JP2005141649A - Posシステム、電子レシート発行システム、電子レシート発行方法およびプログラム - Google Patents

Posシステム、電子レシート発行システム、電子レシート発行方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 付加価値を有する電子レシートを簡易な構成で発行することを目的とする。
【解決手段】 少なくとも、商品名、単価、並びに各商品に付帯する商品付帯データを必要項目とする商品マスタを記憶する商品マスタ記憶部321と、顧客の購入商品を特定するための購入商品情報を取得し、商品マスタから必要項目を読み出して、電子レシートデータを生成する電子レシートデータ生成部87と、生成した電子レシートデータを会員カードCに書き込むデータ書き込み部90と、を備え、電子レシートデータ生成部87は、少なくとも商品名および単価に基づき、顧客が保有するパーソナルコンピュータに組み込まれた家計簿ソフトに読み込ませるための家計簿入力データを生成すると共に、少なくとも商品名および商品付帯データに基づき、各商品の商品情報をパーソナルコンピュータの表示画面に表示させるための付帯データを生成するものである。
【選択図】 図2

Description

本発明は、POSシステム、電子レシート発行システム、電子レシート発行方法およびプログラムに関するものである。
従来、スーパーマーケットやコンビニエンス・ストア等の小売店において、ロール紙を被印刷媒体として発行されるレシート(以下、「紙レシート」と称する)は、顧客が商品購入後、会計内容を確認したり、家計簿等に転記したりするために用いられている。ところが近年では、家計簿ソフトを使用しパソコン入力により家計簿を作成する顧客も多く、紙レシートの内容をパーソナルコンピュータ(以下、「パソコン」と称する)にその都度入力するのは面倒であるため、紙レシートに代えて若しくは紙レシートと共に、レシート記載事項をデジタルデータ化した電子レシートを発行するサービスが広まりつつある。この電子レシートは、そのデータをパソコン内に取り込むことで、顧客による家計簿ソフトの入力の手間を省くことができ、転記ミスも生じないことから、顧客にとっては大変便利なものである。また、小売店側にとっては、紙レシートのように印刷範囲の制限がないため、広告情報の付加や特売情報を盛り込み易く、効果的な広告媒体として利用できるといった利点がある。さらに、ペーパーレス化、省資源化の観点からも、電子レシートの導入は、強く望まれている。
ところで、このような電子レシート発行サービスの一形態として、顧客毎の電子レシートデータをインターネットに接続されたサーバに記憶しておき、顧客が有するパソコン端末から電子レシートの配信要求アクセスがあったときに、顧客ID(識別番号)等を認証した上で、電子レシートを配信する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−77064号公報
ところが、上記のような電子レシート発行サービスを実現するためには、自社のPOS端末(レジ端末)を統合して、全POS端末が処理した電子レシートデータを記憶するためのサーバの増設や、当該サーバから電子レシートを配信するためのシステム構築並びに運用管理など、多くの設備投資が必要となる。このため、多くの小売店にとって電子レシート発行サービスの導入は非常に困難であり、当該電子レシート発行サービスを用いた固定客の獲得、並びに有効な広告媒体としての利用を断念せざるを得なかった。
そこで、本発明は、宣伝広告などの付加価値を有する電子レシートを簡易な構成で発行可能なPOSシステム、電子レシート発行システム、電子レシート発行方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明のPOSシステムは、顧客から提示されたICカードを介して電子レシートを発行可能なPOS端末と、当該POS端末をネットワークを介して統括制御するPOSサーバとによって構成されるPOSシステムにおいて、POSサーバは、少なくとも、商品名、単価、並びに各商品に付帯する商品付帯データを必要項目とする商品マスタを記憶する商品マスタ記憶手段を備え、POS端末は、オペレータの入力により、顧客の購入商品を特定するための購入商品情報を取得する購入商品情報取得手段と、取得した購入商品情報に基づき、POSサーバ内の商品マスタから必要項目を読み出して、電子レシートとして発行するための電子レシートデータを生成する電子レシートデータ生成手段と、生成した電子レシートデータをICカードに書き込むデータ書き込み手段と、を備え、電子レシートデータ生成手段は、必要項目のうち、少なくとも商品名および単価に基づき、顧客が保有するパーソナルコンピュータに組み込まれた家計簿ソフトに読み込ませるための家計簿入力データを生成すると共に、少なくとも商品名および商品付帯データに基づき、各商品の商品情報をパーソナルコンピュータの表示画面に表示させるための付帯データを生成し、データ書き込み手段は、電子レシートデータとして、家計簿入力データおよび付帯データをICカードに書き込むことを特徴とする。
また、本発明の電子レシート発行方法は、オペレータの入力により、顧客の購入商品を特定するための購入商品情報を取得する購入商品情報取得手段、少なくとも、商品名、単価、並びに各商品に付帯する商品付帯データを必要項目とする商品マスタを記憶する商品マスタ記憶手段、顧客から提示されたICカードを介して電子レシートを発行するための、電子レシートデータを生成する電子レシートデータ生成手段、生成した電子レシートデータをICカードに書き込むデータ書き込み手段、制御手段、を備えたPOSシステムにおける電子レシート発行方法であって、制御手段が、購入商品情報取得手段によって、購入商品情報を取得する工程と、取得した購入商品情報に基づき、商品マスタ記憶手段から必要項目を読み出す工程と、読み出した必要項目に基づき、電子レシートデータ生成手段によって、電子レシートデータを生成する工程と、データ書き込み手段によって、家計簿入力データおよび付帯データをICカードに書き込む工程と、を実行し、電子レシートデータを生成する工程では、読み出した必要項目のうち、少なくとも商品名および単価に基づき、顧客が保有するパーソナルコンピュータに組み込まれた家計簿ソフトに読み込ませるための家計簿入力データを生成し、読み出した必要項目のうち、少なくとも商品名および商品付帯データに基づき、各商品の商品情報をパーソナルコンピュータの表示画面に表示させるための付帯データを生成することを特徴とする。
これらの構成によれば、電子レシートデータとして、家計簿ソフトに読み込ませるための家計簿入力データの他に、各商品の商品情報をパーソナルコンピュータの表示画面に表示させるための付帯データをICカードに書き込むため、電子レシートを利用する顧客に対し、商品情報を提供することができる。また、表示画面に表示させる商品情報は、顧客が購入した購入商品を特定するための購入商品情報に基づいて、商品マスタから読み出した商品付帯データに基づくものであるため、購入商品に関連した商品情報のみが表示画面に表示される。したがって、顧客が必要とすると考えられる商品情報のみを効果的に提示することができる。また、商品付帯データは商品マスタの一項目として記憶されているため、家計簿入力データを生成する際の必要項目(商品名や単価)の読み出し処理と同様に商品付帯データを読み出すだけで、容易に付帯データを生成することができる。すなわち、これらの構成により、付加価値を有する電子レシートを簡易な構成で発行可能なPOSシステムを実現することができる。また、ICカードを介して電子レシートを発行することで、会員カードやポイントカードに当該電子レシートの機能を搭載することができ、利便性を向上させることができる。
この場合、POSサーバは、電子レシートを発行する店舗の店舗情報をパーソナルコンピュータの表示画面に表示させるための店舗データを記憶する店舗データ記憶手段をさらに備え、POS端末の電子レシートデータ生成手段は、店舗データを含めて付帯データを生成することが好ましい。
また、この場合、POSシステムは、電子レシートを発行する店舗の店舗情報をパーソナルコンピュータの表示画面に表示させるための店舗データを記憶する店舗データ記憶手段をさらに備えており、制御手段が、付帯データに、店舗データ記憶手段に記憶された店舗データを含める工程をさらに実行することが好ましい。
これらの構成によれば、各店舗の宣伝広告やキャンペーン情報など、店舗側が顧客に提示したい情報を店舗データとして記憶しておき、これを付帯データに含めることで、電子レシートを利用する顧客に対して各種情報を提供することができる。すなわち、効果的な広告媒体として電子レシートを利用することができる。
この場合、POS端末は、ICカードから、顧客の購入商品に基づいて付与されるポイントの累積に関する累積ポイント情報を読み出す累積ポイント情報読出手段と、読み出した累積ポイント情報と、取得した購入商品情報とに基づいて、累積ポイント情報を更新し、当該更新後の累積ポイント情報から、パーソナルコンピュータの表示画面に表示させるためのポイントデータを生成するポイントデータ生成手段と、をさらに備え、電子レシートデータ生成手段は、ポイントデータを含めて付帯データを生成することが好ましい。
また、この場合、POSシステムは、ICカードから、顧客の購入商品に基づいて付与されるポイントの累積に関する累積ポイント情報を読み出す累積ポイント情報読出手段と、読み出した累積ポイント情報と、取得した購入商品情報とに基づいて、累積ポイント情報を更新し、当該更新後の累積ポイント情報から、パーソナルコンピュータの表示画面に表示させるためのポイントデータを生成するポイントデータ生成手段と、をさらに備え、制御手段が、付帯データに、ポイントデータ生成手段によって生成されたポイントデータを含める工程をさらに実行することが好ましい。
これらの構成によれば、顧客の購入商品に基づいて更新された累積ポイント情報からポイントデータを生成し、これを付帯データに含めることで、電子レシートを利用する顧客に対してポイント情報を提供することができる。また、このポイント情報の提供により、顧客の購買意欲の促進、並びに固定客の獲得に役立てることができる。
この場合、商品付帯データ、店舗データ、ポイントデータのうち少なくとも1つには、これらに関連する情報が公開されたWebページのWebアドレス情報が含まれていることが好ましい。
これらの構成によれば、ICカードに書き込まれる付帯データを生成する元となる商品付帯データ、付帯データに含まれる店舗データまたはポイントデータのうちのいずれか、または2以上の情報に、これらに関連する情報が公開されたWebページのWebアドレス情報が含まれているため、顧客は必要に応じてWebページにアクセスし、各種情報を閲覧することができる。すなわち、例えば商品付帯データに、その商品のトレーサビリティー情報が公開されたWebページのWebアドレス情報を含めることで、顧客に対しその商品の流通経路に関する情報等を提供することができる。
