JPS63165119A - 表皮層張込み内装品の製造方法 - Google Patents

表皮層張込み内装品の製造方法

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JPS63165119A
JPS63165119A JP31426586A JP31426586A JPS63165119A JP S63165119 A JPS63165119 A JP S63165119A JP 31426586 A JP31426586 A JP 31426586A JP 31426586 A JP31426586 A JP 31426586A JP S63165119 A JPS63165119 A JP S63165119A
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  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、車両関係その他の内装品に使用されるもの
で、剛性芯材に、表皮材またはクッション材との複合表
皮材からなる表皮層を一体的に張り付けた積層成形体の
端末部を芯材と共に折り返し固定する表皮層張込み内装
品の製造方法に関するものである。
〔従来の技術) 従来、平板または成形された芯材に、表皮材を、張り付
けた内装品の端末処理において、その露出端部を見えな
いように被覆する必要があり、以下の公報に示すように
、色色な構成が開示されているが、その基本構想はすべ
て、表皮材の端末を芯材から延長し、その表皮材の延長
部を芯材の裏面に回し、表皮材を芯材に接着または留め
金等によって芯材端部の露出部を外観上見えないように
被覆する端末処理方法の構想が開示されている。
たとえば、 (イ)特開昭55−140526@公報には、「自動車
用内装部品の製造方法」が示されている。
すなわち、特許請求の範囲に示すように、「芯材を通気
性のある台座上に位買決め配置し、通気性シートの裏面
に熱融着フィルムを直接またはバット材を介してラミネ
ートしてなる表皮材を、上記芯材上部に位置させるとと
もにこの表皮材と芯材間にヒータを介在させて、上記フ
ィルム表面を溶融すると同時に芯材表面を加熱した後、
上記表皮材を芯材上に被覆し、かつ台座を真空吸引する
ことにより芯材上に表皮材を一体的に貼着するようにし
た自動車用内装部品の製造方法」を要旨とするものであ
る。
上記の表皮材は、従来のイロ地やカーペット等の装飾用
通気性シート12に裏面に直接またはウレタン発泡体な
どのパッド材13を介して熱融着フィルムをラミネート
した表皮材を使用している。
補強用の芯材も従来公知のハードボード(チップボート
)、樹脂ボードを使用するものでおる。
従って、この公報の発明の詳細な説明によると、装飾用
の通気性シート12の裏面にまたはパッド材を介して熱
融着フィルムを裏面にラミネートした表皮材を補強用の
芯材上に加熱被覆し、台座(孔明仮)を真空吸引して一
定的に貼着すると同時に、表皮材7の端縁を、台座の側
面に吸引して芯材5の装面に巻き込むようにして芯材の
両側の露出部を被覆する方法である。すなわち、記載に
よると、従来のビニールレザー等の熱可塑性シートを真
空成形によって芯材に一体的に貼着する方法を、通気性
の表皮に熱可塑性シートを裏張りして公知の真空成形に
よって一体的に貼着するようにしたものである。
(ロ)特開昭56−144156号公報には、「パッド
材入り内装部品の端末処理方法jが開示されている。
すなわち、特許請求の範囲に示すように、[独立気泡性
の熱可塑性プラスチックからなるパッド材及び表皮材と
を2層に積層してなるシート材を、その端部に巻き込み
しろを含む面積分子熱して可塑化した後、このシート材
を下型に配置された芯材上に仮止めし、しかる後上型を
下型に加圧係合してシート材をその型形状に沿って芯材
上に貼着するとともに、その端部巻き込みしろを上記加
圧により可塑的に変形させてパッド材中の各気泡をその
内圧に抗して圧潰消滅ヒしめて薄肉偏平化させたことを
特徴とするパッド材入り内装部品の端末処理方法」を要
旨とするものである。
すなわち、この公報の第1図、第2図に示す従来例のP
VC等の表皮材にパッド材をラミネート加工したラミネ
ートレートを、芯材の形状より一回り大きく調整し、芯
材上に被覆貼着し、その縁部の巻き込みしろを芯材の裏
