JP2009038411A - 基板位置決めシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体製造処理に用いられるウエハ等の基板に塵等が付着することを防止し、短時間で精度よく基板の向きを調整する基板位置決めシステムを提供すること。
【解決手段】基板処理システムAでは、複数のローラ220により、ウエハWの周縁を他方向から押圧することで、その中心位置合わせを行う。そして、当該ローラ220による中心位置合わせ状態を維持したまま、当接部材210の当接部211をウエハWの切り欠きWaに当接させ、当接部材210を弧状に移動することでウエハWを回転してその向きを調整する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体の製造工程で用いられるウエハに代表される円形基板の位置決め技術に関する。
半導体製造工程において、ウエハに代表される円形基板は、複数種類の各処理装置間で搬送され、順次処理される。各処理装置へ基板を搬入する際には、その都度基板の向きを一定の方向に調整することが必要となる。このため、基板にはその向きを示すオリエンテーションフラットと呼ばれる直線状の切り欠きや、ノッチと呼ばれるV字型又はU字型の切り欠きがその周縁に設けられている。そして、この切り欠きを基準として基板の向きが調整される。
基板の向きを調整する技術としては、従来から種々の方式のものが提案されている。例えば、真空吸着チャックで基板の裏面を吸着して保持し、基板を回転させる方式が提案されている。しかし、この方式では、基板の下面に真空吸着器が接触するため、基板の下面に塵等が付着して歩留まりの原因となる。
また、例えば、特開平12−133696号公報には、クランプにより基板を挟持して回転させる方式が提案されている。この方式では、基板に塵等が付着することを低減できるが、基板の切り欠きを検出するために基板を数回持ち直す必要があり、処理に時間がかかる。
また、特開2002−368065号公報には、ベルヌーイチャック方式により、非接触で基板を支持すると共に、基板の周縁の複数箇所に1つの駆動ローラと複数の従動ローラを当接し、駆動ローラを回転することで基板を回転させる方式が提案されている。しかし、この方式では、基板と駆動ローラとに滑りを生じたり、或いは、駆動ローラを停止しても、基板が惰性で回転する等、基板の回転量の制御が必ずしも容易ではなく、基板の向きの調整の精度が必ずしもよくない。
特開平12−133696号公報 特開2002−368065号公報
本発明は上記従来技術の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、基板に塵等が付着することを防止し、短時間で精度よく基板の向きを調整することにある。
上記目的を達成するため、本発明によれば、円形の基板であって、その周縁に当該基板の向きを示す切り欠きが設けられた基板の向きを調整する基板位置決めシステムであって、前記基板を、非接触で略水平に支持する支持装置と、前記支持装置により支持された前記基板の前記切り欠きの位置を検出するセンサと、前記支持装置により支持された前記基板を回転させ、当該基板の向きを調整する基板回転装置と、前記基板の中心と前記基板回転装置の回転中心とが一致するように、前記基板の周縁の位置を規定する規定手段と、を備え、前記支持装置は、固定系の支柱に支持される円形状の支持テーブルと、前記支持テーブルの上面に設けられ、エアーを噴出する複数のエアー噴出口と、を有し、前記基板回転装置は、前記支柱の軸心回りに回転自在に設けられる回転部と、前記回転部に、一方側の端部が連結されるアーム部と、前記アーム部の他方側の端部に取付けられ、前記切り欠きに挿抜自在に設けられる当接部材と、を有し、前記支持装置によりエアー浮遊される前記基板の切り欠き位置に前記当接部材が挿入され、前記規定手段にて前記基板の周縁がガイドされつつ、前記回転部および前記アーム部が回転されて前記基板の向きが調整されることを特徴とする基板位置決めシステムが提供される。
<システムの構成>
図1は本発明の一実施形態に係る基板位置決めシステムAの平面図、図2は基板位置決めシステムAの正面図、図3は基板位置決めシステムAの構造の概略説明図である。本実施形態の基板位置決めシステムAは、半導体製造工程に用いられることを想定しており、各半導体処理装置間で基板(ウエハW)が移送される際、その位置決めを行うシステムを想定している。基板位置決めシステムAは、例えば、各半導体処理装置のウエハ導入部分に設けられる。図14A及び14BはウエハWの例を示す図である。半導体製造工程に用いられるウエハは、一般に、円形の薄板状をなしており、その周縁の一部に、ウエハWの向きを示す切り欠きが設けられている。この切り欠きの種類は、図14Aに示すようにノッチと呼ばれるV字型又はU字型の切り欠きWaか、図14Bに示すようにオリエンテーションフラットと呼ばれる直線状の切り欠きWbに大別される。基板位置決めシステムAでは、これらの切り欠きのいずれの場合にも対応できるが、本実施形態では主として図14Aに示すノッチと呼ばれる切り欠きWaが設けられたウエハの位置決めを行う場合について説明する。
図1〜図3を参照して、まず、基板処理装置AにおけるウエハWの支持機構について説明する。基板処理装置AはウエハWと非接触でウエハWを支持する支持テーブル100を備える。支持テーブル100は全体的に円形状をなしており、ベースプレート10に固定された円柱状の支柱110の上端に固定して支持されている。支持テーブル100の上面には、クリーンエアーを噴出する複数の噴出口104が設けられたエアー噴出部101及び102と、ウエハWを支持テーブル100上へ移載する移載ロボットのアームが水平方向に進入する溝部103と、が形成されている。エアー噴出部101は支持テーブル100の中心部分において断面円形状に形成されている。また、エアー噴出部102は支持テーブル100の周縁側の一定の範囲に渡って、支持テーブル100の中心について対称に2箇所形成されている。エアー噴出部101と102とは、その上面の高さが略同じに設定されており、また、その上面は水平方向に平坦に設定されている。
