JP2009047557A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明は、通常動作時にはパワーゲーティング機能が動作するとともに、試験時には試験機能が有効に動作する半導体装置を提供することを目的とする。
【解決手段】
上記の課題を解決するため、本発明は、外部から入力される入力信号の論理に応じて、試験に対応する状態又は通常動作状態に切り換わる半導体装置であって、第1電源線と、第2電源線と、前記第1電源線と前記第2電源線とを接続・分離し、信号線により制御されるスイッチと、制御信号を出力する制御回路と、前記入力信号が一方の論理であるときには、前記制御信号の論理に応じて、前記第1電源線と前記第2電源線とを接続・分離するように前記信号線を駆動し、前記入力信号が他方の論理であるときには、前記第1電源線と前記第2電源とを接続するように前記信号線を駆動する状態切り替え回路と、を備えることを特徴とする半導体装置を提供する。

【選択図】 図1

Description

半導体装置に関し、特に、内部回路の電源を切断する機能を有する半導体装置に関する。
LSI(Large ScaleIntegrated circuit)に、低消費電力化を目的として、部分的に内部回路の電源を切断する機能、いわゆるパワーゲーティング機能を搭載することが主流になりつつある。 一方、従来から、LSIには、LSIの試験に用いられる、複数の試験回路が搭載されている。すなわち、データの書き込み、読み出し回路の故障診断を行う入出力試験回路、LSIの内部回路に対する加速試験を行う加速試験回路、等が、LSIには搭載されている。
ここで、入出力試験回路は、LSIの書き込み、読み出しに係わるフリップフロップを直列にチェーン状態に接続する回路、及び、LSI外部からの制御信号及びテストデータを受け入れ、試験状態を制御する制御回路から構成されている(例えば、特許文献1)。また、加速試験回路は、内部回路へ加速試験用の電圧の印加を行う回路と、LSI外部からの制御信号を受け入れ、試験状態を制御する制御回路から構成されている(例えば、特許文献2)。
パワーゲーティングを行う制御回路と、上記の試験状態を制御する制御回路とを有するLSIの試験の際、制御回路間を連携させて試験を行う必要がある。しかし、制御回路間の連携を取るための制御信号をLSI外部の試験装置からLSIに送るには、高度な機能を有する高価な試験装置を必要とし、試験コストが増大する。
特開2003−98223号公報 特開平10−21699号公報
しかし、制御回路間の連携を取るための制御信号を生成する高価な試験装置を用いずに、パワーゲーティングを行う制御回路と、上記の試験状態を制御する制御回路との間の連携がなされない場合には、次の問題がある。加速試験の際、パワーゲーティング機能が解除されず、内部回路に所定の電圧を印加して行うストレス印加が不充分なものとなる。また、入出力試験の際、予定しないパワーティングがかかり、テストデータの伝播が行われない。その結果、加速試験又は入出力試験ができなくなる問題がある。
そこで、本発明は、通常動作時にはパワーゲーティング機能が動作するとともに、試験時には試験機能が有効に動作する半導体装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、第1信号に応じて、試験状態又は通常動作状態とが切り換わる半導体装置であって、第1電源線と、第2電源線と、信号線と、前記信号線の駆動状態に応じて、前記第1電源線と前記第2電源線との接続・分離を選択するスイッチと、前記信号線の前記駆動状態を切り替える、切り替える回路と、前記切り替え回路に第2信号を出力する第1制御回路とを有し、前記切り替え回路は、前記第1信号が第1論理であるときには、前記第2信号の論理に応じて、前記第1電源線と前記第2電源線とを接続・分離するように前記信号線を駆動し、前記第1信号が第2論理であるときには、前記第1電源線と前記第2電源とを接続するように前記信号線を駆動することを特徴とする半導体装置を提供する。
試験に対応する状態中、パワーゲーティングを行う制御回路と、上記の試験状態を制御する制御回路との間の連携をとり、第2電源線に電源が供給される。すなわち、第2電源線に接続される内部回路の試験を確実に行うことができる。
以下、本発明の実施例1、実施例2、実施例3、実施例4、実施例5、及び、実施例6について説明する。ただし、本発明は上記の実施例により限定されるものではない。
実施例1はパワーゲーティング(電源切断・分離)を実現するための制御回路からの信号と、テスト信号との論理をとるモード切り替え回路を設け、そのモード切り替え回路からの信号によって内部回路の内部電源と、外部電源との接続・分離を行うトランジスタのオン/オフを行うことを特徴とする半導体装置に関する。そして、半導体装置にテスト信号を入力すると、パワーゲーティングを実現するための制御回路からの信号の論理にかかわらず、内部回路に外部電源が接続し、加速試験用の電圧を外部電源によって、所定の値に設定できる。
図1に、実施例1に係わる半導体装置30の回路図、及び、モード切り替え回路22bの波形図を示す。図1Aによれば、半導体装置30はPMU(Power Managing Unit)1a、モード切り替え回路22b、内部回路6、9、10、トランジスタ4、8、電源線11及び電源線12から構成されている。
PMU1aは、クロック端子14aから入力されるクロック信号14b、リセット端子15aから入力されるリセット信号15b、アドレス端子17aから入力されるアドレス信号17b、制御信号端子18a、19a、20aから入力される制御信号18b、19b、20bに応じて、内部回路6、9、10への入力データ16bを受け取り、内部回路6、9、10からの出力データ16cの出力を行う。なお、入力データ16bはデータ端子16aから入力され、出力データ16cはデータ端子16aから出力される。なお、PMU1aと内部回路6、9、10とのデータの入出力は入出力データ線16dを通じて行う。
また、PMU1aはリセット信号15、アドレス信号17b、制御信号18b、19b、20bによって指定された動作状態に応じて、内部回路6、9、10のパワーゲーティングを行う。すなわち、消費電力を削減するため、PMU1aは内部回路6、9の内、動作の必要がないものの電源を切断する機能を有する。
PMU1aはパワーゲーティング機能(電源切断・分離機能)を実現するため、制御信号g1(1b)、制御信号g2(1c)を出力する。
また、PMU1aはクロック発生回路1dを内蔵する。クロック発生回路1dは、クロック信号14bを増幅して、クロック信号14cとして内部回路6、9、10へ分配する。
モード切り替え回路22bは上記の制御信号g1(1b)、制御信号g2(1c)と、外部テスト端子21aからのテスト信号22aとの論理をとり、P型MOSトランジスタ4、7のオン・オフを制御するA1信号2b、A2信号3bを出力する。なお、モード切り替え回路22bの機能及び動作の詳細については、図1B用いて後述する。
モード切り替え回路22bは、AND回路2a及びAND回路3aから構成されている。AND回路2aは、一方の入力端子にテスト信号22aを、他方の入力端子に制御信号g1(1b)を受けて、AND論理を行って、A1信号2bとして出力する回路である。AND回路3aは、一方の入力にテスト信号22aを、他方の入力に制御信号g2(1c)を受けて、AND論理を行って、A2信号3bとして出力する回路である。
半導体装置30をテストする時には、外部テスト端子21aに、外部の低電位電源(グランド電源)がスイッチ21cにより接続し、テスト信号22aは論理"L"レベルとなる。通常動作時には、外部テスト端子21aに、外部の高電位電源がスイッチ21bにより接続し、テスト信号22aは論理"H"レベルとなる。
P型MOSトランジスタ4のゲート電極は上記のA2信号3bに接続し、ソースは電源線11と接続し、ドレインは内部回路6の内部電源線VDDM1(5)に接続する。従って、P型MOSトランジスタ4はA2信号3bの論理に応じてオン・オフし、内部回路6と電源線11を接続・分離するスイッチ回路の役割を果たす。
P型MOSトランジスタ7のゲート電極は上記のA1信号2bに接続し、ソースは電源線11と接続し、ドレインは内部回路9の内部電源線VDDM2(8)に接続する。従って、P型MOSトランジスタ7はA1信号2bの論理に応じてオン・オフし、内部回路9と電源線11を接続・分離するスイッチ回路の役割を果たす。
なお、内部回路10は電源線11と電源線12とから電源の供給受けて動作する。そして、常に電源線11と内部回路10は接続しているため、内部回路10は常時、動作する。また、内部回路6、9は電源線12と接続し、上記のように、A1信号2b、A2信号3bの論理に応じて電源線11と接続する。そして、内部回路6、9はP型MOSトランジスタ4及びP型MOSトランジスタ7を介して電源線11と接続する期間に動作する。
電源線12は外部端子23と接続し、低電位電源(グランド電源)を供給する。電源線11は外部端子13と接続し、高電位電源を供給する。
図1Bの波形図を用いて、モード切り替え回路22bの機能及び動作を説明する。波形25において示すように、時刻T1から時刻T6までの期間、すなわち、半導体装置30のテスト期間において、テスト信号22aは論理"L"となる。
波形26、27に示すように、モード切り替え回路22bに論理"L"のテスト信号22aが入力されている期間、時刻T1から時刻T2まで、及び、時刻T3から時刻T6までの期間、論理"H"の制御信号g1(1b)がモード切り替え回路22bに入力される。同様に、時刻T1から時刻T4まで、及び、時刻T5から時刻T6までの期間、論理"H"の制御信号g2(1c)がモード切り替え回路22bに入力される。しかし、波形28、29に示すように、制御信号g1(1b)及び制御信号g2(1c)の論理にかかわらず、A1信号2b、A2信号3bの論理は論理"L"に固定されることになる。その結果、テスト期間中、P型MOSトランジスタ4、7はオンする。
一方、波形25において示すように、時刻T6から時刻T10までの期間、すなわち、半導体装置30の通常動作期間において、テスト信号22aは論理"H"となる。
波形26、27、28、29に示すように、モード切り替え回路22bに論理"H"のテスト信号22aが入力された場合、モード切り替え回路22bに、論理"L"の制御信号g1(1b)、又は、制御信号g2(1c)が時刻T7から時刻T8までの期間、又は、時刻T9から時刻T10までの期間、入力されると、その論理に応じて、論理"L"のA1信号2b、A2信号3bが出力される。
すなわち、通常動作期間中の場合、A1信号2b、A2信号3bが論理"L"の期間にP型MOSトランジスタ4、7は、オンする。
上記より、テスト期間中、P型MOSトランジスタ4、7は、パワーゲーティングを行う制御回路からの信号の論理にかかわらず、オンするため、内部回路6、9は電源線11、外部端子13を介して高電位電源と接続する。そうすると、外部端子13に与える高電位電源の電圧を通常動作時に比較し、高くすることで、半導体装置30に対して加速試験を行うことができる。
なお、半導体装置が故障するまでの時間(MTBF:Mean Time Between Fail)、いわゆる寿命は、温度及び電圧に比例して短くなることが知られている。そこで、加速試験とは、半導体装置に、通常の温度、電圧よりも、高い温度、電圧を印加し、寿命までの時間を加速することにより故障にいたらしめて、当初より寿命の短い半導体装置を取り除く試験をいう。
実施例2はパワーゲーティング(電源切断・分離)を行う制御回路からの信号と、テスト信号との論理をとるモード切り替え回路を設け、そのモード切り替え回路からの信号によって内部回路の内部電源と、外部電源との接続・分離を行うトランジスタのオン/オフを行うことを特徴とする半導体装置に関する。上記の半導体装置は外部から入力される信号の組合せに応じてテスト信号を発生するモードデコーダを備える。そして、半導体装置に制御信号を入力し、テストモードにすると、パワーゲーティングを行う制御回路からの信号の論理にかかわらず、内部回路に外部電源が接続し、加速試験用の電圧を外部電源によって、所定の値に設定できる。
図2に、実施例2に係わる半導体装置65の回路図、及び、モード切り替え回路52cとモードデコーダ回路52aの波形図を示す。図2Aによれば、半導体装置65はPMU31a、モード切り替え回路52c、モードデコーダ回路52a、内部回路36、39、40、トランジスタ34、37、電源線41及び電源線42から構成されている。
モードデコーダ回路52aは、制御信号端子48a、49a、50aから入力される制御信号48b、49b、50bを受け、それらの信号の論理の組合せが所定の場合に、テスト信号52bを出力する。その結果、半導体装置65はテストモードに設定されることになる。なお、モードデコーダ回路52aがテスト信号52bを出力するための論理の組合せについては、図3を用いて後に説明する。