これらの場合、ICカードは、データ書き込み手段によって付帯データの書き込みが必要であるか否かに関する付帯データ要否情報を記憶しており、POS端末は、付帯データ要否情報をICカードから読み出す付帯データ要否情報読出手段をさらに備え、データ書き込み手段は、付帯データ要否情報から付帯データ書き込み「要」の情報を読み出した場合、付帯データをICカードに書き込むことが好ましい。
また、これらの場合、POSシステムは、付帯データの書き込みが必要であるか否かに関する付帯データ要否情報をICカードから読み出す付帯データ要否情報読出手段をさらに備えており、制御手段が、付帯データ要否情報読出手段によって付帯データ要否情報を読み出す工程と、付帯データ要否情報から付帯データ書き込み「要」の情報を読み出した場合、データ書き込み手段によって、付帯データをICカードに書き込む工程と、をさらに実行することが好ましい。
これらの構成によれば、ICカードに、付帯データの書き込みが必要であるか否かに関する付帯データ要否情報を記憶しておき、当該ICカードから付帯データ書き込み「要」の情報を読み出した場合のみ、付帯データを書き込むため、顧客のニーズに応じて、付帯データの書き込みを行うことができる。すなわち商品情報や店舗情報等を必要としない顧客に対しては、家計簿入力データのみをICカードに書き込むため、1回の書き込みデータ量を少なくすることができる。また、ICカードから付帯データ要否情報を読み出すため、オペレータが会計毎に顧客に対し付帯データの書き込みの要否について確認する手間を省くことができる。
これらの場合、POS端末は、紙レシートに印刷するための紙レシート印刷データを生成する紙レシート印刷データ生成手段をさらに備え、電子レシートデータ生成手段は、入力された商品情報に基づき、商品マスタから必要項目を読み出して、電子レシートデータおよび紙レシートデータを生成するためのデータであって付帯データを含むレシートデータを生成するレシートデータ生成手段と、レシートデータを所定のフォーマットに従って電子レシートデータに変換する電子レシートデータ変換手段と、から成り、紙レシート印刷データ生成手段は、レシートデータから付帯データを削除することにより紙レシート印刷データを生成することが好ましい。
また、これらの場合、POSシステムは、紙レシートに印刷するための紙レシート印刷データを生成する紙レシート印刷データ生成手段をさらに備え、制御手段が、取得した購入商品情報に基づき、商品マスタ記憶手段から読み出した必要項目から、電子レシートデータおよび紙レシートデータを生成するためのデータであって付帯データを含むレシートデータを生成する工程と、レシートデータを所定のフォーマットに従って変換する工程と、により電子レシートデータを生成し、紙レシート印刷データ生成手段によって、レシートデータから付帯データを削除する工程により、紙レシート印刷データを生成することが好ましい。
これらの構成によれば、取得した購入商品情報に基づいて、一旦付帯データを含むレシートデータを生成し、当該レシートデータから電子レシートデータおよび紙レシートデータを生成するため、POSシステムに紙レシートを発行する機能を付加しても、紙レシートデータを生成するための単独の処理を必要としない。したがって、電子レシートと紙レシートの両方を発行する場合でも、簡易な処理で対応することができる。
これらの場合、ICカードは、RFIDカードであることが好ましい。
この構成によれば、RFIDカードを用いて電子レシートを発行することができるため、非接触で情報の書き込み/読み出しを行なうことができる。したがって、顧客は商品購入の度に財布の中からRFIDカードを取り出してオペレータに手渡したりすることなく、財布を所定の位置に載置するだけで電子レシートを取得することができる。また、将来的に個々の商品にRFIDタグが添付されるようになれば、買い物かごの所定位置に財布(RFIDカード)を収容しておき、顧客が買い物かごを持ってPOS端末の前を通り過ぎるだけで清算、レシートの取得を瞬時に行なうことができるようになるといった効果も考えられる。
本発明の電子レシート発行システムは、上記に記載のPOSシステムと、ICカードの情報を読み取り、家計簿入力データをパーソナルコンピュータに入力するパーソナルコンピュータと、により構成される電子レシート発行システムであって、パーソナルコンピュータは、商品情報、店舗情報、更新後のポイント情報のうち少なくとも1つを、家計簿ソフトへの家計簿入力データ読み込み時において、表示画面に表示させることを特徴とする。
この構成によれば、顧客が自宅に帰り、パーソナルコンピュータに組み込まれた家計簿ソフトに家計簿入力データ(電子レシートデータ)を読み込ませる際に、表示画面に商品情報、店舗情報、更新後のポイント情報のうち少なくとも1つを表示させることができる。すなわち、顧客は家計簿作成の際、確実にこれらの情報を確認することとなるため、店舗側は効果的に情報提供を行うことができる。
本発明のプログラムは、上記のいずれか1に記載の電子レシート発行方法の各工程を実行させるためのものであって、コンピュータ読み取り可能であることを特徴とする。
この構成によれば、宣伝広告などの付加価値を有する電子レシートを簡易な構成で発行可能な電子レシート発行方法を実現するためのプログラムを提供することができる。
本発明のPOSシステム、電子レシート発行システム、電子レシート発行方法およびプログラムによれば、電子レシートデータとして、家計簿ソフトに読み込ませるための家計簿入力データの他に、各商品の商品情報をパーソナルコンピュータの表示画面に表示させるための付帯データをICカードに書き込むため、電子レシートを利用する顧客に対し、商品情報を提供することができる。また、商品情報を生成するための商品付帯データは、顧客が購入した購入商品を特定するための購入商品情報に基づいて生成されるため、購入商品に関連した商品情報のみを表示画面に表示することができる。したがって、顧客にとって必要と考えられる商品情報のみを効果的に提供することができる。
以下、本発明の一実施形態に係るPOSシステム、電子レシート発行システム、電子レシート発行方法およびプログラムについて、添付図面を参照しながら詳細に説明する。ここでは、スーパーマーケットやコンビニエンス・ストア等の小売店や飲食店等の店舗にて利用されるPOS端末並びにこれに適用されるPOS端末コンピュータ、電子レシート発行装置、印刷装置(レシートプリンタ)を例に挙げて、これらによって構成されるPOSシステム並びに電子レシート発行方法について説明する。また、併せて当該POSシステムと顧客が有する端末による電子レシート読み出し機構とを備えた電子レシート発行システムについて説明する。なお、各端末のCPU、ROM、RAM、インタフェースにおける制御プログラム、データセット並びにこれらを記録した記録媒体については特に説明しないが、これらは当然本実施形態に含まれるものである。
図1は、本発明の電子レシート発行システム1のシステム構成図である。電子レシート発行システム1は、店舗10に備えられた、会員カードCを発行するための小型カラープリンタ20およびPOSシステム30と、顧客の自宅60に備えられた、会員カードCから電子レシートデータを読み出すRFIDリーダ/ライタ71およびパーソナルコンピュータ72(以下、「パソコン」と称する)とによって構成されている。同図に示すように、店舗10では、電子レシートをRFID(Radio Frequency-Identification:電波方式認識)付き会員カードCに記憶させることにより発行する。顧客はこの会員カードCを自宅60に保有するRFIDリーダ/ライタ71で読み込み、これと接続されたパソコン内に電子レシートデータを読み出す。電子レシートデータには、パソコン72に予め組み込まれている家計簿ソフトに読み込ませるための家計簿入力データと、顧客が購入した購入商品の商品情報や店舗10のキャンペーン情報等をパソコン72の表示画面に表示させるための付帯データと、が含まれており、前者の家計簿入力データは、専用変換ソフトにより家計簿ソフトに応じて適宜フォーマット変換され、当該フォーマット後の汎用データに基づいて家計簿ソフトにより家計簿が作成される。また、後者の付帯データは、専用変換ソフトによりHTML変換され、変換後のHTMLデータがブラウザ表示されることで、顧客に各種情報を提示するためのWebページデータ(図13参照)が生成される。なお、顧客の自宅60で用いられるこれらRFIDリーダ/ライタ71、パソコン72、家計簿ソフトについては、汎用のものを用いることができるため、これらの装置構成については説明を省略する。
一方、店舗10側は、RFID付き会員カードC(以下、単に「会員カード」と称する)を作成(発行)するための小型カラープリンタ20(RFIDリーダ/ライタ付き)と、複数のPOS端末31(同図では1台のみ図示)およびこれらとネットワーク33を介して接続されたPOSサーバ32から成るPOSシステム30とを備え、顧客による会員カード申し込み(図7参照)に基づいて、電子レシート発行サービスの提供を行なっている。
小型カラープリンタ20は、その筐体内に、会員カードCの表面または裏面に対して顧客IDや顧客氏名等を印刷する印刷部21と、会員カードCの情報の読み書きを非接触で行なうRFIDリーダ/ライタ部22とを備え、これら印刷部21およびRFIDリーダ/ライタ部22は、いずれもカード挿入/排出口23から挿入された会員カードCの搬送路(図示省略)上に臨んでいる。RFIDリーダ/ライタ部22は、無線通信により情報の送受信を行なうアンテナと、情報の読み書きを制御するコントローラ(いずれも図示省略)とから成り、何等情報の書き込みが成されていない生カードに、会員カードCを識別するためのカード識別情報、会員カードCの所持者である顧客に関する個人情報、電子レシートの発行条件に関する電子レシート発行情報、紙レシートRの発行条件に関する紙レシート発行情報等の所定の情報(会員カード作成時書き込み情報)の書き込みを行なう(図6参照)。
会員カードCは、情報の書き込みが行なわれるRFIDチップ26と、情報の送受信を行なう超小型アンテナ27とを内蔵しており、上記のRFIDリーダ/ライタ部22に臨んだときに無線を通じてRFIDに電源を誘電させることにより通信を行なう。このように、小型カラープリンタ20によって所定の情報が書き込まれた会員カードCは、顧客によって携行され、顧客が商品購入後の会計時にこれをオペレータに提示することにより、電子レシートの提供および購入金額に応じたポイントの付与サービスを受けることができる。
