JP2008117494A - 光ディスク再生装置 - Google Patents

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    • G11B7/121Protecting the head, e.g. against dust or impact with the record carrier

Abstract

【課題】レンズと光ディスクとの衝突が防止される光ディスク再生装置を提供する。
【解決手段】光ディスク再生装置のマイクロコンピュータがディスクの再生時に実行する処理は、予め定められた速度でフォーカスサーチを行なうための信号を出力するステップ(S420)と、光ディスクの表面におけるレーザ光の反射が検出された場合に(ステップS430にてYES)、サーチ速度を減速させるための信号を出力するステップ(S440)と、S字が検出されない場合に(ステップS450にてNO)、上記反射が検出された後、一定時間が経過すると(ステップS470にてYES)、ディスクエラーを表示する信号を出力するステップ(S480)とを含む。
【選択図】図4

Description

本発明は光ディスクの再生装置に関し、特に、光ディスクからデータを読み取るためのピックアップ部の制御に関する。
データを記録するための媒体として、DVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu-Ray Disc、ブルーレイディスク)その他の光ディスクが知られている。光ディスクに記録されているデータは、レーザ光を照射するピックアップ装置によって読み取られる。光ディスクに記録されているデータを読み取るためには、レーザ光を集光して、当該光ディスクのデータ記録面にフォーカスして照射する必要がある。そのために、ピックアップ装置を構成する対物レンズを光ディスクのフォーカス方向に移動させる。
ところで、たとえば、BDを再生する場合におけるいわゆるワーキングディスタンス(約0.5mm)は、DVDを再生する場合におけるワーキングディスタンス(約1.5mm)よりも短いため、レンズと光ディスクとが衝突する可能性もある。ここで、ワーキングディスタンスとは、光ディスクのデータ記録層に焦点が合っている場合における対物レンズと当該光ディスクの表面までの距離である。
そこで、たとえば、特開2004−192784号公報(特許文献1)は、光ディスクと集束レンズとの衝突を回避しつつ、正確なフォーカスジャンプを実現する技術を開示している。
また、特開2006−134367号公報(特許文献2)は、光ディスクの判別の際に対物レンズとディスク表面との接触を回避する技術を開示している。
特開2004−192784号公報 特開2006−134367号公報
特開2004−192784号公報および特開2006−134367号公報のいずれにも、レンズの移動の制御に、いわゆるS字カーブが用いられることが記載されている。しかしながら、このS字カーブが検出されない場合には、レンズの移動が制御されず、光ディスクに衝突する恐れがあった。
本発明は、上述のような問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、光ディスクとピックアップ装置との衝突が防止される光ディスク再生装置を提供することである。
上記の課題を解決するために、この発明のある局面に従うと、光ディスクを再生するための光ディスク再生装置が提供される。この光ディスク再生装置は、光ディスクに光を照射する光源と、光ディスクからの反射光を集める対物レンズと、対物レンズをフォーカス方向に駆動するアクチュエータと、対物レンズによって集められた反射光に基づくフォーカスエラー信号の強度を算出する算出手段と、強度の周期的な第1の変化を検出する第1の検出手段とを備える。第1の変化は、光ディスクの表面からの反射光に基づくものである。光ディスク再生装置は、第1の変化の検出に応答して、アクチュエータに、対物レンズを減速させる制動手段と、第1の変化が検出された後に、強度の周期的な第2の変化を検出する第2の検出手段とを備える。第2の変化は、光ディスクのデータ面からの反射光に基づく。光ディスク再生装置は、予め定められた時間内に第2の変化が検出された場合に、光ディスクを再生する再生手段と、予め定められた時間内に第2の変化が検出されない場合に、アクチュエータを停止させる停止手段とを備える。
この発明の他の局面に従う光ディスク再生装置は、光ディスクに光を照射する発光手段と、光ディスクからの反射光を集める集光手段と、フォーカス方向に集光手段を駆動する駆動手段と、集光手段によって集められた反射光に基づく信号の強度を算出する算出手段と、強度の第1の変化を検出する第1の検出手段と、第1の変化が検出された後に、強度の第2の変化を検出する第2の検出手段と、予め定められた時間内に第2の変化が検出された場合に、光ディスクを再生する再生手段と、予め定められた時間内に第2の変化が検出されない場合に、駆動手段を停止させる停止手段とを備える。
