JP2008217489A - 購買取引支援システム及びこのシステムの決済端末,店舗管理装置及び携帯型通信端末並びにこの携帯型通信端末のプログラム - Google Patents

購買取引支援システム及びこのシステムの決済端末,店舗管理装置及び携帯型通信端末並びにこの携帯型通信端末のプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】購入者が実際に買物を行っている店舗の商品情報を、当該購入者が携帯している携帯型通信端末で閲覧できるようにする。
【解決手段】管理対象である複数の店舗毎にその店舗で販売される商品の価格を含む商品詳細情報を記憶する店舗別商品詳細情報記憶部を設ける。携帯型通信端末から商品識別情報及び店舗識別情報を含む商品詳細情報要求を受信する毎に店舗別商品詳細情報記憶部を検索して、当該商品詳細情報要求に含まれる商品識別情報で特定される商品の同商品詳細情報要求に含まれる店舗識別情報で特定される店舗での価格を含む商品詳細情報を取得する。取得した商品詳細情報を商品詳細情報要求元の携帯型通信端末に返信する。
【選択図】 図24

Description

本発明は、携帯電話,PHS(Personal Handy-phone System),携帯情報端末等の携帯型通信端末を用いた実売店舗での購買取引を支援する購買取引支援システム及びこのシステムで用いられる決済端末,店舗管理装置並びに携帯型無線端末に関する。
ワイヤレス電話を使った購買取引を可能にする電子ショッピングシステムは既に知られている。この既知の技術は、購買取引プログラムがダウンロードされたワイヤレス電話を用いる。購買取引プログラムは、販売者のサーバからワイヤレス電話内のプログラムローダを通してダウンロードされる。ワイヤレス電話を所持する購買者は、購買取引プログラムを起動することにより商品を購入することができ、それに対する支払いもできるようになる。ワイヤレス電話にバーコードリーダが取り付けられていた場合は、バーコードリーダが購入取引プログラムによって制御され、購入する商品を容易に選択できるようになる
(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−184087号公報
ところで、従来のワイヤレス電話を使った電子ショッピングシステムでは、ワイヤレス電話で商品が選択された際に、その商品の説明や価格等の商品情報がサーバからワイヤレス電話に送信され、購入者が確認できる仕組みとなっている。しかしながら、このシステムは1店舗のみを対象としている。このため、サーバからワイヤレス電話に送信される商品情報も、1商品に対して1種類の情報しか送信できない。
携帯電話,PHS,携帯情報端末等の携帯型通信端末を用いた実売店舗での購買取引を支援する購買取引支援システムを構築する場合、複数の店舗で共通に利用できることが望ましい。しかし、店舗が異なると、同じ商品でも価格が異なる。このため、購入者が実際に買物を行っている店舗の情報を購入者に提供できなければ意味がなく、そのためには、店舗を特定する必要がある。
本発明はこのような事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、購入者が実際に買物を行っている店舗の商品情報を、当該購入者が携帯している携帯型通信端末で閲覧することができ、正確な購買取引を支援することができる購買取引支援システム及びこのシステムで用いられる店舗管理装置並びに携帯型無線端末を提供しようとするものである。
本発明は、各購入者がそれぞれ携帯可能で、その購入者の購買取引に用いられる複数の携帯型通信端末、例えば携帯電話,PHS,携帯情報端末等と、ネットワークを通じて携帯型通信端末から要求を受けその要求を処理する店舗管理装置とを備えてなる購買取引支援システムにある。
携帯型通信端末は、購買取引対象店舗の店舗識別情報を記憶する店舗識別情報記憶部と、購入対象商品を特定する商品識別情報を入力するための入力部と、この入力部を介して入力される商品識別情報を店舗識別情報記憶部に記憶されている店舗識別情報とともにネットワークを介して店舗管理装置に送信して商品詳細情報を要求する商品詳細情報要求手段と、この商品詳細情報要求手段による要求に対して店舗管理装置から返信された商品詳細情報を表示する商品詳細情報表示手段とを具備している。
店舗管理装置は、管理対象である複数の店舗毎にその店舗で販売される商品の価格を含む商品詳細情報を記憶する店舗別商品詳細情報記憶部と、携帯型通信端末から商品識別情報及び店舗識別情報を含む商品詳細情報要求を受信する毎に店舗別商品詳細情報記憶部を検索して、当該商品詳細情報要求に含まれる商品識別情報で特定される商品の同商品詳細情報要求に含まれる店舗識別情報で特定される店舗での価格を含む商品詳細情報を取得する店舗別詳細情報取得手段と、この店舗別詳細情報取得手段により取得した商品詳細情報を前記商品詳細情報要求元の携帯型通信端末に返信する商品詳細情報返信手段とを具備している。
かかる手段を講じた本発明によれば、購入者が実際に買物を行っている店舗の商品情報を、当該購入者が携帯している携帯型通信端末で閲覧することができ、正確な購買取引を支援することができる購買取引支援システム及びこのシステムで用いられる店舗管理装置並びに携帯型無線端末を提供できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を用いて説明する。
なお、この実施の形態は、実売店舗において商品を購入する購入者(消費者,客)が携帯する携帯型通信端末を、ディジタル方式の携帯電話とした場合である。
図1は、本実施の形態における購買取引支援システムの概要図である。本システムは、購買取引支援サービスを提供するサービスセンタ等に設けられている店舗管理サーバ1と、同サービスに加盟する各実売店舗にそれぞれ構築されている店舗システム2A,2Bと、同サービスの会員となった購入者が携帯する携帯電話3とから構成されている。店舗管理サーバ1は、インターネット,ISDN(Integrated Services Digital Network)等の広域のネットワーク4上に設けられている。
店舗システム2A,2Bは、それぞれ決済端末5と店舗端末6とから構成されている。決済端末5と店舗端末6とは、店舗内LAN(Local Area Network)7で接続されている。店舗内LAN7にはルータ8が接続されており、決済端末5と店舗端末6は、ルータ8を介してネットワーク4上の店舗管理サーバ1とデータの送受信を行えるようになっている。また、携帯電話3も、その携帯電話3に対応した基地局9の交信領域内であれば、当該基地局9を介してネットワーク4上の店舗管理サーバ1とデータの送受信を行えるようになっている。なお、店舗システム2A,2Bを構成する決済端末5と店舗端末6の台数は、特に制限されるものではない。
店舗管理サーバ1は、店舗データベース11、商品データベース12、会員データベース13、履歴データベース14及び買物カゴデータベース15を管理するデータベースサーバとしての機能を有する。これらのデータベース11〜15は、店舗管理サーバ1に内蔵されていてもよいし、外付けされていてもよい。
店舗データベース11には、図2に示すように、店舗コード、店舗名、都道府県名、市区町村名、緯度/経度情報及び商品DBNoの各項目からなる店舗データレコードが、購買取引支援サービス加盟店の数だけ書き換え自在に記憶される。
店舗コードは、各加盟店を識別するために加盟店毎に予め設定された一意のコードである。都道府県名及び市区町村名は、対応する店舗コードで特定される加盟店の所在地である。緯度/経度情報は、対応する店舗コードで特定される加盟店が位置する場所の代表的な緯度及び経度である。商品DBNoは、対応する店舗コードで特定される加盟店で販売される商品に関する情報が格納された商品データテーブルT1の一意の番号である。ここに、店舗データベース11は、店舗情報記憶部として機能する。
商品データベース12には、図3に示すように、一意の商品DBNoがそれぞれ付与された加盟店別の商品データテーブルT1が加盟店の数だけ書き換え自在に記憶される。各商品データテーブルT1には、それぞれその店舗で販売される商品の商品コードに対応して、商品名,単価,販促情報,商品画像等の各種商品情報が記憶される。なお、商品コードは、各商品を識別するために商品毎に予め設定された一意のコードであり、PLUコード,単品コード等とも称される。単価は、対応する商品コードで特定される商品1品当たりの当該店舗での販売価格である。ここに、商品データベース12は、店舗別商品詳細情報記憶部として機能する。
会員データベース13には、図4に示すように、会員コード、会員名、個人情報(住所,電話番号等)、決済情報、履歴DBNo及びカゴDBNoの各項目からなる会員データレコードが、購買取引支援サービス会員の数だけ書き換え自在に記憶される。
会員コードは、各会員を識別するために会員毎に予め設定された一意のコードである。決済情報は、対応する会員コードで特定される会員が決済で使用するクレジットカードの会社名やカード番号等である。履歴DBNoは、対応する会員コードで特定される会員の各加盟店での購買取引履歴情報が格納された履歴データテーブルT2の一意の番号である。カゴDBNoは、対応する会員コードで特定される会員がいずれかの加盟店で実際に買物をしているときに購買取引情報が格納される買物カゴテーブルT3の一意の番号である。
履歴データベース14には、図5に示すように、一意の履歴DBNoがそれぞれ付与された会員別の履歴データテーブルT2が書き換え自在に記憶される。各履歴データテーブルT2には、それぞれ購買取引を行った買物日の順番に、その取引相手である加盟店の店舗コード及び店舗名と購入商品情報(商品コード,購入数,単価等)とが記憶される。なお、購買取引が一度もない会員については、履歴データテーブルT2は形成されていない。ここに、履歴データベース14は、購買履歴記憶部として機能する。
買物カゴデータベース15には、図6に示すように、一意のカゴDBNoがそれぞれ付与された買物カゴテーブルT3が書き換え自在に記憶される。各買物カゴテーブルT3には、店舗コード、店舗名及び買物日の購買取引識別情報と、購入商品毎の買物時刻,商品コード,商品名,単価,数量及び金額の購入商品情報と、全購入商品の合計数量及び合計金額の合計情報とが記憶される。ここに、買物カゴデータベース15は、買物情報記憶部として機能する。
図7は、携帯電話3の要部構成を示すブロック図である。携帯電話3は、データ記憶部21、電話回路部22、表示部23、キー入力部24、撮像部25、プログラム記憶部26、コードデコード部27、ネットワーク接続部28、無線通信部29、GPS(Global Positioning System)部30、及びこれらを制御する制御部31で構成されている。
データ記憶部21は、各種のデータを電源オフ時も安定に記憶保持するための領域であり、特に、当該携帯電話3を用いて購買取引支援サービスを受ける会員(購入者)に対して一意に設定された購入者識別情報としての会員コードを記憶する購入者識別情報記憶部としてのエリア32と、電子決済に用いられる電子マネーの残高を記憶するエリア33と、購買取引を行う店舗を特定するための店舗識別情報を一時的に記憶するための店舗識別情報記憶部としての34とが形成されている。
電話回路部22、表示部23、キー入力部24及び撮像部25は、既存のカメラ付携帯電話に実装されている周知のデバイスである。
