JP2013222340A - 商品販売データ処理装置およびそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】1顧客の購入商品に対し環境負荷低減値を確認することが可能になる。
【解決手段】スキャナ40により購入商品の商品コードが入力されると、商品マスタファイル15に格納されている環境負荷低減値が取得されとともに表示器37、38に表示される。決済処理時にプリンタ39によりレシートに商取引データとして環境負荷低減値を印字発行する。
【選択図】 図6

Description

本発明の実施の形態は、POS(Point Of Sales:販売時点データ管理)端末等の商品販売データ処理装置およびそのプログラムに関する。
近年、環境保護に対する関心が高まっている。そして、ごみの処理問題からスーパーマーケット等では商品購入により提供されるレジ袋の使用を低減させる取り組みが行われている。
たとえば、スーパーマーケット等で商品を購入した会員がマイバッグを持参し、決済時に店舗が用意したレジ袋を辞退した場合には、POS端末等の商品販売データ処理装置により一定のポイントの付与や値引き額等の特典を実行することが可能なポイント処理方式が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
また、フードマイレージンの指標で、食料品の重量に当該品目が生産者からの消費者にまで到達する輸送距離を乗じた積の総和を用いて、食料輸送に消費される石油などのエネルギーの排出を問題としている。
さらに、フードマイレージが大きいほど、輸送手段で使用する石油消費量等が増え、それにともなって二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量が増加して地球温暖化に対する負荷が増大する。
そして、地球温暖化の負荷を低減するためには、食料品の輸送距離を短く、環境負荷低減する食料品の購入をするように推進することが求められている。
特開平5−67274号公報
しかしながら、一般的に、国内産の食料品より輸入品の食料品のほうが安価なために、輸入品の方が販売されるケースが多くなる。そのため食料品の輸送距離が長くなるために二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量が増加して地球温暖化に対する環境負担が増えるという課題があった。
本発明の実施の形態は、食料品などの商品の環境負荷を低減することが可能とする商品販売データ処理装置およびそのプログラムを提供しようとするものである。
本発明の実施の形態に係る商品販売データ処理装置には、1商取引で売買された商品の販売データを処理する商品販売データ処理装置において、商品識別データを入力する商品識別データ入力手段と、前記商品識別データに対応して環境負荷低減値などの商品設定データを記憶する商品設定データ記憶部と、前記商品識別データ入力手段により入力された前記商品識別データに対して前記商品設定データ記憶部に前記環境負荷低減値が存在する場合には、前記商品設定データ記憶部から前記環境負荷低減値を抽出する環境負荷低減値抽出手段と、この環境負荷低減値抽出手段により抽出された前記環境負荷低減値を記憶する商取引データ記憶部と、この商取引データ記憶部に記憶された前記環境負荷低減値の1商取引の合計を算出する環境負荷低減値算出手段と、この環境負荷低減値算出手段により算出された前記環境負荷低減値を出力する環境負荷低減値出力手段と、を備えたものである。
また、本発明の実施の形態に係る商品販売データ処理装置のプログラムには、商品識別データに対応して環境負荷低減値などの商品設定データを記憶する商品設定データ記憶機能と、商品識別データを入力する商品識別データ入力機能と、前記商品識別データ入力機能により入力された前記商品識別データに対して前記商品設定データ記憶機能に前記環境負荷低減値が存在する場合には、前記商品データ設定記憶機能から前記環境負荷低減値を抽出する環境負荷低減値抽出機能と、この環境負荷低減値抽出機能により抽出された前記環境負荷低減値を記憶する商取引データ記憶機能と、この商取引データ記憶機能に記憶された前記環境負荷低減値の1商取引の合計を算出する環境負荷低減値算出機能と、この環境負荷低減値算出機能により算出された前記環境負荷低減値を出力する環境負荷低減値出力機能と、を実現させる。
