JP2008216864A - 偏光素子、偏光素子の製造方法、液晶装置、投射型表示装置 - Google Patents

偏光素子、偏光素子の製造方法、液晶装置、投射型表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008216864A
JP2008216864A JP2007056959A JP2007056959A JP2008216864A JP 2008216864 A JP2008216864 A JP 2008216864A JP 2007056959 A JP2007056959 A JP 2007056959A JP 2007056959 A JP2007056959 A JP 2007056959A JP 2008216864 A JP2008216864 A JP 2008216864A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
protective layer
liquid crystal
precursor solution
polarizing element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007056959A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4380714B2 (ja
Inventor
Keihei Cho
惠萍 張
Hirotomo Kumai
啓友 熊井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2007056959A priority Critical patent/JP4380714B2/ja
Priority to US12/033,475 priority patent/US7755717B2/en
Priority to KR1020080020806A priority patent/KR20080082485A/ko
Priority to CN2008100074620A priority patent/CN101261336B/zh
Publication of JP2008216864A publication Critical patent/JP2008216864A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4380714B2 publication Critical patent/JP4380714B2/ja
Priority to US12/792,958 priority patent/US7969534B2/en
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/30Polarising elements
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/30Polarising elements
    • G02B5/3025Polarisers, i.e. arrangements capable of producing a definite output polarisation state from an unpolarised input state
    • G02B5/3058Polarisers, i.e. arrangements capable of producing a definite output polarisation state from an unpolarised input state comprising electrically conductive elements, e.g. wire grids, conductive particles
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3102Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM] using two-dimensional electronic spatial light modulators
    • H04N9/3105Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM] using two-dimensional electronic spatial light modulators for displaying all colours simultaneously, e.g. by using two or more electronic spatial light modulators
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/1335Structural association of cells with optical devices, e.g. polarisers or reflectors
    • G02F1/133528Polarisers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Polarising Elements (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

