JP2008210873A - 基板現像方法および現像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像液が基板上に残ることを抑制することができる基板現像方法および現像装置を提供する。
【解決手段】基板に現像液を供給し(ステップS1)、現像液が供給された基板にリンス液を供給して現像液を洗い流し(ステップS2)、第1の回転乾燥を行う(ステップS3)。このように基板上の現像液は微量してから、CO溶解液を基板に供給する(ステップS4)。基板上の微量の現像液はCO溶解液と中和する。この中和反応によって生成された生成物(塩)はCO溶解液に容易に溶解するので、CO溶解液とともに効率よく洗い流される。したがって、基板上に現像液が残ることを抑制することができる。この結果、現像液残りによる現像欠陥の発生を防止することができる。
【選択図】図2

Description

この発明は、半導体基板、液晶表示装置用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、光ディスク用基板等(以下、単に「基板」と称する)を現像する基板現像方法および現像装置に関する。
現像装置は、基板を回転可能に保持するスピンチャックと基板に現像液を供給するノズル等を備えているものがある。この装置では、スピンチャックに保持された基板に現像液を供給して、基板の表面に形成されたレジスト膜のうちパターン部以外を溶解する。引き続いて基板を洗浄・乾燥して、溶解したレジスト膜を除去する(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−315643号公報
しかしながら、このような構成を有する従来例の場合には、次のような問題がある。
すなわち、基板を洗浄しても現像液を十分に洗い流すことができず、レジスト膜上またはレジスト膜内に現像液が残ってしまう。また、基板を乾燥しても、現像液の特性上、現像液を完全に蒸発させることは困難である。結果として、基板上に残った現像液は現像欠陥となるという不都合がある。また、レジスト膜に形成したラインの電気特性に関する検査を画像によって行うとき、残存する現像液がラインの欠陥まで隠してしまい、適切に検査を行うことができないという不都合がある。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、現像液が基板上に残ることを抑制することができる基板現像方法および現像装置を提供することを目的とする。
この発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明は、基板を現像する基板現像方法において、基板に現像液を供給する現像過程と、現像液を中和するための中和物質を含んだ処理液を基板に供給して、現像液を中和して基板外へ除去する中和除去過程と、を備えていることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項1に記載の発明によれば、中和除去過程では、現像液は処理液と中和する。この中和反応により生成される生成物(塩)は、処理液に容易に溶け、かつ、沈殿しないので、生成物を処理液とともに基板外に除去することができる。したがって、基板上に現像液が残ることを抑制することができる。この結果、基板上に現像液が残る「現像液残り」による現像欠陥の発生を防止することができる。
本発明において、前記処理液は酸性であることが好ましい(請求項2)。現像液を好適に中和することができる。
また、本発明において、前記中和物質は、二酸化炭素、過酸化水素及びカルボン酸の少なくともいずれかを含むことが好ましい(請求項3)。現像液を好適に中和することができる。
また、本発明において、中和除去過程では、前記処理液の液滴を基板に噴射することが好ましい(請求項4)。現像液の中和反応を促進することができる。
また、本発明において、前記中和除去過程では、基板を回転させた状態で前記処理液を供給することが好ましい(請求項5)。基板全体にわたって現像液を中和をさせることができる。
また、本発明において、前記現像過程後であって前記中和除去過程の前に、基板にリンス液を供給するリンス過程と、基板を回転させて基板からリンス液を振り切る第1乾燥過程と、を備えていることが好ましい(請求項6)。基板上の現像液を微量にしてから現像液を中和するので、現像液残りの抑制効果が高い。
また、本発明において、前記現像過程後であって前記中和除去過程の前に、基板を回転させて基板から現像液を振り切る現像液振り切り過程と、を備えていることが好ましい(請求項7)。基板上の現像液の量を低減してから現像液を中和するので、現像液残りの抑制効果が高い。
また、請求項8に記載の発明は、基板を現像する基板現像方法において、基板に現像液を供給する現像過程と、現像液を中和するための中和物質を基板に供給する中和過程と、基板に洗浄液を供給して、現像液が中和して生成された生成物を基板外へ除去する除去過程と、を備えていることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項8に記載の発明によれば、中和過程では、現像液は中和物質と中和する。この中和反応により生成物(塩)が生成される。また、除去過程では、生成物(塩)を処理液に溶解させて、生成物を処理液とともに基板外に除去することができる。したがって、基板上に現像液が残ることを抑制することができる。この結果、現像液残りによる現像欠陥の発生を抑制することができる。