本発明の実施の形態に係るPOSシステムの要部構成を示す一例の模式図。 同実施の形態に係る店舗サーバに形成した商品マスタファイルの主要なデータ構造の一例を示す模式図。 同実施の形態に係る店舗サーバに形成した会員マスタファイルの主要なデータ構造の一例を示す模式図。 同実施の形態に係るPOS端末の要部構成の一例を示すブロック図。 同実施の形態に係るPOS端末のRAMの主要なデータ構造の一例を示す模式図。 同実施の形態に係るPOS端末のCPUが実行する商品販売データ処理の主要なステップを示すフローチャート。 同実施の形態に係る店舗サーバが実行する主要なステップを示すフローチート。
以下、本発明に係る商品販売データ処理装置およびプログラムの一実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本実施の形態のPOSシステムの主要部構成を示すブロック図である。
図1に示すように、POSシステム11は、チェックアウトカウンタに設置された複数台のPOS端末12と、この各POS端末12の上位機種として機能する1台の店舗サーバ13と、LAN(Local Area Network)等の通信回線14を介して接続している。
店舗サーバ12には、商品マスタファイル15および会員マスタファイル16が形成されている。
図2は、商品データが設定された商品マスタファイル15の一例を示す模式図である。
図2に示すように、商品マスタファイル15には、店舗で販売される各商品を識別するために商品ごとに設定された商品識別データである固有の商品コードに対応して、その商品の商品名、その商品一点当たりの価格である単価、生産地、フードマイレージおよび環境負荷低減値などの商品データが設定記憶されている。ここで、商品マスタファイル15は、商品設定データ記億部として機能する。
本実施の形態の商品マスタファイル15では、同一種類の商品の中で最大フードマイレージを持つ商品との関係で各商品の環境負荷低減値を設定している。
ここで、食料品の商品名「リンゴ」を例にとって、その環境への負担を考えると、食料品がどのくらいの距離を運ばれているのかを表す言葉「フードマイレージ」(重さ×距離)という計算方法があり、商品名「リンゴ」(100g)のフードマイレージについて説明する。
ここで、東京を消費地の起点に、「リンゴ」の生産地が青森県産、山形県産および長野県産の場合、その距離は、それぞれ概算、700km、300km、200kmとなる。
商品名「リンゴ」の中で、最大のフードマイレージを持つのが青森県産である。たとえば、青森県産「リンゴ」のフードマイレージと、各県産の「リンゴ」のフードマイレージとの差分をとる。そして、本実施の形態に係る一例として環境負荷低減値を設定する。すなわち、フードマイレージの1番に少ない長野県産の環境負荷低減値を500、2番目に少ない、フードマイレージの山形県産の環境負荷低減値を400、基準とする青森県産は0とする。また、外国産がある場合には、外国産を基準として差分を出してもよい。
なお、環境負荷低減値の設定方法は、前記の方法に限定されることなく、フードマイレージが小さな商品が購入された場合に大きな環境負荷低減値を設定し、フードマイレージが大きな商品が購入された場合に小さな環境負荷低減値を設定してもよい。
図3は、会員データが格納された会員マスタファイル16の一例を示す模式図である。
図3に示すように、会員マスタファイル16には、会員として登録された各会員を識別するために会員ごとに設定された会員識別データである固有の会員コードに対応して、その会員の氏名、住所、性別等の個人情報や環境負荷低減値、ポイント情報として、今回ポイント、前回迄ポイント、累計ポイント等が記憶されている。ここで、会員マスタファイル16は、会員データ記憶部として機能する。
POS端末12は、顧客が購入した商品の販売データ処理をするとともに、商品ごとに設定されている環境負荷低減値に応じた特典、たとえば、ポイントまたは値引き額を付与する特典サービスの特典情報処理機能を有した商品販売データ処理装置である。
図4は、POS端末12に要部構成を示すブロック図である。
