JP2011118560A - 入力装置、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】画面領域が小さい場合にも、誤入力を減少し、操作性を向上することが可能な入力装置、及びプログラムを提供すること。
【解決手段】複合機は、画面に入力ボタンが表示されるタッチパネルを備える。CPUは、第1画面で入力ボタンが押下された場合に、押下された入力ボタンをRAMに記憶する。また、CPUは、第1画面で入力ボタンが押下された場合に、押下された入力ボタンに応じて、タッチパネルの画面を第1画面から第2画面へ遷移させる。また、CPUは、第2画面で所定の取消操作が行われた場合に、取消操作の回数を、取消回数としてRAMに記憶する。また、CPUは、第2画面で取消操作が行われた場合に、タッチパネルの画面を第2画面から第1画面へ遷移させる。また、CPUは、取消回数が所定値に到達した場合に、RAMに記憶された入力ボタンの表示態様を、第1態様から第2態様に変更する。
【選択図】図2

Description

本発明は、タッチパネルを備える入力装置、及びプログラムに関する。
画面に表示される入力ボタンを押下することにより、入力操作をすることができるタッチパネルを備えた入力装置が普及している。このようなタッチパネル入力装置では、画面領域が小さい場合や、表示される入力ボタンの数が多い場合には、一つ一つの入力ボタンが小さく、また、各入力ボタン間の間隔が狭くなる。その結果、入力ボタンを押下しても無反応だったり、ユーザが意図した入力ボタンの隣の入力ボタンが反応したり、といった誤入力が発生する。この問題を解決するために、例えば、特許文献1には、所望のボタンに対して隣接するボタンが誤操作されたことを検出した場合、所望のボタンの入力領域を広げるように補正する技術が開示されている。
特開2003−196031号公報
しかしながら、所望のボタンの入力領域が広がったとしても、ユーザが隣接するボタンを再度誤って押下したり、各ボタンの境界を押下したりする可能性が残ってしまう。また、特許文献1では、所望のボタンの入力領域を広げるように補正した結果、隣接するボタンの入力領域が小さくなってしまうため、別の入力時には逆効果となるおそれがある。
本発明は上記の課題に鑑み提案されたものである。本発明は、誤入力を減少し、操作性を向上することが可能な入力装置、及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る入力装置は、画面に入力ボタンが表示されるタッチパネルと、押下ボタン記憶手段と、第1画面遷移手段と、取消回数記憶手段と、第2画面遷移手段と、表示態様変更手段と、を備える。押下ボタン記憶手段は、第1画面で入力ボタンが押下された場合に、押下された入力ボタンを記憶する。第1画面遷移手段は、第1画面で入力ボタンが押下された場合に、押下された入力ボタンに応じて、タッチパネルの画面を第1画面から第2画面へ遷移させる。取消回数記憶手段は、第2画面で所定の取消操作が行われた場合に、取消操作の回数を、取消回数として記憶する。第2画面遷移手段は、第2画面で取消操作が行われた場合に、タッチパネルの画面を第2画面から第1画面へ遷移させる。表示態様変更手段は、取消回数が所定値に到達した場合に、押下ボタン記憶手段によって記憶された入力ボタンの表示態様を、第1態様から第2態様に変更する。入力装置の一例としては、複合機が挙げられる。入力ボタンの一例としては、「COPY」ボタン、「FAX」ボタンが挙げられる。第1画面、第2画面の一例としては、階層化されたメニュー画面が挙げられる。取消操作の一例としては、入力ボタンの押下を「戻る」ボタンの押下で取消す操作が挙げられる。
また、表示態様変更手段は、第1態様から第2態様への変更において、押下ボタン記憶手段によって記憶された入力ボタンについて、削除するとしてもよいし、他の入力ボタンより小さくするとしてもよいし、スクロールで表示される画面に移動するとしてもよいし、他の入力ボタンとの間隔を広げるとしてもよい。
これにより、取消操作が所定回数行われた場合には、ユーザは、意図した入力ボタンを押下し易くなる。よって、画面領域が小さい場合や、表示される入力ボタンの数が多い場合でも、操作性を向上することができる。特に、削除する場合は、同じ誤入力が発生するおそれがなくなる。
