JP2008133435A - 表面保護フィルムおよび表面保護フィルム付き光学フィルム - Google Patents

表面保護フィルムおよび表面保護フィルム付き光学フィルム Download PDF

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Abstract

【課題】ゴム系粘着剤を用いても自背面に対する低剥離(低巻戻し力)が可能であって、被着体への接着信頼性に優れた表面保護フィルム、およびそれを用いた表面保護フィルム付き光学フィルムを提供する。
【解決手段】基材層10の片面に粘着剤層12、前記基材層10の他方の面に離型処理層14が積層されている表面保護フィルム1であって、前記粘着剤層12がゴム系により形成されており、前記離型処理層14がアクリルシリコーングラフトポリマーにより形成されていることを特徴とする表面保護フィルム1。
【選択図】図1

Description

本発明は、表面保護フィルムおよび表面保護フィルム付き光学フィルムに関する。より詳細には、本発明は、軽剥離が求められる薄膜フィルムや汚染を嫌うフィルム、中でも特に、液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマディスプレイ、有機EL(エレクトロルミネッセンス)、フィールドエミッションディスプレイなどを構成する光学フィルム(光学シート)等、の表面保護フィルムおよび表面保護フィルム付き光学フィルムに好適である。
従来より、プラスチック製品や金属板を加工、運搬等する際には、それら被着体の表面に傷等がつかないように、表面保護フィルムを仮貼付して被着体の表面の保護を図っている。このような被着体の表面保護フィルムとしては、基材フィルムの片面に粘着剤層を設けた粘着フィルムが用いられている。
これまで、ゴム系粘着剤とポリオレフイン系フィルムなどの融点の低いフィルムを有するテープには長鎖アルキル系離型処理層がよく使用されている。しかし、この組み合わせのテープは巻戻し力が非常に重くなり、貼り合せの作業性が非常に悪い(たとえば、特許文献1、2参照)。そこで、非常に離型効果の高いシリコーン系の離型処理層も検討されている(たとえば、特許文献3参照)。しかしながら、これまでのシリコーン系の離型処理層では熱硬化時にフィルムが高温にさらされてしまい、融点の低いフィルムでは熱硬化時にフィルムが収縮してしまう問題が判明した。
また、従来のシリコーン系の離型処理層では低分子が発生しやすく汚染が生じやすくといった問題点があった。また、コストも高いといった問題点があり、さらにはスズ系触媒を用いるシリコーン系の離型処理剤を用いた場合の作業者への健康被害も懸念されている。また、従来のシリコーン系の離型処理層では、湿度の影響によって、離型剤が粘着剤層側に脱落してしまったりする場合もあった。
一方、従来の離型層付き多層押し出しフィルムには、EVA(エチレン/酢酸ビニル共重合体)を離型層に使用する場合があるが、この方法では巻戻し力が重く、離型層が粘着剤表面を汚染し接着不良を起してしまう問題があった。
このように、従来の技術では、ゴム系粘着剤層使用時の軽剥離等の問題点を解決できうる表面保護フィルムはいまだ存在していない。
特開2000−345123号公報 特開2006−36882号公報 特開2000−26814号公報
そこで本発明は、上述の問題に対処すべく、ゴム系粘着剤を用いても自背面に対する低剥離(低巻戻し力)が可能であって、被着体への接着信頼性に優れた表面保護フィルム、およびそれを用いた表面保護フィルム付き光学フィルムを提供することを目的とする。
本発明者らは、上記の目的を達成するため鋭意検討した結果、下記の表面保護フィルムを用いることにより上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の表面保護フィルムは、基材層の片面に粘着剤層、前記基材層の他方の面に離型処理層が積層されている表面保護フィルムであって、前記粘着剤層がゴム系により形成されており、前記離型処理層がアクリルシリコーングラフトポリマーにより形成されていることを特徴とする。
上記本発明の表面保護フィルムは、ゴム系粘着剤層上記のアクリルシリコーングラフトポリマーにより形成されている離型処理層およびを含む構成を有しているため、ゴム系粘着剤を用いているにも関わらず自背面に対する低剥離(低巻戻し力)が可能であって、被着体への接着信頼性に優れたものとなる。特に、保護フィルムを貼付けた被着体のロール体として用いた際により問題となる自背面接着力を非常に低いものとしうるため、従来に比して作業性の大幅な向上が可能となる。
