JP2001334219A - スピン処理装置及びスピン処理方法 - Google Patents

スピン処理装置及びスピン処理方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明はカップの内周面の汚れや薬液が基
板を乾燥処理時に転移するのを防止したスピン処理装置
を提供することにある。 【解決手段】 基板16を回転させながら処理するスピ
ン処理装置において、カップ1と、このカップ内に設け
られ上記基板を保持するとともに回転駆動される回転テ
ーブル11と、この回転テーブルに保持された基板に向
けて処理液を噴射する処理用ノズル34と、上記カップ
の内周面に洗浄液を噴射し基板を処理液によって処理す
ることで上記カップの内周面に付着した汚れを洗浄除去
する洗浄用ノズル32と具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はカップ内で基板を
回転させながら薬液や純水などで処理するスピン処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】基板としてのフォトマスク用のガラス基
板、液晶表示装置用のガラス基板あるいは半導体ウエハ
などには、回路パターンを形成するために現像処理、エ
ッチング処理、レジストの剥離処理などの薬液処理が行
なわれ、薬液処理が終わった基板は洗浄処理及び乾燥処
理が行なわれる。
【0003】このような一連の処理を行なうためにスピ
ン処理装置が用いられている。スピン処理装置は、カッ
プを有し、このカップ内には駆動源によって回転駆動さ
れる回転テーブルが設けられている。
【0004】回転テーブルには上記基板の下面を支持す
る支持ピン及び外周面を保持する保持ピンが設けられて
いる。そのため、回転テーブルに供給された基板は、こ
の回転テーブルと一体的に回転するようになっている。
【0005】回転テーブルの上方にはノズル体が設けら
れ、このノズル体からは上記基板に向けて薬液や洗浄液
などが噴射されるようになっている。
【0006】基板を処理する場合、回転テーブルを回転
させながら基板に向けて薬液などの処理液を噴射する。
処理液による処理が終了したならば、基板に向けて洗浄
液を噴射して基板を洗浄処理する。洗浄後に、回転テー
ブルを高速回転させることで、基板に付着した洗浄液を
除去し、基板を乾燥させる乾燥処理が行なわれる。
【0007】なお、基板の処理としては薬液を用いず、
処理液としての洗浄液によって洗浄処理だけを行なうこ
ともある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、基板を処理
液で処理すると、基板に噴射された薬液は基板の回転に
よって生じる遠心力で基板の周辺部から径方向外方へ飛
散してカップの内周面に衝突して付着する。付着した薬
液は、乾燥することで結晶化することがある。
【0009】薬液による処理後に、基板に洗浄液を噴射
して洗浄処理すると、洗浄液も薬液と同様に基板から飛
散してカップの内周面に衝突する。その際、薬液を含む
洗浄液はカップの内周面に衝突し、洗浄液に含まれる薬
液が結晶化してカップの内周面に付着することがある。
【0010】洗浄液による洗浄が終了した後、回転テー
ブルを高速度で回転させて基板を乾燥処理すると、基板
から飛散した洗浄液がカップの内周面に衝突して反射
し、基板に再付着することがある。カップの内周面で反
射した洗浄液には、その内周面に付着した薬液が含まれ
ることがある。そのため、洗浄液の再付着によって基板
が汚染されるということがある。
【0011】基板を処理する場合、処理液としての薬液
に代わり、洗浄液による洗浄処理を行い、ついで乾燥処
理する場合もある。そのような場合には、洗浄処理時に
塵埃を含む洗浄液がカップの内周面に付着する。そのた
め、乾燥処理時にカップの内周面に衝突して反射する洗
浄液に塵埃が含まれることがあるから、その塵埃によっ
て基板が汚染されるということがある。
【0012】この発明は、処理液によって処理した基板
を乾燥処理することで、カップの内周面に付着した汚れ
や薬液によって基板が汚染されることがないようにした
スピン処理装置及びスピン処理方法を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、基板
を回転させながら処理するスピン処理装置において、カ
ップと、このカップ内に設けられ上記基板を保持すると
ともに回転駆動される回転テーブルと、この回転テーブ
ルに保持された基板に向けて処理液を噴射する処理液噴
射手段と、上記カップの内周面に洗浄液を噴射し基板を
処理液によって処理することで上記カップの内周面を洗
浄する洗浄液噴射手段と具備したことを特徴とするスピ
ン処理装置にある。
【0014】請求項2の発明は、処理液噴射手段は、上
記カップの上端部から基板に向けて処理液を噴射する処
理用ノズルで、上記洗浄液噴射手段は、上記回転テーブ
ルの上方から上記カップの内周面に向けて洗浄液を噴射
する洗浄用ノズルであることを特徴とする請求項1記載
のスピン処理装置にある。
【0015】請求項3の発明は、上記処理液噴射手段と
洗浄液噴射手段とは、上記回転テーブルの上方からこの
回転テーブルに保持された上記基板と、上記カップの内
周面との両方に処理液を兼ねる洗浄液を同時に噴射する
両用ノズルであることを特徴とする請求項1記載のスピ
ン処理装置にある。
【0016】請求項4の発明は、基板を回転させながら
処理するスピン処理装置において、カップと、このカッ
プ内に設けられ上記基板を保持するとともに回転駆動さ
れる回転テーブルと、上記カップの上端部に設けられ上
記基板に向けて処理液を噴射する処理用ノズルと、上記
回転テーブルの上方に配置されたノズル取付け体と、こ
のノズル取付け体に設けられ洗浄液を上記基板と上記カ
ップの内周面との両方に向けて噴射する両用ノズル及び
この両用ノズルを使用せずに上記処理用ノズルからの処
理液によって基板を処理する際に洗浄液を上記カップの
内周面に向けて噴射する洗浄用ノズルとを具備したこと
を特徴とするスピン処理装置にある。
【0017】請求項5の発明は、カップ内に設けられた
回転テーブルに基板を保持し、この基板を回転させなが
ら処理するスピン処理方法において、上記基板を処理液
によって処理する処理工程と、処理工程の後で上記カッ
プの内周面を洗浄液によって洗浄するカップ洗浄工程
と、カップを洗浄後で上記回転テーブルを回転させて基
板を乾燥させる乾燥工程とを具備したことを特徴とする
スピン処理方法にある。
【0018】請求項1と請求項5の発明によれば、カッ
プの内周面を洗浄液によって洗浄できるようにしたか
ら、基板を乾燥処理するときにカップの内周面の汚れが
基板に転移するのを防止できる。
【0019】請求項2の発明によれば、基板を処理する
処理用ノズルと、カップの内周面を洗浄する洗浄用ノズ
ルとが別々であるから、基板の処理と洗浄とを異なる液
体で行なうことが可能となる。
【0020】請求項3の発明によれば、基板の洗浄処理
とカップの内周面の洗浄とを洗浄液によって同時に行な
うことができる。
【0021】請求項4の発明によれば、カップに設けら
れた処理用ノズルとノズル取付け体に設けられた洗浄用
ノズルとを利用すれば、基板に対する処理と洗浄とを異
なる種類の液体によって行なうことができ、ノズル取付
け体に設けられた両用ノズルを用いれば、同じ種類の液
体によって基板の洗浄とカップの洗浄とを行なうことが
できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の一実施の形態を説明する。
【0023】図1に示すスピン処理装置はカップ1を備
えている。このカップ1は下カップ2と、この下カップ
2に対して図示しないシリンダにより上下動可能に設け
られた上カップ3とから構成されている。
【0024】上記下カップ2は載置板4上に設置され、
底部の径方向中心部には環状壁5によって通孔6が形成
されている。上記上カップ3は環状をなしていて、その
周壁の上端部には内周面が径方向内方に向かって傾斜し
た傾斜面7に形成された環状部材8が取付けられてい
る。
【0025】上記カップ1内には回転テーブル11が設
けられている。この回転テーブル11は、回転体12
と、この回転体12の上面に立設された複数の支持部材
13と、この支持部材13によって保持された支持板1
4とを有する。上記回転体12は上記載置板4の下面側
に配設されたモータ15によって回転駆動されるように
なっている。
【0026】上記支持板14の上面には液晶表示装置や
フォトマスク用のガラス基板などの基板16の下面を支
持する支持ピン17と、上記基板16の側面に係合する
係合ピン18とが設けられている。したがって、支持板
14上に供給された基板16は、回転テーブル11と一
体的に回転するようになっている。
【0027】上記カップ1の側方には支柱21が立設さ
れている。この支柱21の下端には回転駆動機構22が
設けられ、この回転駆動機構22によって回転駆動され
るようになっている。
【0028】上記支柱21の上端には中空状のアーム2
3の基端部が連結されている。このアーム23の先端部
内には取付け孔24を有する取付け部材25が設けら
れ、この取付け部材25には中空こま状のノズル取付け
体26が取付けられている。
【0029】上記ノズル取付け体26の上端面にはねじ
軸27が設けられ、このねじ軸27が上記取付け部材2
5の取付け孔24に挿入されてナット28によって固定
されている。
【0030】上記ノズル取付け体26の周壁上部には、
処理液及び洗浄液として用いられる純水を供給する一対
の供給管31が接続されている。さらに、ノズル取付け
体26の周壁には、周方向に等間隔(約72度間隔)で5
つの洗浄用ノズル32が取付けられ、これら洗浄用ノズ
ル32の下方には周方向に等間隔(約90度間隔)で4つ
の両用ノズル33が取付けられている。
【0031】上記供給管31からノズル取付け体26に
供給された純水は、上記洗浄用ノズル32と両用ノズル
33とから噴射される。洗浄用ノズル32から噴射され
る純水は、上下方向及び水平方向の両方向にわたって拡
散する。上下方向は、図1に矢印で示すように環状部材
8の傾斜面7の中途部から上カップ3の内周面の上部に
わたる角度αで拡散し、水平方向は図 に示すように角
度β(約90度)の扇状に拡散する。
【0032】それによって、洗浄用ノズル32からの純
水は、上カップ3の内周面の周方向全長にわたって噴射
されるとともに、傾斜面7及び上カップ3の上部から下
方に向かって流れる。つまり、上カップ3は洗浄用ノズ
ル32から噴射される純水によって内周面全体が洗浄さ
れることになる。
【0033】上記両用ノズル33から噴射される純水
は、図1に矢印で示すように、上下方向は基板16の上
面と上カップ3の内周面との両方に向かって噴射する角
度θで広がる。なお、水平方向は4つの両用ノズル33
からの純水が基板16の上面全体及び上カップ3の内周
面の全長にわたって噴射されるように拡散させてもよい
が、回転テーブル11を回転させてるため、拡散させな
くとも、基板16の全面に噴射させることが可能とな
る。つまり、両用ノズル33からの純水は基板16の上
面と同時に上カップ3の内周面に噴射される。
【0034】さらに、上カップ3の環状部材8の上面に
は処理用ノズル34がねじ35によって取付け固定され
ている。この処理用ノズル34には処理液を供給する供
給管36が接続されている。処理用ノズル34に供給さ
れた処理液は回転テーブル11に保持された基板16の
ほぼ中心部に向かって噴射される。
【0035】つぎに、上記構成のスピン処理装置を用い
て基板16を処理する場合について説明する。まず、基
板16を純水で洗浄処理してから乾燥処理する場合に
は、ノズル取付け体26に設けられた洗浄用ノズル32
の先端部に図示しないキャップを取着し、両用ノズル3
3だけから純水が噴射される状態にする。
【0036】その状態で、基板16が保持された回転テ
ーブル11を回転させて供給管31からノズル取付け体
26に純水を供給する。上記両用ノズル33からは基板
16と上カップ3の内周面とに向かって純水が噴射され
る。そのため、回転テーブル11に保持された基板16
の上面は純水によって洗浄処理されることになる。
【0037】基板16を洗浄した純水は、基板16に付
着した塵埃を含んだ状態で周囲に飛散し、上カップ3の
内周面に衝突して付着する。しかしながら、両用ノズル
33からは基板16だけでなく、上カップ3の内周面に
も純水が噴射されるから、基板16から上カップ3の内
周面に飛散した塵埃を含む純水は、両用ノズル33から
上カップ3の内周面に直接噴射される純水によって洗い
流されることになる。
【0038】つまり、基板16の洗浄処理と同時にカッ
プ1の内周面が洗浄されるから、基板16に付着した塵
埃によってカップ1の内周面が汚れることがない。その
ため、基板16を洗浄処理した後で、回転テーブル11
を高速回転させて基板16を乾燥処理する際、基板16
から飛散した純水がカップ1の内周面で反射して基板1
6に再付着しても、その純水には塵埃が含まれないか
ら、乾燥処理時に基板16が汚れるのを防止することが
できる。
【0039】一方、基板を純水以外の処理液、たとえば
アンモニア水などの処理液で洗浄処理してから乾燥処理
する場合には、両用ノズル33を図示しないキャップに
よって閉塞し、洗浄用ノズル32を使用可能な状態とす
る。
【0040】その状態で基板16を保持した回転テーブ
ル11を回転させて処理用ノズル34から基板16に向
けて処理液を噴射する。処理液は基板16を洗浄処理
し、塵埃を含んで周囲に飛散し、カップ1の内周面に衝
突付着する。
【0041】処理液により基板16を洗浄処理する際に
は、処理液を噴射させると同時に洗浄用ノズル32から
カップ1の内周面に向けて純水を噴射する。それによっ
て、基板16を洗浄処理することでカップ1の内周面に
付着した塵埃を含む処理液は、洗浄用ノズル32から噴
射される純水によって洗い流されるから、カップ1の内
周面が汚れることがない。
【0042】したがって、洗浄処理後に回転テーブル1
1を高速回転させて基板16を乾燥処理するときに、基
板16から処理液が飛散し、カップ1の内周面で反射し
て基板16に再付着しても、基板16が汚れることがな
い。
【0043】基板16を処理する他のパターンとして
は、基板16をエッチング液などの薬液で処理してから
純水で洗浄処理し、ついで乾燥処理することがある。そ
のような場合には、処理用ノズル若しくは図示しない薬
液用ノズルから回転テーブル11に保持された基板16
に向けて薬液を噴射する。
【0044】薬液による処理が処理が終了したならば、
両用ノズル33から純水を噴射する。両用ノズル33か
ら噴射された純水は、基板16の上面を洗浄すると同時
に、カップ1の内周面を洗浄する。
【0045】洗浄時に、基板16を洗浄した薬液を含む
純水が飛散してカップ1の内周面に付着しても、カップ
1の内周面は両用ノズル33からの純水によって洗浄さ
れるから、カップ1の内周面が汚れることがない。
【0046】したがって、基板16の洗浄が終わったな
らば、回転テーブル11を高速回転させて基板16を乾
燥処理するときに、基板16から飛散する純水がカップ
1の内周面で反射して基板16に再付着しても、カップ
1の内周面は汚れていないため、基板16が汚れるとい
うことがない。
【0047】このように、種々のパターンで基板16を
処理する場合、基板16を乾燥処理する前に、カップ1
の内周面を純水によって洗浄するようにしたから、基板
16の処理時にカップ1の内周面が汚れても、乾燥処理
時には汚れが除去されている。そのため、乾燥処理時に
基板16から飛散した洗浄液がカップ1の内周面で反射
して基板16に再付着しても、基板16が汚れるという
ことがない。
【0048】また、洗浄用ノズル32や両用ノズル33
が設けられたノズル取付け体26をアーム23に取付
け、このアーム23を回転駆動機構22によって回転さ
せることができるようにした。
【0049】そのため、回転テーブル11に対して図示
しないロボットによって基板16を受け渡す場合には、
アーム23を回転させることでアーム23及びノズル取
付け体26をカップ1の上方から退避させることができ
るから、基板16の受け渡しの邪魔になるようなことが
ない。
【0050】また、純水を両用ノズル33によって回転
テーブル11に保持された基板16と、カップ1の内周
面とに同時に噴射できるようにしている。そのため、基
板16とカップ1の洗浄を別々のノズルを用いて行なう
場合に比べて構成や制御を簡略化することができる。
【0051】この発明は上記一実施の形態に限定され
ず、種々変形可能である。たとえば、基板の処理とカッ
プの内周面の洗浄とを行なうために、ノズル取付け体に
洗浄用ノズルと両用ノズルとを取付けるようにしたが、
どちらか一方のノズルだけを設けるようにしてもよい。
ノズル取付け体にカップの内周面を洗浄するだけの洗浄
用ノズルだけを設けた場合には、基板に処理液を噴射す
る処理用ノズルをカップや他の個所に設けなければなら
ない。
【0052】カップの内周面を洗浄するタイミングは、
両用ノズルを用いた場合には基板の処理と同時に行なわ
れるが、洗浄用ノズルを用いる場合には、処理用ノズル
によって基板を処理するときに同時に行なってもよい
が、処理後に行なうようにしてもよい。
【0053】
【発明の効果】この発明によれば、回転テーブルによっ
て基板を回転させながら処理液によって処理するととも
に、基板を処理した処理液によって汚れるカップの内周
面を、基板を乾燥処理する前に洗浄するようにした。
【0054】そのため、基板を処理した後で乾燥処理す
るときに、基板から飛散する処理液がカップの内周面で
反射して基板に再付着しても、その処理液に汚れが含ま
れることがないから、乾燥処理時に基板が汚れるのを防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態を示すスピン処理装置
の概略的構成の断面図。
【図2】ノズル取付け体の断面図。
【図3】洗浄用ノズルによる洗浄液の洗浄領域を示す説
明図。
【符号の説明】
1…カップ 11…回転テーブル 16…基板 26…ノズル取付け体 32…洗浄用ノズル(洗浄液噴射手段) 33…両用ノズル(洗浄液噴射手段、処理液噴射手段) 35…処理用ノズル(処理液噴射手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/306 H01L 21/30 572B 21/306 R J Fターム(参考) 2H096 AA24 AA25 AA30 CA01 GA29 GA33 LA30 3B201 AA03 AB34 AB42 BB23 BB33 BB62 CC13 CD24 CD31 5F043 DD13 EE07 EE08 EE40 GG10 5F046 LA04 LA06 MA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を回転させながら処理するスピン処
    理装置において、 カップと、 このカップ内に設けられ上記基板を保持するとともに回
    転駆動される回転テーブルと、 この回転テーブルに保持された基板に向けて処理液を噴
    射する処理液噴射手段と、 上記カップの内周面に洗浄液を噴射し基板を処理液によ
    って処理することで上記カップの内周面を洗浄する洗浄
    液噴射手段と具備したことを特徴とするスピン処理装
    置。
  2. 【請求項2】 処理液噴射手段は、上記カップの上端部
    から基板に向けて処理液を噴射する処理用ノズルで、上
    記洗浄液噴射手段は、上記回転テーブルの上方から上記
    カップの内周面に向けて洗浄液を噴射する洗浄用ノズル
    であることを特徴とする請求項1記載のスピン処理装
    置。
  3. 【請求項3】 上記処理液噴射手段と洗浄液噴射手段と
    は、上記回転テーブルの上方からこの回転テーブルに保
    持された上記基板と、上記カップの内周面との両方に処
    理液を兼ねる洗浄液を同時に噴射する両用ノズルである
    ことを特徴とする請求項1記載のスピン処理装置。
  4. 【請求項4】 基板を回転させながら処理するスピン処
    理装置において、 カップと、 このカップ内に設けられ上記基板を保持するとともに回
    転駆動される回転テーブルと、 上記カップの上端部に設けられ上記基板に向けて処理液
    を噴射する処理用ノズルと、 上記回転テーブルの上方に配置されたノズル取付け体
    と、 このノズル取付け体に設けられ洗浄液を上記基板と上記
    カップの内周面との両方に向けて噴射する両用ノズル及
    びこの両用ノズルを使用せずに上記処理用ノズルからの
    処理液によって基板を処理する際に洗浄液を上記カップ
    の内周面に向けて噴射する洗浄用ノズルとを具備したこ
    とを特徴とするスピン処理装置。
  5. 【請求項5】 カップ内に設けられた回転テーブルに基
    板を保持し、この基板を回転させながら処理するスピン
    処理方法において、 上記基板を処理液によって処理する処理工程と、 処理工程の後で上記カップの内周面を洗浄液によって洗
    浄するカップ洗浄工程と、 カップを洗浄した後で上記回転テーブルを回転させて基
    板を乾燥する乾燥工程とを具備したことを特徴とするス
    ピン処理方法。
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