図4に示すように、POS端末12には、制御部としてCPU(Central Processing Unit)21を備えている。そして、このCPU21には、ROM(Read Only Memory)22、RAM(Random Access Memory)23、時計部24、通信コントローラ25、キーボードコントローラ26、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ27、第1表示コントローラ28、第2表示コントローラ29、プリンタコントローラ30、スキャナコントローラ31、カードリーダコントローラ32、I/O(Input・Output)ポート33等の各構成要素を、アドレスバス、データバスなどのバスライン34により電気的に接続している。
そして、前記各コントローラ25、26、27、28、29、30、31、32には、キーボード35、HDD36、前面表示器37、客面表示器38、プリンタ39、スキャナ40、カードリーダ41を接続している。
また、前記I/Oポート33には、たとえば、締めキー等を使用した場合に、I/Oポート33から出力される駆動信号によって開放動作するドロワ42が接続されている。
ROM22には、主記憶部としてCPU21が実行するOS(Operating System)、コンピュータプログラム等の各種プログラム等の固定的データを予め格納記憶されている。
RAM23には、CPU21が商品販売データ処理を実行するための各種可変的データを記憶する際に一時的にデータやプログラムを記憶するためのワークメモリエリアが設けられている。
時計部24には、現在の日付、日時を計時されるようになっている。
通信コントローラ25は、有線または無線の伝送路を介して店舗サーバ13との間でデータ通信を制御する。
キーボードコントローラ26は、キーボード35から操作されたキーに対応するキー信号を取り込みCPU21に入力させる。このキーボードコントローラ26には、テンキー、PLU(Price Look Up)キー、小計キー、1取引の代金を決済の締めを宣言する締めキー等が配設されたPOS端末専用のキーボード35が接続されている。
HDDコントローラ27は、CPU21などからの指令に応じてHDD36の所定領域に記憶格納されている各種ファイルなどを読み出し、前記バスライン34から受け取った各種ファイルなどをHDD36の所定領域に記憶格納するために、前記HDD36に対するデータなどの読み書きの制御を行う。これら各種ファイルは、POS端末12の起動時にその全部又は一部がRAM23にコピーされてCPU21にアクセスされる。CPU21は、OS,コンピュータプログラムに従って商品販売データ処理を実行する。
第1表示コントローラ28は、前面表示器37の画面表示を駆動制御するもので、前面表示器37は、当該POS端末12のオペレータであるキャッシャに対して販売商品の商品名、単価、小計額、合計額、預かり金および環境負荷低減値等を表示するものである。
第2表示コントローラ29は、客面表示器38の画面表示を駆動制御するもので、客面表示器38は、商品を購入した会員に対して販売商品の商品名、単価、小計額、合計額、預かり金および環境負荷低減値等を表示するものである。
プリンタコントローラ30は、プリンタ39の駆動を制御してCPU21から供給される印字データをもとに、レシート用紙に1取引の取引明細データを印字してレシートを発行するものである。プリンタ39とCPU21とによって、本実施の形態のレシート印字発行手段が構成されている。
スキャナコントローラ31は、スキャナ40で読み取られた商品コードの信号を取り込みCPU21に入力するものである。スキャナ40は、商品に付けられたバーコードを読み取るものである。各商品には、その商品の商品識別データである固有の商品コードを示すバーコードがつけられている。ここに、スキャナ40は、商品識別データ入力手段として機能する。なお商品コードは、PLUコードとしてキーボード35のテンキーとPLUキーにより入力することも可能となる。
カードリーダコントローラ32は、カードリーダ41により会員カードのカードデータの読み取られたデータ信号、たとえば、会員コードを取り込みCPU21に入力する。カードリーダ41は、前記会員カードに記録された会員コードを含むカードデータを読取るものである。ここに、カードリーダ41は、会員識別データ入力手段として機能する。
