JP2007149283A - 光ディスク認識方法及びそれを利用した光ディスク記録・再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】装置に挿入された光ディスクを認識するための処理時間をより短縮して全体的に、装置の起動時間を短縮することが可能な技術を提供する。
【解決手段】装着された光ディスク1に光スポットを照射し、それによって得られる反射光を得て前記光ディスクの情報面に情報の記録又は再生を行なう光ディスク記録・再生装置において、装置を制御するマイコン9は、装置に挿入された光ディスクの種類を認識するため、装置に挿入された光ディスクを前回装置に挿入された光ディスクとして所定の処理を実行し、その処理の結果、前回装置に挿入された光ディスクではないと判定された場合、リトライ処理を実行し、挿入された光ディスクの種類の認識処理を実行し、その認識処理により得られた、装置に挿入された光ディスクの種類の情報を記憶する。
【選択図】図4
【解決手段】装着された光ディスク1に光スポットを照射し、それによって得られる反射光を得て前記光ディスクの情報面に情報の記録又は再生を行なう光ディスク記録・再生装置において、装置を制御するマイコン9は、装置に挿入された光ディスクの種類を認識するため、装置に挿入された光ディスクを前回装置に挿入された光ディスクとして所定の処理を実行し、その処理の結果、前回装置に挿入された光ディスクではないと判定された場合、リトライ処理を実行し、挿入された光ディスクの種類の認識処理を実行し、その認識処理により得られた、装置に挿入された光ディスクの種類の情報を記憶する。
【選択図】図4
Description
本発明は、記録・再生動作に使用する光の波長が異なる各種の光ディスクを認識するための光ディスク認識方法、更には、かかる方法を利用した光ディスク記録・再生装置に関する。
円板状の光情報記録媒体である光ディスクは、非接触、大容量かつ低コストで、高速にデータアクセスを可能とする情報記録媒体として、例えば、デジタルオーディオデータやデジタル動画データの記録/再生、更には、パーソナルコンピュータのデータ記録媒体として、幅広く利用されており、特に、近年においては、書き換えが可能で、かつ、大容量の光ディスクとして、所謂、次世代DVD(所謂、ブルーレイ・ディスク(BD(登録商標))やHD−DVD(登録商標)等)が提案されている。これに伴い、かかる各種の情報記録媒体に対しても情報を記録・再生することが可能な光ディスク装置が望まれており、その場合、装置に装填される光ディスクを確実に判別することが必要となる。しかしながら、実際には、装置に挿入された光ディスクの種類を判別する処理は、複雑、且つ、長時間を要する処理となっている。
そこで、例えば、以下の特許文献1により知られる記録再生装置では、電源切断前に装置に挿入された光ディスクの制御情報を含む履歴情報を、装置の外部に設けたメモリ内に記憶しておき、その後、その光ディスクを挿入したまま、再度、電源が投入された場合、前回利用した制御情報をそのまま用いて光ディスクの制御を行うことにより起動時間の短縮を実現する技術を開示している。
特開2004−118887号公報
しかしながら、上記の従来技術では、装置の電源投入時には、電源切断前に装置に挿入された光ディスクが挿入されるとの前提に基づくものであり、装置の電源投入後に、新たにディスク装填する場合をも含めた起動時間の短縮については、十分に考慮されたものではなかった。
即ち、CD、DVDに加え、近年における次世代DVDにも対応することの可能な光ディスク記録・再生装置では、挿入される光ディスクの種類に応じて、波長の異なる3種類のレーザ光を選択する必要が生じており、そのため、挿入された光ディスクの種類を特定するため、使用するレーザ光を切り替える等の処理が必要となり、光ディスクの認識時間を短縮することが要求されている。
