JP3072484B2 - ウエハ位置決め装置 - Google Patents

ウエハ位置決め装置

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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウエハ等の円形基
板についてそのセンタ合せとこのセンタ回りの角度決め
を行うことのできるウエハ位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体のICチップはウエハ表面に対し
てある種の膜を形成しながら露光装置によりパターンが
形成される。露光に使用されるアライナや、製造過程で
の検査を行う装置に於いては、先ずウエハを位置決めし
た後、露光や検査がなされる。
【0003】図3はウエハの平面図であるが、同図
(a)(b)に示すように、ウエハUには、結晶方向に
対し一定の角度をもって加工されるオリフラ或いはVノ
ッチからなる切欠きが設けられており、上記露光や検査
では、この切欠きを位置合せ基準としてウエハの位置決
めが行われている。
【0004】ウエハ面内での位置を特定するための座標
は、このように位置決めされたものについて設定される
のであり、この座標に基づいて、ウエハ面内の特定個所
についての膜の状態の検査の再現性を確保したり或い
は、ウエハ面内の特定個所についての様々な評価行程間
の結果を合せてそれらの関連性を検討するようにしてい
る。
【0005】ところで従来のウエハ位置決め装置は、ウ
エハを回転ステージ上面に真空吸着させることにより、
或いは水平な回転ステージ上面に被着された高摩擦材料
とこれの上面に載置されたウエハとの摩擦力を介してウ
エハと回転ステージを結合させることにより、回転ステ
ージの回転をウエハに伝達するようになされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のウエハ
位置決め装置に於いてウエハを回転ステージに真空吸着
させることは、ウエハの回転を速く確実に行う上で有益
であるが、ウエハの裏面が回転ステージに強く押し付け
られるため、回転ステージの微粒子が多量にウエハの裏
面に付着することは避けられない。この状態のウエハを
図4に示すようにカセットaに収納すると、ウエハUに
付着した微粒子が下の段のウエハUの上面に落ちてしま
い、このことがICチップの不良の原因となっている。
【0007】一方、回転ステージに被着された高摩擦材
料とウエハとを摩擦力により結合してウエハを回転させ
るものでは、ウエハと回転ステージの結合が十分でない
ため回転ステージをゆっくり回転させる必要があって、
その回転にかなりの時間を要するものとなり、またウエ
ハが回転ステージ上で予定しないズレを生じてその位置
決めが不正確となることがあるほか、高摩擦材料の微粒
子がウエハの裏面に付着し、このことが先のものと同様
にICチップの不良の原因となるのである。本発明は斯
かる問題点を解消し得るものとしたウエハ位置決め装置
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明では、ウエハを仮置きするための仮置きステージ
と、ウエハの外周縁の複数個所を押してウエハセンタを
特定縦軸に合致させるための規制部及び、ウエハの外周
縁を支持して水平状に保持するための支持部を具備して
なるクランプ機構部と、仮置きステージをクランプ機構
部に対し前記縦軸上で相対変位させるための第一駆動機
構部と、クランプ機構部を仮置きステージに対し前記縦
軸回りへ相対回転させるための第二駆動機構部と、前記
縦軸回りへ回転変位されるセンサにより仮置ステージに
載置されたウエハの位置合せ基準をウエハと接触するこ
となく検出するものとした基準検出部とを備えた構成と
なす。
【0009】上記クランプ機構部はウエハの外周縁を支
持部と規制部でクランプしてウエハのセンタ合せを行
い、第二駆動機構部の作動によりウエハを回転させて角
度決めするのであり、この処理中に於いて、ウエハの表
裏面に強く接するものは何も存在しない。また仮置きス
テージはウエハを載置されるに過ぎず、両者は強力に当
接するものとならない。従って、ウエハは位置決め処理
中、他物の微粒子が付着し難い状態に保持されるのであ
る。またウエハは外周縁をクランプされるため、クラン