好ましくは、予め定められた時間は、第1の変化が検出された場合における集光手段と光ディスクの表面との距離と、集光手段の移動速度とに応じて規定される。
好ましくは、第1の検出手段は、第1の変化として、強度の周期的な変化を検出する。
好ましくは、第1の検出手段は、光ディスクの表面からの反射光に基づいて第1の変化を検出する。
好ましくは、第2の検出手段は、第1の変化として、強度の周期的な変化を検出する。
好ましくは、第2の検出手段は、光ディスクの表面からの反射光に基づいて第1の変化を検出する。
好ましくは、算出手段は、反射光に基づいてフォーカスエラー信号を生成する生成手段と、フォーカスエラー信号の強度を算出する強度算出手段とを含む。
好ましくは、フォーカスエラー信号の強度は、正弦波状に変化する。第1の検出手段は、第1の変化として、強度の値が正から負になる時を検出する。第2の検出手段は、第2の変化として、強度の値が正から負になる時を検出する。
好ましくは、光ディスク再生装置は、第1の変化の検出に応答して、駆動手段に、集光手段の移動を減速させる制動手段をさらに備える。
好ましくは、制動手段は、予め定められた加速度に従って移動を減速させるための指令を、駆動手段に対して与える。
この発明の他の局面に従う光ディスク再生装置は、光ディスクに光を照射する光源と、光ディスクからの反射光を集める対物レンズと、対物レンズをフォーカス方向に駆動するアクチュエータと、一組の命令を格納するメモリと、命令を実行するプロセッサとを備える。プロセッサは、対物レンズによって集められた反射光に基づくフォーカスエラー信号の強度を算出する命令と、強度の周期的な第1の変化を検出する第1の検出命令とを実行する。第1の変化は、光ディスクの表面からの反射光に基づく。プロセッサは、第1の変化の検出に応答して、アクチュエータに、対物レンズを減速させる命令と、第1の変化が検出された後に、強度の周期的な第2の変化を検出する第2の検出命令とを実行する。第2の変化は、光ディスクのデータ面からの反射光に基づく。プロセッサは、予め定められた時間内に第2の変化が検出された場合に、光ディスクを再生する再生命令と、予め定められた時間内に第2の変化が検出されない場合に、アクチュエータを停止させる停止命令とを実行する。
この発明のさらに他の局面に従う光ディスク再生装置は、光ディスクに光を照射する発光手段と、光ディスクからの反射光を集める集光手段と、フォーカス方向に集光手段を駆動する駆動手段と、一組の命令を格納するメモリと、命令を実行するプロセッサとを備える。プロセッサは、集光手段によって集められた反射光に基づく信号の強度を算出する算出命令と、強度の第1の変化を検出する第1の検出命令と、第1の変化が検出された後に、強度の第2の変化を検出する第2の検出命令と、予め定められた時間内に第2の変化が検出された場合に、光ディスクを再生する再生命令と、予め定められた時間内に第2の変化が検出されない場合に、駆動手段を停止させる停止命令とを実行する。
好ましくは、予め定められた時間は、第1の変化が検出された場合における集光手段と光ディスクの表面との距離と、集光手段の移動速度とに応じて規定される。
好ましくは、プロセッサは、第1の検出命令として、強度の周期的な変化を検出する命令を実行する。
好ましくは、プロセッサは、第1の検出命令として、光ディスクの表面からの反射光に基づいて第1の変化を検出する命令を実行する。
好ましくは、プロセッサは、第2の検出命令として、強度の周期的な変化を検出する命令を実行する。
好ましくは、プロセッサは、第2の検出命令として、光ディスクの表面からの反射光に基づいて第1の変化を検出する命令を実行する。
好ましくは、プロセッサは、算出命令として、反射光に基づいてフォーカスエラー信号を生成する生成命令と、フォーカスエラー信号の強度を算出する強度算出命令とを実行する。
好ましくは、フォーカスエラー信号の強度は、正弦波状に変化する。プロセッサは、第1の検出命令として、強度の値が正から負になる時を検出する命令を実行し、第2の検出命令として、強度の値が正から負になる時を検出する命令を実行する。
好ましくは、プロセッサは、第1の変化の検出に応答して、集光手段の移動を駆動手段に減速させる制動命令をさらに実行する。
好ましくは、プロセッサは、予め定められた加速度に従って移動を減速させる指令を駆動手段に対して与える命令を実行する。
本発明に係る光ディスク再生装置によると、光ディスクとピックアップ装置との衝突が防止される。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
図1を参照して、本発明の実施の形態に係る光ディスク再生装置100の構成について説明する。図1は、光ディスク再生装置100のハードウェア構成を表わすブロック図である。光ディスク再生装置100は、光ディスク20を駆動するモータ1と、ディスクドライブコントローラ2と、ヘッドアクセス制御部3と、ピックアップ装置10と、マイクロコンピュータ80と、サーボブロック110とを備える。光ディスク20は、たとえばBD(Blu-ray Disk)であるが、光信号による読み取りが可能な他のディスクであってもよい。
