JP2003297801A - スピン処理装置 - Google Patents

スピン処理装置

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JP2003297801A
JP2003297801A JP2002093316A JP2002093316A JP2003297801A JP 2003297801 A JP2003297801 A JP 2003297801A JP 2002093316 A JP2002093316 A JP 2002093316A JP 2002093316 A JP2002093316 A JP 2002093316A JP 2003297801 A JP2003297801 A JP 2003297801A
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substrate
cup body
processing
processing liquid
bodies
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JP2002093316A
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Naohiko Okuda
直彦 奥田
Takeshi Osada
健 長田
Keita Aikawa
慶太 相川
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Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Mechatronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は基板に順次供給される複数種の処
理液を分離回収することができるようにしたスピン処理
装置を提供することにある。 【解決手段】 カップ体1と、このカップ体内に設けら
れ基板を保持するとともに回転駆動される回転テーブル
8と、直径寸法の異なる筒状に形成されカップ体内に回
転テーブルの周辺部を囲む状態で同心的かつ上下動可能
に設けられた複数の仕切体25〜27と、各仕切体をそ
れぞれ上下駆動し複数の仕切体のうちの1つだけを上昇
させて基板に処理液を供給することで、この基板の周辺
部から飛散する処理液を上昇した仕切体の内周面で受け
させるシリンダ31〜33と、カップ体の各仕切体の内
周側に対応する位置にそれぞれ設けられ各仕切体の内周
面で受けた処理液をカップ体から排出する複数の排出管
21〜24とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は回転駆動される基
板を複数種の処理液によって順次処理するスピン処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、液晶表示装置や半導体装置の
製造過程においては、矩形状のガラス基板や半導体ウエ
ハなどの基板に回路パターンを形成するということが行
われている。回路パターンを形成する場合、上記基板に
対して現像処理、エッチング処理あるいはレジストの剥
離処理などが行われる。これらの処理を行う場合、ま
ず、基板に第1の処理液として現像液、エッチング液あ
るいは剥離液などを供給して所定の処理を行い、ついで
第2の処理液として純水などの洗浄液を供給して洗浄処
理するということが行われる。
【0003】現像液、エッチング液あるいは剥離液など
の第1の処理液は高価であるため、回収して繰り返し使
用するということが行われている。第1の処理液を繰り
返して使用する場合、第1の処理液と第2の処理液とを
混合させずに回収しなければならない。
【0004】第1の処理液と第2の処理液との混合を避
けるためには、基板に供給された第1の処理液と第2の
処理液とをそれぞれ別々の経路で回収しなければならな
い。
【0005】一方、上記基板は複数種の第1の処理液に
よって順次処理するということもある。たとえば、現像
処理された基板をエッチング液でエッチング処理した
後、洗浄液で洗浄処理し、ついで剥離液でレジストの剥
離処理を行なった後、再度洗浄液で洗浄処理して次工程
に搬送するということがある。
【0006】そのような場合にも、上記エッチング液と
剥離液とを繰り返して使用する場合には、これらの処理
液に他の処理液ヤ洗浄液を混合させずに分離回収するこ
とが要求される。
【0007】従来、基板を上述した処理液によって処理
する場合、スピン処理装置が用いられている。スピン処
理装置は周知のようにカップ体を有し、このカップ体内
には回転駆動される回転テーブルが設けられている。こ
の回転テーブルには上記基板が着脱可能に保持される。
【0008】上記回転テーブルに基板を保持した状態
で、回転テーブルを回転させながら基板の上面に処理液