プログラム記憶部26は、制御部31で実行される各種のアプリケーションプログラムが保存される領域で、特に、携帯電話3を購買取引用機器として機能させるための購買取引端末プログラムP1と、電子マネーを用いた電子決済を制御するための電子決済対応プログラムP2とが保存されている。なお、購買取引端末プログラムP1は、当該携帯電話3の所有者が購買取引支援サービスの会員となったことを条件に、店舗管理サーバ1からネットワーク4経由でダウンロードされる。なお、購買取引端末プログラムP1を携帯電話3にダウンロードする方法はこれに限定されるものではなく、例えばUSBインターフェイスを備えた携帯電話であれば、パソコン等からUSBケーブルを介してダウンロードしてもよい。
コードデコード部27は、撮像部25で撮像したバーコードや二次元データコードをデコードする。ネットワーク接続部28は、基地局9を介してネットワーク4に接続する。無線通信部29は、赤外線通信,RFID(Radio Frequency Identification)等の通信方式を用いて近距離の無線通信を行う。GPS部30は、GPS衛星から送信された電波を受信し、この受信電波を基に現在地(緯度/経度)を算出する。
図8は、店舗端末6の要部構成を示すブロック図である。店舗端末6は、記憶部41、表示部42、キー入力部43、ネットワーク接続部44、無線通信部45、及びこれらを制御する制御部46で構成されている。
記憶部41は、各種のデータを電源オフ時も安定に記憶保持するための領域であり、特に、当該店舗端末6が設けられている加盟店に対して一意に設定された店舗識別情報としての店舗コード及び店舗名の記憶エリア47が形成されている。
表示部42及びキー入力部43は、コンビニエンスストアなどに設置された既存の店舗端末に実装されているデバイスである。ネットワーク接続部44は、ルータ8を介してネットワーク4に接続する。無線通信部45は、携帯電話3が有する無線通信部29との間で近距離無線によりデータの送受信を行う。
制御部46は、無線通信部45を介して近距離無線通信により携帯電話3から店舗情報の要求コマンドを受信すると、記憶エリア47に記憶されている店舗コード及び店舗名の店舗情報を近距離無線通信により携帯電話3に発信するようにプログラムされている(店舗識別情報送信手段)。
図9は、決済端末5の要部構成を示すブロック図である。決済端末5はデータ記憶部51、表示部52、キー入力部53、スキャナ部54、プリンタ部55、プログラム記憶部56、時計部57、ネットワーク接続部58、無線通信部59、及びこれらを制御する制御部60で構成されている。
データ記憶部51は、各種のデータを電源オフ時も安定に記憶保持するための領域であり、特に、当該決済端末5が設けられている加盟店に対して一意に設定された店舗識別情報としての店舗コードの記憶エリア(店舗識別情報記憶部)61が形成されている。
表示部52、キー入力部53、スキャナ部54、プリンタ部55は、コンビニエンスストアなどに設置された既存のPOS端末に実装されているデバイスである。
プログラム記憶部56は、制御部60で実行される各種のアプリケーションプログラムが保存される領域で、特に、携帯電話3を用いた購買取引の決済を処理する購買取引決済プログラムP3が保存されている。
時計部57は、現在の日付及び時刻を計時する。ネットワーク接続部58は、ルータ8を介してネットワーク4に接続する。無線通信部59は、携帯電話3が有する無線通信部29との間で近距離無線によりデータの送受信を行う。
図10は、店舗管理サーバ1の要部構成を示すブロック図である。店舗管理サーバ1はデータ記憶部71、表示部72、キー入力部73、データベース入出力部74、プログラム記憶部75、時計部76、ネットワーク接続部77、及びこれらを制御する制御部78で構成されている。
データ記憶部71は、各種のデータを電源オフ時も安定に記憶保持するための領域である。表示部72及びキー入力部73は、既存のサーバ用コンピュータに実装されているデバイスである。
データベース入出力部74は、前記店舗データベース11、商品データベース12、会員データベース13、履歴データベース14及び買物カゴデータベース15に対してデータの書込みや読出しを行う。
プログラム記憶部75は、制御部78で実行される各種のアプリケーションプログラムが保存される領域で、特に、携帯電話3を用いた購買取引とその決済を支援する購買取引サービスプログラムP4が保存されている。
時計部76は、現在の日付及び時刻を計時する。ネットワーク接続部77は、ネットワーク4に接続する。
しかして、携帯電話3は、キー入力部24の操作入力により購買取引開始が選択されると、制御部31が購買取引端末プログラムP1を起動する。そして、この購買取引端末プログラムP1に従い、制御部31は、図11乃至図19の流れ図に示す手順で各部を制御する。
また、決済端末5は、キー入力部53の操作入力により携帯電話3を用いた購買取引の決済実行が宣言されると、制御部60が購買取引決済プログラムP3を起動する。そして、この購買取引決済プログラムP3に従い、制御部60は、図20の流れ図に示す手順で各部を制御する。
一方、店舗管理サーバ1は、購買取引サービスプログラムP4を常駐している。そして、購買取引端末プログラムP1が動作中の携帯電話3及び購買取引決済プログラムP3が動作中の決済端末5から、ネットワーク4を通じて与えられる各種の要求に対し、図21〜図32の流れ図に示す手順でその要求に応じた処理を実行する。
図33〜図35は、携帯電話3の表示部23に表示される主要な画面の一例である。
以下、これらの流れ図及び画面例を用いて、本実施の形態の購買取引支援システム全体の流れについて説明する。
携帯電話3の制御部31は、購買取引端末プログラムP1の起動により、図11の流れ図に示す処理を開始する。先ず、ST(ステップ)1として、購買取引を行う実売店舗を特定するための店舗情報取得処理を実行する。
この店舗情報取得処理は、図12〜図15の流れ図によって詳細に示される。すなわち制御部31は、ST21としてデータ記憶部21に店舗情報エリア34に店舗コードと店舗名からなる店舗情報が記憶されているか否かを判断する。店舗情報が記憶されていた場合には(ST21のYES)、制御部31は、店舗情報取得処理をスルーして、ST2の処理に進む。
これに対し、店舗情報が記憶されていない場合には(ST21のNO)、制御部31は、ST22として表示部23に店舗情報取得画面G1を表示させる。店舗情報取得画面G1の一例を図33(a)に示す。図示するように店舗情報取得画面G1には、「更新」ボタンB1、「過去履歴」ボタンB2、「店舗リストから選択」ボタンB3及び「位置情報から取得」ボタンB4が表示されている。
そこで制御部31は、ST23〜ST27としてキー入力部24の操作によっていずれかのボタンが選択入力されるか、「終了」の指示入力がなされるかを待機する。ここで、「終了」の指示入力がなされた場合には(ST23のYES)、制御部31は、購買取引端末プログラムP1を終了させる。
「更新」ボタンB1が選択入力された場合には(ST27のYES)、制御部31は、ST28として無線通信部29を介して店舗端末6と近距離無線通信を行い、店舗情報の要求コマンドを送信する。このとき、携帯電話3の無線通信部29が店舗端末6の無線通信部45にかざされていて携帯電話3と店舗端末6との近距離無線通信が確立していた場合には、店舗端末6からその記憶エリア47に記憶されている店舗コード及び店舗名の店舗情報が発信されるので、これを受信する。
店舗端末6から店舗情報を受信できた場合には(ST29のYES)、制御部31は、ST30としてその店舗情報を店舗情報エリア34に格納する(店舗識別情報取得手段)。かくして店舗情報取得処理を抜け、ST2の処理に進む。
なお、店舗端末6との近距離無線通信が確立されておらずエラーとなって店舗情報を取得できない場合には(ST29のNO)、次のボタンが選択入力されるのを待機する。
店舗情報取得画面G1において、「過去履歴」ボタンB2が選択入力された場合には(ST24のYES)、制御部31は、図13の流れ図に示す処理を実行する。先ず、ST31としてネットワーク接続部28を動作させて店舗管理サーバ1との回線接続を図る。その結果、回線が接続されたならば(ST32のYES)、制御部31は、ST33として会員コードエリア32に記憶されている会員コードを検索条件として含む履歴店舗リスト要求コマンドを生成し、このコマンドをネットワーク4を通じて店舗管理サーバ1に送信する(履歴店舗情報要求手段)。
履歴店舗リスト要求コマンドを受信した店舗管理サーバ1の制御部78は、図21の流れ図に示す処理を実行する。先ず、ST131として要求コマンドに含まれる会員コードを検索キーデータとして会員データベース13を検索する。そして、ST132として検索キーデータである会員コードがセットされた会員データレコードから履歴DBNoを取得する。
次に、制御部78は、ST133として履歴DBNoが“0”であるか否かを判断する。ここで、履歴DBNoが“0”でない場合には、制御部78は、ST134としてその履歴DBNoを検索キーデータとして履歴データベース14を検索する。そして、ST135として検索キーデータである履歴DBNoがセットされた履歴データテーブルT2から店舗コード及び店舗名の店舗情報を全て取得する(履歴店舗情報抽出手段)。次いで、ST136として取得した店舗コード及び店舗名から重複する分を除くことにより履歴店舗リストを編集する。そして、ST137としてこの履歴店舗リストのデータを、ネットワーク4を介して要求コマンド送信元の携帯電話3に送信する(履歴店舗情報送信手段)。
なお、履歴DBNoが“0”であった場合には(ST133のYES)、当該会員コードの会員に対して購買取引の履歴データが未だ存在しないので、制御部78は、ST138として履歴なし応答のコマンドを、ネットワーク4を介して要求コマンド送信元の携帯電話3に送信する。
そこで、携帯電話3の制御部31は、店舗管理サーバ1に履歴店舗リストを要求した後、ST34としてその応答を待機する。そして、ネットワーク4を介して店舗管理サーバ1から履歴店舗リストの応答を受信したならば、制御部31は、ST35としてこの履歴店舗リストのデータをデータ記憶部21で一時記憶する。また、ST36としてこの履歴店舗リストのデータに基づいて表示部23に履歴店舗リスト画面G2を表示させる(リスト表示手段)。
履歴店舗リスト画面G2の一例を図33(b)に示す。図示するように履歴店舗リスト画面G2には、店舗名のリストL1と、「戻る」ボタンB5とが表示されている。因みに、リストL1に表示されている店舗名は、当該携帯電話3のユーザが過去に購買取引サービスを受けた店舗を示す。
制御部31は、ST37としてキー入力部24の操作入力により、リストL1の中のいずれか1つの店舗名が選択されたことを検知した場合には(店舗選択手段)、ST38としてその選択された店舗名とそれに対応する店舗コードの店舗情報を店舗情報エリア34に格納する(店舗識別情報取得手段)。しかる後、ST39としてデータ記憶部21に一時的に記憶した履歴店舗リストのデータをクリアする。かくして、店舗情報取得処理を抜け、ST2の処理に進む。この際、店舗管理サーバ1との回線は接続されたままとなる。
なお、店舗管理サーバ1に履歴店舗リストを要求したがその応答を受信できなかった場合(ST34のNO)、及び、履歴店舗リスト画面G2のリストL1から店舗名が選択されることなく「戻る」ボタンB5が操作入力された場合(ST37のNO)には、制御部31は、ST40として店舗管理サーバ1との回線を切断する。しかる後、ST22に戻り、表示部23に店舗情報取得画面G1を表示させる。なお、店舗管理サーバ1との回線を接続できなかった場合においても(ST32のNO)、制御部31は、ST22に戻り、表示部23に店舗情報取得画面G1を表示させる。
