JP2009117015A - フラッシュメモリ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】消去障害を防止するフラッシュメモリ装置を提供する。
【解決手段】フラッシュメモリ装置は、各々ワードライン及びビットラインに配列されたメモリセルを有する複数のメモリセルアレイと、メモリセルアレイを選択するレーヤデコーダと、接地電圧より大きいレベルを有する消去電圧と複数の内部電圧とを発生させる電圧発生回路と、選択されたメモリセルアレイから消去されるワードラインを選択し、選択されたメモリセルアレイから選択されたワードラインと非選択されたワードラインとに消去電圧を印加し、非選択されたメモリセルアレイのワードラインに消去電圧と複数の内部電圧の中から選択される電圧とを印加する行選択回路とを含み、選択されたメモリセルアレイから非選択されたワードラインと非選択されたメモリセルアレイのワードラインとはフローティングの状態になる。
【選択図】図3

Description

本発明はフラッシュメモリ装置に係り、さらに詳しくは、消去障害が防止できるフラッシュメモリ装置に関する。
不揮発性メモリ装置は電源が切れてもセルに書き込まれたデータが消えない。不揮発性メモリの中で、フラッシュメモリは、セルのデータを一括して消去する機能を有するので、コンピュータ及びメモリカード等に幅広く使われている。
フラッシュメモリは、セルとビットラインとの連結状態によってNOR型と、NAND型とに分けられる。一般に、NOR型のフラッシュメモリは、高集積化には不利であるが、高速化には容易に対応できる長所がある。NAND型のフラッシュメモリは、NOR型のフラッシュメモリに比べてセル電流の消費が少ないので、高集積化に有利な長所がある。
NAND型のフラッシュメモリは、情報を貯蔵するための貯蔵領域としてメモリセルアレイを含む。メモリセルアレイは複数個のブロックから構成され、各々のブロックは複数個のセルストリング又はNANDストリングから構成される。フラッシュメモリセルはP型の半導体基板、N型のソース及びドレイン領域、ソース及びドレイン領域の間のチャネル領域、電荷を貯蔵するための浮遊ゲート、浮遊ゲート上に位置する制御ゲートから構成される。
メモリセルアレイにデータを貯蔵したり、それからデータを読み出すためにフラッシュメモリには、ページバッファ回路が構成される。よく知られている様に、NAND型のフラッシュメモリのメモリセルはF−Nトンネル電流(Fowler−Nordheim tunneling current)を利用して消去及びプログラムされる。NAND型のフラッシュメモリの消去及びプログラム方法は特許文献1(Nonvolatile Semiconductor Memory)、特許文献2(Nonvolatile Integrated Circuit Memory Devices Having Adjustable Erase/Program Threshold Voltage Verification Capability)に開示されている。
一般に、フラッシュメモリセルにデータを貯蔵するためには、フラッシュメモリセルを消去した後、セルに対するプログラム動作を行う。消去動作は制御ゲートに消去電圧(例えば、0V)を印加して、半導体基板に高電圧(例えば、20V)を印加することによって行われる。これらの電圧の条件によると、F−Nトンネルの現象によって浮遊ゲートに蓄積された負電荷がトンネル酸化膜を介して半導体基板に放出される。
一般のスタック構造のフラッシュメモリ装置(以下、スタックフラッシュメモリ装置と称する)は複数のメモリセルアレイを備える。スタックフラッシュメモリ装置は、レーヤデコーダ及び行デコーダを備える。レーヤデコーダは入力されたレーヤアドレスに応じて任意のメモリセルアレイを選択し、行デコーダは入力された行アドレスに応じて選択されたメモリセルアレイの任意のメモリブロックを選択する。
行デコーダは、ワードラインに各々対応する選択トランジスタを備える。選択されたメモリブロックのワードラインに各々対応する選択トランジスタのゲートは動作電源VDDが印加されることによってターンオンされる。
消去動作のとき、選択されたメモリブロックのワードラインにはターンオンされた選択トランジスタを介して消去電圧が印加される。選択されたメモリセルアレイの非選択されたメモリブロック及び非選択されたメモリセルアレイのワードラインに各々対応する選択トランジスタのゲートは、接地電圧VSSが印加されてターンオフされる。従って、選択されたメモリセルアレイの非選択されたメモリブロック及び非選択されたメモリセルアレイのワードラインはフローティングの状態になる。
消去動作のとき、メモリセルアレイの基板には基板電圧が印加されるので、フローティングの状態である非選択されたメモリセルアレイのワードラインは、各々基板電圧に昇圧される。また、選択されたメモリセルアレイの非選択されたメモリブロックのワードラインも各々基板電圧に昇圧される。この場合、基板電圧とワードラインの電圧差が小さいので、F−Nトンネルの現象は起こらない。従って、非選択されたメモリセルアレイのセル及び選択されたメモリセルアレイの非選択されたメモリブロックのセルの消去動作は実行されない。
