JP2011133603A - 電気光学装置、電気光学装置の製造方法および電子機器 - Google Patents

電気光学装置、電気光学装置の製造方法および電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】反射層に起因する段差の解消、および増反射膜として適正な膜構成を有する誘電体多層膜の形成の双方を実現することのできる反射型の電気光学装置、該電気光学装置の製造方法、および当該電気光学装置を備えた電子機器を提供すること。
【解決手段】電気光学装置100では、第1基板10の第1面10x側に複数の画素100aの各々に反射膜からなる画素電極9aを形成した後、画素電極9aの上層側に複数の画素100aに跨る誘電体多層膜18を増反射膜として形成する。その後、誘電体多層膜18の上層側に平坦化用絶縁膜19を形成し、平坦化用絶縁膜19を表面側から研磨する。このため、平坦化用絶縁膜19の平坦な表面上に第1基板側配向膜16を形成することができる。また、段差15を平坦化用絶縁膜19で埋める場合でも、画素電極9aの上層側に平坦化用絶縁膜19等が存在しない状態で誘電体多層膜18を形成することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、反射型の電気光学装置、該電気光学装置の製造方法、および当該電気光学装置を備えた電子機器に関するものである。
各種の電気光学装置のうち、反射型の液晶装置は、第1基板と第2基板との間に液晶層が保持されており、第1基板において第2基板と対向する面側には反射膜が形成されている。このため、第2基板側から入射した光を第1基板側の反射電極で反射し、第2基板側から出射する間に液晶によって光変調を行なえば、画像を表示することができる。
ここで、反射膜を画素電極等として構成した場合、反射層は複数の画素の各々に独立して形成される。このため、隣り合う反射膜で挟まれた境界領域と反射膜が形成された反射膜形成領域との間には段差が発生する。かかる段差が発生すると、配向膜にも段差が生じる結果、液晶に配向不良が発生する原因となる。
一方、反射膜の上層に誘電体多層膜からなる増反射膜を形成する際、誘電体多層膜の最下層を構成する絶縁膜(誘電体層)、あるいは誘電体多層膜より下層側の絶縁膜によって、上記の段差を埋めた構成が提案されている。より具体的には、誘電体多層膜を形成する際、あるいは誘電体多層膜を形成する前に絶縁膜を分厚く形成した後、その表面を平坦化して段差を埋めた構成が提案されている(特許文献1参照)。
特開2007−293243号公報
しかしながら、特許文献1に記載の構成を採用すると、以下の問題点があるため、反射層に起因する段差の解消と増反射膜の形成の双方を実現するのは困難であるという問題点がある。
まず、誘電体多層膜より下層側の絶縁膜によって段差を埋める場合、研磨処理によって絶縁膜を薄くした後、エッチバック処理によって反射層の表面を露出させるが、エッチバック処理の際、絶縁膜と反射層のエッチング速度の差によって、絶縁膜と反射層との間に段差が発生するという問題点がある。
また、誘電体多層膜の最下層を構成する絶縁膜(誘電体層)によって段差を埋める場合、研磨処理およびエッチバック処理によって、絶縁膜を薄くして反射層上に絶縁膜を一定の厚さに残すことになる。しかしながら、かかる構成を採用した場合、研磨量のばらつきやエッチバック量のばらつきによって、反射層上に残る絶縁膜の厚さがばらつき、増反射膜を構成する誘電体膜層として最適な膜厚とすることが困難である。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、反射層に起因する段差の解消、および増反射膜として適正な膜構成を有する誘電体多層膜の形成の双方を実現することのできる反射型の電気光学装置、該電気光学装置の製造方法、および当該電気光学装置を備えた電子機器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、第1基板と第2基板との間に液晶層が保持された電気光学装置であって、前記第1基板において前記第2基板と対向する面側に、複数の画素の各々に設けられた反射膜と、該反射膜の上層側で複数の画素に跨って設けられた誘電体多層膜と、該誘電体多層膜の上層側に設けられ、隣り合う前記反射膜で挟まれた境界領域と前記反射膜が形成された反射膜形成領域とによって生じた段差を埋める平坦化用絶縁膜と、該平坦化用絶縁膜の上層側に形成された第1基板側配向膜と、を有していることを特徴とする。
また、本発明は、第1基板と第2基板との間に液晶層が保持された電気光学装置の製造方法であって、前記第1基板において前記第2基板と対向する面側に複数の画素の各々に反射膜を形成した後、反射膜の上層側に複数の画素に跨る誘電体多層膜を形成する誘電体多層膜形成工程と、該誘電体多層膜の上層側に平坦化用絶縁膜を形成する平坦化用絶縁膜形成工程と、前記平坦化用絶縁膜を表面側から薄手化する平坦化工程と、を行なうことを特徴とする。
本発明では、第1基板において第2基板と対向する面側に複数の画素の各々に反射膜を形成した後、反射膜の上層側に複数の画素に跨る誘電体多層膜を形成する。その後、誘電体多層膜の上層側に平坦化用絶縁膜を形成し、しかる後に、平坦化用絶縁膜を表面側から薄手化する。すなわち、反射膜の上層側に平坦化用絶縁膜等が存在しない状態で誘電体多層膜を形成し、その後、平坦化用絶縁膜で段差を埋める。このため、平坦化用絶縁膜で段差を埋めて平坦面上に第1基板側配向膜を形成した構成を採用した場合でも、増反射膜として適正な膜構成を有する誘電体多層膜を形成することができる。
本発明において、前記反射膜は、例えば、画素電極である。かかる構成によれば、共通の反射性の導電膜によって反射膜および画素電極を同時に形成することができる。
