JP2010079154A - 電気光学装置および電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】反射性電極の反射率を向上するとともに、液晶層に交流の電界が印加する方式を採用した場合でも焼き付きなどの不具合が発生しない電気光学装置、および当該電気光学装置を備えた電子機器を提供すること。
【解決手段】電気光学装置100では、画素電極9a(反射性電極)の上層に複数層の誘電体膜(低屈折率層181および高屈折率層182)からなる第1誘電体層18が形成されているため、画素電極9aによる反射率が高い。また、画素電極9aの上層に誘電体多層膜が形成されているので、共通電極21の上層に第2誘電体層28を形成すれば、画素電極9aの側と共通電極21の側との仕事関数を一致、あるいは近似させることができるので、液晶層50を交流駆動する場合でも、液晶層50に対称な電界がかけることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、反射型の電気光学装置、および当該電気光学装置を備えた電子機器に関するものである。
各種の電気光学装置のうち、反射型の液晶装置は、液晶層を介して対向配置された一対の基板の一方に反射性電極が形成され、他方に透光性電極が形成された構成を有しており、反射性電極および透光性電極のうちの一方により画素電極が構成され、他方により共通電極が構成される。かかる電気光学装置では、反射性電極としてアルミニウム系材料や銀系材料などの金属材料が用いられ、透光性電極としては、ITO(Indium Tin Oxide)などが用いられている。ここで、反射性電極の反射率は高いことが望まれるが、反射性電極の表面に配向膜などの高屈折率層が形成されると、反射率が低下するという問題点がある。そこで、反射性電極の上層に複数層の誘電体膜からなる増反射膜を形成することが提案されている(特許文献1参照)。
特開平11−2707号公報
電気光学装置では、反射性電極および透光性電極を介して液晶層に交流の電界が印加されるが、画素電極と共通電極とでは、仕事関数が相違しているため、液晶層に非対称な電界がかかることになる。例えば、透光性電極を構成するITOの仕事関数は約5.0eVであるのに対して、反射性電極を構成するアルミニウムの仕事関数は約3.2eVである。その結果、電気光学装置において同一パターンを長時間表示すると焼き付きなどの不具合が発生しやすい。かかる不具合は、特許文献1に記載の構成のように、反射性電極の表面に誘電体多層膜からなる増反射膜を形成した場合でも、同様に発生する。なお、上記の焼き付きを防止することを目的に、反射性電極および透光性電極に印加する電圧にオフセットをかけて非対称性を確保することが多いが、環境温度の変化や経時変化でバランスが崩れることがある。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、反射性電極の反射率を向上するとともに、液晶層に交流の電界が印加する方式を採用した場合でも焼き付きなどの不具合が発生しない電気光学装置、および当該電気光学装置を備えた電子機器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る電気光学装置は、互いに対向する第1基板と透光性の第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間に挟持された液晶層と、前記第1基板と前記液晶層との間に設けられた、画素電極および共通電極のうちの一方を構成する反射性電極と、前記第2基板と前記液晶層との間に設けられた、画素電極および共通電極のうちの他方を構成する透光性電極と、前記反射性電極と前記液晶層との間に設けられた、複数の誘電体膜からなる第1誘電体層と、前記透光性電極と前記液晶層との間に設けられた、1層乃至複数の誘電体膜からなる第2誘電体層と、を有することを特徴とする。
本発明に係る電気光学装置では、反射性電極の上層に複数層の誘電体膜からなる第1誘電体層が形成されており、かかる第1誘電体層は、増反射膜として機能する。このため、反射性電極による反射率が高い。従って、表示光量を向上することができるので、明るい表示を行なうことができる。また、本発明では、反射性電極の上層に第1誘電体層が形成されていることを利用して、簡素な構成で、液晶層を交流駆動した際の焼き付きなどを防止することができる。すなわち、本発明では、反射性電極の上層に第1誘電体層が形成されているので、透光性電極の上層に第2誘電体層を形成すれば、反射性電極側と透光性電極側との仕事関数を一致、あるいは近似させることができる。従って、液晶層を交流駆動する場合でも、液晶層に対称な電界がかけることができる。それ故、電気光学装置において同一パターンを長時間表示しても焼き付きが発生しない。