サーボブロック110は、信号処理部4と、ガイド50と、トラッキングサーボ回路61と、フォーカスサーボ回路62と、バイアス回路70とを含む。
ピックアップ装置10は、対物レンズ11と、対物レンズ駆動装置12と、半導体レーザ13と、光検出器14とを含む。信号処理部4は、再生回路30と、エラー検出回路40と、ジッタ量測定回路43とを含む。
エラー検出回路40は、フォーカスエラー検出回路42と、トラッキングエラー検出回路41とを含む。バイアス回路70は、デフォーカス量特定回路71と、デフォーカス量供給回路73と、JTメモリ74と、FEメモリ75とを含む。
モータ1は、ディスクドライブコントローラ2から供給される信号を受けて、その信号に基づいて光ディスク20を予め定められた回転数で回転させる。
ピックアップ装置10は、ヘッドアクセス制御部3によって制御され、ガイド50に沿って光ディスク20の半径方向に駆動される。
ピックアップ装置10において、対物レンズ駆動装置12は、ピックアップ装置10に与えられる制御信号に基づいて対物レンズ11を駆動する。具体的には、対物レンズ駆動装置12は、マグネットとコイルとを含む。対物レンズ駆動装置12は、フォーカスサーボ回路62の制御に基づいて、当該マグネットから生じる磁界中に置かれたフォーカスコイルに電流を流すことによって、対物レンズ11をフォーカス方向に駆動する。さらに、対物レンズ駆動装置12は、トラッキングサーボ回路61の制御に基づいて、当該マグネットから生じる磁界中に置かれたトラッキングコイルに電流を流すことによって、対物レンズ11をトラッキング方向に駆動する。
半導体レーザ13は、光ディスク20に書き込まれているデータを読み出すための光信号を出力する。対物レンズ11は、半導体レーザ13から出力されたレーザ光を集光して光ディスク20の記録面に照射し、また、光ディスク20の当該記録面からの反射光を集光する。なお、光ディスク20に光を照射するためのレンズと光ディスク20からの反射光を集めるためのレンズとが別個に構成されるものでもよい。
対物レンズ11によって集光された反射光は、光検出器14に入射される。光検出器14は、光信号を電気信号に変換する。光検出器14は、たとえば4つの受光領域を有する。光検出器14からの出力は、信号処理部4に入力される。
信号処理部4において、再生回路30は、対物レンズ11に入射された反射光を検出し、光ディスク20の記録面に記録されたデータを再生するための信号を出力する。ジッタ量測定回路43は、再生回路30から出力される当該信号のジッタ量を算出する。
エラー検出回路40において、トラッキングエラー検出回路41は、対物レンズ11に入射された反射光に基づいて、対物レンズ11のホルダ(図示しない)のトラッキング方向のずれ(すなわち光ディスク20の半径方向のずれ)を検出し、そのずれに基づいてトラッキングエラー信号を生成する。
フォーカスエラー検出回路42は、非点収差法に基づいて、対物レンズ11に入射された反射光に基づいて上記ホルダのフォーカス方向のずれ(半導体レーザ13から出力されるレーザ光の光軸のずれ)を検出し、そのずれに基づいてフォーカスエラー信号を生成する。
トラッキングサーボ回路61は、トラッキングエラー検出回路41から送られるトラッキングエラー信号に基づいて対物レンズ駆動装置12による対物レンズ11のトラッキングを制御する。トラッキングサーボ回路61は、光ディスク20が光ディスク再生装置100に挿入された後、かつシーク動作前の期間のジッタ最小デフォーカス量JMDFの特定時およびシーク動作の終了後に、トラッキング制御を行ない(トラッキングサーボオン)、光ディスク20が挿入された後、かつシーク動作前の期間のフォーカスエラー最小デフォーカス量FMDFの特定時およびシーク動作中に、トラッキング制御を停止する(トラッキングサーボオフ)。
フォーカスサーボ回路62は、フォーカスエラー検出回路42から送られるフォーカスエラー信号と、バイアス回路70から送られるデフォーカス量との和に基づいて、対物レンズ駆動装置12による対物レンズ11のフォーカスを制御する。フォーカスサーボ回路62は、光ディスク20が光ディスク再生装置100に挿入された後にフォーカス制御を行ない(フォーカスサーボオン)、光ディスク20が光ディスク再生装置100から取出された後に、フォーカス制御を停止する(フォーカスサーボオフ)。
バイアス回路70において、デフォーカス量特定回路71は、トラッキングサーボがオン、かつフォーカスサーボがオンの状態で、予め定められた量ずつデフォーカス量を変化させ、変化後のデフォーカス量をフォーカスサーボ回路62に出力する。デフォーカス量特定回路71は、その変化したデフォーカス量に基づいて行なわれたフォーカス制御に基づいて、変化したジッタ量をジッタ量測定回路43から取得する。デフォーカス量特定回路71は、そのジッタ量の大きさが最小となるデフォーカス量を特定して、ジッタ最小デフォーカス量JMDFとして、JTメモリ74に書き込む。