POSシステム30は、上記の通り、POSサーバ32と、これに統括制御される複数のPOS端末31とにより構成されている。POSサーバ32は、POS端末31に入力された商品情報や在庫情報の他、店舗情報(キャンペーン情報,お奨め商品情報等)や、購入商品の合計額等に応じて付与されるポイント情報の一括管理を行なうものである。例えば商品情報の管理については、POS端末31に入力された商品情報を取得し、これに基づいて予め記憶している商品マスタ34(PLUテーブル,図5参照)から商品名や単価等に関する情報を読み出す。そして、読み出した情報から後述する紙レシートRへの印刷およびPOS端末コンピュータ35のディスプレイ36の表示に用いる商品データを生成し、POS端末31に送信する。
POS端末31は、顧客の購入商品に関する購入商品情報をキーボード37やバーコードスキャナ38等により入力し、これをPOSサーバ32に送信する(照会する)と共に、POSサーバ32から受信した商品データに基づいて、電子レシートや紙レシート印刷データの元となるレシートデータを生成するPOS端末コンピュータ35と、当該POS端末コンピュータ35からレシートデータを受信し、当該レシートデータに基づいて電子レシートや紙レシート印刷データを生成する電子レシート発行装置40と、生成された紙レシート印刷データを受信し、ロール紙に印刷を行うことにより紙レシートRを発行する印刷装置50と、によって構成されている。
POS端末コンピュータ35は、オペレータによる購入商品情報入力に基づいて会計処理を行なうためのPOSアプリケーションが組み込まれており、当該POSアプリケーションは、電子レシートまたは紙レシートRとして発行するためのレシートデータを予め設定された所定のフォーマット(図8(a)参照)で生成する。詳細については後述するが、レシートデータは、紙レシートR上において、発行する全ての紙レシートRにフィールド内の全項目が同配置で印刷される固定フィールドと、購入商品に応じてフィールド内の項目数、各項目の配置および内容が変化する可変フィールドとから成り、各フィールドはレシートデータに含まれる特定の文字列および当該特定の文字列からの相対位置に基づいて分割されるようになっている。また、これらフィールド分割に関するフィールド分割情報(図8(b)参照)は、標準化した電子レシートを生成するための店舗10固有のフォーマット情報として、後述の電子レシート発行装置40内に記憶されている。さらに、POS端末コンピュータ35によって生成されるレシートデータ内の項目「店名」、「商品名称」および「ポイント」(いずれも図8(a)の文字囲太字部参照)にはそれぞれに付帯するデータ(店舗データ、商品付帯データ、ポイントデータ:いずれもPOSサーバ32より取得)が含まれており、電子レシート発行装置40においてこれらのデータを抽出することにより、Webページデータを生成するための付帯データが生成される。
電子レシート発行装置40は、会員カードCを載置するカード載置部41と、RFIDリーダ/ライタ部42(後述する図2の情報読み出し部84、データ書き込み部90に相当)とを備え、RFIDリーダ/ライタ部42により無線通信を介して電子レシート発行情報を読み出し、これに電子レシート発行「要」の情報が含まれる場合、予め記憶しているフォーマット情報に基づいて電子レシートデータの生成を行うと共に、カード載置部41に載置された会員カードCに電子レシートデータの書き込みを行う。但し、カード載置部41に会員カードCが載置されていない場合は、電子レシートの発行を行なわない(データの書き込みを行なわない)。また、RFIDリーダ/ライタ部42では、電子カード発行情報と共に紙レシート発行情報を読み出し、これに紙レシート印刷「要」の情報が含まれる場合、並びに電子レシートを発行しないことを決定した場合(カード載置部41に会員カードCが載置されていない場合を含む)、紙レシート印刷データを印刷装置50に送信する。また、電子レシート発行装置40は、紙レシート発行情報に基づいて、紙レシート印刷データを所定の法則で変換することも可能であり、変換を行なった場合は変換後の紙レシート印刷データを印刷装置50に送信する。なお、電子レシート発行情報および紙レシート発行情報に基づく制御については、後に詳述する。
また、電子レシート発行装置40は、情報の読み出し又は書き込みが正常に行われなかった場合や、不正な会員カードCが使用された場合、エラー報知を行うエラーLED43を備えている。なお、エラーLED43の点灯と同時にビープ音(電子音)等を発し、オペレータに強く警告するようにしても良い。また、各エラー内容に応じて異なるLEDを点灯するように構成しても良い。
印刷装置50は、ロール紙に印刷を行うレシート印刷部51と、印刷済みの紙レシートRを切断する切断部52とを備え、電子レシート発行装置40から送信された紙レシート印刷データに基づいて印刷を行なう。但し、紙レシート発行情報に紙レシート印刷「不要」の情報が含まれる場合は、紙レシートRを発行しない。また、印刷装置50は、モノクロ印刷およびカラー印刷を行うことが可能であり、ディップスイッチやPOS端末コンピュータ35から送信される制御コマンド等で切り替え可能となっている。なお、カラー印刷を行う場合のカラー情報は、レシートデータに含まれている。
以上の通り、POS端末31は、POS端末コンピュータ35および印刷装置50(レシートプリンタ)といった既存の構成に、電子レシート発行装置40を組み込むことにより、POS端末コンピュータ35やPOSアプリケーションの大幅な変更を必要とすることなく、電子レシートの発行サービスを実現できるようになっている。すなわち、電子レシートを発行するために、POS端末コンピュータ35が処理した電子レシートデータを記憶するためのサーバの増設や、当該サーバから電子レシートを配信するためのシステム構築並びに運用管理を必要としないため、設備投資を抑えることができる。
次に、図2ないし図4を参照し、POSシステム30の制御構成について説明する。図2は、POS端末コンピュータ35および電子レシート発行装置40の機能ブロック図、図3は顧客が保有するRFIDリーダ/ライタ71およびパソコン72の機能ブロック図、図4は電子レシート発行装置40の制御ブロック図である。
図2に示すとおり、POSサーバ32は、商品マスタ(図5参照)を記憶する商品マスタ記憶部321と、Webページデータ上に店舗10が提供する店舗情報(キャンペーン情報やお奨め商品情報等)を記載するための店舗データを記憶する店舗データ記憶部322と、RFIDリーダ/ライタ部42によって会員カードCから読み出したポイントデータ(購入商品の合計額等に応じて付与されるポイントの過去の累積に関する情報,図6(a)参照)を、POS端末コンピュータ35を介して取得し、これを記憶しておくポイントデータ記憶部323と、を備えている。
また、POS端末コンピュータ35は、キーボード37やバーコードスキャナ38により、顧客が購入した購入商品情報を取得する購入商品情報取得部311と、当該購入商品情報に基づき、POSサーバ32内の商品マスタ記憶部321に記憶された商品マスタ34を参照することによって、電子レシートおよび紙レシートRを発行するためのレシートデータを生成するレシートデータ生成部312と、POSサーバ32内のポイントデータ記憶部323に記憶されているポイントデータに、今回の購入商品の合計額に応じて付与されるポイントを加算して更新することにより、Webページデータ上にポイント情報(図13参照)を記載するためのポイントデータを生成するポイントデータ生成部315と、POS端末コンピュータ35の各部を制御するコンピュータ制御部310と、を備えている。
コンピュータ制御部310は、購入商品情報取得部311によって取得した購入商品情報、POSサーバ32から取得した店舗データ、並びに合計額に基づいて生成されたポイントデータに基づいて、レシートデータ生成部312によりレシートデータを生成し、これを電子レシート発行装置40に送信する。なお、電子レシート発行装置40からのポイントデータの取得やレシートデータの送信等、各種データおよびコマンドの処理は、後述する発行装置制御部80と協同して制御を行う(制御手段)。
電子レシート発行装置40は、POS端末コンピュータ35内のレシートデータ生成部312から送信されたレシートデータを受信するレシートデータ受信部81と、受信したレシートデータを一時的に記憶するレシートデータ記憶部82と、標準化された電子レシートデータを生成するためのフォーマット情報を記憶するフォーマット情報記憶部83と、顧客が提示した会員カードCから電子レシート発行情報および紙レシート発行情報等を読み出す情報読み出し部84と、会員カードC内の電子レシート発行情報が読取れたか否かという読み取り結果(会員カードCの有無)、および電子レシート発行情報自体に基づいて電子レシートを発行するか否かを決定する電子レシート発行決定部86と、レシートデータ記憶部82に記憶したレシートデータおよび読み出した電子レシート発行情報に基づき電子レシートとして発行するための電子レシートデータを生成する電子レシートデータ生成部87と、レシートデータ記憶部82に記憶したレシートデータおよび読み出した紙レシート発行情報に基づいて紙レシート印刷データを生成する紙レシート印刷データ生成部88と、生成した紙レシート印刷データを印刷装置50に送信する紙レシート印刷データ送信部89と、電子レシート発行決定部86により電子レシートの発行を決定した場合、電子レシートデータ生成部87で生成した電子レシートデータを会員カードCに書き込むデータ書き込み部90と、電子レシート発行装置40の各部を制御する発行装置制御部80と、を備えている。
そして、印刷装置50は紙レシート印刷データを受信した場合、これに基づいてレシート印刷部51により印刷を行い、印刷済みの紙レシート後端部を切断することにより紙レシートRを作成する。作成された紙レシートRは、顧客に手渡される。
電子レシート発行装置40の発行装置制御部80は、情報読み出し部84により読み出した電子レシート発行情報に、電子レシート発行「要」の情報が含まれ、且つ会員カードCが載置されている場合、電子レシート発行決定部86により電子レシートの発行を決定する。またこの場合、フォーマット情報記憶部83に記憶されたフォーマット情報の他、電子レシート発行情報に含まれる付帯データ要否情報並びに家計簿抽出/分類条件情報(いずれも図6(b)参照)に基づいて、電子レシートデータ変換部87aにより、標準化されたフォーマットに変換すると共にレシートデータから必要な項目およびデータを抽出することで、電子レシートデータ(図8(d)参照)を生成する。このとき、家計簿入力データ生成部87bは、読み出した家計簿抽出/分類条件情報に基づいて家計簿ソフトに入力するための必要な項目の抽出を行うことで、家計簿入力データを生成する。一方、付帯データ生成部87bは、読み出した付帯データ要否情報に基づき、これに付帯データ書き込み「要」の情報が含まれる場合に、レシートデータに含まれる店舗データ、商品付帯データ、ポイントデータに基づいて、Webページデータを生成するための付帯データを生成する。なお、書き込み時間の短縮、書き込み量の増加を図るため電子レシートデータを圧縮しても良い。
