JP2009087467A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009087467A JP2009087467A JP2007256647A JP2007256647A JP2009087467A JP 2009087467 A JP2009087467 A JP 2009087467A JP 2007256647 A JP2007256647 A JP 2007256647A JP 2007256647 A JP2007256647 A JP 2007256647A JP 2009087467 A JP2009087467 A JP 2009087467A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- magnetic layer
- polyurethane resin
- recording medium
- magnetic recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Abandoned
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/62—Record carriers characterised by the selection of the material
- G11B5/68—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent
- G11B5/70—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/62—Record carriers characterised by the selection of the material
- G11B5/68—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent
- G11B5/70—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer
- G11B5/702—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by the bonding agent
- G11B5/7021—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by the bonding agent containing a polyurethane or a polyisocyanate
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/62—Record carriers characterised by the selection of the material
- G11B5/68—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent
- G11B5/70—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer
- G11B5/71—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by the lubricant
Landscapes
- Magnetic Record Carriers (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
【解決手段】非磁性支持体上に強磁性粉末および結合剤を含む磁性層を有する磁気記録媒体。前記磁性層表面の原子間力顕微鏡で測定した高さ10nm以上の突起数が1600μm2あたり50〜500個であり、前記結合剤は、10万以上20万以下の質量平均分子量を有するポリウレタン樹脂を含み、かつ、前記磁性層は、360以上460以下の分子量を有する炭酸エステルを更に含有する。
【選択図】なし
Description
保存中のテープとヘッドとの張り付きは、表面の存在量が比較的少なくても潤滑性が確保できる炭酸エステル系潤滑剤を使用することで抑制することができる。更に、高分子量のウレタン結合剤を磁性層に使用することによって表面への結合剤低分子成分のマイグレーションを抑制して、繰り返し走行によるバインダー流動を抑制し、高速走行時の摩擦力の上昇を抑えることができる。これにより、スペーシングロス低減のために磁性層の表面突起数を制御した磁気記録媒体において、高速走行時の摩擦力上昇を抑制し安定性を確保するとともに、保存中のテープとヘッドとの張り付きを抑制することができる。
本発明は、以上の知見に基づき完成された。
[1]非磁性支持体上に強磁性粉末および結合剤を含む磁性層を有する磁気記録媒体であって、
前記磁性層表面の原子間力顕微鏡で測定した高さ10nm以上の突起数が1600μm2あたり50〜500個であり、
前記結合剤は、10万以上20万以下の質量平均分子量を有するポリウレタン樹脂を含み、かつ、
前記磁性層は、360以上460以下の分子量を有する炭酸エステルを更に含有する磁気記録媒体。
[2]前記炭酸エステルは、下記一般式(1)で表される炭酸エステルである[1]に記載の磁気記録媒体。
[3]一般式(1)中、R1およびR2のいずれか一方は、β位にて分岐構造を有する飽和炭化水素基である[2]に記載の磁気記録媒体。
[4]一般式(1)中、R1およびR2のいずれか一方は、2−メチルプロピル基、2−メチルブチル基または2−エチルヘキシル基である[3]に記載の磁気記録媒体。
[5]前記ポリウレタン樹脂は、下記ポリウレタン樹脂(A)および/または下記ポリウレタン樹脂(B)を含む[1]〜[4]のいずれかに記載の磁気記録媒体。
ポリウレタン樹脂(A):ポリエーテルポリオールと、下記(a)で表される有橋炭化水素構造および/または下記(b)で表される有橋炭化水素構造を有する短鎖ジオールと、有機ジイソシアネートとの反応生成物である質量平均分子量が10万以上20万以下のポリウレタン樹脂。
以下に、本発明の磁気記録媒体について、更に詳細に説明する。
本発明の磁気記録媒体において、磁性層表面の原子間力顕微鏡(AFM)で測定した高さ10nm以上の突起数は1600μm2あたり50〜500個の範囲である。磁性層表面が過度に平滑であると、媒体が部材と張り付きやすくなり、走行性がきわめて不安定となる。これに対し、高さ10nm以上の突起が磁性層表面に所定数存在することで媒体とヘッドとを安定に接触させ、優れたヘッドあたりを確保することができる。但し、高さ10nmの突起が過度に存在すると媒体とヘッドとスペースが大きくなり、出力が大幅に低下してしまう。本発明では、磁性層表面のAFMで測定した高さ10nm以上の突起数を上記範囲とすることにより、安定走行を可能にするとともに、スペーシングロスによる出力低下を低減することができる。前記突起数は、好ましくは55〜360個、より好ましくは65〜300個である。
本発明の磁気記録媒体は、360以上460以下の分子量を有する炭酸エステルを磁性層に含有する。本発明の磁気記録媒体の磁性層表面突起数は上記の通りである。このような高い表面平滑性を有する磁性層では、磁性層表面における潤滑剤存在量が多いと、媒体と磁気ヘッドとを接触させた状態で保存する場合、媒体表面とヘッドとの間に作用する液体潤滑剤による表面張力が著しく増大し、媒体表面がヘッドに張り付き、再走行時に走行困難となる。これに対し、炭酸エステルは、一般に使用されている脂肪酸エステル系潤滑剤と比べて表面の存在量が比較的少なくても潤滑性を確保することができるため、上記張り付きを回避することができる。但し、分子量が360未満の炭酸エステルでは、走行後に媒体とヘッドを長時間放置した際、前記炭酸エステルが媒体表面に染み出し易いために、表面張力により媒体がヘッドに張り付いてしまう。一方、分子量が460を超えると、走行中および保存中、媒体表面上で析出物が発生しやすくなってしまう。前記分子量は、好ましくは370〜430、より好ましくは400〜430である。
