JP2009100127A - 自動車用ガラスアンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】アンテナ利得を向上させる自動車用ガラスアンテナを提供する。
【解決手段】2つの周波数帯を受信でき、第1の周波数帯が第2の周波数帯より高域であり、第1の周波数帯をH帯といい、第2の周波数帯をL帯というとき、H帯を受信できる機能を有するように、形状及び寸法が構成されているH帯用アンテナ導体6,7が自動車の後部窓ガラス板10に1つ又は複数設けられており、L帯を受信できる機能を有するように、形状及び寸法が構成されているL帯用アンテナ導体1が後部窓ガラス板10に設けられており、H帯用アンテナ導体6,7とL帯用アンテナ導体1とで、上記少なくとも2種のアンテナ導体を構成しており、L帯用アンテナ導体1が所定の方向へ伸長されている部分を有し、該部分を所定方向伸長部1cというとき、所定方向伸長部1cが迂回部1bを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、日本国内地上波デジタルテレビ放送(470〜770MHz)、UHF帯のアナログテレビ放送(473〜767MHz)又は米国のデジタルテレビ放送(698〜806MHz)の受信に適する自動車用ガラスアンテナに関する。
従来、図6に示した、デジタルテレビ放送帯受信用の自動車用ガラスアンテナが報告されている(例えば、特許文献1参照)。この従来例では、後部窓ガラス板10に複数本のヒータ線43及びバスバ45からなるデフォガが設けられており、アンテナ導体41及び給電点42が設けられている。アンテナ導体41の直下の最高位のヒータ線44がメアンダ形状を有している。この態様により、デジタルテレビ放送帯において、アンテナ導体41へのヒータ線43,44の影響を軽減して、デジタルテレビ放送帯におけるアンテナ利得が向上する。
しかし、この従来例では、メアンダ形状を有する最高位のヒータ線44の線長が長すぎるので、単位長さ当たりの最高位のヒータ線44の抵抗値を下げる必要がある。そのため、最高位のヒータ線44の線幅が太くなりすぎて、視野の確保が損なわれる問題があった。
国際公開第2006/001486号パンフレット(1頁、図1)
本発明は、従来技術の有する前述の欠点を解消する自動車用ガラスアンテナの提供を目的とする。
本発明は、第1の周波数帯と第2の周波数帯との少なくとも2つの周波数帯を受信できる、それぞれ少なくとも2種のアンテナ導体が自動車の窓ガラス板に設けられている自動車用ガラスアンテナにおいて、
第1の周波数帯は第2の周波数帯より高い周波数帯であり、第1の周波数帯をH帯といい、第2の周波数帯をL帯といい、
H帯を受信できる機能を有するように形状及び寸法が構成されているH帯用アンテナ導体が該窓ガラス板に1つ又は複数設けられており、
L帯を受信できる機能を有するように形状及び寸法が構成されているL帯用アンテナ導体が該窓ガラス板に設けられており、
H帯用アンテナ導体とL帯用アンテナ導体とで、上記少なくとも2種のアンテナ導体を構成しており、
L帯用アンテナ導体が所定の方向へ伸長されている部分を有し、該部分を所定方向伸長部というとき、
所定方向伸長部が迂回部を有することを特徴とする自動車用ガラスアンテナを提供する。
本発明では、上述した構成を採ることによって、H帯用アンテナ導体以外の、窓ガラス板に設けられているアンテナ導体等及びL帯用アンテナ導体からの、H帯用アンテナ導体への影響を少なくでき、日本国内地上波デジタルテレビ放送又は米国のデジタルテレビ放送等を受信する際のアンテナ利得を向上させることができる。また、デフォッガが設けられている後部窓ガラス板においては、後部窓の視野、特に、デフォガ領域の視野及び美感を損ねることが少ない。さらに、L帯用アンテナ導体の導体長が長くなるために、AM放送帯等のL帯を受信する際のアンテナ利得を向上させることができる。
以下、本発明の自動車用ガラスアンテナを添付の図面に示される好適実施形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の自動車用ガラスアンテナの一実施形態を示す平面図である。なお、図1は車内視であるが、車外視であってもよい。