会員カードは、会員となった顧客がそれぞれ所有する記憶媒体であり、その記憶媒体には少なくとも当該会員の会員識別データである会員コードが記憶されている。
なお、会員カードの種類は特に限定されるものではなく、磁気カード、ICカード等であってもよい。ちなみに、磁気カードの場合には、磁気カードリーダライタがカードリーダ41、カードリーダコントローラ32として機能する。また、ICカードの場合には、ICカードリーダライタがカードリーダコントローラ32として機能する。
図5は、RAM23に形成される主要なメモリエリアの一例を示す模式図である。
図5に示すように、RAM23には、1商取引で販売される商品の商品コードに対応し商品名、単価、販売点数、販売金額、環境負荷低減値等のメモリエリア、1商取引で販売される商品の販売点数、販売金額、環境負荷低減値の合計メモリエリア、1商取引での環境負荷低減値に対して特典情報として今回ポイントの付与を格納するポイントメモリエリア、1商取引での環境負荷低減値に対して値引き額の処理の特典情報として値引き額を格納する値引き額メモリエリアの各データ項目からなる1取引分の商品販売データを一時的に記憶する商取引データメモリ231と、1商取引のレシート印字データを一時的に記憶するレシート印字メモリ232、1商取引の環境負荷低減値に対するポイントに換算するポイント換算率を格納するポイント換算率メモリ233および環境負荷低減値に対する値引きする値引き換算率を格納する値引き額換算率メモリ234、1商取引の会員データが格納される会員取引データメモリ235が形成されている
なお、商取引データメモリ231は、商取引データ記憶部として機能する。また、会員取引データメモリ235は、会員取引データ記憶部として機能する。
次に、本実施の形態に係るPOS端末12は、そのCPU21が、特に図6のフローチャートに示すステップで1顧客との商取引を処理するようにプログラムを構成している。すなわち、CPU21は、ROM22に格納されたプログラムに従い1商取引の商品販売データ処理を実行するものとなっている。
はじめに、CPU21は、1顧客が購入する商品の商品識別データである商品コードが入力されるのを待機している(ステップST11)。
そして、たとえば、スキャナ40によるスキャニング入力またはキーボード35などの商品識別データ入力手段を介して販売商品の商品コードが入力されると(ステップST11のYES)、CPU21は、商品コード入力ありと判定する。そして、商品販売データ処理に進む(ステップST12)。
この商品販売データ処理は(ステップST12)、入力された商品コードでCPU21は、店舗サーバ13に通信コントローラ25を介してアクセスする。そして、店舗サーバ13は、商品マスタファイル15にプリセットされている商品コードに対応する商品名、単価および環境負荷低減値などの商品設定データを抽出する。そして、その抽出された商品設定データの商品名、単価および環境負荷低減値などをPOS端末12に伝送するようになっている。
POS端末12のCPU21は、伝送された商品設定データに基づいて商品コードに対応する商品名、単価、販売点数、販売金額および環境負荷低減値等からなる商取引データを作成し、この商取引データをRAM23に形成された商取引データメモリ231およびレシート印字メモリ232にセーブする。
また、商品名、単価、販売点数、販売金額および環境負荷低減値等からなる商取引データを前面表示部37および客面表示部38に表示させる。
なお、商取引データメモリ231、レシート印字メモリ232、今回ポイント233、値引き額234および会員取引データメモリ235は、1顧客が購入する商品の1点目の入力に先立ちクリアされている。
次に、CPU21は、キーボード35の小計キーが入力されたか否かを判定する(ステップST13)。ここで、CPU21は、小計キーの入力でなく、次の商品コードの入力が行われた場合には、小計キーが操作入力されるまで、商品コードが入力される毎にステップST12の処理を繰り返し実行する。
これに対しCPU21は、1顧客が購入する商品の入力終了が宣言する小計キーの入力を検知した場合には(ステップST13のYES)、CPU21は、今回の取引が会員取引か否かを判定する(ステップST14)。
