JP6259879B1 - 位相測定装置及び位相測定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】被測定信号の位相特性を容易に測定することができる位相測定装置及び位相測定方法を提供する。【解決手段】位相測定装置1は、所定周波数の基準信号を発生する基準信号発生部24と、基準信号に基づいてベースバンド領域の第1信号を発生するベースバンド信号発生器11aと、第1信号の周期の自然数倍の周期を有する第2信号を基準信号に基づいて発生する信号発生器25aと、第1信号を所定周波数の無線信号にアップコンバートしDUT30に出力するアップコンバート部11と、DUT30の出力信号をベースバンド信号にダウンコンバートするダウンコンバート部21と、ダウンコンバートされたベースバンド信号をキャプチャするキャプチャタイミングを第2信号に基づいて設定する設定するキャプチャタイミング設定部25と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、被測定信号の位相を測定する位相測定装置及び位相測定方法に関する。
従来、この種の装置としては、複数のアンテナ素子を有するフェーズドアレイアンテナの位相を校正するための位相校正技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された従来のフェーズドアレイアンテナは、複数の送信アンテナのうち校正の基準として定められた基準アンテナ素子と、校正対象の複数の校正対象アンテナ素子と、各アンテナ素子から出力される電波の位相を変化させるためにアンテナ素子ごとに接続された複数の移相器と、各アンテナ素子から出力される電波を受信してその電力を検出する受信アンテナ及び受信器と、を備えている。
この構成により、従来のものは、基準アンテナ素子に接続されている移相器の位相を固定したまま、校正対象アンテナ素子に接続されている移相器の位相を変化させながら、受信アンテナを介して受信器で電波を受信することにより、基準アンテナ素子の位相を基準として校正対象アンテナ素子の位相を測定するようになっている。
特開2012−122874号公報
しかしながら、従来のものでは、基準アンテナ素子の位相を基準として、複数の校正対象アンテナ素子の位相を順次相互比較しながら測定する構成となっているので、位相特性の測定が煩雑となるという課題があった。
本発明は、従来の課題を解決するためになされたものであり、被測定信号の位相特性を容易に測定することができる位相測定装置及び位相測定方法を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る位相測定装置は、入力した入力信号に所定の処理を施して出力信号を生成する被測定装置(30、50、70)から出力される前記出力信号の位相を測定する位相測定装置(1〜4)であって、所定周波数の基準信号を発生する基準信号発生手段(12、24、72)と、前記基準信号に基づいてベースバンド領域の第1信号を発生する第1信号発生手段(11a)と、前記第1信号を所定周波数の無線信号にアップコンバートし前記入力信号として出力するアップコンバート手段(11、71)と、前記被測定装置の前記出力信号をベースバンド信号にダウンコンバートするダウンコンバート手段(21)と、ダウンコンバートされた前記ベースバンド信号をキャプチャし、キャプチャした前記ベースバンド信号の位相特性を測定する位相特性測定手段(23)と、前記位相特性測定手段が前記ベースバンド信号をキャプチャするキャプチャタイミングを設定するキャプチャタイミング設定手段(25)と、を備え、前記キャプチャタイミング設定手段は、前記基準信号に基づいて前記第1信号の周期の自然数倍の周期を有する第2信号を発生する第2信号発生手段(25a)を備え、前記第2信号に基づいて前記キャプチャタイミングを設定するものである構成を有している。
この構成により、本発明の請求項1に係る位相測定装置は、被測定装置の出力信号を生成するための第1信号の周期に対して、被測定装置の出力信号のキャプチャタイミングを示す信号を生成するための第2信号の周期を自然数倍にしてキャプチャタイミングを設定する構成としたので、被測定装置の出力信号の位相を常に同じタイミングで測定することができる。
したがって、本発明の請求項1に係る位相測定装置は、被測定信号の位相特性を容易に測定することができる。
