JP2008256410A - プローブ組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 プローブがこれの貫通穴に通されたガイドバーにより湾曲されることを防止することにある。
【解決手段】 プローブ組立体は、ブロックと、それぞれが、帯状の中央領域並びに該中央領域の先端及び後端からそれぞれさらに前方及び後方へ伸びる第1及び第2の針先領域を備える板状の複数のプローブであって前記中央領域の幅方向が上下方向となる状態に前記ブロックの下側に前記中央領域を対向させて並列的に配置された複数のプローブと、前記プローブの中央領域を貫通して伸びる細長い少なくとも1つのガイドバーと、前記中央領域の先端側又は前記第1の針先領域を貫通して伸びる少なくとも1つの支持ピンと、前記ブロックの側部に取り外し可能に組み付けられた板状の一対のサイドカバーであって前記ガイドバー及び支持ピンをそれらの長手方向の端部において支持する一対のサイドカバーとを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶表示パネルのような平板状被検査体の検査に用いるプローブ組立体に関する。
液晶表示パネルのような平板状被検査体の検査に用いるプローブ組立体の1つとして、図7に示すように、帯状の中央領域102、該中央領域102の先端からさらに前方へ伸びる第1の針先領域104、中央領域102の後端からさらに後方へ伸びる第2の針先領域106をそれぞれ備える板状の複数のプローブ100を、それらの中央領域102の幅方向が上下方向となる状態にブロック108の下側に中央領域102を対向させて並列的に配置し、それらのプローブ102を、その中央領域102を貫通して伸びる細長い一対のガイドバー110と、ブロック108の側部に取り外し可能に組み付けられた板状の一対のサイドカバー112とにより、ブロック108に支持させたものがある(特許文献1)。
第1及び第2の針先領域104及び106は、それぞれ、ブロック108の先端側及び後端側に配置されてガイドバー110の長手方向へ伸びる第1及び第2のスリットバー114及び116のスリットに下方側から受け入れられて、ガイドバー110の長手方向への変位を防止されている。
両ガイドバー110は、電気絶縁性の金属材料から製作されており、またそれらの長手方向の端部において両サイドカバー112に変位不能に支持されている。
しかし、上記従来のプローブ組立体おいては、ガイドバー110にこれの長手方向における各プローブ100の位置決め機能を持たせる目的で、各ガイドバー110の直径寸法と、これが貫通するプローブ100のガイド穴の直径寸法とに、非常に小さい公差を持たせて、ガイドバー110をプローブ100のガイド穴にきつく嵌合させている。
このため、上記従来のプローブ組立体では、各プローブ100が、本来図7の最上部に示すプローブ100のように直線状に伸びていなければならないにもかかわらず、ガイドバー110をプローブ100の中央領域102に通したことにより他のプローブ100のように湾曲し、その状態にブロック108に組み付けられてしまう。
そのように湾曲されたプローブ100が存在すると、湾曲されたプローブ100の第1の針先領域104が第2の針先領域106の側に引き寄せられているから、湾曲されたプローブ100と湾曲されないプローブ100との間に、プローブ100の長手方向における針先104aに位置にずれΔLが発生し、針先104aが被検査体の電極に接触しないプローブが存在することになる。そのようなプローブ組立体では、被検査体を正確に検査することができない。
特開平10−132853号公報
本発明の目的は、プローブがこれの貫通穴に通されたガイドバーにより湾曲されることを防止することにある。
