JP6088391B2 - 信号処理装置、信号分析システム、信号発生システム、信号分析方法、及び信号発生方法 - Google Patents

信号処理装置、信号分析システム、信号発生システム、信号分析方法、及び信号発生方法 Download PDF

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Description

本発明は、信号処理装置、信号分析システム、信号発生システム、信号分析方法、及び信号発生方法に係り、特にデイジーチェーン接続可能な信号処理装置、信号分析システム、信号発生システム、信号分析方法、及び信号発生方法に関する。
近年、大容量コンテンツサービスなどの普及により、伝送速度(スループット)の大幅な向上が求められている。例えば、3GPP(Third Generation Partnership Project)によるLTE−A(LTE-Advanced)においては、このような要求に応える技術としてキャリアアグリゲーションやMIMO(Multi Input Multi Output)方式などが採用されている。
キャリアアグリゲーションとは、複数の異なる周波数帯域(コンポーネントキャリア)を集約して、より大きな周波数帯域を仮想的に作り出す技術である。このキャリアアグリゲーションにより、例えば伝搬環境が異なる2GHz帯と800MHz帯の2つのキャリアを集約することができ、これにより、スループットの向上に加えて、通信の安定性の向上が実現される。
また、MIMO方式とは、送信側の複数Mのアンテナと受信側の複数Nのアンテナ間に形成されるM×Nの経路を用いて高速なデータ通信を行う方式である。
このように、複数の異なる信号を同時に送受信する通信システムに対して、送信側の信号の品質を評価する際には信号分析装置が用いられる(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−250719号公報
例えば2GHz帯と800MHz帯のように、周波数の離れた複数の被測定信号の測定を信号分析装置にて行う場合、1台の信号分析装置の測定帯域は限られているので、1台の信号分析装置で複数の被測定信号の解析を行うことは困難である。その場合、複数の信号分析装置を用いて同時並列に測定を行う必要がある。
複数の信号分析装置をトリガ信号により同期させて測定を行う際に、複数の信号分析装置をケーブル接続する方式としては、スター接続とデイジーチェーン接続が挙げられる。
スター接続の場合は、分岐回路(ハブ)を中心に、複数の信号分析装置がケーブルで接続される。このとき、各信号分析装置に同時にトリガを掛けるためには、分岐回路以降のケーブルの長さが厳密に一致する必要がある。
しかしながら、信号分析装置の台数が多くなると、分岐点から各装置への距離が長くなるため、ケーブルの長さもそれに合わせて全て長くしなければならない。特に、何段階にもわたって分岐回路を設ける場合には、電圧低下を防ぐためにバッファを挟む必要が生じ、ケーブル配線が煩雑になるという問題がある。
これに対して、デイジーチェーン接続は、複数の信号分析装置を数珠繋ぎする方式であるため、分岐回路が不要であり、信号分析装置の台数が多い場合においても装置間のケーブル配線が容易に行えるという利点がある。一方で、ケーブルの長さを同一にできないため、それぞれの信号分析装置に同時にトリガを掛けることが困難となる。
このため、デイジーチェーン接続の場合には、複数の信号分析装置間を接続するケーブルの長さを精密に測定して、トリガ信号の遅延時間を予め各信号分析装置にトリガディレイとして設定しておく必要がある。
ケーブル長は、例えばネットワークアナライザを用いてケーブルの群遅延特性を測定することにより得られるが、この測定は煩雑である。また、ケーブル長の測定だけでは装置内部の経路での遅延が考慮されないため、この遅延が誤差として残るという問題もある。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであって、デイジーチェーン接続された複数の信号処理装置を用いて同時並列に信号処理を行う場合に、外部測定器を用いることなく、接続ケーブル及び装置内部の経路に起因する伝搬遅延時間を測定することができ、高い精度で複数の信号処理装置間の同期を取ることが可能な信号処理装置、信号分析システム、信号発生システム、信号分析方法、及び信号発生方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1の信号処理装置は、デイジーチェーン接続可能な信号処理装置であって、内部トリガ信号を発生するトリガ信号発生部と、トリガ信号入力端子を介して入力される外部トリガ信号または前記内部トリガ信号を検出するとともに、当該外部トリガ信号を出力するトリガ信号検出部と、トリガ信号出力端子を前記トリガ信号検出部及び前記トリガ信号発生部のいずれかの出力側に選択的に接続することにより、前記トリガ信号検出部から出力された前記外部トリガ信号、及び、前記トリガ信号発生部から出力された前記内部トリガ信号のいずれかを前記トリガ信号出力端子を介して選択的に外部に出力する切替部と、前記切替部によって前記トリガ信号出力端子が前記トリガ信号発生部の出力側に接続されるとともに、前記トリガ信号出力端子と前記トリガ信号入力端子との間がケーブルによりコネクタ接続された状態で、前記トリガ信号発生部から出力された前記内部トリガ信号が前記切替部、前記トリガ信号出力端子、及び前記ケーブルを経由して前記トリガ信号検出部で検出されるまでの時間としての遅延補正値を算出する遅延補正値算出部とを備える構成を有している。
この構成により、デイジーチェーン接続された複数の信号処理装置を用いて同時並列に信号処理を行う場合に、外部測定器を用いることなく、接続ケーブル及び装置内部の経路に起因する伝搬遅延時間を測定することができ、高い精度で複数の信号処理装置間の同期を取ることが可能な信号処理装置を実現できる。
また、本発明の請求項2の信号処理装置においては、前記遅延補正値算出部は、前記トリガ信号発生部から前記内部トリガ信号が出力された時刻と、当該内部トリガ信号が前記トリガ信号検出部において検出された時刻との差分を取ることにより、前記遅延補正値を算出する構成を有している。
この構成により、外部測定器を用いることなく、接続ケーブル及び装置内部の経路に起因する伝搬遅延時間を簡易に測定することができる。