本発明の請求項2に係る位相測定装置は、前記キャプチャタイミング設定手段は、前記キャプチャタイミングを設定する信号として前記第2信号に基づいたトリガを生成するトリガ生成手段(61a)を備えた構成を有している。
この構成により、本発明の請求項2に係る位相測定装置は、キャプチャタイミング設定手段がキャプチャタイミングをトリガで示す構成としたので、被測定装置の出力信号の位相を常に同じタイミングで測定することができる。
したがって、本発明の請求項2に係る位相測定装置は、被測定信号の位相特性を容易に測定することができる。
本発明の請求項3に係る位相測定装置は、信号発生器(10)及びスペクトラムアナライザ(20、60)を備え、前記信号発生器は、前記第1信号発生手段と、前記アップコンバート手段と、を備え、前記スペクトラムアナライザは、前記ダウンコンバート手段と、前記キャプチャタイミング設定手段と、を備えた構成を有している。
この構成により、本発明の請求項3に係る位相測定装置は、信号発生器及びスペクトラムアナライザで構成することができ、簡易な構成で被測定信号の位相特性を容易に測定することができる。
本発明の請求項4に係る位相測定装置は、前記被測定装置(70)は、前記第1信号発生手段を備えた構成を有している。
この構成により、本発明の請求項4に係る位相測定装置は、被測定装置が装置内で発生する第1信号の周期に対して、被測定装置の出力信号のキャプチャタイミングを示す信号を生成するための信号の周期を自然数倍にしてキャプチャタイミングを設定する構成としたので、被測定装置の出力信号の位相を常に同じタイミングで測定することができる。
したがって、本発明の請求項4に係る位相測定装置は、被測定信号の位相特性を容易に測定することができる。
本発明の請求項5に係る位相測定装置は、前記被測定装置は、無線周波数の信号を送信する送信装置(30)であって、前記無線周波数の信号を出力する複数の送信アンテナ素子(33)と、前記各送信アンテナ素子に接続され前記入力信号の位相を変化させる移相部(32)と、を備え、前記ダウンコンバート手段は、前記送信装置が送信する前記無線周波数の信号を受信し、受信した前記無線周波数の信号を前記出力信号として前記ベースバンド信号にダウンコンバートするものである構成を有している。
この構成により、本発明の請求項5に係る位相測定装置は、被測定装置が送信装置である場合でも、被測定信号の位相特性を容易に測定することができる。
本発明の請求項6に係る位相測定装置は、前記被測定装置は、無線周波数の信号を受信する受信装置(50)であって、前記無線周波数の信号を入力する複数の受信アンテナ素子(51)と、前記各受信アンテナ素子に接続され受信信号の位相を変化させる移相部(52)と、を備え、前記アップコンバート手段は、前記受信装置が受信する前記無線周波数の信号を前記入力信号として出力するものである構成を有している。
この構成により、本発明の請求項6に係る位相測定装置は、被測定装置が受信装置である場合でも、被測定信号の位相特性を容易に測定することができる。
本発明の請求項7に係る位相測定方法は、入力した入力信号に所定の処理を施して出力信号を生成する被測定装置(30、50、70)から出力される前記出力信号の位相を測定する位相測定方法であって、所定周波数の基準信号を発生する基準信号発生ステップ(S11)と、前記基準信号に基づいてベースバンド領域の第1信号を発生する第1信号発生ステップ(S12)と、前記基準信号に基づいて前記第1信号の周期の自然数倍の周期を有する第2信号を発生する第2信号発生ステップ(S13)と、前記第1信号を所定周波数の無線信号にアップコンバートし前記入力信号として出力するアップコンバートステップ(S14)と、前記被測定装置の前記出力信号をベースバンド信号にダウンコンバートするダウンコンバートステップ(S16)と、ダウンコンバートされた前記ベースバンド信号をキャプチャし、キャプチャした前記ベースバンド信号の位相特性を測定する位相特性測定ステップ(S19)と、前記位相特性測定ステップにおいて前記ベースバンド信号をキャプチャするキャプチャタイミングを前記第2信号に基づいて設定するキャプチャタイミング設定ステップ(S18)と、を含む構成を有している。
この構成により、本発明の請求項7に係る位相測定方法は、被測定装置の出力信号を生成するための第1信号の周期に対して、被測定装置の出力信号のキャプチャタイミングを示す信号を生成するための第2信号の周期を自然数倍にしてキャプチャタイミングを設定する構成としたので、被測定装置の出力信号の位相を常に同じタイミングで測定することができる。
