JP2634280B2 - レーダ装置 - Google Patents

レーダ装置

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JP2634280B2
JP2634280B2 JP2046375A JP4637590A JP2634280B2 JP 2634280 B2 JP2634280 B2 JP 2634280B2 JP 2046375 A JP2046375 A JP 2046375A JP 4637590 A JP4637590 A JP 4637590A JP 2634280 B2 JP2634280 B2 JP 2634280B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はレーダ装置に関し、特にそのAGC(自動利
得調整)方式に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図は例えば特開平1−307686号公報に示された周
波数シフト回路を備えたレーダ装置に、特開昭56−1496
7号の従来技術のAGC方式を適用したものであり、図にお
いて、1はIF(中間周波数)基準信号を発生するCOHO
(コヒーレントオシレータ)、2はRF(高周波)のLO
(局部発振器)、3は混合器、4は送信信号とAGCパイ
ロット信号を分離する分離器、5は送信用の電力増幅
器、6は送信と受信の切換器、7はAGCパイロット信号
を注入するための方向性結合器、8は電波の送信や受信
をする空中線、9はRF増幅器、10は受信用の混合器、11
は利得を外部から制御できるIF増幅器、12,13はIF受信
信号から互いに直交するビデオ信号(Iビデオ,Qビデ
オ)を出力する第1,第2の位相検波器、14は位相検波器
1−12及び2−13の出力ビデオ信号(I及びQビデオ)
の位相が互いに90゜異なるようにするための90゜移送
器、15はCOHO1の出力信号の周波数を母機速度に応じて
変化させる周波数シフト回路、16はI及びQビデオから
ビデオ信号の振幅を検出する振幅検出器、17は振幅と基
準電圧との誤差を検出する誤差検出器、19は目標検出装
置である。
次に動作について説明する。まず目標検出動作につい
て説明する。COHO1の出力とLO2の出力が混合器3で混合
され送信種信号及びAGCパイロット信号が生成される。
次いで分離器4で送信種信号とAGCパイロット信号が分
離され送信種信号は送信用の電力増幅器5に送られて電
力増幅され、送信信号となって送受切換器6,方向性結合
器7を経て空中線8から空中に電波として放出される。
目標物体からの反射電波は空中線8で受信された後に
方向性結合器7,切換器6を経てRF増幅器9で増幅され
る。次いで受信用の混合器10でLO2の出力と混合されIF
受信信号となる。IF受信信号の周波数は目標のドプラ周
波数が0の場合、COHOの出力信号の周波数に等しい。IF
信号は利得制御が可能なIF増幅器11で増幅され、位相検
波器1−12,2−13に加えられる。位相検波器1−12はCO
HO1の出力信号を周波数シフト回路15でシフトさせた信
号とIF受信信号との位相差を検出し、Iビデオ信号を得
る。同様にして位相検波器2−13からQビデオ信号を得
るが、90゜位相器14があるのでQビデオの位相はIビデ
オの位相と90゜異なる。このようにして得られたI,Qビ
デオ信号は目標検出装置18に送られる。
ここで周波数シフト回路15は母機速度に応じCOHO1の
周波数をシフトさせることにより受信信号のドプラ周波
数をシフトし、クラッタによるスプリアスが発生しても
目標検出域に入らないようにしてクラッタ消去性能を劣
化させないためのものである。
次にパイロット信号によるAGC動作について説明す
る。分離器4で分離されたAGCパイロット信号は目標物
体からの反射信号と時間的に重ならないようレーダ休止
時間に方向性結合器7より注入される。注入されたAGC
パイロット信号は目標物体からの反射信号と同様にして
I,Gビデオ信号となる。I,Qビデオ信号は周波数シフト回
路15でシフトさせた周波数を持つ。振幅検出器16はI,Q
ビデオ信号より振幅を検出し誤差検出器17に送る。そこ
で基準電圧と比較し、誤差を検出し誤差が0となるよう
IF増幅器11の利得を制御し、常にシステム全体の利得が
一定になるようにしている。
第5図はAGCパイロット信号のI,Qビデオ信号をベクト
ルで表わしたものである。図(a)のように零点もIと
Qの振幅も正確に調整されていれば、ビデオ信号が周波
数を持ち、1aから1b,1cと変化してもその振幅(図中の
矢印の長さ)は変化しない。しかし、図(b)のように
零点がずれたり、図(c)のようにI,Qの振幅が一致し
ない等の状態になると、2aから2b,2cあるいは3aから3b,
3cと変化すると振幅が変化し、AGCレベルが変動するの
で、たとえば真のシステム全体の利得が一定であっても
振幅検出器16が検出する振幅は変動し、それを基準にIF
増幅器11の利得を調整するので結局システム全体の利得
は変動してしまう。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の装置は以上のように構成されているので、AGC
パイロット信号のビデオ信号が周波数を持ち、I,Qビデ
オ信号の位相や振幅や零点が正確に調整されていること
が必要で、このため温度変化,経時変化に弱かった。ま
た、AGCレベルが短時間のうちに変動するなどの問題点
があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、AGCレベルが安定するとともに、温度変
化,経時変化に強いレーダ装置を得ることを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係るレーダ装置は、AGCパイロット信号の
周波数を周波数シフトさせ基準信号と同一の周波数にす
るとともに、送信種信号となるCOHO出力信号とAGCパイ
ロット信号とを切り換えるようにしたものである。
〔作用〕
この発明においては、AGCパイロット信号が周波数シ
フトされて、AGCパイロット信号の周波数と基準信号の
