JP2008232807A - 信号分析装置 - Google Patents

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貴久 大竹
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Abstract

【課題】広帯域に亘り、一度に、振幅特性、位相特性を測定し、その測定値により中間周波数回路の出力に設けたデジルフィルタの係数を補正することにより、振幅、位相の各特性を校正できる信号分析装置を提供すること。
【解決手段】受信端からの被測定信号を局部発振器4の出力と混合して中間周波数信号に変換後に、デジタルのデータに変換する受信系と、受信系から出力さる前記データを基に、スペクトルを求める信号解析系とを備え、所定帯域に亘ってFM変調された校正用RF信号を生成し、受信端に被測定信号に代わって入力する校正用信号源と、校正用RF信号が入力されたときに受信系から出力されるデジタルのデータを基に所定帯域内で、受信系によって生じるレベルの変動及び位相の変動を検出する検出部と、受信系と信号解析系との間に設けられ、検出部で検出された所定帯域内でのレベルの変動及び位相の変動を基に補正されるフィルタ部と、を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、RF信号を受信して、分析する信号分析装置に関する。例えば、移動体通信用の特定周波数を中心に広い周波数帯域に分布する広帯域RF信号を受信し、そのレベル等を受信、解析するにあたって、その広帯域に亘り、信号分析装置自身が有するレベル特性、位相特性を校正可能にした信号分析装置に係る。
一般に、移動体通信機器からのRF信号を信号分析装置(或いはスペクトラムアナライザ)により測定している。信号分析装置は、高周波のRF信号を周波数変換回路及びローカル信号で、中間周波数信号に変換し、中間周波数回路で帯域制限し、その後にベースバンド信号に変換して分析している。そのとき、周波数変換回路及び中間周波数回路においては、中間周波数の帯域内でレベル変動(振幅の変動)が生じてレベル誤差になる。特に、今日、移動体通信機器の使用帯域が広帯域になってきており、信号分析装置においても、その帯域内でのレベル変動を校正することが望まれる(特許文献1)。
特許文献1は、校正用信号を入力端から入力させて、基準帯域及び基準帯域の両サイド帯域の3つの帯域に分割し、それらの帯域について、ローカル信号の周波数を変えてレベルを測定し、その測定値と、基準帯域に対して予め設けられた理想特性とを基に、レベル補正するための補正係数を広帯域に亘り取得しようとするものである。そして、実際の測定時には、この補正係数により、周波数領域データを補正している。
特開2005―164295号公報
近年、例えば、IEEE802.16eなどのOFDMA変調方式を採用した移動体通信においては、映像信号を扱うようになり、搬送周波数が数GHzで、10MHz、20Mz或いは30MHzを越える帯域が要求されるようになってきた。このように広帯域になるにつれ、上記の特許文献1によれば、その帯域を分割した数だけ、ローカル信号の周波数を変えて、測定する必要があり、測定ステップが多くなり、その分、補正係数を求めるのに時間がかかる欠点があった。また、広帯域な通信では、群遅延特性等の信号の位相廻り問題にされるが、上記特許文献1では、周波数変換回路及び中間周波数回路の位相変動については、何ら補正、或いは校正するものではなく、不十分であった。
そこで、本発明の目的は、それらの欠点を無くすため、広帯域に亘り、一度に、レベル特性、位相特性を測定し、その測定値により中間周波数回路の出力に設けたデジルフィルタの係数を補正することにより、レベル、位相の各特性を校正できる信号分析装置を提供することである。
具体的手段は、次の通りである。
