JP4727402B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、独立に変調可能な複数の記録用光源を用いて複数ラインを同時に記録する書込光学系を搭載したレーザプリンタ、デジタル複写機、ファクシミリ装置等の画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置として、レーザダイオードから発生される画像信号に応じて変調されたレーザ光をポリゴンミラーによって偏向走査して感光体ドラム上に結像させる画像形成装置であって、主走査方向の有効書込領域の前の位置に配置された受光素子による検出信号に基づいてレーザ光の偏向走査の同期を得る画像形成装置が知られている。
特開2002−67382号公報
しかしながら、従来の画像形成装置においては、レーザ光が受光素子の受光部以外の部材で反射して受光部に入射する場合があり、その場合にレーザ光の偏向走査の同期がずれて異常画像を形成するという問題があった。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、レーザ光の偏向走査の同期を従来より高精度に得ることによって異常画像の形成を従来より抑制することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、レーザ光を偏向走査する偏向走査手段と、前記偏向走査手段による前記レーザ光の偏向走査の同期を得るために前記偏向走査手段によって偏向走査させられた前記レーザ光を検出する受光装置とを備え、前記受光装置は、前記レーザ光を検出する受光部を有した受光素子と、前記受光部によって検出されるべき前記レーザ光を通過させる通過穴が形成されて前記通過穴以外の部分で前記レーザ光を遮断する独立部材からなる光遮断部材とを備え、前記通過穴は、前記受光素子に対向する範囲の一部であって前記受光部に対向する範囲を含む範囲のみに形成された構成を有している。
この構成により、本発明の画像形成装置は、光遮断部材の通過穴を通過したレーザ光が受光部以外の部分に入射することを抑制するので、光遮断部材の通過穴を通過して受光部以外の部分で反射したレーザ光が受光部に入射することを抑制することができる。例えば、本発明の画像形成装置は、光遮断部材の通過穴を通過したレーザ光が受光素子のフレームに入射することを抑制するので、レーザ光が受光素子のフレームに入射してフレームの表面状態や形状によって反射した後、受光素子のパッケージの界面やパッケージの表面の汚れ等によって乱反射して受光部に入射するということを抑制することができる。したがって、本発明の画像形成装置は、想定外のレーザ光を受光部が誤検出することを抑制することができるので、レーザ光の偏向走査の同期を従来より高精度に得ることができ、異常画像の形成を従来より抑制することができる。
また、本発明の画像形成装置の前記光遮断部材は、前記受光素子側の部分が前記通過穴に近い部分ほど前記受光素子に近くなるように傾斜して形成された反射面であるとともに、前記光遮断部材の前記通過穴を通過して前記受光部以外の部分で反射したレーザ光を前記光遮断部材の前記受光素子側の部分で前記受光部から遠ざかる方向に反射する構成を有している。
この構成により、本発明の画像形成装置は、光遮断部材の通過穴を通過して受光部以外の部分で反射したレーザ光が光遮断部材の受光素子側の部分で受光部から遠ざかる方向に反射されるので、光遮断部材の通過穴を通過して受光部以外の部分に入射したレーザ光が受光部に入射することを抑制することができる。例えば、本発明の画像形成装置は、受光素子が取り付けられたプリント配線基板にレーザ光が入射してプリント配線基板の表面状態や色調によって反射したとしても、プリント配線基板で反射したレーザ光が光遮断部材の受光素子側の部分で受光部から遠ざかる方向に反射されるので、光遮断部材の通過穴を通過してプリント配線基板に入射したレーザ光が受光部に入射することを抑制することができる。したがって、本発明の画像形成装置は、想定外のレーザ光、即ち、光遮断部材の通過穴を通過して受光部以外の部分に入射したレーザ光を受光部が誤検出することを抑制することができるので、レーザ光の偏向走査の同期を更に高精度に得ることができ、異常画像の形成を更に抑制することができる。
