JP2008106190A5 - - Google Patents

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JP2008106190A5
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[1] 以下の成分(A)及び(B)を含有し、且つ以下の成分(C)、(D)及び(E)のうち少なくとも1成分を含有する硬化性組成物であって
(A)主鎖に下記一般式(1)で表されるポリシロキサン構造を有する構成単位、及び側鎖にエチレン性不飽和基を有する構成単位を含む共重合体、
{一般式(1)中、R11、R12は、水素原子、アルキル基、又はアリール基を表す。pは10〜500の整数を表す。}
(B)エチレン性不飽和基を1分子中に少なくとも1個有する化合物、
(C)オルガノシラン化合物又は、該オルガノシラン化合物の加水分解物及び/又はその部分縮合物、
(D)重合開始剤、
(E)無機微粒子
かつ、
前記(A)成分の共重合体が下記一般式(3)で表される共重合体であり、該共重合体が高分子開始剤法で製造されていることを特徴とする硬化性組成物。
一般式(3):
Figure 2008106190

{一般式(3)中、X 31 は上記一般式(1)で表されるポリシロキサン構造を含む単位を表す。Y 31 は任意のビニルモノマーに基づく重合単位を表し、単一であっても複数種で構成されていてもよい。L 31 は単結合又は2価の連結基を表し、R 31 及びR 32 は、それぞれ独立して、水素原子又はメチル基を表す。x〜zはそれぞれ各構成単位のモル分率(%)を表し、10≦x<100、0≦y≦90、1≦z≦50を満たす値を表す。}
[2] 成分(C)におけるオルガノシラン化合物が、下記一般式(2)で表される[1]に記載の硬化性組成物。
{一般式(2)において、R22は、水素原子、メチル基、メトキシ基、アルコキシカルボニル基、シアノ基、フッ素原子又は塩素原子を表す。U21は、単結合、エステル基、アミド基、エーテル基又はウレア基を表す。L21は、2価の連結鎖を表す。m1は0又は1を表す。R20は、置換もしくは無置換のアルキル基、又は置換もしくは無置換のアリール基を表す。X21は水酸基又は加水分解可能な基を表す。X21が複数存在するとき、複数のX21は、それぞれ同じであっても異なっていてもよい。}
[3] 成分(E)の無機微粒子がシリカ微粒子である[1]又は[2]に記載の硬化性組成物。
[4] シリカ微粒子が、平均粒子径が30nm以上150nm以下の中空シリカ微粒子である[3]に記載の硬化性組成物
] 一般式(3)において、上記一般式(1)で表されるポリシロキサン構造を含む構成単位X31のモル分率(%)xが、50≦x<100を満たす[1]〜[4]のいずれかに記載の硬化性組成物。
] 成分(B)のエチレン性不飽和基を1分子中に少なくとも1個有する化合物が多官能(メタ)アクリレートモノマーである[1]〜[]のいずれかに記載の硬化性組成物。
[7] 前記一般式(3)で表される共重合体の重合単位Y 31 が含フッ素ビニルモノマーに基づく重合単位である[1]〜[6]のいずれかに記載の硬化性組成物。
[8] 成分(B)のエチレン性不飽和基を1分子中に少なくとも1個有する化合物が、下記一般式(4)で表される含フッ素共重合体である[1]〜[7]のいずれかに記載の硬化性組成物。
本発明は、上記[1]〜[12]に関するものであるが、その他の事項についても参考のために記載した。
<硬化性組成物>
本発明の硬化性組成物は、以下の成分(A)及び(B)を含有し、且つ以下の成分(C)、(D)及び(E)のうち少なくとも1成分を含有する(明細書において本発明の硬化性組成物と称することがある)。

Claims (12)

  1. 以下の成分(A)及び(B)を含有し、且つ以下の成分(C)、(D)及び(E)のうち少なくとも1成分を含有する硬化性組成物であって
    (A)主鎖に下記一般式(1)で表されるポリシロキサン構造を有する構成単位、及び側鎖にエチレン性不飽和基を有する構成単位を含む共重合体、
    一般式(1):
    Figure 2008106190