請求項1の発明は、受信端からの被測定信号を局部発振器(4)の出力と混合して中間周波数信号に変換後に、デジタルのデータに変換する受信系(100)と、前記受信系から出力される前記データを基に、スペクトラムを求める信号解析系(200)とを備えた信号分析装置であって、所定周期でかつ所定帯域に亘って直線的にFM変調された校正用RF信号を生成し、前記受信端に前記被測定信号に代わって入力する校正用信号源(12)と、前記校正用RF信号が入力されたときに前記受信系から出力されるデジタルのデータを基に前記所定帯域内で、前記受信系によって生じるレベルの変動量及び位相の変動量を検出する検出部(9)と、前記受信系と前記信号解析系との間に設けられ、前記検出部で検出された前記所定帯域内での前記レベルの変動量及び前記位相の変動量を基に補正されるフィルタ部(7)と、を備えた。
請求項2の発明は、請求項1に記載の発明において、前記受信系から出力されるデジタルのデータを互いに直交するQ成分とI成分の2つに分離するIQ処理部(8)を備え、前記検出部は、前記Q成分と前記I成分を基に、前記所定帯域内の前記レベルの変動量及び前記位相の変動量を求める変動量算出部(9a)と、前記変動量算出部で算出された前記レベルの変動量及び前記位相の変動量に応じて、該レベルの変動量及び前記位相の変動量を減ずるために、該フィルタ部の係数を補正するフィルタ係数補正部(9b)とを備えた。
請求項3の発明は、請求項2に記載の発明において、前記IQ処理部は、前記受信系から出力される前記データを、ベースバンド領域において、前記Q成分としてのQベースバンド成分と、前記I成分としてのIベースバンド成分の2つに分離するIQベースバンド処理部(8)であり、前記信号解析系に、少なくとも前記Qベースバンド成分と前記Iベースバンド成分とを基に前記スペクトラムを求める信号処理部(10)を備えた。
請求項4の発明は、受信端からの被測定信号を局部発振器(4)の出力と混合して中間周波数信号に変換後に、デジタルのデータに変換する受信系(100)と、前記受信系からのデータを所定帯域に亘って通過させるフィルタ部(7)と、前記フィルタ部から出力されるデータを互いに直交するQベースバンド成分とIベースバンド成分の2つに分離するIQベースバンド処理部(8)と、前記IQベースバンド処理部から前記Qベースバンド成分と前記Iベースバンド成分とを受けてスペクトラム解析を行うFFT処理手段(10)とを備えた信号分析装置であって、測定モードと校正モードに切り替え、該校正モード時は前記フィルタ部をスルーにさせる切替手段(2、15)と、該切替手段が前記校正モードに設定されているときに、所定周期でかつ少なくとも前記所定帯域に亘ってFM変調された校正用RF信号を生成し、前記受信端に前記被測定信号に代わって入力する校正用信号源(12)と、前記IQベースバンド処理部から出力される前記Qベースバンド成分と前記Iベースバンド成分を基に、前記受信系における、かつ前記所定周期内におけるレベルの変動量及び位相の変動量を求める変動量算出部(9a)と、前記変動量算出部で算出された前記レベルの変動量及び前記位相の変動量に応じて、該レベルの変動量及び該位相の変動量を減ずるために、前記フィルタ部の係数を補正するフィルタ係数補正部(9b)とを備え、前記切替手段が前記測定モードに設定されて、前記受信端に前記被測定信号が入力されたとき、前記フィルタ部は、前記補正された係数に基づいて前記受信系からのデータを前記所定帯域に亘って通過させる構成とした。
本発明によれば、分析対象の周波数帯域幅(或いは受信帯域幅)が広帯域であっても、信号分析装置の受信系(高周波回路部分)で生じるレベル変動、位相変動を補正して測定できる。したがって、位相が問題となるような広帯域な被測定信号であっても、精度良く測定できる。
本発明に係る信号分析装置の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、第1の実施形態の全体の機能構成を示す図である。図2は、図1の検出部の詳細な動作を説明する図である。図3は、図2の動作のタイミングを説明するための図である。図4は、レベル、位相の各測定結果の例を示す図である。図5は、第2の実施形態の機能構成を示す図である。
[第1の実施形態]
図1に基づいて、第1の実施形態の構成・動作を説明する。