プ機構部が比較的速く回転されてもクランプ機構部に対
しスリップすることはない。
【0010】さらに本発明は次のように具体化する。即
ち、構造を簡易化するため、クランプ機構部にセンサを
同体状に固定し且つ第二駆動機構部がクランプ機構部及
びセンサを一緒に特定縦軸回りへ回転変位させる構成と
する。また位置合わせ基準を確実に検出可能とするた
め、センサは投光器と受光器からなる透過式センサとな
す。
【0011】またクランプ機構部は平面配置された少な
くとも4本の起立ピンを備えると共に、各ピンが上方へ
向け漸次前記縦軸から離れる態様のテーパ面となされた
支持部と、この支持部の上端に連続して形成された垂直
面となされた規制部とを具備し、前記テーパ面の側面視
傾斜角が凡そ30〜75度程度となされた構成とする。
これによれば、ウエハの表裏面に他物の微粒子が付着す
ることなく、ウエハの位置決めが行われるようになる。
さらにウエハの滑り易い状態としたりウエハへの微粒子
の付着を抑制するため、規制部及び支持部はフッ素樹脂
で形成する。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るウエハ位置決
め装置の一実施例を示すものでAは平面図でBは縦断面
図、図2は前記位置決め装置に於ける光学センサによる
検出情報を示す図である。本発明装置は、図1に示すよ
うに第一駆動機構部1、仮置きステージ2、第二駆動機
構部3、クランプ機構部4、基準検出部5及びパルス制
御部6を備えたものとなされている。
【0013】第一駆動機構部1は仮置きステージ2をク
ランプ機構部4に対し特定縦軸X上で相対変位させるた
めのもので、具体的には次のようになされている。即
ち、基板7と周面壁8からなる装置フレーム9を形成
し、周面壁8の内周面に第一ベース台10を縦向きに固
定させ、このベース台10の上端張出部に第一ステッピ
ングモータ11を固定する。第一ベース台10には被案
内ブロック12を上下向きへ案内するものとしたリニア
ガイド13を固定し、このリニアガイド13の上下張出
部間にはネジ軸14を回転変位自在に架装し、このネジ
軸14の上端と第一ステッピングモータ11の出力軸と
をカップリング15で連結させる。
【0014】前記ネジ軸14には被案内ブロック12に
固定されたナット体16をこれの内面に形成されたボー
ルネジを介して螺合させ、被案内ブロック12には仮置
きステージ2を被案内ブロック12に支持させるための
L形連結部材17を固定する。このL形連結部材17の
起立部は特定縦軸Xをなすものである。
【0015】この第一駆動機構部1に於いて、第一ステ
ッピングモータ11が回転作動されると、ネジ軸14が
回転され、これによりナット体16がネジ軸14の回転
方向と関連して上下変位されるものとなり、このナット
体16の上下変位は被案内ブロック12及びL形連結部
材17を介して仮置きステージ2を同体的に変位させ
る。
【0016】仮置きステージ2はウエハUのセンタ部を
支持するための水平支持面を有するものであり、特定縦
軸Xの上端に固定されている。
【0017】第二駆動機構部3はクランプ機構部4を仮
置きステージ2に対し特定縦軸X回りへ相対回転させる
ためのもので、具体的には次のようになされている。即
ち、装置フレーム9の基板7に起立支持部材18を介し
て第二ベース台19を水平状に固定し、このベース台1
9の中央寄り位置に形成した透孔に軸受20を介して軸
体21を前記縦軸X回りの回転変位自在に挿設する。そ
して軸体21の下面にプーリ22を同心に固定し、一方
では基板7上にモータブラケット23を介して第二ステ
ッピングモータ24を固設し、このモータ24の出力軸
の上端に固定したプーリ25と前記プーリ22との間に
タイミングベルト26を掛け回す。
【0018】この第二駆動機構部3に於いて、第二ステ
ッピングモータ24が回転作動されると、プーリ25が
回転され、この回転がプーリ22を経て軸体21に伝達
されるのであり、軸体21は後述のようにこれと同体に
装設されるものとなるクランプ機構部4及び基準検出部
5を前記縦軸X回りへ回転変位させるものとなる。
【0019】クランプ機構部4はウエハUのセンタを前
記縦軸Xセンタに合致させたりウエハUの外周縁を支持
するためのもので、具体的には次のようになされてい
る。即ち、前記軸体21の上面に第三ベース台27を固
定し、このベース台27の左端起立部に第三ステッピン