噴出口104の径は、例えば、0.5mm〜1.0mm程度であり、図面上は実際よりも大きく描かれている。図3に示すように、支持テーブル100の内部には噴出口104から噴出されるクリーンエアーの流路105が形成されている。この流路105は、支柱110内部においてその軸線に沿って設けられた流路111と連通している。流路111は支柱110の下端部においてポンプ112(図2参照)と接続されており、ポンプ112から圧送されるクリーンエアーは、流路111及び105を通って噴出口104から噴出される。
次に、支持テーブル100によるウエハWの支持原理について説明する。本実施形態ではクリーンエアの噴出によりウエハWを浮遊させて支持する。
つまり、噴出口104からクリーンエアを噴出するとウエハWは上方へ押し上げられ、クリーンエアの圧力とウエハWの自重とがバランスし、ウエハWは支持テーブル100から一定の距離(0.2mm程度)だけ離れた浮遊状態で保持されることになる。この場合、クリーンエアの噴出方向と噴出量とを調整することで、ベルヌーイ方式によりウエハWを浮遊状態にて支持することもできる。つまり、支持テーブル100上にウエハWが存在する状態で、噴出口104からクリーンエアーを噴出すると、ウエハWは上方へ押し上げられるが、ウエハWと支持テーブル100の上面(エアー噴出部101及び102の上面)との間隔が一定以上に広がると、ウエハWと支持テーブル100の上面との間に負圧を生じて、ウエアWが支持テーブル100に引き付けられることになる。このため、ウエハWは支持テーブル100から一定の距離だけ離れた浮遊状態で保持されることになる。なお、ここではエア浮上及びベルヌーイ方式を例に挙げたが、ウエハWを非接触で支持できる方式であれば、他の方式を採用してもよいことはいうまでもない。
次に、基板処理装置Aにおける、ウエハWの回転機構について説明する。概説すると、本実施形態では、図14に示すウエハWの中心C1(切り欠きがないと仮定した場合の円の中心)と、図1及び図2に示す支柱110の軸線C2とを一致させることでウエハWのセンタリングを行うと共に、ウエハWを回転させ、その向きを調整する。まず、後述する当接部材を移動させる移動ユニットの構成について図2〜図4及び図6を参照して説明する。
移動ユニット200は、支柱110と同心で円筒状に形成され、軸線C2を回転中心として回転する回転部201と、回転部201に端部が連結され、回転部201の側方に水平に突出したアーム部202と、を備える。回転部201はその上下双方の端部において軸受け203を介して支柱110に回転自在に取付けられている。回転部201の下端部側にはプーリ204が固定されている。また、移動ユニット200は回転部201を回転駆動するためのモータ205を備える。モータ205は例えばステッピングモータであるが、回転量の制御が可能なものであれば他のものでもよい。モータ205の出力軸にはプーリ206が取付けられており、プーリ204とプーリ206との間には、無端のベルト207が張設され、ベルト伝動機構を構成している。従って、モータ205を回転駆動すると、このベルト伝動機構を介して回転部201が軸線C2回りに回転し、回転部201に連結されたアーム部202が回動することになる。なお、本実施形態では回転部201を回転駆動する機構としてベルト伝動機構を用いたが、歯車機構等、他の伝動機構を用いてもよい。
次にアーム部202の構成について説明する。アーム部202は、その一方の端部が回転部201に連結され、他方の端部には当接部材210が取付けられている。アーム部202は中空状に形成されており、当接部材210側の端部付近には当接部材210を上下方向(鉛直方向)に移動させる昇降機構が内蔵されている。図5Aは当接部材210及びその昇降機構の構成図である。当接部材210は、その上端部側においてピン状に形成された当接部211と、その下端部側の側面に形成されたラック部212と、を備える。当接部211は、ウエハWを回転させる際に、その側面がウエハWの切り欠きWaの縁に当接することになる部分である。当接部211の先端は上方に向かって縮径するテーパ状に形成されている。そして、当接部211の上端にはセンサ213が取付けられている。センサ213は、ウエハWの切り欠きWaの位置を検出するセンサであって、例えば、反射型の光センサであるが、切り欠きWaを検出できるセンサであれば他のセンサでもよい。
このような構成からなる当接部材210はアーム部202の上板に設けられた穴202a(図3参照)と、アーム部202の内部に取付けられ、当接部材210が挿通する溝214aが設けられたガイド部材214と、に支持されて上下方向にのみ移動可能に取付けられている。次に、アーム部202の内部には、モータ215とモータ215の出力軸に取付けられたピニオン216とが内蔵されている。モータ215は例えばステッピングモータであるが回転量を制御できるものであれば他のものでもよい。ピニオン216は当接部材210のラック部212と噛み合うように配設されている。従って、モータ215を回転すると、その回転方向に応じて当接部材210が昇降することになる。なお、本実施形態では当接部材210の昇降機構にラック−ピニオン機構を採用しているが、例えば、カム機構等のような他の昇降機構を採用してもよく、更に、動力源としてモータ以外にも電磁ソレノイド等の他の動力源を採用してもよい。
