JP2008221552A - 微細構造転写装置、スタンパおよび微細構造の製造方法 - Google Patents

微細構造転写装置、スタンパおよび微細構造の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】被転写体全面に一回の加圧で微細構造を転写でき、かつスタンパや被転写体の端部に局所的な負荷をかけることなく、同一スタンパで繰り返し転写を可能とする微細構造転写装置を提供する。
【解決手段】本発明は、微細パターン2aが形成されたスタンパ2と被転写体1とを接触させて、被転写体1の表面にスタンパ2の微細パターン2aを転写した後、スタンパ2を被転写体1から剥離する微細構造転写装置において、スタンパ2は微細パターン2aの形成面の外周部に凹部2bが形成され、スタンパ2の外径Φ3は被転写体1の外径Φ2よりも大きく、かつ微細パターン2aの形成面の外径Φ1は被転写体1の外径Φ2よりも小さいことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、被転写体の表面に、スタンパの微細な凹凸形状を転写(製造)する微細構造転写装置、スタンパおよび微細構造の製造方法に関する。
近年、半導体集積回路は微細化が進んでおり、その微細加工を実現するために、例えばフォトリソグラフィ装置によって半導体集積回路のパターンを形成する際にその高精度化が図られている。その一方で、微細加工のオーダーが露光光源の波長に近づいてきたことで、パターンの形成の高精度化は限界に近づいてきた。そこで、さらなる高精度化を図るために、フォトリソグラフィ装置に代えて荷電粒子線装置の一種である電子線描画装置が用いられるようになった。
しかしながら、電子線描画装置によるパターンの形成は、i線、エキシマレーザ等の光源を使用した一括露光方法によるものと異なって、電子線で描画するパターンが多ければ多いほど露光(描画)時間がかかる。したがって、半導体集積回路の集積化が進むにつれてパターンの形成に要する時間が長くなって、スループットが著しく劣ることとなる。
そこで、電子線描画装置によるパターンの形成の高速化を図るために、各種形状のマスクを組み合わせて、それらに一括して電子線を照射する一括図形照射法の開発が進められている。しかしながら、一括図形照射法を使用する電子線描画装置は大型化すると共に、マスクの位置をより高精度に制御する機構がさらに必要となって装置自体のコストが高くなるという問題がある。
また、他のパターンの形成技術として、所定のスタンパを型押ししてその表面形状を転写するインプリント技術が知られている。このインプリント技術は、形成しようとするパターンの凹凸に対応する凹凸(表面形状)が形成されたスタンパを、例えば所定の基板上に樹脂層を形成して得られる被転写体に型押しするものであり、凹凸幅が50nm以下の微細構造を被転写体の樹脂層に形成することができる。ちなみに、このようなパターンが形成された樹脂層(以下、「パターン形成層」ということがある)は、基板上に形成される薄膜層と、この薄膜層上に形成される凸部からなるパターン層とで構成されている。
このインプリント技術は、大容量記録媒体における記録ビットのパターンの形成や、半導体集積回路のパターンの形成への応用が検討されている。例えば、大容量記録媒体用基板や半導体集積回路用基板は、インプリント技術で形成したパターン形成層の凸部をマスクとして、パターン形成層の凹部で露出する薄膜層部分、およびこの薄膜層部分に接する基板部分をエッチングすることで製造することができる。
インプリント技術では、スタンパを被転写体の表面の樹脂層に型押しした後、スタンパを剥離することで、被転写体の樹脂層に微細構造が形成される。その際、被転写体(基板)の端部やパターン形成層の微細構造、スタンパを破損させないようにスタンパを剥離する技術が重要となる。
スタンパを剥離する方法として、例えば、特許文献1では、スタンパまたは被転写体の一部を押し上げ用の軸棒で押し上げて剥離する方法が開示されている。また、特許文献2では、スタンパの一部を吸着して被転写体の一部から引張り上げる方法が開示されている。さらに、特許文献3、4では、スタンパと被転写体の隙間に楔を押し込んで隙間を押し広げた後、圧縮空気を流入させて剥離する方法が開示されている。
他方、特許文献5では、ウエハをステージ上に真空吸着固定し、平坦性のよいスタンパを角度調整機構が備わった保持機構に固定し、スタンパを転写面に対して斜めに引張る力と、垂直方向に引上げる力をかけて剥離する方法が開示されている。
特開昭63−131352号公報 特開2004−335012号公報 特開2002−197731号公報 特開2005−166241号公報 米国特許第6870301号明細書
しかしながら、前記した従来のスタンパの剥離方法は、以下のような問題を有する。すなわち、特許文献1〜4に開示された剥離方法では、スタンパまたは被転写体の一部に局所的に負荷がかかることから負荷部が歪んだり、破損したりするという問題がある。
また、特許文献5に開示された剥離方法では、特許文献1〜4の方法に比べて、外因による負荷は抑制される。しかしながら、ウエハとスタンパの接触領域がウエハの表面積に近づくとウエハの真空吸着力に限界が生じるので、ウエハの真空吸着力がスタンパを引上げる力よりも小さくなると、スタンパと共にウエハがステージから引き離されてしまい、ウエハとスタンパを剥離することができなくなる。