を供給する。それによって、上記基板が処理液によって
処理されることになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記基板に
供給された処理液は、回転する基板の遠心力によって基
板の周辺部から飛散する。したがって、基板から飛散す
る処理液を、その処理液の種類に応じて分離回収するこ
とで、高価な処理液を繰り返して使用することが可能と
なる。
【0010】しかしながら、従来は、基板に供給される
種類の異なる処理液を、簡単な構成で確実に分離回収す
ることができるようにしたスピン処理装置が開発されて
いなかった。とくに、使用される処理液の種類が多くな
ると、これら処理液の分離回収が困難になるということ
がある。
【0011】この発明は、複数種の処理液を簡単な構成
で確実に分離回収することができるようにしたスピン処
理装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、基板
を複数種の処理液によって順次処理するスピン処理装置
において、カップ体と、このカップ体内に設けられ上記
基板を保持するとともに回転駆動される回転テーブル
と、直径寸法の異なる筒状に形成され上記カップ体内に
上記回転テーブルの周辺部を囲む状態で同心的かつ上下
動可能に設けられた複数の仕切体と、各仕切体をそれぞ
れ上下駆動し複数の仕切体のうちの1つだけを上昇させ
て上記基板に処理液を供給することで、この基板の周辺
部から飛散する上記処理液を上昇した上記仕切体の内周
面で受けさせる駆動機構と、上記カップ体の各仕切体の
内周側に対応する位置にそれぞれ設けられ各仕切体の内
周面で受けた処理液を上記カップ体から排出する複数の
排出管と、を具備したことを特徴とするスピン処理装置
にある。
【0013】請求項2の発明は、基板を複数種の処理液
によって順次処理するスピン処理装置において、カップ
体と、このカップ体内に設けられ上記基板を保持すると
ともに回転駆動される回転テーブルと、直径寸法の異な
る筒状に形成され上記カップ体内の上記回転テーブルの
周辺部に同心的に設けられた複数の固定壁体と、各固定
壁体よりもわずかに小径な筒状でかつ異なる長さ寸法に
形成された複数の可動壁体と、長さの長い可動壁体を外
側にして複数の可動壁体が同心的かつ上端を面一にして
取付けられた連結部材と、この連結部材を上下駆動し上
昇位置に応じて複数の可動壁体のいずれかの下端部によ
って上記回転テーブルの周辺部を包囲させ、その包囲し
た部分で回転駆動される上記基板に供給されてこの基板
から飛散する処理液を受けさせる駆動機構と、上記カッ
プ体の各固定壁体の内周側に対応する位置にそれぞれ設
けられ上記回転テーブルを包囲した可動壁体の下端部の
内周面で受けてこの可動壁体と対応する固定壁体の内周
側に滴下した処理液を上記カップ体から排出する複数の
排出管と、を具備したことを特徴とするスピン処理装置
にある。
【0014】請求項3の発明は、基板を複数種の処理液
によって順次処理するスピン処理装置において、カップ
体と、上記基板を保持する保持面を下方に向けて上記カ
ップ体内に設けられた回転テーブルと、この回転テーブ
ルに保持された基板に向けて種類の異なる処理液を噴射
する複数のノズル体と、上記カップ体内の上記回転テー
ブルの下方に上下方向に所定間隔でかつ上記カップ体の
径方向に進退可能に設けられた複数のシャッタと、上記
基板に供給される処理液の種類に応じて複数のシャッタ
をそれぞれ進退駆動してその処理液を所定のシャッタ上
に滴下させる駆動機構と、上記カップ体の各シャッタの
上面と対応する位置に接続され各シャッタ上に滴下した
処理液をそれぞれ上記カップ体から排出する複数の排出
管と、を具備したことを特徴とするスピン処理装置にあ
る。
【0015】この発明によれば、基板に供給された複数
種の処理液は、それぞれの種類に応じてカップ体内で分
離し、排出管を通じて回収することが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態を説明する。
【0017】図1と図2はこの発明の第1の実施の形態
を示すスピン処理装置である。このスピン処理装置はカ
ップ体1を備えている。このカップ体1は筒状の周壁2
を有し、この周壁2の上端には径方向中心に向かって高
く傾斜した傾斜壁3が設けられている。
【0018】上記カップ体1の底壁4の中心部には透孔
5が形成されている。この透孔5には駆動源6が設けら
れている。この駆動源6の駆動軸7の上端には回転テー
ブル8が取付けられている。この回転テーブル8の上面
の周辺部には周方向に所定間隔で複数の支持体11が設
けられている。各支持体11の上面には偏心回転する係
合ピン12が設けられている。
【0019】そして、回転テーブル8には、たとえば半
導体ウエハからなる基板Wの周縁部が上記係合ピン12
