JP2004335671A - 枚葉式2流体洗浄装置及び半導体装置の洗浄方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】乾燥空気または窒素の気体及び純水などの液体を混合してミスト化された微小な水滴をウエハ表面に高速に噴射する2流体ジェットノズル1を使用し、この2流体ジェットノズル1に対向するように保持部によりウエハ2を保持して回転させ、このウエハ2の回転中にウエハ2の中心部から外周部の方向に2流体ジェットノズル1を複数回スキャンし、2回目以降のスキャン時は1回目のスキャン時よりも2流体を低速に噴射するようにして、ウエハ2上の汚染物を除去して洗浄するものである。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体ウエハ表面に付着している汚染物を除去する2流体ジェットノズルを備えた枚葉式2流体洗浄装置及び2流体ジェットノズルを用いた半導体装置の洗浄方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体デバイスは、シリコン基板上への薄膜の積層構造により形成される。半導体デバイスの高性能化、高品質化のためには、基板と薄膜、及び薄膜と薄膜の界面は、理想的に清浄であることが要求されるが、半導体ウエハプロセスにおいて、種々の汚染物が付着する。これらの汚染物を除去する方法として、特許文献1のように、洗浄用2流体ジェットノズルを用いた水滴噴射の洗浄が提案されている。
【0003】
この特許文献1の2流体ジェットノズルを備えた枚葉式洗浄装置は、気体(乾燥空気または窒素)と液体(純水)を混合してミスト化された微小な水滴を、一つのジェットノズルからウエハ上に高速に噴射し、ウエハ上の汚染物(特に異物)を除去して洗浄を行う。この洗浄中、ウエハは高速回転されており、またジェットノズルは、ウエハ中央部から外周部へとスキャンされている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−156032号公報(段落番号0049〜0094、図3)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の1回スキャンによる洗浄では、異物除去効果が充分ではない。また、洗浄力を支配しているのは、水滴の運動方向の垂直成分であるので、ウエハ上から異物を引き離す場合、水滴の噴射角度は、ウエハに対し垂直が最も効果的であるが、この場合、一旦ウエハ上から離れた異物が、ウエハ外周部へ除去される前に再付着してしまう可能性がある。
また、水滴による洗浄のみだと、洗浄中、ウエハ上に乾いた部分が存在し、異物が再付着しやすくなる。ウエハ上に存在する汚染物はデバイスの歩留まり低下や、絶縁膜の耐圧不良を引き起こす。
また、水滴の噴射速度を高めて除去効果を高めようとすると、ウエハ上に形成された微細なパターンがダメージを受けてしまうという問題がある。
さらに、生産性の向上のため、なるべく洗浄時間の短いプロセスが要求されている。
このように、従来の2流体ジェットノズルを備えた枚葉式洗浄装置による洗浄方法では、充分な除去性能が得られないという問題があった。
【0006】
この発明は、上述のような問題点を解決するためになされたものであり、半導体ウエハを洗浄する2流体ジェットノズルを有し、充分な汚染物の除去性能が得られる枚葉式2流体洗浄装置を得ることを第一の目的にしている。
また、2流体ジェットノズルを用い、充分な汚染物の除去性能が得られる半導体装置の洗浄方法を得ることを第二の目的にしている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係わる枚葉式2流体洗浄装置においては、気体及び液体の2流体を混合してウエハ表面に噴射する2流体ジェットノズル、及びこの2流体ジェットノズルに対向するようにウエハを保持して回転させる保持部を備え、2流体ジェットノズルは、保持部によるウエハの回転中にウエハの中心部から外周部の方向に複数回スキャンされ、2回目以降のスキャン時は1回目のスキャン時よりも2流体を低速に噴射するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による2流体ジェットノズルを備えた枚葉式洗浄装置を示す概略図である。