本発明において、前記中和過程は炭酸ガスを基板に噴射することを特徴とすることが好ましい(請求項9)。現像液を好適に中和することができる。
また、請求項10に記載の発明は、基板を現像する現像装置において、基板を回転可能に保持する回転保持手段と、基板に現像液を供給する現像液供給手段と、現像液を中和するための中和物質を含んだ処理液を供給する処理液供給手段と、基板に現像液を供給した後に、基板に前記処理液を供給して、現像液を中和して基板外へ除去する中和除去処理を行う制御手段と、を備えていることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項10に記載の発明によれば、処理液供給手段を備えているので、基板上の現像液を中和することができる。また、この中和反応により生成される生成物(塩)は、処理液に容易に溶けて沈殿しないので、生成物を処理液とともに基板外に除去することができる。したがって、基板上に現像液が残ることを抑制することができる。この結果、現像液残りによる現像欠陥を抑制することができる。
本発明において、前記処理液は酸性であることが好ましい(請求項11)。現像液を好適に中和することができる。
また、本発明において、前記中和物質は、二酸化炭素、過酸化水素及びカルボン酸の少なくともいずれかを含むことが好ましい(請求項12)。現像液を好適に中和することができる。
また、本発明において、前記処理液供給手段は、前記処理液の液滴を基板に噴射することが好ましい(請求項13)。現像液の中和反応を促進することができる。
ことができる。
また、本発明において、前記制御手段は、前記回転保持手段で基板を回転させつつ、前記中和除去処理を行うことが好ましい(請求項14)。基板全体にわたって現像液の中和をさせることができる。
また、本発明において、前記制御手段は、現像液が供給された基板を前記回転保持手段で回転させて基板から現像液を振り切り、その後に前記中和除去処理を行うことが好ましい(請求項15)。基板上の現像液の量を低減してから現像液を中和するので、現像液残りの抑制効果が高い。
また、本発明において、基板にリンス液を供給するリンス液供給手段と、を備え、前記制御手段は、現像液が供給された基板に対し、前記リンス液供給手段からリンス液を供給し、前記回転保持手段で基板を回転させて基板からリンス液を振り切り、その後に前記中和除去処理を行うことが好ましい(請求項16)。基板上の現像液を微量にしてから現像液を中和するので、現像液残りの抑制効果が高い。
また、請求項17に記載の発明は、基板を現像する現像装置において、基板を回転可能に保持する回転保持手段と、基板に現像液を供給する現像液供給手段と、現像液を中和するための中和物質を基板に供給する中和物質供給手段と、基板に洗浄液を供給する洗浄液供給手段と、基板に現像液を供給した後に、基板に前記中和物質を供給して中和処理を行い、かつ、基板に前記洗浄液を供給して、現像液が中和して生成された生成物を基板外へ除去する除去処理を行う制御手段と、を備えていることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項17に記載の発明によれば、中和物質供給手段を備えているので、基板上の現像液を中和することができる。この中和反応により生成物(塩)が生成される。
また、洗浄液供給手段を備えているので、生成物(塩)を処理液に溶解させて、生成物を処理液とともに基板外に除去することができる。したがって、基板上に現像液が残ることを抑制することができる。この結果、現像液残りによる現像欠陥の発生を抑制することができる。
本発明において、前記中和物質供給手段は炭酸ガスを基板に供給することが好ましい(請求項18)。現像液を好適に中和することができる。
なお、本明細書は、次のような基板現像方法および現像装置に係る発明も開示している。
(1)請求項1から請求項7のいずれかに記載の基板現像方法において、前記処理液は、中和物質が水に溶解してなる水溶液であることを特徴とする基板現像方法。
前記(1)に記載の発明によれば、現像液を好適に中和することができる。
(2)請求項8に記載の基板現像方法において、前記中和物質は、二酸化炭素、過酸化水素及びカルボン酸の少なくともいずれかを含むことを特徴とする基板現像方法。
前記(2)に記載の発明によれば、現像液を好適に中和することができる。
(3)請求項8または請求項9に記載の基板現像方法において、前記中和物質としての炭酸ガスとともに前記洗浄液の液滴を基板に噴射して、前記中和過程と前記除去過程とを並行して行うことを特徴とする基板現像方法。
前記(3)に記載の発明によれば、現像液の中和反応を促進することができる。
(4)請求項8または請求項9に記載の基板現像方法において、前記中和過程では基板を回転させた状態で前記中和物質を供給することを特徴とする基板現像方法。
前記(4)に記載の発明によれば、基板全体にわたって現像液の中和をさせることができる。
(5)請求項8または請求項9に記載の基板現像方法において、前記現像過程後であって前記中和過程および前記除去過程の前に、基板にリンス液を供給するリンス過程と、基板を回転させて基板からリンス液を振り切る第1乾燥過程と、を備えていることを特徴とする基板現像方法。
前記(5)に記載の発明によれば、基板上の現像液を微量にしてから現像液を中和するので、効果的に現像液を基板外に除去できる。
(6)請求項8または請求項9に記載の基板現像方法において、前記現像過程後であって前記中和過程および前記除去過程の前に、基板を回転させて基板から現像液を振り切る現像液振り切り過程と、を備えていることを特徴とする基板現像方法。