一般に、消去動作のとき、非選択されたメモリセルアレイのワードラインに各々対応する選択トランジスタのソースには接地電圧が印加される。一般の選択トランジスタは、サブスレッショルド漏れ電流(sub threshold leakage current)Isub(以下、漏れ電流と称する)が流れる特性を有し、選択トランジスタを介して流れる漏れ電流Isubは選択トランジスタのゲート−ソースの電位差の指数関数eVgsに比例する。非選択されたメモリセルアレイのワードラインの電位は、選択トランジスタの漏れ電流によって低くなる。この場合、非選択されたセルが消去される恐れがある。これらの現象を消去障害(erase disturb)と言う。選択されたメモリセルアレイの非選択されたメモリブロックにも消去電圧が印加されるが、選択トランジスタがターンオフの状態なので、消去電圧は印加されない。しかし、消去電圧は選択トランジスタのソースに印加されるので、消去電圧が接地電圧である場合、選択されたメモリセルアレイの非選択されたメモリブロックのメモリセルにも上述した消去障害が発生する。
米国特許5、473、563号明細書 米国特許5、696、717号明細書
フラッシュメモリ装置から発生する消去障害を改善することを目的とする。
本発明の特徴によるフラッシュメモリ装置は、ワードライン及びビットラインに配列されたメモリセルを有する複数のメモリセルアレイと、前記メモリセルアレイを選択するレーヤデコーダと、接地電圧より大きいレベルを有する消去電圧と複数の内部電圧とを発生させる電圧発生回路と、前記選択されたメモリセルアレイから消去されるワードラインを選択し、前記選択されたメモリセルアレイから選択されたワードラインと非選択されたワードラインとに前記消去電圧を印加し、非選択されたメモリセルアレイのワードラインに前記消去電圧と前記複数の内部電圧の中から選択される電圧とを印加する行選択回路を含み、前記選択されたメモリセルアレイから前記非選択されたワードラインと、前記非選択されたメモリセルアレイのワードラインとはフローティングの状態にある。
この実施形態に於いて、前記消去電圧は、正しい消去動作を行うための臨界ワードライン電圧のレベル以下であり、前記複数の内部電圧は前記消去電圧より高いレベルである。
この実施形態に於いて、前記行選択回路は、前記メモリセルアレイに各々対応する複数の駆動回路と、前記メモリセルアレイに各々対応する複数の行デコーダとを含み、前記選択されたメモリセルアレイに対応する前記駆動回路は、前記電圧発生回路から供給された前記消去電圧を前記対応する行デコーダに印加し、前記非選択されたメモリセルアレイに各々対応する前記駆動回路は、前記電圧発生回路から供給された前記消去電圧及び前記内部電圧の中から選択される電圧を前記対応する行デコーダに印加する。
この実施形態に於いて、前記行デコーダは、各ワードラインに対応する選択トランジスタを含み、前記選択トランジスタはデコードされたブロックアドレスによってターンオンまたはターンオフされる。
この実施形態に於いて、前記選択されたメモリセルアレイの選択されたワードラインは、デコードされたブロックアドレスによってターンオンされた対応する選択トランジスタによって消去電圧が印加される。
この実施形態に於いて、前記選択されたメモリセルアレイの非選択されたワードライン及び前記非選択されたメモリセルアレイのワードラインに各々対応する選択トランジスタは、前記デコードされたブロックアドレスによってターンオフされる。
この実施形態に於いて、前記選択されたメモリセルアレイの非選択されたワードラインに各々対応する選択トランジスタのソースには、前記消去電圧が印加される。
この実施形態に於いて、前記非選択されたメモリセルアレイのワードラインに各々対応する選択トランジスタのソースには、前記消去電圧及び前記内部電圧の中から選択される電圧が印加される。
この実施形態に於いて、前記行選択回路は、前記非選択されたメモリセルアレイのワードラインに前記消去電圧を印加する。
この実施形態に於いて、前記行選択回路は、共通駆動回路と、前記メモリセルアレイに各々対応する複数の行デコーダを含み、前記駆動回路は、前記電圧発生回路から供給された前記消去電圧を前記行デコーダに各々印加する。
この実施形態に於いて、前記行デコーダは、各ワードラインに対応する選択トランジスタを含み、前記選択トランジスタは、デコードされたブロックアドレスによってターンオンまたはターンオフされる。
この実施形態に於いて、前記選択されたメモリセルアレイの非選択されたワードライン及び前記非選択されたメモリセルアレイのワードラインに各々対応する選択トランジスタは、前記デコードされたブロックアドレスによってターンオフされる。
この実施形態に於いて、前記選択されたメモリセルアレイの非選択されたワードラインに各々対応する選択トランジスタ及び前記非選択されたメモリセルアレイのワードラインに各々対応する選択トランジスタのソースには、前記消去電圧が印加される。
本発明の他の特徴によるフラッシュメモリ装置は、ワードライン及びビットラインに配列されたメモリセルを有するメモリセルアレイと、接地電圧より大きいレベルを有する消去電圧を発生させる電圧発生回路と、消去されるワードラインを選択して前記選択されたワードラインと非選択されたワードラインとに前記消去電圧を印加する行選択回路とを含み、前記非選択されたワードラインはフローティングの状態にある。
この実施形態に於いて、前記消去電圧は、正しい消去動作を行うための臨界ワードライン電圧のレベル以下である。
この実施形態に於いて、前記行選択回路は、前記電圧発生回路から前記消去電圧が印加される駆動回路と、前記駆動回路から前記消去電圧が印加される行デコーダとを含む。
この実施形態に於いて、前記行デコーダは、前記ワードラインに各々対応する選択トランジスタを含み、前記選択トランジスタは、デコードされたブロックアドレスによってターンオンまたはターンオフされる。
この実施形態に於いて、前記非選択されたワードラインに各々対応する選択トランジスタは、デコードされたブロックアドレスによって各々ターンオフされる。