また、本発明の画像形成装置の前記光遮断部材は、前記通過穴が前記受光素子に近い部分ほど小さい構成を有している。
この構成により、本発明の画像形成装置は、光遮断部材のうち通過穴を形成する部分に入射したレーザ光が光遮断部材のうち通過穴を形成する部分で受光部から遠ざかる方向に反射されるので、光遮断部材のうち通過穴を形成する部分に入射したレーザ光が受光部に入射することを抑制することができる。したがって、本発明の画像形成装置は、想定外のレーザ光、即ち、光遮断部材のうち通過穴を形成する部分に入射したレーザ光を受光部が誤検出することを抑制することができるので、レーザ光の偏向走査の同期を更に高精度に得ることができ、異常画像の形成を更に抑制することができる。
また、本発明の画像形成装置の前記受光装置は、前記受光素子が取り付けられたプリント配線基板を備え、前記光遮断部材は、自身を前記プリント配線基板に固定する固定部を有した構成を有している。
この構成により、本発明の画像形成装置は、光遮断部材がプリント配線基板にネジ等の他の部品を介さずに直接固定されるので、光遮断部材がプリント配線基板にネジ等の他の部品を介して固定される構成と比較して、光遮断部材と、プリント配線基板とを高精度に位置決め可能であり、その結果、光遮断部材の通過穴と、プリント配線基板に取り付けられた受光素子の受光部とを高精度に位置決め可能である。したがって、本発明の画像形成装置は、想定外のレーザ光を受光部が誤検出することを更に抑制することができるので、レーザ光の偏向走査の同期を更に高精度に得ることができ、異常画像の形成を更に抑制することができる。また、本発明の画像形成装置は、光遮断部材がプリント配線基板にネジ等の他の部品を介さずに直接固定されるので、光遮断部材がプリント配線基板にネジ等の他の部品を介して固定される構成と比較して、各部品の寸法公差を広くすることができるので、寸法公差が広い低価格な部品で製造されることによって製造コストを低減することができる。
本発明は、レーザ光の偏向走査の同期を従来より高精度に得ることによって異常画像の形成を従来より抑制することができる画像形成装置を提供することができるものである。
以下、本発明の実施の形態に係る画像形成装置について、図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
まず、第1の実施の形態に係る画像形成装置の構成について説明する。
図1及び図2に示すように、本実施の形態に係る画像形成装置は、レーザ光を放出するレーザダイオード11と、レーザダイオード11によるレーザ光の放出を制御するプリント配線基板12と、レーザダイオード11によって放出されたレーザ光を平行光に変換するコリメートレンズ13と、コリメートレンズ13を通過したレーザ光のビーム整形を行うアパーチャ14と、アパーチャ14を通過したレーザ光を副走査方向に圧縮するシリンドリカルレンズ15と、シリンドリカルレンズ15を通過したレーザ光を反射する反射ミラー16と、反射ミラー16で反射したレーザ光を偏向走査する偏向走査手段としてのポリゴンミラー17と、ポリゴンミラー17の回転時に発生する気流によって周囲のごみがポリゴンミラー17に付着することを防止するポリゴンミラー保護ガラス18と、ポリゴンミラー17によって偏向走査されてポリゴンミラー保護ガラス18を通過したレーザ光の位置及び形状を整えるfθレンズ19、20と、fθレンズ19、20を通過したレーザ光のピッチを均一にするバレルトロイダルレンズ21と、各種光学部品にトナーが付着することを防止する防塵ガラス22と、レーザ光によって表面に潜像が形成されてトナーが付着させられる感光体ドラム23と、バレルトロイダルレンズ21を通過して防塵ガラス22を通過したレーザ光を感光体ドラム23に向けて反射するドラムミラー24と、ポリゴンミラー17によるレーザ光の偏向走査の同期を得るためにポリゴンミラー17によって偏向走査させられたレーザ光を検出する受光装置30とを備えている。
図3及び図4に示すように、受光装置30は、レーザ光を通過させる通過穴31aが形成されて通過穴31a以外の部分でレーザ光を遮断する筐体部31と、レーザ光を検出する受光部32aを有した受光素子32と、受光素子32が取り付けられたプリント配線基板33と、受光部32aによって検出されるべきレーザ光を通過させる通過穴34aが形成されて通過穴34a以外の部分でレーザ光を遮断する光遮断部材34と、プリント配線基板33及び光遮断部材34を筐体部31に固定するための止めネジ35とを備えている。
ここで、筐体部31は、図示していないネジ穴が形成されており止めネジ35と螺合する突起31bと、プリント配線基板33及び光遮断部材34の位置決め用のピン31cを有した突起31dとを有している。
また、受光素子32は、受光部32aの配線であるフレーム32bと、受光部32a及びフレーム32bを封入したパッケージ32cとを備えている。
また、プリント配線基板33は、止めネジ35が挿入される長穴33aと、ピン31cが挿入される穴33bとが形成されている。
また、光遮断部材34は、止めネジ35が挿入される穴34bと、ピン31cが挿入される穴34cとが形成されている。なお、通過穴34aは、受光素子32に対向する範囲の一部であって受光部32aに対向する範囲を含む範囲のみに形成されている。
次に、受光装置30の製造方法について説明する。
まず、受光素子32がプリント配線基板33に取り付けられる。
そして、筐体部31のピン31cが光遮断部材34の穴34c、プリント配線基板33の穴33bに順に挿入された後、止めネジ35がプリント配線基板33の長穴33a、光遮断部材34の穴34bに順に挿入されて、筐体部31の突起31bに螺合されることによって、筐体部31、プリント配線基板33及び光遮断部材34が互いに位置決め固定される。
次に、本実施の形態に係る画像形成装置の動作について説明する。
本実施の形態に係る画像形成装置は、レーザダイオード11によって放出されたレーザ光をポリゴンミラー17によって偏向走査して感光体ドラム23や受光装置30に到達させる。
本実施の形態に係る画像形成装置は、受光装置30によってレーザ光を検出することによって、ポリゴンミラー17によるレーザ光の偏向走査の同期を得て、感光体ドラム23への画像の書き出し位置を調整する。
そして、本実施の形態に係る画像形成装置は、調整した書き出し位置に基づいて感光体ドラム23の表面にレーザ光によって潜像を形成し、感光体ドラム23の表面にトナーを付着させた後、感光体ドラム23の表面に付着させたトナーを印刷用紙に転写する。
ここで、ポリゴンミラー17によって偏向走査されたレーザ光は、図3に示す軌跡30aのように受光装置30に到達し、軌跡30bのように筐体部31の通過穴31aを通過し、軌跡30cのように光遮断部材34の通過穴34aを通過して、受光素子32の受光部32aによって検出される。即ち、受光装置30は、受光素子32に対向する範囲の一部であって受光部32aに対向する範囲を含む範囲のみに通過穴34aが形成されているので、光遮断部材34の通過穴34aを通過したレーザ光が受光部32a以外の部分に入射することを光遮断部材34によって抑制する。
以上に説明したように、本実施の形態に係る画像形成装置は、光遮断部材34の通過穴34aを通過したレーザ光が受光部32a以外の部分に入射することを抑制するので、光遮断部材34の通過穴34aを通過して受光部32a以外の部分で反射したレーザ光が受光部32aに入射することを抑制することができる。例えば、本実施の形態に係る画像形成装置は、光遮断部材34の通過穴34aを通過したレーザ光が受光素子32のフレーム32bに入射することを抑制するので、レーザ光が受光素子32のフレーム32bに入射してフレーム32bの表面状態や形状によって反射した後、受光素子32のパッケージ32cの界面やパッケージ32cの表面の汚れ等によって乱反射して受光部32aに入射するということを抑制することができる。したがって、本実施の形態に係る画像形成装置は、想定外のレーザ光を受光部32aが誤検出することを抑制することができるので、レーザ光の偏向走査の同期を従来より高精度に得ることができ、異常画像の形成を従来より抑制することができる。
(第2の実施の形態)
まず、第2の実施の形態に係る画像形成装置の構成について説明する。
なお、本実施の形態に係る画像形成装置の構成のうち第1の実施の形態に係る画像形成装置の構成と同様な構成については、第1の実施の形態に係る画像形成装置の構成と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