図1において、1はL帯用アンテナ導体、1aはL帯用アンテナ導体の給電部、1b,1dは迂回部、1cは第1の所定方向伸長部、1eは第2の所定方向伸長部、2はヒータ線、5aは第1のバスバ、5bは第2のバスバ、6は第1のH帯用アンテナ導体、6aは第1のH帯用アンテナ導体6の給電部、7は第2のH帯用アンテナ導体、7aは第2のH帯用アンテナ導体7の給電部、10は後部窓ガラス板、11は第1のH仮想面、12は第2のH仮想面、13はL仮想面、15は短絡線、17はFM放送帯用の主アンテナ導体、17aは主アンテナ導体17の給電部、19は窓の車体開口縁、20はキーレスエントリ用のアンテナ導体、21はFM放送帯用の副アンテナ導体である。
以下、本発明を説明する際、図1では、所定方向伸長部として第1の所定方向伸長部1cと第2の所定方向伸長部1eとが示されているが、第1の所定方向伸長部1cを代表例として用い、以下、説明する。図1において、窓の車体開口縁19とは後部窓ガラス板10が嵌め込まれる車体の開口部の周縁であって車体アースとなるべきものをいい、例えば、金属等の導電性材料で構成されている。なお、図1及び後述する、態様を示す各図において、方向は図面上での方向をいうものとする。図1に示す例では、FM放送帯用の主アンテナ導体17、アンテナ導体20及び副アンテナ導体21は本発明とは直接に関係がない。
本発明では、第1の周波数帯と第2の周波数帯との少なくとも2つの周波数帯を受信できる、それぞれ少なくとも2種のアンテナ導体が自動車の窓ガラス板に設けられている。第1の周波数帯は第2の周波数帯より高い周波数帯である。第1の周波数帯をH帯といい、第2の周波数帯をL帯というとき、H帯を受信できる機能を有するように形状及び寸法が構成されているH帯用アンテナ導体が該窓ガラス板に1つ又は複数設けられている。また、L帯を受信できる機能を有するように形状及び寸法が構成されているL帯用アンテナ導体が該窓ガラス板に設けられている。この場合、H帯用アンテナ導体とL帯用アンテナ導体とで、上記少なくとも2種のアンテナ導体を構成している。図1に示す例では、H帯はデジタルテレビ放送帯であり、L帯はAM放送帯であり、窓ガラス板は後部窓ガラス板10である。
図1に示す例では、後部窓ガラス板10に複数本のヒータ線2と、複数本のヒータ線2に給電する複数本のバスバ5a,5bとが設けられている。複数本のヒータ線2とバスバ5a,5bとでデフォガが構成されている。複数本のヒータ線2は横方向又は略横方向に伸長されており、デフォッガの領域以外の領域であって、後部窓ガラス板10の上方余白領域の、右側領域及び左側領域にH帯用アンテナ導体6,7が設けられている。しかし、これに限定されず、後部窓ガラス板10の上方余白領域の、右側領域及び左側領域の少なくとも一方にH帯用アンテナ導体が設けられていればよい。また、デフォッガの領域以外の、後部窓ガラス板の上方余白領域の中央領域にL帯用アンテナ導体1が設けられている。
L帯用アンテナ導体1は、所定の方向へ伸長されている部分を有し、該部分を第1の所定方向伸長部1cというとき、第1の所定方向伸長部1cが迂回部1bを有する。図1に示す例では、第1の所定方向伸長部1cは縦方向又は略縦方向に伸長されている。図1は車外視とすれば、迂回部1bの形状が、コの字形状又は略コの字形状であり、このような態様を採ることがアンテナ利得を向上させる点で好ましい。しかし、これに限定されず、くの字形状又は略くの字形状であっても使用よく、特に限定されない。
H帯の中心周波数の空気中の波長をλといい、ガラス波長短縮率をkといい、k=0.64とし、λ(ガラスにおける波長)=λ・kとするとき、第1の所定方向伸長部1cの長手方向に垂直方向の、迂回部の最大幅(図1に示す例では左右方向の最大幅)が、0.178λ〜0.323λであることがアンテナ利得を向上させ好ましい。この最大幅については、表1に記載する。
Figure 2009100127
第1の所定方向伸長部1cの長手方向(図1に示す例では縦方向)の、迂回部1b,1dの最大幅が、0.032λ〜0.097λ、特には、0.052λ〜0.078λあることがアンテナ利得を向上させ好ましい。H帯が日本国内地上波デジタルテレビ放送である場合には、この最大幅が、10〜30mm、特には、16〜24mmあることがアンテナ利得を向上させ好ましい。
図1に示す例では、迂回部1bが複数個設けられており、迂回部1bを有する第1の所定方向伸長部1cの形状がメアンダ状又は略メアンダ状である。このような態様を採ることが、アンテナ利得を向上させ好ましい。しかし、これに限定されず、第1の所定方向伸長部1cの形状がメアンダ状又は略メアンダ状の形状でなくともよい。