本発明において、前記第1誘電体層において前記液晶層に最も近い側に設けられた誘電体膜と、前記第2誘電体層において前記液晶層に最も近い側に設けられた誘電体膜とは、同一材料からなることが好ましい。かかる構成を採用すれば、反射性電極側と透光性電極側との仕事関数を一致させることができるので、液晶層に対称な電界がかけることができる。それ故、電気光学装置において同一パターンを長時間表示しても焼き付きが発生しない。
本発明において、前記第2誘電体層は、1層の誘電体膜からなることが好ましい。透光性電極の表面に第2誘電体層を形成した場合、第2誘電体層に起因する容量が小さいと、液晶層に印加される電圧が小さくなる。従って、第2誘電体層を1層の誘電体膜とすれば、第2誘電体層に起因する容量を大きくすることができるので、液晶層に印加される電圧の低下を抑えることができる。それ故、駆動電圧を高めなくても、液晶層を好適に駆動することができる。
本発明においては、例えば、前記反射性電極が画素電極であり、前記透光性電極が共通電極である構成を採用することができる。また、前記反射性電極が共通電極であり、前記透光性電極が画素電極である構成を採用してもよい。
本発明において、前記反射性電極には、アルミニウムやアルミニウム合金などといったアルミニウム系材料や、銀や銀合金などといった銀系材料を用いることができる。本発明では、コストやエッチング等の加工の容易性という観点から、前記反射性電極はアルミニウム系材料であることが好ましい。
本発明を適用した電気光学装置は、携帯電話機やモバイルコンピュータ等の電子機器として用いることができる。また、本発明を適用した電気光学装置は、電子機器としての投射型表示装置にも用いることができ、かかる投射型表示装置は、電気光学装置に光を供給するための光源部と、前記電気光学装置によって光変調された光を投射する投射光学系とを備えている。
図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。なお、反射型の液晶装置(反射型の電気光学装置)では、画素電極および共通電極のうちの一方が反射性電極により構成され、画素電極および共通電極のうちの他方が透光性電極により構成されるが、以下の説明では、画素電極が反射性電極により構成され、共通電極が透光性電極により構成されている場合を中心に説明する。また、以下の説明で参照する図においては、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材毎に縮尺を異ならしめてある。さらに、電界効果型トランジスタを流れる電流の方向が反転する場合、ソースとドレインとが入れ替わるが、以下の説明では、便宜上、画素電極が接続されている側をドレインとし、データ線が接続されている側をソースとして説明する。
(全体構成)
図1は、本発明を適用した電気光学装置の電気的構成を示すブロック図である。図1に示すように、電気光学装置100は、液晶パネル100pを有しており、液晶パネル100pは、その中央領域に複数の画素100aがマトリクス状に配列された画素領域10bを備えている。かかる液晶パネル100pにおいて、後述する第1基板10には、画素領域10bの内側で複数本のデータ線6aおよび複数本の走査線3aが縦横に延びており、それらの交点に対応する位置に画素100aが構成されている。複数の画素100aの各々には、画素スイッチング素子としての電界効果型トランジスタ30、および後述する画素電極9aが形成されている。電界効果型トランジスタ30のソースにはデータ線6aが電気的に接続され、電界効果型トランジスタ30のゲートには走査線3aが電気的に接続され、電界効果型トランジスタ30のドレインには、画素電極9aが電気的に接続されている。
第1基板10において、画素領域10bの外側領域には走査線駆動回路104およびデータ線駆動回路101が構成されている。データ線駆動回路101は各データ線6aの一端に電気的に接続しており、画像処理回路から供給される画像信号を各データ線6aに順次供給する。走査線駆動回路104は、各走査線3aに電気的に接続しており、走査信号を各走査線3aに順次供給する。