本発明において、前記平坦化用絶縁膜は、前記反射膜形成領域に比して前記境界領域で厚い膜厚をもって前記境界領域および前記反射膜形成領域の双方に設けられ、前記平坦化用絶縁膜の表面は、連続した平坦面になっている構成を採用することができる。
この場合、前記平坦化用絶縁膜は、前記誘電体多層膜において最上層を構成する誘電体層に比して屈折率が低いことが好ましい。このように構成すると、誘電体多層膜の上層に平坦化用絶縁膜が積層されている場合でも、平坦化用絶縁膜の膜厚ばらつきが、誘電体多層膜の増反射膜としての特性を大きく低下させることを防止することができる。
また、前記第2基板において前記第1基板と対向する面側に、第2基板側下地膜と、該第2基板側下地膜の表面上に設けられた第2基板側配向膜と、を有し、前記第2基板側下地膜と前記平坦化用絶縁膜とは同一の絶縁膜からなることが好ましい。このように構成すると、第1基板側配向膜と第2基板側配向膜とを同一の絶縁膜からなる下地膜上に形成することができるため、第1基板側配向膜と第2基板側配向膜として同一特性の配向膜を形成することができる。それ故、極性が反転する駆動信号で液晶層を駆動した場合でも、品位の高い画像を表示することができる。
本発明において、前記平坦化用絶縁膜は、前記境界領域および前記反射膜形成領域のうちの前記境界領域のみに設けられ、前記平坦化用絶縁膜の表面と、前記反射膜上に位置する前記誘電体多層膜の表面とは連続した平坦面になっている構成を採用してもよい。
この場合、前記平坦面上には、前記誘電体多層膜の最上層を構成する誘電体層に比して屈折率が低い第1基板側下地膜が設けられ、当該第1基板側下地膜の上層に前記第1基板側配向膜が形成されていることが好ましい。このように構成すると、誘電体多層膜の上層に第1基板側下地膜が積層されている場合でも、第1基板側下地膜の膜厚ばらつきが、誘電体多層膜の増反射膜としての特性を大きく低下させることを防止することができる。
また、本発明では、前記第2基板において前記第1基板と対向する面側に、第2基板側下地膜と、該第2基板側下地膜の表面上に設けられた第2基板側配向膜と、を有し、前記第2基板側下地膜と前記第1基板側下地膜とは同一の絶縁膜からなることが好ましい。このように構成すると、第1基板側配向膜と第2基板側配向膜とを同一の絶縁膜からなる下地膜上に形成することができるため、第1基板側配向膜と第2基板側配向膜として同一特性の配向膜を形成することができる。それ故、極性が反転する交流信号で液晶層を駆動した場合でも、品位の高い画像を表示することができる。
本発明を適用した電気光学装置は、携帯電話機やモバイルコンピューター等の電子機器として用いることができる。また、本発明を適用した電気光学装置は、電子機器としての投射型表示装置にも用いることができ、かかる投射型表示装置は、前記電気光学装置に光を供給する光源部と、前記電気光学装置によって光変調された光を投射する投射光学系と、を備えている。
本発明の実施の形態1に係る電気光学装置の電気的構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る電気光学装置の具体的構成を示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係る反射型の電気光学装置の画素構成を示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係る電気光学装置の製造方法において、画素電極(反射層)を形成した後、平坦化用絶縁膜を形成するまでの工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る電気光学装置の製造方法において、平坦化用絶縁膜を薄手化する工程を示す工程断面図である。 本発明の実施の形態2に係る電気光学装置の断面構成を示す説明図である。 本発明の実施の形態2に係る電気光学装置の製造方法において、平坦化用絶縁膜を薄手化する工程および第1基板側下地膜の形成工程を示す工程断面図である。 本発明を適用した反射型の電気光学装置を用いた電子機器の説明図である。
図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の説明で参照する図においては、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材毎に縮尺を異ならしめてある。また、画素トランジスターを流れる電流の方向が反転する場合、ソースとドレインとが入れ替わるが、以下の説明では、便宜上、画素電極が接続されている側をドレインとし、データ線が接続されている側をソースとして説明する。
[実施の形態1]
(全体構成)
図1は、本発明の実施の形態1に係る電気光学装置の電気的構成を示すブロック図である。図2は、本発明の実施の形態1に係る電気光学装置の具体的構成を示す説明図であり、図2(a)、(b)は各々、電気光学装置の液晶パネルを各構成要素と共に対向基板の側から見た平面図、およびそのH−H′断面図である。
図1に示すように、電気光学装置100は液晶装置であり、液晶パネル100pを有している。液晶パネル100pは、その中央領域に複数の画素100aがマトリクス状に配列された画素領域10bを備えている。かかる液晶パネル100pにおいて、後述する第1基板10には、画素領域10bの内側で複数本のデータ線6aおよび複数本の走査線3aが縦横に延びており、それらの交点に対応する位置に画素100aが構成されている。複数の画素100aの各々には、電界効果型トランジスターからなる画素トランジスター30、および後述する画素電極9aが形成されている。画素トランジスター30のソースにはデータ線6aが電気的に接続され、画素トランジスター30のゲートには走査線3aが電気的に接続され、画素トランジスター30のドレインには、画素電極9aが電気的に接続されている。