グモータ28を横向きに固定する。第三ベース台27の
上面で前記縦軸Xから外れた位置にはリニヤガイド29
を横向きに固定し、このガイド29の左右端の起立部間
にネジ軸30を回転自在に架装し、このネジ軸30と前
記ステッピングモータ28の出力軸とをカップリング3
1で結合する。この際、ネジ軸30は右側部と左側部に
逆向きとなる一対のネジ部d1、d2を形成される。
【0020】各側のネジ部にはナット体32、33をこ
れの内面に形成されたボールネジを介して螺合させると
共に、各ナット体32、33はリニヤガイド29でネジ
軸30方向へ案内されるものとした被案内ブロック3
4、35に固定させ、各被案内ブロック34、35には
平面視L形のベース板36、37を線対称配置となるよ
うに固定させる。各ベース板36、37の上面の2個所
の特定位置には表面にフッ素樹脂加工の施された起立ピ
ン38、38又は39、39を固定し、各ピン38、3
9は上細のテーパ面となされた支持部b及びこれの上端
に連続して、垂直円周面となされた規制部cを形成した
ものとなす。
【0021】この際、テーパ面の側面視傾斜角は凡そ3
0〜75度程度となすのがウエハUの処理にとって好ま
しいのであるが、これに限定するものではなく、例えば
支持部bは側面視傾斜角を0度とした水平面であっても
差し支えない。
【0022】このクランプ機構部4に於いて、第三ステ
ッピングモータ28が回転作動されると、ネジ軸30が
回転され、これにより各ナット体32、33はネジ軸3
0の回転方向に関連してネジ軸30方向の何れかの側へ
変位される。この際、ネジ軸30の一対のネジ部d1、
d2は逆向きであるため一対のナット体32、33はネ
ジ軸30の一方への回転により互いに近接され、逆にネ
ジ軸30の他方への回転により互いに離反されるように
なる。
【0023】このような2つのナット体32、33の変
位は一方のナット体32と一体になされた被案内ブロッ
ク34、ベース板36及び起立ピン38、39と、他方
のナット体33と一体になされた被案内ブロック35、
ベース板37及び起立ピン39、39とを同様に変位さ
せ、この変位により4つの起立ピン38、38、39、
39は支持部bや規制部cでウエハUの外周縁を押した
り或いは支持部bでウエハUを水平状に支持するものと
なる。
【0024】基準検出部5は仮置きステージ2に載置さ
れたウエハUの位置合せ基準(オリフラ又はVノッチ)
をウエハUに接触することなく検出するもので、具体的
には次のようになされている。
【0025】即ち、第三ベース台27から支持アーム4
0を延出させ、このアーム40の先端部個所で特定縦軸
Xから一定長さ離れた個所に光学センサ41を固定す
る。この光学センサ41は投光器42と受光器43から
なる透過式センサとなすのであり、この際、投光器41
と受光器42はウエハUを挟むような上下配置なし且つ
仮置きステージ2に載置されるウエハUの出入れに支障
のないように十分に離す。
【0026】この検出部5では、光学センサ41が第二
駆動機構部3により支持アーム40を介して前記縦軸X
回りへ旋回され、この旋回中に投光器42から受光器4
3へ向け検出光を射出し、受光器43は受光量の変化を
連続的に検出するように作動する。
【0027】パルス制御部6は予め入力されている情報
などに基づいて各ステッピングモータ11、24、28
及び光学センサ41等を自動的に作動させるものとなし
てある。
【0028】次に上記した本発明装置の作動例を説明す
る。ウエハUを仮置きステージ2に供給する際は、第一
ステッピングモータ11が作動して仮置きステージ2を
図1(b)に示す高さに移動させると共に、第三ステッ
ピングモータ28が作動して一対のL形ベース板36、
37を離反させ、起立ピン38、39を開状態とする。
【0029】この状態の下で、図示しないウエハ搬送装
置が仮置きステージ2上にウエハUを搬送し概ね特定縦
軸Xと同心に載置するのであり、これによりウエハUは
クランプ機構部4に対し図1(b)に点線で示すように
位置するものとなる。この時点でのウエハUは特定縦軸
Xに対し十分な精度の同心状態とは言えず、また位置合
わせ基準の特定縦軸X回りの角度位置の如何は全く判断
されていない状態にある。
【0030】この後、第三ステッピングモータ28が特
定向きへ作動して一対のL形ベース板36、37を近接
させ起立ピン38、39を閉状態とする。この作動過程
