JP5396104B2 - プローブ組立体 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶表示パネルのような平板状被検査体の電気的試験に用いられるプローブ組立体に関する。
液晶表示パネルのような平板状の被検査体の検査に用いるプローブ組立体の1つとして、帯状の取付領域(中央領域)、該取付領域の先端及び後端からそれぞれ前方及び後方へ伸びる第1及び第2のアーム領域、並びに各アーム領域の先端部又は後端部から斜め下方又は上方へ延びる針先領域を備える板状の複数のプローブ(接触子)を備えるものがある(特許文献1)。
上記従来のプローブ組立体において、各プローブは、取付領域及びアーム領域を対向させた状態に厚さ方向に間隔をおいて支持体の下方に並列的に配置されており、また取付領域をその厚さ方向に貫通するガイド穴を貫通して支持体に支持された電気絶縁材料からなる支持バーにより支持体に支持されている。
また、プローブは、支持体の先端及び後端に配置されたそれぞれのスリットバーに下方に開放するように形成されたスリットに各アーム領域を個々に受け入れられている。そのようなプローブの各針先領域は、スリットバーの対応するスリットの先端から下方に突出させている。
被検査体の検査時、各プローブはその針先を被検査体の電極に押圧される。このとき両者の電気的接触を確実にするために、針先領域に僅かな撓み変形が生じる程度の押圧力すなわちオーバードライブ力が各プローブに付加される。これにより、針先領域又はアーム領域の上面はスリットの奥底面に押圧される。
しかし、従来の上記プローブ組立体においては、電極数に対応して配置された多数のプローブが支持バーを介して支持体に支持されているから、オーバードライブ力がプローブに作用したとき、支持バーに作用する力が増大し、これにより支持バーが撓み変形をすることがある。
支持バーが上記のように撓み変形をすると、プローブの取付領域に形成された貫通孔と該貫通孔を通る支持バーとの間の製造上の許容誤差により、プローブに捩れが生じ易い。この捩れを伴うプローブの捩れ変形は、プローブのアーム領域をスリットに受け入れるスリットバーの損傷を招く虞がある。
支持バーの撓み変形に起因する上記のような課題を解決するために、プローブの捩れを拘束する剛的支点を支持体に設け、この剛的支点に当接する剛的被支点を各プローブの取付領域に設けたプローブ組立体が提案されている(特許文献2)。
特許文献2のプローブ組立体は、各剛的被支点が剛的支点に当接された状態に組み立てられており、またオーバードライブ力がプローブに作用したとき、各取付領域の剛的被支点が支持体の剛的支点に押圧されることによりプローブの捩れ変形を拘束する。
すなわち、特許文献2のプローブ組立体は、オーバードライブ力がプローブに作用すると、プローブの剛的被支点が支持体の剛的支点に押圧されて、オーバードライブ力を支持体に伝達し、それにより支持バーに作用するオーバードライブ力を低減する。その結果、支持バーの撓み変形が低減されるから、プローブ、特に取付領域における捩れ変形が低減される。
しかし、上記のような剛的支点を支持体に設けても、支持バーの撓み変形に起因する取付領域の捩れ変形は防止されるが、スリットとアーム領域との間の加工誤差に起因する、アーム領域及び針先領域がプローブの長手方向へ延びる仮想的な線の周りに角度的に回転して倒れるような、アーム領域及び針先領域の捩れ変形は防止されない。
特許文献2のプローブ組立体では、プローブの剛的被支点が支持体の剛的支点に押圧されても、オーバードライブ力がアーム領域及び針先領域に作用し、そのオーバードライブ力によりアーム領域及び針先領域が捩れ変形をすることを避けることができない。
特許文献2は、また、突部をアーム領域の上面に設け、突部の上面を支持バーの下面に設けられた剛的支点に上面に当接させた、他のプローブ組立体も提案している。
しかし、特許文献2に記載された他のプローブ組立体では、プローブの前記した突部を、スリットバーの下面のうち、スリットが形成されていない面領域に当接させている。すなわち、突部がスリットに受け入れていない。
このため、オーバードライブ力がプローブに作用すると、突部が支持バーの撓み変形に起因してスリットバーの下面に対し、スリットバーの長手方向(プローブの配列方向)に滑り、その結果アーム領域及び針先領域がプローブの長手方向へ延びる仮想的な線の周りに角度的に回転して倒れるような、アーム領域及び針先領域の捩れ変形は防止されない。