なお、本発明における表面保護フィルムとは、表面保護テープや表面保護シートなどのフィルム状の他の形態を含むものである。
また、本発明におけるアクリルシリコーングラフトポリマーとは、アクリル系ポリマーの高分子鎖にシリコーン骨格をグラフト化させたものをいう。
上記表面保護フィルムにおいては、上記離型処理層がアクリルシリコーングラフトポリマーにより形成されていることを特徴とする。本発明で用いるアクリルシリゴーングラフトポリマーは、従来の長鎖アルキル系剥離剤に比べ表面張力が小さいため、自背面への接着力も小さくなり良好な巻戻し力を発現しうるものと推測される。また、良好な巻戻し力を簡易に得ることができるようになるため、融点の低いフィルムを使用した場合であっても、従来のシリコーン系ポリマーを離型処理剤として用いた場合に比べ、フィルムへの良好な密着性が得られる。
また、上記アクリルシリコーングラフトポリマーを用いることにより、従来のシリコーン系ポリマーを用いた場合に比べて、インライン塗工時のラインの汚染が低減できる。また、従来のPO系シリコーン剥離ライナーに用いられる縮合タイプのシリコーン処理剤ではスズ系触媒の異臭が酷く作業者の健康への影響も少なくなかったが、上記アクリルシリコーングラフトポリマーを用いることにより、このような材料由来の異臭はない。
また、上記離型処理層の厚さが0.05〜0.5μmであることが好ましい。かかる離型処理層を用いることにより、より確実に巻戻し力並びに背面処理層の脱落や粘着剤層面への転写を抑制し、接着信頼性に優れたものとなる。
また、上記粘着剤層の厚さが2〜10μmであることが好ましい。
また、上記アクリルシリコーングラフトポリマーの水酸価または酸価が15〜70mgKOH/gであり、かつ上記アクリルシリコーングラフトポリマーのシリコーンのグラフト量が15〜40重量%であることが好ましい。かかるアクリルシリコーングラフトポリマーを用いることにより、より確実に巻戻し力並びに背面処理層の脱落や粘着剤層面への転写を抑制し、接着信頼性に優れたものとなる。なお、本発明における水酸価とは、一定量の樹脂中に含まれる末端カルボキシル基の量を、また水酸基とは、一定量の樹脂中に含まれる末端水酸基の量を表す樹脂の特性値であって、後述する実施例における水酸価および酸価はJIS K−0007−1992に準拠して測定される値のことをいう。
さらに、前記離型処理層にフッ素を0.3〜7.0atomic%含有することが好ましい。なお、atomic%とは、原子数に対する百分率のことをいう。より具体的には、離型処理層全体に含まれる元素中のフッ素の割合をいう。
また、前記離型処理層の表面張力が13.5〜18.0mN/mであることが好ましい。
また、上記離型処理層が架橋剤を含むことができる。架橋剤を添加することでフィルムへの密着性が向上し、離型処理層の脱落防止、かつ巻戻し力がより安定し、さらに経時での巻戻し力も安定するため、架橋剤を離型処理層に添加することが好ましい。
また、上記表面保護フィルムの0.3m/minでの剥離の際における前記離型処理層に対する前記粘着剤層の粘着力が0.4N/20mm以下であることが好ましい。本発明の表面保護フィルムを用いることにより、自背面接着力を上記範囲に抑え、被着体には良好な密着性を発揮するものとすることができうる。
また、本発明の表面保護フィルムは光学フィルムの表面保護に用いられることが好ましい。
一方、本発明の表面保護フィルム付き光学フィルムは、上記いずれかに記載の表面保護フィルムを光学フィルム、なかでも特にプリズムシート、の片面または両面に貼り合わせてなることを特徴とする。本発明の表面保護フィルム付き光学フィルムは上記作用を奏する表面保護フィルムを備えるため、ゴム系粘着剤を用いているにも関わらず自背面に対する低剥離(低巻戻し力)が可能であって、被着体への接着信頼性に優れたものとなる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明の表面保護フィルム1は、図1に示すように、基材層10の片面に粘着剤層12、前記基材層10の他方の面に離型処理層14が積層されている表面保護フィルム1であって、前記粘着剤層12がゴム系により形成されており、前記離型処理層14がアクリルシリコーングラフトポリマーにより形成されていることを特徴とする。
本発明の基材層10は、図1に示すように、片面に粘着剤層12が積層されている。また、上記基材層10の他方の面に離型処理層14が積層されている。
また、上記基材層10としては、プラスチックフィルムが適宜用いられる。