次に、当接部材210の昇降時の態様について説明する。まず、通常時には図2に示すように当接部材210の上端がウエハWの下に位置し、当接部211が切り欠きWaの縁に当接しない非当接位置にある。一方、ウエハWを回転させる際にはモータ215を回転させて当接部材210を上昇させ、図5Bに示すように当接部211が切り欠きWaの縁に当接する当接位置へ移動する。このとき、図5Cに示すように当接部211は切り欠きWaの周方向両側の各縁E1、E2との間に挟まれるような状態にある。この状態でアーム部202を回動し、当接部材210を移動させると、その移動方向に応じて当接部211が、縁E1又はE2のいずれかと当接してこれを押圧し、当接部211の回動によりウエハWに回転力を与えることになる。このような作用を得るべく、当接部211は、軸線C2からウエハWの半径分の距離内に配置され、かつ、ちょうど切り欠きWaに進入できるような位置に配置される。
ここで、当接部211の大きさ(径)はウエハWの自由回転を規制する程度の大きさに設定されることが望ましい。つまり、当接部材210が移動して停止した際にウエハWが回転しないように、当接部211がこれを規制するようにすることが望ましい。例えば、図5Cの例で、当接部211が縁E1側へ移動し停止した場合、当接部211の径が小さいと、当接部211と縁E2との間の隙間分だけウエハWが回転してしまうおそれがある。このため、当接部211の径は、当接部211が切り欠きWaに進入したときに、縁E1及びE2の双方に略当接するように、最大限大きく設定することが好ましい。こうすることで、ウエハWが回転することが防止され、ウエハWをより高速で回転し、停止することが可能となり、処理の短時間化を図ることができる。
なお、当接部211の径は縁E1及びE2の双方にピッタリ当接するように設定されることが理想的であるが、当接部211の径を大きくすると、当接部211を切り欠きWaに進入させる際に、当接部材210の上端がウエハWaと干渉するおそれがある。その対策として本実施形態のように当接部211の上端をテーパ状にすることで当該干渉を低減するようにすることが挙げられる。また、その対策として当接部211を昇降するのみならずウエハWの半径方向に水平移動させる機構を追加することも挙げられる。この機構を追加した場合、当接部211を切り欠きWaに進入させる際には、ウエハWの半径方向外側の縁E1とE2との幅がより広い位置で当接部211を上昇させる。その後、当接部211を半径方向内側へ移動させ、縁E1とE2との幅がより狭い位置へ移動させれば、当接部211を縁E1及びE2の双方にピッタリ当接させることができ、しかも、当接部211をより小さくできるので、上述した干渉を回避することができる。
また、本実施形態では当接部211をピン状に形成しているが、その形状はこれに限られず、ウエハWの自由回転を規制する種々の形状を採用することができ、例えば、切り欠きWaの形状に合わせて断面3角形状とすることができる。また、本実施形態では当接部材210を昇降するようにしているが、例えば、当接部材210は固定として支持テーブル100を昇降してウエハW側を昇降するように構成してもよいし、或いは、当接部材210をアーム部202に固定し、アーム部202、又は、アーム部202及び回転部201、を昇降するように構成してもよい。
次に、当接部材210の移動によるウエハWの回転の際、ウエハWの水平方向への平行移動を規制し、ウエハWがほとんど偏心することなく、その中心C1を軸線C2と一致させた状態で回るようにする構成について説明する。
図1〜図3を参照して、本実施形態の基板位置決めシステムAでは、ウエハWの中心C1と軸線C2とが一致するように、ウエハWの周縁の位置を規定する規定手段として、4つのローラ220が設けられている。各ローラ220は、4つの支柱221の上端に設けられた各軸222に回転自在に支持されており、ウエハWが支持ステージ100により支持された際、その側方に位置する部位に配設されている。
4つの支柱221は、それぞれ2本づつ、2つの移動プレート223に立設されている。各移動プレート223は、それぞれベースプレート10上に固定された支持台224上で移動可能に支持されている。図7A及び図7Bを参照して、支持台224上には、直線状の案内レール224aが2本設けられており、移動プレート223の下面には、案内レール224aに案内される直線状の溝223aが2列設けられている。移動プレート223は、案内レール224aに案内されて支柱110に近接又は離隔する方向に移動する。移動プレート223の移動に従って、ローラ220は支持プレート100上に支持されたウエハWに近接又は離隔する方向に移動することになる。
次に、移動プレート223を移動させる駆動機構について説明する。図7A及び図3を参照して、回転部201の下端部側には歯車225が取付けられている。歯車225は軸受け226を介して回転部201に取付けられており、回転部201とは独立して回転可能に構成されている。歯車225には、モータ227の出力軸に取付けられた歯車228が噛み合っており、モータ227の回転に従って回転することになる。モータ227は例えばステッピングモータであるが、回転量を制御できるものであれば他のものでもよい。なお、本実施形態では歯車機構を採用しているが、例えば、ベルト伝動機構等、他の伝動機構を採用してもよい。
次に、歯車225と、各移動プレート223とは、それぞれリンク229により連結されている。歯車225の上面には軸線C2について対称に2つのピン225aが立設されており、各リンク229の一方の端部がこのピン225aに回動自在に軸支されている。各リンク229の他方の端部は各移動プレート223上にそれぞれ立設されたピン223bに回動自在に軸支されている。2つのリンク229は同じ長さに設定されており、歯車225が回転すると、その回転量に応じて各移動プレート223は相互に相反する方向に同じ距離だけ移動することになる。