面に折り返し固着する方法では、その折返し部分が大き
く膨らんで所要形状が得られず、組立時に相手部品との
嵌合が困ガ1となる。また、パッド材の弾力によって固
着部分か剥がれ易くなる。そのため、特に製品縁部の仕
上かり寸法が厳密に要求される場合や、比較的厚いパッ
ド材を使用してそのままでは剥がれ易い場合には、芯材
よりはみ出た部分のパッドを表皮材のみを残して剥取る
か、あるいは、ウエルダl′J[1工してバット材を押
し潰すような工程を加える必要があった。囚って、この
公報では、上記の問題を解消するため、パッド材を可塑
化してモールドにて圧潰消滅して薄肉偏平化を形成する
ようにしたものである。
(ハ)特開昭57−89958号公報には、「複合材成
形体の製造方法」が開示されている。
すなわち、特許請求の範囲に示すように、「(1)基板
層・クッション層・表皮層の複層よりなり、クッション
層・表皮層の周縁延長部を基板層裏面側へ巻込んで縁仕
上げした形態の複合材成形体を得るに当り、複合材成形
体の構成層である基板層と、クッション層中表皮層とに
つき夫々の材料を別々に分けて成形し、基板層は所要外
形形状の成形体とし、クッション層中表皮層は所要外形
形状周囲に周縁延長部として余分月利を残した成形体と
し、その間成形体を嵌合的に重ね合わばて接若一体化せ
しめ、クッション層中表皮層の周縁延長部は加熱軟化さ
せた状態に於て基板層裏面側巻込み方向に大きく引き伸
ばして成形して基板層外周端面及びその端面近傍の基板
裏面部を上記引き伸ばしにより薄肉化したクッション層
中表皮材の延長部で被覆することを特徴とする複合材成
形体の製造方法。
(2)クッション居士表皮層の周縁延長部の引き伸ばし
成形を真空成形又は圧空成形、或は真空圧空併用成形で
行なう、特許請求の範囲第1項記載の複合材成形体の製
造方法。」 以上を要旨とするものである。
この公報の方法は、記載によると、次の従来の問題点を
rfr−潤するために行なわれたものである。
従来の方法として示されている第1図−a、b、Cに示
す従来のトリミング端面を被覆する仕上げ処理は、第1
図−aのものは、基板層、クッション層、表皮層からな
る成形体をトリミング処理した端面に、別生産のモール
材を取付けて再仕上げして最終!笈品とするものである
が、モール材の取付は処理に材料と手間を要しコスト高
となる。また、成形体の周囲がモール材の取付けで縁取
られるので形態として好ましくないケースも多い。第1
図−bのものは、上記の縁取り形態が好まれない場合の
方法として例示されたものでおって、基板層とクッショ
ン居士表皮層とをそれぞれ削切に成形し、基板層は所要
外形形状の成形体とし、クッション居士表皮層は所要外
形形状よりもひと回り大きな外形形状の成形体とし、そ
の画成形体を嵌合的に重ねて接着一体化させ、クッショ
ン居士表皮層の成形体周囲の余分延長部分を基板層の裏
面側へ巻込んで接着剤等でとめて被N”4るものである
。この方法では上記aのような不具合が除去される。
しかしながら成形体の感触をよいものにする等のためク
ッション層の肉厚を厚く設計したものにおいては、その
肉厚のために、巻込みの端面形状がシャープにならず、
又厚ぼったい縁付上げとなる不具合がある。このような
場合は、巻込み処理する前に、余分延長部分の表皮層裏
面からクッション層をはぎ取り、第1図−Cのように表
皮層のみを巻込み処理すればよいか、クッション層のは
ぎ取りは、迅速に、又きれいに行なうことは困難である
。また、外周部が大きく屈曲している成形体の場合など
は、その屈曲のために、巻込み処理をしたとき巻込み部
に寄りシワ(皺)を生じ勝ちであり、全周各部一様な巻
込み処理するにはかなりの熟練と手間を要する。また、
表皮層の面にしぼなどの模様のあるものにおいては、巻
込み処理に伴う引張り力で模様歪みを生じるばかりでな
く、均一な張り付けは得られない。
以上の問題点の解消を日差した成形方法を、この公報の
目的として複雑なモールド成形を行なっているものであ
る。
(ニ)特開昭61−193831号公報には、「自動車
用内装材の端末処理法」が開示されている。すなわち、
特許請求の範囲に示すように、[裏面にクッションvI
FBがラミネートされた積層表皮材を基材の表面に接着
後、該基材の端縁より張出した積層表皮材端末を基材側
に若干折曲した状態で超音波溶着装置の振動子の側面に
折曲基部を当てがい、該振動子の側面に沿わUて基材を