本発明のプローブ組立体は、ブロックと、それぞれが、帯状の中央領域並びに該中央領域の先端及び後端からそれぞれさらに前方及び後方へ伸びる第1及び第2の針先領域を備える板状の複数のプローブであって前記中央領域の幅方向が上下方向となる状態に前記ブロックの下側に前記中央領域を対向させて並列的に配置された複数のプローブと、前記プローブの中央領域を貫通して伸びる細長い少なくとも1つのガイドバーと、前記中央領域の先端側又は前記第1の針先領域を貫通して伸びる少なくとも1つの支持ピンと、前記ブロックの側部に取り外し可能に組み付けられた板状の一対のサイドカバーであって前記ガイドバー及び支持ピンをそれらの長手方向の端部において支持する一対のサイドカバーとを含む。
プローブ組立体は、さらに、前記中央領域の後端側又は前記第2の針先領域を貫通して伸びる少なくとも1つの第2の支持ピンであって長手方向の端部において前記サイドカバーに支持された少なくとも1つの第2の支持ピンを含むことができる。
プローブ組立体は、さらに、前記ブロックの先端側及び後端側にそれぞれ配置されて前記ガイドバーの長手方向へ伸びる第1及び第2のスリットバーであってそれぞれが前後方向に伸びて下方側に開放する複数のスリットを長手方向に間隔をおいて有する第1及び第2のスリットバーを含み、該第1及び第2のスリットバーは、それぞれ、前記第1及び第2の針先領域を前記スリットにその下方側から受け入れていてもよい。
プローブ組立体には、一対の前記ガイドバーが設けられており、両ガイドバーは前記中央領域の長手方向に間隔をおいた部位を貫通して伸びていてもよい。
前記第1及び第2の針先領域は、それぞれ、その先端部及び後端部から下方及び上方へ突出する針先を有することができる。
各プローブは、ベリリウム・ニッケル合金から製作されていてもよい。
各プローブは、ガイドバーが貫通するガイド穴を中央領域に有すると共に支持ピンが貫通して伸びる貫通穴を中央領域の先端側又は第1の針先領域に有する。そのようなプローブは、第1及び第2の針先領域の端部を針先として用いられる。
プローブ組立体は、たとえば、これをTAB(Tape Automated Bonding)テープに、第2の鉢先領域の針先がTABテープに設けられた駆動用集積回路の電極に接触した状態に組み付けることにより、検査用ヘッドに組み立てることができる。組み立てられた検査用ヘッドは、第1の針先領域の針先が被検査体の電極に対向するように試験装置に組み付けられる。
検査時、プローブ組立体は、第1の針先領域の針先を平板状被検査体の電極にわずかの過剰に押圧される。これにより、第1の針先領域がオーバードライブにより弧状に反るから、第1の針先領域の針先が被検査体の電極に対して滑る。このため、各プローブと電極とは電気的に確実に接触する。
プローブの交換は、たとえば、ガイドバー及び支持ピンを抜き、交換すべきプローブを取り去り、その代わりに新たなプローブをブロックに配置し、ガイドバー及び支持ピンを再度プローブに指し通し、ガイドバー及び支持ピンをサイドカバーによりブロックに支持させることにより、行うことができる。このため、プローブの交換が容易になる。
本発明によれば、例えば、プローブの中央領域の幅方向が上下方向となりかつ中央領域が対向されて並列的となる状態に支持ピンを帯状の複数のプローブに通し、ガイドバーをプローブに通し、その後ガイドバー及び支持ピンをサイドカバーによりブロックに支持させればよいから、ガイドバーがプローブの貫通穴に通されたことによるプローブの湾曲が防止され、プローブの長手方向における両針先領域の位置が安定し、各プローブの針先が所定の電極に確実に接触する。
請求項2のプローブ組立体によれば、の第2の支持ピンにより、ガイドバーがプローブの貫通穴に通されたことによるプローブの湾曲がより確実に防止される。また、プローブの長手方向における両針先領域の位置がより安定し、各プローブの針先が所定の電極により確実に接触する。
請求項3のプローブ組立体によれば、プローブが両スリットバーによりガイドバーの長手方向における所定の位置に維持されるから、組立作業がより容易になり、より廉価になる。また、組立後においても、ガイドバーの長手方向へのプローブの変位がプローブの両端部においてスリットバーにより阻止されるから、ガイドバーの長手方向における両針先領域の位置が安定し、各プローブの針先が所定の電極に確実に接触する。