ここで、CPU21は、カードリーダ41により会員カードに記録された会員コードが入力された場合には(ステップST14のYES)、その会員コードで識別されるポイント会員である顧客との会員取引なので、CPU21は、特典処理であるポイント換算処理を行う(ステップST15)。
このポイント換算処理とは(ステップST15)、1商取引で合計された環境負荷低減値に対しポイント換算率を演算して付与する特典情報である今回ポイントである。
次に、CPU21は、登録されている会員取引なので当該会員コードを含む会員データ問合せ伝文を作成し、この会員データ問合せ伝文を店舗サーバ13に通信回線14を介して伝送する(ステップST16)。
さて、この会員データ問合せ伝文を受信した店舗サーバ13は、図7のフローチャートに示すステップの処理を実行するようになっている。
図7に示すように、店舗サーバ13は、通信回線14を介してデータを受信すると(ステップST51)、受信したデータがPOS端末12からの会員データ問合せ伝文であること確認する(ステップST52)。
その会員データ問合せ伝文中の会員コードで会員マスタファイル16を検索する(ステップST53)。
ここで、会員マスタファイル16に該当会員コードの会員レコードが登録されている場合には(ステップST54)、その会員データレコードから会員氏名と前回までの累計ポイントを取得する(ステップST55)。
当該会員コード、会員氏名および前回迄の累計ポイント等の会員データ応答伝文を作成すると(ステップST56)、当該会員データ応答伝文を問合せ元のPOS端末12に通信回線14を介して伝送するものとなっている(ステップST57)。
そこで、図6中の処理で会員データ問合せ伝文を送信したPOS端末12のCPU21は、店舗サーバ13からの会員データ応答文を待機する。そして、所定時間内に会員データ応答伝文を受信したならば(ステップST17)、CPU21は、累計ポイント演算処理を実行する。この処理は、会員マスタファイル16に格納されていた前回迄の累計ポイントを前回迄ポイントとするとともに、ポイント換算処理(ステップST15)で算出された今回ポイントと、を合計した累計特典情報として累計ポイントを算出する(ステップST18)。
次に、カードリーダ41により会員カードから入力された会員コードと、ステップST18の処理で算出された累計ポイントおよび前回迄ポイントからなる会員取引データを作成し、図5に示すRAM23の会員取引データメモリ235に格納する(ステップST19)。
また、会員取引データメモリ235の会員取引データをレシート印字メモリ232にセットする(ステップST20)。
その後、締めキーが操作入力されるのを待機する(ステップST21)。そして、CPU21は、1顧客との商取引の決済を宣言する締めキーが操作入力されたことを検知すると(ステップST21のYES)、CPU21は、1商取引における釣銭演算等の取引決済処理を実行する(ステップST22)。
その後、CPU21は、ステップST23としてプリンタ40を駆動させてレシート印字メモリ232に記憶されているレシート印字データに基づきレシートに環境負荷低減値や各種ポイント等の商取引データを印字発行(レシート印字発行手段)させたならば、当該1顧客に対する商取引処理を終了する。
一方、カードリーダ41により、所定時間内に会員カードのデータが入力されていない場合には(ステップST14のNO)、非会員登録の顧客の取引処理なので、CPU21は、1顧客の商取引の合計された環境負荷低減値に対する値引き額換算処理を行う(ステップST24)。
この値引き額換算処理とは(ステップST24)、1顧客の商取引処理で合計した環境負荷低減値に対し値引き率を演算して算出する値引き額である。
CPU21は、非会員登録の顧客の場合には、値引き額と、小計額および合計額の商取引データを商取引データメモリ231に格納する(ステップST25)。また、1商取引データをレシート印字メモリ232にセットする(ステップST26)。その後、ステップST21の締めキー入力に進む。
さらに、ステップST23では、商取引データとして環境負荷低減値および値引き額等を印字したレシートがプリンタ39により発行される。
各POS端末の会員取引メモリ235に格納された会員取引データは、たとえば、毎閉店後に実施される精算業務において店舗サーバ13に通信回線14を介して送信される。これにより、店舗サーバ13は、各POS端末12から収集した会員取引データに基づいて会員マスタファイル16を更新する。
