JP2008102291A - 光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高精度で且つ簡易な構造である光走査装置、及びこの光走査装置を利用した画像形成装置を提供すること。
【解決手段】複数の走査前光学系から発する複数の光束を同一の偏向手段16を用いて偏向することにより走査を行う光学走査装置において、複数の走査前光学系から発する複数の光束を同一の偏向手段を用いて偏向することにより走査を行う光学走査装置において、前記偏向手段により偏向される第1の光束を発する第1の走査前光学系と、前記第1の走査前光学系に対して前記偏向手段16の回転軸方向の異なる位置に設けられた第2の光束を発する第2の走査前光学系とを有することを特徴とする光走査装置、及びこの光走査装置を利用した画像形成装置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、光走査装置及び画像形成装置に関する。
近年、レーザビームプリンタなどの光学式プリンタ、デジタル複写機、及び普通紙ファクシミリなどに用いられる光走査装置の高速化の要求が、ますます高まっている。従来、1ビーム走査による光走査装置において高速化を実現するためには、偏向器を高速動作させる必要があった。これにより、高速動作に伴う騒音の低減、及び光源の高出力化などの対策が必要となり、偏向器の製造コストが大幅に上昇することが問題とされていた。
そのため、複数ビームの光束を被走査面上で副走査方向に所定のピッチ間隔をもって走査することにより、偏向器の回転速度を高速化することなく高速走査を行うことを可能とした。このように、複数ビーム走査を行う場合、複数の光源を独立に変調駆動する回路が必要になる。しかし、これらの各光源の変調駆動用に回路基板を光源毎に個別に用意すると、これら回路基板と書込信号を発生させる制御回路とを接続するためのコネクタや配線が増えてしまう。さらに、ノイズ対策としてシールド線などの高コストのケーブルが必要であり、また回路基板自体も個別に構成する必要がある。しかし、これらの構成を組み込むことにより、製造コストが大幅に上昇してしまう。
そのため、複数の光源を同一の回路基板に取り付け、同一の偏向器へ向かう各光源ビームが開き角を呈するようにすることにより、簡易且つ安価な構成にて被走査面上で良好なビームスポットを得る方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−98278号公報
しかし、半導体レーザを用いた光走査装置においては、その光学特性として、被走査面でのレーザビーム位置、レーザビームの主走査方向、及び副走査方向ビーム径の精度が要求されるが、これらの要求精度は年々厳しくなっている。
また、光走査装置が実際に使用される環境は、デジタル複写機及びレーザプリンタの内部であり、光走査装置の光学特性を調整する環境と異なる場合が多い。そのため、環境変動への強さ、言い換えれば環境変動の影響の受けにくさについても、光走査装置に要求される機能となっている。
上述のような、高精度且つ環境変動に強い光学走査装置を実現しようとすると、光走査装置の各構成部品の精度を上げたり、適当な補正機構を設けたりすることによる部品コストの増大、並びに調整精度を厳しくすることに伴う組立及び調整時間の増大が発生してしまう。よって、走査精度及び製造コストの両面において、かかる要求を満たすことは難しい。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、高精度で且つ簡易な構造である光走査装置、及びこの光走査装置を利用した画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を達成するために本発明では、次に述べる手段を講じたことを特徴とする。
本発明の光走査装置は、複数の走査前光学系から発する複数の光束を同一の偏向手段を用いて偏向することにより走査を行う光学走査装置において、前記偏向手段により偏向される第1の光束を発する第1の走査前光学系と、前記第1の走査前光学系に対して前記偏向手段の回転軸方向の異なる位置に設けられた第2の光束を発する第2の走査前光学系とを有する。
本発明の画像形成装置は、前記光走査装置を含む。
本発明によれば、高精度で且つ簡易な構造である光走査装置、及びこの光走査装置を利用した画像形成装置を提供することが可能となる。
次に、本発明を実施するための最良の実施形態について図面と共に説明する。