図1において、第1の実施形態では、スイッチ2は、表面パネルの操作部(不図示)により制御部13を介して、第1の実施形態全体を測定モード(Measモード)に、または、レベル特性、位相特性を校正するための校正モード(CALモード)の何れかに切り替える切替手段である。測定モードでは、入力端1で受けた被測定信号が受信端2aを介して測定される。校正モードでは、校正用信号源12からの校正用RF信号が受信端2aへ入力されて測定される。スイッチ2は、高周波スイッチで構成される。
(校正モード時の構成・動作)
受信系100において、混合部3は、受信端2aで受けた信号を局部発振器4からのローカル信号の周波数で混合して中間周波数信号fに変換する。中間処理部5は、帯域が可変なバンドパスフィルタを有し、周波数軸での分解能(RBW)を決定する。つまり、RBW(Resolution Band Width)が決定される。ただし、この実施形態では、中間周波数信号fのその帯域Δfとしては、20MHz以上、好ましくは30MHz以上の帯域を有することがあるものとする。A/D変換部6は、クロック発生部14からのクロックにより、中間処理部5の出力をデジタルデータに変換する。このA/D変換部6は、中間周波数信号f及びその帯域Δfを考慮して、約100MHzのクロックで動作するものが望まれる。なお、帯域Δfに含まれる信号は、後にベースバンド信号として復調される。
校正用信号源12は、DDS(ダイレクトデジタルシンセサイザ)等で構成され、FM変調された校正用RF信号を受信端2aに出力させる。校正用RF信号は、所定帯域Δfの範囲において、レベル特性、位相特性が平坦な(変動量が少ない)信号である。或いは、基準に対して校正された値にされている。このとき、校正用信号源12によっては、図3(A)、(C)又は(D)のように時間に応じて周波数を変移させることができる。ただし、図3(A)、(C)又は(D)をアナログ的に表現してあるが、詳細にみると,DDSによって図3(B)のように階段波的に周波数変調される。
いずれのFM変調であっても図3(A)、(C)又は(D)のような傾斜のスピードで変移量のFM変調を起こさせる。この実施形態では、例えば、搬送周波数Fo GHzを中心に例えばΔf=30MHzの帯域に亘ってFM変調される。そして、変移量Δfは、アナログ的な表現で、単位時間当たりの周波数変化量をaとすれば時間tによって、Δf=atのように表される。
フィルタ部7は、デジタルフィルタで構成され、例えば、中間周波数を中心に約Δf=30MHzの帯域のフィルタである。そして、フィルタ係数を変化させることにより、周波数変化に対するレベル特性、及び位相特性が可変調整できる。通常、被測定信号を測定するときはフィルタとして使用されるが、校正モードでは、スイッチ15により、A/D変換部6の出力は、フィルタ部7を経由せずに直接に、IQベースバンド処理部8へ入力される。
次に、校正モードでのIQベースバンド処理部8の構成・動作を説明する。
IQベースバンド処理部8は、いわば、直交復調手段であって、デジタル化された中間周波数信号fを基に位相が直交したベースバンド信号を得る。周波数生成手段8cは、周波数信号であって、中間周波数信号fとほぼ同じ周波数の周波数信号fIFを生成し、これを受けた移相器8dは、位相が直交する2つの周波数信号fIFにして、それぞれをミキサ手段8a、8bへ送る。ミキサ手段8a、8bからは、2つの直交信号、ベースバンド信号I(t)∝sin2πfbと、ベースバンド信号Q(t)∝cos2πfbとが出力される。ただし、周波数fb=f−fIF 。ここで、今、周波数がatで変化する校正用信号源12からの信号(帯域Δf内の信号)を受信しているので、f=fIF+atと表される。したがって、I(t)=A(t)sin2π(at×t)と、Q(t)=B(t)cos2π(at×t)で表される。A、Bはレベルの大きさでA/D変換部6で得られた値であり、通常A(t)=B(t)であるので、以下は、A(t)=B(t)で説明する。なお、直交信号I、Qを時間の関数としたのは、時間経過で周波数が変化するので、その時間変化に対する値を示すためである。