上記プラスチックフィルムとしては、たとえば、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエステルフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリスチレンフィルムなどがあげられる。また、これらのフィルムを単独または2以上を混合したプラスチックフィルムも含まれる。さらには、上記フィルムを積層したフィルムを上記プラスチックフィルムとして用いてもよい。
上記基材層10の厚さは、特に制限されないが、加工性の点から通常10〜200μmとすることが好ましく、15〜100μmとすることがより好ましく、20〜70μmとすることが特に好ましい。厚みが薄くなりすぎると上記表面保護フィルム1を剥離する際の強度や、表面保護機能が不十分となる傾向がある。一方、厚みが厚くなりすぎると、取り扱い性やコスト面で不利になる傾向がある。
また、上記基材層10には、劣化防止等を目的に、たとえば、酸化防止剤、紫外線吸収剤、ヒンダードアミン系光安定剤等の光安定剤、帯電防止剤、その他に、たとえば、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、シリカ、酸化亜鉛、酸化チタン等の充填剤、顔料、目ヤニ防止剤、滑剤、アンチブロッキング剤、発泡剤、ポリエチレンイミン等の添加剤を適宜に添加することができる。これらの化合物は単独で使用してもよく、また2種以上を混合して使用してもよい。
さらに、上記基材層10表面には、粘着剤層12または離型処理層14との密着性を考慮して、たとえば、コロナ放電処理、紫外線照射処理、火炎処理、プラズマ処理やスパッタエッチング処理などの、粘着性の制御や貼付作業性等を目的とした表面処理、易接着処理、または下塗り処理を必要に応じて施すこともできる。
また、本発明の表面保護フィルム1は、上記基材層10の片面に粘着剤層12を有するものである。
本発明の表面保護フィルム1は、たとえば図1に示すように、基材層10の片面に粘着剤層12を有する。なお、本発明の表面保護フィルム1は、シート状、テープ状等で用いることができる。また、上記粘着剤層12は単独層であってもよく、また2層以上を積層して使用してもよい。
粘着剤層12を形成する粘着剤としては、ゴム系粘着剤を特に制限なく使用できる。かかるゴム系粘着剤は、特にプリズムシートにおけるアクリル樹脂によって形成されたプリズム面に対しては、プリズム面に対して外観上の欠点の発生の抑制の観点からも最適である。
ゴム系粘着剤としては、たとえば、天然ゴム、天然ゴムとメチルメタクリレートなどのアクリル成分との共重合物、スチレンブロック共重合体およびその水素添加物、ならびに、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体およぴその水素添加物、などがあげられる。なかでも、天然ゴムとメチルメタクリレートなどのアクリル成分との共重合物が好ましい。これらは単独で使用してもよく、また2種以上を混合して使用してもよい。
また、上記粘着剤のムーニー粘度を制御することによって、作業性や接着信頼性を向上させることができる。
上記粘着剤には、その他の公知の添加剤を含有していてもよく、たとえば、架橋剤・加硫剤、シランカップリング剤、粘着付与剤、着色剤、顔料などの粉体、染料、界面活性剤、可塑剤、表面潤滑剤、レベリング剤、軟化剤、酸化防止剤、老化防止剤、光安定剤、紫外線吸収剤、重合禁止剤、無機または有機の充填剤、金属粉、粒子状、箔状物などを使用する用途に応じて適宜添加することができる。また、制御できる範囲内で、還元剤を加えてのレドックス系を採用してもよい。
粘着付与剤としては、たとえば、石油系樹脂、フエノール系樹脂、ロジン系樹脂、テルペン系樹脂などが適宜使用できる。これらは単独で使用してもよく、また2種以上を混合して使用してもよい。
また、粘着付与剤の配合量は特に限定はないが、ゴム100重量部に対し、1〜200重量部、好ましくは10〜170重量部である。
架橋剤および加硫剤としては、たとえば、イソシアネート系架橋剤、チウラム系加硫剤、キノイド系加硫剤、キノンジオキシム加硫剤、マレイミド系加硫剤などを適宜使用することができる。これらは単独で使用してもよく、また2種以上を混合して使用してもよい。
架橋剤および加硫剤の配合量は特に限定はないが、ゴム100重量部対し、0.1〜20重量部、好ましくは0.1〜10重量部である。
さらに、上記粘着剤層12の表面にはコロナ処理、プラズマ処理などの易接着処理をおこなってもよい。
