JP2010218354A - 通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】耐久性を高めることが可能な通信装置を提供すること。
【解決手段】多機能機10は、複数の入力エリアを有するタッチパネル50を備える。CPU14は、入力エリアの各々に対応付けられるボタン内容を記憶する。また、CPU14は、ボタン内容を、入力エリアの各々に表示する。また、CPU14は、入力エリアの押下回数102を、入力エリアの各々について記憶する。また、CPU14は、押下回数102が設定回数106を超えた設定超過入力エリアを検出する。また、CPU14は、設定超過入力エリアが検出されることに応じて、押下回数102が設定回数106を超えていない、入力エリアのうちから、入れ替え用の入れ替え入力エリアを決定する。また、CPU14は、設定超過入力エリアに対応付けられる、ボタン内容と、入れ替え入力エリアに対応付けられる、ボタン内容とを入れ替える。
【選択図】図2

Description

本発明は、タッチパネルを備える通信装置に関する。
画面に表示されている操作ボタンを押下することにより、入力操作をすることができるタッチパネル表示装置を備えた電子機器が普及している。タッチパネル表示装置では、押下頻度の高い操作ボタンは、他の操作ボタンより早く劣化する。この問題を解決するために、例えば特許文献1には、操作ボタンの押下数をカウントし、カウント数が予め設定された比較設定値より大きくなると、当該操作ボタンの表示位置を移動する技術が開示されている。
特開2007−72536
しかしながら、タッチパネル表示装置の画面面積が小さい場合や、画面に表示するボタン数が多い場合には、操作ボタンの表示位置を移動させる際に、移動先のスペースを確保することが困難となるため、十分に移動させることができない場合がある。また、移動先のスペースを確保するために操作ボタンの表示サイズを小さくすると、ユーザの利便性が低下する。本明細書では、このような不便性を解消することができる技術を提供する。
本発明に係る通信装置は、複数の入力エリアを有するタッチパネルを備える。入力エリアは、例えば矩形形状を有しており、タッチパネル上にマトリクス状に配置される。通信装置の一例としては、電話機、FAX、コピー機やこれらの複合機が挙げられる。
本発明に係る通信装置は、ボタン内容記憶手段と、ボタン内容表示手段と、エリア状態記憶手段と、検出手段と、決定手段と、入れ替え手段と、を備える。ボタン内容記憶手段は、入力エリアの各々に対応付けられるボタン内容を記憶する。ボタン内容の一例としては、「1」などの数字ボタンや、「OK」などの確定ボタンなどが挙げられる。ボタン内容表示手段は、ボタン内容を入力エリアの各々に表示する。エリア状態記憶手段は、エリア状態を入力エリアの各々について記憶する。エリア状態の一例としては、入力エリアの押下回数が挙げられる。検出手段は、エリア状態が所定状態となった所定入力エリアを検出する。所定状態の一例としては、エリア状態が入力エリアの押下回数である場合には、押下回数の上限値に到達した状態が挙げられる。所定状態は、予めユーザなどによって定められるとしてもよい。決定手段は、所定入力エリアが検出されることに応じて、エリア状態が所定状態でない入力エリアのうちから、入れ替え用の入れ替え入力エリアを決定する。入れ替え手段は、所定入力エリアに対応付けられるボタン内容と、入れ替え入力エリアに対応付けられるボタン内容とを入れ替える。
これにより、エリア状態が所定状態となった所定入力エリアについては、当該所定入力エリアに表示されるボタン内容が、他の入力エリアのボタン内容と入れ替えられる。すなわち、エリア状態を所定状態に到達させたボタン内容が、所定入力エリアから他の入力エリアに移動して表示されることになる。よって、エリア状態を各入力エリア間で平均化することができるため、タッチパネルの劣化を防止することが可能となる。
また、ボタン内容の入れ替えが行われることにより、ボタン内容の移動先のスペース領域をタッチパネル上に確保する必要がなくなる。よって、移動先のスペースを確保するためにボタン内容の表示サイズを小さくする必要がないため、ユーザの操作性を高めることができる。
また、通信装置は、ボタン内容の各々について、他のボタン内容の入れ替え先としての優先度を記憶する優先度記憶手段を備える、としてもよい。高い優先度が割り当てられるボタン内容の一例としては、使用頻度が低く、入れ替えによって表示位置が移動してもユーザがあまり不便を感じないようなボタン内容が挙げられる。また、決定手段は、優先度の高いボタン内容が対応付けられた入力エリアの中から、入れ替え入力エリアを決定するとしてもよい。