次に、図8A及び図8Bを参照して、ローラ220によるウエハWの周縁の位置を規定動作について説明する。図8Aは、4つのローラ220が支持プレート100上に支持されたウエハWから後退し、ウエハWの周縁から離隔した待機位置にある場合を示している。この状態からモータ227を所定の方向に一定量回転すると、歯車228を介して歯車225が反時計回りに回転する。歯車225が反時計回りに回転すると、その回転に伴ってリンク229を介して各移動プレート223が支柱110方向に所定量移動する。その結果、各ローラ220がウエハWへ近接する方向に所定量移動し、図8Bに示す位置で停止する。図8Bは、4つのローラ220が支持プレート100上に支持されたウエハWの周縁に当接する位置決め位置にある場合を示している。
図8Aの位置から図8Bの位置へ各ローラ220が移動する際、支持プレート100上に支持されたウエハWはその周縁が各ローラ220により他点・他方向から軸線C2へ向けて押圧されることになり、ウエハWの中心C1と軸線C2とが一致する位置に位置決めされることになる。この位置決めされた状態で上述した当接部材210の当接部211を切り欠きWaに進入させ、当接部材210を移動させると、ウエハWの周縁の位置が各ローラ220に規定され、ウエハWの水平方向への平行移動が規制されるので、ウエハWの中心C1と軸線C2とが一致した状態で、回転することになる。
ここで、円の中心はその外周上の3点が定まれば決定される。従って、ローラ220は少なくとも3つ設けられれば、軸線C2に対するウエハWの中心位置合わせが可能となる。しかし、ウエハWには切り欠きWaが存在するため、たまたまこの切り欠きWaにローラ220が当接した場合、正確な位置決めができない場合がある。このため、本実施形態ではローラ220を4つ設けることで、たまたまいずれか1つのローラ220が切り欠きWaに当接する状態となったとしても、残りの3つのローラ220でウエハWの中心位置合わせができるようにしている。
なお、各ローラ220は、図8Bの態様の際、ウエハWの周縁に完全に当接するよりも、一部のローラ220とウエハWの周縁との間に極めて微量な分だけ隙間ができる程度の余裕をもった位置へ配設されることが望ましい。また、本実施形態では、回転自在なローラ220を規定手段として採用したが、例えば、側周面が平滑されたピン等、他の種類の部材を用いることもできる。また、本実施形態では4つのローラ220が全て移動するように構成しているが、その一部を固定して、残りを移動するように構成してもよい。また、本実施形態では歯車機構とリンク機構を用いて移動プレート223を移動させ、ローラ220を移動させたが、ローラ220を移動させる機構はこれに限られず、種々の機構を採用することができる。
<システムの動作>
次に、係る構成からなる基板位置決めシステムAの動作について図9〜図11を参照して説明する。基板位置決めシステムAは、ウエハWが移載されてくると、図示しないコントローラに制御されて以下の通り稼働する。
図9A及び9BはウエハWを基板位置決めシステムAに移載する際の態様を示した図である。図9Aに示すように、ある処理装置での処理が終了したウエハWは、移載装置のアーム300のハンド部301上に保持されて、基板位置決めシステムAへ搬送される。ハンド部301は例えばその上面にエアを吸入する吸入口が設けられ、ウエハWはハンド部301の上面に吸着されて保持される。
ウエハWが搬送される際、ローラ220は待機位置に、当接部材210は非当接位置に、それぞれセットされている。アーム300は、図9Aに示すように、基板位置決めシステムAの側方から、そのハンド部301が支持テーブル100の溝部103に進入するようにしてウエハWを支持テーブル100上に移載する。移載の際は、通常、ウエハWの中心C2はは基板位置決めシステムAの軸線C2と一致しておらず、また、切り欠きWaの位置も様々である。なお、本実施形態では、アーム300としてハンド部301上にウエハWを保持するものを例示したが、ウエハWを搬送する移載装置はこれに限られず、例えば、ウエハWの上方からその周縁を挟持するクランプ式のもの等、他の形式の移載装置も適用可能である。また、クランプ式のもののように、ウエハWの移載時に移載装置の一部が支持テーブル100と干渉しない場合は、溝部103は必ずしも必要ではない。
図9B及び図10Aはアーム300のハンド部301が支持テーブル100の溝部103に進入し、ウエハWが支持テーブル100の上方に位置している態様を示す図である。この状態で、まず、ポンプ112を稼働し、エアー噴出部101及び102の噴出口104からのクリーンエアの噴出が開始される。クリーンエアの噴出は以下に述べる各動作が終了するまで継続される。次に、図10Bに示すようにアーム300のハンド部301が降下し、ハンド部301に代わって支持テーブル100がウエハWを浮遊させた状態でこれを支持する。ウエハWの移載が終了したアーム300は、この後、基板位置決めシステムAから一旦後退する。
次に、基板位置決めシステムAでは、モータ227を駆動し、図11Aに示すように各ローラ220を待機位置から位置決め位置へ移動させ、ウエハWの中心位置合わせが行われる。この結果、ウエハWの中心C1が基板位置決めシステムAの軸線C2に一致することになる。
ウエハWの中心位置合わせが終了すると、ウエハWの切り欠きWaの位置を検出する工程を実行する。ここでは、図11Bに示すように当接部材210を非当接位置に位置させた状態でモータ205を駆動し、回転部201を回転させ、アーム部202を軸線C2回りに回動させる。すると、当接部材210の上端に設けられたセンサ213がウエハWの周縁に沿って移動し、当該周縁を走査する。なお、アーム部202の全長は位置決め位置にある各ローラ220と干渉しないように設定されている。