上記のようなアーム領域及び針先領域の捩れ変形が防止されないと、隣り合うスリット間の隔壁が損傷される。
本発明の目的は、スリットとアーム領域との間の加工誤差に起因する針先領域及びアーム領域の捩れ変形を低減することにある。
本発明に係るプローブ組立体は、支持体と、それぞれが、帯状の取付領域、該取付領域の先端から前方へ延びる帯状のアーム領域、及び該アーム領域の先端部から下方へ延びる針先領域を備える複数のプローブであって、前記取付領域及び前記アーム領域の幅方向が上下方向となる状態に前記支持体の下側に前記取付領域及び前記アーム領域を対向させて並列的に配置された複数のプローブと、前記支持体の先端側に前記プローブの配列方向へ延びる状態に配置されたスリットバーであって、該スリットバーの長手方向に間隔をおいて前記プローブの長手方向へ延びて、それぞれが下方に開放すると共に奥底面を有する複数のスリットを備えるスリットバーとを含む。
各プローブは、前記針先領域が前記スリットから下方に延びる状態に、少なくとも前記アーム領域において前記スリットに受け入れられており、各プローブは、さらに、前記アーム領域の後端部から上方に突出する荷重伝達部であって、対応するスリットに受け入れられた荷重伝達部を備えており、各プローブの前記アーム領域は、少なくとも前記荷重伝達部より先端側の部位の上面を前記奥底面から下方に離間されている。
前記スリットバーは、さらに、後向き面を後端側の箇所に備えており、また各プローブは、さらに、前記後向き面に当接された前向き面を前記取付領域の先端側の箇所に備えていてもよい。
前記荷重伝達部は、前記スリットの後端部に受け入れられており、また前記アーム領域は、前記荷重伝達部より先端側及び後端側の各部位の上面を前記奥底面から下方に離間されていてもよい。これの代わりに、前記荷重伝達部は、該荷重伝達部の後端において前記取付領域の前端下部に続くように、形成されていてもよい。
前記荷重伝達部の上端は前記奥底面に当接されていてもよい。しかし、前記荷重伝達部は、その上端が、オーバードライブ力が作用したとき、最初に前記奥底面に当接するように、前記奥底面から下方に離間されていてもよい。
前記スリットバーは、さらに、下向き面を後方側の箇所に備えており、また各プローブは、さらに、前記下向き面に当接された上向き面を前記取付領域の先端側の箇所に備えていてもよい。
プローブ組立体は、さらに、前記取付領域を該取付領域の厚さ方向に貫通して伸びる細長い支持バーと、前記支持体の左右方向両側に固定されて、前記両支持バーをその両端部において前記支持体に支持させる一対のサイドカバーとを含むことができる。
本発明によれば、アーム領域に設けられた荷重伝達部がスリットに受け入れられているから、各プローブにオーバードライブ力が作用すると、プローブの荷重伝達部がスリットの奥底面に押圧され、プローブに作用しているオーバードライブ力がスリットバーを介して支持体に伝達される。
上記の結果、アーム領域及び針先領域の姿勢が拘束されるから、スリットとアーム領域との間の加工誤差に起因する、アーム領域及び針先領域がプローブの長手方向へ延びる仮想的な線の周りに角度的に回転して倒れるようなアーム領域及び針先領域自体の捩れ変形が低減される。
荷重伝達部の上端が、スリットの奥底面に当接されているか、又はオーバードライブ力が作用したとき最初に前記奥底面に当接するように前記奥底面から下方に離間されていると、プローブに作用するオーバードライブ力は、該オーバードライブ力がスリットバーを介して支持体に直ちに伝達されるから、アーム領域及び針先領域自体の上記捩れ変形がより確実に低減される。
スリットバーがその先端側の箇所に後向き面を有しており、各プローブが、後向き面に対応されて、対応する後向き面に当接された前向き面を取付領域の先端側の箇所に有すると、後向き面及び前向き面が互いに当接することにより、プローブの長手方向における位置決めが行われ、被検査体の電極に対するプローブの針先の位置が安定する。
スリットバーがその後端側の箇所に下向き面を有しており、各プローブが下向き面に対応されて、対応する下向き面に当接された上向き面を取付領域の先端側の箇所に有すると、下向き面がプローブに作用するオーバードライブ力の一部をスリットバーを介して支持体に伝達する剛的支点として作用するから、支持バーを備えた組立体の場合に、プローブの貫通穴を貫通する支持バーの撓み変形が低減されて、取付領域における捩れ変形が低減される。