店舗情報取得画面G1において、「店舗リストから選択」ボタンB3が選択入力された場合には(ST25のYES)、制御部31は、図14の流れ図に示す処理を実行する。先ず、ST41としてネットワーク接続部28を動作させて店舗管理サーバ1との回線接続を図る。その結果、回線が接続されたならば(ST42のYES)、制御部31は、ST43として提携店舗リスト要求コマンドを生成し、このコマンドを店舗管理サーバ1に送信する(店舗識別情報要求手段)。
提携店舗リスト要求コマンドを受信した店舗管理サーバ1の制御部78は、図22の流れ図に示す処理を実行する。先ず、ST141として店舗データベース11から店舗コード,店舗名,都道府県及び市区町村の店舗情報を全て取得し、これらのデータで提携店舗リストを編集する。そして、ST142としてこの提携店舗リストのデータを、ネットワーク4を介して要求コマンド送信元の携帯電話3に送信する(店舗識別情報送信手段)。
そこで、携帯電話3の制御部31は、店舗管理サーバ1に提携店舗リストを要求した後、ST44としてその応答を待機する。そして、ネットワーク4を介して店舗管理サーバ1から提携店舗リストの応答を受信したならば、制御部31は、ST45としてこの提携店舗リストのデータをデータ記憶部21で一時的に記憶する。また、ST46としてこの履歴店舗リストのデータに基づいて表示部23に提携店舗リスト画面G3〜G5を3段階で表示させる(リスト表示手段)。
提携店舗リスト画面G3〜G5の一例を図33(c)〜(e)に示す。図示するように第1段階の提携店舗リスト画面G3には、都道府県リストL2が表示されている。ここで、キー入力部24の操作入力によりいずれかの都道府県が選択されると、第2段階の履歴店舗リスト画面G4に切り替る。この履歴店舗リスト画面G4には、選択された都道府県の市区町村リストL3が表示される。ここで、キー入力部24の操作入力によりいずれかの市区町村が選択されると、第3段階の提携店舗リスト画面G5に切り替る。すなわち、その選択された市区町村の店舗名リストL4が表示される。なお、いずれの画面G3〜G5にも、「戻る」ボタンB5が表示されている。そして、画面G5において「戻る」ボタンB5が入力された場合には画面G4に戻り、画面G4において「戻る」ボタンB5が入力された場合には画面G3に戻るようになっている。
制御部31は、ST47として第3段階の提携店舗リスト画面G5に表示された店舗名リストL4の中から店舗名が選択されるのを待機する。ここで、キー入力部24の操作入力により、いずれか1つの店舗名が選択されたならば(店舗選択手段)、制御部31は、ST48としてその選択された店舗名とそれに対応する店舗コードの店舗情報を店舗情報エリア34に格納する(店舗識別情報取得手段)。しかる後、ST49としてデータ記憶部21に一時的に記憶した提携店舗リストのデータをクリアする。かくして、店舗情報取得処理を抜け、ST2の処理に進む。この際、店舗管理サーバ1との回線は接続されたままとなる。
なお、店舗管理サーバ1に提携店舗リストを要求したがその応答を受信できなかった場合(ST44のNO)、及び、提携店舗リスト画面G3のリストL2から都道府県が選択されることなく「戻る」ボタンB5が操作入力された場合(ST47のNO)には、制御部31は、ST50として店舗管理サーバ1との回線を切断する。しかる後、ST22に戻り、表示部23に店舗情報取得画面G1を表示させる。なお、店舗管理サーバ1との回線を接続できなかった場合においても(ST42のNO)、制御部31は、ST22に戻り、表示部23に店舗情報取得画面G1を表示させる。
店舗情報取得画面G1において、「位置情報から取得」ボタンB4が選択入力された場合には(ST26のYES)、制御部31は、図15の流れ図に示す処理を実行する。先ず、ST51としてネットワーク接続部28を動作させて店舗管理サーバ1との回線接続を図る。その結果、回線が接続されたならば(ST52のYES)、制御部31は、ST53としてGPS部30を動作させて現在地情報(緯度/経度)を取得する(現在位置算出手段)。そして、ST54としてこの現在地情報(緯度/経度)を検索条件として含む店舗情報要求コマンドを生成し、このコマンドを店舗管理サーバ1に送信する(店舗識別情報要求手段)。
店舗情報要求コマンドを受信した店舗管理サーバ1の制御部78は、図23の流れ図に示す処理を実行する。先ず、ST151として要求コマンドに含まれる現在地情報を検索キーデータとして店舗データベース11を検索する。そして、検索キーデータである現在地情報の緯度及び経度と、店舗データベース11に予め設定されている各店舗の緯度及び経度とを順次照合して、緯度及び経度がいずれも所定の誤差範囲内である店舗を検出する(店舗識別情報検出手段)。そして、該当する店舗を検出した場合には(ST152のYES)、制御部78は、ST153としてこの検出した店舗の店舗コードと店舗名からなる店舗情報を、ネットワーク4を介して要求コマンド送信元の携帯電話3に送信する(店舗識別情報送信手段)。
これに対し、該当する店舗を検出できなかった場合には(ST152のNO)、制御部78は、ST154としてエラー応答のコマンドを、ネットワーク4を介して要求コマンド送信元の携帯電話3に送信する。
そこで、携帯電話3の制御部31は、店舗管理サーバ1に店舗情報を要求した後、ST55としてその応答を待機する。そして、ネットワーク接続部28を介して店舗管理サーバ1から店舗情報の応答を受信したならば、制御部31は、ST56としてこの店舗情報を店舗情報エリア34に格納する(店舗識別情報取得手段)。かくして、店舗情報取得処理を抜け、ST2の処理に進む。この際、店舗管理サーバ1との回線は接続されたままとなる。
なお、店舗管理サーバ1に店舗情報を要求したがその応答を受信できなかった場合(ST55のNO)には、制御部31は、ST57として店舗管理サーバ1との回線を切断する。しかる後、ST22に戻り、表示部23に店舗情報取得画面G1を表示させる。なお、店舗管理サーバ1との回線を接続できなかった場合においても(ST52のNO)、制御部31は、ST22に戻り、表示部23に店舗情報取得画面G1を表示させる。
上述した3通りの店舗情報取得手順のうちいずれかの手順で店舗情報を取得した携帯電話3の制御部31は、ST2として店舗管理サーバ1と回線接続中か否かを判断する。ここで、接続中の場合には、ST5の処理に進む。
店舗管理サーバ1との回線が接続されていない場合には、制御部31は、ST3としてネットワーク接続部28を動作させて店舗管理サーバ1との回線接続を図る。その結果、回線が接続された場合には、制御部31は、ST5の処理に進む。
これに対し、回線が接続されなかった場合には(ST4のNO)、制御部31は、購買取引端末プログラムP1を終了させる。この場合、店舗情報エリア34には直前の店舗情報取得処理で取得した店舗情報が記憶されたままとなるので、次に、購買取引端末プログラムP1を起動した際には、店舗情報取得処理をスルーして、ST2の処理に進む。
ST5では、制御部31は、表示部23にメニュー画面G6を表示させる。メニュー画面G6の一例を図34(a)に示す。図示するようにメニュー画面G6には、「買物」ボタンB6、「履歴確認」ボタンB7及び「店舗情報変更」ボタンB8が表示されている。また、店舗情報エリア34に格納されている店舗名も表示されている。
そこで制御部31は、ST6〜ST9としてキー入力部24の操作入力によっていずれかのボタンが選択入力されるか、「終了」の指示入力がなされるかを待機する。ここで、「終了」の指示入力がなされた場合には(ST9のYES)、制御部31は、ST10として店舗管理サーバ1との回線を切断する。また、ST11として店舗情報エリア34から店舗情報をクリアする。しかる後、購買取引端末プログラムP1を終了させる。
「店舗変更」ボタンB8が選択入力された場合には(ST86のYES)、制御部31は、図12のST22の処理に進み、表示部23に店舗情報取得画面G1を表示させる。以後、前述した店舗情報取得処理を実行する。
メニュー画面G6において、「買物」ボタンB6が選択入力された場合には(ST6のYES)、制御部31は、ST12として買物処理を実行する。この処理は、図16〜図18の流れ図によって具体的に示される。
すなわち制御部31は、ST61として表示部23にコード読取画面G7を表示させ、撮像部25によるバーコードまたは二次元データコードの読取り動作を一定時間作動させる。コード読取画面G7の一例を図34(b)に示す。コード読取画面G7には、コード読取領域A1が表示されている。このコード読取領域A1内にバーコードまたは二次元データコードが位置し、撮像部25で撮像されると、コードデコード部27が作用して、バーコードまたは二次元データコードがデコードされる。
そこで制御部31は、ST62としてバーコードまたは二次元データコードがデコードされた場合には、ST63としてそのデコードされたコードに商品コードが含まれるか否かを判断する。ここで、バーコードまたは二次元データコードがデコードされなかったり(ST62のNO)、デコードされたコードが商品コードを含まなかったりした場合には(ST63のNO)、制御部31は、ST5に戻り、表示部23の画面をメニュー画面G6に戻す。
これに対し、バーコードまたは二次元データコードがデコードされ(ST62のYES)、それが商品コードを含むコードであった場合には(ST63のYES)、制御部31は、ST64としてこの商品コードと店舗情報エリア34に格納されている店舗コードとを検索条件として含む商品詳細情報要求コマンドを生成し、このコマンドをネットワーク4を通じて店舗管理サーバ1に送信する(商品詳細情報要求手段)。
商品詳細情報要求コマンドを受信した店舗管理サーバ1の制御部78は、図24の流れ図に示す処理を実行する。先ず、ST161として要求コマンドに含まれる店舗コードを検索キーデータとして店舗データベース11を検索する。そして、ST162として検索キーデータである店舗コードがセットされた店舗データレコードから商品DBNoを取得する。
次に、制御部78は、ST163としてその商品DBNoを検索キーデータとして商品データベース12を検索する。そして、検索キーデータである商品DBNoがセットされた商品データテーブルT1から、要求コマンドに含まれる商品コードを検索する。ここで、当該商品コードがセットされた商品データレコードが商品データテーブルT1に格納されていた場合には(ST164のYES)、制御部78は、ST165としてその商品データレコードの商品コード,商品名,単価,販促情報,商品画像等の商品詳細情報を取得する(店舗別詳細情報取得手段)。そして、ST166としてこの商品詳細情報を要求コマンド送信元の携帯電話3に送信する(商品詳細情報返信手段)。
これに対し、当該商品コードがセットされた商品データレコードが商品データテーブルT1に格納されていなかった場合には(ST164のNO)、制御部78は、ST167としてエラー応答のコマンドを要求コマンド送信元の携帯電話3に送信する。
商品詳細情報要求コマンドを送信した携帯電話3の制御部31は、ST65として商品詳細情報の応答を待機する。そして、店舗管理サーバ1からネットワーク4を介して商品コード,商品名,単価,販促情報,商品画像等の商品詳細情報を受信すると(ST65のYES)、制御部31は、ST65としてこの商品詳細情報をデータ記憶部21に一時記憶するとともに、表示部23に商品詳細情報画面G8を表示させる。