しかして、センサ213によりウエハWの切り欠きWaが検出されると、モータ205の駆動を停止してアーム部202の回動を停止し、図11Cに示すように、当接部材210の当接部211が切り欠きWaの真下に位置するようにする。ここで、センサ213が切り欠きWaを通り過ぎてしまった場合はモータ205を逆転させてアーム部202を逆方向に回動し、当接部材210の当接部211が切り欠きWaの真下に位置するように調整される。本実施形態では、切り欠きWaの位置を検出するセンサ213を当接部材210に設けることで、当接部211と切り欠きWaとの位置合わせと、切り欠きWaの位置の検出と、を実質的に同時に行うことができ、処理時間を短縮できるとともに、共通の駆動機構で両者を移動させることができるので、システムをより簡略化することができる。
次に、モータ215を駆動し、当接部材210を上昇させ、非当接位置から当接位置へ移動させる。すると、当接部材210の当接部211が切り欠きWaに進入し、その縁に当接可能な状態となる。続いてモータ205を駆動し、図11Dに示すようにアーム部202を回動する。この結果、当接部211が弧状に移動し、切り欠きWaの縁を押圧するようにして回動し、ウエハWを回転させる。この際、各ローラ220が位置決め位置にあるので、ウエハWは中心位置合わせが維持された状態で回転することになる。アーム部202はウエハWの切り欠きWaが、予め定めた目標方向に向くまで回動する。やがて、図11Eに示すようにウエハWの切り欠きWaが、予め定めた目標方向に向くとモータ205を停止し、アーム部202の回動を停止する。
これにより、ウエハWの中心位置合わせ及び向きの調整が終了する。
この後、アーム300のハンド部301は、再び支持テーブル100の溝部103に進入してウエハWを保持する。続いて、モータ215を駆動して当接部材210を降下させ、当接位置から非当接位置へ移動すると共に、モータ227を駆動して各ローラ220を位置決め位置から待機位置へ移動させる。そして、アーム300のハンド部301がウエハWを持ち上げることで、基板位置決めシステムAからウエハWを受け取り、次の工程へこれを搬送することになる。ウエハWが搬送されるとポンプ112の稼働が停止され、噴出口104からのクリーンエアーの噴出も停止する。
このように、本実施形態の基板位置決めシステムAでは、まず、支持テーブル100により非接触でウエハWを支持することで、ウエハWに塵等が付着することを防止することができる。また、当接部材210の当接部211をウエハWの切り欠きWaの縁に当接させ、押圧するようにして回動させることでウエハWを回転させるのでウエハWを確実に回転でき、回転量の精度が向上する。当接部材210及び各ローラ220はウエハWに当接するが、いずれもウエハWの端縁であり、その上面や下面を傷つけることもない。更に、ウエハWの切り欠きWaの位置の検出と、ウエハWの回転とにあたり、ウエハWの持ち直し等を必要としないから、短時間で短時間で精度よくウエハの向きを調整することができる。
<他の実施形態>
上記実施形態では、当接部材210にセンサ213を設けたが、両者を分離して配置することもできる。図12Aはその一例を示す図であり、アーム部202に代わるアーム部202'を示した図である。アーム部202'は、その先端が二股に分かれ、それぞれセンサ213と当接部材210とが配設されている。このアーム部202'を採用した場合、センサ213で切り欠きWaを検出した後、アーム部202'の回動により当接部材210の当接部211と切り欠きWaとの位置合わせを行うことになる。なお、センサ213と当接部材210との間隔(ウエハWの周方向の間隔)を、センサ213が切り欠きWaを検出した位置からオーバーランして停止する距離に合わせて設定しておくことにより、より一層の効率化を図れることはいうまでもない。
また、図12Bはアーム部202の更に他の例を示しており、それぞれ独立して回動されるアーム部202A及び202Bを設け、アーム部202Aにセンサ203を設けて、アーム部202Bに当接部材210を設けている。この構成例の場合、アーム部202Aを回動してセンサ203により切り欠きWaを検出した後、アーム部202Bを回動して当接部材210の当接部211と切り欠きWaとの位置合わせを行うことになる。また、各アーム部202A及び202Bについて、それぞれ駆動機構が独立して必要となる。
次に、上述した基板位置決めシステムAは、ノッチ形の切り欠きWaを有するウエハWの他に、図14Bに示したオリエンテーションフラット形の切り欠きWbを有するウエハWにも適用可能である。但し、オリエンテーションフラット形の切り欠きWbの場合、その縁が直線状であるため、当接部材210の当接部211が一箇所で、かつ、点で当該縁に当接するのみでは、当接部211が移動を停止した際にウエハWが惰性で若干自由回転しまう場合がある。
そこで、例えば、当接部211の断面形状を、上記実施形態のように円形ではなく角形にする等、直線状の縁に沿うように面状の当接面を形成し、線(又は面)で当接するようにすることで、ウエハWの惰性による自由回転を規制することができる。
また、当接部211の断面形状が円形であって点で切り欠きWbの縁に接触する場合であっても、当接部211を相互に離隔させて複数設け、複数箇所で切り欠きWbの縁に当接するように構成することでウエハWの惰性による自由回転を規制することができる。図13Aはそのような構成例を示す図である。同図の例では、アーム部202に代えて、先端が2股に分かれたアーム部202Xを採用しており、各先端にそれぞれ当接部材210A及び210Bが設けられている。各当接部材210A及び210Bにはそれぞれその昇降機構が設けられるが、センサ213はいずれか一方で足り、同図の例では当接部材210Aに設けている。もちろん、当接部材210A及び210B以外の部位にセンサ203を配設してもよい。同図の構成の場合、図13Bに示すように、その当接部211A及び211Bと、切り欠きWbの縁とは、相互に離隔した2箇所P1及びP2で当接することになる。そして、当接部211AはウエハWの反時計回りの回転を規制し、当接部211Bは時計回りの回転を規制するので、ウエハWの自由回転を規制することができる。