第1基板10において、画素領域10bの外側領域には走査線駆動回路104およびデータ線駆動回路101が構成されている。データ線駆動回路101は各データ線6aの一端に電気的に接続しており、画像処理回路から供給される画像信号を各データ線6aに順次供給する。走査線駆動回路104は、各走査線3aに電気的に接続しており、走査信号を各走査線3aに順次供給する。
各画素100aにおいて、画素電極9aは、後述する対向基板に形成された共通電極と液晶を介して対向し、液晶容量50aを構成している。また、各画素100aには、液晶容量50aで保持される画像信号の変動を防ぐために、液晶容量50aと並列に保持容量60が付加されている。本形態では、保持容量60を構成するために、複数の画素100aに跨って走査線3aと並行して延びた容量線3bが形成されている。
図2(a)、(b)に示すように、電気光学装置100の液晶パネル100pでは、第1基板10(素子基板)と第2基板20(対向基板)とが所定の隙間を介してシール材107によって貼り合わされており、シール材107は第2基板20の縁に沿うように配置されている。シール材107は、光硬化樹脂や熱硬化性樹脂等からなる接着剤であり、両基板間の距離を所定値とするためのグラスファイバー、あるいはガラスビーズ等のギャップ材が配合されている。本形態において、第1基板10の基板本体10dは透光性基板であり、第2基板20の基板本体20dも透光性基板である。なお、第1基板10の基板本体10dとしては、単結晶シリコン基板等、不透明な基板を用いてもよい。
第1基板10において、シール材107の外側領域では、第1基板10の一辺に沿ってデータ線駆動回路101および複数の端子102が形成されており、この一辺に隣接する他の辺に沿って走査線駆動回路104が形成されている。また、第2基板20のコーナー部の少なくとも1箇所においては、第1基板10と第2基板20との間で電気的導通をとるための上下導通材109が形成されている。
詳しくは後述するが、第1基板10には、アルミニウムやアルミニウム合金等といったアルミニウム系材料や、銀や銀合金等といった銀系材料からなる反射性の画素電極9a(反射層)がマトリクス状に形成されている。本形態では、画素電極9aには、上記の金属材料のうち、アルミニウムやアルミニウム合金等といったアルミニウム系材料が用いられている。
これに対して、第2基板20には、シール材107の内側領域に遮光性材料からなる額縁108が形成され、その内側が画像表示領域10aとされている。第2基板20には、ITO(Indium Tin Oxide)膜からなる共通電極21(透光性電極)が形成されている。なお、第2基板20には画素電極9a間と対向する位置にブラックマトリクスあるいはブラックストライプと称せられる遮光膜(図示せず)が形成されることがある。
なお、画素領域10bには、額縁108等と重なる領域にダミーの画素が構成される場合があり、この場合、画素領域10bのうち、ダミー画素を除いた領域が画像表示領域10aとして利用されることになる。
かかる反射型の電気光学装置100においては、第2基板20の側から入射した光が画素電極9aで反射して再び、第2基板20の側から出射される間に液晶層50によって画素毎に光変調される結果、画像が表示される。第2基板20の光入射側の面には、使用する液晶層50の種類、すなわち、TN(ツイステッドネマティック)モード、STN(スーパーTN)モード等々の動作モードや、ノーマリホワイトモード/ノーマリブラックモードの別に応じて、偏光フィルム、位相差フィルム、偏光板等が所定の向きに配置される。ここで、電気光学装置100は、図8を参照して後述する投射型表示装置(液晶プロジェクター)のライトバルブとして用いられる場合、各色の光が入射することになるので、カラーフィルターは形成されない。これに対して、電気光学装置100を、図8を参照して後述するモバイルコンピューターや携帯電話機等といった電子機器において直視型のカラー表示装置として用いる場合、第2基板20には、カラーフィルター(図示せず)や保護膜が形成される。
(各画素の構成)
図3は、本発明の実施の形態1に係る反射型の電気光学装置100の画素構成を示す説明図であり、図3(a)、(b)は各々、反射型の電気光学装置100に用いた第1基板10において相隣接する画素の平面図、およびそのA−A′線に相当する位置で電気光学装置100を切断したときの断面図である。なお、図3(a)において、データ線6aは一点鎖線で示し、走査線3aおよび容量線3bは実線で示し、半導体層1aは細い点線で示し、画素電極9aについては二点鎖線で示してある。
図3(a)、(b)に示すように、第1基板10には、石英基板やガラス基板等からなる基板本体10dの第1面10xおよび第2面10yのうち、第2基板20と対向する第1面10xに二酸化シリコン膜等からなる透光性の下地絶縁層150が形成されているとともに、その上層側において、画素電極9aと重なる位置にNチャネル型の画素トランジスター30が形成されている。画素トランジスター30は、島状のポリシリコン膜、あるいは島状の単結晶半導体層からなる半導体層1aに対して、チャネル領域1g、低濃度ソース領域1b、高濃度ソース領域1d、低濃度ドレイン領域1c、および高濃度ドレイン領域1eが形成されたLDD構造を備えている。半導体層1aの表面側には、二酸化シリコン膜や窒化シリコン膜からなるゲート絶縁層2が形成されており、ゲート絶縁層2の表面には、金属膜やドープトシリコン膜からなるゲート電極(走査線3a)が形成されている。また、半導体層1aにおける高濃度ドレイン領域1eからの延設部分には、ゲート絶縁層2を介して容量線3bが対向し、保持容量60が形成されている。