商品詳細情報画面G8の一例を図34(c)に示す。図示するように、商品詳細情報画面G8には、商品詳細情報として受信した商品名,商品画像,単価等が表示されている。なお、この図の例は販促情報がない商品の例であり、販促情報がある場合はその販促情報も表示される。この他、商品詳細情報画面G8には、購入数の入力エリアA2と、「購入」ボタンB9と、「メニュー」ボタンB10とが表示されている。入力エリアA2には、初期値“1”が表示されており、キー入力部24からの数値入力によって所望の購入数を入力できるようになっている。「購入」ボタンB9は、詳細情報表示中の商品を購入する際に操作され、「メニュー」ボタンB10は、同商品を購入しない場合に操作される(商品購入受付手段)。
そこで制御部31は、ST67〜ST68としてキー入力部24の操作入力によっていずれかのボタンが選択入力されるのを待機する。そして、「メニュー」ボタンB9が選択入力された場合には(ST67のYES)、ST5に戻り、表示部23の画面をメニュー画面G6に戻す。
「購入」ボタンが選択入力された場合には(ST68のYES)、制御部31は、ST69として商品詳細情報として記憶した商品コード,商品名及び単価と、入力エリアA2に入力されている購入数と、単価と購入数とから算出した購入金額とにより購入商品情報を生成する。そして、ST70としてこの購入商品情報と、会員コードエリア32内の会員コード及び店舗情報エリア34内の店舗情報(店舗コード,店舗名)とを含む商品購入コマンドを生成し、このコマンドを店舗管理サーバ1に送信する(商品詳細情報要求手段)。
商品購入コマンドを受けた店舗管理サーバ1の制御部78は、図25の流れ図に示す処理を実行する。先ず、ST171として受信コマンドに含まれる会員コードを検索キーデータとして会員データベース13を検索する。そして、ST172として検索キーデータである会員コードがセットされた会員データレコードからカゴDBNoを取得する。
次に、制御部78は、ST173としてカゴDBNoが“0”であるか否かを判断する。カゴDBNoが“0”の場合には(ST173のYES)、当該会員コードの会員に対して買物カゴテーブルT3が未だ作成されていないので、制御部78は、ST174として買物カゴデータベース15に、新規のカゴDBNoが設定された買物カゴテーブルT3を追加する。このとき、この新規の買物カゴテーブルT3には、受信コマンド中の店舗コード及び店舗名と、時計部76で計時されている買物日の情報も設定する。また、ST175としてこの新規のカゴDBNoを、会員データベース13における当該会員コードの会員データレコードに記録する。カゴDBNoが“0”でない場合には(ST173のNO)、当該会員コードの会員に対して当該カゴDBNoの買物カゴテーブルT3が作成されているので、ST174,ST175の処理は実行しない。
次に、制御部78は、ST176として当該会員コードがセットされた買物カゴテーブルT3に、受信コマンド中の商品コード,商品名,単価,数量及び金額を、時計部76で計時されている買物時刻とともに購入商品情報として追加格納する。また、合計数量及び合計金額も再計算する(買物情報格納手段)。しかる後、この買物カゴテーブルT3のデータを、ネットワーク4を介して要求コマンド送信元の携帯電話3に送信する。
商品購入要求を送信した携帯電話3の制御部31は、ST71として店舗管理サーバ1から買物カゴテーブルT3のデータを受信するのを待機している。そして、ネットワーク4を通じて買物カゴテーブルT3のデータを受信したならば、制御部31は、ST72としてその買物カゴテーブルT3のデータをデータ記憶部21に一時記憶するとともに、そのデータの内容に基づいて表示部23に買物カゴ画面G9を表示させる。
買物カゴ画面G9の一例を図34(d)に示す。図示するように、買物カゴ画面G9には、購入した商品名,単価,数量及び合計金額が表示されるとともに、「コード読取」ボタンB11、「締め」ボタンB12及び「キャンセル」ボタンB13が表示されている。
そこで制御部31は、ST73〜ST75としていずれかのボタンが選択入力されるのを待機する。ここで、「コード読取」ボタンB11が選択入力された場合には、次の購入商品のコード読取が宣言されたので、制御部31は、ST61に戻り、表示部23の画面をコード読取画面G7に戻す。
これに対し、「キャンセル」ボタンB13が選択入力された場合には、買物取消が宣言されたので、制御部31は、ST91として表示部23にキャンセル画面G10を表示させる。
キャンセル画面G10の一例を図34(e)に示す。図示するように、キャンセル画面G10には、商品名のチェックリストL5と、「キャンセル」ボタンB14及び「全てキャンセル」ボタンB15とが表示されている。チェックリストL5には、受信した買物カゴテーブルT3に格納されている商品名とそれに対応したチェックボックスとが表示される。
そこで制御部31は、ST92〜ST93としてキー入力部24の操作によりいずれかのボタンが選択入力されるのを待機する。ここで、「全てキャンセル」ボタンB15が選択入力された場合には(ST92のYES)、買物カゴテーブルT3に格納されている全ての商品の購入取消が宣言されたので、制御部31は、ST96として会員コードエリア32内の会員コードを含む一括取消要求コマンドを生成し、ネットワーク4を介して店舗管理サーバ1に送信する。
これに対し、「キャンセル」ボタンB14が選択入力された場合には(ST93のYES)、買物カゴテーブルT3に格納されている商品のうちチェックボックスで選択された商品の取消が宣言されたので、制御部31は、ST94としてチェックボックスで選択された商品の有無を判断する。そして、選択された商品がある場合には(ST94のYES)、制御部31は、ST95としてその選択された商品の商品コードと会員コードエリア32内の会員コードとを含む商品取消要求コマンドを生成し、ネットワーク4を介して店舗管理サーバ1に送信する。
なお、「キャンセル」ボタンB14が選択入力に対してチェックボックスで選択された商品がない場合には、取消処理の中止が宣言されたので、制御部31は、後述するST98のキャンセル完了画面表示処理に進む。
一括取消要求コマンドを受信した店舗管理サーバ1の制御部78は、図26の流れ図に示す処理を実行する。先ず、ST181として受信コマンドに含まれる会員コードを検索キーデータとして会員データベース13を検索する。そして、ST182として検索キーデータである会員コードがセットされた会員データレコードからカゴDBNoを取得する。
次に、制御部78は、ST183としてカゴDBNoが“0”であるか否かを判断する。カゴDBNoが“0”でない場合には、制御部78は、ST184としてそのカゴDBNoの買物カゴテーブルT3から購入商品情報及び合計情報をクリアする。しかる後、ST185としてこの買物カゴテーブルT3のデータを、ネットワーク4を介してコマンド要求元の携帯電話3に送信する。
なお、カゴDBNoが“0”であった場合には(ST183のYES)、制御部78は、ST186としてエラー応答をコマンド要求元の携帯電話3に送信する。
一方、商品取消要求コマンドを受信した店舗管理サーバ1の制御部78は、図27の流れ図に示す処理を実行する。先ず、ST191として受信コマンドに含まれる会員コードを検索キーデータとして会員データベース13を検索する。そして、ST192として検索キーデータである会員コードがセットされた会員データレコードからカゴDBNoを取得する。
次に、制御部78は、ST193としてカゴDBNoが“0”であるか否かを判断する。カゴDBNoが“0”でない場合には、制御部78は、ST194としてそのカゴDBNoの買物カゴテーブルT3を検索して、受信コマンド中の商品コードを含む購入商品情報が格納されているか否かを判断する。ここで、該当する購入商品情報が格納されている場合には(ST195のYES)、ST196として買物カゴテーブルT3からその購入商品情報、つまりは取消商品情報を削除する。また、合計数量及び合計金額を再計算する。しかる後、ST197としてその買物カゴテーブルT3のデータを、ネットワーク4を介してコマンド要求元の携帯電話3に送信する。
なお、カゴDBNoが“0”であった場合(ST194のYES)、及び、買物カゴテーブルT3に取消商品情報が記憶されていない場合には(ST195のNO)、制御部78は、エラー応答をコマンド要求元の携帯電話3に送信する。
一括取消要求コマンドまたは商品取消要求コマンドを送信した携帯電話3の制御部31は、ST97として店舗管理サーバ1から買物カゴテーブルT3のデータを受信するのを待機している。そして、ネットワーク4を介して買物カゴテーブルT3のデータを受信したならば、制御部31は、ST98としてその買物カゴテーブルT3のデータをデータ記憶部21に一時記憶するとともに、表示部23にキャンセル完了画面G11を表示させる。
商品取消要求コマンドを送信した後のキャンセル完了画面G11の一例を図34(f)に示す。図示するように、キャンセル完了画面G11には、取消した商品名が表示されるとともに、「買物カゴ」ボタンB16が表示されている。
そこで制御部31は、ST99として「買物カゴ」ボタンB16が選択入力されるのを待機する。そして、「買物カゴ」ボタンB16が選択入力されたならば、制御部31は、ST72に戻り、データ記憶部21で記憶している買物カゴテーブルT3のデータに基づいて買物カゴ画面G9を表示させる。
買物カゴ画面G9を表示している状態において、「締め」ボタンB12が選択入力された場合には(ST75のYES)、制御部31は、ST76として会員コードエリア32内の会員コードともに締め要求コマンドを生成し、このコマンドを、ネットワーク4を介して店舗管理サーバ1に送信する。
締め要求コマンドを受信した店舗管理サーバ1の制御部78は、図28の流れ図に示す処理を実行する。先ず、ST201として受信コマンドに含まれる会員コードを検索キーデータとして会員データベース13を検索する。そして、ST202として検索キーデータである会員コードがセットされた会員データレコードからカゴDBNoを取得する。
次に、制御部78は、ST203としてカゴDBNoが“0”であるか否かを判断する。カゴDBNoが“0”でない場合には、制御部78は、ST204としてそのカゴDBNoの買物カゴテーブルT3から合計数量及び合計金額の買物合計情報を取得する。そして、ST205としてこの買物合計情報を、ネットワーク4を介してコマンド要求元の携帯電話3に送信する。
なお、カゴDBNoが“0”であった場合には(ST203のYES)、制御部78は、ST186としてエラー応答をコマンド要求元の携帯電話3に送信する。
締め要求コマンドを送信した携帯電話3の制御部31は、ST77として買物合計情報の受信を待機する。そして、店舗管理サーバ1からネットワーク4を介して合計数量及び合計金額の買物合計情報を受信したならば、制御部31は、ST78として表示部23に買物合計画面G12を表示させる。
買物合計画面G12の一例を図35(a)に示す。図示するように、買物合計画面G12には、合計数量及び合計金額が表示される。また、電子マネーエリア33に記憶されている電子マネーの残高も表示される。さらに、「買物カゴ」ボタンB17及び「決済」ボタンB18が表示されている。
そこで制御部31は、ST79〜ST80としてキー入力部24の操作入力によりいずれかのボタンが選択入力されるのを待機する。ここで、「買物カゴ」ボタンB17が選択入力された場合には、制御部31は、ST72に戻り、表示部23の画面を買物カゴ画面G9に戻す。