本実施形態は、カラーレーザプリンターなどにおける、例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックといった、カラー4色分である4つの感光体に、それぞれレーザビームを偏向走査する光走査装置へ応用した場合である。そのため、それぞれの感光体に対応する4光路のレーザビームを、光走査装置より発することが可能な構成となっている。
図1は、本発明の本実施形態の光走査装置の分解斜視部である。
図1を参照するに、光走査装置10は大略すると、光源12、22、32、42、コリメートレンズ13、23、33、43、アパーチャ14a、14b、24a、24b、シリンドリカルレンズ15、25、35、45、偏向器16、偏向器反射面16a、16b、16c、16d、及び走査レンズ17、27、37、47からなる。光走査装置10の筐体である光学ハウジングは、図1には示さない。また、図中のX軸は主走査方向、Y軸は副走査方向、Z軸は光軸進行方向、及びγ軸は光軸まわり方向をそれぞれ示している。
光走査装置10の基本構成及び機能について、レーザビームA、B、C、Dの4光路をまとめて説明する。1つの光学素子について複数の参照符号を付しているが、これらの複数の参照符号はそれぞれのレーザビーム光路に対応する光学素子に対応している。表1に、光学素子とレーザビーム光路との対応関係について示す。
Figure 2008102291
光源12、22、32、42から出射した発散光束は、コリメートレンズ13、23、33、43によって略平行光束に変換され、アパーチャ14a、14b、24a、24bによって整形され、レーザビームA、B、C、Dとなる。その後、シリンドリカルレンズ15、25、35、45によって主走査方向に長い線状に、偏向器16の偏向器反射面16a、16b、16c、16dに結像される。
光源12、22、32、42は、例えば半導体レーザからなり、所定の書込み信号で変調されて、発散光束を発する。上述の通り、この発散光束は、コリメートレンズ13、23、33、43、及びアパーチャ14a、14b、24a、24bによって、レーザビームA、B、C、Dとなる。
光源12、22、32、42は、複数の半導体レーザから構成されるマルチビーム光源であっても良い。この場合は、各半導体レーザから発せられる発散光束は、それぞれ平行に発するものとする。マルチビーム光源を構成する複数個の半導体レーザを、それぞれ独立した書き込み信号で変調させることにより、走査表面上において非常に高速な走査を行うことができる。
コリメートレンズ13、23、33、43は、それぞれ光源12、22、32、42からの発散光束をカップリングし、略平行なレーザビームに変換するレンズである。
アパーチャ14a、14b、34a、34bは、コリメートレンズ13、23、33、43から射出した略平行なレーザビームにおいて、光源12、22、32、42及びコリメートレンズ13、23、33、43の光軸ズレなどに起因して生ずる散乱光などをカットし、レーザビームA、B、C、Dを射出する。また、下述する実施例1においては、アパーチャ14a、14b、及びアパーチャ34a、34bは、それぞれ一体の素子として、それぞれアパーチャ14及びアパーチャ34として形成される。
シリンドリカルレンズ15、25、35、45は、副走査方向にのみパワー、つまり屈折力を有し、コリメートレンズ13、23、33、43から射出した各光束を、偏向器16の近傍で主走査方向に長い線像に結像させる。
偏向器16は、4光路の走査前光学系に共通の偏向手段であり、ポリゴンミラーである偏光器反射面16a、16b、16c、16dを、図中の矢印Lの方向に所定速度で回転させることにより、シリンドリカルレンズ15、25、35、45を経て入射した各レーザビームA、B、C、Dを反射偏向して、主走査方向に走査角の範囲にわたりほぼ等角速度的に走査する。
偏向器16によって、偏向走査されたレーザビームA、B、C、Dは、結像レンズ群である走査レンズ17、27、37、47により、被走査面(図示しない)に走査ミラー(図示しない)などで所定の位置に等速度的に結像される。走査前光学系と結像レンズ群は、偏光器反射面16a、16b、16c、16dの反射点を中心とした共役の関係に設定されている。
以上は、レーザビームA、B、C、Dの光路についてまとめて述べたものである。次に、個々のレーザビームの光路について説明する。
ここで、レーザビームAを発する光源12、コリメートレンズ13、アパーチャ14a、及びシリンドリカルレンズ15は、レーザビームAが被走査面で所定の光学特性が得られるよう、位置調整された上で略直線上に配置され、1つの走査前光学系を構成する。このレーザビームAは、共通の偏向器16によって、走査レンズ17に導かれる。