降下させて、前記折曲基部が振動子の先端から外れたら
、前記積層表皮材端末が未だ振動子の側面に支えられた
状態のまま該積層表皮材端末を圧仮により基材の裏面に
押圧して該積層表皮材端末を基材裏面に巻き込んだうえ
、前記振動子により加圧し、超音波発振器を発振させて
基材裏面に積層表皮材端末を溶着することを特徴とする
自動車用内装材の端末処理法。」を要旨とするものであ
る。
この公報の方法は、従来の手作業による接着を機械的に
作業をするようにしたものでおる。
すなわち、積層表皮材端末を圧仮により基材の裏面に押
圧して巻き込んで、超音波発振器にて端末を溶着するも
のである。
以上が本出願発明に対する関係系統の従来技術である。
(発明が解決しようとする問題点〕 上記従来技術のすべてが問題としているのは表皮材の端
末部の処理の困難な問題である。たとえば、(ロ)特開
昭56−144156号公報においては、従来技術とし
て、公報の第1図、第2図に例示し、このように、クッ
ション居士表皮Uの周縁延長部を芯材の裏面に折り返し
固着する方法では、折返し部分が大きく膨らんで精度の
高い所要形状が得られない。また、クッション層の弾力
によって固着部分か剥がれ易い等の問題があり、囚って
、この公報ではクッション層を可塑化してモールドて圧
潰消滅して薄肉偏平化を行なっている。
また(ハ)特開昭57−89958号公報では、従来技
術として公報の第1図−a、b、cに例示し、この例示
の(a)では、基板層とクッション居士表皮層との積層
体の露出端面を別生産のモール材を取付けて再仕上げし
ているので手間とコスト高となる。(b)では、基板層
とクッション居士表皮層とをそれぞれ別々に成形し、ク
ッション居士表皮層は、基板層の外形形状よりも大きな
外形形状の成形体とし、両者を重ねて接着一体化し、ク
ッション居士表皮層の余分の延長部を基板層の裏面側へ
巻込んで接着剤等でとめ被覆するものである。
従って、感触をよくするためクッション層の肉厚を厚く
設計すると巻込み端面形状がシャープにならず、又厚ぼ
ったい縁仕上げとなる不具合がある。また、外周部が大
きく屈曲している成形体の場合は、屈曲のため巻込み部
に寄り皺(シワ)を生じ勝ちである。囚って、この(ハ
)の公報では、クッション層中表皮Mの余分の延長部分
をモールド中にて加熱軟化させた状態で大きく引き伸ば
し成形して薄肉化して端面を被覆するようにしたもので
ある。しかしながらこの場合にも、表面層のしぼ模様等
の表面状態に歪を生ずることは避は難いであろう。
また、(イ)特開昭55−140526号公報において
は、積層体(装飾用シート士パッド士熱融着フィルム)
を加熱し、フィルムを溶融した状態にて真空吸引して芯
材の裏面側に引張り巻き込んで接着固定4するものであ
り、従って、前記(ロ)(ハ)の従来例と大同小異の端
面被覆形状か1qられるものである。
また、(ニ)特開昭61−193831号公報において
は、基材の端縁より張り出したVi層表皮材(クッショ
ン材層中表皮)を基Hの裏面に折り曲げて加圧して超音
波によって溶着するものであり、端面から膨出する傾向
を伴い、端面のシャープな形状はjqられ難いものであ
る。しかも高価な設備を必要とする。
以上のとおり、従来の各種の方法では、上述のような多
くの問題点を有するものでおるが、従来はすべて意図的
に薄肉化して端面被覆を行なっているものであり、未だ
好適な端面被覆の問題は未解決の状態である。
〔問題点を解決するための手段〕
上記説明のとおり、内装品による芯材の端面の装飾的な
奇麗な被覆形態を得るためには、可塑性物質または粘弾
性体および可撓性等の変形しやずい物質等の表皮材を単
独に折り曲げて被覆する構想では、装飾的な奇麗な被覆
形態が得られず、可及的好適な状態に近づけるためには
、従来は感触、装飾等の内装性を犠牲にして表皮材の端
末部を出来るだけ薄層化して被覆を行なっているもので
ある。この発明は、このような従来の構想を−変し、剛
性芯材(ハードボード系、合成樹脂系シート等)を容易
に屈曲可能にするため、所要箇所にくびれ様または切り
込み様等の折曲げヒンジ部を設けた剛性芯材を成形し、
該成形された剛性芯材を、所定の形状の真空固定型上に
配置し、真空固定し、接着剤を塗布し、その上に表皮材
またはプラスチックフオーム等のクッション材を介在ざ
Uた複合表皮材等からなる表皮層を赤外線加熱等にて加
熱して剛性芯材上に一体的に張り合わせ、脱型後端末部