各画素100aにおいて、画素電極9aは、後述する対向基板に形成された共通電極と液晶を介して対向し、液晶容量50aを構成している。また、各画素100aには、液晶容量50aで保持される画像信号の変動を防ぐために、液晶容量50aと並列に保持容量60が付加されている。本形態では、保持容量60を構成するために、複数の画素100aに跨って走査線3aと並行して延びた容量線3bが形成されている。
(液晶パネルおよび素子基板の構成)
図2(a)、(b)は各々、本発明を適用した電気光学装置100の液晶パネル100pを各構成要素と共に対向基板の側から見た平面図、およびそのH−H′断面図である。図2(a)、(b)に示すように、電気光学装置100の液晶パネル100pでは、所定の隙間を介して第1基板10(素子基板)と第2基板20(対向基板)とが所定の隙間を介してシール材107によって貼り合わされており、シール材107は第2基板20の縁に沿うように配置されている。シール材107は、光硬化樹脂や熱硬化性樹脂等からなる接着剤であり、両基板間の距離を所定値とするためのグラスファイバー、あるいはガラスビーズ等のギャップ材が配合されている。本形態において、第1基板10の基体は透光性基板10dであり、第2基板20の基体も、同様な透光性基板20dである。
第1基板10において、シール材107の外側領域では、第1基板10の一辺に沿ってデータ線駆動回路101および複数の端子102が形成されており、この一辺に隣接する他の辺に沿って走査線駆動回路104が形成されている。また、第2基板20のコーナー部の少なくとも1箇所においては、第1基板10と第2基板20との間で電気的導通をとるための上下導通材109が形成されている。
詳しくは後述するが、第1基板10には、アルミニウムやアルミニウム合金などといったアルミニウム系材料や、銀や銀合金などといった銀系材料からなる反射性の画素電極9a(反射性電極)がマトリクス状に形成されている。本形態では、画素電極9aには、上記の金属材料のうち、アルミニウムやアルミニウム合金などといったアルミニウム系材料が用いられている。
これに対して、第2基板20には、シール材107の内側領域に遮光性材料からなる額縁108が形成され、その内側が画像表示領域10aとされている。第2基板20には、ITO(Indium Tin Oxide)膜からなる共通電極21(透光性電極)が形成されている。なお、第2基板20には画素電極9a間と対向する位置にブラックマトリクスあるいはブラックストライプと称せられる遮光膜(図示せず)が形成されることがある。
なお、画素領域10bには、額縁108と重なる領域にダミーの画素が構成される場合があり、この場合、画素領域10bのうち、ダミー画素を除いた領域が画像表示領域10aとして利用されることになる。
かかる反射型の電気光学装置100においては、第2基板20の側から入射した光が画素電極9aで反射して再び、第2基板20の側から出射される間に液晶層50によって画素毎に光変調される結果、画像が表示される。ここで、電気光学装置100は、モバイルコンピュータ、携帯電話機等といった電子機器のカラー表示装置として用いることができ、この場合、第2基板20には、カラーフィルタ(図示せず)や保護膜が形成される。また、第2基板20の光入射側の面には、使用する液晶層50の種類、すなわち、TN(ツイステッドネマティック)モード、STN(スーパーTN)モード等々の動作モードや、ノーマリホワイトモード/ノーマリブラックモードの別に応じて、偏光フィルム、位相差フィルム、偏光板等が所定の向きに配置される。さらに、電気光学装置100は、後述する投射型表示装置(液晶プロジェクタ)において、RGB用のライトバルブとして用いることができる。この場合、RGB用の各電気光学装置100の各々には、RGB色分解用のダイクロイックミラーを介して分解された各色の光が投射光として各々入射されることになるので、カラーフィルタは形成されない。
(各画素の構成)
図3(a)、(b)は各々、本発明を適用した反射型の電気光学装置100に用いた第1基板10において相隣接する画素の平面図、およびそのA−A′線に相当する位置で電気光学装置100を切断したときの断面図である。なお、図3(a)において、データ線6aは一点鎖線で示し、走査線3aおよび容量線3bは実線で示し、半導体層1aは細い点線で示し、画素電極9aについては二点鎖線で示してある。
