JPH02261233A - フェージングシミュレータ及びそれによって試験信号の擬似伝播路を設定する方法 - Google Patents

フェージングシミュレータ及びそれによって試験信号の擬似伝播路を設定する方法

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JPH02261233A
JPH02261233A JP1083635A JP8363589A JPH02261233A JP H02261233 A JPH02261233 A JP H02261233A JP 1083635 A JP1083635 A JP 1083635A JP 8363589 A JP8363589 A JP 8363589A JP H02261233 A JPH02261233 A JP H02261233A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、送信装置から送出された一つの信号が伝播定
数が異なる複数の伝播路を通過することにより、受信装
置で受信したときに2つの信号の干渉により発生するフ
ェージング現象を擬似的に発生させるフェージングシミ
ュレータに関する。
[従来の技術] 各種データを例えば1〜20 G Hzのマイクロ波を
利用して長距離伝送する場合は一般に第4図に示すよう
な一対のアンテナla、lbを対向配置して、送信装置
2から出力された信号を送信側のアンテナ1aから無線
用力し、受信側のアンテナ1bを介して受信装置3で受
信する。この場合、アンテナla、lbは目視で互いに
対向配置されているので、アンテナ1aから放射された
電波は直接アンテナ1bへ入力されるが、何等かの条件
によって地上で反射したり、回折が生じた状態で受信側
のアンテナ1bに入力する場合もある。
この場合、直接波の伝播路4aと反射波の伝播路4bと
の二つの伝播路が生じる。各伝播路4a。
4bにおける伝播経路長が異なるために、受信装置3で
各電波を受信した場合における各伝播路4a、4bを伝
播する信号AO,Ar相互間に遅延時間τおよび位相差
φが発生する。したがって、各伝播路4a、4bを経由
する信号Ao、Arを(1)、 (2)式で示すことが
できる。
Ao −a o exp[jωt ]      ・=
(1)Ar awgRcxp[jlω(t+ r)+φ
l ]  −(2)よって、各信号Ao、Arを合成し
た信号AtはAt −Ao +Ar 禰a o Cexp(jωt) +(a aha o )expljωQ+ r )+ 
jφ)]  −(3)なお、a□ >aRの状態をミニ
マムフェージングと言い、a□<aHの状態を非ミニマ
ムフェージングと言う。この合成信号Atの振幅特性へ
BS(A t)は直接波の信号Aoで標準化すると、^
[3S(At)−人BS(A o+A r)−人B5C
l+ρ exp(jωτ十jφ)]−+ ρcos  
+ρ2     ・・・(4)但し ρ−aR/a□ 又はaO/aR+(ρ≦1) θ−ωτ+φ さらに、Δω−2πΔf、Δf −f−Fpとして、上
記振幅特性をdB表示すると、(5)式となる。
A t(dB)=101og[1+ρ2−2a cos
(Δωf)]  ・(5)この(5)式を、横軸を周波
数f(−ω/2π)として表示すると第5図に示すよう
に、ある特定周波数Fpで振幅が急激に低下する。また
この周波数Fpで位相が180@転換する。すなわち、
受信装置3で各信号Ao、Arを合成するとフェージン
グ現象が生じる。
したがって、受信装置3においては、上述したフェージ
ング現象が生じたとしても正常に信号を取出す機能が要
求される。
この受信装置3におけるフェージング現象を除去して正
常な信号を取出す機能を定量的に試験する装置としてフ
ェージングシミュレータが用いられる。
このフェージングシミュレータは第5図に示した周波数
特性を有する伝播路を擬似的に作成して、受信装置3に
入力する信号を加工する。すなわち、第5図の特定周波
数をノツチ周波数Fpと言い、ノツチ周波数Fpにおけ
る受信レベルの基準レベルからの減衰量をノツチ深さD
pと言うが、このノツチ周波数Fpとノツチ深さDpを
忠実に再現すればよい。
具体的には第6図に示すように、入力端子5から入力し
た試験信号を分離回路6で前記第4図の各伝播路4a、