また、本発明の請求項3の信号分析システムは、複数台(N台)の上記の信号処理装置と、当該N台の信号処理装置を制御する制御装置とを備え、前記切替部によって前記トリガ信号出力端子が前記トリガ信号検出部の出力側に接続されるとともに、n番目の前記信号処理装置の前記トリガ信号出力端子とn+1番目の前記信号処理装置の前記トリガ信号入力端子との間がケーブルによってコネクタ接続された状態で、入力RF信号に対する信号分析を行う信号分析システムであって、n番目の前記信号処理装置の前記遅延補正値算出部は、前記ケーブルがn番目の前記信号処理装置の前記トリガ信号入力端子とn番目の前記信号処理装置の前記トリガ信号出力端子との間にコネクタ接続されるとともに、前記切替部によって前記トリガ信号出力端子が前記トリガ信号発生部の出力側に接続された状態で前記遅延補正値を算出し、前記制御装置は、前記各信号処理装置の前記遅延補正値算出部で算出された前記遅延補正値に基づいて、前記各信号処理装置に設定すべき遅延時間を算出する遅延時間算出部を有する構成を有している。
この構成により、外部測定器を用いることなく、接続ケーブル及び装置内部の経路に起因する伝搬遅延時間を測定することができ、高い精度で複数の信号処理装置間の同期を取ることが可能な信号分析システムを実現できる。
また、本発明の請求項4の信号分析システムにおいては、前記各信号処理装置は、前記入力RF信号に対して信号解析処理を行う信号解析部と、当該信号解析部の信号解析結果を表示する表示部とをさらに有し、前記表示部は、前記トリガ信号検出部によって前記外部トリガ信号が検出された時刻から前記遅延時間だけずれた時刻を基準として前記信号解析結果の表示を行う構成を有している。
この構成により、複数の信号処理装置に表示させる被測定信号のデータがほぼ同タイミングと見なせるため、極めて精度の良い測定を実施することが可能となる。
また、本発明の請求項5の信号分析システムにおいては、前記各信号処理装置は、前記入力RF信号に対して信号解析処理を行う信号解析部をさらに有し、前記信号解析部は、前記トリガ信号検出部によって前記外部トリガ信号が検出された時刻から前記遅延時間だけずれた時刻を基準として前記信号解析処理を行う構成を有している。
この構成により、複数の信号処理装置での被測定信号に対する処理がほぼ同タイミングで行われるため、極めて精度の良い測定を実施することが可能となる。
また、本発明の請求項6の信号分析システムにおいては、前記遅延時間算出部により算出されたn+1番目の前記信号処理装置の前記遅延時間の絶対値は、1番目からn番目までの前記信号処理装置の前記遅延補正値算出部で算出された前記遅延補正値の総和の絶対値に等しい構成を有している。
この構成により、高い精度で複数の信号処理装置間の同期を取ることができる。
また、本発明の請求項7の信号発生システムは、複数台(N台)の請求項1または請求項2に記載の信号処理装置と、当該N台の信号処理装置を制御する制御装置とを備え、前記切替部によって前記トリガ信号出力端子が前記トリガ信号検出部の出力側に接続されるとともに、n番目の前記信号処理装置の前記トリガ信号出力端子とn+1番目の前記信号処理装置の前記トリガ信号入力端子との間がケーブルによってコネクタ接続された状態で、出力RF信号を発生する信号発生システムであって、n番目の前記信号処理装置の前記遅延補正値算出部は、前記ケーブルがn番目の前記信号処理装置の前記トリガ信号入力端子とn番目の前記信号処理装置の前記トリガ信号出力端子との間にコネクタ接続されるとともに、前記切替部によって前記トリガ信号出力端子が前記トリガ信号発生部の出力側に接続された状態で前記遅延補正値を算出し、前記制御装置は、前記各信号処理装置の前記遅延補正値算出部で算出された前記遅延補正値に基づいて、前記各信号処理装置に設定すべき遅延時間を算出する遅延時間算出部を有する構成を有している。
この構成により、外部測定器を用いることなく、接続ケーブル及び装置内部の経路に起因する伝搬遅延時間を測定することができ、高い精度で複数の信号処理装置間の同期を取ることが可能な信号発生システムを実現できる。
また、本発明の請求項8の信号発生システムにおいては、前記各信号処理装置は、ベースバンド信号を出力するベースバンド信号出力手段と、予め定められた局部発振周波数の局部発振信号を生成する局部発振信号生成手段と、前記ベースバンド信号と前記局部発振信号とを乗算して直交変調及び周波数変換を行うことにより無線周波数信号を生成する無線周波数信号生成手段と、前記無線周波数信号の信号レベルを所定信号レベルに設定して出力する信号レベル設定手段と、前記所定信号レベルに設定された無線周波数信号を所定の減衰値で減衰して出力するステップアッテネータとを備え、前記ベースバンド信号出力手段は、前記トリガ信号検出部によって前記外部トリガ信号が検出された時刻から前記遅延時間だけずれた時刻を基準として前記ベースバンド信号を出力する構成を有している。
この構成により、複数の信号処理装置からほぼ同タイミングで出力RF信号を出力することができる。
また、本発明の請求項9の信号発生システムにおいては、前記遅延時間算出部により算出されたn+1番目の前記信号処理装置の前記遅延時間の絶対値は、1番目からN−1番目までの前記信号処理装置の前記遅延補正値算出部で算出された前記遅延補正値の総和の絶対値から、1番目からn番目までの前記信号処理装置の前記遅延補正値算出部で算出された前記遅延補正値の総和の絶対値を減算したものに等しい構成を有している。
この構成により、高い精度で複数の信号処理装置間の同期を取ることができる。
また、本発明の請求項10の信号分析方法は、上記の信号分析システムを用いて、入力RF信号に対する信号分析を行う信号分析方法であって、ケーブルをn番目の前記信号処理装置の前記トリガ信号入力端子とn番目の前記信号処理装置の前記トリガ信号出力端子との間にコネクタ接続するケーブル接続段階と、前記切替部によって前記トリガ信号出力端子を前記トリガ信号発生部の出力側に接続する切替段階と、前記切替段階によって前記トリガ信号出力端子が前記トリガ信号発生部の出力側に接続された状態で、前記トリガ信号発生部によって前記内部トリガ信号を前記切替部、前記トリガ信号出力端子、及び前記ケーブルを経由して前記トリガ信号検出部に向けて出力する内部トリガ信号出力段階と、前記内部トリガ信号出力段階で出力された前記内部トリガ信号を前記トリガ信号検出部によって検出する内部トリガ信号検出段階と、前記内部トリガ信号検出段階によって前記内部トリガ信号が検出された時刻と、前記内部トリガ信号出力段階によって前記内部トリガ信号が出力された時刻との差分に基づいて遅延補正値を算出する遅延補正値算出段階と、前記遅延補正値算出段階によって算出された前記遅延補正値に基づいて、前記各信号処理装置に設定すべき遅延時間を算出する遅延時間算出段階とを含む。