したがって、特許文献5に開示された剥離方法では、ウエハの真空吸着力をスタンパを引上げる力よりも大きくするために、ウエハとスタンパの接触領域をウエハの表面積よりも小さくする必要があるので、大容量記録媒体用基板のように、同一スタンパで繰り返し転写を必要とする応用製品の量産に適していない。
さらに、例えば大容量記録媒体における記録ビットのパターン形成では、記録ビットの配置ずれを抑制するために被転写体の全面に一回の加圧で微細構造を転写するのが好ましい。
そこで、本発明は、被転写体全面に一回の加圧で微細構造を転写でき、かつスタンパや被転写体の端部に局所的な負荷をかけることなく、同一スタンパで繰り返し転写を可能とする微細構造転写装置、スタンパおよび微細構造の製造方法を提供することを課題とする。
前記課題を解決する本発明は、微細パターンが形成されたスタンパと被転写体とを接触させて、前記被転写体の表面に前記スタンパの微細パターンを転写した後、前記スタンパを前記被転写体から剥離する微細構造転写装置において、前記スタンパは微細パターン形成面の外周部の少なくとも一部に凹部が形成され、前記スタンパの外径は前記被転写体の外径よりも大きく、かつ前記微細パターン形成面の外径は前記被転写体の外径よりも小さいことを特徴とする。
また、前記課題を解決する本発明は、微細パターンが形成されたスタンパと被転写体とを接触させて、前記被転写体の表面に前記微細パターンを転写した後、前記被転写体から剥離するスタンパにおいて、該スタンパは微細パターン形成面の外周部の少なくとも一部に凹部が形成され、前記スタンパの外径は前記被転写体の外径よりも大きく、かつ前記微細パターン形成面の外径は前記被転写体の外径よりも小さいことを特徴とする。
また、前記課題を解決する本発明は、微細パターンが形成されたスタンパと被転写体とを接触させる接触工程と、前記被転写体の表面に前記スタンパの微細パターンを転写する転写工程と、前記スタンパを前記被転写体から剥離する剥離工程とを有する微細構造の製造方法において、前記スタンパは微細パターン形成面の外周部の少なくとも一部に凹部が形成され、前記スタンパの外径は前記被転写体の外径よりも大きく、かつ該被転写体の外径は前記微細パターン形成面の外径よりも大きいことを特徴とする。
本発明によれば、被転写体全面に一回の加圧で微細構造を転写でき、かつスタンパや被転写体の端部に局所的な負荷をかけることなく、同一スタンパで繰り返し転写を可能とする微細構造転写装置、スタンパおよび微細構造の製造方法を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について適宜図面を参照しながら説明する。図1は、実施形態に係る被転写体、スタンパおよび微細パターン形成面の関係を示す図である。
まず、図1に示すように、本発明において、被転写体1、スタンパ2および微細パターン2aの形成面の各外径は、微細パターン2aの形成面の外径をΦ1、被転写体1の外径をΦ2、スタンパ2の外径をΦ3とした場合、Φ1<Φ2<Φ3となっている。
次に、被転写体1とスタンパ2を微細構造転写装置に配置した際の構成について適宜図面を参照しながら説明する。図2は、微細構造転写装置を示す図であり、(a)は構成説明図、(b)は保持機構の配置を説明する図である。なお、図2(a)に示すスタンパは、図2(b)に示すスタンパのA−A断面である。
図2に示すように、微細構造転写装置A1は、昇降機構(図示せず)によって上下に可動するステージ3の上に被転写体1が設置されている。この被転写体1の上方には、スタンパ2が配置されている。スタンパ2の被転写体1の側の面には凹凸形状からなる微細パターン2aが形成されている。また、微細パターン2aの形成面の外周部には凹部2bが形成されており、この凹部2bがスタンパ保持具5によって保持されることで、スタンパ2が保持される。
ステージ3の外周側には、被転写体1の端部に接触して、被転写体1をステージ3の上に保持する保持機構4が設置されている。保持機構4は、水平方向およびステージ3と連動して上下方向に可動する。本実施形態の保持機構4は、図2(b)に示すように、被転写体1に対して4方向に90度の間隔で設置されており、凹部2bの領域内で可動する。これにより、保持機構4がスタンパ2に接触することなく動作するうえ、被転写体1の厚さや外径の誤差に影響されない保持機構4の設計が可能となる。
被転写体1は、略円盤状の部材であって、スタンパ2に形成された微細パターン2aが転写されて、微細構造S(図6参照)が形成されるものである。本実施形態の被転写体1は、基板1aの上に、微細構造Sの形成材料となる光硬化性樹脂1bが塗布されたものである。
基板1aの材料としては、例えば、シリコン、ガラス、アルミニウム合金、樹脂等の各種材料を加工したものが挙げられる。また、このような基板1aは、その表面に金属層、樹脂層、酸化膜層等が形成された多層構造体であってもよい。
基板1a(被転写体1)の外形は、被転写体1の用途に応じて、円形、楕円形、多角形のいずれであってもよく、中心穴が加工されていてもよい。
また、基板1a(被転写体1)の最外直径は、微細構造転写装置A1への各機構の組込み、大容量記録媒体用基板や半導体集積回路用基板への適用等を考慮すると、20mm以上であることが望ましい。