この実施形態に於いて、前記非選択されたワードラインに各々対応する選択トランジスタのソースには、前記消去電圧が印加される。
本発明のフラッシュメモリ装置は、フローティングの状態のワードラインに対応する選択トランジスタの漏れ電流を減少させることができるので、消去障害の現象が防止できる。
以下、添付された図面を参照して本発明の実施形態に対して詳しく説明する。
図1は本発明の第1実施形態によるフラッシュメモリ装置を示すブロック図であり、図2は図1に図示されたメモリセルアレイのスタック構造を示すブロック図である。
図1及び図2を参照すれば、本発明の実施形態によるフラッシュメモリ装置100はスタック構造であり、レーヤデコーダ10、メモリセルアレイ20、行選択回路30、電圧発生回路40、ページバッファ50、制御ロジック60を備える。フラッシュメモリ装置100はスタック構造なので、実質的に、メモリセルアレイ20は複数のメモリセルアレイから構成される。従って、図2に図示された様に、フラッシュメモリ装置100のメモリセルアレイ20は複数のメモリセルアレイ201〜20iから構成される。フラッシュメモリ装置100はスタックフラッシュメモリ装置とも呼ばれる。複数のメモリセルアレイ201〜20iは各々複数のメモリブロックBLK0〜BLKnを備える。複数のメモリブロックBLK0〜BLKnは、各々行(または、ワードライン)及び列(または、ビットライン)に配列されたメモリセルを備える。
行選択回路30は複数のメモリセルアレイ201〜20iに各々対応する行デコーダ341〜34i及び駆動回路321〜32iを備える。前記複数のメモリセルアレイ201〜20iは、複数のレーヤと称する。
レーヤデコーダ10は外部から供給されたレーヤアドレス情報(図示せず)に応じて任意のレーヤを選択する。
電圧発生回路40は制御ロジック60によって制御され、フラッシュメモリ装置100の動作電圧を発生させる。例えば、電圧発生回路40は制御ロジック60の制御によるプログラム動作のとき、プログラム電圧Vpgm及びパス電圧Vpassを、そして、消去動作のとき、消去電圧Veを発生させる。電圧発生回路40はプログラム電圧Vpgm、パス電圧Vpass及び消去電圧Veを行選択回路30に印加する。また、電圧発生回路40は複数の内部電圧を発生させ、発生された複数の内部電圧の中から選択される電圧を行選択回路30に印加する。内部電圧の中から選択される電圧は電源電圧VDDと同じレベルであり、行選択回路30に印加される内部電圧は、電源電圧VDDを例として説明する。しかし、行選択回路30に印加される電圧は電源電圧VDDに限定されるものではない。複数の内部電圧のレベルは消去電圧Veより高い。
行選択回路30は外部から入力された行アドレス(図示せず)に応じて選択されたレーヤの任意のメモリブロックを選択し、選択されたメモリブロックの任意のワードラインを選択する。また、行選択回路30は制御ロジック40の制御によってワードラインに対応するワードライン電圧を各々印加する。例えば、行選択回路30はプログラム動作のとき、選択されたワードラインにプログラム電圧Vpgmと、非選択されたワードラインにパス電圧Vpassとを印加する。また、行選択回路30は消去動作のとき、選択されたメモリブロックのワードラインに消去電圧Veを印加する。
行アドレス情報はブロックアドレス情報(図示せず)を含み、選択されたレーヤに対応する行デコーダはブロックアドレス情報に応じて任意のメモリブロックを選択する。駆動回路321〜32iは消去動作のとき、電圧発生回路40から印加された消去電圧Veまたは内部電圧VDDを各々対応する行デコーダ341〜34iに印加する。消去動作のとき、選択されたレーヤに対応する行デコーダは選択されたメモリブロックのワードラインに消去電圧Veを印加する。選択されたレーヤの非選択されたメモリブロック及び非選択されたレーヤの各ワードラインはフローティングの状態になる。これについては、図3を参照して後述する。
ページバッファ回路50は制御ロジック60によって制御され、ビットライン(全てのメモリブロックに共有される)に各々連結された複数個のページバッファ(図示せず)を備える。また、ページバッファ回路50は動作モードによって感知増幅器及び書き込みドライバとして動作する。例えば、ページバッファ回路50は、読み出し動作のとき、ビットラインを介して選択されたメモリブロックからページのデータを感知する。ページバッファ回路50は、プログラム動作のとき、プログラムされるデータをラッチし、ラッチされたデータによりビットラインを接地電圧または電源電圧で各々駆動する。
制御ロジック60はフラッシュメモリ装置100の全般の動作を制御する。
消去動作のとき、電圧発生回路40は消去電圧Ve及び内部電圧VDDを行選択回路30に印加する。非選択されたレーヤに対応する駆動回路は、電圧発生回路40から印加された消去電圧Veと内部電圧VDDの中から選択される電圧とを対応する行デコーダに印加する。選択されたレーヤに対応する駆動回路には、電圧発生回路40から消去電圧Veが印加され、供給された消去電圧Veを対応する行デコーダに印加する。
行デコーダ341〜34iに印加される消去電圧Veのレベルは、0Vより大きい所定電圧のレベルである。消去電圧Veは正しいF−Nトンネルの現象が起こるレベルに設定する。例えば、電圧発生回路40から発生された消去電圧Veのレベルは0Vより大きく、0.3V以下である。0.3Vの消去電圧Veは極めて小さいレベルなので、消去動作を行うのに問題はない。この消去電圧Veのレベルは正しい消去動作を行うための臨界ワードライン電圧になり、テストによって消去電圧の臨界値が決定される。以下、消去電圧のレベルは0.3V、内部電圧は2.2Vを例として説明する。