前記(6)に記載の発明によれば、基板上の現像液の量を低減してから現像液を中和するので、効果的に現像液を基板外に除去できる。
(7)請求項8または請求項9に記載の基板現像方法において、前記除去過程では基板を回転させた状態で洗浄液を供給することを特徴とする基板現像方法。
前記(7)に記載の発明によれば、基板全体にわたって現像液の中和をさせることができる。
(8)請求項8または請求項9に記載の基板現像方法において、前記洗浄液は純水であることを特徴とする基板現像方法。
前記(8)に記載の発明によれば、現像液を好適に中和することができる。
(9)請求項10から請求項16のいずれかに記載の現像装置において、前記処理液は、中和物質が水に溶解してなる水溶液であることを特徴とする現像装置。
前記(9)に記載の発明によれば、現像液を好適に中和することができる。
(10)請求項17に記載の現像装置において、前記中和物質は、二酸化炭素、過酸化水素及びカルボン酸の少なくともいずれかを含むものであることを特徴とする現像装置。
前記(10)に記載の発明によれば、現像液を好適に中和することができる。
(11)請求項17または請求項18に記載の現像装置において、前記制御手段は、前記中和物質供給手段から前記中和物質を供給させる際に前記洗浄液供給手段から洗浄液を供給させて、前記中和処理と前記除去処理とを並行して行うことを特徴とする現像装置。
前記(11)に記載の発明によれば、効率よく現像液を中和して基板外へ除去できる。
(12)請求項17または請求項18に記載の現像装置において、前記制御手段は、前記回転保持手段で基板を回転させつつ、前記中和処理を行うことを特徴とする現像装置。
前記(12)に記載の発明によれば、基板全体にわたって現像液の中和をさせることができる。
(13)請求項17または請求項18に記載の現像装置において、前記制御手段は、現像液が供給された基板を前記回転保持手段で回転させて基板から現像液を振り切り、その後に前記中和処理と前記除去処理を行うことを特徴とする現像装置。
前記(13)に記載の発明によれば、基板上の現像液の量を低減してから現像液を中和するので、効果的に現像液を基板外に除去できる。
(14)請求項17または請求項18に記載の現像装置において、前記制御手段は、現像液が供給された基板に対し、前記洗浄液供給手段から洗浄液を供給し、前記回転保持手段で基板を回転させて基板から洗浄液を振り切り、その後に前記中和処理と前記除去処理を行うことを特徴とする現像装置。
前記(14)に記載の発明によれば、基板上の現像液を微量にしてから現像液を中和するので、効果的に現像液を基板外に除去できる。
(15)請求項17または請求項18に記載の現像装置において、前記洗浄液は純水であることを特徴とする現像装置。
前記(15)に記載の発明によれば、純水に中和物質が溶解した水溶液を処理液とすることができる。
この発明に係る現像装置によれば、処理液供給手段を備えているので、基板上の現像液を中和することができる。また、この中和反応により生成される生成物(塩)は、処理液に容易に溶けて沈殿しないので、生成物を処理液とともに基板外に除去することができる。したがって、基板上に現像液が残ることを抑制することができる。この結果、現像液残りによる現像欠陥を抑制することができる。
以下、図面を参照してこの発明の実施例1を説明する。図1は、実施例1に係る現像装置の概略構成を示すブロック図である。
本実施例に係る現像装置は、基板Wの下面を吸着して、基板Wを水平姿勢で保持するスピンチャック1を備えている。スピンチャック1にはモータ3の出力軸3aが連結されており、モータ3は基板Wを鉛直軸周りに回転させる。スピンチャック1の周囲には、飛散防止カップ5が配備されている。飛散防止カップ5は、基板Wの外周から周囲に飛散する現像液等を下方へ案内するとともに回収する機能を備える。スピンチャック1及びモータ3は、この発明における回転保持手段に相当する。なお、回転保持手段は、上記の例に限らず、基板Wの端縁を保持する複数のピンが設けられた回転板で構成してもよい。
本装置は、現像液を供給する現像液ノズル11と、純水に二酸化炭素が溶解してなる炭酸(以下、「CO溶解水」という)を供給する処理液ノズル21と、リンス液を供給するリンスノズル31とを備えている。なお、CO溶解水は弱酸性である。各ノズル11、21、31は、それぞれ図示省略のアームに支持されて、基板Wの略中心P上方に当たる処理位置(図1において2点鎖線で示す位置)と、基板W上方から外れた待機位置(図1において実線で示す各位置)とにわたってそれぞれ移動可能に設けられている。二酸化炭素はこの発明における中和物質に相当し、CO溶解水はこの発明における処理液に相当する。
現像液ノズル11には現像液配管13の一端が連通接続されており、その他端は現像液供給源15に連通接続されている。現像液配管13には現像液の流路を開閉する開閉弁17が設けられている。現像液ノズル11は、この発明における現像液供給手段に相当する。
同様に、処理液ノズル21には処理液配管23の一端が連通接続されており、その他端はCO溶解水供給源25に連通接続されている。処理液配管23にはCO溶解水の流路を開閉する開閉弁27が設けられている。また、リンスノズル31にはリンス配管33の一端が連通接続されており、その他端はリンス液供給源35に連通接続されている。リンス配管33にはリンス液の流路を開閉する開閉弁37が設けられている。処理液ノズル21とリンスノズル31は、それぞれこの発明における処理液供給手段とリンス液供給手段に相当する。