図1において、2流体ジェットノズル1には、気体(乾燥空気または窒素)と液体(純水)を混合してミスト化された微小な水滴を、ウエハ2上に高速に噴射し、ウエハ2上の汚染物(特に異物)を除去して洗浄を行う。洗浄中、ウエハ2は高速回転されており、また2流体ジェットノズル1は、ウエハ2中央部から外周部へとスキャンされている。
図2は、この発明の実施の形態1による2流体ジェットノズルを備えた枚葉式半導体ウエハ洗浄装置の洗浄方法を示す概略図である。
図2において、2流体ジェットノズル1によりウエハ2上の汚染物を洗浄する。
【0009】
図2に示されるものは、2流体ジェットノズル1のスキャン回数を複数回とし、水滴の噴射速度を、1回目のスキャン時よりも2回目以降のスキャン時を低速にすることを特徴とする。1回目のスキャン(高速噴射)で除去できずにウエハ2上に残留した異物は、ウエハ2表面との吸着力が低下しており、2回目以降のスキャン(低速噴射)で、充分除去することができる。これにより、パターンにダメージを与えることなく、1回のスキャンによる洗浄よりも、より異物除去効果を高めることができる。
ノズルスキャン回数は、洗浄時間の短縮のため、2〜3回とする。また、水滴の噴射速度は、90nmノードの半導体デバイスにおいては、1回目スキャン時は、50〜60m/sec(60m/sec以上は、パターンダメージが発生)、2回目以降のスキャン時は、30〜50m/sec(30m/sec以下は、異物除去効果小)とする。
【0010】
図3は、この発明の実施の形態1による2流体ジェットノズルを備えた枚葉式半導体ウエハ洗浄装置の別の洗浄方法を示す概略図である。
実施の形態1は、さらに、図3に示すように、2流体ジェットノズル1の傾斜角度を、1回目は、ウエハ2に対して垂直に、2回目以降は、2流体ジェットノズル1の中心線とウエハ2の表面とが鋭角θをなすように、ノズル先端をウエハ2の外周部に向けて傾ける(ウエハ面方向に近づける)ことを特徴とする。これにより、1回目のスキャンの水滴により、ウエハ2上から一旦離れたものの、ウエハ2上に再付着してしまった異物は、傾斜角を傾けた2回目以降のスキャンの水滴により、ウエハ外周部へ押し出される。
なお、このとき、1回目のスキャン時及び2回目以降のスキャン時の水滴噴射速度を同じにすれば、充分な異物除去効果が得られ、また、1回目のスキャン時の水滴噴射速度を高速にし、2回目以降のスキャン時の水滴噴射速度を低速にすれば、異物除去効果と共にパターンに与えるダメージを低減することができる。
【0011】
実施の形態1によれば、1回目よりも2回目以降を低速噴射するようにした複数回のノズルスキャンを行うことにより、異物除去効果を高めることができる。
【0012】
実施の形態2.
図4は、この発明の実施の形態2による2流体ジェットノズルを複数個備えた枚葉式半導体ウエハ洗浄装置を示す概略図である。
図4においては、2流体ジェットノズル1a、1bの複数が設けられている。
【0013】
実施の形態2は、複数個のジェットノズルを同時にスキャンさせて水滴を噴射させることにより、洗浄時間を短縮するようにした。また、水滴の噴射速度を、ウエハ2中心部から外周部の方向にスキャンされる先頭の2流体ジェットノズル1aに追従して、ウエハ2中心部から外周部の方向に他の2流体ジェットノズル1bをスキャンさせることを特徴とする。この場合に、先頭の2流体ジェットノズル1aでは、水滴の噴射速度を高速に、他の2流体ジェットノズル1bの水滴の噴射速度を低速にしてもよい。
先頭の2流体ジェットノズル1aからの水滴(高速噴射)で除去できずにウエハ2上に残留した異物は、ウエハ2表面との吸着力が低下しており、他の2流体ジェットノズル1b以降からの水滴(低速噴射)で充分除去することができる。
これにより、パターンにダメージを与えることなく、1つの2流体ジェットノズルによる洗浄よりも、異物除去効果を高めることができる。