図3(a)、(b)に示すように、第1基板10には、石英基板やガラス基板等からなる透光性基板10dの第1面10xおよび第2面10yのうち、第2基板20側に位置する第1面10xにシリコン酸化膜等からなる透光性の下地絶縁層15が形成されているとともに、その上層側において、画素電極9aと重なる位置にNチャネル型の電界効果型トランジスタ30が形成されている。電界効果型トランジスタ30は、島状のポリシリコン膜、あるいは島状の単結晶半導体層からなる半導体層1aに対して、チャネル領域1g、低濃度ソース領域1b、高濃度ソース領域1d、低濃度ドレイン領域1c、および高濃度ドレイン領域1eが形成されたLDD構造を備えている。半導体層1aの表面側には、シリコン酸化膜やシリコン窒化膜からなる透光性のゲート絶縁層2が形成されており、ゲート絶縁層2の表面には、金属膜やドープトシリコン膜からなるゲート電極(走査線3a)が形成されている。また、半導体層1aにおける高濃度ドレイン領域1eからの延設部分には、ゲート絶縁層2を介して容量線3bが対向し、保持容量60が形成されている。
本形態において、電界効果型トランジスタ30はLDD(Lightly Doped Drain)構造を備えているが、高濃度ソース領域および高濃度ドレイン領域が走査線3aに自己整合的に形成されている構造を採用してもよい。また、本形態では、ゲート絶縁層2は、熱酸化により形成されたシリコン酸化膜からなるが、CVD法等により形成されたシリコン酸化膜やシリコン窒化膜を用いることもできる。さらに、ゲート絶縁層2には、熱酸化により形成されたシリコン酸化膜と、CVD法等により形成されたシリコン酸化膜やシリコン窒化膜との多層膜を用いることもできる。さらに、第1基板10では、基体として、単結晶シリコン基板を用いることができる。
電界効果型トランジスタ30の上層側には、シリコン酸化膜やシリコン窒化膜等の透光性絶縁膜からなる層間絶縁膜71、72が形成されている。層間絶縁膜71の表面には金属膜やドープトシリコン膜からなるデータ線6aおよびドレイン電極6bが形成され、データ線6aは、層間絶縁膜71に形成されたコンタクトホール71aを介して高濃度ソース領域1dに電気的に接続し、ドレイン電極6bは、層間絶縁膜71に形成されたコンタクトホール71bを介して高濃度ドレイン領域1eに電気的に接続している。層間絶縁膜72の表面には画素電極9aが島状に形成されており、画素電極9aは、層間絶縁膜72に形成されたコンタクトホール72bを介してドレイン電極6bに電気的に接続されている。かかる電気的な接続を行なうにあたって、本形態では、コンタクトホール72bの内部は、プラグ8aと称せられる導電膜によって埋められ、画素電極9aは、プラグ8aを介してドレイン電極6bに電気的に接続されている。
画素電極9aの表面側には、後述する第1誘電体層18と、配向膜16とが順に積層されている。ここで、層間絶縁膜72の表面とプラグ8aの表面は、連続した平坦面を形成しており、かかる平坦面上に画素電極9aが形成されている。
第2基板20では、透光性基板20dにおいて第1基板10と対向する面全体にITO膜からなる共通電極21がベタ状に形成され、共通電極21の表面側には、後述する第2基板側誘導体膜28と、配向膜26とが順に形成されている。
このように構成した第1基板10と第2基板20は、画素電極9aと共通電極21とが対面するように対向配置され、かつ、これらの基板間には、シール材107により囲まれた空間内に電気光学物質としての液晶層50が封入されている。液晶層50は、画素電極9aからの電界が印加されていない状態で、第1基板10および第2基板20に形成された配向膜16、26により所定の配向状態をとる。液晶層50は、例えば一種または数種のネマティック液晶を混合したもの等からなる。配向膜16、26は、ラビング処理を施したポリイミド膜などからなる。
本形態では、配向膜16に対するラビングを均一に行なうという観点から、隣接する画素電極9aの間が表面絶縁膜73で埋められている。このため、画素電極9aの表面と表面絶縁膜73の表面は、連続した平坦面を形成しており、かかる平坦面上に、第1誘電体層18および配向膜16が形成されている。
(第1誘電体層18の構成)
本形態の電気光学装置100において、画素電極9aは、アルミニウム材料からなる反射性導電膜が用いられているが、画素電極9aの表面に配向膜16を直接形成した場合、反射率が低くなる。そこで、本形態では、画素電極9aと配向膜16との間(画素電極9aの上層)には第1誘電体層18が形成されている。かかる第1誘電体層18は、複数の誘電体膜からなる誘電体多層膜であり、増反射膜として機能する。このため、画素電極9aの上層に配向膜16を形成しても高い反射率が得られる。
