JPH10511632A - 巻取り装置 - Google Patents

巻取り装置

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JPH10511632A JP9516165A JP51616597A JPH10511632A JP H10511632 A JPH10511632 A JP H10511632A JP 9516165 A JP9516165 A JP 9516165A JP 51616597 A JP51616597 A JP 51616597A JP H10511632 A JPH10511632 A JP H10511632A
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Abstract

(57)【要約】 ラップ巻き体12を形成するための巻取り装置10において、ラップ14が、循環するエンドレスなベルト18によって駆動される巻き管Hに巻き取られる。この巻き管Hは、テンション装置22によって張設されたベルト18の、2つの変向ローラR1,R2の間に形成されたループ20内に、固定の軸線Aを中心にして回転可能に配置されている。固定の軸線Aを中心にして回転可能な巻き管ならびに両変向ローラR1,R2は、巻取り過程の開始時にループ20が巻き管Hを、120°に等しいか、または120°よりも大きく、有利には180°に等しいか、または180°よりも大きな初期の最小巻掛け角度で取り囲むように寸法設定されかつ互いに相対的に配置されている。巻き体直径に関連したテンション力を形成するために、テンション装置22は制御装置28に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】 巻取り装置 本発明は、ラップ巻き体を形成するための巻取り装置であって、ラップが、循 環するエンドレスなベルトによって駆動されるコアに巻き取られるようになって いて、該コアが、テンション装置によって張設されたベルトの、2つの変向ロー ラの間に形成された、ラップ巻き体の増大と共に増大していくループ内に、固定 の軸線を中心にして回転可能に配置されている形式のものに関する。 このような形式の巻取り装置は、英国特許第329871号明細書に基づき公 知である。この公知の巻取り装置では、巻取り過程の開始時にベルトがコア周面 の小さな部分にわたってしか接触しない。巻掛け角度は60°よりも小さな値で ある。ベルトの張設はアングルレバーを介して行われる。このアングルレバーの 一方のアームには、ベルトによって巻き掛けられた変向ローラが配置されており 、他方のアームにはウエイトが配置されている。このウエイトはテンション力を 調節するために手動式に調節可能である。 この公知の巻取り装置では、ラップ巻き体が局所的に負荷されることに基づき 、一種の揉み効果(Walkeffekt)が生じる恐れがある。この揉み効果 が生じる結果、種々の巻き層が互いにずらされてしまう。この場合、摩擦に基づ きラップのもつれ(Verfilzen)が生じる恐れがある。このことは巻き 体の繰出し時に問題をもたらし、品質損失を招く恐れがある。 本発明の課題は、冒頭で述べた形式の巻取り装置を改良して、単純な構造にお いて品質的に高価でかつ問題なく繰出し可能なラップ巻き体の形成が可能となる ような巻取り装置を提供することである。 この課題を解決するために本発明の構成では、固定の軸線を中心にして回転可 能なコアと、前記両変向ローラとが、巻取り過程の開始時に前記ループがコアを 、120°に等しいかまたは120°よりも大きく、有利には180°に等しい かまたは180°よりも大きな初期の最小巻掛け角度で取り囲むように寸法設定 されかつ互いに相対的に配置されており、前記テンション装置が、巻き体直径に 関連したテンション力を形成するために制御装置に接続されているようにした。 固定の軸線を中心にして回転可能なコアが既に巻取り過程の開始時に大きな範 囲にわたって、つまり公知先行技術の場合よりも大きな巻掛け角度でベルトによ って取り囲まれているので、形成されるラップ巻き体は最初から、公知先行技術 におけるよりも著しく均一に負荷されるようになる。さらに、テンション力を各 巻き体直径に合わせて適宜に調整することにより、巻 き体形成時に生じる恐れのある楕円形成を有効に阻止することができる。コアの 軸線が定置であるにもかかわらず、揉み効果の発生をほぼ完全に排除することが できる。これにより、種々のラップ層が互いに相対的にずらされてラップがもつ れることも回避される。その結果、品質的に高価な巻き体が形成され、しかもこ の巻き体はラップを引き続き処理するために問題なく繰出し可能となる。 