また、デフォーカス量特定回路71は、トラッキングサーボがオフ、かつフォーカスサーボがオンの状態で、予め定められた量ずつデフォーカス量を順次変化させ、フォーカスサーボ回路62に出力する。デフォーカス量特定回路71は、フォーカスエラー検出回路42から、その変化したデフォーカス量に基づき行なわれたフォーカス制御によって変化したフォーカスエラー信号を取得する。デフォーカス量特定回路71は、フォーカスエラー信号の振幅が最小となるデフォーカス量を特定し、フォーカスエラー最小デフォーカス量FMDFとしてFEメモリ75に書き込む。
JTメモリ74は、上記のジッタ最小デフォーカス量JMDFを、制御のために確保されたメモリ領域に格納する。FEメモリ75は、フォーカスエラー最小デフォーカス量FMDFを他のメモリ領域に格納する。なお、JTメモリ74とFEメモリ75とは、物理的に同一のメモリであってもよい。
デフォーカス量供給回路73は、シーク動作中には、FEメモリ75に格納されているフォーカスエラー最小デフォーカス量FMDFを当該メモリ領域から読み出して、フォーカスサーボ回路62にその値を与える。シーク動作が終了すると、デフォーカス量供給回路73は、JTメモリ74に格納されているジッタ最小デフォーカス量JMDFを当該メモリ領域から読み出して、そのデータをフォーカスサーボ回路62に与える。
マイクロコンピュータ80は、信号処理部4から出力される信号に基づいてピックアップ装置10の移動を制御するための信号処理を行ない、その結果をディスクドライブコントローラ2に出力する。マイクロコンピュータ80によって実現される機能は後述する(図3)。
図2を参照して、光ディスク20からの反射光に基づく信号強度の変化について説明する。図2は、光ディスク20の断面と、その光ディスク20の反射面からの光に基づく信号強度の推移とを対応付けて表わす図である。信号強度は光ディスク20と対物レンズ11との間の距離に応じて変化する。
光ディスク20は、ディスク表面21とデータ面22とを含む。ディスク表面21は、データ面22を保護する。データ面22には、データが記録されている。
レーザ光が光ディスク20に対して照射されると、光ディスク20からの反射光は、対物レンズ11によって集められる。その反射光に基づいて対物レンズ11と光ディスク20との関係を表わす信号(フォーカスエラー信号)を生成すると、図2におけるグラフ210として表わされる。グラフ210によって表わされる位置において、対物レンズ11が光ディスク20に対してさらに接近すると、データ面22からの反射光が対物レンズ11に入射される。その反射光に基づいて検知される光信号の強度は、たとえばグラフ220のように表わされる。この場合、グラフ220ピークは、グラフ210のピークを上回わる。
一方、レーザ光がディスク表面21とデータ面22との間に当たっている間、光ディスク20からの反射光に基づいて得られる強度の値は、ほとんど0となる。その位置の前後における反射光に基づいて信号強度を算出すると、図2に示されるような、いわゆる「S字カーブ」が導出される。
次に、図3を参照して、光ディスク再生装置100が備えるマイクロコンピュータ80について説明する。図3は、マイクロコンピュータ80によって実現される機能を表わすブロック図である。マイクロコンピュータ80は、表面反射検出部81と、サーチ減速指令部82と、計時部83と、記憶部84と、S字検出部86と、判断部87と、サーチ終了指令部88と、立上げ処理指令部89とを含む。記憶部84は、予め設定されたしきい値85を格納している。
信号処理部4から送られた信号は、表面反射検出部81またはS字検出部86に入力される。表面反射検出部81は、半導体レーザ13から出力されたレーザ光が光ディスク20のディスク表面21において反射していることを、その信号に基づいて検出する。
サーチ減速指令部82は、表面反射検出部81によってディスク表面21における反射が検出されたことに基づいて、対物レンズ駆動11の移動速度を遅くするための指令を生成する。サーチ減速指令部82は、その指令をディスクドライブコントローラ2に送出する。その指令に応答して、ディスクドライブコントローラ2は、対物レンズ11の光ディスク20への移動速度を落とすように、ヘッドアクセス制御部3に対して命令する。その命令は、対物レンズ駆動装置12に送られる。その命令に応答して、対物レンズ駆動装置12は、対物レンズ11を光ディスク20の方向に移動する速度が減速するように、出力(たとえばアクチュエータに与えられる電圧値を規定する信号)を変更して出力する。
計時部83は、マイクロコンピュータ80における時刻情報を取得する。たとえば、計時部83は、表面反射検出部81によってディスク表面21における反射が検出された時から経過した時間を計測する。その結果は、判断部87に与えられる。
記憶部84は、S字検出部86によって反射光に基づく信号強度の変化を検出するためのしきい値85を格納している。しきい値85は、たとえば光ディスク再生装置100の製造時に他のデータあるいはプログラムとともに記憶部84に書き込まれる。