光硬化性樹脂1bとしては、公知のものでよく、樹脂材料に感光性物質を添加したものを使用することができる。また、樹脂材料としては、例えば、主成分がシクロオレフィンポリマー、ポリメチルメタクリレート、ポリスチレンポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリ乳酸、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリビニルアルコール等が挙げられる。
光硬化性樹脂1bの塗布方法としては、ディスペンス法やスピンコート法を使用することができる。
ディスペンス法では、光硬化性樹脂1bが基板1aの表面に滴下される。そして、滴下された光硬化性樹脂1bは、スタンパ2が基板1a(被転写体1)に接触することで基板1aの表面に広がる。ここで、光硬化性樹脂1bの滴下位置が複数の場合、滴下位置の中心間の距離は液滴の直径よりも広く設定することが望ましい。
また、光硬化性樹脂1bを滴下する位置は、形成しようとする微細パターン2aに対応する光硬化性樹脂1bの広がりを予め評価しておき、この評価結果に基づいて定めるとよい。光硬化性樹脂1bは、微細構造S(図6参照)を形成するのに必要な樹脂量と同じか、または多くなるように、滴下する光硬化性樹脂1bの1滴の量、および滴下する位置が調整される。
スピンコート法においては、光硬化性樹脂1bが、微細構造S(図6参照)を形成するのに必要な樹脂量と同じか、または多くなるように、スピン回転速度や光硬化性樹脂1bの粘度が調整される。
なお、基板1aに光硬化性樹脂1bが塗布された本実施形態の被転写体1の他に、本発明で使用できる被転写体1としては、例えば、所定の基板上に、熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂等の他の樹脂からなる薄膜を形成したもの、樹脂のみからなるもの(樹脂製シートを含む)等が挙げられる。
熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂を使用する場合、被転写体1にスタンパ2を押し付けた後、熱可塑性樹脂であれば被転写体1とスタンパ2を冷却し、熱硬化性樹脂であれば被転写体1とスタンパ2を重合温度条件にて保持することで樹脂が硬化する。ちなみに、熱可塑性樹脂を使用する場合には、被転写体1にスタンパ2を押し付ける前に被転写体1の温度を熱可塑性樹脂のガラス転移温度以上とする。そして、樹脂が硬化した後に、被転写体1とスタンパ2とを剥離することで、スタンパ2の微細パターン2aが被転写体1の側に転写された微細構造S(図6参照)を形成することができる。
スタンパ2には、前記したように、被転写体1に転写される微細パターン2aが形成されている。この微細パターン2aを構成する凹凸をスタンパ2の表面に形成する方法としては、例えば、フォトリソグラフィ、集束イオンビームリソグラフィ、電子ビーム描画法、メッキ法等が挙げられる。これらの方法は、形成する微細パターン2aの加工精度に応じて適宜に選択することができる。
本実施形態のスタンパ2は、被転写体1(基板1aに塗布された光硬化性樹脂1b)に、このスタンパ2を介して紫外光を照射する必要があることから、透明性を有する材料で形成されている。このような材料としては、例えば、ガラスや樹脂等が挙げられる。なお、光硬化性樹脂1bに代えて、熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂等の他の樹脂を使用する場合には、不透明な材料、例えば、シリコン、ニッケル、樹脂等であってもよい。
スタンパ2の外形は、加圧方式に応じて、円形、楕円形、多角形のいずれであってもよく、中心穴が加工されていてもよい。また、スタンパ2の表面には、被転写体1(光硬化性樹脂1b)とスタンパ2との剥離を促進するために、フッ素系、シリコーン系等の離型剤を塗布してもよい。
スタンパ2の微細パターン2aの形成面の外周部に形成される凹部2bは、周知の機械による切削加工やミリング加工等によって形成してもよいし、外径の異なる2枚の基板を張り合わせて形成してもよい。
保持機構4は、スタンパ2および微細パターン2aの形成面と接触することがないよう、被転写体1の端部(例えば、被転写体1の面取り加工部や側部等)とのみ接触するようステージ3に設けられている。また、被転写体1と接触する保持機構4の表面は、被転写体1を破損することのない形状、材質であればよく、例えば、金属、樹脂、ガラス等が使用可能である。
保持機構4が、スタンパ2および微細パターン2aに接触することなく、被転写体1を保持するには、図1に示すように、スタンパ2に形成された微細パターン2aの形成面の外径(Φ1)を、被転写体1の外径(Φ2)よりも小さくすることが望ましく、微細パターン2aの形成面の外径と被転写体1の外径との差は0.1mm〜10mmであることが望ましい。
また、保持機構4は、被転写体1をスタンパ2から剥離する際に保持できていればよいことから、少なくとも2方向に設置されていればよい。この場合、微細パターン2aの形成面の外周部に形成される凹部2bは、保持機構4の設置範囲や可動範囲、すなわち、微細パターン2aの形成面の外周部の一部に形成すればよい。
例えば、保持機構4を3方向に120度間隔で設置した場合、図3に示すように、凹部2bは、保持機構4が設置された3方向に対応した微細パターン2aの形成面の外周部の3箇所にそれぞれ形成される構成としてもよい。