また、上記粘着剤層12の厚さが2〜10μmであることが好ましく、2〜9μmであることがより好ましく、2〜6μmであることがさらに好ましい。上記粘着剤層12の厚さ10μmを超えると、粘着力が高くなり過ぎ、表面保護フィルム1の使用後の剥離作業性を低下させる場合がある。一方、上記粘着剤層12の厚さが2μmより薄くなると、表面が規則的な形状のプリズム面などに安定して密着できず、貼り付かなくなる場合がある。
また、本発明の表面保護フィルム1においては、図1に示すように、上記基材層10の粘着剤層12側の面とは異なるもう一方の面に離型処理層14が積層されており、前記離型処理層14がアクリルシリコーングラフトポリマーにより形成されていることを特徴とする。
離型処理層14を形成するのに用いられる離型処理剤としては、アクリルシリコーングラフトポリマーが用いられる。
また、本発明におけるアクリルシリコーングラフトポリマーとは、アクリル系ポリマーの高分子鎖にシリコーン骨格をグラフト化させたものをいう。特に用いられるアクリル系ポリマーとしては、限定されないが、市販されている汎用のアクリル系ポリマーを適宜使用することができる。また、シリコーン系ポリマー(シリコーン骨格)も市販されている汎用のシリコーン系ポリマーを適宜用いることが出来る。これらは単独で使用してもよく、また2種以上を混合して使用してもよい。
また、上記アクリルシリコーングラフトポリマーにおけるシリコーン骨格のグラフト量が15〜40重量%であることが好ましく、18〜38重量%であることがより好ましく、20〜35重量%であることがさらに好ましい。上記グラフト量が15重量%未満となると、自背面粘着力が重くなってしまう場合がある。一方、上記グラフト量が40重量%をこえると、シリコーンの粘着剤層面への転写による粘着力の低下や汚染の原因になってしまう場合がある。なお、上記グラフト量はNMRなどで測定することで算出が可能である。
また、上記アクリルシリコーングラフトポリマーの水酸価または酸価が15〜70mgKOH/gであり、かつ上記アクリルシリコーングラフトポリマーのシリコーンのグラフト量が15〜40重量%であることが好ましい。かかるアクリルシリコーングラフトポリマーを用いることにより、より確実に巻戻し力並びに背面処理層の脱落や粘着剤層面への転写を抑制し、接着信頼性に優れたものとなる。
なお、本発明における水酸価とは、一定量の樹脂中に含まれる末端カルボキシル基の量を、また水酸基とは、一定量の樹脂中に含まれる末端水酸基の量を表す樹脂の特性値であって、後述する実施例における水酸価および酸価はJIS K−0007−1992に準拠して測定される値のことをいう。より具体的には、酸価とは。試料1mg中に含有する遊離脂肪酸、樹脂酸などを中和するのに必要な水酸化カリウムのmg数のことをいう。また、水酸価とは、試料1mg中に含有する遊離水酸基を中和するのに必要な水酸化カリウムのmg数のことをいう。上記水酸価または酸価が15未満であると、背面処理剤の架橋が不十分になる場合があり、背面処理層の脱落や転写を生じる場合がある。一方、上記水酸価または酸価が70を越えると、アクリルシリコーングラフトポリマー骨格中に粘着剤との相互作用が大きいカルボキシル基が多数存在することとなり、背面処理剤のポットライフが短くなってしまう場合がある。
さらに、前記離型処理層にフッ素を0.3〜7.0atomic%含有することが好ましく、0.4〜4.0atomic%であることがより好ましく、0.5〜2.0atomic%であることがさらに好ましい。なお、フッ素含有量の測定は、TOF−SIMSを使用して、上記離型層の表面の組成分析をすることによりおこなった。
また、前記離型処理層の表面張力が13.5〜18.0mN/mであることが好ましく、14.0〜17.0mN/mであることがより好ましく、15.0〜16.0mN/mであることがさらに好ましい。なお、前記離型処理層の表面張力の測定は、実施例に示す手法によりおこなった。
また、上記離型処理層14が架橋剤を含むことが好ましい。上記架橋剤を用いることにより、より確実に自背面に対する低剥離(低巻戻し力)が可能であって、被着体への接着信頼性に優れたものとなり、塗工作業面での作業性向上にも寄与するものである。
上記離型処理層14に用いられる架橋剤としては、たとえば、イソシアネート系架橋剤、エポキシ系架橋剤、金属キレート系架橋剤、メラミン樹脂、尿素樹脂などをあげることができる。なかでも、イソシアネート系架橋剤を用いることが好ましい。
上記離型処理層14に用いられる架橋剤の含有量は、アクリルシリコーングラフトポリマー100重量部両部に対して3〜50重量部程度用いられるものであり、5〜30重量部であることが好ましく、10〜20重量部であることがより好ましい。上記架橋剤の量が必要量を越えると、背面処理剤のポットライフが短くなってしまう。一方、上記架橋剤の量とすることで、粘着剤層の架橋剤と離型処理層14の官能基が反応して自背面粘着力が大きくなってしまうことをより確実に抑制することができる。