【課題】優れた光学特性を有し、部品点数の削減及び液晶装置の高機能化を実現可能とする偏光素子の製造方法、偏光素子、液晶装置、投射型表示装置を提供する。
【解決手段】基板上に金属膜を形成し、該金属膜をパターン形成することにより複数の金属突起体を形成する工程と、有機材料からなる基材に、金属突起体を保護する保護層を構成する前駆体溶液を塗布する工程S1Bと、前駆体溶液に金属突起体の先端が浸漬するように、基材上に基板を載置させる搭載工程S5と、前駆体溶液を乾燥させて保護層を形成し、該保護層を介して基材と基板とを接合する接合工程S6と、保護層から基材を除去する基材除去工程S7と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、偏光素子、偏光素子の製造方法、液晶装置、投射型表示装置に関するものである。
プロジェクタ等の投射型表示装置における光変調装置として、液晶装置が用いられている。このような液晶装置としては、対向配置された一対の基板間に液晶層が挟持された構成のものが知られており、一対の基板間の内側には、液晶層に電圧を印加するための電極が形成されている。また、この電極の内側には、電圧無印加時において液晶分子の配列を制御する配向膜が形成され、配向膜としてはポリイミド膜の表面にラビング処置を施したものが公知である。
一方、一対の基板の外側(液晶層に対向する面とは異なる面側)には偏光板が配設されており、液晶層に対して所定の偏光が入射される構成となっている。偏光板としては、有機化合物の樹脂フィルムを一方向に延伸することによって、ヨウ素や二色性染料を一定方向に配向させて製造される偏光フィルムのほか、透明な基板(ガラス基板)上に金属からなるグリッドが敷き詰められた構成となるワイヤーグリッド型の偏光板が知られている。このワイヤーグリッド型偏光板の一番の特徴は、無機材料から構成したため耐久性が優れている点である。このようなワイヤーグリッドとしては、例えば特許文献1,2のような技術が開示されている。
特表2003−519818号公報 特表2002−520677号公報
最近では、ワイヤーグリッド型偏光板を単体での使用のみならず液晶パネル内へ組み込む技術が提案されている。このように、偏光素子を内蔵することで部品点数の削減や液晶パネルの高機能化に大きく貢献する。また、ワイヤーグリッド型の偏光素子は、その光学特性がグリッド(導電部材)間に介在する材質に影響を受けることが知られており、グリッド間には屈折率が1となる材料、すなわち空気(若しくは真空雰囲気)が介在した状態とすることが望ましい。
上記した特許文献1は、グリッド間材料に着目しており、空気(もしくは真空)が封入された構造とすることが可能である。しかしながら、特許文献1の偏光素子をセル内に配置する場合には、画素領域のみにカバーガラスを設置しなければならないことや、カバーガラスを配置することによってセル厚が増加する点からも実現性は極めて低い。さらに、特許文献1では具体的な製造方法までは言及されていない。また、特許文献2には、ワイヤーグリッド型の偏光素子を内蔵した技術が開示されているが、グリッド間が平坦化層で埋め込まれているため光学特性が低くなる虞がある。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み成されたものであって、優れた光学特性を有し、部品点数の削減及び液晶装置の高機能化を実現可能とする偏光素子の製造方法、偏光素子、液晶装置、投射型表示装置を提供することを目的としている。
本発明の偏光素子の製造方法は、上記課題を解決するために、基板上に金属膜を形成し、該金属膜をパターニングすることにより複数の金属細線を形成する工程と、基材に、金属細線を保護する保護層を構成するガラス前駆体溶液を塗布する工程と、ガラス前駆体溶液に金属細線の先端を浸漬するように、基材上に基板を載置させる工程と、ガラス前駆体溶液を乾燥させて保護層を形成し、該保護層を介して基材と基板とを接合する工程と、を備えることを特徴とする。
本発明の製造方法によれば、乾燥によりガラス前駆体溶液が硬化して保護層が形成され、保護層の形成と同時に基材が基板に接合される。基材上に基板を載置する際、ガラス前駆体溶液に金属細線の先端を浸漬させた状態とすることにより、金属細線による毛細管力(毛細管現象)によってガラス前駆体溶液が金属細線の側周部に拡展する。このとき、毛細管力の作用と同時にガラス前駆体溶液の重力の作用も働くことから、該前駆躯体溶液の重力によってその拡展が金属細線の先端のみに留まることになる。そのため、金属細線同士のピッチがガラス前駆体溶液によって狭められることもなく、簡単且つ確実に基材及び金属細線を接合することができる。ガラス前駆体溶液の拡展については後の詳細な説明において詳しく説明する。
このような金属細線同士の毛細管力とガラス前駆体溶液の重力との相互作用により、基板と保護層と金属細線とによって囲まれた空間(空洞)を形成することができる。これにより、基板と保護層と金属細線とによって囲まれた空間内に、空気(もしくは真空)が封入された構成とすることができ、優れた光学特性を有する偏光素子を得ることができる。
また、基材が有機材料からなり、保護層から基材を除去する工程と、を備えることが好ましい。
このような製造方法によれば、有機材料からなる基材を保護層から除去することで偏光素子の薄型化が可能となる。したがって、偏光素子を液晶パネル内に内蔵した場合、装置全体の薄型化に大きく貢献することができる。さらに、有機材料からなる基材を保護膜から除去することによって、耐熱性及び耐光性に優れた偏光素子を得ることができる。
また、基材が無機材料からなることも好ましい。
このような製造方法によれば、無機材料からなる基材にガラス前駆体溶液が一体化して機械的強度が向上し、無機材料を用いることで耐光性、耐熱性に優れた偏光素子とすることができる。これにより、例えばプロジェクタのライトバルブ等に好適に用いることができる。
また、保護層を構成するガラス前駆体溶液は、シラン化合物を有する分散溶媒中に無機酸化物微粒子を分散してなることが好ましい。
このような製造方法によれば、保護層を構成するガラス前駆体溶液が、シラン化合物を有する分散溶媒中に無機酸化物微粒子を分散してなることから、透明性を保持しつつ、高い表面高度、及び耐腐食性を有した保護層を得ることができる。また、金属細線への緻密化、密着性(接合性)を向上させることができる。
本発明の偏光素子は、基板と、基板上に形成された多数の金属細線と、金属細線上に設けられ、該金属細線の先端を浸漬させたガラス前駆体溶液が硬化することにより構成される保護層と、を有し、隣り合う金属細線と基板と保護層とによって囲まれた領域が空間となっていることを特徴とする。
本発明の偏光素子によれば、隣り合う金属細線と基板と保護層とによって囲まれた空間(空洞)を有する構造であることから、優れた光学特性を有したものとすることができる。また、ガラス前駆体溶液が金属細線の先端を浸漬させた状態で硬化することにより、保護層と金属細線とが一体化して構成され、これらの接続が確実なものとなる。
また、ガラス前駆体溶液が、シラン化合物を有する分散溶媒中に無機酸化物微粒子を分散してなることが好ましい。
このような構成によれば、保護層を構成するガラス前駆体溶液が、シラン化合物を有する分散溶媒中に無機酸化物微粒子を分散してなることから、透明性を保持しつつ、高い表面高度、及び耐腐食性を有した保護層となる。
本発明の液晶装置は、上記偏光素子を備えたことを特徴とする。
本発明の液晶装置によれば、優れた光学特性が用いられるので、高精細な表示が可能な液晶装置を得ることができる。また、保護層から基材が除去されてなる偏光素子では、部品点数が削減されて装置全体を薄型化することができるので、液晶装置の高機能化を図ることができる。さらに、有機材料からなる基材を除去した構成の場合、耐熱性、耐光性に優れており、液晶装置の信頼性を向上させることができる。