本形態において、画素トランジスター30はLDD(Lightly Doped Drain)構造を備えているが、高濃度ソース領域および高濃度ドレイン領域が走査線3aに自己整合的に形成されている構造を採用してもよい。また、本形態では、ゲート絶縁層2は、熱酸化により形成された二酸化シリコン膜からなるが、CVD法等により形成された二酸化シリコン膜や窒化シリコン膜を用いることもできる。さらに、ゲート絶縁層2には、熱酸化により形成された二酸化シリコン膜と、CVD法等により形成された二酸化シリコン膜や窒化シリコン膜との多層膜を用いることもできる。
画素トランジスター30の上層側には、二酸化シリコン膜や窒化シリコン膜等の透光性絶縁膜からなる層間絶縁膜71、72が形成されている。層間絶縁膜71の表面には金属膜やドープトシリコン膜からなるデータ線6aおよびドレイン電極6bが形成され、データ線6aは、層間絶縁膜71に形成されたコンタクトホール71aを介して高濃度ソース領域1dに電気的に接続し、ドレイン電極6bは、層間絶縁膜71に形成されたコンタクトホール71bを介して高濃度ドレイン領域1eに電気的に接続している。層間絶縁膜72の表面には、複数の画素100aの各々に反射性の画素電極9a(反射層)が島状に形成されており、画素電極9aは、層間絶縁膜72に形成されたコンタクトホール72bを介してドレイン電極6bに電気的に接続されている。かかる電気的な接続を行なうにあたって、本形態では、コンタクトホール72bの内部は、プラグ8aと称せられる導電膜によって埋められ、画素電極9aは、プラグ8aを介してドレイン電極6bに電気的に接続されている。層間絶縁膜72の表面とプラグ8aの表面は、連続した平坦面を形成しており、かかる平坦面上に画素電極9aが形成されている。
画素電極9aの表面側には、後述する誘電体多層膜18、平坦化用絶縁膜19、および酸化シリコン膜等の斜方蒸着膜からなる第1基板側配向膜16がこの順に積層されている。
第2基板20では、基板本体20dにおいて第1基板10と対向する面全体にITO膜からなる共通電極21がベタ状に形成され、共通電極21の表面側には、二酸化シリコン膜からなる第2基板側下地膜260、および斜方蒸着膜からなる第2基板側配向膜26がこの順に形成されている。
このように構成した第1基板10と第2基板20は、画素電極9aと共通電極21とが対面するように対向配置され、かつ、これらの基板間には、シール材107により囲まれた空間内に電気光学物質としての液晶層50が封入されている。液晶層50は、画素電極9aからの電界が印加されていない状態で、第1基板10および第2基板20に形成された第1基板側配向膜16および第2基板側配向膜26により所定の配向状態をとる。液晶層50は、例えば一種または数種のネマティック液晶を混合したもの等からなる。
本形態において、第2基板20の側では、共通電極21が第2基板20の略全面に形成されていることから、共通電極21の表面は平坦面である。従って、第2基板側下地膜260の表面も平坦面である。従って、斜方蒸着によって第2基板側配向膜26を適正に形成することができる。
これに対して、第1基板10の側では、画素電極9aが各画素100a毎に独立した島状に形成されている。このため、隣り合う画素電極9aに挟まれた境界領域9sと、画素電極9aの形成領域(反射層形成領域)との間には、画素電極9aの厚さに相当する段差15が存在する。そこで、本形態では、以下に説明する構成を採用することにより、境界領域9sと、画素電極9aの形成領域との間の段差15を解消し、第1基板側配向膜16を平坦面上に斜方蒸着により形成可能にしてある。
(第1基板10の平坦化構造)
図3(b)に示すように、本形態では、画素電極9aの上層側には複数の画素100aに跨って誘電体多層膜18が形成されており、かかる誘電体多層膜18の上層側には、境界領域9sと画素電極9aの形成領域とによって生じた段差15を埋める平坦化用絶縁膜19が形成されている。
より具体的には、画素電極9aの上層側には、複数の画素100aに跨って誘電体多層膜18の下層を構成する第1誘電体層181が形成されており、かかる第1誘電体層181の上層側には、複数の画素100aに跨って誘電体多層膜18の上層を構成する第2誘電体層182が形成されている。第1誘電体層181は、厚さが60〜80nmの二酸化シリコン膜(SiO2/屈折率=1.46)であり、第2誘電体層182は、厚さが50〜70nmの窒化シリコン膜(Si34/屈折率=2.05)であり、第2誘電体層182(窒化シリコン膜)は、第1誘電体層181(二酸化シリコン膜)よりも屈折率が大きい。また、第1誘電体層181および第2誘電体層182の各々の光学的膜厚nd(n=屈折率、d=膜厚)は、設計の際の波長λ0の1/4倍に設定されている。従って、誘電体多層膜18は、画素電極9a表面での反射率を高める増反射膜として機能する。
かかる誘電体多層膜18は、境界領域9sおよび画素電極9aの形成領域の双方に略同一の膜厚をもって形成されている。このため、誘電体多層膜18の表面には、境界領域9sと画素電極9aの形成領域とによって、画素電極9aの厚さに相当する段差15が形成されている。
ここで、誘電体多層膜18の上層には二酸化シリコン膜からなる平坦化用絶縁膜19が形成されており、誘電体多層膜18の表面に発生した段差15は、平坦化用絶縁膜19によって解消されている。より具体的には、誘電体多層膜18の上層には平坦化用絶縁膜19が形成されており、かかる平坦化用絶縁膜19は、境界領域9sおよび画素電極9aの形成領域の双方に形成されているが、画素電極9aの形成領域に比して境界領域9sで厚い膜厚をもって形成されている。しかも、平坦化用絶縁膜19は、境界領域9sでは、画素電極9aの形成領域に比して、誘電体多層膜18の表面に発生した段差15分(画素電極9aの厚さ分)だけ膜厚が大である。かかる構成の平坦化用絶縁膜19は、図4および図5を参照して後述するように、境界領域9sおよび画素電極9aの形成領域の双方に絶縁膜を段差15以上の膜厚をもって分厚く形成した後、その表面を研磨等により薄手化することにより形成される。このため、平坦化用絶縁膜19の表面は、連続した平坦面になっている。従って、斜方蒸着によって第1基板側配向膜16を適正に形成することができる。