これにより、優先度の低いボタン内容が、入れ替え先として決定されることを防止できる。よって、使用頻度の高いボタン内容や、グループを形成するボタン内容が、ボタン内容の入れ替えに伴って移動する結果、ユーザの利便性を損ねるという事態を防止することができる。
また、通信装置は、入力エリアの押下回数を入力エリアの各々について記憶する押下回数記憶手段を備える、としても良い。また、通信装置は、押下回数の設定回数を記憶する設定回数記憶手段を備えるとしても良い。設定回数は、予めユーザなどによって定められるとしてもよい。また、設定回数の値は、入力エリアの押下回数の許容最大数からマージン値を減じた値とすることが好ましい。また、検出手段は、押下回数が設定回数に到達した入力エリアを所定入力エリアとして検出する、としてもよい。また、決定手段は、押下回数が最も少ない入力エリアを入れ替え入力エリアとして決定する、としてもよい。
これにより、押下回数が設定回数に到達した入力エリアに対応付けられるボタン内容と、押下回数が最も少ない入力エリアに対応付けられるボタン内容との間で、入れ替えが行われる。よって、各入力エリアの押下回数の差を縮めることができ、押下回数を各入力エリア間で平均化することができるため、タッチパネルの劣化を防止することが可能となる。
また、ボタン内容記憶手段は、ボタン内容に応じた押下頻度をボタン内容ごとに記憶する、としてもよい。押下頻度は、ボタン内容に応じて定められる値である。押下頻度は、予めユーザなどによって定められるとしてもよい。また、優先度記憶手段は、押下頻度の高いボタン内容に対応する入力エリアの優先度を低く設定して記憶する、としてもよい。これにより、押下頻度の高いボタン内容が、ボタン内容の入れ替えに伴って移動する結果、すぐにまた移動しなければならなくなるという事態を防止することができる。
また、ボタン内容記憶手段は、互いに相関を有して一群のボタン群を形成するボタン内容を記憶する、としてもよい。ボタン群の一例としては、数字という相関を有して群を形成するテンキーが挙げられる。また、通信装置は、検出手段で検出された所定入力エリアがボタン群に属するか否かを判断する判断手段を備えるとしてもよい。そして、決定手段は、判断手段において所定入力エリアがボタン群に属すると判断される場合には、ボタン群を形成するボタン内容のうちから入れ替え入力エリアを決定する、としてもよい。これにより、ボタン内容の入れ替えは、ボタン群を形成するボタン内容同士で実施される。よって、ユーザは、ボタン群を認識しておくことにより、入れ替え後のボタン内容をボタン群の中から探索すればよいため、移動したボタン内容の探索が容易となり、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。
また、ボタン内容表示手段は、入れ替え手段による入れ替え処理が行われることに応じて、所定入力エリアに対応付けられたボタン内容を、入れ替え入力エリア上に第1態様で表示するとしてもよい。また、ボタン内容表示手段は、他の入力エリアのボタン内容を、他の入力エリア上に第2態様で表示するとしてもよい。第1態様と第2態様とは、異なる表示態様である。第1態様の表示態様の例としては、第2態様とは異なる色を付けて表示する態様や、点滅させて表示する態様や、ボタン内容の表示領域の大きさを第2態様より大きく表示する態様などが挙げられる。
これにより、移動する必要が発生したボタンは、入れ替え処理後において、第1態様で表示される。よって、ユーザは、表示されている全てのボタンの中から移動したボタンを探すのではなく、第1態様で表示されているボタンの中から移動したボタンを探せばよいため、移動したボタンの探索が容易となり、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。
また、ボタン内容表示手段は、決定手段で新たな入れ替え入力エリアが決定されることに応じて、古い入れ替え入力エリアに表示されるボタン内容の表示態様を第2態様とし、新たな入れ替え入力エリアに表示されるボタン内容の表示態様を第1態様とする、としてもよい。これにより、最も直近に移動したボタンが第1態様で表示されることになるため、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。
多機能機10の外観図および構成図である。 ボタン内容の入れ替え処理のフロー図である。 ボタン内容のハイライト処理のフロー図である。 入力エリアテーブルのテーブル例である。 タッチパネル50の表示画面例(その1)である。 タッチパネル50の表示画面例(その2)である。 タッチパネル50の表示画面例(その3)である。