によって係合保持される。つまり、上記係合ピン12を
偏心回転させることで、上記基板Wが回転テーブル8に
着脱可能に保持される。
【0020】なお、上記回転テーブル8には、この上面
及び外周面を覆うカバー13が設けられている。このカ
バー13の周壁は、上記カップ体1の底壁4に形成され
た透孔5の周囲に立設された環状壁5aの外周面に接近
して対向している。それによって、カップ体1内に供給
された処理液が上記透孔5から外部に流出するのが防止
されている。
【0021】上記カップ体1の底壁4内面には、内径寸
法の異なる環状に形成された第1乃至第3の下部仕切体
14〜16が下端を上記底壁4に液密に固定して同心的
に配設されている。それによって、カップ体1内は、上
記3つの下部仕切体14〜16によって環状の第1の乃
至第4の空間部17〜20に仕切られている。
【0022】上記カップ体1の底壁4には、上記第1の
空間部17に連通する第1の排出管21が接続されてい
る。同様に、底壁4には、第2の空間部18に連通する
第2の排出管22、第3の空間部19に連通する第3の
排出管23及び第4の空間部20に連通する第4の排出
管24がそれぞれ接続されている。
【0023】各排出管21〜24は、それぞれ気液分離
器を介して排気ポンプ(いずれも図示せず)に接続され
ている。それによって、各空間部17〜20に後述する
ように滴下する処理液を、これらの空間部17〜20に
それぞれ接続された各排出管21〜24を通じて分離回
収できるようになっている。
【0024】上記カップ体1内には、上記第1乃至第3
の下部仕切体14〜16に対応する位置に第1乃至第3
の上部仕切体25〜27が上下方向に移動可能に配設さ
れている。各上部仕切体25〜27の下端部には、上記
下部仕切体14〜16の上端部をスライド可能に収納す
る収納部28〜30がそれぞれ形成されている。
【0025】上記第1の上部仕切体25は第1のシリン
ダ31によって上下方向に駆動され、第2の上部仕切体
26は第2のシリンダ32によって上下方向に駆動され
る。さらに、第3の上部仕切体27は第3のシリンダ3
3によって上下方向に駆動される。
【0026】図1では、環状の各上部仕切体25〜27
にそれぞれ1つのシリンダ31〜33が連結されている
が、各仕切体26〜27には少なくとも2つのシリンダ
25〜27を連結した方が上下動を円滑に行なうことが
できる。
【0027】各上部仕切体25〜27は、各シリンダ3
1〜33によって上昇方向に駆動されると、上端が上記
カップ体1の傾斜壁3の内面に当接する。上部仕切体2
5〜27が上下駆動されると、各下部仕切体14〜16
の上端部は、各上部仕切体25〜27の収納部28〜3
0内を相対的に移動する。
【0028】したがって、各上部仕切体25〜27が上
昇限、つまり上端が傾斜壁3の内面に当接する高さまで
上昇しても、下部仕切体14〜16の上端が収納部28
〜30から外れて隙間ができることがないようになって
いる。
【0029】なお、この実施の形態においては、上記下
部仕切体14〜16と上部仕切体25〜27とでこの発
明の仕切体を構成しているが、上部仕切体25〜27だ
けによってこの発明の仕切体を形成してもよい。その場
合、上部仕切体25〜27によって区画される各空間部
17〜20が常に液密に分断される構成にすることが必
要となる。
【0030】上記カップ体1の上方には、複数のノズル
体、この実施の形態では第1乃至第4のノズル体34〜
37が先端を上記回転テーブル8に保持された基板Wに
向けて配置されている。
【0031】各ノズル体34〜37からは異なる種類の
第1乃至第4の処理液が上記基板Wに向けて噴射される
ようになっている。たとえば、第1のノズル体34から
は第1の処理液として現像液が噴射され、第2のノズル
体35からは第2の処理液としてエッチング液が噴射さ
れる。第3のノズル体36からは第3の処理液として剥
離液が噴射され、第4のノズル体37からは第4の処理
液として純水が噴射されるようになっている。
【0032】つぎに、上記構成のスピン処理装置によっ
て基板Wを複数種の処理液によって処理する場合につい
て図2(a)〜(d)を参照しながら説明する。
【0033】まず、基板Wを現像液からなる第1の処理
液によって処理する場合には、基板Wを回転テーブル8
に供給したならば、図2(a)に示すように第1のシリ
ンダ31によって第1の上部仕切体25を上昇させ、そ
の上端をカップ体1の傾斜壁3の内面に当接させる。
【0034】つぎに、駆動源6によって回転テーブル8
を回転させたならば、この回転テーブル8に保持された
基板Wに向けて第1のノズル体34から第1の処理液を
噴射する。
【0035】基板Wに供給された第1の処理液は、基板
Wの上面を処理した後、この基板Wの遠心力によってそ
の周辺部から飛散する。基板Wから飛散した第1の処理
液は、矢印aで示すように上昇した第1の上部仕切体2