また、図4に示すように、凹部2bは、保持機構4の水平方向の可動範囲内にのみ形成される構成としてもよい。すなわち、凹部2bは、保持機構4の水平方向の可動範囲外となるスタンパ2の外周端部付近を残すようにして形成される。なお、図4に示す形態は、保持機構4を3方向に設置した場合に限定されず、例えば、保持機構4を2方向に設置した場合や4方向以上に設置した場合であっても適用することができる。
さらに、図5に示すように、凹部2bは、保持機構4が設置された3方向に対応した微細パターン2aの形成面の外周部の3箇所であって、かつ保持機構4の水平方向の可動範囲内にそれぞれ形成される構成としてもよい。
なお、図3〜5の各図に示す微細構造転写装置(A2〜A4)において、被転写体1、ステージ3およびスタンパ保持具5の構成は、図2に示す微細構造転写装置A1と同様であるから説明を省略する。
次に、本発明の実施形態に係る微細構造転写装置A1の動作について適宜図面を参照しながら説明しつつ、微細構造の製造方法を説明する。図6(a)から(d)は、微細構造の製造方法の工程を示す模式図である。
まず、図6(a)に示すように、基板1aの表面(スタンパ2の側の面)に光硬化性樹脂1bを塗布した被転写体1を、ステージ3の上に設置する。なお、表面に微細パターン2aを形成したスタンパ2は予め、スタンパ保持具5で保持しておく。
次に、図6(b)に示すように、昇降機構(図示せず)によってステージ3を上昇させて、被転写体1をスタンパ2に押付け、光硬化性樹脂1bを基板1aの表面および微細パターン2aに押し広げる。そして、スタンパ2の上方から紫外光UVを照射して光硬化性樹脂1bを硬化させる。
次いで、図6(c)に示すように、保持機構4で被転写体1の外周端部を保持する。このとき、保持機構4は、前記した凹部2bが形成された領域内で、スタンパ2および微細パターン2aの形成面と接触することなく水平方向および上下方向に可動する。
最後に、図6(d)に示すように、昇降機構(図示せず)によってステージ3と保持機構4とを同時に下降させて、被転写体1をスタンパ2から剥離する。
以上のような工程によって、被転写体1の表面(光硬化性樹脂1b)に、スタンパ2の微細パターン2aに対応する微細構造Sが形成される。
微細構造Sが形成された被転写体1は、磁気記録媒体や光記録媒体等の情報記録媒体への適用が可能である。また、このような被転写体1は、大規模集積回路部品や、レンズ、偏光板、波長フィルタ、発光素子、光集積回路等の光学部品、免疫分析、DNA分離、細胞培養等のバイオデバイスへの適用が可能である。
以上説明した微細構造転写装置A1およびスタンパ2は、図1に示すように、スタンパ2の微細パターン2aの形成面の外周部に凹部2bが形成され、スタンパ2の外径Φ3が被転写体1の外径Φ2よりも大きく、かつ微細パターン2aの形成面の外径Φ1が被転写体1の外径Φ2がよりも小さい、すなわち、Φ1<Φ2<Φ3となっている。
これにより、保持機構4が、スタンパ2および微細パターン2aに接触することなく、被転写体1の外周端部を保持することができる。そして、保持機構4をステージ3と共に下降させることで、スタンパ2や被転写体1の端部に局所的な負荷をかけることなく、かつ被転写体1とスタンパ2(微細パターン2a)の接触領域が被転写体1の表面積とほぼ同じであっても、被転写体1をスタンパ2から剥離することができる。
したがって、以上のような微細構造転写装置A1、スタンパ2および微細構造の製造方法によれば、被転写体1の全面に一回の加圧でスタンパ2の微細パターン2aを転写でき、かつスタンパ2や被転写体1の端部を破損することなく、同一スタンパ2で繰り返し転写が可能になる。
次に、実施例を示しながら本発明をさらに具体的に説明する。
(実施例1)
本実施例では、図7に示す微細構造転写装置A5を使用してスタンパ2の微細パターン2aを被転写体1に転写する微細構造の製造方法について説明する。図7は、本実施例で使用した微細構造転写装置の構成説明図である。
図7に示すように、微細構造転写装置A5は、昇降機構6によって上下に可動するステンレス製のステージ3の上に、厚さ0.5mmのシリコーンゴム層(図示せず)を設置して緩衝層とし、この緩衝層上に被転写体1を配置した。このとき、被転写体1の樹脂塗布面とスタンパ2の微細パターン2aの形成面が向きあうように設置した。なお、保持機構4は1つしか記載していないが、図3〜5に示すように、被転写体1に対して3方向に設置されている。また、ステージ3が配置される空間は、減圧室を形成しており、真空ポンプ等の排気装置(図示せず)によって減圧可能となっている。
ここでは、被転写体1として、直径65mm、厚さ0.631mm、中心穴径20mmの磁気記録媒体用ガラス基板を使用した。被転写体1の外周および内周端部には幅0.15mm、角度45度の面取り部を加工した。
スタンパ2には最外直径100mm、厚さ3mmの石英基板を使用した。そしてスタンパ2には、直径で23mmから63mmまでの微細パターン2aの形成面に、フォトリソグラフィ法にて幅2μm、ピッチ4μm、深さ80nmの微細パターン2a(以下、溝パターンということがある)を同心円状に形成した。この溝パターンは、中心穴の中心軸と同心となるように配置した。微細パターン2aの形成面の外周部には、直径で64mmから100mmの領域に深さ0.5mmの凹部2bを切削で加工した。また、スタンパ2の表面(被転写体1の側の面)にはフッ素を含んだ離型層を形成した。