複数の迂回部1bの周期が、0.065λ〜0.194λであるアンテナ利得を向上させ好ましい。H帯が日本国内地上波デジタルテレビ放送である場合には、この周期が、20〜60mmであることがアンテナ利得を向上させ好ましい。
L帯用アンテナ導体1の中心又は重心から見て、第1の所定方向伸長部1cが第1のH帯用アンテナ導体6側に配設されている。このような態様を採ることが、アンテナ利得を向上させ好ましい。
自動車の前後方向及び鉛直方向の両方向に平行な面であって、第1のH帯用アンテナ導体6の中心又は重心を通過する面を仮定し、第1のH仮想面11という。また、自動車の前後方向及び鉛直方向の両方向に平行な面であって、L帯用アンテナ導体1の中心又は重心を通過する面を仮定し、L仮想面13という。このとき、迂回部1bが第1のH仮想面11とL仮想面13との間に配設されていることがアンテナ利得を向上させ好ましい。
図1とは別の実施形態を図2(車内視又は車外視)に示す。図2では、後部窓ガラス板10の右上側領域のみ示しており、他の領域は省略している。図2に示す例では、デフォッガの構造が図1に示す例とは異なり、島状導体30a、島状導体30b,30cが設けられている点が図1に示す例と異なる。デフォッガは後部窓ガラス板10の左右中央に対して線対称又は略線対称である。ここで、本発明において、島状導体とはアンテナ導体と直流的に接続されていない導体をいい、ループ状導体も含む概念であり、形状は特に限定されない。
図2において、図1に示す、L帯用アンテナ導体1の一部、アンテナ導体20,21及び第2のH帯用アンテナ導体7及び第2のバスバ5aは不図示である。H帯用アンテナ導体6の中心又は重心を通り、最高位のヒータ線(図2に示す例では最高位の元ヒータ線32aが相当する)に平行な線を仮定し、仮想平行線14というとき、立体的に見て、仮想平行線14と最高位のヒータ線との間の、後部窓ガラス板10の領域に、島状導体30aが配設されている。このような態様を採ることがアンテナ利得を向上させ好ましい。また、「立体的に見る」とは、後部窓ガラス板10の、島状導体が配設されている領域における、後部窓ガラス板10の面に対して垂直な方向から見ることをいう。
図2に示す例では、島状導体30aが1つ配設されている。しかし、これに限定されず、島状導体30aが複数個配設されていても使用できる。また、島状導体30aはループ状の四角形又は略四角形(長方形又は略長方形)である。このような態様を採ることがアンテナ利得を向上させ好ましい。しかし、これに限定されず、四角形以外の多角形、略多角形、円、略円、楕円、略楕円又は直線状等の他の形状であってもよい。
図2に示す例では、上記上方余白領域の右側領域には第1のH帯用アンテナ導体6が配設されており、図示されていないが、上方余白領域の左側領域には第2のH帯用アンテナ導体が配設されている。また、上方余白領域の中央領域には、L帯用アンテナ導体1が配設されている。自動車の前後方向及び鉛直方向の両方向に平行な面に平行な平面であって、第1のH帯用アンテナ導体6の左右中央又は重心を通過する平面を仮定し、該平面を第1のH仮想平面11という。さらに、自動車の前後方向及び鉛直方向の両方向に平行な面に平行な平面であって、第2のH帯用アンテナ導体の左右中央又は重心を通過する平面を仮定し、該平面を第2のH仮想平面という。
第1のバスバ5aは後部窓ガラス板10の右側領域に配設されており、第2のバスバが後部窓ガラス板10の左側領域に配設されている。第1のバスバ5aと第2のバスバとはそれぞれ縦方向又は略縦方向に伸長されている。また、第1のバスバ5aの最上部又は最上部近傍部を起点にして後部窓ガラス板10の左右中央方向に伸長され、第2のバスバの最上部又は最上部近傍部に到達して接続されるヒータ線を最高位の元ヒータ線32aという。
最高位の元ヒータ線32aは最高位の元ヒータ線32aが第1のH仮想平面を貫通してから後部窓ガラス板10の左右中央に達するまでの途中で、最高位の元ヒータ線32aから分岐した1本以上の分岐ヒータ線を有する。
該分岐ヒータ線は最高位の元ヒータ線32aから分岐し一旦伸長された後、曲がって最高位の元ヒータ線32aと平行又は略平行に伸長されて後部窓ガラス板10の左右中央方向に伸長される。さらに、該分岐ヒータ線は最高位の元ヒータ線32aが第2のH仮想平面を貫通する箇所に達するまでの途中で、曲がって最高位の元ヒータ線32aに合流し接続されている。このような態様を採ることがH帯のアンテナ利得を向上させ、好ましい。