本発明の投射型表示装置は、上記液晶装置を光変調装置として備えたことを特徴とする。
本発明の投射型表示装置によれば、光変調を良好に行うことができるので、高精度で高輝度な表示を可能とする。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照して説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更している。
〔偏光素子〕
まず、本実施形態における偏光素子について、図1を参照しながら説明する。ここで、図1は偏光素子を示す断面図である。
偏光素子1は、基板11Aと、この基板11Aの表面に形成されたワイヤーグリッド偏光層18と、基板11A上にワイヤーグリッド偏光層18を介して設けられる保護層13と、を備えている。
基板11Aは、例えばガラスや石英などの透光性材料から構成されている。基板11Aには、上方に向けて突出して互いに平行な複数の金属突起体18A(金属細線)が形成されている。
ワイヤーグリッド偏光層18は、基板11A上に部分的に配置された複数の金属突起体18Aを有して構成されている。この金属突起体18Aは、平面視で縞状パターンを形成しており、例えば、幅Wが70nm、高さHが100nm(高さは150nm以下とする)、ピッチPが140nmとなっている。
保護層13は、金属突起体18Aを保護するために設けられており、複数の金属突起体18Aに亘ってそれらの上面側(基板11Aとは反対側)に配置されている。本実施形態では、保護層13の厚さが20〜30nmとなっており、金属突起体18Aの高さやピッチ等に応じて適宜設定される。この保護層13は、樹脂中にシリカ微粒子(後述する)を均一分散してなる層であって、透明性を有し、さらに高い表面高度及び耐腐食性を有している。
このような構成の偏光素子1は、基板11A、金属突起体18A、保護層13によって囲まれた空洞部18B内に空気(もしくは真空)が封入された状態となっている。
なお、基板11Aの下面に誘電体多層膜からなる反射防止膜(図示略)を形成してもよい。
このように、偏光素子1を、基板11Aと金属突起体18Aと保護層13とによって囲まれた空洞部18Bを有する構成とすることで、空洞部18B内には空気(もしくは真空)が封入されたものとなる。金属突起体18A間の屈折率を1とすることによって、光学特性に優れた偏光素子1を得ることができる。また、従来においてはワイヤーグリッド偏光層18を介して一対のガラス基板が接合された構成となっていたが、本実施形態においては一方のガラス基板に替えて保護層13が設けられた構成となっている。この保護層13は基板11Aの厚さに対して遼に薄い厚さで形成できることから、偏光素子1の薄型化を実現することができる。
〔偏光素子の製造方法〕
次に、上述した構成の偏光素子の製造方法について、図2及び図3を参照しながら説明する。ここで、図2は偏光素子の製造工程を示すフローチャートであり、図3の(a)〜(h)は、偏光素子の製造工程を示す断面図である。ここで図3(f)は、図3(e)の要部拡大図である。
以下、図2のフローチャートに沿って図3を用いて説明する。
まず、金属膜形成工程S1Aにおいて、図3(a)に示すように、ガラスや石英、プラスチック等の透光性材料からなる基板11A上に、アルミニウム(Al)からなるベタ状の金属層12aを形成する。ここでは、蒸着法或いはスパッタ法等の成膜手段を用いることができる。なお、金属層12aを構成する金属としては、アルミニウム以外にも、例えば金、銅、パラジウム、白金、ロジウム、シリコン、ニッケル、コバルト、マンガン、鉄、クロム、チタン、ルテニウム、ニオブ、ネオジウム、イッテルビウム、イットリウム、モリブデン、インジウム、ビスマス、若しくはその合金のいずれかを用いることができる。
また、必要に応じて、基板11Aの表面に不図示の下地層を形成してもよい。下地層は、例えばシリコン酸化物膜やアルミニウム酸化物膜により形成することができ、エッチングにより金属層12aをパターン形成する際のエッチング等による基板11Aの損傷を防止する機能や、金属層12aの密着性を改善する機能を奏する。このような下地層は、基板11Aの一面側に、スパッタ法等により例えばシリコン酸化膜を成膜することにより形成される。そして下地層上に上記金属層12aが形成されることになる。
次に、レジスト形成工程S2において、金属層12a上にレジストをスピンコートにより塗布し、これをベークして、レジスト膜を形成する。その後、露光、現像処理を施し、図3(b)に示すように、線状の平面形状のレジスト14aを形成する。具体的には、上記レジスト膜に対して、形成されるレジスト14aが縞状に配置されるよう選択的にレーザー照射を行う。形成されるレジスト14aのピッチは例えば140nmであるから、可視光の波長以下の微細な縞状パターンを形成可能な干渉露光法(ここでは二光束干渉露光)を用いる。このような露光を行った後、ベーク(PEB)を行い、さらにエッチングによりレジスト膜の露光部分を取り除くことで、図3(b)に示したパターンを有するレジスト14aを形成することができる。
続いて、パターン形成工程S3において、形成したレジスト14aをマスクとして金属層12aをエッチングし、さらにレジスト除去工程S4において、レジスト14aを除去することで図3(c)に示すような金属突起体18Aを形成する。
一方、上記工程S1A〜S4と並行して、前駆体塗布工程S1Bにおいて、図3(d)に示すように有機フィルム15(基材)を用意し、その一方の面上に、スピンコート、スプレー、印刷などを用いてガラス前駆体溶液17を塗布する。塗布量としては、膜厚みで20〜30nmである。塗布量が少な過ぎると、形成される保護層の耐腐食性や上記金属突起体に対する密着性に問題が生じ、塗布量が多過ぎると保護層自体の耐クラック性が低下する虞がある。
〔ガラス前駆体〕
ガラス前駆体溶液17は、図3(d)に示すように、シラン化合物を有する有機溶媒17A(分散溶媒)と、シリカ(SiO「二酸化ケイ素」)微粒子からなる粒径の揃った無機酸化物微粒子17Bと、から構成される混合溶液であって、5×10−3cSt〜数10cStの範囲内の粘性を有している。
有機溶媒17Aとしては、IPA、メタノールなどが利用され、場合によっては硬化触媒を含有したものを用いても良い。硬化触媒を含有させることによって、後述する接合工程S6においてガラス前駆体溶液17の硬化を促進させることができる。
有機溶媒17A中における無機酸化物微粒子17Bの含有量は、保護層13として所望の被膜強度が得られるとともに、有機溶媒17A中における無機酸化物微粒子17Bの均一分散を可能とする配合量とする。
また、シラン化合物として例えばRSi(OR)3が挙げられ、具体的には、TEOS(テトラエトキシシラン)、TMOS(キシシラン)、ODS(オクタデシルシリル)、VTES(ビニルトリエトキシシラン)、APTES(アミノプロピルトリエトキシシラン)などを含む。カップリング剤の種類を変えることで、各種溶媒に無機酸化物微粒子17Bが安定分散する。
なお、硬化触媒としては、ガラス前駆体溶液17の硬化反応を促進できるものであれば特に限定しない。また、分散溶媒が水であってもよい。
