JP2008531349A - レザー外皮を備える被着材およびその製造方法 - Google Patents

レザー外皮を備える被着材およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、被着材であって、目に見えるはだ側(12)と対向する肉側を有するレザー層(10)を備える外皮と、前記被着材に剛性を付与するための支持材(22)と、前記外皮と前記支持材(22)の間に配置され、前記外皮の端縁部分を前記支持材の一部に対して押し当てるフォーム(24)とからなるタイプの被着材に関する。前記レザー層(10)に加え、前述の外皮は、前記肉側に配置された封止層(18)を備える。さらに、前記支持材(22)と接触する前記外皮の端縁部分において、前記レザー層(10)の前記端縁は斜めに削がれ(16)、前記外皮の外部に向かい、前記はだ側から前記肉側へと延びるにつれて薄くなる。この進歩性のある部材は、自動車の内装調度品用とされる。本発明はまた、そのような被着材の製造方法に関する。

Description

本発明は、被着材、特に自動車の内装被着材、およびその製造方法に関する。
本発明が関わる被着材は、レザー製による目に見える外皮を有し、その外皮は、フォームの介在物で支持材に担持される。レザーの目に見える表面は、レザーのはだ側である。
レザーが内装被着材に使用されるときには、接着剤もフォームもレザーを通り抜け不能であることが必須とされるが、それはレザーのはだの表面は色合いの欠陥が現れるからである。
レザーと接着剤あるいはフォームとの接触を防止するため、従来の製造方法は、支持材とフォームを備え、かつ例えば回転成形によって得られるプラスチック材料製の目に見える外皮を備える部材を形成することを含む。その結果得られた部材は、次いでレザー等を、プラスチック材料による外皮に適用することによって装われる。その仕上がり製品は、したがって2つの外皮を備え、且つ2つの連続的製造作業を必要とし、その作業の1つは手作業であり、したがって費用がかかる。
更に、場合によっては、例えば自動車のダッシュボード等の場合には、仕上がり製品の目に見える外皮は、レザーによる外皮、プラスチック材料による外皮等、いくつかのタイプから購買者が選択することが可能である。レザーの場合には、仕上がり品の組み合わせられた外皮の全厚さは、プラスチック材料による内側外皮の厚さとレザーの厚さの和とされ、一方、プラスチック材料の場合には、1つの外皮に一定の厚さがある。
したがって、プラスチック材料による外皮1つの厚さが、組み合わせられたレザーによる外皮の内側外皮のみの厚さと等しくなるように選択された場合には、どちらの部材も同じ装置を使用して製造することが可能であるが、しかし、その次の装飾作業は、異なるタイプの外皮について異なる装置が必要とされる。それは、組み合わせられたレザーによる外皮の全厚さは、プラスチック材料による外皮1つの厚さを大幅に超えるためである。他方、プラスチック材料による外皮1つの厚さが、組み合わせられたレザーによる外皮の厚さと等しくなるように選択された場合には、両部材は異なる装置によって製造されなければならない。したがって、設備コストが高くなることが理解されよう。
レザーによる外皮とプラスチック材料による外皮の厚さを同じにすることが可能なため、それらの2つの連続的作業を回避し、レザーによる外皮にもプラスチック材料による外皮にも同じ装置を使用することが可能である方法が既に知られている。そのような方法は、外皮の特性が外皮と支持材の材料の間の結合に適するときに、レザーで作られ、封止層で作られた外皮を直接を使用する。得られた部材においては、外皮の縁部分またはスカートを支持材の隠れる面にあてがうことによって外皮が支持材に保持され、スカートが、例えば、プラスチック材料フォームを外皮と支持材の間に注入することによって、支持材に対して押圧される。
しかし、レザーはその形状を保持できない、すなわち、自体に与えられるべき形状を維持できないことが知られている。それ故に、上述の方法には問題がある。したがって、封止層はレザーの剛性を増し、外皮の材料はきわめて剛性になり、支持材との連続的結合を可能としなくなる。かくして見受けられる欠点は、外皮/支持材境界におけるフォームの漏洩や、外皮と支持材との結合不足である。
本発明は、その問題の解決策に関する。より正確には、本発明によれば、レザーがその端縁側に向かってより薄くなるように、レザーの端縁部分が斜めに削がれ、それによって少なくともスカートの一部は支持材との結合形成に適した柔軟性を有する。
より正確には、本発明は、被着材であって、目に見えるはだ側と、それに対向する肉側とを有するレザーの層を備える外皮と、被着材に剛性を付与するための支持材と、外皮と支持材の間で、外皮の端縁部分を支持材の一部に圧接させるフォームとを備えるタイプの被着材に関し、本発明によれば、外皮は、レザーの層に加え、肉側に配置された封止層を備え、かつ支持材と接触する外皮端縁部分において、レザーの層の端縁が斜めに削がれ、はだ側から肉側へ、外皮の外側に薄くなる。
