JP2001212493A - スピン処理装置 - Google Patents

スピン処理装置

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JP2001212493A
JP2001212493A JP2000027978A JP2000027978A JP2001212493A JP 2001212493 A JP2001212493 A JP 2001212493A JP 2000027978 A JP2000027978 A JP 2000027978A JP 2000027978 A JP2000027978 A JP 2000027978A JP 2001212493 A JP2001212493 A JP 2001212493A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は基板を処理する二種類の処理液を
確実に分離回収できるようにしたスピン処理装置を提供
することにある。 【解決手段】 カップ体1内に設けられ基板30を保持
するとともに回転駆動される回転体22と、回転体の下
面側または上面側に回転体と一体に回転するよう設けら
れ基板に供給された処理液を受けて遠心力で飛散させる
平面形状が円形状の遮蔽部材51と、カップ体内を内側
空間部と外側空間部とに隔別する環状壁体13と、内側
空間部と外側空間部とにそれぞれ連通して設けられた内
側排液管41及び外側排液管42と、カップ体内に上下
動可能に設けられ上昇時には環状壁体とで基板に供給さ
れた第1の処理液あるいは第2の処理液のいずれか一方
が外側空間部に流入するのを阻止し下降時には他方の処
理液が内側空間部に流入するのを阻止する切り分け壁体
15とを具備したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は回転駆動される基
板を第1の処理液で処理してから第2の処理液で処理す
るスピン処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、液晶表示装置の製造過程にお
いては、矩形状のガラス製の基板に回路パターンを形成
するということが行われている。回路パターンを形成す
る場合、上記基板に対して現像処理、エッチング処理あ
るいはレジストの剥離処理などが行われる。これらの処
理を行う場合、まず、基板に第1の処理液として現像
液、エッチング液あるいは剥離液などを供給して所定の
処理を行い、ついで第2の処理液として純水などの洗浄
液を供給して洗浄処理するということが行われる。
【0003】現像液、エッチング液あるいは剥離液など
の第1の処理液は高価であるため、循環使用するという
ことが行われている。第1の処理液を循環使用する場
合、第1の処理液と第2の処理液とを混合させずに回収
しなければならない。
【0004】第1の処理液と第2の処理液との混合を避
けるためには、基板に供給された第1の処理液と第2の
処理液とをそれぞれ別々の経路で回収しなければならな
い。このような先行技術は特開平8−262741号公
報に示されている。
【0005】上記公報に示された構成は、第1の容器内
に基板を保持する回転チャックが設けられ、この回転チ
ャックの下面側には上記第1の容器側に固定されてカバ
ーが設けられている。このカバーは上記回転チャックよ
りも大きく形成されている。
【0006】さらに、第1の容器内には第2の容器が上
下駆動されるように設けられている。この第2の容器が
上昇した状態で、回転駆動される基板に第1の処理液を
供給すると、この第1の処理液はカバーの上面に滴下す
るとともに第2の容器の内周面に衝突するから、第2の
容器の内に回収される。
【0007】上記第2の容器を、その上端が上記カバー
の上面に接合するまで下降させれば、基板に供給されて
滴下する第2の処理液の一部は、カバーの上面から第2
の容器の外周面を伝わって第1の容器内に流れ、また基
板から周囲に飛散した処理液は第1の容器の内周面に衝
突するから、この第1の容器内に回収される。
【0008】つまり、第2の容器を上昇あるいは下降さ
せることで、第1の処理液と第2の処理液とを分離回収
することができるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
構成によると、基板に供給された処理液はカバーの上面
に滴下する。そのため、処理液はカバーの上面に溜まり
易いため、第1の処理液あるいは第2の処理液を回収す
るときに、上記カバーの上面に溜まった処理液が回収さ
れる処理液に混合してしまうということがある。
【0010】上記カバーの上面を径方向周辺部にゆくに
つれた低く傾斜させることで、このカバーの上面に処理
液を溜まりにくくすることができる。しかしながら、カ
バーの直径寸法や高さ寸法は第1、第2の容器の大きさ
によって制限を受ける。そのため、上記カバーの上面の
傾斜角度にも制限を受けることになるから、カバーの上
面に溜まる処理液を良好に流すことができない。
【0011】たとえカバーの上面を傾斜させても、処理
液はカバーの上面から確実に除去できるものでなく、付
着残留することが避けられないから、その処理液が他の
処理液に混合するということがある。
【0012】さらに、第2の容器を下降させたときに、
その上端部を上記カバーの上面に接合させて処理液が第
2の容器内に入り込むのを防止している。しかしなが
ら、第2の容器をカバーの上面に接合させるだけでは、
カバーの上面を流れる処理液が第2の容器とカバーとの
接合面間に浸入して第2の容器内に入り込むことがある
ため、その処理液が第2の容器に回収される処理液と混
合するということがある。
【0013】この発明は、第1の処理液と第2の処理液
とを確実に分離して回収できるようにしたスピン処理装
置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、基板
を第1の処理液で処理してから第2の処理液で処理する
スピン処理装置において、カップ体と、このカップ体内
に設けられ上記基板を保持するとともに回転駆動される
回転体と、この回転体の下面側または上面側に回転体と
一体に回転するよう設けられ上記基板に供給された第1
あるいは第2の処理液を受けて遠心力で飛散させる平面
形状が円形状の遮蔽部材と、上記カップ体内に設けられ
このカップ体内を内側空間部と外側空間部とに隔別する
環状壁体と、上記カップ体の上記内側空間部と外側空間
部とにそれぞれ連通して設けられた内側排液管及び外側
排液管と、上記カップ体内に上下動可能に設けられ上昇
時には上記環状壁体とで上記基板に供給された第1の処
理液あるいは第2の処理液のいずれか一方が上記外側空
間部に流入するのを阻止し下降時には他方の処理液が内
側空間部に流入するのを阻止する切り分け壁体とを具備
したことを特徴とするスピン処理装置にある。
【0015】請求項2の発明は、上記切り分け壁体は、
下降時に上端が上記遮蔽部材の上面よりも下方に位置す
ることを特徴とする請求項1記載のスピン処理装置にあ
る。
【0016】請求項3の発明は、上記遮蔽部材の上面と
外周面とは90度以下の角度でエッジを形成しているこ
とを特徴とする請求項1または請求項2記載のスピン処
理装置にある。
【0017】請求項4の発明は、上記基板は矩形状をな
していて、上記回転体は、基部と、この基部に基端が連
結された4本のアームと、各アームの先端部に設けられ
上記基板の各角部を支持する支持部とを備えていること
を特徴とする請求項1記載のスピン処理装置にある。
【0018】請求項5の発明は、基板を第1の処理液で
処理してから第2の処理液で処理するスピン処理装置に
おいて、カップ体と、上記基板よりも大きな円形状に形
成され上記カップ体内に設けられて回転駆動されるとと
もに、上面側に上記基板を支持する支持部が設けられ周
辺部には上面側に供給された処理液が下面側に伝わるの
を規制する液切部が設けられた円形状の回転体と、上記
カップ体内に設けられこのカップ体内を内側空間部と外
側空間部とに隔別する環状壁体と、上記カップ体の上記
内側空間部と外側空間部とにそれぞれ連通して設けられ
た内側排液管及び外側排液管と、上記カップ体内に上下
動可能に設けられ上昇時には上記環状壁体とで上記基板
に供給された第1の処理液あるいは第2の処理液のいず
れか一方が上記外側空間部に流入するのを阻止し下降時
には他方の処理液が内側空間部に流入するのを阻止する
切り分け壁体とを具備したことを特徴とするスピン処理
装置にある。
【0019】請求項6の発明は、上記回転体に形成され
た液切部は、この回転体の下面周辺部に環状に垂設され
た周壁であることを特徴とする請求項5記載のスピン処
理装置にある。
【0020】請求項7の発明は、上記回転体に形成され
た液切部は、この回転体の上面と外周面とが90度以下
の角度でエッジを形成してなることを特徴とする請求項
5記載のスピン処理装置にある。
【0021】請求項1の発明によれば、回転体の下面側
または上面側に、この回転体と一体に回転する遮蔽部材
を設けたことで、この遮蔽部材の上面に滴下した処理液
は、回転する遮蔽部材の遠心力によって確実に飛散除去
することができるから、残留して他の処理液に混合する
のを防止できる。
【0022】請求項2の発明によれば、切り分け壁体を
下降させたときに、その上端が遮蔽部材の上面よりも下
方に位置するため、遮蔽部材の上面から遠心力によって
飛散する処理液が切り分け壁体に衝突するのを防止でき
る。
【0023】請求項3の発明によれば、遮蔽部材の上面
と外周面とが90度以下のエッジを形成しているため、
遮蔽部材の上面を径方向外方に向かって流れる処理液が
外周面を伝わって下面側へ流れ込むのを防止できる。
【0024】請求項4の発明によれば、回転体の重量の
減少を図るために、この回転体を基部及び4本のアーム
から形成することで、基板に供給された処理液が下方へ
滴下する量が増大するものの、処理液は遮蔽部材の上面
に滴下するため、遠心力によって確実に飛散させて除去
することができる。
【0025】請求項5乃至請求項7の発明によれば、回
転体を基板よりも大きな円形状としたので、基板に供給
された処理液は回転体の上面に滴下し、この回転体の遠
心力で上面から飛散除去されるから、他の処理液に混合
することがない。しかも、回転体の周辺部に設けられた
液切部によって、処理液が回転体の上面から下面側に伝
わるのを阻止することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0027】図1乃至図5はこの発明の第1の実施の形
態を示し、図1はスピン処理装置の概略的構成を示す断
面図で、このスピン処理装置はカップ体1を備えてい
る。このカップ体1は底部に第1の通孔2aが形成され
た下カップ2及びこの下カップ2を覆う上カップ3とか
ら構成されている。
【0028】上記下カップ2はベース板4上に設けられ
ている。このベース板4には上記通孔2aに対応する位
置に第2の通孔4aが形成されている。上記第1の通孔
2aの周囲は第1の仕切り壁5によって覆われ、上記第
2の通孔4aの周囲は上記第1の仕切り壁5の内側に位
置する第2の仕切り壁6によって覆われている。
【0029】上記上カップ2は上記下カップ2の外周面
を覆う周壁部7と、この周壁部7の上部に取り付けられ
るとともに上記下カップ2の上方を覆う環状の上壁部8
とからなる。
【0030】上記下カップ2内には、この下カップ2内
を内側空間部11と外側空間部12とに隔別する環状壁
体13及び環状壁体13に対して上下動可能な切り分け
壁体15とからなる。
【0031】この環状壁体13は下端が上記下カップ2
の内底面に液密に固着されており、上記切り分け壁体1
5は周囲が二重壁15aで、上部が傾斜壁15bとなっ
ていて、その二重壁15aの間の部分に上記環状壁体1
3を挿入し、上下方向にスライド可能となっている。
【0032】上記切り分け壁体15の二重壁15aの外
側の下端には下部連結片16を介して連動軸17の下端
が連結されている。この連動軸17は上記上カップ2の
周壁部7の上部に形成された通孔7aから外部に突出し
ている。そして、この連動軸17の上端には上記ベース
板4上に軸線を垂直にして設けられたシリンダ18のロ
ッド18aに上部連結片19によって連結されている。
【0033】したがって、シリンダ18によって上記切
り分け壁体15を、図1に示すように上昇した状態と、
図2に示すように下降した状態とに上下駆動することが
できるようになっている。
【0034】上記下カップ2の通孔2aには円筒状の回
転軸21が挿通されている。この回転軸21の上部は上
記カップ体1内に突出し、その上端には回転体22が取
り付けられている。
【0035】図4に示すように、上記回転体22は基部
23と、この基部23の外周部に周方向に所定の間隔で
基端部が連結された4本のアーム24とからなる。各ア
ーム24の先端部には支持ピン25と、この支持ピン2
5よりも背の高い一対の係止ピンと26が突設されてい
る。そして、回転体22には液晶表示装置用の矩形状の
基板30がその四隅部の下面を上記支持ピン25に支持
されるとともに外側面を上記係止ピン26に係合させて
支持される。
【0036】上記回転軸21は、中途部が軸受27によ
って回転自在に支持されているとともに、下端部は駆動
モータ28の回転子29aに連結されている。この回転
子29aは筒状をなしていて、同じく筒状の固定子29
b内に回転自在に挿入されている。この固定子29bは
固定板31に取り付け固定されている。
【0037】したがって、上記駆動モータ28が作動す
ると、上記回転体22が回転駆動されるから、この回転
体22と一体的に基板30が回転駆動されるようになっ
ている。
【0038】上記軸受27は上記固定板31に設けられ
た支持体32に設けられていて、この支持体32には上
記下カップ2の通孔2aを覆う円形状のカバー33が固
定されている。このカバー33には外周縁に周壁33a
が垂設され、径方向中途部の下面には上記第2の仕切り
壁6の内側に位置する第3の仕切り壁34が垂設されて
いる。
【0039】つまり、下カップ2の第1の通孔2aが形
成された部分は所定間隔を介して同心状に配置された第
1乃至第3の仕切り壁5,6,34によって覆われ、さ
らに第1の仕切り壁5の外側はカバー33の周壁33a
によって覆われたラビリンス構造をなしているから、上
記回転体22に保持された基板30に向けて後述するご
とく供給される処理液が上記下カップ2の通孔2aから
外部に流出するのが阻止されるようになっている。
【0040】上記下カップ2の底部は径方向外方に向か
って低く傾斜していて、上記内側空間部11の最も低い
位置には複数の内側排液管41が接続され、外側空間部
12の最も低い位置には複数の外側排液管42が接続さ
れている。さらに、ベース板4には、下カップ2に接続
された内側排液管41よりも径方向内側の部分に複数の
内側排気管43が接続され、上記内側排液管41よりも
外側の部分には複数の外側排気管44が接続されてい
る。
【0041】上記各排液管41,42はそれぞれ別々の
貯液タンク(図示せず)に連通し、上記各排気管43,
44はそれぞれ別々の排気ポンプ(図示せず)に接続さ
れている。なお、下カップ2の下面側の空間部は、複数
の環状のシール部材45によって内側排気管43がカッ
プ体1内の内側空間部11に連通し、外側排気管44が
外側空間部12に連通するよう仕切られている。
【0042】図1に示すように、切り分け壁体15が上
昇した状態で上記排気ポンプが作動すると、カップ体1
内には矢印で示すようにカップ体1の内側空間部11を
通って内側排気管43から排気される気流が発生する。
【0043】図2に示すように、上記上部壁体15を下
降させた状態で排気ポンプを作動させると、カップ体1
内には矢印で示すように外側空間部12を通って外側排
気管44から排気される空気流が生じる。
【0044】上記回転体22の下面側には、この回転体
22の外形寸法よりも大きな直径で、上記カバー33の
直径とほぼ同径の円形状に形成された遮蔽部材51が設
けられている。この遮蔽部材51は、図3に示すように
中心部に上記回転軸21よりも大径で,上記回転体22
の基部23よりも小径な通孔52が形成され、この通孔
52の外側の部分が上記基部23の下面に図示しないね
じなどで接合固定されている。
【0045】上記遮蔽部材51の外周縁には液切部とし
ての周壁53が形成されている。図5に示すように、こ
の周壁53と上記遮蔽部材51の上面とは、90度以下
の角度、この実施の形態では90度で交差した液切部と
してのエッジ54を形成している。つまり、遮蔽部材5
1の上面と周壁53とは、アールのない状態である、エ
ッジ54を介して交差している。上記周壁53とエッジ
54との、少なくともどちらか一方によって遮蔽部材5
1の上面から下面側に処理液が回り込むのを防止する液
切部を構成している。
【0046】図2に示すように、上記切り分け壁体15
を下降させたとき、この切り分け壁体15の傾斜壁15
bの上端は、上記遮蔽部材51の周壁53に対してわず
かな間隔で離間対向するとともに、上記遮蔽部材51の
上面よりも下方に位置するよう、設定されている。上記
傾斜壁15bの上端と、遮蔽部材51の上面との高さ寸
法の差は1mm以上、好ましくは3mm以上、さらに好
ましくは5mm以上がよい。
【0047】図1と図2に示すように、上記カップ体1
の上方には、上記回転体22に保持された基板30に向
けて第1の処理液Lを供給する第1の上部ノズル体
55と、第2の処理液Lを供給する第2の上部ノズ
ル体56とが配置されている。各上部ノズル体55、5
6は、それぞれ図示しない第1、第2の処理液L、L
の供給源に連通している。
【0048】図3に示すように、中空状の上記回転体2
2の基部23の上面側にはノズルヘッド61が設けられ
ている。このノズルヘッド61は、上記回転子29aと
回転軸21とにわたって挿通された支持部材62の上端
に固定されている。つまり、ノズルヘッド61は固定的
に設けられている。
【0049】図4に示すように、上記ノズルヘッド61
には基板30の下面に第1の処理液Lを供給する一
対の第1の下部ノズル体63、第2の処理液Lを供
給する一対の第2の下部ノズル体64及び乾燥用のガス
を供給するガスノズル体65などが設けられている。
【0050】次に、上記構成のスピン処理装置によって
基板30を第1、第2の処理液L 、Lによって順
次処理する手順について説明する。
【0051】まず、回転体22に基板30を保持したな
らば、切り分け壁体15を図1に示すように上昇させ
る。その状態で回転体22を回転駆動するとともに、内
側排気管43に接続された排気ポンプを作動させたなら
ば、第1の上部ノズル体55及び第1の下部ノズル体6
3から第1の処理液Lを上記基板30に向けて供給
する。
【0052】第1の上部ノズル体55から基板30に供
給された第1の処理液Lの一部は、回転する基板3
0の遠心力によって周囲に飛散し、上昇した切り分け壁
体15の内周面に衝突して落下する。つまり、切り分け
壁体15が上昇していることで、基板30の遠心力で飛
散した第1の処理液Lはカップ体1内の内側空間部
11に滴下し、第1の排液管41を通って回収されるこ
とになる。また、内側空間部11から内側排気管43へ
流れる気流によっても第1の処理液Lは内側空間部
11に円滑に回収されることになる。
【0053】基板30が矩形状であるため、回転する基
板30に供給された第1の処理液L の残りの一部は
基板30の上面に載らずにそのまま下方の遮蔽部材51
上に滴下する。さらに、第1の下部ノズル体63から基
板30の下面に供給された第1の処理液Lはこの下
面で反射して回転体22のアーム24の間から遮蔽部材
51の上面に滴下する。
【0054】上記遮蔽部材51は回転体22と一体に回
転している。そのため、遮蔽部材51の上面に滴下した
第1の処理液Lは、遠心力によって遮蔽部材51の
上面から周囲に飛散し、上部壁体15の内周面に衝突す
るから、内側空間部11に連通した内側排液管41から
排出されることになる。つまり、第1の処理液Lが遮
蔽部材51の上面に付着残留するのを防止できる。
【0055】遮蔽部材51の上面に滴下した第1の処理
液Lの一部は、この遮蔽部材51の外周面から下面
側に回り込んでカバー33上に滴下し、排出されずに残
留する虞がある。
【0056】しかしながら、上記遮蔽部材51の周縁部
には周壁53が形成され、しかも遮蔽部材51の上面と
上記周壁53とは90度の角度で交差するエッジ54を
なしている。
【0057】そのため、遮蔽部材51の上面を径方向外
方に向かって流れてきた第1の処理液Lは、上記エ
ッジ54によって上面から周壁53に伝わるのが阻止さ
れるとともに、たとえ周壁53に流れても、その周壁5
3から下方へ滴下するため、下面側に回り込んでカバー
33上に滴下残留するということが防止される。
【0058】つまり、切り分け壁体15を上昇させて基
板30を第1の処理液Lで処理する場合、基板30
の上面から遠心力によって周囲に飛ばされる第1の処理
液L は勿論のこと、基板30の上面に載らない第1
の処理液Lは回転体22と一体に回転する遮蔽部材
51の上面に滴下するため、この遮蔽部材51の遠心力
によって周囲に飛散する。
【0059】そのため、基板30を第1の処理液L
で処理したときに、第1の処理液L が回転体22や
遮蔽部材51に付着残留するのを防止することができ
る。
【0060】基板30を第1の処理液Lで処理した
ならば、次に第2の処理液Lで処理する。その場
合、まず切り分け壁体15を図1に示す上昇した状態か
ら図2に示すように下降させ、さらに外側排気管44に
連通した排気ポンプを作動させる。切り分け壁体15を
下降させると、その傾斜壁15bの上端が遮蔽部材51
の周壁53に対してわずかな間隔で離間対向し、しかも
遮蔽部材51の上面よりも所定寸法下方に位置する。
【0061】その状態で第2の上部ノズル体56と第2
の下部ノズル体64とから基板30の上面と下面とに第
2の処理液Lを供給すると、第2の処理液L
回転する基板30及び遮蔽部材51の遠心力によって周
囲に飛散して上カップ3の上部壁8の内周面に衝突して
カップ体1内の外側空間部12に滴下するから、その底
部に接続された外側排液管42を通して排液されること
になる。
【0062】つまり、基板30を第2の処理液L
処理する場合も、第1の処理液L で処理する場合と同
様、遮蔽部材51が回転体22と一体的に回転駆動され
ることで、この遮蔽部材51の上面に第2の処理液L
が付着残留したり、遮蔽部材51の下面側に回り込
んでカバー33上に滴下残留するということもない。
【0063】しかも、切り分け壁体15を下降させたと
き、この傾斜壁15bの上端は遮蔽部材15の上面より
も所定寸法下方に位置している。そのため、回転する遮
蔽部材15の上面から遠心力によって飛ばされる第2の
処理液Lが上記切り分け壁体15に衝突してカップ
体1の内側空間部11に滴下し、この内側空間部11を
通じて回収された第1の処理液Lに混合するという
ことも防止される。
【0064】なお、上記切り分け壁体15を下降させた
ときに、その上端が遮蔽部材51の上面と同じ高さであ
ると、遮蔽部材51から飛散する第2の処理液L
一部が切り分け壁体15と遮蔽部材51との隙間から内
側空間部11に入り込む虞があるが、切り分け壁体15
の上端を遮蔽部材51の上面よりも所定寸法低くしたこ
とで、第2の処理液L2 が内側空間部11に侵入する
のを確実に防止することができる。
【0065】遮蔽部材51の上面と切り分け壁体15の
上端との寸法差は1mm以上あればよいが、3mm以上
とすることが好ましく、さらに5mm以上とすれば、よ
り一層好ましい。
【0066】図6はこの発明の第2の実施の形態を示
す。この第2の実施の形態は、遮蔽部材51が回転体2
2の上面側で、この回転体22に保持される基板30の
下面側になるように設けられている。
【0067】上記遮蔽部材51には、ノズルヘッド61
を露出させる通孔52aが形成されている。この通孔5
2aとノズルヘッド61の上面との間に隙間ができない
よう、上記遮蔽部材51の高さ位置に応じて通孔52a
の大きさが設定される。さらに、各アーム24の先端部
に設けられた支持ピン25と係止ピン26とは上記遮蔽
部材51の上面側に突出している。
【0068】このように、遮蔽部材51を回転体22の
上面側に設けるようにしても、基板30に供給された第
1の処理液Lや第2の処理液Lは回転する遮蔽
部材51の遠心力によってその上面から周囲に飛散する
ため、第1の処理液Lと第2の処理液Lとの切
り換えを、使用中の処理液をカップ体1内に残留させる
ことなく、確実に行うことができる。
【0069】図7と図8はこの発明の第3の実施の形態
を示す。この実施の形態は回転体の変形例で、この回転
体71は基板30の外形寸法よりも大径な円盤状をなし
ている。この回転体71の上面には矩形状の基板30の
四隅部下面を支持する支持ピン25及び外面に係合する
係止ピン26が突設されている。
【0070】上記回転体71の上面と外周面とは90度
に交差する液切部であるエッジ72となっており、さら
に回転体71の下面の外周面から所定寸法内方には同じ
く液切部としての周壁73が垂設されている。上記回転
体71の中心部には、ノズルヘッド61を露出させるた
めに通孔74が形成されている。
【0071】このような構成の回転体71によると、基
板30の上面及び下面に供給された第1あるいは第2の
処理液は、回転体71の上面に滴下するから、この回転
体71の遠心力によって周囲に飛散される。
【0072】つまり、回転体71が第1の実施の形態の
ように4本のアーム24で形成されているものでないか
ら、基板30に供給された各処理液は回転体71の上面
に滴下し、この回転体71の遠心力によって飛散除去さ
れることになる。
【0073】したがって、この実施の形態によれば、第
1の実施の形態に示された遮蔽部材51を用いることな
く、第1の処理液Lと第2の処理液L2とを分離回
収することができる。
【0074】なお、この第3の実施の形態は、第1の実
施の形態に比べて回転体71の形状が異なる点と、遮蔽
部材51がない点とを除き、他の部分の構成は同じであ
る。
【0075】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、回転体の下面
側または上面側に、この回転体と一体に回転する遮蔽部
材を設けるようにした。
【0076】そのため、遮蔽部材の上面に滴下した処理
液は、回転する遮蔽部材の遠心力によって確実に飛散除
去することができるから、この遮蔽部材の上面に処理液
が残留して他の処理液に混合するのを防止できる。
【0077】請求項2の発明によれば、切り分け壁体を
下降させたときに、その上端が遮蔽部材の上面よりも下
方に位置するようにした。
【0078】そのため、遮蔽部材の上面から遠心力によ
って飛散する処理液が切り分け壁体に衝突するのを防止
できるから、カップ体の外側空間部に回収される処理液
が内側空間部に入り込むのを防止できる。
【0079】請求項3の発明によれば、遮蔽部材の上面
と外周面とで90度以下のエッジを形成した。
【0080】そのため、遮蔽部材の上面を径方向外方に
向かって流れる処理液が外周面を伝わって下面側へ流れ
込むのを防止できる。
【0081】請求項4の発明によれば、回転体の重量の
減少を図るために、この回転体を基部及び4本のアーム
から形成することで、基板に供給された処理液が回転体
の下方に滴下する量が増大しても、処理液は遮蔽部材の
上面に滴下する。
【0082】そのため、回転体の下方に滴下する処理液
の量が増大しても、遮蔽部材の上面に滴下することで、
この遮蔽部材の遠心力によって確実に飛散させて除去す
ることができる。
【0083】請求項5乃至請求項7の発明によれば、回
転体を基板よりも大きな円形状としたので、基板に供給
された処理液は回転体の上面に滴下し、この回転体の遠
心力で上面から飛散除去されるから、他の処理液に混合
することがない。
【0084】しかも、回転体の周辺部に設けられた液切
部によって、処理液が回転体の上面から下面側に伝わる
のを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態を示すスピン処理
装置の切り分け壁体が上昇した状態の概略的構成図。
【図2】同じく切り分け壁体が下降した状態の概略的構
成図。