また、水滴の噴射速度は、90nmノードの半導体デバイスにおいては、先頭の2流体ジェットノズル1aの高速噴射では、50〜60m/sec(60m/sec以上は、パターンダメージが発生)、他の2流体ジェットノズル1b以降の低速噴射では、30〜50m/sec(30m/sec以下では、異物除去効果小)とする。
【0014】
図5は、この発明の実施の形態2による2流体ジェットノズルを複数個備えた別の枚葉式半導体ウエハ洗浄装置を示す概略図である。
図5においては、2流体ジェットノズル1a、1b、1cの複数が設けられている。
実施の形態2は、さらに、図5に示すように、それぞれの2流体ジェットノズル1a、1b、1cは、2流体ジェットノズル1aから後方に離れるにしたがって、ウエハ2に対して平行な角度にする(ウエハ面方向に近づける)ことを特徴とする。これにより、先頭の2流体ジェットノズル1aからの水滴によりウエハ2上から一旦離れ、ウエハ2上に再付着した異物は、傾斜角を傾けた他の2流体ジェットノズル1b、1cからの水滴により、ウエハ2外周部へ押し出される。
この場合に、先頭の2流体ジェットノズル1aでは、水滴の噴射速度を高速に、他の2流体ジェットノズル1b、1cの水滴の噴射速度を低速にしてもよい。
先頭の2流体ジェットノズル1aからの水滴(高速噴射)で除去できずにウエハ2上に残留した異物は、ウエハ2表面との吸着力が低下しており、他の2流体ジェットノズル1b、1cからの水滴(低速噴射)で充分除去することができる。
他の2流体ジェットノズル1b、1cを複数にしたことにより、パターンにダメージを与えることなく、より異物除去効果を高めることができる。
【0015】
実施の形態2によれば、複数個の2流体ジェットノズルを同時にスキャンさせて水滴を噴射させることにより、異物除去効果を高めると共に、洗浄時間を短縮することができる。
【0016】
実施の形態3.
図6は、この発明の実施の形態3による2流体ジェットノズル及び別ノズルを備えた枚葉式半導体ウエハ洗浄装置を示す概略図である。
図6において、2流体ジェットノズル1から水滴をウエハ2に噴射させ、別ノズル3から純水によるリンスを行う。
【0017】
実施の形態3では、2流体ジェットノズル1から水滴を噴射させてウエハ2を洗浄中、別ノズル3から純水リンスを行う。水滴による洗浄中、ウエハ2が常に濡れている状態になり、水滴により一旦ウエハ2から離された異物を再付着させることなく、ウエハ外周部へ除去することができる。
さらに、リンスを行う別ノズル3を、ウエハ中心部から外周部へスキャンされる2流体ジェットノズル1に追従させることにより、より効果的に異物をウエハ外周部へ押し出すことができる。なお別ノズル3から行うリンスは、純水ではなく、酸(フッ酸、塩酸など)、及びアルカリ(APM:アンモニアと過酸化水素と水の混合液など)などの薬液でもよい。
【0018】
実施の形態3によれば、リンスを行うことにより、異物の再付着を防ぐことができる。
【0019】
実施の形態4.
図7は、この発明の実施の形態4による2流体ジェットノズル及び気体噴出ノズルを備えた枚葉式半導体ウエハ洗浄装置を示す概略図である。
図7において、2流体ジェットノズル1から水滴をウエハ2に噴射させて洗浄中に、気体噴出ノズル4から気体を噴射する。
【0020】
実施の形態4は、2流体ジェットノズル1から水滴を噴射させてウエハ2を洗浄中、気体噴出ノズル4から、水滴が衝突するウエハ表面上に向けて、気体を噴射させる。気体の噴射を行う気体噴出ノズル4は、ウエハ2中心部から外周部へスキャンされる2流体ジェットノズル1に追従することを特徴とする。
2流体ジェットノズル1からの水滴の噴射により、ウエハ2上から一旦離れ、ウエハ外周部に除去されずにウエハ2上に再付着した異物は、ウエハ表面との吸着力が低下しており、後に続く気体噴射により、効率よく除去することができる。噴射させる気体は、水滴を噴射させるために使用する乾燥空気、もしくは窒素を用いる。圧力は、気体によるパターダメージを抑制するため、90nmノードの半導体デバイスにおいては、60m/sec以下とすることが好ましい。
【0021】
実施の形態4によれば、ジェットノズルから水滴をウエハに噴射させて洗浄中に、気体噴出ノズルから気体を噴射するので、ウエハに再付着した異物を効率よく除去することができる。
【0022】
実施の形態5.