さらに、本装置は、上述した各構成を操作する制御部41を備えている。具体的には、モータ3を駆動させて基板Wの回転数を制御し、図示省略のアームを駆動させて各ノズル11、21、31の位置を制御し、開閉弁17、27、37を開放・閉止させて現像液、CO溶解水、リンス液の供給量を制御する。この制御部41は処理レシピ(処理プログラム)等を予め記憶しており、ロット単位で入力される基板Wの処理情報に応じて処理レシピを選択して各構成を統括的に制御する。制御部41は、各種処理を実行する中央演算処理装置(CPU)や、演算処理の作業領域となるRAM(Random-Access Memory)や、各種情報を記憶する固定ディスク等の記憶媒体等によって実現されている。
次に、図を参照して現像装置の3つの処理例を例示する。ここで、スピンチャック1には、レジスト膜が被着された基板Wが既に吸着保持されているものとする。
<処理例1>
図2(a)は、基板を現像する処理例1の動作を示すフローチャートである。以下、各過程について説明する。
<ステップS1> 現像液の供給(現像過程)
制御部41はモータ3を駆動してスピンチャック1に保持される基板Wを回転させつつ、現像液ノズル11を基板Wの略中心P上方の処理位置まで移動させて、開閉弁17を開放する。ノズル11は、現像液供給源15から供給された現像液を基板Wに供給する。基板Wに供給された現像液は遠心力を受けて基板Wの全面に広がり、基板Wを現像する。所定の期間が経過すると開閉弁17を閉止して、現像液ノズル11を待機位置に戻す。
<ステップS2> リンス液の供給(リンス過程)
制御部41はリンスノズル31を処理位置まで移動させて、開閉弁37を開放する。リンスノズル31は、リンス液供給源35から供給されたリンス液を基板Wに供給する。これにより、基板W上の現像液はリンス液によって洗い流され、リンス液とともに基板W外へ捨てられる。所定の期間が経過すると、開閉弁37を閉止して、リンスノズル31を待機位置に戻す。
<ステップS3> 第1の回転乾燥(第1乾燥過程)
制御部41は基板Wをより高速に回転させる。これにより、リンス液を基板Wから振り切りつつ、基板Wを乾燥する。
<ステップS4> CO溶解水の供給(中和除去過程)
制御部41は基板Wの回転数を低下させるとともに、処理液ノズル21を処理位置まで移動させて開閉弁27を開放する。処理液ノズル21は、CO溶解水供給源25から供給されたCO溶解水を基板Wに供給する。CO溶解水は基板Wの全体に広がり、レジスト膜の表面やレジスト膜内部の各所に残っている基板W上の現像液を中和する。これにより、基板Wの全体にわたって現像反応が完全に停止し、現像液はCO溶解水と中和反応を起こして生成物(塩)を生成する。この生成物は沈殿することなく、CO溶解水に容易に溶ける。CO溶解水に溶けた生成物は、CO溶解水とともに基板Wから振り切られて基板W外へ捨てられる。
<ステップS5> 第2の回転乾燥
制御部41は基板Wを再び高速に回転させて、基板W上のCO溶解水を基板Wから振り切りつつ、基板Wを乾燥する。
このような処理例1によれば、CO溶解水を供給することで(ステップS4)、現像液を中和してCO溶解水に可溶な状態に変えるので、効果的に基板W上の現像液を基板W外に除去することができる。よって、基板W上に現像液が残ることを抑制することができ、現像欠陥を防止することができる。
また、基板Wを回転させつつ、CO溶解水を供給するので、基板Wの全体にわたってムラなく現像液を中和させることができる。
また、現像液を供給した(ステップS1)後であってCO溶解水を供給する(ステップS4)の前にリンス液の供給を行う(ステップS2)ことで、主として基板Wに被着するレジスト膜表面の現像液をリンス液によって洗い流すことができる。また、リンス液の供給に引き続いて第1の回転乾燥を行う(ステップS3)ので、基板Wからリンス液を振り切るとともに、レジスト膜中にしみ込んだ現像液をレジスト表面に浮き出させることができる。このため、ステップS4において中和する現像液は微量であるので、現像液の中和反応を十分に進めることができる。また、現像液の一部がレジスト表面上にしみ出てきた状態でCO溶解水を供給することができるので、現像液の中和反応を効率よく進めることができる。よって、現像液残りを効果的に抑制することができる。
<処理例2>
図2(b)は、基板を現像する処理例2の動作を示すフローチャートである。なお、処理例1と同じステップについては、同符号を付して簡略に説明する。
<ステップS1> 現像液の供給(現像過程)
基板Wを回転させつつ、基板Wに現像液を供給する。
<ステップS6> 現像液振り切り回転(現像液振り切り回転)
制御部41は基板Wをより高速に回転させて、基板W上の現像液を基板Wから振り切る。
<ステップS4> CO溶解水の供給(中和除去過程)
制御部41は基板Wの回転数を低下させるとともに、CO溶解水を基板Wに供給する。これにより、現像液を中和して基板W外に除去する。
<ステップS5> 第2の回転乾燥
制御部41は基板Wを再び高速に回転させて、基板W上のCO溶解水を基板Wから振り切りつつ、基板Wを乾燥する。
このような処理例2によっても、処理例1と同様にCO溶解水の供給を行う(ステップS4)ので、効果的に基板W上の現像液を基板W外に除去することができ、現像欠陥が発生することを防止することができる。