一方、発行装置制御部80は、電子レシート発行情報に、電子レシート発行「不要」の情報が含まれる場合、又はカード載置部41に会員カードCが載置されていないことを検出した場合は、電子レシートの発行を禁止する。したがって、この場合、データ書き込み部90による電子レシートデータの書き込み(電子レシートの発行)は行わない。また、カード載置部41に会員カードCが載置されていない場合は、電子レシートデータ生成部87による電子レシートデータの生成自体も行わないようにしても良い。
なお、発行装置制御部80は、電子レシートデータを発行するか否かに関わらず(電子レシート発行要否情報によらず)、購入金額や購入商品に応じたポイントデータを会員カードCに書き込む。これは、本会員カードCが、電子レシートの発行のためだけではなく、ポイントカードとしても利用されるためである。したがって、家計簿ソフトを持っていない等の理由で電子レシートを必要としない顧客に対しても本会員カードCが発行されるが、この場合は電子レシートの発行は行われず、ポイントカードとしてのみ利用可能となる。そして後日改めて電子レシートの発行申し込みを行った場合は、会員カード作成時の書き込み情報である電子レシート発行情報が書き換えられることにより、同じ会員カードCを用いて電子レシートの発行サービスを受けることができるようになっている。
また、発行装置制御部80は、情報読み出し部84により読み出した紙レシート発行情報に、紙レシート発行「要」の情報が含まれる場合、又は電子レシート発行決定部86により電子レシートの発行が禁止された場合、レシートデータから、付帯データ(店舗データ、商品付帯データ、ポイントデータ)を削除することによって紙レシート印刷データを生成し、当該紙レシート印刷データを紙レシート印刷データ送信部89により印刷装置50に送信する。このとき、読み出した紙レシート発行情報に印刷項目を特定するための印刷項目情報、又は商品項目別に仕分けした状態でレシートを発行するための仕分け情報が含まれている場合(いずれも図6(c)参照)、これらの情報に基づいて紙レシート印刷データ生成部88により紙レシート印刷データの変換を行い、変換後の紙レシート印刷変換データを、紙レシート印刷データ送信部89により送信する。
次に、図3を参照し、顧客が保有するRFIDリーダ/ライタ71およびパソコン72の制御構成について説明する。同図に示すように、RFIDリーダ/ライタ71は、会員カードCに書き込まれた電子レシートデータ(家計簿入力データ、付帯データ)の読み出しおよびデータの消去(パソコン72からの指示に基づく)を行う無線制御部91と、読み出した電子レシートデータを一時的に記憶するデータ記憶部92と、記憶した電子レシートデータをパソコン72に出力するデータ出力部93とを備えている。
また、パソコン72は、RFIDリーダ/ライタ71により読み出した電子レシートデータを入力するデータ入力部94と、入力した電子レシートデータを記憶するデータ記憶部95と、家計簿ソフトを記憶する家計簿ソフト記憶部96と、電子レシートデータに含まれる家計簿入力データを家計簿ソフトに読み込み可能な汎用形式に変換したり、同じく電子レシートデータに含まれる付帯データをHTML形式に変換させたりするための変換ソフトを記憶する専用変換ソフト記憶部97と、家計簿入力データを上記の専用変換ソフトにより汎用形式のフォーマットデータに変換するフォーマット変換部98と、変換後の家計簿入力データを上記の家計簿ソフトに入力する家計簿ソフト入力部99と、上記の専用変換ソフトにより付帯データをHTML形式に変換しこれをブラウザに受け渡すことで、Webページデータを生成するWebページデータ生成部101と、Webページデータや家計簿ソフトによって起動される画面等を表示する表示部102と、パソコン72内の各部を制御するパソコン制御部100と、を備えている。
専用変換ソフト記憶部96に記憶される専用変換ソフトは、パソコン72内にインストールされた家計簿ソフトに応じて、顧客がWebサーバ(若しくはフレキシブルディスクやCD−ROM等)からダウンロードしたものである。
パソコン制御部100は、データ記憶部95に記憶した電子レシートデータから家計簿入力データを読み出し、専用変換ソフト記憶部96に記憶した専用変換ソフト内の家計簿ソフトフォーマットデータ(図9(b)参照)を参照して、フォーマット変換部97により汎用形式ファイルに変換し、これを家計簿ソフトに入力する。そして、家計簿ソフト記憶部96に記憶している家計簿ソフトにより、商品分類(カテゴリ分類)に応じた入力項目の仕分け(食料品、日用品、医薬品など)、支出額の合計算出、支出額の推移を示すグラフの作成などを行う。また、パソコン制御部100は、電子レシートデータに含まれる付帯データを上記の専用変換ソフトによりHTML形式に変換し(HTMLデータ変換部101a)、変換後のHTMLデータをブラウザに受け渡す(ブラウザ表示部101b)ことで、表示部102(表示画面)に表示するためのWebページデータを生成する。
次に、図4を参照し、電子レシート発行装置40の制御ブロック図について説明する。同図に示すように電子レシート発行装置40は、POS端末コンピュータ35からレシートデータを入力すると共に、入力したレシートデータから付帯データ(店舗データ、商品付帯データ、ポイントデータ)を削除することにより紙レシート印刷データを生成し、これを印刷装置50に対して送信するインタフェース111を備えたデータ入出力部110と、情報の読み出し/書き込みエラー等を報知するエラーLED43を備えた表示部130と、電子レシート発行情報等の読み出しおよび電子レシートデータの書き込みを行う無線コントローラ141およびアンテナ142、並びに会員カードCを置くためのカード載置部41を備えた情報読み出し/書き込み部140(図2の情報読み出し部84、データ書き込み部90に相当)と、各部と接続され、電子レシート発行装置40全体を制御する制御部200(図2の発行装置制御部80に相当)とによって構成されている。
制御部200は、CPU210、ROM220、RAM230および入出力制御装置(以下、「IOC:Input Output Controller」という)240を備え、互いに内部バス250により接続されている。ROM220は、会員カードCから無線コントローラ141およびアンテナ142を介して読み出した電子レシート発行情報および紙レシート発行情報に基づいて電子レシートの書き込み制御や紙レシート印刷データの送信制御を行うためのプログラムの他、CPU210で処理する各種プログラムを記憶する制御プログラムブロック221と、読み出した電子レシート発行情報および紙レシート発行情報に応じて、電子レシートデータおよび紙レシート印刷データを生成するための制御データや各種テーブルなどを記憶する制御データブロック222と、を有している。
RAM230は、フラグ等として使用される各種ワークエリアブロック231の他、レシートデータから標準化された電子レシートデータを生成するための店舗10固有のフォーマット情報を記憶するフォーマット情報ブロック232(図2のフォーマット情報記憶部83に相当)と、POS端末コンピュータ35より送信されたレシートデータを記憶するレシートデータブロック233(図2のレシートデータ記憶部82に相当)と、当該レシートデータから付帯データを削除することにより生成された紙レシート印刷データ(図8(c)参照)を記憶する紙レシート印刷データブロック234と、情報読み出し/書き込み部140から読み出した電子レシート発行情報を記憶する電子レシート発行情報ブロック235と、同じく情報読み出し/書き込み部140から読み出した紙レシート発行情報を記憶する紙レシート発行情報ブロック236と、生成した電子レシートデータを記憶する電子レシートデータブロック237とを備え、制御処理のための作業領域として使用される。
IOC240には、CPU210の機能を補うと共に各種周辺回路とのインタフェース信号を取り扱うための論理回路が、ゲートアレイやカスタムLSIなどにより構成されて組み込まれている。これにより、IOC240は、POS端末コンピュータ35からのレシートデータや制御データをそのまま或いは加工して内部バス250に取り込むと共に、CPU210と連動して、CPU210から内部バス250に出力されたデータや制御信号を、そのまま或いは加工してデータ入出力部110、表示部130、情報読み出し/書き込み部140に出力する。
そして、CPU210は、上記の構成により、ROM220内の制御プログラムにしたがって、IOC240を介してPOS端末コンピュータ35および電子レシート発行装置40内の各部から各種信号・データを入力すると共にRAM230内の各種データを処理し、IOC250を介して電子レシート発行装置40内の各部に、各種信号・データを出力することにより、電子レシートの発行処理や紙レシート印刷データの送信処理などを行う。
次に、図5を参照し、POSサーバ32に記憶される商品マスタ34について説明する。同図に示すように、商品マスタ34には、販売商品毎にJANコード(バーコード)、商品名称、単価、商品付帯データが記憶されており、商品付帯データとしては、Webアドレス(URL)およびその他情報が記憶されている。ここで、Webアドレスとは、その商品に関連する情報が公開されたWebページのインターネット上におけるアドレスを指すものであり、商品開発担当者や商品管理担当者などによって検索・決定されたアドレスが記憶される。なお、1つの商品に対してWebアドレスを複数記憶することも可能である。また、その他情報とは、例えばWebページデータ内に記載された商品名に対して装飾を施したり(図13p1参照)、Webアドレスなどの説明書きを加えたりする場合(図13p2参照)の、テキスト情報、カラー情報、フォント情報等を示すものである。
このように、本発明において用いられる商品マスタ34は、JANコード、商品名称、商品単価など通常の商品マスタに設けられる項目の他に、商品付帯データを必要項目としているため、プライスルックアップ時に当該商品マスタ34から商品付帯データを単価等と同時に読み出すことで、Webページデータ上に各種商品情報(図13参照)を記載するための付帯データを含んだレシートデータを生成することができる。すなわち、商品マスタ34から当該レシートデータ内に読み出された項目のうち、商品名称や単価等の項目に基づいて、家計簿ソフトに入力するための家計簿入力データや紙レシートデータが生成され、商品名や商品付帯データ等の項目に基づいて、Webページデータを生成するための付帯データが生成される。
また、商品情報を生成するための商品付帯データは、顧客が購入した購入商品を特定するための購入商品情報に基づいて商品マスタ34から読み出されるため、購入商品に関連した商品情報のみを表示画面に表示することができる。したがって、顧客にとって必要と考えられる商品情報のみを効果的に提供することができる。