一方、「決済」ボタンB18が選択入力された場合には、制御部31は、ST81として無線通信部29を介して決済端末5と近距離無線通信を行い、会員コードエリア32内の会員コードと電子マネーエリア33内の電子マネー残高データを送信する。
このとき、決済端末5において購買取引決済プログラムP3が起動されており、かつ、携帯電話3の無線通信部29が決済端末5の無線通信部59にかざされていて、携帯電話3と決済端末5との近距離無線通信が確立していた場合には、決済端末5では、その購買取引決済プログラムP3に従い、図20の流れ図に示す電子決済処理が実行される。
すなわち、決済端末5の制御部60は、ST111として携帯電話3との近距離無線通信が確立されるのを待機する。そして確立されたならば、制御部60は、ST112として携帯電話3から発信される会員コードと電子マネーデータを取り込む(購入者識別情報取込手段)。そして、ST113としてこの会員コードと店舗コードエリア61に設定されている店舗コードとを検索条件として含む購入商品情報要求コマンドを生成し、このコマンドを、ネットワーク4を通じて店舗管理サーバ1に送信する(購入商品情報要求手段)。
購入商品情報要求コマンドを受信した店舗管理サーバ1の制御部78は、図29の流れ図に示す処理を実行する。先ず、ST211として受信コマンドに含まれる会員コードを検索キーデータとして会員データベース13を検索する。そして、ST212として検索キーデータである会員コードがセットされた会員データレコードからカゴDBNoを取得する。
次に、制御部78は、ST213として買物カゴデータベース15を検索し、このカゴDBNoがセットされた買物カゴテーブルT3の店舗コードと、受信コマンドに含まれている店舗コードとを照合して、両店舗コードが一致するか否かを判断する。一致する場合には(ST214のYES)、ST215としてその買物カゴテーブルT3から買物時刻,商品コード,商品名,単価,数量及び金額の購入商品情報及び合計点数,合計金額の合計情報を一括して取得する(購入商品情報取得手段)。そして、ST216としてこの取得した購入商品情報及び合計情報とその買物カゴテーブルT3のカゴDBNoとを、要求コマンド送信元の決済端末5にネットワーク4を介して送信する(購入商品情報送信手段)。なお、両店舗コードが一致しなかった場合には(ST214のNO)、制御部78は、ST217としてエラー応答を要求コマンド送信元の決済端末5に送信する。
購入商品情報要求コマンドを送信した決済端末5の制御部60は、ST114として店舗管理サーバ1から購入商品情報が送られてくるのを待機している。そして、ネットワーク4を介して購入商品情報及び合計情報とカゴDBNoの情報を受信したならば、制御部60は、ST115としてこの受信情報をデータ記憶部51で一時記憶する。
次に、制御部60は、ST116として受信した合計金額と携帯電話3から取り込んだ電子マネーデータの残高とを比較する。その結果、合計金額が電子マネー残高以下の場合には、電子マネー決済が成立するので、制御部60は、ST117として電子マネー残高から合計金額分を減額する。そして、ST118として合計金額分減額後の新たな電子マネー残高データを含む決済完了指令を近距離無線通信が確立している携帯電話3に送信する(決済処理手段)。
さらに、制御部60は、ST119として店舗管理サーバ1から受信したカゴDBNoを含む決済完了処理要求コマンドを生成し、ネットワーク4を介して店舗管理サーバ1に送信する。その後、ST120としてデータ記憶部51に格納した購入商品情報とカゴDBNoをクリアしたならば、購買取引決済プログラムP3を終了させる。
なお、合計金額が電子マネー残高を越える場合には、電子マネー決済が成立しないので、制御部60は、ST121としてその他の決済指令を近距離無線通信が確立している携帯電話3に送信する。その後、ST122として現金決済,クレジット決済等の別の方法で決済が成立するのを待機し、決済が成立したならば、制御部60は、ST118に進む。すなわち、決済完了指令を近距離無線通信が確立している携帯電話3に送信する。また、カゴDBNoを含む決済完了処理要求コマンドを店舗管理サーバ1に送信する。しかる後、データ記憶部51から購入商品情報とカゴDBNoをクリアして、購買取引決済プログラムP3を終了させる。
決済完了処理要求コマンドを受信した店舗管理サーバ1の制御部78は、図30の流れ図に示す処理を実行する。先ず、ST221として受信コマンドに含まれるカゴDBNoを検索キーデータとして買物カゴデータベース15を検索し、検索キーデータであるカゴDBNoがセットされた買物カゴテーブルT3を読み込む。そして、この買物カゴテーブルT3から買物日,店舗コード,店舗名及び全ての購入商品情報を取得して、購買履歴レコードを作成する。
次に、制御部78は、ST222として同買物カゴテーブルT3から会員コードを取得する。そして、ST223としてこの会員コードを検索キーデータとして会員データベース13を検索し、ST224として当該会員コードの会員データレコードから履歴DBNoを取得する。
次に、制御部78は、ST225として取得した履歴DBNoが“0”であるか否かを判断する。履歴DBNoが“0”の場合には、当該会員コードで特定される会員に対して履歴データテーブルT2が作成されていないので、ST226として履歴データベース14に新規の履歴DBNoが設定された履歴データテーブルT2を追加する。また、ST227としてこの新規の履歴DBNoを、会員データベース13における当該会員コードの会員データレコードに記録する。履歴DBNoが“0”でない場合には(ST225のNO)、当該会員コードの会員に対して当該履歴DBNoの履歴データテーブルT2が作成されているので、ST226,ST227の処理は実行しない。
次に、制御部78は、ST228として当該会員に対する履歴データテーブルT2に、ST221の処理で作成した購買履歴レコードを追加する。しかる後、制御部78は、ST229として当該会員コードの会員データレコードに記憶されているカゴDBNoを“0”に書き換える。また、ST230として受信コマンド中のカゴDBNoが設定された買物カゴテーブルT3を買物カゴデータベース15から消去する。
決済端末5に会員コードと電子マネー残高データを送信した携帯電話3の制御部31は、ST82として決済端末5から決済完了指令があるのを待機する。ここで、決済完了指令でなく、その他の決済要求を受信した場合には、制御部31は、ST83として表示部23にその他の決済を指示する画面を表示させる。そして、再び、決済完了指令を待機する。
決済端末5から決済完了指令を受信した場合には、制御部31は、ST84として表示部23に決済完了画面G13を表示させる。このとき、決済完了指令に新規残高データが含まれている場合には、電子マネーエリア33の残高データをその新規残高データに書き換える。決済完了画面G13の一例を図35(b)に示す。図示するように、決済完了画面G13には、最新の電子マネー残高と「メニュー」ボタンB19とが表示されている。
そこで制御部31は、ST85〜ST86としてキー入力部24の操作入力により「メニュー」ボタンB19が選択入力されるか、「終了」の指示入力がなされるかを待機する。ここで、「メニュー」ボタンB19が選択入力された場合には(ST85のYES)、制御部31は、ST5に戻り、表示部23の画面をメニュー画面G6に戻す。
一方、「終了」の指示入力がなされた場合には(ST86のYES)、制御部31は、ST10に進み、店舗管理サーバ1との回線を切断する。また、店舗情報エリア34から店舗情報をクリアする。しかる後、購買取引端末プログラムP1を終了させる。
メニュー画面G6において、「履歴確認」ボタンB7が選択入力された場合には(ST7のYES)、制御部31は、ST13として履歴確認処理を実行する。この処理は、図19の流れ図によって具体的に示される。
すなわち制御部31は、ST101として会員コードエリア32に記憶されている会員コードと、店舗情報エリア34に記憶されている店舗コードとを検索条件として簡易履歴要求コマンドを生成し、ネットワーク4を通じて店舗管理サーバ1に送信する。
この簡易履歴要求コマンドを受信した店舗管理サーバ1の制御部78は、図31の流れ図に示す処理を実行する。先ず、ST231として要求コマンドに含まれる会員コードを検索キーデータとして会員データベース13を検索する。そして、ST232として検索キーデータである会員コードがセットされた会員データレコードから履歴DBNoを取得する。
次に、制御部78は、ST233として履歴DBNoが“0”であるか否かを判断する。ここで、履歴DBNoが“0”でない場合には、制御部78は、ST234としてその履歴DBNoを検索キーデータとして履歴データベース14を検索する。そして、ST235として検索キーデータである履歴DBNoがセットされた履歴データテーブルT2を読み込む。
次に、制御部78は、ST236として上記履歴データテーブルT2から受信コマンド中の店舗コードがセットされた購買履歴レコードを抽出する。そして、ST237として該当する購買履歴レコードを全て抽出したならば、制御部78は、ST238としてその抽出した購買履歴レコードで買物日リストからなる簡易履歴情報を生成する。そして、ST239としてこの簡易履歴情報を、ネットワーク4を介して要求コマンド送信元の携帯電話3に送信する。
なお、履歴DBNoが“0”であった場合(ST233のYES)、あるいは店舗コードが一致する購買履歴情報を抽出できなかった場合には(ST237のNO)、制御部78は、ST240として履歴なし応答のコマンドを、ネットワーク4を介して要求コマンド送信元の携帯電話3に送信する。
簡易履歴要求コマンドを送信した携帯電話3の制御部31は、ST102として簡易履歴情報の応答を待機する。ここで、簡易履歴情報の応答がなかった場合には、メニュー画面G6に戻る。
ネットワーク4を介して店舗管理サーバ1から簡易履歴情報の応答を受信した場合には(ST102のYES)、制御部31は、ST103として表示部23に簡易履歴画面G14を表示させる。簡易履歴画面G14の一例を図35(c)に示す。図示するように、簡易履歴画面G14には、簡易履歴情報として受信した買物日リストL6が購入履歴として表示される。また、「戻る」ボタンB20が表示されている。
そこで制御部31は、ST104としてキー入力部24の操作入力により「戻る」ボタンB20が選択入力されるか、ST105として買物日リストL6の中からいずれかの買物日が選択されるのを待機する。ここで、「戻る」ボタンB20が選択入力された場合には(ST104のYES)、メニュー画面G6に戻る。
これに対し、いずれかの買物日が選択入力された場合には、制御部31は、ST106として会員コードエリア32内の会員コード及び店舗情報エリア34内の店舗コードとともにその選択された買物日のデータを検索条件として詳細履歴要求コマンドを生成し、ネットワーク4を通じて店舗管理サーバ1に送信する。
この詳細履歴要求コマンドを受信した店舗管理サーバ1の制御部78は、図32の流れ図に示す処理を実行する。先ず、ST241として要求コマンドに含まれる会員コードを検索キーデータとして会員データベース13を検索する。そして、ST242として検索キーデータである会員コードがセットされた会員データレコードから履歴DBNoを取得する。
この場合、履歴DBNoは“0”でないことが、先の簡易履歴要求コマンド受信処理で確認されているので、制御部78は、ST243としてその履歴DBNoを検索キーデータとして履歴データベース14を検索する。そして、ST244として検索キーデータである履歴DBNoがセットされた履歴データテーブルT2を読み込む。
