JP2001285243A - Ofdm復調装置 - Google Patents

Ofdm復調装置

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JP2001285243A
JP2001285243A JP2000095768A JP2000095768A JP2001285243A JP 2001285243 A JP2001285243 A JP 2001285243A JP 2000095768 A JP2000095768 A JP 2000095768A JP 2000095768 A JP2000095768 A JP 2000095768A JP 2001285243 A JP2001285243 A JP 2001285243A
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Japan
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signal
band
characteristic
phase
ofdm demodulator
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JP2000095768A
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Masahiro Kitano
正博 北野
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 帯域制限フィルタにおいて所望の周波数域の
信号成分が抑制されてしまうことに起因する符号化利得
の低減を回避する。 【解決手段】 帯域制限フィルタ(BPF)8によりど
の周波数域の信号レベルがどの程度抑制されたかを特性
検出回路32で検出し、その結果得られた補正情報を記憶
装置25に格納する。そして、帯域制限フィルタ8の出力
を直交検波回路12でI及びQデータに変換し、これを位
相変換回路32で変換した後、イコライザ24において、記
録装置25に格納された補正情報に基づいて指定された周
波数域の信号レベルを指定レベルだけ増幅し、P/S変
換回路26でシリアルデータに変換した後、軟判定ビタビ
復号器30で軟判定復号する。このとき軟判定ビタビ復号
器30にはイコライザ24で補正されたデータが入力される
から、帯域制限フィルタ8による信号レベルの抑圧に起
因して符号化利得が低減することを回避することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PSK(Phase Shift
Keying:位相変移変調)方式を用い位相成分により情
報を伝送するOFDM変調方式により送信される信号を受信
し、これを軟判定復号するようにしたOFDM復調装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のOFDM復調装置は、希望する帯域内
の信号成分のみを通過させる帯域外制限フィルタの通過
帯域は、帯域内の信号成分に影響を及ぼさない範囲で狭
く設定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、帯域制
限フィルタの遮断特性が緩やかな場合、帯域内の信号成
分への影響を考えると通過帯域を広くとらなければなら
ず、隣接チャンネル等の帯域外成分による特性劣化が大
きくなってしまう。
【0004】逆に、通過帯域を狭くすると帯域制限フィ
ルタにより帯域内の信号レベルが抑制されてしまう場合
がある。
【0005】このように帯域制限フィルタにより信号レ
ベルが抑制されてしまっても、例えばPSK等のように、
その位相成分により情報を伝送する信号であれば復調す
ることができるが、その後の軟判定ビタビ復号等におけ
る復号の際に、信号レベルが抑制されたために信頼度が
低下し、結果として訂正能力が下がってしまい、復調器
の性能を劣化させてしまうという問題がある。
【0006】本発明は、このように帯域制限フィルタを
通すことに起因する性能劣化を回避することの可能なOF
DM復調装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のOFDM復
調装置は、位相成分により情報を伝送するPSK方式によ
りOFDM変調された信号を受信しこれを軟判定復号するよ
うにしたOFDM復調方法において、信号を受信する受信手
段と、前記受信手段により受信した信号の帯域外成分を
遮断するための帯域制限フィルタと、前記帯域制限フィ
ルタの出力を位相信号に変換する変換手段と、前記変換
手段の出力により受信手段から変換手段までの特性を検
出する特性検出手段と、前記特性検出手段で検出した特
性に応じて前記変換手段からの位相信号を補正する補正
手段と当該補正手段で補正した位相情報をもとに軟判定
ビタビ復号する復号手段と、を備えることを特徴として
いる。
【0008】また、請求項2に記載のOFDM復調装置は、
前記特性検出手段は、周波数特性が既知である特性検出
用信号の受信時に復調装置を特性検出状態に設定したと
きにのみ検出し、その結果得られた補正情報を記憶装置