選択されたレーヤに対応する行デコーダは、選択されたレーヤの選択されたメモリブロックのワードラインの各々に消去電圧を印加する。従って、選択されたレーヤの選択されたメモリブロックのメモリセルは消去される。しかし、選択されたレーヤの非選択されたメモリブロック及び非選択されたレーヤの各ワードラインはフローティングの状態である。従って、行デコーダ341〜34iに印加された消去電圧Veまたは内部電圧VDDは、選択されたレーヤの非選択されたメモリブロック及び非選択されたレーヤの各ワードラインに印加されない。
行デコーダ341〜34iは、ワードラインに応する選択トランジスタ(図3に図示)を備える。選択されたレーヤの非選択されたメモリブロック及び非選択されたレーヤの各ワードラインに対応する選択トランジスタのソースには、消去電圧Veまたは内部電圧VDDが印加される。従って、フローティングの状態であるワードラインに対応する選択トランジスタのゲート−ソースの電位差Vgsはソースに接地電圧が印加されるときより低くなる。背景技術で説明した様に、選択トランジスタを介して流れる漏れ電流Isubは、選択トランジスタのゲート−ソースの電位差の指数関数eVgsに比例する。従って、選択トランジスタの漏れ電流Isubは減少する。
結果的に、消去動作のとき、選択トランジスタの漏れ電流Isubが減少するので、本発明のフラッシュメモリ装置100は消去障害が防止できる。
図3は図2に図示されたメモリブロックに関する行選択回路を概略的に示すブロック図である。
レーヤ201〜20iに各々対応する行デコーダ341〜34i及び駆動回路321〜32iの構成は同じであるので、図3は任意のレーヤ201と、それに対応する行デコーダ341及び駆動回路321だけを図示した。
図3を参照すれば、メモリブロックBLK0は複数個のストリング111を備え、各ストリング111はストリング選択トランジスタSST、接地選択トランジスタGST、選択トランジスタSST、GSTの間に直列連結された複数個のメモリセル(または、メモリセルトランジスタ)MC0〜MCmを備える。ストリング111は対応するビットラインBL0〜BLkに各々電気的に接続されている。ビットラインBL0〜BLkはレーヤ201のメモリブロックBLK0〜BLKnと共有する様に配列される。各ストリング111に於いて、ストリング選択トランジスタSSTはストリング選択ラインSSLに連結され、接地選択トランジスタGSTは接地選択ラインGSLに連結され、メモリセルトランジスタMCm〜MC0は対応するワードラインWLm〜WL0に各々連結されている。
行デコーダ341は複数のブロック選択制御回路3410〜341iを備え、ブロック選択制御回路3410〜341iは各々ブロックデコーダ3420及び選択トランジスタST0〜STiを備える。ブロック選択制御回路3410〜341iはメモリブロックBLK0−BLKnの各々に対応する様に配列される。ストリング選択ラインSSL、ワードラインWLm〜WL0及び接地選択ラインGSLは選択トランジスタST0〜STiを介して対応する選択ラインS0〜Siに各々連結されている。
駆動回路321は行アドレス情報に対応して選択ラインS0〜Siに対応する電圧を供給する。即ち、駆動回路321はワードライン駆動回路として、そして、ワードラインデコーダとして動作する。
選択トランジスタST0〜STiのゲートはブロック選択ラインBSCに共に連結され、ブロック選択ラインBSCはブロックデコーダ3420によって制御される。ブロックデコーダ3420は制御ロジック60によって制御され、ブロックアドレス情報に応じてブロック選択ラインBSCを活性化または非活性化させる。選択トランジスタST0〜STiはブロック選択ラインBSCの活性化または非活性化に応じて同時にターンオン/オフされる。
レーヤ201のメモリブロックBLK0が選択され、選択されたメモリブロックBLK0のメモリセルが消去されるものと仮定して説明する。レーヤデコーダ10によってレーヤ201が選択される。消去されるメモリセルを有するメモリブロックBLK0を選択するためには、選択されたメモリブロックBLK0に対応するブロック選択ラインBSCがハイレベルに活性化される。活性化されたブロック選択ラインBSCに応じてブロック選択制御回路3410の選択トランジスタST0〜STiは同時にターンオンされる。その結果、選択されたメモリブロックBLK0のストリング選択トランジスタSSTはストリング選択ラインSSLに連結され、接地選択トランジスタGSTは接地選択ラインGSLに連結される。また、メモリセルトランジスタMCm〜MC0は対応するワードラインWLm〜WL0に各々連結される。
非選択されたメモリブロックBLK1−BLKnに対応するブロック選択ラインBSCは非活性化される。従って、ブロック選択制御回路3411−341nの選択トランジスタST0〜STiはターンオフされる。その結果、非選択されたメモリブロックBLK1〜BLKnのストリング選択ラインSSL、接地選択ラインGSL及びワードラインWLm〜WL0はフローティングの状態になる。
非選択されたレーヤ202〜20iに応じる行デコーダ342〜34iのブロック選択ラインBSCは非活性化される。従って、非選択されたレーヤ202〜20iに対応する行デコーダ342〜34iの各選択トランジスタST0〜STiはターンオフされる。その結果、非選択されたレーヤ202〜20iのストリング選択ラインSSL、接地選択ラインGSL及びワードラインWLm〜WL0はフローティングの状態になる。
