JP4596981B2 - インプリント装置、及び微細構造転写方法 - Google Patents

インプリント装置、及び微細構造転写方法 Download PDF

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Description

本発明は、表面に微細な凹凸を有するスタンパと被転写体を加圧し、前記被転写体表面に前記スタンパの凹凸形状を転写するインプリント装置および微細構造転写方法に関する。
近年、半導体集積回路は微細化,集積化が進んでおり、その微細加工を実現するためのパターン転写技術としてフォトリソグラフィ装置の高精度化が進められてきた。しかし、加工方法が光露光の光源の波長に近づき、リソグラフィ技術も限界に近づいてきた。そのため、さらなる微細化,高精度化を進めるために、リソグラフィ技術に代わり、荷電粒子線装置の一種である電子線描画装置が用いられるようになった。
電子線を用いたパターン形成は、i線、エキシマレーザー等の光源を用いたパターン形成における一括露光方法とは異なり、マスクパターンを描画していく方法をとるため、描画するパターンが多ければ多いほど露光(描画)時間がかかり、パターン形成に時間がかかることが欠点とされている。そのため、256メガ、1ギガ、4ギガと、集積度が飛躍的に高まるにつれ、その分パターン形成時間も飛躍的に長くなることになり、スループットが著しく劣ることが懸念される。そこで、電子ビーム描画装置の高速化のために、各種形状のマスクを組み合わせそれらに一括して電子ビームを照射して複雑な形状の電子ビームを形成する一括図形照射法の開発が進められている。この結果、パターンの微細化が進められる一方で、電子線描画装置を大型化せざるを得ないほか、マスク位置をより高精度に制御する機構が必要になるなど、装置コストが高くなるという欠点があった。
これに対し、微細なパターン形成を低コストで行うためのインプリント技術がある。これは、基板上に形成したいパターンと同じパターンの凹凸を有するスタンパを、被転写基板表面に形成されたレジスト膜層に対して型押し、スタンパを剥離することで所定のパターンを転写する技術であり、シリコンウエハをスタンパとして用い、25ナノメートル以下の微細構造を転写により形成可能であるとしている。そして、インプリント技術は大容量記録媒体の記録ビット形成、半導体集積回路パターン形成等への応用が検討されてきている。
インプリント技術で、大容量記録媒体基板や半導体集積回路基板上に微細パターンを高精度に転写するには、表面に微細なうねりを有する被転写基板表面上のパターン転写領域に均一に圧力が加わるよう、スタンパを押し付ける必要がある。例えば、下記特許文献1では、スタンパを被転写基板表面の一部に機械的に押し付けることで微細パターンを転写する技術が開示されている。しかしながら、スタンパ表面を被転写基板表面のうねりに追従させるためには、一回の加圧で可能とする転写領域が拡大するにつれてパターン転写が困難になる。
大面積への均一加圧を行うために、例えば、下記特許文献2では、スタンパ又は被転写基板とプレスヘッドとの間に応力緩衝材層を設置することで加圧力の均等にする技術が開示されている。また、下記特許文献3では、応力緩衝材層の変わりに流体を封入する室を、スタンパ又は被転写基板の背面に設ける技術が開示されている。更に、下記特許文献4では、スタンパ及び被転写基板を内部圧力の調整が可能な容器内に配置し、容器内圧力を減圧したのち、容器内にガス等の流体を封入し、スタンパ及び被転写基板全体に均一な圧力をかける技術が開示されており、最大200mm直径のウエハ上に微細パターンを形成している。
米国特許第6696220号明細書 特開2003−157520号公報 米国公開2003年第0189273号公報 米国特許第6482742号明細書
しかし、従来の技術では、スタンパや被転写基板の表面状態や外観形状に合せた面内圧力分布制御が不可能であるうえ、スタンパが大きくなるにつれて加圧直後にスタンパを被転写基板から剥離するのが困難になるという問題がある。
そこで、本発明の目的は、インプリント装置及び微細構造転写方法において、スタンパを被転写基板表面へ均一に加圧でき、スタンパや被転写基板の表面状態や外観形状に合せた面内圧力分布制御が可能であるうえ、加圧直後にスタンパを被転写基板から剥離可能にすることにある。
本発明は、インプリント装置及び微細構造転写方法において、スタンパと被転写体の加圧時にスタンパ又は被転写体の少なくとも一方の裏面から流体を噴出するようにしたことにある。
流体は、スタンパ又は被転写体の少なくとも一方の裏面に配置したステージに設けられた複数の孔から噴出される。さらに、スタンパを被転写体から剥離する際には、前記複数の孔又は溝から減圧してスタンパ又は被転写基板をステージに吸着する。
本発明により、インプリント装置及び微細構造転写方法において、スタンパを被転写基板表面へ均一に加圧でき、スタンパや被転写基板の表面状態や外観形状に合せた面内圧力分布制御が可能であるうえ、加圧直後にスタンパを被転写基板から剥離可能になった。
前記複数の孔は、複数の圧力調整系統に分割されているとよい。前記複数の孔又は前記複数の孔とつながったステージの表面に加工され多複数の溝をステージ中心部から外周に向かって放射状に配置し加圧時に中心部から外周に向かって順に流体を噴出するよう圧力調整系統を制御することができる。又、複数の孔又は溝と同心円状あるいはスパイラル状に配置することで同様に圧力系統を制御することができる。また、磁気記録媒体用基板のように中心孔を有する基板へ転写を行う場合、中心孔に相当する位置に流体を噴出せず、加圧しない。
前記圧力調整系統は、加圧機構のみならず減圧機構も有するとよい。さらに、スタンパの剥離時に外周から中心部に向かって順に減圧するように圧力調整系統を制御することで、スタンパをスタンパ外周からステージに吸着させ、剥離を促進させることができる。また、磁気記録媒体用基板のように中心孔を有する基板から剥離する場合、中心孔に相当する位置にのみ加圧し、基板側から中心孔を通してスタンパに流体を噴出し、剥離を促進させるとよい。
スタンパと被転写体の加圧、前記スタンパの剥離は、圧力調整機能を有する同一チャンバ内で行うとよい。前記チャンバ内はスタンパ被転写体の加圧前に減圧、スタンパの剥離前に加圧するとよい。
スタンパを被転写体から剥離する際、前記スタンパと前記被転写体との界面に流体を加圧して剥離を促進させてもよい。
スタンパを被転写体から剥離する際、前記スタンパ又は被転写体のいずれか一方の裏面より冷却した流体を噴出させ、スタンパと被転写体の線膨張係数差を利用して剥離を促進させてもよい。
スタンパ又は被転写体のいずれか一方の裏面には流体を噴出するステージを設置し、前記ステージを設置しないスタンパ又は被転写体の裏面にはバックアッププレートを設置して前記バックアッププレートに密着固定することで、前記バックアッププレートに密着固定したスタンパ又は被転写体の加圧転写時の変形を抑制できる。前記バックアッププレートへ固定方法として、真空吸着、接着等が挙げられる。
前記バックアッププレートに固定されたスタンパ又は前記被転写体の裏面には応力緩衝層を介在させてバックアッププレートに固定してもよい。
前記バックアッププレートの厚みは、前記バックアッププレートに密着固定したスタンパ又は前記被転写体の厚みよりも厚くすることで、前記バックアッププレートに密着固定したスタンパ又は被転写体の加圧転写時の変形を防ぐことができる。また本発明ではスタンパの厚みを予め厚くしておき、バックアッププレート一体型スタンパを用いてもよい。
スタンパ又は被転写体のいずれか一方の裏面に設置した流体を噴出するステージ裏側に、球面座と球面座受けを備えることで、スタンパと前記被転写基板の平行出しを行える。
スタンパ又は被転写体のいずれか一方の裏面に設置した流体を噴出するステージ裏側に、被転写面内方向への移動機構を備えることで、前記スタンパと前記被転写基板の相対位置を合せることができる。
スタンパ又は被転写体のいずれか一方の裏面に設置した流体を噴出するステージ裏側に、被転写面に対して垂直方向へ移動させるための弾性円板ガイドを備えることで、垂直方向への移動の際に水平方向へのずれを最小限に抑えることができる。さらに、前記ステージ裏側に圧力容器室を設け、圧力容器室に圧力を加えることで前記ステージを被転写面に対して垂直方向へ移動させる機能を持たせることで、ステージ移動時の振動を最小限に抑えることができる。また、前記ステージの被転写面に対する垂直方向の位置検出器を設けて、検出器の計測結果をもちいて前記圧力容器室内の圧力を制御することで、スタンパと被転写体との間隔を微調整できる。
本発明で使用されるスタンパは転写されるべき微細な凹凸パターンを有するものであり、凹凸パターンを形成する方法は特に制限されない。例えばフォトリソグラフィ、集束イオンビームリソグラフィ或いは電子ビーム描画法、メッキ法等が所望する加工精度に応じて選択される。スタンパの材料にはシリコン、ガラス、ニッケル、樹脂等が使用可能であり、強度と要求される加工性を有するものであればよい。
本発明で使用される被転写体は、基板上に塗布された樹脂薄膜、樹脂製基板、樹脂製シート等、基板表面の所望する微細加工精度が得られるものが好ましい。好適な樹脂材料として、主成分がシクロオレフィンポリマー、ポリメチルメタクリレート、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリ乳酸、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリビニルアルコール等であり、これらの材料に感光性物質を添加した合成材料もある。また、樹脂薄膜を塗布する際の基板として、シリコン、ガラス、アルミニウム合金、樹脂等の各種材料を加工して使用することができる。
以下に発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は、本発明の、微細な凹凸を有するスタンパと被転写体を加圧した後前記スタンパを剥離する機構を有するチャンバ100の断面を概略的に示している。チャンバ100内には気圧の減圧及び加圧が可能になるよう設定されている。前記チャンバの下部ステージ101には複数の孔103と溝104が加工されており、前記孔103は図示しない圧力調整系統に接続されている。前記圧力調整系統は減圧及び加圧機能を有し、前記孔103で真空吸着及び流体の噴出を可能とする。またステージ101の下部には、ステージ101が水平及び垂直方向に移動できる機能を備えている。前記ステージ101の上面にはバックアッププレート102が設置されている。バックアッププレート102表面には後述するスタンパ107を真空吸着固定するための溝105が加工されている。
図2(a)〜(e)を用いて、本発明のインプリント方法を説明する。
あらかじめ、石英基板表面に微細な凹凸を加工したスタンパ107と、シリコン基板上に感光性物質を添加した樹脂薄膜層を形成した被転写体106を準備する。前記スタンパ107は、バックアッププレート102に真空吸着で固定されている。前記被転写体106は、図示しない搬送機構でステージ101上に配置され、真空吸着で固定さている(図2(a))。
ステージ101とバックアッププレート102は、予めスタンパ107と被転写体106の接触面が平行になるよう傾きが調整されている。スタンパ201と被転写体202との水平方向の相対位置を合せるため設けられたバックアッププレート上部に配置される光学カメラ108で、予め設けられたスタンパ107と被転写体106それぞれのアライメント用マークを同時に認識できる高さにまでステージ101を上昇させた後、前記アライメントマークが合うようステージ101を水平に移動させてアライメントを行う(図2(b))。
アライメント後、チャンパ100内を、スタンパ107と被転写体106の吸着固定がはずれない程度に減圧する。そして、ステージ101に加工された孔103から窒素等の流体を噴出させて、被転写体106をスタンパ107へ加圧密着させる。このとき、被転写体の裏面はステージ101とは非接触状態にある。加圧密着後バックアッププレート上部に配置した紫外(UV)光照射系215からUV光を発光し、バックアッププレート102とスタンパ107を通して、被転写体表面の感光性物質を添加した樹脂薄膜層に照射し、樹脂薄膜層を硬化する(図2(c))。
前記樹脂薄膜層を硬化後にUV光の発光を止め、チャンバ100内を加圧する。ステージ101を被転写体106に近づけ、ステージ101に加工された孔103で被転写体106をステージ101に真空吸着し、ステージ101を下降させて被転写体106をスタンパ107から剥離する(図2(d))。
結果として、スタンパ107の表面に形成した微細な凹凸パターンが転写された、被転写体106が得られる(図2(e))。
次にチャンバ内気圧の減圧及び加圧機構の一例を説明する。図3はチャンバ300の断面を示している。スタンパ107と被転写体106の接触面に触れる空間の圧力を可変とするために、バックアッププレート102とバックアッププレート固定ブロック301でチャンバ300を構成する。固定ブロック301の一部に、図示しない圧力調整機構と接続されている貫通孔302を設ける。そして前記圧力調整機構により貫通孔302を通して、チャンバ300内の減圧及び加圧を行う。
続いてスタンパと被転写体の水平方向の相対位置を調整するために、ステージを水平方向へ移動する機構の一例を、図3を用いて説明する。簡単のため、1次元方向(図3において左右)への移動を説明する。ステージ101と連結しているアーム303は、固定ブロック301のガイド溝304に挿入されている。そして図示しない圧力調整機構と接続されている貫通孔305を介して、左右どちらかのガイド溝304に圧力を加えることで、ステージ101が圧力を加えた側とは反対の方向へ移動するいわゆるエアーベアリングシール機構306である。その際、アーム303とガイド溝304との間には2〜3μmの隙間が生じるよう、高精度に加工しておくことで、滑らかなステージ101の移動が可能になる。
次にスタンパと被転写体の接触面を平行にするための平行調整機構の一例を説明する。図4は平行調整機構の断面を示している。ステージ101下部には球面座401が取り付けられており、球面座401は球面座受け402で支持されている。最初、前記球面座401と球面座受け402の隙間403は大気圧下にあり、ステージ101は球面座受け上で傾斜する。このとき、ステージ101が極端に傾きすぎないよう、高さ制御ピン404でステージ101の傾き限度を制御している。例えば図3に示すチャンバ300内にステージ410上に被転写体と同じ基板を設置し、ステージ410球面座受け402と共に上昇させてスタンパに軽く押し当てることで、基板とスタンパの表面が平行になる。基板をスタンパに軽く押し当てた状態で、隙間403を真空状態にすることで、球面座401が球面座受け402に密着固定される。ステージ101と球面座受け402と共に下げることで、スタンパと被転写体の接触面を平行に保つことが可能になる。
続いてステージの上昇下降機構の一例を説明する。図5は上昇下降機構の断面を示している。ステージ501と前記ステージ下部に接続されているステージ上昇機構503は圧力調整を可能とするチャンバ500内に設置されている。ステージ上昇機構503は、2枚の平行弾性円板504、505を用いたガイド機構を設け、ステージの上昇下降時の水平方向への位置ずれを最小限に抑える。そして、前記平行弾性円板504、505はチャンバ内503を3つの空間に分離しており、上部平行弾性円板504で区切られた空間506と、下部平行弾性円板505で区切られた空間507の圧力を独立で変化できるよう、それぞれ独立の圧力調整機構が接続されている。また垂直方向の位置を認識するために、垂直方向位置検出器508を設置している。
前記ステージ上昇下降機構の動作原理を以下に説明する。前記弾性円板504、505には、下部空間507内の圧力Pdと上部空間506内の圧力Pcの圧力差圧に比例した力Pt(=A×(PdーPc): A空間水平面の面積)が加わる。つまり弾性円板504、505には垂直方向の変位量に比例した前記力Ptが加わる。例えば、下部空間507の圧力を上げて上方向への変位力を加えるとステージ501は上昇し、力Ptは上昇量に比例して大きくなる。ところがステージ501がバックアッププレート502に接触した際、弾性円板504、505はステージがバックアッププレートとの接触によって生じた反力を受け、力Ptと上昇量の比例関係が変化することから、ステージ501とバックアッププレート502の垂直方向接触位置を認識することが可能になる。垂直方向位置の検出は検出器508で検出され、圧力調整機構の制御へフィードバックされる。
次にスタンパと被転写体の水平方向の相対位置を調整するアライメント機能及び、感光性物質を添加した樹脂薄膜層を硬化させるUV光照射機能を一体化した光学設備の一例を説明する。図6は光学設備600の断面及び、断面方向から見た動作方法を示している。光学設備600の先端部には、アライメント用光学系601及びUV光照射系602が一体となったヘッド603が装備されており、回転軸604を中心にしてアライメント用光学系601及とUV光照射系602が切り換る機構になっている。本実施例ではアライメント用光学系601に最大倍率1000倍のCCDカメラを採用し、被転写体とスタンパそれぞれに設けられたアライメントマーク同士を合わせる。UV光照射系602には最大照射領域が120mm直径になるよう光学系が設計されている。アライメント及びUV光照射は以下に示す工程で行われる。
(1)被転写体106及びスタンパ107を加圧チャンバ300内にセットする。この際、光学設備は所定の位置に待避しておく(図6(a))。
(2)光学設備をアライメント可能な位置に移動し、前述した水平方向へ移動する機構を利用して被転写体106及びスタンパ107の相対位置を合せる(図6(b))。
(3)光学設備600のヘッド603をUV光照射系602に切り換え、スタンパ107を通してUV光を被転写体表面に照射する(図6(c))。
(4)UV照射後、光学設備600を所定に位置に待避する。
(5)被転写体を加圧チャンバ300より取り出す。
本説明では、被転写体として感光性物質を添加した樹脂薄膜層を取り上げたが、熱可塑性樹脂の薄膜層でもよい。この場合、前記UV光照射系602を必要としない。
次に被転写体のステージへの吸着固定、及びスタンパと被転写体の加圧を行うための流体を噴出、そしてスタンパの剥離を行えるステージ機構の一例を説明する。図7はステージ断面と表面を示す。ステージ701下部には、前述したように球面座702と球面座受け703が設けられており、スタンパと被転写体の平行度調整が容易に行える構造となっている。また球面座702と球面座受け703との空間704は気圧の可変が可能となっており、平行度調整時は加圧状態であり、平行度調整後減圧することでステージの傾きが固定される。またステージ701の3方向に、高さ制限ピンとバネで構成される傾き制限機構705が設けられており、ステージ701の過度傾きを制限すると共に、球面座702と球面座受け703の分離を防止している。ステージ701表面に加工された孔706、707、708はそれぞれセンター部706、外周A部707、外周B部708の独立した3つの圧力制御機構に分離されている。そして、前記流体噴出孔と連続した溝709がステージ701の表面に中心から外周に向かって放射状に配置されている。
被転写体とスタンパの加圧時には以下の手順で圧力制御を行うことで、レジスト層の流れ及びレジストから発生する微量ガスを、被転写体の中心部から周辺部へと押し出すことが可能になる。本発明では加圧時の噴出ガスに窒素を使用する。
(1)センターの孔706、外周A部の孔707、外周B部の孔708を減圧し、被転写体の裏面をステージ701上に吸着固定する。
(2)センターの孔706より加圧して窒素ガスを噴出することで、被転写体中央部を加圧する。
(3)外周A部の孔707より加圧し窒素ガスを噴出することで、外周A部周辺を加圧する。
(4)外周B部の孔708より加圧し窒素ガスを噴出することで、外周B部周辺を加圧する。
結果として被転写体全面が加圧される。なお、センターの孔706の加圧力を他の孔より大きく設定しておくとよい。また、流体を噴出する孔及び溝近傍は溝の無い領域と比較して圧力は高くないが、総合的には中心から周辺に向かう放射状の圧力分布が形成されており、レジスト層の流れ及びレジストから発生する微量ガスを、被転写体の中心部から周辺部へと押し出すことができ、理想的な加圧を行える。加圧された状態で前記のUV光を被転写体に照射し硬化することで、スタンパの微細な凹凸が被転写体表面に形成される。
他方、被転写体とスタンパの加圧後に行うスタンパの剥離は以下の手順で圧力制御を行う。
(1)加圧されたスタンパ及び被転写体の周囲の気圧を加圧する。
(2)外周B部の孔708を減圧し、被転写体の外周B部近傍をステージ701側へ引き付ける。
(3)外周A部の孔707を減圧し、被転写体の外周B部及びA部近傍をステージ701側へ引き付ける。
(4)センターの孔706を減圧し、被転写体全面をステージ701側へ引き付けることで、スタンパの剥離が終了する。
スタンパを被転写体から剥離する際、スタンパと被転写体との界面に流体を流し込むことで剥離を促進させてもよい。
スタンパを被転写体から剥離する際、スタンパ又は被転写体のいずれか一方の裏面より冷却した流体を流し込むことで、スタンパと被転写体の線膨張係数差を利用して剥離を促進させてもよい。
本形態の説明では、被転写体の裏面より流体を噴出させてスタンパに加圧したが、スタンパの裏面より流体を噴出させて被転写体に加圧してもよい。また、被転写体とスタンパの両裏面から流体を噴出させてもよい。
以下に本発明の実施例を説明する。
[実施例1]
図8に示すインプリント装置800の平面レイアウト図を用いて、本実施形体を説明する。発明の装置は3つのユニット801、802、803で構成した。1)被転写体を構成する基板を投入、及びインプリント加工された被転写体を取り出す基板設置ユニット801、2)前記基板上に感光性物質を添加した樹脂を塗布し、被転写体を作製する樹脂塗布ユニット802、3)前記被転写体とスタンパの相対位置合せ、加圧、剥離を行う加工ユニット803とした。被転写体は各ユニット間を搬送ロボット804で搬送した。前記3つのユニットとは別にス、タンパと被転写体の水平方向の相対位置を調整するアライメント機能及び、感光性物質を添加した樹脂薄膜層を硬化させるUV光照射機能を一体化した光学設備の待避部805を設定した。
次に図9を用いて、前記加圧ユニット802に設置した被転写体とスタンパを加圧・剥離するチャンバ900の機構を説明する。なおステージ901には、先に説明した水平方向への移動機構(図3)、平行調整機構(図4)、上昇下降機構(図5)、被転写体吸着機構及び流体噴出機構(図6)を備えており、ここでは詳細な原理説明を行わないものとする。
被転写体906はステージ901に真空吸着固定した。ここで被転写体とは、直径100ミリメートル、厚さ0.6ミリメートルのシリコン基板表面に、厚さ500ナノメートルの感光性物質を添加した樹脂層を形成した物とした。スタンパ907は厚さ15ミリメートルの石英製バックアッププレート902に真空吸着固定した。ここでスタンパとは直径100ミリメートル、厚さ1ミリメートルの石英基板表面に微細凹凸パターンを形成した物とした。石英製被転写体906とスタンパ907を設置後、チャンバーベース上下駆動部908でチャンバーベース909を下降させて、チェンバーベース909を吸着ベース910に真空吸着固定した。この状態で被転写体906及びスタンパ907の加圧面周辺をチャンバ900内に密閉した。
チャンバ900には水平(X、Y、θ)方向に移動可能なエアーベアリングシール911を設置した。後述するアライメントXステージ、Yステージ、θステージと連動させた高精度アライメント用移動機構を形成した。
チャンバ900のベース909の上にはY方向スキャンステージ912を、被転写体906とスタンパ907を一体でアライメント用光学系の測定可能範囲に移動させるために設置した。Y方向スキャンステージ912はニードルローラと鋼球を用いたガイド機構913と図示しないパルス制御の駆動機構で構成した。稼動範囲は100ミリメートルであり、0.5ミリメートルステップでの移動制御を可能とした。前記スキャンYステージ上には同様のスキャンXステージ913を設置した。
前記スキャンXステージ913上には、被転写体906とスタンパ907の相対位置を合せるためにステージ901のみを移動するアライメントYステージ914を設置した。アライメントYステージ914はニードルローラと鋼球を用いたガイド機構と図示しないパルス制御の駆動機構で構成した。稼動範囲はX及びY方向に対して5ミリメートルであり、0.1マイクロメートルステップでの移動制御を可能とした高精度アライメント用移動機構とした。前記アライメントYステージ914上には同様のアライメントXステージ916を設置した。アライメントXステージの上にはアライメントθステージ917を設置した。これにより3点ベアリングと鋼球を用いたガイド機構と図示しないパルス制御の駆動機構によりθ方向へのステージ901回転移動を行った。
前記アライメントθステージ917には、ステージ901を垂直(Z)方向へ移動させる上昇下降機構918を接続した。図5で説明した通り上昇下降機構には、弾性円板ガイド919、920を取り付け、Z位置検出器921によりZ位置のフィードバック制御を行った。上部弾性円板ガイド919で区切られた上部空間922と、下部弾性円板ガイド920で区切られた下部空間923には独立した圧力調整機構を接続した。本機構の稼動範囲は10ミリメートルとした。
前記のスキャンXステージ913、スキャンYステージ912、アライメントXステージ916、アライメントYステージ914、アライメントθステージ917、そして上昇下降機構918が浮き上がってチャンバ900が崩壊するのを防止するため、ステージガイド与圧機構924を設置した。本機構は上昇下降機構918と接続しており、弾性体によって下方向に一定の力で引きつることでチャンバ900の崩壊を防止した。
被転写体906とスタンパ907をチャンバ900内で以下に示す手順で加圧し剥離した。
(1)被転写体906とスタンパ907を設置後チャンバーベース上下駆動部908でチャンバーベース909を下降させて、チェンバーベース909を吸着ベース910に真空吸着固定した。
(2)アライメント機能及び感光性物質を添加した樹脂薄膜層を硬化させるUV光照射機能を一体化した光学設備930を待避部805より加圧ユニット803上に移動した。
(3)前記アライメント機能の光学系中心とスタンパ907に設けた位置合わせ用基準マークの中心が一致するようにスキャンXステージ913とスキャンYステージ912位置を調整した。
(4)上部弾性円板ガイド919で区切られた上部空間922と、下部弾性円板ガイド920で区切られた下部空間923を減圧した。
(5)被転写体906とスタンパ907それぞれに予め加工しておいたアライメント用マークを同時に、前記光学設備に組み込まれたアライメント用光学系で観察できる位置になるよう、下部弾性円板ガイド920で区切られた下部空間923内の圧力を上げ、上昇下降機構918でステージ901上の被転写体906を、スタンパ907側へ上昇させた。
(6)前記光学設備に組み込まれたアライメント用光学系と図示しない画像信号処理装置で被転写体906とスタンパ907との相対位置を検出し、前記相対位置の検出結果に基づいて、アライメントXステージ916、アライメントYステージ914、アライメントθステージ917を駆動して被転写体906とスタンパ907の位置合わせを行った。
(7)下部弾性円板ガイド920で区切られた下部空間923内の圧力をさらに上げ、上昇下降機構918でステージ901上の被転写体906をスタンパ907側へ上昇させて、予め決めておいた被転写体906の転写面とスタンパ907が近接する位置へ上昇させた。その際、ステージ901の上昇に伴い、被転写体906とスタンパ907の水平方向の相対位置がずれないよう、前記アライメント用光学系で検出し位置補正を行った。
(8)先に図6で説明した被転写体吸着機構及び流体噴出機構を利用した加圧方法で、被転写体906をスタンパ907に5kg/cm2の加重で加圧した。
(9)前記光学設備のアライメント用光学系をUV光照射系に切り換えた。UV光をバックアッププレートとスタンパ907を通して、被転写体906表面の樹脂層に照射し、前記樹脂層を硬化した。
(10)上部弾性円板ガイド919で区切られた上部空間922内を大気圧に戻し、先に図6で説明した被転写体吸着機構及び流体噴出機構を利用した剥離方法で、被転写体906をスタンパ907から剥離した。
(11)チャンバーベース909を吸着ベース910に固定していた真空吸着を外し、チャンバーベース909を上昇させ、チャンバ900を開放した。
(12)搬送ロボット804で被転写体906を基板設置ユニット801へ移動し、前記被転写体表面に前記スタンパの凹凸形状を転写した被転写体が得られた。
[実施例2]
実施例1と同様の方法で微小な凹凸形状を形成した被転写体を作製した。その際、スタンパにはスタンパとは直径100ミリメートル、厚さ1ミリメートルの石英基板全面に周知の電子線直接描画(EB)法で幅50ナノメートル、深さ100ナノメートル、ピッチ100ナノメートルの溝を形成した物を使用した。被転写体には直径100ミリメートル、厚さ0.6ミリメートルのシリコン基板表面に、厚さ100ナノメートルの感光性物質を添加した樹脂層を形成した物を使用した。このスタンパと被転写体を用いることで、被転写体表面には幅50ナノメートル、高さ100ナノメートル、ピッチ100ナノメートルのライン構造が形成された被転写体が得られた。本実施例で形成された凹凸形状のSEM写真を図10に示す。
[実施例3]