本発明の磁気記録媒体は、質量平均分子量10万以上20万以下のポリウレタン樹脂を磁性層に含む。質量平均分子量が10万未満のポリウレタン樹脂では、磁性層表面への結合剤低分子成分のマイグレーションが多く、繰り返し走行によってバインダー流動が生じ、高速走行時に摩擦力が上昇し走行耐久性が低下する。一方、質量平均分子量が20万を超えるポリウレタン樹脂では磁性層塗布液の粘度が高くなり、平滑な磁性層を得ることが困難となる。本発明では、上記範囲の質量平均分子量を有するポリウレタン樹脂を磁性層結合剤として使用することにより、走行耐久性と磁性層平滑性を両立することができる。前記質量平均分子量は、好ましくは10万〜15万、より好ましくは10万〜14万である。
ポリウレタン樹脂(A):ポリエーテルポリオールと、下記(a)で表される有橋炭化水素構造および/または下記(b)で表される有橋炭化水素構造を有する短鎖ジオールと、有機ジイソシアネートとの反応生成物である質量平均分子量が10万以上20万以下のポリウレタン樹脂。
以下、ポリウレタン樹脂(A)、(B)について説明する。
ポリウレタン樹脂(A)を構成するポリエーテルポリオールとしては、ポリエチレンオキサイド、ポリプロピレンオキサイド、ポリテトラメチレングリコール、などの脂肪族ポリエーテル、ビスフェノールAなどの芳香族グリコールにエチレンオキサイド、プロピレンオキサイドなどを付加して得られる芳香族を含むポリエーテルなどを、単独または組み合わせて用いることができる。ポリエーテルポリオールの分子量の好ましい範囲は500〜3,000である。この範囲内であれば分散性が良好である。
ポリウレタン樹脂(B)を構成するポリエステルポリオールは、脂肪族二塩基酸およびアルキル分岐側鎖を有する環状構造を持たない脂肪族ジオールを含む。
脂肪族二塩基酸は、溶剤溶解性の低い環状構造をもたないので、溶剤中へ均一に溶解することができるため好ましい。ポリエステルポリオールに用いることができる脂肪族二塩基酸としては、例えば、コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、マロン酸、グルタル酸、ピメリン酸、スベリン酸などを挙げることができる。これらのなかでも好ましいものは、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸である。ポリエステルポリオールの全二塩基酸成分のうち、脂肪族二塩基酸の含量が70モル%〜100モル%であることが、良好な溶解性を得るために好ましい。
磁性層には、前記ポリウレタン樹脂以外に、その他の結合剤成分として、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、塩化ビニル系樹脂、スチレン、アクリロニトリル、メチルメタクリレートなどを共重合したアクリル系樹脂、ニトロセルロースなどのセルロース系樹脂、エポキシ樹脂、フェノキシ樹脂、ポリビニルアセタール、ポリビニルブチラールなどのポリビニルアルキラール樹脂などから単独あるいは複数の樹脂を混合して用いることができる。これらの中で好ましい結合剤成分は、塩化ビニル系樹脂およびアクリル系樹脂である。
次に、本発明の磁気記録媒体における磁性層について説明する。
磁性層中の強磁性粉末としては、強磁性金属粉末および六方晶フェライト粉末を使用することができる。以下に、それらの詳細を説明する。但し、本発明において使用される強磁性粉末は、強磁性金属粉末および六方晶フェライト粉末に限定されるものではなく、例えば窒化鉄粉末等も使用可能である。
磁性層に使用する強磁性金属粉末は、特に制限されるべきものではないが、α−Feを主成分とする強磁性金属粉末を用いることが好ましい。これらの強磁性金属粉末には、所定の原子以外にAl、Si、S、Sc、Ca、Ti、V、Cr、Cu、Y、Mo、Rh、Pd、Ag、Sn、Sb、Te、Ba、Ta、W、Re、Au、Hg、Pb、Bi、La、Ce、Pr、Nd、P、Co、Mn、Zn、Ni、Sr、Bなどの原子を含んでもかまわない。特に、Al、Si、Ca、Y、Ba、La、Nd、Co、Ni、Bの少なくとも1つをα−Fe以外に含むことが好ましく、Co、Y、Alの少なくとも一つを含むことがさらに好ましい。Coの含有量はFeに対して0原子%以上40原子%以下であることが好ましく、さらに好ましくは15原子%以上35原子%以下、より好ましくは20原子%以上35原子%以下である。Yの含有量は1.5原子%以上12原子%以下であることが好ましく、さらに好ましくは3原子%以上10原子%以下、特に好ましくは4原子%以上9原子%以下である。Alは1.5原子%以上12原子%以下であることが好ましく、さらに好ましくは3原子%以上10原子%以下、より好ましくは4原子%以上9原子%以下である。
六方晶フェライト粉末には、例えば、バリウムフェライト、ストロンチウムフェライト、鉛フェライト、カルシウムフェライト、それらのCo等の置換体等がある。より具体的には、マグネトプランバイト型のバリウムフェライトおよびストロンチウムフェライト、スピネルで粒子表面を被覆したマグネトプランバイト型フェライト、さらに一部にスピネル相を含有したマグネトプランバイト型のバリウムフェライトおよびストロンチウムフェライト等が挙げられる。その他、所定の原子以外にAl、Si、S、Sc、Ti、V、Cr、Cu、Y、Mo、Rh、Pd、Ag、Sn、Sb、Te、Ba、Ta、W、Re、Au、Hg、Pb、Bi、La、Ce、Pr、Nd、P、Co、Mn、Zn、Ni、Sr、B、Ge、Nbなどの原子を含んでもかまわない。一般には、Co−Zn、Co−Ti、Co−Ti−Zr、Co−Ti−Zn、Ni−Ti−Zn、Nb−Zn−Co、Sb−Zn−Co、Nb−Zn等の元素を添加したものを使用できる。また原料・製法によっては特有の不純物を含有するものもある。
抗磁力(Hc)は、粒子サイズ(板径・板厚)、含有元素の種類と量、元素の置換サイト、粒子生成反応条件等により制御できる。
次に非磁性層に関する詳細な内容について説明する。本発明の磁気記録媒体は、磁性層と非磁性支持体との間に、非磁性粉末と結合剤を含む非磁性層を有することができる。非磁性層に使用できる非磁性粉末は、無機物質でも有機物質でもよい。また、カーボンブラック等も使用できる。無機物質としては、例えば金属、金属酸化物、金属炭酸塩、金属硫酸塩、金属窒化物、金属炭化物、金属硫化物などが挙げられる。
本発明において、非磁性支持体としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル類、ポリオレフィン類、セルローストリアセテート、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリスルフォン、芳香族ポリアミド、ポリベンゾオキサゾールなどの公知のフィルムが使用できる。ガラス転移温度が100℃以上の支持体を用いることが好ましく、ポリエチレンナフタレート、アラミドなどの高強度支持体を用いることが特に好ましい。また必要に応じ、磁性面とベース面の表面粗さを変えるため、特開平3−224127号公報に示されるような積層タイプの支持体を用いることもできる。これらの支持体にはあらかじめコロナ放電処理、プラズマ処理、易接着処理、熱処理、除塵処理、などを行ってもよい。
本発明の磁気記録媒体の厚み構成は、非磁性支持体の厚みが、好ましくは3〜80μm、より好ましくは3〜50μm、特に好ましくは3〜10μmである。また、非磁性支持体と非磁性層または磁性層の間に下塗り層を設ける場合、下塗り層の厚みは、例えば0.01〜0.8μm、好ましくは0.02〜0.6μmである。
放射線硬化型化合物の数平均分子量は、200〜2000の範囲であることが好ましい。分子量がこの範囲であると、比較的低分子量であるので、カレンダー工程において塗膜が流動し易く成形性が高く、平滑な塗膜を形成することができる。
放射線硬化型化合物として好ましいものは、分子量200〜2000の2官能のアクリレート化合物であり、更に好ましいものはビスフェノールA、ビスフェノールF、水素化ビスフェノールA、水素化ビスフェノールFやこれらのアルキレンオキサイド付加物にアクリル酸、メタクリル酸を付加させたものである。