本発明に係るプローブ組立体を組み込んだ電気的接続装置の一例を示す液晶表示パネルの検査装置の一部を示す平面図である。 図1に示す検査装置に組み込まれた多数のプローブ組立体の一つを示す正面図である。 図2における3−3線に沿って得た、プローブ組立体の部分的な断面図である。 図3に示すプローブ組立体のプローブ及びスリットバーの近傍の一実施例を拡大して示す部分的な拡大図である。 プローブ組立体のプローブ及びスリットバーの近傍の他の実施例を拡大して示す部分的な拡大図である。 プローブ組立体のプローブ及びスリットバーの近傍のさらに他の実施例を拡大して示す部分的な拡大図である。
図1を参照するに、検査装置12は、複数のプローブ組立体10を組み込んでおり、また矩形の液晶表示パネル14の通電試験に用いられる。液晶表示パネル14は、その矩形の一方の長辺及び一方の短辺に対応する縁部のそれぞれの上面に整列して配置された多数の電極パッド(図示せず)を有する。
検査装置12は、プローブ組立体10に加えて、検査ステージ16を備える。検査ステージ16は、液晶表示パネル14の外形に相似のこれよりもわずかに小さい矩形の開口16aを有する。液晶表示パネル14は、開口16aを通して背面よりバックライト光の照射を受けかつ開口16aを覆う状態に検査ステージ16の上に配置されて、解除可能に真空的に吸着される。
検査ステージ16の上方には、複数のプローブベース18が配置されている。図示の例では、プローブベース18は、矩形の液晶表示パネル14の隣り合う辺に対応する2箇所に設けられている。各プローブ組立体10は、液晶表示パネル14の電極パッドに電気的に接続可能に、対応する支持機構20により対応するプローブベース18に組み付けられている。
各支持機構20は、対応するプローブベース18に組み付けられており、また対応するプローブ組立体10を、該プローブ組立体10に設けられた板状の多数のプローブ22の先端側の針先42aが液晶表示パネル14へ向けて突出するように、取り外し可能に支持している。
各プローブ組立体10は、プローブ22の針先42aがそれぞれに対応された前記電極パッドに接触するように、液晶表示パネル14に対して昇降可能に、対応する支持機構20に保持されている。支持機構20と同様の構成の支持機構は、例えば特開2004−191064号公報に記載されている。
各プローブ組立体10は、図2及び図3に示すように、前記した多数のプローブ22のほかに、さらに、支持機構20に着脱可能に取り付けられたプローブブロックすなわち支持体24と、プローブ22を支持体24に支持させるための一対の支持バー26a、26bと、支持体24の平坦な下面24aに設けられた角柱状の一対のスリットバー28a、28bと、支持体24の両側にねじ部材により固定されて両支持バー26a、26bをその両端部において支持体24の両側に固定する一対のサイドカバー30a、30b(図2参照)とを備える。多数のプローブ22は、支持体24の下方に配置されている。
支持体24は、絶縁膜で被覆された金属材料、又は電気絶縁材料で構成されている。両スリットバー28a、28bはセラミックのような電気絶縁材料で構成されている。両支持バー26a、26bも、電気絶縁膜で被覆された棒状の金属材料、又は棒状の電気絶縁材料で構成されている。
支持体24の下面24aは、全体的に矩形の形状を有しており、またその一辺すなわち前縁24bが検査ステージ16に受けられた液晶表示パネル14の上方に位置されて、該液晶表示パネル14の縁部に沿って延在するように、支持機構20により、対応するプローブベース18に配置されている。
一方(すなわち、先端側)のスリットバー28aは、支持体24の下面24aの前縁24bに沿って左右方向(すなわち、プローブ22の配列方向又は厚さ方向)に延びており、またスリットバー28aの上面を支持体24の下面24aに当接させた状態に、支持体24に固定されている。
他方(すなわち、後端側)のスリットバー28bは、先端側のスリットバー28aから後方側に間隔をおいてスリットバー28aと平行に延びるように、支持体24の下面24aの他辺すなわち後縁24cに沿って左右方向に延びており、また上面を支持体24の下面24aに当接させた状態に、支持体24に固定されている。