また、処理例2によれば、現像液を供給した(ステップS1)後であってCO溶解水を供給する(ステップS4)前に、現像液を基板Wから振り切って基板W外に捨てる(ステップS6)ことで、基板W上の現像液を微量にすることができる。このため、基板W上にある現像液を十分に中和することができる。よって、現像液残りを効果的に抑制することができる。
<処理例3>
図2(c)は、基板を現像する処理例3の動作を示すフローチャートである。処理例1と同じステップについては、同符号を付して簡略に説明する。
制御部41は基板Wを回転させつつ、基板Wに現像液を供給する(ステップS1)。続いて、制御部41はCO溶解水を基板Wに供給する(ステップS4)。これにより、現像液を中和して基板W外に除去する。続いて、制御部41は基板Wを再び高速に回転させて、基板W上のCO溶解水を基板Wから振り切りつつ、基板Wを乾燥する(ステップS5)。
このような処理例3によっても、処理例1と同様にCO溶解水を供給する(ステップS4)ので、効果的に基板W上の現像液を基板W外に除去することができ、現像欠陥の発生を防止することができる。
また、処理例3のように、リンス液を供給するステップS2を省いて動作させる場合にあっては、リンスノズル31及びこれに付随するリンス液供給源35等を省略して構成するように変更することもできる。
以下、図面を参照してこの発明の実施例2を説明する。図3は、実施例2に係る現像装置の概略構成を示すブロック図である。なお、実施例1と同じ構成については同符号を付すことで詳細な説明を省略する。
本装置は、実施例1で説明した処理液ノズル21に変えて、2流体ノズル51を備えている。2流体ノズル51は、加圧された炭酸ガス(以下では、COガスと記載する)が流入する外管と、純水が流入する内管とを備えた2重管構造を有するとともに、COガスと純水とが合流する混合室を備えている(いずれも図示を省略)。そして、この混合室で液滴を生成し、2流体ノズル51の吐出孔から生成した液滴を噴射する。なお、生成される液滴は、純水とCOガスとが混合してなるCO溶解水の液滴である。この2流体ノズル51も、図示省略のアームに支持されて、基板Wの略中心P上方に当たる処理位置(図1において2点鎖線で示す位置)と、基板W上方から外れた待機位置(図1において実線で示す位置)とにわたって移動可能に設けられている。なお、COガスはこの発明における中和物質に相当し、CO溶解水はこの発明における処理液に相当する。
2流体ノズル51には、ガス配管52および純水配管55が連通接続されている。ガス配管52の他端側はCOガス供給源53に連通接続されている。ガス配管52にはCOガスの流路を開閉する開閉弁54が設けられている。また、純水配管55の他端側は純水供給源56に連通接続されている。純水配管55には純水の流路を開閉する開閉弁57が設けられている。2流体ノズル51はこの発明における処理液供給手段に相当する。
制御部41は、さらに、開閉弁54,57を開放・閉止させてCOガス及び純水の供給量を制御する。
次に、図を参照して現像装置の3つの処理例を例示する。ここで、スピンチャック1には、レジスト膜が被着された基板Wが既に吸着されているものとする。
<処理例4>
図4(a)は、基板を現像する処理例4の動作を示すフローチャートである。以下、各過程について説明する。なお、処理例1等と同種の処理については簡略に説明する。
<ステップT1> 現像液の供給(現像過程)
制御部41は基板Wを回転させつつ、基板Wに現像液を供給する。
<ステップT2> 第1のリンス液の供給(リンス過程)
続いて、制御部41は基板Wを回転させた状態のまま、基板Wにリンス液を供給する。
<ステップT3> 第1の回転乾燥(第1乾燥過程)
制御部41は基板Wをより高速に回転させて、基板Wからリンス液を振り切りつつ、基板Wを乾燥する。
<ステップT4> CO溶解水の噴霧供給(中和除去過程)
制御部41は基板Wの回転数を低下させるとともに、2流体ノズル51を処理位置まで移動させて、開閉弁54、57を開放する。2流体ノズル51は、供給されるCOガスと純水を混合してCO溶解水の液滴を生成し、この液滴を基板Wに噴射する。噴霧供給されたCO溶解水の液滴は基板Wの全体に広がり、レジスト膜の表面やレジスト膜内部の各所に残っている基板W上の現像液を中和する。この中和反応により生成された生成物(塩)は、CO溶解水に容易に溶けて、CO溶解水とともに基板Wから振り切られて基板W外へ捨てられる。
<ステップT5> 第2のリンス液の供給(中和除去過程)
制御部41は再び基板Wにリンス液を供給する。これにより、基板W上のCO溶解水はリンス液に置換される。
<ステップT6> 第2の回転乾燥
制御部41は基板Wを再び高速に回転させて、リンス液を基板Wから振り切りつつ、基板Wを乾燥する。
このような処理例4によれば、CO溶解水の噴霧供給する(ステップT4)ことで現像液を中和させて、現像液をCO溶解水に可溶な状態に変えるので、効果的に基板W上の現像液を基板W外に除去することができる。よって、基板W上に現像液が残ることを抑制することができ、現像欠陥を抑制できる。
また、基板Wを回転させつつ、CO溶解水を噴霧供給する(ステップT4)ので、基板Wの全体にムラなくCO溶解水を供給することができるので、基板W上の現像液をムラなく中和させることができる。また、CO溶解水を供給する際に基板Wに物理的エネルギーを加味することができ、現像液の中和反応を促進させることができる。
<処理例5>
図4(b)は、基板を現像する処理例5の動作を示すフローチャートである。以下、各過程について説明する。なお、処理例4等と同様の処理については簡略に説明する。