また、放射線硬化型化合物は、非磁性層に用いることもできる。
本発明の磁気記録媒体は、非磁性支持体の磁性層を有する面とは反対の面にバックコート層を有することもできる。バックコート層には、カーボンブラックと無機粉末が含有されていることが好ましい。結合剤、各種添加剤は、磁性層や非磁性層の処方を適用することができる。特に前記非磁性層の処方を適用することが好適である。バックコート層の厚みは、0.9μm以下が好ましく、0.1〜0.7μmが更に好ましい。
磁性層、非磁性層またはバックコート層を形成するための塗布液を製造する工程は、少なくとも混練工程、分散工程、およびこれらの工程の前後に必要に応じて設けた混合工程からなる。個々の工程はそれぞれ2段階以上に分かれていてもかまわない。本発明で用いられる強磁性粉末、非磁性粉末、結合剤、カーボンブラック、研磨材、帯電防止剤、潤滑剤、溶剤などすべての原料はどの工程の最初または途中で添加してもかまわない。また、個々の原料を2つ以上の工程で分割して添加してもかまわない。例えば、ポリウレタンを混練工程、分散工程、分散後の粘度調整のための混合工程で分割して投入してもよい。本発明の目的を達成するためには、従来の公知の製造技術を一部の工程として用いることができる。混練工程ではオープンニーダ、連続ニーダ、加圧ニーダ、エクストルーダなど強い混練力をもつものを使用することが好ましい。これらの混練処理の詳細については特開平1−106338号公報、特開平1−79274号公報に記載されている。また、磁性層用塗料、非磁性層用塗料またはバック層用塗料を分散させるには、ガラスビーズを用いることができる。このようなガラスビーズは、高比重の分散メディアであるジルコニアビーズ、チタニアビーズ、スチールビーズが好適である。これら分散メディアの粒径と充填率は最適化して用いられる。分散機は公知のものを使用することができる。塗布液の製造工程では、分散条件(分散に使用するビーズ種、ビーズ量、周速、分散時間)によって分散を強化することが好ましい。
各層用塗布液の塗布には、磁性塗料の塗布で一般的に用いられるグラビア塗布、ロール塗布、ブレード塗布、エクストルージョン塗布装置等を用いることができる。
カレンダー処理には、例えばスーパーカレンダーロールなどが利用される。カレンダー処理によって、表面平滑性が向上するとともに、乾燥時の溶剤の除去によって生じた空孔が消滅し磁性層中の強磁性粉末の充填率が向上するので、電磁変換特性の高い磁気記録媒体を得ることができる。カレンダー処理する工程は、塗布原反の表面の平滑性に応じて、カレンダー処理条件を変化させながら行うことが好ましい。
したがって、カレンダー処理工程で、カレンダー処理条件、例えばカレンダーロール圧力を変化させ、塗布原反の巻き取りによって生じた長手方向における平滑性の相違を相殺することが好ましい。具体的には、巻き取りロールから巻き出された塗布原反の芯側から外側に向かってカレンダーロールの圧力を低下させていくことが好ましい。本発明者らの検討によれば、カレンダーロールの圧力を下げると光沢値は低下する(平滑性が低下する)ことが見出されている。これにより、塗布原反の巻き取りによって生じた長手方向における平滑性の相違が相殺され、長手方向において品質にばらつきのない最終製品を得ることができる。
本発明の磁気記録媒体の磁性層の飽和磁束密度は100〜400mTが好ましい。また磁性層の抗磁力(Hc)は、143.2〜318.3kA/m(1800〜4000Oe)が好ましく、159.2〜278.5kA/m(2000〜3500Oe)が更に好ましい。抗磁力の分布は狭い方が好ましく、SFDおよびSFDrは、好ましくは0.6以下、さらに好ましくは0.3以下である。
強磁性針状金属粉末 100部
Hc:191kA/m(≒2400Oe)
平均長軸長:45nm、BET比表面積:65m2/g
塩化ビニル共重合体(日本ゼオン社製MR−110) 3部
ポリウレタン樹脂(表参照) 19部
フェニルホスホン酸 4部
α−Al2O3(平均粒子径:0.15μm) 12部
カーボンブラック(平均粒子径:20nm) 1部
シクロヘキサノン 110部
メチルエチルケトン 100部
トルエン 100部
潤滑剤(表1参照) 表1参照
ステアリン酸 1部
強磁性針状金属粉末 100部
Hc:183kA/m(≒2300Oe)
平均長軸長:50nm、BET比表面積:68m2/g
ポリウレタン樹脂 15部
ポリオールとしてダイマージオール含有
質量平均分子量4.2万
α−Al2O3(粒子サイズ0.11μm) 7部
カーボンブラック(粒子サイズ 100nm) 5部
シクロヘキサノン 30部
メチルエチルケトン 90部
トルエン 60部
潤滑剤 表1参照
ステアリン酸 0.5部
強磁性板状六方晶フェライト粉末 100部
表面処理剤:Al2O3、SiO2
Hc:199(≒2500Oe)、板径:25nm
板状比:3、σs:50A・m2/kg(50emu/g)
ポリウレタン樹脂(表1参照) 15部
フェニルホスホン酸 5部
α−Al2O3(平均粒子径:0.15μm) 10部
カーボンブラック(粒子サイズ 20nm) 1部
シクロヘキサノン 110部
メチルエチルケトン 100部
トルエン 100部
潤滑剤(表1参照) 表1参照
ステアリン酸 1部
非磁性無機質粉体 80部
α−酸化鉄、表面処理剤:Al2O3、SiO2
長軸径:0.15μm、針状比:7
カーボンブラック 20部
DBP吸油量:120ml/100g、pH:8
BET比表面積:250m2/g、揮発分:1.5%
塩化ビニル樹脂 13部
ポリウレタン樹脂B 7部
フェニルホスホン酸 3部
シクロヘキサノン 140部
メチルエチルケトン 170部
潤滑剤(表1参照) 表1参照
ステアリン酸 1部
混練物(1)
カーボンブラックA(粒径 40nm) 100部
ニトロセルロース 旭化成社製 セルノバBTH1/2 50部
ポリウレタン樹脂(ガラス転移温度: 50℃) 40部
分散剤
オレイン酸銅 5部
銅フタロシアニン 5部
沈降性硫酸バリウム 5部
メチルエチルケトン 500部
トルエン 500部
混練物(2)
カーボンブラックB(粒径 100nm) 100部
ニトロセルロース 旭化成社製 セルノバBTH1/2 40部
ポリウレタン樹脂 10部
メチルエチルケトン 300部
トルエン 300部
上記(1)をロールミルで予備混練した後、上記(2)とサンドグラインダーで分散し、完成後、以下を添加しバックコート層塗布液を調製した。
ポリエステル樹脂 5部
ポリイソシアネート 5部
得られた非磁性層塗布液を、乾燥後の非磁性層層の厚さが1.2μmになるように、厚さ5μmで中心面平均表面粗さが3.8nmの支持体上に塗布し、さらにその直後にその上に磁性層の厚さが0.1μmになるように磁性層塗布液Aを塗布(同時重層塗布)した。両層がまだ湿潤状態にあるうちに0.3Tの磁力を持つ磁石で配向させた。その後、厚み0.5μmのバックコート層を塗布し、乾燥後、金属ロールのみから構成される7段のカレンダーで温度90℃で表面平滑化処理を行った。その後、12.65mm幅にスリットしてテープを製造した。
磁性層塗布液中のポリウレタン樹脂を表1に示すものに変更した以外は実施例1と同様の方法で磁気テープを得た。
磁性層塗布液および非磁性層中の潤滑剤およびその添加量を表1に示すように変更し、カレンダー温度を表1に示す温度に変更した以外は実施例1と同様の方法で磁気テープを得た。
磁性層塗布液として磁性層塗布液Bを使用し、非磁性層塗布液に含まれる潤滑剤を表1に示すものに変更した以外は実施例1と同様の方法で磁気テープを得た。
磁性層塗布液中のポリウレタン樹脂を表1に示すものに変更し、磁性層塗布液および非磁性層中の潤滑剤およびその添加量を表1に示すように変更した以外は実施例1と同様の方法で磁気テープを得た。
磁性層塗布液中のポリウレタン樹脂を表1に示すものに変更した以外は実施例1と同様の方法で磁気テープを得た。
磁性層塗布液および非磁性層中の潤滑剤およびその添加量を表1に示すように変更した以外は実施例1と同様の方法で磁気テープを得た。
磁性層塗布液および非磁性層中の潤滑剤およびその添加量を表1に示すように変更した以外は実施例1と同様の方法で磁気テープを得た。