請求項4のプローブ組立体によれば、プローブの中央領域の長手方向に間隔をおいた部位、好ましくは先端部及び後端部を貫通して伸びる一対のガイドバーにより、ブロックに対する各プローブの姿勢が安定化される。
好ましい実施例においては、第1及び第2の針先領域の針先は、それぞれ、その先端部及び後端部から下方及び上方へ突出する。
各プローブは、ベリリウム・ニッケル合金から製作することができる。
図1及び図2を参照するに、プローブ組立体10は、ブロック12と、ブロック12の下側に並列的に配置された帯状の複数のプローブ14と、プローブ14を貫通する細長い一対のガイドバー16と、プローブ14の一部を受け入れる一対のスリットバー18と、プローブ14の先端側及び後端側をそれぞれ貫通して伸びる一対の支持ピン20と、ガイドバー16及び支持ピン20をブロック12に支持させる一対のサイドカバー22とを含む。
なお、本発明においては、ブロック12の厚さ方向(図2において上下の方向)を上下方向といい、プローブ14の長手方向(図2において左右方向)を前後方向といい、ガイドバー16の長手方向(図2において紙背方向)を左右方向という。
ブロック12は、一対のねじ穴24を上面の側に有すると共に、複数のねじ穴26を各側面の側に有する。ブロック12の下面は、複数の段部により階段状に形成されている。ブロック12は、電気を通さないいわゆる非導電性の、金属材料、セラミック又は合成樹脂から製作することができる。
各プローブ14は、帯状の中央領域26と、中央領域26の前端(先端)及び後端からそれぞれさらに前方及び後方へ伸びる一対の針先領域28及び30とを備える。中央領域26は、ガイドバー16が貫通する貫通穴32を前後方向に間隔をおいて有すると共に、支持ピン20の端部を受け入れる支持用穴34を各端部に有する。
図示の例では、各貫通穴32及び各支持用穴34は、円形であるが、それぞれ、ガイドバー16及び支持ピン20の断面形状に対応した形状とすることができる。また、貫通穴32を針先領域28又は30に形成してもよい。
針先領域28は中央領域26の幅方向における一方の下端部から前方へ伸びており、針先領域30は中央領域26の幅方向における中間部から後方へ伸びている。針先領域28及び30は中央領域26の幅寸法より小さい幅寸法を有する。針先領域28及び30の針先28a及び30aは、それぞれ、針先領域28及び30の先端部及び後端部から下方及び上方へ突出している。
プローブ14は、所定の厚さ寸法を有する導電性の薄い金属板、好ましくはベリリウム・ニッケル合金板にエッチング加工をしてプローブを作成し、次いでポリイミド材のような電気絶縁性材料によるコーティングをプローブの針先となる部分を除いて形成することにより、製作することができる。
プローブ14は、中央領域26の幅方向が上下方向となる状態に、中央領域26、貫通穴32及び支持穴34を対向させて、ブロック12の下側に並列的に配置されている。
各ガイドバー16は、図示の例では、支持ピン20より大きい円形の断面形状を有しており、また非導電性の金属材料により形成されている。各ガイドバー16は、プローブ14の貫通穴32に押し込まれ、各端部がサイドカバー22を貫通することにより、両サイドカバー22によりブロック12に組み付けられる。
各スリットバー18には、複数のスリット36が長手方向に所定のピッチで形成されている。各スリット36は、プローブ14の厚さ寸法とほぼ同じ幅寸法を有しており、またスリットバー18の幅方向(前後方向)全体にわたって伸びている。スリットバー18はセラミックのような非導電性材料から製作することができる。また、各スリット36は、スリットバー18をブロック12に装着する前又は装着した後に、形成することができる。
一方のスリットバー18は、これがプローブ14の配列方向へ伸びてスリット36が下方に向く状態にブロック12の前端下面に接着されている。他方のスリットバー18は、これがプローブ14の配列方向へ伸びてスリット36が下方に向く状態にブロック12の後端下面に接着されている。しかし、各スリットバー18をブロック12に、1以上のねじ部材により又は嵌合により取り付けてもよい。