一実施態様においては、外皮はさらに、少なくとも、支持材に接触する、およびその付近の周縁領域に、弾性が低いかまたは無視可能な機械的に変形可能な材料による要素を備える。弾性が低いかまたは無視可能な機械的に変形可能な材料による要素は、封止層に隣接する層とされるのが好ましい。
弾性が低いかまたは無視可能な機械的に変形可能な材料は、熱処理を受けた金属または合金から選択されるのが好ましい。
封止層はレザーの層の端縁を越えて延びるのが好ましい。
一変形においては、外皮の端縁には、曲部において、端縁にほぼ垂直方向にほぼ三角形状の切込みが切られ、その切込みの端縁同士が寄せ合わされる。切込みの端縁は並べた位置で粘着テープによって保持されるのが好ましい。
一実施態様においては、外皮は、外皮の端縁で終わる少なくとも1つの合せ目によって縫い合わされる少なくとも2つの部分によって形成される。
第1の変形においては、合せ目は、2つの並べた部分を重ねることなく継ぎ合わせる。例えば、2つの並べた部材を継ぎ合わせる合せ目はジグザクな合わせ目とされる。
第2の変形においては、重ねた部分の厚さが各外皮部分の厚さにほぼ等しくなるように、合わせ目で2つの斜めに削がれた端縁が合わせられる。
本発明はまた、被着材を製作する方法であって、被着材に剛性を付与する支持材を製作し、支持材を第1の型部分に配置し、レザーの層を備えかつ支持材の一部に接触する端縁部分を有する外皮を第2の型部分に配置し、型を閉じかつ外皮端縁部分が支持材の一部に対して平行にされるように、フォームを支持材と外皮の間の空間に導入することを含むタイプの方法に関し、本発明によれば、外皮を第2の型部分に配置する前に、外皮を用意するステップを含み、該ステップは、レザーの肉側で封止層を外皮に結合させ、被着材の外側へ、はだ側から肉側へ薄くなっていく削ぎ取り部を形成することを含む。
支持材と外皮の間の空間内へのフォームの導入は、射出注入を含むのが好ましい。
一実施態様においては、外皮を用意するステップは、封止層に隣接する位置にかつ少なくとも外皮の周縁部分に、弾性が低いかまたは無視可能な機械的に変形可能な材料による層を配置し、外皮の周縁領域が、仕上がり被着材において有する形状に相当する形状となるようにその領域を整形することを含む。
外皮の周縁領域の整形は、外皮を整形面に対して押圧することによって達成されるのが好ましい。例えば、斜めに削がれた周縁部分が局部的にきわめて軟質でその形状を保ちがたいときには、整形ステップによって、周縁部分が型部分の閉鎖経路で変形するのが防止される。
封止層を外皮と結合させるステップは、封止層がレザーの層の端縁を越えて延びるように封止層を配置することが好ましい。
一変形においては、方法は、外皮の端縁の少なくとも曲部に、ほぼ三角形状の切込みを形成し、かつ切込みの端縁同士を寄せ合わせかつ粘着テープによってその端縁を固定することによって外皮を用意する初期のステップを含む。
別の変形においては、方法は、複数の外皮部分を外皮の端縁で終わる少なくとも1つの合せ目によって継ぎ合わせることによって外皮を用意する初期のステップを含む。例えば、方法は、複数の外皮部分を少なくとも1つの合せ目によって継ぎ合わせる前に、縫い合わせられる部材の端縁を斜めに削ぎかつそれらの端縁を重ねた部分の厚さを各外皮部分の厚さにほぼ等しくするように重ねることを含む。
本発明の他の特徴および利点は、例示的実施形態に関する以下の説明を添付の図面を参照して読むことによって一層よく理解されよう。
以下に説明する実施形態は、はだ側12と肉側14を有し、封止層18を担持するレザー層10(図1)を備える外皮の使用に関する。
使用されるレザーの品質次第により、かつ封止層18の存在により、形成された外皮には、その周縁部分に十分な柔軟性がなく、外皮を備える被着材の製作中に良好な耐密性を保証できないことがある。より正確には、外皮の柔軟性を欠くために、外皮が結合されなければならない支持材の輪郭に正しく適合させることの妨げとなり、フォームの注入段階中、フォームが外皮と支持材の間を通り抜けて外側に漏れる可能性がある。
本発明によれば、良好な結合を得るために必要な柔軟性は、外皮の端縁部分のレザーを斜めに削ぐことによって得られる。より正確には、図1の符号16により示すように、従来から「ペアリング」と称される作業中に、レザーは斜めに削がれ、端縁側に向かって漸次薄くなっていく。既に封止層18を設けられたレザーの層に対してペアリングが行われると、図1に示すように、封止層18も斜めに削がれる。しかし、斜めに削ぐ作業はレザー10に対してのみ行うことが可能であり、封止層18は、符号20によって示すように、削ぎ取り部の端部を越えて突出することが可能とされる。