次に、上記実施形態では、ローラ220によりウエハWの周縁の位置を規定した状態でウエハWを回転させる際、ローラ220とウエハWの周縁との接触により、塵等が飛散する場合があり得る。そこで、各ローラ220を個別に囲包する囲包体を設け、塵等の飛散を防止することもできる。図15はローラに囲包体400を設けた例を示す構成断面図である。同図の例では、ローラ220に代えて、これと若干形状が異なるローラ220’が採用されている。ローラ220’は支柱221の上端部に嵌合したボールベアリング402を介して支柱221に回転自在に取り付けられている。ストッパ401はボルトにより支柱221の上端面に固定され、ローラ220’の上方への移動を規制する。
囲包体400は、ローラ220’の周囲を囲包する中空体であり、支柱221の上端部に固定されている。囲包体400は、ウエハWの周縁が通過するスリット400aと、囲包体400内のエアーを外部に排出するための排出口400bと、支柱221が貫通する穴400cと、を有し、穴400cの部分で支柱221に固定されている。囲包体400は支柱221に固定されているため、移動ユニット200によりローラ220’と共に移動することになる。
スリット400aは、ウエハWの周縁部分が通過可能な大きさに設定され、ウエハWはこのスリット400aを通過してローラ220’の周面に当接し、位置が規定されることになる。排出口400bには管403の一方の端部が接続されており、管403の他方の端部にはポンプ等の不図示の吸引装置が接続されている。この吸引装置により囲包体400内のエアーが吸引されることになる。
しかして、ローラ220’によりウエハWの周縁の位置を規定した状態でウエハWを回転させた際、ローラ220’とウエハWの周縁との接触により塵等が飛散しても、囲包体400によって外部に飛散することはない。また、上述した吸引装置(不図示)により囲包体400内のエアーを吸引することにより、囲包体400内の塵等は排出口400bから排出されることになる。吸引装置による吸引により、囲包体400内には負圧が発生するので、塵等がスリット400aを通って囲包体400外へ飛散することもない。
<基板の位置決めの他の実施形態>
上記実施形態では、ローラ220によりウエハWを位置決めした状態でウエハWを回転させたが、以下に述べるガイド部材を設けることで、ウエハWの回転時にはローラ220により位置決めせず、ローラ220を待機位置へ位置させておくこともできる。図16はガイド部材を設けた基板位置決めシステムBの概略平面図、図17は基板位置決めシステムBの概略正面図である。同図において基板位置決めシステムAと同じ構成については同じ符号を付しており、以下、基板位置決めシステムAと異なる構成についてのみ説明する。
基板位置決めシステムAでは、回転部201の一方の側方にアーム部202が延びる構成であったが、基板位置決めシステムBでは回転部201の両側方に延びるアーム部202’が設けられている。アーム部202’はその中央部分で回転部201に連結されている。アーム部202’の一方の端部には上述した当接部材210が設けられており、他方の端部にはガイド部材500が設けられている。当接部材210とガイド部材500とは、回転部201の回転中心(上記の軸線C2)に対して略対称となる位置に配設されている。ガイド部材500は図5Aを参照して説明した当接部材210の昇降機構と同様の構成により昇降され、ウエハWの周縁形状に即して円弧状に形成されたガイド部500aを有する。なお、当接部材210及びガイド部材500の昇降はアーム部202’全体を昇降することによっても可能である。
次に、当設部材210とガイド部材500の昇降時の態様について説明する。図18は当設部材210とガイド部材500との上昇時の説明図である。なお、図17は当設部材210とガイド部材500との降下時を示している。本実施形態の場合、各ローラ220が待機位置にある時は、当設部材210とガイド部材500とが上昇可能となり、各ローラ220が位置決め位置にある時は、当設部材210とガイド部材500とが降下する。
まず、降下時には図17に示すように当接部材210の上端がウエハWの下に位置し、当接部211が切り欠きWaの縁に当接しない非当接位置にあり、ガイド部材500もウエハWの下側の退避位置にある。ガイド部材500は、この退避位置にある場合はローラ220と干渉しない。一方、上昇時には図18に示すように、当接部材210は当接部211が切り欠きWaの縁に当接する当接位置にある。また、ガイド部材500はガイド部500aの内側側面がウエハWの周縁に当接可能な規定位置に位置ある。図18中に示す拡大図に示すように、ガイド部500aの内側側面ははウエハWの周縁形状に即して円弧状に形成されており、ウエハWの周縁位置を規定するようになっている。ウエハWがその回転中に位置ずれを起こそうとすると、このガイド部500aの内側側面に当接し、位置ずれが防止される。また、このガイド部500aは下方からの支持に代え、基板外縁部をバキュ-ムにより固定する方法でも同様の機能を実現することが可能である。
<システムの動作>