各プローブ14は、針先28aが一方のスリットバー18から前方及び下方へ突出するように、針先領域28を一方のスリットバー18のスリット36に受け入れられており、また針先30aが他方のスリットバー18から後方及び上方へ突出するように、針先領域30を他方のスリットバー18のスリット36に受け入れられている。
各支持ピン20は、図示の例では、ガイドバー16より小さい円形の断面形状を有しており、また非導電性の金属材料により形成されている。各支持ピン20は、ガイドバー16を各プローブ14の貫通穴32に押し込む前に、プローブ14の支持用穴34に押し込まれ、各端部がサイドカバー22を貫通することにより、両サイドカバー22によりブロック12に組み付けられる。
各サイドカバー22は、金属、セラミック、樹脂等から製作された板状の形状を有しており、またサイドカバー22を貫通してブロック12のねじ穴26に螺合された複数のねじ部材38によりブロック12の左右方向の側面に取り外し可能に取り付けられている。各サイドカバー22は、両ガイドバー16の端部を受け入れる一対の貫通穴40と、両支持ピン20の端部を受け入れる支持穴42とを有する。
図においては、隣り合うプローブ14が大きく間隔をおいているように示しているが、実際にはプローブ14の配列ピッチは小さい。プローブ14の厚さ寸法及び配列ピッチ、ならびに、スリット36の配置ピッチ及び幅寸法は、被検査体の種類、特に電極の配置ピッチと幅寸法により異なる。
たとえば、被検査体の電極の配置ピッチ及び幅寸法がそれぞれ55μm及び40μmである場合、プローブ14及びスリット36の配置ピッチを55μm、スリット36の幅寸法を35μm、プローブ14用の薄い金属板素材の厚さ寸法を30μmとすることができる。

プローブ組立体10は、例えば、以下のように組み立てることができる。
先ず、両スリットバー18を上記した状態にブロック12に取り付けた状態で、各プローブ14の一方の針先領域28が一方のスリットバー18のスリット36に挿し込まれると共に、他方の針先領域30が他方のスリットバー18のスリット36に挿し込まれる。
次いで、各支持ピン20がプローブ14の支持用穴34に挿し通される。このとき、針先28a及び30aは、それぞれ、先端側及び後端側のスリットバー18により、支持ピン20の長手方向への変位を防止される。
次いで、各ガイドバー16がプローブ14の貫通穴32に挿し通される。このとき、針先28a及び30aは、それぞれ、先端側及び後端側の支持ピン20により支持ピン20の長手方向への変位を防止されて、針先28a及び30aが中央領域26側の変位することを防止される。
次いで、各支持ピン20の端部及びガイドバー16の端部が、それぞれ、サイドカバー22の支持穴42及び貫通穴40に挿し通される。
その後、サイドカバー22が複数のねじ部材38によりブロック12に取り付けられる。これにより、プローブ14、ガイドバー16及び支持ピン20は、サイドカバー22を介してブロック12に支持される。
上記のように組み立てられた状態において、プローブ14は液晶表示パネルのような平板状被検査体の電極の配置パターンに応じたパターンにブロック12の下側に並列的に配置され、針先28aは一方のスリットバー18から前方及び下方へ突出され、針先30aは他方のスリットバー18から後方及び上方へ突出してガイド部材20から上方へ突出されている。
図3及び図4を参照するに、組み立てられた複数のプローブ組立体10は、プローブユニット50として、再度組み立てられる。
プローブユニット50は、液晶表示パネルのような平板状の被検査体52の検査装置のフレームに取り付けられるプローブベース54と、プローブベース54の上に取り付けられたサスペンションベース56と、サスペンションベース56に支持されたスライドブロック58と、スライドブロック58の下側に取り付けられたプローブプレート60と、プローブベース54の下面に取り付けられた中継基板62と、プローブプレート60の後端部下面に取り付けられた梁状のFPCベース64と、中継基板62及びFPCベース64の下面に取り付けられたFPC66とを備えている。