スリットバー28a及び28bは、それぞれ、対応するスリットバー28a及び28bの長手方向に相互に間隔をおいた複数のスリット32a及び複数のスリット32bを下面に有する。
スリット32a及び32bのぞれぞれは、対応するスリットバー28a又は28bを前後方向(すなわち、プローブ22の長手方向)へ延びており、また先端側、後端側、及び下方側のそれぞれに開放する、断面コ字状の溝とされている。このため、スリット32a及び32bは、平坦な下向きの奥底面を有する。
スリット32a及び32bは、互いに対応されている。スリットバー28a及び28bは、対応するスリット32a及び32bがスリットバー28a、28bの長手方向における同じ位置となるように、配置されている。
各プローブ22は、導電性部材により板状に製作されている。各プローブ22は、図3及び図4に示すように、その長手方向において同じ幅寸法を有する帯状の取付領域34と、取付領域34の先端及び後端からそれぞれさらに先方及び後方へ延びる帯状の一対のアーム領域36a及び36bと、アーム領域36a及び36bの先端及び後端からそれぞれさらに斜め下方及び上方へ延びる帯状の針先領域38a及び38bとを備える。
各プローブ22の取付領域34は、一対の支持バー26a及び26bがそれぞれ取付領域34をその厚さ方向に貫通する一対のガイド穴40a、40bを取付領域34の一端部及び他端部に有する。両ガイド穴40a、40bは、前後方向(すなわち、取付領域34の長手方向)に相互に間隔をおいている。
各プローブ22の一方(すなわち、先端側)のアーム領域36aは、取付領域34の長手方向の一端(先端)における下縁部から前方へ延びている。各プローブ22の他方(すなわち、後端側)のアーム領域36bは、取付領域34の他端(後端)における上縁部から後方へ延びている。
各プローブ22の一方(すなわち、先端側)の針先領域38aは、アーム領域36aの一端下部(先端下部)から前方及び下方に斜めに延びている。各プローブ22の他方(すなわち、後端側)の針先領域38bは、アーム領域36bの他端上部(後端上部)から後方及び上方に斜めに延びている。
アーム領域36a及び36bのそれぞれは、取付領域34の幅寸法よりも小さい幅寸法を有する。図示の例では、アーム領域36a及び36bの幅寸法は、先端側ほど小さい。しかし、各アーム領域36a及び36bの幅寸法は、ほぼ同じであってもよいし、先端側ほど大きくてもよい。
多数のプローブ22は、取付領域34の幅方向が上下方向となりかつ取付領域34が対向された状態に、プローブ22の厚さ方向に間隔をおいて並列的に揃えられている。これにより、隣り合うプローブ22の取付領域34のガイド穴40a及び40bは互いに整列されている。
各プローブ22は、図3及び図4に示すように、先端側及び後端側のアーム領域36a及び36bの一部がそれぞれスリット32a及び32bに受け入れられて、針先領域38a、38bがそれぞれスリット32a及び32bの前端及び後端から前下方に及び後上方に斜めに延びる状態に、支持体24の下面24aから下方に間隔をおいて下面24aの下方に位置されている。
支持バー26a及び26bは、それぞれ、プローブ22の整列されたガイド穴40a及び40bを貫通しており、また両端を前記したサイドカバー30a及び30b(図2参照)に通されて、支持体24の両側に固定されている。これにより、各プローブ22は、スリットバー28a及び28bと平行に配置された支持バー26a及び26b並びにサイドカバー30a及び30bを介して、支持体24の下側に所定の姿勢で保持されている。
各プローブ22の後方側の針先領域38bは、スリットバー28bの後端部から斜め後方及び上方へ突出させて、後端側の針先42bを上方に向けている。この針先42bは、回路板46(図3参照)の対応する接続パッド46aに押圧されて、その接続パッド46aに電気的に接続されている。回路板46は、支持機構20に支持された支持ブロック44の下面に固定されている。
上記の結果、各プローブ22は、回路板46を経て図示しないテスタ本体に接続される。針先42bは、図3及び図4に示す例では、回路板46への誤接触を防止するためのガイドフィルム48の穴48aを貫通して延びて、回路板46の接続パッド46aに接続されている。
これに対し、各プローブ22の先端側の針先領域38aは、スリットバー28aの前端部から前方及び下方へ斜めに突出させて、先端側の針先42aを下方に向けている。