次に、図6および図7を参照し、会員カードCに格納(記憶)される各種情報について説明する。図6は会員カードCに格納される各種情報の構成を示し、図7は顧客によって記入される会員カードCの申込書を示したものである。図6(a)に示すとおり、会員カードCに書き込まれる情報は、会員カード作成時に小型カラープリンタ20(RFIDリーダ/ライタ付き)により書き込まれる会員カード作成時書き込み情報と、顧客がオペレータに会員カードCを提示することにより商品購入時に電子レシート発行装置40により書き込まれる商品購入時書き込み情報と、から成る。
商品購入時書き込み情報には、家計簿入力データおよび付帯データから成る電子レシートデータと、ポイントデータ(累積ポイント情報)とが書き込まれる。ポイントデータは、上記の通り購入商品や購入金額に応じて付与されるポイントの累積に関する情報に基づいて書き換えられるデータであり、付帯データの中にも含まれるデータであるが、本会員カードCは電子レシートを必要とするか否かに関わらず、ポイントカードとしても機能するものであるため、電子レシートデータとは別に商品購入時書き込み情報として記録される。なお、RFIDリーダ/ライタ部42によって読み出されるポイントデータは、電子レシートデータ内に含まれるデータではなく、当該ポイントデータである。
一方、会員カード作成時書き込み情報には、会員カードCを識別するためのカード識別情報と、顧客の氏名や住所など顧客に関する個人情報と、電子レシートの発行条件に関する電子レシート発行情報と、紙レシートの発行条件に関する紙レシート発行情報とが含まれる。
これら会員カード作成時書き込み情報は、いずれも図7に示す会員カード申込書に基づいて生成されたものであり、記入事項「カードNo.」に記入された内容はカード識別情報、記入事項「氏名」、「住所」、「生年月日」、「性別」、「電話番号/FAX番号」に記入された内容は個人情報、記入事項「電子レシート」に記入された内容は電子レシート発行情報、また記入事項「紙レシート」に記入された内容は紙レシート発行情報として、それぞれ会員カードCに格納される。
また、図6(b)に示すとおり、電子レシート発行情報には、電子レシートの発行の要否に関する電子レシート発行要否情報、Webページデータを生成するための付帯データの要否に関する付帯データ要否情報、レシートデータから電子レシートデータに抽出された所定の項目の中から、顧客が家計簿ソフトへの入力を所望する特定の項目を抽出するための抽出条件および当該特定の項目を分類するための分類条件に関する家計簿抽出/分類条件情報が含まれる。
このうち電子レシート発行要否情報は、記入事項「電子レシート」の必要又は不要を記す項目のチェックに基づいて生成される(図7参照)。ここで、電子レシートが必要にチェックされた場合は、電子レシート発行要否情報として「要」が会員カードCに記憶され、当該会員カードCをカード載置部41に載置された場合に限り、自動的に(オペレータや顧客の操作を必要とすることなく)電子レシートが発行される。
また、付帯データ要否情報は、付帯データの必要又は不要を記す項目のチェックに基づいて生成される(図7参照)。ここで、付帯データが必要にチェックされた場合は、付帯データ要否情報として「要」が会員カードCに記憶され、電子レシートデータ生成部87において付帯データが含まれた電子レシートデータが生成される。したがって、付帯データが不要の場合は、電子レシートデータとしては家計簿入力データのみが生成され、会員カードCには家計簿入力データのみが書き込まれることとなる。なお、付帯データ要否に関わらず、付帯データの生成を行い、付帯データが不要の場合は、これを書き込みのみを禁止するようにしても良い。
また家計簿抽出/分類条件情報は、抽出不要項目および分類条件を記す項目のチェックに基づいて生成される。抽出不要項目として、チェックされた項目が存在する場合には、その項目に関する情報が家計簿抽出/分類条件情報として会員カードCに記憶され、当該会員カードCをカード載置部41に載置した場合、チェックされた項目が削除(省略)された電子レシートデータが生成される。
更に、家計簿抽出/分類条件情報としては、分類条件としてチェックされた項目に関する情報も記憶され、その項目に応じて電子レシートデータが生成される。例えば、「商品別」がチェックされた場合は、商品別にその個数や金額が分類された電子レシートデータを生成し(図8(d)参照)、「商品分類別」がチェックされた場合は、商品分類別にその個数や金額が分類された電子レシートデータを生成する(図10(a)参照,但し図示の例は付帯データ「不要」の場合を示している)。また、「分類なし(金額のみ)」がチェックされた場合は、商品別や商品分類別に分類を行うことなく、合計金額に関する項目を中心として電子レシートデータを生成する(図10(b)参照,但し図示の例は付帯データ「要」の場合を示している)。
一方、図6(c)に示すとおり、紙レシート発行情報には、紙レシートRの発行の要否に関する紙レシート発行要否情報と、紙レシートRとして印刷する印刷項目に関する印刷項目情報と、商品分類別に仕分けした状態で印刷するか否かの情報である仕分け情報とが含まれる。このうち紙レシート発行要否情報は、記入事項「紙レシート」の必要又は不要を記す項目のチェックに基づいて生成され、紙レシートRが必要にチェックされた場合は、電子レシートを発行するか否かに関わらず、紙レシートRを発行する。
また、印刷項目情報は、記入事項「紙レシート」の印刷項目を記す項目のチェックに基づいて生成され、「全て」が選択された場合は、図11に示すように紙レシートデータとして生成された全てのデータに基づいて印刷が行われる。一方、「小計、消費税、合計金額のみ」が選択された場合は、商品名称およびその個数や金額から成る商品情報を示すデータが削除され、ヘッダー情報およびフッター情報のみが印刷される。
また、仕分け情報は、記入事項「紙レシート」の仕分けを記す項目のチェックに基づいて生成され、仕分け「なし」の場合は、図11に示すように商品分類に応じた仕分けを行うことなく、商品情報の読み込み順に商品情報が配列された状態で印刷される。一方、仕分け「あり」の場合は、図12に示すように商品情報が商品分類(ここでは、カテゴリ「食料品」、「日用品」、「医薬品」)に応じて仕分けされた状態で印刷される。商品分類に応じた仕分けは、予め電子レシート発行装置40内に記憶された、商品コードとそのカテゴリとを対応づけた商品コードテーブル(図示省略)に基づいて行われる。
すなわち、POS端末コンピュータ35から送信されたレシートデータは、電子レシート発行装置40により、会員カードCから読み出した紙レシート発行情報に含まれる印刷項目情報および/または仕分け情報に基づいて上記の通り所定の法則(印刷項目の削除や商品分類別の仕分け)に従って変換され、変換後の紙レシート印刷データが、印刷装置50に送信される。但し、紙レシートRが不要にチェックされた場合は、データ変換は行わない。また、印刷項目「全て」且つ仕分け「なし」の場合も、POS端末コンピュータ35から送信されたレシートデータから付帯データを削除する処理のみで、データ変換は行わない。
なお、紙レシート印刷データの変換は、印刷項目の削除や商品分類別の仕分けだけでなく、会員カードCから読み出した紙レシート発行情報、個人情報および電子レシート発行情報等に基づいて、それらに特定の項目が含まれる場合(例えば、電子レシート発行要否情報が「不要」である場合など)のみ店舗10からのお知らせ情報を組み込んだり、印刷装置50による印刷色(カラー情報)を変換したりすることも可能である。
次に、図8および図9を参照し、電子レシートデータの処理について説明する。図8は、電子レシート発行装置40におけるレシートデータに基づく電子レシートデータおよび紙レシート印刷データの生成処理を示し、図9は、顧客が保有するパソコン72における電子レシートデータから家計簿ソフトに組み込むための汎用形式ファイルへの変換処理、並びにWebページデータの生成処理を示したものである。
図8に示すように、電子レシートデータ(同図d参照)は、電子レシート発行装置40のRAM230(フォーマット情報ブロック232,図4参照)内に記憶されているフォーマット情報、並びに電子レシート発行情報ブロック235内に記憶されている電子レシート発行情報(図8b参照)を参照し、POS端末コンピュータ35から送信されたレシートデータに対して、フォーマット情報に基づくフォーマット変換および電子レシートに必要な所定の項目の抽出を行うことにより生成される。また、紙レシートデータ(同図c参照)は、POS端末コンピュータ35から送信されたレシートデータから付帯データを削除することにより生成される。
そこで、まず電子レシートデータの生成処理について説明する。同図(b)に示すように、電子レシート発行装置40のRAM230(フォーマット情報ブロック232)内に記憶されているフォーマット情報には、POS端末コンピュータ35から送信されたレシートデータを複数のフィールドに分割するための分割位置を示すフィールド分割情報と、各フィールドから電子レシートに必要な所定の項目を抽出するための抽出項目情報とが含まれている。
各フィールドの分割は、分割位置を示す特定の文字列とその相対位置とから成るフィールド分割情報に基づいて行われるが、本実施形態では、レシートデータを、同図(a)に示すように、3つのフィールド(ヘッダー部、商品レコード部およびフッター部)に分割するため、フィールド分割情報としては、特定文字列が少なくとも(フィールド数―1)個含まれる。すなわち、ここでは3つのフィールドに分割されるため、2個の特定文字列と各特定文字列からの相対位置(改行数)が、フィールド分割情報として記憶される。
例えば、レシートデータのヘッダー部と商品レコード部との分割位置は、特定文字列「領収証」(「見出し」として利用される文字列)が配置される行までがヘッダー部であるため(図8(a)および図11の文字囲点線部参照)、ヘッダー部の終了位置が特定文字列「領収証」の行である旨の情報、若しくは商品レコード部の開始位置が特定文字列「領収証」の次の行(プラス1行)である旨の情報がフィールド分割情報として記憶される。
また、商品レコード部とフッター部との分割位置は、特定文字列「小計」が配置される行からがフッター部であるため(図8(a)および図11の文字囲点線部参照)、商品レコード部の終了位置が特定文字列「小計」の前々の行(マイナス2行:1行は区切りとして用いられる点線)である旨の情報、若しくはフッター部の開始位置が特定文字列「小計」の行である旨の情報がフィールド分割情報として更に記憶される。
このように、電子レシート発行装置40内に、フィールド分割情報としてレシートデータに含まれる少なくとも1以上の特定文字列を記憶しておくことにより、例えば、購入商品名である商品名称又はその金額の所定行後に記載されるテキストデータ「小計」等を特定文字列とすることで、フィールドの分割を容易且つ正確に行なうことができる。