PMU31aは、クロック端子44aから入力されるクロック信号44b、リセット端子45aから入力されるリセット信号45b、アドレス端子47aから入力されるアドレス信号47b、制御信号端子48a、49a、50aから入力される制御信号48b、49b、50bに応じて、データ端子46aから内部回路36、39、40への入力データ46bを受け取り、内部回路36、39、40からの出力データ46cをデータ端子46aへ出力する。なお、PMU31aと内部回路36、39、40とのデータの入出力は入出力データ線46dを通じて行う。
また、PMU31aはリセット信号45b、アドレス信号47b、制御信号48b、49b、50bによって指定された動作状態に応じて、内部回路36、39、40のパワーゲーティング(電源の接続・分離)を行う。すなわち、消費電力を削減するため、PMU31aは内部回路36、39の内、動作の必要がないものの電源を切断する機能を有する。
PMU31aはパワーゲーティング機能(電源切断・分離機能)を実現するため、制御信号g1(31b)、制御信号g2(31c)を出力する。
また、PMU31aはクロック発生回路31dを内蔵する。クロック発生回路31dは、クロック信号44bを増幅して、又は、分周して、内部回路36、39、40へクロック信号31e、31f、31gを分配する。なお、制御信号48b、49b、50bの論理の組合せが所定の場合に、半導体装置65がテストモードになると、クロック発生回路31dは、加速試験のときに使用される分周回路を使用して、予め決められた加速試験用のクロック周期をもつクロック信号31e、31f、31gを出力する。なお、内部回路36、39、40に属する回路の内、クロック信号31e、31f、31gの論理"H"の期間に動作する回路、クロック信号31e、31f、31gの論理"L"の期間に動作する回路、クロック信号31e、31f、31gの論理が切り換わる時に動作する回路を考慮し、半導体装置に効率よく寿命加速が加わるように、加速試験用のクロック周期は決定される。
モード切り替え回路52cは上記の制御信号g1(31b)、制御信号g2(31c)と、モードデコーダ回路52aからのテスト信号52bとの論理をとり、P型MOSトランジスタ34、37のオン・オフを制御するA1信号32b、A2信号33bを出力する。なお、モード切り替え回路52cの機能及び動作の詳細については、図2B用いて後述する。
モード切り替え回路52cは、AND回路32a及びAND回路33aから構成されている。AND回路32aは、一方の入力端子にテスト信号52bを、他方の入力端子に制御信号g1(31b)を受けて、AND論理を行って、A1信号32bを出力する回路である。AND33aは、一方の入力端子にテスト信号52bを、他方の入力端子に制御信号g2(31c)を受けて、AND論理を行って、A2信号33bを出力する回路である。
半導体装置65の加速試験中には、モードデコーダ回路52aは論理"L"となるテスト信号52bを出力する。一方、通常動作時には、テスト信号52bは論理"H"となる。
P型MOSトランジスタ34のゲート電極は上記のA2信号33bに接続し、ソースは電源線41と接続し、ドレインは内部回路36の内部電源線VDDM1(35)に接続する。従って、P型MOSトランジスタ34はA2信号33bの論理に応じてオン・オフし、内部回路36と電源線41を接続・分離するスイッチ回路の役割を果たす。
P型MOSトランジスタ37のゲート電極は上記のA1信号32bに接続し、ソースは電源線41と接続し、ドレインは内部回路39の内部電源線VDDM2(38)に接続する。従って、P型MOSトランジスタ37はA1信号32bの論理に応じてオン・オフし、内部回路39と電源線41を接続・分離するスイッチ回路の役割を果たす。
なお、内部回路40は電源線41と電源線42とから電源の供給受けて動作する。そして、常に電源線41と内部回路40は接続しているため、内部回路40は常時、動作する。また、内部回路36、39は電源線42と接続し、上記のように、A1信号32b、A2信号33bの論理に応じて電源線41と接続する。そして、内部回路36、39はP型MOSトランジスタ34及びP型MOSトランジスタ37を介して電源線41と接続する期間に動作する。
電源線42は外部端子51と接続し、低電位電源(グランド電源)を供給する。電源線41は外部端子43と接続し、高電位電源を供給する。
図2Bの波形図により、モード切り替え回路52aの機能及び動作を説明する。波形55、56、57において示すように、時刻T1から時刻T6までの期間、制御信号48b、49b、50bは論理"H"になり、それ以外の期間は論理"L"である。波形58において示すように、時刻T1から時刻T6までの期間、すなわち、半導体装置65の加速試験中において、テスト信号52bは論理"L"となる。
波形59、60に示すように、モード切り替え回路52cに論理"L"のテスト信号52bが入力されている期間、時刻T1から時刻T2まで、及び、時刻T3から時刻T6までの期間、論理"H"の制御信号g1(31b)がモード切り替え回路52cに入力される。同様に、時刻T1から時刻T4まで、時刻T5から時刻T6までの期間、論理"H"の制御信号g2(31c)がモード切り替え回路52cに入力される。しかし、波形61、62に示すように、制御信号g1(31b)及び制御信号g2(31c)の論理にかかわらず、A1信号32b、A2信号33bの論理は論理"L"に固定されることになる。その結果、テスト期間中、P型MOSトランジスタ34、37はオンする。
一方、波形58において示すように、時刻T6から時刻T10までの期間、すなわち、半導体装置65の通常動作期間において、テスト信号52bは論理"H"となる。
波形59、60、61、62に示すように、モード切り替え回路52cに論理"H"のテスト信号52bが入力された場合、モード切り替え回路51cに、論理"L"の制御信号g1(31b)、又は、制御信号g2(31c)が時刻T7から時刻T8までの期間、又は、時刻T9から時刻T10までの期間、入力されると、その論理に応じて、論理"L"のA1信号32b、A2信号33bが出力される。
すなわち、通常動作期間中の場合、A1信号32b、A2信号33bが論理"L"の期間にP型MOSトランジスタ34、37は、オンする。
図3に、制御信号48b、49b、50bの論理の組合せと、その組合せに対応する半導体装置65の動作についての表を示す。
Aの欄は制御信号48bの論理値を示す。Bの欄は制御信号49bの論理値を示す。Cの欄は制御信号50bの論理値を示す。状態の欄は半導体装置65の動作状態を示す。PGTの欄は、テスト信号52bの論理値を示す。
図3の表によれば、制御信号48b、49b、50bの論理の組合せ(A,B,C)が(0,0,0)の場合、内部回路36、39、40は、電源線41から電源の供給を受け、400MHzのクロック信号31e、31f、31gを受けて動作をする。
制御信号48b、49b、50bの論理の組合せ(A,B,C)が(0,0,1)の場合、内部回路36、39、40は、電源線41から電源の供給を受け、200MHzのクロック信号31e、31f、31gを受けて動作する。
制御信号48b、49b、50bの論理の組合せ(A,B,C)が(0,1,0)の場合、内部回路36、39、40は、電源線41から電源の供給を受け、100MHzのクロック信号31e、31f、31gを受けて動作をする。
制御信号48b、49b、50bの論理の組合せ(A,B,C)が(0,1,1)の場合、内部回路36、39、40は、電源線41から電源の供給を受け、クロック端子44aから入力される外部クロック信号をそのまま受けて動作をする。
制御信号48b、49b、50bの論理の組合せ(A,B,C)が(1,0,0)の場合、内部回路36、39は電源線41から電源の供給を受け、400MHzのクロック信号31e、31fを受けて動作をする。また、内部回路40は電源線41から電源の供給を受け、100MHzのクロック信号31gを受けて動作をする。
制御信号48b、49b、50bの論理の組合せ(A,B,C)が(1,0,1)及び(1,1,0)の場合、内部回路36、39、40はリザーブ状態にあることを示す。ここで、リザーブ状態とは、現在は(1,0,1)及び(1,1,0)に対応する動作状態は設定されていないが、新しい動作状態の設定が可能な状態をいう。そして、制御信号48b、49b、50bの論理の組合せ(A,B,C)が(0,0,0)から(1,1,0)までの場合、テスト信号52bの論理が"H"の状態であることを示す。
制御信号48b、49b、50bの論理の組合せ(A,B,C)が(1,1,1)の場合、内部回路36、39、40は、制御信号g1(31b)及び制御信号g2(31c)の論理に係わらず、電源線41から電源の供給を受けている状態であり、テスト信号51bの論理が"L"の状態であることを示す。また、内部回路36、39、40は、加速試験用のクロック周期を有するクロック信号31e、31f、31gを受けて動作する。
上記より、テスト期間中、PMU31aからの制御信号g1(31b)及び制御信号g2(31c)の論理にかかわらず、P型MOSトランジスタ34、37はオンするため、内部回路36、39は電源線41、及び、外部端子43を介して高電位電源と接続する。そうすると、外部端子43に与える高電位電源の電圧を通常動作時に比較し、高くすることで、半導体装置65に対して加速試験を行うことができる。また、内部回路36、39、40に与えるクロック信号31e、31f、31gのクロック周期を、効率よく加速試験を行えるクロック周期に設定することができる。
そして、半導体装置65においては、制御信号48b、49b、50bによって、テストモードに入ることを制御することができる。従って、テスト端子を要せず、外部端子数を減少させることができる。
実施例3はパワーゲーティングを行う制御回路からの信号と、テスト信号との論理をとるモード切り替え回路を設け、そのモード切り替え回路からの信号によって内部回路の内部電源と、外部電源との接続・分離を行うトランジスタのオン/オフを行うことを特徴とする半導体装置に関する。上記の半導体装置は外部から入力される信号の組合せに応じてテスト信号を発生するモードデコーダを備える。さらに、上記の半導体装置はモードデコーダからのクロック選択信号で動作により、クロック周期が異なるクロック信号を発生するクロック発生回路を備える。そして、半導体装置に制御信号を入力し、テストモードにすると、内部回路に外部電源が接続し、加速試験用の電圧を外部電源によって、所定の値に設定できる。
図4に、実施例3に係わる半導体装置105の回路図、及び、モード切り替え回路92cとモードデコーダ回路92aの波形図を示す。図4Aによれば、半導体装置105はPMU71a、モード切り替え回路92c、モードデコーダ回路92a、クロック発生回路84c、内部回路76、79、80、P型MOSトランジスタ74、77、電源線81及び電源線82から構成されている。
モードデコーダ回路92aは、制御信号端子88a、89a、90aから入力される制御信号88b、89b、90bを受け、それらの信号の論理の組合せが所定の場合に、テスト信号92b及びクロック周期選択信号92dを出力する。なお、モードデコーダ回路92aがテスト信号92bを出力するための論理の組合せについては、図5を用いて後に説明する。また、クロック周期選択信号92dは複数の信号から構成されており、複数の信号の論理によってコードを形成している。
PMU71aは、クロック端子84aから入力されるクロック信号84b、リセット端子85aから入力されるリセット信号85b、アドレス端子87aから入力されるアドレス信号87b、制御信号端子88a、89a、90aから入力される制御信号88b、89b、90bに応じて、データ端子86aから内部回路76、79、80への入力データ86bを受け取り、内部回路76、79、80からの出力データ86cをデータ端子46aへ出力する。なお、PMU71aと内部回路76、79、80とのデータの入出力は入出力データ線86dを通じて行う。
また、PMU71aはリセット信号85b、アドレス信号87b、制御信号88b、89b、90bによって指定された動作状態に応じて、内部回路76、79のパワーゲーティングを行う。すなわち、消費電力を削減するため、PMU71aは内部回路76、79の内、動作の必要がないものの電源を切断する機能を有する。
PMU71aはパワーゲーティング機能(電源切断・分離機能)を実現するため、制御信号g1(71b)、制御信号g2(71c)を出力する。
また、クロック発生回路84cは、クロック信号84bを増幅して、或いは、分周して内部回路76、79、80へクロック信号84d、84e、84fを分配する。なお、クロック信号84d、84e、84fのクロック周期はモードデコーダ回路92aからのクロック周期選択信号92dの論理により表されるコードに応じて選択される。なお、クロック発生回路84cの詳細については、図6を用いて説明する。