先端側のスリットバー28aは、下向きの段部をスリット32aの後縁部に有している。この段部は、スリット32aの奥底面よりも上方に位置する平坦な下向き面50を規定する。
各プローブ22は、スリットバー28aの段部に対応された段部を取付領域34の先端側の箇所に有する。プローブ22側の段部は、下向き面50に対向する平坦な上向き面52を規定しており、また取付領域34の一部として作用する。このため、図示の例では、先端側のアーム領域36aは前記した段部の下端部から前方へ延びている。
各プローブ22は、また、先端側のアーム領域36aの後端部から上方に突出する帯状の荷重伝達部54を備える。荷重伝達部54は、アーム領域36aと一体的に前後方向へ延びており、また対応するスリット32aに受け入れられている。
図3及び図4に示す例では、各荷重伝達部54の上端面は、面50及び52が当接された状態において、スリット32aの奥底面に当接されている。しかし、各荷重伝達部54の上端面は、オーバードライブ力がプローブ22に作用したとき、スリット32aの奥底面に最初に当接するように、スリット32aの奥底面から下方に離間されていてもよい。
各荷重伝達部54の上端面が上記のいずれの場合においても、先端側のアーム領域36aは、少なくとも上端部をスリット32aに受け入れられており、また荷重伝達部54より先端側及び後端側の各部位の上面をスリット32aの奥底面から下方に離間されている。
液晶表示パネル14の試験時、各プローブ22の先端側の針先42aが液晶表示パネル14の対応する電極パッドに押圧される。それにより、オーバードライブ力が各プローブ22に作用する。
このオーバードライブ力は、本来ならば、支持バー26a、26bに伝達される。これにより、貫通孔40a、40bと支持バー26a、26bとの間の製造上の許容誤差に起因して、支持バー26a、26bが撓み変形をし、プローブ22に捩れ変形が生じることがある。
しかし、各プローブ組立体20においては、アーム領域36aに設けられた荷重伝達部54がスリット32aに受け入れられているから、各プローブ22にオーバードライブ力が作用すると、プローブ22の荷重伝達部54がスリット32aの奥底面に押圧され、プローブ22に作用しているオーバードライブ力がスリットバー28aを介して支持体24に伝達される。
このため、アーム領域36a及び針先領域38aの姿勢が拘束されるから、スリット32aとアーム領域36aとの間の加工誤差に起因する、アーム領域36a及び針先領域38aがプローブ22の長手方向へ延びる仮想的な線の周りに角度的に回転して倒れるようなアーム領域36a及び針先領域38aの捩れ変形が低減される。
また、各プローブ組立体20においては、各プローブ22にオーバードライブ力が作用すると、各プローブ22の上向き面52がスリットバー28aの下向き面50に押圧されて、下向き面50及び上向き面52がそれぞれ剛的支点及び剛的被支点として作用する。これにより、各プローブ22に作用するオーバードライブ力の一部がスリットバー28aに作用する。
上記の結果、支持バー26aに作用するオーバードライブ力が低減されて、支持バー26aの撓み変形が低減され、各プローブ22の取付領域34における捩れ変形が低減される。
各プローブ組立体20においては、各プローブ22の荷重伝達部54がスリット32aの奥底面に押圧され、しかも各上向き面52がスリットバー28aの下向き面50に押圧された後において、各プローブ22は、アーム領域36aのうち、荷重伝達部54より先端側及び後端側の各部位において弾性変形する。これにより、各プローブ22の針先42aは、液晶表示パネル14の対応する電極パッドに確実に押圧される。
図5に示すように、平坦な後向き面56を先端側のスリットバー28aの後端側の箇所、特にスリット32aと下向き面50との間の箇所に形成し、また後向き面56に当接された前向き面58を各プローブ22の取付領域34の先端側の箇所、特に重伝達部54と上向き面52との間の箇所に形成してもよい。
そのようにすれば、後向き面56及び前向き面58が互いに当接することにより、プローブ22の長手方向における位置決めが行われ、液晶表示パネル14のパッド電極に対するプローブ22の針先42aの位置が安定する。