具体的には、会員マスタファイル16から会員取引データの会員コードと一致する会員データレコードを全て抽出する。そして、抽出した会員データレコードに対する環境負荷低減値、今回ポイント、前回迄ポイントおよび累計ポイントを会員取引データから取得し、この取得した前記会員取引データの各種ポイントについては会員マスタファイル16に上書きするとともに、環境負荷低減値については、加算処理を行うものとなっている。
このように、本実施の形態においては、各POS端末12は、顧客が1商取引として購入する商品が入力される毎に、その商品コード、単価、販売点数、販売金額、環境負荷低減値等からなる商取引データを商取引データメモリ231およびレシート印字メモリ232に記憶する。
そして、カードリーダ41で会員カードの会員コードが入力されているか否かを判定する。会員カードの会員コードが入力されている場合には、会員登録されているので、購入された商品の1商取引の環境負荷低減値に基づいてポイント換算処理で今回ポイントを算出する。さらに、その会員カードの会員コードで店舗サーバ13に会員データの問合せを実行する。
この会員データ問合わせに応じて店舗サーバ13は当該会員コードで識別される顧客が入会している会員マスタファイル16から会員コードに対応する累計ポイント情報を取得し、会員データ問合せもとのPOS端末12に応答する。
この応答を受けたPOS端末12は、商取引データメモリ231に記憶されている今回ポイントと会員マスタファイル16から取得した累計ポイントすなわち、前回迄ポイントを加算して累計ポイントを算出する。そして、今回ポイント、前回迄ポイントおよび累計ポイントをレシート印字メモリ232と会員取引データメモリ235にセットされる。
締めキーが入力されると、取引決済処理を行い、プリンタ39によりレシートに商取引データとして商品名、単価、販売点数、販売金額、合計額とともに、環境負荷低減値、今回ポイント、前回迄ポイント、累計ポイントが印字され発行される。
一方、非会員登録の場合には、値引き額換算処理を実行する。この値引く額換算処理は、環境負荷低減値に対す値引き率を演算して値引き額を算出し、さらに小計額を算出する処理である。これらの商取引データは商取引メモリ231とレシート印字メモリ232にセットする。
締めキーが入力されると、取引決済処理を行い、プリンタ39によりレシートに商取引データとして商品名、単価、販売点数、販売金額、合計額とともに、環境負荷低減値、値引き額が印字され発行される。
このように本実施の形態によれば、購入商品に設定されている環境負荷低減値に基づいて環境保護に対し影響の少ない商品には特典としてのポイント、値引き額、割引額を多く、影響のある商品には特典を少なくすることで、環境負荷低減値に関心を得られることにより環境の保護における二酸化炭素を低減することが可能となる。
なお、この発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、実施の段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
本実施の形態では、食料品等の飲食物商品に対しフードマイレージを基に環境負荷低減値を算出したが、これに限定されることなく、工業製品についても、生産地から消費地までの環境負荷低減値を設定し、情報を提供することも可能になる。
さらに、買物客が持参するマイバックの使用を奨励するために、店舗が提供するレジ袋に対しても環境負荷低減値を設定することでマイバックを持参することで環境保護の観点からも有効となる。
また、ポイント会員の顧客に対し、店舗サーバ13の会員マスタファイル16に格納されている環境負荷低減値を用いて、たとえば、年間の環境負荷低減値を証明するレシートを発行することも可能となる。それにより、環境負荷低減値を積極的にアピールすることで環境保護に対する関心が集まるとともに、地球温暖化の二酸化炭素の排出の低減することが可能となる。
本実施の形態では、POS端末12とオンラインで接続された店舗サーバ13が商品マスタファイル15、会員マスタファイル16を設定管理したが、POS端末12自体がHDD36に記憶管理することによって、単体のPOS端末12により本発明の実施の形態の商品販売データ処理装置を構成することも可能である。