カレンダー温度を表1に示す温度に変更した以外は実施例2と同様の方法で磁気テープを得た。
カレンダー温度を表1に示す温度に変更した以外は実施例1と同様の方法で磁気テープを得た。
磁性層塗布液および非磁性層中の潤滑剤を表1に示すように変更した以外は実施例1と同様の方法で磁気テープを得た。
磁性層塗布液および非磁性層中の潤滑剤を表1に示すように変更した以外は実施例1と同様の方法で磁気テープを得た。
磁性層塗布液中の強磁性金属粉末として表1に示す平均長軸長のものを使用し、磁性層塗布液中のポリウレタン樹脂を表1に示すものに変更し、カレンダー温度を表1に示す温度に変更した以外は実施例1と同様の方法で磁気テープを得た。
磁性層塗布液中のポリウレタン樹脂を表1に示すものに変更し、磁性層塗布液および非磁性層中の潤滑剤およびその添加量を表1に示すように変更した以外は比較例10と同様の方法で磁気テープを得た。
磁性層塗布液中のポリウレタン樹脂を表1に示すものに変更し、カレンダー温度を表1に示す温度に変更した以外は実施例1と同様の方法で磁気テープを得た。
得られた非磁性層塗布液を、乾燥後の非磁性層の厚さが1.2μmになるように厚さ5μmで中心面平均表面粗さが3.8nmの支持体上に塗布し乾燥させた後、その上に磁性層の厚さが0.1μmになるように磁性層塗布液Cを塗布し乾燥させた。その後、厚み0.5μmのバックコート層を塗布し、乾燥後、金属ロールのみから構成される7段のカレンダーで温度90℃で表面平滑化処理を行なった。その後、12.65mm幅にスリットしてテープを製造した。
磁性層塗布液中のポリウレタン樹脂を表1に示すものに変更し、磁性層塗布液および非磁性層中の潤滑剤を表1に示すように変更した以外は実施例4と同様の方法で磁気テープを得た。
磁性層塗布液中のポリウレタン樹脂を表1に示すものに変更した以外は実施例4と同様の方法で磁気テープを得た。
磁性層塗布液および非磁性層中の潤滑剤およびその添加量を表1に示すように変更した以外は実施例1と同様の方法で磁気テープを得た。
磁性層塗布液中のポリウレタン樹脂を表1に示すものに変更し、カレンダー温度を表1に示す温度に変更した以外は実施例4と同様の方法で磁気テープを得た。
1.電磁変換特性
電磁変換特性の測定は、リールtoリールテスタを用い、MRヘッドを搭載して下記の条件で実施した。
相対速度:2m/sec
記録トラック幅:10μm
再生トラック幅、5μm
シールド間距離0.27μm
記録用信号発生器:HP社製 8118A
再生信号処理:スペクトラムアナライザ
線記録密度:160KFCI
比較例3のSNRを0dBとした。これ以上であれば良好と判断することができる。
評価には、リールtoリールテスタを用い、HP社製 LTO−G3ドライブより取り外したMRヘッドを搭載して下記の条件で走行させた。
相対速度:6.2m/sec
ラップ角:8.5°
テンション:100g
走行回数:2000往復
走行長:40m
走行環境:40℃80%RH
2000パス走行時のテンションが45g以下であれば高速走行性が良好と判断することができる。
上記2.で走行させたテープをサンプリングし、IEC式摩擦試験機にHP社製 LTO−G3ドライブより取り外したヘッドを取り付け以下の条件で計測した。
相対速度:14mm/sec
ラップ角:5°
荷重:100g
テープ取り付け後1時間放置した後に測定し、1パス目の最初のテンションを読み取った(走行環境:40℃80%RH)。テンションが160g以下であれば、ヘッドとテープとの張り付きによる走行不良を起こすことなく再走行可能であったと判断することができる。
4.磁性層突起数の測定
セイコーインスツルメンツ社製SPA500型原子間力顕微鏡(AFM)を使用して、磁性層面40μm×40μmの面積をコンタクトモードで走査し、高さ10nm以上の突起数を求めた。
以上の結果を表1、2に示す。
A:40質量%のポリエーテルポリオール、40質量%の短鎖ジオール、および有機ジイソシアネートを重合させて得られたポリウレタンであり、短鎖ジオールは有橋炭化水素構造(下記)を有する。質量平均分子量は12.4万。
C:ポリエステルポリオールと鎖延長剤と有機ジイソシアネートを反応させたポリウレタン樹脂で、ポリエステルポリオールは、脂肪族二塩基酸およびアルキル分岐側鎖を有する環状構造を持たない脂肪族ジオールを含み、鎖延長剤が炭素数が3のアルキル分岐側鎖をもつ脂肪族ジオール。質量平均分子量は13.0万。
D:ポリエステルポリオールと鎖延長剤と有機ジイソシアネートを反応させたポリウレタン樹脂で、ポリエステルポリオールは、脂肪族二塩基酸およびアルキル分岐側鎖を有する環状構造を持たない脂肪族ジオールを含み、鎖延長剤が炭素数が4のアルキル分岐側鎖をもつ脂肪族ジオール。質量平均分子量は6.4万。
E:ポリエステルポリオールと鎖延長剤と有機ジイソシアネートを反応させたポリウレタン樹脂で、ポリエステルポリオールは、脂肪族二塩基酸およびアルキル分岐側鎖を有する環状構造を持たない脂肪族ジオールを含み、鎖延長剤が炭素数が3のアルキル分岐側鎖をもつ脂肪族ジオール。質量平均分子量は22.6万。
上記質量平均分子量は、DMF溶媒を用いて標準ポリスチレン換算で求めた値である。
実施例1〜5では、良好な電磁変換特性が得られ繰り返し走行性、再走行性とも良好であった。
これに対し、潤滑剤としてブチルステアレートを使用した比較例1、4、5、11、14では、再走行時の摩擦係数が大きく増加した。これはテープとヘッドとを接触させて保存した際、テープとヘッドとの張り付きが生じたことに起因すると考えられる。
結合剤として質量平均分子量が10万未満のポリウレタン樹脂を使用した比較例2、3、13では、繰り返し走行性が低下した。これは磁性層表面への結合剤低分子成分のマイグレーションが多いことに起因すると考えられる。
磁性層表面の高さ10nm以上の突起数が47個/1600μm2に満たない比較例6、10では、磁性層の平滑性が高すぎるため繰り返し走行性が劣化した。特に比較例10では走行中に張り付きが生じ摩擦係数を測定することができなかった。
比較例7では、磁性層表面が過度に粗いため電磁変換特性が大きく低下した。
比較例8では低分子量の炭酸エステルを使用したため保存中に炭酸エステルが磁性層表面に多量にしみ出し再走行性が低下した。一方、比較例9では高分子量の炭酸エステルを使用したため走行中、保存中とも析出物が多く発生し繰り返し走行性、再走行性とも低下した。また、高分子量の炭酸エステル(ジオレイルカーボネート)を使用した比較例12でも繰り返し走行性が低下した。
比較例10では、質量平均分子量が20万を超えるポリウレタン樹脂を使用したため磁性層の表面平滑性が低下し電磁変換特性が劣化した。
Claims (5)
- 非磁性支持体上に強磁性粉末および結合剤を含む磁性層を有する磁気記録媒体であって、
前記磁性層表面の原子間力顕微鏡で測定した高さ10nm以上の突起数が1600μm2あたり50〜500個であり、
前記結合剤は、10万以上20万以下の質量平均分子量を有するポリウレタン樹脂を含み、かつ、
前記磁性層は、360以上460以下の分子量を有する炭酸エステルを更に含有する磁気記録媒体。 - 一般式(1)中、R1およびR2のいずれか一方は、β位にて分岐構造を有する飽和炭化水素基である請求項2に記載の磁気記録媒体。
- 一般式(1)中、R1およびR2のいずれか一方は、2−メチルプロピル基、2−メチルブチル基または2−エチルヘキシル基である請求項3に記載の磁気記録媒体。
- 前記ポリウレタン樹脂は、下記ポリウレタン樹脂(A)および/または下記ポリウレタン樹脂(B)を含む請求項1〜4のいずれか1項に記載の磁気記録媒体。
ポリウレタン樹脂(A):ポリエーテルポリオールと、下記(a)で表される有橋炭化水素構造および/または下記(b)で表される有橋炭化水素構造を有する短鎖ジオールと、有機ジイソシアネートとの反応生成物である質量平均分子量が10万以上20万以下のポリウレタン樹脂。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007256647A JP2009087467A (ja) | 2007-09-28 | 2007-09-28 | 磁気記録媒体 |