また、図6に示すように、各重伝達部54を、その後端において取付領域34,例えば前向き面58の前端下部に続くように、形成してもよい。この場合、プローブ22は、オーバードライブ力により重伝達部54がスリット32aの奥底面に押圧された後、重伝達部54より先端側のアーム領域36aの箇所において弾性変形する。
下向き面50、上向き面52、後向き面56及び前向き面58を不要とすることができる。しかし、一対の支持バー26a及び26bに作用するオーバードライブ力の軽減を図る上では、下向き面50、上向き面52、後向き面56及び前向き面58を設けることが望ましい。
本発明は、液晶表示パネルのみならず、多数の発光素子を用いた表示パネルのような他の平板状被検査体の電気的試験に用いるプローブ組立体にも適用することができる。
本発明は、上記実施例に限定されず、特許請求の範囲に記載された趣旨を逸脱しない限り、種々に変更することができる。
10 プローブ組立体
12 電気的接続装置
14 液晶表示パネル(被検査体)
22 プローブ
24 支持体
26a、26b 支持バー
28a、28b スリットバー
30a、30b サイドカバー
32a、32b スリット
34 取付領域
36a、36b アーム領域
38a、38b 針先領域
40a、40b 貫通穴
42a、42b 針先
50 下向き面
52 上向き面
54 重伝達部
56 後向き面
58 前向き面
特開平10−132853号公報 特開2007−303834号公報

Claims (8)

  1. 支持体と、
    それぞれが、帯状の取付領域、該取付領域の先端から前方へ延びる帯状のアーム領域、及び該アーム領域の先端部から下方へ延びる針先領域を備える複数のプローブであって、前記取付領域及び前記アーム領域の幅方向が上下方向となる状態に前記支持体の下側に前記取付領域及び前記アーム領域を対向させて並列的に配置された複数のプローブと、
    前記支持体の先端側に前記プローブの配列方向へ延びる状態に配置されたスリットバーであって、該スリットバーの長手方向に間隔をおいて前記プローブの長手方向へ延びて、それぞれが下方に開放すると共に奥底面を有する複数のスリットを備えるスリットバーとを含み、
    各プローブは、前記針先領域が前記スリットから下方に延びる状態に、少なくとも前記アーム領域において前記スリットに受け入れられており、
    各プローブは、さらに、前記アーム領域の後端部から上方に突出する荷重伝達部であって、対応するスリットに受け入れられた荷重伝達部を備えており、
    各プローブの前記アーム領域は、少なくとも前記荷重伝達部より先端側の部位の上面を前記奥底面から下方に離間されている、プローブ組立体。
  2. 前記スリットバーは、さらに、後向き面を後端側の箇所に備えており、 各プローブは、さらに、前記後向き面に当接された前向き面を前記取付領域の
    先端側の箇所に備えている、請求項1に記載のプローブ組立体。
  3. 前記荷重伝達部は、前記スリットの後端部に受け入れられており、
    前記アーム領域は、前記荷重伝達部より先端側及び後端側の各部位の上面を前記奥底面から下方に離間されている、請求項1及び2のいずれか1項に記載のプローブ組立体。
  4. 前記荷重伝達部は、該荷重伝達部の後端において前記前向き面の下部に続くように、形成されている、請求項2に記載のプローブ組立体。
  5. 前記荷重伝達部の上端は前記スリットの前記奥底面に当接されている、請求項1から3のいずれか1項に記載のプローブ組立体。
  6. 前記荷重伝達部の上端は、オーバードライブ力が作用したとき、最初に前記奥底面に当接するように、前記奥底面から下方に離間されている、請求項1から4のいずれか1項に記載のプローブ組立体。
  7. 前記スリットバーは、さらに、下向き面を後方側の箇所に備えており、
    各プローブは、さらに、前記下向き面に当接された上向き面を前記取付領域の先端側の箇所に備えている、請求項1から6のいずれか1項に記載のプローブ組立体。
  8. さらに、前記取付領域を該取付領域の厚さ方向に貫通して伸びる細長い支持バーと、前記支持体の左右方向両側に固定されて、前記両支持バーをその両端部において前記支持体に支持させる一対のサイドカバーとを含む、請求項1から7のいずれか1項に記載のプローブ。
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