また、取消回数記憶手段は、取消操作の回数に対応付けられた単一のカウンタ値を用いるとしてもよいし、タッチパネルの画面の各々に対応付けられたカウンタ値を用いるとしてもよいし、入力ボタンの各々に対応付けられたカウンタ値を用いるとしてもよい。
これにより、取消操作の回数を正確に把握し、ユーザが現在の入力を誤入力であると考えていることを確実に検出することができる。
また、入力装置のプログラムとしても本発明は構成可能であり、上記の入力装置と同様の効果が得られる。
本発明に係る入力装置、及びプログラムによれば、画面領域が小さい場合にも、誤入力を減少し、操作性を向上することができる。
入力装置の一例として複合機を示す外観図及び構成図である。 複合機におけるメニュー画面処理のフローチャートである。 複合機における画面遷移の一例である。
図面を参照して実施例を説明する。図1は、本発明の入力装置の一例として、複合機10の外観図及び構成図を示す。複合機10は、コピー機能、ファクシミリ機能、スキャナ機能、プリンタ機能、電話機能などを有する。図1の外観図に示されるように、複合機10の上面正面側には、タッチパネル50が設けられている。タッチパネル50には、複合機10の状態に応じて、様々な画面が表示される。ユーザは、画面上の入力ボタンを押下することで、入力操作をすることができる。
図1の構成図に示されるように、複合機10は、制御部12、タッチパネル50、ハードキー52、印刷部54、スキャン部56、FAX部58、ネットワークインターフェイス60、等を有する。制御部12は、CPU14、ROM16、RAM30、NVRAM40、等を有する。
CPU14は、ROM16に記憶されているプログラムに従って様々な処理を実行する。CPU14が実行する処理については、後で詳しく説明する。ROM16は、複合機10の基本的な動作を制御するための基本機能プログラム18を記憶している。基本機能プログラム18は、例えば、タッチパネル50における表示処理、入力処理に用いられる。RAM30は、基本機能ワーク領域32を備える。基本機能ワーク領域32は、基本機能プログラム18に従って処理が実行される過程で生成される各種データを記憶するための記憶領域である。NVRAM40は、基本機能パラメータ記憶領域42を有する。基本機能パラメータ記憶領域42は、CPU14が基本機能プログラム18に従って処理を実行する際に利用される各種パラメータを記憶するための記憶領域である。
ネットワークインターフェイス60は、LAN回線4に接続されている。複合機10は、外部に接続されたパーソナルコンピュータと通信可能であるとともに、インターネットにアクセス可能とされる。
上記のように構成された複合機10は、複数の設定項目の各々に設定された設定値に従って、各機能を実行する。複合機10は、設定項目毎に設定値を設定するため、メニュー画面をタッチパネル50に表示する。以下では、図2のフローチャートと、図3の画面遷移図とを参照して、複合機10において実行されるメニュー画面処理を説明する。
図2は、メニュー画面処理のフローチャートである。メニュー画面処理は、例えば、待機画面を表示中に、ハードキー52に含まれる所定キーが押下されることにより、開始される。S11において、CPU14は、メニュー画面をタッチパネル50に表示する。これにより、本実施例では、図3(A)に示されるように、「COPY」、「FAX」、「SCAN」の3つの入力ボタンB1、B2、B3がタッチパネル50に表示される。
S13において、CPU14は、初期化を行う。具体的には、CPU14は、カウンタ値Mを0に設定し、記憶ボタン1、2、3を初期値に設定する。ここで、カウンタ値M、記憶ボタン1、2、3は、RAM30の基本機能ワーク領域32に記憶される。また、記憶ボタン1には、現在押下された入力ボタンの情報が格納され、記憶ボタン2には、1つ前に押下された入力ボタンの情報が格納され、記憶ボタン3には、2つ前に押下された入力ボタンの情報が格納される。
