JP2009013564A5 - - Google Patents

Claims (33)

1. 繊維分類デバイスに対して供給手段により供給された織物繊維から成る繊維束を繊維分類もしくは繊維選択する装置であって、繊維束の自由端部から所定距離にて該繊維束を挟持する挟持デバイスが配備され、上記繊維束の上記挟持部位から上記自由端部にかけてコーミング作用を生成する機械的手段が存在し、コーミングされた繊維材料を取り外すために継ぎ合わせ要素である周回手段が存在し、該周回手段はその周縁部上に空気透過性開口を備えると共に、その内側空間の少なくともひとつの下位領域は減圧源に対して接続されるという装置において、
   上記供給手段(8；10、11)の下流には、回転されて搬送される繊維束(16；30₁〜30₃)のための挟持デバイス(18、19；21、22、23)を備えると共に回転可能に取付けられて中断なしで回転する少なくとも２つのローラ(12；13)が配置され、
   上記挟持デバイスは、上記ローラの周縁部の領域において離間されて分布され、且つ、コーミング作用を生成する手段(コーミング要素)が少なくとも一方の上記ローラ(13)に組み合わされ、
   周回手段(14)によるコーミング済み繊維束(30₃)の自由領域(30I)の取り込みの後で、上記コーミング済み繊維束(30₃)の挟持端(30II)の挟持は解除可能であることを特徴とする、装置。
2. 前記周回手段は回転可能な取出しローラであることを特徴とする、請求項１記載の装置。
3. 前記取出しローラの円筒状表面は空気通路開口を有することを特徴とする、請求項２に記載の装置。
4. 前記挟持デバイスを備えた前記ローラの回転速度を制御する手段が配備されることを特徴とする、請求項１に記載の装置。
5. 前記ローラの前記挟持デバイスからの繊維束の吐出、および、前記取出しローラ上への繊維束の取り込みは同期されることを特徴とする、請求項１に記載の装置。
6. 継ぎ合わせローラに対しては、コーミング・セグメントによりコーミングされた繊維タフトが供給可能であることを特徴とする、請求項１に記載の装置。
7. 前記繊維タフトが前記継ぎ合わせローラに対して供給されるとき、前記挟持部位に向けて該ローラが移動するときに上記繊維タフトは固定位置に在ることを特徴とする、請求項６に記載の装置。
8. 挟持された繊維タフトはロータ軸心の回りにおいて前記材料の回転方向に回転して移動可能であることを特徴とする、請求項１に記載の装置。
9. 前記繊維束が前記継ぎ合わせローラにより取り込まれると共に、挟持が終結する後まで、挟持要素と上記繊維束との間の相対運動は開始しないことを特徴とする、請求項６に記載の装置。
10. 前記繊維束に対する挟持力の終結の時点は調節可能であることを特徴とする、請求項９に記載の装置。
11. 前記繊維束の挟持力の終結の時点を経て、前記継ぎ合わせローラ上への載置時における上記繊維束の引張り牽伸は調節可能であることを特徴とする、請求項１０に記載の装置。
12. 前記取出しローラの円筒状表面は空気通路開口を含む、請求項２に記載の装置。
13. 前記継ぎ合わせローラは減圧源に接続されることを特徴とする、請求項６に記載の装置。
14. コーミングされた各繊維束は前記継ぎ合わせローラ上で重なり合うことを特徴とする、請求項６に記載の装置。
15. 重なり合い長さは前記継ぎ合わせローラとコーミング・ロータとの間の相対速度に応じて調節可能であることを特徴とする、請求項１４に記載の装置。
16. 前記重なり合い長さを変更することによりウェブ重量および均一性(CV)が変更可能であることを特徴とする、請求項１５に記載の装置。
17. 同一方向の継ぎ合わせと逆方向の継ぎ合わせとの間における変更により、繊維掛止方向を繊維の前端掛止または後端掛止に変更され得ることを特徴とする、請求項１に記載の装置。
18. 前記継ぎ合わせローラの内周表面の一部分は篩要素によりシール可能であることを特徴とする、請求項６に記載の装置。
19. 前記継ぎ合わせローラと少なくとも一つのウェブ堅固化要素が協働することを特徴とする、請求項６に記載の装置。
20. 前記ウェブ堅固化要素は、前記コーミング・ロータから前記継ぎ合わせローラ上への移行箇所と、上記継ぎ合わせローラから前記材料が降荷される箇所への該継ぎ合わせローラからの移行箇所との間に位置されることを特徴とする、請求項１４に記載の装置。
21. 複数個のウェブ堅固化要素を使用するとき、前記継ぎ合わせローラに関する各要素間の間隔は前記材料の流れ方向において連続的に小さくなることを特徴とする、請求項１４に記載の装置。
22. 少なくともひとつのウェブ堅固化要素は回転可能な圧力付与ローラまたは周回ベルトであることを特徴とする、請求項１４に記載の装置。
23. 前記少なくともひとつのウェブ堅固化要素の表面上には針布が配置されることを特徴とする、請求項１４に記載の装置。
24. 前記継ぎ合わせローラの前記外側円筒状表面は、カバー要素またはケーシングを備えることを特徴とする、請求項６に記載の装置。
25. 前記カバー要素またはケーシングは、必要とされる空気の体積を減少するために減圧領域に位置されることを特徴とする、請求項２４に記載の装置。
26. 前記カバー要素またはケーシング、もしくは、該ケーシングの一部分は静電防止構成であることを特徴とする、請求項２４に記載の装置。
27. 前記継ぎ合わせローラの外側円筒状表面には空気案内開口が配備されることを特徴とする、請求項６に記載の装置。
28. 前記空気案内要素は、コーミング・ロータと継ぎ合わせローラとの間のニップ領域に取付けられることを特徴とする、請求項２７に記載の装置。
29. 前記空気案内要素は前記継ぎ合わせローラの周縁部に関し、該継ぎ合わせローラからの前記繊維材料の取り外しの箇所に配置されることを特徴とする、請求項２７に記載の装置。
30. 前記空気案内要素は前記カバー要素と前記継ぎ合わせローラとの間に取付けられることを特徴とする、請求項６に記載の装置。
31. 前記継ぎ合わせローラを含むコンベア・ベルトの幾何学的構成に依存して、繊維の取り外し領域は、継ぎ合わせローラを使用するときよりも、前記コーミング・ロータに更に接近して位置されることを特徴とする、請求項６に記載の装置。
32. コンベア・ベルトの幾何学的構成に依存して、前記コーミング・ロータと、継ぎ合わせローラとして使用される該コンベア・ベルトとの間には、比較的に長寸の移行領域が存在することを特徴とする、請求項６に記載の装置。
33. ロータの周縁部に位置された２つのベルト案内ローラが存在することを特徴とする、請求項１に記載の装置。