まず、制御部41は基板Wを回転させつつ、基板Wに現像液を供給する(ステップT1)。続いて、制御部41は基板Wをより高速に回転させて、基板W上の現像液を基板Wから振り切る(ステップT7:リンス過程)。続いて、制御部41は基板Wの回転数を低下させるとともに、CO溶解水を基板Wに噴霧供給する(ステップT4)。続いて、制御部41は基板Wを再び高速に回転させて、基板W上のCO溶解水を基板Wから振り切りつつ、基板Wを乾燥する(ステップT6)。
このような処理例5によっても、処理例4と同様にCO溶解水を噴霧供給するので、効果的に基板W上の現像液を基板W外に除去することができ、現像欠陥の発生を防止できる。
また、処理例5によれば、現像液を供給した(ステップT1)後であってCO溶解水を噴霧供給する(ステップT4)前に、現像液を基板Wから振り切って基板W外に捨てるので、基板W上の現像液を微量にすることができる。このため、基板W上にある現像液を十分に中和することができる。よって、現像液残りを効果的に抑制することができる。
また、処理例5のように、第1、第2のリンス液を供給するステップT2、T5を省いて動作させる場合にあっては、リンスノズル31及びこれに付随するリンス液供給源35等を省略して構成するように変更することもできる。
<処理例6>
図4(c)は、基板を現像する処理例6の動作を示すフローチャートである。なお、処理例4等と同様の処理については簡略に説明する。
まず、制御部41は基板Wを回転させつつ、基板Wに現像液を供給する(ステップT1)。続いて、制御部41は基板Wの回転数を低下させるとともに、CO溶解水を基板Wに噴霧供給する(ステップT4)。続いて、制御部41は基板Wを再び高速に回転させて、基板W上のCO溶解水を基板Wから振り切りつつ、基板Wを乾燥する(ステップT6)。
このような処理例6によっても、処理例4と同様にCO溶解水を噴霧供給するので、効果的に基板W上の現像液を基板W外に除去することができ、現像欠陥の発生を防止できる。
また、処理例6では、処理例5と同様に、リンス液を供給する第1、第2のステップT2、T5を省いて動作させるため、リンスノズル31等を省略して構成するように変更することもできる。
以下、図面を参照してこの発明の実施例3を説明する。図5は、実施例3に係る現像装置の概略構成を示すブロック図である。なお、実施例1と同じ構成については同符号を付すことで詳細な説明を省略する。
本装置は、実施例1で説明した処理液ノズル21に換えて、炭酸ガス(以下、COガスと記載する)を基板Wに供給するガス吹出口61を備えている。ガス吹出口61は基板Wの上方に配置されている。ガス吹出口61にはガス配管63が連通接続されている。ガス配管63の他端側はCOガス供給源65に連通接続されている。ガス配管63にはCOガスの流路を開閉する開閉弁67が設けられている。COガスはこの発明における中和物質に相当し、ガス吹出口61はこの発明における中和物質供給手段に相当する。
また、実施例1で説明したリンスノズル31に換えて、純水を供給する純水ノズル71を備えている。純水ノズル71も、図示省略のアームに支持されて、基板Wの略中心P上方に当たる処理位置(図5において2点鎖線で示す位置)と、基板W上方から外れた待機位置(図5において実線で示す各位置)とにわたって移動可能に設けられている。純水ノズル71には純水配管73の一端が連通接続されており、その他端は純水供給源75に連通接続されている。純水配管73には純水の流路を開閉する開閉弁77が設けられている。純水はこの発明における洗浄液に相当し、純水ノズル71はこの発明における洗浄液供給手段に相当する。
制御部41は、さらに、開閉弁67、77を開放・閉止させてCOガス、純水の供給量を制御する。
次に、図を参照して現像装置の2つの処理例を例示する。ここで、スピンチャック1には、レジスト膜が被着された基板Wが既に吸着されているものとする。
<処理例7>
図6(a)は、基板を現像する処理例7の動作を示すフローチャートである。以下、各過程について説明する。なお、処理例1等と同種の処理については簡略に説明する。
<ステップU1> 現像液の供給(現像過程)
制御部41は基板Wを回転させつつ、基板Wに現像液を供給する。
<ステップU2> 第1の純水供給(リンス過程)
続いて、制御部41は基板Wを回転させた状態のまま、基板Wに純水を供給する。
<ステップU3> 第1の回転乾燥(第1乾燥過程)
制御部41は基板Wをより高速に回転させて、基板Wから純水を振り切りつつ、基板Wを乾燥する。
<ステップU4> COガスの供給(中和過程)
制御部41は基板Wの回転数を低下させるとともに、開閉弁67を開放する。ガス吹出口61は、COガス供給源65から供給されるCOガスを下方に吹き出して、基板Wの全面に供給する。供給されたCOガスは、基板W上に僅か残っている純水等に溶解する。このCOガスが純水等に溶解されてなる処理液は、レジスト膜の表面やレジスト膜内部の各所に残っている基板W上の現像液を中和する。この中和反応により生成物(塩)が生成される。
<ステップU5> 第2の純水供給(除去過程)
制御部41は再び基板Wに純水を供給する。上述した生成物(塩)は、純水に容易に溶けて洗い流される。
<ステップU6> 第2の回転乾燥
制御部41は基板Wを再び高速に回転させて、基板W上の純水を基板Wから振り切りつつ、基板Wを乾燥する。
このような処理例7によれば、COガスを供給する(ステップU4)ので、現像液を中和させて現像液を純水に可溶な状態に変えることができる。よって、基板W上の現像液を基板W外に効果的に除去することができる。したがって、基板W上に現像液が残ることを抑制することができ、現像欠陥の発生を防止できる。