図面を参照して実施例を説明する。図1に、多機能機10の外観図および構成図を示す。多機能機10は、プリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能、電話機能などを有する。図1の外観図に示すように、多機能機10の上面正面側には、タッチパネル50が設けられている。
多機能機10は、制御部12、タッチパネル50、ハードキー52、印刷部54、スキャン部56、FAX部58、ネットワークインターフェイス60、等を有する。制御部12は、CPU14、ROM16、RAM30、NVRAM40、等を有する。
CPU14は、ROM16に記憶されているプログラムに従って様々な処理を実行する。CPU14が実行する処理については、後で詳しく説明する。ROM16は、多機能機10の基本的な動作を制御するための基本機能プログラム18を記憶している。基本機能プログラム18は、例えば、タッチパネルボタンの表示形態の変更処理に用いられる。RAM30は、基本機能ワーク領域32を備える。基本機能ワーク領域32は、基本機能プログラム18に従って処理が実行される過程で生成される各種データを記憶するための記憶領域である。NVRAM40は、基本機能パラメータ記憶領域42を有する。基本機能パラメータ記憶領域42は、CPU14が基本機能プログラム18に従って処理を実行する際に利用される各種パラメータを記憶するための記憶領域である。
ネットワークインターフェイス60は、LAN回線に接続されている。多機能機10は、外部に接続されたパーソナルコンピュータと通信可能であるとともに、インターネットにアクセス可能とされる。
タッチパネル50は、ユーザがタッチした位置の座標を検出することができるパネルである。図5に、タッチパネル50の表示画面例を示す。タッチパネル50は、入力エリアM1ないしM20の20個の入力エリアを備える。入力エリアM1ないしM20は矩形形状を有しており、タッチパネル50上にマトリクス状に配置される。なお、入力エリアM1ないしM20のサイズ、形状などの形態は、タッチパネル50の画面レイアウトに応じて任意に設計することが可能である。また、入力エリアM1ないしM20には、後述するように、各種のボタン内容が表示される。
また、基本機能パラメータ記憶領域42に記憶される、入力エリアテーブルについて説明する。図5のタッチパネル50の表示例に対応する入力エリアテーブルT11を、図4に示す。入力エリアテーブルT11には、入力エリアM1ないしM20の各々に対応して、ボタン内容101、押下回数102、優先度103、押下頻度104、ボタン群105、設定回数106が記憶される。
ボタン内容101は、多機能機10への入力指示内容である。ボタン内容101は、入力エリアの各々に対応付けられる。ユーザは、入力指示内容に応じたボタン内容を表示している入力エリアを押下することにより、多機能機10を操作することができる。図4の例では、入力エリアM1にはボタン内容=「1」が対応付けられ、入力エリアM2にはボタン内容=「4」が対応付けられている。以下同様にして、入力エリアM20まで各種のボタン内容が対応付けられている。なお、入力エリアテーブルT11に記憶されるボタン内容101の種類は、予めユーザ等によって定められるとしてもよい。
押下回数102は、入力エリアが押下された回数の積算値である。入力エリアは押下回数102に応じて劣化するため、押下回数102によって入力エリアの劣化状態を表すことができる。
押下頻度104は、ボタン内容101に応じて定められる値である。ユーザによく利用されることが予想されるボタン内容ほど、押下頻度104が高く設定される。押下頻度は、予めユーザなどによって定められるとしてもよい。図4の例では、入力エリアM18のボタン内容「STOP」や、入力エリアM20のボタン内容「OK」が、よく利用されると予想されるボタン内容であるため、押下頻度104が「高」に設定される。また、入力エリアM13ないしM16のボタン内容は、あまり利用されないと予想されるボタン内容であるため、押下頻度104が「低」とされる。
優先度103は、ボタン内容の入れ替え先として選択される際の優先度である。優先度103が高いボタン内容ほど、入れ替え先として優先的に選択されるため、移動しやすいボタン内容となる。一方、優先度103が低いボタン内容ほど、移動しにくいボタン内容となる。また、優先度103は、ボタン内容に応じて予め設定されるとしてもよい。低い優先度が設定されるボタン内容の一例としては、使用頻度が高いボタン内容が挙げられる。使用頻度が高いボタン内容は、入れ替えによって表示位置が移動すると、ユーザが不便を感じるボタン内容である。図4の例では、入力エリアM18、M20のボタン内容は、押下頻度104が「高」とされており、使用頻度が高いボタン内容であるため、優先度103に「低」が対応付けられている。