次に、制御部78は、ST245として上記履歴データテーブルT2から受信コマンド中の買物日と店舗コードの両方がセットされた購買履歴レコードを抽出する。そして、ST246として該当する購買履歴レコードを抽出したならば、制御部78は、ST247としてその抽出した購買履歴レコードの購入商品情報で詳細履歴情報を編集する。そして、ST248としてこの詳細履歴情報を、ネットワーク4を介して要求コマンド送信元の携帯電話3に送信する。
なお、買物日及び店舗コードが一致する購買履歴情報を抽出できなかった場合には(ST246のNO)、制御部78は、ST249としてエラー応答のコマンドを、ネットワーク4を介して要求コマンド送信元の携帯電話3に送信する。
詳細履歴要求コマンドを送信した携帯電話3の制御部31は、ST107として詳細履歴情報の応答を待機する。ここで、詳細履歴情報の応答がなかった場合には、メニュー画面G6に戻る。
ネットワーク4を介して店舗管理サーバ1から詳細履歴情報の応答を受信した場合には(ST107のYES)、制御部31は、ST108として表示部23に詳細履歴画面G15を表示させる。詳細履歴画面G15の一例を図35(d)に示す。図示するように、詳細履歴画面G15には、詳細履歴情報として受信した購入商品情報の明細やその合計などが詳細購入履歴として表示される。また、「戻る」ボタンB21と「メニュー」ボタンB22とが表示されている。
そこで制御部31は、ST109〜ST110としてキー入力部24の操作入力によりいずれかのボタンが選択入力されるのを待機する。ここで、「戻る」ボタンB21が選択入力された場合には(ST108のYES)、制御部31は、ST103に戻り、表示部23の画面を簡易履歴画面G14に戻す。「メニュー」ボタンB22が選択入力された場合には(ST109のYES)、表示部23の画面をメニュー画面G16に戻す。
このように構成された本実施の形態においては、購買取引支援サービスの会員となった購入者は、自己が携帯する携帯電話3に購買取引端末プログラムP1をダウンロードすることによって、購買取引支援サービス加盟店の実売店舗での購買取引に対して店舗管理サーバ1からの支援サービスを受けることができる。
購入者は、先ず、キー入力部24を操作して購買取引の開始を選択する。そうすると、購買取引端末プログラムP1が起動して、携帯電話3の表示部23に店舗情報取得画面G1が表示される。そこで、購入者は、自身がこれから買物をする店舗の店舗識別情報を携帯電話3に登録する。
この登録方法には4つの方法がある。第1の方法は、店舗内に設置されている店舗端末6から近距離無線通信により取得する方法である。すなわち購入者は、店舗端末6の無線通信部45に携帯電話3の無線通信部29を近づけて「更新」ボタンB1を操作入力する。そうすると、店舗端末6にあらかじめ設定されている店舗識別情報(店舗コード,店舗名)が携帯電話3の店舗情報エリア34にダウンロードされる。
第2の方法は、自身の過去の購買取引履歴から検索する方法である。すなわち、購入者は、「過去履歴」ボタンB2を操作入力する。そうすると、店舗管理サーバ1との回線が接続され、履歴データベース14に記憶管理されている購買履歴データから自身が以前に購買取引を行った店舗名のリストL1が表示部23に表示されるので、その中から実際に買物を行う店舗を選択する。こうすることにより、携帯電話3の店舗情報エリア34には、その店舗の店舗識別情報がセットされる。
第3の方法は、加盟店リストから検索する方法である。すなわち、購入者は、「店舗リストから選択」ボタンB3を操作入力する。そうすると、店舗管理サーバ1との回線が接続され、店舗データベース11に記憶管理されている加盟店の地域別リストL2〜L4が表示部23に表示されるので、その中から実際に買物を行う店舗を選択する。こうすることにより、携帯電話3の店舗情報エリア34には、その店舗の店舗識別情報がセットされる。
第4の方法は、GPSを利用する方法である。すなわち、購入者は、実際に買物を行う店舗内若しくはその近傍において「位置情報から取得」ボタンB4を操作入力する。そうすると、GPS部30が動作して現在地情報が算出される。そして、店舗管理サーバ1との回線が接続されて、現在地情報が店舗管理サーバ1に送信される。店舗管理サーバ1においては、店舗データベース11に設定されている各加盟店の位置情報から現在地情報に一致した店舗が検索され、その店舗の店舗識別情報が返信される。かくして、携帯電話3の店舗情報エリア34には、現在、購入者が居る店舗の店舗識別情報がセットされる。
店舗識別情報が携帯電話3に登録されると、その表示部23にはメニュー画面G6が表示される。このメニュー画面G6には、登録された店舗識別情報の店舗名が表示されているので、購入者は、購買取引を行う店舗と携帯電話3に登録された店舗とが一致しているか否かを確認することができる。
さて、実際に購買取引を行う際には、購入者は、メニュー画面G6の「買物」ボタンB6を操作入力する。そうすると、コード読取画面G7が表示されるので、購入する商品のバーコードまたは二次元データコードを読み取り操作する。携帯電話3の撮像部25の作用により商品のバーコードまたは二次元データコードが読み取られると、その商品の識別情報である商品コードと店舗情報エリア34に登録された店舗コードとを含む商品詳細情報要求コマンドが店舗管理サーバ1に送信される。
店舗管理サーバ1においては、店舗データベース11から当該店舗コードに対応する商品DBNoが検出され、商品データベース12から当該商品DBNoの商品データテーブルT1が検索されて、当該商品コードに対応する商品詳細情報が読み出される。そして、この商品詳細情報が携帯電話3に返信されて、表示部23に商品詳細情報画面G8として表示される。
ここで、店舗コードに対応する商品DBNoの商品データテーブルT1は、その店舗コードで識別される実売店舗で販売されている商品の価格等のデータが設定されたテーブルである。したがって、携帯電話3の商品詳細情報画面G8には、購入者が購買取引を行おうとする店舗での当該商品の価格や販促情報等が正確に表示される。
購買者は、商品詳細情報画面G8を見て商品の購入を決めた場合には、「購入」ボタンB9を操作入力する。そうすると、店舗管理サーバ1においては、当該購入者に対する買物カゴテーブルT3が買物カゴデータベース15に作成され、このテーブルT3に購入を決めた商品の情報が蓄積される。
「購入」ボタンB9を操作入力すると、携帯電話3の表示部23には、現時点の買物カゴテーブルT3の内容に対応した買物カゴ画面G9が表示される。そこで、買物を終了する場合には、購入者は「締め」ボタンB12を操作入力する。そうすると、表示部23の画面が買物合計画面G12に切り替るので、購入者は、店の決済端末5に近付き、その無線通信部59に携帯電話3の無線通信部45をかざして「決済」ボタンB18を操作入力する。そうすると、携帯電話3から決済端末5に会員コードと電子マネーの残高データとが無線送信される。
決済端末5では、携帯電話3から取得した会員コードと予め設定されている店舗コードとを検索条件として含む購入商品要求コマンドが生成され、店舗管理サーバ1に送信される。このコマンドを受けて、店舗管理サーバ1では、会員コードと店舗コードとが一致する買物カゴテーブルT3が検索され、この買物カゴテーブルT3のデータが決済端末5に返信される。
かくして決済端末5では、買物カゴテーブルT3のデータに基づいて電子マネーによる決済処理が行われる。そして、決済処理が完了したならば、携帯電話3の電子マネーデータが更新されるとともに、決済完了画面G13が表示されるので、購入者は、終了を指示入力する。
また、決済端末5では、店舗管理サーバ1に対して決済完了処理要求コマンドが送信される。このコマンドを受けて、店舗管理サーバ1では、当該購入者の買物カゴテーブルT3のデータに基づいて購買履歴情報が作成され、購入者別の履歴データテーブルT2に蓄積される。この購買履歴情報には、買物日や購入商品情報のほか、購買取引を行った店舗の識別情報も記録されている。
そこで、店舗情報取得処理によって登録した店舗での購買取引履歴を確認したい購入者は、メニュー画面G6において、「履歴確認」ボタンB7を操作入力する。そうすると、データ記憶部21に記憶されている会員コードと店舗コードとを含む簡易履歴情報要求コマンドが店舗管理サーバ1に送信される。
これに応じて、店舗管理サーバ1においては、当該会員コードに対応して会員データベース13に記憶されている履歴DBNoが検出され、この履歴DBNoの履歴データテーブルT2から当該店舗コードの購買履歴情報が抽出されて、その買物日リストが返信される。そして、携帯電話3の表示部23に、買物日リストL6が示された簡易履歴画面G14が表示される。
そこで購入者は、買物日リストL6の中から詳細な履歴を確認したい日付を選択入力する。そうすると、その買物日に購入した商品のリスト等が表示される。
このように本実施の形態によれば、購入者が実際に買物を行っている店舗で販売されている商品の情報を、当該購入者が携帯している携帯電話3を用いて容易に閲覧することができる。また、その店舗での過去の購買取引の履歴についても、携帯電話3を用いて容易に閲覧することができる。
なお、この発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
例えば前記実施の形態では、携帯型通信端末の一態様として携帯電話3を示したが、PHSや携帯情報端末等を用いてもよいのは言うまでもないことである。
また前記実施の形態では、店舗管理サーバ1を1台として各店舗が共有する場合を示したが、店舗別に店舗管理サーバ1を設けて購買取引支援システムを構築することも可能である。
また、前記実施の形態では、携帯電話3で決済をする場合を示したが、携帯電話以外の方法で決済するシステムも本発明に含まれるものである。また本発明は、決済機能を除き、店舗毎の商品情報を携帯電話等の携帯型通信端末で容易に閲覧できるようにした購買取引支援システムであってもよい。
また、前記実施の形態では、店舗端末6から近距離無線通信によって店舗情報を取得する場合を示したが、例えば店舗端末6の表示部42に店舗コードに対応したバーコードまたは二次元データコードを表示させ、その画像を携帯電話3の撮像部25で撮影することによって、店舗情報を取得するようにしてもよい。
また、店舗情報を取得する方法として4つの方法を示したが、いずれか1つ、または2以上の方法を備えたものであってもよい。
この他、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を組合わせてもよい。
さらに、本実施の形態では装置内部に発明を実施する機能が予め記録されている場合で説明をしたが、これに限らず同様の機能をネットワークから装置にダウンロードしても良いし、同様の機能を記録媒体に記憶させたものを装置にインストールしてもよい。記録媒体としては、CD−ROM等プログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能な記録媒体であれば、その形態は何れの形態であっても良い。またこのように予めインストールやダウンロードにより得る機能は装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と協働してその機能を実現させるものであってもよい。(この部分は、本明細書14頁16行目〜21行目で説明したつもりですが,重複して追記する必要があるのでしょうか?)