US12/240,284 US20090087689A1 (en) | 2007-09-28 | 2008-09-29 | Magnetic recording medium |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007256647A JP2009087467A (ja) | 2007-09-28 | 2007-09-28 | 磁気記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009087467A true JP2009087467A (ja) | 2009-04-23 |
JP2009087467A5 JP2009087467A5 (ja) | 2010-03-25 |
Family
ID=40508737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007256647A Abandoned JP2009087467A (ja) | 2007-09-28 | 2007-09-28 | 磁気記録媒体 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20090087689A1 (ja) |
JP (1) | JP2009087467A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018097292A1 (ja) * | 2016-11-28 | 2018-05-31 | ソマール株式会社 | 樹脂組成物、樹脂組成物の製造方法、樹脂組成物成形体及び樹脂組成物成形体の製造方法 |
Families Citing this family (88)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101486839B1 (ko) * | 2007-12-21 | 2015-01-30 | 바스프 에스이 | 입체 장애 아민을 포함하는 난연제 조성물 |
JP6175422B2 (ja) * | 2014-09-29 | 2017-08-02 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ |
JP6316248B2 (ja) | 2015-08-21 | 2018-04-25 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープおよびその製造方法 |
US10540996B2 (en) | 2015-09-30 | 2020-01-21 | Fujifilm Corporation | Magnetic tape having characterized magnetic layer and magnetic tape device |
JP6552402B2 (ja) | 2015-12-16 | 2019-07-31 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ、磁気テープカートリッジ、磁気記録再生装置および磁気テープの製造方法 |
US10403319B2 (en) | 2015-12-16 | 2019-09-03 | Fujifilm Corporation | Magnetic tape having characterized magnetic layer, tape cartridge, and recording and reproducing device |
JP6430927B2 (ja) | 2015-12-25 | 2018-11-28 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープおよびその製造方法 |
JP6427127B2 (ja) | 2016-02-03 | 2018-11-21 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープおよびその製造方法 |
JP6465823B2 (ja) | 2016-02-03 | 2019-02-06 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープおよびその製造方法 |
JP6467366B2 (ja) | 2016-02-29 | 2019-02-13 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ |
JP6474748B2 (ja) | 2016-02-29 | 2019-02-27 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ |
JP6472764B2 (ja) | 2016-02-29 | 2019-02-20 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ |
JP6556096B2 (ja) | 2016-06-10 | 2019-08-07 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープおよび磁気テープ装置 |
JP6534637B2 (ja) | 2016-06-13 | 2019-06-26 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープおよび磁気テープ装置 |
JP6556100B2 (ja) | 2016-06-22 | 2019-08-07 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ |
JP6534969B2 (ja) | 2016-06-22 | 2019-06-26 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ |
JP6549528B2 (ja) | 2016-06-23 | 2019-07-24 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープおよび磁気テープ装置 |
JP6507126B2 (ja) | 2016-06-23 | 2019-04-24 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープおよび磁気テープ装置 |
JP6498154B2 (ja) | 2016-06-23 | 2019-04-10 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープおよび磁気テープ装置 |
JP6717684B2 (ja) | 2016-06-23 | 2020-07-01 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープおよび磁気テープ装置 |
JP6496277B2 (ja) | 2016-06-23 | 2019-04-03 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ |
JP6556101B2 (ja) | 2016-06-23 | 2019-08-07 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープおよび磁気テープ装置 |
JP6549529B2 (ja) | 2016-06-23 | 2019-07-24 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープおよび磁気テープ装置 |
JP6556102B2 (ja) | 2016-06-23 | 2019-08-07 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープおよび磁気テープ装置 |
JP6529933B2 (ja) | 2016-06-24 | 2019-06-12 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ |
JP6552467B2 (ja) | 2016-08-31 | 2019-07-31 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ |
JP6556107B2 (ja) | 2016-08-31 | 2019-08-07 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ |
JP6585570B2 (ja) | 2016-09-16 | 2019-10-02 | 富士フイルム株式会社 | 磁気記録媒体およびその製造方法 |
JP6588002B2 (ja) | 2016-12-27 | 2019-10-09 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ装置および磁気再生方法 |
JP6701072B2 (ja) | 2016-12-27 | 2020-05-27 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ装置およびヘッドトラッキングサーボ方法 |
JP6684203B2 (ja) | 2016-12-27 | 2020-04-22 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ装置および磁気再生方法 |
JP2018106778A (ja) | 2016-12-27 | 2018-07-05 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ装置および磁気再生方法 |
JP6602806B2 (ja) | 2017-02-20 | 2019-11-06 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ |
JP6685248B2 (ja) | 2017-02-20 | 2020-04-22 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ |
JP6649297B2 (ja) | 2017-02-20 | 2020-02-19 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ装置および磁気再生方法 |
JP6689222B2 (ja) | 2017-02-20 | 2020-04-28 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ |
JP6689223B2 (ja) | 2017-02-20 | 2020-04-28 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ |
JP6684236B2 (ja) | 2017-02-20 | 2020-04-22 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ装置および磁気再生方法 |
JP6684237B2 (ja) | 2017-02-20 | 2020-04-22 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ装置およびヘッドトラッキングサーボ方法 |
JP6684239B2 (ja) | 2017-02-20 | 2020-04-22 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ |
JP6684235B2 (ja) | 2017-02-20 | 2020-04-22 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ装置およびヘッドトラッキングサーボ方法 |
JP6602805B2 (ja) | 2017-02-20 | 2019-11-06 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ |
JP6637456B2 (ja) | 2017-02-20 | 2020-01-29 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ |
JP6649298B2 (ja) | 2017-02-20 | 2020-02-19 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ装置およびヘッドトラッキングサーボ方法 |
JP6684238B2 (ja) | 2017-02-20 | 2020-04-22 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ |
JP6684234B2 (ja) | 2017-02-20 | 2020-04-22 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ装置および磁気再生方法 |
JP6660336B2 (ja) | 2017-03-29 | 2020-03-11 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ装置およびヘッドトラッキングサーボ方法 |
JP6632562B2 (ja) | 2017-03-29 | 2020-01-22 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ |
JP6649313B2 (ja) | 2017-03-29 | 2020-02-19 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ装置および磁気再生方法 |
JP6694844B2 (ja) | 2017-03-29 | 2020-05-20 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ装置、磁気再生方法およびヘッドトラッキングサーボ方法 |
JP6615815B2 (ja) | 2017-03-29 | 2019-12-04 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ装置およびヘッドトラッキングサーボ方法 |
JP6649312B2 (ja) | 2017-03-29 | 2020-02-19 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ装置および磁気再生方法 |
JP6649314B2 (ja) | 2017-03-29 | 2020-02-19 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ装置およびヘッドトラッキングサーボ方法 |
JP6626031B2 (ja) | 2017-03-29 | 2019-12-25 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ装置および磁気再生方法 |
JP6632561B2 (ja) | 2017-03-29 | 2020-01-22 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ装置および磁気再生方法 |
JP6615814B2 (ja) | 2017-03-29 | 2019-12-04 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ装置およびヘッドトラッキングサーボ方法 |
JP6626032B2 (ja) | 2017-03-29 | 2019-12-25 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ装置および磁気再生方法 |
JP6723198B2 (ja) | 2017-06-23 | 2020-07-15 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープおよび磁気テープ装置 |