また、上記離型処理層14の厚さが0.05〜0.5μmであることが好ましく、0.05〜0.3μmであることがより好ましく、0.06〜0.15μmであることがさらに好ましい。上記離型処理層14の厚さ0.5μmを超えると、厚くなりすぎて、背面処理層14の脱落や粘着剤層への転写が発生してしまう場合がある。一方、上記離型処理層14の厚さが0.05μmより薄くなると、厚みが小さくなりすぎて、自背面粘着力が軽くなりにくく、逆に巻き戻し力が大きくなってしまう場合もある。
また、上記表面保護フィルムの0.3m/minでの剥離の際における前記離型処理層14に対する前記粘着剤層の粘着力が0.4N/20mm以下であることが好ましく、0.35N/20mm以下であることがより好ましく、0.3N/20mm以下であることがさらに好ましく、0.2N/20mm以下であることが特に好ましい。本発明の表面保護フィルムを用いることにより、自背面接着力を上記範囲に抑え、被着体には良好な密着性を発揮するものとすることができうる。
また、離型剤層14の形成方法は、塗布や転写など、公知の離型処理層14の形成手法を適宜用いることができる。
他方、上記基材層10と粘着剤層12と離型剤層14とを有する表面保護フィルム1の製造方法は、特に制限されず各種の方法を採用できる。たとえば、各層を構成する樹脂材料を溶融共押出しして積層物に成形する方法、各層を押出し等により別個にフィルム状に成形し、これらを粘着剤等により接着する方法等が例示される。これらの方法のなかでも、各層間の密着性が良好であり、また工程を簡略にする観点からは、共押出成形、溶融共押出し成形による方法が好適である。
また、本発明の表面保護フィルム付き光学フィルムは、図2に示すように、上記いずれかに記載の表面保護フィルム1を光学フィルム2、なかでも特にプリズムシート、の片面または両面に貼り合わせてなることを特徴とする。本発明の表面保護フィルム付き光学フィルムは上記作用を奏する表面保護フィルム1を備えるため、ゴム系粘着剤を用いているにも関わらず自背面に対する低剥離(低巻戻し力)が可能であって、被着体への接着信頼性に優れたものとなる。
上記光学フィルムとしては、たとえば、偏光板や偏光子、反射板や半透過板、位相差板(1/2や1/4等の波長板を含む)、視角補償フィルム、輝度向上フィルム、プリズムシートやレンズシート、拡散板などの液晶表示装置などの形成に用いられることのある光学層となるものがあげられる。
以下、本発明の構成と効果を具体的に示す実施例等について説明する。なお、実施例等における評価項目は下記のようにして行った。
〔実施例1〕
基材層(支持体)として、ポリプ口ピレンフィルムを用い、さらに上記基材層の外側に離型処理層として、櫛形のアクリルシリコーングラフトポリマー(東亜合成社製、サイマックUS−270、水酸価:26mgKOH/g、シリコーン含有量:20〜30重量%)を塗布厚0.1μmとして塗布乾燥させて層を形成した。また、粘着剤層として、ポリメチルメタクリレートを30重量%を含む天然ゴムのグラフト共重合体(ムーニー粘度:100、測定条件:MS(1+4)100℃)100重量部に対し、粘着付与樹脂(日本ゼオン社製、クイントンA−100)30重量部を加えたものを希釈溶剤に溶解し、塗布乾燥させ、厚さ3μmとして層を形成し、表面保護フィルムを得た。
〔実施例2〕
基材層(支持体)として、ポリプ口ピレンフィルムを用い、さらに上記基材層の外側に離型処理層として、櫛形のアクリルシリコーングラフトポリマー(東亜合成社製、サイマックUS−380、酸価:65mgKOH/g、シリコーン含有量:20〜30重量%)を塗布厚0.1μmとして塗布乾燥させて層を形成した。また、粘着剤層として、ポリメチルメタクリレートを30重量%を含む天然ゴムのグラフト共重合体(ムーニー粘度:100、測定条件:MS(1+4)100℃)100重量部に対し、粘着付与樹脂(日本ゼオン社製、クイントンA−100)30重量部を加えたものを希釈溶剤に溶解し、塗布乾燥させ、厚さ3μmとして層を形成し、表面保護フィルムを得た。
〔比較例1〕
基材層(支持体)として、ポリプ口ピレンフィルムを用い、さらに上記基材層の外側に離型処理層として、長鎖アルキル系離型剤(一方社油脂工業社製、ピーロイル1010)を塗布厚0.5μmとして塗布乾燥させて層を形成した。また、粘着剤層として、ポリメチルメタクリレートを30重量%を含む天然ゴムのグラフト共重合体(ムーニー粘度:100、測定条件:MS(1+4)100℃)100重量部に対し、粘着付与樹脂(日本ゼオン社製、クイントンA−100)30重量部を加えたものを希釈溶剤に溶解し、塗布乾燥させ、厚さ3μmとして層を形成し、表面保護フィルムを得た。