したがって、本発明の請求項7に係る位相測定方法は、被測定信号の位相特性を容易に測定することができる。
本発明は、被測定信号の位相特性を容易に測定することができるという効果を有する位相測定装置及び位相測定方法を提供することができるものである。
本発明の一実施形態における位相測定装置のブロック構成図である。 本発明の一実施形態における第1信号及び第2信号の波形例を示す図である。 本発明の一実施形態における位相測定装置の動作を説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態において、第1信号及び第2信号を同時にキャプチャする手段を設けた場合の位相測定例の説明図である。 本発明の一実施形態の変形例1のブロック構成図である。 本発明の一実施形態の変形例2のブロック構成図である。 本発明の一実施形態の変形例3のブロック構成図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
まず、本発明に係る位相測定装置の一実施形態における構成について説明する。
図1に示すように、本実施形態における位相測定装置1は、信号発生器10及びスペクトラムアナライザ20を備え、DUT(被測定装置)30の出力信号の位相特性を測定するものである。
本実施形態におけるDUT30は、無線周波数の信号(以下「RF信号」)を送信する送信装置であって、分配器31、移相部32、送信アンテナ部33、制御部34を備えている。
分配器31は、入力信号を分配して移相部32に出力するものである。移相部32は、入力信号の位相を変化させる複数の移相器を備えている。送信アンテナ部33は、RF信号を出力する複数の送信アンテナ素子を備えている。制御部34は、移相部32の各移相器の制御を行うものである。
信号発生器10は、アップコンバート部11、基準信号発生部12、操作部13、制御部14を備えている。
アップコンバート部11は、ベースバンド信号発生器11a、局部発振器11b、ミキサ11cを備えている。このアップコンバート部11は、アップコンバート手段の一例である。
ベースバンド信号発生器11aは、基準信号発生部12から基準信号を入力し、この基準信号に基づいて所定周波数を有するベースバンド領域の信号(以下「第1信号」)を発生してミキサ11cに出力するようになっている。例えば、ベースバンド信号発生器11aは、基準信号発生部12から10MHzの基準信号を入力し、26MHzの周期の第1信号(具体例を挙げれば、QPSKやOFDMのような変調信号)を発生するものである。このベースバンド信号発生器11aは、第1信号発生手段の一例である。
局部発振器11bは、所定の無線周波数の局部発振信号を生成してミキサ11cに出力するようになっている。
ミキサ11cは、ベースバンド信号発生器11aが発生した第1信号と、局部発振器11bが発生した局部発振信号とを混合してDUT30に出力するようになっている。
以上のように、アップコンバート部11は、第1信号を所定周波数の無線信号にアップコンバートし、DUT30の分配器31に入力される入力信号として出力するものである。
基準信号発生部12は、後述する基準信号発生部24とともに、マスタ/スレーブの関係で構成されている。本実施形態では、基準信号発生部24がマスタ、基準信号発生部12がスレーブとして動作するようになっており、基準信号発生部12は、基準信号発生部24が発生する基準信号に基づいた信号を発生するようになっている。具体的には、基準信号発生部12は、基準信号発生部24が例えば10MHzの基準信号を発生している場合には、10MHzの基準信号を発生してベースバンド信号発生器11aに出力するようになっている。この基準信号発生部12としては、一般に信号発生器に備えられている基準信号発生器を用いることができる。なお、基準信号発生部12は、基準信号発生手段の一例である。
操作部13は、例えば、局部発振器11bの局部発振信号を設定するために測定者が操作するものである。
制御部14は、例えば、測定者が操作部13を操作して設定された情報に基づいてアップコンバート部11を制御するようになっている。
スペクトラムアナライザ20は、ダウンコンバート部21、ADC22、信号解析部23、基準信号発生部24、キャプチャタイミング設定部25、操作部26、制御部27、表示部28を備えている。