プローブベース54及びプローブプレート60は、左右方向に長い平板とされている。プローブ組立体10は、左右方向に間隔をおいてプローブプレート60の下面に取り付けられている。
サスペンションベース56は、上下方向に伸びるレール68と、スライドブロック58の上方を前後方向に伸びる延長部70とを前面に有している。スライドブロック58は、後方に開放して上下方向に伸びるコ字状のガイド72を後面に有している。ガイド72は、レール68に滑動可能に嵌合されている。このため、スライドブロック58は、サスペンションベース56に対し、上下動可能である。
しかし、サスペンションベース56に対するスライドブロック58の上下動は、サスペンションベース56を上方から貫通してスライドブロック58のねじ穴74に螺合されたねじ部材76により阻止されている。ねじ穴72へのねじ部材74のねじ込み量を変更することにより、サスペンションベース56に対するスライドブロック58ひいてはプローブ組立体10の高さ位置を変更又は調整することができる。
FPC66は、可撓性を有する樹脂フィルムの一方の面に複数の配線を設けたいわゆるフレキシブルなフラットケーブルであり、またプローブ組立体10毎に設けられている。
各FPC66は、検査装置の電気回路に接続される駆動用集積回路78をプローブ組立体10の側に備えており、先端部下面にガイドフィルム80を備えている。各FPC66の各配線の後端側は、中継基板62の配線に一対一の形に電気的に接続されている。
ガイドフィルム80は、FPC66の配線を下方に露出させる複数のスロットが設けられている。各プローブ組立体10は、各プローブ14の後端側の針先30aの一部がガイドフィルム80のスロットに受け入れられてFPC66の配線に押圧されるようにプローブユニット50に組み立てられている。
プローブユニット50は、針先28aが被検査体54の電極に対向するように図示しない検査装置に組み付けられる。被検査体54の検査時、プローブ組立体10は、針先28aが被検査体54の電極にわずかに過剰に押圧されて、各プローブ14の針先領域28において弧状に反る。
これにより、上下方向における針先28a相互の間の高さ位置に多少のずれがあっても、そのようなずれは針先領域28aの反りにより修正されて、各針先28aは被検査体54の電極に確実に接触する。
被検査体54の検査時、針先領域28,30がスリットバー18のスリットに受け入れられているから、針先28a及び30aが、それぞれ、被検査体54の電極及びFPC66の配線に対して滑ることが防止されて、それに起因する針先28a及び30aと被検査体54の電極及びFPC66の配線との接触位置ずれがガイド穴62により防止される。
また、被検査体54の検査時、針先30aがガイドフィルム80のスロットに受け入れられているから、針先30aがFPC66の配線に対して滑ることがより確実に防止されて、それに起因する針先30aとFPC66の配線との接触位置ずれがガイド穴62により、確実に防止される。
針先28aを被検査体54の電極にわずかに過剰に押圧されると、針先領域28の反りにより、針先28aが被検査体54の電極に対してわずかに滑る。そのような滑り作用により、針先28aは、被検査体28の電極表面の酸化膜を掻き取るか、又は電極内にわずかに食い込む。このため、各プローブ14と被検査体54の電極とは電気的に確実に接触する。
針先領域28が弧状に反ったとき、針先28aは、先端側のスリットバー18及び支持ピン20により、支持ピン20の長手方向への変位を防止される。
検査時、プローブ14は、被検査体54への通電用として用いられるか、被検査体70からの電気信号の取出し用として用いられる。