被転写体1(磁気記録媒体用ガラス基板)の表面(スタンパ2の側の面)には、ディスペンス法で樹脂(図示せず)を滴下した。具体的には、ノズルが512(256×2列)個配列され、ピエゾ方式で樹脂を吐出する塗布ヘッドで樹脂を塗布した。塗布ヘッドのノズル間隔は、列方向に70μm、列間140μmである。各ノズルからは約5pLの樹脂が吐出されるように制御した。
本実施例で使用した樹脂は、感光性物質を添加したアクリレート系樹脂であり、粘度が4mPa・sになるように調合した。
被転写体1の表面における樹脂の吐出位置は、スタンパ2と被転写体1を加圧することで求められる樹脂1滴分の広がりを考慮して決定した。具体的には、被転写体1の表面に樹脂を滴下し、スタンパ2を押し当てた結果、樹脂は微細パターン2aの溝パターンに対して、溝パターンと垂直方向(被転写体1の半径方向)に約140μm、溝パターンと平行方向(被転写体1の周回方向)に約850μmとなる楕円状に広がった。これより、樹脂の滴下ピッチは、被転写体1の直径20mmから25mmの範囲で、半径方向に80μm、周回方向に510μmとした。
保持機構4は、被転写体1に対して3方向に120度間隔で設置した。また、各保持機構4がそれぞれ被転写体1の全外円周部の1/6ずつを保持するよう、被転写体1との接触部を作製した。各保持機構4の先端部には、被転写体1の外周端部に加工した面取り部に引っかかる長さ0.3mmの爪を取り付けた。保持機構4と被転写体1が接触する部位は、成形性、耐久性を考慮してピーク材とした。保持機構4の水平方向の可動範囲は、被転写体1の中心軸から65mm〜75mmとし、被転写体1の搬入および搬出時には保持機構4を外周方向に退避させる構成とした。
次に、微細構造転写装置A5を使用した微細構造の製造方法について説明する。
まず、被転写体1をステージ3の上に設置した後、真空ポンプ(図示せず)によって被転写体1およびスタンパ2の表面の雰囲気を減圧した。次に、昇降機構6によってステージ3を上昇させて、被転写体1とスタンパ2とを加圧した。加圧時の荷重は1kNとした。被転写体1とスタンパ2を加圧した状態で、スタンパ2の裏面側(上方)に設置した光源(図示せず)からスタンパ2を介して紫外光を照射し、樹脂を硬化させた。樹脂が硬化した後、保持機構4で被転写体1を保持し、昇降機構6によってステージ3を下降することで、被転写体1がスタンパ2から剥離した。そして、保持機構4を外周方向に可動して退避させた後、被転写体1を取り出すことで、スタンパ2の表面に形成した微細パターン2aに対応する、幅2μm、ピッチ4μm、深さ80nmの溝パターン(微細構造)が形成された被転写体1を作製した。
なお、本実施例では、減圧雰囲気下でスタンパ2と被転写体1とを接触させているが、これに限定されず、大気圧雰囲気下でスタンパ2と被転写体1とを接触させるものであってもよい。
(実施例2)
本実施例では、図8に示す微細構造転写装置A6を使用してスタンパ2の微細パターン2aを被転写体1に転写する微細構造の製造方法について説明する。図8は、本実施例で使用した微細構造転写装置を示す図であり、(a)は構成説明図、(b)は、送気路の開口の配置を示す模式図である。
なお、本実施例で使用した微細構造転写装置A6は、ステージ3の構造および加圧方式が実施例1と異なっているので、ここでは主にステージ3の構造および加圧方式について説明する。その他の構成は実施例1と同様である。
図8(a)に示すように、微細構造転写装置A6は、ステージ3の上面に加圧された流体が流通する複数の流路Hを備えている。そして、これらの流路Hのそれぞれは、昇降機構6の内部およびステージ3を通過してステージ3の上面で開口している。
図8(b)に示すように、ステージ3の上面における流路Hの開口は、5つの同心円上に並んでいる。そして、同じ同心円上で開口同士が並ぶ各流路Hは、相互に同じ配管に接続されている。具体的には、図8(b)に示すように、ステージ3の上面で開口が最も内側の同心円上に並ぶ流路Hは環状の配管P1に接続され、その外側の同心円上に並ぶ流路Hは環状の配管P2に接続されているというように、順次外側に向かって配管P3、配管P4および配管P5にそれぞれ接続されている。なお、これらの配管P1〜P5は、昇降機構6の内部に配置されている。そして、これらの配管P1〜P5には、各配管P1〜P5の内部を流れる流体の圧力を調節する圧力調整機構B1〜B5がそれぞれ接続されている。圧力調整機構B1〜B5は、同じ同心円上の流路Hの開口から同じ圧力の流体を噴出させるように圧力を調節する。
次に、微細構造転写装置A6の動作について説明しつつ、微細構造の製造方法を説明する。ここでは、実施例1と同じ被転写体1およびスタンパ2を使用した。
まず、被転写体1をステージ3の上に設置した後、ステージ3の各流路Hの開口から流体を噴出させると、被転写体1の下面がステージ3の上面から離れて、被転写体1の上面がスタンパ2に接触する。次に、最も内周側の配管P1を介してステージ3の流路Hの開口から流体を噴出させ、配管P1の内部の流体の圧力を最も高くするように、そして配管P2から配管P5まで段階的に圧力を低くするように調整することで、被転写体1の上面では、その中央部が最も大きな力でスタンパ2に加圧され、被転写体1の中央部から周囲に向かうほど加圧される力が次第に小さくなる。このような圧力分布で加圧することで、樹脂(図示せず)はスタンパ2と被転写体1との間に押し広げられる。