周波数とが同一となるので、AGCパイロット信号のビデ
オ信号(位相検波器の出力)の周波数が0となり、AGC
パイロットの安定性が良くなる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図において、1〜18は従来のものと同じものであ
るが、周波数シフト回路18からのAGCパイロット信号は
切換器19へも接続されている。19はCOHO1の出力と周波
数シフト回路15の出力であるAGCパイロット信号とを切
り換える切換器である。
次に動作について説明する。
まず目標検出動作についてはCOHO1の出力が切換器19
を通って混合器3に入力される以外は従来の技術と同様
である。
次にパイロット信号によるAGC動作について説明す
る。AGCパイロット信号注入時は、切換器19によって、C
OHO1の出力を周波数シフト回路15でシフトさせた信号が
混合器3に送られるように切り換えられる。混合器3の
出力以降の動作は従来の技術と同様であるが、IF受信信
号の周波数はCOHO1と同じ周波数ではなく、COHO1を周波
数シフト回路15でシフトさせた周波数となる。よってこ
れをCOHO1を周波数シフト回路15でシフトさせた信号で
位相検波したI,Qビデオ信号の周波数は0となる。従っ
て、たとえI,Qビデオの零点や振幅の誤差があっても振
幅検出器16の検出する振幅は変動しないのでAGCレベル
は安定している。
なお、上記実施例ではAGCパイロット信号をCOHO1の出
力で周波数シフトさせるようにしたが、第2図の第2の
実施例のようにIF増幅器11の出力を周波数シフト回路2
(15b)に通すことによりAGCパイロット信号を周波数シ
フトさせるようにしてもよい。
また、第3図の第3の実施例のように、AGCパイロッ
ト信号注入時は、周波数シフトさせないCOHOで位相検波
するように切換器30を周波数シフト回路15の後に設けて
もよく、この場合もAGCパイロット信号のビデオ出力の
周波数は0となり、上記実施例と同様の効果を奏する。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、基準信号の周波数
を母機速度に応じてシフトさせる周波数シフト回路を備
えたレーダ装置において、AGCパイロット信号を母機速
度に対応して周波数をシフトしたコヒーレントオシレー
タ信号から作成し、AGCパイロット信号の周波数と基準
信号の周波数とが同一となるようにしてAGCパイロット
信号のビデオ信号(位相検波器の出力)の周波数が0と
なるように構成したので、AGCレベルの安定性を向上で
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるレーダ装置を示すブ
ロック図、第2図,第3図はこの発明の第2,第3の実施
例によるレーダ装置のブロック図、第4図は従来の技術
によるレーダ装置のブロック図、第5図はI,Qビデオ信
号のベクトル図である。 1はCOHO、2はLO、3は混合器、4は分離器、5は電力
増幅器、6は切換器、7は方向性結合器、8は空中線、
9はRF増幅器、10は混合器、11はIF増幅器、12,13は第
1,第2の位相検波器、14は90゜位相器、15は周波数シフ
ト路、16は振幅検出器、17は誤差検出器、19は目標検出
装置である。 なお図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基準信号の周波数を母機速度に応じてシフ
    トさせる周波数シフト回路を備えたレーダ装置におい
    て、 自動利得制御(AGC)パイロット信号のビデオ出力の周
    波数を0とするため自動利得制御(AGC)パイロット信
    号を周波数シフト回路の出力から作成する手段を備えた
    ことを特徴とするレーダ装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、上記手段は、 母機速度に対応してコヒーレントオシレータ信号を周波
    数シフトしAGCパイロット信号を作成する上記周波数シ
    フト回路と、 該AGC信号とコヒーレントオシレータ信号とを切換える
    切換器とからなることを特徴とするレーダ装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、上記手段は、 母機速度に対応してコヒーレントオシレータ信号を周波
    数シフトしAGCパイロット信号を作成する上記周波数シ
    フト回路と、 IF受信信号を増幅するIF増幅器の出力を周波数シフトす
    る第2の周波数シフト回路と、 該第2の周波数シフト回路の出力と上記IF増幅器の出力
    とを切換え、その出力を上記周波数シフト回路の出力で
    位相検波せしめる切換器とからなることを特徴とするレ
    ーダ装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、上記手段は、 母機速度に対応してコヒーレントオシレータ信号を周波
    数シフトしAGCパイロット信号を作成する上記周波数シ
    フト回路と、 コヒーレントオシレータ信号と上記周波数シフト回路の
    出力とを切換え、AGCパイロット信号注入時は周波数シ
    フトしないコヒーレントオシレータ信号でIF受信信号の
    位相検波を行わせる切換器とからなることを特徴とする
    レーダ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6353481A (ja) * 1986-08-25 1988-03-07 Mitsubishi Electric Corp レ−ダ装置
JPS6483174A (en) * 1987-09-26 1989-03-28 Mitsubishi Electric Corp Detecting device of phase
JP2581760B2 (ja) * 1988-06-06 1997-02-12 防衛庁技術研究本部長 レーダ装置

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