実施例2と同様の方法で微小な凹凸形状を形成した被転写体を作製した。その際、スタンパにはスタンパとは直径100ミリメートル、厚さ1ミリメートルの石英基板全面に周知のフォトリソグラフィ法で直径0.18マイクロメートル、深さ1マイクロメートル、ピッチ360ナノメートルのピットを形成した物を使用した。被転写体には直径100ミリメートル、厚さ0.6ミリメートルのシリコン基板表面に、厚さ500ナノメートルの感光性物質を添加した樹脂層を形成した物を使用した。このスタンパと被転写体を用いることで、被転写体表面には直径0.18マイクロメートル、高さ1マイクロメートル、ピッチ360ナノメートルの柱状構造が形成された被転写体が得られた。本実施例で形成された凹凸形状のSEM写真を図11に示す。
[実施例4]
実施例3と同様の方法で微小な凹凸形状を形成した被転写体を作製した。その際、スタンパにはスタンパとは直径100ミリメートル、厚さ1ミリメートルの石英基板全面に周知の電子線直接描画(EB)法で幅50ナノメートル、深さ100ナノメートル、ピッチ100ナノメートルの溝を同心円状に形成した物を使用した。被転写体には外直径65ミリメートル、中心穴直径20ミリメートル、厚さ0.635ミリメートルのガラス基板表面に、厚さ100ナノメートルの感光性物質を添加した樹脂層を形成した物を使用した。前記被転写体の裏面のみに流体を噴出するよう、ステージ表面の孔と溝の配置及び噴出加圧機構の制御を行った。前記スタンパと被転写体を用いることで、被転写体表面には幅50ナノメートル、高さ100ナノメートル、ピッチ100ナノメートルのライン構造が同心円状に形成された被転写体が得られた。
本発明よるインプリント装置及び微細構造形成方法は、大容量記録媒体の記録ビット、半導体集積回路パターン等の超微細構造体を必要とする高機能デバイスの製造装置及び方法として極めて有効である。
本発明の被転写体とスタンパを加圧するインプリント装置のチャンバ断面を示す図。 本発明のインプリント装置を使用した工程を説明する図。 本発明のインプリント装置のチャンバ内加圧・減圧機構を説明する図。 本発明のインプリント装置の平行度調整機構を説明する図。 本発明のインプリント装置のステージ上昇下降機構を説明する図。 本発明のインプリント装置の光学設備を説明する図。 本発明のインプリント装置のステージ機構を説明する図。 本発明のインプリント装置の平面レイアウトを説明する図。 本発明のインプリント装置の機構を説明する図。 本発明のインプリント装置で形成された構造体を示す図。 本発明のインプリント装置で形成された構造体を示す図。
符号の説明
100…チャンバ、101…ステージ、102…バックアッププレート、103…孔、104…溝、105…吸着溝、106…被転写体、107…スタンパ、108…光学カメラ。

Claims (27)

  1. 微細な凹凸を有するスタンパと被転写体を加圧し、前記被転写体表面に前記スタンパの凹凸形状を転写する機構を有するチャンバを備えたインプリント装置において、
    前記スタンパ又は前記被転写体のうち一方の裏面に配置したステージと、前記スタンパ又は前記被転写体のうち他方の裏面に配置したバックアッププレートとを備え、前記ステージに設けられた複数の孔から流体を噴出させて、前記スタンパ又は前記被転写体の少なくとも一方の裏面を加圧する加圧機構を有することを特徴とするインプリント装置。
  2. 請求項1のインプリント装置において、前記複数の孔は複数の圧力調整系統に接続されており、前記複数の圧力調整系統はそれぞれの圧力を個別に設定できることを特徴とするインプリント装置。
  3. 請求項1のインプリント装置において、前記チャンバ内に、前記複数の孔から減圧して前記スタンパを剥離する減圧機構を有することを特徴とするインプリント装置。
  4. 請求項のインプリント装置において、前記複数の圧力調整系統は、加圧及び減圧機構を有しており、前記圧力調整系統は前記スタンパと前記被転写体とを加圧する際に流体を噴出させ、前記スタンパを前記被転写体から剥離する際には減圧して前記スタンパ又は前記被転写体をステージに吸着することを特徴とするインプリント装置。
  5. 請求項1のインプリント装置において、前記複数の孔は前記ステージ表面に加工された複数の溝とつながっており、前記複数の溝をステージ中心部から外周に向かって放射状、同心円状又はスパイラル状に配置したことを特徴とするインプリント装置。
  6. 請求項2のインプリント装置において、前記スタンパと前記被転写体との加圧時に中心部から外周に向かって順に加圧する圧力調整系統を有することを特徴としたインプリント装置。
  7. 請求項2のインプリント装置において、前記スタンパの前記被転写体からの剥離時に外周から中心部に向かって順に減圧し、前記スタンパ又は前記被転写体を吸着する圧力調整系統を有することを特徴としたインプリント装置。
  8. 請求項1のインプリント装置において、前記スタンパを前記被転写体から剥離する際、前記スタンパと前記被転写体との界面に流体を噴出して剥離を促進させることを特徴とするインプリント装置。