なお、図2には、第1のバスバ5aと第2のバスバのみが記載されているが、第1のバスバ5a及び第2のバスバ以外にも別のバスバが設けられていてもよい。
図2に示す例では、分岐ヒータ線33aが最高位の元ヒータ線32aの上方に位置している。また、分岐ヒータ線33bが最高位の元ヒータ線32aの下方に位置している。
第1のバスバ5a近傍及び第2のバスバ近傍の、最高位の元ヒータ線32aの直下のヒータ線であって、第1のバスバ5aを起点にして後部窓ガラス板10の左右中央方向に伸長され第2のバスバに到達して接続されるヒータ線を第2番目の元ヒータ線32bという。第2番目の元ヒータ線32bが第1のバスバ5aから伸長され、第1のH仮想平面11を貫通してから後部窓ガラス板10の左右中央に達するまでの途中で、第2番目の元ヒータ線32bから分岐した分岐ヒータ線33cを有し、分岐ヒータ線33cは一旦下方又は略下方に伸長された後、横方向又は略横方向に曲がって後部窓ガラス板10の左右中央方向に伸長され、第2番目の元ヒータ線32bが第2のH仮想平面に貫通する箇所に達するまでの途中で、上方又は略上方に曲がり伸長された後、第2番目の元ヒータ線32bに合流し接続されている。
図2には記載されていないが、第2番目の元ヒータ線32bが第1のバスバ5aから伸長され、第1のH仮想平面11を貫通してから後部窓ガラス板10の左右中央に達するまでの途中で、第2番目の元ヒータ線32bから分岐した分岐ヒータ線を有し、該分岐ヒータ線は一旦上方又は略上方に伸長された後、横方向又は略横方向に曲がって後部窓ガラス板10の左右中央方向に伸長され、第2番目の元ヒータ線32bが第2のH仮想平面に貫通する箇所に達するまでの途中で、下方又は略下方に曲がり伸長された後、第2番目の元ヒータ線32bに合流し接続されているようにしてもよい。
第1のH帯用アンテナ導体6の下方であって、最高位の元ヒータ線32aと、第2番目の元ヒータ線32bとの間に、1つ又は複数の島状導体が配設されていてもよい。図2に示す例では、この箇所に直線状の島状導体30bが設けられている。また、第2のH帯用アンテナ導体の下方であって、最高位の元ヒータ線32aと、第2番目の元ヒータ線32bとの間に、1つ又は複数の島状導体が配設されていてもよい。
図2に示す例では、第1のH帯用アンテナ導体6の下方であって、最高位の元ヒータ線32aと、第2番目の元ヒータ線32bとの間に、直線状の島状導体30cが設けられている。また、図2に示されていないが、第2のH帯用アンテナ導体の下方であって、最高位の元ヒータ線32aと、第2番目の元ヒータ線32bとの間に、直線状の島状導体が設けられていてもよい。
本発明において、島状導体の主要部が直線状又は略直線状の導体からなる場合には、視野の確保が良好となり好ましい。なお、島状導体が線状導体以外の導体を含んでいてもよい。ここで、線状導体とは、線幅3mm以下の導体をいう。
日本国内地上波デジタルテレビ放送帯(470〜770MHz)の全域を良好に受信しようとする場合には、日本国内地上波デジタルテレビ放送帯の中心周波数である620MHzの波長に対応したλは483.9mmとなり、λは309.7mmとなる。
日本国内地上波デジタルテレビ放送帯における現行放送周波数帯(470〜600MHz)を良好に受信しようとする場合には、この現行放送周波数帯の中心周波数である535MHzの波長に対応したλは561mmとなり、λは359mmとなる。
日本国内地上波デジタルテレビ放送帯における主要放送帯(470〜710MHz)を良好に受信しようとする場合には、この主要放送帯の中心周波数である590MHzの波長に対応したλは508mmとなり、λは325mmとなる。
曇り防止効果及び視野の確保を考慮すると、ヒータ線2同士の間隔はそれぞれ、10〜40mmが好ましい。より好ましくは、22〜34mmであり、特に好ましくは、25〜32mmである。後部窓ガラス板10に設けられている、それぞれのヒータ線同志の間隔は、防曇効果を均一に行うため等間隔又は略等間隔であることが好ましい。
本発明において、H帯を日本国内地上波デジタルテレビ放送、米国のデジタルテレビ放送、中国のデジタルテレビ放送又はヨーロッパのデジタルテレビ放送用とすることが好ましい。