S15において、CPU14は、タッチパネル50が押下されたか否かを判断する。タッチパネル50が押下されていない場合(S15:NO)、CPU14は、S15に戻る。すなわち、CPU14は、タッチパネル50が押下されるまでS15で待機する。一方、タッチパネル50が押下された場合(S15:YES)、CPU14は、S17において、押下された入力ボタンを判別する。ここでは、一例として、図3(A)に示されるように、「FAX」ボタンB2が押下されたことを判別した場合について説明する。
S19において、CPU14は、記憶ボタン3を、記憶ボタン2の情報で上書きした後、記憶ボタン2を、記憶ボタン1の情報で上書きする。さらに、CPU14は、S17で判別された入力ボタンの情報を記憶ボタン1に格納する。これにより、記憶ボタン1には、現在押下された入力ボタンである「FAX」ボタンB2の情報が格納され、記憶ボタン2、記憶ボタン3には、それぞれ初期値が格納される。
S21において、CPU14は、記憶ボタン1に格納された情報が、後述する「戻る」ボタンの情報であるか否かを判断する。今、記憶ボタン1には「FAX」ボタンB2の情報が格納されているため、CPU14は、記憶ボタン1に格納された情報が「戻る」ボタンの情報でないと判断し(S21:NO)、S23に移行する。
S23において、CPU14は、記憶ボタン1に格納された情報が、後述する「設定」ボタンの情報であるか否かを判断する。今、記憶ボタン1には「FAX」ボタンB2の情報が格納されているため、CPU14は、記憶ボタン1に格納された情報が「設定」ボタンの情報でないと判断し(S23:NO)、S25に移行する。
S25において、CPU14は、記憶ボタン1に格納された情報が、記憶ボタン3に格納された情報と同じであるか否かを判断する。今、記憶ボタン1には「FAX」ボタンB2の情報が格納され、記憶ボタン3には初期値が格納されているため、CPU14は、記憶ボタン1に格納された情報が記憶ボタン3に格納された情報と同じでないと判断し(S25:NO)、S27に移行する。
S27において、CPU14は、カウンタ値Mを0に設定する。そして、S29において、CPU14は、S15で押下され、S17で判別された入力ボタンに応じて、タッチパネル50の画面を、1階層下の画面へ遷移させる。したがって、ここでは、S15で押下され、S17で判別された入力ボタンである「FAX」ボタンB2に応じて、タッチパネル50の画面が1階層下の画面へ遷移する。これにより、本実施例では、図3(B)に示されるように、「FAX Resolution」、「Contrast」、「Broadcasting」の3つの入力ボタンB11、B12、B13と、「戻る」ボタンB14とがタッチパネル50に表示される。その後、CPU14は、S15に戻り、再びタッチパネル50が押下されるまで待機する。
再びタッチパネル50が押下された場合(S15:YES)、CPU14は、S17において、押下された入力ボタンを判別する。ここでは、一例として、図3(C)に示されるように、「戻る」ボタンB14が押下されたことを判別した場合について説明する。
S19において、CPU14は、前述の処理を行う。これにより、記憶ボタン1には、現在押下された入力ボタンである「戻る」ボタンB14の情報が格納され、記憶ボタン2には、1つ前に押下された入力ボタンである「FAX」ボタンB2の情報が格納され、記憶ボタン3には、初期値が格納される。
S21において、CPU14は、記憶ボタン1に格納された情報が、「戻る」ボタンの情報であるか否かを判断する。今、記憶ボタン1には「戻る」ボタンB14の情報が格納されているため、CPU14は、記憶ボタン1に格納された情報が「戻る」ボタンの情報であると判断し(S21:YES)、S31に移行する。
S31において、CPU14は、記憶ボタン2に格納された情報が、「戻る」ボタンの情報であるか否かを判断する。今、記憶ボタン2には「FAX」ボタンB2の情報が格納されているため、CPU14は、記憶ボタン2に格納された情報が「戻る」ボタンの情報でないと判断し(S31:NO)、S33に移行する。
S33において、CPU14は、カウンタ値Mに1を加算する。そして、S35において、CPU14は、カウンタ値Mが2であるか否かを判断する。今、カウンタ値Mは1であるため、CPU14は、カウンタ値Mが2でないと判断し(S35:NO)、S39に移行する。