なお、上記の通り、フィールドの分割は、ヘッダー部、商品レコード部およびフッター部の3つに分割したが、このうちヘッダー部およびフッター部は、発行する全ての紙レシートRにフィールド内の全項目が同配置で印刷される固定フィールドであり、商品レコード部は購入商品に応じてフィールド内の項目数、各項目の配置および内容が変化する可変フィールドである。このように、フィールドの分割を固定フィールドと、可変フィールドとに分割することで、標準化された電子レシートの生成、並びに電子レシートに含める項目の抽出を容易に行なうことができる。更に、固定フィールドを、購入商品に応じて内容が変化しないヘッダー部と、購入商品に応じてその内容が変化するフッター部とに分割することで、電子レシートに含める所定の項目の抽出をより簡単に行なうことができる。なお、フィールドの分割は、ここに示した例に限らず、更に多くのフィールドに分割しても良い。
続いて、電子レシートに含める所定の項目の抽出について説明する。上記の通り、項目の抽出は、フィールド別に記憶された抽出項目情報に基づいて行う(図8(b)参照)。ここでは、ヘッダー部が「店名」および「日付」の項目を、商品レコード部が「商品名称」、「個数」および「金額」の項目を、又フッター部が「消費税」、「合計」および「ポイント」の項目をそれぞれ項目抽出情報として記憶している(同図(a)の網掛部参照)。また、各項目抽出情報には、各フィールドを分割するための特定文字列(上記の例では「領収証」、「小計」)からの各項目の相対位置(改行数、スペース数)に関する情報も含まれており、正確に各項目の抽出を行い得るようになっている。
さらに、項目抽出情報として記憶された項目のうち、「店名」「商品名称」および「ポイント」の項目については、それぞれ「店舗データ」、「商品付帯データ」および「ポイントデータ」が付帯されているため、各項目の抽出を行う際には同時にこれらのデータも抽出され、Webページデータを生成するための付帯データが生成される。したがって、同図(d)に示すように、フォーマット情報に記憶された抽出項目情報に基づいて抽出された項目から、家計簿ソフトに入力するための家計簿入力データが生成され、抽出項目情報に基づいて抽出された項目に付帯するデータ(「店舗データ」、「商品付帯データ」および「ポイントデータ」)から、付帯データが生成されることとなる。
ところで、上記の通り、電子レシートデータは、会員カードCから読み出した電子レシート発行情報に含まれる付帯データ要否情報に基づいて付帯データを付加するか否かを決定する。同図(d)は、付帯データ要否情報「要」である場合を示したものであり、付帯データ要否情報「不要」の場合は、家計簿入力データのみから成る電子レシートデータが生成される。
また、電子レシートデータは、同じく電子レシート発行情報に含まれる家計簿
抽出/分類条件情報に応じて、そのフォーマットを一部変更する。具体的には、顧客が分類条件として「商品別」を選択した場合(図7参照)、図8(d)に示すとおり、商品別に項目「商品名称、個数および金額」が含まれた電子レシートデータを生成する。また、顧客が分類条件として「商品分類別」を選択した場合は、図10(a)に示すとおり、商品分類別に「商品分類名称、個数および金額」が含まれた電子レシートデータを生成し、顧客が分類条件として「分類なし(金額のみ)」を選択した場合は、同図(b)に示すとおり、項目「商品名称、個数および金額」を削除した電子レシートデータを生成する。なお、同図(a)は、付帯データ要否情報「不要」である場合を示したものであり、同図(b)は、付帯データ要否情報「要」である場合を示したものである。
なお、顧客が抽出不要項目としていずれかの項目を選択した場合(図7参照)は、その項目が電子レシートデータから削除される。例えば、抽出不要項目として、「時間」、「商品名称」、「個数」、「金額」、「小計」がチェックされた場合は、分類条件に関わらず、図10(b)に示す電子レシートデータが生成される。また、申し込み時に全ての項目が「抽出不要項目」として選択された場合は、電子レシートが発行できなくなってしまうため、その場合は、電子レシートが不要であるものとして取り扱う。
以上説明したとおり、電子レシートデータは、POS端末コンピュータ35から送信されたレシートデータと、予め記憶されたフォーマット情報とに基づいて、図8(d)に示すような標準化されたフォーマット(店舗毎に異なるのではなく、電子レシートを発行する装置において共通して出力されるフォーマット)で生成される。なお、抽出する項目については、同図に示す項目に限定されるものではなく、より多くの項目を抽出するようにしても良い。また、付帯データについても、より多くの項目にデータを付帯し、それらのデータも含めて生成するようにしても良い。
次に、紙レシートデータ(図8(c)参照)の生成処理について説明する。上記の通り、レシートデータには、プライスルックアップ時において、商品マスタ34から商品名や単価に関する情報以外にこれらに付帯して読み出した付帯データ(店舗データ、商品付帯データ、ポイントデータ)が含まれており(同図(a)文字囲太字部参照)、紙レシートデータは、レシートデータから当該付帯データを削除する(当該付帯データ以外を読み出す)ことにより生成される。また、このときレシートデータ内の各フィールドから紙レシート印刷データに必要としない項目(本実施形態の場合、固定フィールド内の「ポイント」、「預かり」、「釣り銭」など)も削除される。さらに、紙レシート発行情報ブロック236内の紙レシート発行情報に基づき、変換が必要である場合には適宜データ変換が行われる。なお、同図(c)に示す紙レシート印刷データに基づく印刷例(データ変換を行っていない紙レシート印刷データに基づく印刷例)は、図11の<印刷例1>に示すとおりである。
続いて、図9を参照し、電子レシートデータに含まれる家計簿入力データを家計簿ソフトに組み込むための汎用形式ファイルへの変換処理、また電子レシートデータに含まれる付帯データに基づくWebページデータの生成処理について説明する。電子レシートデータは、RFIDリーダ/ライタ71を介してパソコン72内に取り込まれ、パソコン72内の専用変換ソフトに予め記憶されている家計簿ソフトフォーマットデータに基づいて、家計簿入力データが家計簿ソフトで読み込み可能な汎用形式ファイル(例えば、CSV、OFX形式)に変換される。家計簿ソフトフォーマットデータは、顧客が保有する家計簿ソフトに応じて、Webサーバからダウンロードしたものであり、同図(b)に示すとおり、家計簿ソフトに組み込み可能なファイルフォーマット形式種類、組み込み項目およびそのフォーマット(レコード形式)に関するデータが含まれている。
家計簿入力データの汎用形式ファイルへの変換は、同図(c)に示すとおり、(1)ファイルフォーマット形式の変換(電子レシートデータと家計簿ソフトフォーマットデータのファイル形式が異なる場合)、(2)電子レシートデータ(同図(a)参照)から家計簿ソフトフォーマットデータに含まれる項目の抽出、(3)項目の並び替えといった工程(順序不問)によって行われる。なお、電子レシートデータ内に含まれる項目のうち、家計簿ソフトフォーマットデータに含まれない項目が存在する場合、その項目は削除される。
一方、付帯データは、パソコン72への電子レシートデータの入力直後、家計簿入力データの変換と共に、専用変換ソフトによってHTML変換され、変換後のデータをブラウザに受け渡すことにより、図13に示すようなオフライン状態で表示可能なWebページデータが生成される。同図に示すように、付帯データのうち「ポイントデータ」に基づいて「ポイント情報」が、「店舗データ」に基づいて「店舗情報」が、また「商品付帯データ」に基づいて「商品情報」が、それぞれWebページデータ上に記載される。また、「ポイント情報」、「店舗情報」および「商品情報」には、それぞれの情報に関連したWebページのWebアドレス情報が含まれており(図13のアンダーライン部参照)、リンクが張られた文字部分をクリックすることでそのWebページが表示されるようになっている。
例えば、「ポイント情報」の場合、「現在のポイント」と記載された文字部分をクリックすることで、ポイントの付与方法や、集めたポイントの利用方法などが記載されたWebページに遷移することができる。なお、リンクを張るのではなく同図のp2に示すように、WebアドレスそのものをWebページ上に記載するだけでもよい。
また、「店舗情報」の「ラッキーオータムセール開催中!」と記載された部分をクリックすると、店舗10のホームページに遷移し、顧客はキャンペーン情報や宣伝広告、サービスクーポン対応印刷画面等を閲覧することができる。同様に、「店舗情報」の「贅沢な森イチゴゼリー」と記載された部分や「商品情報」の「米」と記載された部分等をクリックすると、その商品のトレーサビリティー情報、レシピ情報、産地情報、類似製品情報などが照会されたWebページを閲覧することができる。なお、これらの情報を表示するための書式情報、背景情報、フォント情報およびカラー情報等は、専用変換ソフトに格納されており、予め決められた様式でWebページデータがブラウザ表示される。
このように、電子レシートデータを、家計簿ソフトフォーマットデータによって汎用形式ファイルへ変換し、変換後に家計簿ソフトに組み込むことで、多種多様な家計簿ソフトに対応させることが可能となり、電子レシートの利用促進に効果を奏することができる。また、付帯データを、専用変換ソフトを介して変換し、これをブラウザに受け渡すことで、ユーザにとって分かり易いWebページデータを生成することができる。また、顧客が、パソコン72に組み込まれた家計簿ソフトに家計簿入力データ(電子レシートデータ)を読み込ませる際に、Webページデータを表示させることで、顧客は確実にこれらの情報を確認することとなるため、店舗側は効果的に情報提供を行うことができる。
以上説明したとおり、本発明のPOSシステム、電子レシート発行システム、電子レシート発行方法およびプログラムによれば、電子レシートデータとして、家計簿ソフトに読み込ませるための家計簿入力データの他に、各商品の商品情報をパソコン72の表示画面に表示させるための付帯データを会員カードCに書き込むため、電子レシートを利用する顧客に対し、商品情報を提供することができる。また、表示画面に表示させる商品情報は、顧客が購入した購入商品を特定するための購入商品情報に基づいて、商品マスタから読み出した商品付帯データに基づくものであるため、購入商品に関連した商品情報のみが表示画面に表示される。したがって、顧客が必要とすると考えられる商品情報のみを効果的に提示することができる。また、商品付帯データは商品マスタ34の一項目として記憶されているため、家計簿入力データを生成する際の必要項目(商品名や単価)の読み出し処理と同様に商品付帯データを読み出すだけで、容易に付帯データを生成することができる。また、会員カードCは、電子レシートとしての機能だけでなく、ポイントカードとしても機能するため、顧客の利便性を向上させることができる。