次に、搭載工程S5において図3(e)に示すように、有機フィルム15上に、金属突起体18Aの先端をガラス前駆体溶液17に接触(浸漬)させるようにして基板11Aを載置する。すると、図3(f)に示すように、ガラス前駆体溶液17が毛細管現象によって金属突起体18Aの側周部に拡展する。つまりガラス前駆体溶液17は、液体の表面張力として作用する、フィルム表面15aに対して垂直方向の力(毛細管力)によって、金属突起体18Aの側面に沿って上昇していく。その上昇は、毛細管力と液体自身の重力とのつり合いによって金属突起体18Aの先端部(ガラス前駆体溶液17に浸漬している部分)のみに留まる。本実施形態では、金属突起体18Aの幅が70nm、高さが100nm、金属突起体18A同士のピッチが140nmとされた構造であるため、塗布厚が例えば20〜30nmとなるようガラス前駆体溶液17を塗布する。このように、毛細管力によって引き上げられたガラス前駆体溶液17によって金属突起体18A同士のピッチが狭められることのないよう、ワイヤーグリッド偏光層18の構造に応じてガラス前駆体溶液17の塗布量を調整する。
そして、接合工程S6において、図3(g)に示すように、ガラス前駆体溶液17を所定温度及び時間で乾燥することにより、無機酸化物微粒子が均一に分散した状態でガラス前駆体溶液17が硬化して保護層13が形成され、また、ガラス前駆体溶液17の硬化と同時に有機フィルム15と基板11Aとが接合する。有機フィルム15と基板11Aとが保護層13及び金属突起体18Aを介して接合されることにより、基板11Aと、金属突起体18Aと、保護層13とによって囲まれる空洞部18B(空間)が形成される。この空洞部18Bには、自ずと空気が封入された状態となる。これはつまり、大気圧雰囲気下において製造を行うことで空洞部18B内に空気が封じ込められた状態となる。このようにして、金属突起体18Aと空洞部18Bとを有するワイヤーグリッド偏光層18が構成される。
なお、空洞部18B内を真空としてもよく、この場合、上記搭載工程S5、接合工程S6を真空雰囲気下で行うようにする。
本実施形態においては、ガラス前駆体溶液17が、有機溶媒17A中にシリカ微粒子(無機酸化物微粒子17B)を分散してなる、所謂コロイダルシリカであることから、高い硬度を有する保護層13を得ることができる。
その後、基材除去工程S7において、図3(h)に示すように、有機フィルム15(図3(g)参照)を保護層13から除去する。有機フィルム15を除去する方法としては、有機溶媒による溶解処理、アニール法を用いた急速加熱処理、紫外光を照射する分解処理などによって行う。
以上の工程により、図1に示すワイヤーグリッド偏光層18を備えた偏光素子1を製造することができる。
このような過程を経ることによって、多数の金属突起体18A同士の間に、確実に空洞部18Bを形成することができる。これにより、従来に比べて消光比が高く、偏光特性に優れたワイヤーグリッド型の偏光素子1を容易に形成することができる。本実施形態の製造方法によれば、空洞部18Bを容易かつ確実に形成することができるので、製造工程の簡略化、歩留まりの向上、低コスト化を図ることができる。また、保護層13から有機フィルム15を除去することによって偏光素子1を薄型化することができるので、液晶装置内へ組み込んだときに装置全体の薄型化に大きく貢献する。
[プロジェクタ]
図4は、本発明の投射型表示装置の一実施形態として、プロジェクタの要部を示す概略構成図である。本実施形態のプロジェクタは、光変調装置として液晶装置を用いた液晶プロジェクタである。
図4において、810は光源、813、814はダイクロイックミラー、815、816、817は反射ミラー、818は入射レンズ、819はリレーレンズ、820は出射レンズ、822、823、824は液晶装置からなる光変調装置、825はクロスダイクロイックプリズム、826は投射レンズである。
光源810は、メタルハライド等のランプ811とランプの光を反射するリフレクタ812とからなる。なお、光源810としては、メタルハライド以外にも超高圧水銀ランプ、フラッシュ水銀ランプ、高圧水銀ランプ、Deep UVランプ、キセノンランプ、キセノンフラッシュランプ等を用いることも可能である。
ダイクロイックミラー813は、光源810からの白色光に含まれる赤色光を透過させるとともに、青色光と緑色光とを反射する。透過した赤色光は反射ミラー817で反射されて、赤色光用液晶光変調装置822に入射される。また、ダイクロイックミラー813で反射された緑色光は、ダイクロイックミラー814によって反射され、緑色光用液晶光変調装置823に入射される。さらに、ダイクロイックミラー813で反射された青色光は、ダイクロイックミラー814を透過する。青色光に対しては、長い光路による光損失を防ぐため、入射レンズ818、リレーレンズ819及び出射レンズ820を含むリレーレンズ系からなる導光手段821が設けられている。この導光手段821を介して、青色光が青色光用液晶光変調装置824に入射される。
各光変調装置822〜824により変調された3つの色光は、クロスダイクロイックプリズム825に入射する。このクロスダイクロイックプリズム825は4つの直角プリズムを貼り合わせたものであり、その界面には赤光を反射する誘電体多層膜と青光を反射する誘電体多層膜とがX字状に形成されている。これらの誘電体多層膜により3つの色光が合成されて、カラー画像を表す光が形成される。合成された光は、投射光学系である投射レンズ826によってスクリーン827上に投写され、画像が拡大されて表示される。
ここで、本実施形態のプロジェクタにおいては、光変調装置822〜824として図5に示すような液晶装置を採用している。
〔液晶装置〕
図5は液晶装置822〜824の断面模式図であって、該液晶装置822〜824は、一対の基板10,20間に液晶層50が挟持された構成を有している。
基板10は素子基板であって、基板本体10A上に、ワイヤーグリッド偏光層18と、保護層13と、画素電極9と、配向膜21とを備えた構成となっている。なお、基板10は、画素電極9に対する電圧印加をスイッチング駆動するTFT素子(図示略)を備えている。一方、基板20は対向基板であって、基板本体20A上に、ワイヤーグリッド偏光層18と、保護層13と、対向電極23と、配向膜22とを備えた構成となっている。
本実施形態では、ワイヤーグリッド偏光層18、保護層13、基板本体10A(20A)によって、ワイヤーグリッド型の偏光素子19が構成されている。基板本体10A,20Aは、液晶装置用の基板であると同時に、偏光素子用の基板としての機能もかねている。偏光素子19は、上述した偏光素子の製造方法を用いて製造されたものである。
図5の構成においては、一対の基板10,20が、シール材(図示略)を介して貼り合わせられ、その内部に液晶が封入されている。この場合、液晶層50の液晶モードとしてTN(Twisted Nematic)モードが採用されているが、その他にもSTN(Super Twisted Nematic)モード、ECB(Electrically Controlled Birefringence)モード等を採用することができる。
以下、各基板10,20の構成について図6〜図8を参照しつつ詳細に説明する。
図6は基板(液晶装置用基板)10,20を模式的に示す断面図、図7は基板10,20を模式的に示す平面図である。
まず、図6に示すように、基板10,20は、ガラス等の透光性の誘電体無機材料からなる基板本体10A,20A上にワイヤーグリッド偏光層18を有している。
ワイヤーグリッド偏光層18は、基板本体10A,20A上に縞状の平面パターンを有する金属突起体18Aが複数形成されてなるものである。具体的には、図7に示すように、入射光(つまり可視光)の波長以下のピッチ、例えば140nmのピッチ(図中Pで示す)で縞状に形成されてなり、その金属突起体18Aの平面幅Wは70nmに設定されている。また、図6に示すように、金属突起体18Aの高さHは例えば100nmとなっている。
一方、基板10,20は、図6に示すように、ワイヤーグリッド偏光層18上に金属突起体18Aを覆う保護層13を備えている。保護層13は、SiO2を主体とするガラス質セラミックスからなるもので、先に述べたガラス前駆体溶液により形成される。そして、基板本体10A,20A上に形成された各金属突起体18Aにそれぞれ密着して構成されている。