図8は、この発明の実施の形態5による2流体ジェットノズルを備えた枚葉式半導体ウエハ洗浄装置を示す概略図である。
図8において、ウエハ2の下方に配置された2流体ジェットノズル1により、表面が下方に向けられたウエハ2上の汚染物を洗浄する。
実施の形態5は、回転されるウエハ2の表面を下に向け、ウエハ2下方に配置した2流体ジェットノズル1から水滴を噴射させることを特徴とする。ウエハ中心部から外周部の方向にスキャンされる2流体ジェットノズル1から噴射された水滴は、ウエハ2に衝突後、重力によりウエハ2下方に落ちる。水滴により一旦ウエハ2上から離れた異物は、そのまま水滴と共にウエハ2から除去されるため、再付着が抑制できる。
【0023】
実施の形態5によれば、ウエハの表面を下に向け、ウエハ下方に配置したジェットノズルから水滴を噴射させることにより、ウエハから除去された異物の再付着を抑制することができる。
【0024】
なお、上述の実施の形態1〜実施の形態5では、2流体ジェットノズルによって噴射される液体として純水、気体として乾燥空気または窒素を用いたが、これらに限られるものではなく、液体としては半導体装置の洗浄に使用される薬液などでもかまわない。この薬液としては、フッ酸、塩酸などの酸、及びAPMなどのアルカリなどがある。
【0025】
【発明の効果】
この発明は、以上説明したように、気体及び液体の2流体を混合してウエハ表面に噴射する2流体ジェットノズル、及びこの2流体ジェットノズルに対向するようにウエハを保持して回転させる保持部を備え、2流体ジェットノズルは、保持部によるウエハの回転中にウエハの中心部から外周部の方向に複数回スキャンされ、2回目以降のスキャン時は1回目のスキャン時よりも2流体を低速に噴射するので、1回目よりも2回目以降を低速噴射するようにした複数回のノズルスキャンを行うことにより、異物除去効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による2流体ジェットノズルを備えた枚葉式半導体ウエハ洗浄装置を示す概略図である。
【図2】この発明の実施の形態1による2流体ジェットノズルを備えた枚葉式半導体ウエハ洗浄装置の洗浄方法を示す概略図である。
【図3】この発明の実施の形態1による2流体ジェットノズルを備えた枚葉式半導体ウエハ洗浄装置の別の洗浄方法を示す概略図である。
【図4】この発明の実施の形態2による2流体ジェットノズルを複数個備えた枚葉式半導体ウエハ洗浄装置を示す概略図である。
【図5】この発明の実施の形態2による2流体ジェットノズルを複数個備えた別の枚葉式半導体ウエハ洗浄装置を示す概略図である。
【図6】この発明の実施の形態3による2流体ジェットノズル及び別ノズルを備えた枚葉式半導体ウエハ洗浄装置を示す概略図である。
【図7】この発明の実施の形態4による2流体ジェットノズル及び気体噴出ノズルを備えた枚葉式半導体ウエハ洗浄装置を示す概略図である。
【図8】この発明の実施の形態5による2流体ジェットノズルを備えた枚葉式半導体ウエハ洗浄装置を示す概略図である。
【符号の説明】
1 2流体ジェットノズル、2 ウエハ、3 別ノズル、
4 気体噴出ノズル。
Claims (17)
- 気体及び液体の2流体を混合してウエハ表面に噴射する2流体ジェットノズル、及びこの2流体ジェットノズルに対向するように上記ウエハを保持して回転させる保持部を備え、上記2流体ジェットノズルは、上記保持部による上記ウエハの回転中に上記ウエハの中心部から外周部の方向に複数回スキャンされ、2回目以降のスキャン時は1回目のスキャン時よりも上記2流体を低速に噴射することを特徴とする枚葉式2流体洗浄装置。
- 上記1回目のスキャン時は、上記2流体ジェットノズルを上記ウエハ表面に垂直になるように配置し、上記2回目以降のスキャン時は、上記2流体ジェットノズルの先端が上記ウエハの外周部に向くように、上記2流体ジェットノズルを上記ウエハ表面に平行な方向に傾けることを特徴とする請求項1記載の枚葉式2流体洗浄装置。
- 気体及び液体の2流体を混合してウエハ表面に噴射する複数の2流体ジェットノズル、及びこの2流体ジェットノズルに対向するように上記ウエハを保持して回転させる保持部を備え、上記複数の2流体ジェットノズルの一つである先頭の2流体ジェットノズルは、上記保持部による上記ウエハの回転中に上記ウエハの中心部から外周部の方向にスキャンされ、上記複数の2流体ジェットノズルの他の一つである他の2流体ジェットノズルは、上記先頭の2流体ジェットノズルの軌跡を追従するようにスキャンされることを特徴とする枚葉式2流体洗浄装置。
- 上記先頭の2流体ジェットノズルに追従する他の2流体ジェットノズルは、上記先頭の2流体ジェットノズルより低速で2流体を噴射することを特徴とする請求項3記載の枚葉式2流体洗浄装置。
- 上記先頭の2流体ジェットノズルに追従する他の2流体ジェットノズルは、上記ウエハ表面に平行な方向に傾けられていることを特徴とする請求項3または請求項4記載の枚葉式2流体洗浄装置。
- 気体及び液体の2流体を混合してウエハ表面に噴射する2流体ジェットノズル、この2流体ジェットノズルに対向するように上記ウエハを保持して回転させる保持部、及び上記2流体ジェットノズルによる洗浄中に上記ウエハを液体でリンスする別ノズルを備えたことを特徴とする枚葉式2流体洗浄装置。
- 上記2流体ジェットノズルは、上記保持部による上記ウエハの回転中に上記ウエハの中心部から外周部の方向にスキャンされ、上記別ノズルは、上記2流体ジェットノズルの軌跡を追従するようにスキャンされることを特徴とする請求項6記載の枚葉式2流体洗浄装置。
- 気体及び液体の2流体を混合してウエハ表面に噴射する2流体ジェットノズル、この2流体ジェットノズルに対向するように上記ウエハを保持して回転させる保持部、及び上記2流体ジェットノズルによる洗浄中に上記ウエハに気体を噴射する気体噴出ノズルを備えたことを特徴とする枚葉式2流体洗浄装置。
- 上記2流体ジェットノズルは、上記保持部による上記ウエハの回転中に上記ウエハの中心部から外周部の方向にスキャンされ、上記気体噴出ノズルは、上記2流体ジェットノズルの軌跡を追従するようにスキャンされることを特徴とする請求項8記載の枚葉式2流体洗浄装置。
- 気体及び液体の2流体を混合してウエハ表面に噴射する2流体ジェットノズル、及び上記ウエハ表面を下方に向けて保持して回転させる保持部を備え、上記2流体ジェットノズルは、上記ウエハ表面に対向するように上記ウエハの下方に配置され、上記保持部による上記ウエハの回転中に上記ウエハの中心部から外周部の方向にスキャンされることを特徴とする枚葉式2流体洗浄装置。
- 気体及び液体の2流体を混合してウエハ表面に噴射する2流体ジェットノズル、及びこの2流体ジェットノズルに対向するように上記ウエハを保持して回転させる保持部を備え、上記2流体ジェットノズルは、上記保持部による上記ウエハの回転中に上記ウエハの中心部から外周部の方向に複数回スキャンされ、1回目のスキャン時は、上記2流体ジェットノズルを上記ウエハ表面に垂直になるように配置し、2回目以降のスキャン時は、上記2流体ジェットノズルの先端が上記ウエハの外周部に向くように、上記2流体ジェットノズルを上記ウエハ表面に平行な方向に傾けることを特徴とする枚葉式2流体洗浄装置。
