JP2009020144A - 画像表示装置及び画像表示プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 拡大表示させた画像の拡大条件を保持したまま、所望の画像を1つ又は複数同時に拡大表示することが可能な画像表示装置及び画像表示プログラムを提供すること。
【解決手段】 CPU21は、選択されたサムネイル画像51Aに対応する選択画像53Aに対して拡大条件(拡大位置(X1,Y1)、拡大率300%)を設定した後に、別のサムネイル画像51Bが選択された場合、先に表示された選択画像53Aの拡大条件(拡大位置(X1,Y1)、拡大率300%)に基づいて、別のサムネイル画像51Bに対応する画像データに基づく選択画像53Bを選択画像53Aと切替えて表示する。
【選択図】 図10

Description

本発明は、各種画像データに基づく画像を表示部に表示させる画像表示装置及び画像表示プログラムに関するものである。
従来、複数の画像データを記憶させたメモリカード等の外部メディアを装着可能とし、その外部メディアに記憶された画像データに基づく画像を表示画面に表示させる画像表示装置が存在していた。また、表示画面に表示された画像に対して、ユーザが所定の操作を行うことにより、拡大条件(例えば、拡大位置や表示の拡大率)を設定して画像の拡大表示を行った後、次の画像を表示するための切換操作(以下、画像送りとする)を行うと、先に拡大表示されていた画像に対して設定された拡大条件を保持したまま、次の画像の拡大表示を行う画像処理装置が提案されていた。(特許文献1)。
特開2006−60387号公報(段落(0046)〜(0057)等)
しかしながら、上記特許文献1に記載された画像表示装置では、画像送り操作をすることで、拡大条件が設定された画像データの次に記憶されている画像データに基づく画像を同一の拡大条件で拡大表示させるので、同一の条件で拡大表示をさせたい画像データが、拡大条件を設定した画像データの数枚前や後に記憶されている場合は、何度か画像送り操作を行う必要があり、操作性に問題があった。また、画像データの記憶された順序でしか拡大表示をさせることができなかった。さらに、表示画面には1つの画像のみを表示するので、複数の画像を同一の拡大条件で同時に拡大表示することができず、拡大表示された画像同士を比較することが困難であった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、画像データの記憶されている順に関係なく所望の画像データを選択可能とし、その選択された画像データに基づく画像を、先に表示させた画像に対して設定した拡大条件で拡大表示させることが可能な画像表示装置及び画像表示プログラムを提供することを目的とする。
また、複数の画像データが選択された場合に、上記拡大条件に基づいて、表示画面に複数の画像を同時に拡大表示させることが可能な画像表示装置及び画像表示プログラムを提供することを目的とする。
この目的を達成するために、請求項1に記載の画像表示装置は、表示部を備え、各種画像データに基づく画像を表示可能な画像表示装置であって、前記表示部は、前記画像データに対応するサムネイル画像を表示する第1表示領域と、前記第1表示領域から選択されたサムネイル画像に対応する画像を表示する第2表示領域とを含み、前記第2表示領域に表示されている画像に対して、拡大条件として表示の拡大率を変更可能に設定する設定手段と、前記設定手段により設定された第2表示領域に表示されている画像に対しての前記拡大条件を保持する保持手段と、前記第2表示領域に新たに表示すべきサムネイル画像が前記第1表示領域から選択された場合に、その選択されたサムネイル画像に対応する画像を前記保持手段に保持されている拡大条件で前記第2表示領域に表示させる表示制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の画像表示装置は、請求項1に記載された画像表示装置において、前記設定手段は、前記第2表示領域に表示されている画像の拡大条件として表示の拡大率及び拡大位置を設定することを特徴とする。
請求項3に記載の画像表示装置は、請求項1又は2に記載された画像表示装置において、前記第1表示領域からサムネイル画像が複数選択された場合、前記表示制御手段は、その選択されたサムネイル画像の数に応じて前記第2表示領域を分割し、その分割された第2表示領域の各領域に、選択された複数のサムネイル画像に対応する画像を前記保持手段に保持されている拡大条件でそれぞれ表示させることを特徴とする。
請求項4に記載の画像表示装置は、請求項1〜3のいずれかに記載された画像表示装置において、前記第2表示領域に表示すべきサムネイル画像が前記第1表示領域から選択された場合、前記第1表示領域において選択されたサムネイル画像であることを区別可能に表示させる選択画像表示制御手段を備えることを特徴とする。
請求項5に記載の画像表示装置は、請求項4に記載された画像表示装置において、前記選択画像表示制御手段により、選択されたサムネイル画像であることが区別可能に表示されているサムネイル画像に対して、ユーザの操作を介して所定の指示が入力されることを条件として、前記表示制御手段は、前記所定の指示が入力されたサムネイル画像に対応する画像の表示を前記第2表示領域から削除することを特徴とする。
請求項6に記載の画像表示装置は、請求項1〜5のいずれかに記載された画像表示装置において、前記第1表示領域に表示された全てのサムネイル画像を一括で選択する選択手段を備え、前記選択手段により全てのサムネイル画像が選択された場合、前記表示制御手段は、選択された全てのサムネイル画像の数に応じて前記第2表示領域を分割し、その分割された各領域に、前記選択手段により選択された全てのサムネイル画像に対応する画像を前記保持手段により保持されている拡大条件でそれぞれ表示することを特徴とする。
請求項7に記載の画像表示装置は、請求項6に記載された画像表示装置において、前記選択手段により全てのサムネイル画像が選択された場合、前記表示制御手段は、前記第1表示領域と前記第2表示領域との領域を合わせた第3表示領域を生成すると共に、その第3表示領域を、選択された全てのサムネイル画像の数に応じて分割し、その分割された各領域に、前記選択手段により選択された全てのサムネイル画像に対応する画像を前記保持手段により保持されている拡大条件でそれぞれ表示することを特徴とする。
請求項8に記載の画像表示プログラムは、表示部を備え、各種画像データに基づく画像を表示可能な画像表示装置おいて実行される画像表示プログラムであって、第1表示領域と第2表示領域とを含む前記表示部に対して、前記画像データに対応するサムネイル画像を前記第1表示領域に表示するとともに、その第1表示領域から選択されたサムネイル画像に対応する画像を前記第2表示領域に表示する表示ステップと、前記第2表示領域に表示されている画像に対して、拡大条件として表示の拡大率を変更可能に設定する設定ステップと、前記設定ステップにより設定された第2表示領域に表示されている画像についての前記拡大条件を保持する保持ステップと、第2表示領域に新たに表示すべきサムネイル画像が前記第1表示領域から選択された場合に、その選択されたサムネイル画像に対応する画像を前記保持ステップで保持されている拡大条件で第2表示領域に表示する表示制御ステップとを備えることを特徴とする。
請求項1に係る画像表示装置によれば、第1表示領域に表示されているサムネイル画像から第2表示領域に拡大表示させる所望の画像を容易に選択することができる。また、第1表示領域から新たに選択された所望のサムネイル画像に対応する画像を第2表示領域に表示する際には、保持手段に保持されている拡大条件で拡大表示するので、先に第2表示領域において拡大表示されていた画像に対して設定された拡大条件(表示の拡大率)と同じ条件で所望の画像を拡大表示することができる。従って、画像を選択するごとに同一の拡大条件をその都度設定する必要がなく、操作性を向上させることができる。また、同一の拡大条件に基づいて拡大表示させる画像データを画像データが記憶された順に関係なく自由に選択することができ、作業効率を向上させることができる。
請求項2に係る画像表示装置によれば、設定手段は、第2表示領域に表示された画像の拡大条件として表示の拡大率及び拡大位置を設定可能であり、保持手段は第2表示領域に表示された画像の拡大率及び拡大位置を保持する。そのため、先に拡大表示させた画像に対して設定された拡大条件(表示の拡大率及び拡大位置)と同じ条件で、第1表示領域から選択された所望のサムネイル画像に対応する画像を画像データの記憶されている順に関係なく自由に拡大表示することができる。従って、請求項1の効果に加え、画像を選択するごとに同一の拡大条件を設定する操作が必要がなく、操作性を向上させることができる。さらに、拡大条件として拡大率のみならず拡大位置を設定可能とし、その拡大条件を保持手段が保持するため、拡大して内容を確認したい位置を特定して拡大処理を行うことができ、画像の確認を効率よく行うことができる。