特にできるだけ小さなふくれ形成もしくはブリスタ形成と、一層改善された繰 出し特性とを達成するためには、規定可能な巻き体サイズが得られるまで、巻き 体直径が増大するにつれてテンション力が減少するようにテンション装置が制御 装置によって負荷されていると有利である。この場合、テンション力は規定可能 な巻き体サイズが得られるまで、巻き体直径が増大するにつれて線状に減少する と有利である。初期段階で比較的高い力で比較的固く巻き付けることによって、 巻き体の塑性が減じられ、巻き体自体も、より安定的となる。このことは繰出し 特性に対しても品質に対しても好都合な影響を与える。 さらに、前記規定可能な巻き体サイズが最終的な巻き体サイズよりも小さく形 成されており、この規定可能な巻き体サイズが超えられると、最終的な巻き体サ イズが得られるまでテンション力が一定に保持されていると有利である。この場 合、巻取り過程の大部分に わたって、巻き体直径が増大するにつれてテンション力が減少し、巻取り過程の 終了間際で、最終的な巻き体サイズが得られるまで、ゼロに等しくない値にテン ション力が一定に保持されていると有利である。 制御装置、有利には電子制御装置は、直接的に巻き体直径を検出するセンサに 接続されていてよい。しかし原則的には、進入するラップ長さを検出する測定装 置を設けて、これにより制御装置に、間接的に巻き体直径を表す信号を供給する ことも考えられる。 本発明の有利な構成では、テンション装置が、テンションローラと、このテン ションローラに対応する直動案内装置とを有している。この場合、ベルトは、互 いの間にループを形成する両変向ローラの軸線を含む平面に対して平行に位置す る平面で張設されると有利である。特にテンション力のできるだけ精密な制御を 得るためには、ベルトが、テンションローラの位置とは無関係に該テンションロ ーラを常時、180°の巻掛け角度で取り囲んでいることも有利である。その場 合、テンションローラの範囲で互いに向かい合って位置する2つのベルト区分は 常時、互いに平行に延びており、これにより特にテンション力の一層精密な制御 が可能となる。テンションローラの移動調節は、制御装置に接続された電気的、 ハイドロリック的またはニューマチック的な駆動装置を介して行うことができる 。この駆動装置はシリンダピストンユニットを有して いると有利である。 ベルトは前記変向ローラのうちの少なくとも1つの変向ローラを介して駆動さ れていると有利である。ベルト駆動速度を制御するためには、ベルト駆動装置も 制御装置に接続されていてよい。ベルト駆動速度は巻き体直径と共に変化し、た とえば巻き体直径が増大するにつれて減少することができる。ベルト駆動速度の 制御は、ベルト駆動速度が各巻取り過程の開始時にゼロから所定の値にまで高め られるように行うことができる。ベルト駆動装置は、変換器等を介して周波数制 御されていてよい。また、ベルト駆動速度を、少なくとも所定の時間にわたって 一定に保持することも考えられる。 コアが巻き管によって形成されていると、このコアは、たとえば互いに向かい 合って位置する2つの巻取り板に設けられた突起に装着されていてよく、両巻取 り板の間に巻き管が締付け固定されると有利である。 互いの間にループを形成する両変向ローラは、ベルトを同時に張設することに よりラップ巻き体を放出する目的で互いに相対的に離隔可能であると有利である 。 本発明のさらに別の特に有利な構成では、少なくとも一方の巻取り板の、たと えば引出し、旋回および/またはこれに類する動作によって行われる除去、ラッ プ巻き体の放出、搬送装置等へのラップ巻き体の導出 および/または新しい巻き管の導入・緊締が、少なくとも部分的に自動化されて いて、やはり制御装置によって制御されている。 静電荷を回避するためには、ケブラーからエンドレスに巻き上げられたベルト が設けられていると有利である。 本発明による巻取り装置は、特にコーミング装置において使用可能である。こ の場合、このコーミング装置において巻取り装置は、練条機から進出して反転案 内薄板、カレンダローラおよび/またはこれに類するものを介して供給されたフ リースを収容する。完成した巻き体は引き続きコーミング機に供給される。 請求項2以下には、本発明による巻取り装置の別の有利な構成が記載されてい る。 以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。 第1図は、巻取り装置の基本構造を示す概略図であり、この場合、巻取り装置 は巻取り過程の開始段階においても、巻取り過程の終了段階においても示されて いる。 第2図は、第1図に示した巻取り装置を巻き体形成の開始段階で示す概略図で ある。 