に格納していることを特徴としている。
【0009】さらに、請求項3に記載のOFDM復調装置
は、前記補正手段はイコライザであることを特徴として
いる。
【0010】この請求項1から3に係る発明では、受信手
段により受信した信号は、例えば周波数変換回路によっ
て中間周波数に変換される。中間周波数に変換された受
信信号は帯域制限フィルタで帯域外成分が除去され、例
えば直交変換回路によって同相軸検波成分及び直交軸検
波成分に変換されこれらに基づき位相信号に変換され
る。このとき、受信手段から変換手段までの特性が特性
検出手段により検出されており、変換手段で変換された
位相信号が、例えばイコライザ等の補正手段によって補
正され、その後、復号手段に入力されて軟判定ビタビ復
号が行われる。
【0011】ここで、受信手段から変換手段までの特性
によって、例えばシンボルデータとして必要な周波数域
の信号成分が抑制されてしまった場合、これに起因して
符号化利得が低減することになる。しかしながら、補正
手段によって、受信手段から変換手段までの特性に応じ
て位相信号を補正するようにしているため、例えば帯域
制限フィルタによって必要な周波数域の信号レベルが抑
制された場合には、抑制された周波数域に相当する信号
レベルを補正することによって、符号化利得の低減を回
避することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明によるOFDM復調装
置の一例を示す概略機構図である。すなわち、図示しな
い送信装置から送信された、例えば、BPSK或いはQPSK等
の位相成分により情報を伝送するようにしたPSK方式も
用いたOFDM信号はアンテナで受信され、このアンテナ2
で受信された受信信号は増幅器4で増幅され、周波数変
換部6で中間周波数帯に変調され、帯域通過フィルタ(B
PF)8により大域外雑音が除去された後、混合回路10及
び11よりなる直交検波回路12によって局部発振回路14か
ら出力される局部発振信号と、この局部発振信号を90度
位相回路16で90度位相した信号とそれぞれ混合されるこ
とにより、ベースバンド帯域に変換される。
【0013】そして、各混合回路10及び11の出力は、例
えば図示しないクロック発生回路から出力されるクロッ
ク信号に基づいて駆動されるアナログ/ディジタル(A/
D)変換回路18及び20により、ディジタルデータの変換
される。このA/D変換回路18の出力は同相軸検波成分Iで
あり、A/D変換回路20の出力は直交軸検波成分Qである。
【0014】そして、これらA/D変換回路18及び20の出
力データI,Qは、位相変換回路22に出力され、ここで高
速離散フーリエ変換(FFT)されて各搬送波の位相及び
振幅が出力される。そして、この出力はイコライザ24及
び帯域通過フィルタの特性を検出する特性検出回路32に
入力される。
【0015】受信手段から変換手段までの特性を検出す
る場合は、アンテナ2に通過帯域内のレベルが一様な周
波数特性を持つ、例えば白色ガウス雑音や、各搬送波の
振幅が既知である信号を入力し、前記高速離散フーリエ
変換して得られた各搬送波の振幅から帯域通過フィルタ
8の特性を検出し、その結果から得られた補正情報を不
揮発性の記憶装置25、例えばフラッシュROM等に格納
する。この検出は、例えば復調器の組立て時、調整、検
査時に行う。また、受信信号のレベルを制御する図示し
ない自動ゲイン制御装置がある場合は、この自動ゲイン
制御装置の動作を停止させておく。
【0016】イコライザ24は位相変換回路22からの出力
を、記憶装置に格納されている補正情報に基づき指定さ
れた周波数域の信号レベルを増幅する。このイコライザ
24の出力はパラレル/シリアル(P/S)変換回路26により
シリアルなデータ系列に変換された後、軟判定ビタビ復
号器30に出力され、ここで軟判定ビタビ復号が行われ伝
送された情報が復号される。
【0017】ここで、帯域通過フィルタ8が帯域制限フ
ィルタに対応し、特性検出回路32がフィルタ特性検出手
段に対応し、直交検波回路12、A/D変換回路18、20及び
位相変換回路22が変換手段に対応し、イコライザ24が補
正手段に対応し、軟判定ビタビ復号器30が復号手段に対
応している。
【0018】したがって、図示しない送信装置から送信
された信号はアンテナ2で受信され、このアンテナ2で受
信された受信信号は増幅器4で増幅され、周波数変換部6
で中間周波数帯に変調された後、帯域通過フィルタ8を
介して直交検波回路12に入力されA/D変換回路18及び20
を経て同相軸検波成分I及び直交軸検波成分Qに変換され
る。
【0019】このとき、特性検出回路32では、受信手段
から変換手段までの特性を検出しており、出力信号のシ
ンボルデータの信号レベルが抑制されているときには、
周波数域及び抑制されたレベルに基づいた補正情報を記
憶装置25に格納される。
【0020】そして、直交検波回路12で変換されたIデ
ータ及びQデータが位相変換回路22に入力されて位相変
換された後、イコライザ24に入力されると、記憶装置25
に格納された補正情報に基づいて指定の周波数域の信号
レベルが指定レベルだけ増幅される。このとき、受信手
段から変換手段まで間で、例えば帯域通過フィルタ8に