そして、樹脂を実施例1と同様にして硬化させた後に、配管P1〜P5からの流体噴出を止めた。そして、実施例1と同様にして被転写体1をスタンパ2から剥離することで、スタンパ2の表面に形成した微細パターンに対応する、幅2μm、ピッチ4μm、深さ80nmの溝パターン(微細構造)が形成された被転写体1を作製した。
以上のような微細構造転写装置A5、A6および微細構造の製造方法では、被転写体1やスタンパ2の面内に局所的な負荷をかけることなく、かつ微細構造や微細パターン2aの形成面を損傷させることなく被転写体1をスタンパ2から剥離することができる。さらに、被転写体1の微細構造形成領域が被転写体1の表面積とほぼ同じであっても、被転写体1をスタンパ2から剥離することができる。
(実施例3)
本実施例では、実施例2の微細構造転写装置A6(図8参照)を使用して大容量磁気記録媒体(ディスクリートトラックメディア)用の微細パターンが転写されたものを作製した。ここでは、実施例1と同じ被転写体1を使用した。
スタンパ2には、直径64mm、厚さ0.5mmの石英基板と、直径100mm、厚さ1.5mmの石英基板とを張り合わせたものを使用した。張り合わせには、UV硬化性の接着剤を使用した。直径64mm、厚さ0.5mmの石英基板には、周知の電子線直接描画法で幅50nm、深さ80nm、ピッチ100nmの溝を同心円状に形成した。このとき、同心円状の溝の中心軸が、被転写体1の中心穴の中心軸と一致するように配置した。
ガラスディスク基板の表面には、ディスペンス法で樹脂を滴下した。具体的には、ノズルが512(256×2列)個配列され、ピエゾ方式で樹脂を吐出する塗布ヘッドで樹脂を塗布した。塗布ヘッドのノズル間隔は、列方向に70μm、列間140μmである。各ノズルからは約5pLの樹脂が吐出されるように制御した。樹脂の滴下ピッチは、半径方向に150μm、周回方向に270μmとした。
本実施例で使用した樹脂は、感光性物質を添加したアクリレート系樹脂であり、粘度が4mPa・sになるように調合した。
実施例2と同じ方法で、ガラスディスク基板の表面に、スタンパ2の表面に形成した微細パターン2aに対応する、幅50nm、深さ80nm、ピッチ100nmの溝パターン(微細構造)が形成された被転写体1を作製した。図9は、本実施例で作製した微細構造の断面を示す電子顕微鏡写真である。
(実施例4)
本実施例では、実施例3と同じ方法で大容量磁気記録媒体(パターンドメディア)用の微細パターンが転写されたものを作製した。ここでは、実施例1と同じ被転写体1を使用した。
スタンパ2には、実施例3と同じ寸法の2枚の石英基板を張り合わせたものを使用した。直径64mm、厚さ0.5mmの石英基板には、周知の電子線直接描画法で直径25nm、深さ60nm、ピッチ45nmの穴を同心円状に配列した微細パターンを形成した。このとき、同心円状の溝の中心軸が、被転写体1の中心穴の中心軸と一致するように配置した。
実施例3と同じ方法で、ガラスディスク基板の表面に、スタンパ2の表面に形成した微細パターンに対応する、直径25nm、高さ60nm、ピッチ45nmの穴が同心円状に配列したパターン(微細構造)が形成された被転写体1を作製した。図10は、本実施例で作製した微細構造を示す原子間力顕微鏡像である。
(実施例5)
本実施例では、本発明の微細構造の製造方法を使用したディスクリートトラックメディアの製造方法について適宜図面を参照しながら説明する。図11の(a)から(d)は、ディスクリートトラックメディアの製造工程の説明図である。
まず、図11(a)に示すように、実施例3で得られた、ガラス基板22の上に、スタンパ2の表面形状が転写された光硬化性樹脂からなるパターン形成層21を有するものを準備した。
次に、パターン形成層21をマスクとして、周知のドライエッチング法でガラス基板22の表面を加工した。その結果、図11(b)に示すように、ガラス基板22の表面には、パターン形成層21のパターンに対応する凹凸が削り出された。本実施例でのドライエッチングにはフッ素系ガスを使用した。なお、ドライエッチングは、パターン形成層21の薄層部分を酸素プラズマエッチングで除去した後、フッ素系ガスで露出したガラス基板22をエッチングするように行ってもよい。
次に、図11(c)に示すように、凹凸が形成されたガラス基板22に、プリコート層、磁区制御層、軟磁性下地層、中間層、垂直記録層、および保護層からなる磁気記録媒体形成層23を公知のDCマグネトロンスパッタリング法により形成した。本実施例の磁区制御層は非磁性層および反強磁性層で形成されている。
次に、図11(d)に示すように、磁気記録媒体形成層23の上に、非磁性体27を付与することで、ガラス基板22の表面を平坦化した。以上のような工程により、面記録密度200Gbpsi相当のディスクリートトラックメディアM1を得た。
(実施例6)
本実施例では、実施例5と同じ方法(図11参照)でパターンドメディアを作製した。
実施例4で得られた、ガラス基板22の上に、実施例5と同じ方法でガラス基板のドライエッチングを行い、磁気記録媒体形成層を形成して、面記録密度300Gbpsi相当のパターンドメディアを得た。
(実施例7)
本実施例では、本発明の微細構造の製造方法を使用したディスクリートトラックメディアの製造方法について適宜図面を参照しながら説明する。図12の(a)から(e)は、ディスクリートトラックメディアの製造工程の説明図である。