第3図は、第2図のI−I線に沿った部分断面図である。 第4図は、各巻掛け角度を記入した、第2図に相当 する概略図である。 第5図は、第1図に示した巻取り装置を巻取り過程の終了段階で示す概略図で ある。 第6図は、第5図のI−I線に沿った部分断面図である。 第7図は、テンション力と巻き体直径との関係を示す線図である。 第1図には、ラップ巻き体12を形成するための巻取り装置10が概略的に図 示されている。原則的にこのような巻取り装置10は、繊維材料から成るフリー ス、ウェブまたはラップを、繊維材料が別の処理に施される前に巻き上げて1つ の巻き体を形成するために使用することができる。すなわち、この巻取り装置は 、たとえば練条機から進出して、反転案内薄板、カレンダローラおよび/または これに類するものを介して供給されるフリースを収容するためのコーミング装置 において使用することができる。この場合、形成されたラップ巻き体は引き続き コーミング機に供給される。以下の説明において、供給される繊維材料に関して は簡略化の目的で単にラップのみを対象とする。ただしこのことは本発明を制限 するものではない。 巻取り装置10にはラップ14がラップ供給装置16を介して供給される。こ のラップ供給装置16はこの場合、出口側の端部で曲げられた薄板によって形成 されている。 ラップ14は、コアとして働く巻き管Hに巻き取られる。この巻き管Hは固定 の軸線Aを中心にして回転可能に支承されている。この巻き管Hは循環するエン ドレスなベルト18によって駆動される。このベルト18によって2つの変向ロ ーラR1,R2の間にはループ20が形成され、このループ20内に巻き管Hが 収容されている。 この実施例では、ラップ巻き体12がベルト18によって、矢印Fで示したよ うに図面で見て逆時計回りの方向に駆動される。ベルト18の、ラップ巻き体1 2に巻き掛かるループ20は、ラップ巻き体12が増大するにつれて増大してい き、この場合、ベルト18は全巻取り過程の間、テンション装置22によって張 設される。このテンション装置22はテンションローラR4と、このテンション ローラに対応する直動案内装置24とを有している。 ベルト18は別の変向ローラR3,R5と、直動案内装置24に沿って移動可 能なテンションローラR4とを介して案内され、この場合、ベルト18はテンシ ョンローラR4を介して、両変向ローラR1,R2の軸線を含む平面に対して平 行に位置する平面で張設される。第1図には、テンションローラR4が移動可能 となる軸線がX軸線として示されている。 第1図に示した実施例では、変向ローラR1,R2,R3,R5と、テンショ ンローラR4と、巻き管H とが、同じ直径を有している。これらのローラおよび巻き管の軸線は互いに平行 に位置している。上部に設置された変向ローラR1,R2は別の変向ローラR5 とテンションローラR4とに対して鉛直方向で、ラップ巻き体12の最大直径よ りも大きな間隔を有している。 両変向ローラR1,R2の軸線と、変向ローラR5およびテンションローラR 4の軸線とは、それぞれ1つの水平方向平面に位置している。実線で図示した各 ローラの、巻取り過程の終了時の位置、つまりテンションローラR4が左側の終 端位置をとっていて、変向ローラR2がまだ外方に向かって旋回させられていな い状態において(変向ローラR1,R3,R5は定置である)、左下側の変向ロ ーラR5は左上側の変向ローラR2に対して左側にずらされて配置されている。 テンションローラR4は第1図に実線で示した、巻取り過程の終了時における左 側の終端位置において、上側の変向ローラR1に対して右側へずらされて配置さ れており、この場合、変向ローラR1とテンションローラR4との間の水平方向 の間隔は、変向ローラR2と変向ローラR5との間の水平方向の間隔よりも大き く形成されている。したがって、全ローラR1,R2,R3,R4,R5は台形 状に配置されており、この場合、テンションローラR4と変向ローラR5との間 の水平方向の間隔は、両変向ローラR1,R2の間の 水平方向の間隔よりも大きく形成されている。 このような、第1図に実線で示したローラ位置において、テンションローラR 4は左側の終端位置をとっている。テンションローラR4のこの左側の終端位置 から出発して、テンションローラR4の上側に配置された別の変向ローラR3は 、ローラ中心間で測定して、互いに等しい直径を有するローラR1〜R5の半径 にほぼ等しい量だけ左側へずらされている。変向ローラR3とテンションローラ R4との間での鉛直方向の間隔は、ローラ中心間で測定してほぼローラ直径に相 当している。これにより、ベルト18がテンションローラR4の位置とは無関係 に常に180°の巻掛け角度でテンションローラR4を取り囲むことが確保され ている。 