モード切り替え回路92cは上記の制御信号g1(71b)、制御信号g2(71c)と、モードデコーダ回路92aからのテスト信号92bとの論理をとり、P型MOSトランジスタ74、77のオン・オフを制御するA1信号72b、A2信号73bを出力する。なお、モード切り替え回路92cの機能及び動作の詳細については、図4B用いて後述する。
モード切り替え回路92cは、AND回路72a及びAND回路73aから構成されている。AND回路72aは、一方の入力にテスト信号92bを、他方の入力に制御信号g1(71b)を受けて、AND論理を行って、A1信号72bを出力する回路である。AND73aは、一方の入力にテスト信号92bを、他方の入力に制御信号g2(71c)を受けて、AND論理を行って、A2信号73bとして出力する回路である。
半導体装置105をテストする時には、モードデコーダ回路92aは論理"L"となるテスト信号92aを出力する。一方、通常動作時には、テスト信号92aは論理"H"となる。
P型MOSトランジスタ74のゲート電極は上記のA2信号73bに接続し、ソースは電源線81と接続し、ドレインは内部回路76の内部電源線VDDM1(75)に接続する。従って、P型MOSトランジスタ74はA2信号73bの論理に応じてオン・オフし、内部回路76と電源線81を接続・分離するスイッチ回路の役割を果たす。
P型MOSトランジスタ77のゲート電極は上記のA1信号72bに接続し、ソースは電源線81と接続し、ドレインは内部回路79の内部電源線VDDM2(78)に接続する。従って、P型MOSトランジスタ77はA1信号72bの論理に応じてオン・オフし、内部回路79と電源線81を接続・分離するスイッチ回路の役割を果たす。
なお、内部回路80は電源線81と電源線82とから電源の供給受けて動作する。そして、常に電源線81と内部回路80は接続しているため、内部回路80は常時、動作する。また、内部回路76、79は電源線81と接続し、上記のように、A1信号72b、A2信号73bの論理に応じて電源線81と接続する。そして、内部回路76、79はP型MOSトランジスタ74及びP型MOSトランジスタ77を介して電源線81と接続する期間に動作する。
電源線82は外部端子91と接続し、低電位電源(グランド電源)を供給する。電源線81は外部端子83と接続し、高電位電源を供給する。
図4Bの波形図によれば、モード切り替え回路92cの機能及び動作を説明する。波形95、96、97において示すように、時刻T1から時刻T6までの期間、制御信号88b、89b、90bは論理"H"になり、それ以外の期間は論理"L"である。波形98において示すように、時刻T1から時刻T6までの期間、すなわち、半導体装置105の加速試験中において、テスト信号92bは論理"L"となる。
波形99、100に示すように、モード切り替え回路92cに論理"L"のテスト信号92bが入力されている期間、時刻T1から時刻T2まで、及び、時刻T3から時刻T6までの期間、論理"H"の制御信号g1(71b)がモード切り替え回路92cに入力される。同様に、時刻T1から時刻T4まで、時刻T5から時刻T6までの期間、論理"H"の制御信号g2(71c)がモード切り替え回路92cに入力される。しかし、波形101、102に示すように、制御信号g1(71b)及び制御信号g2(71c)の論理にかかわらず、A1信号72b、A2信号73bの論理は論理"L"に固定されることになる。その結果、テスト期間中、P型MOSトランジスタ74、77はオンする。
一方、波形98において示すように、時刻T6から時刻T10までの期間、すなわち、半導体装置105の通常動作期間において、テスト信号92bは論理"H"となる。
波形99、100、101、102に示すように、モード切り替え回路92cに論理"H"のテスト信号92bが入力された場合、モード切り替え回路92cに、論理"L"の制御信号g1(71b)、又は、制御信号g2(71c)が時刻T7から時刻T8までの期間、又は、時刻T9から時刻T10までの期間、入力されると、その論理に応じて、論理"L"のA1信号72b、A2信号73bが出力される。
すなわち、通常動作期間中の場合、A1信号72b、A2信号73bが論理"L"の期間にP型MOSトランジスタ74、77は、オンする。
図5に、制御信号88b、89b、90bの論理の組合せと、その組合せに対応する半導体装置105の動作についての表を示す。
Aの欄は制御信号88bの論理値を示す。Bの欄は制御信号89bの論理値を示す。Cの欄は制御信号90bの論理値を示す。状態の欄は半導体装置105の動作状態を示す。PGTの欄は、テスト信号92bの論理値を示す。
図5の表によれば、制御信号88b、89b、90bの論理の組合せ(A,B,C)が(0,0,0)の場合、回路76、79、80は、電源線81から電源の供給を受け、400MHzのクロック信号84d、84e、84fを受ける。
制御信号88b、89b、90bの論理の組合せ(A,B,C)が(0,0,1)の場合、回路76、79、80は、電源線81から電源の供給を受け、200MHzのクロック信号84d、84e、84fを受ける。
制御信号88b、89b、90bの論理の組合せ(A,B,C)が(0,1,0)の場合、回路76、79、80は、電源線81から電源の供給を受け、100MHzのクロック信号84d、84e、84fを受ける。
制御信号88b、89b、90bの論理の組合せ(A,B,C)が(0,1,1)の場合、回路76、79、80は、電源線81から電源の供給を受け、クロック端子84aから入力されるクロック信号が、そのまま、クロック信号84d、84e、84fとして供給される。
制御信号88b、89b、90bの論理の組合せ(A,B,C)が(1,0,1)及び(1,1,0)の場合、回路76、79、80はリザーブ状態にあることを示す。ここで、リザーブ状態とは、現在は(1,0,1)及び(1,1,0)に対応する動作状態は設定されていないが、新しい動作状態の設定が可能な状態をいう。そして、制御信号88b、89b、90bの論理の組合せ(A,B,C)が(0,0,0)から(1,1,0)までの場合、テスト信号92bの論理が"H"の状態であることを示す。
制御信号88b、89b、90bの論理の組合せ(A,B,C)が(1,1,1)の場合、回路76、79、80は、電源線81から電源の供給を受けている状態であり、テスト信号92bの論理が"L"の状態であることを示す。また、回路76、79、80は、加速試験用のクロック周期を有するクロック信号84d、84e、84fを受けて動作する。なお、半導体装置105においては、クロック周期選択信号92dによって、クロック端子84aから取り込んだクロック信号84bをそのままクロック信号84d、84e、84fとすることができる。
図6に、クロック発生回路84cの回路図を示す。クロック発生回路84cは、発振器110a、分周器111a、分周器112a、分周器113a、切り替えスイッチ114、切り替えスイッチ115、及び、切り替えスイッチ116から構成されている。
発振器110aはクロック信号84bを受け取り、所定の周期のクロック信号110bを分周器111a、112a、113aへ出力する。分周器111aは、クロック信号110bの分周を行う回路である。そして、分周器111aは、クロック周期選択信号92dで表されるコードに応じて、分周率をかえて、400MHz、200MHz、又は、100MHzの周期を有するクロック信号111bを、切り替えスイッチ114に出力する。分周器112aは分周器111aと同様な機能を有し、クロック信号112bをスイッチ115に出力する。分周器113aは分周器111aと同様な機能を有し、クロック信号113bをスイッチ116に出力する。
切り替えスイッチ114は、一方の端子に分周器111aからのクロック信号111bを受け、他方の端子にクロック信号84bを受け、テスト信号92bの論理に応じて、クロック信号111b又はクロック信号84bのいずれかを、クロック信号84dとして出力する。
切り替えスイッチ115は、一方の端子に分周器112aからのクロック信号112bを受け、他方の端子にクロック信号84bを受け、テスト信号92bの論理に応じて、クロック信号112b又はクロック信号84bのいずれかを、クロック信号84eとして出力する。
切り替えスイッチ116は、一方の端子に分周器113aからのクロック信号113bを受け、他方の端子にクロック信号84bを受け、テスト信号92bの論理に応じて、クロック信号113b又はクロック信号84bのいずれかを、クロック信号84fとして出力する。
上記より、テスト期間中、P型MOSトランジスタ74、77はオンするため、制御信号g1(71b)、制御信号g2(71c)の論理にかかわらず、内部回路76、79は電源線81、及び、外部端子83を介して高電位電源と接続する。そうすると、外部端子83に与える高電位電源の電圧を通常動作時に比較し、高くすることにより、半導体装置105に対して加速試験を行うことができる。
そして、半導体装置105においては、制御信号88b、89b、90bによって、テストモードに入ることを制御することができる。従って、テスト端子を要せず、外部端子数を減少させることができる。
また、クロック端子84aから取り込んだ外部クロックをそのままクロック信号84d、84e、84fとすることができるため、加速試験に最適なクロック周期を有する外部クロックを利用して加速試験を行うことができる。
実施例4は、パワーゲーティングを行う制御回路からの信号と、テスト信号との論理をとるモード切り替え回路を設け、そのモード切り替え回路からの信号によって、内部回路の内部電源と、外部電源との接続・分離を行うトランジスタのオン/オフを行うことを特徴とする半導体装置に関する。上記の半導体装置は外部から入力されるテスト信号に応じて、内部回路を制御するテスト信号を発生するテスト制御回路を備える。そして、半導体装置に外部テスト信号が入力され、テストモードに切り換わると、半導体装置において、内部回路に外部電源が接続し、内部回路中のスキャン試験用の回路の動作が確保される。
図7に、実施例4に係わる半導体装置190の回路図、及び、モード切り替え回路173cとテスト制御回路173aの波形図を示す。
図7Aによれば、半導体装置190はPMU151a、モード切り替え回路173c、テスト制御回路173a、内部回路156、159、160、P型MOSトランジスタ154、157、電源線161及び電源線162から構成されている。
PMU151aは、クロック端子164aから入力されるクロック信号164b、リセット端子165aから入力されるリセット信号165b、アドレス端子167aから入力されるアドレス信号167b、制御信号端子168a、169a、170aから入力される制御信号168b、169b、170bに応じて、データ端子166aから内部回路156、159、160へのデータ166bを受け取り、内部回路156、159、160からのデータ166bをデータ端子166aへ出力する。なお、PMU151aと内部回路156、159、160とのデータの入出力はラッチ回路122と、ラッチ回路145との間で行われる。
また、クロック信号164bは入力回路120aによって受け取られる。リセット信号165bはラッチ回路121によって受け取られる。データ166bはラッチ回路122によって受け取られる。アドレス信号167bは複数の信号からなり、複数のラッチ回路123により受け取られる。制御信号168b、169b、170bはラッチ回路126、128、130により受け取られる。なお、ラッチ回路121、ラッチ回路122、ラッチ回路123、124、125、126、127、128、129、130、131は、スキャン試験中、クロック信号120cにより、スキャンラッチチェーン上において、隣接するラッチ回路からのデータをラッチする回路である。一方、上記のラッチ回路は、通常動作中には、通常の入出力信号を、クロック信号120cにより、ラッチする回路である。
なお、PMU151a、内部回路156、159、160に配置された入出力回路に含まれるラッチ回路121からラッチ回路143までのラッチ回路、ラッチ回路145、146、147は、テスト制御回路173aを起点として、リング状に直列に接続されている。そこで、スキャンラッチチェーンとは、上記のようにラッチ回路がリング状に直列に接続されている状態をいう。そして、スキャン試験とは、テスト制御回路173aから、テスト制御回路173aが発生するデータを上記のラッチ回路列の初段に送り、最終段から却ってきたデータにより、入出力ラッチ回路の動作が正常か否かを判定する試験をいう。なお、テスト制御回路173aは、複数のパターンにより、上記のデータを発生することができる。
PMU151aは、クロック発生回路120bを有しており、入力回路120aが受けたクロック信号164bを増幅又は分周して内部回路156、159、160へクロック信号120cを出力する回路である。