上記した構成により、金属突起体18A同士の間は空洞とされ、空気(もしくは真空)が封入された空洞部18Bとなっている。この空洞部18Bは、隣り合う金属突起体18Aと、基板本体20A(10A)と、保護層13とによって囲まれる空間からなる。よって、本実施形態のワイヤーグリッド偏光層18は、基板の面方向に金属突起体18A及び空洞部18Bとが交互に存在する構成となっている。
ここで、金属突起体18Aを構成する金属材料としては、上記したように、アルミニウムのほか、銀、金、銅、パラジウム、白金、ロジウム、シリコン、ニッケル、コバルト、マンガン、鉄、クロム、チタン、ルテニウム、ニオブ、ネオジウム、イッテルビウム、イットリウム、モリブデン、インジウム、ビスマス、又はこれらの合金などを用いることができる。
ここで、基板10側に設けられるワイヤーグリッド偏光層18と、基板20側に設けられるワイヤーグリッド偏光層18とは、互いの金属突起体18Aが交差するよう構成されている。
このようなワイヤーグリッド偏光層18により、光源810から射出された各色光を偏光選択して直線偏光のみを液晶層50に透過させることが可能となっている。
詳述すると、図5に示すように、ワイヤーグリッド偏光層18は、液晶層50に入射する光の波長よりも小さいピッチでストライプ状に配列された多数の金属突起体18Aにより構成されるとともに、各金属突起体18A間に金属突起体18Aよりも屈折率の小さい空洞部18Bが介在する構成となっていることにより、金属突起体18Aの延在方向に対して略平行方向に振動する偏光に対しては反射させ、金属突起体18Aに延在方向に対して略垂直方向に振動する偏光については透過させる反射型偏光素子として機能させることができる。
つまり、ワイヤーグリッド偏光層18は、金属突起体18Aの屈折率と、金属突起体18A間に介在する空洞部18Bの屈折率とが異なるため、当該ワイヤーグリッド偏光層18に入射した光の偏光方向により、偏光選択が行なわれる。そのため、図8に示すように、ワイヤーグリッド偏光層18の延在方向と垂直な方向に偏光軸を有する直線偏光Xを透過させ、ワイヤーグリッド偏光層18の延在方向と平行な方向に偏光軸を有する直線偏光Yを反射することになる。
したがって、ワイヤーグリッド偏光層18は、光反射型偏光子と同じ作用、すなわち光軸(透過軸)と平行な偏光を透過させ、垂直な偏光に対しては反射させる作用を有している。
さらに、基板20(10)は、図6に示すように、保護層13上に電極23(9)を有している。ここで、電極23(9)はITO(インジウムスズ酸化物)等の透光性且つ導電性の材料からなるもので、膜厚が膜厚が50nm〜100nm程度(例えば85nm)とされている。なお、共通電極23は保護層13の全面にベタ状に形成されてなる一方、画素電極9は画素毎にマトリクス状に形成されている。
また、電極23(9)上には配向膜22(21)が形成されている。配向膜22(21)は、SiO2の斜方蒸着膜から構成されており、液晶分子の配向を規制している。なお、配向膜22(21)の膜厚は10nm〜100nm(例えば25nm)とされている。
以上のような基板10,20は、無機材料からなるものを採用している。上記したメタルハライドランプ811からなる光源810は高エネルギーの発光が行われるものであるため、有機材料からなる基板では高エネルギーの光により分解ないし変形が生じる虞がある。そこで、耐光性及び耐熱性の高い無機材料(金属材料を含む)からなる基板を液晶装置用として用いている。
このような液晶装置822〜824は、上述したように、図5に示す基板10(20)の内側に組み込まれたワイヤーグリッド偏光層18を介して液晶層50に直線偏光が入射され、該液晶層50において位相制御が行われる。つまり、電極9,23に対する印加電圧により液晶層50の駆動制御を行い、当該入射光の位相を制御するものとしている。よって、位相制御された光は、反対側の基板20(10)の内側に組み込まれたワイヤーグリッド偏光層18を選択透過して、変調されることになる。本実施形態では、基板10,20と保護層13と金属突起体18Aとによって囲まれた空洞部18B(空間)内に、空気(もしくは真空)が封入された構成であることから、優れた光学特性を得ることができる。
本実施形態においては、偏光素子を液晶パネル内に組み込んだ構成であることから、基板本体10A,20Aが、液晶装置用の基板と、偏光素子用の基板との機能をかねることになる。これにより、部品点数を削減することができるので装置全体が薄型化でき、液晶装置の機能を向上させることができる。さらに、装置構造が簡略化されるので、コスト削減を図ることができる。
また、図4に示すように、液晶装置822〜824で変調された各色光は、上述した通り、クロスダイクロイックプリズム825に入射して形成される。合成された光は、投射光学系である投射レンズ826によってスクリーン827上に投写され、画像が拡大されて表示される。
上記プロジェクタ800は、偏光素子を組み込んだ液晶装置を光変調手段として備えている。
上述したように、本実施形態の液晶装置822〜824は、金属突起体18A間に空洞部18Bが形成された構成であることから、表示不良や信頼性の低下が生じず、また低消費電力で表示の明るさにも優れたものである。よって、本発明のプロジェクタ800は、上記液晶装置822〜824を光変調手段として備えたことから、信頼性が高く優れた表示特性を有したものとなっている。
なお、本発明の技術的範囲は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。例えば、実施形態ではスイッチング素子としてTFTを備えた液晶装置を例にして説明したが、スイッチング素子として薄膜ダイオード(Thin Film Diode)等の二端子型素子を備えた液晶装置に本発明を適用することも可能である。また、実施形態では3板式のプロジェクタ(投射型表示装置)を例にして説明したが、単板式の投射型表示装置や直視型表示装置に本発明を適用することも可能である。
また、本発明の液晶装置を、プロジェクタ以外の電子機器に適用することも可能である。その具体例として、携帯電話を挙げることができる。この携帯電話は、上述した各実施形態またはその変形例に係る液晶装置を表示部に備えたものである。また、その他の電子機器としては、例えばICカード、ビデオカメラ、パーソナルコンピュータ、ヘッドマウントディスプレイ、さらに表示機能付きファックス装置、デジタルカメラのファインダ、携帯型TV、DSP装置、PDA、電子手帳、電光掲示盤、宣伝公告用ディスプレイ等が挙げられる。
なお、上記実施形態では、偏光素子の製造方法において有機フィルム15を用いたが、無機材料からなる例えばガラス基板を用いてもよく、この場合、ガラス前駆体溶液17からなる保護層13がガラス基板と一体形成されることになる。ガラス基板と保護層とが一体形成されることで機械的強度、及び耐光性に優れた偏光素子とすることができる。
本発明に係る一実施形態における偏光素子の概略構成図。 本発明に係る一実施形態における偏光素子の製造方法を示すフローチャート図。 本発明に係る一実施形態における偏光素子の製造方法を示す工程図。 本発明に係る一実施形態における投射型表示装置。 本発明に係る一実施形態における液晶装置の概略構成図。 液晶装置用基板の一実施形態を模式的に示す断面図。 液晶装置用基板の一実施形態を模式的に示す平面図。 偏光層の作用を示す説明図。
符号の説明
1,19…偏光素子、18A…金属突起体(金属細線)、18B…空洞部、18…ワイヤーグリッド偏光層、15…有機フィルム(基材)、101…液晶装置