ベルト18は、たとえばベルト18が張設される平面と同じ平面に位置してい る左下側の変向ローラR5を介して駆動される。 左上側の変向ローラR2は旋回レバー26の上端部に取り付けられている。こ の旋回レバー26の他方の端部は左下側の変向ローラR5の軸線を中心にして旋 回可能に支承されている。第1図には旋回レバー26の、左側へ旋回させられた 位置が一点鎖線で示されている。この位置で満管のラップ巻き体12が放出され る。 固定の軸線Aを中心にして回転可能な巻き管Hおよ び両変向ローラR1,R2は、旋回アーム26が右側へ向かって作業位置にまで 旋回させられた状態において、ベルト18によって両変向ローラR1,R2の間 に形成されたループ20が巻取り過程の開始時に巻き管Hを初期の所定の最小巻 掛け角度で取り囲むように寸法設定されかつ、互いに相対的に配置されている。 この初期の最小巻掛け角度は有利には120°に等しいか、または120°より も大きく、特に180°に等しいか、または180°よりも大きく、この実施例 では約180°に設定されている。第1図には、巻取り過程の開始時におけるル ープ20のこのような延びが、破線により示されている。この段階ではテンショ ンローラR4が右側の終端位置をとっている。巻取り過程の間、ループ20が巻 き管Hを取り囲む巻掛け角度は徐々に増大していく。テンションローラR4は左 側へ移動させられていき、ラップ巻き体12の完成後には実線で示した左側の終 端位置へ到達する。 上側の両変向ローラR1,R2は、運転開始前に巻取り装置を調節するために 全ての方向で調節可能である。変向ローラR2はキャンバを付与されていて、側 方の方向に調節可能である。駆動ローラとして働くは変向ローラR5はキャンバ を付与されておらず、調節不可能である。駆動は特にクラッチと減速伝動装置と を介して行うことができる。対応するモータは周波数制御されていてよい。 テンション装置22は巻き体直径に関連したテンション力を形成するために、 制御装置28、有利には電子制御装置に接続されている。第1図に示した実施例 では、巻き体直径を直接的に検出するセンサ30が設けられている。このセンサ 30は制御装置28に、対応する信号SIを供給する。しかし、センサ30の代 わりに、進入するラップ長さを検出して、巻き体直径を間接的に表す信号を制御 装置28に供給するような、制御装置28に接続された測定装置を使用すること も考えられる。 制御装置28を介して制御して、テンションローラR4を直動案内装置24に 沿って移動させることは、たとえば電気的な駆動装置、ハイドロリック的な駆動 装置またはニューマチック的な駆動装置を介して行うことができる。このような 駆動装置は、たとえばシリンダピストンユニットを有していてよい。 たとえば変向ローラR5を介して行われるベルト駆動も、制御装置28を介し て制御することができる。このことは、たとえば周波数制御された変換器等を介 して可能となる。 巻き管Hは2つの巻取り板32,34(第3図および第6図参照)の間に締付 け固定されていると有利である。両巻取り板32,34は側方で、第6図に示し た水平方向の矢印の方向へ取外し可能である。しかし、両巻取り板が外方に向か って旋回可能であってもよ い。特に第3図から判るように、巻取り板32,34は突起36,38を備えて おり、これらの突起36,38には巻き管Hが被せ嵌め可能である。 両巻取り板32,34の取外し、旋回レバー26の外方旋回によるラップ巻き 体12の放出、搬送装置等へのラップ巻き体12の導出および/または新しい巻 き管Hの導入・緊締は、少なくとも部分的に自動化されて、制御装置28、有利 には電子制御装置によって制御されていてよい。 ラップ供給装置16の出口範囲には、バナナ形または張り弓形のガイド部材4 0が設けられている。このガイド部材40により、供給される帯状ラップの幅が 規定されている。供給薄板として形成されたラップ供給装置16は、側方のガイ ドを備えていてもよい。 第2図には、図1に示した巻取り装置10が、巻取り過程の開始段階で示され ており、この場合、テンションローラR4は右側の終端位置をとっている。以下 に、第2図につき各ローラの個々の寸法および互いに相対的な位置に関する1実 施例を説明する。ただし、記載された値は本発明を制限するものではない。 第2図に示した実施例では、符号dkで変向ローラR1,R2,R3,R5お よびテンションローラR4の直径が示されている。符号WDでは巻き体の可変の 直径が示されており、この直径は出発状態において、巻き管Hの直径に相当する 値WD0を有している。