S字検出部86は、信号処理部4からの出力と、記憶部84に格納されているしきい値85とに基づいて作動するように、構成される。具体的には、S字検出部86は、信号処理部4から出力されるフォーカスエラー信号が予め設定されたしきい値85を上回るか否か判断する。S字検出部86は、しきい値85に対するそのフォーカスエラー信号の変化に基づいて、光ディスク20の反射光の信号強度の変化(たとえばサインカーブ上の変化)を検出する。当該変化は、たとえば、信号強度の変化率の変化(変化率が正から負へ、あるいはその逆、等)を含む。S字検出部86による検出の結果は、判断部87あるいは立上げ処理指令部89に送られる。
判断部87は、ある局面において、計時部83からの時刻情報とS字検出部86による検出結果とに基づいて、フォーカスサーチを終了するか否かを判断する。たとえば、計時部83によって計測される時間(たとえば、ディスク表面21からの反射が検出されてから経過した時間)が予め定められた時間経過していたことが検出されると、判断部87は対物レンズ駆動装置12の移動によるフォーカスサーチを終了する旨、判断する。一方、判断部87は、そのような時間が未だ経過していないと判断すると、S字検出部86による検出をさらに継続する旨、判断する。
サーチ終了指令部88は、判断部87による判断の結果に基づいて対物レンズ駆動装置12によるフォーカスサーチを終了する命令を生成し、生成した命令をディスクドライブコントローラ2に与える。ディスクドライブコントローラ2は、その命令に基づいて、ヘッドアクセス制御部8を介して対物レンズ駆動装置12による駆動を終了する。
立上げ処理指令部89は、光ディスク再生装置100による光ディスク20の再生のための処理を行なう命令をディスクドライブコントローラ2に与える。具体的には、S字検出部86によってデータ面22からの反射光に基づく信号強度の変化(グラフ220)が検出されると、立上げ処理指令部89は、光ディスク20に記録されているデータの読み取りが可能となるようにディスクドライブコントローラ2に対して待機命令を与える。光ディスク再生装置100は、この待機命令に応答して、外部から次の信号を受け付ける状態に切り替わる。
次に、図4を参照して、光ディスク再生装置100の制御構造について説明する。図4は、マイクロコンピュータ80が実行する一連の動作を表わすフローチャートである。
ステップS410にて、マイクロコンピュータ80は、光ディスク20に対するフォーカスサーチを開始するタイミングであることを検知する。この検知は、光ディスク20が光ディスク再生装置100に挿入された後に行なわれる初期動作が完了した後に行なわれる。当該初期動作は、たとえば光ディスク20のデータ管理領域から、ディスクの種類その他の属性を読み込む動作等を含む。
ステップS420にて、マイクロコンピュータ80は、予め定められた速度で対物レンズ駆動装置12を駆動してフォーカスサーチを行なうための信号を、ディスクドライブコントローラ2に与える。ディスクドライブコントローラ2は、その信号に基づいてヘッドアクセス制御部3を介して対物レンズ駆動装置12を一定の速度で駆動させる。対物レンズ11は、対物レンズ駆動装置12の制御により光ディスク20のフォーカス方向に対して一定速度で接近する。
ステップS430にて、マイクロコンピュータ80は、信号処理部4からの出力に基づいて、光ディスク20のディスク表面21における反射を検出したか否かを判断する。マイクロコンピュータ80がディスク表面21における反射を検出したと判断すると(ステップS430にてYES)、制御はステップS440に移される。そうでない場合には(ステップS430にてNO)、制御はステップS420に戻される。
ステップS440にて、マイクロコンピュータ80は、フォーカスサーチの速度を減速するための信号をディスクドライブコントローラ2に与える。その信号に基づいて、ディスクドライブコントローラ2は、対物レンズ駆動装置12による対物レンズ11の移動速度を、ヘッドアクセス制御部3を介して減速させる。
ステップS450にて、マイクロコンピュータ80は、信号処理部4から出力される信号に基づいてS字(信号強度の変化の形状)を検出したか否かを判断する。マイクロコンピュータ80がS字を検出したと判断すると(ステップS450にてYES)、制御はステップS460に切り換えられる。そうでない場合には(ステップS450にNO)、制御はステップS470に移される。
ステップS460にて、マイクロコンピュータ80は、光ディスク再生装置100について予め規定された立上げ処理を行なうための命令をディスクドライブコントローラ2に対して与える。ディスクドライブコントローラ2は、その命令に応答して光ディスク20の記録面からデータを読み取るための状態に各部を待機させる。
ステップS470にて、マイクロコンピュータ80は、その内部で生成された時刻情報に基づいて、ディスク表面21における反射が検出されてから予め定められた一定時間が経過したか否かを判断する。ここで、一定時間は、表面反射が検出された時(ステップS430)における対物レンズ11と光ディスク20との距離と、その時以降の対物レンズ11の移動速度とに基づいて規定される。検出マイクロコンピュータ80は、当該一定時間が経過していると判断すると(ステップS470にてYES)、制御をステップS480に切り換える。そうでない場合には(ステップS470にてNO)、マイクロコンピュータ80は、制御をステップS450に戻す。