プローブ14の交換は、プローブ組立体10をプローブプレート60から外し、サイドカバー22をブロック12から外し、ガイドバー16及び支持ピン20を抜き、交換すべきプローブを取り去り、その代わりに新たなプローブをブロック12に配置し、その後既に述べた手法で、プローブ組立体10を組み立て、そのプローブ組立体10をプローブプレート60に取り付ければよい。
上記の実施例では、一対のガイドバー16を設けているが、図5に示すように1つのガイドバー16を設けるだけであってもよい。同様に、後端側の支持ピン20を省略してもよい。
ガイドバー16の断面形状は、上記のような円形である必要はなく、図6に示すように矩形で会ってもよいし、三角形、五角形等の多角形であってもよい。この場合、貫通穴32はガイドバー16と同じ断面形状を有する。
本発明は、液晶表示パネルの検査に用いるプローブ組立体のみならず、表示用パネル基板のガラス基板のような他の平板状被検査体の検査に用いるプローブ組立体にも適用することができる。
本発明は、上記実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない限り、種々に変更することができる。
本発明のプローブ組立体の一実施例を示す分解斜視図である。 図1に示すプローブ組立体の縦断面図である。 図1に示すプローブ組立体を用いたプローブユニットの一実施例を示す斜視図である。 図3に示すプローブユニットの一部を断面で示す側面図である。 本発明の係るプローブ組立体の第2の実施例を示す断面図である。 本発明の係るプローブ組立体の第3の実施例を示す断面図である。 従来のプローブ組立体の一実施例を示す図である。
符号の説明
10 プローブ組立体
12 ブロック
14 プローブ
16 ガイドバー
18 スリットバー
20 支持ピン
22 サイドカバー
26 中央領域
28,30 針先領域
28a,30a 針先
32 貫通穴
34 支持用穴
36 スリット
38 ねじ部材
40 貫通穴
42 支持用穴

Claims (6)

  1. ブロックと、
    それぞれが、帯状の中央領域並びに該中央領域の先端及び後端からそれぞれさらに前方及び後方へ伸びる第1及び第2の針先領域を備える板状の複数のプローブであって前記中央領域の幅方向が上下方向となる状態に前記ブロックの下側に前記中央領域を対向させて並列的に配置された複数のプローブと、
    前記プローブの中央領域を貫通して伸びる細長い少なくとも1つのガイドバーと、
    前記中央領域の先端側又は前記第1の針先領域を貫通して伸びる少なくとも1つの支持ピンと、
    前記ブロックの側部に取り外し可能に組み付けられた板状の一対のサイドカバーであって前記ガイドバー及び支持ピンをそれらの長手方向の端部において支持する一対のサイドカバーとを含む、プローブ組立体。
  2. さらに、前記中央領域の後端側又は前記第2の針先領域を貫通して伸びる少なくとも1つの第2の支持ピンであって長手方向の端部において前記サイドカバーに支持された少なくとも1つの第2の支持ピンを含む、請求項1に記載のプローブ組立体。
  3. さらに、前記ブロックの先端側及び後端側にそれぞれ配置されて前記ガイドバーの長手方向へ伸びる第1及び第2のスリットバーであってそれぞれが前後方向に伸びて下方側に開放する複数のスリットを長手方向に間隔をおいて有する第1及び第2のスリットバーを含み、該第1及び第2のスリットバーは、それぞれ、前記第1及び第2の針先領域を前記スリットにその下方側から受け入れている、請求項1に記載のプローブ組立体。
  4. 一対の前記ガイドバーが設けられており、両ガイドバーは前記中央領域の長手方向に間隔をおいた部位を貫通して伸びる、請求項1に記載のプローブ組立体。
  5. 前記第1及び第2の針先領域は、それぞれ、その先端部及び後端部から下方及び上方へ突出する針先を有する、請求項1に記載のプローブ組立体。
  6. 各プローブは、ベリリウム・ニッケル合金から製作されている、請求項1に記載のプローブ組立体。
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