図3は、インテリア被着材における外皮の配置を示す。図3において、符号22は支持材を示し、これが形成する内面にスカートを形成した外皮の端縁が圧接する。同図において、符号24は支持材22と外皮10、18の間に注入されたフォームを示し、同フォームによって外皮は支持材22に対して平行にされている。
図3においては、斜めに削がれた部分16が全体に内側にあり、すなわちはだ側のみが外側から視認可能とされることに留意されよう。さらに、図2の削ぎ取り部の先に延びる封止層の部分20が、任意選択的に、支持材に対する結合を延ばすということにも留意されよう。
図1、2に示す外皮は、その柔軟性が削ぎ取り部の端縁側に向かって増していく。したがって、斜めに削がれた端部は変形に対する十分な抵抗力がない虞があるというリスクがある。その場合、インテリア被着要素の製作中、支持材22を担持する型部分が、外皮10、18を担持する型部分に対して位置決めされるときに、斜めに削がれた部分16がきわめて柔軟となり、制御されない位置を取り、あるいは2つの型部分の間に挟まれてしまうことにさえなるというリスクがある。
その現象は絶対に回避されなければならない。したがって、少なくともその現象が生起し得る部分においては、斜めに削がれた部分の領域に、変形を受けたときにそれ自体の形状を保持可能な材料による薄いシートを図2の破線26により示すように、レザー10と封止層18の間に導入することが有利である。そのシートは、例えば、厚さが数百分の1ミリメートルないし1ミリメートル台の熱処理されたアルミニウム等、金属または合金により作られ、斜めに削がれた部分16に面して配置され、かつ、削がれていない部分へ僅かに短くされることが好ましい。
そのような実施形態においては、型の閉鎖と、外皮に支持材を取り付けるのに先立って、外皮は型の閉鎖時にいかなる問題も回避する形状にされる。
図4は、レザー外皮28の丸められたコーナー30が三角形状の切込み32を有する本発明の一変形を示す。
外皮が凸形状となるそれらのコーナーまたは曲部における外皮を用意するには、図5に示すように、切込み32の端縁34同士を寄せ合わせ、粘着テープ36を適用して、図6に示すように端縁を固定する。もちろん、並べられた端縁の固定は、斜めに削がれた部分がその柔軟性を保つ以上、他のいかなる方法によっても達成可能である。
図7、8は、複数の部材によって形成された、レザー外皮の一部の2つの例を示す斜視図である。
図7においては、外皮は、合せ目42によって一緒に保持された2つの部材38、40を備え、その合せ目は外皮の斜めに削がれた端縁で終わる。合せ目42は、2つの並べた部分を重ねないで継ぎ合わせている。図示の例では、2つの並べた部分を継ぎ合わせる合せ目42は、ジグザクな合わせ目とされる。
その外皮を得るために、方法は、外皮の端縁で終わる少なくとも1つの合せ目によって幾つかの外皮部材または部分を継ぎ合わせることによって外皮を用意する初期ステップを含む。
図8においては、重ね合わせる部分46、48の厚さを各部材50、52の厚さにほぼ等しくするように、2つの斜めに削がれた端縁が合せ目44によって継ぎ合わされる。
その外皮を得るための方法は、部材50、52を合せ目44によって継ぎ合わせる前に、部材50、52の端縁を斜めに削ぎ、かつ重ねる部分の厚さを各部材50、52の厚さにほぼ等しくするようにそれらの端縁を重ねるステップを含む。
本発明による方法において使用される外皮の断面図である。 図1の外皮の変形を示す図である。 本発明による方法の実施を示す被着材の断面図である。 本発明の変形による、レザーの外皮、固定前のその外皮のコーナー、および固定後のそのコーナーをそれぞれ示す図である。 複数の部分により形成されるレザー外皮の2つの例を示す斜視図である。

Claims (20)

  1. 目に見えるはだ側(12)と対向する肉側(14)とを有するレザーの層(10)を備える外皮と、
    被着材に剛性を付与するための支持材(22)と、
    前記外皮と前記支持材(22)の間で、前記外皮の端縁部分を前記支持材の一部に圧接させるフォーム(24)とを備えるタイプの被着材において、
    前記外皮は、レザーの層(10)に加え、前記肉側に配置された封止層(18)を備え、かつ
    前記支持材(22)と接触する前記外皮端縁部分において、レザーの層(10)の前記端縁が斜めに削がれ(16)、前記外皮の外側へ、前記はだ側から前記肉側へ薄くなることを特徴とする被着材。
  2. 前記外皮はさらに、少なくとも、前記支持材(22)に接触しかつその付近の周縁領域に、弾性が低いかまたは無視可能な機械的に変形可能な材料による要素(26)を有することを特徴とする請求項1に記載の被着材。
  3. 弾性が低いかまたは無視可能な機械的に変形可能な材料による前記要素(26)は、前記封止層に隣接する層であることを特徴とする請求項2に記載の被着材。
  4. 弾性が低いかまたは無視可能な前記機械的に変形可能な材料は、熱処理を受けた金属および合金から選択されることを特徴とする請求項2または請求項3のいずれかに記載の被着材。