Claims (8)

  1. 基板上に金属膜を形成し、該金属膜をパターニングすることにより複数の金属細線を形成する工程と、
    基材に、前記金属細線を保護する保護層を構成するガラス前駆体溶液を塗布する工程と、
    前記ガラス前駆体溶液に前記金属細線の先端が浸漬するように、前記基材上に前記基板を載置させる工程と、
    前記ガラス前駆体溶液を乾燥させて前記保護層を形成し、該保護層を介して前記基材と前記基板とを接合する工程と、を備えることを特徴とする偏光素子の製造方法。
  2. 前記基材が有機材料からなり、
    前記保護層から前記基材を除去する工程と、を備えることを特徴とする請求項1記載の偏光素子の製造方法。
  3. 前記基材が無機材料からなることを特徴とする請求項1記載の偏光素子の製造方法。
  4. 前記保護層を構成する前記ガラス前駆体溶液は、シラン化合物を有する分散溶媒中に無機酸化物微粒子を分散してなることを特徴とする請求項1乃至3に記載の偏光素子の製造方法。
  5. 基板と、
    前記基板上に形成された多数の金属細線と、
    前記金属細線上に設けられ、該金属細線の先端を浸漬させたガラス前駆体溶液が硬化することにより構成される保護層と、を有し、
    隣り合う前記金属細線と前記基板と前記保護層とによって囲まれた領域が空間となっていることを特徴とする偏光素子。
  6. 前記ガラス前駆体溶液が、シラン化合物を有する分散溶媒中に無機酸化物微粒子を分散してなることを特徴とする請求項5に記載の偏光素子。
  7. 請求項5又は6に記載の偏光素子を備えたことを特徴とする液晶装置。
  8. 上記請求項7に記載の液晶装置を光変調装置として備えたことを特徴とする投射型表示装置。
JP2007056959A 2007-03-07 2007-03-07 偏光素子の製造方法 Expired - Fee Related JP4380714B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007056959A JP4380714B2 (ja) 2007-03-07 2007-03-07 偏光素子の製造方法
US12/033,475 US7755717B2 (en) 2007-03-07 2008-02-19 Polarizing element, polarizing element manufacturing method, liquid crystal device, and projection display
KR1020080020806A KR20080082485A (ko) 2007-03-07 2008-03-06 편광 소자, 편광 소자의 제조 방법, 액정 장치, 투사형표시 장치
CN2008100074620A CN101261336B (zh) 2007-03-07 2008-03-07 偏振元件制造方法
US12/792,958 US7969534B2 (en) 2007-03-07 2010-06-03 Polarizing element, polarizing element manufacturing method, liquid crystal device, and projection display