S39において、CPU14は、タッチパネル50の画面を、1階層上の画面へ遷移させる。これにより、本実施例では、図3(D)に示されるように、「COPY」、「FAX」、「SCAN」の3つの入力ボタンB1、B2、B3がタッチパネル50に表示され、タッチパネル50は図3(A)と同様の画面に戻る。その後、CPU14は、S15に戻り、再びタッチパネル50が押下されるまで待機する。
再びタッチパネル50が押下された場合(S15:YES)、CPU14は、S17において、押下された入力ボタンを判別する。ここでは、一例として、図3(D)に示されるように、「FAX」ボタンB2が押下されたことを判別した場合について説明する。
S19において、CPU14は、前述の処理を行う。これにより、記憶ボタン1には、現在押下された入力ボタンである「FAX」ボタンB2の情報が格納され、記憶ボタン2には、1つ前に押下された入力ボタンである「戻る」ボタンB14の情報が格納され、記憶ボタン3には、2つ前に押下された入力ボタンである「FAX」ボタンB2の情報が格納される。
S21において、CPU14は、記憶ボタン1に格納された情報が、「戻る」ボタンの情報であるか否かを判断する。今、記憶ボタン1には「FAX」ボタンB2の情報が格納されているため、CPU14は、記憶ボタン1に格納された情報が「戻る」ボタンの情報でないと判断し(S21:NO)、S23に移行する。
S23において、CPU14は、記憶ボタン1に格納された情報が、後述する「設定」ボタンの情報であるか否かを判断する。今、記憶ボタン1には「FAX」ボタンB2の情報が格納されているため、CPU14は、記憶ボタン1に格納された情報が「設定」ボタンの情報でないと判断し(S23:NO)、S25に移行する。
S25において、CPU14は、記憶ボタン1に格納された情報が、記憶ボタン3に格納された情報と同じであるか否かを判断する。今、記憶ボタン1、記憶ボタン3には共に「FAX」ボタンB2の情報が格納されているため、CPU14は、記憶ボタン1に格納された情報が記憶ボタン3に格納された情報と同じであると判断し(S25:YES)、S27をスキップしてS29に移行する。
S29において、前述の処理を行う。これにより、タッチパネル50は、図3(A)から図3(B)への遷移と同様に画面遷移する。すなわち、本実施例では、図3(E)に示されるように、「FAX Resolution」、「Contrast」、「Broadcasting」の3つの入力ボタンB11、B12、B13と、「戻る」ボタンB14とがタッチパネル50に表示される。その後、CPU14は、S15に戻り、再びタッチパネル50が押下されるまで待機する。
再びタッチパネル50が押下された場合(S15:YES)、CPU14は、S17において、押下された入力ボタンを判別する。ここでは、一例として、図3(F)に示されるように、「戻る」ボタンB14が押下されたことを判別した場合について説明する。
S19において、CPU14は、前述の処理を行う。これにより、記憶ボタン1には、現在押下された入力ボタンである「戻る」ボタンB14の情報が格納され、記憶ボタン2には、1つ前に押下された入力ボタンである「FAX」ボタンB2の情報が格納され、記憶ボタン3には、2つ前に押下された入力ボタンである「戻る」ボタンB14の情報が格納される。したがって、CPU14は、前述のように、S21→S31→S33の順に処理を進める。
S33において、CPU14は、カウンタ値Mに1を加算する。そして、S35において、CPU14は、カウンタ値Mが2であるか否かを判断する。今、カウンタ値Mは2であるため、CPU14は、カウンタ値Mが2であると判断し(S35:YES)、S41に移行する。
S41において、CPU14は、タッチパネル50の画面を、記憶ボタン2に格納された情報が示す入力ボタンを削除した1階層上の画面へ遷移させる。今、記憶ボタン2には「FAX」ボタンB2の情報が格納されている。したがって、ここでは、タッチパネル50の画面は、「FAX」ボタンB2が削除された1階層上の画面へ遷移する。これにより、本実施例では、図3(G1)に示されるように、「COPY」、「SCAN」の2つの入力ボタンB1、B3がタッチパネル50に表示される。その後、CPU14は、S43に移行し、S13と同様に初期化を行う。そして、CPU14は、S15に戻り、再びタッチパネル50が押下されるまで待機する。