請求項3に係る画像表示装置によれば、第1表示領域から複数のサムネイル画像を選択することが可能であり、その際、選択されたサムネイル画像の数によって第2表示領域を分割する。従って、請求項1又は2に記載の画像表示装置における効果に加えて、選択された複数のサムネイル画像に対応する画像を同一の拡大条件で同時に拡大表示することができる。従って、同一の拡大条件で拡大表示された複数の画像を容易に比較することができる。
請求項4に係る画像表示装置によれば、請求項1〜3のいずれかに記載の画像表示装置における効果に加えて、拡大表示させるために選択されたサムネイル画像を素早く確認することができる。
請求項5に係る画像表示装置によれば、拡大表示をするために第1表示領域から選択されたサムネイル画像を再度選択することによって第2表示領域におけるそのサムネイル画像の拡大表示をキャンセルする。従って、請求項1〜4のいずれかに記載の画像表示装置における効果に加えて、拡大表示のキャンセルを指示するための操作を必要とせず操作性を向上させることができる。
請求項6に係る画像表示装置によれば、請求項1〜5のいずれかに記載の画像表示装置における効果に加えて、第1表示領域に表示されているサムネイル画像の全てを拡大表示させたい場合に、選択手段によりそれらのサムネイル画像を一括で選択することができる。また、選択された全てのサムネイル画像に対応する画像を同一の拡大条件で第2表示領域に同時に拡大表示することができる。従って、拡大表示された全ての画像を容易に比較することができる。
請求項7に係る画像表示装置によれば、一括して選択された全てのサムネイル画像を第1表示領域と第2表示領域を合わせた領域に拡大表示させる。従って、請求項6に記載の画像表示装置における効果に加えて、サムネイル画像として表示された全ての画像の拡大表示に対してより多くの表示領域を確保することができると共に、拡大表示する各々の画像を第2表示領域のみを用いた拡大表示と比較して、より大きいサイズで表示することができ、拡大表示された画像の比較が容易になる。
請求項8に係る画像表示プログラムによれば、本プログラムを画像表示装置に適用することで、請求項1に記載の画像表示装置における各手段の機能と同等に機能させることができ、上記請求項1における発明の効果と同等の効果を奏することができる。
以下、本発明の画像表示装置を適用した好ましい実施形態1について、添付図を参照して説明する。図1は、実施形態1に係る複合機1(画像表示装置)の外観構成を示すものである。複合機1は、下部にプリンタ部2を、上部にスキャナ部3を一体的に有するものであるため、プリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能、及び、ファクシミリ機能を備えている。しかしながら、全ての機能を一体に備えている必要はなく、少なくとも外部メディアから入力された画像データに基づいて画像を表示する機能を備えていればよい。
図1における複合機1の正面部には、プリンタ部2やスキャナ部3を操作する操作パネル部4が設けられている。操作パネル部4は、各種操作キー40、タッチパネル42、及び、表示部41から構成されている。複合機1は、操作キー40やタッチパネル42からの操作指示の他、PCなどのコンピュータに接続されて該コンピュータからプリンタドライバやスキャナドライバ等を介して送信される指令に基づいて動作するようにシステム構成されている。また、表示部41は、上記機能等を選択、実行させるための各種メニューや各種表示画面等を表示する。
また、操作パネル部4には、表示部41の画面と同寸で形成されたタッチパネル42が設けられている。タッチパネル42は、例えば透明電極をマトリクス上に配列した一対の電極板を備え、ユーザの指やペンなどによるタッチ操作にて両電極板が局所的に接触して導通することでタッチ位置を検出することができるように構成された汎用の装置である。なお、タッチパネル42の方式は、なんら限定されるものではなく、各種方式のものが利用可能である。
複合機1の操作パネル部4の下側には、スロット部30が配設されている。スロット部30はメモリカード(外部メディア)を装填可能な複数のカードスロットが設けられている。カードスロットにメモリカードが装填され、その装填されたメモリカードから画像データが後述の制御部20(図2参照)により読み出される。また、スロット部30の左端側にはUSB端子31が配設されている。USB端子31は、外部機器とUSB接続することにより外部機器と複合機1とを通信可能に接続するコネクタ端子である。
図2は、本実施形態1に係る複合機1の制御部20の構成を示すブロック図である。制御部20は、複合機1の処理を統括的に制御するものである。制御部20は、図2に示すように、CPU21、ROM22、RAM23を主とするマイクロコンピュータとして構成されており、バス25を介してASIC(Application Specific Integrated Circuit)26に接続されている。さらにASIC26には、プリンタ部2、スキャナ部3、操作キー40に接続されたパネルゲートアレイ(パネルGA)27、表示部41に接続された表示制御部28、及びタッチパネル42に接続されたタッチ検出部29が接続されている。さらに、ASIC26には、スロット部30、USB端子31、MODEM33に接続されたNCU(Network Control Unit)32が接続されている。
CPU21は、ROM22に記憶されているプログラムに従って様々な数値計算や情報処理、制御部20を構成している各種機器制御などを行う。特徴的なCPU21の処理として、詳しくは後述するが、拡大表示プログラム22a(画像表示プログラム)に従って、表示部41に画像データに基づく画像の拡大表示処理を行う。
ROM22には、複合機1が備えるプリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能などをそれぞれ実行するための各種制御プログラムや制御プログラムで用いられる定数やテーブルなどが記憶されている。さらに、ROM22の中には、詳しくは後述するが、画像処理プログラム22Aと、画像処理プログラム22Aの一部として機能する拡大表示プログラム22aとが記憶されている。
画像処理プログラム22Aは、CPU21に実行されることで、スロット部30、USB端子31を介して、PC、デジタルカメラ、あるいは外部メディアから入力された画像データに対し、ユーザの入力操作に応じた画像データの選択や、選択された画像データに基づく画像の表示などを行うものである。
拡大表示プログラム22aは、ROM22に記憶されている画像処理プログラム22Aの一部を構成するプログラムであり、CPU21が、画像処理プログラム22Aの処理中にユーザの入力操作により拡大モードが選択された時に実行するものである。具体的には、画像処理プログラム22AがCPU21により実行されることで外部メディア等から入力された画像データに対し、ユーザの入力操作に基づき選択された画像データに対する拡大表示を実行するものである。なお、後述する図3〜6のフローチャートに示される処理が、拡大表示プログラム22aとしてこのROM22に記憶されている。
RAM23は、CPU21が上記プログラムを実行する際に用いる各種データを一時的に記録する記憶領域又は作業領域と、入力画像記憶部23Aと、拡大条件記憶部23Bと、座標記憶部23Cとで構成されている。入力画像記憶部23Aは、外部メディア等から、スロット部30及びUSB端子31を介して複合機1に入力された画像データを記憶するメモリである。拡大条件記憶部23Bは、詳しくは後述するが、拡大表示プログラム22aに基づく処理中に設定される拡大条件(拡大位置及び表示の拡大率)を記憶するものである。座標記憶部23Cは、タッチパネル42の座標と表示部41に表示される各種キーや画像の座標とが対応付けられた座標対応テーブルが記憶されている。
ASIC26は、CPU21からの指令に従い、プリンタ部2及びスキャナ部3の制御を行う。なお、プリンタ部2及びスキャナ部3については、一般的な構成のものを利用することができるため、詳細な説明は省略する。
パネルゲートアレイ(パネルGA)27は、複合機1に所望の命令を入力する操作キー40を制御するものである。表示制御部28は、表示部41の画面表示を制御するものである。表示制御部28は、CPU21からの指令に基づいて、複合機1が実行する機能に関する各種情報を表示部41に表示させるものである。また、スキャナ部3により読み取られたデータに対応する画像を画面に表示させたり、接続された外部装置やスロット部30に挿入されたメモリカード等から受け取った画像データに基づく画像をCPU21からの命令に応じて画面に表示させたりする。
タッチ検出部29は、表示部41の画面と同寸で形成されたタッチパネル42がユーザによりタッチされたことを検出するものである。タッチ検出部29は、タッチパネル42がユーザによりタッチされた座標位置を検出し、検出信号をCPU21に送出する。そしてCPU21は、座標記憶部23Cに記憶されたタッチパネル42と表示部41に表示された画像等の座標対応テーブルを基に、各種制御を行う。NCU32及びモデム33は、ファクシミリ機能を実現するためのものである。