4bに相当する2本の伝播路7a。
7bに分割して、一方の伝播路7aは直接合成回路8に
入力され、他方の伝播路7bには、遅延回路9.移相回
路10および減衰回路11が介挿されている。そして、
合成回路8で直接波の信号Aoと遅延回路9.移相回路
10および慧衰回路11を介して擬似的に作成された反
射波の信号Arとが合成されて、出力端子12から出力
される。すなわち、上記遅延回路9.移相回路10およ
び減衰回路11の各遅延時間τ1位相差φ、減衰量ρ等
からなる伝播定数を変化させることによって、任意のノ
ツチ周波数Fpおよびノツチ深さDpを得ることができ
る。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、第6図に示したフェージングシミュレー
タにおいてもまだ次のような問題があった。すなわち、
フェージングシミュレータの性能は、上記ノツチ周波数
Fpとノツチ深さDpとをいかに正確に与えることがで
きるかで定まる。通常必要とされるノツチ深さDpの値
は、0〜40dBもの広い範囲であるので、例えばDp
−40dBとした場合には、(4)式における減衰量ρ
はρ−0,99となる。したがって、この減衰量ρを正
確に与えることは、この伝播路7bに挿入された遅延回
路9や移相回路10における減衰量等も加味されるため
に、たとえ減衰回路11だけで上記精度を維持しても無
駄であるので、非常に困難である。よって、フェージン
グシミュレータの性能にも一定の限界が生じることにな
る。
このような不都合を解消するために、第7図に示すよう
なパイロット信号を用いて減衰量を制御する干渉擬似試
験装置が提唱されている(特開昭60−236529号
公報)、すなわち、入力端子5から入力される試験信号
に合成回路13でもってパイロット信号発生器14から
出力される設定すべきノツチ周波数Fpを有するパイロ
ット信号を合成して、合成された信号を分離回路6で分
離する。そして、一方を直接合成回路8へ入力し、他方
を遅延回路9および複素減衰器15を介して合成回路8
へ入力させる。そして、この合成回路8の出力信号を分
離回路16でパイロット信号の成分のみを検出したのち
、出力端子12へ送出する。そして、この分離回路16
で検出されたパイロット信号成分を複素相関回路17へ
印加する。
この複素相関回路17は複素減衰器15の複素減衰値を
分離回路16で検出されるパイロット信号成分が零にな
るように制御する。すなわち、複素減衰器151合成回
路81分離回路16.複素相関回路17で一種の帰還回
路を形成して、出力端子12に出力されるパイロット信
号成分を打消すことにより、結果として、ノツチ周波数
Fpで大きなノツチ深さDpを得るものである。
しかし、第7図のように、試験信号を入力している状態
で常時パイロット信号を入力する装置においては、前記
帰還回路でパイロット信号成分を完全に除去できない問
題がある。よって、パイロット信号が出力端子12から
出てくる懸念がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、
校正信号を用いて伝播路の各伝播定数に対する各ノツチ
周波数およびノツチ深さを校正データとして予め測定、
記憶しておくことにより、この記憶された校正データを
用いて、目標とするノツチ周波数およびノツチ深さを正
確に設定でき、シミュレータとしての性能を大幅に向上
できるフェージングシミュレータを提供することを目的
とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解消するために本発明においては、入力端子
を介して入力された試験信号を分離回路で分割し、伝播
時間および減衰量等の伝播定数が異なる複数の伝播路を
経由させた後に、合成回路でもって合成してこの合成回
路の出力信号に擬似フェージング現象を生じさせるフェ
ージングシミュレータにおいて、 出力可能周波数が試験信号の全周波数領域に亘る校正信
号を出力する校正色号発生回路と、入力端子と分離回路
との間に介挿され、この分離回路への入力信号を試験信
号又は校正信号に切換える切換スイッチと、合成回路の
出力信号の減衰量を検出するレベル検出器と、各伝播路
における伝播定数を可変設定する伝播定数設定手段と、
切換スイッチを校正信号側に切換えて校正信号を分離回