ダウンコンバート部21は、局部発振器21a、ミキサ21bを備えている。このダウンコンバート部21には、DUT30から送信される電波を受信する受信アンテナ29が接続されている。なお、ダウンコンバート部21は、ダウンコンバート手段の一例である。
局部発振器21aは、所定周波数の局部発振信号を生成してミキサ21bに出力するようになっている。
ミキサ21bは、受信アンテナ29が受信した受信信号と、局部発振器21aからの局部発振信号とを混合してADC22に出力するようになっている。
ADC22は、ダウンコンバート部21から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換し、信号解析部23に出力するようになっている。
信号解析部23は、入力信号を記憶するメモリ(図示省略)を備え、キャプチャタイミング設定部25からの信号に基づいて入力信号をメモリにキャプチャし、キャプチャした信号を解析するようになっている。この信号解析部23は、例えば、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field Programmable Gate Array)によって構成される。なお、信号解析部23は、位相特性測定手段の一例である。
基準信号発生部24は、前述のように、スレーブとして動作する基準信号発生部12に対してマスタとして動作するようになっており、所定周波数の基準信号を発生し、キャプチャタイミング設定部25及び信号発生器10のベースバンド信号発生器11aに出力するようになっている。例えば、基準信号発生部24は、10MHzの基準信号を発生するようになっている。この基準信号発生部24としては、一般にスペクトラムアナライザに備えられている基準信号発生器を用いることができる。なお、基準信号発生部24は、基準信号発生手段の一例である。
なお、本実施形態では、スペクトラムアナライザ20側にマスタ側の基準信号発生器24を設け、信号発生器10側にスレーブ側の基準信号発生器12を設けた構成としているが、これに限定されない。例えば、信号発生器10の基準信号発生器12をマスタ側とし、ペクトラムアナライザ20側の基準信号発生器24をスレーブ側としてもよい。この場合には、基準信号発生器24は、基準信号発生部12が発生する基準信号に基づいた信号を発生する構成となる。さらに、例えば、信号発生器10及びスペクトラムアナライザ20の外部に基準信号発生器を設ける構成としてもよい。この場合には、基準信号発生器12及び基準信号発生器24は、外部に設けられた基準信号発生器が発生する基準信号に基づいた信号を発生する構成となる。
キャプチャタイミング設定部25は、信号解析部23が入力信号をキャプチャするためのキャプチャタイミングを設定するものであって、信号発生器25a、ADC25bを備えている。このキャプチャタイミング設定部25は、キャプチャタイミング設定手段の一例である。
信号発生器25aは、基準信号発生部24からの基準信号に基づいて信号(以下「第2信号」)を発生するようになっている。この信号発生器25aが発生する第2信号は、信号発生器10のベースバンド信号発生器11aが発生する第1信号の周期の自然数倍の周期を有する。具体的には、第2信号は、第1信号の周期の自然数倍である1倍、2倍、3倍・・・の周期を有する。例えば、信号発生器25aは、基準信号発生部24から10MHzの基準信号を入力し、第1信号の周期が26MHzであればその2倍の周期である13MHzの第2信号(具体例を挙げれば、CW信号、パルス信号など)を発生するものである。なお、信号発生器25aは、第2信号発生手段の一例である。
ADC25bは、信号発生器25aが発生した第2信号をアナログ値からデジタル値に変換し、信号解析部23に出力するようになっている。
操作部26は、スペクトラムアナライザ20の各種設定情報を設定するために測定者が操作するものである。
制御部27は、信号解析部23から解析結果のデータを入力するようになっている。また、制御部27は、例えば、測定者が操作部26を操作して設定した設定情報に基づいて、解析結果を表示部28に表示する表示制御を行うようになっている。
表示部28は、制御部27による表示制御に基づいて、例えば解析結果を表示するようになっている。