次に、実施形態1に係る複合機1の処理について図3〜図14、図18〜図23を参照して説明する。図3は、画像処理プログラム22Aに基づいてCPU21が行う処理の一部を示すフローチャートである。図4は、拡大表示プログラム22aに基づいてCPU21が行う一連の処理を示すフローチャートである。図5は、拡大表示プログラムにおける拡大条件設定処理に基づいてCPU21が行う一連の処理を示すフローチャートである。図6は、拡大表示プログラム22aにおける一括拡大処理に基づいてCPU21が行う一連の処理を示すフローチャートである。図7〜14は、拡大表示プログラム22aに基づいてCPU21が行う各処理において表示部41に表示される画面の一例、及び、その座標対応テーブルを示す図である。図18は、タッチパネル42における座標変換の計算方法を説明するための説明図である。図19は、拡大表示プログラム22aにおける拡大処理に基づいてCPU21が行う被拡大領域の計算方法を説明するための説明図である。図20〜22、24は、入力画像記憶部23Aの記憶内容を説明するための説明図である。図23は、座標変換の計算方法を説明するための説明図である。
まず、複合機1にスロット部30やUSB端子31を介して外部メディア等が装着されたことを契機として画像処理プログラム22Aが起動され、CPU21は、図3に示すように、外部メディア等に記憶された画像データを読み出して入力画像記憶部23Aに記憶する(S1)。
また、入力された各画像データには、図20に示すように、画像データの作成順に付与された識別情報としての画像番号、画像の大きさを示すサイズデータ、及び、画像データの縮小表示を行うためのサムネイル画像データがヘッダデータとして付加されている。これらのデータは、テーブル81として入力画像記憶部23Aに記憶される。図20では、画像データファイルの形式としてPDFファイルが記憶されているが、このファイル形式に限定されるものではない。なお、入力された画像データにサムネイル画像データが付加されていない場合には、入力された画像データを複合機1において縮小処理して、サムネイル画像データが作成される。
次に、CPU21は、入力画像記憶部23Aに記憶された画像データに対する画像処理を選択するためのメニューを表示させる(S2)。このメニューとは、入力画像記憶部23Aに記憶された画像データに対する各種画像処理をユーザに選択させるものであり、その中には画像データの拡大表示処理を行うためのメニュー(拡大モード)や、画像データの印刷処理を行うための処理(印刷モード)等が存在する。また、表示部41に表示された各種メニューの座標とタッチパネル42の座標とが対応付けられた座標対応テーブルが座標記憶部23Cに記憶される。
次に、CPU21は、ユーザによりタッチパネル42を介した指示入力があるか否かを判断する(S3)。CPU21は、ユーザによる指示入力がないと判断すると(S3:NO)、入力があるまで判断を繰り返す(S3)。一方、CPU21は、ユーザによる指示入力があったと判断すると(S3:YES)、それが拡大モードへ移行することを指示する指示入力であるか否かを判断する(S4)。この判断は、座標記憶部23Cに記憶された座標対応テーブルに基づいて、タッチパネル42に指示入力があった座標が、表示部41に表示されている拡大モードのメニューキーの座標とが一致するか否かを判断するものである。
CPU21は、拡大モードへ移行することを指示する指示入力であると判断すると(S4:YES)、拡大モードへと移行する(S5)。一方、CPU21は、拡大モードへ移行するための指示入力ではないと判断すると(S4:NO)、入力されたそれぞれのキーにあったキー入力処理へ移行する(S6)。例えば、CPU21は、座標記憶部23Cに記憶された座標対応テーブルに基づいて、タッチパネル42に指示入力があった座標が、表示部41に表示されている印刷モードのメニューキーであると判断すると、印刷モードに移行する。
このように、拡大モードへと移行すると、拡大表示プログラム22aが起動され、CPU21は、拡大表示プログラム22aに基づく処理を開始し、表示部41に図7(a)に示すような画面を表示する。具体的には、サムネイル画像51(51A,51B,51C・・・)、サムネイル画像表示領域52(第1表示領域)、選択画像53、選択画像表示領域54(第2表示領域)、拡大率表示部55、拡大モード終了キー56、一括拡大キー57が表示部41に表示される。
また、CPU21は、表示部41に表示された各種キーや画像の座標とタッチパネル42の座標とを対応させて座標対応テーブルを作成し、座標記憶部23Cに記憶する。例えば、図7(b)には、図7(a)の表示状態における表示キー及び画像データに対応するタッチパネルの座標位置を示す座標対応テーブル91が示されている。例えば、タッチパネル42の座標(x1,y1)〜(x2,y2)においてユーザによるタッチがなされると、CPU21は、座標対応テーブル91によって拡大終了キー56に対して入力操作が行われたと判断する。このようにユーザによってタッチパネル42に入力指示がなされると、CPU21は、この座標対応テーブル91を基にいずれのキー又は画像が選択されたのかを判断する。
サムネイル画像表示領域52は、後述するサムネイル画像51(51A,51B,51C・・・)を表示するための領域である。図7(a)では、9つのサムネイル画像51を表示しているが、表示されるサムネイル画像51の数はこれに限られず、いくつでもよい。また、ユーザが表示するサムネイル画像51の数を設定できるように構成してもよい。また、サムネイル画像表示領域52に図示しないスクロールキーを備えることで、サムネイル画像表示領域52に表示しきれなかったサムネイル画像51を表示できるように構成してもよい。
サムネイル画像51(51A,51B,51C・・・)は、入力画像記憶部23Aに記憶された各画像データに付与されたサムネイル画像データに基づく画像であり、図20のテーブル81に示されるように、それぞれが画像データに対応している。
選択画像表示領域54は、後述する選択画像53を表示するための領域である。なお、図7(a)の例では、サムネイル画像表示領域52と選択画像表示領域54とがほぼ同じ大きさの領域となっているが、これに限られず、どちらか一方の領域が他方の領域よりも大きく表示されていてもよいし、各領域の大きさをユーザの指示により変更可能に構成してもよい。
選択画像53は、サムネイル画像表示領域52に表示されたサムネイル画像51のうち、ユーザの入力操作を介して選択されたサムネイル画像51に対応する画像データから生成された表示データに基づく画像である。従って、サムネイル画像51がユーザにより選択されていない場合には何も表示されない。なお、図7(a)のようにサムネイル画像51Aがユーザにより選択された場合は、サムネイル画像51Aに対応する画像データA.pdf(図20参照)から表示データ53aが生成され、それに基づく選択画像53Aが表示される。ここで、表示データとは、画像データから選択画像表示領域54に表示するために所定の処理がなされているデータである。その処理としては、例えば、画像データを表示部41の画面解像度に合わせて加工したり、選択画像表示領域54の大きさに合わせて加工したりする処理も含まれる。また、後述する拡大表示の処理は、全て表示データに対して行われる。
なお、ユーザの入力操作とは表示部41に一体に構成されたタッチパネル42をタッチすることに相当する。そして、ユーザによりタッチされた位置の座標をタッチ検出部29が検出し、その検出信号をCPU21に送出する。その検出信号を受信したCPU21は、座標記憶部23Cに記憶された座標対応テーブル91に基づいて、表示部41に表示されている画像やキーに対してユーザの入力操作が行われたと判断する。
拡大率表示部55は、選択画像表示領域54に対する選択画像53の拡大率を示すものである。図7(a)では、100%と表示されている。これは、ユーザにより選択されたサムネイル画像51Aに対応する画像データA.pdf(図20参照)の全体像が、選択画像表示領域54の領域全体に表示されるように生成された表示データ53aに基づいて選択画像53Aを表示していることを示す。また、後述する所定の拡大表示の処理を行うことによって、拡大率表示部55に300%と表示されたとすると、図7(a)に示す選択画像53Aから3倍に拡大された画像が表示されていることを示している。
拡大モード終了キー56は、拡大モードを終了し、画像処理プログラム22Aに基づく処理に戻るために用いられる。一括拡大キー57は、詳しくは後述するが、サムネイル画像表示領域52に表示された全てのサムネイル画像51(51A,51B,51C・・・)に対応する各画像データを拡大表示するために用いられる。