路に印加した状態で、校正信号の周波数を連続的に掃引
して、各周波数における減衰量をレベル検出器で測定す
る減衰量測定制御手段と、この減衰量M1定制御手段に
て得られた各周波数における減衰量および伝播定数設定
手段にて設定された伝播定数とから、この伝播定数設定
時におけるフェージング現象のノツチ周波数およびノツ
チ深さを求めるフェージング特性読取手段と、このフェ
ージング特性読取手段にて求められた各伝播定数におけ
る各ノツチ周波数および各ノツチ深さを校正データとし
て記憶する校正データメモリと、切換スイッチを試験信
号側に切換えて、必要とするノツチ周波数およびノツチ
深さに対応する伝播定数を校正データメモリから読出し
て伝播定数設定手段にて各伝播路に設定し、試験信号に
よる擬似フェージング現象を発生させる試験実行手段と
を備えたものである。
[作用] このように構成されたフェージングシミュレータによれ
ば、実際に試験信号を入力して受信装置に対するフェー
ジングシミュレーション試験を実行するまえに、切換ス
イッチを校正信号側に切換える。そして、伝播路の伝播
定数を設定した状態で校正信号の周波数を連続的に掃引
して、各周波数における減衰量をレベル検出器から得る
。したがって、この各周波数における減衰量特性から該
当伝播定数におけるノツチ周波数およびノツチ深さが得
られる。そして、各伝播定数における各ノツチ周波数お
よびノツチ深さを校正データとして校正データメモリに
記憶しておく。
そして、実際の試験時には必要とするノツチ周波数およ
びノツチ深さに対応する伝播定数を校正データメモリか
ら読出して設定することにより、実際の試験時に校正信
号を印加する必要がなく、かつ正確にノツチ周波数およ
びノツチ深さが設定できる。
[実施例] 以下本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図は実施例のフェージングシミュレータを示すブロ
ック図である。入力端子21を介して入力された試験信
号は切換スイッチ22を介して分離回路24で直接波に
対応する信号AOと反射波に対応する信号A「とに分割
され、信号Aoは伝播路25aを介して合成回路26へ
入力され、信号A「は伝播路25bを介して同じく合成
回路26へ入力される。伝播路25aには非ミニマムフ
ェージング状態時の減衰量を設定するための減衰回路2
7のみが介挿されているが、伝播路25bには移相回路
28.遅延回路29.減衰回路30.およびミニマムフ
ェージング状態時の減声量を設定するための減衰回路3
1が介挿されている。前記移相回路28.遅延回路29
.減衰回路30の各位相差φ、遅延時間τ、減衰量ρは
それぞれD/A変換器28a、29a、30aを介して
例えばマイクロコンピュータで構成された制御部32か
ら設定される。また、各減衰回路27゜31の減衰量も
各D/A変換器27a、31gを介してIn 11部3
2から設定される。なお、各減衰回路27.31の減衰
量はフェージング特性に対する校正動作中においては一
定値に制御される。
前記合成回路26の出力信号Atは試験対象としての例
えば第4図に示した受信装置3に接続される出力端子3
3へ送出されるとともにレベル検出器34へ入力される
。このレベル検出器34は出力信号Atのレベルを検出
し、検出されレベル値はA/D変換器34gでデジタル
値に変換されたのち制御部32へ入力される。
また、前記切換スイッチ22のもう一方の端子には校正
信号発生回路35から出力される校正信号が印加される
。この校正信号発生回路35は水晶発振器等の基準周波
数を発生する回路と、この基準周波数から種々の周波数
を得るシンセサイザとで構成されており、入力端子21
に印加される試験信号の全周波数範囲を例えば10 k
 llz間隔等の非常に狭いステップで順次変化(掃引
)させることが可能である。そして、この校正信号発生
回路35および切換スイッチ22は前記制御部32にて
制御される。
制御部32においては、図示するように、伝播定数設定
手段32a、減衰量測定制御手段32b。
フェージング特性読取手段32C1校正データメモリ3
2d、試験実行手段32e等が例えば制御プログラムや
RAM等の記憶素子で形成されている。
伝播定数設定手段32aは、各D/A変換器28a、2
9a、30a、31a、27aを介して移相回路28.