<処理例8>
図6(b)は、基板を現像する処理例8の動作を示すフローチャートである。以下、各過程について説明する。なお、処理例7等と同様の処理については簡略に説明する。
<ステップU1> 現像液の供給(現像過程)
制御部41は基板Wを回転させつつ、基板Wに現像液を供給する。
<ステップU7> 現像液振り切り回転(現像液振り切り過程)
制御部41は基板Wをより高速に回転させて、基板W上の現像液を基板Wから振り切る。
<ステップU4、U5> COガスの供給(中和過程)と第2の純水供給(除去過程)
制御部41は基板Wに対して、COガスの供給と、純水の供給を並行して行う。なお、COガス及び純水を供給する各期間は同一の場合に限られず、互いに異なっていてもよい。基板W上に供給された純水はCOガスを溶解して、CO溶解水になる。そして、レジスト膜の表面やレジスト膜内部の各所に残っている基板W上の現像液を中和する。この中和反応により生成された生成物(塩)は、CO溶解水に容易に溶けて、CO溶解水とともに基板W外へ捨てられる。
<ステップU6> 第2の回転乾燥
制御部41は基板Wを再び高速に回転させて、基板W上のCO溶解水を基板Wから振り切りつつ、基板Wを乾燥する。
このような処理例8によっても、処理例6と同様にCOガスを供給する(ステップU4)ので、効果的に基板W上の現像液を基板W外に除去することができ、現像欠陥を抑制できる。
また、処理例8によれば、COガスの供給と純水の供給とを並行して行うので、一連の処理に要する時間を短縮することができる。
この発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)上述した各実施例では、純水またはリンス液に二酸化炭素を混合又は溶解したが、このような中和物質は二酸化炭素に限られない。たとえば、過酸化水素やカルボン酸を中和物質としてもよい。あるいは、二酸化炭素、過酸化水素及びカルボン酸のうち、2つ以上を中和物質として選択してもよい。なお、本明細書における中和物質は、そのもの自体が現像液を中和する物質に限られず、現像液を中和するための物質も含む。
(2)上述した各実施例では、現像液を中和する際、および、この中和反応によって生成された生成物を基板W外に除去する際は、基板Wを回転させていたが、これに限られず、基板Wを静止させていてもよい。具体的には、CO溶解水の供給(ステップS4)、CO溶解水の噴霧供給(ステップT4)、第2のリンス液の供給(ステップT5)、COガスの供給(ステップU4)、第2の純水供給(ステップU5)については、適宜、基板Wを静止させつつ、行ってもよい。
(3)上述した各実施例では、現像液ノズル11、処理液ノズル21、リンスノズル31、2流体ノズル51は、いずれも基板Wの略中心P上方を処理位置としていたが、これに限られない。たとえば、基板W上を移動させつつ、現像液等を供給するように変更してもよい。例えば、現像液ノズル11を基板Wの外縁より外側の位置から基板Wの略中心P上方の位置まで移動させながら現像液を供給するようにしてもよい。
(4)上述した実施例2の2流体ノズル51は、COガスと純水が供給されるように構成されていたが、これに限られない。たとえば、中和物質を含んだ処理液を供給する処理液供給源を純水供給源56に換えて備えるように構成して、この処理液を2流体ノズル51に供給するように変更してもよい。また、この場合には、COガス供給源53に換えて不活性ガス供給源を備えて、2流体ノズル51に窒素ガス等の不活性ガスを供給するように変更してもよい。あるいは、COガス供給源53に換えてエア供給源を備えて圧縮空気を供給するように変更してもよい。
(5)上述した実施例2では、処理例4〜6を説明したが、これに限られない。たとえば、処理例4において、CO溶解水の噴霧供給(ステップT4)の後であって第2の回転乾燥(ステップT6)の前に、第2のリンス液の供給(ステップT5)を省略してもよい。処理例5、6において、CO溶解水の噴霧供給(ステップT4)の後であって第2の回転乾燥(ステップT6)の前に、第2のリンス液の供給(ステップT5)を行うように変更してもよい。
(6)上述した実施例3では、処理例7、8を説明したが、これに限られない。たとえば、処理例7において、現像液の供給(ステップU1)の後であってCOガスの供給(ステップU4)の前に、現像液振り切り回転(ステップU7)を行うように変更してもよい。また、処理例8において、現像液の供給(ステップU1)の後であってCOガスの供給(ステップU4)および第2のリンス液の供給(ステップU5)の前に、第1のリンス液の供給(ステップU2)および/または第1の回転乾燥(ステップU3)を行うように変更してもよい。
(7)上述した各実施例および各変形実施例の各構成を適宜に組み合わせてるように変更してもよい。
実施例1に係る現像装置の概略構成を示すブロック図である。 基板を現像する処理例1から処理例3の動作を示すフローチャートである。 実施例2に係る現像装置の概略構成を示すブロック図である。 基板を現像する処理例4から処理例6の動作を示すフローチャートである。 実施例3に係る現像装置の概略構成を示すブロック図である。 基板を現像する処理例7と処理例8の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 … スピンチャック
3 … モータ
11 … 現像液ノズル