また、PMU151aはリセット信号165b、アドレス信号167b、制御信号168b、169b、170bによって指定された動作状態に応じて、内部回路156、159、160のパワーゲーティングを行う。すなわち、消費電力を削減するため、PMU151aは内部回路156、159の内、動作の必要がないものの電源を切断する機能を有する。
PMU151aはパワーゲーティング機能(電源切断・分離機能)を実現するため、制御信号g1(151b)、制御信号g2(151c)を出力する。
PMU151aはアイソレーション信号174a、175a、176aを出力する。アイソレーション信号174aは、内部回路156の入力信号用のラッチ回路133への入力信号を遮断するための信号である。アイソレーション信号175aは、内部回路159の入力信号用のラッチ回路137、138、140、141への入力信号を遮断するための信号である。アイソレーション信号176aは、内部回路160の入力信号用のラッチ回路147、148への入力信号を遮断するための信号である。
モード切り替え回路173cは上記の制御信号g1(151b)、制御信号g2(151c)と、テスト制御回路173aからのテスト信号173bとの論理をとり、P型MOSトランジスタ154、157のオン・オフを制御するA1信号153b、A2信号152bを出力する。なお、モード切り替え回路173cの機能及び動作の詳細については、図7B用いて後述する。
モード切り替え回路173cは、AND回路152a、AND回路153a、NAND回路177a、NAND回路178a、及び、NAND回路179aから構成されている。AND回路152aは、一方の入力にテスト信号173bを、他方の入力に制御信号g1(151b)を受けて、AND論理を行って、A1信号152bを出力する回路である。AND回路153aは、一方の入力にテスト信号173bを、他方の入力に制御信号g2(151c)を受けて、AND論理を行って、A2信号153bとして出力する回路である。
NAND回路177aは、一方の入力にテスト信号173bを、アイソレーション信号174aを受けたインバータ174bからの出力信号174cを他方の入力に受け、NAND論理を行って、信号177bを出力する回路である。信号177bはAND回路180の一方の端子に入力され、AND回路180の他方の端子に入力されるラッチ回路139からの入力信号をAND回路180によって遮断する。
NAND回路178aは、一方の入力にテスト信号173bを、アイソレーション信号175aを受けたインバータ175bからの出力信号175cを他方の入力に受け、NAND論理を行って、信号178bを出力する回路である。信号178bはAND回路181、182、183、184、185の一方の端子に入力され、AND回路181、182、183、184、185の他方の端子に入力されるラッチ回路132、134、135、136からの入力信号をAND回路181、182、183、184、185によって遮断する。
NAND回路179aは、一方の入力端子にテスト信号173bを、アイソレーション信号176aを受けたインバータ176bからの出力信号176cを他方の入力端子に受け、NAND論理を行って、信号179bを出力する回路である。信号179bはAND回路186、187、188の一方の入力端子に入力され、AND回路186、187、188の他方の端子に入力されるラッチ回路142、143からの入力信号をAND回路186、187、188によって遮断する。
テスト制御回路173aは、テスト信号端子172aから外部テスト信号172bが入力されると、テスト信号173bを出力する。半導体装置190がスキャン試験中である時には、テスト制御回路173aは論理"L"となるテスト信号173bを出力する。一方、通常動作時には、テスト信号173bは論理"H"となる。なお、外部テスト信号172bは、複数の信号から構成されており、その論理の組合せによってコード信号を伝達する信号である。従って、半導体装置190をテストする際に、テスト制御回路173aは、外部テスト信号172bのコードに応じて、複数のデータのパターンを発生し、いわゆる、スキャン試験を行う。
ここで、PMU151a、内部回路156、159、160に配置された入出力回路に含まれるラッチ回路121からラッチ回路227までのラッチ回路は、テスト制御回路173aを起点として、リング状に直列に接続されている。
テスト制御回路173aはラッチ回路130とスキャンパス信号173dにより接続されている。また、テスト制御回路173aはラッチ回路147とスキャンパス信号173eにより接続されている。なお、スキャン試験中に構成されるラッチ回路チェーンを結ぶ信号線のパスをスキャンチェーンパスという。そして、スキャンパス信号173d及びスキャンパス信号173eはスキャンチェーンパスを伝播する信号である。
P型MOSトランジスタ154のゲート電極は上記のA2信号153bに接続し、ソースは電源線161と接続し、ドレインは内部回路156の内部電源線VDDM1(155)に接続する。従って、P型MOSトランジスタ154はA2信号153bの論理に応じてオン・オフし、内部回路156と電源線161を接続・分離するスイッチ回路の役割を果たす。
P型MOSトランジスタ157のゲート電極は上記のA1信号152bに接続し、ソースは電源線161と接続し、ドレインは内部回路159の内部電源線VDDM2(158)に接続する。従って、P型MOSトランジスタ157はA1信号152bの論理に応じてオン・オフし、内部回路159と電源線161を接続・分離するスイッチ回路の役割を果たす。
なお、内部回路160は電源線161と電源線162とから電源の供給受けて動作する。そして、常に電源線161と内部回路160は接続しているため、内部回路160は常時、動作する。また、内部回路156、159は電源線161と接続し、上記のように、A1信号152b、A2信号153bの論理に応じて電源線161と接続する。そして、内部回路156、159はP型MOSトランジスタ154及びP型MOSトランジスタ157を介して電源線161と接続する期間に動作する。
電源線162は外部端子171と接続し、低電位電源(グランド電源)を供給する。電源線161は外部端子163と接続し、高電位電源を供給する。
図7Bの波形図によれば、モード切り替え回路173cの機能及び動作を説明する。波形191において示すように、時刻T1から時刻T6までの期間、外部テスト信号172bは論理"H"になり、それ以外の期間は論理"L"である。波形192において示すように、時刻T1から時刻T6までの期間、すなわち、半導体装置190のテスト期間において、テスト信号173bは論理"L"となる。
波形193、194に示すように、モード切り替え回路173cに論理"L"のテスト信号173bが入力されている期間、時刻T1から時刻T2まで、及び、時刻T3から時刻T6までの期間、論理"H"の制御信号g1(151b)がモード切り替え回路173cに入力される。同様に、時刻T1から時刻T4まで、時刻T5から時刻T6までの期間、論理"H"の制御信号g2(151c)がモード切り替え回路173cに入力される。しかし、波形195、196に示すように、制御信号g1(151b)及び制御信号g2(151c)の論理にかかわらず、A1信号152b、A2信号153bの論理は論理"L"に固定されることになる。その結果、テスト期間中、P型MOSトランジスタ154、157はオンする。
波形197、198において示すように、論理"H"の制御信号g1(151b)に連動して、内部回路156の入力が許されるように、論理"L"のアイソレーション信号174aが、時刻T2から時刻T3までの期間に入力されても、その論理にかかわらず、NAND177aの論理は論理"H"に固定され、ラッチ回路133への入力信号は通過される。
一方、波形191において示すように、時刻T6から時刻T10までの期間、すなわち、半導体装置190の通常動作期間において、テスト信号173bは論理"H"となる。
波形191、192、193、194、195、196に示すようにモード切り替え回路173cに論理"H"のテスト信号173bが入力された場合、モード切り替え回路173cに、論理"L"の制御信号g1(151b)、又は、制御信号g2(151c)が時刻T7から時刻T8までの期間、又は、時刻T9から時刻T10までの期間、入力されると、その論理に応じて、論理"L"のA1信号152b、A2信号153bが出力される。
すなわち、通常動作期間中の場合、A1信号152b、A2信号153bが論理"L"の期間にP型MOSトランジスタ154、157は、オンする。
波形197、198において示すように、論理""の制御信号g1(151c)に連動して、内部回路156の入力が許されるように、論理""のアイソレーション信号174aが、時刻T7から時刻T8までの期間にPMU231aから出力された場合、その論理に応じて、NAND177aから出力される信号177bの論理は変化し、ラッチ回路133への入力信号が伝達される。
同様に、論理""の制御信号g2(151b)に連動して、内部回路159への入力が許されるように、論理""のアイソレーション信号175aが、時刻T9から時刻T10までの期間にPMU151aから出力された場合、その論理に応じて、NAND178aから出力される信号178bの論理は変化し、ラッチ回路137、138、140、141への入力信号が伝達される。
内部回路160へ入力が通過しないように、論理"L"のアイソレーション信号176aが時刻T1から時刻T6までの期間に、PMU151aから出力されても、テスト信号173bが論理"L"であるため、内部回路160への入力は、モード切り替え回路173cのNAND179aによって常時許可される。一方、時刻T6から時刻T10までの期間にPMU151aから論理"L"のアイソレーション信号176aが出力された場合には、テスト信号173bが論理"H"であるため、内部回路160への入力は、モード切り替え回路173cのNAND179aによって許可されない。
上記より、テスト期間中、モード切り替え回路173cにより、制御信号g1(151b)、及び、制御信号g2(151c)の論理にかかわらず、強制的に、P型MOSトランジスタ154、157はオンされられるため、内部回路156、159は電源線161、及び、外部端子163を介して高電位電源と接続する。そうすると、スキャン試験中、高電位電源が内部回路156、159に供給され、スキャンラッチチェーンが維持されるため、スキャン試験を行うことができる。
そして、半導体装置190においては、テスト制御回路173aの機能により、テスト信号端子172aからのコード信号によって、テスト制御回路173aはスキャン試験中の複数のデータのパターンを発生することができる。従って、スキャン試験において、入出力ラッチ回路の動作が正常か否かの判定を、精度よく行うことができる。
実施例5は、パワーゲーティングを行う制御回路からの信号と、テスト信号との論理をとるモード切り替え回路を設け、そのモード切り替え回路からの信号によって、内部回路の内部電源と、外部電源との接続・分離を行うトランジスタのオン/オフを行うことを特徴とする半導体装置に関する。上記の半導体装置はモード切り替え信号を入力する端子及び外部テスト信号を入力する端子と、外部テスト信号に応じてテスト信号を発生するテスト制御回路を備える。そして、半導体装置にモード切り替え信号が入力され、テストモードに切り換わると、半導体装置において、内部回路に外部電源が接続し、内部回路中のスキャン試験用の回路の動作が確保される。
図8に、実施例5に係わる半導体装置270の回路図、及び、モード切り替え回路253cとテスト制御回路253aの波形図を示す。
図8Aによれば、半導体装置270はPMU231a、モード切り替え回路253c、テスト制御回路253a、内部回路236、239、240、P型MOSトランジスタ234、237、電源線241及び電源線242から構成されている。
PMU231aは、クロック端子244aから入力されるクロック信号244b、リセット端子245aから入力されるリセット信号245b、アドレス端子247aから入力されるアドレス信号247b、制御信号端子248a、249a、250aから入力される制御信号248b、249b、250bに応じて、データ端子246aから内部回路236、239、240へのデータ246bを受け取り、内部回路236、239、240からのデータ246bをデータ端子246aへ出力する。なお、PMU231aと内部回路236、239、240とのデータの入出力はラッチ回路202と、ラッチ回路225との間で行っている。
また、クロック信号244bは入力回路200aによって受け取られる。リセット信号245bはラッチ回路201によって受け取られる。データ246bはラッチ回路202によって受け取られる。アドレス信号247bは複数の信号からなり、複数のラッチ回路203により受け取られる。制御信号248b、249b、250bはラッチ回路206、208、210により受け取られる。なお、ラッチ回路201、ラッチ回路202、ラッチ回路203、204、205、206、207、208、209、210、211は、スキャン試験中、クロック信号200cにより、スキャンラッチチェーン上において、隣接するラッチ回路からのデータをラッチする回路である。一方、上記のラッチ回路は、通常動作中には、通常の入出力信号を、クロック信号200cにより、ラッチする回路である。
また、PMU231aはリセット信号245b、アドレス信号247b、制御信号248b、249b、250bによって指定された動作状態に応じて、内部回路236、239、240のパワーゲーティングを行う。すなわち、消費電力を削減するため、PMU231aは内部回路236、239の内、動作の必要がないものの電源を切断する機能を有する。
PMU231aはパワーゲーティング機能(電源切断・分離機能)を実現するため、制御信号g1(231b)、制御信号g2(231c)を出力する。
PMU231aはアイソレーション信号254a、255a、256aを出力する。アイソレーション信号254aは、内部回路236の入力信号用のラッチ回路213への入力信号を遮断するための信号である。アイソレーション信号255aは、内部回路239の入力信号用のラッチ回路217、218、220、221への入力信号を遮断するための信号である。アイソレーション信号256aは、内部回路240の入力信号用のラッチ回路227、228への入力信号を遮断するための信号である。
PMU231aは、クロック発生回路200bを有しており、入力回路200aが受けたクロック信号244bを増幅又は分周して内部回路236、239、240へクロック信号200cを出力する回路である。
モード切り替え回路253cは上記の制御信号g1(231b)、制御信号g2(231c)と、モード切り替え信号端子252cからのモード切り替え信号252dとの論理をとり、P型MOSトランジスタ234、237のオン・オフを制御するA1信号233b、A2信号232bを出力する。なお、モード切り替え回路253cの機能及び動作の詳細については、図7B用いて後述する。
モード切り替え回路253cは、AND回路232a、AND回路233a、NAND回路257a、NAND回路258a、及び、NAND回路259aから構成されている。AND回路232aは、一方の入力にモード切り替え信号252dを、他方の入力に制御信号g1(231b)を受けて、AND論理を行って、A1信号232bを出力する回路である。AND回路233aは、一方の入力にモード切り替え信号252dを、他方の入力に制御信号g2(231c)を受けて、AND論理を行って、A2信号233bとして出力する回路である。
NAND回路257aは、一方の入力にモード切り替え信号252dを、アイソレーション信号254aを受けたインバータ254bからの出力信号254cを他方の入力に受け、NAND論理を行って、信号257bを出力する回路である。信号257bはAND回路260の一方の端子に入力され、AND回路260の他方の端子に入力されるラッチ回路219からの入力信号をAND回路260によって遮断する。
NAND回路258aは、一方の入力にモード切り替え信号252dを、アイソレーション信号255aを受けたインバータ255bからの出力信号255cを他方の入力に受け、NAND論理を行って、信号258bを出力する回路である。信号258bはAND回路261、262、263、264、265の一方の端子に入力され、AND回路261、262、263、264、265の他方の端子に入力されるラッチ回路212、214、215、216からの入力信号をAND回路261、262、263、264、265によって遮断する。
NAND回路259aは、一方の入力にモード切り替え信号252dを、アイソレーション信号256aを受けたインバータ256bからの出力信号256cを他方の入力に受け、NAND論理を行って、信号259bを出力する回路である。信号259bはAND回路266、267、268の一方の端子に入力され、AND回路266、267、268の他方の端子に入力されるラッチ回路222、223からの入力信号をAND回路266、267、268によって遮断する。
テスト制御回路253aは、半導体装置270に対して、テスト信号端子252aからの外部テスト信号252bのコードに応じて、いわゆるスキャン試験を行う。
外部テスト信号252bは、複数の信号から構成されており、その論理の組合せによってコード信号を伝達する信号である。
ここで、PMU231a、内部回路236、239、240に配置された入出力回路に含まれるラッチ回路201からラッチ回路227までのラッチ回路は、テスト制御回路253aを起点として、リング状に直列に接続されている。
テスト制御回路253aはラッチ回路210とスキャンパス信号253dにより接続されている。また、テスト制御回路253aはラッチ回路227とスキャンパス信号253eにより接続されている。スキャン試験中に構成されるラッチ回路チェーンを結ぶ信号線のパスをスキャンチェーンパスという。そして、スキャンパス信号253d及びスキャンパス信号253eはスキャンチェーンパスを伝播する信号である。
そして、スキャン試験とは、テスト制御回路253aから、テスト制御回路253aが発生するデータを上記のラッチ回路列の初段に送り、最終段から却ってきたデータにより、入出力回路の動作が正常か否かを判定する試験をいう。
P型MOSトランジスタ234のゲート電極は上記のA2信号233bに接続し、ソースは電源線241と接続し、ドレインは内部回路236の内部電源線VDDM1(235)に接続する。従って、P型MOSトランジスタ234はA2信号233bの論理に応じてオン・オフし、内部回路236と電源線241を接続・分離するスイッチ回路の役割を果たす。
P型MOSトランジスタ237のゲート電極は上記のA1信号232bに接続し、ソースは電源線241と接続し、ドレインは内部回路239の内部電源線VDDM2(238)に接続する。従って、P型MOSトランジスタ237はA1信号232bの論理に応じてオン・オフし、内部回路239と電源線241を接続・分離するスイッチ回路の役割を果たす。
なお、内部回路240は電源線241と電源線242とから電源の供給受けて動作する。そして、常に電源線241と内部回路240は接続しているため、内部回路240は常時、動作する。また、内部回路236、239は電源線241と接続し、上記のように、A1信号232b、A2信号233bの論理に応じて電源線241と接続する。そして、内部回路236、239はP型MOSトランジスタ234及びP型MOSトランジスタ237を介して電源線241と接続する期間に動作する。
電源線242は外部端子251と接続し、低電位電源(グランド電源)を供給する。電源線241は外部端子243と接続し、高電位電源を供給する。
図8Bの波形図によれば、モード切り替え回路253cの機能及び動作を説明する。波形271において示すように、時刻T1から時刻T6までの期間、外部テスト信号252bは論理"H"になり、それ以外の期間は論理"L"である。波形272において示すように、時刻T1から時刻T6までの期間、すなわち、半導体装置270のテスト期間において、モード切り替え信号252dは論理"L"となる。
波形273、274、275、276において示すように、モード切り替え回路253cに論理"L"のモード切り替え信号252dが入力された場合、モード切り替え回路253cに、論理"H"の制御信号g1(231b)、又は、制御信号g2(231c)が時刻T2から時刻T3までの期間、又は、時刻T4から時刻T5までの期間に入力されても、その論理にかかわらず、A1信号232b、A2信号233bの論理は論理"L"に固定される。その結果、テスト期間中、P型MOSトランジスタ234、237はオンする。
波形273、274に示すように、モード切り替え回路253cに論理"L"のテスト信号252cが入力されている期間、時刻T1から時刻T2まで、及び、時刻T3から時刻T6までの期間、論理"H"の制御信号g1(231b)がモード切り替え回路253cに入力される。同様に、時刻T1から時刻T4まで、時刻T5から時刻T6までの期間、論理"H"の制御信号g2(231c)がモード切り替え回路253cに入力される。しかし、波形275、276に示すように、制御信号g1(231b)及び制御信号g2(231c)の論理にかかわらず、A1信号232b、A2信号233bの論理は論理"L"に固定されることになる。その結果、テスト期間中、P型MOSトランジスタ234、237はオンする。
波形277、278において示すように、論理"H"の制御信号g1(231b)に連動して、内部回路236への入力信号の入力が伝達されないように、論理"L"のアイソレーション信号254aが、時刻T1から時刻T6までの期間に入力されても、その論理にかかわらず、NAND257aから出力される信号の論理は論理""に固定され、ラッチ回路213への入力信号は強制通過される。
一方、波形271において示すように、時刻T6から時刻T10までの期間、すなわち、半導体装置270の通常動作期間において、テスト信号253bは論理"H"となる。
波形271、272、273、274、275、276に示すようにモード切り替え回路253cに論理"H"のテスト信号253bが入力された場合、モード切り替え回路253cに、論理""の制御信号g1(231b)、又は、制御信号g2(231c)が時刻T7から時刻T8までの期間、又は、時刻T9から時刻T10までの期間、入力されると、その論理に応じて、論理"L"のA1信号232b、A2信号233bが出力される。
すなわち、通常動作期間中の場合、A1信号232b、A2信号233bが論理"L"の期間にP型MOSトランジスタ234、237は、オンする。
波形277、278において示すように、論理""の制御信号g1(231b)に連動して、内部回路236の入力が許されるように、論理""のアイソレーション信号254aが、時刻T7から時刻T8までの期間に入力された場合、その論理に応じて、NAND257aの論理は変化し、ラッチ回路213への入力信号が伝達される。
同様に、論理""の制御信号g2(231c)に連動して、内部回路239への入力が許されるように、論理""のアイソレーション信号255aが、時刻T9から時刻T10までの期間にPMU231aから出力された場合、その論理に応じて、NAND258aから出力される信号258bの論理は変化し、ラッチ回路217、218、220、221への入力信号が伝達される。
内部回路240への入力が伝達されないように、論理"L"のアイソレーション信号256aが時刻T1から時刻T6までの期間に、PMU231aから出力されても、モード切り替え信号252dが論理"L"であるため、内部回路240への入力は、モード切り替え回路252dのNAND259cによって常に許可される。一方、時刻T6から時刻T10までの期間にPMU231aから論理"L"のアイソレーション信号256aが出力された場合には、モード切り替え信号252dが論理"H"であるため、内部回路240への入力は、モード切り替え回路253cのNAND259aによって許可されない。
上記より、テスト期間中、モード切り替え回路253cにより、制御信号g1(231b)、及び、制御信号g2(231c)の論理にかかわらず、強制的に、P型MOSトランジスタ234、237はオンされられるため、内部回路236、239は電源線241、及び、外部端子243を介して高電位電源と接続する。そうすると、スキャン試験中、高電位電源が内部回路236、239に供給され、スキャンラッチチェーンが維持されるため、スキャン試験を行うことができる。
そして、半導体装置270においては、モード切り替え信号端子252cからのモード切り替え信号252dによって、テストモードに入ることを制御することができる。従って、テスト制御回路253aを構成する回路を少なくできる。
実施例6は、パワーゲーティングを行う制御回路からの信号と、テスト信号との論理をとるモード切り替え回路を設け、そのモード切り替え回路からの信号によって、内部回路の内部電源と、外部電源との接続・分離を行うトランジスタのオン/オフを行うことを特徴とする半導体装置に関する。上記の半導体装置は外部テスト信号を入力する端子と、外部テスト信号に応じてテスト信号を発生するテスト制御回路を備える。そして、半導体装置がテストモードに切り換わると、半導体装置において、パワーゲーティングを行う制御回路からの信号の論理に係わらず、内部回路に外部電源が接続し、内部回路中のスキャン試験用の回路の動作が確保される。なお、上記の半導体装置は、スキャン試験中に、スキャン試験のために動作する回路を有する。
図9に、実施例6に係わる半導体装置450の回路図を示す。