本実施の形態に係る画像形成装置の構成は、ポリゴンミラー17(図1参照。)によるレーザ光の偏向走査の同期を得るためにポリゴンミラー17によって偏向走査させられたレーザ光を検出する受光装置40(図5参照。)を受光装置30(図4参照。)に代えて第1の実施の形態に係る画像形成装置が備えた構成と同様である。
図5に示すように、受光装置40の構成は、受光部32aによって検出されるべきレーザ光を通過させる通過穴34aが形成されて通過穴34a以外の部分でレーザ光を遮断する光遮断部材44を光遮断部材34(図4参照。)に代えて受光装置30が備えた構成と同様である。
光遮断部材44は、受光素子32側の部分(以下「素子側部分」という。)44aが通過穴34aに近い部分ほど受光素子32に近くなっていることを除いて光遮断部材34と同様である。
次に、本実施の形態に係る画像形成装置の動作について説明する。
なお、本実施の形態に係る画像形成装置の動作のうち第1の実施の形態に係る画像形成装置の動作と同様な動作については、詳細な説明を省略する。
受光装置40は、光遮断部材44の素子側部分44aが通過穴34aに近い部分ほど受光素子32に近くなっているので、光遮断部材44の通過穴34aを通過して受光部32a以外の部分で反射したレーザ光を光遮断部材44の素子側部分44aで受光部32aから遠ざかる方向に反射する。例えば、受光装置40は、図6に示すように、受光素子32が取り付けられたプリント配線基板33にレーザ光が入射してプリント配線基板33の表面状態や色調によって反射したとしても、プリント配線基板33で反射したレーザ光を光遮断部材44の素子側部分44aで受光部32aから遠ざかる方向に反射する。
以上に説明したように、本実施の形態に係る画像形成装置は、光遮断部材44の通過穴34aを通過して受光部32a以外の部分で反射したレーザ光が光遮断部材44の素子側部分44aで受光部32aから遠ざかる方向に反射されるので、光遮断部材44の通過穴34aを通過して受光部32a以外の部分に入射したレーザ光が受光部32aに入射することを抑制することができる。例えば、本実施の形態に係る画像形成装置は、受光素子32が取り付けられたプリント配線基板33にレーザ光が入射してプリント配線基板33の表面状態や色調によって反射したとしても、プリント配線基板33で反射したレーザ光が光遮断部材44の素子側部分44aで受光部32aから遠ざかる方向に反射されるので、光遮断部材44の通過穴34aを通過してプリント配線基板33に入射したレーザ光が受光部32aに入射することを抑制することができる。したがって、本実施の形態に係る画像形成装置は、想定外のレーザ光、即ち、光遮断部材44の通過穴34aを通過して受光部32a以外の部分に入射したレーザ光を受光部32aが誤検出することを抑制することができるので、第1の実施の形態に係る画像形成装置と比較して、レーザ光の偏向走査の同期を更に高精度に得ることができ、異常画像の形成を更に抑制することができる。
なお、光遮断部材44の通過穴34aを通過し受光部32a以外の部分で反射して光遮断部材44の素子側部分44aで反射したレーザ光は、受光素子32の受光部32aに対する素子側部分44a上の入射位置の存在方向に進行方向が近いほど、受光部32aから遠ざかるので好ましい。したがって、光遮断部材44の素子側部分44aの傾斜は、その観点から決定されると好ましい。
(第3の実施の形態)
まず、第3の実施の形態に係る画像形成装置の構成について説明する。
なお、本実施の形態に係る画像形成装置の構成のうち第1の実施の形態に係る画像形成装置の構成と同様な構成については、第1の実施の形態に係る画像形成装置の構成と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
本実施の形態に係る画像形成装置の構成は、ポリゴンミラー17(図1参照。)によるレーザ光の偏向走査の同期を得るためにポリゴンミラー17によって偏向走査させられたレーザ光を検出する受光装置50(図7参照。)を受光装置30(図4参照。)に代えて第1の実施の形態に係る画像形成装置が備えた構成と同様である。