次にI(t)=A(t)sin2π(at×t)と、Q(t)=A(t)cos2π(at×t)とは、それぞれローパスフィルタ8eと8fによって、それぞれ分解能に必要な帯域(RBW)で必要な信号だけが選択されて出力されてくる。校正時は、十分にΔf=30MHzをパスするように設定される。ローパスフィルタ8eと、8fはクロック周期tsで動作するデジタルフィルタで構成され、そのクロックの周期tsを可変することにより、分解能帯域幅が可変される。そして、I(t)=A(t)sin2π(at×t)と、Q(t)=A(t)cos2π(at×t)は、記憶手段8gに記憶される。
ここでは、時間変化t、t、t、・・・・・に応じて、或いはF=at1、=at、F、・・・・に応じて、I(t)、Q(t)、I(t)、Q(t)、I(t)、Q(t)、・・・・・・・、を記憶手段8gに記憶しておく。
校正モード時においては、記憶手段8gにおけるIQベースバンド信号のデータを記憶させるタイミングは、クロック発生部14によって、A/D変換部6と同期して記憶することが好ましい。例えば、図3に示すような波形でFM変調したタイミングを受けて同期させることが好ましい。ただし、必ずしも同期しなくても良い。例えば、FM変調の周期のほぼ2倍の時間帯に亘って、A/D変換、及びIQベースバンド信号のデータを取得すれば、データを漏らすことはなくなり、必ずFM変調の1周期分のデータが取得できる。また、校正用信号源12から出力される校正用RF信号の時間―周波数の特性を表す波形が、例えば、図3(A)のように時間tにほぼ急激に波形が変化する波形であって、次の周期との間の時間BT1がほとんど無い場合は、その急激に変化する時間における値が乱れたデータの取得を避ける必要がある。図3(C)のように前の周期の終わりと次の周期の始まりとの間の間隔BT2を広く採って在れば、時間BT2におけるデータを採用しないようにすることが容易である。なお、図3(D)のように三角波形であれば、ほぼ連続する波形であるから、値の乱れたデータを取得する心配が無くなる。
検出部9は、変動量算出部9a及びフィルタ係数補正部9bを備えている。変動量算出部9aは、記憶手段8gに記憶された値を基に、所望の帯域Δfにおける受信系のレベル特性、位相特性を求める、言い換えるとレベル変動量、位相変動量を検出する。変動量の検出には、幾つかの方法が挙げられる。代表的な方法を次の(1)、(2)、(3)に説明する。いずれの方法を採用しても良い。
(1)IQ平面での測定
記憶手段8gに記憶される、互いに直交するI(t)=A(t)sin2π(at×t)とQ(t)=A(t)cos2π(at×t)を、I(t)を縦軸、Q(t)を横軸とするIQ平面の座標上で、ベクトル加算(I+jQ)して時間経過に応じてプロットすると、図2(A)のように表せる。時間経過に応じて、互いのレベル及び位相が変化しなければ、図2(A)の一点鎖線(目的値)で示すように時間経過に応じて円を描くが、時間経過に応じてレベル変動、位相変動が生じると、例えば図2(A)の実線で示す楕円(測定値)のように円形でなくなってくる。したがって、変動量算出部9aは、この測定値が目的値である円形の値からのレベル、位相差のズレ(ベクトル的なズレ)を検出する。そして、このズレは、時間変化t、t、t、・・・・・に応じて、或いはF=at1、=at、F、・・・・に応じて検出される。そして、フィルタ係数補正部9bは検出されたズレを基に、そのズレを消すようにフィルタ部7のデジタルフィルタの係数(補正係数)を算出する。