ステップS480にて、マイクロコンピュータ80は、対物レンズ11を停止させるための命令を、ヘッドアクセス制御部3に対して与える。その命令に応答して、ヘッドアクセス制御部3は、対物レンズ11が光ディスク20に対してさらに接近しないように、ッピックアップ装置10に指令する。その指令に応答して、対物レンズ駆動装置12に与えられる電圧値は、一定値に維持され、対物レンズ11はその位置に留まる。その結果、対物レンズ11と光ディスク20との衝突が防止される。
さらに、マイクロコンピュータ80は、ディスクエラーを表示する信号を生成して、光ディスク再生装置100の表示部(図示しない)に与える。これにより、光ディスク再生装置100の使用者は、光ディスク20の再生が失敗したことを確認できる。
なお、ステップS480におけるマイクロコンピュータ80によるエラー処理は、表面反射後一定時間が経過してから直ちに行なわれなくてもよい。たとえば、対物レンズ11が停止している位置で予め設定された回数だけ、データの読み取り動作が行なわれてもよい。フォーカスエラーが偶然生じた場合には、再度の読み取り動作によって、データの読み取りが光ディスク20から正しく行なわれる。
次に、図5を参照して、対物レンズ11の移動と反射光との関係について説明する。図5は、対物レンズ駆動装置12に与えられる信号(電圧値)と光ディスク20からの反射光に基づく信号強度の変化とを表わす図である。
光ディスク20が光ディスク再生装置100に装着されて予め規定された初期動作が完了した後、時刻t(1)において、フォーカスサーチを開始するタイミングが検知される(ステップS410)。対物レンズ駆動装置12によって、対物レンズ11のホルダ(図示しない)を移動させるための信号(たとえば電圧値)が与えられる。たとえば時刻t(1)から時刻t(2)に至るまでに、電圧値が0からV(2)となるように一定の変化率に従って電圧値が当該ホルダに与えられる。当該ホルダは、たとえばアクチュエータに接続されている。アクチュエータがこの電圧値に基づいて駆動すると、対物レンズ11は光ディスク20に対して接近する。対物レンズ11が光ディスク20に接近するに従って、光ディスク20からの反射光に基づいて算出される信号強度は、徐々に大きくなる。その信号強度は、時刻t(2)において再び0となり、その後、信号強度の値は負となる。
時刻t(2)において、最初の変化(小さなS字)が検出されると(ステップS430にてYES)、マイクロコンピュータ80は、対物レンズ11の移動速度を落とすための命令をディスクドライブコントローラ2に与える。その命令に応答して、ディスクドライブコントローラ2は、移動速度を落とすための信号をヘッドアクセス制御部3に与える。その信号に応答して、ヘッドアクセス制御部3は、時刻t(2)迄の増加率よりも下回る増加率で規定される電圧値を出力するように、対物レンズ駆動装置12に命令を与える。その結果、時刻t(2)以降は、対物レンズ11の移動速度は、それ以前よりも遅くなる。
その後、光ディスク20からの反射光に基づいて算出される信号強度は、負の値から再び0となり、対物レンズ11が光ディスク20にさらに接近するにつれて、正の値が算出される。信号強度の値がピークを過ぎた後、再び0点になると(時刻t(3))、マイクロコンピュータ80は、光ディスク20のデータ面22における反射を検出したと判断する(ステップS450にてYES)。
そこで、マイクロコンピュータ80は、対物レンズ11による一層の接近を停止するために、フォーカスサーチを終了する命令をディスクドライブコントローラ2に与える。ディスクドライブコントローラ2は、その命令に基づいてヘッドアクセス制御部3を介して対物レンズ11の移動を終了する。
以上のようにして、本発明の実施の形態に係る光ディスク再生装置100は、ピックアップ装置10によるフォーカスサーチが行なわれる場合に、信号強度についての最初の「S字カーブ」を検出すると、対物レンズ11の移動速度を遅くする。さらに、光ディスク再生装置100は、その検出したタイミングから経過した時間を計測する。
その時間が予め定められた時間を経過する前に、次の「S字カーブ」が検出されない場合、光ディスク再生装置100のマイクロコンピュータ80は、データ面22に対するフォーカスサーチが失敗したと判断し、ピックアップ装置10の移動を停止する。これにより、データ面22に対するフォーカスに係るS字カーブが検出されない場合でも、対物レンズ11と光ディスク20との衝突が防止される。