また、本発明の請求項11の信号発生方法は、上記の信号発生システムを用いて、出力RF信号を発生する信号発生方法であって、ケーブルをn番目の前記信号処理装置の前記トリガ信号出力端子とn番目の前記信号処理装置の前記トリガ信号入力端子との間にコネクタ接続するケーブル接続段階と、前記切替部によって前記トリガ信号出力端子を前記トリガ信号発生部の出力側に接続する切替段階と、前記切替段階によって前記トリガ信号出力端子が前記トリガ信号発生部の出力側に接続された状態で、前記トリガ信号発生部によって前記内部トリガ信号を前記切替部、前記トリガ信号出力端子、及び前記ケーブルを経由して前記トリガ信号検出部に向けて出力する内部トリガ信号出力段階と、前記内部トリガ信号出力段階で出力された前記内部トリガ信号を前記トリガ信号検出部によって検出する内部トリガ信号検出段階と、前記内部トリガ信号検出段階によって前記内部トリガ信号が検出された時刻と、前記内部トリガ信号出力段階によって前記内部トリガ信号が出力された時刻との差分に基づいて遅延補正値を算出する遅延補正値算出段階と、前記遅延補正値算出段階によって算出された前記遅延補正値に基づいて、前記各信号処理装置に設定すべき遅延時間を算出する遅延時間算出段階とを含む。
本発明は、デイジーチェーン接続された複数の信号処理装置を用いて同時並列に信号処理を行う場合に、外部測定器を用いることなく、接続ケーブル及び装置内部の経路に起因する伝搬遅延時間を測定することができ、高い精度で複数の信号処理装置間の同期を取ることが可能な信号処理装置、信号分析システム、信号発生システム、信号分析方法、及び信号発生方法を提供するものである。
本発明の第1の実施形態としての信号分析システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態としての信号分析システムが備える信号分析装置の詳細な構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態としての信号分析システムの各ポイントにおけるトリガ信号の波形を示すタイミングチャートである。 本発明の第1の実施形態としての信号分析システムを用いた信号分析方法を説明するためのブロック図である。 本発明の第2の実施形態としての信号発生システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態としての信号発生システムが備える信号発生装置の詳細な構成を示すブロック図である。
以下、本発明に係る信号処理装置、信号分析システム、信号発生システム、信号分析方法、及び信号発生方法の実施形態について、図面を用いて説明する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態としての信号分析システム1の構成について説明する。
図1に示すように、本実施形態の信号分析システム1は、複数のケーブルc0,c1,c2,c3,・・・,c(N−1)によりデイジーチェーン接続可能な複数台(N台)の信号処理装置としての信号分析装置SA1,SA2,・・・,SANと、N台の信号分析装置SA1,SA2,・・・,SANを制御する制御装置100とを備えるものである。
ケーブルc0は、外部のトリガ信号発生器から出力される外部トリガ信号をトリガ信号入力端子10に入力するためのものである。ケーブルcn(nは自然数)は、各信号分析装置SA1,・・・,SANにより入力RF信号に対する信号分析が行われる際(RF信号測定モード時)に、n番目の信号分析装置SAnのトリガ信号出力端子11とn+1番目の信号分析装置SA(n+1)のトリガ信号入力端子10との間をコネクタ接続するためのものである。
また、ケーブルcn(nは自然数)は、n番目の信号分析装置SAnのトリガ信号出力端子11とn番目の信号分析装置SAnのトリガ信号入力端子10との間をコネクタ接続するためのものでもある。
さらに、制御装置100と各信号分析装置SA1,・・・,SANとは、各信号分析装置SA1,・・・,SANが有する制御端子12を介して接続されるようになっている。
図2に信号分析装置SA1の詳細な構成の一例を示す。なお、他の信号分析装置SA2,・・・,SANの構成も信号分析装置SA1の構成と同様である。信号分析装置SA1は、RF部13、A/D変換部14、信号解析部15、表示部16、操作部17、制御部18、及びトリガ制御部19を筐体20内に備える。
筐体20は、トリガ信号入力端子10、トリガ信号出力端子11、制御端子12、基準周波数信号入力端子21、及びRF信号入力端子22を有する。
RF部13は、掃引部13a、ローカル信号発生部13b、及びミキサ部13cを有する。
ローカル信号発生部13bは、制御部18から掃引部13aを介して測定周波数の中心周波数fcの指示を受けて、ローカル周波数(fc+fIF)のローカル信号を発振してミキサ部13cへ送るようになっている。
なお、ローカル信号発生部13bは、他の信号分析装置SA2,・・・,SANのローカル信号発生部13bあるいは外部の信号発生器から出力された発振周波数(fc+fIF)の基準周波数信号を基準周波数信号入力端子21を介して受信し、当該受信した基準周波数信号を自身が発振したローカル周波数(fc+fIF)のローカル信号の代わりにミキサ部13cに送ることもできるように構成されている。このような構成により、信号分析装置SA1が他の信号分析装置SA2,・・・,SANとの周波数同期を行うことも可能となる。
ミキサ部13cは、RF信号入力端子22から入力された入力RF信号とローカル周波数(fc+fIF)のローカル信号(あるいは基準周波数信号)とをミキシングして中間周波数(fIF±ΔFMax/2)の信号に変換して、当該中間周波数信号をA/D変換部14へ送るようになっている。
A/D変換部14は、RF部13から出力される中間周波数信号(周波数:fIF±ΔFMax/2)を制御部18からの所定のクロックでデジタルデータに変換するようになっている。
トリガ制御部19は、トリガ信号発生部19a、トリガ信号検出部19b、切替部19c、及び遅延補正値算出部19dを有する。ここで、トリガ制御部19は、例えばFPGA(Field Programmable Gate Array)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の論理回路によって構成される。
トリガ信号発生部19aは、内部トリガ信号を発生するようになっている。また、トリガ信号発生部19aは、内部トリガ信号を発生した時刻Tの情報を遅延補正値算出部19dに出力するようになっている。
トリガ信号検出部19bは、トリガ信号入力端子10を介して入力されるトリガ信号を検出するとともに、当該トリガ信号を出力するようになっている。また、トリガ信号検出部19bは、トリガ信号を検出した時刻Tの情報を遅延補正値算出部19dに出力するようになっている。
ここで、トリガ信号とは、他の信号分析装置などの外部装置から出力される外部トリガ信号、及び、トリガ信号発生部19aから出力される内部トリガ信号のいずれかを指すものとする。
切替部19cは、「RF信号測定モード」において、トリガ信号出力端子11をトリガ信号検出部19bの出力側に選択的に接続し、トリガ信号検出部19bから出力されたトリガ信号をトリガ信号出力端子11を介して外部に出力するようになっている。
RF信号測定モードにおいては、n番目の信号分析装置SAnのトリガ信号出力端子11とn+1番目の信号分析装置SA(n+1)のトリガ信号入力端子10との間がケーブルcn(図1参照)によりコネクタ接続されるようになっている。
また、切替部19cは、「遅延補正値算出モード」において、トリガ信号出力端子11をトリガ信号発生部19aの出力側に選択的に接続し、トリガ信号発生部19aから出力された内部トリガ信号をトリガ信号出力端子11を介して外部に出力するようになっている。
遅延補正値算出モードにおいては、n番目の信号分析装置SAnのトリガ信号出力端子11とn番目の信号分析装置SAnのトリガ信号入力端子10との間がケーブルcnによりコネクタ接続されるようになっている。
遅延補正値算出部19dは、遅延補正値算出モードにおいて、トリガ信号発生部19aから内部トリガ信号が出力された時刻Tと、トリガ信号検出部19bで内部トリガ信号が検出された時刻Tとの差分(T−T)としての遅延補正値を算出するようになっている。
つまり、遅延補正値は、トリガ信号発生部19aから出力された内部トリガ信号が切替部19c、トリガ信号出力端子11、及びケーブルcnを経由してトリガ信号検出部19bで検出されるまでの時間である。
制御装置100は、各信号分析装置SA1,・・・,SA(N−1)の遅延補正値算出部19dで算出された遅延補正値に基づいて、各信号分析装置SA1,・・・,SANに設定すべき遅延時間を算出する遅延時間算出部110を有する。
ここで、遅延時間算出部110により算出されるn+1番目の信号分析装置SA(n+1)の遅延時間の絶対値は、1番目からn番目までの信号分析装置SA1,・・・,SAnの遅延補正値算出部19dで算出された遅延補正値の総和の絶対値に等しくなっている。
制御装置100は、例えばパーソナルコンピュータにより構成され、信号分析装置SA1,・・・,SANに対して各種制御を行うようになっている。制御装置100には、操作者が各種指示を操作入力する操作部(不図示)や、信号解析結果を表示する表示部(不図示)が接続されていても良い。
制御部18は、例えばマイクロコンピュータによって構成されており、装置全体の制御を行うようになっている。特に、制御部18は、トリガ制御部19から出力された外部トリガ信号と、制御装置100から出力された遅延時間の情報に基づいて、表示部16における信号解析結果の表示タイミング、あるいは、信号解析部15における入力RF信号に対する信号解析処理の開始タイミングを制御するようになっている。
信号解析部15は、例えば、元データ記憶部15a、FFT処理部15b、検波部15c、ログ変換部15d、及び記憶部15eを有し、RF信号測定モード時に入力RF信号に対して信号解析処理を行うものである。
図2に示した構成では、信号解析部15がFFT処理を行うとしているが、これはあくまで一例であり、信号解析部15の処理方法がFFT処理に限定されるものではない。例えば、信号解析部15は、変調解析を行うものでも良く、Power vs Time、Frequency vs Time、Phase vs Time等の処理を行うものであっても良い。つまり、これらの解析処理方法も本発明に適用可能である。なお、これらの解析処理方法は、信号分析装置の当業者であれば理解できる方法なので、それらの詳細は割愛する。
元データ記憶部15aは、A/D変換部14から出力されるデジタルデータ(振幅値)を、測定周波数、クロックの経過時間をアドレスとしたメモリ領域に、ほぼクロックと同じタイミングの書き込み信号により記憶するようになっている。記憶されたデジタルデータは、いわば時間領域のデータである。
FFT処理部15bは、操作部17から受けた、観察周波数fv、観察時間tvを受けて、元データ記憶部15aから該当する測定周波数、及びクロックの経過時間の時間領域データ(デジタルデータ)を読み出すようになっている。
そして、FFT処理部15bは、受けた時間領域データを所定時間間隔でFFT処理して周波数領域データに変換して、操作部17から指定された観察帯域幅ΔFの範囲で所望の分解能帯域幅(RBW)で各周波数成分とその大きさを算出するようになっている。
このとき、FFT処理部15bは、FFT処理する処理のタイミングの時間間隔をΔtとすると、観察周波数の時間領域データから各処理タイミングで時間窓ΔT(ΔT≧Δt)だけの時間領域データを元データ記憶部15aから読み出してFFT処理するようになっている。
そして、FFT処理部15bは、処理タイミングを1間隔Δtだけ時間窓Tごとずらしながら、観察時間のtvになるまで繰り返しFFT処理を行うようになっている。つまり、FFT処理部15bは、m×Δt(例えば、mは、1〜tv/Δt)のタイミングで時間位置(アドレス)m×Δtを中心とした±ΔT/2間の時間領域データを読み出してFFT演算し、これをm=tv/Δtになるまで繰り返すようになっている。
時間窓ΔTは、時間領域データを周波数領域データに変換するのに十分な時間である。極端な例では、1周期にも満たない時間領域データを周波数領域データに変換してもその周波数が分解能良く特定できない恐れがある。なお、タイミングの時間間隔Δtは、A/D変換部14のクロックと同じ周期であっても良い。
検波部15cは、各周波数成分の大きさ(パワー)を実効値、平均値、もしくはピーク値に変換して出力(以下、これを「パワー」と言う。)するようになっている。ログ変換部15dは、検波部15cからの出力を対数に圧縮して記憶部15eへ送るようになっている。
記憶部15eは、例えば、一方のアドレスを観察周波数fv、他方のアドレスを観察時間tvの経過とするメモリ領域に、該当する周波数成分のパワーを記憶するようになっている。
なお、制御部18は、信号解析部15における入力RF信号に対する信号解析処理の開始タイミングを制御することができるようになっている。具体的には、制御部18の制御により、例えば、FFT処理部15bが観察時間tvに該当する時間領域データを元データ記憶部15aから読み出す際に、トリガ信号検出部19bにおいて外部トリガ信号が検出された時刻から、遅延時間算出部110により算出された遅延時間だけずれた時刻に該当するクロックの経過時間の時間領域データを読み出すようになっていると良い。
表示部16は、記憶部15eに記憶された観察周波数各成分のパワーを、例えば観察周波数を縦軸、観察時間を横軸とする座標に色パラメータとして表示するようになっている。
なお、制御部18は、表示部16における入力RF信号に対する上記信号解析結果の表示開始タイミングを制御することができるようになっている。制御部18の制御により、例えば、トリガ信号検出部19bにおいて外部トリガ信号が検出された時刻から、遅延時間算出部110により算出された遅延時間だけずれた時刻を基準として、入力RF信号に関する上記信号解析結果の表示が行われるようになっていると良い。
<RF信号測定モード>
図1及び図3に示すように、信号分析装置SA1のトリガ信号入力端子10(ポイントB)から信号分析装置SA2のトリガ信号入力端子10(ポイントD)までをトリガ信号が伝搬するのに要する時間(以下、これを「伝搬時間」と言う。)td12は、数1で与えられる。
Figure 0006088391
同様に、信号分析装置SA2のトリガ信号入力端子10(ポイントD)から信号分析装置SA3のトリガ信号入力端子10(ポイントF)までをトリガ信号が伝搬するのに要する伝搬時間td23は、数2で与えられる。
Figure 0006088391
ここで、tc1,tc2,・・・,tc(N−1)は、トリガ信号がケーブルc1,c2,・・・,c(N−1)を伝搬するのに要する時間である。t11,t21,・・・,tN1は、トリガ信号が信号分析装置SA1,SA2,・・・,SANのトリガ信号入力端子10に入力されてからトリガ信号検出部19bに入力されるまでに要する時間であり、全ての信号分析装置SA1,SA2,・・・,SANでほぼ同一の値となるように設計されている。
また、t12,t22,・・・,tN2は、外部トリガ信号が信号分析装置SA1,SA2,・・・,SANのトリガ信号検出部19bで検出されてから、切替部19cから出力されるまでに要する時間である。t13,t23,・・・,tN3は、トリガ信号が切替部19cから出力されてから、トリガ信号出力端子11から出力されるまでに要する時間である。
<遅延補正値算出モード>
以下、本実施形態の信号分析システム1における信号分析方法について説明する。
まず、図4(a)に示すように操作者により、図1の状態(RF信号測定モード)における信号分析装置SA1のトリガ信号入力端子10からケーブルc0が外される。
さらに、図4(b)に示すように操作者により、図1の状態(RF信号測定モード)において信号分析装置SA1のトリガ信号出力端子11と信号分析装置SA2のトリガ信号入力端子10との間をコネクタ接続しているケーブルc1が、信号分析装置SA2のトリガ信号入力端子10から取り外され、信号分析装置SA1のトリガ信号入力端子10とトリガ信号出力端子11との間をコネクタ接続するように繋ぎ換えられる(ケーブル接続段階)。
次に、切替部19cは、トリガ信号出力端子11をトリガ信号発生部19aの出力側に選択的に接続する(切替段階)。
次に、トリガ信号出力端子11がトリガ信号発生部19aの出力側に選択的に接続された状態で、トリガ信号発生部19aは、切替部19c、トリガ信号出力端子11、及びケーブルc1を経由してトリガ信号検出部19bに向けて内部トリガ信号を出力する(内部トリガ信号出力段階)。つまり、信号分析装置SA1のトリガ制御部19から外部トリガ信号ではなく、内部トリガ信号のパルス信号が出力される。
次に、トリガ信号検出部19bは、トリガ信号発生部19aから出力された内部トリガ信号を検出する(内部トリガ信号検出段階)。
次に、遅延補正値算出部19dは、トリガ信号発生部19aから内部トリガ信号が出力された時刻Tと、当該内部トリガ信号がケーブルc1を経由してトリガ信号検出部19bにおいて検出された時刻Tとの差分(T−T)としての遅延補正値td12'を算出する(遅延補正値算出段階)。
以下に説明するように、遅延補正値算出段階では、図4(b)に示したポイントC'からポイントB'までの伝搬時間td12'を遅延補正値として算出する。td12'は数3のように与えられる。
Figure 0006088391
ここで、数1のtd12は数3のtd12'を用いて、数4のように表すことができる。
Figure 0006088391
ここで、数4中の(t12−t12p)は、信号分析装置SA1に関して、トリガ信号検出部19bからの外部トリガ信号がトリガ信号出力端子11から出力される場合と、トリガ信号発生部19aからの内部トリガ信号がトリガ信号出力端子11から出力される場合の経路差に起因する時間差である。この経路差は内部ロジックの違いによるものであるため、時間差(t12−t12p)を十分小さくなるように設計することが可能である。
例えば、上記の経路差として1mmの差があり、波長短縮率が50%であると仮定すると、(t12−t12p)は6.67psと大変小さい値であり、無視することが可能である。
以上より、遅延補正値td12'を求めることにより、信号分析装置SA1のトリガ信号入力端子10(ポイントB)から信号分析装置SA2のトリガ信号入力端子10(ポイントD)までをトリガ信号が伝搬するのに要する伝搬時間td12の近似値が求められる。同様にして、遅延補正値td23',td34',・・・,td(N−1)N'を求めることにより、信号分析装置SA2,・・・,SA(N−1)に関する伝搬時間td23,td34,・・・,td(N−1)Nの近似値が求められる。表1に経路と遅延補正値との対応関係をまとめる。
Figure 0006088391
次に、制御装置100は、信号分析装置SA1,SA2,・・・,SA(N−1)の遅延補正値算出部19dで算出された遅延補正値に基づいて、各信号分析装置SA1,・・・,SANに設定すべき遅延時間を算出する(遅延時間算出段階)。
ここでは、例えば、n+1番目の信号分析装置SA(n+1)の遅延時間は、1番目からn番目までの信号分析装置SA1,・・・,SAnの遅延補正値算出部19dで算出された遅延補正値の総和に(−1)を乗じたものとして算出される。
図1に示すように、遅延補正値算出段階で求めた遅延補正値を信号分析システム1全体に反映させるためには、制御装置100は、求めた各信号分析装置SA1,・・・,SANに対する遅延時間の情報を、各信号分析装置SA1,・・・,SANの制御部18に出力する。
遅延補正値が表1のように与えられる場合、各信号分析装置SA1,・・・,SANに設定すべき遅延時間は表2のように与えられる。
Figure 0006088391
なお、上記の遅延補正値算出モードにおける遅延時間の算出及び設定は、信号分析装置または信号分析システムの出荷前に行われても良いし、RF信号測定モードの処理の前に毎回行われても良く、あるいは、操作者により任意のタイミングで行われても良い。
以上説明したように、本実施形態によれば、デイジーチェーン接続された複数の信号処理装置を用いて同時並列に信号処理を行う場合に、外部測定器を用いることなく、接続ケーブル及び装置内部の経路に起因する伝搬遅延時間を測定することができ、高い精度で複数の信号処理装置間の同期を取ることができる。例えば、周波数の離れた複数の入力RF信号を、複数の信号処理装置を用いて同時並列に測定する場合に特に効果を奏する。
さらに、本実施形態によれば、外部測定器を用いずに接続ケーブル及び装置内部の経路に起因する遅延時間を補正できるため、別途外部測定器を用意する必要がなくなり、信号分析システムの構成の簡易化が可能となる。
(第2の実施形態)
続いて、本発明の第2の実施形態としての信号発生システム2について図面を参照しながら説明する。なお、第1の実施形態と同様の構成については同一の符号を付して適宜説明を省略する。また、第1の実施形態と同様の動作についても適宜説明を省略する。
図5に示すように、本実施形態の信号発生システム2は、複数のケーブルc0,c1,c2,c3,・・・,c(N−1)によりデイジーチェーン接続可能なN台の信号処理装置としての信号発生装置SG1,SG2,・・・,SGNと、N台の信号発生装置SG1,SG2,・・・,SGNを制御する制御装置200とを備えるものである。
第1の実施形態と同様に、ケーブルc0は、外部のトリガ信号発生器から出力される外部トリガ信号をトリガ信号入力端子10に入力するためのものである。ケーブルcn(nは自然数)は、後述するRF信号出力モードにおいて、n番目の信号発生装置SGnのトリガ信号出力端子11とn+1番目の信号発生装置SG(n+1)のトリガ信号入力端子10との間をコネクタ接続するためのものである。
また、ケーブルcn(nは自然数)は、遅延補正値算出モードにおいて、n番目の信号発生装置SGnのトリガ信号出力端子11とn番目の信号発生装置SGnのトリガ信号入力端子10との間をコネクタ接続するためのものでもある。
制御装置200は、各信号発生装置SG1,・・・,SG(N−1)の遅延補正値算出部19dで算出された遅延補正値に基づいて、各信号発生装置SG1,・・・,SGNに設定すべき遅延時間を算出する遅延時間算出部210を有する。
ここで、遅延時間算出部210により算出されたn+1番目の信号発生装置SG(n+1)の遅延時間の絶対値は、1番目からN−1番目までの信号発生装置SG1,・・・,SG(N−1)の遅延補正値算出部19dで算出された遅延補正値の総和の絶対値から、1番目からn番目までの信号発生装置SG1,・・・,SGnの遅延補正値算出部19dで算出された遅延補正値の総和の絶対値を減算したものに等しくなっている。
図6に示すように、信号発生装置SG1は、波形データ記憶部31、DAC32及び33、直交変調部34、ローカル信号発生部35、自動レベル制御回路(ALC)36、操作部37、制御部38、ステップアッテネータ(ステップATT)39を備えている。なお、他の信号発生装置SG2,・・・,SGNの構成も信号発生装置SG1の構成と同様である。
筐体20は、トリガ信号入力端子10、トリガ信号出力端子11、制御端子12、基準周波数信号入力端子21、及びRF信号出力端子40を有する。
波形データ記憶部31は、被試験装置を試験するための複数の試験信号データとして、デジタル値のベースバンドの波形データを記憶している。操作者は、操作部37を操作し、制御部38を介して、波形データ記憶部31に記憶された試験信号データを選択して出力できるようになっている。
試験信号データは、I相成分(同相成分)及びQ相成分(直交成分)のベースバンドの波形データを含む。波形データは、例えば、図示しないDSP(Digital Signal Processor)によって生成される。なお、波形データ記憶部31は、ベースバンド信号出力手段を構成する。
DAC32,33は、それぞれ、波形データ記憶部31が出力するI相成分及びQ相成分のデジタル値のベースバンド信号波形データをアナログ値に変換して直交変調部34に出力するようになっている。
ローカル信号発生部35は、制御部38からの制御信号に基づいた局部発振周波数の局部発振信号を生成し、直交変調部34に出力するように構成されている。ローカル信号発生部35は、局部発振信号生成手段を構成する。
なお、ローカル信号発生部35は、信号発生装置SG1が他の信号発生装置SG2,・・・,SGNあるいは外部のローカル信号発生器から出力された発振周波数(fc+fIF)の基準周波数信号を基準周波数信号入力端子21を介して受信し、当該受信した基準周波数信号を自身が発振したローカル周波数(fc+fIF)のローカル信号の代わりに直交変調部34に出力することもできるように構成されている。このような構成により、信号発生装置SG1が他の信号発生装置SG2,・・・,SGNとの周波数同期を行うことが可能となる。
直交変調部34は、DAC32からのI相成分及びDAC33からのQ相成分と、ローカル信号発生部35から入力した局部発振信号とを乗算することにより直交変調及び周波数変換を行って無線周波数の信号(RF信号)を生成してALC36に出力するようになっている。この直交変調部34は、無線周波数信号生成手段を構成する。
ALC36は、直交変調部34の出力信号の電力レベルを所定の電力レベルに調整してステップATT39に出力するようになっている。ALC36が設定する電力レベルは、制御部38からの制御信号によって設定されるようになっている。ALC36は、出力信号レベルを例えば0.1dB単位で調整できるものである。このALC36は、信号レベル設定手段を構成する。
操作部37は、操作者が試験条件及び試験手順に関する設定等を行うために操作するものであり、例えば、キーボード、ダイヤル又はマウスのような入力デバイス、これらを制御する制御回路等で構成される。操作者が設定する試験条件としては、例えば、波形データ記憶部31に記憶された波形データ、RF信号出力端子40を介してステップATT39が出力する出力RF信号の出力レベル及び無線周波数等がある。
制御部38は、例えばマイクロコンピュータによって構成されており、装置全体の制御を行うようになっている。また、制御部38は、操作者が操作部37を操作して設定した各試験条件に基づき、各試験条件を設定する制御信号を波形データ記憶部31、ローカル信号発生部35、ALC36、ステップATT39にそれぞれ出力し、各試験条件を設定するようになっている。
特に、制御部38は、トリガ制御部19から出力された外部トリガ信号と、制御装置200から出力された遅延時間の情報に基づいて、波形データ記憶部31からの試験信号データの出力タイミングを制御するようになっている。
制御部38は、例えば、トリガ信号検出部19bにおいて外部トリガ信号が検出された時刻から、遅延時間算出部210により算出された遅延時間だけずれた時刻に、波形データ記憶部31から試験信号データを出力させるようになっていると良い。
具体的には、最も外部トリガ信号が遅く受信されるN番目の信号発生装置SGNの遅延時間をゼロとして、他の信号発生装置SG1,・・・,SG(N−1)の波形データ記憶部31からの試験信号データの出力タイミングをそれぞれの遅延時間だけ遅延させると良い。
なお、ALC36に対する設定としては、例えば、操作者が信号発生装置SG1の出力レベルを−40.2dBmに設定した場合、制御部38は、ステップATT39の減衰量を30dBに設定し、ALC36に対し、出力信号レベルを−10.2dBmに設定するための制御信号を出力する。
ステップATT39は、各々の減衰量が予め定められた複数のアッテネータセクションを備え、各アッテネータセクションの減衰量の組み合わせにより、入力したRF信号のレベルを所定の減衰量のステップで減衰することができるATTである。このステップATT39は、制御部38からの制御信号によって設定された減衰量で入力信号を減衰し、操作者が所望する電力レベルの出力RF信号を出力するようになっている。