ボタン群105は、互いに相関を有して一群のボタン群を形成するボタン内容を記憶する。ボタン群の例としては、数字ボタンという相関を有するテンキーが挙げられる。図4の例では、入力エリアM1ないしM12のボタン内容が、テンキーを形成する第1群のボタン群として記憶される。
設定回数106は、入力エリアの押下回数の設定回数を記憶する。設定回数の値は、入力エリアの押下回数の許容最大回数からマージン値を減じた値とすることが好ましい。これにより、設定回数を超えた入力エリアを、劣化が進んだ入力エリアとして認識することができる。なお、設定回数は、予めユーザなどによって定められるとしてもよい。図4の例では、設定回数106=2500回とされる。
本実施形態に係る、ボタン内容の入れ替え処理およびハイライト処理を、図2および図3のフローを用いて詳説する。本実施形態では、図4の入力エリアテーブルT11に基づき、図5の画面が表示されている場合を例として説明する。また、入力エリアM20の押下回数が、設定回数106を超える場合を例として説明する。また、ボタン内容の入れ替え実行が、初回の実行である場合を例として説明する。
ボタン内容の入れ替え処理を、図2のフローを用いて説明する。図2のボタン内容の入れ替え処理は、入力装置1の電源がオンされることにより開始され、電源がオフされるまで実行され続ける。
S15において、CPU14は、何れかの入力エリアが押下されたか否かを判断する。入力エリアが押下されていないと判断される場合(S15:NO)には、S15へ戻り、押下されるまで待機する。一方、入力エリアが押下されたと判断される場合(S15:YES)には、S17へ進む。S17において、CPU14は、ユーザがタッチした位置の座標を検出し、押下された入力エリアを特定する。そして、入力エリアテーブルT11(図4)において、押下された入力エリアの押下回数102を1カウントアップする。
S19に進むと、CPU14は、押下回数102が設定回数106より大きくなった入力エリアである設定超過入力エリアが存在するか否かを検出する。設定超過入力エリアは、劣化状態が限界に近づいたため、ボタン内容の入れ替えが必要な入力エリアである。設定超過入力エリアが存在しないと判断される場合(S19:NO)には、S15へ戻り、何れかの入力エリアが再度押下されるまで待機する。一方、設定超過入力エリアが存在すると判断される場合(S19:YES)には、S20へ進む。本実施形態の説明例では、入力エリアM20の押下回数102が設定回数106より大きくなる場合を説明している。よって、入力エリアM20が設定超過入力エリアとして検出される。
S20において、CPU14は、ボタン内容の入れ替え先として選択することが可能な入力エリアである入れ替え候補入力エリアを決定する。具体的には、設定超過入力エリアがボタン群105に属していない場合には、優先度103が高いボタン内容が対応付けられた入力エリアが、入れ替え候補入力エリアとして決定される。一方、設定超過入力エリアがボタン群105に属している場合には、ボタン群を形成するボタン内容が対応付けられた入力エリアが、入れ替え候補入力エリアとして決定される。本実施形態の説明例では、ボタン群105に属していない入力エリアM20が、設定超過入力エリアとして検出される場合を説明している。よって、優先度103=「高」が対応付けられた入力エリアM13ないしM16が、入れ替え候補入力エリアとして決定される。
S21において、CPU14は、全ての入れ替え候補入力エリアの押下回数102を、入力エリアテーブルT11から取得する。本実施形態の説明例では、入れ替え候補入力エリアとして決定された入力エリアM13ないしM16の各々について、押下回数102=「80回」「70回」「90回」「50回」が取得される。
S23に進むと、CPU14は、入れ替え候補入力エリアのうちから、入れ替え先である入れ替え入力エリアを決定する。具体的には、入れ替え候補入力エリアのうち、押下回数102が最も少ない入れ替え候補入力エリアを入れ替え入力エリアとして決定する。本実施形態の説明例では、入力エリアM16の押下回数102が50回と最も少ないため、入力エリアM16が入れ替え入力エリアとして決定される。