そこで、本発明では、装置の電源投入後に新たにディスク装填する場合をも含め、装置に挿入された光ディスクを認識するための処理時間を短縮することにより、もって、全体的に、装置の起動時間を短縮することが可能な光ディスク認識方法及びそれを利用した光ディスク記録・再生装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明によれば、まず、装着された光ディスクに光スポットを照射し、それによって得られる反射光を得て前記光ディスクの情報面に情報の記録又は再生を行なう光ディスク記録・再生装置において、当該装置に挿入された光ディスクの種類を認識するために実行される光ディスク認識方法であって、当該装置に挿入された光ディスクを前回装置に挿入された光ディスクとして所定の処理を実行し、前記処理の結果、前回装置に挿入された光ディスクではないと判定された場合、リトライ処理を実行し、前記挿入された光ディスクの種類の認識処理を実行し、前記認識処理により得られた、装置に挿入された光ディスクの種類の情報を記憶する光ディスク認識方法が提供される。
また、やはり上記目的を達成するため、本発明によれば、発光源からのレーザ光を対物レンズを介して光ディスクの情報記録面に照射して、当該光ディスクに対して情報を記録又は再生する光ディスク記録・再生装置であって、当該装置を制御するための制御手段を備えたものにおいて、前記制御手段が、当該装置に挿入された光ディスクを前回装置に挿入された光ディスクとして所定の処理を実行し、前記処理の結果、前回装置に挿入された光ディスクではないと判定された場合、リトライ処理を実行し、前記挿入された光ディスクの種類の認識処理を実行し、前記認識処理により得られた、装置に挿入された光ディスクの種類の情報を記憶することにより、当該装置に挿入された光ディスクの種類を認識する光ディスク記録・再生装置が提供される。
なお、本発明によれば、前記した方法又は装置において、前記リトライ処理では、当該装置において認識処理が実行されていない光ディスクの種類の中で、挿入された回数の多い光ディスクの種類を選択して、当該回数が多い順に、前記認識処理を行い、又は、当該装置において認識処理が実行されていない光ディスクの種類の中で、現在のビームエキスパンダ位置からの変化量が小さい順に、前記認識処理を行い、又は、当該装置において認識処理が実行されていない光ディスクの種類の中で、そのワークディスタンスが大きい順に、前記認識処理を行い、又は、当該装置において認識処理が実行されていない光ディスクの種類の中で、ディスク認識時間が短い順に、前記認識処理を行うことが好ましい。
以上のように、本発明になる光ディスク認識方法によれば、装置の電源投入後に新たにディスク装填する場合をも含め、装置に挿入された光ディスクを認識するための処理時間を短縮することにより、かかる方法を採用することにより、全体的に、装置の起動時間を短縮することが可能な光ディスク記録・再生装置が得られるという優れた効果を発揮する。
以下、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、図1は、本発明の一実施の形態になる光ディスク記録・再生装置の概略構成を示す図であり、特に、本発明になる光ディスク認識方法を実施するための構成要素を中心として示したブロック図である。
まず、図1は、本発明の一実施の形態になる光ディスク記録・再生装置の概略構成を示す図であり、特に、本発明になる光ディスク認識方法を実施するための構成要素を中心として示したブロック図である。
まず、図1は、本発明の一実施の形態になる光ディスク記録・再生装置の全体構成を示す。図において、装置は、スピンドルモータ2を備えており、当該装置により記録/再生される各種の光ディスク1は、その出力軸の先端に取り付けられたターンテーブル21に装着され、所定の速度で回転駆動される。一方、ピックアップ3は、その詳細構造については後に説明するが、装着された光ディスク1に対して所定の強度のレーザ光を照射し、一方、当該光ディスク1からの反射光を検出して電気信号に変換する。このピックアップ3からの検出信号に基づいて、FE信号生成部4はフォーカスエラー信号を、PE信号生成部5は和信号を、TE信号生成部6はトラッキングエラー信号を、それぞれ、生成する。更に、信号測定部8は、これら各信号のレベルを測定してマイクロコンピュータ(以下、「マイコン」と言う)9に出力する。このマイコン9は、上記信号測定部8からの検出信号のレベル値を、予めその記憶装置であるメモリ91に記憶しておいた閾値と比較し、以下に詳細に説明するように、装着された光ディスクの種類の判別を行なうと共に、既に知られた方法により、装着された光ディスクの情報記録面に対して、情報を記録又は再生を行なう。また、図中のI/F(インターフェース)部11は、ユーザによって入力された操作内容をマイコン9に伝達すると共に、上記マイコン9からの情報をその表示部へ出力する。