で、4本の起立ピン38、38、39、39は概ね特定
縦軸X側へ向けて移動され、この移動中に、支持部bの
テーパ面でウエハUの外周縁を滑らせながらウエハUを
徐々に上方へ変位させ、ウエハUの外周縁の一部が何れ
かの起立ピン38、39の規制部cに達すると、以後は
その規制部cがウエハUの外周縁と接してウエハUを特
定縦軸X側へ押し移動させ、その後、徐々に全ての規制
部cがウエハUの外周縁に当接する傾向となり、4本の
起立ピン38、38、39、39が最終的に完全な閉状
態に位置したとき、それらの支持部bはウエハUを水平
状に支持し、且つそれら規制部cはウエハUの水平方向
位置を規制してウエハUを特定縦軸Xと同心に位置させ
る。これにより、ウエハUは仮置きステージ2から少し
浮上された位置でセンタ合せされた状態となる。ここで
4本の突起ピン38、38、39、39が適当に離れて
存在することは、位置合せ基準が特定縦軸X回りの何処
に位置しても、支障なくウエハUのセンタ合せが行われ
るものとなる。
【0031】この状態となった後、第一ステッピングモ
ータ11が一定量だけ特定方向へ作動して仮置きステー
ジ2をウエハUの下面に接するように上昇させ、次に第
三ステッピングモータ28が特定方向へ作動して、クラ
ンプ機構部4の4つの起立ピン38、38、39、39
を開状態とする。これにより、ウエハUは仮置きステー
ジ2上にその自重のみの作用した状態で載置され静止状
態を維持する。
【0032】次に第二ステッピングモータ24が特定方
向へ作動して、基準検出部5及びクランプ機構部4を一
体状に特定縦軸X回りへ回転させると共に、基準検出部
5の光学センサ41を作動状態とする。これにより、光
学センサ41は投光器42から検出光の射出された状態
で回転され、センタ合せの終了した状態のウエハUの位
置合わせ基準を検出するものとなる。この検出が終了す
ると、直ちに第二ステッピングモータ24は停止され
る。
【0033】光学センサ41の検出した情報はパルス制
御装置6に伝達されるのであって、その内容は、検出対
象の位置合わせ基準がオリフラの場合は図2(a)に示
すようなものとなり、それがVノッチの場合は図2
(b)のようなものとなる。
【0034】図2に於いて、各グラフの横軸は光学セン
サ41の特定縦軸X回りの回転開始位置からの回転角度
を示し、縦軸は検出光を受けた受光器43の受光レベル
を示す。各グラフに於いて、角度θ−Uの位置から角度
θ−Dの位置の間は検出光が位置合わせ基準を通過して
受光器43に達するため受光レベルは高くなっており、
それ以外の角度位置では検出光がウエハUで遮断される
ため受光レベルは低くなっている。
【0035】この情報を伝達されたパルス制御装置6
は、角度θ−Uと角度θ−Dとの中間の角度θ−Cを算
出し、さらに角度θ−Cの位置と特定縦軸X回り最終設
定位置の角度差Qを算出する。
【0036】一方では第二ステッピングモータ24の停
止に関連して第三ステッピングモータ28が特定方向へ
作動して、4つの突起ピン38、38、39、39を再
び閉状態となし、その後、第一ステッピングモータ11
が特定方向へ作動して仮置きステージ2を一定量下降さ
せる。これにより、ウエハUは再び4つの突起ピン3
8、38、39、39に水平状に支持され且つセンタ合
わせされた状態を保持される。
【0037】次に第二ステッピングモータ24が前記算
出された角度差Qに対応した一定量だけ特定方向へ回転
されるのであり、これにより突起ピン38、38、3
9、39に支持されたウエハUはその位置合わせ基準が
最終設定位置に合致した状態となされる。
【0038】この後、第一ステッピングモータ11が特
定方向へ作動して、仮置きステージ2を突起ピン38、
39に支持された状態のウエハUの下面に接するまで上
昇させると、これに関連して第三ステッピングモータ2
8が作動し、4つの突起ピン38、38、39、39を
開状態とする。
【0039】これにより、ウエハUはクランプ機構部4
から解放されて仮置きステージ2に支持され、センタ合
せと角度決めの行われた状態を維持するものとなる。こ
のように処理されたウエハUは図示しないウエハ搬送装
置により次行程へ搬送される。
【0040】
【発明の効果】上記した本発明によれば、ウエハのセン
タ合せ及び角度決めはその外周縁にクランプ機構部の支
持部と規制部が軽く接触したりウエハ裏面に仮置きステ
ージが軽く接することで実施されるため、ウエハの表裏