レーザビームBを発する光源22、コリメートレンズ23、とアパーチャ14b、及びシリンドリカルレンズ25は、レーザビームBが被走査面で所定の光学特性が得られるよう、位置調整された上で略直線上に配置され、1つの走査前光学系を構成する。このレーザビームBは、共通の偏向器16によって、走査レンズ27に導かれる。
レーザビームCを発する光源32、コリメートレンズ33、アパーチャ34a、及びシリンドリカルレンズ35は、レーザビームが被走査面で所定の光学特性が得られるよう、位置調整された上で略直線上に配置され、1つの走査前光学系を構成する。このレーザビームCは、共通の偏向器16によって、走査レンズ37に導かれる。
また、レーザビームDを発する光源42、コリメートレンズ43、アパーチャ34bとシリンドリカルレンズ45は、レーザビームが被走査面で所定の光学特性が得られるよう、位置調整された上で略直線上に配置され、1つの走査前光学系を構成する。このレーザビームDは、共通の偏向器16によって、走査レンズ47に導かれる。
次に、レーザビームA、レーザビームB、レーザビームC、及びレーザビームDの4光路における、それぞれの相対的な位置関係について説明する。
レーザビームA及びレーザビームBの光路は、1つの組として主走査平面と垂直な方向(副走査方向)に並んで配置されている。ここでいう副走査方向は、偏向器16の回転軸方向と言い換えることができる。同様に、レーザビームC及びレーザビームDの光路も、1つの組として副走査方向、偏向器16の回転軸方向に並んで配置されている。
レーザビームA及びレーザビームCの光路は、主走査平面と平行な同一の平面内に配置されている。同様に、レーザビームB及びレーザビームDの光路も、主走査平面と平行な同一の平面内に配置されている。さらに図中の矢印Mで示すレーザビームA及びレーザビームBの走査方向、並びに図中の矢印M'で示すレーザビームC及びレーザビームDの走査方向は、相互に180°逆向きに走査する対向走査である。レーザビームA及びレーザビームBの組、並びにレーザビームC及びレーザビームDの組は、共通の偏向器16によって走査される偏向走査中心と直角、且つ主走査平面と直角な平面に対して面対称に設置されている。
[実施例1]
次に、本実施形態の実施例1の光走査装置について説明する。
図2は、実施例1の光走査装置の断面模式図である。図2中の先に説明した部分については、同一の参照符号を付し詳細な説明を省略する。
図2を参照するに、ここで示される光走査装置10aの断面模式図は、レーザビームA及びレーザビームBの1組の走査前光学系の光路を基準とした光走査装置の断面模式図である。レーザビームC及びレーザビームDの組についても同様な構成であるが、ここでは説明を省略する。図2で示す光走査装置の断面模式図は、図1にて説明した偏向器16の反射面にて折り返した形で示している。また、図中のX軸は主走査方向、Y軸は副走査方向、Z軸は光軸進行方向、及びγ軸は光軸まわり方向をそれぞれ示している。
光学ハウジング11は、光走査装置の筐体であり、また、外部からの光を遮断する遮光体としての役割も果たす。光学ハウジング11は、レーザビームA及びレーザビームBの光路の間に、光学ハウジング11の構成の1つである床壁19が設けられている。光学ハウジング11は、この床壁19上に、光走査装置を構成する光学素子の取り付け部が一体で形成されていることを特徴とする。以下において、光学ハウジング11上への光学素子の取り付けの様態ついて説明する。
光源取り付け部11a、11a'は、光源12、22のステム部の外周よりも若干小さい勘合穴である。
図3は、実施例1の光走査装置における光源の取り付け部の断面模式図である。図3中の先に説明した部分については、同一の参照符号を付す。また、図中のX軸は主走査方向、Y軸は副走査方向、Z軸は光軸進行方向、及びγ軸は光軸まわり方向をそれぞれ示している。
図3を参照するに、光源12、22は、各々対応する勘合穴である光源取り付け部11a、11a'に圧入することで固定する。これにより、光学ハウジング11上への、光源11、22の装着固定が完了する。
再び、図2を参照するに、光源駆動基板18は、上下の2つの光源12、22を1枚の基板で個別に電力を供給し、及び個別に点灯及び消灯の制御を行う電子回路基板である。光源駆動基板18は、光学ハウジング上11の光源駆動基板取り付け部11e、11e'に、溶着又はネジ締めにより固定する。その後、光源駆動基板18及び光源12、22をハンダ付けにて電気的に連結する。
コリメートレンズ取り付け部11b、11b'は、レーザビームA、Bの光路上の光源12、22及びアパーチャ14a、14bの間の、光学ハウジング11の床壁19上に設けられる。コリメートレンズ取り付け部11b、11b'は、レーザビームA、Bの光軸進行方向から見た場合、コリメートレンズの外周よりも若干大きな断面円弧形状とする。
