JP2007114772A5 - - Google Patents
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- 少なくとも一層の屈折率1.28〜1.48の層のうち透明支持体からもっとも遠くに位置する層が、少なくとも以下の成分を含有する塗布組成物を塗設することにより形成されていることを特徴とする反射防止フイルム。
(A)1分子中に少なくとも2個以上のエチレン性不飽和基を含有する電離放射線硬化性化合物
(B)導電性金属酸化物被覆層を有する、多孔質無機微粒子または内部に空洞を有する微粒子
(D)少なくとも1種の電離放射線硬化型の含フッ素防汚剤
(含フッ素防汚剤は以下の一般式(F−1)〜(F−3)から選ばれる少なくとも1種である。)
一般式(F−1):
Rf(CF 2 CF 2 ) n CH 2 CH 2 R 2 OCOCR 1 =CH 2
(式中、Rfは、炭素数が1〜10であるフルオロアルキル基のいずれかを示し、R 1 は水素原子またはメチル基を示し、R 2 は単結合またはアルキレン基を示し、nは重合度を示す整数であり、重合度nはk(kは3以上の整数のいずれかを示す)以上である。)
一般式(F−2):
F(CF 2 ) n O(CF 2 CF 2 O) m CF 2 CH 2 OCOCR=CH 2
一般式(F−2)中、Rは水素原子またはメチル基であり、mは1〜6の整数であり、nは1〜4の整数を表す。
一般式(F−3):
(Rf)− [(W)−(R A ) n ] m
(一般式(F−3)中、Rfは(パー)フルオロポリエーテル基、Wは連結基、R A は(メタ)アクリル基を表す。nは1〜3、mは1〜3の整数を表し、nとmは同時に1であることはない。) - 前記化合物(A)が、パーフルオロオレフィン重合単位及び(メタ)アクリロイル基含有重合単位をそれぞれ少なくとも1種含有する含フッ素ポリマーであることを特徴とする、請求項1に記載の反射防止フイルム。
- 含フッ素防汚剤が一般式(F−3)で表される化合物であることを特徴とする、請求項1または2に記載の反射防止フイルム。
- 前記多孔質無機微粒子または内部に空洞を有する微粒子(B)が酸化アンチモン被覆層を有するシリカ系微粒子であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の反射防止フイルム。
- 前記多孔質無機微粒子または内部に空洞を有する微粒子(B)が多孔質シリカ系微粒子または内部に空洞を有するシリカ系微粒子であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の反射防止フイルム。
- 前記多孔質無機微粒子または内部に空洞を有する微粒子(B)が、導電性金属酸化物被覆層の上にシリカ被覆層、または下記一般式(3)で表されるオルガノシランの加水分解物及び/又はその部分縮合物により表面処理されたシリカ被覆層を持つことを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の反射防止フイルム。
一般式(3): (R30)m1Si(X31)4−m1(一般式(3)中、R30は、置換もしくは無置換のアルキル基又は、置換もしくは無置換のアリール基を表す。X31は水酸基又は加水分解可能な基を表す。m1は1〜3の整数を表す。) - 前記多孔質無機微粒子または内部に空洞を有する微粒子(B)の屈折率が1.35〜1.60の範囲にあり、体積抵抗値が10〜5000Ω/cmの範囲にあることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の反射防止フイルム。
- 前記多孔質無機微粒子または内部に空洞を有する微粒子(B)の平均粒子径が5〜300nmの範囲にあり、導電性金属酸化物被覆層の厚さが0.5〜30nmの範囲にあることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の反射防止フイルム。
- 前記1分子中に少なくとも2個以上のエチレン性不飽和基を含有する電離放射線硬化性化合物(A)が、下記一般式(1)で表されることを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載の反射防止フイルム。
一般式(1):
- 前記1分子中に少なくとも2個以上のエチレン性不飽和基を含有する電離放射線硬化性化合物(A)が、下記一般式(2)で表されることを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載の反射防止フイルム。
一般式(2):
- 請求項1〜11のいずれかに記載の反射防止フイルムを、少なくとも一方の側に備えたことを特徴とする偏光板。
- 請求項1〜11のいずれかに記載の反射防止フイルム及び請求項12に記載の偏光板のうちの少なくとも一つが配置されていることを特徴とする画像表示装置。
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