図9Aによれば、半導体装置450はPMU391a、モード切り替え回路413c、テスト制御回路413a、内部回路396及び内部回路399からなる内部回路414a、内部回路400a、P型MOSトランジスタ394、397、電源線401及び電源線402から構成されている。
PMU391aは、クロック端子404aから入力されるクロック信号404b、リセット端子405aから入力されるリセット信号405b、アドレス端子407aから入力されるアドレス信号407b、制御信号端子408a、409a、410aから入力される制御信号408b、409b、410bに応じて、データ端子406aから内部回路396、399、400へのデータ406bを受け取り、内部回路396、399、400からのデータ406bをデータ端子406aへ出力する。なお、PMU391aと内部回路316、319、320とのデータの入出力はラッチ回路362と、ラッチ回路384との間で行われる。また、クロック信号404bは入力回路360aで受ける。リセット信号405bはラッチ回路361で受ける。データ406bはラッチ回路362で受け取る。アドレス信号407bは複数の信号からなり、複数のラッチ回路363で受け取る。制御信号408b、409b、410bはラッチ回路367、369、371により受け取る。なお、ラッチ回路361、ラッチ回路362、ラッチ回路363、364、365
ラッチ回路366a、ラッチ回路367、ラッチ回路368a、ラッチ回路369、ラッチ回路370a、ラッチ回路371、ラッチ回路372aは、スキャン試験中、クロック信号360cにより、スキャンラッチチェーン上において、隣接するラッチ回路からのデータをラッチする回路である。一方、上記のラッチ回路は、通常動作中には、通常の入出力信号を、クロック信号360cにより、ラッチする回路である。
また、PMU391aはリセット信号405b、アドレス信号407b、制御信号408b、409b、410bによって指定された動作状態に応じて、内部回路396及び399からなる内部回路414aのパワーゲーティングを行う。
すなわち、消費電力を削減するため、PMU391aは内部回路396、399の内、動作の必要がないものの電源を切断する機能を有する。
PMU391aはパワーゲーティング機能(電源切断・分離機能)を実現するため、制御信号g1(391c)、制御信号g2(391b)を出力する。
PMU391aは、クロック発生回路360bを有しており、入力回路360aが受けたクロック信号404bを増幅又は分周して内部回路414a、400へクロック信号360cを出力する回路である。
PMU391aはスキャン選択信号366b、データ信号368b、内部回路414aへのスキャンパス信号372b、マスク信号370c、及び、ラッチ回路372aから信号であって、インバータ372cを介してマスク信号372dとなる信号を出力する。
スキャン選択信号366bは、ユーザーロジック419、420、421、434、435、及び、436からの信号を非選択にし、スキャンチェーンパスを選択する信号である。
データ信号368bは、PMU391aから内部回路396への、入力データである。
スキャンパス信号372bは、スキャン試験中に、ラッチ回路のチェーンに組み込まれたPMU391aのラッチ回路372bからの出力信号である。そして、スキャンパス信号372bはスキャンチェーンパスを伝播する信号である。
マスク信号370cは内部回路396と内部回路399間の信号をマスクする信号である。マスク信号370cにより、内部回路396と内部回路399間の信号をマスクし、スキャン試験において使用するユーザーロジック434、435、436からのデータをラッチ回路441、442、443にラッチさせることができる。なお、マスク信号370cは、PMU391aのラッチ回路370aから出力される信号である。
マスク信号372dは、内部回路414a(内部回路396及び内部回路399)と内部回路400間の信号をマスクする信号である。マスク信号372dにより、スキャン試験中に、内部回路414aからラッチ回路386、387への信号を遮断することができる。なお、マスク信号372dは、PMU391aのラッチ回路372aから出力される信号である。
モード切り替え回路413cは上記の制御信号g1(391c)、制御信号g2(391b)と、テスト制御回路413aからのテスト信号413bとの論理をとり、P型MOSトランジスタ394、397のオン・オフを制御するA1信号392b、A2信号393bを出力する。なお、モード切り替え回路413cの機能及び動作は、テスト信号413bの論理に応じて、A1信号392b、A2信号393bを出力する点で、図9B用いて説明したモード切り替え回路333cと同様である。
モード切り替え回路413cは、AND回路392a、及び、AND回路393aから構成されている。AND回路392aは、一方の入力にテスト信号413bを、他方の入力に制御信号g2(391c)を受けて、AND論理を行って、A1信号392bを出力する回路である。NAND回路393aは、一方の入力にテスト信号413bを、他方の入力に制御信号g1(391b)を受けて、AND論理を行って、A2信号393bとして出力する回路である。
テスト制御回路413aは、半導体装置450に対して、外部テスト信号端子412aからの外部テスト信号412bのコードに応じて、いわゆるスキャン試験を行う。
外部テスト信号412bは、複数の信号から構成されており、その論理の組合せによってコード信号を伝達する信号である。
テスト制御回路413aはスキャンパス信号413dにより、ラッチ回路371と接続し、スキャンパス信号413eによりラッチ回路387と接続している。
ここで、PMU391a、内部回路396、399、400に配置された入出力回路に含まれるラッチ回路361からラッチ回路387までのラッチ回路は、テスト制御回路413aを起点として、リング状に直列に接続されている。そして、スキャン試験とは、テスト制御回路413aから、テスト制御回路413aが発生するデータを上記のラッチ回路列の初段のラッチ回路371に送り、最終段のラッチ回路387から却ってきたデータにより、入出力回路の動作が正常か否かを判定する試験をいう。
P型MOSトランジスタ394のゲート電極は上記のA2信号393bに接続し、ソースは電源線401と接続し、ドレインは内部回路396の内部電源線VDDM1(395)に接続する。従って、P型MOSトランジスタ394はA2信号393bの論理に応じてオン・オフし、内部回路396と電源線401を接続・分離するスイッチ回路の役割を果たす。
P型MOSトランジスタ397のゲート電極は上記のA1信号392bに接続し、ソースは電源線401と接続し、ドレインは内部回路399の内部電源線VDDM2(398)に接続する。従って、P型MOSトランジスタ397はA1信号392bの論理に応じてオン・オフし、内部回路399と電源線401を接続・分離するスイッチ回路の役割を果たす。
内部回路400はラッチ回路384、ラッチ回路386、ラッチ回路387、AND回路385b、385c、385d、OR回路385aを有する。
OR回路385aは内部回路414aから出力されるスキャンパス信号414b及びテスト信号413bを入力端子に受け、テスト信号413bの論理が論理"L"の時はスキャンパス信号414bをラッチ回路384へ通過させる。テスト信号413bの論理が論理"H"の時はスキャンパス信号414bを遮断する。AND回路385b、385c、385dは一方の入力端子にデータ信号414c、414d、414eを受け、また、他方の入力端子にマスク信号372cを受け、マスク信号372cの論理が論理"H"の時はデータ信号14c、414d、414eをラッチ回路384、386、387へ通過させる。マスク信号372cの論理が論理"L"の時は、データ信号414c、414d、414eを遮断する。ラッチ回路384、ラッチ回路386、ラッチ回路387は、スキャン試験中は、クロック信号360cを受けて、隣接するラッチ回路からのデータをラッチする。一方、ラッチ回路384、ラッチ回路386、ラッチ回路387は、通常時には、AND回路385b、385c、385dからの信号をラッチする。
なお、内部回路400は電源線401と電源線402とから電源の供給受けて動作する。そして、常に電源線401と内部回路400は接続しているため、内部回路400は常時、動作する。
また、内部回路396、399は電源線401と接続し、上記のように、A2信号393b、A2信号392bの論理に応じて電源線401と接続する。そして、内部回路396、399はP型MOSトランジスタ394及びP型MOSトランジスタ397を介して電源線401と接続する期間に動作する。
電源線402は外部端子411と接続し、低電位電源(グランド電源)を供給する。電源線401は外部端子403と接続し、高電位電源を供給する。
図9Bを用いて、内部回路414a内に構成されているラッチ回路チェーンについて説明する。
ラッチ回路チェーンはラッチ回路415a、416a、418a、425a、426a、427a、441a、442a、443a、スイッチ回路417、422、423、424、438、439、440、ユーザーロジック419、420、421、434、435、436、AND回路428、429、430、437、NAND回路433、インバータ432、及び、OR回路431から構成されている。なお、スキャン試験中に構成されるラッチ回路チェーンを結ぶ信号線のパスをスキャンチェーンパスという。
ラッチ回路418aは、クロック信号360cを受け、ラッチ回路372aからのスキャンパス信号372bをラッチするラッチ回路である。
ラッチ回路416aは、クロック信号360cを受け、スイッチ回路417からの信号をラッチするラッチ回路である。スイッチ回路417は、入力端子の一方にラッチ回路368aからのデータ信号368bを受け、他方の入力端子にラッチ回路418aからのデータ信号418bを受け、スキャン選択信号366bによって選択された、入力端子からの信号を出力する回路である。
ラッチ回路415aは、クロック信号360cを受け、ラッチ回路416aからの出力信号をラッチするラッチ回路である。
ラッチ回路425aは、クロック信号360cを受け、スイッチ回路422からの出力信号をラッチする回路である。スイッチ回路422は、一方の入力端子にユーザーロジック419からの出力信号を受け、他方の入力端子にラッチ回路415aからの出力信号を受けて、スキャン選択信号366bによって選択された、入力端子からの信号を出力する回路である。
ユーザーロジック419は、ラッチ回路415aからの出力信号を受け、その出力信号の論理値に対して、予め決めている論理変換を行って、信号を出力する回路である。
ラッチ回路426aは、クロック信号360cを受け、スイッチ回路423からの出力信号をラッチする回路である。スイッチ回路423は、一方の入力端子にユーザーロジック420からの出力信号を受け、他方の入力端子にラッチ回路416aからの出力信号を受けて、スキャン選択信号366bによって選択された、入力端子からの信号を出力する回路である。ユーザーロジック420はユーザーロジック419と同様な回路であり、ラッチ回路416aからの出力信号を受け、その出力信号の論理値に対して、予め決めている論理変換を行って、信号を出力する回路である。
ラッチ回路427aは、クロック信号360cを受け、スイッチ回路424からの出力信号をラッチする回路である。スイッチ回路423は、一方の入力端子にユーザーロジック421からの出力信号を受け、他方の入力端子にラッチ回路418aからの出力信号を受けて、スキャン選択信号366bによって選択された、入力端子からの信号を出力する回路である。ユーザーロジック420はユーザーロジック419と同様な回路であり、ラッチ回路418aからの出力信号を受け、その出力信号の論理値に対して、予め決めている論理変換を行って、信号を出力する回路である。
ラッチ回路443aは、AND437aから出力されるクロック信号437bを受け、スイッチ回路440からの出力信号をラッチする回路である。なお、ラッチ回路443aは内部回路400のAND回路385dへデータ信号441eを出力する。スイッチ回路440は一方の入力端子にOR回路431の出力信号を受け、他方の入力端子にユーザーロジック436からの出力信号を受けて、スキャン選択信号366bによって選択された、入力端子からの信号を出力する回路である。ユーザーロジック436はユーザーロジック419と同様な回路であり、AND回路430から出力される出力信号の論理値に対して、予め決めている論理変換を行って、信号を出力する回路である。
ここで、OR回路431は一方の入力端子にラッチ回路427aの出力信号を受け、他方の入力端子にテスト信号413bを受け、双方の入力信号の論理に対してOR論理をとり、出力信号として出力する回路である。
AND430は一方の入力端子にラッチ回路427aの出力信号を受け、他方の入力信号にマスク信号370cを受け、双方の入力信号の論理に対してAND論理をとり、出力信号として出力する回路である。