また、各店舗の宣伝広告やキャンペーン情報など、店舗10側が顧客に提示したい情報を店舗データとして記憶しておき、これを付帯データに含めることができるため、電子レシートを利用する顧客に対して各種情報を提供することができる。すなわち、店舗10側は、効果的な広告媒体として電子レシートを利用することができる。
また、顧客の購入商品や購入金額に基づいて更新された累積ポイント情報からポイントデータを生成し、これを付帯データに含めることで、顧客は、最新のポイント情報をパソコン72上で確認することができる。また、このポイント情報の提供により、顧客の購買意欲を促進させることができる。
また、会員カードCに書き込まれる付帯データを生成する元となる商品付帯データ、店舗データおよびポイントデータには、これらに関連する情報が公開されたWebページのWebアドレス情報が含まれているため、顧客は必要に応じてWebページにアクセスし、各種情報を閲覧することができる。
また、会員カードCに、付帯データの書き込みが必要であるか否かに関する付帯データ要否情報を記憶しておき、当該会員カードCから付帯データ書き込み「要」の情報を読み出した場合のみ、付帯データを書き込むため、顧客のニーズに応じて、付帯データの書き込みを行うことができる。すなわち商品情報や店舗情報等(付帯データ)を必要としない顧客に対しては、家計簿入力データのみを会員カードCに書き込むため、1回の書き込みデータ量を少なくすることができる。また、会員カードCから付帯データ要否情報を読み出すため、オペレータが会計毎に顧客に対し付帯データの書き込みの要否について確認する手間を省くことができる。
また、取得した購入商品情報に基づいて、一旦付帯データを含むレシートデータを生成し、当該レシートデータから電子レシートデータおよび紙レシートデータを生成するため、POSシステムに紙レシートを発行する機能を付加しても、紙レシートデータを生成するための単独の処理を必要としない。したがって、電子レシートと紙レシートの両方を発行する場合でも、簡易な処理で対応することができる。
また、会員カードCは、RFIDカードを用いているため、非接触で情報の書き込み/読み出しを行なうことができる。したがって、顧客は商品購入の度に財布の中からRFIDカードを取り出してオペレータに手渡したりすることなく、財布を所定の位置に載置するだけで電子レシートを取得することができる。
また、付帯データは、電子レシートデータをパソコン72に組み込まれた家計簿ソフトに読み込ませる際に、Webページデータに変換されると共にこれを表示するため、顧客は家計簿作成の際、特別な操作を必要とすることなく商品情報や店舗情報等を確認することができる。すなわち、顧客は確実にこれらの情報を確認することとなるため、店舗側は効果的な情広告媒体として電子レシート利用することができる。
なお、上記の例では、POS端末コンピュータ35に組み込まれたPOSアプリケーションにて、電子レシートデータおよび紙レシート印刷データを生成するためのレシートデータを生成するものとしたが、POSアプリケーションにおいては、紙レシートRに印刷するための紙レシート印刷データを予め設定された所定のフォーマット(図8(a)参照)で生成し、これにドライバ等によって付帯データ(店舗データ、商品付帯データ、ポイントデータ)を付与したものをレシートデータとして電子レシート発行装置40に送信する構成としても良い。この構成によれば、POSアプリケーションは、電子レシート発行機能を備えていない、従来の紙レシート発行機能のみを有するPOS端末において用いられていたものをそのまま利用することができる。したがってこの構成によれば、最小限の設備投資で、商品情報や店舗情報等を顧客に提示できるといった付加価値を有する電子レシートを発行可能なPOS端末またはPOSシステムを構築することができる。
また、紙レシートRの発行を必要としないPOS端末の場合は、POSアプリケーションにて、付帯データを含む電子レシートデータを直接生成するようにしても良い。すなわち、紙レシート印刷データの生成を省略した構成とすることも可能である。
また、上記の例では、POS端末コンピュータ35と、印刷装置50(レシートプリンタ)との間に、本発明の電子レシート発行方法を実現する電子レシート発行装置40を組み込んだ形態を例示したが、レシートプリンタに上記の電子レシート発行装置40の機能を付加することにより、本発明の電子レシート発行方法を実現するようにしても良い。この構成によれば、電子レシート発行機能を備えたレシートプリンタの導入だけで、設備投資を最小限に押さえつつ、宣伝広告などの付加価値を有する電子レシートの発行を行なうことができる。また、POS端末コンピュータ35と、電子レシート発行装置40とを同一の筐体内に納め、電子レシート発行機能を有するPOS端末装置として提供することも可能である。この構成によれば、電子レシートを発行するための装置を別に設置する必要がないため、設置場所をとらずスペースの有効利用を図ることができる。
また、上記の例では、紙レシートRの印刷が、会員カードCから読み出した紙レシート発行情報に紙レシート印刷「要」の情報が含まれる場合、並びに電子レシートを発行しない場合に行われるものとしたが、紙レシート印刷の要否に関する情報に関わらず、紙レシートRの印刷を強制的に行なわせる特定の期間を設定可能に構成しても良い。この場合、電子レシート発行装置40に対する特定の期間の設定はオペレータが行っても良いし、POSサーバ32やPOS端末コンピュータ35からの制御コマンドにより行っても良い。この構成によれば、レシート印刷の要否に関する情報に関わらず、紙レシートRの印刷(紙レシート印刷データの送信)を強制的に行なわせる特定の期間を設定することができるため、例えばセール期間中、紙レシートRを所定の合計金額分集めることで抽選を行なうことができるといった販売促進サービスを実施する場合に、紙レシートRを不要とする顧客にも紙レシートRが発行されるため、すべての顧客に対して平等にサービスを提供することができる。
また、会員カードCから顧客に関する個人情報(図6(a)参照)を読み出し、当該個人情報に特定の情報が含まれる場合、紙レシート印刷の要否に関する情報に関わらず、紙レシートの印刷を強制的に行うように構成しても良い。この構成によれば、例えば個人情報として顧客の生年月日を記憶しておき、敬老の日に商品を購入した60歳以上の顧客に対しては、紙レシート記載の金額の10%をキャッシュバックするなどの販売促進サービスを実施する場合、紙レシートRを不要とする顧客(この場合60歳以上の顧客に限る)にも紙レシートRが発行されるため、効果的なサービスを実現することができる。
なお、上記のように特定期間を設定したり、個人情報の読み出し結果に基づくのではなく、電子レシート発行装置40に紙レシート強制発行スイッチを備え、オペレータがこのスイッチを操作することで紙レシートRを強制的に発行させたり、逆に強制的に発行させないようにすることも可能である。また、電子レシートと紙レシートRの二重発行を行った場合は、その旨を示すマークをいずれかのレシート上にマーキングすることが好ましい。この構成によれば、二重に発行されたレシートが不正に用いられることを防止することができる。
また、上記の例では、RFIDカードに電子レシートデータを書き込むものとしたが、その他不揮発性メモリに情報を記録可能なICカードや各種記憶媒体を介して電子レシートを発行する構成としても良い。また、カード型端末に代えて、携帯電話やPDA内のメモリに電子レシートデータを格納することも可能である。また、携帯電話の裏面に、RFID付きのラベル(RFIDラベル)を貼付しておき、電子レシート発行情報を読み出して、電子レシートを発行するか否かを決定し、電子レシートデータの書き込みは携帯電話内のメモリに行う構成としても良い。
また、上記のPOSシステム30は、1つのPOSサーバ32によって、複数のPOS端末31を統括制御する場合を例に挙げて説明したが、POSサーバ32の機能を2つに分離し、一方のサーバを店舗の販売促進を支援する業者が運営する構成とすることも可能である。すなわち、店舗が運営するサーバ(POSサーバ)には、商品付帯データが含まれていない通常の商品マスタ(図5の商品マスタにおいて、JANコード、商品名称、単価を必要項目としたもの)を記憶させておくと共に、業者が運営するサーバには、付帯情報マスタ(図5の商品マスタにおいて、JANコード、商品付帯データ(Webアドレス、その他)を必要項目としたもの)を記憶させておくことで、業者は店舗に対する情報提供サービスを実施することができる。したがって、業者は、店舗の商品マスタに対応した付帯情報マスタを生成してこれをサーバに格納し、ネットワークを介して各種情報をPOS端末31に送信することにより、店舗から利益を得ることができ、新しいビジネスモデルを実現することができる。この場合、店舗データやポイントデータも業者が運営するサーバに格納しておき、これらの情報も併せてPOS端末31に提供することも可能である。
また、上述した実施例によらず、例えばシステム構成や各端末の装置構成等について、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
本発明の電子レシート発行方法により発行される電子レシートの一連の処理を示すシステム構成図である。 本発明の実施形態に係るPOSシステムの機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係るRFIDリーダ/ライタおよびパソコンの機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る電子レシート発行装置の制御ブロック図である。 本発明の実施形態に係る商品マスタの一例を示す図である。 本発明の会員カードに格納される各種情報の構成を示す説明図である。 本発明の会員カード申込書を示す説明図である。 本発明のレシートデータに基づく電子レシートデータおよび紙レシート印刷データの生成処理を示す説明図である。 本発明の電子レシートデータから汎用形式ファイルおよびWebページデータへの変換処理を示す説明図である。 本発明の電子レシートデータの他の構成を示す図である。 本発明の紙レシート印刷データに基づく印刷結果の一例を示す図である。 本発明の紙レシート印刷変換データに基づく印刷結果の一例を示す図である。 本発明のWebページデータの表示例を示す図である。
符号の説明
1 電子レシート発行システム
10 店舗
20 小型カラープリンタ
30 POSシステム
31 POS端末
35 POS端末コンピュータ
40 電子レシート発行装置
41 カード載置部
50 印刷装置