〔比較例2〕
基材層(支持体)として、ポリプ口ピレンフィルムを用い、さらに上記基材層の外側に離型処理層として、櫛形のアクリルシリコーングラフトポリマー(大日本インキ社製、SG−204、酸価:9.2mgKOH/g、シリコーン含有量:2〜4重量%)を塗布厚0.1μmとして塗布乾燥させて層を形成した。また、粘着剤層として、ポリメチルメタクリレートを30重量%を含む天然ゴムのグラフト共重合体(ムーニー粘度:100、測定条件:MS(1+4)100℃)100重量部に対し、粘着付与樹脂(日本ゼオン社製、クイントンA−100)30重量部を加えたものを希釈溶剤に溶解し、塗布乾燥させ、厚さ3μmとして層を形成し、表面保護フィルムを得た。
〔実施例3〕
基材にポリプロピレンフィルムを使用し、その外側に離型処理剤として、櫛形のアクリルシリコーングラフトポリマー(商品名:サイマック US−270、東亜合成社製、水酸価含有量:26mgKOH/g、シリコーン含有量:20〜30%)とフロロシリコーン系消泡剤(商品名:ダッポー SN−359、サンノプコ社製)を100:15で混合した離型処理剤を、塗布厚0.05μmで塗布乾燥し、フッ素含有量が0.5atomic%のものを作製した。また、粘着剤層として、ポリメチルメタクリレートを30重量%含む天然ゴムのグラフト共重合体(ムーニー粘度:100、測定条件:MS(1+4)100℃)100重量部に対し、粘着付与樹脂(日本ゼオン社製、商品名:クイントン A−100)30重量部を加えたものを希釈溶剤に溶解し、塗布乾燥させ、厚さ3μmとして表面保護フィルムを得た。
〔実施例4〕
基材にポリプロピレンフィルムを使用し、その外側に離型処理剤として、櫛形のアクリルシリコーングラフトポリマー(商品名:サイマック US−270、東亜合成社製、水酸価含有量:26mgKOH/g、シリコーン含有量:20〜30%)とフロロシリコーン系消泡剤(商品名:ダッポー SN−359、サンノプコ社製)を100:15で混合した離型処理剤を、塗布厚0.10μmで塗布乾燥し、フッ素含有量が1.8atomic%のものを作製した。また、粘着剤層として、ポリメチルメタクリレートを30重量%含む天然ゴムのグラフト共重合体(ムーニー粘度:100、測定条件:MS(1+4)100℃)100重量部に対し、粘着付与樹脂(日本ゼオン社製、商品名:クイントン A−100)30重量部を加えたものを希釈溶剤に溶解し、塗布乾燥させ、厚さ3μmとして表面保護フィルムを得た。
〔実施例5〕
基材にポリプロピレンフィルムを使用し、その外側に離型処理剤として、櫛形のアクリルシリコーングラフトポリマー(商品名:サイマック US−270、東亜合成社製、水酸価含有量:26mgKOH/g、シリコーン含有量:20〜30%)とフロロシリコーン系消泡剤(商品名:ダッポー SN−359、サンノプコ社製)を100:15で混合した離型処理剤を、塗布厚0.08μmで塗布乾燥し、表面張力が15.80mN/mのものを作製した。また、粘着剤層として、ポリメチルメタクリレートを30重量%含む天然ゴムのグラフト共重合体(ムーニー粘度:100、測定条件:MS(1+4)100℃)100重量部に対し、粘着付与樹脂(日本ゼオン社製、商品名:クイントン A−100)30重量部を加えたものを希釈溶剤に溶解し、塗布乾燥させ、厚さ3μmとして表面保護フィルムを得た。
〔実施例6〕
基材にポリプロピレンフィルムを使用し、その外側に離型処理剤として、櫛形のアクリルシリコーングラフトポリマー(商品名:サイマック US−270、東亜合成社製、水酸価含有量:26mgKOH/g、シリコーン含有量:20〜30%)とフロロシリコーン系消泡剤(商品名:ダッポー SN−359、サンノプコ社製)を100:15で混合した離型処理剤を、塗布厚0.10μmで塗布乾燥し、表面張力が15.20mN/mのものを作製した。また、粘着剤層として、ポリメチルメタクリレートを30重量%含む天然ゴムのグラフト共重合体(ムーニー粘度:100、測定条件:MS(1+4)100℃)100重量部に対し、粘着付与樹脂(日本ゼオン社製、商品名:クイントン A−100)30重量部を加えたものを希釈溶剤に溶解し、塗布乾燥させ、厚さ3μmとして表面保護フィルムを得た。
〔比較例3〕