次に、信号発生器10のベースバンド信号発生器11aが発生する第1信号と、スペクトラムアナライザ20の信号発生器25aが発生する第2信号について図2を用いて説明する。
図2は、ベースバンド信号発生器11aが発生する第1信号と、信号発生器25aが発生する第2信号の波形例を示している。図2に示した例では、第1信号の周期に対して、第2信号の周期を2倍(自然数倍の一例)としている。
図2に示すように、第2信号の周期が第1信号の周期の自然数倍であれば、第2信号の特定の位相(例えば、A点又はB点)に対する第1信号の位相は、必ず同じタイミングとなる。
したがって、キャプチャタイミング設定部25が、例えば図2に示したA点のタイミングで、信号解析部23のキャプチャを開始させれば、キャプチャ対象であるDUT30の出力信号は発生信号41に基づいて生成されたものであるので、信号解析部23は、DUT30の出力信号の位相を常に同じタイミングで(同期がとれた状態で)解析することができることとなる。
具体的には、例えば、測定対象の送信アンテナ素子の位相差を求める場合には、従来は、予め定められた送信アンテナ素子の出力信号の位相を基準として求める必要があったが、本実施形態における位相測定装置1では、測定対象の送信アンテナ素子の各出力信号の各位相を単に求めるだけで両者の位相差を求めることが可能となる。すなわち、本実施形態における位相測定装置1は、被測定信号の位相特性を従来のものよりも簡易な構成で容易に測定することができる。
次に、本実施形態における位相測定装置1の動作について図3を用いて説明する。なお、図3においては、ベースバンド信号をBB信号と略記している。
スペクトラムアナライザ20の基準信号発生部24は、所定周波数の基準信号を発生する(ステップS11)。発生された基準信号は、キャプチャタイミング設定部25の信号発生器25a及び信号発生器10のベースバンド信号発生器11aに出力される。
信号発生器10のベースバンド信号発生器11aは、基準信号発生部24から入力した基準信号に基づいて第1信号を発生する(ステップS12)。
キャプチャタイミング設定部25の信号発生器25aは、基準信号発生部24から入力した基準信号に基づいて、ベースバンド信号発生器11aによって発生された第1信号の周期の自然数倍の周期を有する第2信号を発生する(ステップS13)。
信号発生器10のアップコンバート部11は、ベースバンド信号発生器11aが発生した第1信号を所定周波数の無線信号にアップコンバートし、DUT30の分配器31に入力される入力信号として出力する(ステップS14)。
DUT30は、信号発生器10から入力した入力信号を分配器31で分配し、分配された各入力信号を移相部32により所定の位相に設定し、各送信アンテナ素子からRF信号を出力する(ステップS15)。
スペクトラムアナライザ20のダウンコンバート部21は、受信アンテナ29を介してDUT30の出力信号を入力し、ベースバンド信号にダウンコンバートする(ステップS16)。
ADC22は、ダウンコンバートされたベースバンド信号をアナログ値からデジタル値に変換し、信号解析部23に出力する(ステップS17)。
キャプチャタイミング設定部25のADC25bは、ステップS13において発生された第2信号をアナログ値からデジタル値に変換し、キャプチャタイミング設定部25は、デジタル値の第2信号に基づいて、ダウンコンバートされたベースバンドをキャプチャするキャプチャタイミングを設定する(ステップS18)。
信号解析部23は、キャプチャタイミング設定部25によって設定されたキャプチャタイミングに従ってDUT30の出力信号をキャプチャし、出力信号の位相を測定する(ステップS19)。
表示部28は、信号解析部23が測定した出力信号の位相測定値を表示する(ステップS20)。
以上のように、本実施形態における位相測定装置1は、DUT30の出力信号を生成するための第1信号の周期に対して、DUT30の出力信号のキャプチャタイミングを示す信号を生成するための第2信号の周期を自然数倍にし、キャプチャタイミングを設定する構成としたので、DUT30の出力信号(被測定信号)の位相を常に同じタイミングで測定することができる。
したがって、本実施形態における位相測定装置1は、被測定信号の位相特性を容易に測定することができる。
また、本実施形態における位相測定装置1は、信号発生器10及びスペクトラムアナライザ20で構成することができるので、従来この種の測定に用いられていた高価なベクトルネットワークアナライザを使用する必要がなく、より安価な構成で被測定信号の位相特性を容易に測定することができる。