続いて図4を用いて拡大表示プログラム22aに基づいてCPU21が行う処理について説明する。まず、CPU21は、拡大条件記憶部23Bに記憶されている拡大条件を初期値に設定する(S11)。ここで、拡大条件とは、選択画像表示領域54に対して表示される選択画像53の拡大率及び、拡大表示をする基準点の座標である拡大位置を示す。拡大条件に関しては、少なくとも拡大率が含まれていればよく、また、拡大率及び拡大位置以外の拡大表示に関する設定項目が含まれていてもよい。また、初期値とは、拡大表示プログラム22aに予め設定された値である。ここでは、初期値が拡大率100%、拡大位置なしとなっているが、これに限らず別の値であってもよい。また、ユーザが初期値を設定できるように構成してもよい。
次にCPU21は、サムネイル画像表示領域52に表示されたサムネイル画像51のうちいずれかがユーザの入力操作により選択されたか否かを判断する(S12)。CPU21は、ユーザによるサムネイル画像の選択が行われていないと判断すると(S12:NO)、拡大モード終了キー56に対してユーザによる入力操作が行われたか否かを判断する(S13)。CPU21は、ユーザにより拡大モード終了キー56に対して入力操作が行われていないと判断すると(S13:NO)、再びサムネイル画像51が選択されたか否かを判断する(S12)。つまり、CPU21は、サムネイル画像51への選択操作又は拡大モード終了キー56へのユーザの入力操作があるまでS12及びS13の判断を繰り返す。一方、CPU21は、ユーザにより拡大モード終了キー56に対して入力操作が行われたと判断すると(S13:YES)、拡大モードの処理を終了し、図3に示した画像処理プログラム22Aに基づく処理に戻る。
一方、S12において、図7に示すように、ユーザがタッチパネル42を介してサムネイル画像表示領域52に表示されたサムネイル画像51のうちのいずれか、例えばサムネイル画像51Aをタッチすると、CPU21は、座標対応テーブル91に基づき、サムネイル画像51Aが選択されたと判断する(S12:YES)。
続いて、CPU21は、選択されたサムネイル画像51Aに対応する画像データA.pdfから選択画像表示領域54の大きさに合わせて表示データ53aを生成する。この場合は、画像データA.pdfの全体像が選択画像表示領域54の全体に表示されるように表示データ53aが生成される。また、CPU21は、図21に示すように、生成された表示データ53aを画像データA.pdfに対応するようにテーブル81に追加し、入力画像記憶部23Aに記憶する。続いて、CPU21は、表示制御部28を駆動して表示データ53aに基づいた画像を選択画像53Aとして選択画像表示領域54に表示させる(S14)。従って、選択画像表示領域54の領域全体に対してサムネイル画像51Aに基づく画像データA.pdfの全体が表示されるように選択画像53Aが表示される。S14の処理は、請求項8に記載された表示ステップに相当する。
また、選択されたサムネイル画像51Aには、サムネイル画像表示領域52において選択されたことが区別できるような表示が行われる。例えば、図8に示すように、選択されたサムネイル画像51Aの表示枠が太く表示される。従って、サムネイル画像表示領域52に表示されたサムネイル画像51のうち、選択画像表示領域54に表示するために選択されたサムネイル画像を素早く確認することができる。なお、選択されたサムネイル画像51Aの輝度を他のサムネイル画像51の輝度より明るく表示させてもよい。この処理は、請求項4に記載された選択画像表示制御手段に相当する。
次に、CPU21は、拡大モード終了キー56に対してユーザによる入力操作が行われたか否かを判断する(S15)。CPU21は、拡大モード終了キー56に対して入力操作が行われたと判断すると(S15:YES)、拡大モードの処理を終了し、図3に示した画像処理プログラム22Aに基づく処理に戻る。一方、CPU21は、拡大モード終了キー56に対してユーザに入力操作が行われないと(S15:NO)、選択画像表示領域54に表示されている選択画像53Aに対してユーザの入力操作が行われたか否かを判断する(S16)。CPU21は、図8に示すように、選択画像53Aがタッチされたと判断すると(S16:YES)、拡大条件設定処理に移行する(S17)。
次に、拡大条件設定処理(S17)について図5を参照して説明する。まずCPU21は、図8に示すように、選択画像53A上でタッチ操作が行われると、タッチパネル42上のタッチ入力のあったタッチパネル座標値(Xt0,Yt0)を表示データ53aの表示解像度に応じた表示座標値(X0,Y0)へ座標変換を行う。この場合、図18に示すようにタッチパネル42の選択画像表示領域54の解像度がWt,Ht、表示データ53aの表示解像度がW,Hのときにおけるタッチパネル座標値(Xt0,Yt0)から表示座標値(X0,Y0)への変換式は、X0=Xt0(W/Wt),Y0=Yt0(H/Ht)である。
次に、CPU21は、上記の式によって導き出された表示座標値(X0,Y0)を拡大位置に設定する。さらに、CPU21は、ユーザにより選択画像53Aタッチされた回数によって拡大率の設定を変更する(S31)。ここでは、選択画像53Aがタッチされる毎に、拡大位置を基準とし、100%(初期値)→125%→150%・・・と所定の割合で拡大率が大きくなるように構成されている。図8の例において、一回タッチされたとすると、拡大率として125%が設定される。しかしながら、拡大位置や拡大率の設定方法はこれに限られず、選択画像53の所定の位置を長押しし、押下時間に応じて徐々に拡大率が大きくなるように構成してもよい。また、ユーザが選択画像53上をタッチすることで拡大率の設定を行い、選択画像53上を指等でスライドすることにより選択画像53Aの表示位置を移動可能にし、指を離した位置の座標を拡大位置として設定を行うように構成してもよい。
なお、S31の処理は請求項1及び2に記載された設定手段及び請求項8に記載された設定ステップに相当する。このように、S31の処理では、拡大条件として拡大率のみならず拡大位置を設定可能であるため、拡大して内容を確認したい位置を特定して拡大表示を行うことができ、画像の確認を効率よく行うことができる。
続いて先のタッチ操作により設定された拡大位置及び拡大率を拡大条件として拡大条件記憶部23Bに記憶する(S32)。つまり、図8に示す表示状態からのユーザによるタッチ操作に基づいて、拡大位置(X0,Y0)、拡大率125%が記憶される。また、拡大条件が記憶されたことを条件として、CPU21により前の拡大条件も履歴として記憶される。すなわち、拡大条件の初期値(拡大位置なし、拡大率100%)が履歴として記憶される。S32の処理は請求項1に記載された保持手段及び請求項8に記載された保持ステップに相当する。
続いて、CPU21は、S32において記憶された拡大条件に基づいて拡大表示を行う(S33)。ここでいう拡大表示とは、CPU21が、拡大表示の対象となる表示データから、拡大条件に基づいて、拡大表示の対象となる被拡大領域を算出し、その被拡大領域を選択画像表示領域54の大きさに合わせて表示させる処理をいう。具体的に、タッチパネル座標値(Xt0,Yt0)に対応する表示座標値(X0,Y0)を基準として拡大率125%で選択画像53Aを拡大する場合について、図19を参照して説明する。
CPU21は、選択画像53Aの基となる表示データ53aにおける表示座標値(X0,Y0)と下端との垂直方向の距離をA、上端との垂直方向の距離をB、表示座標値(X0,Y0)と左端との水平方向の距離をC、右端との水平方向の距離をDと定める。また、拡大表示の対象となる被拡大領域(図19の斜線部)における表示座標値(X0,Y0)と下端との垂直方向の距離をA1、上端との垂直方向の距離をB1、表示座標値(X0,Y0)と左端との水平方向の距離をC1、右端との水平方向の距離をD1と定める。そして、A、B、C、DとA1、B1、C1、D1との間に以下の関係が成立するように被拡大領域を算出する。
A:A1=B:B1=C:C1=D:D1=1:(100÷125)
続いてCPU21は、上記したように算出した表示データ53aの被拡大領域が選択画像表示領域54の大きさに合うように表示データ53a1を生成する。ここで、拡大された画像が見難くならないように表示するための各種補間処理を行うようにしてもよい。この補間処理は周知技術であるので説明は省略する。
次に、CPU21は、生成された表示データ53a1を、図22に示すように、画像データA.pdfに対応付けて入力画像記憶部23Aに記憶されたテーブル81に追加する。続いて、CPU21は、図9(a)に示すように、この表示データ53a1を選択画像53A1として選択画像表示領域54に表示させる。それに伴って、CPU21は、図9(b)に示すように、座標記憶部23Cに記憶された座標対応テーブル91を更新して、タッチパネル42の座標(x3,y1)〜(x8,y9)には、表示データ53aの代わりに表示データ53a1を対応付ける。
以上のように、CPU21は、図8に示す選択画像53Aを図9(a)に示す選択画像53A1のように拡大して表示させる。このようにして拡大表示が行われると、CPU21は、図9(a)に示すように、戻すキー58が表示部41に表示させる。戻すキー58は、記憶された上記拡大条件の履歴に基づいて、1つ前の拡大条件に基づいて選択画像53を表示させるのに用いられる。