5の内周面に衝突し、この内周面に沿って第1の空間部
17に滴下する。第1の空間部17に滴下した第1の処
理液は、この第1の空間部17に接続された第1の排出
管21を通じて回収されることになる。
【0036】第1の処理液による処理が終了したなら
ば、図2(d)に示すように全ての上部仕切体25〜2
7を下降させた後、回転テーブル8を回転させて第4の
ノズル体37から基板Wに向けて純水からなる第4の処
理液を噴射する。
【0037】基板Wに付着残留した第1の処理液は第4
の処理液によって洗浄除去されるとともに、第4の処理
液は矢印dで示すように回転する基板Wの周辺部から飛
散し、カップ体1の周壁2内面に衝突して第4の空間部
20に滴下する。それによって、第4の処理液は、上記
第4の空間部20に連通した第4の排出管24によって
排出されることになる。
【0038】基板Wに付着残留した第1の処理液を第4
の処理液で洗浄除去したならば、図2(b)に示すよう
に第2の上部仕切体26を上昇させて回転テーブル8を
回転させるとともに、第2のノズル体35から基板Wに
向けてエッチング液からなる第2の処理液を噴射する。
【0039】基板Wに噴射された第2の処理液は、基板
Wを処理するとともに、矢印bで示すように回転する基
板Wの周辺部から飛散し、上昇した第2の上部仕切体2
6の内周面に衝突し、この内面に沿って第2の空間部1
8に滴下する。そして、第2の空間部18に接続された
第2の排出管22を通じて分離回収されることになる。
【0040】基板Wを第2の処理液で処理したならば、
図2(d)に示すように第2の上部仕切体26を下降さ
せ、第4のノズル体37から第4の処理液を基板Wに向
けて噴射し、基板に付着残留する第2の処理液を洗浄除
去する。
【0041】つぎに、図2(c)に示すように、第3の
上部仕切体27を上昇させ、回転する基板Wに向けて第
3のノズル体36から剥離液からなる第3の処理液を噴
射する。それによって、基板Wは第3の処理液によって
処理されることになる。
【0042】基板Wに噴射された第3の処理液は、矢印
cで示すように上昇した第3の上部仕切体27の内周面
に衝突し、第3の空間部19に滴下する。したがって、
第3の処理液は、上記第3の空間部19に連通して設け
られた第3の排出管23を通じて回収されることにな
る。
【0043】基板Wを第3の処理液によって処理したな
らば、図2(d)に示すように第3の上部仕切体27を
下降させて回転する基板Wに、純水からなる第4の処理
液を噴射し、この基板Wに付着残留した第3の処理液を
洗浄除去する。第4の処理液は第4の空間部20から第
4の排出管24を通じて回収されることになる。
【0044】このように、この発明の第1の実施の形態
によれば、基板Wに対し、第1乃至第4の処理液により
一連の処理を行なう際に、基板Wに噴射する処理液に応
じて第1乃至第3の上部仕切体25〜27を選択的に上
昇させる。それによって、それぞれの処理液を第1乃至
第4の空間部17〜20に接続された第1乃至第4の排
出管21〜24を通じて分離回収することができる。
【0045】すなわち、第1乃至第3の下部仕切体14
〜16と第1乃至第3の上部仕切体25〜27とによっ
てカップ体1内を第1乃至第4の空間部17〜20に隔
別し、4つのノズル体34〜37から基板Wに向けて噴
射される種類の異なる処理液をそれぞれ4つの空間部1
7〜20のいずれかに滴下させて回収するようにした。
【0046】そのため、カップ体1内に筒状の仕切体を
設けるという比較的簡単な構成でありながら、4つの処
理液を確実に分離回収することが可能となる。とくに、
カップ体1内に複数の仕切体を同心的に設ける構成であ
るため、使用する処理液の数よりも1つ少ない数の仕切
体をカップ体1内に設ければ、理論的には使用する処理
液の数に制限を受けることなく、それらの処理液を分離
回収することが可能となる。つまり、処理液の種類が多
くなっても、これらの処理液を確実に分離回収すること
ができる。
【0047】図3と図4はこの発明の第2の実施の形態
を示す。この実施の形態のスピン処理装置はカップ体4
1を備えている。このカップ体41内には回転テーブル
42が設けられている。この回転テーブル42の下面に
は駆動源43によって回転駆動される駆動軸44の上端
が連結されている。
【0048】上記回転テーブル42の上面の周辺部には
周方向に等間隔で複数の支持体45が設けられている。
各支持体45の上面には係合ピン46が偏心して設けら
れている。回転テーブル42の上面には基板Wが供給さ
れる。この基板Wの角部の下面は上記支持ピン45によ
って支持され、角部の外面に上記係合ピン46が係合す
る。それによって、上記基板Wは上記回転テーブル42
に着脱可能に支持される。なお、回転テーブル42の上
面及び外周面はカバー40によって覆われている。
【0049】上記カップ体41の底壁上面には筒状に形