面に位置決め用部材の微粒子が付着する現象は生じ難い
ものとなり、従って、微粒子に起因した半導体素子IC
チップの従来の不良発生は大幅に軽減されるのである。
また、クランプ機構部はウエハの外周縁を支持するため
クランプ機構部の回転時にクランプ機構部とウエハとの
スリップは生じ難くなり、ウエハの迅速な位置決めが行
われるものとなる。
【0041】請求項3によればウエハの位置合せ基準の
検出が的確に行われるものとなり、請求項4によればウ
エハの外周縁にのみ他物(支持部及び規制部)が接触す
ることでその位置決めを的確に行えるものとなり、請求
項5によればウエハの位置決めの際に支持部や規制部の
微粒子がウエハの外周縁に付着し難いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るウエハ位置決め装置を
示し、(a)は平面図で、(b)は縦断面図である。
【図2】上記位置決め装置に於ける光学センサの検出情
報を示し、(a)はオリフラを有するウエハに対するも
ので、(b)はVノッチを有するウエハに対するもので
ある。
【図3】ウエハを示しており、(a)はオリフラを有す
るもので、(b)はVノッチを有するものである。
【図4】ウエハがカセットに収納されている状態を示す
図である。
【符号の説明】
U ウエハ X 特定縦軸 b 支持部 c 規制部 1 第一駆動機構部 2 仮置きステージ 3 第二駆動機構部 4 クランプ機構部 5 基準検出部 38、39 起立ピン 41 センサ 42 投光器 43 受光器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−172050(JP,A) 特開 昭58−192319(JP,A) 特開 平5−291187(JP,A) 特開 平9−293772(JP,A) 特開 平6−13450(JP,A) 特開 平7−137803(JP,A) 特開 平5−343506(JP,A) 特開 平5−29445(JP,A) 実開 平5−93044(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/68 B65G 49/07

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエハを仮置きするための仮置きステー
    ジと、ウエハの外周縁の複数個所を押してウエハセンタ
    を特定縦軸に合致させるための規制部及び、ウエハの外
    周縁を支持して水平状に保持するための支持部を具備し
    てなるクランプ機構部と、仮置きステージをクランプ機
    構部に対し前記縦軸上で相対変位させるための第一駆動
    機構部と、クランプ機構部を仮置きステージに対し前記
    縦軸回りへ相対回転させるための第二駆動機構部と、前
    記縦軸回りへの回転可能となされたセンサにより仮置ス
    テージに載置されたウエハの位置合せ基準をウエハと接
    触することなく検出するものとした基準検出部とを備え
    たことを特徴とするウエハ位置決め装置。
  2. 【請求項2】 クランプ機構部にセンサを同体状に固定
    してあって、第二駆動機構部がクランプ機構部及びセン
    サを一緒に特定縦軸回りへ回転変位させる構成を特徴と
    する請求項1記載のウエハ位置決め装置。
  3. 【請求項3】 センサが投光器と受光器からなる透過式
    センサであることを特徴とする請求項1又は2記載のウ
    エハ位置決め装置。
  4. 【請求項4】 クランプ機構部が平面配置された少なく
    とも4本の起立ピンを備えると共に、各ピンが上方へ向
    け漸次前記縦軸から離れる形態のテーパ面となされた支
    持部と、この支持部の上端に連続して形成された垂直面
    となされた規制部とを具備し、前記テーパ面の側面視傾
    斜角が凡そ30〜75度程度となされていることを特徴
    とする請求項1、2又は3記載のウエハ位置決め装置。
  5. 【請求項5】 規制部及び支持部がフッ素樹脂で形成し
    てあることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の
    ウエハ位置決め装置。
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