ここまで、一例として、メニュー画面処理において「FAX」ボタンB2→「戻る」ボタンB14→「FAX」ボタンB2→「戻る」ボタンB14の順に入力ボタンが押下された場合について説明した。続いて、別の例として、メニュー画面処理において「FAX」ボタンB2→「FAX Resolution」ボタンB11の順に入力ボタンが押下された場合について説明する。
「FAX」ボタンB2→「FAX Resolution」ボタンB11の順に入力ボタンが押下された場合、CPU14は、S11→S13→S15→S17→S19→S21→S23→S25→S27→S29→S15→S17→S19→S21→S23→S25→S27→S29の順に処理を進める。S29において、CPU14は、タッチパネル50の画面を、さらに1階層下の画面へ遷移させる。図示は省略するが、これにより、設定項目「FAX Resolution」について、例えば、設定値を選択するための設定値選択画面がタッチパネル50に表示される。設定値選択画面で何れかの設定値が選択されると、例えば、選択された設定値について確認を行う確認画面がタッチパネル50に表示される。確認画面は、例えば、「設定」ボタンと「戻る」ボタンとを含んでおり、「戻る」ボタンが押下された場合、CPU14は、選択された設定値を設定することなく、タッチパネル50の画面を、1階層上の画面へ遷移させる。
また、上記の確認画面から「戻る」ボタンが2回連続で押下された場合、記憶ボタン2には、「戻る」ボタンの情報が格納される。そのため、CPU14は、メニュー画面処理のS31において、記憶ボタン2に格納された情報が「戻る」ボタンの情報であると判断し(S31:YES)、S37に移行する。S37において、CPU14は、カウンタ値Mを0に設定する。その後、CPU14は、S39に移行して、タッチパネル50の画面を、1階層上の画面へ遷移させる。
一方、上記の確認画面で「設定」ボタンが押下された場合、記憶ボタン1には、「設定」ボタンの情報が格納される。そのため、CPU14は、メニュー画面処理のS23において、記憶ボタン1に格納された情報が「設定」ボタンの情報であると判断し(S23:YES)、S45に移行する。
S45において、CPU14は、上記の設定値選択画面で選択された設定値を設定する。そして、S47において、CPU14は、S11と同様にメニュー画面をタッチパネル50に表示する。これにより、タッチパネル50の画面は、図3(A)と同様の画面へ遷移し、一連のメニュー画面処理が終了する。
本実施例の効果を以下に説明する。前述のように、CPU14は、「戻る」ボタンが2回連続で押下された場合、S37でカウンタ値Mを0に設定する。また、CPU14は、S25において、記憶ボタン1に格納された情報と記憶ボタン3に格納された情報とを比較し、同じでないと判断した場合(S25:NO)、S27でカウンタ値Mを0に設定し、同じであると判断した場合(S25:YES)、S27をスキップする。すなわち、現在押下された入力ボタンが2つ前に押下された入力ボタンと同じである場合にだけカウンタ値Mのカウントアップが継続される。そして、CPU14は、S35において、カウンタ値Mが2であると判断すると、S41で記憶ボタン2に格納された情報が示す入力ボタンを削除する。すなわち、1つ前に押下された入力ボタンが削除される。このようにして、本実施例に係る複合機10では、メニュー画面処理において「FAX」ボタンB2→「戻る」ボタンB14→「FAX」ボタンB2→「戻る」ボタンB14のように、ある入力ボタンの押下を取消す操作が連続して2回行われた場合に当該入力ボタンを削除する(図3参照)。
これにより、設定値を設定する際に誤って押下された入力ボタンが徐々に削除されていくため、ユーザは、意図した入力ボタンを押下し易くなる。入力ボタンが削除された場合、同じ誤入力が発生するおそれがなくなり、従来技術のように、ユーザが隣接する入力ボタンを再度誤って押下したり、各入力ボタンの境界を押下したりする可能性が残るという欠点がない。さらに、入力ボタンが削除されて出来た画面領域の空きを利用して、他の入力ボタンを大きくすれば、より操作性が向上する。