消去動作のときレーヤ201〜20iのバルク、または、基板にはバルク電圧Vbulkが印加される。従って、フローティングの状態である選択されたレーヤ201の非選択されたメモリブロックBLK1〜BLKnのワードライン及び非選択されたレーヤ202〜20iのワードラインは各々バルク電圧Vbulkに昇圧される。
消去動作のとき、選択されたレーヤ201に対応する駆動回路321は電圧発生回路40から消去電圧Veが印加され、供給された消去電圧VeをメモリブロックBLK0のワードラインWLm〜WL0に各々印加する。従って、選択されたレーヤ201の選択されたメモリブロックBLK0のメモリセルは消去される。
フローティングの状態である非選択されたメモリブロックBLK1〜BLKnのワードラインWLm〜WL0に対応する選択トランジスタST1〜STi−1のソースには消去電圧Veが印加される。
背景技術で説明した様に、選択トランジスタを介して流れる漏れ電流Isubは選択トランジスタのゲート−ソースの電位差の指数関数eVgsに比例する。消去電圧Veのレベルが0.3Vに設定される場合、選択されたレーヤ201の非選択されたメモリブロックBLK1〜BLKnのワードラインWLm〜WL0に対応する選択トランジスタST1〜STi−1のゲート−ソースの電位差は−0.3Vになる。漏れ電流Isubは選択トランジスタのゲート−ソースの電位差の指数関数eVgsに比例するので、ゲート−ソースの電位差が0Vであるときより−0.3Vであるときの方が、漏れ電流はさらに減少する。
結果的に、接地電圧より高い所定レベルの消去電圧Veが行デコーダ341に印加されるので、非選択されたメモリブロックBLK1〜BLKnのワードラインWLm〜WL0に対応する選択トランジスタST1〜STi−1の漏れ電流Isubは減少する。
非選択されたレーヤ202〜20iに対応する駆動回路302〜30iは電圧発生回路40から供給された消去電圧Ve及び内部電圧VDDの中から選択される電圧を行デコーダ342〜34iに各々印加する。非選択されたレーヤ202〜20iのワードラインWLm〜WL0はフローティングの状態なので、消去電圧VeがワードラインWLm〜WL0の各々対応する選択トランジスタST1〜STi−1のソースに印加される場合、漏れ電流Isubは上述した説明と同じである。
非選択されたレーヤ202〜20iに対応する駆動回路302〜30iが内部電圧VDDを行デコーダ342〜34iに印加するとき、内部電圧VDDはワードラインWLm〜WL0に対応する選択トランジスタST1〜STi−1のソースに印加される。電圧発生回路40から駆動回路302〜30iに各々印加された内部電圧VDDを2.2Vとすれば、非選択されたレーヤ202〜20iの各ワードラインWLm〜WL0に対応する選択トランジスタST1〜STi−1のゲート−ソースの電位差は−2.2Vになる。漏れ電流Isubは選択トランジスタのゲート−ソースの電位差の指数関数eVgsに比例するので、ゲート−ソースの電位差が0Vであるときより−2.2Vであるときの方が、漏れ電流はさらに減少する。
結果的に、接地電圧より高い消去電圧Veまたは内部電圧VDDが非選択されたレーヤ202〜20iに対応する行デコーダ342〜34iに供給されるので、選択トランジスタST1〜STi−1の漏れ電流Isubは減少する。選択トランジスタST1〜STi−1の漏れ電流Isubが減少するので、フラッシュメモリ装置100は消去障害の現象が防止できる。
図4は図2に図示された行選択回路及びメモリセルアレイを概略的に示すブロック図である。
図4は任意の二つのレーヤ201、202と、レーヤ201、202に各々対応する駆動回路321、322及び行デコーダ341、342を示している。
レーヤ201は消去動作のとき選択されたレーヤである。消去動作のとき、選択されたレーヤ201に対応する駆動回路321は行デコーダ341に電圧発生回路40から供給された消去電圧Veを印加する。非選択されたレーヤ202に対応する駆動回路322は行デコーダ342に電圧発生回路40から供給された消去電圧Ve及び内部電圧VDDの中から選択される電圧を印加する。上述した本発明のフラッシュメモリ装置100の動作を参照すれば、選択されたレーヤ201の非選択されたブロックのフローティングの状態のワードラインに対応する選択トランジスタの漏れ電流は減少する。また、非選択されたレーヤ202のフローティングの状態であるワードラインに対応する選択トランジスタの漏れ電流は減少する。
図5は本発明の第2実施形態によるフラッシュメモリ装置を示すブロック図であり、図6は図5に図示された行選択回路及びメモリセルアレイを概略的に示すブロック図である。
図5に図示されたフラッシュメモリ装置100は一つの駆動回路32(以下、共通駆動回路と称する)を有することを除けば、図1及び図2に図示されたフラッシュメモリ装置100の構成と同様である。従って、図5を参照すれば、フラッシュメモリ装置100は共通駆動回路32を備え、共通駆動回路32は電圧発生回路40から供給された消去電圧Veを行デコーダ341〜34iに各々印加する。
図6は任意の二つのレーヤ201、202と、レーヤ201、202に各々対応する駆動回路321、322及び行デコーダ341、342を示し、レーヤ201は消去動作のとき選択されたレーヤである。
図6を参照すれば、共通駆動回路32は電圧発生回路40から供給された消去電圧Veを選択されたレーヤ201及び非選択されたレーヤ202に対応する行デコーダ341〜34iに各々印加する。
上述したフラッシュメモリ装置100の消去動作を参照すれば、消去電圧Veが0.3Vに設定される場合、選択されたレーヤ201及び非選択されたレーヤ202のフローティングの状態であるワードラインに対応する選択トランジスタのゲート−ソースの電位差は−0.3Vである。その結果、選択トランジスタST1〜STi−1の漏れ電流Isubが減少するので、フラッシュメモリ装置100は消去障害の現象が防止できる。