ラッチ回路442aは、AND437aから出力されるクロック信号437bを受け、スイッチ回路439からの出力信号をラッチする回路である。なお、ラッチ回路442aは内部回路400のAND回路385cへデータ信号414dを出力する。スイッチ回路439は一方の入力端子にラッチ回路443aからの出力信号を受け、他方の入力端子にユーザーロジック435からの出力信号を受け、スキャン選択信号366bによって選択された、入力端子からの信号を出力する回路である。
ユーザーロジック435はユーザーロジック419と同様な回路であり、AND429が出力する出力信号の論理値に対して、予め決めている論理変換を行って、信号を出力する回路である。AND429は一方の入力端子にラッチ回路426aからの出力信号を受け、他方の入力端子にマスク信号370cを受け、双方の入力信号の論理に対してAND論理をとり、出力信号として出力する回路である。
ラッチ回路441aは、AND437aから出力されるクロック信号437bを受け、スイッチ回路438からの出力信号をラッチする回路である。なお、ラッチ回路441aは内部回路400のAND回路385bへのデータ信号414c及びOR回路385aへのスキャンパス信号414bを出力する。スイッチ回路438は一方の入力端子にラッチ回路442aからの出力信号を受け、他方の入力端子にユーザーロジック435からの出力信号を受け、スキャン選択信号366bによって選択された、入力端子からの信号を出力する回路である。
ユーザーロジック434はユーザーロジック419と同様な回路であり、AND428が出力する出力信号の論理値に対して、予め決めている論理変換を行って、信号を出力する回路である。AND428は一方の入力端子にラッチ回路425aからの出力信号を受け、他方の入力端子にマスク信号370cを受け、双方の入力信号の論理に対してAND論理をとり、出力信号として出力する回路である。
AND437aはクロック信号360cを一方の入力端子に受け、他方の端子にNADN回路433からの出力信号を受け、クロック信号360cとNADN回路433からの出力信号とのAND論理をとり、出力信号として出力する回路である。すなわち、テスト信号413bの論理が論理"L"になった場合に、OR回路431によって、スキャンチェーンパスが形成される。また、テスト信号413bの論理が論理"L"になった場合に、クロック信号360cもAND回路437を通過する。また、マスク信号370cの論理が論理"H"になった場合に、ラッチ回路425、426、427からの信号は、AND回路428、429、430を通過し、クロック信号360cもAND回路437を通過する。
図10に、モード切り替え回路413cの動作波形及びNAND回路437からの出力信号、テスト信号413b、スキャン選択信号366b、マスク信号370c、マスク信号372dの信号波形を示す。
図10Aの波形図によれば、モード切り替え回路413cの機能及び動作を説明する。波形451において示すように、時刻T1から時刻T6までの期間、外部テスト信号412bは論理"H"になり、それ以外の期間は論理"L"である。波形452において示すように、時刻T1から時刻T6までの期間、すなわち、半導体装置450のテスト期間において、テスト信号413bは論理"L"となる。
波形453、454、455、456において示すように、モード切り替え回路413cに論理"L"のテスト信号413bが入力された場合、モード切り替え回路413cに、論理"H"の制御信号g1(391b)、又は、制御信号g2(391c)が時刻T1から時刻T2まで、及び、時刻T3から時刻T6までの期間、又は、時刻T1から時刻T4まで、及び、時刻T5から時刻T6までの期間に入力されても、その論理にかかわらず、A1信号392b、A2信号393bの論理は論理"L"に固定される。その結果、テスト期間中、P型MOSトランジスタ394、397はオンする。
一方、波形452において示すように、時刻T6から時刻T10までの期間、すなわち、半導体装置450の通常動作期間において、テスト信号413bは論理"H"となる。
波形451、452、453、454、455、456に示すようにモード切り替え回路413cに論理"H"のテスト信号413bが入力された場合、モード切り替え回路413cに、論理""の制御信号g1(391b)、又は、制御信号g2(391c)が時刻T7から時刻T8までの期間、又は、時刻T9から時刻T10までの期間、入力されると、その論理に応じて、論理"L"のA1信号392b、A2信号393bが出力される。
すなわち、通常動作期間中の場合、A1信号392b、A2信号393bが論理"L"の期間にP型MOSトランジスタ394、397は、オンする。
図10Bは上記のNAND回路437からの出力信号、テスト信号413b、スキャン選択信号366b、マスク信号370c、マスク信号372dの信号波形を示す図である。波形457に示すように、マスク信号370c及び372dは通常論理通りに、H or Lに制御される。
波形458に示すように、テスト信号413bは、スキャン試験中、すなわち、T1からT14の期間中に論理"L"となり、通常時には論理"H"となる信号である。
波形459に示すように、NAND回路437からの出力信号はテスト信号413bの論理が"L"である期間、一定の周期をもって、論理"H"及び論理"を繰り返すクロック信号である。それ以外は、NAND回路437からの出力信号は論理"H"を示す信号である。
上記のようにスキャン試験中、テスト信号413bは論理"L"、スキャン選択信号366bは論理"H"となる信号であるが、一定の周期で論理"L"のパルスを有する信号である。そうすると、スキャン試験中、クロック信号360cは、NAND回路437を常に通過する。
波形460に示すように、スキャン選択信号366bは、スキャン試験中、論理"H"となる信号であるが、T3からT4まで、T5からT6まで、T7からT8まで、T9からT10まで、及び、T11からT12までの期間、すなわち、一定の周期で論理"L"のパルスを有する信号である。一方、スキャン選択信号366bは、通常時には、論理"L"となる信号である。その結果、スキャン試験中、マスク信号370c、マスク信号372dの論理は固定されない。すなわち、PMU360aにより、マスク信号370c、マスク信号372dの論理は"H"又は"L"に制御される。
一方、スイッチ回路438、439、440はユーザーロジック434、435、436からの出力信号を通過させる。そうすると、スキャン試験中に、ユーザーロジック434、435、436からのデータをラッチ回路441a、442a、443aにラッチさせることができる。すなわち、スキャン試験中に、テスト制御回路からのデータに換えてユーザーロジック434、435、436からのデータをラッチ回路に書き込み、その結果をテスト制御回路で判定することができる。そして、マスク信号370c、マスク信号372dの論理の論理に応じて、ラッチ回路への上記のデータの書き込みは行われるため、マスク信号370c、マスク信号372dの論理の制御が正常か否かも判定することができる。
また、スキャン試験中、スキャン選択信号366bの論理が論理"L"の場合は、スイッチ回路422、423、424、438、439、440は、ユーザーロジック回路419、420、421、434、435、436からの信号を通過させるように働く。一方、スキャン選択信号366bの論理が論理"H"の場合は、スイッチ回路422、423、424、438、439、440は、スキャンチェーンパスからの信号を通過させるように働く。
従って、スキャン選択信号366bの論理が論理"L"の場合は、ユーザーロジック回路419、420、421、434、435、436からのデータをラッチ回路425、426、427、441、442、443はラッチする。一方、スキャン選択信号366bの論理が論理"H"の場合は、スキャンチェーンを構成しているラッチ回路425、426、427、441、442、443に対してスキャンチェーンパスを利用してデータの読み書きを行うことができる。
上記より、テスト期間中、モード切り替え回路413cにより、制御信号g1(391b)、及び、制御信号g2(391c)の論理にかかわらず、強制的に、P型MOSトランジスタ394、397はオンされられるため、内部回路396、399は電源線401、及び、外部端子403を介して高電位電源と接続する。そうすると、スキャン試験中、高電位電源が内部回路396、399に供給され、スキャンラッチチェーンが維持されるため、スキャン試験を行うことができる。
そして、半導体装置430においては、テスト制御回路413aの機能により、テスト信号端子412aからのコード信号によって、テスト制御回路413aはスキャン試験中の複数のデータのパターンを発生することができる。従って、スキャン試験において、入出力ラッチ回路の動作が正常か否かの判定を、精度よく行うことができる。
スキャン試験中に、テスト制御回路からのデータに換えてユーザーロジック434、435、436からのデータをラッチ回路に書き込み、その結果をテスト制御回路で判定することができる。そうすると、AND428、429、430マスク機能が正常であるか否かの判定をすることができる。
なお、本発明は、パワーゲーティングを有する半導体装置に適用できる。
以下に本発明の特徴を付記する。
(付記1)
第1信号に応じて、試験状態と通常動作状態とが切り換わる半導体装置であって、
第1電源線と、
第2電源線と、
信号線と、
前記信号線の駆動状態に応じて、前記第1電源線と前記第2電源線との接続・分離を選択するスイッチと、
前記信号線の前記駆動状態を切り替える、切り替え回路と、
前記切り替え回路に第2信号を出力する第1制御回路と、を有し、
前記切り替え回路は、
前記第1信号が第1論理であるときには、前記第2信号の論理に応じて、前記第1電源線と前記第2電源線とを接続・分離するように前記信号線を駆動し、前記第1信号が第2論理であるときには、前記第1電源線と前記第2電源線とを接続するように前記信号線を駆動することを特徴とする半導体装置。
(付記2)
前記切り替え回路は、第1端子及び第2端子を有し、
第1端子で前記第1信号を受け、前記第2端子で前記第2信号を受け、前記第1信号と前記第2信号の論理に応じて、前記信号線を駆動することを特徴とする付記1記載の半導体装置。
(付記3)
前記第2信号は、前記通常動作状態において、前記第1電源線と前記第2電源線との接続・分離を選択するように前記スイッチを制御する制御信号であることを特徴とする付記1に記載の半導体装置。
(付記4)
前記第1信号は、前記半導体装置の外部から入力されることを特徴とする付記1に記載の半導体装置。
(付記5)
第2制御回路を有し、
前記第2制御回路に、複数の信号に基づくコードが入力され、
前記第2制御回路は、前記コードが試験状態を示すときには、前記第1論理の信号を前記第1信号として出力し、前記コードが通常動作状態を示すときには、前記第2論理を前記第1信号として出力することを特徴とする付記1に記載の半導体装置。
(付記6)
基準クロック信号を分周し、出力するクロック発生回路を備え、
前記第2制御回路は、前記コードに応じてクロック選択信号を出力し、前記クロック発生回路は、前記クロック選択信号に応じて分周率を変更することを特徴とする付記5記載の半導体装置。
(付記7)
前記第2電源に接続する内部回路ブロックと、
前記内部回路ブロック内のラッチ回路及び前記第2制御回路を含むラッチ回路チェーンと、
前記ラッチ回路へのデータ信号の論理を、前記第1信号に応じて変更する信号遮断回路と、を備えることを特徴とする付記5記載の半導体装置。
(付記8)
前記第2電源に接続する内部回路ブロックと、
前記内部回路ブロック内のラッチ回路及び前記第2制御回路を含むラッチ回路チェーンと、
前記第1信号が第2論理であるときには、前記ラッチ回路へのデータ信号の論理を、固定論理とする信号遮断回路と、を備えることを特徴とする付記5に記載の半導体装置。
(付記9)
前記信号遮断回路の出力端子からの出力信号を受け、予め決められた論理の変換を行って、前記ラッチ回路へ信号を出力するロジック回路を備えることを特徴とする付記8に記載の半導体装置。
(付記10)
第1信号に応じて、試験状態と通常動作状態とが切り換わる半導体装置であって、
第1電源線と、
第2電源線と、
第2信号を出力する第1制御回路と、
前記第2信号に応じて、前記第1電源線と前記第2電源線との接続・分離を選択するスイッチと、
前記第1信号が前記試験状態を示すときに、前記第1電源線と前記第2電源線とを強制的に接続するように前記スイッチを制御する第2制御回路と、を有することを特徴とする半導体装置。
(付記11)
前記第2制御回路は、第1端子及び第2端子を有し、
前記第1端子で前記第1信号を受け、前記第2端子で前記第2信号を受け、