- 気体及び液体の2流体を混合して噴射する2流体ジェットノズルから上記2流体を噴射することにより、上記2流体ジェットノズルに対向するように保持部により保持され、回転されるウエハの洗浄を行う半導体装置の洗浄方法において、上記2流体ジェットノズルから上記2流体を噴射して回転中の上記ウエハの中心部から外周部の方向に上記2流体ジェットノズルの1回目のスキャンを行う工程、及び上記2流体ジェットノズルから上記1回目のスキャン時よりも上記2流体を低速に噴射して回転中の上記ウエハの中心部から外周部の方向に上記2流体ジェットノズルの2回目以降のスキャンを行う工程を含むことを特徴とする半導体装置の洗浄方法。
- 上記1回目のスキャンを行う工程では、上記2流体ジェットノズルを上記ウエハ表面に垂直になるように配置し、上記2回目以降のスキャンを行う工程では、上記2流体ジェットノズルの先端が上記ウエハの外周部に向くように、上記2流体ジェットノズルを上記ウエハ表面に平行な方向に傾けることを特徴とする請求項12記載の半導体装置の洗浄方法。
- 気体及び液体の2流体を混合して噴射する2流体ジェットノズルから上記2流体を噴射することにより、上記2流体ジェットノズルに対向するように保持部により保持され、回転されるウエハの洗浄を行う半導体装置の洗浄方法において、上記2流体ジェットノズルから上記2流体を噴射して回転中の上記ウエハの中心部から外周部の方向に上記2流体ジェットノズルのスキャンを行い、上記2流体ジェットノズルによる洗浄中に上記2流体ジェットノズルの軌跡を追従するようにスキャンされる別ノズルにより上記ウエハをリンスすることを特徴とする半導体装置の洗浄方法。
- 気体及び液体の2流体を混合して噴射する2流体ジェットノズルから上記2流体を噴射することにより、上記2流体ジェットノズルに対向するように保持部により保持され、回転されるウエハの洗浄を行う半導体装置の洗浄方法において、上記2流体ジェットノズルから上記2流体を噴射して回転中の上記ウエハの中心部から外周部の方向に上記2流体ジェットノズルのスキャンを行い、上記2流体ジェットノズルによる洗浄中に上記2流体ジェットノズルの軌跡を追従するようにスキャンされる気体噴出ノズルにより上記ウエハに気体を噴射することを特徴とする半導体装置の洗浄方法。
- 気体及び液体の2流体を混合して噴射する2流体ジェットノズルから上記2流体を噴射することにより、上記2流体ジェットノズルに対向するように保持部により保持され、回転されるウエハの洗浄を行う半導体装置の洗浄方法において、上記ウエハは、保持部によりウエハ表面を下方に向けて保持され、回転されると共に、上記2流体ジェットノズルは、上記ウエハ表面に対向するように上記ウエハの下方に配置され、上記保持部による上記ウエハの回転中に上記ウエハの中心部から外周部の方向にスキャンされることを特徴とする半導体装置の洗浄方法。
- 気体及び液体の2流体を混合して噴射する2流体ジェットノズルから2流体を噴射することにより、上記2流体ジェットノズルに対向するように保持部により保持され、回転されるウエハの洗浄を行う半導体装置の洗浄方法において、上記2流体ジェットノズルを上記ウエハ表面に垂直になるように配置すると共に上記2流体ジェットノズルから上記2流体を噴射して、回転中の上記ウエハの中心部から外周部の方向に上記2流体ジェットノズルの1回目のスキャンを行う工程、及び上記2流体ジェットノズルの先端が上記ウエハの外周部に向くように上記2流体ジェットノズルを上記ウエハ表面に平行な方向に傾けると共に上記2流体ジェットノズルから上記2流体を噴射して、回転中の上記ウエハの中心部から外周部の方向に上記2流体ジェットノズルの2回目以降のスキャンを行う工程を含むことを特徴とする半導体装置の洗浄方法。
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