21 … 処理液ノズル
31 … リンスノズル
41 … 制御部
51 … 2流体ノズル
61 … ガス吹出口
71 … 純水ノズル
W … 基板

Claims (18)

  1. 基板を現像する基板現像方法において、
    基板に現像液を供給する現像過程と、
    現像液を中和するための中和物質を含んだ処理液を基板に供給して、現像液を中和して基板外へ除去する中和除去過程と、
    を備えていることを特徴とする基板現像方法。
  2. 請求項1に記載の基板現像方法において、
    前記処理液は酸性であることを特徴とする基板現像方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載の基板現像方法において、
    前記中和物質は、二酸化炭素、過酸化水素及びカルボン酸の少なくともいずれかを含むことを特徴とする基板現像方法。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の基板現像方法において、
    中和除去過程では、前記処理液の液滴を基板に噴射することを特徴とする基板現像方法。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の基板現像方法において、
    前記中和除去過程では、基板を回転させた状態で前記処理液を供給することを特徴とする基板現像方法。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の基板現像方法において、
    前記現像過程後であって前記中和除去過程の前に、
    基板にリンス液を供給するリンス過程と、
    基板を回転させて基板からリンス液を振り切る第1乾燥過程と、
    を備えていることを特徴とする基板現像方法。
  7. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の基板現像方法において、
    前記現像過程後であって前記中和除去過程の前に、
    基板を回転させて基板から現像液を振り切る現像液振り切り過程と、
    を備えていることを特徴とする基板現像方法。
  8. 基板を現像する基板現像方法において、
    基板に現像液を供給する現像過程と、
    現像液を中和するための中和物質を基板に供給する中和過程と、
    基板に洗浄液を供給して、現像液が中和して生成された生成物を基板外へ除去する除去過程と、
    を備えていることを特徴とする基板現像方法。
  9. 請求項8に記載の基板現像方法において、
    前記中和過程は炭酸ガスを基板に噴射することを特徴とすることを特徴とする基板現像方法。
  10. 基板を現像する現像装置において、
    基板を回転可能に保持する回転保持手段と、
    基板に現像液を供給する現像液供給手段と、
    現像液を中和するための中和物質を含んだ処理液を供給する処理液供給手段と、
    基板に現像液を供給した後に、基板に前記処理液を供給して、現像液を中和して基板外へ除去する中和除去処理を行う制御手段と、
    を備えていることを特徴とする現像装置。
  11. 請求項10に記載の現像装置において、
    前記処理液は酸性であることを特徴とする現像装置。
  12. 請求項10または請求項11に記載の現像装置において、
    前記中和物質は、二酸化炭素、過酸化水素及びカルボン酸の少なくともいずれかを含むことを特徴とする現像装置。
  13. 請求項10から請求項12のいずれかに記載の現像装置において、
    前記処理液供給手段は、前記処理液の液滴を基板に噴射することを特徴とする現像装置。
  14. 請求項10から請求項13のいずれかに記載の現像装置において、
    前記制御手段は、前記回転保持手段で基板を回転させつつ、前記中和除去処理を行うことを特徴とする現像装置。
  15. 請求項10から請求項14のいずれかに記載の現像装置において、
    前記制御手段は、現像液が供給された基板を前記回転保持手段で回転させて基板から現像液を振り切り、その後に前記中和除去処理を行うことを特徴とする現像装置。
  16. 請求項10から請求項14のいずれかに記載の現像装置において、
    基板にリンス液を供給するリンス液供給手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、現像液が供給された基板に対し、前記リンス液供給手段からリンス液を供給し、前記回転保持手段で基板を回転させて基板からリンス液を振り切り、その後に前記中和除去処理を行うことを特徴とする現像装置。
  17. 基板を現像する現像装置において、
    基板を回転可能に保持する回転保持手段と、
    基板に現像液を供給する現像液供給手段と、
    現像液を中和するための中和物質を基板に供給する中和物質供給手段と、
    基板に洗浄液を供給する洗浄液供給手段と、
    基板に現像液を供給した後に、基板に前記中和物質を供給して中和処理を行い、かつ、基板に前記洗浄液を供給して、現像液が中和して生成された生成物を基板外へ除去する除去処理を行う制御手段と、
    を備えていることを特徴とする現像装置。
  18. 請求項17に記載の現像装置において、
    前記中和物質供給手段は炭酸ガスを基板に供給することを特徴とする現像装置。
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