基材にポリプロピレンフィルムを使用し、その外側に離型処理剤として、櫛形のアクリルシリコーングラフトポリマー(商品名:サイマック US−270、東亜合成社製、水酸価含有量:26mgKOH/g、シリコーン含有量:20〜30%)とフロロシリコーン系消泡剤(商品名:ダッポー SN−367、サンノプコ社製)を100:15で混合した離型処理剤を、塗布厚0.10μmで塗布乾燥し、フッ素含有量が0.1atomic%のものを作製した。また、粘着剤層として、ポリメチルメタクリレートを30重量%含む天然ゴムのグラフト共重合体(ムーニー粘度:100、測定条件:MS(1+4)100℃)100重量部に対し、粘着付与樹脂(日本ゼオン社製、商品名:クイントン A−100)30重量部を加えたものを希釈溶剤に溶解し、塗布乾燥させ、厚さ3μmとして表面保護フィルムを得た。
〔比較例4〕
基材にポリプロピレンフィルムを使用し、その外側に離型処理剤として、櫛形のアクリルシリコーングラフトポリマー(商品名:サイマック US−270、東亜合成社製、水酸価含有量:26mgKOH/g、シリコーン含有量:20〜30%)とフロロシリコーン系消泡剤(商品名:ダッポー SN−356、サンノプコ社製)を100:15で混合した離型処理剤を、塗布厚0.10μmで塗布乾燥し、フッ素含有量が9.0atomic%のものを作製した。また、粘着剤層として、ポリメチルメタクリレートを30重量%含む天然ゴムのグラフト共重合体(ムーニー粘度:100、測定条件:MS(1+4)100℃)100重量部に対し、粘着付与樹脂(日本ゼオン社製、商品名:クイントン A−100)30重量部を加えたものを希釈溶剤に溶解し、塗布乾燥させ、厚さ3μmとして表面保護フィルムを得た。
〔比較例5〕
基材にポリプロピレンフィルムを使用し、その外側に離型処理剤として、櫛形のアクリルシリコーングラフトポリマー(商品名:サイマック US−270、東亜合成社製、水酸価含有量:26mgKOH/g、シリコーン含有量:20〜30%)とフロロシリコーン系消泡剤(商品名:FA−630、信越シリコーン社製)を100:10で混合した離型処理剤を、塗布厚0.10μmで塗布乾燥し、フッ素含有量が15.0atomic%のものを作製した。また、粘着剤層として、ポリメチルメタクリレートを30重量%含む天然ゴムのグラフト共重合体(ムーニー粘度:100、測定条件:MS(1+4)100℃)100重量部に対し、粘着付与樹脂(日本ゼオン社製、商品名:クイントン A−100)30重量部を加えたものを希釈溶剤に溶解し、塗布乾燥させ、厚さ3μmとして表面保護フィルムを得た。
〔比較例6〕
基材にポリプロピレンフィルムを使用し、その外側に離型処理剤として、櫛形のアクリルシリコーングラフトポリマー(商品名:サイマック US−270、東亜合成社製、水酸価含有量:26mgKOH/g、シリコーン含有量:20〜30%)とフロロシリコーン系消泡剤(商品名:FA−630、信越シリコーン社製)を100:10で混合した離型処理剤を、塗布厚0.10μmで塗布乾燥し、表面張力が23.6mN/mのものを作製した。また、粘着剤層として、ポリメチルメタクリレートを30重量%含む天然ゴムのグラフト共重合体(ムーニー粘度:100、測定条件:MS(1+4)100℃)100重量部に対し、粘着付与樹脂(日本ゼオン社製、商品名:クイントン A−100)30重量部を加えたものを希釈溶剤に溶解し、塗布乾燥させ、厚さ3μmとして表面保護フィルムを得た。
〔比較例7〕
基材にポリプロピレンフィルムを使用し、その外側に離型処理剤として、櫛形のアクリルシリコーングラフトポリマー(商品名:サイマック US−270、東亜合成社製、水酸価含有量:26mgKOH/g、シリコーン含有量:20〜30%)とフロロシリコーン系消泡剤(商品名:ダッポー SN−367、サンノプコ社製)を100:15で混合した離型処理剤を、塗布厚0.10μmで塗布乾燥し、表面張力が12.8mN/mのものを作製した。また、粘着剤層として、ポリメチルメタクリレートを30重量%含む天然ゴムのグラフト共重合体(ムーニー粘度:100、測定条件:MS(1+4)100℃)100重量部に対し、粘着付与樹脂(日本ゼオン社製、商品名:クイントン A−100)30重量部を加えたものを希釈溶剤に溶解し、塗布乾燥させ、厚さ3μmとして表面保護フィルムを得た。
〔比較例8〕
基材にポリプロピレンフィルムを使用し、その外側に離型処理剤として、櫛形のアクリルシリコーングラフトポリマー(商品名:サイマック US−270、東亜合成社製、水酸価含有量:26mgKOH/g、シリコーン含有量:20〜30%)とフロロシリコーン系消泡剤(商品名:ダッポー SN−356、サンノプコ社製)を100:15で混合した離型処理剤を、塗布厚0.10μmで塗布乾燥し、表面張力が19.1mN/mのものを作製した。また、粘着剤層として、ポリメチルメタクリレートを30重量%含む天然ゴムのグラフト共重合体(ムーニー粘度:100、測定条件:MS(1+4)100℃)100重量部に対し、粘着付与樹脂(日本ゼオン社製、商品名:クイントン A−100)30重量部を加えたものを希釈溶剤に溶解し、塗布乾燥させ、厚さ3μmとして表面保護フィルムを得た。