の余分の表皮層を切断除去し、表皮層を一体的に積層さ
れた剛性芯材の端末部の折返し部を折曲げヒンジ部より
折り返し、接る剤または/及びスナップ止め等にて固定
して、表皮層が剛性芯材に接着された状態にて屈曲する
ようにして折返し成形部を構成ターることによって、従
来の不具合な問題点をすべて解消するものである。
(作用〕 上記のとおり、従来の内装材の端面部は、すへて表皮層
を芯材から余分に延長して、芯材とは遊離状態にて折曲
げ固定する構想のため、折返し部分が膨らんで奇麗な高
精度の所要形状が得られず、また、11に、内装品の感
触をよいものにするためクッション材の肉厚を厚く設計
したものにおいては、その肉厚のため、なおさら変動要
因が増大し巻込み端面形状がシャープにならず、厚ぼっ
たい不具合な縁仕上げとなる。また、大きく屈曲してい
る成形体の場合は、巻込み処理したとき巻込み部に寄り
皺を生じ勝となる。囚って、それを防止するため、引き
延ばして薄肉化して複雑な型を使用して巻き込む方法が
採用されているものであるが、引張り力で表面状態か変
化し、特に、表皮層の面にしぼなどの模様のあるものに
d5いては、模様歪を生じる。
以上のような欠点を有する従来の方法に対し、この出願
の表皮層張込み内装品は、表皮4.Jまたは複合表皮材
からなる表皮層と一体的に結合した剛・11芯(Δの端
部を表皮層と共に折り返し固定する構想のため、従来の
ような折返し部分か膨出して厚ぼったい不整な形状や表
面に寄り皺を生ずることなく、また引張りによる模様歪
みか生起されることもなく、奇麗な装飾的な被覆形態の
均等な折返し成形部を構成する内装品が1qられるもの
である。
(実施例〕 次に、自動車のセンターピラーガーニッシュ(Cent
er pillar garnish )を例にとり表
皮層張込み内装品の製造方法の一例を示す。
第1図は、レンターピラーを被覆する内装品のインサー
トとしての長さを有する剛性芯材の横断面を示したしの
で、本例はポリプロピレン(PP>の合成樹脂から構成
したもので、三菱化成工業の「ツバチックP」を260
 °C1圧力120kg/cdの射出成形条件にてモー
ルド成形したものである。
図において、ユは剛性芯材(厚み約2 mm )、1a
は湾曲部、1bは折返し部、1Cは折曲げヒンジ部、1
dはスナップ突起、すなわち、スナップ嵌め用の突起で
、荒型または仮型の先端に引掛り部を形成したものであ
る。1eはスナップ突起が対応するスナップ穴であり、
穴の先端にはス太ツブ突起の引掛り部か固定する段差部
が設定されている。なお、上記横断面図の左側にスナッ
プ止め固定の場合の例を示し、右側には接着剤固定の場
合の例を示したものである。
第2図−(a>、(b)は、折返し部の拡大断面図であ
る。(a)は、折返し部の肉厚を他の部分と同一厚みに
形成してくびれ様の折曲げヒンジ部1Cを設定したもの
であり、(b)は、折返し部の肉厚を他の部分より0.
5 mm 薄<形成し、その段差部に切り込み様の折曲
げヒンジ部1cを設けたものである。
第3図−(a>、(b)、(C)、(d)、(0)、(
f>は、この発明の表皮層張込み内装品の製造方法の手
順を断面にて示した説明図である。
第3図−(a)は、剛性芯材の真空固定型と表皮層の加
熱装置による加熱工程を示したもので、2は真空固定型
であり、3は真空固定型に付設される真空並びに圧空用
の配管で、一方は真空ポンプ4に連結され、真空固定型
2の上面の成形面を吸引するように形成されており、他
方は、積層成形体の脱型時に圧力空気を送って離脱を容
易にするためエアーコンプレツリ゛−8に連結されてい
る。
9.10.11.12はバルブで、それぞれ必要に対応
して開閉される。5は表皮層(表皮材または複合表皮材
)で、両端部を支持金具6にて固定され、表皮層5は赤
外線ヒーター等の加熱装置7にて加熱軟化されるように
構成されている。
上記の複合表皮材とは、たとえば、軟質塩ビシートの裏
面にポリエチレン発泡シート(発泡倍率30倍、厚さ1
.5〜2 mm )を積層した様な各種の表皮材との褐
合体である。
この実施例では、PVCの表皮層の一例を例示したもの
で、まず、剛性芯材の上表面に接着剤(表皮層の種別に
対応して適宜に選定されるが、本例ではウレタン系接着
剤使用)を塗イ[シた剛性芯材ユを、真空固定型2の所
定の突条成形面上に載置してバルブ9.10を開ぎ真空
固定し、ぞの剛性芯月ユ上に、加熱軟化したPVCの表