(2)上記(1)と同じであるが、図2(A)のように測定した値が時間に応じてベクトル回転していたのを、記憶手段8gに記憶される、互いに直交するI(t)とQ(t)によるIQベクトル和=A(t)sin2π(at×t)t+jA(t)cos2π(at×t)tに、FM変調における理想的な時間―周波数特性に基づくベクトル和=cos2π(at×t)t+jsin2π(at×t)tを掛けることにより、図2(A)のようなIQ平面でのIQベクトル和の回転を停止して、図2(B)の測定値のようにIQ平面でほぼ同じ座標位置付近でIQベクトル和を観測することができる。理想的には、時間経過に関わらず図2(B)の目的値のベクトルを示すが、時間経過でI(t)とQ(t)のレベル、位相が変動すると、図2(B)の測定値に示すようなベクトルで示される。そこで、変動量算出部9aは、この測定値と目的値とのレベルの差ΔM、位相の差Δθをそれぞれのズレとして検出する。そして、このズレは、時間変化t、t、t、・・・・・に応じて、或いはF=at1、=at、F、・・・・に応じて検出される。そして、フィルタ係数補正部9bは検出されたズレを基に、そのズレを消すようにフィルタ部7のデジタルフィルタの係数(補正係数)を算出する。
図2(C)は、主として、上記(2)の場合であって、記憶手段8gからのI+jQと復調信号生成部9a2から出力されるベクトル和=cos2π(at×t)t+jsin2π(at×t)tを掛ける演算を行うブロックを示す図である。図2(C)で同期検出部9a3は、FM変調のスタート点からの理想的な時間―周波数特性、つまりΔf=atの「a」を求め、復調信号生成部9a2は、それを基にベクトル和=cos2π(at×t)t+jsin2π(at×t)tを生成している。同期検出部9a3は、FM変調のスタート点からの理想的な時間―周波数特性を求めている。FM変調が図3(A)に示されるような場合は、時刻tに急峻に周波数変化するので、スタート点(時間位置)が乱れるので注意してスタート点を検出して再生する必要がある。この場合、校正用信号源12から出力される校正用RF信号に基づいて再生できればよいが、再生できないときは、記憶手段8gに記憶されている測定値を、微分して、乱れた値を示す区間を除き、その他の区間から、予め既知であるΔf=atを基にスタート点を検出する。そして、時間変化t、t、t、・・・・・に応じてベクトル和=cos2π(at×t)t+jsin2π(at×t)tを生成する。
(3)変動量算出部9aは、図2(B)のように構成され、振幅演算部9a5が次のレベルMagを求める。
レベルMag(t)=(I(t)+Q(t))1/2
位相演算部9a6が次の位相θを求める。
位相θ(t)=Arctan(Q(t)/I(t))
これらの式に基づいて、時間変化t、t、t、・・・・・に応じて、或いは
=at1、=at、F、・・・・に応じて、Mag(t)、
θ(t)、Mag(t)、θ(t)、Mag(t)、θ(t)、・・・
を求める。
図4にそのレベル及び位相の演算例を示す。図4(A)は、受信系100の理想的なレベル特性を示すもので、所望の帯域Δf間(時間表示では、Δf=atにより周波数が時間経過で直線変化しているとして、その時間t、t、t、・・・・・tで表される。)でフラットな特性を示している。図4(B)、(C)が実際のレベル、位相の測定例であって、周波数Foのときのセンター値に対する、―Δf/2、+Δf/2における変動量は、レベルMagの場合で、それぞれ[Δe+Δe1]、[Δe0+Δe2]、位相θの場合で、[Δθ0−Δθ1]、[Δθ2−Δθ0]、として表せる。なお、図4(A)、(B)及び(C)は、上記(1)〜(3)でも同じく説明される。
検出部9のフィルタ係数補正部9bは、フィルタ部7のデジタルフィルタ(バンドパスフィルタ)の標準的な係数値を予め記憶しておき、そして、実際に変動量算出部9aが算出したレベル、位相の特性を基に、それらがフラットな特性になる係数になるように補正して、フィルタ部7の係数を補正した係数で更新する。係数は、レベルも位相も所望の帯域Δfの限界領域(図4の―Δf/2、+Δf/2付近)で特性が悪化しがちであるので、その領域付近での特性を改善しやすいデジタルフィルタの係数値が選ばれている。さらに、フィルタ係数補正部9bはレベル、位相の変動量に対する係数の変動量を対応づけて記憶しておき、算出されたレベル、位相の変動量に応じた係数(補正係数)を設定することができる。
なお、フィルタ部7がCPUによるプログラム演算で達成されるが、そのときに用いられるクロックの周期の大小がフィルタ特性に影響するが、これも係数の範囲に含まれる。