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007056959A JP4380714B2 (ja) 2007-03-07 2007-03-07 偏光素子の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008216864A true JP2008216864A (ja) 2008-09-18
JP4380714B2 JP4380714B2 (ja) 2009-12-09

Family

ID=39741256

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007056959A Expired - Fee Related JP4380714B2 (ja) 2007-03-07 2007-03-07 偏光素子の製造方法

Country Status (4)

Country Link
US (2) US7755717B2 (ja)
JP (1) JP4380714B2 (ja)
KR (1) KR20080082485A (ja)
CN (1) CN101261336B (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010072539A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Seiko Epson Corp 光学装置及びプロジェクタ
JP2010079154A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Seiko Epson Corp 電気光学装置および電子機器
JP2010277016A (ja) * 2009-06-01 2010-12-09 Ricoh Co Ltd 光学フィルタおよび画像撮影装置
JP2011145360A (ja) * 2010-01-13 2011-07-28 Ricoh Co Ltd 光学素子、画像生成装置及び画像表示装置
JP2012142501A (ja) * 2011-01-05 2012-07-26 Sony Corp 固体撮像装置の製造方法、及び、固体撮像装置
WO2015190472A1 (ja) * 2014-06-09 2015-12-17 凸版印刷株式会社 光学素子
JP2021517980A (ja) * 2018-04-12 2021-07-29 モックステック・インコーポレーテッド 偏光子ナノインプリントリソグラフィ

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20100035783A (ko) * 2008-09-29 2010-04-07 삼성전자주식회사 편광기, 이의 제조 방법, 이 편광기를 갖는 표시기판 및 백라이트 어셈블리
CN101989012A (zh) * 2009-08-03 2011-03-23 江苏丽恒电子有限公司 硅基液晶成像器
JP2011248284A (ja) * 2010-05-31 2011-12-08 Sony Chemical & Information Device Corp 偏光板及び偏光板の製造方法
TWI454755B (zh) * 2011-11-23 2014-10-01 Univ Nat Cheng Kung 金屬性結構與光電裝置
TWI533035B (zh) * 2013-05-13 2016-05-11 首源科技股份有限公司 具有金屬性結構的光電裝置
KR102079163B1 (ko) 2013-10-02 2020-02-20 삼성디스플레이 주식회사 와이어 그리드 편광자, 이를 포함하는 표시 장치 및 이의 제조방법
KR20160014835A (ko) * 2014-07-29 2016-02-12 삼성디스플레이 주식회사 와이어 그리드 편광자 및 이의 제조방법
CN104459866A (zh) * 2014-12-30 2015-03-25 京东方科技集团股份有限公司 一种圆偏振片及其制备方法、显示面板
CN104570462A (zh) * 2015-01-21 2015-04-29 昆山龙腾光电有限公司 液晶显示面板及其制作方法
CN104849906B (zh) * 2015-06-11 2018-01-26 京东方科技集团股份有限公司 偏光片及其制造方法、显示装置
US10818652B2 (en) * 2016-07-15 2020-10-27 Samsung Display Co., Ltd. Display device and manufacturing method thereof
KR102581143B1 (ko) * 2016-08-18 2023-09-21 삼성디스플레이 주식회사 표시 장치
KR102602238B1 (ko) * 2016-08-29 2023-11-15 삼성디스플레이 주식회사 편광 소자, 이의 제조 방법 및 이를 포함하는 표시 장치
US20180164580A1 (en) * 2016-12-12 2018-06-14 Intel Corporation Optical micro mirror arrays
CN109426025A (zh) * 2017-08-31 2019-03-05 京东方科技集团股份有限公司 一种液晶显示面板、其制备方法、彩膜基板及显示装置
KR102151969B1 (ko) * 2019-12-11 2020-09-04 주식회사 지투비 투과도 가변창의 제조방법 및 그에 의해 제조된 투과도 가변창

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005266343A (ja) * 2004-03-18 2005-09-29 Nippon Zeon Co Ltd 光学部材
JP2007017762A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Seiko Epson Corp ワイヤーグリッド偏光子の製造方法、液晶装置、プロジェクタ
WO2007011047A1 (ja) * 2005-07-22 2007-01-25 Zeon Corporation グリッド偏光子及びその製法
JP2007033560A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Nippon Zeon Co Ltd グリッド偏光子
JP2007033558A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Nippon Zeon Co Ltd グリッド偏光子及びその製法
JP2007052315A (ja) * 2005-08-19 2007-03-01 Seiko Epson Corp 光学素子の製造方法、投射型表示装置
JP2007052316A (ja) * 2005-08-19 2007-03-01 Seiko Epson Corp 液晶装置用基板、液晶装置用基板の製造方法、液晶装置、投射型表示装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5277986A (en) * 1992-07-15 1994-01-11 Donnelly Corporation Method for depositing high performing electrochromic layers
US6081376A (en) 1998-07-16 2000-06-27 Moxtek Reflective optical polarizer device with controlled light distribution and liquid crystal display incorporating the same
US6288840B1 (en) 1999-06-22 2001-09-11 Moxtek Imbedded wire grid polarizer for the visible spectrum
US6890644B2 (en) * 2000-07-05 2005-05-10 Nippon Arc Co., Ltd. Transparent laminate, plastic lens for eyeglass and primer composition
US20050068476A1 (en) * 2003-05-26 2005-03-31 Masato Okabe Polarizing plate, liquid crystal display using the same and method for manufacturing polarizing plate
CN1236331C (zh) * 2003-06-10 2006-01-11 武汉光迅科技有限责任公司 一种用于偏振分束/合束的纳米级光栅及其制作方法
US7819997B2 (en) * 2004-09-17 2010-10-26 The Curators Of The University Of Missouri Transparent composites and laminates and methods for making
US7691459B2 (en) * 2005-03-22 2010-04-06 Fujifilm Corporation Inorganic fine particle-containing composition, optical film, antireflection film and polarizing film, and polarizing plate and display device using the same
JP4613707B2 (ja) 2005-06-23 2011-01-19 セイコーエプソン株式会社 液晶装置の製造方法、液晶装置、プロジェクタ