皮層5を車ね接着して第3図−(b)の積層工程図に示
すように、積層成形体LMを形成する。この際必要に応
じてバルブ11による吸引を併用する。積層成形完了後
は、圧縮空気用のバルブ12に切替えて積層成形体IM
を脱型する。次に、第3図−(C)の積層成形体の端末
除去工程図に示すように、積層成形体LMの端末部の余
分の表皮層を切断除去する。
第3図−(d>は、積層成形体LMの端末部を折り返し
固定した内装品IMの断面を示したもので、折返し成形
部13を形成したものでおる。すなわら、この折返し成
形部13は、剛性芯材1の折曲げヒンジ部1Cから折返
し部1bを折り返して固定するものであるか、この固定
は、折返し部1bをスナップ固定するか、またはスナッ
プ固定と折返し部1bの内面と対接部に硬化性の樹脂接
盾剤を塗イ]」する接着固定との併用あるいは接着固定
単独にて固定する。
第3図−(e)は、折返し固定された内装品IMの折返
し成形部13の拡大断面を示したものである。
第3図−(「)は、剛性芯材の折返し部1bのスナップ
止めの場合のスナップ突起とスナップ穴の状態を示した
スナップ止め部の拡大断面図である。但し、本図におけ
る表皮層5は表皮材と発泡体との複合材にて表皮層を形
成した場合を例示したものである。
なお、上記実施例は、剛性芯材の折返し固定部分が平面
的で直線状である場合の例であるか、剛性芯材の固定部
分の外周部が屈曲や湾曲している場合は、芯材成形時に
剛性芯材の折返し部1bの適当な位置に切り込みを設(
プ、切り込みによって必要な幾つかのセクションに分割
して置くことにより好適な固定か得られる。
〔発明の効果〕
この発明の内装品は、表皮材または複合表皮伺等からな
る表皮層と剛性芯材との一体的に結合された積層成形体
の端末部を折曲げヒンジ部にて折り返し固定する構成の
ため、表皮層のみに不必要な応力の掛かることもなく、
折り返しのための複雑なモールド成形の必要もなく、端
末処理に超音波発掘器等の機械処理の必要−bなく、折
曲げヒンジ部にて折返し固定するだけの操作で端末形体
が1qられるので、前記作用の項にて言及したように奇
麗な装飾的な均等な折返し成形部を構成する内装品が得
られると共に、端末部の折返し処理が容易で、従来の方
法に比し、製造方法が単純で製j聞工数の大幅な低減が
jqられ、安1西に内装品が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の内装品の芯材の一例を示す剛性芯
材の横断面図、 第2図−(a’)、(b)は、剛性芯材の折曲げヒンジ
部を有する折返し部の拡大断面図て、(a)はfiil
−,19みの折返し部、(b)は仙の実施例で、約Q、
5mm薄く形成した折返し部の例を示したのである。 第3図−(a>、(b)、(C)、(d)、(e)、(
「)は、この発明の表皮層張込み内装品の製jL力法の
手順を断面にて示した説明図であり、(a>は真空固定
と表皮図の110熱工程図、(b)は積層工程図、(C
)は積層成形体の端末除去工程図、(d)は内装品の断
面図、(e)は折返()成形部の拡大断面図、(f)は
スナップ止め部の拡大断面図でおる。 ユ・・・剛性芯材     1b・・・折返し部1C・
・・折曲げヒンジ部 1d・・・スナップ突起1e・・
・スナップ穴  2・・・真空固定型5・・・表皮層 
    7・・・加熱装置LM・・・積層成形体  ■
〜1・・・内装品13・・・折返し成形部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内装品の芯材となる剛性芯材の両端部に折曲げヒ
    ンジ部を設けた芯材成形体を、真空固定型上に載置し、
    表皮層の表面を加熱して、接着剤を介して剛性芯材上に
    吸引接着一体化して積層成形体を形成し、該成形体を脱
    型し、積層以外の端末部の表皮層を切断除去し、積層成
    形体の端末部の剛性芯材の折返し部を折曲げヒンジ部に
    て折り返し固定して内装品の折返し成形部を構成するこ
    とを特徴とする表皮層張込み内装品の製造方法。
  2. (2)折返し成形部の固定が、スナップ固定またはスナ
    ップ固定と接着固定との併用あるいは接着固定である特
    許請求の範囲第1項記載の表皮層張込み内装品の製造方
    法。
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