以下、本実施形態の信号発生システム2における信号発生方法について説明する。
まず、図4(a)に示したように操作者により、図5の状態(RF信号出力モード)における信号発生装置SG1のトリガ信号入力端子10からケーブルc0が外される。
さらに、図4(b)に示したように操作者により、図5の状態(RF信号出力モード)における信号発生装置SG1のトリガ信号出力端子11と信号発生装置SG2のトリガ信号入力端子10との間をコネクタ接続しているケーブルc1が、信号発生装置SG2のトリガ信号入力端子10から取り外され、信号発生装置SG1のトリガ信号入力端子10とトリガ信号出力端子11との間をコネクタ接続するように繋ぎ換えられる(ケーブル接続段階)。
次に、切替部19cは、トリガ信号出力端子11をトリガ信号発生部19aの出力側に選択的に接続する(切替段階)。
次に、トリガ信号出力端子11がトリガ信号発生部19aの出力側に選択的に接続された状態で、トリガ信号発生部19aは、切替部19c、トリガ信号出力端子11、及びケーブルc1を経由してトリガ信号検出部19bに向けて内部トリガ信号を出力する(内部トリガ信号出力段階)。
次に、トリガ信号検出部19bは、トリガ信号発生部19aから出力された内部トリガ信号を検出する(内部トリガ信号検出段階)。
次に、遅延補正値算出部19dは、トリガ信号発生部19aから内部トリガ信号が出力された時刻Tと、当該内部トリガ信号がケーブルc1を経由してトリガ信号検出部19bにおいて検出された時刻Tとの差分(T−T)としての遅延補正値td12'を算出する(遅延補正値算出段階)。
次に、制御装置200は、信号発生装置SG1,SG2,・・・,SG(N−1)の遅延補正値算出部19dで算出された遅延補正値に基づいて、各信号発生装置SG1,・・・,SGNに設定すべき遅延時間を算出する(遅延時間算出段階)。
ここでは、例えば、n+1番目の信号発生装置SG(n+1)の遅延時間は、1番目からN−1番目までの信号発生装置SG1,・・・,SG(N−1)の遅延補正値算出部19dで算出された遅延補正値の総和から、1番目からn番目までの信号発生装置SG1,・・・,SGnの遅延補正値算出部19dで算出された遅延補正値の総和を減算したものとして算出される。
図5に示すように、遅延補正値算出段階で求めた遅延補正値を信号発生システム2に反映させるためには、制御装置200は、求めた各信号発生装置SG1,・・・,SGNに対する遅延時間の情報を、各信号発生装置SG1,・・・,SGNの制御部38に出力する。
各信号発生装置SG1,・・・,SGNに設定すべき遅延時間は、例えば下記の表3のように与えられる。
Figure 0006088391
なお、上記の遅延補正値算出モードにおける遅延時間の算出及び設定は、信号発生装置または信号発生システムの出荷前に行われても良いし、RF信号出力モードの処理の前に毎回行われても良く、あるいは、操作者により任意のタイミングで行われても良い。
以上説明したように、本実施形態によれば、複数の信号処理装置からほぼ同タイミングで出力RF信号を出力することができる。例えば、MIMO方式を用いて複数の出力RF信号を同時に送信する場合に特に効果を奏する。
本発明の信号処理装置、信号分析システム、信号発生システム、信号分析方法、及び信号発生方法は、例えばキャリアアグリゲーションやMIMOやアダプティブアンテナなどの技術を用いた、複数の異なる信号を同時に送受信する通信システムに適用することができる。
1 信号分析システム
2 信号発生システム
SA1,SA2,・・・,SAN 信号分析装置
SG1,SG2,・・・,SGN 信号発生装置
c1,c2,・・・,cN ケーブル
10 トリガ信号入力端子
11 トリガ信号出力端子
13 RF部
13a 掃引部
13b ローカル信号発生部
13c ミキサ部
14 A/D変換部
15 信号解析部
15a 元データ記憶部
15b FFT処理部
15c 検波部
15d ログ変換部
15e 記憶部
16 表示部
18,38 制御部
19 トリガ制御部
19a トリガ信号発生部
19b トリガ信号検出部
19c 切替部
19d 遅延補正値算出部
31 波形データ記憶部(ベースバンド信号出力手段)
34 直交変調部(無線周波数信号生成手段)
35 ローカル信号発生部(局部発振信号生成手段)
36 ALC(信号レベル設定手段)
39 ステップアッテネータ(ステップATT)
100,200 制御装置
110,210 遅延時間算出部

Claims (11)

  1. デイジーチェーン接続可能な信号処理装置(SA1,・・・,SAN,SG1,・・・,SGN)であって、
    内部トリガ信号を発生するトリガ信号発生部(19a)と、
    トリガ信号入力端子(10)を介して入力される外部トリガ信号または前記内部トリガ信号を検出するとともに、当該外部トリガ信号を出力するトリガ信号検出部(19b)と、
    トリガ信号出力端子(11)を前記トリガ信号検出部及び前記トリガ信号発生部のいずれかの出力側に選択的に接続することにより、前記トリガ信号検出部から出力された前記外部トリガ信号、及び、前記トリガ信号発生部から出力された前記内部トリガ信号のいずれかを前記トリガ信号出力端子を介して選択的に外部に出力する切替部(19c)と、
    前記切替部によって前記トリガ信号出力端子が前記トリガ信号発生部の出力側に接続されるとともに、前記トリガ信号出力端子と前記トリガ信号入力端子との間がケーブル(c1,・・・,c(N−1))によりコネクタ接続された状態で、前記トリガ信号発生部から出力された前記内部トリガ信号が前記切替部、前記トリガ信号出力端子、及び前記ケーブルを経由して前記トリガ信号検出部で検出されるまでの時間としての遅延補正値を算出する遅延補正値算出部(19d)とを備えることを特徴とする信号処理装置。
  2. 前記遅延補正値算出部は、前記トリガ信号発生部から前記内部トリガ信号が出力された時刻と、当該内部トリガ信号が前記トリガ信号検出部において検出された時刻との差分を取ることにより、前記遅延補正値を算出することを特徴とする請求項1に記載の信号処理装置。
  3. 複数台(N台)の請求項1または請求項2に記載の信号処理装置と、当該N台の信号処理装置を制御する制御装置(100)とを備え、前記切替部によって前記トリガ信号出力端子が前記トリガ信号検出部の出力側に接続されるとともに、n番目の前記信号処理装置の前記トリガ信号出力端子とn+1番目の前記信号処理装置の前記トリガ信号入力端子との間がケーブル(c1,・・・,c(N−1))によってコネクタ接続された状態で、入力RF信号に対する信号分析を行う信号分析システム(1)であって、
    n番目の前記信号処理装置の前記遅延補正値算出部は、