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005266343A (ja) * 2004-03-18 2005-09-29 Nippon Zeon Co Ltd 光学部材
JP2007017762A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Seiko Epson Corp ワイヤーグリッド偏光子の製造方法、液晶装置、プロジェクタ
WO2007011047A1 (ja) * 2005-07-22 2007-01-25 Zeon Corporation グリッド偏光子及びその製法
JP2007033560A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Nippon Zeon Co Ltd グリッド偏光子
JP2007033558A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Nippon Zeon Co Ltd グリッド偏光子及びその製法
JP2007052315A (ja) * 2005-08-19 2007-03-01 Seiko Epson Corp 光学素子の製造方法、投射型表示装置
JP2007052316A (ja) * 2005-08-19 2007-03-01 Seiko Epson Corp 液晶装置用基板、液晶装置用基板の製造方法、液晶装置、投射型表示装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010072539A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Seiko Epson Corp 光学装置及びプロジェクタ
JP2010079154A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Seiko Epson Corp 電気光学装置および電子機器
JP2010277016A (ja) * 2009-06-01 2010-12-09 Ricoh Co Ltd 光学フィルタおよび画像撮影装置
JP2011145360A (ja) * 2010-01-13 2011-07-28 Ricoh Co Ltd 光学素子、画像生成装置及び画像表示装置
JP2012142501A (ja) * 2011-01-05 2012-07-26 Sony Corp 固体撮像装置の製造方法、及び、固体撮像装置
WO2015190472A1 (ja) * 2014-06-09 2015-12-17 凸版印刷株式会社 光学素子
JP2015232618A (ja) * 2014-06-09 2015-12-24 凸版印刷株式会社 光学素子
JP2021517980A (ja) * 2018-04-12 2021-07-29 モックステック・インコーポレーテッド 偏光子ナノインプリントリソグラフィ
JP7294590B2 (ja) 2018-04-12 2023-06-20 モックステック・インコーポレーテッド 偏光子ナノインプリントリソグラフィ

Also Published As

Publication number Publication date
CN101261336B (zh) 2011-02-16
US20100238385A1 (en) 2010-09-23
US20080218665A1 (en) 2008-09-11
KR20080082485A (ko) 2008-09-11
US7755717B2 (en) 2010-07-13
CN101261336A (zh) 2008-09-10
US7969534B2 (en) 2011-06-28
JP4380714B2 (ja) 2009-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4380714B2 (ja) 偏光素子の製造方法
JP4497041B2 (ja) ワイヤーグリッド偏光子の製造方法
JP5045249B2 (ja) 偏光素子の製造方法
JP2007025686A (ja) 光学シート、これを有するバックライトアセンブリ、及びこれを有する表示装置
JP2012002972A (ja) 偏光素子及びその製造方法、液晶装置、電子機器
JP6318881B2 (ja) マイクロレンズアレイ基板、マイクロレンズアレイ基板の製造方法、電気光学装置、および電子機器
JP2007114704A (ja) 液晶表示装置およびその製造方法
JP2006309129A (ja) シール構造、シール方法、液晶装置、その製造方法およびプロジェクタ
JP2008241726A (ja) 液晶ディスプレイ用基板
JP5045327B2 (ja) 偏光素子及びその製造方法、液層装置、電子機器
JP4501813B2 (ja) 光学素子の製造方法、投射型表示装置
JPH11326900A (ja) 反射型液晶表示素子の反射基板およびその製造方法
JP2010160504A (ja) プロジェクタ
JP4654830B2 (ja) 液晶装置用基板の製造方法
JP5067434B2 (ja) 液晶装置、及びプロジェクタ
US9217885B2 (en) Microlens array substrate, electro-optic device, and electronic apparatus
JP4613707B2 (ja) 液晶装置の製造方法、液晶装置、プロジェクタ
JP2011215455A (ja) 液晶表示装置及び液晶表示装置の製造方法並びに投射表示装置
JP2009175599A (ja) マイクロレンズ基板、マイクロレンズ基板の製造方法、液晶パネル及び液晶装置
JP6318946B2 (ja) マイクロレンズアレイ基板、電気光学装置、および電子機器
JP6299493B2 (ja) マイクロレンズアレイ基板、電気光学装置、および電子機器
JP2012220524A (ja) 液晶装置及びプロジェクター
JP2012220523A (ja) 液晶装置及びプロジェクター
JP2005128517A (ja) 電気光学変換部材を用いた装置の製造方法
JP2012220525A (ja) 液晶装置及びプロジェクター

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20090107

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090604

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090609

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090806

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20090807

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090901

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090914

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4380714

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131002

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees