JPH1057877A - 基板処理装置及び基板処理方法 - Google Patents

基板処理装置及び基板処理方法

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JPH1057877A
JPH1057877A JP9126235A JP12623597A JPH1057877A JP H1057877 A JPH1057877 A JP H1057877A JP 9126235 A JP9126235 A JP 9126235A JP 12623597 A JP12623597 A JP 12623597A JP H1057877 A JPH1057877 A JP H1057877A
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JP
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substrate
liquid
nozzle
processing apparatus
supplying
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Pending
Application number
JP9126235A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriya Wada
憲也 和田
Kazuhiko Kenmori
和彦 権守
Hisayoshi Ichikawa
久賀 市川
Yoshio Morita
宜夫 森田
Hiroshi Fukuda
浩 福田
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Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Electronics Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Publication of JPH1057877A publication Critical patent/JPH1057877A/ja
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Circuit Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板に対するプロセス処理を正確に行い、こ
の処理時に処理液が基板の裏面側に回り込むのを防止で
きるようにする。 【構成】 基板10を基板回転手段11により回転駆動
する間に、第1の供給手段24の現像液供給ノズル26
から現像液を基板10の表面10aに供給して、遠心力
の作用で全体が均一になるように塗布し、次いで洗浄液
供給ノズル27により洗浄液を供給して、基板10の表
面10aを洗浄乃至リンスを行った後に、高速スピン乾
燥させるが、現像液の塗布時には基板10の裏面10b
側に保護液膜を形成し、またスピン乾燥時には裏面10
b側の全体を確実に乾燥させるために、裏面10b側に
純水を供給し、またスピン乾燥時には裏面10bの回転
中心部分に窒素ガスを供給するために、窒素ガスを供給
する内管64と純水を供給する外管65とからなる二重
管からなるノズル手段63を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば液晶パネル
のTFT基板やカラーフィルタ、半導体ウエハ等の基板
の表面に処理液を用いたプロセス処理を行う基板処理装
置及び基板処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、液晶パネルのTFT基板を製造
する工程においては、現像液の塗布,エッチング液の塗
布,レジスト膜を剥離するための剥離液の供給等のウエ
ットプロセスにより所定のプロセス処理が行われ、また
これら各プロセス間には、洗浄工程及び乾燥工程が加わ
る。このような基板のウエット処理は、基板をスピンド
ルに装着して、それを回転させながら、処理液等を供給
することにより行うようにしたものは、従来から広く用
いられている。ここで、洗浄工程では、例えば超音波加
振した純水を洗浄液として用い、この純水を基板に向け
て噴射する、所謂メガソニックシャワーにより行われる
が、この洗浄液も一種の処理液である。
【0003】前述したウエットプロセスにおいて、複数
の処理、例えば現像液の塗布と純水を用いた洗浄乃至リ
ンス処理とを単一の装置で行うようにしたものは、例え
ば特開平7−245466号公報において知られてい
る。この公知の基板処理装置は概略図11示したように
構成されている。
【0004】図中において、1は基板であって、この基
板1はスピンドル2の先端に設けた受け台3上に所定の
位置に位置決め固定されている。4は上部が開口したカ
ップ状のハウジングであって、スピンドル2に装着した
基板1を囲繞するように設けられる。基板1の上部位置
には、図示は省略するが、現像液供給ノズル及び純水供
給ノズルが設けられる。これら現像液供給ノズル及び純
水供給ノズルは、ハウジング4の上部の開口部分の所定
の位置に臨む状態と、この位置から回動して、開口部分
から退避した位置とに変位可能となっている。
【0005】現像液供給ノズル及び純水供給ノズルを共
に退避させた状態で、移載用のハンドリング手段に基板
1を保持させて、スピンドル2に装着させる。そして、
まず現像液供給ノズルをハウジング4の上部の開口部分
において、基板1に対して所定の位置に対向配設し、ス
ピンドル2により基板1を高速回転させる間に、現像液
供給ノズルから現像液を基板1の表面に供給する。基板
1に供給された現像液は遠心力の作用により基板1の表
面に沿って外方に向けて拡散する。この結果、現像液は
基板1の表面全体にわたってほぼ均一な膜厚に塗布さ
れ、余剰の現像液は基板1の周辺から外方に向けて飛散
する。また、基板1に現像液を塗布した後に、洗浄を行
うには、現像液供給ノズルを退避させて、純水供給ノズ
ルをハウジング4の上部の開口部分に臨ませて行うが、
現像液の塗布と同様、純水供給ノズルから純水を基板1
の表面に供給すると、遠心力の作用で基板1の全面にほ
ぼ均一に拡散して基板1の表面が洗浄される。
【0006】ここで、現像液及び純水を基板1に供給す
ると、それらは基板1の周辺から飛散することになる
が、飛散した液はハウジング4の壁面に沿って流下して
底部に溜ることになり、ハウジング4の底部から回収で
きる。しかも、現像液と純水とを別々に回収するため
に、回収タンク5,6と吸引配管7,8とが接続され
る。現像液の塗布時には、吸引配管7を作動させて、ハ
ウジング4の底部から現像液を回収タンク5に回収す
る。また、純水による洗浄時には、吸引配管8を作動さ
せて、回収タンク6に純水を回収する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、基板の表面
に供給した現像液は遠心力の作用を受けて外方に飛散す
ることになるが、この時に裏面側への回り込みが生じた
り、また現像液がミスト状態になってハウジング4内に
浮遊して、裏面側に付着する可能性もある。現像液が基
板の裏面側に付着すると、製品としてのTFT基板に対
する大きな欠陥となってしまう。従って、液処理を行う
際には、その処理液が裏面側に回り込まないように保護
しなければならないが、この点に関して有効な対策を取
るようにしたものは知られていない。また、洗浄が終了
した後に、洗浄液の供給を停止して基板を高速回転する
と、スピン乾燥を行うことができるものの、基板の回転
中心位置と周辺部とでは周速が異なるために、全面にわ
たってむらなく乾燥することができず、しかも基板の回
転によりハウジング内で空気が循環して、回転中心近傍
に負圧吸引力が作用するから、ハウジング内に浮遊する
ミスト等が一度乾燥した基板に再付着することもあり、
洗浄終了後に、そのままの状態でスピン乾燥を行うこと
はできなかった。
【0008】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、ウエットプロセスに
よる基板の処理を正確に行い、処理液が基板の裏面側に
回り込むのを防止できるようにすることにある。
【0009】本発明の他の目的は、現像液の塗布,エッ
チング液の塗布,剥離液の供給等からなる1つのプロセ
スと、このプロセス後に行われる、基板の洗浄及びスピ
ン乾燥を正確かつ効率的に行えるようにすることにあ
る。
【0010】本発明のさらに別の目的は、基板の表面側
のスピン乾燥を行う際に、裏面側も同時にむらなくスピ
ン乾燥できるようにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、基板を水平状態に保持して回転駆動
する基板回転手段と、この基板回転手段により回転する
基板の表面に少なくとも1種類の処理液を供給するノズ
ル部材を、前記基板に対向配設する作動位置と、この基
板の上部を開放する退避位置とに変位可能なアームに取
り付けた処理液供給手段と、この基板の裏面側に流体を
供給するノズル手段とを備える構成としたことをその特
徴とするものである。
【0012】ここで、基板に供給される処理液として
は、現像液,エッチング液,剥離液,洗浄液の少なくと
も1種類、好ましくは現像液,エッチング液,剥離液の
一種と洗浄液とであり、そして処理液供給、洗浄、スピ
ン乾燥という3つの工程を行えるようにするのがさらに
好ましい。従って、処理液供給手段は、現像液,エッチ
ング液,剥離液の1種類を供給する第1の処理液供給手
段と、洗浄液を供給する第2の処理液供給手段とから構
成する。さらに、基板の回転中心に向けて乾燥ガスを供
給する乾燥ガス供給手段を設け、この乾燥ガス供給手段
のノズル部材は、基板の回転中心を通る所定の軌跡だけ
揺動変位可能に構成することもできる。
【0013】また、本発明における基板処理方法として
は、垂直方向に設けた回転軸に、水平に配置した基板を
回転駆動して、この基板の回転中心位置に処理液を供給
すると共に、基板の裏面側における回転中心近傍に純水
を供給して、基板の回転による遠心力の作用によって、
基板の裏面側に純水の保護液膜を形成した状態で、基板
の表面全面に処理液を所定の膜厚となるように塗布する
処理液塗布工程と、前記基板を回転駆動させながら、こ
の基板の表面に純水を供給することにより塗膜上の洗浄
を行う洗浄工程と、前記基板の表裏両面における回転中
心位置に乾燥ガスを噴射させながら、この基板を回転駆
動することによって、この基板をスピン乾燥する乾燥工
程とからなることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】まず、図1に本発明の処理装置の
全体構成を示す。ここで、以下においては、処理される
基板の一例としては、液晶パネルを構成するTFT基板
であり、この基板に現像液の塗布,洗浄及びスピン乾燥
からなるプロセス処理を行うものとして説明する。ただ
し、液晶パネルのカラーフィルタや、その他の基板であ
る半導体ウエハ等の基板を製造する際にに必要な種々の
液処理を行うためにも応用することができる。
【0015】まず、図1において、10は基板であっ
て、この基板10は図2からも明らかなように、長方形
の薄いガラス基板から構成される。11は基板回転手段
であって、この基板回転手段11は中空の回転軸12を
有し、この回転軸12は基台13に立設した保持筒14
に軸受15で回転自在に支持されている。回転軸12の
上端部には、4本のアーム16が水平方向に延在されて
おり、これら各アーム16には複数の支持杆17が立設
されており、これらの支持杆17の先端は球面形状とな
っている。また、各アーム16の先端部分には、それぞ
れ一対からなる位置決め杆18が立設されている。基板
10は、複数の支持杆17上に点接触状態で載置されて
平面度を保持するようになし、また4つの角隅部は各一
対からなる位置決め杆18により水平方向に移動できな
いように規制される。
【0016】基板回転手段11の回転軸12は基台13
の下方位置に延在されて、その端部にプーリ19が連結
して設けられている。基台13の下部位置にはモータ2
0が設けられ、このモータ20の出力軸には駆動プーリ
21が連結されており、駆動プーリ21と回転軸12の
プーリ19との間には伝達ベルト22が巻回して設けら
れている。従って、モータ14により回転軸12を回転
駆動すると、アーム16に載置した基板10が回転する
ことになる。この基板10の回転中に、その表面10a
側に現像液を均一に塗布した後に、メガソニックシャワ
ーによるリンス乃至洗浄を行い、さらに高速スピン乾燥
という複合処理が行われる。
【0017】以上の処理は、現像液や純水という処理液
を用いて行い、基板10を回転駆動することにより処理
液に遠心力を作用させて、基板10の表面10aに沿っ
て処理液を拡散させる。そして、余剰の処理液は基板1
0のエッジからほぼ水平な方向に飛散するが、この飛散
液を回収するために、基板10は上端が開口したハウジ
ング23で囲繞されるようになっている。そして、ハウ
ジング23の外側の位置には、基板10に対して現像液
及び超音波加振した純水からなる洗浄液を供給する供給
手段と、窒素ガスの供給手段とが設けられている。な
お、現像液と純水とは別々の供給手段で供給することが
でき、また現像液を単独の供給手段で供給し、洗浄液と
窒素ガスとの供給手段を共用できる構成とすることもで
きる。
【0018】図3に現像液及び洗浄液を供給する第1の
供給手段24の構成を示す。この第1の供給手段24
は、水平方向に設けた支持アーム25を有し、この支持
アーム26には現像液供給ノズル26と複数の洗浄液供
給ノズル27とが取り付けられている。支持アーム25
の基端部には取付板28に連結されており、この取付板
28にはスプライン軸29の先端が連結され、このスプ
ライン軸29は、回動軸30に挿嵌されて、昇降可能
で、相対回動不能に連結されている。そして、回動軸3
0は基台13に装着した軸受部材31に回動自在に支持
されている。
【0019】回動軸30は基台13の下方に延在されて
おり、またスプライン軸29はこの回動軸30よりさら
に下方に延在されている。スプライン軸29の端部に昇
降駆動手段32が、回動軸30の端部には回動駆動手段
33がそれぞれ設けられている。昇降駆動手段32は、
シリンダ34を有し、このシリンダ34のロッドには連
結板35が連結されており、この連結板35は軸受36
を介してスプライン軸29に相対回動自在に連結されて
いる。従って、シリンダ34を作動させると、スプライ
ン軸29は実線で示した下降位置と、仮想線で示した上
昇位置とに昇降変位できるようになる。また、回動駆動
手段33は、図4に示したように、回動軸30に固着し
て設けた作動レバー37を有し、この作動レバー37に
は長さ方向に長手となった長孔37aが形成されてい
る。長孔37aにはスライドブロック38に立設した駆
動ピン38aが挿嵌されており、スライドブロック38
はモータ39により駆動される送りねじ39aによりガ
イドロッド40の方向に往復移動されることになる。従
って、スライドブロック38を移動させると、作動レバ
ー37が矢印方向に変位して、それに連結した回動軸3
0を回動させて、図2に実線で示したように、ハウジン
グ23から外れた位置と、同図に仮想線で示したよう
に、ハウジング23の上部の開口に臨む位置との間に往
復回動する。
【0020】第1の供給手段24を以上のように構成す
ることにより、支持アーム25を上昇させて、ハウジン
グ23の外部に位置させると退避位置となり、また基板
回転手段11に載置した基板10と対面して、下降させ
ることによって、現像液供給ノズル26及び洗浄液供給
ノズル27が基板10の表面10aに近接して作動位置
となる。支持アーム25の退避位置では、適宜のハンド
リング手段で基板回転手段11に基板10を載置した
り、また基板回転手段11から基板10を取り出したり
できる。そして、作動位置に変位させると、支持アーム
25に取り付けた現像液供給ノズル26は基板10の回
転中心位置と対面して、現像液を基板10の回転中心位
置に供給できる。
【0021】一方、洗浄液供給ノズル27は、図5及び
図6に示したように、噴射された洗浄液が広がるように
なり、その回転中心Oの位置から角隅部Eに至る範囲に
わたってむらなく洗浄液を供給できるように、相互に部
分的にオーバーラップするようにして複数箇所噴射され
ることになる。また、洗浄液供給ノズル27は基板10
に対して斜め方向から噴射され、その方向は、図5に矢
印Rで示した基板10の回転方向に対向する方向Fとな
っている。これによって、洗浄液の基板10への滞留時
間が長くなり、超音波の作用と相まって、基板10の全
体をむらなく効率的に洗浄できるようになされている。
【0022】また、41は窒素ガスの供給手段としての
第2の供給手段41であって、この第2の供給手段41
も、ノズルの部分を除けば第1の供給手段24と実質的
に同じ構成となっている。そこで、図7に第2の供給手
段41を示すが、第1の供給手段24と同一または均等
な部材については、同一の符号を付してその説明は省略
する。この第2の供給手段41の支持アーム42には、
その先端に窒素ガス供給ノズル43が取り付けられてい
る。そして、支持アーム42を作動位置に配置した時に
は、窒素ガス供給ノズル43が基板10の回転中心に対
面して、この部位にドライガスとしての窒素ガスを供給
できるようになっている。
【0023】従って、基板10を基板回転手段11のア
ーム16に載置させ、第1の供給手段24の支持アーム
25を作動位置に、第2の供給手段41の支持アーム4
2を退避位置に配置して、回転軸12が所定の定格回転
状態になった後に、現像液供給ノズル26から現像液が
基板10の表面10aにおける回転中心部に向けて供給
する。ここで、基板10の回転中心の位置は周速が0で
あるが、水平に配置した基板10に供給された現像液は
周辺に広がるようになり、この広がりに応じて基板10
の回転による遠心力が作用して、周辺の部位にまで塗り
広められ、現像液がほぼ均一な膜厚となるように塗布さ
れる。
【0024】現像液が塗布されると、基板10の回転を
継続させた状態で、洗浄液噴射ノズル43から超音波加
振させた純水からなる洗浄液を噴射することにより基板
10のメガソニックシャワーによる洗浄を行う。ここ
で、洗浄液供給ノズル27からは、基板10の回転中心
部分を含む複数個所で相互にオーバーラップするように
して洗浄液を供給されるから、回転時の周速が速い周辺
部位にも十分な量の洗浄液が供給され、基板10の表面
10aの全体をほぼむらなく洗浄できる。洗浄が終了す
ると、洗浄液噴射ノズル43による洗浄液の噴射を停止
させる。
【0025】現像液の塗布及び洗浄が終了した後には、
第1の供給手段24を退避位置に変位させ、第2の供給
手段41の支持アーム42を回動させた後に下降させ
て、作動位置に変位させる。この状態で、基板10を高
速回転させることによって、この基板10の表面に付着
している洗浄液を遠心力の作用で外周側に向けて進行さ
せて、エッジ部分から飛散させるようにして乾燥する。
ただし、基板10の回転中心の位置の液には回転による
遠心力が働かない。しかしながら、この回転中心には窒
素ガス供給ノズル43が臨んでいるから、この窒素ガス
供給ノズル43から窒素ガスを所定の圧力で噴出させる
ことによって、この窒素ガスの圧力で液は遠心力が作用
する領域まで移動することになり、遠心力で外周のエッ
ジ部分から飛散することになり、基板10の表面全体を
むらなく乾燥させることができる。ここで、基板10の
回転中心位置の洗浄液をより円滑かつ迅速に排除するに
は、窒素ガス供給ノズル43を、基板10の回転中心を
含む所定の角度範囲で揺動させるようにする。
【0026】前述したように、基板10には遠心力の作
用で現像液を塗り広めるようにしているから、余剰の現
像液が基板10の外周におけるエッジ部分から飛散す
る。また、洗浄時にも同様に基板10に供給された洗浄
液は遠心力の作用で飛散する。そこで、これら現像液及
び洗浄液を回収するために、処理槽を構成するハウジン
グ23が設けられている。このハウジング23は、底壁
23aの周囲に、上端が内向きに曲成した外側周壁23
bと内側周壁23cとが連設されている。これによっ
て、外側周壁23bと内側周壁23cとの間に現像液回
収チャンバ44が形成され、また内側周壁23cの内側
は洗浄液回収チャンバ45が形成される。外側周壁23
b及び内側周壁23cの上端部は略水平方向に向いてお
り、それらの開口の直径は少なくとも基板10の対角線
の長さより大きくなし、これにより基板10の搬入及び
搬出が可能となっている。また、底壁23aは保持筒1
4の周囲を囲繞しており、その中央の部位は円筒状に立
ち上がる円筒部23dとなっている。さらに、底壁23
aは外周側に向けて傾斜しており、また外側周壁23b
及び内側周壁23cは垂直または傾斜している。従っ
て、現像液回収チャンバ44及び洗浄液回収チャンバ4
5に向けて飛散した現像液及び洗浄液はこれら垂直壁及
び傾斜壁を伝って流下することになる。そして、現像液
回収チャンバ44及び洗浄液回収チャンバ45の底面に
は、円周方向にそれぞれ1または複数の吸引配管46,
47が接続され、これら吸引配管46,47は負圧ポン
プ48,49に接続されると共に、回収タンク50,5
1に接続されている。
【0027】従って、現像液を塗布する際には、基板1
0を外側周壁23bと内側周壁23cとの間に位置させ
て、負圧ポンプ48を作動させて、基板10の外周エッ
ジから飛散する余剰の現像液を現像液回収チャンバ44
内に取り込み、負圧ポンプ48による負圧吸引力によっ
て、現像液回収チャンバ44内の現像液を回収タンク5
0に回収する。また、洗浄時に基板10の回転により飛
散する洗浄液は洗浄液回収チャンバ45に回収すること
ができる。このために、ハウジング33を上昇させて、
内側周壁23cを基板10の位置より上方の位置にまで
ハウジング23を持ち上げて、負圧ポンプ49を作動さ
せる。これによって、基板10から飛散する洗浄液は洗
浄液回収チャンバ45内に取り込まれ、吸引配管47か
ら回収タンク51に回収できるようになる。
【0028】以上の理由から、ハウジング23は昇降可
能になっている。ハウジング23を昇降させるために、
図8に示したように、ハウジング23の両側にブラケッ
ト52を連結して設け、これら両ブラケット52に昇降
ロッド53を連結している。そして、この昇降ロッド5
3は、基台13に取り付けた軸受部材54を貫通して下
方に延び、これら2本の昇降ロッド53の下端部を掛け
渡すように昇降板55が取り付けられている。さらに、
この昇降板55には、両端を固定した固定板56,57
間に連結して設けたガイドロッド58にスライド部材5
9を介して連結されており、また固定板56,57間に
設けた送りねじ60を挿嵌したナット61が連結されて
いる。そして、送りねじ60には駆動モータ62が連結
されており、この駆動モータ62により送りねじ60を
回転させると、昇降板55が上下動して、この昇降板5
5から昇降ロッド53を介してハウジング23を上下動
させて、基板10の延長線上に現像液回収チャンバ44
が臨む位置と、洗浄液回収チャンバ45が臨む位置とに
昇降駆動されることになる。
【0029】現像液の塗布を行う際に、基板10に供給
された現像液は遠心力の作用により外周のエッジ部分か
ら飛散させて、現像液回収チャンバ44で回収される
が、余剰の現像液は必ずしも完全に現像液回収チャンバ
44に回収される訳ではない。その一部が基板10の裏
面10b側に回り込むのを完全には防止できず、また現
像液がミスト状となってハウジング23内に浮遊して、
基板10の裏面10b側に付着することもある。このよ
うに、基板10の裏面10b側に僅かでも現像液が付着
すると、TFT基板としての品質が低下することにな
る。従って、現像液の裏面10b側への回り込みを防止
する必要がある。
【0030】また、洗浄工程においては、基板10の表
面10a側が濡れることは勿論のこと、裏面側にも洗浄
液が付着する。基板10を高速スピン回転させると、表
面10aだけでなく、裏面10b側にも遠心力が作用す
るから、裏面10bのスピン乾燥も行われる。しかしな
がら、基板10の裏面10b側においても、回転中心部
分の周速は0であるから、この部位は乾燥されずに残
る。勿論、この部位の洗浄液もやがては乾燥することに
なるが、この乾燥時間に差が生じると、乾燥むらによる
しみが発生する。従って、この基板10の裏面側もむら
なく乾燥させる必要がある。
【0031】さらに、スピン乾燥時には、基板10に付
着している洗浄液が遠心力の作用で飛散するが、洗浄液
回収チャンバ45を構成するハウジング23の内側周壁
23cに衝当すること等からミストが発生することにな
る。基板10が高速回転することから、この基板10の
裏面10bの下部側では、内側周壁23cと底壁23a
とにより制限された空間が生じているから、基板10の
回転に伴って、この空間内で空気の流れが形成される。
即ち、基板10の回転中心側から外向きに空気が流れる
ようになる結果、基板10の裏面側で、その回転中心部
の近傍が負圧になることから、図1に矢印Sで示したよ
うな空気の循環流が生じることになり、高速スピン乾燥
により基板10の裏面10bが一度乾燥した後に、ミス
トが再付着することになって、しみが発生するおそれが
ある。従って、この洗浄液回収チャンバ45内で空気が
循環するのを防止しなければならない。
【0032】以上の点から、基板10を回転駆動する回
転軸12を中空回転軸となし、その内部にノズル手段6
3が挿通させて設けられている。このノズル手段63
は、基板10の裏面10b側に保護膜を形成するための
純水と、乾燥ガスとして窒素ガスとを供給できるように
なっている。そして、これら純水及び窒素ガスは別々の
経路から供給されるものであり、このために、図9及び
図10に示したように、ノズル手段63は二重管で形成
され、その内管64は窒素ガスを供給する経路であり、
また外管65は純水を供給する経路となっている。そし
て、このノズル手段63の先端には略円錐形状となった
ノズルチップ66が連結されている。ノズルチップ66
には、内管64に通じる噴出口66aが基板10の裏面
10bにおける回転中心部に開口して、基板10の裏面
10bの回転中心に向けて窒素ガスが噴射される。ま
た、この噴出口66aの周囲には、複数の噴出口66b
が外管65の軸線に対して所定の角度を持った状態にし
て穿設され、噴出口66bは外管65に通じている。外
管65に純水を供給すると、基板10の裏面10bに向
けて、漏斗状に拡開するように純水が噴射される。
【0033】ノズル手段63はT字継手67に連結され
て、このT字継手67の直線部67aには、内管64が
その軸線方向に引き出されており、この内管64の他端
は開閉機構を備えた窒素ガス供給源68に接続される。
また、外管65の先端はカップリング部65aとなって
おり、このカップリング部65aはT字継手67の直線
部67aの一端に螺合される。そして、T字継手67に
は直線部67aに対して90°の角度で分岐部67bが
連設されており、この分岐部67bに純水供給源69か
らの配管70の先端に設けたカップリング部70aが螺
合されることになる。また、T字継手67の直線部67
aの他端には、内管64の挿通部に円環状の栓部材71
が螺合されて、T字継手67と内管64との間の円環状
の通路がシールされる。従って、窒素ガス供給源68及
び純水供給源69の開閉機構を制御することによって、
ノズル手段63における内管64及び外管65へのそれ
ぞれの流体の流出制御が行われる。
【0034】そして、現像液を塗布する際には、回転軸
12の回転が開始すると同時に、または遅くとも現像液
供給ノズル17から現像液の供給の開始時に、回転軸1
2の内部に配置されているノズル手段63における外管
65内に純水を供給して、ノズルチップ66の噴出口6
6bから純水が噴出させる。この純水は基板10の裏面
10bに対して斜め方向に向けて供給されるから、この
裏面10bに沿って遠心力の作用により外方向に進行す
ることになって、その全面に純水の液膜が形成されて保
護膜となり、現像液やそのミストが付着するのを防止で
きる。なお、純水の液膜は遠心力の作用する部位にのみ
形成され、噴出口66bは裏面10bの回転中心部分に
は純水は供給されず、また基板10の回転によっても、
この回転中心部分に向けての純水の流れが生じることも
ない。しかしながら、現像液が基板10の裏面10bに
おける回転中心部分にまで回り込むことはなく、しかも
噴出口66bから基板10に至る部位には純水によるカ
ーテンが形成された状態になるから、この部位に現像液
が回り込むおそれは全くない。なお、基板10の洗浄時
には、必ずしも裏面10b側に純水を供給する必要はな
いが、洗浄効率を高めるために、純水を噴射させること
もできる。
【0035】また、基板10の高速スピン乾燥を行う際
に、基板10の裏面10b側の回転中心部分に付着して
いる洗浄液は、ノズル手段63からは窒素ガスを供給す
ることによって、表面10a側と同様に、窒素ガスの吹
き付けにより回転中心部分の液に対して遠心力が働く位
置まで移動させることができる。ここで、ノズル手段6
3においては、スピン乾燥を行う前は純水が供給されて
おり、従ってこの純水の供給経路と窒素ガスの供給経路
とを一致させると、純水が噴霧状態になって窒素ガスと
混合した状態になるが、ノズル手段63は、二重管式に
なっており、外管65側に純水の供給経路が形成され、
内管64側は窒素ガスの供給経路となっているから、外
管65を介しての純水供給状態から内管64からの窒素
ガスの供給状態に切り換えると、直ちに純水の供給が停
止され、かつ窒素ガスは液滴を全く含まない状態で供給
できる。しかも、ノズルチップ66の窒素ガスを噴出す
る噴出口66aは正確に基板10における回転中心部分
に向いているから、遠心力が働かない基板10の回転中
心部分に液の移動を促進するための窒素ガスの吹き付け
が確実に行われる。そして、このように純水の供給経路
と窒素ガスの供給経路とに分配するためにT字継手67
を用いているので、この流体の分配機構の構成が著しく
簡略化される。
【0036】さらに、高速スピン乾燥を行う際に生じる
空気の流れに搬送されて、洗浄液のミスト等が基板10
の裏面10bに付着しないようにするために、基板10
の回転中心の近傍位置が負圧になるのを防止する。この
ために、ハウジング23の底壁23aにおける円筒部2
3dへの連設部近傍位置に複数箇所のドライエア供給ノ
ズル72を設けている。そして、ドライエア供給ノズル
72は、略U字状に曲成されて、基板10の裏面10b
とは反対方向を向くように開口しており、これによっ
て、基板10の回転時に、その裏面10b側への空気の
流れに対向する方向にドライエアが吹き出されるように
なっている。このドライエア供給ノズル72からドライ
エアを供給することによって、基板10の裏面10bに
おける回転中心近傍での負圧の発生が防止され、洗浄液
回収チャンバ45内に発生するミストが基板10の裏面
10b側に付着するのを確実に防止できる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、基板回
転手段により基板を回転させる間に、少なくとも1種類
の処理液を供給して、所定の液処理を行うと共に、この
基板の裏面側にも流体を供給するように構成したので、
基板に対するプロセス処理を正確に行い、この処理時に
処理液が基板の裏面側に回り込むのを防止できる等の効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す基板処理装置の概略
構成図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】第1の供給手段の断面図である。
【図4】回動駆動手段の構成説明図である。
【図5】洗浄液供給手段の構成説明図である。
【図6】基板における洗浄液の噴射状態を示す動作説明
図である。
【図7】第2の供給手段の断面図である。
【図8】ハウジングの昇降機構の構成説明図である。
【図9】ノズル手段の先端部分の断面図である。
【図10】ノズル手段の分岐部の断面図である。
【図11】従来技術による基板処理装置の概略構成図で
ある。
【符号の説明】
10 基板 11 基板回
転手段 12 回転軸 20 モータ 23 ハウジング 24 第1の
供給手段 25,42 支持アーム 26 現像液
供給ノズル 27 洗浄液供給ノズル 41 第2の
供給手段 43 窒素ガス供給ノズル 44 現像液
回収チャンバ 45 洗浄液回収チャンバ 46,47
吸引配管 52 ブラケット 53 昇降ロ
ッド 60 送りねじ 62 駆動モ
ータ 63 ノズル手段 64 内管 65 外管 66 ノズル
チップ 67 T字継手 68 窒素ガ
ス供給源 69 純水供給源 72 ドライ
エア供給ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 3/26 H01L 21/30 569C (72)発明者 森田 宜夫 東京都渋谷区東3丁目16番3号 日立電子 エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 福田 浩 東京都渋谷区東3丁目16番3号 日立電子 エンジニアリング株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を水平状態に保持して回転駆動する
    基板回転手段と、この基板回転手段により回転する基板
    の表面に少なくとも1種類の処理液を供給するノズル部
    材を、前記基板に対向配設する作動位置と、この基板の
    上部を開放する退避位置とに変位可能なアームに取り付
    けた処理液供給手段と、 この基板の裏面側に流体を供給するノズル手段とを備え
    た基板処理装置。
  2. 【請求項2】 前記基板に供給される処理液は、現像
    液,エッチング液,剥離液,洗浄液の少なくとも1種類
    のものであることを特徴とする請求項1の基板処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記基板にはさらにその回転中心に向け
    て乾燥ガスを供給する乾燥ガス供給手段を備え、この乾
    燥ガス供給手段は、前記基板に対向配設する作動位置
    と、この基板の上部を開放する退避位置とに変位可能な
    アームに取り付けたノズル部材で構成したことを特徴と
    する請求項1記載の基板処理装置。
  4. 【請求項4】 前記乾燥ガス供給手段のノズル部材は、
    前記基板の回転中心を通る所定の軌跡だけ揺動変位可能
    な構成としたことを特徴とする請求項3記載の基板処理
    装置。
  5. 【請求項5】 前記処理液供給手段は、現像液,エッチ
    ング液,剥離液の少なくとも1種類を供給する第1の供
    給手段と、乾燥ガスを供給する第2の供給手段とから構
    成したことを特徴とする請求項1の基板処理装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の供給手段は支持アームを有
    し、この支持アームには、前記基板の回転中心に向けて
    所定の処理液と、前記基板の回転中心から周辺部に至る
    までの範囲に前記洗浄液を噴射するための複数のノズル
    部材とを供給する複数のノズル部材を有するものである
    ことを特徴とする請求項5の基板処理装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の供給手段は支持アームを有
    し、この支持アームには、前記基板の回転中心に向けて
    乾燥ガスを供給するノズル部材を取り付ける構成とした
    ことを特徴とする請求項6の基板処理装置。
  8. 【請求項8】 前記基板回転手段に載置した基板を囲繞
    するように、処理液回収用のハウジングを設ける構成と
    したことを特徴とする請求項5の基板処理装置。
  9. 【請求項9】 前記ハウジングには、複数種類の処理液
    を個別的に回収する複数のチャンバに区画形成され、こ
    れら各チャンバが前記基板に対向する位置になるよう
    に、前記ハウジングを昇降手段で昇降駆動する構成とし
    たことを特徴とする請求項8記載の基板処理装置。
  10. 【請求項10】 前記各チャンバには、それぞれ処理液
    を吸引する吸引手段を接続する構成としたことを特徴と
    する請求項9の基板処理装置。
  11. 【請求項11】 前記ノズル手段は、内管が乾燥用ガス
    を供給するガス供給経路で、外管が純水を供給する純水
    供給経路となった多重管で形成したことを特徴とする請
    求項1の基板処理装置。
  12. 【請求項12】 前記内管には、乾燥用ガス噴出部を前
    記基板の裏面における回転中心に位置させ、また前記外
    管には純水噴出部を乾燥用ガス噴出部の周囲に配置し、
    前記スピンドルにより基板を回転させると共に、前記処
    理液供給手段からの処理液を基板に供給する際には、ノ
    ズル手段の外管から純水を基板の裏面に供給して保護液
    膜を形成し、また基板を回転させることによりスピン乾
    燥を行わせる際には、ノズル手段の内管からガスを吹き
    付けて、表裏両面を乾燥させる構成としたことを特徴と
    する請求項1の基板処理装置。
  13. 【請求項13】 前記ノズル手段は、内管と外管とをT
    字継手を介して経路を分離する構成としたことを特徴と
    する請求項12の基板処理装置。
  14. 【請求項14】 前記基板が前記基板回転手段により回
    転駆動される際に、その裏面側における回転中心部分が
    負圧になるのを防止するために、ドライエアを負圧発生
    部に供給するドライエア供給ノズルを配置する構成とし
    たことを特徴とする請求項1の基板処理装置。
  15. 【請求項15】 前記ドライエア供給ノズルは、前記基
    板の裏面とは反対側を向くように開口させたことを特徴
    とする請求項14の基板処理装置。
  16. 【請求項16】 垂直方向に設けた回転軸に、水平に配
    置した基板を回転駆動して、この基板の回転中心位置に
    処理液を供給すると共に、基板の裏面側における回転中
    心近傍に純水を供給して、基板の回転による遠心力の作
    用によって、基板の裏面側に純水の保護液膜を形成した
    状態で、基板の表面全面に処理液を所定の膜厚となるよ
    うに塗布する処理液塗布工程と、 前記基板を回転駆動させながら、この基板の表面に純水
    を供給することにより塗膜上の洗浄を行う洗浄工程と、 前記基板の表裏両面における回転中心位置に乾燥ガスを
    噴射させながら、この基板を回転駆動することによっ
    て、この基板をスピン乾燥する乾燥工程とからなること
    を特徴とする基板処理方法。
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