日本国内地上波デジタルテレビ放送を受信する場合には、H帯が、470〜770MHzの間に存在する周波数を含むことが好ましい。日本国内地上波デジタルテレビ放送の現行放送周波数帯を受信する場合には、H帯が、471〜600MHzの間に存在する周波数を含むことが好ましい。米国のデジタルテレビ放送を受信する場合には、H帯が、698〜806MHzの間に存在する周波数を含むことが好ましい。
図1に示す例では、バスバ5a,5bのどちらか一方が直流電源(不図示)の陽極に電気的に接続され、残る他方のバスバが直流電源の陰極に電気的に接続される。図1に示す例では、2つのバスバ5a,5bが後部窓ガラス板10に設けられている。しかし、これに限定されず、バスバは3つ又は4つ等多数であってもよい。すなわち、アンテナ導体側の2つのバスバ間に電圧が印加されるデフォガであれば、本発明が適用できる。なお、短絡線15はデフォガのインピーダンス調整のために必要に応じて設けられる。
本発明において、後部窓ガラス板10は、水平方向に対し、18〜36°、特には、20〜33°傾斜していることがアンテナ利得を向上させる上で好ましい。
本発明において、島状導体、バスバ、ヒータ線、短絡線、各アンテナ導体及び給電部は、通常、銀ペースト等の、導電性金属を含有するペーストを窓ガラス板の車内側表面にプリントし、焼付けて形成される。しかし、この形成方法に限定されず、銅等の導電性物質からなる、線状体又は箔状体を、窓ガラス板の車内側表面又は車外側表面に形成してもよく、窓ガラス板自身の内部に設けてもよい。H帯用アンテナ導体6,7及び給電部6a,7aについては、合成樹脂製フィルムの内部又はその表面に設けられ、該合成樹脂製フィルムが窓ガラス板に設けられるようにしてもよい。
図1に示す例では、H帯用アンテナ導体6,7は、それぞれ給電部が1つの単極アンテナである。しかし、これに限定されず、H帯用アンテナ導体6,7は、それぞれ給電部を1つ有し、接地導体(不図示)を備える双極アンテナであってもよい。本発明において、アンテナ導体に設けられる給電部はアンテナ導体の上方又は斜め上方に設けられることがアンテナ利得を向上させる点で好ましい。
本発明においては、第1のH帯用アンテナ導体6と第2のH帯用アンテナ導体7との間で、ダイバーシティ受信を行うことが好ましい。アンテナ性能をできるだけ無指向性とするためである。また、H帯用アンテナ導体6,7以外に自動車に設けられるアンテナ導体の数は限定されず、また、H帯用アンテナ導体6,7と、ポールアンテナ等の他のアンテナ及び/又は他のガラスアンテナとの間でダイバーシティ受信を行ってもよい。
L帯としては、通常、AM放送帯が採用される。しかし、これに限定されず、長波帯及び短波帯等であってもよい。
以下に実施例を用いて本発明を説明するが、本発明はこれらの実施例には限定されず、本発明の要旨を損なわない限り、各種の改良や変更も本発明に含まれる。
以下、図面にしたがって、実施例を詳細に説明する。自動車に取り付けられた後部窓ガラス板10を用い、図3,4(車内視)に示すような自動車用ガラスアンテナを製作した。図4は図3に示す後部窓ガラス板10の右上側領域を示し、後部窓ガラス板10は、水平方向に対し、22°、それぞれ傾斜させた。以下に各部の寸法を示す。
水平偏波について測定した。アンテナ利得は、自動車後方を0「ゼロ」°とし、自動車右方向を+90°とし、自動車前方を+180°とする場合、水平方向の−90°〜+90°(自動車正背面(Back))のアンテナ利得平均値(3°毎)とした。測定周波数については、473〜713MHzでは6MHz毎に測定した。平均アンテナ利得の計算には、面積平均算出法を適用した。後述する特性図について、上記F/B比の測定の仕様を適用する。
を20〜100mmに変化させて、アンテナ利得を測定し、図5に示した。図5において、−7.0dBdはL:0「ゼロ」mm(迂回部1bがなく、第1の所定方向伸長部1cが直線状である場合(比較例))である。なお、L=L−L−10mmであり、Lが変化すればLも変化する。
後部窓ガラス板10 800×1360mm、
窓の車体開口縁19の最大縦幅 760mm、
140mm、
45mm、
70mm、
385mm、
420mm。
10mm、
90mm、
20mm、
10mm、
15mm、
15mm、
430mm、
20mm、
30mm、
10 40mm、
11 10mm。
12mm、
630mm、
652mm、
給電部6a(縦×横) 15×20mm。