変 向ローラR1,R2,R3,R5の直径dkおよび初期の巻き体直径WD0もし くは巻き管直径はこの場合、互いに等しい大きさを有していて、次のように設定 されている: dk =200mm WD0=200mm 第2図では符号L1で変向ローラR2と変向ローラR5との間の、ローラ中心 間で測定した鉛直方向の間隔が示されている。符号L2では変向ローラR2と変 向ローラR5との間の、ローラ中心間で測定した水平方向の間隔が示されている 。符号L3では変向ローラR1と変向ローラR2との間の、ローラ中心間で測定 した水平方向の間隔が示されている。符号L4では巻き管Hの中心点を通って延 びる、変向ローラR1と変向ローラR2との間に位置する中心線と、変向ローラ R1の中心点との間の水平方向の間隔が示されている。符号L7では変向ローラ R3の中心点と、テンションローラR4の中心点との間の鉛直方向の間隔が示さ れている。符号L8では直動案内装置24に沿ったテンションローラR4の移動 距離が示されている。符号L9では変向ローラR3と、左側の終端位置をとるテ ンションローラR4(第5図参照)との間の、ローラ中心間で測定した水平方向 の間隔が示されている。符号L10では変向ローラR2と変向ローラR3との間 の、ローラ中心間で測定した水平方向の間隔が示され ている。この実施例では上記間隔がそれぞれ次のような値を有している: L1 ≒700mm; L2 ≒260mm; L3 ≒300mm; L4 ≒150mm; L7 ≒200mm; L8 ≒455mm; L9 ≒100mm; L10≒650mm。 第3図には両巻取り板32,34が示されている。両巻取り板32,34の間 には巻き管Hが締付け固定されている。この場合、巻き管Hは、巻取り板32, 34に設けられた突起36,38に被せ嵌められている。上側の2つの変向ロー ラR1,R2と巻き管Hとの間の鉛直方向の間隔は、鉛直方向の矢印で示したよ うに一定である。第3図には、ベルト18の、変向ローラR2から巻き管Hへ走 行中の区分も示されている。第3図には巻取り過程の開始段階が示されているの で、巻き管Hにはまだ巻き体が形成されていない。 第4図には第2図と同じローラ配置が示されているが、この場合、各ローラに 存在する巻掛け角度wiと、各ローラの間でローラに巻き掛けられていないベル ト区分、つまり自由ベルト区分の長さLiとが示されている。符号wiでは各ロ ーラまたは巻き管Hの範囲 におけるベルト18の巻掛け角度が示されている。この実施例において、対応す る値は次の通りである: w1≒171°; w2≒167°; w3≒ 74°; w4≒180°; w5≒110°; wH≒194°。 この場合、ループ20は巻取り過程の開始時に、巻き層が0のときに生じる初 期の巻き体直径WD0、つまり巻き管直径に相当する200mmの巻き体直径W D0において、約194°の初期の最小巻掛け角度wHで巻き管Hを取り囲む。 符号L11では変向ローラR2と変向ローラR5との間の自由ベルト区分の長 さが示されている。符号L12では変向ローラR1と巻き管Hとの間の自由ベル ト区分の長さが示されている。変向ローラR2と巻き管Hとの間の自由ベルト区 分に対しても、相応する長さが該当する。なぜならば、巻き管Hの軸線が両変向 ローラR1,R2の間の中心平面に位置しているからである。符号L13は変向 ローラR1と変向ローラR3との間の自由ベルト区分の長さを示している。符号 L14では、変向ローラR3とテンションローラR4との間の自由ベルト区分の 長さを示している。さらに符号L15ではテンションローラR4と変向ローラR 5との間の自由ベルト区分の長さが示されている。この実施例では上記長さは以 下のような値を有している: L11≒ 747mm; L12≒ 403mm; L13≒ 577mm; L14≒ 555mm; L15≒1465mm。 テンションローラR4の範囲における巻掛け角度w4はテンションローラR4 の位置とは無関係にその都度180°であるので、長さL14と長さL15とを 有する、互いに向かい合って位置する2つのベルト区分は常時互いに平行に延び ている。 第5図には、第4図と比較可能な、巻取り装置の概略図が示されている。ただ し巻取り装置は巻取り過程の終了段階において示されている。すなわち、テンシ ョンローラR4は左側の位置をとっている。この場合、変向ローラR3の範囲に おける巻掛け角度w3、テンションローラR4の範囲における巻掛け角度w4お よび変向ローラR5の範囲における巻掛け角度w5は、巻取り過程の開始段階に 比べて変化していない。 それに対して、ループ20が巻き管Hを取り囲む巻掛け角度wH′は約282 °である。 変向ローラR1の範囲における巻掛け角度w1′は約215°である。変向ロ ーラR2の範囲では巻掛け 角度w2′が約211°である。