図4は、実施例1の光走査装置におけるコリメートレンズの取り付け部の断面模式図である。図4中の先に説明した部分については、同一の参照符号を付す。また、図中のX軸は主走査方向、Y軸は副走査方向、Z軸は光軸走査方向、及びγ軸は光軸まわり方向をそれぞれ示している。図4(a)及び図4(b)では、視点の方向が異なる。
図4を参照するに、コリメートレンズ13、23、及び図4(A)に示されるコリメートレンズ取り付け部11b、11b'の断面円弧部の間に、紫外線硬化型接着剤51、52を充填する。コリメートレンズ13、23の位置調整後に、紫外線照射によって紫外線硬化型接着剤51、52を硬化させ、コリメートレンズ13、23と、コリメートレンズ取り付け部11b、11b'とを接着固定する。これにより、光学ハウジング11上への、コリメートレンズ13、23の装着固定が完了する。また、紫外線硬化型接着剤51、52は、公知の製品を使用することができる。
再び、図2を参照するに、アパーチャ14は、レーザビームA、Bの光路上のコリメートレンズ13、23及びシリンドリカルレンズ15、25の間の、光学ハウジング11の床壁19上に設けられる。アパーチャ14は、レーザビームAに対応するアパーチャ14a、及びレーザビームBに対応するアパーチャ14bを板状の基板に一体形成したものある。アパーチャ取り付け部1cは、アパーチャ14、24の横幅よりも若干小さい勘合穴である。
図5は、実施例1の光走査装置におけるアパーチャの取り付け部の断面模式図である。図5中の先に説明した部分については、同一の参照符号を付す。また、図中のX軸は主走査方向、Y軸は副走査方向、Z軸は光軸走査方向、及びγ軸は光軸まわり方向をそれぞれ示している。図5(a)及び図5(b)では、視点の方向が異なる。
図5を参照するに、アパーチャ14は、アパーチャ取り付け部11cの勘合穴に圧入することで固定する。これにより、光学ハウジング11上への、アパーチャ14の装着固定が完了する。
再び、図2を参照するに、シリンドリカルレンズ取り付け部11d、11d'は、レーザビームA、Bの光路上のアパーチャ14a、14b及び偏光器16の間の、光学ハウジング11の床壁19上に設けられる。シリンドリカルレンズ取り付け部11d、11d'は、シリンドリカルレンズ15、25の位置調整範囲を考慮した上で、シリンドリカルレンズ15、25と光学ハウジング11との間に若干の隙間ができる範囲で最小限の大きさに設定する。
図6は、実施例1の光走査装置におけるシリンドリカルレンズの取り付け部の断面模式図である。図6中の先に説明した部分については、同一の参照符号を付す。また、図中のX軸は主走査方向、Y軸は副走査方向、Z軸は光軸走査方向、及びγ軸は光軸まわり方向をそれぞれ示している。図6(a)及び図6(b)では、視点の方向が異なる。
図6を参照するに、シリンドリカルレンズ15、25の固定は、シリンドリカルレンズ取り付け部11d、11d'及びシリンドリカルレンズ15、25の隙間に紫外線硬化型接着剤53、54を充填する。シリンドリカルレンズ15、25の位置調整後に、紫外線照射によって紫外線硬化型接着剤53、54を硬化させ、シリンドリカルレンズ15、25と、シリンドリカルレンズ取り付け部11d、11d'とを接着固定する。これにより、光学ハウジング11上への、シリンドリカルレンズ15、25の装着固定が完了する。また、紫外線硬化型接着剤53、54は、公知の製品を使用することができる。
以上において説明した、光源、コリメートレンズ、アパーチャ、シリンドリカルレンズのそれぞれの取り付け部が形成された光学ハウジングの床壁は、主走査方向と平行、且つ上下レーザビームの光路の中心に設定しており、光学ハウジング表面に各々形成された取り付け部は、上下レーザビームの中心に対して対称に形成している。これは、レーザビームA及びレーザビームBの組と同様、レーザビームC及びレーザビームDの組についても同様な形状となっている。
再び、図2を参照するに、偏向器16は、光学ハウジング11の床壁19上に形成された位置決め基準穴(図示しない)で位置決めするとともに、偏向器16の偏向器ステータ部55を、光学ハウジング11に形成されたねじ穴(図示しない)に、ねじ締結により固定する。
下側に図示されるレーザビームBに対応する走査レンズ27は、光学ハウジング11の床壁19上に設けられた位置決め基準(図示しない)にて位置決めするとともに、光学ハウジング11及び走査レンズ27の間に紫外線硬化型接着剤56を充填し、紫外線照射によって紫外線硬化型接着剤56を硬化させ、走査レンズ27と床壁19とを接着固定する。また、紫外線硬化型接着剤56は、公知の製品を使用することができる。