図7に示すように、受光装置50の構成は、受光部32aによって検出されるべきレーザ光を通過させる通過穴54aが形成されて通過穴54a以外の部分でレーザ光を遮断する光遮断部材54を光遮断部材34(図4参照。)に代えて受光装置30が備えた構成と同様である。
光遮断部材54の構成は、受光素子32に近い部分ほど小さい通過穴54aが通過穴34a(図4参照。)に代えて光遮断部材34に形成された構成と同様である。
次に、本実施の形態に係る画像形成装置の動作について説明する。
なお、本実施の形態に係る画像形成装置の動作のうち第1の実施の形態に係る画像形成装置の動作と同様な動作については、詳細な説明を省略する。
受光装置50は、図8に示すように、光遮断部材54の通過穴54aが受光素子32に近い部分ほど小さくなっているので、光遮断部材54のうち通過穴54aを形成する部分(以下「穴形成部分」という。)54bに入射したレーザ光を穴形成部分54bで受光部32aから遠ざかる方向に反射する。
以上に説明したように、本実施の形態に係る画像形成装置は、穴形成部分54bに入射したレーザ光が穴形成部分54bで受光部32aから遠ざかる方向に反射されるので、穴形成部分54bに入射したレーザ光が受光部32aに入射することを抑制することができる。したがって、本実施の形態に係る画像形成装置は、想定外のレーザ光、即ち、穴形成部分54bに入射したレーザ光を受光部32aが誤検出することを抑制することができるので、第1の実施の形態に係る画像形成装置と比較して、レーザ光の偏向走査の同期を更に高精度に得ることができ、異常画像の形成を更に抑制することができる。
なお、穴形成部分54bで反射したレーザ光は、受光素子32の受光部32aに対する穴形成部分54b上の入射位置の存在方向に進行方向が近いほど、受光部32aから遠ざかるので好ましい。したがって、光遮断部材54の穴形成部分54bの傾斜は、その観点から決定されると好ましい。
(第4の実施の形態)
まず、第4の実施の形態に係る画像形成装置の構成について説明する。
なお、本実施の形態に係る画像形成装置の構成のうち第1の実施の形態に係る画像形成装置の構成と同様な構成については、第1の実施の形態に係る画像形成装置の構成と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
本実施の形態に係る画像形成装置の構成は、ポリゴンミラー17(図1参照。)によるレーザ光の偏向走査の同期を得るためにポリゴンミラー17によって偏向走査させられたレーザ光を検出する受光装置60(図9参照。)を受光装置30(図4参照。)に代えて第1の実施の形態に係る画像形成装置が備えた構成と同様である。
図9に示すように、受光装置60の構成は、受光素子32が取り付けられたプリント配線基板63と、受光部32aによって検出されるべきレーザ光を通過させる通過穴34aが形成されて通過穴34a以外の部分でレーザ光を遮断する光遮断部材64とを、プリント配線基板33(図4参照。)及び光遮断部材34(図4参照。)に代えて受光装置30が備えた構成と同様である。
光遮断部材64の構成は、自身をプリント配線基板63に固定する固定部としての爪部64aを穴34b、34c(図4参照。)に代えて光遮断部材34が備えた構成と同様である。
また、プリント配線基板63の構成は、光遮断部材64の爪部64aが挿入される穴63aがプリント配線基板33に形成された構成と同様である。
次に、受光装置60の製造方法について説明する。
まず、受光素子32がプリント配線基板63に取り付けられる。
次いで、光遮断部材64の未だ折り曲げられていない爪部64aがプリント配線基板63の穴63aに挿入されて折り曲げられることによって、光遮断部材64がプリント配線基板63に位置決め固定される。
そして、筐体部31のピン31cがプリント配線基板63の穴33b(図3参照。)に挿入された後、止めネジ35がプリント配線基板63の長穴33a(図3参照。)に挿入されて、筐体部31の突起31bに螺合されることによって、筐体部31及びプリント配線基板63が互いに位置決め固定される。