変向ローラR3とテンションローラR4との間 の自由ベルト区分の長さL9は、100mmである。つまり、この長さは変向ロ ーラR3とテンションローラR4の半径に相当しており、この半径は残りの変向 ローラの半径および巻き管Hの半径に等しい。テンションローラR4と変向ロー ラR5との間の自由なベルト区分の長さL16は、1010mmである。変向ロ ーラR2と変向ローラR5との間の自由ベルト区分の長さL11もしくは変向ロ ーラR1と変向ローラR3との間の自由ベルト区分の長さL13は、不変のまま である。 第6図からは、巻取り過程が終了していることが判る。ラップ巻き体12はこ のとき、巻取り板32,34の直径よりも少しだけ小さな直径を有している。こ のとき両巻取り板32,34を、水平方向の矢印で示したように取り外すことが できる。 前記実施例ではベルト長さが5720mmであった。ベルト18としては、た とえばアラミド、特にケブラーからエンドレスに巻き上げられたベルト、または たとえばポリアミド等から成る、合口部を備えたベルトを使用することができる 。 有利な実施例においてテンション装置24は、規定可能な巻き体サイズが得ら れるまで、巻き体直径が増大するにつれてテンション力が減少するように制御装 置28によって負荷されている。テンション力のこの ような減少は、第7図に示したように線状に行われると有利である。第7図には テンション力と巻き体直径との関係が線図で示されている。また、この第7図か ら判るように、有利な実施例においては、規定可能な巻き体サイズ、この場合で は約560mmの巻き体サイズが超えられると、最終的な巻き体サイズが得られ るまでテンション力が一定に保持されている。 第7図に示したように、巻取り過程の開始時における初期のテンション力は、 200mmの初期の巻き体直径において約24000Nである。このテンション 力は次いで、約560mmの巻き体直径における約10000Nにまで線状に減 少する。引き続き、テンション力は最終的な巻き体サイズが得られるまで一定に 保持される。 これによってふくれ形成もしくはブリスタ形成が最小限に抑えられると同時に 、繰出し特性も改善される。比較的高いテンション力を用いた初期の比較的固い 巻取りに基づき、巻き体の塑性が減じられ、巻き体自体は、より安定化する。こ のことは、繰出し特性に対しても、品質に対しても好都合な影響を与える。 第5図から判るように、完成したラップ巻き体12は、変向ローラR1,R2 ,R3,R5とテンションローラR4とによって規定された範囲の内側に位置し ている。巻き体を解放するために巻取り板32,34が、たとえば摺動、引出し 、旋回等によって取り除か れた後に、変向ローラR2は旋回レバー26を介して、第1図に一点鎖線で示し た位置へ向かって外方に旋回させられなければならない。これにより、巻き体を 放出することができる。この巻き体の放出は、旋回レバー26の旋回と同時にベ ルト18が張設されることにより行われる。上側の2つの変向ローラR1,R2 が互いに遠ざけられるので、ラップ巻き体12を上方に向かってスムーズに導出 することができる。 しかし原則的には各ローラの別の配置も可能である。つまり巻き体は上方へ導 出されるのではなく、第1図で見てたとえば左側または右側へ向かって導出され るようなローラ配置も可能である。このためには第1図に示した配置を図平面内 で90°だけ回転させなければならない。しかし原則的には、巻き体を下方へ導 出することも考えられる。 第1図に示したように、ラップ14はラップ供給装置16を介して左側から、 ベルト18と巻き管Hとの間の範囲42へ導入される。つまりラップ14は直動 案内装置24とは反対の側で導入される。しかし原則的には、テンション装置2 2の直動案内装置24が配置されている側と同じ側でラップ14を供給すること も可能である。しかしその場合、ラップをベルト18と巻き管Hとの間のギャッ プに引き込むためにはベルト駆動装置の回転方向を反転させなければならない。 第1図に制御信号S2により示したように、テンシ ョン装置22は巻き体直径に関連してテンション力を制御するために制御装置2 8によって負荷されている。この制御装置28を介して、ベルト駆動速度も制御 可能であると有利である。このベルト駆動速度もやはり巻き体直径に関連して可 変であってよい。各巻取り過程の開始時では、駆動速度がゼロから、規定可能な 値にまで比較的迅速に高められるように設定されていると有利である。さらに、 有利には変向ローラR5を介して行われるベルト駆動を、ベルト駆動速度が巻取 り過程の間、少なくとも所定の時間にわたって巻き体直径の増大と共に減少する ように制御することもできる。