成された内径寸法の異なる第1の固定壁体47と第2の
固定壁体48とが同心的に配設されている。これら第
1、第2の固定壁体47,48によってカップ体1内
は、上記第1の固定壁体47内の第1の空間部49、第
1の固定壁体47の外周と第2の固定壁体48の内周と
の間の第2の空間部50及び第2の固定壁体48の外周
側の第3の空間部51に隔別されている。
【0050】上記第1の空間部49には第1の排出管5
2が接続され、第2の空間部50には第2の排出管53
が接続されている。第3の空間部51には第3の排出管
54が接続されている。各排出管52〜54は気液分離
器を介して排気ポンプ(ともに図示せず)に接続されて
いる。それによって、上記基板Wに後述するごとく供給
された処理液は各空間部49〜51から各排出管52〜
54を通じて排出されるようになっている。
【0051】上記カップ体41の側方には駆動機構を構
成する駆動源55が配設されている。この駆動源55の
駆動軸56は上下駆動および回転駆動されるようになっ
ていて、その駆動軸56にはほぼコ字状に折曲されたア
ーム57の一端が連結固定されている。
【0052】上記アーム57の他端は上記回転テーブル
42の中心部上方に位置しており、その他端は円盤状の
連結部材58の上面の中心部に取付け固定されている。
連結部材58の下面には、上記第1の固定壁体47より
もわずかに小径な円筒状に形成れた第1の可動壁体59
と、この第1の可動壁体59よりも大径で、上記第2の
固定壁体48よりもわずかに小径な第2の可動壁体60
とが同心的に上端を固着して設けられている。第1の可
動壁体59は第2の可動壁体60よりも軸方向の長さ寸
法が短く設定されている。
【0053】上記連結部材58が図4(a)に示す高さ
位置にあるとき、第1の可動壁体59の下端部が上記回
転テーブル42の周囲を囲んでいる。上記連結部材58
を図4(b)に示す位置まで上昇させると、第2の可動
壁体60の下端部が上記回転テーブル42の周囲を囲
み、第1の可動壁体59の下端は回転テーブル42に保
持された基板Wよりも所定寸法上方に位置する。上記連
結部材58をさらに上昇させると、図4(c)に示すよ
うに、第2の可動壁体60の下端が基板Wの上面よりも
所定寸法上方に位置することになる。
【0054】さらに、上記駆動源55は、上記第2の可
動壁体60の下端がカップ体1の上端よりも上方となる
位置まで上記連結部材58を上昇させることが可能とな
っていて、その位置でアーム57を回転させれば、第
1、第2の可動壁体59,60をカップ体1の外部へ移
動させ、カップ体1内の回転テーブル42に対し基板W
を図示しないロボットなどによって着脱することが可能
となる。
【0055】上記連結部材58には第1乃至第3のノズ
ル体61〜63が先端を回転テーブル42に保持された
基板Wの中心部に向けて設けられている。第1のノズル
体61からは上記基板Wに向けてエッチング液からなる
第1の処理液が噴射され、第2のノズル体62からは剥
離液からなる第2の処理液が噴射される。第3のノズル
体63からは純水からなる第3の処理液が噴射される。
【0056】つまり、このスピン処理装置は、たとえば
現像処理された基板Wが回転テーブル42に供給される
と、この基板Wに対してエッチング処理及びレジストの
剥離処理を順次行なうことができるようになっている。
【0057】つぎに、上記構成のスピン処理装置によっ
て基板Wを処理する場合について図4(a)〜(c)を
参照して説明する。回転テーブル42に現像処理された
基板Wを供給したならば、駆動源55によってアーム5
7を駆動し、図4(a)に示すように第1の可動壁体5
9の下端部が回転テーブル42の周囲を囲む高さに設定
する。
【0058】第1の可動壁体59の高さを設定したなら
ば、回転テーブル42を回転させるとともに、第1のノ
ズル体61から基板Wに向けてエッチング液からなる第
1の処理液を噴射する。それによって、基板Wは第1の
処理液によって処理されることになる。
【0059】基板Wに供給された第1の処理液は、回転
する基板Wの遠心力によって周囲に飛散する。基板Wか
ら飛散した処理液は、矢印aで示すように回転テーブル
42を囲む第1の可動壁体59の下端部の内周面に衝突
し、この内周面から第1の空間部49に滴下する。した
がって、第1の処理液は、第1の空間部49に接続され
た第1の排出管52を通じて排出回収されることにな
る。
【0060】第1の処理液による処理が終了したなら
ば、図4(c)に示すように第2の可動壁体60の下端
が基板Wの上面よりも上方に位置する高さまで上昇させ
る。ついで、回転テーブル42を回転させたならば、第
3のノズル体63から基板Wに向けて純水からなる第3
の処理液を噴射することで、基板Wに付着残留する第1
の処理液を洗浄除去する。
【0061】第3のノズル体63から基板Wに供給され
た第3の処理液は、矢印cで示すように回転する基板W
の遠心力によって周囲に飛散し、カップ体1の内周面に
衝突して第3の空間部51に滴下する。したがって、第
3の処理液は第3の空間部51に接続された第3の排出
管54を通じて排出されことになる。つまり、第3の処
理液を第1の処理液に混合させることなく、カップ体4
1から排出することができる。
【0062】第3の処理液によって基板Wを洗浄したな
らば、図4(b)に示すように第2の可動壁体60の下
端部内周面が回転テーブル42の周囲を囲む状態になる
よう、駆動源55によって連結部材58の高さを設定す
る。それによって、第1の可動壁体59の下端は基板W
の上面よりも所定寸法上方に位置することになる。
【0063】つぎに、回転テーブル42を回転させて第
2のノズル体62から剥離液からなる第2の処理液を基
板Wに向けて噴射する。それによって、基板Wを第2の
処理液によって処理することができる。
【0064】基板Wに噴射された第2の処理液は、矢印
bで示すように基板Wの遠心力によって周囲に飛散し、
回転テーブル42の周囲を囲む第2の可動壁体60の下
端部内周面に衝突し、そこから第2の空間部50に滴下
する。したがって、第2の処理液は、第2の空間部50
に接続された第2の排出管53を通じて回収されること
になる。つまり、第2の処理液は、第1、第3の処理液
と分離して回収することができる。
【0065】基板Wを第2の処理液によって処理したな
らば、図4(c)に示すように、第2の可動壁体60を
下端部が基板Wよりも上方に位置する高さまで上昇さ
せ、第3のノズル体63から基板Wに向けて純水からな
る第3の処理液を噴射する。それによって、基板Wに付
着残留する第2の処理液を洗浄除去することができる。
【0066】基板Wを洗浄した第3の処理液は、上述し
たごとく第3の空間部51に滴下し、第3の排出管54
を通じて排出される。
【0067】第3の処理液により基板Wを洗浄したなら
ば、第1、第2の可動壁体59,60をカップ体41よ
りも上方となる高さまで上昇させた後、アーム57を回
転させてこれら可動壁体59,60をカップ体41の上
方から退避させる。その状態で、処理された基板Wを回
転テーブル42から取出し、未処理の基板Wを供給して
上述した処理を繰り返す。
【0068】このような構成のスピン処理装置において
も、第1の実施の形態のスピン処理装置と同様、基板に
供給される第1乃至第3の処理液を、互いに混合させる
ことなく、確実に分離回収することができる。
【0069】上記第2の実施の形態では、それぞれ2つ
の固定壁体と可動壁体とを設けるようにしたが、その数
は限定されるものでなく、たとえば3つ以上であっても
差し支えない。
【0070】図5乃至図7はこの発明の第3の実施の形
態を示す。この実施の形態のスピン処理装置はカップ体
71を有する。このカップ体71は上記第1、第2の実
施の形態のカップ体に比べて上下方向に高く形成されて
いる。上記カップ体71内の上部には駆動源72によっ
て回転駆動される回転テーブル73が基板Wを吸着保持
する保持面74を下方に向けて配設されている。
【0071】上記カップ体71には、この内部空間を上
下方向に第1乃至第3の空間部75〜77に隔別する第
1乃至第3のシャッタ78〜80が所定間隔で設けられ
ている。各シャッタ78〜80はカップ体71の径方向
に沿ってスライド可能に設けられ、しかも径方向に沿っ
て所定の角度で傾斜して設けられている。
【0072】上記カップ体71の上記第1のシャッタ7
8の傾斜方向下端側に対応する箇所には、第1の空間部
75に連通する第1の排出管81が接続されている。第
2のシャッタ79の傾斜方向下端側に対応する箇所に
は、第2の空間部76に連通する第2の排出管82が接
続されている。さらに、第3のシャッタ80の傾斜方向
下端に対応する箇所には、第3の空間部77に連通する
第3の排出管83が接続されている。
【0073】上記第1のシャッタ78は駆動機構として
の第1のシリンダ85によって矢印で示すカップ体71
の径方向に沿って進退駆動されるようになっており、第
2のシャッタ79は駆動機構としての第2のシリンダ8
6によって矢印で示すカップ体71の径方向に沿って進
退駆動可能となっている。さらに、第3のシャッタ80
は駆動機構としての第3のシリンダ87によって矢印で
示すカップ体71の径方向に沿って進退駆動可能となっ
ている。
【0074】上記第1の空間部75には、回転テーブル
73に吸着保持された基板Wに向けてエッチング液から
なる第1の処理液を噴射する第1のノズル体88が設け
られている。
【0075】上記第2の空間部76には、第1のシャッ
タ78がカップ体71内から退避した状態で、基板Wに
向けて剥離液からなら第2の処理液を噴射する第2のノ
ズル体89が設けられている。上記第3の空間部77に
は、第1、第2のシャッタ78,78がカップ体71内