  5. 前記封止層(18)は前記レザーの層(10)の前記端縁を越えて延びることを特徴とする前記請求項のいずれか一項に記載の被着材。
  6. 前記外皮(28)の端縁は、曲部において、前記端縁にほぼ垂直方向にほぼ三角形状の切込み(32)が切られ、その切込みの端縁(34)同士が寄せ合わされていることを特徴とする前記請求項のいずれか一項に記載の被着材。
  7. 前記切込みの端縁(34)は並べた位置で粘着テープ(36)によって保持されることを特徴とする請求項6に記載の被着材。
  8. 前記外皮は、前記外皮の端縁で終わる少なくとも1つの合せ目(42、44)によって合わされる少なくとも2つの部材(38、40;50、52)によって形成されることを特徴とする前記請求項のいずれか一項に記載の被着材。
  9. 前記合せ目(42)は、前記2つの並べた部材を重ねることなく継ぎ合わせることを特徴とする請求項8に記載の被着材。
  10. 前記2つの並べた部材を継ぎ合わせる前記合せ目はジグザクな合わせ目とされることを特徴とする請求項9に記載の被着材。
  11. 前記合せ目(44)は、重ねた部分(46、48)の加えた厚さを各部材(50、52)の厚さにほぼ等しくするように2つの斜めに削がれた端縁を合わせることを特徴とする請求項8に記載の被着材。
  12. 被着材を製作する方法であって、
    前記被着材に剛性を付与する支持材(22)を製作することと、
    前記支持材(22)を第1の型部分に配置することと、
    レザーの層(10)を備えかつ前記支持材(22)の一部に接触することとなる端縁部分を有する外皮を第2の型部分に配置することと、
    前記型を閉じ、かつ前記外皮端縁部分が前記支持材(22)の一部に対して平行にされるように、フォームを前記支持材(22)と前記外皮の間に導入することとを含むタイプの方法において、
    前記外皮を前記第2の型部分に配置する前に、前記外皮を用意するステップを含み、そのステップは、
    封止層(18)を前記外皮に、前記レザーの肉側に結合させることと、
    前記被着材の外側に向かって、前記はだ側から前記肉側へとより薄くなっていく削ぎ取り部(16)を形成させることを含むことを特徴とする方法。
  13. 前記支持材(22)と前記外皮の間の空間内へのフォームの導入は射出注入を含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 前記外皮を用意する前記ステップは、前記封止層に隣接する位置にかつ少なくとも前記外皮の周縁部分に、弾性が低いかまたは無視可能な機械的に変形可能な材料による層(26)を配置することと、前記外皮の前記周縁領域を、仕上がり被着材において該領域が有する形状に相当する形状となるように該領域を整形することとを含むことを特徴とする請求項12または請求項13のいずれかに記載の方法。
  15. 前記外皮の前記周縁領域の整形は、前記外皮を整形面に対して押圧することによって達成されることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 前記斜めに削がれた周縁部分(16)は局部的にその形状を保てないほど軟質で、前記整形ステップによって、前記周縁部分が前記型部分の閉鎖経路上で変形するのを防止することを特徴とする請求項14または請求項15のいずれかに記載の方法。
  17. 封止層(18)を前記外皮と結合させる前記ステップは、前記封止層が前記レザーの層(10)の前記端縁を越えて延びるように前記封止層を配置することを含むことを特徴とする請求項12から16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記外皮の前記端縁の少なくとも曲部に、ほぼ三角形状の切込みを形成し、かつ前記切込みの端縁(34)同士を寄せ合わせかつ粘着テープ(36)によってその端縁を固定することによって前記外皮を用意する初期ステップを含むことを特徴とする請求項12から17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 外皮の複数の部材(38、40;50、52)を前記外皮の端縁で終わる少なくとも1つの合せ目(42、44)によって継ぎ合わせることによって前記外皮を用意する初期ステップを含むことを特徴とする請求項12から17のいずれか一項に記載の方法。
  20. 外皮の複数の部材(50、52)を少なくとも1つの合せ目(44)によって継ぎ合わせる前に、縫い合わせられる前記部材の端縁を斜めに削ぎかつそれらの端縁を重ねた部分(46、48)の厚さを各部材(50、52)の厚さにほぼ等しくするように重ねることを含むことを特徴とする請求項19に記載の方法。
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