また、会員カードを所有してない顧客には、ポイントに代わり購入商品に対して値引き額、クーポン券の発行等で処理を実行することが可能となる。
本発明は前記実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。たとえば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を組み合わせてもよい。
11…POSシステム、12…POS端末、13…店舗サーバ、15…商品マスタファイル、16…会員マスタファイル、21…CPU、22…ROM、23…RAM、35…キーボード、37…前面表示器、38…客面表示器、39…プリンタ、40…スキャナ、41…カードリーダ。

Claims (7)

  1. 1商取引で売買された商品の販売データを処理する商品販売データ処理装置において、
    商品識別データを入力する商品識別データ入力手段と、
    前記商品識別データに対応して環境負荷低減値などの商品設定データを記憶する商品設定データ記憶部と、
    前記商品識別データ入力手段により入力された前記商品識別データに対して前記商品設定データ記憶部に前記環境負荷低減値が存在する場合には、前記商品設定データ記憶部から前記環境負荷低減値を抽出する環境負荷低減値抽出手段と、
    この環境負荷低減値抽出手段により抽出された前記環境負荷低減値を記憶する商取引データ記憶部と、
    この商取引データ記憶部に記憶された前記環境負荷低減値の1商取引の合計を算出する環境負荷低減値算出手段と、
    この環境負荷低減値算出手段により算出された前記環境負荷低減値を出力する環境負荷低減値出力手段と、
    を備えたことを特徴とする商品販売データ処理装置。
  2. 前記環境負荷低減値出力手段は、レシートに前記環境負荷低減値を印字発行するレシート印字発行手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の商品販売データ処理装置。
  3. 1商取引で売買された商品の販売データを処理する商品販売データ処理装置において、
    商品識別データを入力する商品識別データ入力手段と、
    前記商品識別データに対応して環境負荷低減値などの商品設定データを記憶する商品設定データ記憶部と、
    前記商品識別データ入力手段により入力された前記商品識別データに対して前記商品設定データ記憶部に前記環境負荷低減値が存在する場合には、前記商品設定データ記憶部から前記環境負荷低減値を抽出する環境負荷低減値抽出手段と、
    この環境負荷低減値抽出手段により抽出された前記環境負荷低減値を記憶する商取引データ記憶部と、
    この商取引データ記憶部に記憶された前記環境負荷低減値の1商取引の合計を算出する環境負荷低減値算出手段と、
    この環境負荷低減値算出手段により算出された前記環境負荷低減値を特典情報に換算する特典換算手段と、
    この特典情報換算手段により換算された前記特典情報を出力する特典情報出力手段と、
    を備えたことを特徴とする商品販売データ処理装置。
  4. 1商取引で売買された商品の販売データを処理する商品販売データ処理装置において、
    商品識別データを入力する商品識別データ入力手段と、
    前記商品識別データに対応して環境負荷低減値などの商品設定データを記憶する商品設定データ記憶部と、
    前記商品識別データ入力手段により入力された前記商品識別データに対して前記商品設定データ記憶部に前記環境負荷低減値が存在する場合には、前記商品設定データ記憶部から前記環境負荷低減値を抽出する環境負荷低減値抽出手段と、
    この環境負荷低減値抽出手段により抽出された前記環境負荷低減値を記憶する商取引データ記憶部と、
    この商取引データ記憶部に記憶された前記環境負荷低減値の1商取引の合計を算出する環境負荷低減値算出手段と、
    この環境負荷低減値算出手段により算出された前記環境負荷低減値を特典情報に換算する特典情報換算手段と、
    この特典情報換算手段により換算された前記特典情報と前記環境負荷低減値算出手段により算出された前記環境負荷低減値を出力する出力手段と、