また、本実施例に係る複合機10では、CPU14は、S45で設定値を設定すると、S47において、S11と同様にメニュー画面をタッチパネル50に表示する。すなわち、設定値の設定が完了すると、削除された入力ボタンが元に戻る。これにより、別の入力時に、入力ボタンが削除されたことによる弊害が生じることはない。
以上、本発明の実施例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、上記の実施例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
本実施例では、単一のカウンタ値Mを用いたメニュー画面処理のフローチャートを説明した。しかし、前述のフローチャートは単なる一例であり、前述のフローチャートの処理と同等の結果を得ることできるものであれば、他のフローチャートによって処理を実現してもよい。
例えば、階層毎にカウンタ値を記憶する構成でもよい。その場合、例えば、「戻る」ボタンが押下された時点で現在の階層のカウンタ値が2であれば、ユーザは現在の階層が間違いであると考えて「戻る」ことを希望している、と考えられる。したがって、CPU14は、「戻る」ボタンが押下された時点で現在の階層のカウンタ値が2であれば、当該階層へ遷移する際に押下された入力ボタンを削除する、というようにして、処理を行うことができる。
また、例えば、入力ボタン毎にカウンタ値を記憶する構成でもよい。その場合、例えば、「戻る」ボタンのカウンタ値と「任意の」ボタンのカウンタ値とがそれぞれ2になっていれば、ユーザは「任意の」ボタンと「戻る」ボタンとを2回ずつ押下しており、「任意の」ボタンを認識していることを間違いと考えて「戻る」ことを希望している、と考えられる。したがって、CPU14は、「戻る」ボタンのカウンタ値と「任意の」ボタンのカウンタ値とがそれぞれ2になっていれば、「任意の」ボタンを削除する、というようにして、処理を行うことができる。
また、本実施例では、図3(G1)に示されるように、該当する入力ボタンを削除するとしたが、これに限られない。他の例を列挙すると、該当する入力ボタンを他の入力ボタンより小さく表示してもよい(図3(G2)参照)。該当する入力ボタンを、画面外へ移動し、スクロールで表示されるようにしてもよい(図3(G3)参照)。該当する入力ボタンと他の入力ボタンとの間隔を広げるようにしてもよい(図3(G4)参照)。
また、本実施例では、階層化されたメニューについて説明したが、これに限られず、押下された入力ボタンに従い、別の画面に遷移する構成であればよい。例えば、「FAX」ボタンが押下されたら、「FAX送信しますか?」という確認メッセージと「はい/いいえ」ボタンとを表示する構成でもよい。
また、本実施例では、入力装置の一例として、複合機10について説明したが、これに限られず、携帯端末、パーソナルコンピュータ、等であってもよい。さらに、ある入力ボタンの押下を取消す操作は、「戻る」ボタン、「いいえ」ボタン、以外にも、「キャンセル」ボタンでもよいし、「振る」「傾ける」などの動作でもよいし、「いいえ」という音声でもよいし、任意に設計することができる。
また、前述したメニュー画面処理を入力装置に実行させるためのプログラムとしても本発明は実現可能である。
なお、特許請求の範囲との対応は以下の通りである。
複合機10は入力装置の一例である。RAM30とS19を実行するCPU14によって押下ボタン記憶手段が実現される。S29を実行するCPU14によって第1画面遷移手段が実現される。RAM30とS33を実行するCPU14によって取消回数記憶手段が実現される。S39を実行するCPU14によって第2画面遷移手段が実現される。また、S41を実行するCPU14によって表示態様変更手段が実現される。
10 複合機
12 制御部
14 CPU
30 RAM
50 タッチパネル
52 ハードキー
B1、B2、B3、B11、B12、B13、B14 入力ボタン