遅延回路29.減衰回路30に対して位相差φ、遅延時
間τ、減衰量ρ等からなる伝播定数および各減衰回路3
1.27に対する各固定減衰量を設定する。また、減衰
量Δ−1定制御手段32bは、切換スイッチ22を校正
信号側に設定し、校正信号発生回路35を制御して校正
信号の周波数を例えば10 k Ilz毎で変化させた
状態において、前記10kHz毎の各周波数における出
力信号Atの信号レベルをレベル検出器34を介して読
取る。
次に、フェージング特性読取手段32cは、減衰量測定
制御手段32bから得られる各周波数におけるレベル値
Atと伝播定数設定手段32aに設定している伝播定数
を用いて、該当伝播定数φ。
r、ρにおけるノツチ周波数Fp、ノツチ深さDpを求
める。
具体的には、前記減衰量測定制御手段32bにて10k
Hz間隔で順次読取った各出力信号Atが最小となる点
の周波数をノツチ周波数Fpとする。
また、そのノツチ周波数Fpでの減衰量をノツチ深さD
pとする。すなわち、ノツチ深さDpは、このノツチ深
さを仮にOdBに設定した場合と、このノツチ深さを必
要な深さに設定した場合との間のデシベル差で示される
校正データメモリ32dは、第2図に示すように、フェ
ージング特性読取手段32cにて得られた各伝播定数毎
のノツチ周波数Fpとノツチ深さDpからなる特性値を
記憶する領域が形成されている。
試験実行手段32eは、前記校正データメモリ32dに
各伝播定数における各特性値が格納された状態で、実際
に受信装置3に対するフェージング試験を実施すること
を示し、切換スイッチ22を試験信号側に設定し、必要
とするノツチ周波数Fp、  ノツチ深さDpに対応す
る位相角φ、遅延時間τ、減衰量ρの伝播定数を読出し
て、伝播定数設定手段32aを介して移相回路28.遅
延回路29.減衰回路30に設定する。そして、合成回
路26からの出力信号Atに、指定されたノツチ周波数
Fpおよびノツチ深さDpを有する擬似的なフェージン
グ現象を生じさせる。
つぎに、制御部32において、各伝播定数における各ノ
ツチ周波数Fpおよびノツチ深さDpを求めて校正デー
タメモリ32dへ設定する校正処理の手順を第3図の流
れ図を用いて説明する。まず、操作パネル等から校正指
令が入力されると、S(ステップ)1にて切換スイッチ
22を校正信号側へ切換える。そして、S2にて伝播定
数設定手段23aにて各回路28,29.30に対する
一つの伝播定数φ、τ、ρを設定する。そして、校正信
号周波数fを全n1定範囲に亘り掃引する。
そして各周波数fにおけるレベル値Atを測定して、−
旦記憶する。そして、ノツチ周波数Fpを検出レベルA
tが最小となる点の周波数として求める。そして、検出
レベルAtが最小となるノツチ周波数Fpでのノツチ深
さDpを、OdBと設定された伝播定数でのノツチ深さ
(dB)との差として求める。
以上で一つの伝播定数φ、τ、ρに対応するノツチ周波
数Fpおよびノツチ深さDpが算出されたので、これら
の校正データを第2図に示す校正データメモリ32dの
空き領域へ格納する。そして、S2へ戻り、次の伝播定
数に対するノツチ周波数Fpおよびノツチ深さDpの算
出処理を開始する。
そして、S4にて全部の伝播定数に対するノツチ周波数
Fpとノツチ深さDpの校正データメモリ32dへの格
納処理が終了すると、全部の校正処理が終了したので、
切換スイッチ22を試験信号側に切換えて、試験実行待
ちとなる。
このように構成されたフェージングシミュレータによれ
ば、操作パネルから校正指令を入力すると、自動的に各
伝播定数におけるフェージング特性を示すノツチ周波数
Fpとノツチ深さDpとが求められて校正データメモリ
32dに格納される。
したがって、実際の試験においては、必要とするフェー
ジング特性のノツチ周波数Fpとノツチ深さDpを指定
すると、このノツチ周波数Fpおよびノツチ深さDpに
対応するφ、τ、ρの伝播定数が校正データメモリ32
dから読出されて各回路2g、29.30に自動的に設
定される。しかして、このフェージングシミュレータに
おいて、指定したノツチ周波数Fpとノツチ深さDpを
正確に再現するフェージング特性を得ることが可能とな
る。よって、受信装置3に対する正確な試験を実施でき