なお、以上説明した本発明に係る技術的思想の適用は、BDに限られない。いわゆるワーキングディスタンスがBDのそれよりも短い他の光ディスクに対しても適用できる。また、ディスク表面21からの反射光に基づく「S字カーブ」が検出された時から、データ面22からの反射光に基づく「S字カーブ」が検出される間の時間を予め設定する態様は、たとえば、複数の記録層を有する光ディスクにおいて、隣接する各データ面からの反射光に基づく「S字カーブ」が検出される時間について予め規定することに対しても適用できる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、ブルーレイディスクその他の複数の反射面を有する光ディスクを再生および/又は録画する装置に適用可能である。
本発明の実施の形態に係る光ディスク再生装置100のハードウェア構成を表わすブロック図である。 光ディスク20の断面と、その光ディスク20の反射面からの光に基づき検出される信号強度の推移とを、対応付けて表わす図である。 光ディスク再生装置100が備えるマイクロコンピュータ80によって実現される機能を表わすブロック図である。 マイクロコンピュータ80が実行する一連の動作を表わすフローチャートである。 光ディスク再生装置100が備える対物レンズ駆動装置12に与えられる信号(電圧値)と光ディスク20からの反射光に基づく信号強度の変化とを表わす図である。
符号の説明
1 モータ、2 ディスクドライブコントローラ、3 ヘッドアクセス制御部、4 信号処理部、10 ピックアップ装置、11 対物レンズ、12 対物レンズ駆動装置、13 半導体レーザ、14 光検出器、20 光ディスク、30 再生回路、40 エラー検出回路、41 トラッキングエラー検出回路、42 フォーカスエラー検出回路、43 ジッタ量測定回路、50 ガイド、61 トラッキングサーボ回路、62 フォーカスサーボ回路、70 バイアス回路、71 デフォーカス量特定回路、73 デフォーカス量供給回路、74 JTメモリ、75 FEメモリ、80 マイクロコンピュータ、81 表面反射検出部、82 サーチ減速指令部、83 計時部、84 記憶部、85 しきい値、86 S字検出部、87 判断部、88 サーチ終了指令部、89 立ち上げ処理指令部、100 光ディスク再生装置、110 サーボブロック。

Claims (22)

  1. 光ディスクを再生するための光ディスク再生装置であって、
    前記光ディスクに光を照射する光源と、
    前記光ディスクからの反射光を集める対物レンズと、
    前記対物レンズをフォーカス方向に駆動するアクチュエータと、
    前記対物レンズによって集められた前記反射光に基づくフォーカスエラー信号の強度を算出する算出手段と、
    前記強度の周期的な第1の変化を検出する第1の検出手段とを備え、前記第1の変化は、前記光ディスクの表面からの反射光に基づくものであり、
    前記第1の変化の検出に応答して、前記アクチュエータに、前記対物レンズを減速させる制動手段と、
    前記第1の変化が検出された後に、前記強度の周期的な第2の変化を検出する第2の検出手段とを備え、前記第2の変化は、前記光ディスクのデータ面からの反射光に基づくものであり、
    予め定められた時間内に前記第2の変化が検出された場合に、前記光ディスクを再生する再生手段と、
    前記予め定められた時間内に前記第2の変化が検出されない場合に、前記アクチュエータを停止させる停止手段とを備える、光ディスク再生装置。
  2. 光ディスクを再生するための光ディスク再生装置であって、
    前記光ディスクに光を照射する発光手段と、
    前記光ディスクからの反射光を集める集光手段と、
    フォーカス方向に前記集光手段を駆動する駆動手段と、
    前記集光手段によって集められた前記反射光に基づく信号の強度を算出する算出手段と、
    前記強度の第1の変化を検出する第1の検出手段と、
    前記第1の変化が検出された後に、前記強度の第2の変化を検出する第2の検出手段と、
    予め定められた時間内に前記第2の変化が検出された場合に、前記光ディスクを再生する再生手段と、
    前記予め定められた時間内に前記第2の変化が検出されない場合に、前記駆動手段を停止させる停止手段とを備える、光ディスク再生装置。
  3. 前記予め定められた時間は、前記第1の変化が検出された場合における前記集光手段と前記光ディスクの表面との距離と、前記集光手段の移動速度とに応じて規定される、請求項2に記載の光ディスク再生装置。
  4. 前記第1の検出手段は、前記第1の変化として、前記強度の周期的な変化を検出する、請求項2に記載の光ディスク再生装置。
  5. 前記第1の検出手段は、前記光ディスクの表面からの反射光に基づいて前記第1の変化を検出する、請求項2に記載の光ディスク再生装置。
  6. 前記第2の検出手段は、前記第1の変化として、前記強度の周期的な変化を検出する、請求項2に記載の光ディスク再生装置。
  7. 前記第2の検出手段は、前記光ディスクの表面からの反射光に基づいて前記第1の変化を検出する、請求項2に記載の光ディスク再生装置。
  8. 前記算出手段は、
    前記反射光に基づいてフォーカスエラー信号を生成する生成手段と、
    前記フォーカスエラー信号の強度を算出する強度算出手段とを含む、請求項2に記載の光ディスク再生装置。