S25において、CPU14は、設定超過入力エリアに対応付けられるボタン内容と、入れ替え入力エリアに対応付けられるボタン内容とを入れ替える。本実施形態の説明例では、設定超過入力エリアである入力エリアM20のボタン内容と、入れ替え入力エリアである入力エリアM16のボタン内容とが入れ替えられる。これにより、図6(A)および図6(B)の例に示すように、ボタン内容「OK」とボタン内容「Speaker Phone」とが入れ替えられる(矢印A1)。そしてS15へ戻る。
次に、ボタン内容のハイライト処理を、図3のフローを用いて説明する。図3のボタン内容のハイライト処理は、入力装置1の電源がオンされることにより開始され、電源がオフされるまで実行され続ける。S41において、CPU14は、ボタン内容の入れ替えが実行されたか否かを判断する。入れ替えが実行されていないと判断される場合(S41:NO)には、S41へ戻り、入れ替えが実行されるまで待機する。一方、入れ替えが実行されたと判断される場合(S41:YES)には、S43へ進む。
S43において、CPU14は、ボタン内容の入れ替え実行が初回の実行であるか否かを判断する。ここで、多機能機10の製造時点以降の1回目の入れ替えを、初回の実行としてもよい。また、入れ替え実行が所定期間行われなかった場合に、所定期間経過後の1回目の入れ替え実行を、初回の実行としてもよい。初回の入れ替え実行ではないと判断される場合(S43:NO)には、S45へ進む。S45において、CPU14は、前回の入れ替え処理で強調表示したボタンを通常表示に戻す。ここで、強調表示ではボタン内容が濃い色で表示され、通常表示ではボタン内容が薄い色で表示される。そしてS47へ進む。一方、初回の入れ替え実行であると判断される場合(S43:YES)には、S45を飛ばしてS47へ進む。
S47において、CPU14は、今回の入れ替え処理で入れ替えられたボタン内容を強調表示する。具体的には、入れ替え実行前の設定超過入力エリアに対応付けられたボタン内容(すなわち、押下回数を設定回数106に到達させたボタン内容)を、入れ替え実行後の入れ替え入力エリア上に強調表示する。また、他の入力エリア(入れ替え実行後の入れ替え入力エリア以外の入力エリア)のボタン内容を、通常表示する。
本実施形態の説明例では、初回のボタン内容の入れ替え実行の場合を説明している。よって、S47に進み、入れ替え実行前の設定超過入力エリア(図6(A)、入力エリアM20)に対応付けられたボタン内容=「OK」が、入れ替え実行後の入れ替え入力エリア(図6(B)、入力エリアM16)上に濃い色で強調表示される。
また、他の説明例として、2回目のボタン内容の入れ替え実行の場合の強調表示を、図6(C)を用いて説明する。2回目のボタン内容の入れ替え(矢印A2)では、S43において初回の実行でないと判断され(S43:NO)、S45に進む。S45において、前回の入れ替え処理時に濃い色で表示したボタンが、薄い色の表示に戻される(図6(C)、入力エリアM16)。S47に進むと、入れ替え実行前の設定超過入力エリア(図6(B)、入力エリアM17)に対応付けられたボタン内容=「STOP」が、入れ替え実行後の入れ替え入力エリア(図6(C)、入力エリアM15)上に濃い色で表示される。
これにより、最も直近に移動したボタン内容が濃い色で強調表示されることになるため、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。
また、他の説明例として、設定超過入力エリアがボタン群105に属している場合の入れ替え処理を説明する。例として、第1群のボタン群105に属する入力エリアM1が、設定超過入力エリアとして検出される場合を説明する。この場合、S20(図2)において、第1群のボタン群(テンキー)を形成するボタン内容である入力エリアM1ないしM12が、入れ替え候補入力エリアとして決定される。S21において、入力エリアM1ないしM12の各々の押下回数102が、入力エリアテーブルT11から取得される。S23において、入力エリアM1ないしM12のうち、押下回数102が最も少ない入力エリアが、入れ替え入力エリアとして決定される。S25において、設定超過入力エリアに対応付けられるボタン内容と、入れ替え入力エリアに対応付けられるボタン内容とが入れ替えられる。
これにより、ボタン内容の入れ替えは、第1群のボタン群105を形成するテンキー同士で実施される。よって、ユーザは、テンキーの位置を認識しておくことにより、入れ替え後のボタン内容をテンキーの中から探索すればよいため、移動したボタン内容の探索が容易となり、ユーザの利便性をさらに向上させることが可能となる。
