦[N]/WCA≦857 ・・・・(3)
ここで、[N]は鋼中のNの質量含有率(ppm)を、WCAは溶鋼中へのCa添加量(kg/t−溶鋼)を表す。 - 溶鋼を下記の工程1〜5で示される工程により処理することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の耐サワー性能に優れた鋼管用鋼の製造方法。
工程1:大気圧下において取鍋内溶鋼にCaO系フラックスを添加する工程
工程2:前記工程1の後に大気圧下において取鍋内溶鋼中に攪拌ガスを吹き込むことにより該溶鋼および前記CaOフラックスを攪拌するとともに、溶鋼に酸化性ガスを供給し、酸化性ガスと溶鋼との反応により生成した酸化物をCaO系フラックスと混合する工程
工程3:前記酸化性ガスの供給を停止し、大気圧下の前記取鍋内溶鋼中に攪拌ガスを吹き込むことにより脱硫および介在物除去を行う工程
工程4:前記工程3の後に前記取鍋内溶鋼をRH真空脱ガス装置を用いて処理するに際し、RH真空槽内に酸化性ガスを供給して溶鋼温度を上昇させ、引き続き酸化性ガスの供給を停止した後に、RH真空脱ガス処理装置内における溶鋼の環流を継続して該溶鋼中の介在物を除去する工程
工程5:前記工程4の後に、前記取鍋内溶鋼に金属CaまたはCa合金を添加する工程
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