また、ミリ波帯での使用が検討されているマッシブMIMO(Massive Multi-Input Multi-Output)では送受信モジュールとアンテナ素子とが一体化された構成が一般的であるが、この種の構成の場合でも本実施形態における位相測定装置1は、位相特性の測定を好適に実施可能である。
なお、前述の実施形態では、被測定装置として送信装置を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されず、入力信号に所定の処理を施して出力信号を生成する装置、例えば入力した無線周波数の信号を増幅して出力する増幅器であってもよい。
また、前述の実施形態では、キャプチャタイミング設定部25によって設定されたキャプチャタイミングに従って、被測定信号の位相を測定する例を挙げて説明したが、以下に述べる構成とすることもできる。
すなわち、第1信号及び第2信号を同時にキャプチャする手段を設け、第2信号の予め定められた所定の位相に基づいて第1信号の位相を補正する構成とすることもできる。
具体的には、例えば、第2信号の位相が0度のときの第1信号の位相を測定する場合に、図4(a)に示すように、第2信号の位相=0度の時刻の点41で第1信号の点42での位相を測定した場合には、測定した位相を採用する。
一方、図4(b)に示すように、第2信号の位相=θ度の時刻の点43で第1信号の点44での位相を測定した場合には、第2信号の周期をT(秒)とすると、θ/360×Tの時間だけ戻す補正をすることにより、第2信号の位相=0度の時刻の点45に対応する第1信号の点46での位相を求めることができる。
以下、前述の実施形態の変形例1〜3について図5〜図7を用いて説明する。
[変形例1]
図5は、本実施形態の変形例1のブロック構成図である。なお、前述の実施形態(図1参照)と同様の構成には同一の符号を付してその説明を省略する。
図5に示すように、本実施形態の変形例1における位相測定装置2は、DUT50の出力信号の位相特性を測定するものである。
変形例1におけるDUT50は、RF信号を受信する受信装置であって、受信アンテナ部51、移相部52、受信部53、制御部54を備えている。
受信アンテナ部51は、信号発生器10に接続された送信アンテナ14からRF信号を入力する複数の受信アンテナ素子を備えている。移相部52は、入力信号の位相を変化させる複数の移相器を備えている。受信部53は、移相部52の出力信号を受信し、受信信号をスペクトラムアナライザ20のダウンコンバート部21に出力するものである。制御部54は、移相部52の各移相器の制御を行うものである。
以上の構成により、変形例1における位相測定装置2は、DUT50の入力信号を生成するための第1信号の周期に対して、DUT50の出力信号のキャプチャタイミングを示す信号を生成するための第1信号の周期を自然数倍にする構成としたので、DUT50の出力信号(被測定信号)の位相を常に同じタイミングで測定することができる。
したがって、変形例1における位相測定装置2は、被測定信号の位相特性を容易に測定することができる。
[変形例2]
図6は、本実施形態の変形例2のブロック構成図である。なお、前述の実施形態(図1参照)と同様の構成には同一の符号を付してその説明を省略する。
図6に示すように、変形例2における位相測定装置3は、スペクトラムアナライザ60を備えている。
スペクトラムアナライザ60は、前述の実施形態におけるキャプチャタイミング設定部25に代えてトリガ出力部61を備えている。
トリガ出力部61は、信号発生器25aと、この信号発生器25aが発生した第1信号に基づいてトリガを生成するトリガ生成部61aと、を備え、発生したトリガを信号解析部23に出力するようになっている。
トリガ生成部61aは、例えば、図2に示したように、信号発生器25aが発生した第2信号の点Aで示す時刻にトリガを生成し、信号解析部23に出力するようになっている。このトリガ生成部61aは、トリガ生成手段の一例である。
その結果、信号解析部23は、DUT30の出力信号の位相を常に同じタイミングで解析することができることとなる。
以上の構成により、変形例2における位相測定装置3は、DUT30の出力信号を生成するための第1信号の周期に対して、DUT30の出力信号のキャプチャタイミングを示す信号を生成するための第2信号の周期を自然数倍にする構成としたので、DUT30の出力信号(被測定信号)の位相を常に同じタイミングで測定することができる。