次にCPU21は、図9(a)に示す戻すキー58に対してユーザによる入力操作が行われたか否かを判断する(S34)。CPU21は、戻すキー58に対してユーザの入力操作が行われていないと判断すると(S34:NO)、拡大条件設定処理(S17)を終了し、図4に示す拡大表示プログラム22aに基づく処理に戻る。一方、CPU21は、戻すキー58に対してユーザの入力操作が行なわれたと判断すると(S34:YES)、拡大条件記憶部23Bに記憶された現在の拡大条件が初期値であるか否かを判断する(S35)。
CPU21は、拡大条件が初期値であると判断すると(S35:YES)、選択画像の表示はそのままに、拡大条件設定処理(S17)を終了し、図4に示す拡大表示プログラム22aに基づく処理に戻る。一方、CPU21は、拡大条件が初期値でないと判断すると(S35:NO)、拡大条件記憶部23Bに記憶されている拡大条件の履歴を読み出し、選択画像表示領域54に表示された選択画像53の1つ前の拡大条件に基づいて選択画像表示領域54に表示する(S36)。
すなわち、図9(a)に示すように、拡大条件(拡大位置(X0,Y0)、拡大率125%)に基づいて選択画像53A1が表示されている状態において、戻すキー58に対してユーザによる入力操作がされると、CPU21は、拡大条件記憶部23Bに記憶された履歴から、1つ前の拡大条件(拡大位置なし、拡大率100%)を読み出す。
続いて、CPU21は、図22に示す入力画像記憶部23Aに記憶されたテーブル81から、選択画像53A1の基となる表示データ53a1に対応付けられた表示データ53aを読み出す。次にCPU21は、表示データ53aに基づいて選択画像表示領域54に選択画像53Aを表示させる。なお、拡大条件の履歴が複数記憶されている場合は、読み出された表示データ53aに対して、1つ前の拡大条件に基づいて上記の拡大表示がなされる。従って、戻すキー58に対する入力操作を繰り返すと、拡大条件が初期値となるまで表示を戻すことが可能となる。
以上のように、拡大条件設定処理(S17)を終了すると、CPU21は、拡大モード終了キー56に対してユーザの入力操作がされたか否かの判断に戻る(S15)。ここで、選択画像が再びタッチされると(S15:NO、S16:YES)、再び拡大設定処理に移行する(S17)。例えば、図9(a)に示す選択画像53A1が表示された状態において、選択画像53A1がタッチされた場合について具体的に説明する。
まず、CPU21は、選択画像53A1上のタッチ入力のあったタッチパネル座標値(Xt1,Yt1)を表示データ53a1の表示解像度に応じた表示座標値(X1,Y1)へ座標変換を行う。変換式は、S33の拡大表示の処理において既に説明したとおりである。
続いて、CPU21は、図22に示すテーブル81によって、表示データ53a1と同様に画像データA.pdfに対応付けられた表示データ53aを読み出す。次に、CPU21は、表示データ53a1における表示座標値(X1,Y1)を、表示データ53aにおける表示座標値(XI,YI)に座標変換する。このとき、図23に示すように、表示データ53a1は、表示データ53aにおいて、拡大条件(拡大位置(X0,Y0)、拡大率125%)に基づいて算出した被拡大領域に相当するものである。従って、変換式は、XI=100/125・(X1−X0)+X0、YI=100/125(Y1−Y0)+Y0である。
次に、CPU21は、算出された表示データ53aにおける表示座標値(XI,YI)を拡大位置として、150%を拡大率として設定し(S31)、拡大条件記憶部23Bに記憶する(S32)。それに伴って、CPU21は、1つ前の拡大条件(拡大位置(X0,Y0)、拡大率125%)を履歴として記憶する。
続いて、CPU21は、設定された拡大条件(拡大位置(XI,YI)、拡大率150%)に基づいて、表示データ53aにおける被拡大領域を算出する。被拡大領域の算出方法は、上記の拡大表示の処理(S33)と同様に行う。つまり、表示データ53aにおける表示座標値(XI,YI)と下端との垂直方向の距離をA、上端との垂直方向の距離をB、表示座標値(XI,YI)と左端との水平方向の距離をC、右端との水平方向の距離をDと定める。また、拡大表示の対象となる被拡大領域における表示座標値(XI,YI)と下端との垂直方向の距離をA1、上端との垂直方向の距離をB1、表示座標値(XI,YI)と左端との水平方向の距離をC1、右端との水平方向の距離をD1と定める。そして、A、B、C、DとA1、B1、C1、D1との間に以下の関係が成立するように被拡大領域を算出する。
A:A1=B:B1=C:C1=D:D1=1:(100÷150)
続いてCPU21は、上記したように算出した表示データ53aの被拡大領域が選択画像表示領域54の大きさに合うように表示データを生成し、選択画像表示領域54に表示させる(S33)。また、この新たな表示データの生成に伴って、CPU21は、テーブル81を更新する。つまり、図22に示されるテーブル81においてA.pdfと対応付けられていた表示データ53a1に代わって新たな表示データを記憶する(図示せず)。これは、拡大表示をするために必要な表示データのみを記憶させることに起因する。従って、入力画像記憶部23Aの記憶領域を有効に活用することができる。さらに、CPU21は、新たな画像の表示に伴って座標対応テーブル91を更新する(図示せず)。
このように、選択画像53にタッチする(S15:NO、S16:YES)たびに拡大条件設定処理(S17)に移行し、拡大条件を変更して設定することができる。従って、何度か選択画像53をタッチすることでユーザの好みの拡大条件にて選択画像53を表示させることができる。例えば、図10(a)は、拡大条件設定処理(S17)を繰り返した結果、拡大条件(拡大位置(XII,YII)、拡大率300%)が設定されており、その拡大条件に基づいて生成された表示データ53a2に基づいて選択画像53A2が選択画像表示領域54に表示されている状態である。よって、入力画像記憶部23Aのテーブル81には、図24に示すように、表示データ53a2が画像データA.pdfに対応付けられて記憶されている。さらに、図10(a)に示す表示部41の表示状態に伴って、図10(b)に示すように座標対応テーブル91が更新されている。
一方、図10(a)の状態において、CPU21は、選択画像53がユーザによりタッチされていないと判断すると(S15:NO、S16:NO)、サムネイル画像表示領域52に表示されたサムネイル画像51(51A,51B,51C・・・)のうち、選択画像53A2として表示されているサムネイル画像51Aとは別のサムネイル画像51(51B,51C・・・)がユーザにより選択されたか否かを判断する(S18)。この場合、図10(b)示す座標対応テーブル91に基づいて、ユーザによりタッチされたタッチパネル42の座標と、表示部41に表示されているサムネイル画像51との表示位置との対応関係が導き出され、CPU21は、別のサムネイル画像51が選択されたことを判断することができる。
CPU21は、例えば図10(a)において、別のサムネイル画像51Bがユーザにより選択されたと判断すると(S18:YES)、図11(a)に示すように、先に表示された選択画像53A2の拡大条件(拡大位置(XII,YII)、拡大率300%)に基づいて、別のサムネイル画像51Bに対応する画像データB.pdf(図24参照)を拡大し、それに基づく画像を選択画像53B2として、選択画像53A2から切替えて表示する(S19)。
具体的には上記の拡大表示の処理(S33)と同様に行う。まずCPU21は、選択されたサムネイル画像51Bに対応する画像データB.pdf(図24参照)が入力画像記憶部23Aから読み出す。次にCPU21は、その画像データB.pdfの全体像が選択画像表示領域54の全体に表示されるように表示データ53bを生成する。続いてCPU21は、表示データ53bを画像データB.pdfに対応付けてテーブル81に追加して記憶する。次にCPU21は、拡大条件記憶部23Bに記憶された拡大条件(拡大位置(XII,YII)、拡大率300%)に基づいて、表示データ53bにおける被拡大領域を算出する。算出方法は既に説明済みなので省略する。
続いてCPU21は、算出した被拡大領域を選択画像表示領域54の大きさまで拡大することによって表示データ53b2を生成する。そして、表示データ53b2を画像データB.pdfに対応付けてテーブル81に追加し、入力画像記憶部23Aに記憶する。次にCPU21は、図11(a)に示すように、生成された表示データ53b2に基づく画像を選択画像53B2として選択画像表示領域54に表示させる。また、CPU21は、図11(b)に示すように、座標記憶部23Cに記憶された座標対応テーブル91を更新して、タッチパネル42の座標(x3,y1)〜(x8,y9)には、表示データ53a2の代わりに表示データ53b2を対応付ける。