から退避した状態で、上記基板Wに純水からなる第3の
処理液を噴射する第3のノズル体90が設けられてい
る。
【0076】つぎに、上記構成のスピン処理装置によっ
て基板Wを処理する場合について説明する。まず、基板
Wをエッチング液からなる第1の処理液によって処理す
る場合には、図5に示すように第1のシャッタ78をカ
ップ体71内に進入させたならば、基板Wを保持した回
転テーブル72を回転させながら第1のノズル体88か
ら基板Wに向けて第1の処理液を噴射する。それによっ
て、基板Wを第1の処理液によって処理することができ
る。
【0077】基板Wに供給された第1の処理液は第1の
シャッタ78の上面に滴下する。この第1のシャッタ7
8は径方向に沿って傾斜しているから、シャッタ78の
上面に滴下した第1の処理液は傾斜方向下端に向かって
流れる。
【0078】カップ体71には、第1のシャッタ78の
傾斜方向下端に対応する位置に第1の排出管81が接続
されているから、第1の処理液は上記第1の排出管81
から排出されることになる。
【0079】基板Wを第1の処理液で処理したならば、
図7に示すように第1、第2のシリンダ85,86によ
って第1、第2のシャッタ78,79をカップ体71内
から外部へ退避させ、第3の空間部77に設けられた第
3のノズル体90から基板Wに向けて純水からなる第3
の処理液を噴射する。それによって、基板Wに付着残留
する第1の処理液を第3の処理液によって洗浄除去する
ことができる。
【0080】基板Wに噴射された第3の処理液は第3の
シャッタ80の上面に滴下し、この第3のシャッタ80
の傾斜方向下端に設けられた第3の排出管83を通じて
排出される。つまり、第3の処理液を第1の処理液に混
合させることなく回収することができる。
【0081】つぎに、図6に示すように第2のシャッタ
79をカップ体71内に進入させ、第1のシャッタ78
をカップ体71内から退避させ、第2の空間部76に設
けられた第2のノズル体89から基板Wに向けて剥離液
からなる第2の処理液を噴射する。それによって、エッ
チング処理された基板Wに付着したレジストを除去する
ことができる。
【0082】基板Wに供給された第2の処理液は第2の
シャッタ79の上面に滴下し、その第2のシャッタ79
の傾斜方向下端に設けられた第2の排出管82から排出
されることになる。つまり、第2の処理液は、第1の処
理液や第3の処理液に混ざることなく確実に分離回収す
ることができる。
【0083】基板Wを第2の処理液によって処理したな
らば、図7に示すように第1、第2のシャッタ78,7
9をカップ体71内から退避させ、第3のノズル体90
によって基板Wに純水からなる第3の処理液を噴射し、
基板Wに付着残留する第2の処理液を洗浄除去する。こ
のときも第3の処理液は第3のシャッタ80から第3の
排出管83を通じて外部に排出されるから、第1、第2
の処理液に混合するようなことがない。
【0084】このような第3の実施の形態のスピン処理
装置においても、第1乃至第3の処理液を確実に分離回
収することができる。
【0085】なお、この第3の実施の形態において、第
3のシャッタ80を設けずに、カップ体71の底壁を所
定方向に沿って傾斜させるようにしてもよい。
【0086】また、第3のシャッタ80を設けた場合、
この第3のシャッタ80の下面側に形成される第4の空
間部に第4のノズル体を設け、基板Wに4種類の処理液
を選択的に供給するようにしてもよい。その場合、第4
の空間部には、この空間部に滴下する処理液を排出する
排出管を設ける。
【0087】この発明は上記各実施の形態に限定される
ものでなく、たとえば処理液としては各実施の形態に例
示した現像液、剥離液、エッチング液及び純水に限定さ
れず、それ以外の処理液、たとえばフッ酸やアンモニア
水或いは電解イオン水などヤ同じ処理液で濃度を変えた
ものを分離回収するようにしてもよい。
【0088】また、処理液によって処理される基板は半
導体ウエハに限られず、液晶表示装置用のガラス基板で
あってもよく、その点もなんら限定されるものでない。
【0089】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、基板を
回転テーブルに保持して回転させながら複数種の処理液
によって順次処理する場合、基板に供給された各処理液
を確実に分離回収することができる。
【0090】したがって、処理液が高価な場合、その処
理液を繰り返して使用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態をスピン処理装置
の概略的構成を示す断面図。
【図2】(a)〜(d)は基板に供給される種類の異な
る処理液をそれぞれ回収するための説明図。
【図3】この発明の第2の実施の形態のスピン処理装置
の概略的構成を示す断面図。
【図4】(a)〜(c)は基板に供給される種類の異な