(測定モード時の構成・動作)
図1において、スイッチ2は、「Meas」側に入り、被測定信号が入力され、測定される。校正用信号源12は、動作停止にされる。スイッチ15は、オフにされ、A/D変換部6でデジタルデータに変換された測定信号は、校正モードで校正されたフィルタ部7によって、受信系100によるレベル特性、位相特性を補正されてIQベースバンド処理部8によりほぼIQべースバンド信号に変換され、さらに信号処理部10によって、スペクトラム解析される。信号処理部10は、例えば、FFT演算手段を有し、IQベースバンド処理部8から送られてきたIQベースバンド帯域(帯域Δf)にある全信号を周波数領域のスペクトラムを示すデータに変換し、横軸が周波数、縦軸がそのレベルに分解して表示部11に表示させることができる。IQベースバンド処理部8は、校正モードと測定モードの双方で利用される。IQベースバンド処理部8及び信号処理部10は、信号解析系200を構成している。
[第2の実施形態]
図5に第2実施形態の機能構成を示す。図5において、図1との違いを中心に第2の実施形態の構成・動作を説明する。
図1においては、IQベースバンド処理部8は、校正モードと測定モードの双方で兼用していた。図5では、IQベースバンド処理部8は、校正モード専用に用い、信号解析系200には、フィルタ部7に接続されるDSP処理部16で行う構成とした。DSP処理部16として、IQベースバンド処理部8とFFT演算手段で構成しても良いし、他の高速演算プロセッサーを用いても良い。校正モード時の動作及び測定モード時の動作は、第1の実施形態と同じである。
上記各実施形態で、制御部13は、パネルの操作部と接続され、校正モードと測定モードの切り替えのほか、測定モードにおける分析に必要な各部の制御を実行する。制御部13はCPUと上記動作を実行するためのプログラムを記載したメモリで構成される。フィルタ部7、IQベースバンド処理部8、検出部9、信号処理部10、DSP処理部16等もCPUとプログラムで実行されるが、ほぼリアルタイムで実行されることから高速処理が可能な構成にされる。
[中間周波数領域での変動量算出、補正]
上記第1の実施形態、第2の実施形態は、中間周波数帯でデジタルデータに変換した後に、IQベースバンド処理部8でベースバンドに変換して、受信系100の中間周波数帯域内でのレベル、位相の各変動量を検出していた。しかし、ベースバンドに変換しなくとも、中間周波数領域内で変動量を測定することができる。第1又は第2の実施形態のIQベースバンド処理部8に代えて、中間周波数帯でIQに分離する分離回路を用いることによって、達成できる。
つまり、IQベースバンドでは、それぞれの成分が、
I(t)=A(t)sin2π(at×t)と、
Q(t)=A(t)cos2π(at×t)とで示されていた。
一方、中間周波数領域(周波数F)での測定値は
A(t)sin((2π(F+at)t)で示され、さらに
=I(t)cos(2πFt)+Q(t)sin(2πFt)で示される。
つまり、中間周波数Fの信号、位相の各変動として表されるが、それらの各量は、べースバンドで求めたものと同じ、次の式で示される。
レベルMag(t)=(I(t)+Q(t))1/2
位相θ(t)=Arctan(Q(t)/I(t))
したがって、求めた中間周波数領域での測定値を必要な中間周波数までシフトし、逆特性をFFT等により時間軸情報に変換することで、ベースバンドまで周波数変換しなくとも、レベル、位相の変動分を検出して、それを基にフィルタ部7の補正をすることが可能である。
第1の実施形態の全体の機能構成を示す図である。 図1の検出部の詳細な動作を説明する図である。 FM変調のタイミングを説明するための図である。 レベル、位相の各測定結果の例を示す図である 第2の実施形態の機能構成を示す図である。
符号の説明
1 入力端、 2 スイッチ、 2a 受信端、 3 混合部、 4 局部発振器、
5 中間処理部、 6 A/D変換部、 7 フィルタ部、
8 IQベースバンド処理部、 8a ミキサ手段、 8b ミキサ手段、
8c周波数生成手段、8e ローパスフィルタ、 8f ローパスフィルタ、