かかる第1誘電体層18は、屈折率が低い誘電体膜からなる低屈折率層181と、この低屈折率層181より屈折率が高い誘電体膜からなる高屈折率層182とが交互に積層された誘電体多層膜である。第1誘電体層18は、低屈折率層181と高屈折率層182とが交互に1層ずつ、計2層形成された構成や、低屈折率層181と高屈折率層182とを1組にして複数組(例えば、2組)が積層された構成を有している。本形態において、第1誘電体層18は、低屈折率層181と高屈折率層182とが交互に1層ずつ、計2層形成された構成を有している。
ここで、低屈折率層181と高屈折率層182とは、屈折率の相対的な高低に定義されるものであり、その高低に絶対的な数値が存在するものではない。従って、例えば、屈折率が1.7未満のものを低屈折率層181とし、屈折率が1.7以上のものを高屈折率層182と定義すれば、低屈折率層181および高屈折率層182としては、以下の材料
低屈折率層181
フッ化マグネシウム(MgF2)/屈折率=1.38
二酸化シリコン(SiO2)/屈折率=1.46
フッ化ランタン(LaF3)/屈折率=1.59
酸化アルミニウム(Al23)/屈折率=1.62
フッ化セリウム(CeF3)/屈折率=1.63
高屈折率層182
酸化インジウム(In23)/屈折率=2.00
窒化シリコン(SiN)/屈折率=2.05
酸化チタン(TiO2)/屈折率=2.10
酸化ジルコニウム(ZrOF2)/屈折率=2.10
酸化タンタル(Ta25)/屈折率=2.10
酸化タングステン(WO3)/屈折率=2.35
硫化亜鉛(ZnS)/屈折率=2.35
酸化セリウム(CeO2)/屈折率=2.42
の単一系や混合系が用いられる。
これらのいずれの誘電体膜を用いた場合も、低屈折率層181および高屈折率層182の各々の光学的膜厚nd(n=屈折率、d=膜厚)は、設計の際の波長λ0の1/4倍に設定される。また、第1誘電体層18は、少なくとも画素電極9aの上層に形成されていればよいが、本発明では、第1基板10の全面または略全面に形成されている。
ここで、設計の際の波長λ0は、可視域の任意の波長を設定することができる。その際、低屈折率層181に対する設計の際の波長λ0と、高屈折率層182に対する設計の際の波長λ0とは、互いに同一である構成、あるいは互いに相違する構成のいずれであってもよい。
(第2基板側誘電膜28の構成)
電気光学装置100において、液晶層50に交流駆動する場合、画素電極9aと共通電極21とでは、仕事関数が相違しているため、液晶層50に非対称な電界がかかることになる。その結果、電気光学装置100において同一パターンを長時間表示すると焼き付きなどの不具合が発生する。そこで、本形態の電気光学装置100では、画素電極9aの上層に誘電体多層膜からなる第1誘電体層18が形成されていることを利用して、画素電極9a側の仕事関数と、共通電極21側の仕事関数とを一致あるいは近似させる。
すなわち、本形態では、画素電極9aの上層(画素電極9aと配向膜16との間)に誘電体多層膜からなる第1誘電体層18が形成されているので、共通電極21の上層(共通電極21と配向膜26との間)に、1層乃至複数層の第2誘電体層28を形成した構成が採用されている。
かかる第2誘電体層28としては、上記の誘電体膜を用いることができ、これらの誘電体膜のいずれを用いた場合も、画素電極9a側の仕事関数と、共通電極21側の仕事関数とを一致あるいは近似させることができる。それ故、液晶層50を交流駆動した場合でも、液晶層50に対称あるいは略対称な電界がかけることができる。それ故、電気光学装置100において同一パターンを長時間表示しても焼き付きが発生しない。
ここで、第2誘電体層28としてシリコン酸化膜を用いれば、第1基板10の製造工程で用いる材料で成膜することができるという利点がある。また、第1誘電体層18において最上層に形成された誘電体膜と、第2誘電体層28において最上層に形成された誘電体膜とが同一材料であれば、画素電極9a側と共通電極21側との仕事関数を一致させることができる。それ故、液晶層50に対称あるいは略対称な電界がかけることができるので、電気光学装置100での焼き付きを確実に防止することができる。