本実施例では、実施例3で得られた、パターン形成層21を有するガラス基板22に代えて、次のような基板を準備した。この基板は、図12(a)に示すように、ガラス基板22の上に軟磁性下地層25が形成されたものである。そして、この基板上に、実施例3と同様に微細構造転写装置A6(図8参照)を使用して、スタンパ2の表面形状が転写された光硬化性樹脂からなるパターン形成層21を形成した(図12(b))。
次に、パターン形成層21をマスクとして、周知のドライエッチング法で軟磁性下地層25の表面を加工した。その結果、図12(c)に示すように、軟磁性下地層25の表面には、パターン形成層21のパターンに対応する凹凸が削り出された。本実施例でのドライエッチングにはフッ素系ガスを使用した。
次に、図12(d)に示すように、凹凸が形成された軟磁性下地層25の表面に、プリコート層、磁区制御層、軟磁性下地層、中間層、垂直記録層、および保護層からなる磁気記録媒体形成層23を公知のDCマグネトロンスパッタリング法により形成した。本実施例の磁区制御層は非磁性層および反強磁性層で形成されている。
次に、図12(e)に示すように、磁気記録媒体形成層23の上に、非磁性体27を付与することで、軟磁性下地層25の表面を平坦化した。以上のような工程により、面記録密度200Gbpsi相当のディスクリートトラックメディアM2を得た。
(実施例8)
本実施例では、本発明の微細構造の製造方法を使用したディスクリートトラックメディア用ディスク基板の製造方法について適宜図面を参照しながら説明する。図13の(a)から(e)は、ディスクリートトラックメディア用ディスク基板の製造工程の説明図である。
図13(a)に示すように、ガラス基板22の表面に、予めノボラック系の樹脂材料を塗布して平坦層26を形成した。この平坦層26の形成方法としては、例えば、スピンコート法や平板で樹脂を押し当てる方法等が挙げられる。次に、図13(b)に示すように、平坦層26の上にシリコンを含有させた樹脂材料を塗布し、本発明の微細構造の製造方法によってパターン形成層21を形成した。
そして、図13(c)に示すように、パターン形成層21の薄層部分を、フッ素系ガスを使用したドライエッチングで除去した。次に、図13(d)に示すように、残されたパターン形成層21の部分をマスクとして、酸素プラズマエッチングで平坦層26を除去した。次に、パターン形成層21をマスクとして、周知のドライエッチング法でガラス基板22の表面を加工して、面記録密度200Gbpsi相当のディスクリートトラックメディアに使用されるディスク基板M3を得た(図13(e))。
(実施例9)
本実施例では、本発明の微細構造の製造方法を使用したディスクリートトラックメディア用ディスク基板の製造方法について適宜図面を参照しながら説明する。図14の(a)から(e)は、ディスクリートトラックメディア用ディスク基板の製造工程の説明図である。
図14(a)に示すように、ガラス基板22の表面に感光性物質を添加したアクリレート系樹脂を塗布すると共に、本発明の微細構造の製造方法を使用してガラス基板22の上にパターン形成層21を形成した。本実施例では、形成しようとするパターンと凹凸が反転した凹凸を有するパターンをガラス基板22の上に形成した。次に、図14(b)に示すように、パターン形成層21の表面に、シリコンおよび感光性物質を含む樹脂材料を塗布して、平坦層26を形成した。平坦層26の形成方法としては、例えば、スピンコート法や平板で樹脂を押し当てる方法等が挙げられる。
そして、図14(c)に示すように、平坦層26の表面をフッ素系ガスでエッチングして、パターン形成層21の最上面を露出させた。次いで、図14(d)に示すように、残った平坦層26をマスクとして、パターン形成層21を酸素プラズマエッチングで除去して、ガラス基板22の表面を露出させた。そして、図14(e)に示すように、露出させたガラス基板22の表面をフッ素系ガスでエッチングして、面記録密度200Gbpsi相当のディスクリートトラックメディアに使用されるディスク基板M4を得た。
(実施例10)
本実施例では、本発明の微細構造の製造方法を使用した多層配線基板の製造方法について説明する。図15の(a)から(l)は、多層配線基板の製造方法の工程説明図である。
図15(a)に示すように、シリコン酸化膜32と銅配線33とで構成された多層配線基板31の表面にレジスト42を形成した後、例えば、実施例1と同じ方法でスタンパ(図示せず)によるパターン転写を行った。なお、パターン転写を行う前に、スタンパと基板との相対位置合せを行い、基板上の所望の位置に所望の配線パターンが転写されるようにした。
次に、多層配線基板31の露出領域43をCF/Hガスによってドライエッチングすることで、図15(b)に示すように、多層配線基板31の表面の露出領域43を溝形状に加工した。次に、レジスト42をRIEによりレジストエッチングした。レジスト42の段差の低い部分が除去されるまでレジストエッチングを行うと、図15(c)に示すように、レジスト42の周囲で多層配線基板31の露出領域43が拡大する。この状態から、さらに露出領域43のドライエッチングを行うことによって、図15(d)に示すように、先に形成した溝の深さが銅配線33に到達することとなる。
次に、レジスト42を除去して、図15(e)に示すように、表面に溝形状を有する多層配線基板31を得た。多層配線基板31の表面には、金属膜(図示せず)を形成した後に、電解メッキを施して、図15(f)に示すように、金属メッキ膜34を形成した。その後、多層配線基板31のシリコン酸化膜32が露出するまで金属メッキ膜34の研磨を行う。以上のような工程により、図15(g)に示すように、金属メッキ膜34からなる金属配線を表面に有する多層配線基板31を得た。