Claims (9)

  1. 画面に入力ボタンが表示されるタッチパネルと、
    第1画面で前記入力ボタンが押下された場合に、押下された前記入力ボタンを記憶する押下ボタン記憶手段と、
    前記第1画面で前記入力ボタンが押下された場合に、押下された前記入力ボタンに応じて、前記タッチパネルの前記画面を前記第1画面から第2画面へ遷移させる第1画面遷移手段と、
    前記第2画面で所定の取消操作が行われた場合に、前記取消操作の回数を、取消回数として記憶する取消回数記憶手段と、
    前記第2画面で前記取消操作が行われた場合に、前記タッチパネルの前記画面を前記第2画面から前記第1画面へ遷移させる第2画面遷移手段と、
    前記取消回数が所定値に到達した場合に、前記押下ボタン記憶手段によって記憶された前記入力ボタンの表示態様を、第1態様から第2態様に変更する表示態様変更手段と、
    を備えることを特徴とする入力装置。
  2. 前記表示態様変更手段は、
    前記第1態様から前記第2態様への変更において、前記押下ボタン記憶手段によって記憶された前記入力ボタンを削除する
    ことを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記表示態様変更手段は、
    前記第1態様から前記第2態様への変更において、前記押下ボタン記憶手段によって記憶された前記入力ボタンを他の前記入力ボタンより小さくする
    ことを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  4. 前記第1画面はスクロール可能であり、
    前記表示態様変更手段は、
    前記第1態様から前記第2態様への変更において、前記押下ボタン記憶手段によって記憶された前記入力ボタンを、前記第1画面がスクロールした後に表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  5. 前記表示態様変更手段は、
    前記第1態様から前記第2態様への変更において、前記押下ボタン記憶手段によって記憶された前記入力ボタンと他の前記入力ボタンとの間隔を広げる
    ことを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  6. 前記取消回数記憶手段は、
    前記取消操作の回数に対応付けられた単一のカウンタ値を用いる
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の入力装置。
  7. 前記取消回数記憶手段は、
    前記タッチパネルの前記画面の各々に対応付けられたカウンタ値を用いる
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の入力装置。
  8. 前記取消回数記憶手段は、
    前記入力ボタンの各々に対応付けられたカウンタ値を用いる
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の入力装置。
  9. 画面に入力ボタンが表示されるタッチパネルを備える入力装置を、
    第1画面で前記入力ボタンが押下された場合に、押下された前記入力ボタンを記憶する押下ボタン記憶手段と、
    前記第1画面で前記入力ボタンが押下された場合に、押下された前記入力ボタンに応じて、前記タッチパネルの前記画面を前記第1画面から第2画面へ遷移させる第1画面遷移手段と、
    前記第2画面で所定の取消操作が行われた場合に、前記取消操作の回数を、取消回数として記憶する取消回数記憶手段と、
    前記第2画面で前記取消操作が行われた場合に、前記タッチパネルの前記画面を前記第2画面から前記第1画面へ遷移させる第2画面遷移手段と、
    前記取消回数が所定値に到達した場合に、前記押下ボタン記憶手段によって記憶された前記入力ボタンの表示態様を、第1態様から第2態様に変更する表示態様変更手段と、
    して機能させるためのプログラム。
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