    を備えたことを特徴とする商品販売データ処理装置。
  5. 1商取引で売買された商品の販売データを処理する商品販売データ処理装置において、
    商品識別データを入力する商品識別データ入力手段と、
    前記商品識別データに対応して環境負荷低減値などの商品設定データを記憶する商品設定データ記憶部と、
    会員識別データを入力する会員識別データ入力手段と、
    前記会員識別データに対応する会員データに特典情報などを記憶する会員データ記憶部と、
    前記商品識別データ入力手段により入力された前記商品識別データに対して前記商品設定データ記憶部に前記環境負荷低減値が存在する場合には、前記商品設定データ記憶部から前記環境負荷低減値を抽出する環境負荷低減値抽出手段と、
    この環境負荷低減値抽出手段により抽出された前記環境負荷低減値を記憶する商取引データ記憶部と、
    この商取引データ記憶部に記憶された前記環境負荷低減値の1商取引の合計を算出する環境負荷低減値算出手段と、
    この環境負荷低減値算出手段により算出された前記環境負荷低減値に基づいて特典情報を換算する特典情報換算手段と、
    この特典情報換算手段により換算された特典情報と会員データ記憶部に格納されている前回迄特典情報とを累計する特典情報累計手段と、
    この特典情報累計手段により累計された特典情報を出力する特典情報累計出力手段と、
    を備えたことを特徴とする商品販売データ処理装置。
  6. 1商取引で売買された商品の販売データを処理する商品販売データ処理装置において、
    商品識別データを入力する商品識別データ入力手段と、
    前記商品識別データに対応して環境負荷低減値などの商品設定データを記憶する商品設定データ記憶部と、
    会員識別データを入力する会員識別データ入力手段と、
    前記会員識別データに対応する会員データに環境負荷低減値などを記憶する会員データ記憶部と、
    前記商品識別データ入力手段により入力された前記商品識別データに対して前記商品設定データ記憶部に前記環境負荷低減値が存在する場合には、前記商品設定データ記憶部から前記環境負荷低減値を抽出する環境負荷低減値抽出手段と、
    この環境負荷低減値抽出手段により抽出された前記環境負荷低減値を記憶する商取引データ記憶部と、
    この商取引データ記憶部に記憶された前記環境負荷低減値の1商取引の合計を算出する環境負荷低減値算出手段と、
    この環境負荷低減値算出手段により算出された前記環境負荷低減値と前記会員データ記憶部に格納されている環境負荷低減値とを累計する環境負荷低減値累計手段と、
    この環境負荷低減値累計手段により累計された環境負荷低減値を出力する環境負荷低減値累計出力手段と、
    を備えたことを特徴とする商品販売データ処理装置。
  7. 1商取引で売買された商品の販売データを処理する商品販売データ処理装置を実行するプログラムにおいて、
    商品識別データに対応して環境負荷低減値などの商品設定データを記憶する商品設定データ記憶機能と、
    商品識別データを入力する商品識別データ入力機能と、
    前記商品識別データ入力機能により入力された前記商品識別データに対して前記商品設定データ記憶機能に前記環境負荷低減値が存在する場合には、前記商品データ設定情報記憶機能から前記環境負荷低減値を抽出する環境負荷低減値抽出機能と、
    この環境負荷低減値抽出手段により抽出された前記環境負荷低減値を記憶する商取引データ記憶機能と、
    この商取引データ記憶機能に記憶された前記環境負荷低減値の1商取引の合計を算出する環境負荷低減値算出機能と、
    この環境負荷低減値算出機能により算出された前記環境負荷低減値を出力する環境負荷低減値出力機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7114038B1 (ja) 2021-11-26 2022-08-08 booost technologies株式会社 Ghg排出量導出装置、ghg排出量導出方法、及びプログラム

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