    前記ケーブルがn番目の前記信号処理装置の前記トリガ信号入力端子とn番目の前記信号処理装置の前記トリガ信号出力端子との間にコネクタ接続されるとともに、前記切替部によって前記トリガ信号出力端子が前記トリガ信号発生部の出力側に接続された状態で前記遅延補正値を算出し、
    前記制御装置は、前記各信号処理装置の前記遅延補正値算出部で算出された前記遅延補正値に基づいて、前記各信号処理装置に設定すべき遅延時間を算出する遅延時間算出部(110)を有することを特徴とする信号分析システム。
  4. 前記各信号処理装置は、前記入力RF信号に対して信号解析処理を行う信号解析部(15)と、当該信号解析部の信号解析結果を表示する表示部(16)とをさらに有し、
    前記表示部は、前記トリガ信号検出部によって前記外部トリガ信号が検出された時刻から前記遅延時間だけずれた時刻を基準として前記信号解析結果の表示を行うことを特徴とする請求項3に記載の信号分析システム。
  5. 前記各信号処理装置は、前記入力RF信号に対して信号解析処理を行う信号解析部(15)をさらに有し、
    前記信号解析部は、前記トリガ信号検出部によって前記外部トリガ信号が検出された時刻から前記遅延時間だけずれた時刻を基準として前記信号解析処理を行うことを特徴とする請求項3に記載の信号分析システム。
  6. 前記遅延時間算出部により算出されたn+1番目の前記信号処理装置の前記遅延時間の絶対値は、1番目からn番目までの前記信号処理装置の前記遅延補正値算出部で算出された前記遅延補正値の総和の絶対値に等しいことを特徴とする請求項3から請求項5のいずれか一項に記載の信号分析システム。
  7. 複数台(N台)の請求項1または請求項2に記載の信号処理装置と、当該N台の信号処理装置を制御する制御装置(200)とを備え、前記切替部によって前記トリガ信号出力端子が前記トリガ信号検出部の出力側に接続されるとともに、n番目の前記信号処理装置の前記トリガ信号出力端子とn+1番目の前記信号処理装置の前記トリガ信号入力端子との間がケーブル(c1,・・・,c(N−1))によってコネクタ接続された状態で、出力RF信号を発生する信号発生システム(2)であって、
    n番目の前記信号処理装置の前記遅延補正値算出部は、
    前記ケーブルがn番目の前記信号処理装置の前記トリガ信号入力端子とn番目の前記信号処理装置の前記トリガ信号出力端子との間にコネクタ接続されるとともに、前記切替部によって前記トリガ信号出力端子が前記トリガ信号発生部の出力側に接続された状態で前記遅延補正値を算出し、
    前記制御装置は、前記各信号処理装置の前記遅延補正値算出部で算出された前記遅延補正値に基づいて、前記各信号処理装置に設定すべき遅延時間を算出する遅延時間算出部(110)を有することを特徴とする信号発生システム。
  8. 前記各信号処理装置は、
    ベースバンド信号を出力するベースバンド信号出力手段(31)と、
    予め定められた局部発振周波数の局部発振信号を生成する局部発振信号生成手段(35)と、
    前記ベースバンド信号と前記局部発振信号とを乗算して直交変調及び周波数変換を行うことにより無線周波数信号を生成する無線周波数信号生成手段(34)と、
    前記無線周波数信号の信号レベルを所定信号レベルに設定して出力する信号レベル設定手段(36)と、
    前記所定信号レベルに設定された無線周波数信号を所定の減衰値で減衰して出力するステップアッテネータ(39)とを備え、
    前記ベースバンド信号出力手段は、前記トリガ信号検出部によって前記外部トリガ信号が検出された時刻から前記遅延時間だけずれた時刻を基準として前記ベースバンド信号を出力することを特徴とする請求項7に記載の信号発生システム。
  9. 前記遅延時間算出部により算出されたn+1番目の前記信号処理装置の前記遅延時間の絶対値は、1番目からN−1番目までの前記信号処理装置の前記遅延補正値算出部で算出された前記遅延補正値の総和の絶対値から、1番目からn番目までの前記信号処理装置の前記遅延補正値算出部で算出された前記遅延補正値の総和の絶対値を減算したものに等しいことを特徴とする請求項7または請求項8に記載の信号発生システム。
  10. 請求項3に記載の信号分析システムを用いて、入力RF信号に対する信号分析を行う信号分析方法であって、
    ケーブル(cn)をn番目の前記信号処理装置の前記トリガ信号入力端子とn番目の前記信号処理装置の前記トリガ信号出力端子との間にコネクタ接続するケーブル接続段階と、
    前記切替部によって前記トリガ信号出力端子を前記トリガ信号発生部の出力側に接続する切替段階と、
    前記切替段階によって前記トリガ信号出力端子が前記トリガ信号発生部の出力側に接続された状態で、前記トリガ信号発生部によって前記内部トリガ信号を前記切替部、前記トリガ信号出力端子、及び前記ケーブルを経由して前記トリガ信号検出部に向けて出力する内部トリガ信号出力段階と、
    前記内部トリガ信号出力段階で出力された前記内部トリガ信号を前記トリガ信号検出部によって検出する内部トリガ信号検出段階と、
    前記内部トリガ信号検出段階によって前記内部トリガ信号が検出された時刻と、前記内部トリガ信号出力段階によって前記内部トリガ信号が出力された時刻との差分に基づいて遅延補正値を算出する遅延補正値算出段階と、
    前記遅延補正値算出段階によって算出された前記遅延補正値に基づいて、前記各信号処理装置に設定すべき遅延時間を算出する遅延時間算出段階とを含むことを特徴とする信号分析方法。
  11. 請求項7に記載の信号発生システムを用いて、出力RF信号を発生する信号発生方法であって、
    ケーブル(cn)をn番目の前記信号処理装置の前記トリガ信号出力端子とn番目の前記信号処理装置の前記トリガ信号入力端子との間にコネクタ接続するケーブル接続段階と、
    前記切替部によって前記トリガ信号出力端子を前記トリガ信号発生部の出力側に接続する切替段階と、
    前記切替段階によって前記トリガ信号出力端子が前記トリガ信号発生部の出力側に接続された状態で、前記トリガ信号発生部によって前記内部トリガ信号を前記切替部、前記トリガ信号出力端子、及び前記ケーブルを経由して前記トリガ信号検出部に向けて出力する内部トリガ信号出力段階と、
    前記内部トリガ信号出力段階で出力された前記内部トリガ信号を前記トリガ信号検出部によって検出する内部トリガ信号検出段階と、
    前記内部トリガ信号検出段階によって前記内部トリガ信号が検出された時刻と、前記内部トリガ信号出力段階によって前記内部トリガ信号が出力された時刻との差分に基づいて遅延補正値を算出する遅延補正値算出段階と、
    前記遅延補正値算出段階によって算出された前記遅延補正値に基づいて、前記各信号処理装置に設定すべき遅延時間を算出する遅延時間算出段階とを含むことを特徴とする信号発生方法。
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