図5及び図6に図示されたフラッシュメモリ装置100の消去動作は、非選択されたレーヤに各々対応する行デコーダに内部電圧VDDを印加しないことを除けば、図1及び図2に図示されたフラッシュメモリ装置100の消去動作と同様である。従って、図5及び6に図示されたフラッシュメモリ装置100の消去動作の詳しい説明は省略する。
本発明によるフラッシュメモリ装置は積層構造であるが、単層構造に構成しても良い。単層構造のフラッシュメモリ装置は、上述した選択されたレーヤの消去動作と同じである。即ち、駆動回路は、電圧発生回路から供給された消去電圧を行選択回路に印加し、行選択回路は、選択されたブロックのワードラインに消去電圧を印加する。また、非選択されたブロックのワードラインに対応する選択トランジスタのソースには、消去電圧が印加される。従って、非選択されたブロックのワードラインに対応する選択トランジスタの漏れ電流は減少する。消去電圧のレベルは、上述した様に、接地電圧のレベルより大きい。また、消去動作のとき、正しいF−Nトンネルの現象が起こる様にするために、消去電圧のレベルは消去動作を行うための臨界ワードライン電圧のレベル以下である。
結果的に、本発明のフラッシュメモリ装置100は、フローティングの状態のワードラインに対応する選択トランジスタの漏れ電流を減少させることができるので、消去障害の現象が防止できる。
図7は本発明の第3実施形態によるフラッシュメモリ装置を示すブロック図であり、図8は図7に図示された行選択回路及びマットを概略的に示すブロック図である。
図7及び図8を参照すれば、本発明の第3実施形態によるフラッシュメモリ装置400は複数のマット20_0〜20_K−1を備える。複数のマット20_0〜20_K−1は、図8に図示された様に、各々複数のレーヤ201〜20iを備える。図7に図示された複数のマット20_0〜20_K−1に対応する行選択回路30_0〜30_K−1、レーヤデコーダ10_0〜10K−1及びページバッファ50_0〜50_K−1は、図1に図示された行選択回路30、レーヤデコーダ10及びページバッファ50と同じ構成である。
また、図7に図示された制御ロジック60及び電圧発生回路40は、図1に図示された制御ロジック60及び電圧発生回路40と同じ構成である。図8に図示された行選択回路30_0〜30_K−1は、各々図2に図示された行選択回路30の様に、複数のメモリセルアレイ201〜20iに各々対応する行デコーダ341〜34i及び駆動回路321〜32iを備える。
消去動作のとき、マットを選択するために、消去動作が行われるマットに対応する行選択回路は、マット選択信号に応じて活性化される。例えば、マット選択信号は各行選択回路30_0〜30_K−1の駆動回路321〜32iに伝送される。マット選択信号は、ハイレベルH及びローレベルL信号を有する。マットMAT0の消去動作を行うとき、行選択回路30_0の駆動回路321〜32iは、ハイレベルHのマット選択信号によって活性化される。残りの行選択回路30_1〜30_K−1の駆動回路321〜32iは、各々ローレベルLのマット選択信号によって非活性化される。
レーヤ201が選択されるとき、活性化された駆動回路321〜32iの中から選択されたレーヤ201に対応する駆動回路321は、電圧発生回路40から印加される消去電圧Veを対応する行デコーダ341に印加する。活性化された駆動回路321〜32iの中から非選択されたレーヤ202〜20iに対応する駆動回路322〜32iは、電圧発生回路40から印加された消去電圧Veと内部電圧VDDの中から選択される電圧とを対応する行デコーダ342〜34iに印加する。
選択されたマットの消去動作は、上述した本発明の第1実施形態によるフラッシュメモリ装置100の消去動作と同様なので、その説明は省略する。
図9は本発明の第4実施形態によるフラッシュメモリ装置の行選択回路及びマットを概略的に示すブロック図である。
図9を参照すれば、本発明の第4実施形態によるフラッシュメモリ装置400は、マット10_0〜10K−1に各々対応する行選択回路30_0〜30_K−1が共通駆動回路を有することを除けば、図7及び図8に図示されたフラッシュメモリ装置400の構成と同じである。
消去動作のとき、マットを選択するために、消去動作が行われるマットに対応する行選択回路は、マット選択信号に応じて活性化される。例えば、マット選択信号は行選択回路30_0〜30_K−1の共通駆動回路32に伝送される。マットMAT0の消去動作を行うとき、行選択回路30_0の共通駆動回路32は、ハイレベルHのマット選択信号によって活性化される。残りの行選択回路30_1〜30_K−1の駆動回路32は、ローレベルLのマット選択信号によって各々非活性化される。消去動作のとき、活性化された共通駆動回路32は、電圧発生回路40から印加された消去電圧Veを行デコーダ341〜34iに各々印加する。
選択されたマットの消去動作は、上述した本発明の第2実施形態によるフラッシュメモリ装置100の消去動作と同様なので、その説明は省略する。
図10は本発明の第5実施形態によるフラッシュメモリ装置のブロック図であり、図11は図10に図示された行選択回路及びマットを概略的に示すブロック図である。