添付の図2は、上記に全体構成を示した光ディスク装置において、特に、上記ピックアップ3の内部の詳細構造を示す図であり、この図において、ピックアップ3は、当該光ディスク1の表面(図の下面)に対向して配置された、対物レンズ31、ビームエキスパンダ32を含む光学系と共に、それぞれ波長の異なるレーザ光を発生する、例えば、レーザダイオードからなるレーザ発生素子33、34、35、更には、例えば、フォトダイオード等により構成される受光素子36を備えている。なお、この対物レンズ31は、上述した3波長互換対物レンズであり、複数のレンズから構成されるビームエキスパンダ32と共に、例えば、電磁力を利用したアクチュエータ37により、光ディスク1の表面に垂直な方向(図の矢印を参照)に移動可能となっている。また、上記のレーザ発生素子33、34、35は、上記マイコン9からの指令に応答し、それぞれの駆動回路331、341、351によって発光が駆動され、例えば、素子33はBD用の波長405nmのレーザ光を、素子34は、DVD用の波長650nmのレーザ光を、素子35は、CD用の波長780nmのレーザ光を、それぞれ、発生する。また、図中の符号38は、上記各レーザ発生素子33〜35から発生するレーザ光を反射し、上記対物レンズ31及びビームエキスパンダ32を介して光ディスク1の表面に照射すると共に、当該光ディスク1の表面からの反射光を通過して受光素子36へ導くための、所謂、ハーフミラー(又は、偏向ビームスプリッタでもよい)である。なお、上記受光素子36により検出された反射光は、検出回路39において検出され、もって、電気信号に変換される。
続いて、本発明になる光ディスク認識方法について説明する。まず、添付の図3は、本発明になる光ディスク認識方法の全体構成を示すフローチャートを示している。
図において、まず、装置に光ディスクが挿入されると、認識処理が開始され、挿入された光ディスクに前回挿入された光ディスクの情報と同じ情報(例えば、ディスク番号など、前回情報)が有るか否かを判定する(S31)。その結果、前回情報が有る(図の「Y」)と判定された場合には、前回挿入されたディスクと同種のディスクの認識処理を開始する(S32)。その後、光ディスクの認識が出来るか否かを判定し(S33)、その結果、認識が可能(図の「Y」)と判定された場合には、挿入された光ディスクの種類を、例えば、上記した記憶装置であるメモリ91に記憶する(S34)。
一方、上記S11の判定の結果、前回情報が無い(図の「N」)と判定された場合には、リトライ処理を実行し(S35)、その後、光ディスクの認識が出来るか否かを判定し(S36)、認識が可能(図の「Y」)と判定された場合、挿入された光ディスクの種類を上記のメモリ91に記憶して(S34)、一連の処理を終了する。
即ち、本発明になる光ディスク認識方法の基本的な流れによれば、装置に挿入された光ディスクの種類が、前回挿入された光ディスクの種類と同一である場合には、正常に認識処理が終了することとなる。そこで、この認識終了後、装置に挿入された光ディスクの種類を、装置内のメモリ領域(メモリ91)に格納する。そして、この情報が、次の光ディスク挿入時における認識処理に用いられることとなる。
なお、ここで、上記光ディスクの種類としては、その一例として、その記録又は再生のために使用され波長の異なるレーザ光によって、例えば、波長405nmのレーザ光を使用するBDやHD−DVD(次世代DVD)、波長650nmのレーザ光を使用するDVD、そして、波長780nmのレーザ光を使用するCDの3つのグループとして分類することが出来る。更には、例えば、MD等のその他の光情報記媒体を含めて分類することも出来る。
一方、装置に挿入された光ディスクが、前回挿入された光ディスクとはその種類が異なる場合、あるいは、前回挿入された光ディスクの種類の情報が、装置のメモリ91内に格納されていない場合には、挿入された光ディスクを正常に認識できないことから、上記したリトライ処理を実施する。なお、このリトライ処理の詳細について、以下に、図面を参照しながら説明する。
<第1実施例>
添付の図4は、本発明の第1の実施例になる光ディスクの認識方法を示している。この図の方法は、装置に挿入された光ディスクの履歴を装置内(装置内のメモリ領域(メモリ91))に格納しておき、その情報を用いる方法である。