次に、係る構成からなる基板位置決めシステムBの動作について図19A〜図19Bを参照して説明する。ここでは、主に基板位置決めシステムAと異なる動作について説明する。図19Aに示すように、ある処理装置での処理が終了したウエハWは、移載装置のアーム300のハンド部301上に保持されて、基板位置決めシステムBへ搬送される。ウエハWが搬送される際、ローラ220は待機位置に、当接部材210とガイド部材500とは降下した位置に、それぞれセットされている。ウエハWの搬送後、各ローラ220を待機位置から位置決め位置へ移動させ、ウエハWの中心位置合わせが行われる。この結果、ウエハWの中心C1が回転中心(軸線C2)に一致することになる。この時、当接部材210とガイド部材500とは降下した位置のままである。
ウエハWの中心位置合わせが終了すると、ウエハWの切り欠きWaの位置を検出する工程を実行する。ここでは、図19Bに示すように回転部201を回転させ、アーム部202’を軸線C2回りに回動させる。当接部材210の上端に設けられたセンサ213がウエハWの周縁に沿って移動し、当該周縁を走査する。
しかして、センサ213によりウエハWの切り欠きWaが検出されると、モータ205の駆動を停止してアーム部202’の回動を停止し、図19Cに示すように、当接部材210の当接部211が切り欠きWaの真下に位置するようにする。次に、各ローラ220を待機位置へ移動する。本実施形態の場合、基板位置決めシステムAと異なり、ウエハWを回転させる際には各ローラ220によるウエハWの周縁位置の規定は行わず、その代わりにガイド部材500により位置ずれを防止する。
次に、当接部材210とガイド部材500とを上昇させる。当接部材210の当接部211が切り欠きWaに進入し、その縁に当接可能な状態となる。また、ガイド部材500のガイド部500aの内側側面がウエハWの周縁に当接可能な状態となる。続いてモータ205を駆動し、図19Dに示すようにアーム部202’を回動する。この結果、当接部211が弧状に移動し、切り欠きWaの縁を押圧するようにして回動し、ウエハWを回転させる。この際、ガイド部材500のガイド部500aがウエハWの移動を規制するので、ウエハWは中心位置合わせが維持された状態で回転することになる。
アーム部202’はウエハWの切り欠きWaが、予め定めた目標方向に向くまで回動する。やがて、図19Eに示すようにウエハWの切り欠きWaが、予め定めた目標方向に向くとモータ205を停止し、アーム部202’の回動を停止する。これにより、ウエハWの中心位置合わせ及び向きの調整が終了する。
本実施形態の基板位置決めシステムBでは、ウエハWの回転の際、ガイド部材500がウエハWと共に回動する。上述した基板位置決めシステムAでは、各ローラ220の位置は変わらないので、ウエハWとローラ220とが擦れて塵等を発生させる畏れがあるが、基板位置決めシステムBではウエハWとガイド部500aとの間では擦れが生じず、塵等の発生を効果的に防止できる。

<基板の位置決めの更に他の実施形態>
基板位置決めシステムAでは、ローラ220によりウエハWを位置決めしたが、エアーにより非接触でウエハWの位置決めを行うこともできる。図20はエアーによる位置決めを行う基板位置決めシステムCの概略平面図、図21は基板位置決めシステムCの概略正面図である。同図において基板位置決めシステムAと同じ構成については同じ符号を付しており、以下、基板位置決めシステムAと異なる構成についてのみ説明する。
基板位置決めシステムCでは、ウエハWの中心と回転中心(軸線C2)とが一致するように、ウエハWの周縁の位置を規定する規定手段として、ローラ220に代えてエアー噴出装置600が設けられている。このエアー噴出装置600は、ウエハWの周囲に複数配設され(本例では4つ)、各々の支柱221上に固定されている。エアー噴出装置60を支柱221に固定することで、ローラ220の場合と同様に、移動ユニット200によって移動することができる。
図22Aはエアー噴出装置600の外観斜視図、図22Bは図22Aの線LLに沿う断面図である。エアー噴出装置600は、ウエハW側の側部がウエハWの周縁形状に沿って円弧状に形成されていると共に、ウエハW側に開口したスリットを有しており、その奥にエアーの噴出口600aが設けられている。このスリットは、ウエハWが進入可能な幅(ウエハWの厚み方向の幅)を有している。図22A及び22Bに示すように、噴出口600aの奥側端部には、管の一方の端部が接続されており、この管の他方の端部にはポンプ等の不図示のエアー供給装置が接続されている。このエアー供給装置から圧送されるエアーは、上記の管を通って噴出口600aから噴出され、ウエハWの周縁にエアーを噴出する。
次に、係る構成からなる基板位置決めシステムCの動作について説明する。ここでは、主に基板位置決めシステムAと異なる動作(ウエハWの位置決め動作)について説明する。ある処理装置での処理が終了して基板位置決めシステムCへウエハCが搬送される際、ローラ220の場合と同様に各エアー噴出装置600はウエハWの周縁から離間した待機位置に位置している。ウエハWが搬送されると、基板位置決めシステムCでは、モータ227を駆動し、各エアー噴出装置600を待機位置から位置決め位置へ移動させ、ウエハWの中心位置合わせが行われる。各エアー噴出装置600はエアー噴出しながら待機位置から位置決め位置へ移動する。図23は各エアー噴出装置600が待機位置から位置決め位置へ移動する際の態様を示す説明図である。
本実施形態の場合、4つのエアー噴出装置600のうち、右上と左下のエアー噴出装置600と、右下と左上のエアー噴出装置600と、が、それぞれ回転中心(上記の軸線C2)について対称に配置されており、かつ、各エアー噴出装置600から噴出されるエアーが、それぞれ回転中心(上記の軸線C2)へ向けて略同じ圧力で噴出されるように設定されている。このため、ウエハWの中心(C1)が支持テーブル100上で回転中心(上記の軸線C2)からずれていた場合、各エアー噴出装置600から噴出されるエアーにより付勢されてウエハWが移動し、各エアー噴出装置600から噴出されるエアーから受ける押圧力がバランスするところで停止する。この結果、ウエハWの中心C1が回転中心(軸線C2)に一致することになる。その後、基板位置決め装置Aの場合と同様にウエハWを回転させて、その向きを調整することになる。