    {一般式(1)中、R11、R12は、水素原子、アルキル基、又はアリール基を表す。pは10〜500の整数を表す。}
    (B)エチレン性不飽和基を1分子中に少なくとも1個有する化合物、
    (C)オルガノシラン化合物又は、該オルガノシラン化合物の加水分解物及び/又はその部分縮合物、
    (D)重合開始剤、
    (E)無機微粒子
    かつ、
    前記(A)成分の共重合体が下記一般式(3)で表される共重合体であり、該共重合体が高分子開始剤法で製造されていることを特徴とする硬化性組成物。
    一般式(3):
    Figure 2008106190
    {一般式(3)中、X 31 は上記一般式(1)で表されるポリシロキサン構造を含む単位を表す。Y 31 は任意のビニルモノマーに基づく重合単位を表し、単一であっても複数種で構成されていてもよい。L 31 は単結合又は2価の連結基を表し、R 31 及びR 32 は、それぞれ独立して、水素原子又はメチル基を表す。x〜zはそれぞれ各構成単位のモル分率(%)を表し、10≦x<100、0≦y≦90、1≦z≦50を満たす値を表す。}
  2. 成分(C)におけるオルガノシラン化合物が、下記一般式(2)で表される請求項1に記載の硬化性組成物。
    一般式(2):
    Figure 2008106190

    {一般式(2)において、R22は、水素原子、メチル基、メトキシ基、アルコキシカルボニル基、シアノ基、フッ素原子又は塩素原子を表す。U21は、単結合、エステル基、アミド基、エーテル基又はウレア基を表す。L21は、2価の連結鎖を表す。m1は0又は1を表す。R20は、置換もしくは無置換のアルキル基、又は置換もしくは無置換のアリール基を表す。X21は水酸基又は加水分解可能な基を表す。X21が複数存在するとき、複数のX21は、それぞれ同じであっても異なっていてもよい。}
  3. 成分(E)の無機微粒子がシリカ微粒子である請求項1又は請求項2に記載の硬化性組成物。
  4. シリカ微粒子が、平均粒子径が30nm以上150nm以下の中空シリカ微粒子である請求項3に記載の硬化性組成物。
  5. 一般式(3)において、上記一般式(1)で表されるポリシロキサン構造を含む構成単位X31のモル分率(%)xが、50≦x<100を満たす請求項1〜4のいずれかに記載の硬化性組成物。
  6. 成分(B)のエチレン性不飽和基を1分子中に少なくとも1個有する化合物が多官能(メタ)アクリレートモノマーである請求項1〜のいずれかに記載の硬化性組成物。
  7. 前記一般式(3)で表される共重合体の重合単位Y 31 が含フッ素ビニルモノマーに基づく重合単位である請求項1〜6のいずれかに記載の硬化性組成物。
  8. 成分(B)のエチレン性不飽和基を1分子中に少なくとも1個有する化合物が、下記一般式(4)で表される含フッ素共重合体である請求項1〜7のいずれかに記載の硬化性組成物。
    一般式(4):
    Figure 2008106190

    {一般式(4)中、Rf41は炭素数1〜5のペルフルオロアルキル基を表し、Rf42は炭素数1〜30の直鎖、分岐又は脂環構造を有する含フッ素アルキル基を表し、エーテル結合を有していてもよい。L41は単結合又は2価の連結基を表し、R41は水素原子又はメチル基を表す。A41は任意のビニルモノマーに基づく重合単位を表し、単一であっても複数種で構成されていてもよい。B41はポリシロキサン構造を主鎖又は側鎖に含む構成単位を表す。a〜dはそれぞれ各構成単位のモル分率(%)を表し、30≦a+b≦95、5≦a≦90、0≦b≦70、5≦c≦50、0≦d≦90を満たす値を表す。eは重合単位B41の、他の構成単位全体の質量に対する質量分率(%)を表し、0≦e<20の関係
    を満たす。}
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の硬化性組成物を硬化してなる機能層を少なくとも1層有する光学フィルム。
  10. 機能層が低屈折率層であり、光学フィルムが光学干渉による反射防止機能又は防眩機能を有する請求項9記載の光学フィルム。
  11. 請求項9又は10に記載の光学フィルムが、偏光板における偏光膜の2枚の保護フィルムのうちの一方に用いられている偏光板。
  12. 請求項9もしくは10に記載の光学フィルム、又は請求項11に記載の偏光板がディスプレイの最表面に用いられている画像表示装置。
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