添付の図4は、本発明の第1の実施例になる光ディスクの認識方法を示している。この図の方法は、装置に挿入された光ディスクの履歴を装置内(装置内のメモリ領域(メモリ91))に格納しておき、その情報を用いる方法である。
上記図3の処理S31において、前回情報がない、又は、S33において、ディスクの認識が不可能とされると、認識処理が未だ実施されていない光ディスクの種類の中から、装置に挿入された回数の多い光ディスクの種類を選択し(S45)、その後は、上記図3にも示したように、光ディスクの認識が出来るか否かを判定し(S36)、認識が可能(図の「Y」)と判定された場合、挿入された光ディスクの種類を上記のメモリ91に記憶して(S34)、処理を終了する。
上述したように、過去に装置に挿入されたことのある各種の光ディスクから、挿入した回数の多い順に認識処理を実施することによれば、当該装置の使用環境に適応した光ディスクの認識動作が可能となる。即ち、個々の装置における使用環境を反映した、最適の認識が可能となる。
なお、この時の光ディスクの選択方法としては、例えば、装置内のメモリ領域(メモリ91)に格納した過去の全ての情報を基に、その頻度の高い順に認識処理を実施すればよい。又は、例えば、過去100回分のデータから、その頻度の高い順に処理を実施することも可能である。又は、その順番を、所定の時間まで遡った情報のみから判断しても良い。更には、前回挿入された光ディスクの種類に関する情報から、その種類の光ディスクを挿入した後に挿入された光ディスクの種類の頻度を得て、その頻度情報から、実施する処理の順序を決定することも可能であろう。
<第2実施例>
添付の図5は、本発明の第2の実施例になる光ディスクの認識方法を示している。
なお、この方法は、図にも示すように、現在のビームエキスパンダ(上記図2の符号32を参照)の位置に基づいて、認識処理を実行する順番を決定する方法である。即ち、現在のビームエキスパンダ位置からの変化(移動)量が少ない(近い位置)で得られるレーザ光により可能な種類の光ディスクを選択し(S55)、選択された順に認識処理を実行する。即ち、光ディスクの認識が出来るか否かを判定し(S36)、認識が可能(図の「Y」)と判定された場合、挿入された光ディスクの種類を上記のメモリ91に記憶して(S34)、処理を終了する。
添付の図5は、本発明の第2の実施例になる光ディスクの認識方法を示している。
なお、この方法は、図にも示すように、現在のビームエキスパンダ(上記図2の符号32を参照)の位置に基づいて、認識処理を実行する順番を決定する方法である。即ち、現在のビームエキスパンダ位置からの変化(移動)量が少ない(近い位置)で得られるレーザ光により可能な種類の光ディスクを選択し(S55)、選択された順に認識処理を実行する。即ち、光ディスクの認識が出来るか否かを判定し(S36)、認識が可能(図の「Y」)と判定された場合、挿入された光ディスクの種類を上記のメモリ91に記憶して(S34)、処理を終了する。
光ディスク記録・再生装置、特に、波長の異なる3種類のレーザ光に対応した光ディスク装置においては、上記のビームエキスパンダ32を用いることにより、ピックアップ(PU)3内部の光学系を最適な状態にすることが行なわれる。このビームエキスパンダを移動するための処理にも、所要の時間を要するため、現在位置からの移動距離がもっとも短くなる順番でビームエキスパンダを切り替えて認識処理を実施することにより、当該認識時間の短縮を図るものである。
なお、上記の実施例では、ビームエキスパンダの位置により認識処理を実施する順番を決定するものとして説明したが、しかしながら、ビームエキスパンダに限らず、使用するレーザ光の種類から決定することも可能である。即ち、現在使用しているレーザを用いる光ディスクの種類から、順次、認識処理を実行するようにすることが好ましい。これは、例えば使用するレーザを切り替える場合には、レーザが安定して発光するまで待つ必要があり、この安定化の時間を省略するためである。これら上述した処理も、また、装置内のメモリ領域(メモリ91)に格納した過去の情報を基にして、装置の演算処理装置である上記マイコン9(上記図1を参照)により実施することが出来る。
<第3実施例>
添付の図6は、本発明の第3の実施例になる光ディスクの認識方法を示している。