また、第2誘電体層28は、1層乃至複数層の誘電体膜で形成することができるが、第2誘電体層28は、1層の誘電体膜からなることが好ましい。共通電極21の表面に第2誘電体層28を形成した場合、第2誘電体層28に起因する容量が小さいと、液晶層50に印加される電圧が小さくなるが、第2誘電体層28が1層の誘電体膜であれば、第2誘電体層28に起因する容量を大きくすることができる。それ故、液晶層50に印加される電圧の低下を抑えることができるので、駆動電圧を高めなくても、液晶層50を好適に駆動することができる。
(電気光学装置100の第1基板10の製造方法)
以下、図4および図5を参照して、本発明を適用した電気光学装置100の製造方法を説明しながら、電気光学装置100の構成を詳述する。図4は、本発明を適用した電気光学装置100の製造方法において、データ線6a、ドレイン電極6bおよび層間絶縁膜72を形成した以降、画素電極9aを形成するための反射性導電膜を形成するまでの工程断面図であり、図5は、本発明を適用した電気光学装置100の製造方法において、反射性導電膜をパターニングして画素電極9aを形成した後、第1誘電体層18を形成するまでの工程断面図である。
まず、図4(a)に示すように、透光性基板10dの第1面10xに、電界効果型トランジスタ30、データ線6a、ドレイン電極6bを形成した後、シリコン酸化物等によって層間絶縁膜72を形成する。次に、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を用いて、層間絶縁膜72にコンタクトホール72bを形成する。
次に、プラグ形成工程では、図4(b)に示すように、層間絶縁膜72上に、モリブデンなどの導電膜8を厚く形成した後、導電膜8を表面から研磨する。その結果、図4(c)に示すように、層間絶縁膜72の表面に形成されていた導電膜8が除去され、コンタクトホール72b内のみに導電膜8がプラグ8aとして残る。かかる研磨としては化学機械研磨を利用でき、化学機械研磨では、研磨液に含まれる化学成分の作用と、研磨剤と透光性基板10dとの相対移動によって、高速で平滑な研磨面を得ることができる。より具体的には、研磨装置において、不織布、発泡ポリウレタン、多孔質フッ素樹脂等からなる研磨布(パッド)を貼り付けた定盤と、第1基板10を保持するホルダとを相対回転させながら、研磨を行なう。その際、例えば、平均粒径が0.01〜20μmの酸化セリウム粒子、分散剤としてのアクリル酸エステル誘導体、および水を含む研磨剤を研磨布と透光性基板10dとの間に供給する。
次に、画素電極形成工程では、図4(d)に示すように、層間絶縁膜72の表面と、プラグとが構成する平坦面の上に、アルミニウム材料からなる反射性導電膜9を形成した後、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を用いて、反射性導電膜9をパターニングし、図5(a)に示すように、画素電極9aを島状に形成する。
次に、表面絶縁膜形成工程では、図5(b)に示すように、画素電極9aの表面、および隣接する画素電極9aの間で露出している層間絶縁膜72の表面を覆うように表面絶縁膜73を形成した後、研磨工程を行なう。その結果、図5(c)に示すように、画素電極9aの表面が露出するとともに、隣接する画素電極9aの隙間9sは、表面絶縁膜73によって埋められた状態となる。かかる研磨にも化学機械研磨を利用できる。
次に、第1誘電体層形成工程では、図5(d)に示すように、画素電極9aの表面、および表面絶縁膜73の表面を覆うように、第1基板10の全面あるいは略全面に複数層の誘電体膜(低屈折率層181および高屈折率層182)を順次形成し、誘電体多層膜からなる第1誘電体層18を形成する。かかる誘電体膜の形成には、スパッタ法、真空蒸着法、イオンプレーティング法などのPVD(Physical Vapor Deposition)法や、CVD(Chemical Vapor Deposition)法などを利用することができる。
しかる後には、図3(b)に示すように、第1誘電体層18の表面にポリイミド膜などを塗布して配向膜16を形成した後、ラビング処理をおこなう。
(電気光学装置100の第2基板20の製造方法)