上側に図示されるレーザビームAに対応する走査レンズ17は、上述した下側のレーザビームBに対応する走査レンズ27の位置決めと同様の手段で位置決めを行う。レーザビームBに対応する走査レンズ27、及びレーザビームAの走査レンズ17の間に紫外線硬化型接着剤57を充填し、紫外線照射によって紫外線硬化型接着剤57を硬化させ、走査レンズ17と、走査レンズ27とを接着固定する。また、紫外線硬化型接着剤57は、公知の製品を使用することができる。
図7は、実施例1の光走査装置における補強リブを説明するための斜視図である。図7中の先に説明した部分については、同一の参照符号を付し、詳細な説明を省略する。
図7を参照するに、光走査装置10bは、上述した光走査装置と同様の装置である。図7では、説明の都合上、光源12から発せられるレーザビームAの光路に設けられた光学素子にのみ参照符号を付した。
光学ハウジング11上設けられた光源12の位置を基準として、コリメートレンズ13、アパーチャ14、及びシリンドリカルレンズ15の位置が厳密に決定され、光学ハウジング11の床壁19上に取り付け及び固定された。しかしながら、光源12が、床壁19上ではない光学ハウジング11上に固定されているのに対して、コリメートレンズ13、アパーチャ14、及びシリンドリカルレンズ15は、床壁19上に固定されている。そのため、光走査装置10Bへの機械的衝撃や機械的振動により、光源12の位置を基準として厳密に決定された、上述の位置関係に変化が生じてしまい、所定の光走査ができなくなってしまう可能性がある。
そこで、光源12が取り付けられた光学ハウジング11の壁面と、コリメートレンズ13、アパーチャ14、及びシリンドリカルレンズ15が取り付けられた床壁19の面との間を、補強リブ81及び補強リブ82を設けることにより、光源12、並びにコリメートレンズ13、アパーチャ14、及びシリンドリカルレンズ15の光学ハウジング11間の位置関係の変化を最小限にするようにする。
補強リブ81及び補強リブ82は、例えば四角柱若しくは三角柱などの形状の物体、又はL字型の板状の物体である。補強リブ81及び補強リブ82のある1つの面は、光源12が固定される光学ハウジング11の面と接着などにより固定される。また、補強リブ81及び補強リブ82の他方の面は、コリメートレンズ13及びシリンドリカルレンズ15が固定される光学ハウジング11の面と接着などにより固定される。
この補強リブ81及び補強リブ82の付加により、光源12、並びにコリメートレンズ13、アパーチャ14、及びシリンドリカルレンズ15間の位置関係は、より安定した確実なものとなる。
図8は、実施例1の光走査装置を画像形成装置に組み込んだ場合の構成図である。図8中の先に説明した部分については、同一の参照符号を付し、詳細な説明を省略する。
図8を参照するに、実施例1の光走査装置が組み込まれた画像形成装置100は、所定のカラーの電子画像を、記録紙にカラー印刷するものである。また、この画像形成装置100は、大略すると、光走査装置90、第1感光体151、第2感光体152、第3感光体153、第4感光体154、及び記録紙送りベルト161からなる。
光走査装置90は、上述した光走査装置と同様に、4つの光源(図示しない)から、それぞれレーザビームA、レーザビームB、レーザビームC、及びレーザビームDを出射する。4光路のレーザビームは、それぞれコリメートレンズ、アパーチャ、及びシリンドリカルレンズを通過し、共通の偏光器16により反射される。
偏光器16によって反射されたレーザビームA及びレーザビームBは、走査レンズ17を通過する。レーザビームAは、第1Aミラー101、第2Aミラー102、及び第3Aミラー103により偏向され、第1感光体151表面を走査面として走査する。レーザビームBは、第1Bミラー111、第2Bミラー112、及び第3Bミラー113により偏向され、第2感光体152表面を走査面として走査する。
また、偏光器16によって反射されたレーザビームC及びレーザビームDは、走査レンズ37を通過する。レーザビームCは、第1Cミラー121、第2Cミラー122、及び第3Cミラー123により偏向され、第3感光体153表面を走査面として走査する。レーザビームDは、第1Dミラー131、第2Dミラー132、及び第3Dミラー133により偏向され、第4感光体154表面を走査面として走査する。