【図3】同じく回転体の部分の拡大図。
【図4】同じく回転体の平面図。
【図5】同じく遮蔽部材のエッジを示す拡大断面図。
【図6】この発明の第2の実施の形態を示す回転体の部
分の拡大図。
【図7】この発明の第3の実施の形態を示す回転体の平
面図。
【図8】同じく回転体の周辺部の拡大断面図。
【符号の説明】
1…カップ体 13…環状壁 15…切り分け壁体 22…回転体 23…基部 24…アーム 25…支持ピン(支持部) 26…係止ピン(支持部) 30…基板 41…内側排液管 42…外側排液管 51…遮蔽部材 54…エッジ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を第1の処理液で処理してから第2
    の処理液で処理するスピン処理装置において、 カップ体と、 このカップ体内に設けられ上記基板を保持するとともに
    回転駆動される回転体と、 この回転体の下面側または上面側に回転体と一体に回転
    するよう設けられ上記基板に供給された第1あるいは第
    2の処理液を受けて遠心力で飛散させる平面形状が円形
    状の遮蔽部材と、 上記カップ体内に設けられこのカップ体内を内側空間部
    と外側空間部とに隔別する環状壁体と、 上記カップ体の上記内側空間部と外側空間部とにそれぞ
    れ連通して設けられた内側排液管及び外側排液管と、 上記カップ体内に上下動可能に設けられ上昇時には上記
    環状壁体とで上記基板に供給された第1の処理液あるい
    は第2の処理液のいずれか一方が上記外側空間部に流入
    するのを阻止し下降時には他方の処理液が内側空間部に
    流入するのを阻止する切り分け壁体とを具備したことを
    特徴とするスピン処理装置。
  2. 【請求項2】 上記切り分け壁体は、下降時に上端が上
    記遮蔽部材の上面よりも下方に位置することを特徴とす
    る請求項1記載のスピン処理装置。
  3. 【請求項3】 上記遮蔽部材の上面と外周面とは90度
    以下の角度でエッジを形成していることを特徴とする請
    求項1または請求項2記載のスピン処理装置。
  4. 【請求項4】 上記基板は矩形状をなしていて、上記回
    転体は、基部と、この基部に基端が連結された4本のア
    ームと、各アームの先端部に設けられ上記基板の各角部
    を支持する支持部とを備えていることを特徴とする請求
    項1記載のスピン処理装置。
  5. 【請求項5】 基板を第1の処理液で処理してから第2
    の処理液で処理するスピン処理装置において、 カップ体と、 上記基板よりも大きな円形状に形成され上記カップ体内
    に設けられて回転駆動されるとともに、上面側に上記基
    板を支持する支持部が設けられ周辺部には上面側に供給
    された処理液が下面側に伝わるのを規制する液切部が設
    けられた円形状の回転体と、 上記カップ体内に設けられこのカップ体内を内側空間部
    と外側空間部とに隔別する環状壁体と、 上記カップ体の上記内側空間部と外側空間部とにそれぞ
    れ連通して設けられた内側排液管及び外側排液管と、 上記カップ体内に上下動可能に設けられ上昇時には上記
    環状壁体とで上記基板に供給された第1の処理液あるい
    は第2の処理液のいずれか一方が上記外側空間部に流入
    するのを阻止し下降時には他方の処理液が内側空間部に
    流入するのを阻止する切り分け壁体とを具備したことを
    特徴とするスピン処理装置。
  6. 【請求項6】 上記回転体に形成された液切部は、この
    回転体の下面周辺部に環状に垂設された周壁であること
    を特徴とする請求項5記載のスピン処理装置。
  7. 【請求項7】 上記回転体に形成された液切部は、この
    回転体の上面と外周面とが90度以下の角度でエッジを
    形成してなることを特徴とする請求項5記載のスピン処
    理装置。
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