図3(b)に示す第2基板20を製造するには、第2基板20の表面にITO膜からなる共通電極21(透光性電極)を形成した後、共通電極21の表面を覆うように、第2基板20の全面あるいは略全面に第2誘電体層28を形成する。かかる誘電体膜の形成にも、スパッタ法、真空蒸着法、イオンプレーティング法などのPVD法や、CVD法などを利用することができる。しかる後には、第2誘電体層28の表面にポリイミド膜などを塗布して配向膜26を形成した後、ラビング処理をおこなう。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態の電気光学装置100では、画素電極9a(反射性電極)の上層に複数層の誘電体膜(低屈折率層181および高屈折率層182)からなる第1誘電体層18が形成されており、かかる第1誘電体層18は増反射膜として機能する。このため、画素電極9aによる反射率が高い。従って、表示光量を向上することができるので、明るい表示を行なうことができる。
また、第1誘電体層18によって画素電極9aの反射率を高めてあるので、画素電極9aにアルミニウム系材料を用いることができる。それ故、画素電極9aに銀系材料を用いた場合に比較して、コストの低減、パターニング工程などの簡素化を図ることができる。
本形態では、画素電極9aの上層に第1誘電体層18(誘電体膜多層膜)が形成されていることを利用して、簡素な構成で、液晶層50を交流駆動した際の焼き付きなどを防止することができる。すなわち、本形態では、画素電極9aの上層に誘電体多層膜が形成されているので、共通電極21の上層に第2誘電体層28を形成すれば、画素電極9aの側と共通電極21の側との仕事関数を一致、あるいは近似させることができるので、液晶層50に対称な電界がかけることができる。それ故、電気光学装置100において同一パターンを長時間表示しても焼き付きが発生しない。
[他の実施の形態]
上記実施の形態では、画素電極9aが反射性電極であり、共通電極21が透光性電極である構成であったが、画素電極9aが透光性電極であり、共通電極21が反射性電極である電気光学装置に本発明を適用してもよい。
また、図6(a)を参照して以下に説明する電子機器(投射型表示装置1000)のように、3枚の電気光学装置100(電気光学装置100R、100G、100B)に入射する光の波長が規定されている場合、第1誘電体層18を設計する際の波長λ0については、電気光学装置100(電気光学装置100R、100G、100B)毎に最適な値を設定してもよい。
[電子機器への搭載例]
本発明に係る反射型の電気光学装置100は、図6(a)に示す投射型表示装置(液晶プロジェクタ/電子機器)や、図6(b)、(c)に示す携帯用電子機器に用いることができる。
図6(a)に示す投射型表示装置1000は、システム光軸Lに沿って光源部810、インテグレータレンズ820および偏光変換素子830が配置された偏光照明装置800を有している。また、投射型表示装置1000は、システム光軸Lに沿って、偏光照明装置800から出射されたS偏光光束をS偏光光束反射面841により反射させる偏光ビームスプリッタ840と、偏光ビームスプリッタ840のS偏光光束反射面841から反射された光のうち、青色光(B)の成分を分離するダイクロイックミラー842と、青色光が分離された後の光束のうち、赤色光(R)の成分を反射させて分離するダイクロイックミラー843とを有している。また、投射型表示装置1000は、各色光が入射する3枚の電気光学装置100(電気光学装置100R、100G、100B)を備えている。かかる投射型表示装置1000は、3つの電気光学装置100R、100G、100Bにて変調された光をダイクロイックミラー842、843、および偏光ビームスプリッタ840にて合成した後、この合成光を投射光学系850によってスクリーン860に投射する。
かかる構成の電子機器(投射型表示装置1000)では、3枚の電気光学装置100(電気光学装置100R、100G、100B)に入射する光の波長が規定されている。従って、第1基板10に第1誘電体層18を形成する際、低屈折率層181および高屈折率層182の各々の光学的膜厚ndを決定する際の波長λ0については、電気光学装置100(電気光学装置100R、100G、100B)毎に最適な値を設定してもよい。かかる構成を採用した場合、電気光学装置100R、100G、100B毎に第1誘電体層18の構成が相違することになるが、電気光学装置100R、100G、100B毎に最適な第1誘電体層18を形成することができるため、投射型表示装置1000の明るさを向上させることができる。