なお、S19の処理は、請求項1及び2に記載された表示制御手段及び請求項8に記載された表示制御ステップに相当する。このように、S19の処理では、所望する別のサムネイル画像51を選択した場合には、先に拡大表示させた画像に対して設定された拡大条件(拡大位置や表示の拡大率)を保持したまま所望の画像を拡大表示することができる。従って、表示する画像を切替えるたびに同一の拡大条件を設定する必要がなく、操作性を向上させることができる。また、S19の処理は選択された別のサムネイル画像51Bに対応する画像データB.pdfから生成された表示データ53bに対して行われるので、画像データB.pdfの解像度が、画像データA.pdfの解像度と異なったり、画像データのサイズが異なる場合でも、同様の位置を中心に拡大処理を行うことができる。
次に、S19によって選択画像53Bが表示された後、CPU21は拡大モード終了キー56に対してユーザの入力操作が行われたか否かの判断に戻る(S15)。つまり、サムネイル画像表示領域52に表示されたサムネイル画像51のうち、選択画像53として表示されているサムネイル画像51以外の別のサムネイル画像51を選択するたびに(S15:NO,S16:NO,S18:YES)、その選択された別のサムネイル画像51を拡大条件記憶部23Bに記憶された拡大条件で、先に表示されていた選択画像53と切替えて拡大表示をする。
一方、CPU21は、S18の判断においてユーザにより別のサムネイル画像51が選択されていないと判断すると(S18:NO)、一括拡大キー57に対してユーザの入力操作が行われたか否かを判断する(S20)。CPU21は、図12に示すように、一括拡大キー57に対してユーザの入力操作が行われたと判断すると(S20:YES)、一括拡大処理に移行する(S21)。
次に、図6を参照して一括拡大処理(S21)について説明する。まず、CPU21は、サムネイル画像表示領域52に表示されている全てのサムネイル画像51(51A,51B,51C・・・)を一括で選択する。なお、この処理は、請求項6に記載の選択手段に相当する。
続いて、CPU21は、サムネイル画像51(51A,51B,51C・・・)に基づく画像データを拡大条件記憶部23Bに記憶されている拡大条件(拡大位置(XII,YII)、拡大率300%(図10の例))に基づいて拡大表示をする(S41)。
具体的な拡大表示の方法については上記の拡大表示の処理(S33)と同様に行う。すなわち、CPU21は、選択されたサムネイル画像51(51A,51B,51C・・・)に対応する各画像データA.pdf,B.pdf,C.pdf・・・の全体像が、選択画像表示領域54の全体に表示されるように表示データ53a,53b,53c・・・を生成する。なお、既に表示データが入力画像記憶部23Aに記憶されている場合は、改めて表示データを生成する必要はない。また、CPU21は、生成された表示データ53a,53b,53c・・・を画像データA.pdf,B.pdf,C.pdf・・・に対応するようにそれぞれテーブル81に追加し、入力画像記憶部23Aに記憶する。
次に、CPU21は、拡大条件(拡大位置(XII,YII)、拡大率300%)に基づいて、各表示データ53a,53b,53c・・・における被拡大領域を算出する。算出方法は、上記の拡大表示の処理(S33)と同様であるので、説明は省略する。続いて、CPU21は、選択画像表示領域54を選択されたサムネイル画像51の数に応じて9つに分割する。
次に、CPU21は、算出された各被拡大領域を分割された選択画像表示領域54の各領域の大きさまで拡大することによって、表示データ53a3,53b3,53c3・・・を生成する。また、CPU21は、表示データ53a3,53b3,53c3・・・を画像データA.pdf,B.pdf,C.pdfに対応付けて入力画像記憶部23Aのテーブル81に追加する。
続いて、CPU21は、図13(a)に示すように、表示データ53a3,53b3,53c3・・・に基づいて選択画像53A3,53B3,53C3・・・を分割された選択画像領域54の各領域に表示させる。つまり、選択画像表示領域54を9つに分割した領域のひとつひとつを選択画像53A3,53B3,53C3・・・の表示領域とする。
なお、S41の処理は、請求項6に記載された表示制御手段に相当する。このように、S41の処理では、サムネイル画像表示領域52に表示された全てのサムネイル画像51に対応する選択画像53を先に設定された同一の拡大条件で同時に表示させることができる。従って、拡大表示された全ての選択画像53を容易に比較することができる。また、拡大位置も固定されるので、同一の拡大条件で拡大表示される画像の同一部分を容易に比較することができる。
また、CPU21は、図13(b)に示すように、S41の表示を行うことに伴って、座標対応テーブル91を更新する。すなわち、分割された選択画像表示領域54のそれぞれの領域に表示される表示データ53a3,53b3,53c3・・・に対応して、タッチパネル42の座標を割当てる。
また、CPU21は、図13(a)に示すように、S41の表示を行うことに伴って、全面表示キー59を表示させる。全面表示キー59は、拡大表示された全ての選択画像53(53A3,53B3,53C3・・・)をサムネイル画像表示領域52及び選択画像表示領域54を合わせて生成された表示領域62(第3表示領域)に表示させるのに用いる。
次に、CPU21は全面表示キー59に対してユーザの入力操作が行われたか否かを判断する(S42)。CPU21は、全面表示キー59に対してユーザの入力操作が行われていないと判断すると(S42:NO)、一括拡大処理(S21)を終了し、図4に示す拡大表示プログラム22aに基づく処理に戻る。
一方、CPU21は、全面表示キー59に対してユーザの入力操作が行われたと判断すると(S42:YES)、図14(a)に示すように、サムネイル画像表示領域52及び選択画像表示領域54を合わせた表示領域62を選択された全てのサムネイル画像51(51A,51B,51C・・・)の数に応じて9つに分割する。続いてCPU21は、選択画像53(53A3,53B3,53C3・・・)の元データである表示データ53a3,53b3,53c3・・・が、分割された表示領域62の各領域の全体に表示されるように、表示データ53a4,53b4,53c4・・・を生成する。そして、生成された表示データ53a4,53b4,53c4・・・に基づいて、選択画像53A4,53B4,53C4・・・を表示する(S43)。これは、S41において表示される図13に示す選択画像53A3,53B3,53C3・・・と比較すると、分割したそれぞれの領域が大きくなる分、1つの画像に対する表示を大きく見せることができる。
なお、S43の処理は、請求項7に記載された表示制御手段に相当する。このように、S43の処理は、サムネイル画像51に対応する選択画像53の拡大表示を容易に比較することができると共に、拡大表示する各々の選択画像53を一定の大きさ以上で表示することができ、拡大表示された選択画像53の比較が容易になる。
また、CPU21は、選択画像53(53A4,53B4,53C4・・・)を表示領域62に表示すると共に、座標対応テーブル91を更新する。すなわち、CPU21は、図14(b)に示すように、分割された表示領域62のそれぞれの領域に表示された表示データ53a4,53b4,53c4・・・に対応して、タッチパネル42の座標を割当てる。
また、CPU21は、選択画像53(53A4,53B4,53C4・・・)を表示領域62に表示すると共に全面表示終了キー60を表示させる。全面表示終了キー60は、図14に示す表示領域62に対する選択画像53(53A4,53B4,53C4・・・)の表示を終了し、図13(a)に示す選択画像表示領域54に対する選択画像53(53A3,53B3,53C3・・・)の表示状態に戻るのに用いられる。
次にCPU21は、全面表示終了キー60に対してユーザの入力操作が行われたか否かを判断する(S44)。CPU21は、全面表示終了キー60に対してユーザの入力操作が行われないと判断すると(S44:NO)、全面表示終了キー60に対してユーザの入力操作が行われるまでS44の判断を繰り返す。一方、全面表示終了キー60に対してユーザの入力操作が行われたと判断すると(S44:YES)、図13(a)に示すように選択画像表示領域54に対する選択画像53(53A3,53B3,53C3・・・)の表示状態に戻る(S41)。なお、一括拡大キー57に対してユーザの入力操作があった場合に、図13(a)の表示状態を介さずに直接図14の全面表示を行う構成であってもよい。
このようにして一括拡大処理(S21)が終了すると、CPU21は、図4に示す拡大表示プログラム22aに基づく処理に戻り、拡大モード終了キー56に対してユーザの入力操作があるか否かの判断に戻る(図4、S15)。ここで選択画像表示領域54に表示されている複数の選択画像53(53A3,53B3,53C3・・・)のいずれかを選択すると(S15:NO,S16:YES)拡大条件設定処理(S17)に移行するが、この時に選択画像表示領域54に表示されている複数の選択画像53(53A3,53B3,53C3・・・)の表示をキャンセルし、選択画像表示領域54には選択された選択画像53が選択画像表示領域54いっぱいに表示されるようにしてもよい。このように構成すれば、拡大条件の設定をする対象となる選択画像53の表示領域を大きく確保することができ、拡大条件の設定がしやすくなる。