第1感光体151は、上述のようにレーザビームAによって表面を走査される。レーザビームAによる走査により、第1感光体151表面に潜像が形成される。第1感光体151表面上に形成された潜像は、第1現像装置155によってトナー現像されることにより、潜像は可視トナー像となる。例えば、第1現像装置155の現像トナーはブラックであり、この場合のレーザビームAは、カラーの電子画像のうち、ブラックで印刷する部分の画像情報を第1感光体151表面上に潜像として記録することになる。
第2感光体152は、上述のようにレーザビームBによって表面を走査される。レーザビームBによる走査により、第2感光体152表面に潜像が形成される。第2感光体152表面上に形成された潜像は、第2現像装置156によってトナー現像されることにより、潜像は可視トナー像となる。例えば、第2現像装置156の現像トナーはシアンであり、この場合のレーザビームBは、カラーの電子画像のうち、シアンで印刷する部分の画像情報を第2感光体152表面上に潜像として記録することになる。
第3感光体153は、上述のようにレーザビームCによって表面を走査される。レーザビームCによる走査により、第3感光体153表面に潜像が形成される。第3感光体153表面上に形成された潜像は、第3現像装置157によってトナー現像されることにより、潜像は可視トナー像となる。例えば、第3現像装置157の現像トナーはマゼンタであり、この場合のレーザビームCは、カラーの電子画像のうち、マゼンタで印刷する部分の画像情報を第3感光体153表面上に潜像として記録することになる。
第4感光体154は、上述のようにレーザビームDによって表面を走査される。レーザビームDによる走査により、第4感光体154表面に潜像が形成される。第4感光体154表面上に形成された潜像は、第4現像装置158によってトナー現像されることにより、潜像は可視トナー像となる。例えば、第4現像装置158の現像トナーはイエローであり、この場合のレーザビームCは、カラーの電子画像のうち、イエローで印刷する部分の画像情報を第4感光体154表面上に潜像として記録することになる。
記録紙ベルト161は、図中の矢印Kの方向に回転するベルトであり、第1感光体151、第2感光体152、第3感光体153、及び第4感光体154と接している。図中の矢印Kの部位にて、記録紙が記録紙ベルト161上に載せられる。記録紙は、ベルトの回転に従い、第4感光体154、第3感光体153、第2感光体152、第1感光体151の順番に接触し、各感光体と記録紙との接触の際に、各感光体上に形成されているトナー像が記録紙に転写される。このように、記録紙に印刷されるカラー電子画像のうち、イエローの部分は第4感光体154によりトナー印刷され、マゼンタの部分は第3感光体153によりトナー印刷され、シアンの部分は第2感光体152によりトナー印刷され、ブラックの部分は第1感光体151によりトナー印刷させる。この4段階のトナー印刷により、記録紙に所定のカラー電子画像が印刷される。
実施例1においては、光学素子の固定に使用している紫外線硬化型接着剤は、紫外線以外の波長域で硬化する接着剤、及び熱硬化型接着剤を使用しても良い。
実施例1によれば、偏向器の回転方向に対する、走査前光学系からのレーザビーム入射角が一方向のみであるため、偏向器反射面の必要有効範囲を小さくすることができる。これにより、偏向器の反射面精度や偏向器の回転精度を低くすることによる製造コスト低減を行うことが可能となる。同様に、走査レンズの必要有効範囲を小さくすることができ、これによる走査レンズを小型化することが可能となり、装置の省スペース化及び製造コストの削減を行うことが可能となる。
また、走査前光学系の組同士については、光学素子の配置や組付け方法が、主走査方向に関して同位置及び角度となる。そのため、光学ハウジングの形状も、レーザビーム毎に異なる偏向器入射角をもつ場合と比べて簡易な構造にすることができる。よって、光学ハウジングの製造コストの低減、及び製造精度の向上を行うことが可能となる。
さらに、光学ハウジングは、走査前光学系2つを1組とした、各々のレーザビームの光路の副走査方向を床壁とし、その副走査方向に対して上下に光学素子を直接床壁に取り付けたことにより、以下の効果がある。被走査面で必要な光学特性に対して直接コリメートレンズ位置及びシリンドリカルレンズ位置の調整を行うことが可能である。そのため、レーザ光源とコリメートレンズを含む光源ユニットとを別体としたことによる、光学特性誤差の積上げがなくなる。さらに、偏向器の取り付け誤差、及び走査レンズの形状精度誤差を低減することが可能となる。これによる光走査装置の精度向上及び部品コスト低減が可能となる。また、上述のように、レーザ光源とコリメートレンズとを含む走査前光学系を別体としないため、走査前光学系のベースとなる部材が不要となり、さらには光源ユニットを調整組立する装置費用や生産費用が不要になり、全体として光走査装置のコスト低減が可能となる。また、光学ハウジングの床壁の上下に、光学素子を直接取り付けることにより、光学素子の把持や紫外線光を接着剤に照射するための、装置のスペース確保が容易になり、上下の光学素子の位置調整組立を同時に行うことが可能になり、生産時間の低減、さらには製造コストの低減が可能になる。