図10及び11を参照すれば、本発明の第5実施形態によるフラッシュメモリ装置500は、マット共通駆動回路70及びマットに各々対応する行選択回路80_0〜80_K−1を備える。図10に図示されたレーヤデコーダ10_0〜10_K−1、マット20_0〜20_K−1、ページバッファ50_0〜50_K−1、電圧発生回路40及び制御ロジック60は、図6に図示されたレーヤデコーダ10_0〜10_K−1、マット20_0〜20_K−1、ページバッファ50_0〜50_K−1、電圧発生回路40及び制御ロジック60と同じ構成である。行選択回路80_0〜80_K−1は、各々複数のレーヤに対応するローカル駆動回路821〜82i及び行デコーダ841〜84iを備える。
消去動作のとき、マット共通駆動回路70は電圧発生回路40から印加された消去電圧Veと内部電圧VDDの中から選択される電圧とをローカル駆動回路821〜82iに各々印加する。
マットを選択するために、消去動作が行われるマットに対応する行選択回路は、マット選択信号に応じて活性化される。例えば、マット選択信号は、各行選択回路80_0〜80_K−1のローカル駆動回路821〜82iに伝送される。マットMAT0の消去動作を行うとき、行選択回路80_0のローカル駆動回路821〜82iは、ハイレベルHのマット選択信号によって活性化される。残りの行選択回路80_1〜80_K−1のローカル駆動回路821〜82iは、各々ローレベルLのマット選択信号によって非活性化される。
レーヤ201が選択されるとき、活性化されたローカル駆動回路821〜82iの中から選択されたレーヤ201に対応するローカル駆動回路821は、マット共通駆動回路70から印加された消去電圧Veを対応する行デコーダ841に印加する。活性化されたローカル駆動回路821〜82iの中で非選択されたレーヤ202〜20iに対応するローカル駆動回路822〜82iは、マット共通駆動回路70から印加された消去電圧Veと内部電圧VDDの中から選択される電圧とを対応する行デコーダ842〜84iに印加する。
行選択回路80_1〜80_K−1のローカル駆動回路821〜82iは、各々マット駆動回路70から印加された消去電圧Ve及び内部電圧VDDを遮断する。
選択されたマットの消去動作は、上述した本発明の第1実施形態によるフラッシュメモリ装置100の消去動作と同様なので、その説明は省略する。
以上の様に、本発明の図面と明細書には、最良の実施形態が開示されている。本発明の図面と明細書には、特定な用語が使われているが、これは、本発明を説明するためであり、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲を制限するものではない。従って、本発明の技術分野で通常の知識を持つ者であれば、実施形態の多様な変形が可能であることを理解できるであろう。
本発明の第1実施形態によるフラッシュメモリ装置を示すブロック図である。 図1に図示されたメモリセルアレイのスタック構造を示すブロック図である。 図2に図示されたメモリブロックの行選択回路を概略的に示すブロック図である。 図2に図示された行選択回路及びメモリセルアレイを概略的に示すブロック図である。 本発明の第2実施形態によるフラッシュメモリ装置を示すブロック図である。 図5に図示された行選択回路及びメモリセルアレイを概略的に示すブロック図である。 本発明の第3実施形態によるフラッシュメモリ装置を示すブロック図である。 図7に図示された行選択回路及びマットを概略的に示すブロック図である。 本発明の第4実施形態によるフラッシュメモリ装置の行選択回路及びマットを概略的に示すブロック図である。 本発明の第5実施形態によるフラッシュメモリ装置のブロック図である。 図10に図示された行選択回路及びマットを概略的に示すブロック図である。
符号の説明
100 フラッシュメモリ装置
10 レーヤデコーダ
20 メモリセルアレイ
30 行選択回路
40 電圧発生回路
50 ページバッファ
60 制御ロジック
201〜20i メモリセルアレイ
321〜32i、32 駆動回路
341〜34i 行デコーダ

Claims (21)

  1. ワードライン及びビットラインに配列されたメモリセルを有する複数のメモリセルアレイを各々含む複数のマットと、
    前記マットに各々対応すると共に対応するマットのメモリセルアレイを選択するレーヤデコーダと、
    接地電圧より大きいレベルを有する消去電圧と複数の内部電圧とを発生させる電圧発生回路と、
    前記マットに各々対応し、マット選択信号に応じて選択的に活性化される行選択回路とを含み、
    活性化された行選択回路は対応するマットの選択されたメモリセルアレイから消去されるワードラインを選択し、前記選択されたメモリセルアレイから選択されたワードラインと非選択されたワードラインとに前記消去電圧を印加し、非選択されたメモリセルアレイのワードラインに前記消去電圧と前記複数の内部電圧の中から選択される電圧とを印加し、
    前記選択されたメモリセルアレイから前記非選択されたワードラインと、前記非選択されたメモリセルアレイのワードラインとはフローティングの状態になるフラッシュメモリ装置。
  2. 前記消去電圧は、正しい消去動作を行うための臨界ワードライン電圧のレベル以下である請求項1に記載のフラッシュメモリ装置。
  3. 前記複数の内部電圧は、前記消去電圧より高いレベルである請求項1に記載のフラッシュメモリ装置。
  4. 前記行選択回路は各々、
    前記メモリセルアレイに各々対応する複数の駆動回路と、
    前記メモリセルアレイに各々対応する複数の行デコーダとを含み、
    前記活性化された行選択回路の駆動回路の中で前記選択されたメモリセルアレイに対応する前記駆動回路は、前記電圧発生回路から供給された前記消去電圧を前記対応する行デコーダに印加し、前記非選択されたメモリセルアレイに各々対応する前記活性化された行選択回路の駆動回路は、前記電圧発生回路から供給された前記消去電圧及び前記内部電圧の中から選択される電圧を前記対応する行デコーダに印加する請求項1に記載のフラッシュメモリ装置。