次に、図6(b)に示す携帯電話機3000は、複数の操作ボタン3001、スクロールボタン3002、並びに表示ユニットとしての電気光学装置100を備える。スクロールボタン3002を操作することによって、電気光学装置100に表示される画面がスクロールされる。図6(c)に示す情報携帯端末(PDA:Personal Digital Assistants)は、複数の操作ボタン4001、電源スイッチ4002、並びに表示ユニットとしての電気光学装置100を備えており、電源スイッチ4002を操作すると、住所録やスケジュール帳といった各種の情報が電気光学装置100に表示される。
さらに、第2基板20等にカラーフィルタを形成すれば、カラー表示可能な電気光学装置100を形成することができる。また、カラーフィルタを形成した電気光学装置100を用いれば、単板式の投射型表示装置を構成することもできる。
また、本発明を適用した電気光学装置100が搭載される電子機器としては、図6(a)、(b)、(c)に示すものの他、ヘッドマウンティトディスプレイ、デジタルスチルカメラ、液晶テレビ、ビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、銀行端末などの電子機器などが挙げられる。
本発明を適用した反射型電気光学装置の電気的構成を示すブロック図である。 (a)、(b)は各々、本発明を適用した反射型電気光学装置の液晶パネルを各構成要素と共に対向基板の側から見た平面図、およびそのH−H′断面図である。 (a)、(b)は各々、本発明を適用した反射型の電気光学装置に用いた素子基板において相隣接する画素の平面図、およびそのA−A′線に相当する位置で電気光学装置を切断したときの断面図である。 本発明を適用した電気光学装置の製造方法において、データ線、ドレイン電極および層間絶縁膜を形成した以降、画素電極を形成するための反射性導電膜を形成するまでの工程断面図である。 本発明を適用した電気光学装置の製造方法において、反射性導電膜をパターニングして画素電極を形成した後、第1誘電体層を形成するまでの工程断面図である。 本発明を適用した反射型の電気光学装置を用いた電子機器の説明図である。
符号の説明
9a・・画素電極(反射性電極)、10・・第1基板、18・・第1誘電体層、20・・第2基板、21・・共通電極(透光性電極)、28・・第2誘電体層、30・・電界効果型トランジスタ、50・・液晶層、100・・電気光学装置、100a・・画素、181・・低屈折率層、182・・高屈折率層

Claims (7)

  1. 互いに対向する第1基板と透光性の第2基板と、
    前記第1基板と前記第2基板との間に挟持された液晶層と、
    前記第1基板と前記液晶層との間に設けられた、画素電極および共通電極のうちの一方を構成する反射性電極と、
    前記第2基板と前記液晶層との間に設けられた、画素電極および共通電極のうちの他方を構成する透光性電極と、
    前記反射性電極と前記液晶層との間に設けられた、複数の誘電体膜からなる第1誘電体層と、
    前記透光性電極と前記液晶層との間に設けられた、1層乃至複数の誘電体膜からなる第2誘電体層と、を有することを特徴とする電気光学装置。
  2. 前記第1誘電体層において前記液晶層に最も近い側に設けられた誘電体膜と、前記第2誘電体層において前記液晶層に最も近い側に設けられた誘電体膜とは、同一材料からなることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。
  3. 前記第2誘電体層は、1層の誘電体膜からなることを特徴とする請求項1または2に記載の電気光学装置。
  4. 前記反射性電極は画素電極であり、
    前記透光性電極は共通電極であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の電気光学装置。
  5. 前記反射性電極は、アルミニウム系材料からなることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の電気光学装置。
  6. 請求項1乃至5の何れか一項に記載の電気光学装置を備えたことを特徴とする電子機器。
  7. 前記電気光学装置に光を供給するための光源部と、前記電気光学装置によって光変調された光を投射する投射光学系と、を備えていることを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
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