他の実施例1の効果としては、光源が取り付けられた光学ハウジング11の壁面と、コリメートレンズ及びシリンドリカルレンズが取り付けられた床壁面との間に補強リブ設けたことにより、振動や衝撃に対して光源とその他光学素子との相対的位置が変化しづらい、外部環境に対して安定な光走査装置を提供することが可能となる。
[実施例2]
実施例2は、実施例1の変形例である。
図9は、実施例2の光走査装置の断面模式図である。図9中の先に説明した部分については、同一の参照符号を付し、詳細な説明を省略する。
図9を参照するに、ここで示される光走査装置10dの断面模式図は、レーザビームA及びレーザビームBの1組の走査前光学系の光路を基準とした光走査装置の断面模式図である。レーザビームC及びレーザビームDの組についても同様な構成であるが、ここでは説明を省略する。図11で示す光走査装置の断面模式図は、図1にて説明した偏向器16の反射面にて折り返した形で示している。また、図中のX軸は主走査方向、Y軸は副走査方向、Z軸は光軸進行方向、及びγ軸は光軸まわり方向をそれぞれ示している。
実施例2の光走査装置10dは、実施例1の光走査装置とほぼ同様の構成である。ただし、実施例1ではアパーチャが、光学ハウジングの床壁とは別体の独立した構成であるのに対して、実施例2のアパーチャ14は、光学ハウジング11の床壁19と一体化した構成であることが大きな特徴である。
図10は、実施例2の光走査装置における光学ハウジングと一体成形したアパーチャの断面模式図である。図11中の先に説明した部分については、同一の参照符号を付す。また、図中のX軸は主走査方向、Y軸は副走査方向、Z軸は光軸走査方向、及びγ軸は光軸まわり方向をそれぞれ示している。図10(a)及び図10b)では、視点の方向が異なる。
図10参照するに、アパーチャ14は、床壁19と一体成形されている。また、レーザビームAが通過するアパーチャ11fと、レーザビームBが通過するアパーチャ11f'とでは、図中のZ軸上の位置が異なっている。
実施例2は、アパーチャ14の構成以外については実施例1に準じる。
実施例2によれば、アパーチャを光学ハウジングに一体で成形できるため、別個に光学ハウジングに組み付けるアパーチャが不要になるため、アパーチャを位置決め固定するための作業を不要とすることが可能となる。
また、副走査方向に対して上下のアパーチャを、主走査方向に対して前後にずらして配置することにより、光学ハウジングを成型する際にも、型を入れ子構造にする必要が無くなるため、安価に高精度な光学ハウジングを成型することが可能となる。
[実施例3]
実施例3は、実施例1の変形例である。
図11、実施例3の光走査装置の断面模式図である。図11の先に説明した部分については、同一の参照符号を付し、詳細な説明を省略する。
図11参照するに、ここで示される光走査装置10eの断面模式図は、レーザビームA及びレーザビームBの1組の走査前光学系の光路を基準とした光走査装置の断面模式図である。レーザビームC及びレーザビームDの組についても同様な構成であるが、ここでは説明を省略する。図11で示す光走査装置の断面模式図は、図1にて説明した偏向器16の反射面にて折り返した形で示している。また、図中のX軸は主走査方向、Y軸は副走査方向、Z軸は光軸進行方向、及びγ軸は光軸まわり方向をそれぞれ示している。
実施例3の光走査装置10eは、実施例1の光走査装置とほぼ同様の構成である。実施例1では、レーザビームA及びレーザビームBにそれぞれ対応する2つの走査レンズは、積重ねて接着固定する構成となっている。対して実施例2では、レーザビームAに対応する走査レンズ17、及びレーザビームBに対応する走査レンズ27の間に光学ハウジング11の床壁19を配して、2つの走査レンズを各々光学ハウジング11の床壁19上に接着固定した構成であることが特徴である。
実施例3は、走査レンズの構成以外については実施例1に準じる。
実施例3によれば、2つの走査レンズを、副走査方向に対して上下に積重ねて接着固定する構成ではなく、光学ハウジングの床壁に2つの走査レンズを直接接着固定した構成であるため、振動や衝撃に対して走査レンズの位置が変化しづらい、外部環境に対して安定した光走査装置を提供することが可能となる。