本発明の一実施の形態における購買取引支援システムの概要図。 同実施の形態において、店舗データベースに記憶されるデータの構造を示す模式図。 同実施の形態において、商品データベースに記憶されるデータの構造を示す模式図。 同実施の形態において、会員データベースに記憶されるデータの構造を示す模式図。 同実施の形態において、履歴データベースに記憶されるデータの構造を示す模式図。 同実施の形態において、買物カゴデータベースに記憶されるデータの構造を示す模式図。 同実施の形態における携帯電話の要部構成を示すブロック図。 同実施の形態における店舗端末の要部構成を示すブロック図。 同実施の形態における決済端末の要部構成を示すブロック図。 同実施の形態における店舗管理サーバの要部構成を示すブロック図。 同実施の形態において、携帯電話の制御部が購買取引端末プログラムに従い実行するメイン処理の要部手順を示す流れ図。 図11における店舗情報取得処理の手順を具体的に示す流れ図。 図12において、「過去履歴」ボタン入力後の手順を具体的に示す流れ図。 図12において、「店舗リストから選択」ボタン入力後の手順を具体的に示す流れ図。 図12において、「位置情報から取得」ボタン入力後の手順を具体的に示す流れ図。 図11における買物処理の手順の前半部を具体的に示す流れ図。 図11における買物処理の手順の後半部を具体的に示す流れ図。 図17において、「キャンセル」ボタン入力後の手順を具体的に示す流れ図。 図11における履歴確認処理の手順の前半部を具体的に示す流れ図。 同実施の形態において、決済端末の制御部が購買取引決済プログラムに従い実行するメイン処理の要部手順を示す流れ図。 同実施の形態において、店舗管理サーバの制御部が実行する履歴店舗リスト要求コマンド受信処理の要部手順を示す流れ図。 同実施の形態において、店舗管理サーバの制御部が実行する提携店舗リスト要求コマンド受信処理の要部手順を示す流れ図。 同実施の形態において、店舗管理サーバの制御部が実行する店舗情報要求コマンド受信処理の要部手順を示す流れ図。 同実施の形態において、店舗管理サーバの制御部が実行する商品詳細情報要求コマンド受信処理の要部手順を示す流れ図。 同実施の形態において、店舗管理サーバの制御部が実行する商品購入要求コマンド受信処理の要部手順を示す流れ図。 同実施の形態において、店舗管理サーバの制御部が実行する一括取消要求コマンド受信処理の要部手順を示す流れ図。 同実施の形態において、店舗管理サーバの制御部が実行する商品取消要求コマンド受信処理の要部手順を示す流れ図。 同実施の形態において、店舗管理サーバの制御部が実行する締め要求コマンド受信処理の要部手順を示す流れ図。 同実施の形態において、店舗管理サーバの制御部が実行する購入商品情報要求コマンド受信処理の要部手順を示す流れ図。 同実施の形態において、店舗管理サーバの制御部が実行する決済完了要求コマンド受信処理の要部手順を示す流れ図。 同実施の形態において、店舗管理サーバの制御部が実行する簡易履歴要求コマンド受信処理の要部手順を示す流れ図。 同実施の形態において、店舗管理サーバの制御部が実行する詳細履歴要求コマンド受信処理の要部手順を示す流れ図。 同実施の形態において、携帯電話の表示部に表示される主要な画面の一例を示す模式図。 同実施の形態において、携帯電話の表示部に表示される主要な画面の一例を示す模式図。 同実施の形態において、携帯電話の表示部に表示される主要な画面の一例を示す模式図。
符号の説明
1…店舗管理サーバ、3…携帯電話、4…ネットワーク、5…決済端末、6…店舗端末、11…店舗データベース、12…商品データベース、13…会員データベース、14…履歴データベース、15…買物カゴデータベース、21,51,71…データ記憶部、25…撮像部、26,56,75…プログラム記憶部、28,44,58,77…ネットワーク接続部、29,45,59…無線通信部、30…GPS部、31,46,60,78…制御部、41…記憶部。

Claims (23)

  1. 各購入者がそれぞれ携帯可能で、その購入者の購買取引に用いられる複数の携帯型通信端末と、ネットワークを通じて前記携帯型通信端末から要求を受けその要求を処理する店舗管理装置とを備えてなる購買取引支援システムにおいて、
    前記携帯型通信端末は、購買取引対象店舗の店舗識別情報を記憶する店舗識別情報記憶部と、購入対象商品を特定する商品識別情報を入力するための入力部と、この入力部を介して入力される商品識別情報を前記店舗識別情報記憶部に記憶されている店舗識別情報とともに前記ネットワークを介して前記店舗管理装置に送信して商品詳細情報を要求する商品詳細情報要求手段と、この商品詳細情報要求手段による要求に対して前記店舗管理装置から返信された商品詳細情報を表示する商品詳細情報表示手段とを具備し、
    前記店舗管理装置は、管理対象である複数の店舗毎にその店舗で販売される商品の価格を含む商品詳細情報を記憶する店舗別商品詳細情報記憶部と、前記携帯型通信端末から前記商品識別情報及び店舗識別情報を含む商品詳細情報要求を受信する毎に前記店舗別商品詳細情報記憶部を検索して、当該商品詳細情報要求に含まれる商品識別情報で特定される商品の同商品詳細情報要求に含まれる店舗識別情報で特定される店舗での価格を含む商品詳細情報を取得する店舗別詳細情報取得手段と、この店舗別詳細情報取得手段により取得した商品詳細情報を前記商品詳細情報要求元の携帯型通信端末に返信する商品詳細情報返信手段とを具備したことを特徴とする購買取引支援システム。
  2. 前記携帯型通信端末は、購買取引対象店舗の店舗識別情報を取得する店舗識別情報取得手段をさらに具備し、この店舗識別情報取得手段により得られた店舗識別情報を前記店舗識別情報記憶部記憶部で記憶することを特徴とする請求項1記載の購買取引支援システム。
  3. 前記管理対象の各店舗にそれぞれ設けられ、前記携帯型通信端末と通信を行う通信手段を有した複数の店舗端末をさらに備え、
    前記店舗端末は、予め設定された店舗識別情報を記憶する記憶部と、この記憶部に記憶された店舗識別情報を前記通信手段を介して前記携帯型通信端末に送信する店舗識別情報送信手段とを具備し、
    前記携帯型通信端末の店舗識別情報取得手段は、前記店舗端末の前記店舗識別情報送信手段により送信される店舗識別情報を受信して取得することを特徴とする請求項2記載の購買取引支援システム。
  4. 前記携帯型通信端末は、GPS(Global Positioning System)衛星から送信された電波を受信し、この受信電波を基に現在位置を算出する現在位置算出手段と、この現在位置算出手段により算出された現在位置情報を前記ネットワークを介して前記店舗管理装置に送信して店舗識別情報を要求する店舗識別情報要求手段とを具備し、
    前記店舗管理装置は、前記管理対象である各店舗の店舗識別情報にそれぞれ対応してその店舗の設置位置に関する情報を記憶する店舗情報記憶部と、前記携帯型通信端末から前記現在位置情報を含む店舗識別情報要求を受信する毎に前記店舗情報記憶部を検索して、当該店舗識別情報要求に含まれる現在位置情報の位置近傍に設置されている店舗の店舗識別情報を検出する店舗識別情報検出手段と、この店舗識別情報検出手段により検出された店舗識別情報を店舗識別情報要求元の前記携帯型通信端末に送信する店舗識別情報送信手段とを具備し、
    前記携帯型通信端末の店舗識別情報取得手段は、前記店舗管理装置の前記店舗識別情報送信手段により送信される店舗識別情報を受信して取得することを特徴とする請求項2記載の購買取引支援システム。
  5. 前記店舗管理装置は、前記管理対象である各店舗の店舗識別情報を記憶する店舗情報記憶部と、前記携帯型通信端末から店舗識別情報要求を受信する毎に前記店舗情報記憶部に記憶されている各店舗の店舗識別情報を読み出し、店舗識別情報要求元の前記携帯型通信端末に送信する店舗識別情報送信手段とを具備し、
    前記携帯型通信端末は、前記ネットワークを介して前記店舗管理装置に店舗識別情報要求を送信する店舗識別情報要求手段と、この店舗識別情報要求手段による要求に対して前記店舗管理装置から受信した各店舗識別情報のリストを表示するリスト表示手段と、このリスト表示手段により表示されたリストの中からいずれか1つの店舗識別情報を選択する店舗選択手段とを具備し、
    前記携帯型通信端末の店舗識別情報取得手段は、前記店舗選択手段により選択された店舗識別情報を取得することを特徴とする請求項2記載の購買取引支援システム。
  6. 管理対象である複数の店舗にそれぞれ設けられるとともに前記店舗管理装置と前記ネットワークを通じて接続され、前記携帯型通信端末を用いた購買取引の決済を処理する複数の決済端末をさらに具備し、
    前記携帯型通信端末は、予め設定された購入者識別情報を記憶する購入者識別情報記憶部と、前記商品詳細情報表示手段により詳細情報が表示された商品を購入するか否かの選択入力を受付ける商品購入受付手段と、この商品購入受付手段により商品購入の選択入力を受付けたことに応じて、この購入商品の価格を含む購入商品情報を前記購入者識別情報記憶部に記憶されている購入者識別情報及び前記店舗識別情報記憶部に記憶されている店舗識別情報とともに前記ネットワークを介して前記店舗管理装置に送信して購入処理を要求する購入処理要求手段とをさらに具備し、
    前記店舗管理装置は、買物情報記憶部と、前記携帯型通信端末から前記購入商品情報,購入者識別情報及び店舗識別情報を含む購入処理要求を受信する毎にその購入処理要求に含まれる購入商品情報を同購入処理要求に含まれる購入者識別情報及び店舗識別情報と関連付けて前記買物情報記憶部に格納する買物情報格納手段と、前記決済端末から前記購入者識別情報及び店舗識別情報を含む購入商品情報要求を受信する毎に前記買物情報記憶部を検索して、当該購入商品情報要求に含まれる購入者識別情報及び店舗識別情報と関連付けられた購入商品情報を一括して取得する購入商品情報取得手段と、この購入商品情報取得手段により取得した購入商品情報を購入商品情報要求元の前記決済端末に前記ネットワークを介して送信する購入商品情報送信手段とをさらに具備し、
    前記決済端末は、予め設定された店舗識別情報を記憶する店舗識別情報記憶部と、前記携帯型通信端末から前記購入者識別情報を取り込む購入者識別情報取込手段と、この購入者識別情報取込手段により購入者識別情報を取り込むと、その購入者識別情報を前記店舗識別情報記憶部に記憶されている店舗識別情報とともに前記ネットワークを介して前記店舗管理装置に送信して購入商品情報を要求する購入商品情報要求手段と、この購入商品情報要求手段による購入商品情報要求に対して前記店舗管理装置から購入商品情報を受信するとその購入商品情報に基づいて購買取引を決済処理する決済処理手段とを具備したことを特徴とする請求項1または2記載の購買取引支援システム。
  7. 前記店舗管理装置は、前記買物情報記憶部に記憶された購入商品情報,購入者識別情報及び店舗識別情報を購入者識別情報別に蓄積記憶する購買履歴記憶部と、前記携帯型通信端末から購入者識別情報を含む履歴店舗情報要求を受信する毎に前記購買履歴記憶部を検索して、当該履歴店舗情報要求に含まれる購入者識別情報と関連付けられて記憶された店舗識別情報を全て抽出する履歴店舗情報抽出手段と、この履歴店舗情報抽出手段により抽出された全ての店舗識別情報を履歴店舗情報要求元の前記携帯型通信端末に送信する履歴店舗情報送信手段とを具備し、
    前記携帯型通信端末は、前記ネットワークを介して前記店舗管理装置に前記購入者識別情報記憶部に記憶されている購入者識別情報を送信して履歴店舗情報を要求する履歴店舗情報要求手段と、この履歴店舗情報要求手段による要求に対して前記店舗管理装置から受信した各店舗識別情報のリストを表示するリスト表示手段と、このリスト表示手段により表示されたリストの中からいずれか1つの店舗識別情報を選択する店舗選択手段とを具備し、
    前記携帯型通信端末の店舗識別情報取得手段は、前記店舗選択手段により選択された店舗識別情報を取得することを特徴とする請求項6記載の購買取引支援システム。