また、第2基板20において、第2基板側配向膜26は、二酸化シリコン膜からなる第2基板側下地膜260上に形成され、第1基板10において、第1基板側配向膜16は、二酸化シリコン膜からなる平坦化用絶縁膜19上に形成されている。このため、第1基板側配向膜16および第2基板側配向膜26は同一の特性を有している。また、画素電極9aと共通電極21とでは、仕事関数が相違しているが、画素電極9aと第1基板側配向膜16との間には二酸化シリコン膜からなる平坦化用絶縁膜19が介在し、共通電極21と第2基板側配向膜26との間には二酸化シリコン膜からなる第2基板側下地膜260が介在している。それ故、液晶層50を交流駆動した場合でも、液晶層50には対称な電界がかかることになる。それ故、電気光学装置100において同一パターンを長時間表示しても焼き付き等の不具合が発生しない。
(電気光学装置100の製造方法)
以下、図4および図5を参照して、本発明を適用した電気光学装置100の製造方法を説明しながら、電気光学装置100の構成を詳述する。図4は、本発明の実施の形態1に係る電気光学装置100の製造方法において、画素電極9a(反射層)を形成した後、平坦化用絶縁膜19を形成するまでの工程を示す断面図であり、図5は、本発明の実施の形態1に係る電気光学装置100の製造方法において、平坦化用絶縁膜19を薄手化する工程を示す工程断面図である。
まず、図4(a)に示すように、アルミニウムやアルミニウム合金等といったアルミニウム系材料からなる画素電極9aを島状に形成する。この状態で、隣り合う画素電極9aで挟まれた境界領域9sと、画素電極9aの形成領域との間には、画素電極9aの厚さに相当する段差15が形成される。
次に、図4(b)、(c)に示す誘電体多層膜形成工程によって誘電体多層膜18を形成する。より具体的には、画素電極9aの表面、および隣り合う画素電極9aで挟まれた境界領域9sで露出している層間絶縁膜72の表面を覆うように、スパッタ法、真空蒸着法、イオンプレーティング法等のPVD(Physical Vapor Deposition)法や、CVD(Chemical Vapor Deposition)法等の方法によって、厚さが60〜80nmの二酸化シリコン膜からなる第1誘電体層181を形成した後、PVD法やCVD法等によって、厚さが50〜70nmの窒化シリコン膜からなる第2誘電体層182を形成する。その結果、画素電極9aの上層側には、画素電極9aおよび境界領域9sの双方に、第1誘電体層181および第2誘電体層182からなる誘電体多層膜18を一定の膜厚で形成される。かかる誘電体多層膜18に表面には、画素電極9aの厚さに相当する段差15が形成されている。
次に、図4(d)に示す平坦化用絶縁膜形成工程において、誘電体多層膜18の上層側に、PVD法やCVD法等によって、分厚い二酸化シリコン膜からなる平坦化用絶縁膜19を形成する。この時点では、平坦化用絶縁膜19の表面には、画素電極9aの厚さに相当する段差15が形成されている。
次に、図5に示す平坦化工程において、平坦化用絶縁膜19を薄手化して平坦化用絶縁膜19の表面を平坦面とする。より具体的には、平坦化用絶縁膜19の表面を研磨する。その際、境界領域9sおよび画素電極9aの形成領域の双方に平坦化用絶縁膜19を残す。その結果、平坦化用絶縁膜19は、画素電極9aの形成領域に比して境界領域9sで厚い膜厚をもって形成されるので、平坦化用絶縁膜19の表面は、連続した平坦面となる。かかる研磨には化学機械研磨を利用でき、化学機械研磨では、研磨液に含まれる化学成分の作用と、研磨剤と第1基板10との相対移動によって、高速で平滑な研磨面を得ることができる。より具体的には、研磨装置において、不織布、発泡ポリウレタン、多孔質フッ素樹脂等からなる研磨布(パッド)を貼り付けた定盤と、第1基板10を保持するホルダーとを相対回転させながら、研磨を行なう。その際、例えば、平均粒径が0.01〜20μmの酸化セリウム粒子、分散剤としてのアクリル酸エステル誘導体、および水を含む研磨剤を研磨布と第1基板10との間に供給する。なお、平坦化工程ではエッチバック処理も併用してもよい。
しかる後には、図3(b)に示すように、平坦化用絶縁膜19の表面に対して斜方蒸着により、第1基板側配向膜16を形成する。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態の電気光学装置100では、第1基板10に複数の画素100aの各々に反射膜からなる画素電極9aを形成した後、画素電極9aの上層側に複数の画素100aに跨る誘電体多層膜18を形成する。その後、誘電体多層膜18の上層側に平坦化用絶縁膜19を形成し、しかる後に、平坦化用絶縁膜19を表面側から薄手化する。すなわち、画素電極9aの上層側に平坦化用絶縁膜19等が存在しない状態で誘電体多層膜18を形成し、その後、平坦化用絶縁膜19で段差を埋める。このため、平坦化用絶縁膜19で段差15を埋めて平坦面とする場合でも、画素電極9a上に直接、誘電体多層膜18を形成し、誘電体多層膜18を構成する誘電体層(第1誘電体層181および第2誘電体層182)に対しては研磨等を行なわない。それ故、誘電体多層膜18を構成する誘電体層(第1誘電体層181および第2誘電体層182)の膜厚は、成膜条件で高い精度で制御される。それ故、平坦化用絶縁膜19で段差15を埋めて平坦面上に第1基板側配向膜16を形成した構成を採用した場合でも、増反射膜として適正な膜構成を有する誘電体多層膜18を形成することができる。