本実施形態の場合、ウエハWに非接触で、その中心位置合わせを行うことができるので、ローラ220を用いた場合のようにウエハWと接触する場合と比較して塵等の発生を効果的に防止できる。なお、本実施形態ではエアー噴出装置600を4つ設けたが、最低3つあればウエハWの中心位置合わせを行うことができる。また、エアー噴出装置を5つ以上設けてもよいことはいうまでもない。
<その他>
以上、本発明の様々な実施形態について説明したが、本発明はこれに限られるものではない。また、上記の各実施形態は適宜組み合わせて本発明とすることができることはいうまでもない。
本発明の一実施形態に係る基板位置決めシステムAの平面図である。 基板位置決めシステムAの正面図である。 基板位置決めシステムAの構造の概略説明図である。 図2の線X−Xに沿う断面図(一部省略)である。 当接部材210及びその昇降機構の説明図である。 当接部材210が当接位置にある場合の説明図である。 当接部211と切り欠きWaとの当接時の態様を示す図である。 図2の線Y−Yに沿う断面図(一部省略)である。 図2の線Z−Zに沿う断面図(一部省略)である。 図7Aの線B−Bに沿う断面図(一部省略)である。 ローラ220がウエハWから後退している態様を示す図である。 ローラ220がウエハWに当接する位置にある場合の態様を示す図である。 基板位置決めシステムAの動作説明図である。 基板位置決めシステムAの動作説明図である。 基板位置決めシステムAの動作説明図である。 基板位置決めシステムAの動作説明図である。 基板位置決めシステムAの動作説明図である。 基板位置決めシステムAの動作説明図である。 基板位置決めシステムAの動作説明図である。 基板位置決めシステムAの動作説明図である。 基板位置決めシステムAの動作説明図である。 基板位置決めシステムAの変形例の説明図である。 基板位置決めシステムAの変形例の説明図である。 基板位置決めシステムAの変形例の説明図である。 基板位置決めシステムAの変形例の説明図である。 ウエハWの例を示す図である。 ウエハWの例を示す図である。 ローラに囲包体400を設けた例を示す構成断面図である。 本発明の他の実施形態に係る基板位置決めシステムBの概略平面図である。 基板位置決めシステムBの概略正面図である。 基板位置決めシステムBにおいて、当設部材210とガイド部材500との上昇時の説明図である。 基板位置決めシステムBの動作説明図である。 基板位置決めシステムBの動作説明図である。 基板位置決めシステムBの動作説明図である。 基板位置決めシステムBの動作説明図である。 基板位置決めシステムBの動作説明図である。 エアーによる位置決めを行う基板位置決めシステムCの概略平面図である。 基板位置決めシステムCの概略正面図である。 エアー噴出装置600の外観斜視図である。 図22Aの線LLに沿う断面図である。 各エアー噴出装置600が待機位置から位置決め位置へ移動する際の態様を示す説明図である。

Claims (5)

  1. 円形の基板であって、その周縁に当該基板の向きを示す切り欠きが設けられた基板の向きを調整する基板位置決めシステムであって、
    前記基板を、非接触で略水平に支持する支持装置と、
    前記支持装置により支持された前記基板の前記切り欠きの位置を検出するセンサと、
    前記支持装置により支持された前記基板を回転させ、当該基板の向きを調整する基板回転装置と、
    前記基板の中心と前記基板回転装置の回転中心とが一致するように、前記基板の周縁の位置を規定する規定手段と、
    を備え、
    前記支持装置は、
    固定系の支柱に支持される円形状の支持テーブルと、
    前記支持テーブルの上面に設けられ、エアーを噴出する複数のエアー噴出口と、を有し、
    前記基板回転装置は、
    前記支柱の軸心回りに回転自在に設けられる回転部と、
    前記回転部に、一方側の端部が連結されるアーム部と、
    前記アーム部の他方側の端部に取付けられ、前記切り欠きに挿抜自在に設けられる当接部材と、を有し、
    前記支持装置によりエアー浮遊される前記基板の切り欠き位置に前記当接部材が挿入され、前記規定手段にて前記基板の周縁がガイドされつつ、前記回転部および前記アーム部が回転されて前記基板の向きが調整されることを特徴とする基板位置決めシステム。
  2. 記アーム部に、前記当接部材を、前記切り欠きの縁に当接する当接位置と、非当接位置と、の間で移動させる移動機構を設けたことを特徴とする請求項1に記載の基板位置決めシステム。
  3. 前記規定手段が、
    回転自由な複数のローラからなり、
    更に、
    複数の前記ローラを、前記基板の周縁に当接する第1の位置と、前記基板の周縁から離隔した第2の位置と、の間で移動させるローラ移動装置を備えたことを特徴とする請求項1に記載の基板位置決めシステム。
  4. 支持テーブルには、前記基板を移載する移載装置のハンド部の進入を許容する溝が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の基板位置決めシステム。
  5. 各々の前記ローラを個別に囲包する囲包体を設け、
    前記囲包体は、前記基板の周縁が通過するスリットと、該囲包体内のエアーを外部に排出するための排出口と、を有し、
    前記ローラ移動装置は、前記ローラと共に前記囲包体を移動することを特徴とする請求項に記載の基板位置決めシステム。
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