JP6691512B2 (ja) | 2017-06-23 | 2020-04-28 | 富士フイルム株式会社 | 磁気記録媒体 |
JP6707060B2 (ja) | 2017-07-19 | 2020-06-10 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ |
JP6707061B2 (ja) | 2017-07-19 | 2020-06-10 | 富士フイルム株式会社 | 磁気記録媒体 |
US10854227B2 (en) | 2017-07-19 | 2020-12-01 | Fujifilm Corporation | Magnetic recording medium having characterized magnetic layer |
JP6714548B2 (ja) | 2017-07-19 | 2020-06-24 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープおよび磁気テープ装置 |
JP6717787B2 (ja) | 2017-07-19 | 2020-07-08 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープおよび磁気テープ装置 |
US10839849B2 (en) | 2017-07-19 | 2020-11-17 | Fujifilm Corporation | Magnetic recording medium having characterized magnetic layer |
JP6723203B2 (ja) | 2017-07-19 | 2020-07-15 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ |
JP6723202B2 (ja) | 2017-07-19 | 2020-07-15 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ |
JP6717785B2 (ja) | 2017-07-19 | 2020-07-08 | 富士フイルム株式会社 | 磁気記録媒体 |
JP6678135B2 (ja) | 2017-07-19 | 2020-04-08 | 富士フイルム株式会社 | 磁気記録媒体 |
US10854230B2 (en) | 2017-07-19 | 2020-12-01 | Fujifilm Corporation | Magnetic tape having characterized magnetic layer |
JP6717786B2 (ja) | 2017-07-19 | 2020-07-08 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープおよび磁気テープ装置 |
US10515657B2 (en) | 2017-09-29 | 2019-12-24 | Fujifilm Corporation | Magnetic tape having characterized magnetic layer and magnetic recording and reproducing device |
CN111164686B (zh) | 2017-09-29 | 2021-06-08 | 富士胶片株式会社 | 磁带及磁记录回放装置 |
CN113436654B (zh) | 2017-09-29 | 2022-12-02 | 富士胶片株式会社 | 磁带及磁记录回放装置 |
US10854231B2 (en) | 2017-09-29 | 2020-12-01 | Fujifilm Corporation | Magnetic recording medium having characterized magnetic layer and magnetic recording and reproducing device |
US10978105B2 (en) | 2017-09-29 | 2021-04-13 | Fujifilm Corporation | Magnetic recording medium having characterized magnetic layer and magnetic recording and reproducing device |
US10854233B2 (en) | 2017-09-29 | 2020-12-01 | Fujifilm Corporation | Magnetic recording medium having characterized magnetic layer and magnetic recording and reproducing device |
US10854234B2 (en) | 2017-09-29 | 2020-12-01 | Fujifilm Corporation | Magnetic recording medium having characterized magnetic layer and magnetic recording and reproducing device |
US11514944B2 (en) | 2018-03-23 | 2022-11-29 | Fujifilm Corporation | Magnetic tape and magnetic tape device |
US11514943B2 (en) | 2018-03-23 | 2022-11-29 | Fujifilm Corporation | Magnetic tape and magnetic tape device |
US11361793B2 (en) | 2018-03-23 | 2022-06-14 | Fujifilm Corporation | Magnetic tape having characterized magnetic layer and magnetic recording and reproducing device |
US11361792B2 (en) | 2018-03-23 | 2022-06-14 | Fujifilm Corporation | Magnetic tape having characterized magnetic layer and magnetic recording and reproducing device |
JP6830931B2 (ja) | 2018-07-27 | 2021-02-17 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ、磁気テープカートリッジおよび磁気テープ装置 |
JP6784738B2 (ja) | 2018-10-22 | 2020-11-11 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ、磁気テープカートリッジおよび磁気テープ装置 |
JP6830945B2 (ja) | 2018-12-28 | 2021-02-17 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ、磁気テープカートリッジおよび磁気テープ装置 |
JP7042737B2 (ja) | 2018-12-28 | 2022-03-28 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ、磁気テープカートリッジおよび磁気テープ装置 |
JP7003073B2 (ja) | 2019-01-31 | 2022-01-20 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープ、磁気テープカートリッジおよび磁気テープ装置 |