  8. 購入者の購買取引に用いられる複数の携帯型通信端末からネットワークを通じて要求を受けその要求を処理する店舗管理装置と、管理対象の各店舗にそれぞれ設けられるとともに前記店舗管理装置と前記ネットワークを通じて接続され、前記携帯型通信端末を用いた購買取引の決済を処理する複数の決済端末とを備えてなる購買取引支援システムにおいて、
    前記店舗管理装置は、前記管理対象の店舗毎にその店舗で販売される商品の価格を含む商品詳細情報を記憶する店舗別商品価格記憶部と、前記携帯型通信端末から前記商品識別情報及び店舗識別情報を含む商品詳細情報要求を受信する毎に前記店舗別商品詳細情報記憶部を検索して、当該商品詳細情報要求に含まれる商品識別情報で特定される商品の同商品詳細情報要求に含まれる店舗識別情報で特定される店舗での価格を含む商品詳細情報を取得する店舗別詳細情報取得手段と、この店舗別詳細情報取得手段により取得した商品詳細情報を前記商品詳細情報要求元の携帯型通信端末に返信する商品詳細情報返信手段と、前記携帯型通信端末から購入商品情報,購入者識別情報及び店舗識別情報を含む購入処理要求を受信する毎にその購入処理要求に含まれる購入商品情報を同購入処理要求に含まれる購入者識別情報及び店舗識別情報と関連付けて記憶する買物情報記憶部と、前記決済端末から前記購入者識別情報及び店舗識別情報を含む購入商品情報要求を受信する毎に前記買物情報記憶部を検索して、当該購入商品情報要求に含まれる購入者識別情報及び店舗識別情報と関連付けられた購入商品情報を一括して取得する購入商品情報取得手段と、この購入商品情報取得手段により取得した購入商品情報を購入商品情報要求元の前記決済端末に前記ネットワークを介して送信する購入商品情報送信手段とを具備し、
    前記決済端末は、予め設定された店舗識別情報を記憶する店舗識別情報記憶部と、前記携帯型通信端末から前記購入者識別情報を取り込む購入者識別情報取込手段と、この購入者識別情報取込手段により購入者識別情報を取り込むと、その購入者識別情報を前記店舗識別情報記憶部に記憶されている店舗識別情報とともに前記ネットワークを介して前記店舗管理装置に送信して購入商品情報を要求する購入商品情報要求手段と、この購入商品情報要求手段による購入商品情報要求に対して前記店舗管理装置から購入商品情報を受信するとその購入商品情報に基づいて購買取引を決済処理する決済処理手段とを具備したことを特徴とする購買取引支援システム。
  9. 前記管理対象の各店舗にそれぞれ設けられ、前記携帯型通信端末と通信を行う通信手段と、予め設定された店舗識別情報を記憶する記憶部と、この記憶部に記憶された店舗識別情報を前記通信手段を介して前記携帯型通信端末に送信する店舗識別情報送信手段とを具備した複数の店舗端末をさらに備えたことを特徴とする請求項8記載の購買取引支援システム。
  10. 前記店舗管理装置は、前記管理対象である各店舗の店舗識別情報にそれぞれ対応してその店舗の設置位置に関する情報を記憶する店舗情報記憶部と、前記携帯型通信端末から現在位置情報を含む店舗識別情報要求を受信する毎に前記店舗情報記憶部を検索して、当該店舗識別情報要求に含まれる現在位置情報の位置近傍に設置されている店舗の店舗識別情報を検出する店舗識別情報検出手段と、この店舗識別情報検出手段により検出された店舗識別情報を店舗識別情報要求元の前記携帯型通信端末に送信する店舗識別情報送信手段とをさらに具備したことを特徴とする請求項8記載の購買取引支援システム。
  11. 購入者の購買取引に用いられる複数の携帯型通信端末からネットワークを通じて要求を受けその要求を処理する店舗管理装置において、
    管理対象である店舗毎にその店舗で販売される商品の価格を含む商品詳細情報を記憶する店舗別商品価格記憶部と、前記携帯型通信端末から前記商品識別情報及び店舗識別情報を含む商品詳細情報要求を受信する毎に前記店舗別商品詳細情報記憶部を検索して、当該商品詳細情報要求に含まれる商品識別情報で特定される商品の同商品詳細情報要求に含まれる店舗識別情報で特定される店舗での価格を含む商品詳細情報を取得する店舗別詳細情報取得手段と、この店舗別詳細情報取得手段により取得した商品詳細情報を前記商品詳細情報要求元の携帯型通信端末に返信する商品詳細情報返信手段とを具備したことを特徴とする店舗管理装置。
  12. 購入者の購買取引に用いられる複数の携帯型通信端末、及び、管理対象である複数の店舗にそれぞれ設けられ、前記携帯型通信端末を用いた購買取引の決済を処理する複数の決済端末から、ネットワークを通じて要求を受け、その要求を処理する店舗管理装置において、
    前記管理対象の店舗毎にその店舗で販売される商品の価格を含む商品詳細情報を記憶する店舗別商品価格記憶部と、前記携帯型通信端末から前記商品識別情報及び店舗識別情報を含む商品詳細情報要求を受信する毎に前記店舗別商品詳細情報記憶部を検索して、当該商品詳細情報要求に含まれる商品識別情報で特定される商品の同商品詳細情報要求に含まれる店舗識別情報で特定される店舗での価格を含む商品詳細情報を取得する店舗別詳細情報取得手段と、この店舗別詳細情報取得手段により取得した商品詳細情報を前記商品詳細情報要求元の携帯型通信端末に返信する商品詳細情報返信手段と、前記携帯型通信端末から購入商品情報,購入者識別情報及び店舗識別情報を含む購入処理要求を受信する毎にその購入処理要求に含まれる購入商品情報を同購入処理要求に含まれる購入者識別情報及び店舗識別情報と関連付けて記憶する買物情報記憶部と、前記決済端末から前記購入者識別情報及び店舗識別情報を含む購入商品情報要求を受信する毎に前記買物情報記憶部を検索して、当該購入商品情報要求に含まれる購入者識別情報及び店舗識別情報と関連付けられた購入商品情報を一括して取得する購入商品情報取得手段と、この購入商品情報取得手段により取得した購入商品情報を購入商品情報要求元の前記決済端末に前記ネットワークを介して送信する購入商品情報送信手段とを具備したことを特徴とする店舗管理装置。
  13. 前記管理対象である各店舗の店舗識別情報にそれぞれ対応してその店舗の設置位置に関する情報を記憶する店舗情報記憶部と、前記携帯型通信端末から現在位置情報を含む店舗識別情報要求を受信する毎に前記店舗情報記憶部を検索して、当該店舗識別情報要求に含まれる現在位置情報の位置近傍に設置されている店舗の店舗識別情報を検出する店舗識別情報検出手段と、この店舗識別情報検出手段により検出された店舗識別情報を店舗識別情報要求元の前記携帯型通信端末に送信する店舗識別情報送信手段とをさらに具備したことを特徴とする請求項11または12記載の店舗管理装置。
  14. 前記管理対象である各店舗の店舗識別情報を記憶する店舗情報記憶部と、前記携帯型通信端末から店舗識別情報要求を受信する毎に前記店舗情報記憶部に記憶されている各店舗の店舗識別情報を読み出し、店舗識別情報要求元の前記携帯型通信端末に送信する店舗識別情報送信手段とをさらに具備したことを特徴とする請求項11または12記載の店舗管理装置。
  15. 前記買物情報記憶部に記憶された購入商品情報,購入者識別情報及び店舗識別情報を購入者識別情報別に蓄積記憶する購買履歴記憶部と、前記携帯型通信端末から購入者識別情報を含む履歴店舗情報要求を受信する毎に前記購買履歴記憶部を検索して、当該履歴店舗情報要求に含まれる購入者識別情報と関連付けられて記憶された店舗識別情報を全て抽出する履歴店舗情報抽出手段と、この履歴店舗情報抽出手段により抽出された全ての店舗識別情報を履歴店舗情報要求元の前記携帯型通信端末に送信する履歴店舗情報送信手段とをさらに具備したことを特徴とする請求項12記載の店舗管理装置。
  16. ネットワークを通じてサーバと通信が可能であるとともに、携帯型通信端末を用いた購買取引の決済を処理する決済端末において、
    予め設定された店舗識別情報を記憶する店舗識別情報記憶部と、
    前記携帯型通信端末から購入者識別情報を取り込む購入者識別情報取込手段と、
    この購入者識別情報取込手段により購入者識別情報を取り込むと、その購入者識別情報を前記店舗識別情報記憶部に記憶されている店舗識別情報とともに前記ネットワークを介して前記サーバに送信して購入商品情報を要求する購入商品情報要求手段と、
    この購入商品情報要求手段による購入商品情報要求に対して前記サーバから購入商品情報を受信するとその購入商品情報に基づいて購買取引を決済処理する決済処理手段と、
    を具備したことを特徴とする決済端末。
  17. ネットワークを通じてサーバと通信が可能な携帯型通信端末において、
    購買取引対象店舗の店舗識別情報を取得する店舗識別情報取得手段と、この店舗識別情報取得手段により得られた店舗識別情報を記憶する店舗識別情報記憶部と、購入対象商品を特定する商品識別情報を入力するための入力部と、この入力部を介して入力される商品識別情報を前記店舗識別情報記憶部に記憶されている店舗識別情報とともに前記ネットワークを介して前記サーバに送信して商品詳細情報を要求する商品詳細情報要求手段と、この商品詳細情報要求手段による要求に対して前記サーバから返信された商品詳細情報を表示する商品詳細情報表示手段とを具備したことを特徴とする携帯型通信端末。
  18. 予め設定された購入者識別情報を記憶する購入者識別情報記憶部と、前記商品詳細情報表示手段により詳細情報が表示された商品を購入するか否かの選択入力を受付ける商品購入受付手段と、この商品購入受付手段により商品購入の選択入力を受付けたことに応じて、この購入商品の価格を含む購入商品情報を前記購入者識別情報記憶部に記憶されている購入者識別情報及び前記店舗識別情報記憶部に記憶されている店舗識別情報とともに前記ネットワークを介して前記サーバに送信して購入処理を要求する購入処理要求手段とをさらに具備したことを特徴とする請求項17記載の携帯型通信端末。
  19. 端末と無線通信を行う無線通信部をさらに備え、前記店舗識別情報取得手段は、前記端末から発信される店舗識別情報を前記無線通信部で受信して取得することを特徴とする請求項17または18記載の携帯型通信端末。
  20. 前記無線通信部を介して決済端末に前記購入者識別情報記憶部に記憶されている購入者識別情報を送信する購入者識別情報送信手段をさらに具備したことを特徴とする請求項19記載の携帯型通信端末。
  21. GPS衛星から送信された電波を受信し、この受信電波を基に現在位置を算出する現在位置算出手段と、この現在位置算出手段により算出された現在位置情報を前記ネットワークを介して前記サーバに送信して店舗識別情報を要求する店舗識別情報要求手段とをさらに具備し、
    前記店舗識別情報取得手段は、前記店舗識別情報の要求に対して前記サーバから返信される店舗識別情報を受信して取得することを特徴とする請求項17または18記載の携帯型通信端末。
  22. ネットワークを通じてサーバと通信が可能な携帯型通信端末を購買取引用機器として機能させるプログラムであって、
    前記携帯型通信端末に、購買取引対象店舗の店舗識別情報を取得する機能と、取得した店舗識別情報をメモリに記憶させる機能と、入力部から購入対象商品を特定する商品識別情報の入力を受付ける機能と、前記入力部を介して入力された商品識別情報を前記メモリに記憶されている店舗識別情報とともに前記ネットワークを介して前記サーバに送信して商品詳細情報を要求する機能と、前記サーバから返信された商品詳細情報を表示部に表示させる機能とを実現させることを特徴とするプログラム。
  23. 前記携帯型通信端末に、購入者識別情報を前記メモリに記憶させる機能と、前記表示部に詳細情報が表示された商品を購入するか否かの選択入力を受付ける機能と、商品購入の選択入力を受付けたことに応じて、この購入商品の価格を含む購入商品情報を前記メモリに記憶されている購入者識別情報及び店舗識別情報とともに前記ネットワークを介して前記サーバに送信して購入処理を要求する機能とをさらに実現させるための請求項22記載のプログラム。
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