ここで、多層配線基板31を作製するための他の工程を説明する。
図15(a)で示した状態から露出領域43のドライエッチングを行う際に、図15(h)に示すように、多層配線基板31の内部の銅配線33に到達するまでエッチングを行う。次に、レジスト42をRIEによりエッチングして、図15(i)に示すように、段差の低いレジスト42部分を除去する。そして、図15(j)に示すように、多層配線基板31の表面に、スパッタによる金属膜35を形成する。次いで、レジスト42をリフトオフで除去することで、図15(k)に示すように、多層配線基板31の表面に部分的に金属膜35が残った構造が得られる。次に、残った金属膜35に無電解メッキを施すことによって、図15(l)に示すように、金属メッキ膜34からなる金属配線を表面に有する多層配線基板31が得られる。
このように本発明を多層配線基板31の製造に適用することで、高い寸法精度を持つ金属配線を形成することができる。
実施形態に係る被転写体、スタンパおよび微細パターン形成面の関係を示す図である。 実施形態に係る微細構造転写装置を示す図であり、(a)は構成説明図、(b)は保持機構の配置を説明する図である。 実施形態に係る微細構造転写装置を示す図であり、(a)は構成説明図、(b)は保持機構の配置を説明する図である。 実施形態に係る微細構造転写装置を示す図であり、(a)は構成説明図、(b)は保持機構の配置を説明する図である。 実施形態に係る微細構造転写装置を示す図であり、(a)は構成説明図、(b)は保持機構の配置を説明する図である。 (a)から(d)は、微細構造の製造方法の工程を示す模式図である。 実施例1で使用した微細構造転写装置を示す構成説明図である。 実施例2で使用した微細構造転写装置を示す図であり、(a)は構成説明図、(b)は送気路の開口の配置を示す模式図である。 実施例3で作製した微細構造の断面を示す電子顕微鏡写真である。 実施例4で作製した微細構造を示す原子間力顕微鏡像である。 (a)から(d)は、ディスクリートトラックメディアの製造工程の説明図である。 (a)から(e)は、ディスクリートトラックメディアの製造工程の説明図である。 (a)から(e)は、ディスクリートトラックメディア用ディスク基板の製造工程の説明図である。 (a)から(e)は、ディスクリートトラックメディア用ディスク基板の製造工程の説明図である。 (a)から(l)は、多層配線基板の製造方法の工程説明図である。
符号の説明
1 被転写体
2 スタンパ
2a 微細パターン
2b 凹部
3 ステージ
4 保持機構
A1 微細構造転写装置
A2 微細構造転写装置
A3 微細構造転写装置
A4 微細構造転写装置
A5 微細構造転写装置
A6 微細構造転写装置
S 微細構造

Claims (8)

  1. 微細パターンが形成されたスタンパと被転写体とを接触させて、前記被転写体の表面に前記スタンパの微細パターンを転写した後、前記スタンパを前記被転写体から剥離する微細構造転写装置において、
    前記スタンパは微細パターン形成面の外周部の少なくとも一部に凹部が形成され、
    前記スタンパの外径は前記被転写体の外径よりも大きく、かつ前記微細パターン形成面の外径は前記被転写体の外径よりも小さいことを特徴とする微細構造転写装置。
  2. 前記微細パターン形成面と前記被転写体との外径差は0.1mm〜10mmであることを特徴とする請求項1に記載の微細構造転写装置。
  3. 前記微細構造転写装置は、前記被転写体を設置するステージに設けられた保持機構を備え、該保持機構は、前記凹部の領域内で前記被転写体の端部を保持することを特徴とする請求項1に記載の微細構造転写装置。
  4. 前記スタンパは透明体であることを特徴とする請求項1に記載の微細構造転写装置。
  5. 微細パターンが形成されたスタンパと被転写体とを接触させて、前記被転写体の表面に前記微細パターンを転写した後、前記被転写体から剥離するスタンパにおいて、
    該スタンパは微細パターン形成面の外周部の少なくとも一部に凹部が形成され、
    前記スタンパの外径は前記被転写体の外径よりも大きく、かつ前記微細パターン形成面の外径は前記被転写体の外径よりも小さいことを特徴とするスタンパ。
  6. 前記微細パターン形成面と前記被転写体との外径差は0.1mm〜10mmであることを特徴とする請求項5に記載のスタンパ。
  7. 微細パターンが形成されたスタンパと被転写体とを接触させる接触工程と、
    前記被転写体の表面に前記スタンパの微細パターンを転写する転写工程と、
    前記スタンパを前記被転写体から剥離する剥離工程とを有する微細構造の製造方法において、
    前記スタンパは微細パターン形成面の外周部の少なくとも一部に凹部が形成され、
    前記スタンパの外径は前記被転写体の外径よりも大きく、かつ該被転写体の外径は前記微細パターン形成面の外径よりも大きいことを特徴とする微細構造の製造方法。
  8. 前記剥離工程の前に、前記被転写体を設置するステージに設けられた保持機構が、前記凹部の領域内で前記被転写体の端部を保持する保持工程をさらに有することを特徴とする請求項7に記載の微細構造の製造方法。
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