60 自宅
71 RFIDリーダ/ライタ
72 パーソナルコンピュータ
80 発行装置制御部
81 レシートデータ受信部
82 レシートデータ記憶部
83 フォーマット情報記憶部
84 情報読み出し部
86 電子レシート発行決定部
87 電子レシートデータ生成部
87a 電子レシートデータ変換部
87b 家計簿入力データ生成部
87c 付帯データ生成部
88 紙レシート印刷データ生成部
89 紙レシート印刷データ送信部
90 データ書き込み部
310 コンピュータ制御部
311 購入商品情報取得部
312 レシートデータ生成部
315 ポイントデータ生成部
321 商品マスタ記憶部
322 店舗データ記憶部
323 ポイントデータ記憶部
C 会員カード
R 紙レシート

Claims (15)

  1. 顧客から提示されたICカードを介して電子レシートを発行可能なPOS端末と、当該POS端末をネットワークを介して統括制御するPOSサーバとによって構成されるPOSシステムにおいて、
    前記POSサーバは、
    少なくとも、商品名、単価、並びに各商品に付帯する商品付帯データを必要項目とする商品マスタを記憶する商品マスタ記憶手段を備え、
    前記POS端末は、
    オペレータの入力により、前記顧客の購入商品を特定するための購入商品情報を取得する購入商品情報取得手段と、
    取得した前記購入商品情報に基づき、前記POSサーバ内の前記商品マスタから前記必要項目を読み出して、前記電子レシートとして発行するための電子レシートデータを生成する電子レシートデータ生成手段と、
    生成した前記電子レシートデータを前記ICカードに書き込むデータ書き込み手段と、を備え、
    前記電子レシートデータ生成手段は、前記必要項目のうち、少なくとも前記商品名および前記単価に基づき、前記顧客が保有するパーソナルコンピュータに組み込まれた家計簿ソフトに読み込ませるための家計簿入力データを生成すると共に、少なくとも前記商品名および前記商品付帯データに基づき、各商品の商品情報を前記パーソナルコンピュータの表示画面に表示させるための付帯データを生成し、
    前記データ書き込み手段は、前記電子レシートデータとして、前記家計簿入力データおよび前記付帯データを前記ICカードに書き込むことを特徴とするPOSシステム。
  2. 前記POSサーバは、
    前記電子レシートを発行する店舗の店舗情報を前記パーソナルコンピュータの表示画面に表示させるための店舗データを記憶する店舗データ記憶手段をさらに備え、
    前記POS端末の前記電子レシートデータ生成手段は、前記店舗データを含めて前記付帯データを生成することを特徴とする請求項1に記載のPOSシステム。
  3. 前記POS端末は、
    前記ICカードから、前記顧客の購入商品に基づいて付与されるポイントの累積に関する累積ポイント情報を読み出す累積ポイント情報読出手段と、
    読み出した前記累積ポイント情報と、取得した前記購入商品情報とに基づいて、前記累積ポイント情報を更新し、当該更新後の累積ポイント情報から、前記パーソナルコンピュータの表示画面に表示させるためのポイントデータを生成するポイントデータ生成手段と、をさらに備え、
    前記電子レシートデータ生成手段は、前記ポイントデータを含めて前記付帯データを生成することを特徴とする請求項2に記載のPOSシステム。
  4. 前記商品付帯データ、前記店舗データ、前記ポイントデータのうち少なくとも1つには、これらに関連する情報が公開されたWebページのWebアドレス情報が含まれていることを特徴とする請求項3に記載のPOSシステム。
  5. 前記ICカードは、前記データ書き込み手段によって前記付帯データの書き込みが必要であるか否かに関する付帯データ要否情報を記憶しており、
    前記POS端末は、
    前記付帯データ要否情報を前記ICカードから読み出す付帯データ要否情報読出手段をさらに備え、
    前記データ書き込み手段は、前記付帯データ要否情報から付帯データ書き込み「要」の情報を読み出した場合、前記付帯データを前記ICカードに書き込むことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1に記載のPOSシステム。
  6. 前記POS端末は、
    紙レシートに印刷するための紙レシート印刷データを生成する紙レシート印刷データ生成手段をさらに備え、
    前記電子レシートデータ生成手段は、
    取得した前記購入商品情報に基づき、前記商品マスタから前記必要項目を読み出して、前記電子レシートデータおよび前記紙レシートデータを生成するためのデータであって前記付帯データを含むレシートデータを生成するレシートデータ生成手段と、
    前記レシートデータを所定のフォーマットに従って前記電子レシートデータに変換する電子レシートデータ変換手段と、から成り、
    前記紙レシート印刷データ生成手段は、前記レシートデータから前記付帯データを削除することにより前記紙レシート印刷データを生成することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1に記載のPOSシステム。
  7. 前記ICカードは、RFIDカードであることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1に記載のPOSシステム。
  8. 請求項3または4に記載のPOSシステムと、
    前記ICカードの情報を読み取り、前記家計簿入力データを前記家計簿ソフトに入力するパーソナルコンピュータと、により構成される電子レシート発行システムであって、
    前記パーソナルコンピュータは、前記商品情報、前記店舗情報、前記更新後のポイント情報のうち少なくとも1つを、前記家計簿ソフトへの前記家計簿入力データ読み込み時において、表示画面に表示させることを特徴とする電子レシート発行システム。
  9. オペレータの入力により、顧客の購入商品を特定するための購入商品情報を取得する購入商品情報取得手段、
    少なくとも、商品名、単価、並びに各商品に付帯する商品付帯データを必要項目とする商品マスタを記憶する商品マスタ記憶手段、
    前記顧客から提示されたICカードを介して前記電子レシートを発行するための、電子レシートデータを生成する電子レシートデータ生成手段、
    生成した前記電子レシートデータを前記ICカードに書き込むデータ書き込み手段、
    制御手段、
    を備えたPOSシステムにおける電子レシート発行方法であって、
    前記制御手段が、
    前記購入商品情報取得手段によって、前記購入商品情報を取得する工程と、
    取得した前記購入商品情報に基づき、前記商品マスタ記憶手段から前記必要項目を読み出す工程と、
    読み出した前記必要項目に基づき、前記電子レシートデータ生成手段によって、前記電子レシートデータを生成する工程と、
    前記データ書き込み手段によって、前記家計簿入力データおよび前記付帯データを前記ICカードに書き込む工程と、を実行し、
    前記電子レシートデータを生成する工程では、
    読み出した前記必要項目のうち、少なくとも前記商品名および前記単価に基づき、前記顧客が保有するパーソナルコンピュータに組み込まれた家計簿ソフトに読み込ませるための家計簿入力データを生成し、
    読み出した前記必要項目のうち、少なくとも前記商品名および前記商品付帯データに基づき、各商品の商品情報を前記パーソナルコンピュータの表示画面に表示させるための付帯データを生成することを特徴とする電子レシート発行方法。
  10. 前記POSシステムは、
    前記電子レシートを発行する店舗の店舗情報を前記パーソナルコンピュータの表示画面に表示させるための店舗データを記憶する店舗データ記憶手段をさらに備えており、
    前記制御手段が、
    前記付帯データに、前記店舗データ記憶手段に記憶された前記店舗データを含める工程をさらに実行することを特徴とする請求項9に記載の電子レシート発行方法。
  11. 前記POSシステムは、
    前記ICカードから、前記顧客の購入商品に基づいて付与されるポイントの累積に関する累積ポイント情報を読み出す累積ポイント情報読出手段と、
    読み出した前記累積ポイント情報と、取得した前記購入商品情報とに基づいて、前記累積ポイント情報を更新し、当該更新後の累積ポイント情報から、前記パーソナルコンピュータの表示画面に表示させるためのポイントデータを生成するポイントデータ生成手段と、をさらに備え、
    前記制御手段が、
    前記付帯データに、前記ポイントデータ生成手段によって生成された前記ポイントデータを含める工程をさらに実行することを特徴とする請求項10に記載の電子レシート発行方法。
  12. 前記商品付帯データ、前記店舗データ、前記ポイントデータのうち少なくとも1つには、これらに関連する情報が公開されたWebページのWebアドレス情報が含まれていることを特徴とする請求項11に記載の電子レシート発行方法。
  13. 前記POSシステムは、
    前記付帯データの書き込みが必要であるか否かに関する付帯データ要否情報を前記ICカードから読み出す付帯データ要否情報読出手段をさらに備えており、
    前記制御手段が、
    前記付帯データ要否情報読出手段によって前記付帯データ要否情報を読み出す工程と、
    前記付帯データ要否情報から付帯データ書き込み「要」の情報を読み出した場合、前記データ書き込み手段によって、前記付帯データを前記ICカードに書き込む工程と、をさらに実行することを特徴とする請求項9ないし12のいずれか1に記載の電子レシート発行方法。
  14. 前記POSシステムは、
    紙レシートに印刷するための紙レシート印刷データを生成する紙レシート印刷データ生成手段をさらに備え、
    前記制御手段が、
    取得した前記購入商品情報に基づき、前記商品マスタ記憶手段から読み出した前記必要項目から、前記電子レシートデータおよび前記紙レシートデータを生成するためのデータであって前記付帯データを含むレシートデータを生成する工程と、
    前記レシートデータを所定のフォーマットに従って変換する工程と、により前記電子レシートデータを生成し、
    前記紙レシート印刷データ生成手段によって、前記レシートデータから前記付帯データを削除する工程により、前記紙レシート印刷データを生成することを特徴とする請求項9ないし13のいずれか1に記載の電子レシート発行方法。
  15. 請求項9ないし14のいずれか1に記載の電子レシート発行方法の各工程を実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラム。
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