以上に説明したように、本実施の形態に係る画像形成装置は、光遮断部材64がプリント配線基板63に止めネジ35等の他の部品を介さずに直接固定されるので、光遮断部材34がプリント配線基板33に止めネジ35等の他の部品を介して固定される第1の実施の形態に係る画像形成装置と比較して、光遮断部材64と、プリント配線基板63とを高精度に位置決め可能であり、その結果、光遮断部材64の通過穴34aと、プリント配線基板63に取り付けられた受光素子32の受光部32aとを高精度に位置決め可能である。したがって、本実施の形態に係る画像形成装置は、第1の実施の形態に係る画像形成装置と比較して、想定外のレーザ光を受光部32aが誤検出することを更に抑制することができるので、レーザ光の偏向走査の同期を更に高精度に得ることができ、異常画像の形成を更に抑制することができる。
また、本実施の形態に係る画像形成装置は、光遮断部材64がプリント配線基板63に止めネジ35等の他の部品を介さずに直接固定されるので、光遮断部材34がプリント配線基板33に止めネジ35等の他の部品を介して固定される第1の実施の形態に係る画像形成装置と比較して、各部品の寸法公差を広くすることができるので、寸法公差が広い低価格な部品で製造されることによって製造コストを低減することができる。
(第5の実施の形態)
第5の実施の形態に係る画像形成装置の構成について説明する。
なお、本実施の形態に係る画像形成装置の構成のうち第2の実施の形態に係る画像形成装置の構成と同様な構成については、第2の実施の形態に係る画像形成装置の構成と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
本実施の形態に係る画像形成装置の構成は、ポリゴンミラー17(図1参照。)によるレーザ光の偏向走査の同期を得るためにポリゴンミラー17によって偏向走査させられたレーザ光を検出する受光装置70(図10参照。)を受光装置40(図5参照。)に代えて第2の実施の形態に係る画像形成装置が備えた構成と同様である。
図10に示すように、受光装置70の構成は、受光部32aによって検出されるべきレーザ光を通過させる通過穴74aが形成されて通過穴74a以外の部分でレーザ光を遮断する光遮断部材74を光遮断部材44(図5参照。)に代えて受光装置40が備えた構成と同様である。
光遮断部材74の構成は、受光素子32に近い部分ほど小さい通過穴74aが通過穴34a(図5参照。)に代えて光遮断部材44に形成された構成と同様である。
本実施の形態に係る画像形成装置は、第2の実施の形態に係る画像形成装置の作用効果と、第3の実施の形態に係る画像形成装置の作用効果とを得ることができる。
(第6の実施の形態)
第6の実施の形態に係る画像形成装置の構成について説明する。
なお、本実施の形態に係る画像形成装置の構成のうち第2の実施の形態に係る画像形成装置の構成と同様な構成については、第2の実施の形態に係る画像形成装置の構成と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
本実施の形態に係る画像形成装置の構成は、ポリゴンミラー17(図1参照。)によるレーザ光の偏向走査の同期を得るためにポリゴンミラー17によって偏向走査させられたレーザ光を検出する受光装置80(図11参照。)を受光装置40(図5参照。)に代えて第2の実施の形態に係る画像形成装置が備えた構成と同様である。
図11に示すように、受光装置80の構成は、受光素子32が取り付けられたプリント配線基板83と、受光部32aによって検出されるべきレーザ光を通過させる通過穴34aが形成されて通過穴34a以外の部分でレーザ光を遮断する光遮断部材84とを、プリント配線基板33(図5参照。)及び光遮断部材44(図5参照。)に代えて受光装置40が備えた構成と同様である。
光遮断部材84の構成は、自身をプリント配線基板83に固定する固定部としての爪部84aを穴34b、34c(図5参照。)に代えて光遮断部材44が備えた構成と同様である。
また、プリント配線基板83の構成は、光遮断部材84の爪部84aが挿入される穴83aがプリント配線基板33に形成された構成と同様である。
本実施の形態に係る画像形成装置は、第2の実施の形態に係る画像形成装置の作用効果と、第4の実施の形態に係る画像形成装置の作用効果とを得ることができる。
(第7の実施の形態)
第7の実施の形態に係る画像形成装置の構成について説明する。