この第3の実施例になる光ディスクの認識方法は、所謂、ワークディスタンス(WD:Work Distance)の長い光ディスクの種類から、順次、認識処理を実行する方法を示している。これは、3波長に対応した光ディスク装置では、光ディスクに対するWDが従来装置と比較し短くなる傾向があることによる。ここで、WDとは、添付の図7に示すように、光スポットが情報面に焦点を結んだ時のPUの対物レンズ31と光ディスク表面DSとの間の距離のことを言う。
添付の図6は、本発明の第3の実施例になる光ディスクの認識方法を示している。
この第3の実施例になる光ディスクの認識方法は、所謂、ワークディスタンス(WD:Work Distance)の長い光ディスクの種類から、順次、認識処理を実行する方法を示している。これは、3波長に対応した光ディスク装置では、光ディスクに対するWDが従来装置と比較し短くなる傾向があることによる。ここで、WDとは、添付の図7に示すように、光スポットが情報面に焦点を結んだ時のPUの対物レンズ31と光ディスク表面DSとの間の距離のことを言う。
即ち、この第3の実施例になる光ディスクの認識方法では、このWDの長い光ディスクの種類の順に、具体的には、BD(又は、HD−DVD)、DVD、CDの順に選択を行い(S65)、その後は、光ディスクの認識が出来るか否かを判定し(S36)、認識が可能(図の「Y」)と判定された場合、挿入された光ディスクの種類を上記のメモリ91に記憶して(S34)、処理を終了する。
上述した認識方法によれば、上記WDの距離が短ければ短い程、ピックアップ(PU)、特に、その先端の対物レンズ31と光ディスクの面DSとの接触が発生し易く、双方にダメージを与えることとなるが、このWDが長い光ディスクの種類から認識処理を実施することにより、かかる接触によるダメージを与え難い装置とすることが可能となる。
<第4実施例>
更に、添付の図8は、本発明の第4の実施例になる光ディスクの認識方法を示している。
この図に示す方法は、認識時間の短い光ディスクの種類から、その認識処理を実行する方法である。即ち、光ディスクを認識するために要する時間は、その種類によって大きく異なる。それは実施される処理内容が異なることに起因する。例えば、DVD−RAM等の記録媒体では、その記録動作を行うためには、発光パワーを調整する必要がある。これに対し、例えばCD−ROMの場合には、再生動作のみしか行わないため、上述した記録パワーの調整処理は不要となる。このように光ディスクの種類により実施する処理が大きく異なるため,認識に要する時間も異なる。
更に、添付の図8は、本発明の第4の実施例になる光ディスクの認識方法を示している。
この図に示す方法は、認識時間の短い光ディスクの種類から、その認識処理を実行する方法である。即ち、光ディスクを認識するために要する時間は、その種類によって大きく異なる。それは実施される処理内容が異なることに起因する。例えば、DVD−RAM等の記録媒体では、その記録動作を行うためには、発光パワーを調整する必要がある。これに対し、例えばCD−ROMの場合には、再生動作のみしか行わないため、上述した記録パワーの調整処理は不要となる。このように光ディスクの種類により実施する処理が大きく異なるため,認識に要する時間も異なる。
そこで、装置内のメモリ領域(メモリ91)に格納した過去の情報を基に、認識時間の短い種類の光ディスクから順次選択し(S85)、認識処理を実行することによれば、認識時間の短い種類の光ディスクに関しては、遅延することなく認識処理が可能となり、他方、認識時間の長い種類の光ディスクに関しては、認識時間が遅延するが、本来、認識に要する時間が長いことから、相対的に、遅延量としては少なくなる。即ち、認識時間の長い種類の光ディスクによる影響度を低減することができる。なお、その後は、上記と同様に、光ディスクの認識が出来るか否かを判定し(S36)、認識が可能(図の「Y」)と判定された場合、挿入された光ディスクの種類を上記のメモリ91に記憶して(S34)、処理を終了する。
そして、上記に説明した各種のリトライ処理の少なくとも1を、上記図1に示した光ディスク認識方法の全体構成に組み込むことにより、挿入された光ディスク認識時間の短縮を図ると共に、確実に認識可能な光ディスク認識方法と、更には、それを利用することにより、起動時間の短縮を実現することが可能な光ディスク記録・再生装置を提供することが可能となる。
1…光ディスク
2…スピンドルモータ