したがって、変形例2における位相測定装置3は、被測定信号の位相特性を容易に測定することができる。
[変形例3]
図7は、本実施形態の変形例3のブロック構成図である。なお、前述の実施形態(図1参照)と同様の構成には同一の符号を付してその説明を省略する。
図7に示すように、変形例3における位相測定装置4は、スペクトラムアナライザ20のみを備え、DUT70の位相特性を測定するものである。
DUT70は、RF信号を送信する送信装置であって、分配器31、移相部32、送信アンテナ部33、アップコンバート部71、基準信号発生部72、操作部73、制御部74を備えている。
アップコンバート部71は、ベースバンド信号発生器71a、局部発振器71b、ミキサ11cを備えている。このアップコンバート部71は、前述のアップコンバート部11と同様に動作するものであって、アップコンバート手段の一例である。
すなわち、ベースバンド信号発生器71a(第1信号発生手段)は、基準信号発生部72から基準信号を入力し、この基準信号に基づいて所定周波数の第1信号を発生してミキサ71cに出力するようになっている。
局部発振器71bは、所定の無線周波数の局部発振信号を生成してミキサ71cに出力するようになっている。
ミキサ71cは、ベースバンド信号発生器71aが発生した第1信号と、局部発振器71bが発生した局部発振信号とを混合して分配器31に出力するようになっている。
基準信号発生部72は、基準信号発生部24が発生する基準信号に基づいた信号を発生するようになっている。なお、基準信号発生部72は、基準信号発生手段の一例である。
操作部73は、例えば、局部発振器71bの局部発振信号の設定や、移相部32の位相の設定等を行うために測定者が操作するものである。
制御部74は、測定者が操作部73を操作して設定された情報に基づいてアップコンバート部71や移相部32等を制御するようになっている。
以上の構成により、変形例3における位相測定装置4は、DUT70の出力信号を生成するための第1信号の周期に対して、DUT70の出力信号のキャプチャタイミングを示す信号を生成するための第2信号の周期を自然数倍にする構成としたので、DUT70の出力信号(被測定信号)の位相を常に同じタイミングで測定することができる。
したがって、変形例3における位相測定装置4は、被測定信号の位相特性を容易に測定することができる。
なお、変形例3におけるスペクトラムアナライザ20に代えて、前述の変形例2のスペクトラムアナライザ60としても同様の効果が得られる。
また、DUT70が送信装置である例を挙げて説明したが、変形例1で示したように、受信装置に対応した構成とすることもできるし、送受信装置に対応した構成とすることもできる。
以上のように、本発明に係る位相測定装置及び位相測定方法は、被測定信号の位相特性を容易に測定することができるという効果を有し、被測定信号の位相を測定する位相測定装置及び位相測定方法として有用である。
1〜4 位相測定装置
10 信号発生器
11 アップコンバート部(アップコンバート手段)
11a、71a ベースバンド信号発生器(第1信号発生手段)
12、24、72 基準信号発生部(基準信号発生手段)
20 スペクトラムアナライザ
21 ダウンコンバート部(ダウンコンバート手段)
23 信号解析部(位相特性測定手段)
25 キャプチャタイミング設定部(キャプチャタイミング設定手段)
25a 信号発生器(第2信号発生手段)
25b ADC
30、50、70 DUT(被測定装置)
32 移相部
33 送信アンテナ部(複数の送信アンテナ素子)
51 受信アンテナ部(複数の受信アンテナ素子)
52 移相部
60 スペクトラムアナライザ
61 トリガ出力部
61a トリガ生成部(トリガ生成手段)
71 アップコンバート部(アップコンバート手段)

Claims (7)

  1. 入力した入力信号に所定の処理を施して出力信号を生成する被測定装置(30、50、70)から出力される前記出力信号の位相を測定する位相測定装置(1〜4)であって、
    所定周波数の基準信号を発生する基準信号発生手段(12、24、72)と、
    前記基準信号に基づいてベースバンド領域の第1信号を発生する第1信号発生手段(11a)と、