以上、実施形態1に基づき本発明を説明したが、本発明は実施形態1に何ら限定されるものでなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、実施形態1においては、サムネイル画像表示領域52に表示されたサムネイル画像51のうちのいずれか1つ、又は、全てを選択して拡大表示を行っていたが、サムネイル画像表示領域52に表示されたサムネイル画像51のうち、全てのサムネイル画像51ではなく、ユーザの所望する複数のサムネイル画像51を選択可能にし、選択された複数の画像のみに対して拡大表示を行うように構成してもよい。以下、この構成を実施形態2として添付図を参照して説明する。
実施形態2は、上述した実施形態1における複合機1の構成とほぼ同様の構成により実現可能であるため、装置構成の説明は省略する。つまり、実施形態2では、実施形態1における拡大表示プログラム22aの代わりに拡大表示プログラム220aがROM22に記憶されている点において相違するのみで、他の構成は同様である。実施形態2の拡大表示プログラム220aは、画像処理プログラム22Aの一部としてROM22に記憶されているプログラムであり、画像処理プログラム22Aにおいてユーザの入力操作により拡大モードが選択された時にCPU21がこの拡大表示プログラム220aに基づいて処理を行うものである。具体的には、スロット部30、USB端子31を介して、PC、デジタルカメラ、外部メディアから入力された画像データに対し、ユーザの入力操作に応じた複数の画像データの選択や、選択された複数の画像データに対する拡大表示を実行するものである。
次に、拡大表示プログラム220aに基づいてCPU21が行う処理について、図15〜19を参照して説明する。図15は、実施形態2における拡大表示プログラム220aに基づいてCPU21が行う一連の処理を示すフローチャートである。図16及び17は、拡大表示プログラム220aに基づく各処理において表示部41に表示される画面の一例である。
図15のフローチャートにおいて、実施形態1と同じ処理については同じ番号を付してあり、説明は省略する。図15のフローチャートにおけるS16の処理において、表示部41には、サムネイル画像51Aに対して、拡大条件(拡大位置(XII,YII)、拡大率300%)設定されており、それに基づいて選択画像53A2が拡大表示されているとする(図10と同じ状態)。そこで、S16においてCPU21は、選択画像53A2がタッチされないと判断すると(S16:NO)、サムネイル画像表示領域52に表示されたサムネイル画像51(51A,51B,51C・・・)のうち、選択画像53A2として表示されているサムネイル画像51Aとは別のサムネイル画像51が選択されたか否かを判断する(S18)。
CPU21は、例えば図10において別のサムネイル画像51Bが選択されたと判断すると(S18:YES)、図16に示すように、選択画像表示領域54を選択されているサムネイル画像51A,51Bの数に応じて2つに分割する。続いてCPU21は、選択画像53Aに対して設定された拡大条件(拡大位置(XII,YII)、拡大率300%(図10の例))に基づいて、サムネイル画像51Bに対応する画像データを拡大表示する(S51)。
具体的には、CPU21は、新たに選択されたサムネイル画像51Bに対応する画像データB.pdfの全体像が選択画像領域54の領域全体に表示されるように表示データ53bを生成する。しかしながら、既に入力画像記憶部23Aのテーブル81に表示データ53bが記憶されている場合は、この処理は必要ない。次にCPU21は、表示データ53bにおいて、拡大条件(拡大位置(XII,YII)、拡大率300%)に基づく被拡大領域を算出する。続いて、CPU21は、算出された各被拡大領域を分割された選択画像表示領域54の各領域の大きさまで拡大することによって、表示データ53b5を生成する。また、CPU21は、表示データ53b5を画像データB.pdfに対応付けて入力画像記憶部23Aのテーブル81に追加する。
さらにCPU21は、図10(a)に示すように、既に選択画像領域54に表示されていた選択画像53A2の元データである表示データ53a2を入力画像記憶部23Aのテーブル81から読み出す。そして、表示データ53a2分割された選択画像表示領域54の各領域の大きさまで拡大することによって、表示データ53a5を生成する。また、CPU21は、表示データ53a2に代わって表示データ53a5を画像データA.pdfに対応付けて入力画像記憶部23Aのテーブル81に追加する。
続いて、CPU21は、図16(a)に示すように、表示データ53a5及び表示データ53b5に基づいて選択画像53A5,53B5を分割された選択画像領域54の各領域に表示させる。つまり、選択画像表示領域54を2つに分割した領域のひとつひとつを選択画像53A5,53B5の表示領域とする。
なお、S51の処理は、請求項3に記載された表示制御手段に相当する。従って、同一の拡大条件で選択された複数のサムネイル画像に対応した画像を同時に拡大表示することができ、同一の拡大条件で拡大表示された複数の画像を容易に比較することができる。
また、CPU21は、図16(b)に示すように、S51の表示を行うことに伴って、座標対応テーブル91を更新する。すなわち、分割された選択画像表示領域54のそれぞれの領域に表示される表示データ53a5,53b5に対応して、タッチパネル42の座標を割当てる。
このように、実施形態2では、選択画像53A2として表示されているサムネイル画像51A以外の別のサムネイル画像51Bを新たに選択することによって、選択画像表示領域54に、選択画像53A5と、別のサムネイル画像51Bに対応する選択画像53B5とを表示する。また、図17(a)に示すように、繰り返し別のサムネイル画像51Cを選択すると(S15:NO,S16:NO,S18:YES)、拡大条件(拡大位置(XII,YII)、拡大率300%)に基づいて選択画像53C5が選択画像53A5,53B5とともに選択画像表示領域54に拡大表示される。また、CPU21は、図17(b)に示すように、図17(a)の表示状態に対応して、座標対応テーブル91を更新する。すなわち、分割された選択画像表示領域54のそれぞれの領域に表示される表示データ53a5,53b5,53c5に対応して、タッチパネル42の座標を割当てる。
また、選択される画像は、サムネイル画像の並び順、すなわち、入力画像記憶部23Aの記憶順に関係なく任意に選択して表示させることができる。S51によって選択画像53Bが表示された後、CPU21は拡大モード終了キー56に対してユーザの入力操作があるか否かの判断に戻る(S15)。
ここで選択画像表示領域54に表示されている複数の選択画像53(53A5,53B5,53C5)のいずれかを選択すると(S15:NO,S16:YES)拡大条件設定処理(S17)に移行するが、この時に選択画像表示領域54に表示されている複数の選択画像53(53A5,53B5,53C5)の表示をキャンセルし、選択画像表示領域54には選択された選択画像53が選択画像表示領域54いっぱいに表示されるようにしてもよい。このように構成すれば、拡大条件の設定をする対象の画像の表示領域を大きく確保することができ、拡大条件の設定がしやすくなる。
CPU21は、S18の判断において別のサムネイル画像51が選択されていないと判断すると(S18:NO)、図17(a)に示すように、選択画像53(53A5,53B5,53C5)に対応するサムネイル画像51(51A,51B,51C)のいずれかを再度選択したか否かを判断する(S52)。CPU21は、選択画像53(53A5,53B5,53C5)に対応するサムネイル画像51(51A,51B,51C)のいずれかが選択されないと判断すると(S52:NO)、一括拡大キー57に対してユーザの入力操作があるか否かを判断する(S20)。CPU21は、一括拡大キー57に対してユーザの入力操作が行われたと判断すると(S20:YES)、一括拡大処理に移行する(S21)。
一方、CPU21は、S52の判断において選択画像53として表示された画像に対応するサムネイル画像51が選択されたと判断すると(S52:YES)、選択されたサムネイル画像51に対応する選択画像53の表示をキャンセルする(S53)。例えば、図17(a)において、サムネイル画像51A,51B,51Cに対応する選択画像53A5,53B5,53C5が既に表示されている。このとき、ユーザがサムネイル画像51Cを選択した場合、それに対応する選択画像53C5の表示がキャンセルされ、図16(a)の状態に戻る。S53の処理は、請求項5に記載された表示制御手段に相当する。このように、既に選択画像53が表示されているサムネイル画像51を再度選択すると、その選択画像53の表示がキャンセルされるので、拡大表示のキャンセルを指示するための操作を必要とせず操作性を向上させることができる。