  9. 請求項1のインプリント装置において、前記スタンパを前記被転写体から剥離する際、前記スタンパ又は前記被転写体のいずれか一方の裏面より冷却した流体を噴出させ、前記スタンパと前記被転写体の線膨張係数差を利用して剥離を促進させることを特徴とするインプリント装置。
  10. 請求項1のインプリント装置において、前記スタンパ又は前記被転写体のいずれか一方がバックアッププレートに固定されていることを特徴とするインプリント装置。
  11. 請求項1のインプリント装置において、前記スタンパ又は前記被転写体のいずれか一方が応力緩衝層を介在させてバックアッププレートに固定されていることを特徴とするインプリント装置。
  12. 請求項10のインプリント装置において、前記バックアッププレートは、前記スタンパ又は前記被転写体のいずれか一方を真空吸着するための溝を有することを特徴とするインプリント装置。
  13. 請求項1のインプリント装置において、前記スタンパ又は前記被転写体のいずれか一方がバックアッププレートに固定されており、前記バックアッププレートの厚みは、前記バックアッププレートに密着した前記スタンパ又は前記被転写体の厚みよりも厚いことを特徴とするインプリント装置。
  14. 請求項1のインプリント装置において、前記ステージの裏側には、前記スタンパと前記被転写体を加圧する前に、前記スタンパと前記被転写体の平行出しを行うために、球面座と球面座受けが設けられていることを特徴とするインプリント装置。
  15. 請求項1のインプリント装置において、前記スタンパと前記被転写体の相対位置を合せるために、前記ステージを被転写面に対して面内方向へ移動させる移動機構を備えることを特徴とするインプリント装置。
  16. 請求項1のインプリント装置において、前記ステージを被転写面に対して垂直方向へ移動させるために、前記ステージの裏側に弾性円板ガイドを備えていることを特徴とするインプリント装置。
  17. 請求項16のインプリント装置において、前記ステージの裏側に圧力容器室を設け、前記圧力容器室に圧力を加えることで前記ステージを被転写面に対して垂直方向へ移動させることを特徴とするインプリント装置。
  18. 請求項17のインプリント装置において、さらに前記ステージの被転写面に対して垂直方向の位置を検出する位置検出器を備え、前記位置検出器の計測結果をもちいて前記圧力容器室内の圧力を制御することを特徴とするインプリント装置。
  19. 微細な凹凸を有するスタンパと被転写体を加圧し、前記被転写体表面に前記スタンパの凹凸形状を転写する機構を有するチャンバを備えたインプリント装置内における前記スタンパを剥離する微細構造転写方法において、
    前記スタンパ又は前記被転写体のうち一方の裏面に配置したステージと、前記スタンパ又は前記被転写体のうち他方の裏面に配置したバックアッププレートとを備え、前記ステージに設けられた複数の孔から流体を噴出させて、前記スタンパと前記被転写体を加圧することを特徴とする微細構造転写方法。
  20. 請求項19の微細構造転写方法において、前記複数の孔を複数の圧力調整系統に分割し、それぞれの圧力を個別に設定することを特徴とする微細構造転写方法。
  21. 請求項20の微細構造転写方法において、前記複数の圧力調整系統は、加圧及び減圧機構を有しており、前記圧力調整系統は前記スタンパと前記被転写体とを加圧する際に流体を噴出させ、前記スタンパを前記被転写体から剥離する際には減圧して前記スタンパ又は前記被転写体をステージに吸着することを特徴とする微細構造転写方法。
  22. 請求項20の微細構造転写方法において、前記スタンパと前記被転写体との加圧時に中心部から外周に向かって順に加圧することを特徴とする微細構造転写方法。
  23. 請求項20の微細構造転写方法において、前記スタンパの前記被転写体からの剥離時に外周から中心部に向かって順に減圧し、前記スタンパ又は前記被転写体を吸着することを特徴とする微細構造転写方法。
  24. 請求項19の微細構造転写方法において、前記チャンバ内を減圧した後、前記スタンパと前記被転写体を密着することを特徴とする微細構造転写方法。
  25. 請求項19の微細構造転写方法において、前記スタンパを前記被転写体から剥離する際、前記スタンパと前記被転写体との界面に流体を噴出して剥離を促進させることを特徴とする微細構造転写方法。
  26. 請求項19の微細構造転写方法において、前記スタンパを前記被転写体から剥離する際、前記スタンパ又は前記被転写体のいずれか一方の裏面より冷却した流体を噴出させ、前記スタンパと前記被転写体の線膨張係数差を利用して剥離を促進させることを特徴とする微細構造転写方法。
  27. 請求項19の微細構造転写方法において、前記被転写体表面に形成された凹凸形状は、光硬化性樹脂からなることを特徴とする微細構造転写方法。
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