より受信信号が抑制された場合、増幅される周波数域
は、帯域通過フィルタ8で抑制された周波数帯であり、
その抑制された信号レベルに応じて増幅されるから、す
なわち、帯域通過フィルタ8で抑制された信号レベルが
イコライザ24によってもとの信号レベルの補正されるこ
とになる。
【0021】したがって、この補正した情報に基づき軟
判定ビタビ復号することにより、的確に復号することが
できる。
【0022】ここで、帯域制限フィルタ8で抑制された
ままこの信号に基づいて軟判定を行った場合、信号レベ
ルが強制的に抑制されているため、信頼度が低くなり符
号化利得が低下することになる。
【0023】しかしながら、上記実施の形態において
は、例えば帯域通過フィルタ8によって抑制された分だ
け、イコライザ24で補正するようにしているから、帯域
通過フィルタ8を通すことに起因して符号化利得が低減
することを回避することができる。
【0024】また、帯域通過フィルタ8の特性に応じて
位相信号を補正することができるから、帯域通過フィル
タ8として適応可能なフィルタの範囲を広げることがで
きる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係るOFDM復調装置は、受信手段から変換手段まで
の特性に応じて、変換手段の出力信号に基づき検出した
位相信号を補正するようにしたから、受信手段及び帯域
制限フィルタ、さらに変換手段により所望の周波数域の
信号成分が抑制されることに起因して符号化利得が低下
することはなく、的確に復号を行うことができる。
【0026】また、請求項2に係るOFDM復調装置は
受信手段から変換手段までの特性を、周波数特性が既知
である特性検出用信号の受信時に復調装置を特性検出状
態に設定することで特性検出回路を動作させて検出する
ので、例えばネットワークアナライザやスペクトラムア
ナライザ等の特別な測定器を使用することなく検出でき
る。その結果得られた補正情報を記録装置に格納し、こ
の補正情報に基づいて補正手段では補正を行うようにし
ているから、この特性検出を復調装置の組立て時、調
整、検査時に行えば、受信手段から変換手段までの個々
の特性に応じた補正を行うことができる。
【0027】さらに、請求項3に係るOFDM復調装置
は、位相信号の補正をイコライザにより行うようにした
から、フィルタ特性に応じて容易的確に補正することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したOFDM復調装置の一例を示
す概略機構図である。
【符号の説明】
2 アンテナ 8 帯域制限フィルタ(BPF) 12 直交検波回路 22 位相変換回路 24 イコライザ 25 記憶装置 30 軟判定ビタビ復号器 32 特性検出回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位相成分により情報を伝送するようにし
    たPSK方式によりOFDM変調された信号を受信しこれを軟
    判定復号するようにしたOFDM復調装置において、 信号を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信した信号の帯域外成分を遮断す
    るための帯域制限フィルタと、 前記帯域制限フィルタの出力を位相信号に変換する変換
    手段と、 前記変換手段の出力により前記受信手段から前記変換手
    段までの特性を検出する特性検出手段と、 前記特性検出手段で検出した特性に応じて前記変換手段
    からの位相信号を補正する補正手段と当該補正手段で補
    正した位相情報をもとに軟判定ビタビ復号する復号手段
    と、を備えることを特徴とするOFDM復調装置。
  2. 【請求項2】 前記特性検出手段は、周波数特性が既知
    である特性検出用信号の受信時に、復調装置を特性検出
    状態に設定したときにのみ検出し、その結果得られた補
    正情報を記憶装置に格納していることを特徴とする請求
    項1記載のOFDM復調装置。
  3. 【請求項3】 前記補正手段はイコライザであることを
    特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載のOFDM復調装
    置。
JP2000095768A 2000-03-30 2000-03-30 Ofdm復調装置 Withdrawn JP2001285243A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008232807A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Anritsu Corp 信号分析装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008232807A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Anritsu Corp 信号分析装置

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Effective date: 20070605