3…ピックアップ
9…マイコン
11…I/F部
31…3波長互換対物レンズ
32…ビームエキスパンダ
33〜35…レーザ発生素子
36…受光素子
39…検出回路
RS…情報記録面
DS…ディスク表面
2…スピンドルモータ
3…ピックアップ
9…マイコン
11…I/F部
31…3波長互換対物レンズ
32…ビームエキスパンダ
33〜35…レーザ発生素子
36…受光素子
39…検出回路
RS…情報記録面
DS…ディスク表面
Claims (10)
- 装着された光ディスクに光スポットを照射し、それによって得られる反射光を得て前記光ディスクの情報面に情報の記録又は再生を行なう光ディスク記録・再生装置において、当該装置に挿入された光ディスクの種類を認識するために実行される光ディスク認識方法であって、
当該装置に挿入された光ディスクを前回装置に挿入された光ディスクとして所定の処理を実行し、
前記処理の結果、前回装置に挿入された光ディスクではないと判定された場合、リトライ処理を実行し、
前記挿入された光ディスクの種類の認識処理を実行し、
前記認識処理により得られた、装置に挿入された光ディスクの種類の情報を記憶することを特徴とする光ディスク認識方法。 - 前記請求項1に記載した方法において、前記リトライ処理では、当該装置において認識処理が実行されていない光ディスクの種類の中で、挿入された回数の多い光ディスクの種類を選択して、当該回数が多い順に、前記認識処理を行うことを特徴とする光ディスク認識方法。
- 前記請求項1に記載した方法において、前記リトライ処理では、当該装置において認識処理が実行されていない光ディスクの種類の中で、現在のビームエキスパンダ位置からの変化量が小さい順に、前記認識処理を行うことを特徴とする光ディスク認識方法。
- 前記請求項1に記載した方法において、前記リトライ処理では、当該装置において認識処理が実行されていない光ディスクの種類の中で、そのワークディスタンスが大きい順に、前記認識処理を行うことを特徴とする光ディスク認識方法。
- 前記請求項1に記載した方法において、前記リトライ処理では、当該装置において認識処理が実行されていない光ディスクの種類の中で、ディスク認識時間が短い順に、前記認識処理を行うことを特徴とする光ディスク認識方法。
- 発光源からのレーザ光を対物レンズを介して光ディスクの情報記録面に照射して、当該光ディスクに対して情報を記録又は再生する光ディスク記録・再生装置であって、当該装置を制御するための制御手段を備えたものにおいて、
前記制御手段が、
当該装置に挿入された光ディスクを前回装置に挿入された光ディスクとして所定の処理を実行し、
前記処理の結果、前回装置に挿入された光ディスクではないと判定された場合、リトライ処理を実行し、
前記挿入された光ディスクの種類の認識処理を実行し、
前記認識処理により得られた、装置に挿入された光ディスクの種類の情報を記憶することにより、当該装置に挿入された光ディスクの種類を認識することを特徴とする光ディスク記録・再生装置。 - 前記請求項6に記載した装置において、前記制御手段により実行される前記リトライ処理において、当該装置において認識処理が実行されていない光ディスクの種類の中で、挿入された回数の多い光ディスクの種類を選択して、当該回数が多い順に、前記認識処理を行うことを特徴とする光ディスク記録・再生装置。
- 前記請求項6に記載した装置において、前記制御手段により実行される前記リトライ処理において、当該装置において認識処理が実行されていない光ディスクの種類の中で、現在のビームエキスパンダ位置からの変化量が小さい順に、前記認識処理を行うことを特徴とする光ディスク記録・再生装置。
- 前記請求項6に記載した装置において、前記制御手段により実行される前記リトライ処理において、当該装置において認識処理が実行されていない光ディスクの種類の中で、そのワークディスタンスが大きい順に、前記認識処理を行うことを特徴とする光ディスク記録・再生装置。
- 前記請求項6に記載した装置において、前記制御手段により実行される前記リトライ処理において、当該装置において認識処理が実行されていない光ディスクの種類の中で、ディスク認識時間が短い順に、前記認識処理を行うことを特徴とする光ディスク記録・再生装置。
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