本実施形態に係る発明の効果を以下に説明する。本実施形態に係る多機能機10では、押下回数102が設定回数106に到達した入力エリアである設定超過入力エリアについては、当該設定超過入力エリアに表示されるボタン内容が、他の入力エリアのボタン内容と入れ替えられる。すなわち、押下回数を設定回数106に到達させたボタン内容が、設定超過入力エリアから他の入力エリアに移動して表示されることになる。よって、押下回数102を各入力エリア間で平均化することができるため、タッチパネル50の劣化を防止することが可能となる。
また、本実施形態に係る多機能機10では、ボタン内容の入れ替えが行われることにより、ボタン内容の移動先のスペース領域をタッチパネル50上に確保する必要がなくなる。よって、移動先のスペースを確保するためにボタン内容の表示サイズを小さくする必要がないため、ユーザの操作性を高めることができる。
また、本実施形態に係る多機能機10では、表示位置が移動するとユーザが不便を感じるボタン内容には、ボタン内容の入れ替え先としての優先度103が低くされる。そして、優先度103の高いボタン内容が対応付けられた入力エリアの中から、入れ替え入力エリアが決定される。これにより、使用頻度の高いボタン内容が、ボタン内容の入れ替えに伴って頻繁に移動してしまう事態を防止することができる。よって、ユーザの利便性を損ねることが防止できる。
また、本実施形態に係る多機能機10では、設定超過入力エリアのボタン内容と、入れ替え候補入力エリアのうち押下回数102が最も少ない入れ替え候補入力エリアのボタン内容との間で、入れ替えが行われる。よって、各入力エリアの押下回数102の差を縮めることができ、押下回数102を各入力エリア間で平均化することができるため、タッチパネル50の劣化を防止することが可能となる。
また、本実施形態に係る多機能機10では、移動する必要が発生したボタン内容は、入れ替え処理後において、入れ替え先の入力エリア上に強調表示される。よって、ユーザは、表示されている全てのボタンの中から移動したボタンを探すのではなく、強調表示されているボタンの中から移動したボタンを探せばよいため、移動したボタンの探索が容易となり、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
本実施形態では、強調表示の態様として、ボタン内容を濃い色で表示する態様を説明したが、この形態に限られない。強調表示の態様は、点滅させて表示する態様や、ボタン内容の表示領域の大きさを変更する態様など、各種の態様であってもよい。図7に、ボタン内容の表示領域の大きさを変更することで強調表示する例を示す。初回のボタン内容の入れ替え実行では、入れ替え実行前の設定超過入力エリア(図7(A)、入力エリアM20a)に対応付けられたボタン内容=「OK」が、入れ替え実行後の入れ替え入力エリア(図7(B)、入力エリアM16a)上に大きく強調表示される。また、2回目のボタン内容の入れ替え実行では、前回の入れ替え処理時に大きく表示したボタンが、小さい表示に戻される(図7(C)、入力エリアM16a)。そして、入れ替え実行前の設定超過入力エリア(図7(B)、入力エリアM17a)に対応付けられたボタン内容=「STOP」が、入れ替え実行後の入れ替え入力エリア(図7(C)、入力エリアM15a)上に大きく表示される。これにより、最も直近に移動したボタン内容が大きく強調表示されることになるため、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。
また、本実施形態では、最も直近に移動したボタン内容のみが強調表示される形態を説明したが、この形態に限られない。例えば、予め定められる所定数のボタン内容が強調表示される、としてもよい。そして、強調表示されるボタン内容が追加されることで、強調表示されるボタン内容の数が所定数を超えると、最も古くから強調表示されているボタン内容が通常表示に戻されるとしても良い。また例えば、強調表示が開始されたボタン内容は、強調表示が所定期間継続される形態であってもよい。
また、強調表示の態様の種類として、色を変える態様、点滅させて表示する態様、表示領域の大きさを変更する態様、などを説明したが、これらの形態は各々独立に用いられる場合に限られず、互いに組み合わされて用いられてもよい。
また、本実施形態では、優先度103および押下頻度104は「高」「中」「低」の離散的な値を有する形態を説明したが、この形態に限られない。連続的に優先度や押下頻度が変化する形態であっても、本実施形態の発明が適用可能であることは言うまでもない。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