9 検出部、9a 変動量算出部、9b フィルタ係数補正部、
10 信号処理部、 11 表示部、12 校正用信号源、 13 制御部、
14 クロック発生部、15 スイッチ、 16 DSP処理部、
100 受信系
200 信号解析系

Claims (4)

  1. 受信端からの被測定信号を局部発振器(4)の出力と混合して中間周波数信号に変換後に、デジタルのデータに変換する受信系(100)と、前記受信系から出力される前記データを基に、スペクトラムを求める信号解析系(200)とを備えた信号分析装置であって、
    所定周期でかつ所定帯域に亘ってFM変調された校正用RF信号を生成し、前記受信端に前記被測定信号に代わって入力する校正用信号源(12)と、
    前記校正用RF信号が入力されたときに前記受信系から出力されるデジタルのデータを基に前記所定帯域内で、前記受信系によって生じるレベルの変動量及び位相の変動量を検出する検出部(9)と、
    前記受信系と前記信号解析系との間に設けられ、前記検出部で検出された前記所定帯域内での前記レベルの変動量及び前記位相の変動量を基に補正されるフィルタ部(7)と、を備えたことを特徴とする信号分析装置。
  2. 前記受信系から出力されるデジタルのデータを互いに直交するQ成分とI成分の2つに分離するIQ処理部(8)を備え、
    前記検出部は、前記Q成分と前記I成分を基に、前記所定帯域内の前記レベルの変動量及び前記位相の変動量を求める変動量算出部(9a)と、前記変動量算出部で算出された前記レベルの変動量及び前記位相の変動量に応じて、該レベルの変動量及び前記位相の変動量を減ずるために、該フィルタ部の係数を補正するフィルタ係数補正部(9b)とを備えた請求項1に記載の信号分析装置。
  3. 前記IQ処理部は、前記受信系から出力される前記データを、ベースバンド領域において、前記Q成分としてのQベースバンド成分と、前記I成分としてのIベースバンド成分の2つに分離するIQベースバンド処理部(8)であり、
    前記信号解析系に、少なくとも前記Qベースバンド成分と前記Iベースバンド成分とを基に前記スペクトラムを求める信号処理部(10)を備えたことを特徴とする請求項2に記載の信号分析装置。
  4. 受信端からの被測定信号を局部発振器(4)の出力と混合して中間周波数信号に変換後に、デジタルのデータに変換する受信系(100)と、前記受信系からのデータを所定帯域に亘って通過させるフィルタ部(7)と、前記フィルタ部から出力されるデータを互いに直交するQベースバンド成分とIベースバンド成分の2つに分離するIQベースバンド処理部(8)と、前記IQベースバンド処理部から前記Qベースバンド成分と前記Iベースバンド成分とを受けてスペクトラム解析を行うFFT処理手段(10)とを備えた信号分析装置であって、
    測定モードと校正モードに切り替え、該校正モード時は前記フィルタ部をスルーにさせる切替手段(2、15)と、
    該切替手段が前記校正モードに設定されているときに、
    所定周期でかつ少なくとも前記所定帯域に亘ってFM変調された校正用RF信号を生成し、前記受信端に前記被測定信号に代わって入力する校正用信号源(12)と、
    前記IQベースバンド処理部から出力される前記Qベースバンド成分と前記Iベースバンド成分を基に、前記受信系における、かつ前記所定周期内におけるレベルの変動量及び位相の変動量を求める変動量算出部(9a)と、
    前記変動量算出部で算出された前記レベルの変動量及び前記位相の変動量に応じて、該レベルの変動量及び該位相の変動量を減ずるために、前記フィルタ部の係数を補正するフィルタ係数補正部(9b)とを備え、
    前記切替手段が前記測定モードに設定されて、前記受信端に前記被測定信号が入力されたとき、前記フィルタ部は、前記補正された係数に基づいて前記受信系からのデータを前記所定帯域に亘って通過させることを特徴とする信号分析装置。
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