実施例および比較例で得られた表面保護フィルムについて下記評価を行った。結果を表1〜表3に示す。
(水酸価および酸価の測定)
水酸価および酸価の測定は、JIS K−0070−1966に準拠しておこなった。なお、水酸化カリウムをエタノールに溶解したもので滴定をおこなった。
(自背面粘着力の測定)
アクリル板(三菱レイヨン社製、アクリライト−L)に、基材なしでPETの剥離ライナーを使用した糊厚25±3μmの両面テープを貼り合せ、その上にテープ背面を上にするように、測定対象の保護フィルムを貼り合せ、さらにその背面に先と同じ保護フィルムを貼り合せた。このサンプルを線圧78N/cm、速度0.3m/minで圧着し、20mm幅に切断し、0.3m/minと10m/minの速度で、剥離角度180度で展開した際の抵抗力(粘着力)を測定した。
(フッ素含有量の測定)
フッ素含有量の測定は、TOF−SIMSを使用して、上記離型層の表面の組成分析をすることによりおこなった。
(表面張力の測定の測定)
前記離型処理層の表面張力の測定は、以下に示す手法によりおこなった。
離型処理層が塗布されているテープあるいはフィルムを、水を数滴滴下したスライドガラスの上に、離型処理層を上にして置きスライドガラスに固定した。つぎに、接触角計(協和界面社製、CX−A型)を使用して蒸留水、ヨウ化メチレン、エチレングリコールのそれぞれの接触角をN=5で測定した。これらのデータの上下限値を除いた平均値から、Fowkesの式を使用して表面張力を算出した。
(背面塗布ムラ観察条件)
離型処理剤を32℃60%RHの環境下で塗工速度85m/minでキス方式によってプラスチックフィルムに塗布して80℃乾操したものを、蛍光灯下にて目視で塗布外観を観察することにより、塗布ムラの確認を行った。
Figure 2008133435
表1から、実施例1〜2で作製した表面保護フィルムは、ゴム系粘着剤を用いても自背面に対する低剥離(低巻戻し力)が可能であって、被着体への接着信頼性に優れたものであることがわかった。
Figure 2008133435
Figure 2008133435
本発明の表面保護フィルムの一態様を示す断面図である。 本発明の表面保護フィルムの使用状態の一態様を示す断面図である。
符号の説明
1 :表面保護フィルム
l0:基材層
l2:粘着剤層
14:離型処理層
2 :光学フィルム

Claims (9)

  1. 基材層の片面に粘着剤層、前記基材層の他方の面に離型処理層が積層されている表面保護フィルムであって、前記粘着剤層がゴム系により形成されており、前記離型処理層がアクリルシリコーングラフトポリマーにより形成されていることを特徴とする表面保護フィルム。
  2. 前記離型処理層の厚さが0.05〜0.5μmである請求項1に記載の表面保護フィルム。
  3. 前記粘着剤層の厚さが2〜10μmである請求項1または2に記載の表面保護フィルム。
  4. 前記アクリルシリコーングラフトポリマーの水酸価または酸価が15〜70mgKOH/gであり、かつ前記アクリルシリコーングラフトポリマーのシリコーンのグラフト量が15〜40重量%である請求項1〜3のいずれかに記載の表面保護フィルム。
  5. 前記離型処理層にフッ素を0.3〜7.0atomic%含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の表面保護フィルム。
  6. 前記離型処理層の表面張力が13.5〜18.0mN/mであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の表面保護フィルム。
  7. 0.3m/minでの剥離の際における前記離型処理層に対する前記粘着剤層の粘着力が0.4N/20mm以下である請求項1〜6のいずれかに記載の表面保護フィルム。
  8. 光学フィルムの表面保護に用いられる請求項1〜7のいずれかに記載の表面保護フィルム。
  9. 請求項1〜7のいずれかに記載の表面保護フィルムを光学フィルムの片面または両面に貼り合わせてなることを特徴とする表面保護フィルム付き光学フィルム。
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