本発明の本実施形態の光走査装置の分解斜視部である。 実施例1の光走査装置の断面模式図である。 実施例1の光走査装置における光源の取り付け部の断面模式図である。 実施例1の光走査装置におけるコリメートレンズの取り付け部の断面模式図である。 実施例1の光走査装置におけるアパーチャの取り付け部の断面模式図である。 実施例1の光走査装置におけるシリンドリカルレンズの取り付け部の断面模式図である。 実施例1の光走査装置における補強リブを説明するための斜視図である。 実施例1の光走査装置を画像形成装置に組み込んだ場合の構成図である。 実施例2の光走査装置の断面模式図である。 実施例2の光走査装置における光学ハウジングと一体成形したアパーチャの断面模式図である。 実施例3の光走査装置の断面模式図である。
符号の説明
10、10a、10b、10d、10e 光走査装置
11 光学ハウジング
11a、11a' 光源取り付け部
11b、11b' コリメートレンズ取り付け部
11c アパーチャ取り付け部
11d、11d' シリンドリカルレンズ取り付け部
11e、11e' 光源駆動基板取り付け部
11f、11f'、14、14a、14b、24、24a、24b アパーチャ
12、22、32、42 光源
13、23、33、43 コリメートレンズ
15、25、35、45 シリンドリカルレンズ
16 偏向器
16a、16b、16c、16d 偏光器反射面
17、27、37、47 走査レンズ
18 光源駆動基板
19 床壁
51、52、53、54、56、57 紫外線硬化型接着剤
55 偏向器ステータ部
81、82 補強リブ

Claims (13)

  1. 複数の走査前光学系から発する複数の光束を同一の偏向手段を用いて偏向することにより走査を行う光学走査装置において、
    前記偏向手段により偏向される第1の光束を発する第1の走査前光学系と、
    前記第1の走査前光学系に対して前記偏向手段の回転軸方向の異なる位置に設けられた第2の光束を発する第2の走査前光学系とを有することを特徴とする光走査装置。
  2. 前記第1及び前記第2の走査前光学系は、面対称に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記第1及び前記第2光束の光路の間に設けられた床壁を有し、前記床壁上に前記第1及び前記第2の走査前光学系が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の光走査装置。
  4. 前記床壁は、筐体である光学ハウジングに接続及び固定されていることを特徴とする請求項3に記載の光走査装置。
  5. 前記光源は、前記光学ハウジング上に設けられたレーザ光源の取り付け部である勘合穴又は勘合溝に圧入固定されることを特徴とする請求項4に記載の光走査装置。
  6. 前記走査前光学系は、コリメートレンズを含み、前記コリメートレンズは、前記床壁上に設けられた前記コリメートレンズの取り付け部における取り付け位置調整後に光硬化型接着剤にて接着されることを特徴とする請求項4に記載の光走査装置。
  7. 前記走査前光学系は、シリンドリカルレンズを含み、前記シリンドリカルレンズは、前記床壁上に設けられた前記シリンドリカルレンズの取り付け部における取り付け位置調整後に光硬化型接着剤にて接着されることを特徴とする請求項4に記載の光走査装置。
  8. 前記走査前光学系は、アパーチャを含み、前記第1及び前記第2の走査前光学系の前記アパーチャは、一体の構造からなることを特徴とする請求項4に記載の光走査装置。
  9. 前記アパーチャは、前記床壁上に設けられた前記アパーチャの取り付け部である勘合溝に圧入固定されることを特徴とする請求項8に記載の光走査装置。
  10. 前記走査前光学系は、アパーチャを含み、前記アパーチャは、前記床壁と一体に成形されることを特徴とする請求項4に記載の光走査装置。
  11. 前記光源、並びに、前記コリメートレンズ、前記シリンドリカルレンズ、及び前記アパーチャの相対的位置を維持するために、前記床壁は補強リブにより前記光学ハウジング上に固定されることを特徴とする請求項4乃至10のいずれか一項に記載の光走査装置。
  12. 前記光源は、複数のレーザビームを平行に発するマルチビーム光源であることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の光走査装置。
  13. 請求項1乃至12に記載の光走査装置を含むことを特徴とする画像形成装置。
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