る処理液をそれぞれ回収するための説明図。
【図5】この発明の第3の実施の形態を示すスピン処理
装置であって、第1の処理液を回収するときの概略的構
成を示す断面図。
【図6】上記スピン処理装置によって第2の処理液を回
収するときの概略的構成を示す断面図。
【図7】上記スピン処理装置によって第3の処理液を回
収するときの概略的構成を示す断面図。
【符号の説明】
1,41,71…カップ体 8,42,73…回転テーブル 14〜16…第1乃至第3の下部仕切体 17〜20…第1乃至第4の空間部 21〜24…第1乃至第4の排出管 25〜27…第1乃至第3の上部仕切体 31〜33…第1乃至第3のシリンダ(駆動機構) 34〜37…第1乃至第4のノズル体 47,48…固定壁体 52〜54…第1乃至第3の排出管 58…連結部材 59,60…第1、第2の回動壁体 61〜63…第1乃至第3のノズル体 78〜80…第1乃至第3のシャッタ 81〜83…第1乃至第3の排出管 85〜87…第1乃至第3のシリンダ(駆動機構) 88〜90…第1乃至第3のノズル体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相川 慶太 神奈川県横浜市栄区笠間二丁目5番1号 芝浦メカトロニクス株式会社横浜事業所内 Fターム(参考) 4F042 AA02 AA07 AB00 CC01 CC07 CC15 CC21 CC27 EB05 EB09 EB13 EB18 EB25 5F043 CC12 CC16 DD13 EE08 EE32 EE33 5F046 LA06 LA07 MA10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を複数種の処理液によって順次処理
    するスピン処理装置において、 カップ体と、 このカップ体内に設けられ上記基板を保持するとともに
    回転駆動される回転テーブルと、 直径寸法の異なる筒状に形成され上記カップ体内に上記
    回転テーブルの周辺部を囲む状態で同心的かつ上下動可
    能に設けられた複数の仕切体と、 各仕切体をそれぞれ上下駆動し複数の仕切体のうちの1
    つだけを上昇させて上記基板に処理液を供給すること
    で、この基板の周辺部から飛散する上記処理液を上昇し
    た上記仕切体の内周面で受けさせる駆動機構と、 上記カップ体の各仕切体の内周側に対応する位置にそれ
    ぞれ設けられ各仕切体の内周面で受けた処理液を上記カ
    ップ体から排出する複数の排出管と、 を具備したことを特徴とするスピン処理装置。
  2. 【請求項2】 基板を複数種の処理液によって順次処理
    するスピン処理装置において、 カップ体と、 このカップ体内に設けられ上記基板を保持するとともに
    回転駆動される回転テーブルと、 直径寸法の異なる筒状に形成され上記カップ体内の上記
    回転テーブルの周辺部に同心的に設けられた複数の固定
    壁体と、 各固定壁体よりもわずかに小径な筒状でかつ異なる長さ
    寸法に形成された複数の可動壁体と、 長さの長い可動壁体を外側にして複数の可動壁体が同心
    的かつ上端を面一にして取付けられた連結部材と、 この連結部材を上下駆動し上昇位置に応じて複数の可動
    壁体のいずれかの下端部によって上記回転テーブルの周
    辺部を包囲させ、その包囲した部分で回転駆動される上
    記基板に供給されてこの基板から飛散する処理液を受け
    させる駆動機構と、 上記カップ体の各固定壁体の内周側に対応する位置にそ
    れぞれ設けられ上記回転テーブルを包囲した可動壁体の
    下端部の内周面で受けてこの可動壁体と対応する固定壁
    体の内周側に滴下した処理液を上記カップ体から排出す
    る複数の排出管と、 を具備したことを特徴とするスピン処理装置。
  3. 【請求項3】 基板を複数種の処理液によって順次処理
    するスピン処理装置において、 カップ体と、 上記基板を保持する保持面を下方に向けて上記カップ体
    内に設けられた回転テーブルと、 この回転テーブルに保持された基板に向けて種類の異な
    る処理液を噴射する複数のノズル体と、 上記カップ体内の上記回転テーブルの下方に上下方向に
    所定間隔でかつ上記カップ体の径方向に進退可能に設け
    られた複数のシャッタと、 上記基板に供給される処理液の種類に応じて複数のシャ
    ッタをそれぞれ進退駆動してその処理液を所定のシャッ
    タ上に滴下させる駆動機構と、 上記カップ体の各シャッタの上面と対応する位置に接続
    され各シャッタ上に滴下した処理液をそれぞれ上記カッ
    プ体から排出する複数の排出管と、 を具備したことを特徴とするスピン処理装置。
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