前記第1信号と前記第2信号の論理に応じて、前記第1電源線と前記第2電源線とを強制的に接続するように前記スイッチを制御することを特徴とする半導体装置。
本発明によれば、通常動作時にはパワーゲーティング機能が動作するとともに、試験時には試験機能が有効に動作する半導体装置を提供することができる。
図1は、実施例1に係わる半導体装置30の回路図、及び、モード切り替え回路22bの波形図を示す。 図2は、実施例2に係わる半導体装置65の回路図、及び、モード切り替え回路52cとモードデコーダ回路52aの波形図を示す。 図3は、制御信号48b、49b、50bの論理の組合せと、その組合せに対応する半導体装置65の動作についての表を示す。 図4は、実施例3に係わる半導体装置105の回路図、及び、モード切り替え回路92cとモードデコーダ回路92aの波形図を示す。 図5は、制御信号88b、89b、90bの論理の組合せと、その組合せに対応する半導体装置105の動作についての表を示す。 図6は、クロック発生回路84cの回路図を示す。 図7は、実施例4に係わる半導体装置190の回路図、及び、モード切り替え回路173cとテスト制御回路173aの波形図を示す。 図8は、実施例5に係わる半導体装置270の回路図、及び、モード切り替え回路253cとテスト制御回路253aの波形図を示す。 図9は、実施例6に係わる半導体装置450の回路図を示す。 図10は、モード切り替え回路413cの動作波形及びNAND回路437からの出力信号、テスト信号413b、スキャン選択信号366b、マスク信号370c、マスク信号372dの信号波形を示す。
符号の説明
1a、31a、71a PMU
1b、31b、71b 制御信号g1
1c、31c、71c 制御信号g2
1d、31d、84c クロック発生回路
31e、31f、31g クロック信号
2a、3a、32a、33a、72a、73a AND回路
2b、32b、72b A1信号
3b、33b、73b A2信号
4、7、34、37、74、77 P型MOSトランジスタ
5、35、75 内部電源線VDDM1
6、9、10、36、39、40、76、79、80 内部回路
8、38、78 内部電源線VDDM2
11、12、41、42、81、82 電源線
13、43、83 外部端子
14a、44a、84a クロック端子
14b、14c、44b、84b、84d、84e、84f クロック信号
15a、45a、85a リセット端子
15b、45b、85b リセット信号
16a、46a、86a データ端子
16b、46b、86b 入力データ
16c、46c、86c 出力データ
16d、46d、86d 入出力データ線
17a、47a、87a アドレス端子
17b、47b、87b アドレス信号
18a、19a、20a、48a、49a、50a、88a、89a、90a 制御信号端子
18b、19b、20b、48b、49b、50b、88b、89b、90b 制御信号
21a 外部テスト端子
21b、21c スイッチ
22a、52b テスト信号
22b、52c モード切り替え回路
23、51、91 外部端子
52a、92a モードデコーダ回路
25、26、27、28、29、55、56、57、58、59、60、61、62、95、96、97、98、99、100、101、102 波形
30、65、105 半導体装置
110a 発振器
111a、112a、113a 分周器
114、115、116 切り替えスイッチ
110b、111b、112b、113b クロック信号
120a 入力回路
120c クロック信号
121、122、123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、134、135、136、137、138、139、220、221、222、223、225、226、227 ラッチ回路
151a PMU
151b 制御信号g1
151c 制御信号g2
152a、153a NAND回路
152b A1信号
153b A2信号
154、157 P型MOSトランジスタ
155 内部電源線VDDM1
156 内部回路
158内部電源線VDDM2
159、160 内部回路
161、162 電源線
163 外部端子
164a クロック端子
164b クロック信号
165a リセット端子
165b リセット信号
166a データ端子
166b データ
167a アドレス端子
167b アドレス信号
168a、169a、170a 制御信号端子
168b、169b、170b 制御信号
171 外部端子
172a テスト信号端子
172b 外部テスト信号
173a テスト制御回路
173b テスト信号
173c モード切り替え回路
173d、173e スキャンパス信号
174a、175a、176a アイソレーション信号
174b インバータ
174c 出力信号
175b インバータ
175c 出力信号
176c インバータ
176c 出力信号
177a、178a、179a NAND回路
177b、178b、179b 信号
180、181、182、183、184、185、186、187、188 AND回路
190 半導体装置
191、192、193、194、195、196、197、198 波形
200a 入力回路
201、202、203、204、205、206、207、208、209、210、211、212、213、214、215、216、217、218、219、220、221、222、223、225、226、227 ラッチ回路
231a PMU
231b 制御信号g1
231c 制御信号g2
232a、233a NAND回路
232b A1信号
233b A2信号
234、237 P型MOSトランジスタ
235 内部電源線VDDM1
236 内部回路
238内部電源線VDDM2
239、240 内部回路
241、242 電源線
243 外部端子
244a クロック端子
244b クロック信号
245a リセット端子
245b リセット信号
246a データ端子
246b データ
247a アドレス端子
247b アドレス信号
248a、249a、250a 制御信号端子
248b、249b、250b 制御信号
251 外部端子
252a テスト信号端子
252b 外部テスト信号
252c モード切り替え信号端子
252d モード切り替え信号
253a テスト制御回路
253b テスト信号
253c モード切り替え回路
253d、253e スキャンパス信号
254a、255a、256a アイソレーション信号
254b インバータ
254c 出力信号
255b インバータ
255c 出力信号
256c インバータ
256c 出力信号
257a、258a、259a NAND回路
257b、258b、259b 信号
260、261、262、263、264、265、266、267、268 AND回路
270 半導体装置
271、272、273、274、275、276、277、278 波形
360a 入力回路
360b クロック発生回路
360c クロック信号
361、362、363、364、365、366a、367、368a、369、370a、371、372a、384、386、387、415a、416a、418a、425a、426a、427a、441a、442a、443a ラッチ回路
366b スキャン選択信号
368b 制御信号
368b データ信号
370b、372c、432 インバータ
370c、372d マスク信号
372b、413d、413e、414b スキャンパス信号
385b、385c、385d AND回路
385a OR回路
391a PMU
391b 制御信号g1
391c 制御信号g2
392a、393a NAND
392b A1信号
393b A2信号
394、397 P型MOSトランジスタ
395 内部電源線VDDM1
396、399、400、414a 内部回路
398 内部電源線VDDM2
401、402 電源線
403、411 外部端子
404a クロック端子
404b クロック信号
405a リセット端子
405b リセット信号
406a データ端子
406b データ
407a アドレス端子
407b アドレス信号
408a、409a、410a 制御信号端子
408b、409b、410b 制御信号
412a 外部テスト信号端子
412b 外部テスト信号
413a テスト制御回路
413b テスト信号
413c モード切り替え回路
414c、414d、414e データ信号
417、422、423、424、438、439、440 スイッチ回路
419、420、421、434、435、436 ユーザーロジック
428、429、430、437 AND回路
433 NAND回路
431 OR回路
450 半導体装置
451、452、453、454、454、456、457、458、459、460 波形



Claims (10)

  1. 第1信号に応じて、試験状態と通常動作状態とが切り換わる半導体装置であって、
    第1電源線と、
    第2電源線と、
    信号線と、
    前記信号線の駆動状態に応じて、前記第1電源線と前記第2電源線との接続・分離を選択するスイッチと、
    前記信号線の前記駆動状態を切り替える、切り替え回路と、
    前記切り替え回路に第2信号を出力する第1制御回路と、を有し、
    前記切り替え回路は、
    前記第1信号が第1論理であるときには、前記第2信号の論理に応じて、前記第1電源線と前記第2電源線とを接続・分離するように前記信号線を駆動し、前記第1信号が第2論理であるときには、前記第1電源線と前記第2電源線とを接続するように前記信号線を駆動することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記切り替え回路は、第1端子及び第2端子を有し、
    第1端子で前記第1信号を受け、前記第2端子で前記第2信号を受け、前記第1信号と前記第2信号の論理に応じて、前記信号線を駆動することを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記第2信号は、前記通常動作状態において、前記第1電源線と前記第2電源線との接続・分離を選択するように前記スイッチを制御する制御信号であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記第1信号は、前記半導体装置の外部から入力されることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  5. 第2制御回路を有し、
    前記第2制御回路に、複数の信号に基づくコードが入力され、
    前記第2制御回路は、前記コードが試験状態を示すときには、前記第1論理の信号を前記第1信号として出力し、前記コードが通常動作状態を示すときには、前記第2論理を前記第1信号として出力することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  6. 基準クロック信号を分周し、出力するクロック発生回路を備え、
    前記第2制御回路は、前記コードに応じてクロック選択信号を出力し、前記クロック発生回路は、前記クロック選択信号に応じて分周率を変更することを特徴とする請求項5記載の半導体装置。
  7. 前記第2電源に接続する内部回路ブロックと、
    前記内部回路ブロック内のラッチ回路及び前記第2制御回路を含むラッチ回路チェーンと、
    前記ラッチ回路へのデータ信号の論理を、前記第1信号に応じて変更する信号遮断回路と、を備えることを特徴とする請求項5記載の半導体装置。
  8. 前記第2電源に接続する内部回路ブロックと、
    前記内部回路ブロック内のラッチ回路及び前記第2制御回路を含むラッチ回路チェーンと、
    前記第1信号が第2論理であるときには、前記ラッチ回路へのデータ信号の論理を、固定論理とする信号遮断回路と、を備えることを特徴とする請求項5に記載の半導体装置。
  9. 前記信号遮断回路の出力端子からの出力信号を受け、予め決められた論理の変換を行って、前記ラッチ回路へ信号を出力するロジック回路を備えることを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
  10. 第1信号に応じて、試験状態と通常動作状態とが切り換わる半導体装置であって、
    第1電源線と、
    第2電源線と、
    第2信号を出力する第1制御回路と、
    前記第2信号に応じて、前記第1電源線と前記第2電源線との接続・分離を選択するスイッチと、
    前記第1信号が前記試験状態を示すときに、前記第1電源線と前記第2電源線とを強制的に接続するように前記スイッチを制御する第2制御回路と、を有することを特徴とする半導体装置。
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