本発明は、日本国内地上波デジタルテレビ放送、UHF帯のアナログテレビ放送及び米国のデジタルテレビ放送、欧州連合地域のデジタルテレビ放送又は中華人民共和国のデジタルテレビ放送を受信する自動車用ガラスアンテナに利用される。その他、日本のFM放送帯(76〜90MHz)、米国のFM放送帯(88〜108MHz)、テレビVHF帯(90〜108MHz、170〜222MHz)、自動車電話用の800MHz帯(810〜960MHz)、自動車電話用の1.5GHz帯(1.429〜1.501GHz)、UHF帯(300MHz〜3GHz)、GPS(Global Positioning System)、人工衛星のGPS信号1575.42MHz)、VICS(Vehicle Information and Communication System、ヴィークル インフォメーション アンド コミュニケーション システム:2.5GHz)にも利用できる。
さらに、ETC通信((登録商標)Electronic Toll Collection System:ノンストップ自動料金収受システム、路側無線装置の送信周波数:5.795GHz又は5.805GHz、路側無線装置の受信周波数が5.835GHz又は5.845GHz)、専用狭域通信(DSRC:Dedicated Short Range Communication、915MHz帯、5.8GHz帯、60GHz帯)、マイクロ波(1GHz〜3THz)、ミリ波(30〜300GHz)、自動車用キーレスエントリィシステム(300〜450MHz)、及び、SDARS(Satellite Digital Audio Radio Service (2.34GHz、2.6GHz))の通信に利用できる。
本発明の自動車用ガラスアンテナの一実施形態を示す平面図。 図1とは別の実施形態を示す平面図。 実施例を示す平面図。 図3に示す後部窓ガラス板10の右上側領域を示す平面図。 実施例における、L:20〜100mm-アンテナ利得の特性図。 従来例を示す平面図。
符号の説明
1:L帯用アンテナ導体
1a:L帯用アンテナ導体の給電部
1b,1d:迂回部
1c:第1の所定方向伸長部
1e:第2の所定方向伸長部
2:ヒータ線
5a,5b:バスバ
6:第1のH帯用アンテナ導体
6a:第1のH帯用アンテナ導体の給電部
7:第2のH帯用アンテナ導体
7a:第2のH帯用アンテナ導体の給電部
10:後部窓ガラス板
11:第1のH仮想面
12:第2のH仮想面
13:L仮想面
15:短絡線
17:FM放送帯用の主アンテナ導体
17a:主アンテナ導体17の給電部
19:窓の車体開口縁
20:キーレスエントリ用のアンテナ導体
21:FM放送帯用の副アンテナ導体

Claims (28)

  1. 第1の周波数帯と第2の周波数帯との少なくとも2つの周波数帯を受信できる、それぞれ少なくとも2種のアンテナ導体が自動車の窓ガラス板に設けられている自動車用ガラスアンテナにおいて、
    第1の周波数帯は第2の周波数帯より高い周波数帯であり、第1の周波数帯をH帯といい、第2の周波数帯をL帯といい、
    H帯を受信できる機能を有するように形状及び寸法が構成されているH帯用アンテナ導体が該窓ガラス板に1つ又は複数設けられており、
    L帯を受信できる機能を有するように形状及び寸法が構成されているL帯用アンテナ導体が該窓ガラス板に設けられており、
    H帯用アンテナ導体とL帯用アンテナ導体とで、上記少なくとも2種のアンテナ導体を構成しており、
    L帯用アンテナ導体が所定の方向へ伸長されている部分を有し、該部分を所定方向伸長部というとき、
    所定方向伸長部が迂回部を有することを特徴とする自動車用ガラスアンテナ。
  2. 車内側又は車外側から見て、
    前記迂回部の形状が、コの字形状、略コの字形状、くの字形状又は略くの字形状を有する形状である請求項1に記載の自動車用ガラスアンテナ。
  3. 前記所定方向伸長部が縦方向又は略縦方向に伸長されており、
    前記H帯の中心周波数の空気中の波長をλといい、ガラス波長短縮率をkといい、k=0.64とし、λ=λ・kとするとき、
    所定方向伸長部の長手方向に垂直方向の、前記迂回部の最大幅が、0.178λ〜0.323λであり、
    所定方向伸長部が伸長されている方向の、迂回部の最大幅が、0.032λ〜0.097λである請求項1又は2に記載の自動車用ガラスアンテナ。
  4. 前記所定方向伸長部が縦方向又は略縦方向に伸長されており、
    前記H帯が日本国内地上波デジタルテレビ放送である場合、