また、画素電極9aの形成領域において、誘電体多層膜18の上層には平坦化用絶縁膜19が残るが、かかる平坦化用絶縁膜19は、誘電体多層膜18において最上層を構成する第2誘電体層182(窒化シリコン膜)に比して屈折率が低い二酸化シリコン膜である。このため、画素電極9aの形成領域において、誘電体多層膜18の上層に平坦化用絶縁膜19が積層されている場合でも、平坦化用絶縁膜19の膜厚ばらつきが、誘電体多層膜18の増反射膜としての特性を大きく低下させることがない。
また、第2基板側下地膜260と平坦化用絶縁膜19とは同一の絶縁膜(二酸化シリコン膜)からなる。このため、第1基板側配向膜16と第2基板側配向膜26とを同一の絶縁膜からなる下地膜上に形成することができるため、第1基板側配向膜16と第2基板側配向膜26として同一特性の配向膜を形成することができる。それ故、極性が反転する交流信号で液晶層50を駆動した場合でも、焼きつき等の表示不良が発生せず、品位の高い画像を表示することができる。
[実施の形態2]
(電気光学装置100の構成)
図6は、本発明の実施の形態2に係る電気光学装置100の断面構成を示す説明図である。なお、本形態の基本的な構成は、実施の形態1と同様であるため、共通する部分には同一の符号を付して図示し、それらの説明を省略する。
図6に示すように、本形態の電気光学装置100でも、実施の形態1と同様、層間絶縁膜72の表面には、複数の画素100aの各々に反射性の画素電極9a(反射層)が島状に形成されている。画素電極9aは、層間絶縁膜72の表面とプラグ8aの表面とが形成する平坦面上に形成されている。画素電極9aの上層側には、実施の形態1で説明した誘電体多層膜18、平坦化用絶縁膜19、および斜方蒸着膜からなる第1基板側配向膜16がこの順に積層されている。誘電体多層膜18は、厚さが60〜80nmの二酸化シリコン膜からなる下層側の第1誘電体層181と、厚さが50〜70nmの窒化シリコン膜からなる上層側の第2誘電体層182とからなり、画素電極9a表面での反射率を高める増反射膜として機能する。
本形態では、実施の形態1と違って、平坦化用絶縁膜19の上層側に二酸化シリコン膜からなる第1基板側下地膜160が形成され、かかる第1基板側下地膜160の上層に第1基板側配向膜16が形成されている。
第2基板20では、実施の形態1と同様、基板本体20dにおいて第1基板10と対向する面全体にITO膜からなる共通電極21がベタ状に形成され、共通電極21の表面側には、二酸化シリコン膜からなる第2基板側下地膜260、および斜方蒸着膜からなる第2基板側配向膜26がこの順に形成されている。かかる第2基板20の側では、共通電極21が第2基板20の略全面に形成されていることから、共通電極21の表面は平坦面である。従って、第2基板側下地膜260の表面も平坦面である。従って、斜方蒸着によって第2基板側配向膜26を適正に形成することができる。
これに対して、第1基板10の側では、画素電極9aが各画素100a毎に独立した島状に形成されている。このため、隣り合う画素電極9aに挟まれた境界領域9sと、画素電極9aの形成領域(反射層形成領域)との間には、画素電極9aの厚さに相当する段差15が存在する。また、誘電体多層膜18は、複数の画素100aに跨って形成されているため、境界領域9sおよび画素電極9aの形成領域の双方に同一の膜厚をもって形成されている。それ故、誘電体多層膜18の表面には、境界領域9sと画素電極9aの形成領域とによって、画素電極9aの厚さに相当する段差15が形成されている。
ここで、誘電体多層膜18の上層側には、境界領域9sと画素電極9aの形成領域とによって生じた段差15を埋める平坦化用絶縁膜19が形成されている。かかる平坦化用絶縁膜19は、境界領域9sおよび画素電極9aの形成領域のうち、境界領域9sのみに形成されている。しかも、平坦化用絶縁膜19は、誘電体多層膜18の表面に発生した段差15分(画素電極9aの厚さ分)の膜厚を有している。このため、平坦化用絶縁膜19の表面と誘電体多層膜18の表面とは、連続した平坦面を構成している。
さらに、本形態では、平坦化用絶縁膜19の表面と誘電体多層膜18の表面とが構成する平坦面上には、二酸化シリコン膜からなる第1基板側下地膜160が形成されており、かかる第1基板側下地膜160の上層に第1基板側配向膜16が形成されている。ここで、第1基板側下地膜160は、平坦化用絶縁膜19の表面と誘電体多層膜18の表面とが構成する平坦面上に形成されているため、第1基板側下地膜160の表面は、連続した平坦面を構成している。従って、斜方蒸着によって第1基板側配向膜16を適正に形成することができる。
(電気光学装置100の製造方法)
以下、図4および図7を参照して、本発明を適用した電気光学装置100の製造方法を説明しながら、電気光学装置100の構成を詳述する。図7は、本発明の実施の形態2に係る電気光学装置100の製造方法において、平坦化用絶縁膜19を薄手化する工程および第1基板側下地膜160の形成工程を示す工程断面図である。
本形態でも、図4(a)に示すように、アルミニウムやアルミニウム合金等といったアルミニウム系材料からなる画素電極9aを島状に形成した後、図4(b)、(c)に示す誘電体多層膜形成工程によって誘電体多層膜18を形成する。次に、図4(d)に示す平坦化用絶縁膜形成工程において、誘電体多層膜18の上層側に、PVD法やCVD法等によって、分厚い二酸化シリコン膜からなる平坦化用絶縁膜19を形成する。
次に、本形態では、図7(a)に示す平坦化工程において、平坦化用絶縁膜19を薄手化して平坦化用絶縁膜19の表面を平坦面とする。より具体的には、平坦化用絶縁膜19の表面を研磨する。かかる研磨にも化学機械研磨を利用することができ、かかる化学機械研磨によれば、金属層からなる画像電極9aを研磨せずに平坦化を行なうことができる。それ故、境界領域9sおよび画素電極9aの形成領域のうち、境界領域9sのみに平坦化用絶縁膜19を残すことができる。その結果、平坦化用絶縁膜19の表面と誘電体多層膜18の表面とは連続した平坦面を構成する。