JP6778804B1 (ja) | 2019-09-17 | 2020-11-04 | 富士フイルム株式会社 | 磁気記録媒体および磁気記録再生装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11199883A (ja) * | 1998-01-16 | 1999-07-27 | Hokoku Seiyu Kk | カーボネート系潤滑組成物 |
JP2006309818A (ja) * | 2005-04-26 | 2006-11-09 | Fuji Photo Film Co Ltd | 磁気記録媒体 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3987232A (en) * | 1970-06-29 | 1976-10-19 | Eastman Kodak Company | Magnetic recording materials having great resistance to wear and tear |
JP3439541B2 (ja) * | 1994-09-07 | 2003-08-25 | 富士写真フイルム株式会社 | 磁気記録媒体 |
JP4194450B2 (ja) * | 2003-08-27 | 2008-12-10 | 富士フイルム株式会社 | 磁気記録再生方法および磁気記録媒体 |
-
2007
- 2007-09-28 JP JP2007256647A patent/JP2009087467A/ja not_active Abandoned
-
2008
- 2008-09-29 US US12/240,284 patent/US20090087689A1/en not_active Abandoned
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11199883A (ja) * | 1998-01-16 | 1999-07-27 | Hokoku Seiyu Kk | カーボネート系潤滑組成物 |
JP2006309818A (ja) * | 2005-04-26 | 2006-11-09 | Fuji Photo Film Co Ltd | 磁気記録媒体 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018097292A1 (ja) * | 2016-11-28 | 2018-05-31 | ソマール株式会社 | 樹脂組成物、樹脂組成物の製造方法、樹脂組成物成形体及び樹脂組成物成形体の製造方法 |
KR20190082939A (ko) * | 2016-11-28 | 2019-07-10 | 소마아루 가부시끼가이샤 | 수지 조성물, 수지 조성물의 제조 방법, 수지 조성물 성형체 및 수지 조성물 성형체의 제조 방법 |
JPWO2018097292A1 (ja) * | 2016-11-28 | 2019-10-17 | ソマール株式会社 | 樹脂組成物、樹脂組成物の製造方法、樹脂組成物成形体及び樹脂組成物成形体の製造方法 |
KR102476930B1 (ko) | 2016-11-28 | 2022-12-12 | 소마아루 가부시끼가이샤 | 수지 조성물, 수지 조성물의 제조 방법, 수지 조성물 성형체 및 수지 조성물 성형체의 제조 방법 |
US11578183B2 (en) | 2016-11-28 | 2023-02-14 | Somar Corporation | Resin composition, method for producing resin composition, resin composition molded body, and method for producing resin composition molded body |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20090087689A1 (en) | 2009-04-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2009087467A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JP2004303328A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JP2007273036A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JP4459248B2 (ja) | 磁気記録媒体、磁気信号再生システムおよび磁気信号再生方法 | |
JP5011183B2 (ja) | 磁気記録媒体の製造方法および磁気記録媒体 | |
JP4228876B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
JP2005129184A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JP2007087442A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JP2010254957A (ja) | 潤滑剤組成物、金属表面用潤滑膜、金属表面用摩擦低減剤、磁気記録媒体および新規ポリエーテル化合物 | |
JP4396371B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
JP4034575B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
JP2006277838A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JP4534574B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
JP5546783B2 (ja) | 磁気記録媒体およびその製造方法 | |
JP2006048897A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JP2007265511A (ja) | 磁気テープ及び磁気テープカートリッジ | |
JP2007294075A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JP2009099252A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JP2006309818A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JP2005129141A (ja) | 磁気記録媒体及びその製造方法 | |
JP2006040472A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JP3919507B2 (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
JP4273992B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
JP4228952B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
JP4078133B2 (ja) | 磁気記録媒体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100208 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100208 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101210 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101214 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20110112 |