    前記第1信号を所定周波数の無線信号にアップコンバートし前記入力信号として出力するアップコンバート手段(11、71)と、
    前記被測定装置の前記出力信号をベースバンド信号にダウンコンバートするダウンコンバート手段(21)と、
    ダウンコンバートされた前記ベースバンド信号をキャプチャし、キャプチャした前記ベースバンド信号の位相特性を測定する位相特性測定手段(23)と、
    前記位相特性測定手段が前記ベースバンド信号をキャプチャするキャプチャタイミングを設定するキャプチャタイミング設定手段(25)と、
    を備え、
    前記キャプチャタイミング設定手段は、
    前記基準信号に基づいて前記第1信号の周期の自然数倍の周期を有する第2信号を発生する第2信号発生手段(25a)を備え、
    前記第2信号に基づいて前記キャプチャタイミングを設定するものである、
    ことを特徴とする位相測定装置。
  2. 前記キャプチャタイミング設定手段は、前記キャプチャタイミングを設定する信号として前記第2信号に基づいたトリガを生成するトリガ生成手段(61a)を備えたことを特徴とする請求項1に記載の位相測定装置。
  3. 信号発生器(10)及びスペクトラムアナライザ(20、60)を備え、
    前記信号発生器は、前記第1信号発生手段と、前記アップコンバート手段と、を備え、
    前記スペクトラムアナライザは、前記ダウンコンバート手段と、前記キャプチャタイミング設定手段と、を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の位相測定装置。
  4. 前記被測定装置(70)は、前記第1信号発生手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の位相測定装置。
  5. 前記被測定装置は、無線周波数の信号を送信する送信装置(30)であって、
    前記無線周波数の信号を出力する複数の送信アンテナ素子(33)と、
    前記各送信アンテナ素子に接続され前記入力信号の位相を変化させる移相部(32)と、
    を備え、
    前記ダウンコンバート手段は、前記送信装置が送信する前記無線周波数の信号を受信し、受信した前記無線周波数の信号を前記出力信号として前記ベースバンド信号にダウンコンバートするものである、
    ことを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載の位相測定装置。
  6. 前記被測定装置は、無線周波数の信号を受信する受信装置(50)であって、
    前記無線周波数の信号を入力する複数の受信アンテナ素子(51)と、
    前記各受信アンテナ素子に接続され受信信号の位相を変化させる移相部(52)と、
    を備え、
    前記アップコンバート手段は、前記受信装置が受信する前記無線周波数の信号を前記入力信号として出力するものである、
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の位相測定装置。
  7. 入力した入力信号に所定の処理を施して出力信号を生成する被測定装置(30、50、70)から出力される前記出力信号の位相を測定する位相測定方法であって、
    所定周波数の基準信号を発生する基準信号発生ステップ(S11)と、
    前記基準信号に基づいてベースバンド領域の第1信号を発生する第1信号発生ステップ(S12)と、
    前記基準信号に基づいて前記第1信号の周期の自然数倍の周期を有する第2信号を発生する第2信号発生ステップ(S13)と、
    前記第1信号を所定周波数の無線信号にアップコンバートし前記入力信号として出力するアップコンバートステップ(S14)と、
    前記被測定装置の前記出力信号をベースバンド信号にダウンコンバートするダウンコンバートステップ(S16)と、
    ダウンコンバートされた前記ベースバンド信号をキャプチャし、キャプチャした前記ベースバンド信号の位相特性を測定する位相特性測定ステップ(S19)と、
    前記位相特性測定ステップにおいて前記ベースバンド信号をキャプチャするキャプチャタイミングを前記第2信号に基づいて設定するキャプチャタイミング設定ステップ(S18)と、
    を含むことを特徴とする位相測定方法。
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