しかし原則的には、少なくとも所定の時間にわた って一定となるベルト駆動速度でベルトを駆動することも可能である。 原則的にベルト駆動は変向ローラR5以外の変向ローラを介しても、複数のロ ーラを介しても、または別の形式でも行うことができる。しかしベルト駆動速度 の制御は、これらの場合でもやはり制御装置28を介して行われると有利である 。この場合、制御装置28により、巻取り板32,34の自動的な取出し、旋回 レバー26によるラップ巻き体12の自動的な放出、搬送装置等へのラップ巻き 体12の自動的な導出および/または新しい巻き管Hの自動的な導入・緊締も制 御される。原則的には巻取り開始を自動化してかつ制御装置28を介して制御す ることも可能である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ラップ巻き体(12)を形成するための巻取り装置(10)であって、ラ ップ(14)が、循環するエンドレスなベルト(18)によって駆動されるコア (H)に巻き取られるようになっていて、該コア(H)が、テンション装置(2 2)によって張設されたベルト(18)の、2つの変向ローラ(R1,R2)の 間に形成された、ラップ巻き体(12)の増大と共に増大していくループ(20 )内に、固定の軸線(A)を中心にして回転可能に配置されている形式のものに おいて、固定の軸線(A)を中心にして回転可能なコア(H)と、前記両変向ロ ーラ(R1,R2)とが、巻取り過程の開始時に前記ループ(20)がコア(H )を、120°に等しいかまたは120°よりも大きく、有利には180°に等 しいかまたは180°よりも大きな初期の最小巻掛け角度(wH)で取り囲むよ うに寸法設定されかつ互いに相対的に配置されており、前記テンション装置(2 2)が、巻き体直径に関連したテンション力を形成するために制御装置(28) に接続されていることを特徴とする巻取り装置。 2.規定可能な巻き体サイズが得られるまで、巻き体直径が増大するにつれて テンション力が減少するようにテンション装置(22)が制御装置(28)によ って負荷可能である、請求項1記載の巻取り装置。 3.規定可能な巻き体サイズが得られるまで、巻き体直径が増大するにつれて テンション力が線状に減少する、請求項2記載の巻取り装置。 4.前記規定可能な巻き体サイズが最終的な巻き体サイズよりも小さく形成さ れており、この規定可能な巻き体サイズが超えられると、最終的な巻き体サイズ が得られるまでテンション力が一定に保持されている、請求項1から3までのい ずれか1項記載の巻取り装置。 5.巻取り過程の大部分にわたって、巻き体直径が増大するにつれてテンショ ン力が減少し、巻取り過程の終了間際で、最終的な巻き体サイズが得られるまで テンション力が一定に保持されている、請求項1から4までのいずれか1項記載 の巻取り装置。 6.制御装置(28)が、直接に巻き体直径を検出するセンサ(30)に接続 されている、請求項1から5までのいずれか1項記載の巻取り装置。 7.制御装置(28)に、間接的に巻き体直径を表す信号を供給するために、 進入するラップ長さを検出する測定装置が制御装置(28)に接続されている、 請求項1から5までのいずれか1項記載の巻取り装置。 8.テンション装置(22)が、テンションローラ(R4)と、該テンション ローラに対応する直動案内装置(24)とを有している、請求項1から7までの いずれか1項記載の巻取り装置。 9.ベルト(18)が別の変向ローラ(R3,R5)とテンションローラ(R 4)とを介して案内されており、ベルト(18)が張設される平面が、互いの間 にループ(20)を形成する両変向ローラ(R1,R2)の軸線を含む平面に対 して平行に位置するように、テンションローラ(R4)に対応する直動案内装置 (24)が設計されている、請求項8記載の巻取り装置。 10.ベルト(18)が、テンションローラ(R4)の位置とは無関係に該テン ションローラ(R4)を常時、180°の巻掛け角度(w4)で取り囲んでいる 、請求項1から9までのいずれか1項記載の巻取り装置。 11.テンションローラ(R4)が、制御装置(28)に接続された電気的、ハ イドロリック的またはニューマチック的な駆動装置を介して移動可能である、請 求項1から10までのいずれか1項記載の巻取り装置。 12.テンションローラ(R4)に対応する駆動装置が、シリンダピストンユニ ットを有している、請求項11記載の巻取り装置。 13.ベルト(18)の、ラップ巻き体(12)を収容するループ(20)が、 変向ローラ(R1,R2,R3,R5)とテンションローラ(R4)とによって 規定された範囲の内側に位置している、請求項1から12までのいずれか1項記 載の巻取り装置。 14.