    所定方向伸長部に垂直方向の、前記迂回部の最大幅が、55〜100mmであり、
    所定方向伸長部が伸長されている方向の、迂回部の最大幅が、10〜30mmである請求項1〜3のいずれかに記載の自動車用ガラスアンテナ。
  5. 前記所定方向伸長部に前記迂回部が複数個設けられており、該迂回部を有する所定方向伸長部の形状がメアンダ状又は略メアンダ状である請求項1〜4のいずれかに記載の自動車用ガラスアンテナ。
  6. 前記H帯の中心周波数の空気中の波長をλといい、ガラス波長短縮率をkといい、k=0.64とし、λ=λ・kとするとき、
    前記メアンダ状又は略メアンダ状をなしている、前記複数の迂回部の周期が、0.065λ〜0.194λである請求項5に記載の自動車用ガラスアンテナ。
  7. 前記所定方向伸長部が縦方向又は略縦方向に伸長されており、
    前記H帯が日本国内地上波デジタルテレビ放送である場合、
    前記メアンダ状又は略メアンダ状をなしている、前記複数の迂回部の周期が、20〜60mmである請求項5に記載の自動車用ガラスアンテナ。
  8. 前記L帯用アンテナ導体の中心又は重心から見て、前記所定方向伸長部がH帯用アンテナ導体側に配設されている請求項1〜7のいずれかに記載の自動車用ガラスアンテナ。
  9. 前記自動車の前後方向及び鉛直方向の両方向に平行な面であって、前記H帯用アンテナ導体の中心又は重心を通過する面を仮定し、H仮想面といい、
    自動車の前後方向及び鉛直方向の両方向に平行な面であって、前記L帯用アンテナ導体の中心又は重心を通過する面を仮定し、L仮想面というとき、
    前記迂回部がH仮想面とL仮想面との間に配設されている請求項1〜8のいずれかに記載の自動車用ガラスアンテナ。
  10. 前記窓ガラス板が後部窓ガラス板であり、該後部窓ガラス板に複数本のヒータ線と、該複数本のヒータ線に給電する複数本のバスバとが設けられ、該複数本のヒータ線と該複数本のバスバとでデフォガが構成されており、該複数本のヒータ線は横方向又は略横方向に伸長されており、デフォッガの領域以外の領域であって、後部窓ガラス板の上方余白領域の、右側領域及び左側領域の少なくとも一方に前記H帯用アンテナ導体が設けられており、デフォッガの領域以外の、後部窓ガラス板の上方余白領域の中央領域に前記アンテナ導体Lが設けられている請求項1〜9のいずれかに記載の自動車用ガラスアンテナ。
  11. 前記H帯用アンテナ導体の中心又は重心を通り、最高位の前記ヒータ線に平行な線を仮定し、仮想平行線というとき、
    立体的に見て、仮想平行線と最高位のヒータ線との間の、前記後部窓ガラス板の領域に、島状導体が1つ又は複数配設されている請求項10に記載の自動車用ガラスアンテナ。
  12. 前記島状導体が線状導体を含んでいる請求項11に記載の自動車用ガラスアンテナ。
  13. 前記島状導体がループ形状を含んでいる請求項12に記載の自動車用ガラスアンテナ。
  14. 前記ループ形状が、多角形、略多角形、円、略円、楕円又は略楕円である請求項13に記載の自動車用ガラスアンテナ。
  15. 前記上方余白領域の右側領域には第1の前記H帯用アンテナ導体が配設されており、上方余白領域の左側領域には第2の前記H帯用アンテナ導体が配設されており、
    前記自動車の前後方向及び鉛直方向の両方向に平行な面に平行な平面であって、第1のH帯用アンテナ導体の左右中央又は重心を通過する平面を仮定し、該平面を第1のH仮想平面といい、
    自動車の前後方向及び鉛直方向の両方向に平行な面に平行な平面であって、第2のH帯用アンテナ導体の左右中央又は重心を通過する平面を仮定し、該平面を第2のH仮想平面というとき、
    後部窓ガラス板には第1のバスバと第2のバスバとが設けられており、第1のバスバと第2のバスバとはそれぞれ前記複数本のバスバのうちのバスバであって、第1のバスバ及び第2のバスバ以外にも別のバスバが設けられているか、又は、後部窓ガラス板には第1のバスバ及び第2のバスバのみが設けられており、
    第1のバスバは前記後部窓ガラス板の右側領域に配設されており、第2のバスバが後部窓ガラス板の左側領域に配設されており、第1のバスバと第2のバスバとはそれぞれ縦方向又は略縦方向に伸長されており、
    第1のバスバの最上部又は最上部近傍部を起点にして後部窓ガラス板の左右中央方向に伸長され第2のバスバの最上部又は最上部近傍部に到達して接続される前記ヒータ線を最高位の元ヒータ線というとき、