  5. 前記行デコーダは、各ワードラインに対応する選択トランジスタを含み、前記選択トランジスタは、デコードされたブロックアドレスによってターンオンまたはターンオフされる請求項4に記載のフラッシュメモリ装置。
  6. 前記選択されたメモリセルアレイの選択されたワードラインには、デコードされたブロックアドレスによってターンオンされた対応する選択トランジスタによって消去電圧が印加される請求項5に記載のフラッシュメモリ装置。
  7. 前記選択されたメモリセルアレイの非選択されたワードライン及び前記非選択されたメモリセルアレイのワードラインに各々対応する選択トランジスタには、前記デコードされたブロックアドレスによってターンオフされる請求項5に記載のフラッシュメモリ装置。
  8. 前記選択されたメモリセルアレイの非選択されたワードラインに各々対応する選択トランジスタのソースには、前記消去電圧が印加される請求項7に記載のフラッシュメモリ装置。
  9. 前記非選択されたメモリセルアレイのワードラインに各々対応する選択トランジスタのソースには、前記消去電圧及び前記内部電圧の中から選択される電圧が印加される請求項7に記載のフラッシュメモリ装置。
  10. 前記行選択回路は、前記非選択されたメモリセルアレイのワードラインに前記消去電圧を印加する請求項1に記載のフラッシュメモリ装置。
  11. 前記行選択回路は各々、
    共通駆動回路と、
    前記メモリセルアレイに各々対応する複数の行デコーダとを含み、
    前記活性化された行選択回路の駆動回路は、前記電圧発生回路から供給された前記消去電圧を前記活性化された行選択回路の行デコーダに各々印加する請求項10に記載のフラッシュメモリ装置。
  12. 前記行デコーダは、各ワードラインに対応する選択トランジスタを含み、前記選択トランジスタは、デコードされたブロックアドレスによってターンオンまたはターンオフされる請求項11に記載のフラッシュメモリ装置。
  13. 前記選択されたメモリセルアレイの非選択されたワードライン及び前記非選択されたメモリセルアレイのワードラインに各々対応する選択トランジスタは、前記デコードされたブロックアドレスによってターンオフされる請求項12に記載のフラッシュメモリ装置。
  14. 前記選択されたメモリセルアレイの非選択されたワードラインに各々対応する選択トランジスタ及び前記非選択されたメモリセルアレイのワードラインに各々対応する選択トランジスタのソースには、前記消去電圧が印加される請求項13に記載のフラッシュメモリ装置。
  15. ワードライン及びビットラインに配列されたメモリセルを各々有する複数のメモリセルアレイを含む複数のマットと、
    前記マットに各々対応すると共に対応するマットのメモリセルアレイを選択するレーヤデコーダと、
    接地電圧より大きいレベルを有する消去電圧と複数の内部電圧とを発生する電圧発生回路と、
    前記マットに各々対応し、マット選択信号に応じて選択的に活性化される行選択回路と、
    前記消去電圧及び複数の内部電圧の中から選択される電圧を前記行選択回路に各々印加するマット共通駆動回路とを含み、
    前記活性化された行選択回路は、対応するマットの前記選択されたメモリセルアレイから消去されるワードラインを選択し、前記選択されたメモリセルアレイから選択されたワードラインと非選択されたワードラインとに前記消去電圧を印加し、非選択されたメモリセルアレイのワードラインに前記消去電圧と前記複数の内部電圧の中から選択される電圧とを印加し、
    前記選択されたメモリセルアレイから前記非選択されたワードラインと前記非選択されたメモリセルアレイのワードラインとは、フローティングの状態になるフラッシュメモリ装置。
  16. 前記消去電圧は、正しい消去動作を行うための臨界ワードライン電圧のレベル以下である請求項15に記載のフラッシュメモリ装置。
  17. 前記行選択回路は各々、
    前記メモリセルアレイに各々対応する複数のローカル駆動回路と、
    前記メモリセルアレイに各々対応する複数の行デコーダとを含み、
    前記活性化された行選択回路のローカル駆動回路の中で前記選択されたメモリセルアレイに対応する前記ローカル駆動回路は、前記マット共通駆動回路から供給される前記消去電圧を前記対応する行デコーダに印加し、前記非選択されたメモリセルアレイに各々対応する前記駆動回路は、前記マット共通駆動回路から供給される前記消去電圧及び前記内部電圧の中から選択される電圧を前記対応する行デコーダに印加する請求項15に記載のフラッシュメモリ装置。
  18. 前記行デコーダは、前記ワードラインに各々対応する選択トランジスタを含み、前記選択トランジスタは、デコードされたブロックアドレスによってターンオンまたはターンオフされる請求項15に記載のフラッシュメモリ装置。
  19. 前記非選択されたワードラインに各々対応する選択トランジスタは、デコードされたブロックアドレスによって各々ターンオフされる請求項18に記載のフラッシュメモリ装置。
  20. 前記非選択されたワードラインに各々対応する選択トランジスタのソースには、前記消去電圧が印加される請求項19に記載のフラッシュメモリ装置。
  21. 前記非活性化された行選択回路のローカル駆動回路は、前記マット共通駆動回路から供給される前記消去電圧及び内部電圧を遮断する請求項15に記載のフラッシュメモリ装置。
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