ベルト(18)が、前記複数の変向ローラ(R1,R2,R3,R5)の うちの少なくとも1つの変向ローラ(R5)を介して駆動されている、請求項1 から13までのいずれか1項記載の巻取り装置。 15.駆動される変向ローラ(R5)は、ベルト(18)が張設される平面と同 じ平面に位置している、請求項14記載の巻取り装置。 16.ベルト駆動装置が、ベルト駆動速度を制御するために前記制御装置(28 )に接続されている、請求項1から15までのいずれか1項記載の巻取り装置。 17.ベルト駆動速度が、巻き体直径に関連して制御可能である、請求項16記 載の巻取り装置。 18.ベルト駆動速度が、各巻取り過程の開始時にゼロから所定の値にまで増大 する、請求項1から17までのいずれか1項記載の巻取り装置。 19.ベルト駆動速度が、巻取り過程の間、少なくとも所定の時間にわたって巻 き体直径の増大と共に減少する、請求項1から18までのいずれか1項記載の巻 取り装置。 20.ベルト駆動装置が、変換器等を介して周波数制御されている、請求項1か ら19までのいずれか1項記載の巻取り装置。 21.ベルト駆動速度が、少なくとも所定の時間にわ たって一定に保持されている、請求項1から20までのいずれか1項記載の巻取 り装置。 22.コア(H)が2つの巻取り板(32,34)の間に配置されており、両巻 取り板のうち少なくとも一方の巻取り板が、たとえば摺動、引出し、旋回等によ り除去可能である、請求項1から21までのいずれか1項記載の巻取り装置。 23.コアが巻き管(H)によって形成されており、前記巻取り板(32,34 )が突起(36,38)を備えており、該突起(36,38)に巻き管(H)が 被せ嵌め可能である、請求項22記載の巻取り装置。 24.互いの間にループ(20)を形成する両変向ローラ(R1,R2)の範囲 にラップ供給装置(16)が配置されており、該ラップ供給装置(16)を介し て、ベルト(18)とコア(H)との間に位置する範囲にラップ(14)が供給 可能である、請求項1から23までのいずれか1項記載の巻取り装置。 25.コア(H)の軸線を貫いて両変向ローラ(R1,R2)の間に延びる平面 を基準にして、ベルト(18)とコア(H)との間に形成されたギャップの進入 範囲が位置する側から、ラップ(14)が前記ループ(20)に供給される、請 求項1から24までのいずれか1項記載の巻取り装置。 26.コア(H)の軸線を貫いて両変向ローラ(R1,R2)の間に延びる平面 を基準にして、ベルト(1 8)とコア(H)との間に形成されたギャップの進出範囲が位置する側から、ラ ップ(14)が前記ループ(20)に供給される、請求項1から24までのいず れか1項記載の巻取り装置。 27.ラップ供給装置(16)の範囲で、供給される帯状ラップの幅が、バナナ 形または張り弓形のガイド部材(40)によって規定されている、請求項24記 載の巻取り装置。 28.互いの間にループ(20)を形成する両変向ローラ(R1,R2)が、ベ ルト(18)を同時に張設することによってラップ巻き体(12)を放出する目 的で互いに相対的に離隔可能である、請求項1から27までのいずれか1項記載 の巻取り装置。 29.両変向ローラ(R1,R2)のうちの一方の変向ローラ(R2)が、旋回 レバー(26)の一方の端部に取り付けられており、該旋回レバー(26)の他 方の端部が、有利には別の変向ローラ(R3,R5)のうちの一方の変向ローラ (R5)の軸線を中心にして旋回可能に支承されている、請求項26記載の巻取 り装置。 30.少なくとも一方の巻取り板(32;34)の除去、ラップ巻き体(12) の放出、搬送装置等へのラップ巻き体(12)の導出および/または新しい巻き 管(H)の導入・緊締が、少なくとも部分的に自動化されていて、前記制御装置 (28)によって制御され ている、請求項1から29までのいずれか1項記載の巻取り装置。 31.前記変向ローラ(R1,R2,R3,R5)の少なくとも一部が、少なく とも各ローラ軸線の方向で調節可能である、請求項1から30までのいずれか1 項記載の巻取り装置。 32.特にケブラーのようなアラミドからエンドレスに巻き上げられたベルト( 18)が設けられている、請求項1から31までのいずれか1項記載の巻取り装 置。 33.ポリアミドから成る、合口部を備えたベルト(18)が設けられている、 請求項1から31までのいずれか1項記載の巻取り装置。 34.練条機から進出して反転案内薄板、カレンダローラおよび/またはこれに 類するものを介して供給されたフリースを収容するためのコーミング装置におけ る、請求項1から33までのいずれか1項記載の巻取り装置の使用。
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