次に、図7(b)に示す第1基板側下地膜形成工程において、PVD法やCVD法等によって、二酸化シリコン膜からなる第1基板側下地膜160を形成する。かかる第1基板側下地膜160の表面は、連続した平坦面である。
しかる後には、図6に示すように、第1基板側下地膜160の表面に対して斜方蒸着により、第1基板側配向膜16を形成する。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態の電気光学装置100でも、実施の形態1と同様、第1基板10に複数の画素100aの各々に反射膜からなる画素電極9aを形成した後、画素電極9aの上層側に複数の画素100aに跨る誘電体多層膜18を形成する。その後、誘電体多層膜18の上層側に平坦化用絶縁膜19を形成し、しかる後に、平坦化用絶縁膜19を表面側から薄手化する。すなわち、画素電極9aの上層側に平坦化用絶縁膜19等が存在しない状態で誘電体多層膜18を形成し、その後、平坦化用絶縁膜19で段差15を埋める。このため、平坦化用絶縁膜19で段差15を埋めて平坦面とする場合でも、画素電極9a上に直接、誘電体多層膜18を形成し、誘電体多層膜18を構成する誘電体層(第1誘電体層181および第2誘電体層182)に対しては研磨等を行なわない。それ故、誘電体多層膜18を構成する誘電体層(第1誘電体層181および第2誘電体層182)の膜厚は、成膜条件で高い精度で制御される。それ故、平坦化用絶縁膜19で段差15を埋めて平坦面上に第1基板側配向膜16を形成した構成を採用した場合でも、増反射膜として適正な膜構成を有する誘電体多層膜18を形成することができる。
ここで、平坦化用絶縁膜19は、境界領域9sのみに残し、画素電極9aの形成領域には平坦化用絶縁膜19を残さない。このため、誘電体多層膜18の最上層を構成する第2誘電体層182(窒化シリコン膜)が平坦化用絶縁膜19から露出しているが、かかる第2誘電体層182の上層には二酸化シリコン膜からなる第1基板側下地膜160が形成されている。このため、第1基板側配向膜16と第2基板側配向膜26とを同一の絶縁膜からなる下地膜上に形成することができるので、第1基板側配向膜16と第2基板側配向膜26として同一特性の配向膜を形成することができる。それ故、極性が反転する交流信号で液晶層50を駆動した場合でも、焼きつき等の表示不良が発生せず、品位の高い画像を表示することができる。
また、画素電極9aの形成領域において、誘電体多層膜18の上層には第1基板側下地膜160が形勢されているが、かかる第1基板側下地膜160は、誘電体多層膜18において最上層を構成する第2誘電体層182(窒化シリコン膜)に比して屈折率が低い二酸化シリコン膜である。しかも、第1基板側下地膜160は、成膜条件によって膜厚が高い精度で制御されている。このため、画素電極9aの形成領域において、誘電体多層膜18の上層に第1基板側下地膜160が積層されている場合でも、第1基板側下地膜160が、誘電体多層膜18の増反射膜としての特性を大きく低下させることがない。
[他の実施の形態]
上記実施の形態では、誘電体多層膜18として、厚さが60〜80nmの二酸化シリコン膜からなる下層側の第1誘電体層181と、厚さが50〜70nmの窒化シリコン膜からなる上層側の第2誘電体層182との2層構造を採用したが、屈折率が低い誘電体膜からなる低屈折率層と、この低屈折率層より屈折率が高い誘電体膜からなる高屈折率層とが交互に積層された構成であれば、上記の誘電体膜以外の誘電膜を利用できる。また、低屈折率層と高屈折率層とが交互に1層ずつ、計2層形成された構成以外にも、低屈折率層と高屈折率層とを1組にして複数組(例えば、2組)が積層された構成を採用してもよい。ここで、低屈折率層と高屈折率層とは、屈折率の相対的な高低に定義されるものであり、その高低に絶対的な数値が存在するものではない。従って、例えば、屈折率が1.7未満のものを低屈折率層とし、屈折率が1.7以上のものを高屈折率層と定義すれば、低屈折率層および高屈折率層としては、以下の材料
低屈折率層
フッ化マグネシウム(MgF2)/屈折率=1.38
二酸化シリコン(SiO2)/屈折率=1.46
フッ化ランタン(LaF3)/屈折率=1.59
酸化アルミニウム(Al23)/屈折率=1.62
フッ化セリウム(CeF3)/屈折率=1.63
高屈折率層
酸化インジウム(In23)/屈折率=2.00
窒化シリコン(Si34)/屈折率=2.05
酸化チタン(TiO2)/屈折率=2.10
酸化ジルコニウム(ZrOF2)/屈折率=2.10
酸化タンタル(Ta25)/屈折率=2.10
酸化タングステン(WO3)/屈折率=2.35
硫化亜鉛(ZnS)/屈折率=2.35
酸化セリウム(CeO2)/屈折率=2.42
の単一系や混合系が用いることができる。
また、上記実施の形態では、画素電極9a全体が反射層として構成されていたが、画素電極9aが反射層と透光性導電層とを積層した構成を採用してもよい。
[電子機器への搭載例]
本発明に係る反射型の電気光学装置100は、図8(a)に示す投射型表示装置(液晶プロジェクター/電子機器)や、図8(b)、(c)に示す携帯用の電子機器に用いることができる。
図8(a)に示す投射型表示装置1000は、システム光軸Lに沿って光源部810、インテグレーターレンズ820および偏光変換素子830が配置された偏光照明装置800を有している。また、投射型表示装置1000は、システム光軸Lに沿って、偏光照明装置800から出射されたS偏光光束をS偏光光束反射面841により反射させる偏光ビームスプリッター840と、偏光ビームスプリッター840のS偏光光束反射面841から反射された光のうち、青色光(B)の成分を分離するダイクロイックミラー842と、青色光が分離された後の光束のうち、赤色光(R)の成分を反射させて分離するダイクロイックミラー843とを有している。また、投射型表示装置1000は、各色光が入射する3枚の電気光学装置100(電気光学装置100R、100G、100B)を備えている。かかる投射型表示装置1000は、3つの電気光学装置100R、100G、100Bにて変調された光をダイクロイックミラー842、843、および偏光ビームスプリッター840にて合成した後、この合成光を投射光学系850によってスクリーン860に投射する。