以上、実施形態1及び2に基づき本発明を説明したが、本発明は実施形態1及びに何ら限定されるものでなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、実施形態1及び2においては、CPU21は、タッチパネル42を介した指示入力により各種制御を行っているが、これに限られず、操作キー40を介する指示入力によって各種制御を行うものであってもよい。
また、実施形態1及び2において、メモリカード等の外部メディアに記憶された画像データに対して画像の拡大表示を行ったが、これに限らず、スキャナ部3により読み取られた画像データに対する拡大表示を行うものであったり、複合機1のファクシミリ機能により受信した画像データに対する拡大表示を行うものであってもよい。
さらに、実施形態1及び2において、本発明の画像表示装置の例として複合機1について説明したが、この構成に限られるものではなく、例えば、表示部を備える電子カメラのように、少なくとも入力された画像データに基づいて画像を表示する機能を備えていればよい。
本発明の複合機1の外観構成を示す斜視図である。 複合機1の制御部20の構成を示すブロック図である。 画像処理プログラム22Aの処理の一部を示すフローチャートである。 拡大表示プログラム22aの処理を示すフローチャートである。 拡大表示プログラム22aにおける拡大条件設定処理の処理を示すフローチャートである。 拡大表示プログラム22aにおける一括拡大処理の処理を示すフローチャートである。 (a)拡大表示プログラム22aの各処理において表示部41に表示される画面の一例である。(b)(a)の表示状態における座標対応テーブル91を示す図である。 拡大表示プログラム22aの各処理において表示部41に表示される画面の一例である。 (a)拡大表示プログラム22aの各処理において表示部41に表示される画面の一例である。(b)(a)の表示状態における座標対応テーブル91を示す図である。 (a)拡大表示プログラム22aの各処理において表示部41に表示される画面の一例である。(b)(a)の表示状態における座標対応テーブル91を示す図である。 (a)拡大表示プログラム22aの各処理において表示部41に表示される画面の一例である。(b)(a)の表示状態における座標対応テーブル91を示す図である。 拡大表示プログラム22aの各処理において表示部41に表示される画面の一例である。 (a)拡大表示プログラム22aの各処理において表示部41に表示される画面の一例である。(b)(a)の表示状態における座標対応テーブル91を示す図である。 (a)拡大表示プログラム22aの各処理において表示部41に表示される画面の一例である。(b)(a)の表示状態における座標対応テーブル91を示す図である。 拡大表示プログラム220aの処理を示すフローチャートである。 (a)拡大表示プログラム220aの各処理において表示部41に表示される画面の一例である。(b)(a)の表示状態における座標対応テーブル91を示す図である。 (a)拡大表示プログラム220aの各処理において表示部41に表示される画面の一例である。(b)(a)の表示状態における座標対応テーブル91を示す図である。 タッチパネル42における座標変換の計算方法を説明するための説明図である。 拡大表示プログラム22aにおける拡大処理に基づいてCPU21が行う被拡大領域の計算方法を説明するための説明図である。 入力画像記憶部23Aの記憶内容を説明するための説明図である。 入力画像記憶部23Aの記憶内容を説明するための説明図である。 入力画像記憶部23Aの記憶内容を説明するための説明図である。 座標変換の計算方法を説明するための説明図である。 入力画像記憶部23Aの記憶内容を説明するための説明図である。
符号の説明
1 複合機
4 操作パネル部
21 CPU
22 ROM
22A 画像処理プログラム
22a 拡大表示プログラム
23 RAM
23A 入力画像記憶部
23B 拡大条件記憶部
41 表示部
42 タッチパネル
51 サムネイル画像
52 サムネイル画像表示領域
53 選択画像
54 選択画像表示領域
57 一括拡大キー

Claims (8)

  1. 表示部を備え、各種画像データに基づく画像を表示可能な画像表示装置であって、
    前記表示部は、
    前記画像データに対応するサムネイル画像を表示する第1表示領域と、
    前記第1表示領域から選択されたサムネイル画像に対応する画像を表示する第2表示領域とを含み、
    前記第2表示領域に表示されている画像に対して、拡大条件として表示の拡大率を変更可能に設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定された第2表示領域に表示されている画像に対しての前記拡大条件を保持する保持手段と、
    前記第2表示領域に新たに表示すべきサムネイル画像が前記第1表示領域から選択された場合に、その選択されたサムネイル画像に対応する画像を前記保持手段に保持されている拡大条件で前記第2表示領域に表示させる表示制御手段とを備えることを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記設定手段は、前記第2表示領域に表示されている画像の拡大条件として表示の拡大率及び拡大位置を設定することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記第1表示領域からサムネイル画像が複数選択された場合、前記表示制御手段は、その選択されたサムネイル画像の数に応じて前記第2表示領域を分割し、その分割された第2表示領域の各領域に、選択された複数のサムネイル画像に対応する画像を前記保持手段に保持されている拡大条件でそれぞれ表示させることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像表示装置。
  4. 前記第2表示領域に表示すべきサムネイル画像が前記第1表示領域から選択された場合、前記第1表示領域において選択されたサムネイル画像であることを区別可能に表示させる選択画像表示制御手段を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像表示装置。
  5. 前記選択画像表示制御手段により、選択されたサムネイル画像であることが区別可能に表示されているサムネイル画像に対して、ユーザの操作を介して所定の指示が入力されることを条件として、前記表示制御手段は、前記所定の指示が入力されたサムネイル画像に対応する画像の表示を前記第2表示領域から削除することを特徴とする請求項4に記載の画像表示装置。
  6. 前記第1表示領域に表示された全てのサムネイル画像を一括で選択する選択手段を備え、
    前記選択手段により全てのサムネイル画像が選択された場合、前記表示制御手段は、選択された全てのサムネイル画像の数に応じて前記第2表示領域を分割し、その分割された各領域に、前記選択手段により選択された全てのサムネイル画像に対応する画像を前記保持手段により保持されている拡大条件でそれぞれ表示することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の画像表示装置。
  7. 前記選択手段により全てのサムネイル画像が選択された場合、前記表示制御手段は、前記第1表示領域と前記第2表示領域との領域を合わせた第3表示領域を生成すると共に、その第3表示領域を、選択された全てのサムネイル画像の数に応じて分割し、その分割された各領域に、前記選択手段により選択された全てのサムネイル画像に対応する画像を前記保持手段により保持されている拡大条件でそれぞれ表示することを特徴とする請求項6に記載の画像表示装置。
  8. 表示部を備え、各種画像データに基づく画像を表示可能な画像表示装置おいて実行される画像表示プログラムであって、
    第1表示領域と第2表示領域とを含む前記表示部に対して、前記画像データに対応するサムネイル画像を前記第1表示領域に表示するとともに、その第1表示領域から選択されたサムネイル画像に対応する画像を前記第2表示領域に表示する表示ステップと、
    前記第2表示領域に表示されている画像に対して、拡大条件として表示の拡大率を変更可能に設定する設定ステップと、
    前記設定ステップにより設定された第2表示領域に表示されている画像についての前記拡大条件を保持する保持ステップと、
    第2表示領域に新たに表示すべきサムネイル画像が前記第1表示領域から選択された場合に、その選択されたサムネイル画像に対応する画像を前記保持ステップで保持されている拡大条件で第2表示領域に表示する表示制御ステップとを備えることを特徴とする画像表示プログラム。
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