    該最高位の元ヒータ線は該最高位の元ヒータ線が第1のH仮想平面を貫通してから後部窓ガラス板の左右中央に達するまでの途中で、最高位の元ヒータ線から分岐した1本以上の分岐ヒータ線を有し、
    該分岐ヒータ線は最高位の元ヒータ線から分岐し一旦伸長された後、曲がって最高位の元ヒータ線と平行又は略平行に伸長されて後部窓ガラス板の左右中央方向に伸長され、最高位の元ヒータ線が第2のH仮想平面を貫通する箇所に達するまでの途中で、曲がって最高位の元ヒータ線に合流し接続されている請求項10〜14のいずれかに記載の自動車用ガラスアンテナ。
  16. 前記分岐ヒータ線が最高位の元ヒータ線の上方に位置する請求項15に記載の自動車用ガラスアンテナ。
  17. 前記分岐ヒータ線が最高位の元ヒータ線の下方に位置する請求項15に記載の自動車用ガラスアンテナ。
  18. 前記第1のバスバ近傍及び前記第2のバスバ近傍の、前記最高位の元ヒータ線の直下のヒータ線であって、第1のバスバを起点にして前記後部窓ガラス板の左右中央方向に伸長され第2のバスバに到達して接続されるヒータ線を第2番目の元ヒータ線というとき、
    第2番目の元ヒータ線が第1のバスバから伸長され、前記第1のH仮想平面を貫通してから後部窓ガラス板の左右中央に達するまでの途中で、第2番目の元ヒータ線から分岐した分岐ヒータ線を有し、該分岐ヒータ線は一旦下方又は略下方に伸長された後、横方向又は略横方向に曲がって後部窓ガラス板の左右中央方向に伸長され、第2番目の元ヒータ線が前記第2のH仮想平面に貫通する箇所に達するまでの途中で、上方又は略上方に曲がり伸長された後、第2番目の元ヒータ線に合流し接続されている請求項15〜17のいずれかに記載の自動車用ガラスアンテナ。
  19. 前記第1のバスバ近傍の及び前記第2のバスバ近傍の、前記最高位の元ヒータ線の直下のヒータ線であって、第1のバスバを起点にして前記後部窓ガラス板の左右中央方向に伸長され第2のバスバに到達して接続されるヒータ線を第2番目の元ヒータ線というとき、
    第2番目の元ヒータ線が第1のバスバから伸長され、前記第1のH仮想平面を貫通してから後部窓ガラス板の左右中央に達するまでの途中で、第2番目の元ヒータ線から分岐した分岐ヒータ線を有し、該分岐ヒータ線は一旦上方又は略上方に伸長された後、横方向又は略横方向に曲がって後部窓ガラス板の左右中央方向に伸長され、第2番目の元ヒータ線が前記第2のH仮想平面に貫通する箇所に達するまでの途中で、下方又は略下方に曲がり伸長された後、第2番目の元ヒータ線に合流し接続されている請求項15〜18のいずれかに記載の自動車用ガラスアンテナ。
  20. 前記第1のH帯用アンテナ導体の下方であって、前記最高位の元ヒータ線と、前記第2番目の元ヒータ線との間に、1つ又は複数の島状導体が配設されており、
    前記第2のH帯用アンテナ導体の下方であって、最高位の元ヒータ線と、第2番目の元ヒータ線との間に、1つ又は複数の島状導体が配設されている請求項15〜19のいずれかに記載の自動車用ガラスアンテナ。
  21. 前記1つ又は複数の島状導体の主要部が直線状又は略直線状の導体からなる請求項20に記載の自動車用ガラスアンテナ。
  22. 前記H帯用アンテナ導体の形状及び寸法がデジタルテレビ放送帯の受信機能を有するように構成されている請求項1〜21に記載の自動車用ガラスアンテナ。
  23. 前記L帯用アンテナ導体の形状及び寸法がAM放送帯の受信機能を有するように構成されている請求項1〜22に記載の自動車用ガラスアンテナ。
  24. 前記H帯が470〜770MHzの間に存在する周波数を含む請求項1〜23のいずれかに記載の自動車用ガラスアンテナ。
  25. 前記H帯が470〜600MHzの間に存在する周波数を含む請求項1〜23のいずれかに記載の自動車用ガラスアンテナ。
  26. 前記H帯が471〜710MHzの間に存在する周波数を含む請求項1〜23のいずれかに記載の自動車用ガラスアンテナ。
  27. 前記H帯が698〜806MHzの間に存在する周波数を含む請求項1〜23のいずれかに記載の自動車用ガラスアンテナ。
  28. 少なくとも請求項1〜27のいずれかに記載の、H帯用アンテナ導体及びL帯用アンテナ導体が設けられた自動車用の窓ガラス板。
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