なお、本実施の形態に係る画像形成装置の構成のうち第6の実施の形態に係る画像形成装置の構成と同様な構成については、第6の実施の形態に係る画像形成装置の構成と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
本実施の形態に係る画像形成装置の構成は、ポリゴンミラー17(図1参照。)によるレーザ光の偏向走査の同期を得るためにポリゴンミラー17によって偏向走査させられたレーザ光を検出する受光装置90(図12参照。)を受光装置80(図11参照。)に代えて第6の実施の形態に係る画像形成装置が備えた構成と同様である。
図12に示すように、受光装置90の構成は、受光部32aによって検出されるべきレーザ光を通過させる通過穴94aが形成されて通過穴94a以外の部分でレーザ光を遮断する光遮断部材94を光遮断部材84(図11参照。)に代えて受光装置80が備えた構成と同様である。
光遮断部材94の構成は、受光素子32に近い部分ほど小さい通過穴94aが通過穴34a(図4参照。)に代えて光遮断部材84に形成された構成と同様である。
本実施の形態に係る画像形成装置は、第2の実施の形態に係る画像形成装置の作用効果と、第3の実施の形態に係る画像形成装置の作用効果と、第4の実施の形態に係る画像形成装置の作用効果とを得ることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の画像書込み部の上面図 図1に示す画像書込み部の斜視図 図1に示す画像書込み部の受光装置の分解斜視図 図3に示す受光装置の上面図 本発明の第2の実施の形態に係る受光装置の上面図 図5に示す受光装置の受光素子の近傍部分の上面図 本発明の第3の実施の形態に係る受光装置の上面図 図7に示す受光装置の受光素子の近傍部分の上面図 本発明の第4の実施の形態に係る受光装置の上面図 本発明の第5の実施の形態に係る受光装置の上面図 本発明の第6の実施の形態に係る受光装置の上面図 本発明の第7の実施の形態に係る受光装置の上面図
符号の説明
17 ポリゴンミラー(偏向走査手段)
30 受光装置
32 受光素子
32a 受光部
34 光遮断部材
34a 通過穴
40 受光装置
44 光遮断部材
44a 素子側部分(受光素子側の部分)
50 受光装置
54 光遮断部材
54a 通過穴
60 受光装置
63 プリント配線基板
64 光遮断部材
64a 爪部(固定部)
70 受光装置
74 光遮断部材
74a 通過穴
80 受光装置
83 プリント配線基板
84 光遮断部材
84a 爪部(固定部)
90 受光装置
94 光遮断部材
94a 通過穴

Claims (3)

  1. レーザ光を偏向走査する偏向走査手段と、前記偏向走査手段による前記レーザ光の偏向走査の同期を得るために前記偏向走査手段によって偏向走査させられた前記レーザ光を検出する受光装置とを備え、
    前記受光装置は、前記レーザ光を検出する受光部を有した受光素子と、前記受光部によって検出されるべき前記レーザ光を通過させる通過穴が形成されて前記通過穴以外の部分で前記レーザ光を遮断する独立部材からなる光遮断部材とを備え、
    前記通過穴は、前記受光素子に対向する範囲の一部であって前記受光部に対向する範囲を含む範囲のみに形成され
    前記光遮断部材は、前記受光素子側の部分が前記通過穴に近い部分ほど前記受光素子に近くなるように傾斜して形成された反射面であるとともに、前記光遮断部材の前記通過穴を通過して前記受光部以外の部分で反射したレーザ光を前記光遮断部材の前記受光素子側の部分で前記受光部から遠ざかる方向に反射することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記光遮断部材は、前記通過穴が前記受光素子に近い部分ほど小さいことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記受光装置は、前記受光素子が取り付けられたプリント配線基板を備え、
    前記光遮断部材は、自身を前記プリント配線基板に固定する固定部を有したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
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