次に、図8(b)に示す携帯電話機3000は、複数の操作ボタン3001、スクロールボタン3002、並びに表示ユニットとしての電気光学装置100を備える。スクロールボタン3002を操作することによって、電気光学装置100に表示される画面がスクロールされる。図8(c)に示す情報携帯端末4000(PDA:Personal Digital Assistants)は、複数の操作ボタン4001、電源スイッチ4002、並びに表示ユニットとしての電気光学装置100を備えており、電源スイッチ4002を操作すると、住所録やスケジュール帳といった各種の情報が電気光学装置100に表示される。
さらに、第2基板20等にカラーフィルターを形成すれば、カラー表示可能な電気光学装置100を形成することができる。また、カラーフィルターを形成した電気光学装置100を用いれば、単板式の投射型表示装置を構成することもできる。
また、本発明を適用した電気光学装置100が搭載される電子機器としては、図8(a)、(b)、(c)に示すものの他、ヘッドマウンティトディスプレイ、デジタルスチールカメラ、液晶テレビ、ビューファインダー、レコーダー、カーナビゲーション装置、ページャー、電子手帳、電卓、ワードプロセッサー、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、銀行端末等の電子機器等が挙げられる。
9a・・画素電極(反射層)、9s・・境界領域、10・・第1基板、16・・第1基板側配向膜、18・・誘電体多層膜、19・・平坦化用絶縁膜、20・・第2基板、21・・共通電極、26・・第2基板側配向膜、30・・画素トランジスター、50・・液晶層、100・・電気光学装置、100a・・画素、160・・第1基板側下地膜、181・・第1誘電体層、182・・第2誘電体層、260・・第2基板側下地膜

Claims (11)

  1. 第1基板と第2基板との間に液晶層が保持された電気光学装置であって、
    前記第1基板において前記第2基板と対向する面側に、
    複数の画素の各々に設けられた反射膜と、
    該反射膜の上層側で複数の画素に跨って設けられた誘電体多層膜と、
    該誘電体多層膜の上層側に設けられ、隣り合う前記反射膜で挟まれた境界領域と前記反射膜が形成された反射膜形成領域とによって生じた段差を埋める平坦化用絶縁膜と、
    該平坦化用絶縁膜の上層側に形成された第1基板側配向膜と、
    を有していることを特徴とする電気光学装置。
  2. 前記反射膜は、画素電極であることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。
  3. 前記平坦化用絶縁膜は、前記反射膜形成領域に比して前記境界領域で厚い膜厚をもって前記境界領域および前記反射膜形成領域の双方に設けられ、
    前記平坦化用絶縁膜の表面は、連続した平坦面になっていることを特徴とする請求項1または2に記載の電気光学装置。
  4. 前記平坦化用絶縁膜は、前記誘電体多層膜において最上層を構成する誘電体層に比して屈折率が低いことを特徴とする請求項3に記載の電気光学装置。
  5. 前記第2基板において前記第1基板と対向する面側に、第2基板側下地膜と、該第2基板側下地膜の表面上に設けられた第2基板側配向膜と、を有し、
    前記第2基板側下地膜と前記平坦化用絶縁膜とは同一の絶縁膜からなることを特徴とする請求項3または4に記載の電気光学装置。
  6. 前記平坦化用絶縁膜は、前記境界領域および前記反射膜形成領域のうちの前記境界領域のみに設けられ、
    前記平坦化用絶縁膜の表面と、前記反射膜上に位置する前記誘電体多層膜の表面とは連続した平坦面になっていることを特徴とする請求項1または2に記載の電気光学装置。
  7. 前記平坦面上には、前記誘電体多層膜の最上層を構成する誘電体層に比して屈折率が低い第1基板側下地膜が設けられ、
    当該第1基板側下地膜の上層に前記第1基板側配向膜が形成されていることを特徴とする請求項6に記載の電気光学装置。
  8. 前記第2基板において前記第1基板と対向する面側に、第2基板側下地膜と、該第2基板側下地膜の表面上に設けられた第2基板側配向膜と、を有し、
    前記第2基板側下地膜と前記第1基板側下地膜とは同一の絶縁膜からなることを特徴とする請求項6または7に記載の電気光学装置。
  9. 第1基板と第2基板との間に液晶層が保持された電気光学装置の製造方法であって、
    前記第1基板において前記第2基板と対向する面側に複数の画素の各々に反射膜を形成した後、
    反射膜の上層側に複数の画素に跨る誘電体多層膜を形成する誘電体多層膜形成工程と、
    該誘電体多層膜の上層側に平坦化用絶縁膜を形成する平坦化用絶縁膜形成工程と、
    前記平坦化用絶縁膜を表面側から薄手化する平坦化工程と、
    を行なうことを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  10. 請求項1乃至9の何れか一項に記載の電気光学装置を備えていることを特徴とする電子機器。
  11. 前記電気光学装置に光を供給する光源部と、前記電気光学装置によって光変調された光を投射する投射光学系と、を備えていることを特徴とする請求項10に記載の電子機器。
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