る。
また、校正信号は実際の試験動作中においては切換スイ
ッチ22で遮断されているので、校正信号が受信装置3
に対する試験結果に悪影響を及ぼすことを未然に防止で
きる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明のフェージングシミュレー
タによれば、実際の試験に先だって、校正信号を用いて
伝播路の各伝播定数に対する各ノツチ周波数およびノツ
チ深さを校正データとして測定、記憶しておく。そして
、実際の試験においては、この記憶された校正データを
用いることによって、目標とするノツチ周波数およびノ
ツチ深さを正確に設定できる。よって、シミュレータと
しての性能を大幅に向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の一実施例に係わるフェージ
ングシュミレータを示すものであり、第1図は概略構成
を示すブロック図、第2図は校正データメモリを示す図
、第3図は動作を示す流れ図であり、第4図は一般的な
データ伝送システムを示す図、第5図はフェージング特
性を示す図、第6図および第7図は従来のフェージング
シミュレータを示すブロック図である。 21・・・入力端子、22・・・切換スイッチ、24・
・・分離回路、25a、25b・・・伝播路、26・・
・合成回路、28・・・移相回路、29・・・遅延回路
、30・・・減衰回路、32・・・制御部、32a・・
・伝播定数設定手段、32b・・・減衰量/lpJ定制
御半制御手段c・・・フェージング特性読取手段、32
d・・・校正データメモリ、32e・・・試験実行手段
、33・・・出力端子、34・・・レベル検出器、35
・・・校正信号発生回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 入力端子を介して入力された試験信号を分離回路(24
    )で分割し、伝播時間および減衰量等の伝播定数が異な
    る複数の伝播路(25a、25b)を経由させた後に、
    合成回路(26)でもって合成してこの合成回路の出力
    信号に擬似フェージング現象を生じさせるフェージング
    シミュレータにおいて、 出力可能周波数が前記試験信号の全周波数領域に亘る校
    正信号を出力する校正信号発生回路(35)と、前記入
    力端子と分離回路との間に介挿され、この分離回路への
    入力信号を前記試験信号又は校正信号に切換える切換ス
    イッチ(22)と、前記合成回路の出力信号の減衰量を
    検出するレベル検出器(34)と、前記各伝播路におけ
    る伝播定数を可変設定する伝播定数設定手段(32a)
    と、前記切換スイッチを校正信号側に切換えて校正信号
    を前記分離回路に印加した状態で、前記校正信号の周波
    数を連続的に掃引して、各周波数における減衰量を前記
    レベル検出器で測定する減衰量測定制御手段(32b)
    と、この減衰量測定制御手段にて得られた各周波数にお
    ける減衰量および前記伝播定数設定手段にて設定された
    伝播定数とから、この伝播定数設定時におけるフェージ
    ング現象のノッチ周波数およびノッチ深さを求めるフェ
    ージング特性読取出手段(32c)と、このフェージン
    ク特性読取出手段にて求められた各伝播定数における各
    ノッチ周波数および各ノッチ深さを校正データとして記
    憶する校正データメモリ(32d)と、前記切換スイッ
    チを試験信号側に切換えて、必要とするノッチ周波数お
    よびノッチ深さに対応する伝播定数を前記校正データメ
    モリから読出して前記伝播定数設定手段にて各伝播路に
    設定し、前記試験信号による擬似フェージング現象を発
    生させる試験実行手段(32e)とを備えたフェージン
    グシミュレータ。
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JP2510003B2 (ja) 1996-06-26

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