なお、入力エリアテーブルT11はボタン内容記憶手段の一例、押下回数102はエリア状態の一例、設定超過入力エリアは所定入力エリアの一例、強調表示は第1態様の一例、通常表示は第2態様の一例、である。
また、S17を実行する制御部はエリア状態記憶手段の一例である。S19を実行する制御部は検出手段の一例である。S21、S23を実行する制御部は決定手段の一例である。S11を実行する制御部は優先度記憶手段の一例である。S17を実行する制御部は押下回数記憶手段の一例である。S19を実行する制御部は設定回数記憶手段の一例である。S20を実行する制御部は判断手段の一例である。
10 多機能機
50 タッチパネル
101 ボタン内容
102 押下回数
103 優先度
105 ボタン群
106 設定回数
M1ないしM20 入力エリア
T11 入力エリアテーブル

Claims (7)

  1. 複数の入力エリアを有するタッチパネルを備える通信装置において、
    前記入力エリアの各々に対応付けられるボタン内容を記憶するボタン内容記憶手段と、
    前記ボタン内容を前記入力エリアの各々に表示するボタン内容表示手段と、
    前記入力エリアのエリア状態を前記入力エリアの各々について記憶するエリア状態記憶手段と、
    前記エリア状態が所定状態となった所定入力エリアを検出する検出手段と、
    前記所定入力エリアが検出されることに応じて、前記エリア状態が前記所定状態でない前記入力エリアのうちから、入れ替え用の入れ替え入力エリアを決定する決定手段と、
    前記所定入力エリアに対応付けられる前記ボタン内容と、前記入れ替え入力エリアに対応付けられる前記ボタン内容とを入れ替える入れ替え手段と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記ボタン内容の各々について、他のボタン内容の入れ替え先としての優先度を記憶する優先度記憶手段を備え、
    前記決定手段は、前記優先度の高い前記ボタン内容が対応付けられた前記入力エリアの中から前記入れ替え入力エリアを決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記入力エリアの押下回数を前記入力エリアの各々について記憶する押下回数記憶手段と、
    前記押下回数の設定回数を記憶する設定回数記憶手段と、
    を備え、
    前記検出手段は、前記押下回数が前記設定回数に到達した前記入力エリアを前記所定入力エリアとして検出し、
    前記決定手段は、前記押下回数が最も少ない前記入力エリアを前記入れ替え入力エリアとして決定する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記ボタン内容記憶手段は、前記ボタン内容に応じた押下頻度を前記ボタン内容ごとに記憶し、
    前記優先度記憶手段は、押下頻度の高い前記ボタン内容に対応する前記入力エリアの優先度を低く設定して記憶する
    ことを特徴とする請求項2または請求項3の何れかに記載の通信装置。
  5. 前記ボタン内容記憶手段は、互いに相関を有して一群のボタン群を形成する前記ボタン内容を記憶し、
    前記検出手段で検出された前記所定入力エリアが前記ボタン群に属するか否かを判断する判断手段を備え、
    前記決定手段は、前記判断手段において前記所定入力エリアが前記ボタン群に属すると判断される場合には、前記ボタン群を形成する前記ボタン内容のうちから前記入れ替え入力エリアを決定する
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れかに記載の通信装置。
  6. 前記ボタン内容表示手段は、前記入れ替え手段による入れ替え処理が行われることに応じて、前記所定入力エリアに対応付けられた前記ボタン内容を前記入れ替え入力エリア上に第1態様で表示し、他の前記入力エリアの前記ボタン内容を他の前記入力エリア上に第2態様で表示する
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れかに記載の通信装置。
  7. 前記ボタン内容表示手段は、前記決定手段で新たな前記入れ替え入力エリアが決定されることに応じて、古い前記入れ替え入力エリアに表示されるボタン内容の表示態様を前記第2態様とし、新たな前記入れ替え入力エリアに表示されるボタン内容の表示態様を前記第1態様とする
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項6の何れかに記載の通信装置。
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