  9. 前記フォーカスエラー信号の強度は、正弦波状に変化し、
    前記第1の検出手段は、前記第1の変化として、前記強度の値が正から負になる時を検出し、
    前記第2の検出手段は、前記第2の変化として、前記強度の値が正から負になる時を検出する、請求項8に記載の光ディスク再生装置。
  10. 前記第1の変化の検出に応答して、前記駆動手段に、前記集光手段の移動を減速させる制動手段をさらに備える、請求項2に記載の光ディスク再生装置。
  11. 前記制動手段は、予め定められた加速度に従って前記移動を減速させるための指令を、前記駆動手段に対して与える、請求項10に記載の光ディスク再生装置。
  12. 光ディスクを再生するための光ディスク再生装置であって、
    前記光ディスクに光を照射する光源と、
    前記光ディスクからの反射光を集める対物レンズと、
    前記対物レンズをフォーカス方向に駆動するアクチュエータと、
    一組の命令を格納するメモリと、
    命令を実行するプロセッサとを備え、
    前記プロセッサは、
    前記対物レンズによって集められた前記反射光に基づくフォーカスエラー信号の強度を算出する命令と、
    前記強度の周期的な第1の変化を検出する第1の検出命令とを実行し、前記第1の変化は、前記光ディスクの表面からの反射光に基づくものであり、
    前記第1の変化の検出に応答して、前記アクチュエータに、前記対物レンズを減速させる命令と、
    前記第1の変化が検出された後に、前記強度の周期的な第2の変化を検出する第2の検出命令とを実行し、前記第2の変化は、前記光ディスクのデータ面からの反射光に基づくものであり、
    予め定められた時間内に前記第2の変化が検出された場合に、前記光ディスクを再生する再生命令と、
    前記予め定められた時間内に前記第2の変化が検出されない場合に、前記アクチュエータを停止させる停止命令とを実行する、光ディスク再生装置。
  13. 光ディスクを再生するための光ディスク再生装置であって、
    前記光ディスクに光を照射する発光手段と、
    前記光ディスクからの反射光を集める集光手段と、
    フォーカス方向に前記集光手段を駆動する駆動手段と、
    一組の命令を格納するメモリと、
    命令を実行するプロセッサとを備え、
    前記プロセッサは、
    前記集光手段によって集められた前記反射光に基づく信号の強度を算出する算出命令と、
    前記強度の第1の変化を検出する第1の検出命令と、
    前記第1の変化が検出された後に、前記強度の第2の変化を検出する第2の検出命令と、
    予め定められた時間内に前記第2の変化が検出された場合に、前記光ディスクを再生する再生命令と、
    前記予め定められた時間内に前記第2の変化が検出されない場合に、前記駆動手段を停止させる停止命令とを実行する、光ディスク再生装置。
  14. 前記予め定められた時間は、前記第1の変化が検出された場合における前記集光手段と前記光ディスクの表面との距離と、前記集光手段の移動速度とに応じて規定される、請求項13に記載の光ディスク再生装置。
  15. 前記プロセッサは、前記第1の検出命令として、前記強度の周期的な変化を検出する命令を実行する、請求項13に記載の光ディスク再生装置。
  16. 前記プロセッサは、前記第1の検出命令として、前記光ディスクの表面からの反射光に基づいて前記第1の変化を検出する命令を実行する、請求項13に記載の光ディスク再生装置。
  17. 前記プロセッサは、前記第2の検出命令として、前記強度の周期的な変化を検出する命令を実行する、請求項13に記載の光ディスク再生装置。
  18. 前記プロセッサは、前記第2の検出命令として、前記光ディスクの表面からの反射光に基づいて前記第1の変化を検出する命令を実行する、請求項13に記載の光ディスク再生装置。
  19. 前記プロセッサは、
    前記算出命令として、
    前記反射光に基づいてフォーカスエラー信号を生成する生成命令と、
    前記フォーカスエラー信号の強度を算出する強度算出命令とを実行する、請求項13に記載の光ディスク再生装置。
  20. 前記フォーカスエラー信号の強度は、正弦波状に変化し、
    前記プロセッサは、
    前記第1の検出命令として、前記強度の値が正から負になる時を検出する命令を実行し、
    前記第2の検出命令として、前記強度の値が正から負になる時を検出する命令を実行する、請求項19に記載の光ディスク再生装置。
  21. 前記プロセッサは、前記第1の変化の検出に応答して、前記駆動手段に、前記集光手段の移動を減速させる制動命令をさらに実行する、請求項13に記載の光ディスク再生装置。
  22. 前記プロセッサは、予め定められた加速度に従って前記移動を減速させる指令を前記駆動手段に対して与える命令を実行する、請求項21に記載の光ディスク再生装置。
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